/非知へ(胎児へ)
/母型論(未来)
芸術言語論\現在/\
終戦1945年\/_状況、親鸞(死、永遠)
/\イメージ論 /\
ライプニッツ_\ /_歌謡曲
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
/__\スミス\/__\/__\
/小説 /関係の絶対性
/ \ 吉本隆明体系 国家、宗教(マチウ書試論)
/指示表出\ /共同幻想\マルクス
古典経済学_\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/詩 ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
フロイト_美とはなにか__\ /__\ /__\
/心的現象論 /自己表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/胎児の世界_\/_海\/__\/__\/__\遠野物語/__\
吉本隆明にはグランドデザインがあり、柄谷行人には異化効果しかない時代があった。今となっては逆に、柄谷の体系に吉本の考察を当てはめるのが生産的だと思う(T・パーソンズ体系と同様、柄谷体系は共同研究に適している)。柳田國男論や贈与(価値)論は吉本が先行したが、都市論や数学論は柄谷が先行している。以下の図は柄谷のいうアソシエーションを拡大解釈した。
吉本隆明&柄谷行人体系:
_『世界史の構造』章番号&『共同幻想論』構造_
|贈与価値論| |2 |1 |
| 1 |3 | | |
| 第2部 | 第1部 |
|___共同幻想____|____対幻想____|
| (B)マチウ書試論| (A) |
マスイメージ| 親鸞 | 母型論 | |
|2 |4 | | |↑
|_____|_____|_____|_____|指示表出(平等)
| |3 | | |
|1 |擬制の終焉| |心的現象論|
| 第3部 | 第4部 |
|___個人幻想____|言語にとって美とはなにか
| (C)4 |1 (D) 2 |
|2 | | | |
|芸術言語論| | | |
|_____|_____ハイイメージ|_____|↑
←自己表出 ←意識
(自由)
マチウ書試論1959
擬制の終焉1962
言語にとって美とはなにか1965
共同幻想論1968
心的現象論(序説)1971
最後の親鸞1981,1984,2002
マス・イメージ論1984
ハイ・イメージ論1989~90,1994
贈与価値論(マルクス 読みかえの方法)1995
母型論1995
芸術言語論(講演)2008
隠喩としての建築1983
世界史の構造2010
遊動論-柳田国男と山人2014
ハイイメージ論1989,1990,1994は柄谷建築論1983に、母型論、マルクス関連インタビューの贈与論は柄谷交換様式論2006~世界共和国へ~に、消費の重視はトランスクリティークに対応する。ただ柄谷はスピノザの起成原因*に、ゲーデルの不完全性定理に着目することで吉本を超える。
*起成原因(『探究2』文庫版p166、スピノザ『 書簡』60、『知性改善論』72,77,95節、『エチカ』第1部定理25、参照) ...
_______________________
| | 『世界史の構造』 | |
| 『帝国の構造』 | | |
| | |①『日本近代文学の起源』
|__⑤『歴史と反復』_|_____|_____|
| | | | |
| | |④『ネーションと美学』|
|②『隠喩としての建築』| | |
|_____|_____|_____|_____|
| | | |
| 『探究1,2』 | ②? |
| | | |
『トランスクリティーク』③『トランスクリティーク』
| (マルクス)→|←(カント) |
|『マルクスその可能性の| |
| | 中心』| |
|_____|_____|___________|
思えば『探究1,2』は、アソシエーションをキャピタルの視点から探究したものだった。『マルクスその可能性の中心』『隠喩としての建築』におけるセミラティス構造などは、アソシエーションを直接扱おうとした面?もある。『世界史の構造』は、全方位からアソシエーションを間接的に浮き彫りにしようとしている。
///////////
吉本隆明&柄谷行人体系:
序文_『世界史の構造』&『共同幻想論』の構造_
| | |2(氏族社会)1 |
| 1国家 |3世界帝国|贈与と呪術| 定住革命|
| 第2部ギリシア| 第1部 |
|___共同幻想____|____対幻想____|
| (B)マチウ書試論| (A) |
マスイメージ| 親鸞 | 母型論 |序説 |
|2世界貨幣|4普遍宗教| |交換様式論|↑
|_____|_____|_____|_____|指示表出(平等)
| |3 | | |→
|1近代国家|ネーション| |心的現象論|
| 第3部 | 第4部 |
|___個人幻想____|言語にとって美とはなにか
| (C)4 |1 (D) 2 |
|2産業資本|アソシエー|世界資本主|世界 |
|芸術言語論|ショニズム|義の段階と|共和国へ |
|_____|_____ハイイメージ|_____|↑
←自己表出↓ ←意識
(自由)
柄谷行人体系:
序文____『世界史の構造』の構造______
| | |2(氏族社会)1 |
| 1国家 |3世界帝国|贈与と呪術| 定住革命|
| 第2部ギリシア| 第1部 |
|___世界=帝国___|__ミニ世界システム_|
| (B) | (A) |
| | | |序説 |
|2世界貨幣|4普遍宗教| |交換様式論|
|_____|_____|_____|_____|
| |3 | | |
|1近代国家|ネーション| | |
| 第3部 | 第4部 |
|_近代世界システム__|___現在と未来___|
| (C)4 |1 (D) 2 |
|2産業資本|アソシエー|世界資本主|世界 |
| |ショニズム|義の段階と|共和国へ |
|_____|_____|反復___|_____|
刊行形態 Book
著者 吉本隆明
刊行年月 1004
標題 ハイ・イメージ論(初出)4
叢書名 吉本隆明資料集 94
編集 松岡祥男
出版社 猫々堂
出版地 高知
区分 ハイ・イメージ論
キーワード 幾何論/自然論/分散論/パラ・イメージ論
見出し・語録
ハイ・イメージ論4
幾何論(1) (『海燕』1987年12月号)
幾何論(2) (『海燕』1988年1月号)
幾何論(3) (『海燕』1988年2月号)
自然論(1) (『海燕』1988年3月号)
自然論(2) (『海燕』1988年4月号)
自然論(3) (『海燕』1988年5月号)
分散論(1) (『海燕』1988年6月号)
分散論(2) (『海燕』1988年7月号)
パラ・イメージ論 (『海燕』1988年8月号)
ミニコミ誌の意義とは何か(『水情報』1988年5月号)
吉本隆明さん 安吾を語る:孤独な無頼派(『桐生タイムス』1989年10月16日号)
優れた芸術作品(白川静『孔子伝』(中公叢書)1972年11月30日刊帯文)
編集ノート
注記 挿画 ハルノ宵子
刊行形態 Magazine Article
著者 吉本隆明 刊行年月 1012
標題 大失敗 警官隊から逃げ込んだ所は警視庁
掲載誌(紙・書)名 文藝春秋 巻 88 号 15 掲載頁 324-326
掲載年月日 2010.12.1 区分 談話 キーワード 安保闘争 見出し・語録
「話し終わってしばらくしたころでしょうか、警官隊の襲撃が突然始まりました。頭は俺のいちばんの武器だから、頭 だけは警棒で殴られないように、一生懸命逃げました。でも、これを越えれば、警官の包囲網を突破できるはずだと思 い、二メートルぐらいの塀を乗り越えたら、そこは何と桜田門の警視庁でした。そこで建造物侵入の現行犯で逮捕され、 三日間留置されました。官庁街の地理も知らないで闘争に参加するなんて、といわれればそれまでで、弁解の余地もな い失敗です。逮捕されようがされまいが、全学連主流派と行動をともにすることで、僕は文筆業界から干されることを 覚悟していました。
それで書く場所を確保しておくために僕と谷川雁さんと村上一郎さんの三人で雑誌を始めたのです。それが翌年、創 刊し、九七年まで続けた『試行』です。」
注記 12月号特別企画:安保と青春;されどわれらが1960
1960年1月、「戦後世代の政治思想」を『中央公論』に発表。また同誌4月号では共産主義者同盟全学連書記長島成郎らと座談会を行うなど、吉本は60年安保を、先鋭に牽引した全学連主流派[16]に積極的に同伴することで通過した。吉本は、6月行動委員会を組織、6月3日夜から翌日にかけて品川駅構内の6・4スト支援すわりこみに参加、また、無数の人々が参加した安保反対のデモのなか、6月15日国会構内抗議集会で演説。鎮圧に出た警官との軋轢で死者まで出た流血事件の中で100人余と共に「建造物侵入現行犯」で逮捕された[17]。18日釈放。逮捕、取調べの直後に、近代文学賞を受賞する。
この時様子を吉本は、「警官隊の棍棒に追われ、追付かれたものは力いっぱい殴打されている、塀をのりこえるほかに生命を全うして逃げる道がなかった」と述べている。不作為にのりこえた塀の中は警視庁内であり、30数人の学生と共にそこで逮捕された。 『重層的な非決定へ』p.132~133 「六・一五事件と私」 ISBN 4-479-72022-7
/非知へ(胎児へ)
芸術言語論
/\現在/\
終戦1945年\/_親鸞(悪、死)
/\芸術言語論 /\
/__\ /__\
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
/__\/__\/__\/__\
/\ /マルクス
/ \ 吉本隆明体系 /__\
/指示表出\ /共同幻想\
/__\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/詩 ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
フロイト_美とはなにか__\ /__\ /__\
心的現象論\ /自己表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/胎児の世界_\/_海\/__\/__\/__\遠野物語/__\
/非知へ(無価値)
芸術言語論
/\現在/\
胎児の世界\/_親鸞(悪、死)
/\芸術言語論 /\
/__\ /__\
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
/__\/__\/__\/__\
/\ /マルクス
/ \ 吉本隆明体系 /__\
/指示表出\ /共同幻想\
/__\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/詩 ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__美とはなにか__\ /__\ /__\
心的現象論\ /自己表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/__\/__\/_海\/__\/__\/__\遠野物語/__\
胎児の世界
/非知へ(胎児へ)
芸術言語論
/\現在/\
終戦1945年\/_親鸞(悪、死)
/\芸術言語論 /\
/__\ /__\
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
/__\/__\/__\/__\
/\ /マルクス
/ \ 吉本隆明体系 /__\
/指示表出\ /共同幻想\
/__\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/詩 ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__美とはなにか__\ /__\ /__\
心的現象論\ /自己表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/__\/__\/_海\/__\/__\/__\遠野物語/__\
胎児の世界
/非知へ(胎児へ)
芸術言語論B
/\現在/\
心的現象論B\/_親鸞(悪、死)
/\イメージ論 /\
/__\ /__\
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
/__\/__\/__\/__\
/\ /マルクス
言語芸術論A 吉本隆明体系 /__\
/指示表出\ /共同幻想\
/__\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/詩 ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__美とはなにか__\ /__\ /__\
心的現象論A /自己表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
胎児の世界 海 自然 遠野物語
/非知へ(胎児へ)
/ \
/\現在/\
心的現象論\/_親鸞(悪、死)
/\イメージ論 /\
/__\ /__\
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
/__\/__\/__\/__\
/\ /マルクス
芸術言語論 吉本隆明体系 /__\
/指示表出\ /共同幻想\
/__\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/詩 ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__美とはなにか__\ /__\ /__\
心的現象論\ /自己表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
胎児の世界 海 自然 遠野物語
/非知へ(胎児へ)
/芸術言語論
/\現在/\
心的現象論\/_親鸞(悪、死)
/\芸術言語論 /\
/__\ /__\
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
/__\/__\/__\/__\
/\ /マルクス
/__\ 吉本隆明体系 /__\
/指示表出\ /共同幻想\
/__\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/詩 ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__美とはなにか__\ /__\ /__\
心的現象論\ /自己表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
胎児の世界 海 自然 遠野物語
/非知へ(胎児へ)
/芸術言語論
/\現在/\
心的現象論\/_親鸞(悪、死)
/\芸術言語論 /\
/__\ /__\
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
/__\/__\/__\/__\
/\ /マルクス
/__\ 吉本隆明体系 /__\
/指示表出\ /共同幻想\
/__\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/\ ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__美とはなにか__\ /__\ /__\
心的現象論\ /自己表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
胎児の世界 海 自然 遠野物語
/非知へ(胎児へ)
マルクス_親鸞(悪、死)
/共同幻想\
アフリカ\/アジア
ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__\ /__\
/個人幻想\ /\対幻想\
/自然\/__\/遠野物語__\
/\ /\
/__\ 吉本隆明体系 /芸術言語論
マスイメージ\ /\ 詩/\
/__\/__\ /__\/__\
/\心的現象論 /\ /\言語にとって/\
/__\ /__\ /__美とはなにか__\
心的現象論\ ハイイメージ\ /自己表出\ /指示表出\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
胎児の世界 海
/非知へ(胎児へ)
マルクス_親鸞(悪、死)
/共同幻想\
アフリカ\/アジア
ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__\ /__\
/個人幻想\ /\対幻想\
/自然\/__\/遠野物語__\
/\ /\
/__\ 吉本隆明体系 /芸術言語論
マスイメージ\ /\ 詩/\
/__\/__\ /__\/__\
/\心的現象論 /\ /\言語にとって/\
/__\ /__\ /__美とはなにか__\
心的現象論\ ハイイメージ\ /自己表出\ /指示表出\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
胎児の世界 海
/親鸞(悪、死)
/_マルクス
/共同幻想\
アフリカ\/アジア
ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__\ /__\
/個人幻想\ /\対幻想\
/自然\/__\/遠野物語__\
/非知へ(胎児へ) /\
/__\ 吉本隆明体系 /芸術言語論
マスイメージ\ /\ 詩/\
/__\/__\ /__\/__\
/\心的現象論 /\ /\言語にとって/\
/__\ /__\ /__美とはなにか__\
心的現象論\ ハイイメージ\ /自己表出\ /指示表出\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
胎児の世界 海
/親鸞(悪、死)
/_マルクス
/共同幻想\
アフリカ\/アジア
ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__\ /__\
/個人幻想\ /\対幻想\
/自然\/__\/遠野物語__\
/非知へ(胎児へ) /\
/__\ 吉本隆明体系 /芸術言語論
マスイメージ\ /\ 詩/\
/__\/__\ /__\/__\
/\心的現象論 /\ /\言語にとって/\
/__\ /__\ /__美とはなにか__\
心的現象論\ ハイイメージ\ /自己表出\ /指示表出\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\ 胎児の世界 海
/非知へ(胎児へ)
/芸術言語論
/\現在/\
心的現象論\/_親鸞(悪、死)
/\心的現象論 /\
/__\ /__\
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
/__\/__\/__\/__\
/\ /マルクス
/__\ 吉本隆明体系 /__\
/\ 詩/\ /共同幻想\
/__\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/\ ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__美とはなにか__\ /__\ /__\
/自己表出\ /指示表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
胎児の世界 海 自然 遠野物語
/非知へ(現在、胎児へ)
/母型論(未来)
芸術言語論\
終戦1945年\/_状況、親鸞(死、永遠)
/\イメージ論 /\
ライプニッツ_\ /_歌謡曲
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
スミス\/__\/__\/__\
/\ /関係の絶対性
/小説\ 吉本隆明体系 国家、宗教(マチウ書試論)
/指示表出\ /共同幻想\マルクス
古典経済学_\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/詩 ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
フロイト_美とはなにか__\ /__\ /__\
/心的現象論 /自己表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/胎児の世界_\/_海\/__\/__\/__\遠野物語/__\
吉本隆明資料集 77
マス・イメージ論・上
〈マス・イメージ論1〉変成論(『海燕』1982年3月号)
〈マス・イメージ論2〉停滞論(『海燕』1982年4月号)
〈マス・イメージ論3〉推理論(『海燕』1982年5月号)
〈マス・イメージ論4〉世界論(『海燕』1982年6月号)
〈マス・イメージ論5〉差異論(『海燕』1982年7月号)
〈マス・イメージ論6〉縮合論(『海燕』1982年8月号)
吉本隆明資料集 78
マス・イメージ論・下
〈マス・イメージ論7〉解体論(『海燕』1982年9月号)
〈マス・イメージ論8〉喩法論(『海燕』1982年10月号)
〈マス・イメージ論9〉詩語論(『海燕』1982年11月号)
〈マス・イメージ論10〉地勢論(『海燕』1982年12月号)
〈マス・イメージ論11〉画像論(『海燕』1983年1月号)
〈マス・イメージ論12〉語相論(『海燕』1983年2月号)
http://www.fitweb.or.jp/~taka/Nyatent.html
吉本隆明資料集 84
ハイ・イメージ論1
映像の終り(1)(『海燕』1985年7月号) 映像の終り(2)(『海燕』1985年8月号)
ファッション論(1)(『海燕』1985年9月号) ファッション論(2)(『海燕』1985年10月号)
像としての文学(1)(『海燕』1985年11月号) 像としての文学(2)(『海燕』1985年12月号)
映像都市論(1)(『海燕』1986年1月号) 映像都市論(2)(『海燕』1986年2月号)
地図論(1)(『海燕』1986年3月号) 地図論(2)(『海燕』1986年4月号)
吉本隆明資料集 87
ハイ・イメージ論2
人口都市論(『海燕』1986年5月号)
像としての音階(1)(『海燕』1986年6月号) 像としての音階(2)(『海燕』1986年7月号) 像としての音階(3)(『海燕』1986年8月号) /(ここまで全集撰7イメージ論に所収.以下なし)
連結論(1)(『海燕』1986年9月号) 連結論(2)(『海燕』1986年10月号)
走行論(1)(『海燕』1986年11月号) 走行論(2)(『海燕』1986年12月号) 走行論(3)(『海燕』1987年1月号) 走行論(4)(『海燕』1987年2月号)
吉本隆明資料集 90
ハイ・イメージ論3
形態論(1)(『海燕』1987年3月号) 形態論(2)(『海燕』1987年4月号) 形態論(3)(『海燕』1987年5月号) _以下福武文庫版2~
拡張論(1)(『海燕』1987年6月号) 拡張論(2)(『海燕』1987年7月号) 拡張論(3)(『海燕』1987年8月号) 拡張論(4)(『海燕』1987年9月号) 拡張論(5)(『海燕』1987年10月号)
多空間論 (『海燕』1987年11月号)
吉本隆明資料集 94
ハイ・イメージ論4
幾何論(1) (『海燕』1987年12月号) 幾何論(2) (『海燕』1988年1月号) 幾何論(3) (『海燕』1988年2月号)
自然論(1) (『海燕』1988年3月号) 自然論(2) (『海燕』1988年4月号) 自然論(3) (『海燕』1988年5月号)
分散論(1) (『海燕』1988年6月号) 分散論(2) (『海燕』1988年7月号)
パラ・イメージ論 (『海燕』1988年8月号)
吉本隆明資料集 97
ハイ・イメージ論5
段階論 (『海燕』1988年9月号)
普遍喩論 (『海燕』1988年10月号)
視線論 (『海燕』1988年11月号)
表音転移論(1) (『海燕』1988年12月号) 表音転移論(2) (『海燕』1989年1月号) 表音転移論(3) (『海燕』1989年2月号) 表音転移論(4) (『海燕』1989年3月号)
_以下福武文庫版3~
吉本隆明資料集 100
ハイ・イメージ論6
舞踏論(1)(『海燕』1989年4月号) 舞踏論(2)(『海燕』1989年5月号)
瞬間論(『海燕』1989年6月号)
モジュラス論(1)(『海燕』1989年7月号) モジュラス論(2)(『海燕』1989年8月号) モジュラス論(3)(『海燕』1989年9月号)
吉本隆明資料集 103
ハイ・イメージ論7
エコノミー論(1)(『海燕』1989年10月号) エコノミー論(2)(『海燕』1989年11月号) エコノミー論(3)(『海燕』1989年12月号) エコノミー論(4)(『海燕』1990年1月号)
幼童論(1)(『海燕』1990年2月号) 幼童論(2)(『海燕』1990年3月号) 幼童論(3)(『海燕』1990年4月号)
消費論(1)(『海燕』1990年5月号) 消費論(2)(『海燕』1990年6月号) 消費論(3)(『海燕』1990年7月号)
/非知へ(現在、胎児へ)
/母型論(未来)
言語芸術論\
終戦1945年\/_状況、親鸞(死、永遠)
/\イメージ論 /\
ライプニッツ_\ /_歌謡曲
ハイイメージ\現代 /マスイメージ
スミス\/__\/__\/__\
/\ /関係の絶対性
/小説\ 吉本隆明体系 国家、宗教(マチウ書試論)
/指示表出\ /共同幻想\マルクス
古典経済学_\/__\ アフリカ\/アジア
/\言語にとって/詩 ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
フロイト_美とはなにか__\ /__\ /__\
/心的現象論 /自己表出\ /個人幻想\ /\対幻想\
/胎児の世界_\/_海\/__\/__\/__\遠野物語/__\
吉本隆明&柄谷行人体系:
___『世界史の構造』&『共同幻想論』の構造_
|贈与価値論| |2 |1 |
| 1 |3 | | |
| 第2部 | 第1部 |
|___共同幻想____|____対幻想____|
| (B)マチウ書試論| (A) |
マスイメージ| 親鸞 | 母型論 | |
|2 |4 | | |↑
|_____|_____|_____|_____|指示表出(平等)
| |3 | | |
|1 |擬制の終焉| |心的現象論|
| 第3部 | 第4部 |
|___個人幻想____|言語にとって美とはなにか
| (C)4 |1 (D) 2 |
|2 | | | |
|言語芸術論| | | |
|_____|_____ハイイメージ|_____|↑
←自己表出 ←意識
(自由)
吉本隆明はマルクス主義の行き詰まりをヘーゲルに遡行することで打開しようとしたわけだから、比較すべきはドゥルーズではなくて同様の試みをしているジジェクだ。反反核などは戦前の科学観への回帰だが、ジジェクのレトリックと同種で、政治主義的な倒錯なのだ。ヘーゲルからは保守も革新もとり出せるという一例だ。
ドゥルーズは68年の敗北を哲学的に回収したと言えるが、実は本人的には第二次大戦が大きい(だから『シネマ』が主著と言える)。吉本も同じだが、日本にはコジェーヴにあたる人がいないから状況的には孤立して、哲学的な深化は無理だった。吉本の思考は最近の柄谷が受け継いでいてこちらは倒錯ではない。
柄谷にあって吉本にないのはカントへの遡行だ(この場合のカントはアソシエーションと同義だ)。ドゥルーズもカントやハイデガーなど一見敵側に思える哲学者に関する論考が優れている。敵の歌を歌うのが上手いのだ(柄谷のカント賛美は本気だが)。ベルグソンとは資質的に異質だ…方向が違うと言うべきか? 連続ではなく離散的なのだ。ドゥルーズのカント論稿はレトリカルな部分もあるが哲学史を押さえているので筋が通っている。
《私は今米国の悪口を言っていますが、アメリカ人は好きなんで
す。友人も多いし。それとアメリカ国家とは別です。国家は、根
本的には、どの国家でも同じです。いい国家なんてあるわけがな
い。国家に対抗できるいい人民(ピープル)がいる国家が、いい
国家なのです。だから、われわれは、国家にだまされないように
注意しなければならない。その点で、私は日本では、人がもっと
政治的に活動するべきだと思いますが、おそらくキム先生は、韓
国の文脈では、文学・芸術が重要だと考えておられるのだと思い
ます。韓国では政治活動がありすぎるほどあるからです。》
「東アジア文明をめぐる対話」(「現代思想 柄谷行人の思想」2014.12、42頁)
《ーーそうすると、「歴史と反復」は資本主義体系の中において必
然的に起こりうるものといってよいでしょうか
柄谷ーー資本の蓄積という観点から見て、それは必然的です。し
かし、それは、出来事がそのまま反復されるという意味ではあり
ません、たとえば、資本主義経済においては、不況、好況、恐慌、
不況……という循環は不可避的です。もしそのことな知らなかっ
たら、パニックになるでしょう。しかし、それを知っていたら、
それなりの対処ができる。同じことが、帝国主義、資本主義、帝
国主義……といった循環についていえます。このような「反復」を
避けることはできない。しかし、それをある程度認識していたら、
パニックには陥らない。困難は避けられないが、何とか、冷静に
対応することができます。》
「東アジア世界の構造」(atプラス21、2014年8月、24頁) 上記インタビューはやはり中国語版と少し違う。
东方早报:您用“历史与反复”去看120年前的甲午战争,能否认为,“历史与反复”是资本主义体系中必然会发生的现象呢?
柄谷行人:从资本积蓄的观点来看,可以说是必然现象,但这并不是指既有事实的简单重复发生。以资本主义经济为例,萧条、大发展、恐慌、萧条——这种循环是不可避免的。如果不知道这种循环,就会导致恐慌和混乱。如果了解了这样的循环,就能够依据实际情况进行对应。同样的,帝国主义、自由主义、帝国主义——这一循环也是如此。“反复”是无从避免的,但是如果能够对其充分认识的话,则可以避免发生恐慌。即便有困难,也可以冷静地对应。
柄谷はかつてドゥルーズのスピノザ論における共通概念重視に否定的だったが、柄谷の交換様式図は今後人類の相互理解に必要な共通概念=公理と呼ぶべきものだ。
3 Comments:
/親鸞(悪、死)
/_マルクス
/共同幻想\
アフリカ\/アジア
ヘーゲル\共同幻想論 /古事記
/__\ /__\
/個人幻想\ /\対幻想\
/自然\/__\/遠野物語__\
/非知へ(胎児へ) /\
/__\ 吉本隆明体系 /芸術言語論
マスイメージ\ /\ 詩/\
/__\/__\ /__\/__\
/\心的現象論 /\ /\言語にとって/\
/__\ /__\ /__美とはなにか__\
心的現象論\ ハイイメージ\ /自己表出\ /指示表出\
/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\/__\
胎児の世界 海
吉本隆明&柄谷行人体系:
序文____『世界史の構造』の構造______
| | |2(氏族社会)1 |
| 1国家 |3世界帝国|贈与と呪術| 定住革命|
| 第2部ギリシア| 第1部 |
|___共同幻想____|____対幻想____|
| (B)マチウ書試論| (A) |
マスイメージ| 親鸞 | 母型論 |序説 |
|2世界貨幣|4普遍宗教| |交換様式論|
|_____|_____|_____|_____|指示表出(平等)
| |3 | | |
|1近代国家|ネーション| |心的現象論|
| 第3部 | 第4部 |
|___個人幻想____|言語にとって美とはなにか
| (C)4 |1 (D) 2 |
|2産業資本|アソシエー|世界資本主|世界 |
| |ショニズム|義の段階と|共和国へ |
|_____|_____ハイイメージ|_____|
自己表出 意識
(自由)
吉本隆明にはグランドデザインがあり、柄谷行人には異化効果しかない時代が
あった。今となっては逆に、柄谷の体系に吉本の考察を当てはめるのが生産的
だと思う。柳田國男論や贈与論は吉本が先行したが、都市論や数学論は柄谷が
先行している。以下の図は柄谷のいうアソシエーションを拡大解釈した。
_『世界史の構造』章番号&『共同幻想論』構造_
|贈与価値論| |2 |1 |
| 1 |3 | | |
| 第2部 | 第1部 |
|___共同幻想____|____対幻想____|
| (B)マチウ書試論| (A) |
マスイメージ| 親鸞 | 母型論 | |
|2 |4 | | |↑
|_____|_____|_____|_____|指示表出(平等)
| |3 | | |
|1 |擬制の終焉| |心的現象論|
| 第3部 | 第4部 |
|___個人幻想____|言語にとって美とはなにか
| (C)4 |1 (D) 2 |
|2 | | | |
|言語芸術論| | | |
|_____|_____ハイイメージ|_____|↑
←自己表出 ←意識
(自由)
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