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日曜日, 9月 25, 2016

木下栄蔵 O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( operations research )


             (経済学リンク::::::::::) 
NAMs出版プロジェクト: 経済学日本人著者入門書
http://nam-students.blogspot.jp/2016/10/blog-post_9.html
木下栄蔵 O R …オペレーションズ・リサーチ ( operations research )
http://nam-students.blogspot.jp/2016/09/o-p-e-r-t-i-o-n-s-re-s-e-r-c-h.html@
オペレーション・リサーチ (OR)
     正の経済(主問題経済学)          反の経済(双対問題経済学)

経済学革命:
木下 フリードマンなんかは完全にハイエクのほうですね。ケインズのほうはサミュエルソンかもしれない。ハイエク派とケインズ派があるんですよ。ずっと論争していて、いまだに論争しています。…
ハイエク派とケインズ派がこっちやあっちやと言っているんだけど、両方とも正しいし、ある意味で両方とも間違っている。
  そして、この論争は「1つの経済学には2つの視点がある」と、みんな見ているんです。ケインズもね。「1つの経済には2つの視点がある」というベースの上で行われている。 
 それに対して私は「2つの経済にそれぞれ1つの視点がある」と提唱しているのです。 
 経済の空間によって違ってくるわけです。こんなふうに整理しますと頭の中がすっきりしてくると思います。
 実は、戦後の米国は通常経済でした。そのときに不況がいっぱいあった。そこでケインズ政策をしたらあかんということです。
正と反の経済線:
現在の日本

以下木下栄蔵『アメリカの次の覇権国はどこか?
』2012、『資本主義の限界』2016より

イ                         
ンギ           |        
フャ          /|\        
レッ         /バ|バ\       
 プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 
_________/ル  |  ル\______________
         発   |   崩\          デ
デ       生    |    壊\______   フ
フギ インフレ      |      デフレ   |  レ
レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための|  ギ
 ッ              社会的共通インフラを|  ャ
 プ              構築する時期    金\ ッ
                          融 \プ
    主役=市場         主役=国家   緩  \
    〇
財政再建         〇財政出動   和
    ×財政出動         ×財政再建

          投資効率(e)
        投資利益率/市場利子率
     e>1           e<1

「供給=需要」「供給<<<需要」「供給>需要」「供給>>>需要」

木下はケインズを批判するが、ケインズの理論と言っていい。


『経済学革命』(2011,2014)より
・ O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( o p e r a t i o n s  r e s e a r c h )の略 。数学的 ・統計的モデルを利用して 、最も効率的な解を求める科学的技法 。

                      S=Y(供給関数)
   |               A'/
  需|         主問題経済学_ー D'=aY+I'
  要|             _ー/|    (需要関数)
   |           _ー / |
   |         _ー|主/ _ー D=aY+I
   |       _ー  |/_ー |
   |     _ー   A/ー   | 
   |   _ー    _ー|    _ー D''=aY+I''
   | _ー    _ー/対| _ー |
   |ー    _ー /  _ー   |
   |   _ー| / _ー|    |
   | _ー  |/_ー  |    |
   |ー A''/ー    |    |
   |    /双対問題経済学    |
   | _ー/ |     |    |
   |ー /  |     |    |
   | /   |     |    |
   |/45度_|_____|____|__________
         Y''   Y0   Y'       Y(生産、所得)
       a=0.9なら     a=0.9なら
   Y''-Y0=10▽I     Y'-Y0=10△I
        
上図の主問題経済学と双対問題経済学は、双対関係になっている。
(木下栄蔵『経済学はなぜ間違え続けるのか』2009年,147頁より)









用語がORのものになっている。

(『資本主義の限界』2016では正の経済と反の経済というわかりやすい用語になった)

  主問題経済学 と 双対問題経済学、
   通常経済  と 恐慌経済、
インフレギャップ と デフレギャップ
   セイの法則 と 有効需要(effective demand)の原理が当てはまる。 

   A・スミス と マルクス

木下はケインズを批判するが、ケインズの理論と言っていい。
現状認識が大事になる。
サミュエルソンの45度線分析(厳密にはサミュエルソン創始ではない)が今も有効だ。


参考:
Ivar Jantzen 1939 「45度線分析」の創始者

デンマーク人。経済学者になる前は探検隊の測量担当者?

覇権国家が覇権を取るのは恐慌後、社会共通インフラを整えた後…
木下はコンドラチェフの波を80年と考えている
経済にはエルゴード性がありバブルは未来の資産を切り崩している
木下は『世界経済の覇権…』では日本の核武装推進論をゲーム理論で説いている









以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012より

                        覇権国家
                   成長経済 /\
         /\         ___/  \__→
        /  \       |発展した
通常経済   /    \ 恐慌経済 |フェーズ
______/      \_____|
インフレ          デフレ
経済成長する時期      次の経済成長のための
              社会的共通インフラを
              構築する時期

主役=市場         主役=国家
〇財政再建         〇財政出動
✖︎財政出動         ✖︎財政再建

投資効率(e)
投資利益率/
市場利子率
  e 〉1        e〈1

上の図は『資本主義の限界』2016でさらに改定されている。
____


  

 「 2つの経済にそれぞれ 1つの視点がある 」




木下 細い右上がりの線は 、需要関数です 。これは 、企業が設備投資をすれば上に上がるんです 。この上の斜線の部分が 、セイの法則が成立する部分です 。そして 、設備投資を減らした場合は 、下の斜線の部分が需要不足になります 。この図ではっきりと 、右上が通常経済 、左下が恐慌経済ということがわかると思います 。
三橋 ということは 、トリガ ーは 、企業が投資を増やすか 、減らすか 、基本的にはそれだけなんですか 。
木下 そうです 。それがきっかけです 。その結果 、消費が影響してきます 。先に企業です 。その後に消費です 。
三橋 ということは 、対策としては 、この下の有効需要の不足 、需要不足が出ているときは 、 D "を Dに上げなければいけないということですね 。だれかが投資をしなければいけないと 。
木下 そうそう 。だから 、これを上げるのは 、まず政府が上げなければいけないんです 。

木下 …恐慌経済では一般的に供給力は需要量よりも多い 。式であらわせば 、 「 Y <  C + I 」です 。このことは 、セイの法則 「モノを作れば必ず売れる 」が成立しないことを意味しています 。ここが大事なんです 。物をつくっても 、消費しないということなんですよ 。このとき 、リカ ードの比較優位説により 、貿易すると 、総供給量が増えるんですが 、セイの法則は働きません 。したがって 、需要量は全く増えない 。
三橋 恐慌経済ではリカ ードの比較優位説は成立しないわけですね 。
木下 そうです 。しかも 、恐慌経済が抱える 2つの問題 。通常経済の場合とは違って 、恐慌経済の抱える 2つの問題は 、デフレギャップと失業者なんです 。

木下 逆に恐慌経済の場合は 、これが絶えず 「 Y <  C + I 」なんですよ 。
木下 サミュエルソンの晩年の作品 、作品の名前は忘れましたが 、その作品に次のようなことが書かれています 。つまり 、リカ ードの比較優位説は 1国しかもうからないという結論に達しているんです 。でも 、理由がわからないと 。
三橋 事例を見たら 、そうなっているということですね 。

バブルとバブル崩壊は 8 0年単位で起こる

再掲:

____

木下栄蔵『世界経済の覇権…』より


通常経済      恐慌経済
インフレ      デフレ
経済成長する時期  次の経済成長のための
          社会的共通インフラを構築する時期

主役=市場     主役=国家
〇財政再建     〇財政出動
✖︎財政出動     ✖︎財政再建

投資効率(e)
投資利益率/
市場利子率
  e 〉1     e〈1




三橋貴明のスタイルは 、過去のデ ータを見える化 (グラフ化 )し 、現在の状況に至る 「流れ 」および解決策を構築するというものになります 。

木下栄蔵先生の手法は 、オペレ ーションズ ・リサ ーチという数学的技法により 、現在の状況及び解決策を導き出すという画期的なものです 。

アプロ ーチが異なるにも関わらず 、両者の結論が全く同じになっているという点については 、注目に値します 。すなわち 、この世の中には 「 2つの経済 」があり 、一方の経済における政策や対策は 、もう一方の経済においては無効もしくは逆効果になってしまうのです 。木下栄蔵先生の言葉でいえば 、 「通常経済 」と 「恐慌経済 」になります 。これを一般的な言葉でいえば 、インフレ経済とデフレ経済になるわけですが 、デフレ環境下でインフレ対策を実施すると 、デフレはより深刻化します 。逆もまた 、真なりです 。ところが 、現実の日本においては 、デフレ下にも関わらずインフレ対策 (増税 、公共投資削減 、 T P Pなど )を叫ぶ政治家や評論家ばかりが跋扈しており 、日本経済はデフレの泥沼で足掻き続けています 。

わたくしは上記の状況を変えるべく 、正しい政策を実施するよう言論活動を続けてきたわけですが 、木下栄蔵先生の 『経済学はなぜ間違え続けるのか ─マルクスもケインズも見逃した経済の 2つの法則 』 (徳間書店 )に出会い 、衝撃を受けました 。わたくしがデ ータに基づき正しいと 「推測 」していた経済理論が 、数式で証明されていたのです 。








演習OR 経営と評価のためのOR入門/木下 栄蔵/大屋 隆生 - 紙の本:honto本の通販ストア

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商品説明

OR(オペレーションズ・リサーチ)の各手法をはじめて学ぶ人のためのテキスト。「線形計画法」「待ち行列」など各章1つずつ手法を取り上げ、そのモデルをルールとして説明し、ルールに沿って解ける問題を例題として示す。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

木下 栄蔵

略歴
〈木下栄蔵〉1949年生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。工学博士。名城大学都市情報学部学部長、同大学大学院都市情報学研究科・研究科長、教授。共著に「戦略的意思決定手法AHP」等。

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Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 資本主義の限界 2016
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4594075312/ref=cm_cr_dp_synop?ie=UTF8&showViewpoints=0&sortBy=recent#R1ZY5XUE9KO5N9


本書では経済状況を「正の経済」と「反の経済」に分類する。正の経済では「供給<需要」であって、供給がなされれば需要がそれに追いつく。資金供給が設備投資となり、供給が需要に追いつき均衡が達成する。逆に反の経済では「供給>需要」であり、資金需要があっても設備投資につながらない。必要なのは需要を増やすことである。
著者はもともとオペレーションズリサーチ(OR)の専門家である。ORの最もポピュラーな手法であるLP(線形計画)問題では、上限制約の中で最大値を求める問題(主問題)と下限制約下で最小値を求める問題(双対問題)の関係が教科書で述べられるが、著者はこのことから、正/反の経済を想起したことは、既存の著書において著されている。
本書でいう「経済学の限界」とは、経済理論がその時代の正あるいは反の経済状態でしか通用しないものであること意味している。本書ではそれらを包含するものとして、各国の正反の経済状況を歴史的経緯とともに示し、我が国の今の状況はまさに「反の経済」下であるとする。いくら金融緩和をしても設備投資に結びつかず、必要なのは、需要を増やすことで、デフレギャップを解消することだとしている。

では、どのようにして、需要を増やし、反の経済から脱するのか?本書では過去の歴史で何度も陥ってきた戦争による解消や、無駄な公共事業の実施ではないと述べる。「反のバブルの崩壊」により、「正の経済」へ復帰すると述べられている。反のバブル崩壊とは如何なる状況か?理論的にはそれが明快に示されているが、現実の事象としてそれがどのような状況なのかは詳らかにされていない。提示された平易な理論のもと、読者はこのことを色々と想像してみることができる。このことこそ本書が読者に投げかけている問であろう。多くの人にとって大いに刺激となる本である。 

____
『アメリカの次…』2012より

覇権国家成立のための5つの条件
① 資本主義が確立していること   
② 経済バブルが発生し、その経済バブルが崩壊すること(経済の1サイクルを経験する)  
③ バブル崩壊後の恐慌経済下で財政出動して、後の発展のための社会資本を整備すする   
④ バブル崩壊時、経済債権国であること   
⑤ 民主主義国家であること

《これまで日本は、覇権国とうまく付き合ってきました。》

木下はインドに言及していない





図はわかりやすくなっている




図25 バブルと乗数効果:


バブル経済の崩壊:

消費全体が委縮して、消費係数aは1を切って、a < 1 となり、正常な消費活動にもどるのです。















ーーーーー




孫子の兵法の数学モデル―最適戦略を探る意思決定法AHP (ブルーバックス) | 木下 栄蔵 | 本 | Amazon.co.jp
1998

 AHPとは、いくつか選択肢のいずれかをを選ぶ、あるいは、複数の選択肢に対する力配分を決める、というごく日常的な行動において、数学的に最適解を求めるための方法論である。数学テクニック的には行列計算の知識があれば理解できるのだが、その根拠を本当にきちんと理解するのは骨が折れる。ページ数が少ないので、この本だけで得心するのは難しいかもしれない。また、AHPにはいくつか「仮定」が必要であり(それがAHPのよさというか特徴ともいえるのだが)、そのような仮定をベースとする意思決定の妥当性(説得力)をどう考えればいいのか、いろいろと疑問も残る。
 いろいろ腑に落ちないところはあるのだが、とてもおもしろい本である(本がおもしろいというよりAHPがおもしろいともいえるが)。こういった問題の整理の仕方や数学の使い方というのは個人的にはとても新鮮であり、AHPの本をもっと読んでみたいと思った。
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ーーーーー




37 件のコメント:

  1. 木下栄蔵『アメリカの次…』2012より

                            覇権国家
                       成長経済 /\
             /\         ___/  \__→
            /  \       |
    通常経済   /    \ 恐慌経済 |発展した
    ______/      \_____|フェーズ
    インフレ          デフレ
    経済成長する時期      次の経済成長のための
                  社会的共通インフラを
                  構築する時期

    主役=市場         主役=国家
    〇財政再建         〇財政出動
    ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

    投資効率(e)
    投資利益率/
    市場利子率
      e 〉1        e〈1

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  2. 以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012より

                            覇権国家
              |         成長経済 /\
             /|\         ___/  \__→
            /バ|バ\       |発展した
    通常経済   /ブル|ブル\ 恐慌経済 |フェーズ
    ______/発生 | 崩壊\_____|
     インフレ     |    デフレ
    経済成長する時期      次の経済成長のための
                  社会的共通インフラを
                  構築する時期

    主役=市場         主役=国家
    〇財政再建         〇財政出動
    ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

       投資効率(e)
        投資利益率/市場利子率
      e>1         e<1

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  3. 悪魔のスパイラル(レーガノミクス)

             経常赤字
                     債務増  
             
                           利 
                            子
              赤字増 債務増 利      増 
             常         子   
            経           増  
                                資 
          増              資      本  
         支               本      収  
         収       増       収      支  
         本       字      支      増  
          資       赤常経  増   
            増                経 
             子              常 
              利            赤 
                  増務債    増字 




    「悪魔のスパイラル」とは次のような状況をいいます。  まず、経常赤字が増えると、債務が増え、金利が上がります。金利が上がると、外国から投資(資本収支)が増え、それによって株価などがあがり、それによって所得が増えるので消費も増え、輸入が増えます。輸入が増えると経常収支の赤字がさらに増大します。経常収支の赤字が増えると、また債務が増え、金利が上がって…、という連鎖が続き、経常収支がどんどん悪くなっていくのです。  しかし、このようなことが可能なのも、アメリカが経済覇権国であり、ドルが基軸通貨だからなのです。



           ____経常赤字_________
          /           債務増  \
         /   _____________   \
        /   /             \利  \
       /   /  字増__債務増   \   子
      /   /  赤         利\   \ 増  \
     |   /  常/   _____  子\   \   |  
     |  |  経/   /     \  増   |  | 
     |  |  |   /   _   \      |資 |
     |  | 増|  |   / \   |資    | 本  |
     |  | 支|  |  |   |  |本  |  |収  |
     |  |収|   |  |   |   収 |  | 支  |
     |  | 本|  |   \_/   |支 |  |増  |
     |  | 資|   \増      /増  |  |  |
     |  |   \   \字赤常経/    / 経 |  |
     |   \  増\           / 常 /   |
      \   \  子_________ / 赤 /   /
       \   \  利   増務債   増字 /   /
        \   \____________/   /
         \                   /
          \_________________/

    返信削除
  4. より
    ・ O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( o p e r a t i o n s r e s e a r c h )の略 。数学的 ・統計的モデルを利用して 、最も効率的な解を求める科学的技法 。

                          S=Y(供給関数)
       |               A'/
      需|         主問題経済学_ー D'=aY+I'
      要|             _ー/|    (需要関数)
       |           _ー / |
       |         _ー|イ/ _ー D=aY+I
       |       _ー  |/_ー |
       |     _ー   A/ー   | 
       |   _ー    _ー|    _ー D''=aY+I''
       | _ー    _ー/デ| _ー |
       |ー    _ー /  _ー   |
       |   _ー| / _ー|    |
       | _ー  |/_ー  |    |
       |ー A''/ー    |    |
       |    /双対問題経済学    |
       | _ー/ |     |    |
       |ー /  |     |    |
       | /   |     |    |
       |/45度_|_____|____|__________
             Y''   Y0   Y'       Y(生産、所得)
           a=0.9なら     a=0.9なら
       Y''-Y0=10▽I     Y'-Y0=10△I
            
    上図の主問題経済学と双対問題経済学は、双対関係になっている。
    (木下栄蔵『経済学はなぜ間違え続けるのか』2009年,147頁より)

    インフレギャップとデフレギャップ


    より
    ・ O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( o p e r a t i o n s r e s e a r c h )の略 。数学的 ・統計的モデルを利用して 、最も効率的な解を求める科学的技法 。

                          S=Y(供給関数)
       |               A'/
      需|         主問題経済学_ー D'=aY+I'
      要|             _ー/|    (需要関数)
       |           _ー / |
       |         _ー|主/ _ー D=aY+I
       |       _ー  |/_ー |
       |     _ー   A/ー   | 
       |   _ー    _ー|    _ー D''=aY+I''
       | _ー    _ー/対| _ー |
       |ー    _ー /  _ー   |
       |   _ー| / _ー|    |
       | _ー  |/_ー  |    |
       |ー A''/ー    |    |
       |    /双対問題経済学    |
       | _ー/ |     |    |
       |ー /  |     |    |
       | /   |     |    |
       |/45度_|_____|____|__________
             Y''   Y0   Y'       Y(生産、所得)
           a=0.9なら     a=0.9なら
       Y''-Y0=10▽I     Y'-Y0=10△I
            
    上図の主問題経済学と双対問題経済学は、双対関係になっている。
    (木下栄蔵『経済学はなぜ間違え続けるのか』2009年,147頁より)



    用語がORのものになっている。
    (『資本主義の限界』2016では正の経済と反の経済というわかりやすい用語になった)

    主問題経済学と双対問題経済学、
    通常経済  と 恐慌経済、
    インフレギャップとデフレギャップ、
    セイの法則 と 有効需要の原理が当てはまる。 

    A・スミス と マルクス

    木下はケインズを批判するが、ケインズの理論と言っていい。
    現状認識が大事になる。
    サミュエルソンの45度線分析(厳密にはサミュエルソン創始ではない)が今も有効だ。

    返信削除
  5. 悪魔のスパイラル
    『アメリ
    『資本
    _____

    正と反の経済線

    以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012より

                            覇権国家
              |         成長経済 /\
             /|\         ___/  \__→
            /バ|バ\       |発展した
    通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 |フェーズ
    ______/ル  |  ル\     |
          発生  |   崩\    |
         生    |    壊\___|
    インフレ      |      デフレ
    経済成長する時期      次の経済成長のための
                  社会的共通インフラを
                  構築する時期

     主役=市場         主役=国家
     〇財政再建         〇財政出動
     ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

            投資効率(e)
         投資利益率/市場利子率
      e>1           e<1


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  6. 悪魔のスパイラル
    『アメリ
    『資本
    _____

    正と反の経済線

    以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012より

                            覇権国家
              |         成長経済 /\
             /|\         ___/  \__→
            /バ|バ\       |発展した
    通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 |フェーズ
    ______/ル  |  ル\     |
          発   |   崩\    |
         生    |    壊\___|
    インフレ      |      デフレ
    経済成長する時期      次の経済成長のための
                  社会的共通インフラを
                  構築する時期

     主役=市場         主役=国家
     〇財政再建         〇財政出動
     ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

            投資効率(e)
         投資利益率/市場利子率
      e>1           e<1

    返信削除

  7. 正と反の経済線:

    以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012、『アメリ…』2016より

                            覇権国家
              |         成長経済 /\
             /|\         ___/  \__→
            /バ|バ\       |発展した
    通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 |フェーズ
    ______/ル  |  ル\     |
          発   |   崩\    |
         生    |    壊\___|
    インフレ      |      デフレ
    経済成長する時期      次の経済成長のための
                  社会的共通インフラを
                  構築する時期

     主役=市場         主役=国家
     〇財政再建         〇財政出動
     ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

            投資効率(e)
         投資利益率/市場利子率
      e>1           e<1

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  8. 悪魔のスパイラル(レーガノミクス)

             経常赤字
                     債務増  
             
                           利 
                            子
              字増  債務増 利      増 
             赤         子   
            経           増  
                               資 
          増              資      本  
         支               本      収  
         収       増       収      支  
         本       字      支      増  
          資       赤常経  増   
            増                経 
             子              常 
              利            赤 
                  増務債    増字 

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  9. 正と反の経済線:

    以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012、『アメリ…』2016より

    イ                          覇権国家
    ンギ           |         成長経済 /\
    フャ          /|\         ___/  \__→
    レッ         /バ|バ\       |発展した
     プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 |フェーズ
    _________/ル  |  ル\     |
             発   |   崩\    |
    デ       生    |    壊\___|
    フギ インフレ      |      デフレ
    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための
     ッ              社会的共通インフラを
     プ              構築する時期

        主役=市場         主役=国家
        〇財政再建         〇財政出動
        ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

              投資効率(e)
            投資利益率/市場利子率
         e>1           e<1

    返信削除

  10. 正と反の経済線:

    以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012、『資本主義…』2016より

    イ                          覇権国家
    ンギ           |         成長経済 /\
    フャ          /|\         ___/  \__→
    レッ         /バ|バ\       |発展した
     プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 |フェーズ
    _________/ル  |  ル\     |
             発   |   崩\    |
    デ       生    |    壊\___|
    フギ インフレ      |      デフレ
    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための
     ッ              社会的共通インフラを
     プ              構築する時期

        主役=市場         主役=国家
        〇財政再建         〇財政出動
        ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

              投資効率(e)
            投資利益率/市場利子率
         e>1           e<1

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  11. より
    ・ O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( o p e r a t i o n s r e s e a r c h )の略 。数学的 ・統計的モデルを利用して 、最も効率的な解を求める科学的技法 。

                          S=Y(供給関数)
       |               A'/
      需|         主問題経済学_ー D'=aY+I'
      要|             _ー/|    (需要関数)
       |           _ー / |
       |         _ー|イ/ _ー D=aY+I
       |       _ー  |/_ー |
       |     _ー   A/ー   | 
       |   _ー    _ー|    _ー D''=aY+I''
       | _ー    _ー/デ| _ー |
       |ー    _ー /  _ー   |
       |   _ー| / _ー|    |
       | _ー  |/_ー  |    |
       |ー A''/ー    |    |
       |    /双対問題経済学    |
       | _ー/ |     |    |
       |ー /  |     |    |
       | /   |     |    |
       |/45度_|_____|____|__________
             Y''   Y0   Y'       Y(生産、所得)
           a=0.9なら     a=0.9なら
       Y''-Y0=10▽I     Y'-Y0=10△I
            
    上図の主問題経済学と双対問題経済学は、双対関係になっている。
    (木下栄蔵『経済学はなぜ間違え続けるのか』2009年,147頁より)

    インフレギャップとデフレギャップ


    より
    ・ O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( o p e r a t i o n s r e s e a r c h )の略 。数学的 ・統計的モデルを利用して 、最も効率的な解を求める科学的技法 。

                          S=Y(供給関数)
       |               A'/
      需|         主問題経済学_ー D'=aY+I'
      要|             _ー/|    (需要関数)
       |           _ー / |
       |         _ー|主/ _ー D=aY+I
       |       _ー  |/_ー |
       |     _ー   A/ー   | 
       |   _ー    _ー|    _ー D''=aY+I''
       | _ー    _ー/対| _ー |
       |ー    _ー /  _ー   |
       |   _ー| / _ー|    |
       | _ー  |/_ー  |    |
       |ー A''/ー    |    |
       |    /双対問題経済学    |
       | _ー/ |     |    |
       |ー /  |     |    |
       | /   |     |    |
       |/45度_|_____|____|__________
             Y''   Y0   Y'       Y(生産、所得)
           a=0.9なら     a=0.9なら
       Y''-Y0=10▽I     Y'-Y0=10△I
            
    上図の主問題経済学と双対問題経済学は、双対関係になっている。
    (木下栄蔵『経済学はなぜ間違え続けるのか』2009年,147頁より)



    用語がORのものになっている。
    (『資本主義の限界』2016では正の経済と反の経済というわかりやすい用語になった)

    主問題経済学と双対問題経済学、
    通常経済  と 恐慌経済、
    インフレギャップとデフレギャップ、
    セイの法則 と 有効需要の原理が当てはまる。 

    A・スミス と マルクス

    木下はケインズを批判するが、ケインズの理論と言っていい。
    現状認識が大事になる。
    サミュエルソンの45度線分析(厳密にはサミュエルソン創始ではない)が今も有効だ。

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  12. 正と反の経済線:

    以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012、『資本主義…』2016より

    イ                          覇権国家
    ンギ           |         成長経済 /\
    フャ          /|\         ___/  \__→
    レッ         /バ|バ\       |発展した
     プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 |フェーズ
    _________/ル  |  ル\     |
             発   |   崩\    |
    デ       生    |    壊\___|
    フギ インフレ      |      デフレ
    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための
     ッ              社会的共通インフラを
     プ              構築する時期

        主役=市場         主役=国家
        〇財政再建         〇財政出動
        ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

              投資効率(e)
            投資利益率/市場利子率
         e>1           e<1


                          S=Y(供給関数)
       |               A'/
      需|         主問題経済学_ー D'=aY+I'
      要|             _ー/|    (需要関数)
       |           _ー / |
       |         _ー|主/ _ー D=aY+I
       |       _ー  |/_ー |
       |     _ー   A/ー   | 
       |   _ー    _ー|    _ー D''=aY+I''
       | _ー    _ー/対| _ー |
       |ー    _ー /  _ー   |
       |   _ー| / _ー|    |
       | _ー  |/_ー  |    |
       |ー A''/ー    |    |
       |    /双対問題経済学    |
       | _ー/ |     |    |
       |ー /  |     |    |
       | /   |     |    |
       |/45度_|_____|____|__________
             Y''   Y0   Y'       Y(生産、所得)
           a=0.9なら     a=0.9なら
       Y''-Y0=10▽I     Y'-Y0=10△I
            
    上図の主問題経済学と双対問題経済学は、双対関係になっている。
    (木下栄蔵『経済学はなぜ間違え続けるのか』2009年,147頁より)



    用語がORのものになっている。
    (『資本主義の限界』2016では正の経済と反の経済というわかりやすい用語になった)

    主問題経済学と双対問題経済学、
    通常経済  と 恐慌経済、
    インフレギャップとデフレギャップ、
    セイの法則 と 有効需要の原理が当てはまる。 

    A・スミス と マルクス

    木下はケインズを批判するが、ケインズの理論と言っていい。
    現状認識が大事になる。
    サミュエルソンの45度線分析(厳密にはサミュエルソン創始ではない)が今も有効だ。

    O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( operations research )の略 。数学的 ・統計的モデルを利用して 、最も効率的な解を求める科学的技法 。

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  13. 「供給=需要」「供給<需要」「供給>>>需要」「供給<<<需要」

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  14. 日米欧の経済停滞は「資本主義の限界」なのか? - ライブドアニュース
    http://news.livedoor.com/article/detail/11851211/
    工学博士が読み解く『シン・ゴジラ』――ゴジラがデフレギャップを解消する - ライブドアニュース
    http://news.livedoor.com/article/detail/11935829/





    http://image.news.livedoor.com/newsimage/e/f/effd3_963_2ab8b8f8_a4a962a4.jpg :



    「供給=需要」「供給<<<需要」「供給>需要」「供給>>>需要」


    http://image.news.livedoor.com/newsimage/d/5/d5cd7_963_a802e7e7_2fd73158.jpg :


    「供給=需要」「供給<<<需要」「供給>需要」「供給<<<需要」


    正と反の経済線:

    以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012、『資本主義…』2016より

    イ                          覇権国家
    ンギ           |         成長経済 /\
    フャ          /|\         ___/  \__→
    レッ         /バ|バ\       |発展した
     プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 |フェーズ
    _________/ル  |  ル\     |
             発   |   崩\    |
    デ       生    |    壊\___|
    フギ インフレ      |      デフレ
    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための
     ッ              社会的共通インフラを
     プ              構築する時期

        主役=市場         主役=国家
        〇財政再建         〇財政出動
        ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

              投資効率(e)
            投資利益率/市場利子率
         e>1           e<1


    「供給=需要」「供給<需要」「供給>>>需要」「供給<<<需要」


                          S=Y(供給関数)
       |               A'/
      需|         主問題経済学_ー D'=aY+I'
      要|             _ー/|    (需要関数)
       |           _ー / |
       |         _ー|主/ _ー D=aY+I
       |       _ー  |/_ー |
       |     _ー   A/ー   | 
       |   _ー    _ー|    _ー D''=aY+I''
       | _ー    _ー/対| _ー |
       |ー    _ー /  _ー   |
       |   _ー| / _ー|    |
       | _ー  |/_ー  |    |
       |ー A''/ー    |    |
       |    /双対問題経済学    |
       | _ー/ |     |    |
       |ー /  |     |    |
       | /   |     |    |
       |/45度_|_____|____|__________
             Y''   Y0   Y'       Y(生産、所得)
           a=0.9なら     a=0.9なら
       Y''-Y0=10▽I     Y'-Y0=10△I
            
    上図の主問題経済学と双対問題経済学は、双対関係になっている。
    (木下栄蔵『経済学はなぜ間違え続けるのか』2009年,147頁より)



    用語がORのものになっている。
    (『資本主義の限界』2016では正の経済と反の経済というわかりやすい用語になった)

    主問題経済学と双対問題経済学、
    通常経済  と 恐慌経済、
    インフレギャップとデフレギャップ、
    セイの法則 と 有効需要の原理が当てはまる。 

    A・スミス と マルクス

    木下はケインズを批判するが、ケインズの理論と言っていい。
    現状認識が大事になる。
    サミュエルソンの45度線分析(厳密にはサミュエルソン創始ではない)が今も有効だ。

    O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( operations research )の略 。数学的 ・統計的モデルを利用して 、最も効率的な解を求める科学的技法 。



    日米欧の経済停滞は「資本主義の限界」なのか? - ライブドアニュース
    http://news.livedoor.com/article/detail/11851211/
    日米欧の経済停滞は「資本主義の限界」なのか?





    2016年8月5日 9時2分 日刊SPA!

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  15. 正と反の経済線:
    現在の日本

    以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012、『資本主義…』2016より

    イ                         
    ンギ           |        
    フャ          /|\        
    レッ         /バ|バ\       
     プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 
    _________/ル  |  ル\______________
             発   |   崩\          デ
    デ       生    |    壊\______   フ
    フギ インフレ      |      デフレ   |  レ
    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための|  ギ
     ッ              社会的共通インフラを|  ャ
     プ              構築する時期    金\ ッ
                              融 \プ
        主役=市場         主役=国家   緩  \
        〇財政再建         〇財政出動   和
        ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

              投資効率(e)
            投資利益率/市場利子率
         e>1           e<1

    「供給=需要」「供給<<<需要」「供給>需要」「供給>>>需要」



    返信削除
  16. 【三橋貴明】中国に工場を作って中国から輸入する「自殺パッケージ」で日本は壊れた[10/14] [無断転載禁止]©2ch.net

    1 : ねこ名無し ★@無断転載は禁止2016/10/14(金) 02:18:50.12 ID:CAP_USER
    日本の「対中直接投資」と「対中輸入拡大」の組み合わせは、国内の雇用を奪い、国民の所得を引き下げ、デフレを長期化させるという最悪のパッケージだった。(『週刊三橋貴明 ~新世紀のビッグブラザーへ~』三橋貴明)

    国内の雇用を奪い、国民の所得を引き下げ、デフレを長期化

    国民経済に「二重の被害」

    対外直接投資とは、要するに「雇用の場を国内から外国に移す」ことである。工場などの資本が外国に移ると、当然ながら国内から雇用が失われる。

    さらに、外国からの製品輸入とは、国内総生産であるGDPの控除項目になる。外国からの輸入が増えれば増えるほど、GDPは減る。すなわち、国内の「所得」が縮小してしまう。

    それでは、対外直接投資と製品輸入の組み合わせはどうだろうか。つまりは、「国内の市場で消費される製品を生産するために、外国に工場を移転する」というケースである。

    上記のケースは、国内で雇用が減ると同時に、輸入増で国民の所得が減少する。雇用が減れば、所得が減るのは当たり前なのだが、同時に「輸入増」によりGDPが削られるという点がポイントである。

    例えば、対外直接投資の目的が「日本以外の国々への輸出拡大」というケースもあるわけだ。その場合、確かに雇用は失われるが、輸入増による所得縮小は起きない。

    あるいは逆に、輸入が増えたとしても、旺盛な国内需要が満たされるだけで、雇用は失われないというケースもあり得るわけだ。

    ところが、対外直接投資で日本国外に工場を移し、さらに外国の日系工場で作られた製品を日本に逆輸入するとなると、国民経済としては二重の被害を受けることになる。しかも、国内需要が「旺盛ではない」デフレ期にこの組み合わせを推進されると、最悪だ。

    まさに、日本の対中直接投資がそうだったのである。

    http://d16tvlksr2me57.cloudfront.net/p/money/wp-content/uploads/2016/10/13084149/161013mitsuhashi01.jpg
    日本の対中輸入と対中直接投資(単位:百万ドル)

    図の通り、日本の対中直接投資は、80年代まではゼロに等しい有様だった。その後、二十一世紀に入って以降に、本格的に増えていき、何と東日本大震災が発生した2011年には、年間100億ドル(約1兆円)を上回ってしまった。

    これはもちろん、震災を受けて日本企業が生産拠点を日本国から「脱出」させたためなのだが、それにしても2000年以降の対中直接投資の急増には驚かされる。

    生産拠点が中国に移ると同時に、日本は対中輸入、すなわち中国からの輸入を増やしていった。中国に生産拠点が移り、中国人民の労働により生産された生産物が、日本へと輸出されていったのである。

    http://www.mag2.com/p/money/24376

    (>>2以降に続く)
    2 : ねこ名無し ★@無断転載は禁止2016/10/14(金) 02:19:10.99 ID:CAP_USER
    (>>1の続き)

    虎の子の「需要」までをも献上

    我々日本国は、対中直接投資を増やすことで、日本国内への資本の投下を削減。当然ながら、日本国民ではなく、中国における中国人民を雇用。必然的に、各種の技術も中国に供与。中国で生産された製品を輸入することで、虎の子の「需要」までをも献上するということを続けてきたのだ。

    1997年の橋本緊縮財政以降、我が国の需要の総計である名目GDPは全く増えていない。2015年度の名目GDPは約500兆円で、未だに橋本政権期を下回っている。

    全体の需要が増えないデフレ期に、我が国は外国、特に中国からの輸入を増やした。すなわち、需要の一部を中国に供給した。これが、どれほど愚かなことか。

    例えば、対中輸入がピークに達したの2012年の数字は、約1890億ドル(約18.9兆円)にも達している。GDP統計上、輸入は「控除項目」だ。12年の中国からの輸入分、国内で生産が行われていれば、我が国のGDPは4%近くも拡大していたことになる。

    別に、重商主義的なことを言いたいわけではない。それにしても、デフレーションという問題を解決するため、国内の「雇用」や「需要」を拡大しなければならない日本が、両者まとめて中国に渡してしまったことは間違いないのだ。

    結果的に、日本国内ではデフレ脱却に必要な投資(資本の投下)が伸びず、需要不足は終わらなかった。国民の貧困化も続いた。

    日本の「対中直接投資」と「対中輸入拡大」の組み合わせは、国内の雇用を奪い、国民の所得を引き下げ、デフレを長期化させるという最悪のパッケージだったのである。


    『週刊三橋貴明 ~新世紀のビッグブラザーへ~』(2016年10月8日号)より抜粋・再構成

    (おわり)

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  17. インフレは起こらない。なぜだろうか。 その原因は金融ではなく財政だ、というのがシムズの答である。 池田信夫
    http://agora-web.jp/archives/2022683.html

    トランプ大統領はマクロ経済政策の常識も破壊し、金融緩和とバラマキ財政を併用する方針らしい。
    これが短期的には景気刺激になることは明らかで、さっそく株高やドル高になっているが、
    長期的にはどうなるのだろうか。浜田宏一氏が「目からウロコが落ちた」というシムズのジャクソンホール論文をざっと読んでみた

    「財政赤字は増税や歳出削減ではなく、将来のインフレでファイナンスすると予想されなければならない」という記述は一瞬、目を疑うが、
    これまでの経済学の常識をくつがえす発想だ。普通は財政規律がゆるむとインフレになるので危険だと考えるが、
    彼は意図的に政府債務をinflate outすべきだというのだ。

    財政赤字を中央銀行がマネタイズすると高率のインフレになって経済が崩壊するというのが常識だが、現実には先進国の政府債務は増え、
    中銀は低金利を続けているのにインフレは起こらない。なぜだろうか。

    その原因は金融ではなく財政だ、というのがシムズの答である。
    将来の財政赤字が増えると名目債務が増えて金利が上がり、投資家は国債に投資するので現在の資金需要が増え、インフレになって実質債務が減る。
    その逆に財政赤字が減ると、デフレになって実質債務が増える…という連立微分方程式で物価水準が決まる。
    これはリフレ派のような「どマクロ」の幼稚な理論ではなく、完成された動学的均衡理論だ。

    浜田先生が「目からウロコが落ちた」というのは正しい。彼がリフレ派をやめたぐらい、すごいインパクト。
    奇想天外だが、理論は20年かけて完成されている。

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  18. 新しくない
    現状認識が間違っていたというだけだ

    返信削除
  19. 【アベノミクス】浜田内閣官房参与、リフレ政策は誤りだったとついに認める ★2 [無断転載禁止]©2ch.net

    1 : 海江田三郎 ★2016/11/17(木) 12:13:09.00 ID:CAP_USER
    http://bylines.news.yahoo.co.jp/kubotahiroyuki/20161116-00064487/

    15日の日経新聞に浜田宏一内閣官房参与とのインタビュー記事が掲載された。
    このなかで浜田氏は次のような発言をしていた(以下、日経新聞朝刊より引用)。

    「アベノミクスの『第1の矢』では岩田規久男日銀副総裁のインフレ期待に働きかける政策が効いた」
    「国民にとって一番大事なのは物価ではなく雇用や生産、消費だ。最初の1、2年はうまく働いた。
    しかし、原油価格の下落や消費税率の5%から8%への引き上げに加え、外国為替市場での投機的な円買いも障害になった」

    「私がかつて『デフレは(通貨供給量の少なさに起因する)マネタリーな現象だ』と主張していたのは事実で、
    学者として以前言っていたことと考えが変わったことは認めなければならない」

    2012年11月にスタートしたアベノミクスと呼ばれた大胆な金融緩和を中心とした政策は、
    インフレ期待に働きかける政策が効いたものの、原油価格など外的要因の障害により物価上昇が阻まれたかのような分析である。
    このあたりは日銀の主張と一致する。しかしである。少なくとも一時的には効いたとした量による政策効果をここにきて否定してきたのである。

    学者があらたな事実が発覚したことで、考え方をあらためるということは通常であれば、
    当然あってもしかるべきということになろう。しかしである。
    浜田氏はその間違っていた政策を政府に提言した上で実行に移されてしまった。
    いわば実証もされておらず、むしろ以前の日銀を中心にリフレ政策は誤りであると認識されていたものを、
    アベノミクスというかたちで実行に移してしまった。それが4年経ってやっと浜田氏がその誤りを認める事態となった。
    浜田氏は次のような発言もしている。

    「(著名投資家の)ジョージ・ソロス氏の番頭格の人からクリストファー・シムズ米プリンストン大教授が
    8月のジャクソンホール会議で発表した論文を紹介され、目からウロコが落ちた。
    金利がゼロに近くては量的緩和は効かなくなるし、マイナス金利を深掘りすると金融機関のバランスシートを損ねる。
    今後は減税も含めた財政の拡大が必要だ。もちろん、ただ歳出を増やすのではなく何に使うかは考えないといけない」

    いまさら目からウロコもないであろう。そもそも金利がゼロに近くては量的緩和は効かなくなるというのもおかしい。
    政策金利がゼロ近くになってしまったのでその代替手段として出てきたのが量的緩和ではなかったのか。
    ただし、量を増やせば物価が上がるという波及経路に関しての認識が誤っていたことも、ある意味立証されたということになる。

    しかし、だから減税も含めた財政の拡大が必要だという理論も本当に正しいのか。
    リーマン・ショックや欧州の信用不安に対して、日米欧の中央銀行が大胆な金融緩和を実施したのは、
    財政出動に限界が来ていたためである。金融緩和がダメなら財政出動という考え方はあまりに安易すぎる。
    浜田氏がデフレはマネタリーな現象だとの説の誤りを認めても、日銀が踏み込んでしまった異
    次元緩和は簡単に止めることはできない。ブレーキすらも掛けることが難しいことで、それとなく買入額の縮小も可能となる
    「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」という絡め手を打ち出した。
    しかし、これにも「オーバーシュート型コミットメント」を付けないとリフレ派の賛同は得られなかった。
    「オーバーシュート型コミットメント」とは安定的に2%の「物価安定の目標」を超えるまで、
    マネタリーベースの拡大方針を継続するというものであり、これは浜田氏が認めた間違った
    政策を強く押し進める姿勢を示してしまったものである。

    前スレ
    http://potato.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1479261471/

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  20. 財政出動が必要なのは誰でもわかる
    ただ役人や政治家は何にお金を出せばいいかわかってない
    地域金融に地域投資を義務付ける必要がある

    ただし通貨安戦争が同時に起こっているのも確か
    これは円を刷る必要が一時的にある
    長期的にはケインズの提案した超国家通貨が必要

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  21. 三橋貴明氏などの反グローバリズム、積極財政出動派の理論に敗北したリフレ派は廃業するのか!?

    【浜田宏一・上念司】リフレ派師匠の転向に弟子の反応は…
    https://www.youtube.com/watch?v=_aUJpZdukOU

    【三橋貴明】 上念 涙目 師匠 浜田宏一に見捨てられる!?
    https://www.youtube.com/watch?v=vGH9_VJr77I

    三橋貴明が上念司に勝利?浜田宏一教授が転身!GDPデフレーターマイナスの現実
    https://www.youtube.com/watch?v=_EEHvmiOhCw

    三橋貴明、トランプ大統領誕生で日本経済にすでに好影響がw韓国崩壊・パククネは亡命するしか無いwおはよう寺ちゃん2016/11/16
    https://www.youtube.com/watch?v=pryy49MQ10Y

    三橋貴明、クルーグマン、シムズ、スティグリッツなどの反グローバリズム、積極財政出動派の理論に敗北したリフレ派

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  22. 国際金融危機の経済学
    著者名等  ジャン・ティロール/著  
    著者名等  北村行伸/訳  
    著者名等  谷本和代/訳  
    著者等紹介 【ティロール】1953年フランス生まれ。84年よりMIT准教授、教授を経て、現在
    、トゥールーズ第一大学産業経済研究所学術担当所長、ラフォン基金・トゥールーズ経済
    学院理事長。経済学者。98年エコノメトリック・ソサエティ会長、2001年ヨーロッ
    パ経済学会会長等を歴任。
    著者等紹介 【北村】1956年生まれ。81年慶應義塾大学経済学部卒。88年オックスフォード大
    学大学院修了。現在、一橋大学経済研究所教授。
    出版者   東洋経済新報社
    出版年   2007.11
    大きさ等  20cm 189,28p
    注記    Financial crises,liquidity,and the inter
    national monetary system./の翻訳
    NDC分類 338.9
    件名    国際金融  
    目次   
    第1章 新興市場危機と政策対応
    第2章 経済学者の観点;第3章 議論の概要および主要点
    第4章 閉鎖経済における流動性およびリスク管理
    第5章 市場の失敗の識別―債務国は一般の借り手と同じか
    第6章 重複代理人および共通代理人設定から導かれる含意
    第7章 国際金融制度への含意―IMFの役割とは何か
    第8章 結論

    内容   
    危機再発の防止のために望ましい金融システムとは何か。金融論の当代一の理論家による、国際金融危機の再発防止と新たな金融システム設計のための指針の提示。IMFなどの国際機関が果たすべき役割を示唆する。

     図3 負担の分担
           _____
          |外国投資家|
          |_____|
    危機前      |
             |
              ↓
        _____________
       | _____   __  |
       ||民間借り手| |政府| |
       ||_____| |__| |
       |_____________|


        _____   _____   _________
       |民間投資家| |公的部門 | |国内納税者/市民 |
       |_____| |_____| |_________|
    危機   \     /      /
        融資\   /外部救済  /国内救済
           ↘︎ ↙︎      ↙︎
        _____________
       | _____   __  |
       ||民間借り手| |政府| |
       ||_____| |__| |
       |_____________|

    ティロール56頁

    《…負担がすべて国内納税者に転嫁されることもある。》同57頁

    (経済危機の後に覇権獲得の可能性が高まると言われるのは、上記のような構造の変化を理由とするのだろう。)

    ここから重複-共通代理人構造によって帝国は外国から自国を守る。同時に自国に多数を引き込みつつ。

        ___   ___    ___
       |   | |   |  |   |
       |___| |___|  |___| 外国投資家
         |     |      |
         ↓      ↓       ↓
       __________________
      | ___   ___    ___ |民間借り手
      ||   | |   |  |   ||
      ||___| |___|  |___||
      |      _____       |
      |     | 政 府 |      |
      |     |_____|      |
      |__________________|
         重複代理人-共通代理人構造
         民間部門借入

    同73頁

    IMFは国際投資家の代理モニターの役割を担うべきだという。

    返信削除
  23. 必要なのは財政出動でも金融緩和でもなく
    地域金融に地域への融資を義務化する
    地域再投資法である

    返信削除
  24. ←リフレ政策
    ←ヘリコプターマネー
               中央銀行の国債引受け→
                物価水準の財政理論→
    ←マネタイゼーシヨン

    インフレ               デフレ


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  25. 正と反の経済線:
    現在の日本

    以下木下栄蔵『アメリカの次の覇権国はどこか?』2012、『資本主義の限界』2016より

    イ                         
    ンギ           |        
    フャ          /|\        
    レッ         /バ|バ\       
     プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 
    _________/ル  |  ル\______________
             発   |   崩\          デ
    デ       生    |    壊\______   フ
    フギ インフレ      |      デフレ   |  レ
    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための|  ギ
     ッ              社会的共通インフラを|  ャ
     プ              構築する時期    金\ ッ
                              融 \プ
        主役=市場         主役=国家   緩  \
        〇財政再建         〇財政出動   和
        ×財政出動         ×財政再建

              投資効率(e)
            投資利益率/市場利子率
         e>1           e<1

    「供給=需要」「供給<<<需要」「供給>需要」「供給>>>需要」

    木下はケインズを批判するが、ケインズの理論と言っていい。

    返信削除
  26. フリードマン(上の4つ)VSシムズ(5番目、ケインズ)

                     ←リフレ政策
                 ←ヘリコプターマネー
                 ←マネタイゼーション
     中央銀行の国債引受け→
                 ←物価水準の財政理論

     インフレ               デフレ

    正と反の経済線:
    現在の日本

    以下木下栄蔵『アメリカの次の覇権国はどこか?』2012、『資本主義の限界』2016より

    イ                         
    ンギ           |        
    フャ          /|\        
    レッ         /バ|バ\       
     プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 
    _________/ル  |  ル\______________
             発   |   崩\          デ
    デ       生    |    壊\______   フ
    フギ インフレ      |      デフレ   |  レ
    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための|  ギ
     ッ              社会的共通インフラを|  ャ
     プ              構築する時期    金\ ッ
                              融 \プ
        主役=市場         主役=国家   緩  \
        〇財政再建         〇財政出動   和
        ×財政出動         ×財政再建

              投資効率(e)
            投資利益率/市場利子率
         e>1           e<1

    「供給=需要」「供給<<<需要」「供給>需要」「供給>>>需要」

    木下はケインズを批判するが、ケインズの理論と言っていい。

    返信削除
  27. 状況的に金融政策は効かないので上の4つは間違い

    返信削除


  28. 以下の図は木下栄蔵『アメリカの次の覇権国はどこか?』2012、『資本主義の限界』2016より

    イ                         
    ンギ           |        
    フャ          /|\        
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     プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 
    _________/ル  |  ル\______________
             発   |   崩\          デ
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    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための|  ギ
     ッ              社会的共通インフラを|  ャ
     プ              構築する時期    金\ ッ
                              融 \プ
        主役=市場         主役=国家   緩  \
        〇財政再建         〇財政出動   和
        ×財政出動         ×財政再建


                     ←リフレ政策
                 ←ヘリコプターマネー
                 ←マネタイゼーション
     中央銀行の国債引受け→
                 ←物価水準の財政理論☆

     インフレ               デフレ

    フリードマン(上の4つ) vs. シムズ(☆5番目、ケインズ)
    現在の日本の状況的に金融政策は効かないので上の4つは間違い。
    ただし唯一有効な地域再投資法は財政出動であり金融政策でもある。

    返信削除
  29. シムズに関しては以下のサイト
    http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20160831/Sims_Jackson_Hole_paper_2016
    《必要なのは、財政政策がインフレ率を上昇させることを狙っている、と見做されることで
    ある。その際、その目標達成に向かって金融財政政策が協調する必要がある。日本では、
    将来の消費増税計画を明示的にインフレ目標の達成と維持に結び付けることによって、
    それが果たされるであろう。》

    返信削除
  30. 『経済学革命』(木下栄蔵, 三橋貴明 著) 2011年
    無料サンプル http://a.co/2VgMLHG

    馬鹿にするかもしれないがこれはいい本

    ヘリコプターマネーの元ネタのフリードマンを読むよりずっといい


    返信削除



  31. 以下の図は木下栄蔵『アメリカの次の覇権国はどこか?』2012、『資本主義の限界』2016より

    イ                         
    ンギ           |        
    フャ          /|\        
    レッ         /バ|バ\       
     プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 
    _________/ル  |  ル\______________
             発   |   崩\          デ
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    フギ インフレ      |      デフレ   |  レ
    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための|  ギ
     ッ              社会的共通インフラを|  ャ
     プ              構築する時期    金\ ッ
                              融 \プ
        主役=市場         主役=国家   緩  \
        〇財政再建         〇財政出動   和
        ×財政出動         ×財政再建


                     ←リフレ政策
                 ←ヘリコプターマネー
                 ←マネタイゼーション
                ←中央銀行の国債引受け☆
                 ←物価水準の財政理論☆

     インフレ               デフレ

    フリードマン(上の4つ) vs. シムズ(☆4,5番目、ケインズ)
    現在の日本の状況的に金融政策は効かないので上の3つは間違い。
    ただし唯一有効と思われる地域再投資法(CRA)は財政出動であり金融政策でもある。


    木下の本で分かりやすいのは、『経済学革命』(木下栄蔵, 三橋貴明 著) 2011年(http://a.co/2VgMLHG )
    馬鹿にするかもしれないがこれはいい本

    ヘリコプターマネーの元ネタのフリードマン(『最適通貨量』邦訳なし、及び『貨幣の悪戯』)
    を読むよりずっといい

    シムズに関しては以下のサイト
    http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20160831/Sims_Jackson_Hole_paper_2016
    《必要なのは、財政政策がインフレ率を上昇させることを狙っている、と見做されることで
    ある。その際、その目標達成に向かって金融財政政策が協調する必要がある。日本では、
    将来の消費増税計画を明示的にインフレ目標の達成と維持に結び付けることによって、
    それが果たされるであろう。》

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  32. 国債引き受けはフリードマンも推奨している

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  33. 以下の図は木下栄蔵『アメリカの次の覇権国はどこか?』2012、『資本主義の限界』2016より

    イ                         
    ンギ           |        
    フャ          /|\        
    レッ         /バ|バ\       
     プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 
    _________/ル  |  ル\______________
             発   |   崩\          デ
    デ       生    |    壊\______   フ
    フギ インフレ      |      デフレ   |  レ
    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための|  ギ
     ッ              社会的共通インフラを|  ャ
     プ              構築する時期    金\ ッ
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        〇財政再建         〇財政出動   和
        ×財政出動         ×財政再建


                     ←リフレ政策
                 ←ヘリコプターマネー
                 ←マネタイゼーション
                ←中央銀行の国債引受け☆
                 ←物価水準の財政理論☆

     インフレ               デフレ

    フリードマン(上の4つ) vs. シムズ(☆4,5番目、ケインズ)
    現在の日本の状況的に金融政策は効かないので上の3つは間違い。

    (国債引き受けはフリードマンも推奨。ただ国債引き受けをしても公共事業なしなら意味がない)

    ちなみに有効と思われる地域再投資法(CRA)は財政出動であり金融政策でもある。


    木下の本で分かりやすいのは、
    『経済学革命』(木下栄蔵, 三橋貴明 著) 2011年
    無料サンプル http://a.co/2VgMLHG
    馬鹿にするかもしれないがこれはいい本


    ヘリコプターマネーの元ネタのフリードマン(『最適通貨量』邦訳なし、及び『貨幣の悪戯』)

    を読むよりずっといい



    シムズに関しては以下のサイト
    http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20160831/Sims_Jackson_Hole_paper_2016
    《必要なのは、財政政策がインフレ率を上昇させることを狙っている、と見做されることで
    ある。その際、その目標達成に向かって金融財政政策が協調する必要がある。日本では、
    将来の消費増税計画を明示的にインフレ目標の達成と維持に結び付けることによって、
    それが果たされるであろう。》

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  34. 以下の図は木下栄蔵『アメリカの次の覇権国はどこか?』2012、『資本主義の限界』2016より

    イ                         
    ンギ           |        
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             発   |   崩\          デ
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        主役=市場         主役=国家   緩  \
        〇財政再建         〇財政出動   和
        ×財政出動         ×財政再建

                       ←リフレ政策
                   ←ヘリコプターマネー
                   ←マネタイゼーション
                  ←中央銀行の国債引受け☆
                   ←物価水準の財政理論

       インフレ               デフレ

    フリードマン(上の4つ) vs. シムズ(4,5番目=ケインズ)
    現在の日本の状況的に金融政策は効かないので上の3つ(に期待すること)は間違い。
    ☆国債引き受けはフリードマンも推奨。国債を引き受けても公共事業なしなら意味がないが。
    ちなみに有効と思われる地域再投資法(CRA)は財政出動であり金融政策でもある。

    木下の本で分かりやすいのは、『経済学革命』(木下栄蔵, 三橋貴明 著) 2011年
    馬鹿にするかもしれないがこれはいい本(無料サンプル http://a.co/2VgMLHG)
    ヘリコプターマネーの元ネタのフリードマン(『最適通貨量』『貨幣の悪戯』)を読むよりいい 。

    シムズ(物価水準の財政理論)に関しては以下のサイトがいい。
    http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20160831/Sims_Jackson_Hole_paper_2016
    《必要なのは、財政政策がインフレ率を上昇させることを狙っている、と見做されることで
    ある。その際、その目標達成に向かって金融財政政策が協調する必要がある。日本では、
    将来の消費増税計画を明示的にインフレ目標の達成と維持に結び付けることによって、
    それが果たされるであろう。》

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  35. 以下の上の図のみ、木下栄蔵『アメリカの次の覇権国はどこか?』2012、『資本主義の限界』2016より

    イ                         
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     プ              構築する時期    金\ ッ
                              融 \プ
        主役=市場         主役=国家   緩  \
        〇財政再建         〇財政出動   和
        ×財政出動         ×財政再建

                       ←リフレ政策
                   ←ヘリコプターマネー
                   ←マネタイゼーション
                  ←中央銀行の国債引受け☆
                   ←物価水準の財政理論

       インフレ               デフレ

    フリードマン(上の4つ) vs. シムズ(4,5番目=ケインズ)
    現在の日本の状況的に金融政策は効かないので上の3つ(に期待すること)は間違い。
    (☆国債引き受けはフリードマンも推奨。国債を引き受けても公共事業なしなら意味がないが。)
    ちなみに有効と思われる地域再投資法(CRA)は財政出動であり金融政策でもある。

    木下の本で分かりやすいのは、『経済学革命』(木下栄蔵, 三橋貴明 著) 2011年
    馬鹿にするかもしれないがこれはいい本(無料サンプル http://a.co/2VgMLHG)
    ヘリコプターマネーの元ネタのフリードマン(『最適通貨量』『貨幣の悪戯』)を読むよりいい 。

    シムズ(物価水準の財政理論)に関しては以下のサイトがいい。
    http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20160831/Sims_Jackson_Hole_paper_2016
    《必要なのは、財政政策がインフレ率を上昇させることを狙っている、と見做されることで
    ある。その際、その目標達成に向かって金融財政政策が協調する必要がある。日本では、
    将来の消費増税計画を明示的にインフレ目標の達成と維持に結び付けることによって、
    それが果たされるであろう。》

    1:01 午前 削除

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  36. 以下の上の図のみ、木下栄蔵『アメリカの次の覇権国はどこか?』2012、『資本主義の限界』2016より

    イ                         
    ンギ           |        
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             発   |   崩\          デ
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    フギ インフレ      |      デフレ   |  レ
    レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための|  ギ
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     プ              構築する時期    金\ ッ
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        主役=市場         主役=国家   緩  \
        〇財政再建         〇財政出動   和
        ×財政出動         ×財政再建

                       ←リフレ政策
                   ←ヘリコプターマネー
                   ←マネタイゼーション
                  ←中央銀行の国債引受け☆
                   ←物価水準の財政理論

       インフレ               デフレ

    フリードマン(上の4つ) vs. シムズ(4,5番目=ケインズ)
    現在の日本の状況的に金融政策は効かないので上の3つ(だけに期待すること)は間違い。
    (☆国債引き受けはフリードマンも推奨。国債を引き受けても公共事業なしなら意味がないが。)
    ちなみに有効と思われる地域再投資法(CRA)は財政出動であり金融政策でもある。

    木下の本で分かりやすいのは、『経済学革命』(木下栄蔵, 三橋貴明 著) 2011年
    馬鹿にするかもしれないがこれはいい本(無料サンプル http://a.co/2VgMLHG)
    ヘリコプターマネーの元ネタのフリードマン(『最適通貨量』『貨幣の悪戯』)を読むよりいい 。

    シムズ(物価水準の財政理論)に関しては以下のサイトがいい。
    http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20160831/Sims_Jackson_Hole_paper_2016
    《必要なのは、財政政策がインフレ率を上昇させることを狙っている、と見做されることで
    ある。その際、その目標達成に向かって金融財政政策が協調する必要がある。日本では、
    将来の消費増税計画を明示的にインフレ目標の達成と維持に結び付けることによって、
    それが果たされるであろう。》

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  37. シムズは思想はフリードマン寄りだが現状認識がケインズ寄り

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