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NAMs出版プロジェクト: 『日本批評大全 』2017 渡部直己 WATANABE Naomi [編著]◎目次
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NAMs出版プロジェクト: 近現代文学年表[作業中]
http://nam-students.blogspot.jp/2017/04/blog-post_15.htmlNAMs出版プロジェクト: 近代日本の批評年表
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NAMs出版プロジェクト: 近代日本批評大全年表:作業中
http://nam-students.blogspot.jp/2017/04/nams-2017-naomi-httpnam-students.html@NAMs出版プロジェクト: 文学年表
http://nam-students.blogspot.jp/2017/04/blog-post_86.html年号 | 小説・詩歌・戯曲 | 批評 | 社会動向・文学事項 |
1868 (明・元) | 1 王政復古・天皇即位 5 「江湖新聞」創刊 6「もしほぐさ」創刊 | ||
1869 (明・2) | 6 版籍奉還 | ||
1870 (明・3) | 10 「西洋事情」二編(福沢諭吉・尚古堂) 11 「西国立志編」(スマイルス、中村敬宇訳・静岡同人社~'71・7) | 7 普仏戦争 | |
1871 (明・4) | 4「安愚楽鍋」(仮名垣魯文・誠之堂~5) | 3 パリ・コミューン成立を宣言 | |
1872 (明・5) | 2 「学問のすゝめ」(福沢論吉・慶応義塾~'76・11) | ||
1873 (明・6) | 6 「生性発蘊」(西周・脱稿) | ||
1874 (明・7) | 2 「柳橋新誌」第二編(成島柳北・山城屋) 4 「東京新繁昌記」(服部撫松・奎章閣~'81・6) | 2 江藤新平ら佐賀の乱 2 台湾出兵 | |
1875 (明・8) | 4 「文明論之概略」(福沢諭吉・自家版) | 5 千島樺太交換条約 | |
1876 (明・9) | |||
1877 (明・10) | 2 「日本開化小史」(田口卯吉・自家版~'82・10) | 2 西南戦争(~9) | |
1878 (明・11) | |||
1879 (明・12) | 6「民権自由論」(植木枝盛・福岡集文堂) | ||
1880 (明・13) | |||
1881 (明・14) | 4「哲学字彙」(井上哲次郎監修・東京大学三学部) | 2 玄洋社創立 10 板垣退助ら自由党結成 | |
1882 (明・15) | 8「新体詩抄」初編(外山正一、矢田部良吉、井上哲次郎撰・丸屋善七発行) 10「自由乃凱歌」(デュマ、宮崎夢柳訳・絵入自由新聞社) | 3「民約訳解」(ルソー、中江兆民訳・仏学塾~10) H「美術真説」(フェノロサ、大森惟中訳・同盟社) | |
1883 (明・16) | 3 「経国美談」(矢野龍渓・報知新聞社~後編'84・2) | ||
1884 (明・17) | |||
1885 (明・18) | 6「当世書生気質」(坪内逍遥・晩青堂~'86・1) 10「佳人之奇遇」(東海散士・博文堂~'97・10) | 3 脱亜論(福沢諭吉・時事新報) 9「小説神髄」(坪内逍遥・松月堂~86・4) | 7「女学雑誌」創刊 11 大井憲太郎ら大阪事件 |
1886 (明・19) | 7「雪中梅」(末広鉄腸・博文堂、下巻11) | 2 当世書生気質の批評(高田半峰・中央学術雑誌2・1~2・25) 4 小説総論(二葉亭四迷・中央学術雑誌) 6「日本之意匠及情交」(田口卯吉・秀英社) 10「将来之日本」(徳富蘇峰・経済雑誌社) | |
1887 (明・20) | 6「浮雲」第一編(二葉亭四迷・金港堂) 7「侠美人」(依田学海・金港堂~11) H武蔵野(山田美妙・読売新聞) | 4「新日本之青年」(徳富蘇峰・民友社) 4 今日の基督教文学(北村透谷・聖書之友雑誌) 5「三酔人経綸問答」(中江兆民・集成社) 9 批評の標準(坪内逍遥・中央学術雑誌) | 2 徳富蘇峰、民友社を創立 2 「国民之友」創刊 2 鹿鳴館で舞踊会開催 12 保安条例公布 |
1888 (明・21) | 7 あひゞき,ツルゲーネフ、二葉亭四迷訳・国民之友~8) 10 めぐりあひ(ツルゲーネフ、二葉亭四迷訳・都の花~'89・1) | 5 批評論(大西祝・国民之友) | 4 「日本人」創刊 |
1889 (明・22) | 1 細君(坪内逍遥・国民之友) 4「楚囚之詩」(北村透谷・春祥堂) 8 於母影(森鴎外、落合直文ら訳・国民之友) | 11 小説八宗(斎藤緑雨・読売新聞) 11「哲学涓滴」三宅雪嶺・文海堂) | 1 「新小説」創刊 2 大日本帝国憲法発布 10「しがらみ草紙」創刊 |
1890 (明・23) | 1 舞姫(森鴎外・国民之友) 6 帰省(宮崎湖処子・民友社) 8 うたかたの記(森鴎外・しがらみ草紙) 11 闇中政治家前編(原抱一庵・郵便報知新聞~'90・12) | 3 時勢に感あり(北村透谷・女学雑誌) 4 言文論(森鴎外・柵草子) | 10 教育勅語発布 |
1891 (明・24) | 5「蓬茉曲」(北村透谷・養真堂) 5 油地獄(斎藤緑雨・国会~6) 7 かくれんぼ(斎藤緑雨・文学世界) | 3 悲哀の快楽(大西祝・国民之友) 3「真善美日本人」(三宅雪嶺・政教社) 6「近時政論考」(陸掲南・日本新聞社) 12 早稲田文学の没理想(森鴎外・しがらみ草紙) 12 「現代文学」(内田魯庵・国民之友~切・1) | 1 内村鑑三不敬事件 5 大津事件 10 「早稲田文学」創刊 |
1892 (明・25) | 6「美奈和集」(森鴎外・春陽堂) 11 即興詩人(アンデルセン、森鴎外訳・しがらみ草紙~'94・8) | 2 厭世詩家と女性(北村透谷・女学雑誌) 8「宗教哲学骸骨」(清沢満之・法蔵館) | |
1893 (明・26) | 1 頼襄を論ず(山路愛山・国民之友) 2 人生に相渉るとは何の謂ぞ(北村透谷・文学界) 2「基督信徒の慰」(内村鑑三・警醒社) 3 文界八つあたり(正岡子規・日本~5) 4 文学史骨(北村透谷・評論~5) 4 凡神的唯心的傾向に就て(山路愛山・国民新聞) 5 内部生命論(北村透谷・文学界) 7 今日の小説及び小説家(内田魯庵・国民之友) 10 極東の星座(南方熊楠・Nature) 11「王陽明」(三宅雪嶺・政教社) 11「最暗黒之東京」(松原岩五郎・民友社) 2「吉田松陰」(徳富蘇峰・民友社) | 1 「文学界」創刊 4 日本基督教婦人矯風会結成 | |
1894 (明・27) | 4 「エマルソン」(北村透谷・民友社) 4 「文学者となる法」(内田魯庵・右文社))☆ 9 日清戦争の義(内村鑑三・国民之友 10 愛弟通信)(国本田独歩・国民新聞) 10「日本風景論」釜心賀重昂・政教社) 、 11「日本及び日本人」(内村鑑三・民友社、明41・4「代表的日本人」と改題) 11 新体詩見本(斎藤緑雨・二六新報) 12 「大日本膨脹論」(徳富蘇峰・民友社) | 5 北村透谷自殺 8 日清戦争 | |
1895 (明・28) | 1 たけくらべ(樋口一葉・文学界~鶴・1) 5 黒晰賜(広津柳浪・文芸倶楽部) 7 門三味線(斎藤緑雨・読売新聞~8) 9 にごりえ(樋口一葉・文芸倶楽部) 12 十三夜(樋口一葉・文芸倶楽部) | 3 苦悶の叫(国本田独歩・精神~4) 5「How I Become A Christian」(内村鑑三・警醒社) 9 小説界の新潮流(内田魯庵・国民之友) 12 一葉女史の「にごり江」(田岡嶺雲・明治評論) | 1 「太陽」創刊 4 日清講和条約調印 4 台湾総督府設置 4 三国干渉 |
1896 (明・29) | 2 多情多恨(尾崎紅葉・読売新聞、前編~6・後編9~12) | 3 三人冗語(森鴎外、幸田露伴、斎藤緑雨・めさまし草~7) | 1「めさまし草」創刊 |
1897 (明・30) | 1 金色夜又(尾崎紅葉・読売新聞~5) 4「抒情詩」(国木田独歩、日山花袋、柳田国男ら・民友社) 8「若菜集」(島崎藤村・春陽堂) | 1「近世文学史論」(内藤湖南・政教社) 4「トルストイ」(徳冨蔵花・民友社 5 日本主義(高山樗牛・太陽) 5 我邦現今の文芸界に於ける批評家の本務(高山樗牛・太陽) | 3 足尾銅山鉱毒事件 |
1898 (明・31) | 1「今の武蔵野」(国本田独歩・国民之友~2、後「武蔵野」と改題) 4 忘れえぬ人々(国木田独歩・国民之友) 11 不如帰(徳冨董花・国民新聞) | 2 歌よみに与ふる書(正岡子規・日本新聞~3) 3 小説文体意見(二葉亭四迷・文芸倶楽部) | 10 幸徳秋水ら社会主義研究会結成 |
1899 (明・32) | 5 朝茶の子(内田魯庵・新小説~7) | 1「俳諧大要」(正岡子規・ほととぎす発行所) 4「日本之下層社会」(横山源之助・内外出版協会) 10 夢酔独言(勝小吉・旧幕府~翌年・5) | 1 「中央公論」創刊 3 義和団蜂起 |
1900 (明・33) | 1 時文小言(内田魯庵・文芸倶楽部~10) 8 自由党を祭る文(幸徳秋水・万朝報) | 9「聖書之研究」創刊 | |
1901 (明・34) | 8「みだれ髪」(与謝野晶子・東京新詩社) 11 牛肉と馬鈴薯(国木田独歩・小天地 | 1 文明批評家としての文学者(高山樗牛・太陽) 8 美的生活を論ず(高山樗牛・太陽) 8 美的生活とは何ぞや(長谷川天渓・読売新聞) 9 美的生活論とニイチエ(登張竹風・帝国文学) 9「一年有半」(中江兆民・博文館) | 2 黒龍会発足 |
1902 (明・35) | 1「はやり唄」(小杉天外・春陽堂) 5「重右衛門の最後」(田山花袋・新声社) 8 「三十三年之夢」(宮崎沿天・国光書房) 8 少年の悲哀(国木田独歩・小天地) | 3 新思潮とは何ぞや(長谷川天渓・太陽) 5 病林六尺(正岡子規・日本新聞~9) 9 自然主義とは何ぞや(長谷川天渓・明星) | 1 日英同盟締結 |
1903 (明・36) | 2 魔風恋風(小杉天外・読売新聞~9) | 1 基督教と世界歴史(内村鑑三・聖書之研究) 7「東洋の理想」(岡倉天心・ロンドン) 7「社会主義神髄」(幸徳秋水・万朝報社) | 8 新橋・品川間電車開通 11 平民社結成 |
1904 (明・37) | 9 君死にたまふこと勿れ(与謝野晶子・明星) | 2 露骨なる描写(田山花袋・太陽) 9 余が非戦論者となりし由来(内村鑑三・聖書之研究) 10「妾の半生涯」(福田英子・東京堂) 11 共産党宣言(マルクス、 エングルス、幸徳秋水、界枯川訳・平民新聞) 11「日本の覚醒」(岡倉天心・ニューヨーク) | 2 日露戦争始まる |
1905 (明・38) | 1 吾輩は猫である(夏目漱石・ホトトギス~'06・8) 3 青春(小栗風葉・読売新聞~'06・11) 10「海潮音」(上田敏訳・本郷書院) 11 薤露行(夏目漱石・中央公論 | 2「現代日本基督教会史論」(山路愛山・独立評論~6) 10「病間録」(綱島梁川・金尾文淵堂) | 1 ロシア、一九〇五年革命 9 日比谷焼打事件 この年龍土会発足 |
1906 (明・39) | 3「破戒」(島崎藤村・上回屋発売) 4 坊つちやん(夏目漱石・ホトトギス) 5「濠虚集」(夏目漱石・大倉書店) 9 草枕(夏目漱石・新小説) 10 其面影(二葉亭四迷・東京朝日新聞~12) | 5「茶の本」(岡倉天心・ニューヨーク) 5 余が言文一致の由来(二葉亭四迷・文章世界) 5「国体論及び純正社会主義」(北一輝・自家版) 6「神秘的半獣主義」(岩野泡鳴・佐久良書房) 9 革命の無縁国(木下尚江・新紀元)☆ | 3 市電値上げ反対集会 |
1907 (明・40) | 1 野分(夏目漱石・ホトトギス) 6 虞美人草(夏目漱石・東京朝日新聞~10) 9 蒲団(田山花袋・新小説) 10 平凡(二葉亭四迷・東京朝日新聞~12) | 1 写生文(夏目漱石・読売新聞1.20)☆ 5「文学論」(夏目漱石・大倉書店) 6「支那思想史・日漢文明異同論」(山路愛山・金尾文淵堂) 10 『蒲団』評(島村抱月・早稲田文学)☆ 10 余と自然主義(国本田独歩・日本) 11「文学入門」(生田長江・新潮社) | 2 イプセン会発足 10「新思潮」創刊 |
1908 (明・41) | 1 一兵卒(日山花袋・早稲田文学) 1 何処へ(正宗白鳥・早稲田文学~4) 1 坑夫(夏目漱石・東京朝日新聞~4) 4 生(田山花袋・読売新聞~7) 4春(島崎藤村・東京朝日新聞~8)7夢十夜(夏目漱石・東京朝日新聞~8) 9 三四郎(夏目漱石・東京朝日新聞~12) 10 新世帯(徳田秋声・国民新聞) | 1 文芸上の自然主義(島村抱月・早稲田文学) 1 現実暴露の悲哀(長谷川天渓・太陽) 2 不可思議なる大自然(国木田独歩・早稲田文学) 2 夏目漱石氏の「文芸の哲学的基礎」を評す(田中王堂・明星~3) 3 自然主義論(生田長江・趣味) 4 創作家の態度(夏目漱石・ホトトギス) 5 自然主義の価値(島村抱月・早稲田文学) 6 予が半生の懺悔(二葉亭四迷・文章世界) 10「欺かざるの記」(国木田独歩・佐久良書房) | 6 赤旗事件 12 パンの会結成 |
1909 (明・42) | 1 煤煙(森田草平・東京朝日新聞~5) 2 耽溺(岩野泡鳴・新小説) 3「ふらんす物語」(永井荷風・博文館) 6 それから(夏目漱石・東京朝日新聞~10) 7 ヰタ・セクスアリス(森鴎外・スバル) 10「田合教師」(田山花袋・佐久良書房) 10 帰朝者の日記(永井荷風・中央公論) 12 冷笑(永井荷風・東京朝日新聞~'10・2) | 2「後狩詞記」(柳田国男・自家版) 7 自然主義論最後の試練(相馬御風・新潮) 11 食ふべき詩(石川啄木・東京毎日新聞) | 1 「スバル」創刊 5 二葉亭四迷客死 10 伊藤博文暗殺 |
1910 (明・43) | 3 門(夏目漱石・東京朝日新聞~6) 11 刺青(谷崎潤一郎・新思潮) 12「一握の砂」(石川啄木・東雲堂) | 1 悲痛の哲理(岩野泡鳴・文章世界) 4「それから」に就いて(武者小路実篤・白樺) 4 自然主義の主観的要素(片上天弦・早稲田文学) 6「遠野物語」(柳田国男・衆精堂) 8 時代閉塞の現状(石川啄木・執筆) 8 自己主張の思想としての自然主義(魚住折萱・東京朝日新聞) 10 短歌滅亡私論(尾上柴舟・創作) | 4「白樺」創刊 5 大逆事件検挙始まる 5「三田文学」創刊 8 韓国併合 |
1911 (明・44) | 1 或る女のグリンプス(有島武郎・白樺~'13・3) 2「お目出たき人」(武者小路実篤・洛陽堂) 3 妄想(森鴎外・三田文学~4) 4 濁つた頭(志賀直哉・白樺) 8 徽(徳田秋声・東京朝日新聞~11) 9 雁(森鴎外・スバル~'13・5) | 1「善の研究」(西田幾多郎・弘道館) 1 ‘V NAROED' SERIES-A LETTER FROM PRISN(石川啄木・執筆) 5 この頃 大硯君足下(石川啄木・執筆) 7 はてしなき議論の後(石川啄木・創作) 8 現代日本の開化(夏目漱石・講演) 9 元始女性は太陽であつた・(平塚らいてう・青鞜) 11 谷崎潤一郎氏の作品(永井荷風・三田文学) | 9「青鞜」創刊 10 辛亥革命 |
1912 (明・45 /大・元) | 1 かのやうに(森鴎外・中央公論) 1 彼岸過迄(夏目漱石・朝日新聞~4) 9 大津順吉(志賀直哉・中央公論) 10 興津弥五右衛門の遺書(森鴎外・中央公論) 12 行人(夏目漱石・朝日新聞~'13・11) | 1 猫一疋の力に憑つて大富となりし人の話(南方熊楠・太陽)☆ 3 生の要求と芸術(片上伸・太陽) 5 日記(樋口一葉・『一葉全集 前編』博文館)☆ 6 国体に関する異説(上杉慎吉・太陽) 7 上杉博士の「国体に関する異説」を読む(美濃部達吉・太陽) | 7 明治天皇崩御 9 乃木大将殉死 10「近代思想」創刊 |
1913 (大・2) | 9 疑惑(近松秋江・新小説) 9 大菩薩峠(中里介山・都新聞~10 ) | 1民衆的傾向と政党(丸山幹治・日本及日本人) 2 「所感十年」(内村鑑三・聖書之研究社) 3 山人外伝資料(柳田国男・郷土研究~'17・2) 5 時代閉塞の現状(石川啄木・『啄木遺稿』東雲堂)☆ 10 「ニイチェ研究」(和辻哲郎・内田老鶴圃) 7 生の拡充(大杉栄・近代思想)☆ 10 「表象派の文学運動」(シモンズ、岩野泡鳴訳・新潮社) | 3「郷土研究」創刊 |
1914 (大・3) | 1 大塩平人郎(森鴎外・中央公論) 4 こゝろ(夏目漱石・東京朝日新聞~8) 4「三太郎の日記」(阿部次郎・東雲堂) 5 桜の実の熟する時(島崎藤村・文章世界~'18・6) 6 毒薬を飲む女(岩野泡鳴・中央公論) | 3「支那論」(内藤湖南・文会堂書店) 8 日和下駄(永井荷風・三田文学) 9 社会と感激(中沢臨川・中央公論) 10「生の闘争」(大杉栄・新潮社) 11 私の個人主義(夏目漱石・講演) 12「ヰリアム・ブレーク」(柳宗悦・洛陽堂) | 7 第一次世界大戦 |
1915 (大・4) | 6 道草(夏目漱石・東京朝日新聞~9) 11 羅生門(芥川龍之介・帝国文学) | 1「思索と体験」(西田幾多郎・千章館) 1 歴史其儘と歴史離れ(森鴎外・心の花) 7 代議政治の論理(石橋湛山・東洋時論) | 1 対華21ヵ条要求 |
1916 (大・5) | 12出家とその弟子(倉田百三・生命の川~'17・3) 5明暗(夏目漱石・東京朝日新聞~12) 7空車(森鴎外・東京日日新聞) 8腕くらべ(永井荷風・文明~'17・10) | 8「文学に現はれたる我が国民思想の研究」(津田左右吉・洛陽堂~'21・12) 8民衆芸術の意味及び価値(本間久雄・早稲田文学) 8国民意識と国家政策(大山郁夫・中央公論) 8「遊蕩文学」の撲滅(赤木桁平・読売新聞) 9 貧乏物語(河上肇・大阪朝日新聞~12) 11 自然主義前派の跳梁(生田長江・新小説) | |
1917 (大・6) | 2「月に吠える」(萩原朔太郎・感情詩社) 5 城の崎にて(志賀直哉・白樺) 10 和解(志賀直哉・黒潮) 10 神経病時代(広津和郎・中央公論) | 2 怒れるトルストイ(広津和郎・トルストイ研究~3) 6 惜しみなく愛は奪ふ(有島武郎・新潮) 9 断腸亭日乗(永井荷風・起筆) 10「自覚に於ける直観と反省」(西田幾多郎・岩波書店) 11 山人考(柳田国男・日本歴史地理学会講演) | 11 ロシア革命 |
1918 (大・7) | 3 子をつれて(葛西善蔵・早稲田文学) 5 新生(島崎藤村・朝日新聞~'19・10) 9 田園の憂鬱(佐藤春夫・中外) | 3 過激派を援助せよ(石橋湛山・東洋経済新報) 5「ニーチェ全集」(生田長江訳・新潮社、~'29) 8 古寺巡礼(和辻哲郎・思潮~'19・1) 10 現代将来の小説的発想を一新すべき僕の描写論(岩野泡鳴・新潮)☆ | 8 シベリア出兵 この頃米騒動起こる 11 「新しき村」建設 11 第一次世界大戦終わる |
1919 (大・8) | 1 恩讐の彼方に(菊池寛・中央公論) 4 蔵の中(宇野浩二・文章世界) 6「或る女」(有島武郎・新潮社) | 3「文化主義の論理」(左右田喜一郎・「黎明会講演集」) 8 日本改造法案大綱(北一輝・稿、改造社~'23・5) 8「古事記及び日本書紀の新研究」(津田左右吉・岩波書店) 8 社会改造の根本精神(大山郁夫・我等) 8「獄中記」(大杉栄・春陽堂) 12 花火(永井荷風・改造) | 3 朝鮮で3・1独立運動 3 コミンテルン創立 4 「改造」創刊 5 中国で5・4運動 8 大川周明・北一輝ら猶存社を結成 |
1920 (大・9) | 2 おせい(岩野泡鳴・改造) 9「苦の世界」(宇野浩二・衆英閣) | 5 妣が国へ・常世ヘ(折口信夫・国学院雑誌) 6「資本論」(高畠素之訳・大鐙閣~'23・5) 6 朝鮮の友に贈る書(柳宗悦・改造) 7 徹底個人主義者の社会生活観(田中王堂・中央公論) 9「弥勒の世に就いて」(出口王仁二郎・神霊会) 9 第四階級の文学(中野秀人・文章世界) | 1 「新青年」創刊 9 未来派美術協会設立 12 日本社会主義同盟結成 |
1921 (大・10) | 1 暗夜行路 前編(志賀直哉・改造~8) | 2「種蒔く人」創刊 3「愛と認識との出発」(倉田百三・岩波書店) 7 大日本主義の幻想(石橋湛山・東洋経済新報~8) 11 「支那革命外史」(北一輝・大鐙閣) | 11 原敬暗殺 12 日本未来派運動宣言 |
1922 (大・11) | 1 神神の微笑(芥川龍之介・新小説) 1黒髪(近松秋江・改造) 12 多情仏心(里見弾・時事新報~'23・12) | 1 宣言一つ(有島武郎・改造) 1 第四階級の文学(平林初之輔・解放) 2 階級芸術の問題(片上伸・新潮) 2 「露西亜文学史」(大泉黒石・大鐙閣) 6 無産者階級の芸術(平林初之輔・東京朝日新聞) 7 無産階級運動の方向転換(山川均・前衛) 7 全国水平社宣言(西光万吉・『水平』第1号)☆ | 3 水平社創立 7 日本共産党結成 |
1923 (大・12) | 1 「青猫」(萩原朔太郎・新潮社) 2 「ダダイスト新吉の詩」(高橋新吉、辻潤編・中央美術社) 5 蠅(横光利一・文芸春秋) 7 「こがね虫」(金子光晴・新潮社) | 2 「方向転換」と其の批評(山川均・前衛~3) 2 階級闘争と芸術運動(青野季吉・種蒔く人) 3 芸術の革命と革命の芸術(青野季吉・解放) 11 「日本脱出記」(大杉栄・アルス) | 1 「赤と黒」、「文芸春秋」創刊 6 有島武郎情死 7 村山知義ら「マヴオ」結成 9 関東大震災、大杉栄、伊藤野枝ら虐殺される |
1924 (大・13) | 3 痴人の愛(谷崎潤一郎・大阪朝日新聞3・20~6・14) 6 砂けぶり(折口信夫・日光~8) 7 富士に立つ影(白井喬二・報知新聞7・20~'27・7・2) 10 秋風一夕話(佐藤春夫・随筆~12) | 4 日本文学の発生(折口信夫・日光、のち「国文学の発生 第一稿」として「古代研究」国文学篇に収録) 6「ですぺら」(辻潤・新作社) 9 散文芸術の位置(広津和郎・新潮) 12 経済学批判のうちにおける「資本論」の範囲を論ず(福本和夫・マルクス主義) | 6「文芸戦線」創刊 6 小山内薫、上方与志ら築地小劇場創設 10 横光利一・川端康成ら「文芸時代」創刊 10 三科造形美術協会創立 |
1925 (大・14) | 1 檸檬(梶井基次郎・青空) 8 屋根裏の散歩者(江戸川乱歩・新青年) 9 「月下の一群」(堀口大学訳・第一書房) 11 淫売婦(葉山嘉樹・文芸戦線) | 1 山の人生(柳田国男・アサヒグラフ~8) 1 私小説と心境小説(久米正雄・文芸春秋社刊「文芸講座」) 6「近代」派と「超近代」派之の戦(生田長江・新潮) 7「調べた」芸術(青野季吉・文芸戦線) 10「方向転換」はいかなる諸過程をとるか 我々はいまそれのいかなる過程を過程しつつあるか(福本和夫・マルクス主義) | 4 治安維持法公布 5 普通選挙法公布 |
1926 (大・15 /昭・元) | 1 伊豆の踊子(川端康成・文芸時代1~2) 11 「海に生くる人々」(葉山嘉樹・改造社) | 2 「社会の構成並に変革の過程」(福本和夫・白楊社) 4 「無産階級の方向転換」(福本和夫・希望閣) 6 「経済学批判の方法論」(福本和夫・白楊社) 6 「パスカルに於ける人間の研究」三木清・岩波書店) 6 新女性主義の提唱(高群逸枝・解放) 6 朝鮮統治の方針(矢内原忠雄・中央公論) 7 歌の円寂する時(折口信夫・改造) 9 自然生長と目的意識(青野季吉・文芸戦線) 10 「日本精神史研究」(和辻哲郎・岩波書店) 11 啄木に関する一断片(中野重治・腫馬 | 11 改造社「現代日本文学全集」刊行開始、円本時代始まる 12 大正天皇崩御 |
★★
年号 | 小説・詩歌・戯曲 | 批評 | 社会動向・文学事項 |
1923 (大・12) | 2「ダダイスト新吉の詩」(高橋新吉、辻潤編・中央美術社) 5 蠅(横光利一・文芸春秋) 7「こがね虫」(金子光晴・新潮社) | 2 「方向転換」と其の批評(山川均・前衛2~3) 2 階級闘争と芸術運動(青野季吉・種蒔く人) 3 芸術の革命と革命の芸術(青野季吉・解放) 11 「日本脱出記」(大杉栄・アルス) | 1 「赤と黒」、「文芸春秋」創刊 6 有島武郎情死 7 村山知義ら「マヴオ」結成 9 関東大震災、大杉栄、伊藤野枝ら虐殺さる |
1924 (大・13) | 3痴人の愛(谷崎潤一郎・大阪朝日3・20~6・14) 6砂けぶり(折口信夫・日光6~8) 7富士に立つ影(白井喬二・報知新聞7・20~'27・2) | 6「ですぺら」(辻潤・新作社) 9 散文芸術の位置(広津和郎・新潮) 12 経済学批判のうちにおける「資本論」の範囲を論ず(福本和夫・マルクス主義) | 6「文芸戦線」創刊 6 小山内薫、上方与志ら築地小劇場創設 10 横光利一・川端康成ら「文芸時代」創刊 10 三科造形美術協会創立 |
1925 (大・14) | 1 檸檬(梶井基次郎・青空) 8 屋根裏の散歩者(江戸川乱歩・新青年) 9 「月下の一群」(堀口大学訳・第一書房) 11 淫売婦(葉山嘉樹・文芸戦線) | 1 「私」小説と「心境」小説(久米正雄・文芸講座1,5)☆ 10「方向転換」はいかなる諸過程をとるか 我々はいまそれのいかなる過程を過程しつつあるか(福本和夫・マルクス主義) | 4 治安維持法公布 5 普通選挙法公布 |
1926 (大・15 /昭・元) | 1 伊豆の踊子(川端康成・文芸時代1~2) 11「 海に生くる人々」(葉山嘉樹・改造社) | 2 「社会の構成並に変革の過程」(福本和夫・白揚社) 4 「無産階級の方向転換」(福本和夫・希望閣) 6 「経済学批判の方法論」(福本和夫・白揚社) 6 「パスカルに於ける人間の研究」三木清・岩波書店) 7 歌の円寂する時(折口信夫・改造) 9 自然生長と目的意識(青野季吉・文芸戦線) 10「日本精神史研究」(和辻哲郎・岩波書店) 12 啄木に関する一断片(中野重治・瞳馬) 12 文壇ギルドの解体期(大宅壮一・新潮)☆ | 11 改造社「現代日本文学全集」刊行開始、円本時代始まる 12 大正天皇崩御 |
1927 (昭・2) | 1 何が彼女をさうさせたか(藤森成吉・改造1~4) 10 或阿呆の一生(芥川龍之介・改造) | 2 饒舌録(谷崎潤一郎・改造2~12) 4 文芸的な、余りに文芸的な(芥川龍之介・改造4~8) 4 みやびなる宴(林達夫・思想) 6 人間学のマルクス的形態(三木清・思想) 7 或る旧友へ送る手記(芥川龍之介・東京日日7・25) 9 芥川龍之介の美神と宿命(小林秀雄・大調和) 10 芸術に関する走り書的覚え書(中野重治・プロレタリア芸術) | 3 金融恐慌 5 第一次山東出兵 7 コミンテルン27年テーゼ 7 芥川龍之介自殺 7 岩波文庫の刊行 12 「労農」創刊 |
1928 (昭・3) | 8 春さきの風(中野重治・戦旗) 11 一九二人年二月十五日(小林多喜二・戦旗11~12) | 2 文芸復興(林達夫・岩波講座「世界思潮」第1・3・5・8冊2~11) 5 プロレタリヤ・レアリズムヘの道(蔵原惟人・戦旗創刊号)☆ 6 いはゆる芸術大衆化論の誤りについて(中野重治・戦旗) | 3 ナップ(全日本無産者芸術連盟)結成 3 日本共産党員大量検挙(三・一五事件) 5 「戦旗」創刊 6 張作霜爆殺 |
1929 (昭・4) | 5蟹工船(小林多喜二・戦旗 6太陽のない街(徳永直・戦旗6~11) 12 浅草紅団(川端康成・東京朝日12・12~'30・2・16) | 3 政治的価値と芸術的価値(平林初之輔・新潮) 6 芸術運動に於ける前衛性と大衆性(勝本清一郎・新潮) 8 「敗北」の文学(宮本顕治・改造) 9 様々なる意匠(小林秀雄・改造) 10 芸術に政治的価値なんでものはない(中野重治・新潮) 11 「超現実主義詩論」(西脇順二郎・厚生閣書店) | 4 四・六事件(共産党弾圧) 10 世界恐慌始まる |
1930 (昭・5) | 9 聖家族(堀辰雄・改造) 11 機械(横光利一・改造) | 11 宿命と文学に就いて(井上良雄・岩波書店) 11 「『いき』の構造」(九鬼周造・改造) | 1 ロンドン海軍軍縮会議 4 新興芸術倶楽部結成 11 浜口首相狙撃 |
1931 (昭・6) | 1吉野葛(谷崎潤一郎・中央公論1~2) 6 風博士(坂口安吾・青い馬) | 1 マルクスの悟達(小林秀雄・文芸春秋) 6 『第七官界彷徨』の構図その他(尾崎翠・新興芸術研究)☆ | 9 満州事変 |
1932 (昭・7) | 7「上海」(横光利一・改造社) 9 Xへの手紙(小林秀雄・中央公論) 11萱刈(谷崎潤一郎・改造11~12) | 3 FARCEに就て(坂口安吾・青い馬) 4 芥川龍之介と志賀直哉(井上良雄・磁場) 4 ノイエ・ザッハリッヒカイトの美学(中井正一・美・批評) 7 私と汝(西田幾多郎・岩波講座「哲学」) 12 批評の生理と病理(三木清・改造) | 1 上海事変 2 血盟団事件 3 満州国建国宣言 3 「コギト」創珈 5 五・一五事件 5 コミンテルン32年テーゼ |
1933 (昭・8) | 4 転換時代(=党生活者、小林多喜二・中央公論4~5) 6 春琴抄(谷崎潤一郎・中央公論) 9「Ambarvalia」(西脇順二郎・椎の本社) | 1 プティ・ブルジョア・インテリゲンツイアの道(平野謙・クオタリイ日本文学) 3 「無の論理」は論理であるか(戸坂潤・唯物論研究) 5 故郷を失つた文学(小林秀雄・文芸春秋) 7 共同被告同志に告ぐる書(佐野学・鍋山貞親・改造) 12 末期の限(川端康成・文芸) 12 陰翡礼讃(谷崎潤一郎・経済往来12、'34・1) | 1 ヒトラー政権成立 2 小林多喜二虐殺 6 佐野・鍋山転向声明 10「文学界」「行動」創刊 11 「文芸」創刊 |
1934 (昭・9) | 1 紋章(横光利一・改造1~9) 6 「氷島」(萩原朔太郎・第一書房) 8 銀座八丁(武田麟太郎・東京朝日8・22~10・20) | 1 「悲劇の哲学」(シェストフ、河上・阿部訳・芝書店) 3 「人間の学としての倫理学」(和辻哲郎・岩波書店) 5 模写論の美学的関連(中井正一・美・批評) 9 シェストフ的不安について(三木清・改造) 9 「転形期の文学」(亀井勝一郎・ナウカ社) 11 『日本浪曼派』広告(保田興重郎・コギト)☆ 12 反動期に於ける文学と哲学(戸坂潤・文芸) | 3 文芸懇話会結成 3 日本プロレタリア作家同盟解散声明発表 4 竹内好ら中国文学研究会結成 |
1935 (昭・10) | 2 故旧忘れ得べき(高見順・日暦2~7、人民文庫'36・3~9) 5 村の家(中野重治・経済往来) 10「わがひとに与ふる哀歌」(伊東静雄・コギト発行所) | 1 ドストエフスキイの生活(小林秀雄・文学界1~'37・3) 2 転向作家論(中村光夫・文学界) 2 『文学者に就て』について(中野重治・行動)☆ 4 純粋小説論(横光利一・改造) 5 私小説論(小林秀雄・経済往来5~8) 7「日本イデオロギー論」(戸坂潤・白揚社) 9 批評家棄権(林達夫・思想) 9 「風土」(和辻哲郎・岩波書店) 11 「哲学論文集第一」(西田幾多郎・岩波書店) | 2 天皇機関説問題 2 「世界文化」創刊 3 「日本浪曼派」創刊 8 相沢中佐、永田軍務局長を刺殺 9 第一回芥川賞・直木賞 |
1936 (昭・11) | 1 小説の書けぬ小説家(中野重治・改造) 6 普賢(石川淳・作品6~9) 6 「晩年」(太宰治・砂子屋書房) | 1 トルストイについて(正宗白鳥・読売新聞) 1 委員会の論理(中井正一・世界文化1~3) 2 「思想としての文学」(戸坂潤豊一笠書房) 4 思想と実生活(小林秀雄・文芸春秋) 4 二葉亭四迷論(中村光夫・文学界4~10) 5 描写のうしろに寝てゐられない(高見順・新潮)☆ 6 スタングアル試論(大岡昇平・文学界6~7) 7 戴冠詩人の御一人者(保田興重郎・コギト) 10 日本の橋(保田典重郎・文学界) | 1 スペイン人民戦線成立 2 二・二六事件 3「人民文庫」創刊 5中野正剛「東方会」結成 11 日独防共協定調印 11 昭和研究会発足 |
1937 (昭・12) | 4 旅愁(横光利一・東京日日・大阪毎日4・13~7・11) 4 濹東綺譚(永井荷風・東京・大阪朝日4・16~6・15) 4暗夜行路(完結・志賀直哉・改造 6「雪国」(川端康成・創元社) | 1 認識論としての文学(戸坂潤・唯物論研究) 2 明治の精神(保田典重郎・文芸2~3) 3 文学に於ける新官僚主義(中野重治・新潮) 3 合理主義の問題(中井正一・学生評論) 4 風流に関する一考察(九鬼周造・俳句研究) 11 戦争について(小林秀雄・改造) 12 川端康成論(中村光夫・中央公論) | 7 蔵溝橋で日中両軍衝突(日中戦争開始) 12 日本軍南京占領(大虐殺事件) 12 第一次人民戦線事件 |
1938 (昭・13) | 4 「風立ちぬ」(堀辰雄・野田書一房) 8 麦と兵隊(火野葦平・改造 | 2 志賀直哉論(小林秀雄・改造) 3 「日本への回帰」(萩原朔太郎・白水社) 4 思想の運命(林達夫・都新聞4・25~28) 10 歴史について(小林秀雄・改造) | 1 杉本良吉、岡田嘉子樺太からソ連へ越境 2 第二次人民戦線事件 4 国家総動員法公布 11 近衛内閣東亜新秩序建設声明 |
1939 (昭・14) | 1 死者の書(折口信夫・日本評論1~3) 1 如何なる星の下に(高見順・文芸1~'40・3) 4 歌のわかれ(中野重治・革新4~8) | 3 絶対矛盾的自己同一(西田幾多郎・思想) 7 「構想力の論理」三木清・岩波書店) 10 「後鳥羽院」(保田典重郎・思潮社) 11 詩と批評(蓮田善明・文芸文化11~'40・2) 11 デカルトのポリティーク(林達夫・文学界) | 3 スペイン内乱、フランコ軍の勝利に終わる 5 ノモンハン事件 8 独ソ不可侵条約 8「批評」創刊 9 ドイツ、ポーランドに侵攻・第二次世界大戦始まる |
1940 (昭・15) | 4 夫婦善哉(織田作之助・海風) 5 走れメロス(太宰治・新潮) 9 オリンポスの果実(田中英光・文学界) | 2 戦争まで(中村光夫・文学界2~'41・12) 3 錯乱の論理(花田清輝・文化組織) 6 笑の仮面(花田清輝・文化組織)☆ 7 斎藤茂吉ノオト(中野重治・日本短歌7~'41・1) | 1 「文化組織」創刊 6 ドイツ軍パリ入城 9 日独伊三国同盟締結 10 大政翼賛会結成 |
1941 (昭・16) | 6 縮図(徳田秋啓・都新聞6・28~9・15中断) 9 花ざかりの森(三島由紀夫・文芸文化9~12) | 3 歴史と文学(小林秀雄・改造3~4) 7 天体図(花田清輝・文化組織) 8 文学のふるさと(坂口安吾・現代文学) 11「森鶴外」(石川淳・三笠書房) 11「哲学ノート」(三木清・河出書房) 12 「近代の終焉」(保田典重郎・小学館) 12 万葉の伝統(小田切秀雄・光書房) | 6 独ソ戦開始 10 ゾルゲ事件 12 太平洋戦争始まる |
1942 (昭・17) | 5 光と風と夢(中島敦・文学界) 10 精神病学教室(石上玄一郎・中央公論) | 3 日本文化私観(坂口安吾・現代文学) 5 群論(花田清輝・文化組織) 6 無常といふ事(小林秀雄・文学界) 9 座談会「近代の超克」(小林秀雄・西谷啓治・河上徹太郎・鈴木成高他・文学界9~10) 11 青春論(坂口安吾・文学界11~12) | 5 日本文学報国会結成 6 ミッドウェー海戦 |
1943 (昭・18) | 1 細雪(谷崎潤一郎・中央公論1~3、以後掲載禁止) 9「右大臣実朝」(太宰治・錦城出版社) 9「春のいそぎ」(伊東静雄・弘文堂書房) | 2 実朝(小林秀雄・文学界2~6) 3 言霊の幸はひ(蓮田善明・文芸春秋) 3 世界史的立場と日本」(鈴木成高・高山岩男他・中央公論社) 4 江戸人の発想法について(石川淳・思想) 4 「司馬遷」(武田泰淳・日本評論社) 6「大和古寺風物誌」(亀井勝一郎・天理時報社)思想戦の形面上的根拠(高坂正顕・中央公論) 8「私小説作家論」(山本健吉・実業之日本社) 9 「鴎外の精神」(唐木順三・筑摩書房) 10 「芭蕉」(保田典重郎・新潮社) | 2 ガダルカナル島撤退開始 2 スターリングラードの独軍降伏 9 イタリア降伏 10 学徒出陣壮行会 |
1944 (昭・19) | 11 「津軽」(太宰治・小山書店) | 6 「暗夜行路」雑談(中野重治・「志賀直哉研究」河出書房) 12 「魯迅」(竹内好・日本評論社) | 6 連合軍ノルマンディー上陸 7 サイパン島日本軍全滅 7 東条内閣総辞職 11 B29東京初空襲 |
1945 (昭・20) | 1「新釈諸国噺」(太宰治・生活社) 2 中世(三島由紀夫・文芸世紀) | 2 しげ女の文体(中野重治・文芸) 3 感嘆詞のある思想(中井正一・学海) | 5 ドイツ降伏 8 ソ連対日参戦 8 日本無条件降伏 |
★★★
年号 | 小説・詩歌・戯曲 | 批評 | 社会動向・文学事項 |
1945 (昭・20) | 10 配給された自由(河上徹太郎・東京新聞10・26~27) 12 近代日本文学の発想(福田恆存・文学) | ||
1946 (昭・21) | 4 暗い絵(野間宏・黄蜂4~10) 6 白痴(坂口安吾・新潮) 7 才子佳人(武田泰淳・人間) 9 桜島(梅崎春生・素直) 10 焼跡のイエス(石川淳・新潮) | 1 芸術・歴史・人間(本多秋五・近代文学) 1 島崎藤村――「新生」覚え書(平野謙・近代文学1~2) 2 第二の青春(荒正人・近代文学) 4 堕落論(坂口安吾・新潮) 4 ひとつの反措定(平野謙・新生活) 4 国語問題(志賀直哉・改造)☆ 5 超国家主義の論理と心理(丸山真男・世界) 6 反語的精神(林達夫・新潮) 7 批評の人間性(中野重治・新日本文学他・7~'47・9) 10 「復興期の精神」(花田清輝・我観社) 11 第二芸術(桑原武夫・世界)☆ 12 モオツアルト(小林秀雄・創元) | 1 天皇神格化否定の宣言 1 「近代文学」創刊 2 第一次農地改革 5極東軍事裁判開廷 |
1947 (昭・22) | 1 五勺の酒(中野重治・展望) 2 深夜の酒宴(椎名麟三・展望) 4 審判(武田泰淳・批評) 7 斜陽(太宰治・新潮7~10) 8「旅人かへらず」(西脇順二郎・東京出版) | 3 一匹と九十九匹と(福田恒存・思索) 5 「1946 文学的考察」(加藤周一・福永武彦・中村真一郎・真善美社) 6 教祖の文学(坂口安吾・新潮) 9 短歌的抒情に抗して(小野十三郎・新日本文学)☆ | 2 GHQ二・一ゼネスト中止命令 5 日本国憲法施行 9 「荒地」創刊 |
1948 (昭・23) | 2 俘虜記(大岡昇平・文学界) 5 地下室から(田中英光・芸術) 5 夢の中での日常(島尾敏雄・綜合文化) 10「死霊I」(埴谷雄高・真善美社) | 3 重症者の兇器(三島由紀夫・人間) 5「荒地」の立場(鮎川信夫・近代文学) 8 逃亡奴隷と仮面紳士(伊藤整・新文学) 12「小説の方法」(伊藤整・河出書房) | 1 帝銀事件 3 戦争協力の文筆家二七〇名追放 11 極東軍事裁判判決 |
1949 (昭・24) | 7「仮面の告白」(三島由紀夫・河出書房) | 5 芸術と実生活(平野謙・人間5~6) 10 二葉亭と女郎屋(中村光夫・改造文芸) | 7 下山事件・三鷹事件 8 松川事件 |
1950 (昭・25) | 1 武蔵野夫人(大岡昇平・群像1~9) 4 異形の者(武田泰淳・展望) 5 ちつぽけなアヴァンチュール(島尾敏雄・新日本文学) 7 書かれざる一章(井上光晴・新日本文学) | 2 風俗小説論(中村光夫・文芸2~5) 4 日本共産党に与ふ(竹内好・展望) 6 「芸術とはなにか」(福田恒存・要書房) | 1 コミンフオルム日本共産党を批判 6 朝鮮戦争始まる 7 レッドパージ始まる 7 金閣寺炎上 |
1951 (昭・26) | 1 野火(大岡昇平・展望1~8) 1 禁色(三島由紀夫・群像1~10) 4 シベリヤ物語(長谷川四郎・近代文学4~税・4) 8 「荒地詩集」(荒地同人・早川書房) | 1 ゴッホの手紙(小林秀雄喜バ術新潮1~税・2) 2 「白樺」派の文学(本多秋五・群像2~5) 4 共産主義的人間(林達夫・文芸春秋) 9 近代主義と民族の問題(竹内好・文学) 9 小林秀雄論(寺田透・群像) 10 私小説の二律背反(平野謙・塙書房「文学読本」所収・原題「現代日本小説」) | 9 サンフランシスコ講和条約調印 9 日米安全保障条約調印 |
1952 (昭・27) | 1 風媒花(武田泰淳・群像1~11) 2 「真空地帯」(野間宏・河出書房) 6「二十億光年の孤独」(谷川俊太郎・創元社) 8「固有時との対話」釜日本隆明・私家版) | 4 谷崎潤一郎論(中村光夫・群像4~5) 6 占領下の文学(中村光夫・文学) 6 「鴎外その側面」(中野重治・筑摩書房) 8 国民文学の問題点(竹内好・改造) 10 俗情との結託(大西巨人・新日本文学) 12 「日本政治思想史研究」(丸山真男・東大出版会) | 3 火炎ビン事件続発 3 「列島」創刊 5 血のメーデー 7 破壊活動防止法成立 |
1953 (昭・28) | 6 悪い仲潤(安岡章太郎・群像) 9 「転位のための十篇」(吉本隆明・私家版) 12 「他人の空」(飯島耕一・書肆ユリイカ) | 1 志賀直哉論(中村光夫・文学界1~11) 2 近代日本人の発想の諸形式(伊藤整・思想2~3) 10 「バルザックー人間喜劇の研究」(寺田透・筑摩書房) 12 組織と人間(伊藤整・改造) | 3 スターリン死去 5 内灘基地反対闘争激化 7 朝鮮戦争休戦協定調印 |
1954 (昭・29) | 1 むらぎも(中野重治・群像1~7) 2 驟雨(吉行淳之介・文学界) 3 ひかりごけ(武田泰淳・新潮) 6「潮騒」(三島由紀夫・新潮社) 9 アメリカン・スクール(小島信夫・文学界) 12 プールサイド小景(庄野潤三・群像) | 3 近代絵画(小林秀雄・新潮3~鵠・12) 5 東西文学論(吉田健一・新潮5~9) 6 マチウ書試論(吉本隆明・現代評論6~12) 9 「日本の近代小説」(中村光夫・岩波書店) 10 生活演技説・修正(平野謙・文学界)・ 10 「アヴァンギャルド芸術」(花田清輝・未来社) 12 平和論の進め方についての疑問(福田恒存・中央公論) | 1 二重橋事件 3 第二福竜丸、ビキニの米水爆実験により被災 6「現代評論」創刊 |
1955 (昭・30) | 5 白い人(遠藤周作・近代文学5~6) 7 太陽の季節(石原慎太郎・文学界) 8 森と湖のまつり(武田泰淳・世界8~'58・5) 11 「鮎川信夫詩集」(荒地出版社) | 1 古典と現代文学(山本健吉・群像1~10) 6 われらにとって美は存在するか(服部達・群像6~9) 7 人間この劇的なるもの(福田恒存・新潮7~'56・5) 11 前世代の詩人たち(吉本隆明・詩学) 11 夏目漱石(江藤淳・三田文学11~'56・8) | 5 砂川闘争始まる 7 共産党、第六回全国協議会で自己批判 10 社会党統一なる 11 保守合同(自由民主党結成) |
1956 (昭・31) | 1 金閣寺(三島由紀夫・新潮1~10) 1 鍵(谷崎潤一郎・中央公論1~12) 1 楢山節考(深沢七郎・中央公論) | 3 戦後の戦争責任と民主主義文学(武井昭夫・現代詩) 4「民主主義文学」批判(吉本隆明・荒地詩集1956) 5 永久革命者の悲哀(埴谷雄高・群像) 6 実行と芸術(平野謙・群像) 8 文学は上部構造か(本多秋五・文学界) 9 「文学者の戦争責任」T日本隆明・武井昭夫・淡路書房) 2 「現代政治の思想と行動」上(丸山真男・未来社、下'57・3) | 2 スターリン批判 10 ハンガリー事件 10 スエズ動乱 |
1957 (昭・32) | 6 アポロンの島(小川国夫・青銅時代) 6 海と毒薬(遠藤周作・文学界6~10) 8 死者の奢り(大江健二郎・文学界) 8 パニック(開高健・新日本文学) | 1 大衆のエネルギー(花田清輝・群像1~12) 1 二葉亭四迷伝(中村光夫・群像1~'58・6) 6 生きている廃墟の影(江藤淳・文学界) 8 戦後文学は何処へ行ったか(吉本隆明・群像) 8 「転向文学論」(本多秋五・未来社) 11奴隷の思想を排す(江藤淳・文学界) | 10 ソ連、世界初の人工衛星打ち上げ成功 |
1958 (昭・33) | 1 飼育(大江健二郎・文学界) 6 芽むしり 仔撃ち(大江健二郎・群像) 8花 影(大岡昇平・中央公論8~'59・9) | 4 少年愛の美学(後年の改題)(稲垣足穂・作家)☆ 4 日本ロマン派の諸問題(橋川文三・文学) 6 神話の克服(江藤淳・文学界) 8 日本のアウトサイダー(河上徹太郎・中央公論8~'59・7) 10 物語戦後文学史(本多秋五・週刊読書人10・13~'63・11・25) 12 転向論(吉本隆明・現代批評) 12 「原点が存在する」(谷川雁・弘文堂) | 4 売春防止法施行 10 警職法反対闘争激化 12 「現代批評」創刊 |
1959 (昭・34) | 1「われらの時代」(大江健二郎¨中央公論社) 9 「鏡子の家」(三島由紀夫・新潮社) 11 海辺の光景(安岡章太郎・群像11~12) | 1 戦後文学大批判(花田清輝・群像) 1 「作家は行動する」(江藤淳・講談社) 1 「転向」上(思想の科学研究会編・平凡社、中'60・ 2、下'62・4) 5 ふたたび政治小説を(中村光夫・中央公論) 9 転向ファシストの詭弁(吉本隆明・近代文学) 11 有効性の上にあるもの(本多秋五・思想) 11 近代の超克(竹内好・近代日本思想史講座7・筑摩書房) | 1 キューバ革命 11 安保阻止第八次統一行動、国会構内に入り、300名負傷 |
1960 (昭・35) | 1 宴のあと(三島由紀夫・中央公論1~10) 1 眠れる美女(川端康成・新潮1~ 9 死の棘(島尾敏雄・群像) 9 遅れてきた青年(大江健二郎・新潮9~'62・2) 10 神聖喜劇(大西巨人・新日本文学10~'68・7のち全8部'78~'80・4刊行) 12 風流夢譚(深沢七郎・中央公論) | 1 戦後世代の政治思想(吉本隆明・中央公論) 1 小林秀雄論(江藤淳・声1~'61・1) 1「幻視のなかの政治」(埴谷雄高・中央公論社) 2 「日本浪曼派批判序説」(橋川文三・未来社) 3 文学・昭和十年前後(平野謙・文学界3~'63・3) 9 求道者と認識者(伊藤整・新潮) 2「私の国語教室」(福田恒存・新潮社) | 1 岸首相ら新安保条約調印全権団、ワシントンで新協定に調印 1 羽田事件 1 三池闘争激化 4 全学連3000人国会構内乱入 6 六・一五闘争、樺美智子さん死亡 10 社会党浅沼委員長刺殺さる |
1961 (昭・36) | 1 憂国(三島由紀夫・小説中央公論) 1 セヴンティーン(大江健二郎・文学界1~2) 11 癒癒老人日記(谷崎潤一郎・中央公論11~'62・5) | 1 刑務所へ(土方巽・三田文学)☆ 2 佐藤春夫論(中村光夫・文学界2~4、9) 10 言語にとって美とはなにか(吉本隆明・試行10~'65・6) 11「日本の思想」(丸山真男・岩波書店) | 2 嶋中事件 9 「試行」創刊 12 「思想の科学」(中央公論社)天皇制特集号発行中止 |
1962 (昭・37) | 1 美しい星(三島由紀夫・新潮1~11) 11 叫び声(大江健二郎・群像) 11 「悲の器」(高橋和巳・河出書房新社) | 1 丸山真男論(吉本隆明二橋大学新聞1・15~'63・2・15) 3 再説・純文学変質説(平野謙・群像) 3 文壇の私闘を排す(江藤淳・新潮) 8 「戦後文学」は幻影だつた(佐々木基一・群像) | 10 キューバ危機 |
1963 (昭・38) | 2 日常生活の冒険(大江健三郎・文学界2~'64・2) 5 性的人間(大江健二郎・新潮) 9 「午後の曳航」(三島由紀夫・講談社) 11 エロ事師たち(野坂昭如・小説中央公論11~12) 2「サンチョパンサの帰郷」(石原吉郎・思潮社) | 2 林房雄論(三島由紀夫・新潮) 2 現代崎人伝(保田與重郎・新潮2~'64・4) 5 「政治と文学」理論の破産(奥野健男・文芸) 8 日本のアジア主義(竹内好・現代日本思想大系9・筑摩書房) 9 大東亜戦争肯定論(林房雄・中央公論9~12) | 2 中ソ論争激化 11 ケネディ暗殺 |
1964 (昭・39) | 4 されどわれらが日々―(柴田翔・文学界) 8 「個人的な体験」(大江健二郎・新潮社) | 10 ヒロシマ・ノート(大江健二郎・世界10~'65・3) 12 「殉教の美学」(磯田光一・冬樹社) | 8 ベトナム戦争反対集会 10 東京オリンピック |
1965 (昭・40) | 1 甲乙丙丁(中野重治・群像1~'69・9) 6 幻花(梅崎春生・新潮) 7 抱擁家族(小島信夫・群像) 9 春の雪(三島由紀夫・新潮9~'67・1) 11 サド侯爵夫人(三島由紀夫・文芸) | 3 日本文学と「私」(江藤淳・新潮) 3 自立の思想的拠点(吉本隆明・展望) 6 本居宣長(小林秀雄・新潮6~'76・12) 6 文学史に関するノート(江藤淳・文学界6~'66・7) 10 「芭蕉」(安東次男・筑摩書房) 11 「戦中手記」(鮎川信夫・思潮社) | 2 米、北ベトナム爆撃開始 11 日韓条約、抜打ち可決 |
1966 (昭・41) | 1 贋の偶像(中村光夫・展望1~12) 1 若き日の詩人たちの肖像(堀田善衛・文芸1~'68・5) 6 英霊の声(三島由紀夫・文芸) | 1 詩の構造についての覚え書(入沢康夫・現代詩手帖1~10) 1 わが戦後文学史(平野謙・群像1~'68・8) 8 成熟と喪失(江藤淳・文芸8~'67・3) 9 保田與重郎論(川村二郎・展望) 11 共同幻想論(吉本隆明・文芸11~'67・4) | 1 早大全学スト(1~6) 8 中国、文化大革命激化、紅衛兵旋風起こる |
1967 (昭・42) | 1 レイテ戦記(大岡昇平・中央公論1~'69・7) 4 万延元年のフットボール(大江健二郎・群像4~7) 2 奔馬(三島由紀夫・新潮2~'68・8) 4 わが出雲・わが鎮魂(入沢康夫・文芸) | 1「内部の人間」(秋山駿・南北社) 3 鏡・空間・イマージュ(宮川 淳・美術出版社)☆ 4 一族再会(江藤淳・季刊芸術4~'72・7) ´ | 4 「季刊芸術」創刊 10 佐藤首相東南アジア訪間反対抗議デモで学生一人死亡(羽田事件10~11) |
1968 (昭・43) | 2 狩猟で暮したわれらの先祖(大江健二郎・文芸2~8) 9 暁の寺(三島由紀夫・新潮9~'70・4) | 1「宮沢賢治の彼方へ」(天沢退二郎・思潮社) 4 「近代の奈落」(桶谷秀昭・国文社) 6 「マルクス主義の成立過程」(廣松渉・至誠堂) 7 文化防衛論(三島由紀夫・中央公論) 9美の論理と政治の論理(橋川文三・中央公論) | 1 原子力空母の佐世保寄港阻止闘争激化 5 フランス、五月革命 6 日大・東大闘争激化 8 ソ連チェコ侵入 10 国際反戦デー、騒乱罪適用 10 川端康成、ノーベル文学賞受賞 |
1969 (昭・44) | 1 暗室(吉行淳之介・群像1~12) 1 大いなる日(阿部昭・季刊芸術) 2 笑い地獄(後藤明生・早稲田文学) 8 円陣を組む女たち(古井由吉・海) 10 富士(武田泰淳・海10~'71・6) | 1 道化の民俗学(山口昌男・文学1~8) 2 失われた世界の復権(山口昌男・「現代人の思想16・未開と文明」平凡社) 3 廃墟(改題)(秋山駿・状況)☆ 4 「限界の文学」(川村二郎・河出書房新社) 5 「崩壊からの創造」(江藤淳・勁草書房) 6 〈意識〉と〈自然〉(柄谷行人・群像) | 1 東大安田講堂占拠 7 米、宇宙船アポロ11号月面着陸に成功 |
1970 (昭・45) | 7 天人五衰(三島由紀夫・新潮7~'71・1) 8 杏子(古井由吉・文芸) | 6 本の神話学(山口昌男・中央公論6~'71・2) 8 「漱石とその時代」I・II(江藤淳・新潮社) 10「ヨオロツパの世紀末」(吉田健一・新潮社) 13 内部の季節の豊穣(川村二郎・文芸) 12 「批評の精神」(高橋英夫・中央公論社) | 3 日航機「よど号」赤軍派に乗っ取られる 3 万国博、大阪で開催 6 日米安保条約自動延長 11 三島由紀夫、自衛隊で割腹自殺 |
1971 (昭・46) | 2 行隠れ(古井由吉・文芸2~11) 3 絵空ごと(吉田健一・文芸) | 3 「人類学的思考」(山口昌男・せりか書房) 8 「はじまりの意識」(丸山静・せりか書房) 8 「源実朝」(吉本隆明・筑摩書房) 10 リアリズムの源流(江藤淳・新潮) | 2 成田空港反対闘争激化 6 沖縄返還協定調印 10 中国、国連に復帰 |
1972 (昭・47) | 1 ねむれパリ(金子光晴・中央公論1~48・4☆) | 2「畏怖する人間」(柄谷行人・冬樹社) | 2 連合赤軍事件 7 田申内閣発足 9 日中国交正常化成る |
1973 (昭・48) | 6 十九歳の地図(中上健次・文芸) 9「洪水はわが魂に及び」上・下(大江健二郎・新潮社) 10「挟み撃ち」(後藤明生・河出書房新社) | 3 マクベス論(柄谷行人・文芸) 7 安岡章太郎論(蓮賓重彦・海) 11「近代読者の成立」(前田愛・有精堂出版) | 1 ベトナム和平協定調印 1「現代思想」創刊 2 ドル切り下げ、円変動相場制となる 12 石油不足で緊急事態 |
1974 (昭・49) | 9 鳩どもの家(中上健次・すばる) | 3「紙片と眼差とのあいだに」(宮川淳・エディシオンエパーヴ) 4マルクスその可能性の中心(柄谷行人・群像4~9) 10 小林秀雄『モオツァルト』読書ノート(高橋悠治・ユリイカ)☆ 9「余白とその余白または幹のない接木」 11「批評あるいは仮死の祭典」(蓮貴重彦・せりか書房) | 8 ニクソン大統領、ウォーターゲート事件により辞任 8 三菱重工など企業爆破事件続発(豊崎光一・エディシオンエパーヴ) 12 田中首相、金脈が問題化し退陣 |
1975 (昭・50) | 2「意味という病」(柄谷行人・河出書房新社) 3「精神としての身体」(市川浩・勁草書房) 3「引用の織物」(宮川淳・筑摩書房) 5「文化と両義性」(山口昌男・岩波書店) 10 岬(中上健次・文学界) | 4 サイゴン陥落、ヴェトナム戦争終わる | |
1976 (昭・51) | 6 限りなく透明に近いブルー(村上龍・群像) 8 ピンチランナー調書(大江健二郎・新潮8~10) 10 枯木灘(中上健次・文芸10~77・3) | 1 決闘写真論(中平卓馬・アサヒカメラ1~12)☆ 2 永井荷風(磯田光一・群像2~'78・11) | 2 ロッキード事件で一斉捜索 |
1977 (昭・52) | 5 僕って何(三田誠広・文芸) 8 七里ヶ浜-或る運命(宮内寒弥・新潮) | 5「反=日本語論」(蓮賞重彦・筑摩書房) 7 紀州(中上健次・朝日ジャーナル7~1978.1)☆ | 7 中国共産党、郡小平復活 |
1978 (昭・53) | 6「無縁・公界・楽」(網野善彦・平凡社) 10「夏目漱石論」(蓮貴重彦・青土社) | 5 成田空港正式に開港 8 日中平和友好条約締結 | |
1979 (昭・54) | 6 風の歌を聴け(村上春樹・群像) 11「同時代ゲーム」(大江健二郎・新潮社) | 1 マクシム・デュ=カンまたは凡庸な芸術家の肖像(蓮貴重彦・現代思想1~'86・1) 5「共通感覚論」(中村雄二郎・岩波書店) 11「表層批評宣言」(蓮賓重彦・筑摩書房) | 1 米中、国交樹立 2 ホメイニ、イラン新政権樹立 10 朴韓国大統領射殺される 12 ソ連、アフガニスタンに侵攻 |
1980 (昭・55) | 3 1973年のピンボール(村上春樹・群像) 7 千年の愉楽(中上健次・文芸7~'82・4) 10「コインロツカー・ベイビーズ」上・下(村上龍・講談社) 12 なんとなく、クリスタル(田中康夫・文芸) | 8「日本近代文学の起源」(柄谷行人・講談社) | 5 韓国で光州事件 9 ポーランド「連帯」結成 9 イラン・イラク全面戦争に突入 |
1981 (昭・56) | 1「私という現象」三浦雅士・冬樹社) | ||
1982 (昭・57) | 10「羊をめぐる冒険」(村上春樹・講談社)郎・講談社) 10「さようなら、ギャングたち」(高橋源一 | 2「花田清輝」(維秀実・講談社) 3 マス・イメージ論(吉本隆明・海燕3~'83・2) 12「主体の変容」(三浦雅士・中央公論社) 12 「都市空間のなかの文学」(前田愛・筑摩書房) | 3 西独で反核復活祭大行進 3 中野孝次ら「核戦争の危機を訴える文学 の声明」発表 5 フォークランド紛争激化 |
1983 (昭・58) | 4「地の果て至上の時」(中上健次・新潮社) 4「槿」(古井由吉・福武書店) 8「優しいサヨクのための嬉遊曲」(島田雅彦・福武書店) | 1 自由と禁忌(江藤淳・文芸1~'84・5) 1 「〈在日〉という根拠」(竹田青嗣・国文社) 9 「構造と力」浅田彰・勁草書房) 11 「チベットのモーツァルト」(中沢新一・せりか書房) | この頃ニュー・アカデズム、現代思想ブーム起こる 10 ロッキード事件丸紅ルート判決公判 |
1984 (昭・59) | 5 「テロルの現象学」(笠井潔・作品社) 11 批評とポスト・モダン(柄谷行人・海燕11~12) | ||
1985 (昭・60) | 1 昭和の文人(江藤淳・新潮1~'89・5) 1 探究(柄谷行人・群像連載開始) 2「物語批判序説」(蓮賓重彦・中央公論社) 4「アメリカの影」(加藤典洋・河出書房新社) | 3 ソ連、ゴルバチョフ政権誕生 | |
1986 (昭・61) | 2「探究I」(柄谷行人・講談社) | ||
1987 (昭・62) | 9「ノルウェイの森」上・下(村上春樹・講談社) 10「懐かしい年への手紙」(大江健二郎・講談社 | 3 小説から遠く離れて(蓮賞重彦・海燕3~鶴・9) | 4 ソ連・チエルノブイリの原発事故発表 ‐2 米ソ首脳IMF全廃条約調印 |
1988 (昭・63) | 1 一九七〇年‐昭和四五年(柄谷行人・海燕) | 9 昭和天皇が吐血容体急変、自粛ムードひろがる | |
1989 (昭・64 /平・元) | 4「アジアという鏡」(川村湊・思潮社) 6「探究Ⅱ」(柄谷行人・講談社) 7「宮沢賢治」(吉本隆明・筑摩書房) | 1 昭和天皇崩御 6天安門事件 11 ベルリンの壁崩壊 12 米、パナマ侵攻 12 ルーマニア、チャウシェスク政権崩壊 |
近代文学年表
http://merlot.wul.waseda.ac.jp/sobun/history/history.htm※作品名の次の()中には、作者名および雑誌、新聞名または出版社名。数字は発表月、刊行月を示した。 Prototype 1768『雨月物語』序(上田秋成) 1793~6,1799『源氏物語玉の小櫛』(本居宣長) 1835.1814~42「稗史七則」『 南総里見八犬伝』(曲亭馬琴) 1872「著作道書キ上ゲ」(仮名垣魯文、条野有人 ・『新聞雑誌』日新堂) |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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明治11年 (1878年) | 明治11年 (1878年) | |||
明治12年 (1879年) | 明治12年 (1879年) | |||
明治13年 (1880年) | 明治13年 (1880年) | |||
明治14年 (1881年) | 明治14年 (1881年) | |||
明治15年 (1882年) |
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明治16年 (1883年) |
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明治17年 (1884年) | 明治17年 (1884年) | |||
明治18年 (1885年) | 明治18年 (1885年) | |||
明治19年 (1886年) | 明治19年 (1886年) | |||
明治20年 (1887年) |
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年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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明治21年 (1888年) | 明治21年 (1888年) | |||
明治22年 (1889年) | 明治22年 (1889年) | |||
明治23年 (1890年) |
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明治24年 (1891年) | 明治24年 (1891年) | |||
明治25年 (1892年) |
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明治26年 (1893年) |
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明治27年 (1894年) |
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明治28年 (1895年) | 明治28年 (1895年) | |||
明治29年 (1896年) | 明治29年 (1896年) | |||
明治30年 (1897年) | 明治30年 (1897年) | |||
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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明治31年 (1898年) |
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明治32年 (1899年) |
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明治34年 (1901年) | 明治34年 (1901年) | |||
明治35年 (1902年) |
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明治36年 (1903年) | 明治36年 (1903年) | |||
明治37年 (1904年) | 明治37年 (1904年) | |||
明治38年 (1905年) | 明治38年 (1905年) | |||
明治39年 (1906年) |
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明治40年 (1907年) |
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明治41年 (1908年) | 明治41年 (1908年) | |||
明治42年 (1909年) | 明治42年 (1909年) | |||
明治43年 (1910年) | 明治43年 (1910年) | |||
明治44年 (1911年) | 明治44年 (1911年) | |||
明治45年 大正元年 (1912年) |
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| 明治45年 大正元年 (1912年) | |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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明治45年 大正元年 (1912年) |
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| 明治45年 大正元年 (1912年) | |
大正2年 (1913年) | 大正2年 (1913年) | |||
大正3年 (1914年) | 大正3年 (1914年) | |||
大正4年 (1915年) |
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年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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大正11年 (1922年) | 大正11年 (1922年) | |||
大正12年 (1923年) | 大正12年 (1923年) | |||
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大正15年 昭和元年 (1926年) | 大正15年 昭和元年 (1926年) | |||
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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大正15年 昭和元年 (1926年) | 大正15年 昭和元年 (1926年) | |||
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年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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昭和31年 (1956年) |
| 昭和31年 (1956年) | ||
昭和32年 (1957年) |
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| 昭和32年 (1957年) | |
昭和33年 (1958年) |
| 昭和33年 (1958年) | ||
昭和34年 (1959年) |
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| 昭和34年 (1959年) | |
昭和35年 (1960年) |
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| 昭和35年 (1960年) | |
昭和36年 (1961年) |
| 昭和36年 (1961年) | ||
昭和37年 (1962年) | 昭和37年 (1962年) | |||
昭和38年 (1963年) |
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| 昭和38年 (1963年) | |
昭和39年 (1964年) |
| 昭和39年 (1964年) | ||
昭和40年 (1965年) |
| 昭和40年 (1965年) | ||
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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昭和41年 (1966年) |
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| 昭和41年 (1966年) | |
昭和42年 (1967年) |
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| 昭和42年 (1967年) | |
昭和43年 (1968年) |
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| 昭和43年 (1968年) | |
昭和44年 (1969年) |
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| 昭和44年 (1969年) | |
昭和45年 (1970年) |
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| 昭和45年 (1970年) |
昭和46年 (1971年) |
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| 昭和46年 (1971年) |
昭和47年 (1972年) |
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| 昭和47年 (1972年) |
昭和48年 (1973年) |
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| 昭和48年 (1973年) |
昭和49年 (1974年) |
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| 昭和49年 (1974年) | |
昭和50年 (1975年) |
| 昭和50年 (1975年) | ||
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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昭和51年 (1976年) |
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| 昭和51年 (1976年) | |
昭和52年 (1977年) |
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| 昭和52年 (1977年) |
昭和53年 (1978年) |
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| 昭和53年 (1978年) | |
昭和54年 (1979年) |
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| 昭和54年 (1979年) |
昭和55年 (1980年) |
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| 昭和55年 (1980年) |
昭和56年 (1981年) |
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| 昭和56年 (1981年) |
昭和57年 (1982年) |
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| 昭和57年 (1982年) | |
昭和58年 (1983年) |
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| 昭和58年 (1983年) | |
昭和59年 (1984年) |
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| 昭和59年 (1984年) |
昭和60年 (1985年) |
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| 昭和60年 (1985年) |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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昭和61年 (1986年) |
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| 昭和61年 (1986年) | |
昭和62年 (1987年) |
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| 昭和62年 (1987年) |
昭和63年 (1988年) |
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| 昭和63年 (1988年) | |
昭和64年 平成元年 (1989年) |
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| 昭和64年 平成元年 (1989年) |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
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平成1年 (1989年) |
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| 平成1年 (1989年) |
平成2年 (1990年) |
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| 平成2年 (1990年) |
平成3年 (1991年) |
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| 平成3年 (1991年) |
平成4年 (1992年) |
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| 平成4年 (1992年) | |
平成5年 (1993年) |
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| 平成5年 (1993年) | |
平成6年 (1994年) |
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| 平成6年 (1994年) |
平成7年 (1995年) |
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| 平成7年 (1995年) | |
平成8年 (1996年) |
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| 平成8年 (1996年) | |
平成9年 (1997年) |
| 平成9年 (1997年) | ||
平成10年 (1998年) | 平成10年 (1998年) | |||
年代 | 小説・戯曲 | 詩歌・評論 | 演劇・映像・その他 | 年代 |
大宅壮一:文壇ギルドの解体期 ・・・大正15年12月「新潮」 谷崎潤一郎:饒舌録(抄) ・・・昭和2年3月「改造」 ・・・芥川・谷崎論戦 芥川竜之介:文芸的な、余りに文芸的な(抄) ・・・昭和2年4月「改造」 ・・・芥川・谷崎論戦 ・・・7/24 芥川の自殺 蔵原惟人:プロレタリヤ・レアリズムへの道 ・・・昭和3年5月「戦旗」創刊号 ・・・「ナップ」機関誌 中村武羅夫:誰だ?花園を荒らす者は! ・・・昭和3年6月「新潮」 ・・・反プロレタリア文芸 平林初之輔:政治的価値と芸術的価値 ・・・昭和4年3月「新潮」 ・・・「芸術的価値論争」の発端 宮本顕治:「敗北」の文学(抄) ・・・昭和4年8月「改造」 ・・・懸賞論文 小林秀雄:様々なる意匠 ・・・昭和4年9月「改造」 ・・・懸賞論文 伊藤整:新心理主義文学 ・・・昭和7年3月「改造」 杉山平助:文芸評論家群像(抄) ・・・昭和7年11月「改造」 ・・・(筆名:氷川烈) ・・・正宗白鳥、小林秀雄、大宅壮一、青野季吉、4名の分を本書には収録 三木清:シェストフ的不安について ・・・昭和9年9月「改造」 ・・・左翼運動衰退後の状況へ 中条百合子:冬を越す蕾 ・・・昭和9年12月「文芸」 ・・・転向論流行の状況へ 横光利一:純粋小説論 ・・・昭和10年4月「改造」 ・・・「文芸復興」の状況へ 正宗白鳥:トルストイについて ・・・昭和11年1月「読売新聞」 ・・・「思想と実生活論争」の発端 中野重治:閏二月二九日 ・・・昭和11年4月「新潮」 ・・・2・26事件後「中野・小林論争」の発端 高見順:描写のうしろに寝てゐられない ・・・昭和11年5月「新潮」 ・・・明治期以来のリアリズム描写への疑義 萩原朔太郎:日本への回帰 ・・・昭和12年12月「いのち」 保田与重郎:文明開化の論理の終焉について ・・・昭和14年1月「コギト」 花田清輝:錯乱の論理 ・・・昭和15年3月「文化組織」 他13篇
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