木曜日, 2月 21, 2013

物理学:インデックス

                   (リンク::::::
物理学:インデックス
http://nam-students.blogspot.jp/2013/02/blog-post_1381.html(本頁)
科学:インデックス
http://nam-students.blogspot.jp/2013/04/blog-post_19.html 
アインシュタイン
Raum und Zeit (Minkowski) 1908
http://nam-students.blogspot.jp/2012/01/raum-und-zeit-minkowski1908.html
ハドロンの分類図、SU(3)の図
http://nam-students.blogspot.jp/2015/12/su.html?m=0
フィリップ・アンダーソン
https://nam-students.blogspot.com/2019/05/blog-post_39.html

参考:
////\    時間的    /////
/////\    |    //////
//////\  未 来  ///////
///////\  |  ////////
////////\ | /////////
/////////\|//////////
ーーーーー空間的ーーXーー空間的ーーーーー
//////////|\(=物自体)////
///////// | \////////
//////// 過 去 \///////
///////   |   \//////
//////   時間的   \/////

ミンコフスキー時空図
参照:湯川秀樹『物理講義』

おまけ:
アインシュタインとボーア


墓穴を掘った相対性理論
https://youtu.be/MasPwOAKHsc




参考:
『ニールス・ボーア論文集〈1〉因果性と相補性 』(岩波文庫) [文庫]
山本 義隆 (編集, 翻訳), Niels Bohr (原著)
ボーア「原子物理学における認識論的諸問題にかんするアインシュタインとの討論」(中公世界の名著66『現代の科学2』所収)
『物理学の探検』ガモフ(白揚社)


https://i.imgur.com/txweovp.gif
1971年、重力が地球の1/6の月面でハンマーと羽毛を同時に落下させる有名な実験。
動画音声ではガリレオについての解説がある。



 "Well, in my left hand I have a feather; in my right hand a hammer. I guess one of the reasons we got here today was because of the gentleman named Galileo. A long time ago, he made a rather significant discovery about falling objects in gravity fields; and we thought - where would be a better place to confirm his findings than on the Moon? And, so, we thought we'd try it here for you. The feather is, appropriately, from an Air Force Academy falcon. I'll drop the hammer and the feather and, hopefully, they'll hit the ground at the same time."
Well, Dave let them go and, since there is no atmosphere on the Moon, they fell side by side. They did fall more slowly than on Earth because the gravity is one-sixth that of Earth's.
Dave continued, "How about that. This proves that Mr. Galileo was correct in his findings."
__

 At the end of the final moonwalk of the Apollo 15 mission in July 1971, Commander David Scott stood in front of the remote- controlled television camera to perform a live demonstration for viewers back on Earth. ... 


“In my left hand, I have a feather,” 
 “in my right hand, a hammer. I guess one of the reasons we got here today was because of a gentleman named Galileo a long time ago, who made a rather significant discovery about falling objects in gravity fields. ……
The feather happens to be, appropriately, a falcon’s feather, for our Falcon, and I’ll drop the two of them here and hopefully they’ll hit the ground at the same time.”
“How about that?” 
 “Mr Galileo was correct in his findings!”


Audio: [Scott] "And I'll drop the two of them here and hopefully they'll hit the ground at the same time" [He drops them] "How about that?" "Looks like mister Galileo was correct in his findings."

The Hammer and the Feather - YouTube
https://youtube.com/watch?v=4mTsrRZEMwA




https://books.google.co.jp/books?isbn...
Below Astronomer with astrolabe. At the end of the final moonwalk of the Apollo 15 mission in July 1971, Commander David Scott stood in front of the remote- controlled television camera to perform a live demonstration for viewers back on Earth. ... hand and a feather in the other. He released them at the same time, and, being in a vacuum with no air resistance, the feather and the hammer struck the lunar soil at exactly the same speed. "How about that," said Scott, "Galileo was correct.

One of the reasons we got here today was becouse of a gentleman named Galileo.
 "How about that," said Scott, "Galileo was correct.





Back at the lander, with the minutes of the final Moonwalk rapidly winding down, Scott had one last opportunity to give a scientific demonstration to an audience of millions back home. It came from a suggestion by Joe Allen, who was inspired by the experimental work of Galileo Galilei. More than three centuries earlier, Galileo had stood atop the Leaning Tower of Pisa and dropped two weights of different sizes, proving that gravity acted equally on them, regardless of mass. Now, in front of his own Leaning Tower – the slightly-tilted Falcon – Scott performed his own version of the experiment.
“In my left hand, I have a feather,” he told his audience, “in my right hand, a hammer. I guess one of the reasons we got here today was because of a gentleman named Galileo a long time ago, who made a rather significant discovery about falling objects in gravity fields. The feather happens to be, appropriately, a falcon’s feather, for our Falcon, and I’ll drop the two of them here and hopefully they’ll hit the ground at the same time.”
They did…and applause echoed throughout Mission Control.
“How about that?” Scott concluded triumphantly. “Mr Galileo was correct in his findings!” He originally planned to try it first, to check that it would work, but was worried that it might get stuck to his glove. He decided to ‘wing it’ and, thankfully, it worked. In his autobiography, Irwin would relate that Scott had actually carried two feathers on Apollo 15, one from the falcon mascot at the Air Force Academy. Unfortunately – and much to Scott’s irritation – Irwin accidentally stepped on it! They searched for the feather, but could only find his big bootprints. “I’m wondering,” wrote Irwin, “if hundreds of years from now somebody will find a falcon’s feather under a layer of dust on the surface of the Moon and speculate on what strange creature blew it there.”


61 Comments:

Blogger yoji said...

http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2013/130220/detail.html

今回構築した理論を用いると、素粒子物理や原子核物理に現れる量子的な波から、個体中を伝わる振動の波にいたるまで、自然界に存在する連続対称性の自発的破れに起因した波がどのように現れ、どのように伝わっていくかをシンプルな以下の式で説明、評価できるようになります。

1/2rank<[Qa, Qb]>

(Qa, Qbは保存電荷、[ , ]は量子力学の交換関係、<  >は量子統計力学における平均、rankは行列の階数)
波の種類や速度は、物質の比熱や状態方程式、熱の輸送に強く影響します。そのため、例えば、半径が10km程度で質量が太陽ほどもある非常に重たい中性子星の内部構造やその冷却過程、あるいは、ビッグバン宇宙のごく初期のような超高温、超高密度で存在するクォークやグルーオンがバラバラになったプラズマ状態の解明にも貢献します。さらに、新しいスピントロニクス素子の材料として注目されている、内部は絶縁体だが表面が金属状態であるトポロジカル絶縁体表面に現れる波など、物性物理の理解にも役立つと期待できます。
原論文情報
Yoshimasa Hidaka "Counting Rule for Nambu-Goldstone Modes in Nonrelativistic Systems." Physical Review Letters. (2013)

11:19 午後  
Blogger yoji said...

【物理】“対称性の自発的破れ”に関する南部理論の適用限界を打破
1 :一般人φ ★:2013/02/24(日) 23:38:25.39 ID:???
「対称性の自発的破れ」の概念を現代素粒子物理学に導入し、 「南部理論」 を生み出した南部陽一郎博士は、
2008年にノーベル賞を受賞しました。この理論を簡単に言うと、対称性には、円や球のようにどれだけ
回転させても対称性を保つ回転対称性や、気体や液体のように分子がどこにあっても変わらない並進対称性
といった「連続対称性」があり、これが自発的に破れると小さな変化を遠方まで伝える「波」が発生する―
という理論です。南部理論では、連続対称性が破れると、破れた対称性の数に等しい数だけ一定速度で伝わる
波が現れるとしています。しかし、磁石の中を伝わる「スピン波」のように、自然界に現れる波の中には
南部理論で説明できる波とは異なる性質の波があることが知られています。

例えば、従来の南部理論をそのままスピン波に適用すると2種類の波が生まれるはずですが、実際には1種類の
波しか観測されません。そこで理研の研究者は、あらゆる連続対称性の自発的破れを理論的に説明できる新しい
理論の構築に挑みました。新理論の構築に用いたのは、ミクロな力学からマクロな現象を導き出す「森理論」
でした。1965年に森肇博士が提唱した理論です。これを南部理論へ融合し、スピン波では電子の回転に起因して
1種類の波だけが生まれること、その伝播速度はスピンに加える力の大きさに依存することを説明できました。

自然界の波の性質を1つの理論だけで説明でき、対称性の自発的破れの本質的理解につながります。

▽記事引用元 理化学研究所60秒でわかるプレスリリース
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2013/130220/index.html

11:21 午後  
Blogger yoji said...

【宇宙】宇宙は「従来説より8000万年高齢」、マイクロ波の画像で明らかに
1 : ◆3333333SUM @ガブラッチョφ ★:2013/03/22(金) 18:25:24.77 ID:???
欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)は21日、宇宙が誕生したビッグバン
が起きてから間もない頃に放たれた「最も古い光」の名残を捉えた、これまでで最も
詳細な画像を公開した。

 公開されたのは5000万ピクセルもの解像度を持つ全天画像。この画像により、
宇宙誕生の時期が従来説よりも8000万年古いことも分かったという。

 パリ(Paris)で記者会見したESAのジャンジャック・ドルダン(Jean-Jacques Dordain)長官は
「宇宙の起源の理解が大きく飛躍した。この画像は、これまでの中でビッグバンに最も近いもの。
138億年前の様子が写っている」と語った。

 この画像は、ビッグバン後の宇宙が冷却し始めた頃に放射された「宇宙マイクロ波背景放射(CMB)」と呼ばれるマイクロ波を観測するため、ESAが2009年5月に打ち上げた宇宙望遠鏡プランク(Planck)が観測したデータを基に作成された。

 英ケンブリッジ大学カブリ宇宙論研究所のジョージ・エフスタシオ所長は記者団に
「この画像には、ビッグバンの38万年後の宇宙が写っている」と語った。

(ニュースソース)AFPBBnews
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2935121/10477263

※リンク先に画像あります

7:06 午前  
Blogger yoji said...

【宇宙】“暗黒物質”由来の「陽電子」をISS搭載のAMSが捉えた?…CERNなどが観測結果発表
1 :● ◆SWAKITIxxM @すわきちφφ ★:2013/04/04(木) 02:26:45.12 ID:??? ?2BP(1056)
 宇宙空間に大量に存在すると理論上で推定されながら、これまで未確認だった暗黒物質(ダークマター)について、
欧州合同原子核研究所(CERN)など16カ国でつくる研究チームは4日、
暗黒物質によって起きたと考えて矛盾のない現象を観測したと発表した。
国際宇宙ステーション(ISS)に搭載している装置で観測した。
星や銀河を今ある形にする役割を果たした未知の物質の解明が進む成果となる可能性がある。
ただ、現時点の観測データでは、他の天文現象で起きた可能性も否定できず、さらに観測や分析を続ける。

 研究代表者のサミュエル・ティン米マサチューセッツ工科大教授が、スイス・ジュネーブのCERNで発表した。
暗黒物質は宇宙全体の約4分の1を占めていると考えられているが、自ら光などの電磁波を出さず、
観測されたことがないため正体は不明。現代物理学の最大の謎の一つとされている。

 研究チームは、宇宙空間を光速に近い速度で飛ぶ陽子など微小粒子の宇宙線を
巨大な磁場で捉える装置「アルファ磁気分光器(AMS)」(重さ約7トン)を約1400億円かけて製作。
11年にスペースシャトルで宇宙へ打ち上げた。
暗黒物質が未発見の素粒子「ニュートラリーノ」であると仮定すると、
互いに衝突して陽電子(電子と反対のプラスの電荷を持つ粒子)ができることから、これを捉えようと試みた。

 その結果、AMSが1年半の間に捉えた約250億個の粒子を分析し、
40万個以上の陽電子を検出することに成功した。
チームは、この量は宇宙が既知の物質でできていたと考えている場合より多く、
暗黒物質からのシグナルと考えた。ただ、恒星が寿命を迎えて起こる超新星爆発や、
その後に生じる中性子星などの天文現象でも陽電子は発生する。
ティン教授は「観測した陽電子が暗黒物質のシグナルか別の起源によるのかは
今後のAMSの観測データが教えてくれるだろう」と話している。【野田武】

毎日jp
http://mainichi.jp/select/news/20130404k0000m040121000c.html
CERN
http://home.web.cern.ch/about/updates/2013/04/ams-experiment-measures-antimatter-excess-space
AMS experiment measures antimatter excess in space

※依頼がありました。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1361026525/198

11:44 午前  
Blogger yoji said...

 質量を生み出す起源とされる「ヒッグス粒子」は、複数の未知の粒子が結合した「複合粒子」である可能性が、
名古屋大素粒子宇宙起源研究機構を中心とするグループのコンピューター計算実験で分かった。
英エディンバラ大のヒッグスセンターで24日、発表する。

 グループは10人で、名大のメンバーはノーベル物理学賞受賞者の益川敏英特別教授、
山脇幸一特任教授、青木保道准教授ら。

 ヒッグス粒子は一般に、物質を構成する最小単位である「素粒子」の一つと考えられている。
しかし、グループはヒッグス粒子が「複合粒子」だという仮説を立てた。
山脇特任教授によると、専用のスーパーコンピューターを使い、計算上、未知の2種類の粒子を結合させ、
ヒッグス粒子と同じ性質を持つ粒子を組み立てることを試みた。
2年間の計算実験の結果、質量などがヒッグスの性質に近い粒子を組み立てることに成功したという。

 山脇特任教授は「かつては原子が最小単位だと考えられていたが、
さらに小さな素粒子が発見されたのと同じように、未知の世界につながる」と話している。
グループはさらにデータを収集し、近く正式な論文を発表する。【花岡洋二】

毎日jp
http://mainichi.jp/select/news/20130413k0000e040193000c.html

12:43 午前  
Blogger yoji said...

「人生において調和を求めるなら、生存の戯曲で、私達は俳優でもあるし、
観客でもある事を、どんな時にも忘れてはならぬというあの昔の智慧を
思い起こさせる」
ハイゼンベルクが引用したボーアの言葉
小林秀雄全集別巻2『感想』下169頁


「実際、ここでは私達は、調和を求めるに当って、実生活という偉大なドラマにおいて私達は観客と同時に俳優でもある」
N.ボーア『因果性と相補性』岩波文庫191頁
http://ritsumeikeizai.koj.jp/koj_pdfs/52301.pdf

6:37 午前  
Blogger yoji said...

【宇宙】ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた馬頭星雲、NASAが公開
1 :白夜φ ★:2013/04/23(火) 16:06:21.36 ID:???
ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた馬頭星雲、NASAが公開
2013年04月21日 15:47 発信地:宇宙

【4月21日 AFP】ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が打ち上げられてから23年目を迎えるのを記念して、
ESA-NASA Hubble Heritageはこのほど、ハッブル望遠鏡が撮影したオリオン座の一部の画像を公開した。

激しく波立つガスと塵の中で立ち上がろうとする巨大なタツノオトシゴのように見えるのは、馬頭星雲(Horsehead Nebula、Barnard 33)。

この画像は可視光線より波長が長い赤外線領域で撮影したもの。
可視光線では塵に遮られてぼやけてしまう星雲内部のガスで出来た雲のような構造がはっきりと見え、可視光線で見たときとは全く異なった姿を見せている。(c)AFP
_______________

▽記事引用元 AFPBBNews 2013年04月21日 15:47
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2939795/10609666

▽関連 
NASA Hubble Space Telescope
NASA's Hubble Sees a Horsehead of a Different Color04.19.13
http://www.nasa.gov/mission_pages/hubble/science/horsehead-different.html
http://www.nasa.gov/images/content/742559main_horsehead-670.jpg

4:49 午前  
Blogger yoji said...

【天文】歌人藤原定家が「明月記」に書き記した超新星爆発を解明/京都大など
1 :白夜φ ★:2013/07/05(金) 00:12:31.93 ID:???
藤原定家の超新星爆発を解明 「明月記」に記録、京大


鎌倉時代の歌人藤原定家が日記「明月記」に書き記した超新星SN1006が、1006年に爆発した時の詳しい様子を、
京都大と米ハーバード大のチームがエックス線衛星「すざく」を使って明らかにし、2日発表した。

星が爆発するメカニズムや、宇宙の規模と構造の解明にもつながる成果で、京大の小山勝二名誉教授(エックス線天文学)は
「千年の時空を超え、新しい事実が分かったことにロマンを感じる」とした。

成果は、米天文専門誌アストロフィジカルジャーナルに掲載された。

2013/07/02 20:22 【共同通信】
____________

▽記事引用元 47NEWS 2013/07/02 20:22配信記事
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013070201002337.html

エックス線衛星「すざく」で撮影した超新星の残骸の内部。
白い部分はケイ素が多いことを示している(京都大・内田裕之特別研究員提供)
http://img.47news.jp/PN/201307/PN2013070201002404.-.-.CI0003.jpg

▽関連
京都大学
藤原定家の超新星は非対称爆発をした-X線天文衛星「すざく」が明らかにした標準光源の「ゆがんだ」形状-
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130702_1.htm

6:57 午後  
Blogger yoji said...

いトレードオフの関係があるとされています。1927 年,ハイゼンベルクは,有名な「ガンマ線顕 微鏡の思考実験」において,物体の位置(x)を非常に精密に測定しようとすると,測定に伴う反 作用によって物体の運動量(p)が不可避的に乱されてしまうことを見出し,位置測定の誤差(ε(x)) と運動量の擾乱(η(p))との間には次の関係式が成立するものと考えました。
ε(x)η(p)≥h 2
この関係式を一般の物理量 A と B に拡張したものが ε(A)η(B)≥1 [A,B]
2
(1)
(2)
です(注 1)。これらの関係式(1)および(2)は,「ハイゼンベルクの測定誤差と擾乱に関する不確定 性関係」または単に「ハイゼンベルクの不等式」と呼ばれています(注 2)。従来,これらの式は 一般的に成立するものと思われてきましたが,小澤は,ハイゼンベルクの不等式は無条件に成立 するものではないこと,更に,運動量を乱さずに位置の測定が可能な特別な場合があることを理 論的に見出し,2003 年,ハイゼンベルクの不等式に代わって常に成立する新たな関係式
ε(A)η(B)+ε(A)σ(B)+σ(A)η(B)≥ 1 [A,B] 2
(3)
を提唱しました(σ(A), σ(B)の意味については注 2 を参照)。この関係式は,「ハイゼンベルク=小 澤の測定誤差と擾乱に関する不確定性関係」または単に「小澤の不等式」と呼ばれています。こ の小澤の不等式によって,測定誤差と擾乱の間のトレードオフの存在が初めて一般的に証明され, その正しい姿が明らかになりました。これまでに保存法則による精密測定の限界や量子計算の精 度限界の導出など応用され,また,新しい量子通信技術への応用が研究されています。このよう に小澤の不等式は,従来,信じられてきたハイゼンベルクの不等式(2)を置き換えるという非常に 重要な発見であり,その実験的検証が待たれていました。

12:01 午後  
Blogger yoji said...

【物理】ミクロの原理「ハイゼンベルクの不確定性原理」に欠陥 小沢教授理論の正しさを光を使った実験で確認/名古屋大・東北大
1 :依頼36-96,100@白夜φ ★:2013/07/18(木) 21:18:29.06 ID:???
ミクロの原理、成立せず 小沢教授理論の正しさ確認

 
ミクロの世界の測定に関する「ハイゼンベルクの不確定性原理」が成立しない場合があるとした小沢正直名古屋大教授の理論の正しさを、
光を使った実験で確認したと、東北大と名大のチームが17日、英科学誌電子版に発表した。

従来考えられてきた限界よりも、精密な測定が可能なことを示す成果。
より安心な量子情報通信などへの応用が期待できるという。

小沢教授は2003年に理論を提唱。
昨年、中性子を使った実験で確かめたと発表したが、今回は光という身近なものを使い、より一般的に確かめられたとしている。

小沢教授は「通信の安全性を担保する技術につながり、新たな産業に結びつくだろう」と話している。

2013/07/17 20:11 【共同通信】
_____________

▽記事引用元 47NEWS2013/07/17 20:11配信記事
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013071701001892.html

▽関連
Scientific Reports 3, Article number: 2221 doi:10.1038/srep02221
Received 07 August 2012 Accepted 02 July 2013 Published 17 July 2013
Experimental violation and reformulation of the Heisenberg's error-disturbance uncertainty relation
http://www.nature.com/srep/2013/130717/srep02221/full/srep02221.html
東北大学
ハイゼンベルクの測定誤差と擾乱に関する不確定性関係の破れの実験的検証に成功-光を用いた小澤の不等式の新たな検証実験-
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2013/07/press20130717-01.html
名古屋大
2013/07/17
ハイゼンベルクの測定誤差と擾乱に関する不確定性関係の破れの実験的検証に成功ー光を用いた小澤の不等式の新たな検証実験ー
http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20130717_is.pdf

*ご依頼いただきました。

12:02 午後  
Blogger yoji said...

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20130717_01.pdf

12:02 午後  
Blogger yoji said...

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20130717_01.pdf

ε(x)η(p)≥h 2

から

ε(A)η(B)+ε(A)σ(B)+σ(A)η(B)≥ 1 [A,B] 2

への修正はどんなイメージなのか

12:08 午後  
Blogger yoji said...

カテゴリー: 携帯から — by naoco @ 12:00
初っ鼻から、光は波でもあり粒でもある(すべての物質は波と粒の二重性をもつ)、
って衝撃的!

そしてアインシュタインさえ『神はサイコロを振らない』と否定した、
ハイゼンベルクの不確定性原理
ΔPx・ΔX≧h/4π
hはプランク定数
6.63×10の-34乗J・s
『物は確率的にしか存在しない』
『ミクロの世界では物体の位置と運動量を同時に知ることはできない』

ビリヤードボールの例え話の零点振動の話、
『ある範囲に閉じ込められた物体はある運動量を持つ。』
ΔXに制約を加えるほどΔPは大きくなる!
特に最後の、スリットを狭くするほど光の運動量は不確かさが増えて広がる実験、
わかりやすくて面白かった〜!

‥ってもちろん、納得はしたけど、理解はできてないけど(^^;)
そう言えば、ご来光のときに最初一瞬光が縦にキラーンと差すような、
暗闇で扉が開くときに最初隙間から差し込む光が横にピカーッと広がるような気がするのは
勝手な想像かな?σ( ̄。 ̄)
ひょっとしてそれが、ハイゼンベルクの不確定性原理!?

一つだけ覚えたのは、重力による位置エネルギーの計算!
M質量(kg)×重力加速度g(m/s2×位置h(m)
さあこれいつ使おう‥

http://naocoslife.wordpress.com/2013/02/18/mit白熱教室/量子力学/
MIT白熱教室/量子力学


12:13 午後  
Blogger yoji said...

ハイゼンベルグの顕微鏡;石井 茂 (著)
http://letsphysics.blog17.fc2.com/blog-entry-302.html
総合評価:3
お薦め度:量子力学の歴史に興味がある人向け
レベル :科学が好きな人全般
コメント:主題に割くページこれだけ?




これは、読み終わった後不満全開ですよ。小澤の不等式について説明してくれるんじゃなかったの? というのがまず思うこと。それなのに、本題にはなかなか入らず、わき道へそれ、さらにわき道の奥へ奥へと進んで行く感じです。しかし、そのわき道であるところの、量子力学の歴史は非常に面白い。よってわき道に逸れるのが長すぎると不満を覚えつつも、楽しめてしまう。例えば、シュレディンガーが自由恋愛主義者で恋多き人だったエピソードや、物理議論で徹底的なボアーの姿、そして量子力学構築に貢献した数学者達の話などが知れて楽しいです。それは堅苦しい歴史書ではなく、近所のオバチャン達がする世間話に近いです。そういった意味で、歴史に関しては非常に楽しい読み物だと思います。ただ本題の小澤の不等式に関しては本当に軽くしか説明してくれません。その重要性を導くために重力波検出の話(これはこれで面白い内容)が入るんですが、これがまた時間稼ぎに感じられてしまうなど、構成として私個人の不満があるので、評価は3にしました。ハードカバーで1800円とちょっと高いですが、文庫本がでて800円くらいの値段であれば、お買い得な本だと言えるでしょう。 主題である小澤の不等式はハイゼンベルグの不確定性関係を拡張したもので、

(1)量子状態自身が持つ位置Qの揺らぎσ(Q)
(2)量子状態自身が持つ運動量Pの揺らぎσ(P)
(3)測定によって得られる位置Qの揺らぎε(Q)
(4)測定によって引き起こされた運動量の揺らぎη(P)

の4つの揺らぎを統合した関係式

ε(Q)η(P)+ε(Q)σ(P)+σ(Q)η(P)≧h/4π

の事です。最近の量子力学のテキストでは観測についての難しい問題を避けるために、量子状態がもつ揺らぎについての関係式のみを議論します。それは、位置と運動量の交換関係からシュワルツの不等式を使って
導出されるもので、

σ(Q)σ(P)>h/4π

を不確定性関係と呼びます。小澤の不等式は位置の測定によって得られる実験値の揺らぎと、その測定が与える運動量への影響、そしてもともと量子状態自身が持つ揺らぎを組み込んだ関係式です。量子力学の基本関係式といわれてきた不確定性原理に新たな発展をもたらすかも知れないという意味で注目されているようです。素人である私が思うに、論点は、測定に関する量子相互作用のモデルが物お理的に妥当かどうかと言うことだと思います。(プィジカル・レビュー誌に掲載された論文なので、計算をおったわけではありませんが、そういった数学的なところでミスがあるとは考えづらいと思います。)専門家による一般向けの解説記事があると良いのですが・・・・。そもそもそういった事を「ハイゼンベルグの顕微鏡」に期待していたのですが・・


ところで、量子力学に興味がある人はyoutubeのDr.Quantumを見てください。よくできてますが、いったい誰がつくたんでしょうかね。日本語訳があるとなお更良いのですが。

http://www.youtube.com/watch?v=DfPeprQ7oGc

12:15 午後  
Blogger yoji said...

ここで小澤の不等式の登場である。この本では説明が省略されていて理論的根拠が判然とはしないが、不等式の形式と本の説明からから私なりの解釈を示しておこう。(位置:Q、運動量:Pで示す)
・(Qの観測誤差)x(Pの撹乱)+(Qの観測誤差)x(Pの標準偏差)+(Qの標準偏差)x(Pの撹乱)≧h/4π
 ある量子(P、Q、t0)の観測を行うとその探針を光子によって行うが、それが観測後に量子の状態は(Q'、P'、t1)になる。つまり、ある量子の量子エンタグルメントと探針の光子のエンタグルメントが合成された結果が生じることになるのである。つまり、観測後の探針によって得られた位置の情報(M)は量子系の合成後の探針の量子系の測定値であり、合成された誤差を含んでおり、観測後の運動量(P)も撹乱の変化を受けているが、既に観測後の量子と探針の系は相互作用がないので不確定性はないことになる。従って(PM-MP)=0が成立する。これを変形して小澤の不等式が出現するのである。
観測における不確定性は、観測誤差と本質的確率誤差の掛け合わせになっているということなのである。
なお、Qの標準偏差とPの標準偏差の積の項は本質的な誤差であるから、観測前も観測後も同じであり、観測の前後で引き算によって消去しているのである。

http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4822282333/ref=cm_cr_dp_synop?ie=UTF8&showViewpoints=0&sortBy=bySubmissionDateDescending#R1BBTHOWRDAXK0

12:28 午後  
Blogger yoji said...

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5つ星のうち 5.0 大傑作!著者に深く感謝したい, 2006/2/17
By 岩田規久男・日銀総裁、原田泰・日銀副総裁、P・クルーグマン日銀副総裁の誕生を願う! (兵庫県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか (単行本)
 物理量A、Bのゆらぎ(σ(A)、σ(B))の積に下限がある(σ(A)・σ(B)>0 ケナードの不等式)(=演算子が非可換である)場合、
両方の物理量を同時に定めることはできない(if σ(A)→0,then σ(B)→∞ 原因から結果が導かれるという古典論の因果律が量子論では失われる)。
ハイゼンベルクの不確定性原理とは、量子力学的な粒子がもつゆらぎの特性(=非可換性)に言及したものである。
本書で展観されるのは、測定とは関係なく量子が有する非因果的な《ゆらぎ(=標準偏差)》と
測定の結果生じる《「誤差」と「擾乱」》を、ハイゼンベルクを始めとする歴代の碩学が混同してきた経過とともに、
《ゆらぎ(=標準偏差)》と《「誤差」と「擾乱」》を明確に書き分けることで、
ハイゼンベルクの不確定性原理の不等式を修正した小澤正直教授の物語である。
導出された小澤の不等式(249ページ)によって、EPR相関(非可換な物理量が両方とも正確にわかってしまう系)の矛盾は解消されることになる。
非可換な物理量のどちらか一方を完全に測定(誤差=0)できたとしても、ゆらぎの効果によって、
もう一方の擾乱が不明(擾乱→∞)になることはないからである。非可換といえども発散は抑制できるのである。
 EPR相関を「隠れた変数」問題と考えたベルの考察(ベルの不等式)の記述には、戸惑ってしまうと思うので、
清水明著『新版 量子論の基礎』第8章 をオススメしたい。ベルの不等式は、アスペの実験によって破られることになったが、
その意義は、ベルの不等式を満たす局所実在論(アインシュタインの立場:測定に先立つ客観的実在の肯定)を翻す
コペンハーゲン解釈(測定に先立つ客観的実在を留保)の正統性を明らかにしたことである。
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12:29 午後  
Blogger yoji said...

ここで小澤の不等式の登場である。この本では説明が省略されていて理論的根拠が判然とはしないが、不等式の形式と本の説明からから私なりの解釈を示しておこう。(位置:Q、運動量:Pで示す)
・(Qの観測誤差)x(Pの撹乱)+(Qの観測誤差)x(Pの標準偏差)+(Qの標準偏差)x(Pの撹乱)≧h/4π
 ある量子(P、Q、t0)の観測を行うとその探針を光子によって行うが、それが観測後に量子の状態は(Q'、P'、t1)になる。つまり、ある量子の量子エンタグルメントと探針の光子のエンタグルメントが合成された結果が生じることになるのである。つまり、観測後の探針によって得られた位置の情報(M)は量子系の合成後の探針の量子系の測定値であり、合成された誤差を含んでおり、観測後の運動量(P)も撹乱の変化を受けているが、既に観測後の量子と探針の系は相互作用がないので不確定性はないことになる。従って(PM-MP)=0が成立する。これを変形して小澤の不等式が出現するのである。
観測における不確定性は、観測誤差と本質的確率誤差の掛け合わせになっているということなのである。
なお、Qの標準偏差とPの標準偏差の積の項は本質的な誤差であるから、観測前も観測後も同じであり、観測の前後で引き算によって消去しているのである。

http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4822282333/ref=cm_cr_dp_synop?ie=UTF8&showViewpoints=0&sortBy=bySubmissionDateDescending#R1BBTHOWRDAXK0

12:30 午後  
Blogger yoji said...


小澤 正直(おざわ まさなお、1950年 - )は、日本の数学者、数理物理学者。理学博士(東京工業大学)。名古屋大学大学院情報科学研究科及び情報文化学部教授。国立情報学研究所客員教授。

目次 [非表示]
1 研究
2 経歴
3 受賞等
4 参考資料
研究[編集]

干渉計による重力波検出実験(重力波 (相対論)#重力波の検出実験)において、従来不確定性原理から来ると信じられていた限界を破って観測結果が得られるかどうかという問題に対し、「限界を破れる」ことを証明し、肯定的に解決した。これによって、干渉計による重力波検出実験は、原理面での正当性が与えられた。
これを理論付けたのは、不確定性原理においてハイゼンベルクの示した関係式に補正項を付け加えた形をした式で「小澤の不等式」と呼ばれている。小澤の不等式は、従来混同されがちであった、量子自身の性質である不確定性原理による量子的揺らぎと、測定精度の限界や測定の影響を明確に区別するものである。2012年1月にこの式の正しさを証明する実験結果が報告された(不確定性原理#小澤の不等式)。
経歴[編集]

1974年 東京工業大学理学部情報科学科卒業
1976年 東京工業大学理工学研究科情報科学専攻修士課程修了 (この間、吉田夏彦研究室にも出入りし、科学哲学も学ぶ)
1979年 東京工業大学理工学研究科情報科学専攻博士課程修了 東京工業大学 理学博士 「Contributions to the mathematical foundations of quantum information theory and stationary processes(量子情報理論と定常過程論の数学的基礎に関する研究) 」
1979年 東京工業大学講師
1985年 名古屋大学講師
1986年 名古屋大学助教授
1995年 名古屋大学教授
2001年 東北大学教授(大学院情報科学研究科)
2008年 名古屋大学教授(大学院情報科学研究科)
受賞等[編集]

1980年 手島記念研究賞
2008年 日本数学会賞秋季賞
2010年 文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)
2010年 量子通信国際賞(The International Quantum Communication Award)
2012年 第1回藤原洋数理科学賞大賞
2013年 第66回中日文化賞
参考資料[編集]

参考文献:ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか(著者 石井茂)
文部科学大臣表彰受賞時の業績紹介記事
小澤の不等式
名古屋大学情報科学研究科教員一覧
カテゴリ: 日本の数学者日本の物理学者名古屋大学の教員東北大学の教員東京工業大学の教員国立情報学研究所の人物1950年生存命人物

12:01 午前  
Blogger yoji said...

小澤の不等式-不確定性原理再び

不確定性原理についての筆者の考えを、以前のエントリーに書きましたが、どうやら80年ぶりにこの不確定性原理の中身が、日本人の手で書き換えられようとしています。(ハイゼンベルクの顕微鏡 不確定性原理は超えられるか、日経BP社、石井 茂、2005/12、p.247)

同書によれば、その日本人、東北大教授の小澤正直が、新しい不等式を導く論文を専門誌に投稿し受理されたのが2003年1月。ハイゼンベルクが論文を書いて受理されたのが1927年3月23日、実に76年ぶりのことです。

小澤の不等式は、次のように記述されます。(p.249)

ε(Q)η(P)+ε(Q)σ(P)+σ(Q)η(P)≧h/4π
ここでε(Q)は位置Qの測定にともなう誤差、η(P)はそれによって生じる運動量の擾乱(じょうらん、disturbance)、σは位置あるいは運動量の標準偏差です。

この小澤の不等式は、従来のハイゼンベルクの不等式である、

ε(Q)η(P)≧h/4π
これと較べると、ε(Q)σ(P)とσ(Q)η(P)の項が追加されています。この項の存在の発見の意味は、物理学的にきわめて大きいです。

物理学を物理学と言う学問たらしめている根拠は、実験、観測であり、測定以外何者でもありません。であるにもかかわらず、この測定について、測定とはなんぞやと言う理解が間違っていないか、はたして物理学史上正しく検証されてきたのか、はなはだ疑問です。

相対性理論について、未だに博士号を持つ物理学者から、相対性理論の矛盾を解く(日本放送出版協会、原田 稔、2004/09)と言ったいわゆる「異論」が出てくるのは、この測定の概念が正しく検証されてこなかったことが原因であると、筆者は考えています。

この測定について、小澤の概念は明解です。系を測定対象系と探針系に分け、探針系は検出器を持ちます。測定とは、測定対象系と探針系の相互作用であり、この相互作用には作用開始と終了が存在し、探針系が示す観測可能量を検出器が読みとるのは、この相互作用の終了直後の探針系の状態であると言うことです。

これに対して、今までの測定の概念は、測定の終了をこの相互作用の終了とせず検出器で読みとるまでとしたのです。この違いが、小澤の不等式の、追加されたε(Q)σ(P)とσ(Q)η(P)の項としてあらわれると、筆者は解釈しています。

しかし、この小澤の測定概念の違いこそ、今後の物理学の発展に、革命的な転回をもたらすのではないかと、筆者は期待してやみません。簡単に言うと同時性がやっと物理学的(実験的)に定義されたのです。量子状態と観測状態は一意ではない、まことにもって真実です。 KAI

12:01 午前  
Blogger yoji said...

<ニュートリノ>未確認の「変化」発見 宇宙誕生の謎解明へ
毎日新聞 7月19日(金)21時30分配信

ニュートリノ振動のパターン

 高エネルギー加速器研究機構(茨城県)や京都大、東京大など11カ国の国際研究チームは19日、素粒子のニュートリノが「ミュー型」から「電子型」に変化する現象を世界で初めて発見したと発表した。この変化は「ニュートリノ振動」と呼ばれ、観測が難しく未確認だった最後の1通りの変化を実験で確認した。宇宙の誕生で決定的な役割を果たしたとされる物理現象「CP対称性の破れ」を解明する鍵となる成果だという。

【画像】スーパーカミオカンデによる電子型ニュートリノの観測例

 ストックホルムで開催中の欧州物理学会で同日、発表された。

 ニュートリノは電子型、ミュー型、タウ型の3種類があり、互いに別の型に変化し続けている。ミュー型から電子型への変化は、実験で確認可能な変化のパターン4通りの中で唯一未確認で、2011年に国際チームが発見の兆候をとらえ、12年に中国などのチームも間接的な方法で確認したと発表するなど、研究が続いてきた。

 国際チームは、大強度陽子加速器施設「J-PARC」(同県東海村、5月の放射能漏れ事故で停止中)で大量のミュー型を作り、約295キロ離れた東大の観測装置「スーパーカミオカンデ」(岐阜県飛騨市)へ向けて発射。旧神岡鉱山の地下水槽(直径、高さ各40メートル)で、ニュートリノが水中を通ることで出るかすかな光(チェレンコフ光)を検出し、到着までに電子型に変化した割合を調べた。

 実験は東日本大震災による施設被災で一時中断したが、10年1月から今年4月の間に神岡で532個のニュートリノを検出し、うち28個が電子型と分かった。日本列島の地下を横断するうちに電子型に変化したものを99・9999%以上の確率で他起源のものと見分けることができ、学問的に「発見」と認定した。

 同機構の小林隆教授は「最後まで未解明だったニュートリノ振動が明らかになり『CP対称性の破れ』探索の可能性が開けた。さらに10倍ほど実験データを蓄積し、精度を高めたい」と話している。【野田武】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130719-00000123-mai-sctch

8:39 午前  
Blogger yoji said...

http://www.open.jp/blog/archives/000399.html

小澤の不等式-不確定性原理再び

不確定性原理についての筆者の考えを、以前のエントリーに書きましたが、どうやら80年ぶりにこの不確定性原理の中身が、日本人の手で書き換えられようとしています。(ハイゼンベルクの顕微鏡 不確定性原理は超えられるか、日経BP社、石井 茂、2005/12、p.247)

同書によれば、その日本人、東北大教授の小澤正直が、新しい不等式を導く論文を専門誌に投稿し受理されたのが2003年1月。ハイゼンベルクが論文を書いて受理されたのが1927年3月23日、実に76年ぶりのことです。

小澤の不等式は、次のように記述されます。(p.249)

ε(Q)η(P)+ε(Q)σ(P)+σ(Q)η(P)≧h/4π
ここでε(Q)は位置Qの測定にともなう誤差、η(P)はそれによって生じる運動量の擾乱(じょうらん、disturbance)、σは位置あるいは運動量の標準偏差です。

この小澤の不等式は、従来のハイゼンベルクの不等式である、

ε(Q)η(P)≧h/4π
これと較べると、ε(Q)σ(P)とσ(Q)η(P)の項が追加されています。この項の存在の発見の意味は、物理学的にきわめて大きいです。

物理学を物理学と言う学問たらしめている根拠は、実験、観測であり、測定以外何者でもありません。であるにもかかわらず、この測定について、測定とはなんぞやと言う理解が間違っていないか、はたして物理学史上正しく検証されてきたのか、はなはだ疑問です。

相対性理論について、未だに博士号を持つ物理学者から、相対性理論の矛盾を解く(日本放送出版協会、原田 稔、2004/09)と言ったいわゆる「異論」が出てくるのは、この測定の概念が正しく検証されてこなかったことが原因であると、筆者は考えています。

この測定について、小澤の概念は明解です。系を測定対象系と探針系に分け、探針系は検出器を持ちます。測定とは、測定対象系と探針系の相互作用であり、この相互作用には作用開始と終了が存在し、探針系が示す観測可能量を検出器が読みとるのは、この相互作用の終了直後の探針系の状態であると言うことです。

これに対して、今までの測定の概念は、測定の終了をこの相互作用の終了とせず検出器で読みとるまでとしたのです。この違いが、小澤の不等式の、追加されたε(Q)σ(P)とσ(Q)η(P)の項としてあらわれると、筆者は解釈しています。

しかし、この小澤の測定概念の違いこそ、今後の物理学の発展に、革命的な転回をもたらすのではないかと、筆者は期待してやみません。簡単に言うと同時性がやっと物理学的(実験的)に定義されたのです。量子状態と観測状態は一意ではない、まことにもって真実です。 KAI

2:03 午前  
Blogger yoji said...

http://www.open.jp/blog/archives/000399.html

小澤の不等式-不確定性原理再び

不確定性原理についての筆者の考えを、以前のエントリーに書きましたが、どうやら80年
ぶりにこの不確定性原理の中身が、日本人の手で書き換えられようとしています。(ハ
イゼンベルクの顕微鏡 不確定性原理は超えられるか、日経BP社、石井 茂、2005/12、p.247)

小澤の不等式は、次のように記述されます。(p.249)

ε(Q)η(P)+ε(Q)σ(P)+σ(Q)η(P)≧h/4π
ここでε(Q)は位置Qの測定にともなう誤差、η(P)はそれによって生じる運動量の
擾乱(じょうらん、disturbance)、σは位置あるいは運動量の標準偏差です。

この小澤の不等式は、従来のハイゼンベルクの不等式である、

ε(Q)η(P)≧h/4π
これと較べると、ε(Q)σ(P)とσ(Q)η(P)の項が追加されています。この項の存在の
発見の意味は、物理学的にきわめて大きいです。


この測定について、小澤の概念は明解です。系を測定対象系と探針系に分け、探針系は
検出器を持ちます。測定とは、測定対象系と探針系の相互作用であり、この相互作用に
は作用開始と終了が存在し、探針系が示す観測可能量を検出器が読みとるのは、この相互
作用の終了直後の探針系の状態であると言うことです。


物理学を物理学と言う学問たらしめている根拠は、実験、観測であり、測定以外何者でも
ありません。であるにもかかわらず、この測定について、測定とはなんぞやと言う理解が
間違っていないか、はたして物理学史上正しく検証されてきたのか、はなはだ疑問です。

これに対して、今までの測定の概念は、測定の終了をこの相互作用の終了とせず検出器で
読みとるまでとしたのです。この違いが、小澤の不等式の、追加されたε(Q)σ(P)とσ(Q)η(P)
の項としてあらわれると、筆者は解釈しています。

しかし、この小澤の測定概念の違いこそ、今後の物理学の発展に、革命的な転回をもたらす
のではないかと、筆者は期待してやみません。簡単に言うと同時性がやっと物理学的(実験
的)に定義されたのです。量子状態と観測状態は一意ではない、まことにもって真実です。 KAI

2:05 午前  
Blogger yoji said...


http://misatopology.com/2012/10/14/quantum_transportation/
実験で証明されました 次は宇宙展開!?
さて、この量子のもつれを利用して量子テレポーテーションが可能だと理論で示したのが、1993年。ノーベル賞候補と名高い、Charles H. Bennett氏、Gilles Brassard氏、William Wootters氏他です。

量子は、測定しなければ位置やエネルギーなどの量が不確定で、測定しまうと量子に影響を与えてオリジナルの量子ではなくなってしまいます。測定できない量子の状態をテレポートするのは至難のわざ。

そこで3氏他は、測定せずにトランスポートできる「量子のもつれ」を使った手法を考案したのでした。

これは、1998年に実験で実証されます。光子を1メートルほどテレポートさせるのに成功したのです。

それからというもの、レーザー光やイオンなどで実現したり、レーザーから原子にテレポートに成功したり、量子テレポーテーションのフロンティアを開拓すべく研究グループが世界中で競争を繰り広げてきました。

重要なのは、テレポートした距離のフロンティアもグングンのびて、今では140キロメートルもの距離をテレポートするのに成功しています。

これは、衛星に使える単位の距離になりつつあるということです。次は衛星での検証の競争が始まるでしょう。WIRED SCIENCEの記事によると、日本でも2014年に打ち上げられる予定のソクラテス衛星で実験がされる計画があるとのことです。

急速に延びている量子コンピューターの世界。これからの展開が楽しみですね!

5:46 午後  
Blogger yoji said...

【光粒子】東大、「量子テレポーテーション」を100倍以上高効率化-無条件動作可能な新方式
1 : ◆3333333SUM @ガブラッチョφ ★:2013/08/15(木) 08:47:26.45 ID:???
東京大学大学院工学系研究科の古澤明教授と武田俊太郎大学院生らは、
量子ビットの情報を遠隔地に送る「量子テレポーテーション」技術を従来比100倍以上の
高効率で実現した。絶対に安全な量子暗号通信や超高速な量子コンピューターの実用化が
近づく。詳細は15日発行の英科学誌ネイチャーに掲載される。


 光子の量子ビットを、光の振幅や位相を転送する「光の波動の量子テレポーテーション装置」
を使って遠隔地に送る。この装置は無条件で常に動作させられるうえ、従来手法の100倍以上
となる61%の高効率で量子ビットの情報を劣化させることなく転送できる。


 従来手法は、転送後に量子ビットを測定して転送できたかどうかを判定する必要があり、
量子ビットの転送効率も原理的に上げることは不可能だった。


 新方式は転送後の判定が不要な無条件動作が可能。今後、用いる光のエネルギーを
高めることで、原理的に100%近くまで転送効率を高められるという。
古澤教授は「従来の欠点を全て克服した完全な量子テレポーテーションを実現した」と話している。


 このテレポーテーション装置を1単位として、二つ、三つと多段階にシステムを拡張していけば、
従来方式の1万―100万倍の高効率な転送が可能になるという。こうした多段階の装置の接続により、
量子通信の長距離化や大規模な計算が可能な量子コンピューターなどを構築できる。

(ニュースソース)朝日新聞
http://www.asahi.com/tech_science/nikkanko/NKK201308150003.html

2 :名無しのひみつ:2013/08/15(木) 08:50:13.57 ID:UC2g2Gyk
武豊さんが一言。
↓↓↓↓

3 : ◆3333333SUM @ガブラッチョφ ★:2013/08/15(木) 08:52:30.09 ID:???
量子テレポーテーションの原理がよくわからないという方(私を含む)はこれを参考にどうぞ

http://misatopology.com/2012/10/14/quantum_transportation/


>>2
佐野量子ちゃうわーw

5:46 午後  
Blogger yoji said...

【物理】光を1分間停止させることに成功 長距離量子ネットワーク開発の希望に
1 :ケンシロウとユリア百式φ ★:2013/08/21(水) 07:49:08.36 ID:???
ドイツの研究者たちが、光を結晶の内部に1分間閉じ込めるという記録を達成した。
長距離量子ネットワークの希望となるだろうか。

秒速30万kmの並外れた速度で動くものを停止させるという考えは、かなり大胆に思えるだろう。
しかし、ドイツのダルムシュタット大学のゲオルグ・ハインツェ率いる研究者チームは、
光を1分間停止させるという記録を達成した。どうやってこのような長距離量子ネットワークの開発を
加速しうる結果にたどり着いたかを、科学者たちは『Physical Review Letters』の紙上で説明している。

光の速度を落として完全に停止させるという試みは、少し前から行われていた。
この企てを成功させるために、ドイツの科学者たちは、
「電磁誘導透過(Electromagnetically Induced Transparency: EIT)」として知られる技術を用いた。

単純に言うと、科学者たちは不透明な結晶を用い、これに向けて結晶を透明にするような反応を引き起こすことが可能な
レーザー光線を照射した。続いて、同じ結晶(いまは透明になっている)に、もう1本の光の筋を照射した。
そして、最初のレーザー光線を消して、結晶を不透明に戻した。すると、「Extreme Tech」が報じているように、
光は結晶の中で身動きができなくなった。不透明であるため、反射することもできなかったのだ。
実際のところ、あたかも停止したかのようだった。

一度光の身動きが取れなくなると、これらの光子によって運ばれるエネルギー(そしてこれらによって伝えられるデータ)は、
結晶の原子によって捕らえられ、スピン励起へと変換された。そして結晶が再び透明になると、光へと戻された。

「NewScientist」が報じているように、科学者たちは、この仕掛けを用いて3本の光の線でできたイメージを
60秒間閉じ込め、元に戻して、開発したシステムが限られた時間ではあるが光メモリーとして機能しうることを証明した。

結晶の性質は、スピンが一貫性(物理特性)を維持できるようになっていて、このため情報を伝えることができた。
ただし60秒間のみで、その後は光のパルスは消えてしまった。

この研究は、長距離で機能することのできる量子ネットワークの創造に希望を抱かせてくれる。
科学者も結論として述べているように、さまざまな結晶を用いて、より長い時間情報を
蓄積することができるかもしれないからだ。

ソース:WIRED(2013.8.20 TUE)
http://wired.jp/2013/08/20/light-one-minute-stop/
関連リンク:Physical Review Lettersに掲載された論文要旨
「Stopped Light and Image Storage by Electromagnetically Induced Transparency
up to the Regime of One Minute」(英文)
http://prl.aps.org/abstract/PRL/v111/i3/e033601

4:48 午後  
Blogger yoji said...

ベストツイート
NHKスペシャル「神の数式」第1夜をご覧になって、さらに詳しく知りたい方は拙著『強い力と弱い力』(幻冬舎新書)を、第2夜については『重力とは何か』(幻冬舎新書)と『超弦理論入門』(ブルーバックス)をご参考になさってください。

TwitterPlanckScale (大栗博司) - 17時間前 21RT
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10:40 午後  
Blogger yoji said...

【物理】質量をもたない光子を相互作用させ、結合させて「分子」を形成することに成功/MITなど
1 :ケンシロウとユリア百式φ ★:2013/10/01(火) 05:39:07.24 ID:???
ハーヴァード大学とMITのチームが、質量をもたない光子を相互作用させ、
結合させて「分子」を形成することに成功した。量子コンピューティングへの応用が期待されるほか、
将来的には光を使って3次元構造が作れるようになるかもしれない。

ハーヴァード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)の物理学チームが、
光子を結合させて「分子」を形成することに成功した。
これまでは純粋に理論上のものだった、物質の状態だ。

「われわれが知る光の特性のほとんどは、光子が質量をもたず、相互作用しないことに由来する」と、
ハーヴァード大学で物理学を研究するミハイル・ルーキン教授は述べる。
「今回われわれは特殊な媒体を作りだし、その中で光子同士が強く相互作用し、
それによって質量をもつかのように振る舞い、結合して分子を形成させられるようにした。
このような光子の束縛状態(bound state)は、以前から理論上では議論されていたが、
これまで実際に観測されたことはなかった」

研究チームは、真空室に、金属元素であるルビジウム原子を満たし、
絶対零度近くまで冷却した(原子を、ほぼ静止状態にした)。そしてこの原子の雲に、
ごく弱いレーザーを使って光子を照射した。原子の雲に入ると、
光子はエネルギーを失い、劇的に減速した。

ふたつの光子を一度に照射すると、雲を通り抜けて出てくるときに、結合してひとつの分子を形成していた。
これは光子が、雲の中で通り過ぎる原子と、エネルギーを交換することによって生じる。

「量子情報を運ぶ上で、光子は現在、考えられる限り最良の手段であるため、
今回の成果は、より大きな枠組みでわれわれの研究に役立つものだ。
これまでは、光子は相互作用をしないということが障壁になっていた」

光子の相互作用を可能にする今回のプロセスは、量子コンピューティングの開発や、
従来のコンピューターの消費電力問題への応用等が期待される。
将来的には、光から、結晶のような3次元構造をつくりだすことも可能になるかもしれない。

ソース:WIERD(2013.9.30 MON)
http://wired.jp/2013/09/30/photonic-molecules/
関連リンク:natureに掲載された記事
「Entanglement between light and an optical atomic excitation」(英語)
http://www.nature.com/nature/journal/v498/n7455/abs/nature12227.html
関連スレ:【物理】光を1分間停止させることに成功 長距離量子ネットワーク開発の希望に

9:37 午後  
Blogger yoji said...

<ヒッグス粒子>存在確定 物理学の標準理論完成
毎日新聞 10月4日(金)7時30分配信
 物質に質量を与えたとされる素粒子「ヒッグス粒子」の発見が、東京大や高エネルギー加速器研究機構などの国際チームの実験で確定した。7日付の欧専門誌「フィジックス・レターズB」で公表する。存在を提唱した英国のピーター・ヒッグス博士(84)らは8日発表のノーベル物理学賞の最有力候補とされ、授賞の後押しとなりそうだ。

 実験に使われた大型加速器「LHC」を持つ欧州合同原子核研究所(スイス)は昨年7月、「99.9999%以上の確率で、ヒッグス粒子と考えられる新粒子を見つけた」と発表した。だが、さらに実験を進めて確度を高める必要があった。

 チームは、ヒッグス粒子が崩壊して別の素粒子に変わるパターンなどを調べ、質量が陽子(水素の原子核)の約134倍にあたる125.5ギガ電子ボルトと判定した。素粒子の自転を表す量「スピン」も理論通り「ゼロ」と確認した。これらの結果から「学術的に発見が確定した」と結論付けた。【野田武、河内敏康】

 【ことば】ヒッグス粒子

 ピーター・ヒッグス博士が1964年に存在を提唱した素粒子。宇宙誕生の大爆発(ビッグバン)から100億分の1秒後、光速で飛び回る他の素粒子にまとわりつき、動きづらくすることで質量を生んだと考えられている。標準理論で存在が予想された17種類の素粒子の中で唯一未発見だった。

 ◇解説 半世紀かけ最後のピース

 無限に広がる宇宙になぜ銀河や星があり、我々が存在するのか。その謎を解く鍵が素粒子のヒッグス粒子だ。万物に質量を与え、多彩な世界を創造し「神の粒子」と呼ばれる素粒子の発見は、現代物理学の根幹をなす「標準理論」というパズルに残された最後のピースを埋める理論の完成を意味する。

 ヒッグス粒子が存在しているというアイデアの源泉は、ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎博士が1960年代に提唱した理論にある。だが、素粒子は重いほど検出が難しく、ヒッグス粒子の発見には半世紀もの歳月を要した。

 国際チームの浅井祥仁(しょうじ)・東京大教授は「宇宙にある暗黒物質の正体など、説明できない問題がまだ山積している。標準理論を超える新しい物理学が重要だ」と指摘。今回の発見で、素粒子物理学は新たな段階に突入した。【河内敏康】

4:59 午後  
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http://www.stat.phys.kyushu-u.ac.jp/~nakanisi/Physics/Dilatancy/
2011/11/3/
ダイラタント流体、ダイラタンシー

片栗粉を水に溶いて濃厚な混合物を作ると、 急激な変形に対しては固体的に振る舞い、 ゆっくりとした変形に対しては流動性を示す。 いわゆるダイラタント流体である。
この流体の不思議な性質は、米村でんじろう先生1)の功績もあり、 一般に知られるようになったが、 どのようなメカニズムでこのような振る舞いが現れるかについて、 必ずしも共通の理解があるわけではない。

しかしながら、 日本語のWikipediaの「ダイラタンシー」の項目にある記述には、 明らかな間違いといくつかの混乱が見られる2)。 Wikipediaの記述を正そうと思ったが、 Wikipediaがどのような仕組みで運営されているのか充分理解していないので、 まず、自分のサイトにダイラタント流体についてまとめてみて、その後に、 可能であればWikipediaの編集に加わることにした。

米村でんじろうのワクワク地球実験室: 2005年「地球は生きている」
Wikipedia: ダイラタンシー
例えば、「原理:ダイラタント流体は一般に、液体と固体粒子の混合物である。 力を加えて粒子が密集すると粒子の間の隙間が小さくなり、強度が増し固体に なる。しかし力を加えるのを止めると再び粒子の間の隙間が広がり、元の液体 に戻る。」という説明は、以下で説明するレイノルズの膨張(ダイラタンシー) の原理とは逆の主張である。 様々なところで、このWikipediaと同様な説明がなされている。 (例えば、 朝日新聞の記事(2/15,2010))

6:02 午前  
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神の数式2「超弦理論」~宇宙はなぜ生まれたのか~|NHKスペシャル - テレビのブログ
http://tv-blog.blog.so-net.ne.jp/2013-09-22-3
一般相対性理論と素粒子の数式を合わせて神の数式を求めようとした物理学者がマトベイ・ブロンスタイン。ブロンスタインは貧しい家に生まれ独学で物理を勉強しました。一般相対性理論んと素粒子の数式を19歳で完璧に理解していたと言います。ブロンスタインが挑もうとしたブラックホール。しかし、その奥底を計算する前に証明しなければならなかったのが、身の回りのミクロの空間で2つの数式がうまく融合するかということ。ブロンスタインは空間を素粒子よりもはるかに小さい超ミクロのサイズに区切って、そこに働く重力を計算。すると分母にゼロが表れてしまいました。計算不能を表す無限大。これが意味するのは、私たちの身の回りのものはミクロにみると不安定で無限大を生み出すブラックホールのようなものが満ち溢れているのではないかということ。無限大の問題を解くどころか、身の回りにも大量の無限大があふれているというさらなる難問を掘りこしてしまったブロンスタイン。1937年7月、ブロンスタインはソ連の秘密警察に逮捕されてしまいました。ブロンスタインはすぐに銃殺され森に埋められました。

ブロンスタイン亡き後、半世紀に渡って神の数式への挑戦は続きました。神の数式への挑戦が大きな転機を迎えたのは1974年。無限大の謎を解く数式を見つけたとうたった論文が登場。論文を書いたのはジョン・シュワルツ。ジョン・シュワルツとジョエル・シャークは誰も見向きもしなかった時代遅れの分野「弦理論」を研究していました。例えば物質の最小単位である素粒子。弦理論では粒子は点ではなく様々な形をした震える弦のようなものだと言います。この一風変わったアイディアは見捨てられた古い物理学の数式を元にしています。そうした中、2人は弦理論を進化させ超弦理論を提唱。その数式が無限大の問題を解決することに。ミクロの世界で飛び交う粒子同士の間の力は粒子の間の距離(r)2乗分の1と表すことが出来ます。粒子が点だとすると互いにぶつかった瞬間、距離rはゼロになります。つまり無限大が表れるのは粒子同士の衝突の瞬間だったのです。しかし、超弦理論では粒子を点ではなく輪ゴムのような形の弦だと考えていました。輪ゴムのような形だとすれば広がりがあります。そのため、粒子同士がぶつかっても、その輪の大きさ以下にはつぶれないのです。衝突しても距離rはゼロにはならず無限大はでなかったのです。超弦理論は半世紀近く物理学者たちを悩ませてきた無限大の問題を解消しました。そして宇宙誕生の謎にせまる可能性を開いたのです。

しかし、物理学者の主流派の学者たちは超弦理論に目もくれませんでした。超弦理論の数式を成り立たせる条件が現実ではありえないものだったからです。私たちの世界は縦、横、高さの3次元に時間を加えた4次元の世界だと考えられてきました。しかし、超弦理論の数式が成り立つのはこの世界が10次元の時だけだったのです。異次元の存在に多くの物理学者たちも耳を疑いました。超弦理論が認められない中、重い糖尿病を患い故郷フランスへ戻ったシャーク。シャークは何かにとりつかれたかのように異次元の研究に没頭していったと言います。次第に仏教の世界に傾倒し瞑想にふけるようになっていきました。そしてシャークは34歳の時、糖尿病の治療薬を大量に注射して亡くなりました。

シャークが亡くなった後もシュワルツは超弦理論の研究を続けました。最初の論文の発表から10年後、超弦理論に大きな転機が起こりました。イギリスのマイケル・グリーンが研究に加わったのです。シュワルツとグリーンは異次元の問題について、そもそもこの世が4次元でなければならないという証明はないため、数式が10次元と示しているのだから自分たちの常識の方が間違っているのかもしれないと考えるように。そして2人は超弦理論の数式に一般相対性理論と素粒子の数式が含まれているかを検証しました。複雑な計算をすすめると全く無関係に見える2つの数式が導かれ始めました。そして数式に矛盾が生じていないか最後の計算をしている時、496という数字が数式に次々表れました。496は完全数の一つで古代ギリシャ時代、天地創造と関係があるとあがめられていた数字です。その数が一斉に表れたということは数式の中で広大な宇宙とミクロの世界が美しく調和しているということを意味していたのです。そして超弦理論から一般相対性理論と素粒子の数式が矛盾なく導き出されました。シュワルツとグリーンの計算の結果は瞬く間に世界中に伝わりました。そして世界中の物理学者たちが超弦理論の研究を始めました。超弦理論は物理学の最前線に躍り出たのです。

ジョセフ・ポルチンスキーは超弦理論をさらに進化させることに成功。超弦理論といえば小さな振るえる弦のような粒子が飛び交うミクロの世界。ポルチンスキーはコインランドリーで洋服が細い糸が沢山集まって出来ているのをみて、ミクロの世界でも粒子である弦は一つ一つではなくまとまっているのではないかと思いつきました。数式から導き出されたのは弦が一つ一つではなく膨大な数が集まって膜のように動いている現象。ポルチンスキーの発見をうけて世界中でブラックホールの熱について計算が行われました。そして膜の数式を新たに加えたことで超弦理論はブラックホールの熱を計算することに成功しました。

9:27 午後  
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20130922
神の数式2「超弦理論」~宇宙はなぜ生まれたのか~|NHKスペシャル
NHK総合テレビの「NHKスペシャル」神の数式2~宇宙はなぜ生まれたのか~が放送されました。去年ドイツで開かれた理論物理学の学会に世界中から天才たちが集まりました。理論物理学者というのは、その頭脳と数式だけでこの世の森羅万象を解き明かそうという人々。今挑んでいるのは、この宇宙はどこから来たのかという史上最大の謎。巨大な重力で全てを飲み込むブラックホール。光さえも出てこられないその憶測をもし数式で書き表せたら宇宙の全てを読み解けると言います。それはいわば神の数式。実は私たち人類はすでに神の数式に最も近いといわれる数式を手にしています。その一つが第1回で放送された「標準理論」。ミクロの素粒子を完璧に表した数式です。もう一つは広大な宇宙を支配する重力の数式「一般相対性理論」です。この2つを進化させ一つに束ねることが出来れば、それこそが神の数式。アインシュタイン以来100年に渡る物理学者たちの見果てぬ夢でした。

アメリカ・コロラド州に物理学者たちの聖地ともいえるアスペン物理学センターがあります。ジョン・シュワルツは神の数式に最も近づいたとされる人物の一人です。シュワルツが生み出した新たな数式は「超弦理論(ちょうげんりろん)」と言います。これまでの常識ではミクロの点だとされてきた素粒子が震える弦のような存在だというのです。

137億年前ビッグバンと呼ばれる爆発で、ある1点から始まり膨張している宇宙。そして、その事実はある偉大な数式によって予言されていたと言います。20世紀が生んだ物理学の巨人アルバート・アインシュタイン。その名を歴史に刻んだ数式が一般相対性理論でした。巨大コンピューターもない時代に遠い宇宙の動きを正確に表すことに成功。宇宙誕生の謎を解き明かすと期待されました。一般相対性理論は重さやエネルギーがあると空間がゆがむというシンプルな式です。アインシュタインの理論では星の重さによって時空が歪み、その歪みにそって他の星が動いています。その時空の歪みは星が小さくて重いほど角度が急になり強い力が働くのです。アインシュタインはこの数式を使い「巨大な重力が存在するところでは光さえも曲がる」という大胆な予言をしました。つまり数式が正しければ大きな星の裏側に隠れて見えないはずの星の光が重力によって曲げられ見えるはずだというのです。そして予言は見事に的中。

宇宙誕生の謎を解き明かすと期待された一般相対性理論ですが思わぬ落とし穴が見つかりました。指摘したのはスティーブン・ホーキング。巨大な星が爆発した後に生まれ、強い重力で全てを飲み込むブラックホール。その最も深い部分こそがアインシュタインも見逃した盲点だったのです。アインシュタインの理論では小さくて重いほど空間の歪みが大きくなります。しかし、とてつもなく重く小さな点があったらどうでしょう。空間はある1点に向かって無限に沈み込んでいきます。これが理論上のブラックホール。ブラックホールを表す数式では奥底に近づく程、空間の歪みが大きくなります。ところがブラックホールの奥底では距離がゼロに。分母がゼロになると無限大になってしまいます。無限大は数式上、計算不能ということを意味します。つまり、一般相対性理論の数式はブラックホールの奥底では通用しないということなのです。

これまで数式が解き明かしてきたのはビッグバンから10の-43乗たった後からの世界です。137億年前に誕生したとされる宇宙。誕生のまさにその瞬間だけが人類に残された最後の謎なのです。そしてビッグバンの瞬間と数学上まったく同じとされるのがブラックホールの底。謎を解く唯一の鍵なのです。宇宙の全てを記した神の設計図に物理学者たちがたどり着くためには無限大の問題を解消しなくてはなりません。そこで物理学者たちに大胆な発想が生まれます。一般相対性理論に素粒子の数式を組み合わせてはどうかというもの。

9:27 午後  
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http://ja.wikipedia.org/wiki/496
496 は合成数であり、約数は1 , 2 , 4 , 8 , 16 , 31 , 62 , 124 , 248 と 496 である。 496 を除く約数の和は 496 であり完全数。

9:43 午後  
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【経済物理】アインシュタインの「揺動散逸関係」は金融市場でも成立している - 東工大
1 :sin+sinφ ★:2014/03/14(金) 23:24:49.05 ID:???
東京工業大学(東工大)は3月11日、ドル円市場の「高頻度売買注文板データ」を分析し、
取引価格の周囲の売買注文量の増減に特徴的な2重の層構造があることを発見したほか、
アインシュタインが発見した「揺動散逸関係」が非物質系でも成立していることを実証したと発表した。

同成果は、同大大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻の高安美佐子 准教授、
同 由良嘉啓 大学院生は、チューリッヒ工科大学のディディエ・ソネット教授、
ソニーCSL シニアリサーチャー・明治大学客員教授の高安秀樹氏らによるもの。
詳細は、3月7日付で米物理学会誌「Physical Review Letters」電子版に掲載された。

市場価格の変動には、予測できないようなランダムな上下変動をする「確率的側面」と、
インフレやバブル、暴落のように方向性を持って動く「動力学的側面」があることが経験的に知られている。
確率的な変動成分に関しては、20世紀中ごろから体系的に記述することができるようになり金融派生商品などの形で広く実務に応用されているが、
動力学的な成分に関しては、ようやく近年、高頻度市場データの分析とともに理論的な研究が進められるようになった段階にある。

今回、研究グループは、ドル円の外国為替取引に関する高頻度売買注文板情報の分析を行った。
用いられたデータは、取引レートが1000分の1円単位、時間刻みが1000分の1秒刻み、1週間分の情報量は3GBとなり、
各瞬間の売買取引板情報は、価格軸上で、「スプレッド」とよばれる隙間(売り注文と買い注文の価格の差)の下方に買い注文、
上方に売り注文が積み上がった形状で表わされ、スプレッドに接した買い注文の上端(最良買値)に売り注文がぶつかること、
あるいは、逆に、売り注文の下端(最良売値)に買い注文がぶつかることで取引が成立し、市場価格が確定する。

最初に売り注文と買い注文のそれぞれに関して、最良価格からの深さごとに積み上がった注文板の量の変化と
市場価格の変化の相関関係を分析したところ、ある深さを境にして、板の変動の特性が正反対になっていることが見出されたという。

例えば、価格が上昇するとき、価格の進行方向にある売り注文は、スプレッドに近い内側の領域では減少するのに対し、
スプレッドから遠い外側の領域では増加する。
ドル円市場の場合では、内側と外側を分ける特徴的な深さは、およそ、100分の2円であったという。

こうした動きは、無数の小さな分子に囲まれた粒子がある方向に動く時、
粒子のごく近くの分子は粒子との衝突によって押しのけられて密度が減少するが、
進行方向少し離れたところでは前方に押し返された分子が集まり、密度が上昇するといった物理的な現象と類似していることから、
スプレッドを仮想的な粒子、売買注文を周囲の分子のようにみなすことができ、実際にこのアナロジーは単に直観的に正しいだけでなく、
物質の分子と粒子の場合には普遍的に成立する揺動散逸関係が、
市場のスプレッドと売買注文という仮想的な粒子と分子の間でも近似的に成り立っていることが確認されたとする。

(>>2に続きます)

イメージ:金融市場の売買注文板情報と粒子・分子モデルの関係
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/12/047/images/011l.jpg

ソース:アインシュタインの「揺動散逸関係」は金融市場でも成立している - 東工大 /マイナビ
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/12/047/

ニュースリリース /東京工業大学
金融市場のゆらぎのメカニズムを物理学で解明
http://www.titech.ac.jp/news/2014/025324.html

2 :sin+sinφ ★:2014/03/14(金) 23:25:26.37 ID:???
(>>1の続き)

通常、市場の価格変動は連続的な確率変数によってモデル化されるが、今回の研究では、連続変数による記述の限界も示すことができたとする。
具体的には、分子と粒子の場合には、粒子の動きを連続変数で記述することの妥当性はクヌーセン数とよばれる量で評価されるが、
ドル円市場のデータから見積もられたクヌーセン数は0.02程度で、ぎりぎり連続的な変数による記述が妥当な範囲には入るが、
市場の状況によっては、連続変数では現象を記述できない可能性があることが示されたという。

今回の研究により、最もミクロなレベルから価格の変動の仕組みをデータから分析する手法が開発されたこととなり、
これを活用することで、例えば、暴騰や暴落は、
外側の領域の注文量が著しく減少して真空状態になることによって市場の変動に対して
ブレーキが利かなくなった状態において発生する現象である、と理解することができるようになるという。

また、ミクロなレベルで駆動力と制動力がほぼ釣り合ってマクロなレベルでランダムな変動を生みだす現象は
相対性理論で名高いアインシュタインが20世紀初頭に水中を漂う微粒子に対して定式化し、
それ以来、さまざまな物質で確認され、「揺動散逸関係」とよばれる現代物理学の柱の1つとして認識されており、
研究グループでは今回の市場変動という物質ではない現象においても、
ゆらぎの増幅・抑制メカニズムが物質と同じ数理的構造になっていることが実証されたことから、
今後、物理学としての研究を進めることで、板情報から市場の制動力の強さを常時観測し、
もしも危険なレベルまで弱くなったときには外側の領域の注文量が増加するまでは市場の取引を
一時的に停止させるなどの対策をうつことができるようになり、
その結果、暴騰や暴落に伴う市場の混乱を未然に回避できるような技術の開発につながる可能性が期待されるとコメントしている。

10:41 午後  
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【物理】重力波の直接観測目指す「KAGRA」、総延長7.7キロのトンネル掘削が完了
1 :とうやこちょうφ ★@転載禁止:2014/04/08(火) 19:03:39.16 ID:???
重力波の直接観測目指す「KAGRA」、総延長7.7キロのトンネル掘削が完了
 旧神岡鉱山の地下に設置される重力波望遠鏡「KAGRA」のトンネル掘削が終了。世界初の重力波の直接観測を目指して
装置の設置が進められる。
 東大宇宙線研究所などの共同プロジェクトが岐阜県飛騨市神岡町に建設を進める大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」の
トンネル(総延長7.7キロ)の掘削がこのほど完了した。2015年末に試験観測を始め、17年度から重力波の観測を開始。
世界初となる直接観測を目指す。
 KAGRAは、重力波の到来で2点間の距離がわずかに伸縮するのをとらえる「長さ計測装置」(長さ3キロの
レーザー干渉計×2で構成)。だが、連星中性子星の合体などで発生する重力波でも「地球と太陽間の距離を
水素原子1個分変化させる程度」。またこうした天体現象は銀河系で10万年に1回程度しか発生しないため、
より多くの銀河について超高精密に観測する必要がある。
 本体トンネルは地下200メートルより深い場所に掘削された。重力波望遠鏡としては世界で初めて地下に
設置されるのは、地上に比べノイズになりうる地面の震動が小さいため。また装置は20ケルビン(マイナス253度)まで
冷却し、「熱雑音」も低減する。
 設置される「池ノ山」(旧神岡鉱山)は同研究所のニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」でも知られ、
非常に硬い岩質を含む山であることなどから選ばれた。
 重力波は一般相対論で予言され、最近、インフレーション時に発生したと考えられる原始重力波の痕跡とされるものが
南極の観測施設で見つかったことが話題になった。だが直接観測にはいまだに成功しておらず、KAGRAへの期待は高い。

ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1404/02/news127.html
ご依頼いただきました
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1392821881/214
KAGRA
http://gwcenter.icrr.u-tokyo.ac.jp

3:48 午後  
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【ケプラー186f】500光年先に地球に似た惑星・・・水の存在、生命も | 日刊 ...
www.xanthous.jp>HOME>医療・科学
1日前 ... ケプラー186f」は地球の1.1倍とほぼ地球と同じ大きさで、岩石などで構成されている 可能性があるうえ、恒星からの距離が適度に離れていることから水が液体の状態で 存在する可能性もあり、地球に似ていて生命体の居住が可能な惑星だ ...

7:16 午前  
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1 :ゆでたてのたまご ★@転載禁止:2014/04/30(水) 12:36:58.23 ID:???0
「銀河にレンズ効果」 超新星巡る日米論争、東大に軍配
冨岡史穂 2014年4月30日10時23分

4年前に見つかった特に明るい超新星は、新タイプなのか、明るく見えているだけなのか。
日米で起きていた科学論争に決着をつける研究結果を、東京大が米科学誌サイエンスで発表した。
明るく見えるような「仕掛け」がある、とした東大説が正しかったようだ。

超新星とは、星が一生を終える最期の輝き。2010年に、地球から90億光年離れた「PS1―10afx」が
見つかったが、従来の超新星より30倍も明るいのが謎だった。米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターは
「新タイプの超新星」と主張。一方、東大の数物連携宇宙研究機構(IPMU)は、超新星が明るいのではなく、
地球との間にレンズのように光を増強させる「何か」があるとの説を発表していた。

東大チームは、超新星の光が弱まった後の観測で、地球との間に小さく暗い銀河があるのを見つけた。
銀河があると、重力の影響で光を集めるレンズ効果がおきる。銀河の位置も効果を高める場所にあった。

続きはソースでご確認ください。(残り122文字)

ソース: 朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASG4S5GZ5G4SULBJ00R.html
画像: http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20140425001221_comm.jpg
 (写真・図版超新星「PS1―10afx」)
依頼: http://ai.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1398314654/778

8:57 午後  
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アインシュタインとボーア
http://youtu.be/I8tdff4sEBg

5:41 午前  
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アインシュタインとボーア
http://youtu.be/I8tdff4sEBg
参考:
『ニールス・ボーア論文集〈1〉因果性と相補性 』(岩波文庫) [文庫]
山本 義隆 (編集, 翻訳), Niels Bohr (原著)
ボーア「原子物理学における認識論的諸問題にかんするアインシュタインとの討論」
(中公世界の名著66『現代の科学2』所収)
ガモフ『物理学の探検』(白揚社)

11:26 午後  
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【量子力学】2重スリット実験 アインシュタインとボーアの思考実験を分子レベルで実現!/東北大©2ch.net
1 :依頼@白夜φ ★@転載は禁止 ©2ch.net:2014/12/01(月) 02:08:03.01 ID:???
アインシュタインとボーアの思考実験を分子レベルで実現!
2014年11月28日 13:30 |

東北大学多元物質科学研究所の上田潔教授、フランスのソレイユシンクロトロン放射光施設のCatalin Miron研究員のグループ、
スウェーデン王立工科大学のFaris Gel'mukhanov教授らの合同チームは、アインシュタインとボーアの論争で思考実験として提案された2重スリット実験を、
酸素分子の2個の酸素原子を2重スリットに置き換えることによって、初めて、実現しました。

アインシュタインとボーアは、 20世紀前半、光や電子があわせ持つ波としての性質と粒子としての性質の2重性の解釈について、論争を繰り広げました。
彼らが論争の際に用いた手法は思考実験です。
実際には実験を行うことなく、理論的思考によって実験結果を演繹するものでした。
彼らの思考実験は、当時、実現できないものばかりでしたが、のちの研究者の想像力を大いに掻き立てました。
現在も様々な実験的検証が行われています。
合同チームは、アインシュタインとボーアの論争でも主要な位置を占める2重スリット実験を分子レベルで実現しました。
そして、ボーアの反論を裏付けるように、一方のスリット(原子)だけが受ける電子の反跳運動量を観測した場合には干渉縞が消え、
これが観測できない場合には干渉縞が現れることを、初めて、実証することに成功しました。

この結果は、英国の科学雑誌『Nature Photonics』オンライン版(12月1日付け:日本時間12月2日)に掲載されます。
_________

▽記事引用元
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2014/11/press20141128-01.html
東北大学(http://www.tohoku.ac.jp/japanese/)2014年11月28日 13:30

(a)と(c)、アインシュタインとボーアの2重スリット思考実験の模式図;2個のスリットが固定された場合(a)とそれぞれ独立して動くことができる場合(c)。
(b)と(d)、2重スリットを2個の酸素原子に置き換えた本実験の模式図;2個の原子が結合している場合(b)と独立している場合(d)。
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/press20141128_01.jpg

詳細(プレスリリース本文)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20141128_01web.pdf

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1417367283/-100

5:44 午後  
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アインシュタインとボーア
http://youtu.be/I8tdff4sEBg
参考:
『ニールス・ボーア論文集〈1〉因果性と相補性 』(岩波文庫) [文庫]
山本 義隆 (編集, 翻訳), Niels Bohr (原著)
ボーア「原子物理学における認識論的諸問題にかんするアインシュタインとの討論」
(中公世界の名著66『現代の科学2』所収。上記岩波文庫所収論文と同じ)
ガモフ『物理学の探検』(白揚社)

5:46 午後  
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粒子と波動の二重性 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/粒子と波動の二重性

[編集]. 最初の光に関する総合的な理論は、ホイヘンスによる光の波動説であった。この 理論は光の干渉等をよく説明したが、他の現象を説明できない点もあり、その後すぐに ニュートンによって光の粒子説が唱えられた。
歴史-研究の進展-ホイヘンスとニュ...-ヤング、フレネル...

12:38 午前  
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【科学】アインシュタイン提唱理論「光子の非局所性」、100年来の論争決着か - 東大教授ら [15/03/25]©2ch.net
1 :ゆでたてのたまご ★ 転載ダメ©2ch.net:2015/03/25(水) 14:39:55.22 ID:???*
アインシュタイン提唱理論、100年来の論争決着か 東大教授ら
【日本経済新聞】 2015/3/25 11:52

東京大の古沢明教授らは、アインシュタインが提唱した「光子の非局所性」と呼ばれる物理現象が存在する
ことを実験で示した。この現象は厳密な検証が難しく、アインシュタイン自身も「幽霊のようだ」と例え、
100年以上論争が続いていた。英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ(電子版)に発表した。

検証に使った技術は理論的に解読が不可能な量子暗号通信や超高速の量子コンピューターに応用できるという。

「光子の非局所性」は、アインシュタインが量子力学の不可解な例として提唱。離れた2つの地点で光子(光の
粒)を観測すると、片方で観測した瞬間、もう一方の地点にも影響が表れる現象を指す。この奇妙な現象は
十分な説得力を持つ検証ができず、論争になっていた。

古沢教授らは、500枚以上の鏡を約10ナノ(ナノは10億分の1)メートルの精度で調整した装置を使い、FMラジオの
受信の仕組みを応用して実験した。10万回以上も実験を繰り返し、同現象を厳密に検証して実在することを
確かめた。

ソース: http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG25H0Y_V20C15A3CR0000/

関連ニュース:
Quantum experiment verifies Einstein's 'spooky action at a distance'
http://www.sciencedaily.com/releases/2015/03/150324084808.htm

関連サイト:
"光子の非局所性を厳密に実証"に関する記事が掲載されました!! <2015.3>
http://www.alice.t.u-tokyo.ac.jp/6TOPICS.html

2 :名無しさん@1周年:2015/03/25(水) 14:40:37.75 ID:TPAWvEZM0

11:30 午後  
Blogger yoji said...

【科学史】湯川秀樹先生の初の一般講演資料を発掘©2ch.net
1 :Mogtan ★@転載は禁止 ©2ch.net:2015/03/30(月) 07:06:20.95 ID:???
掲載日:2015年3月25日
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/25/151/

 核力の謎を解く中間子論で日本人初のノーベル賞を1949年に受賞した湯川秀樹(ゆかわ ひでき、1907~81年)は
生涯、一般向けに膨大な講演や執筆を重ねて科学精神の啓蒙に尽くした。湯川自身がこうした活動を楽しんだ感
さえある。その最初の一般向け講演が1938(昭和13)年11月2日、徳島市の徳島中学(現・徳島県立城南高校)で
生徒たちを相手に行われたことを、原子核理論の大久保茂男(おおくぼ しげお)大阪大学核物理研究センター研究員が
新資料を発掘して見いだした。湯川の社会活動の原点を示す発見で、現在盛んになっている出前授業や
サイエンスカフェの源流としても注目される。3月9日発行の素粒子論研究電子版に発表した。

 この徳島中学の講演については、湯川秀樹が随想「四国の秋」(著作集第7巻)で簡単に触れているが、詳しい内容は
未発見だった。大久保茂男さんは、徳島での資料と、京都大学基礎物理学研究所の湯川記念室に所蔵されている
ファイルボックスをすみずみまで調べ、講演内容が掲載された徳島中学の雑誌「渦の音」50号(39年3月)を探し出した。
湯川にとって強い印象が残ったのだろう。目次の「湯川博士講演」の部分を赤鉛筆で長方形に囲み込み、大事に
保管していたことがわかる。その2~5ページに、当時の中学生による講演要約が記録されていた。その要約は
極めて正確で、湯川が自ら文章を監修したとみられる。

 それによると、当時、31歳で大阪大学助教授だった(32歳で京都大学教授になるのは翌年)湯川が中学生向けに
わかりやすく、けなげに解説した様子がうかがえる。原子構造に関して、原子核を太陽に、電子を地球などの惑星に
例えながら、「10年ほど前に量子力学が起こって、電子の軌道が雲のように広がっている(ことがわかってきた)。
物理現象はこの軌道がどのように変わるか、また電子がいくつあるかによって支配される」とやさしい言葉で明確に
述べている。最後に「国家では平時でも戦時でも純粋物理学は国力の中の一つであります」と基礎科学の重要性を語り、
学業を怠らないよう勧めて締めくくっている。

 大久保茂男さんは、1935年の中間子論の提唱後に起きた素粒子論の発展を縦軸に、大阪大学でのゼミなどの研究、
当時の新聞の記事も交えて、湯川にとって初の一般向け講演を描き出している。中間子論は日本の学界が突然世界の
トップに躍り出たことを意味する金字塔だったが、その評価が当時、世界的に急速に高まっていた。その高揚感の中で、
湯川が家族総勢5人で夜行の船で徳島に旅立って、講演した様子が生き生きと再現されている。

 湯川に講演を依頼した徳島中学の当時の深井源治(ふかい げんじ)校長(1872~1971年)は戦時中、軍部に抵抗した
伝説の人だった。その気骨あふれる教育者魂もうかがえる。湯川の講演がまいた種は徳島に根づいただろうか。
同じ四国の高知出身の大久保茂男さんは「講演から76年後の四国の秋、2014年ノーベル物理学賞は四国で育ち、
徳島大学出身の中村修二(なかむら しゅうじ)氏の徳島・阿南市での青色発光ダイオード研究に授与されることに
なった」と結んでいる。

 科学史の論文として第一級の報告で、優れた短編小説のように読める。大久保さんは「私も講義を受けた
湯川秀樹先生が、科学の一般向け講演のさきがけであったことが今回の資料発見でわかり、現代の研究者にも
励みになる。その活動が世に知られる意義はある」と話している。


写真1. 素粒子論研究電子版の湯川秀樹(素粒子論研究最新号電子版から)
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/25/151/images/001l.jpg

写真2. 湯川秀樹の講演記録が載った徳島中学の雑誌「渦の音」50号(素粒子論研究最新号電子版から)
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/25/151/images/002l.jpg

写真3. 京都大学基礎物理学研究所湯川記念室に所蔵されていた雑誌「渦の音」50号の目次に
湯川が記した赤鉛筆の跡が残っていた(素粒子論研究最新号電子版から)
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/25/151/images/003l.jpg


素粒子論研究・電子版
http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~soken.editorial/

8:20 午後  
Blogger yoji said...

【量子力学】超流動体(超伝導体)の「軌道角運動量パラドックス」を解明 東大 [転載禁止]©2ch.net
1 :もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★@転載は禁止:2015/05/24(日) 09:46:38.33 ID:???
東大、超伝導体の「軌道角運動量パラドックス」を解明 | サイエンス - 財経新聞
http://www.zaikei.co.jp/article/20150518/249750.html
日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=386671&lindID=5


http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015051817131490big.jpg
軌道角運動量パラドックスの概念図。各粒子ペアが回転しているときに、超流動体全体の回転量(軌道角運動量)がどれくらいの大きさになるのかという問題は、超流動研究において40 年来の
未解決のパラドックスであった。(東京大学の発表資料より)


 東京大学の多田靖啓助教と押川正毅教授らは 構成粒子(原子や電子)が二つずつペアを組んで回転しているような超流動体(超伝導体)の回転の強さを数学的に厳密な方法によって解析し、
従来考えられていたよりも一般化したうえで理論的に解決することに成功した。これによって、超流動・超伝導現象に関する基礎的理解がさらに進展することが期待されるという。

 超流動体(超伝導体)は物性物理学の中心的課題の一つであり、流体が摩擦なく流れたり電気抵抗が消失したりするという際立った特徴を持っている。このような基本的性質は、超流動体の
構成粒子が量子力学的なペアを組みながら動いていることによって理解されている。超流動体全体の回転量(軌道角運動量)は各ペアの回転運動の最も直接的な帰結の一つであるにもかかわらず、
その大きさについては長い間論争が続いており、「軌道角運動量パラドックス」として知られ約40年間にもわたって未解決の問題となっていた。

 今回の研究では、パラドックスの原因となりうるカイラル超流動体の量子力学的性質を注意深く取り扱える理論を構成し、粒子ペア一つが持つ軌道角運動量が最小値である1の場合には、
超流動体全体の軌道角運動量の大きさは、全ての粒子が回転しながらペアを作る場合に期待される巨大な値に厳密に等しいことが分かった。さらに、粒子ペア一つが持つ軌道角運動量が2以上の
場合についても問題を一般化し計算を行い、この場合にはペア毎の軌道角運動量が大きいにもかかわらず、超流動体全体としては軌道角運動量がほとんどゼロとなることを明らかにした。

 今後は、本研究成果によって、超流動現象に関する基礎的理解がさらに進展すると期待されている。

8:57 午後  
Blogger yoji said...


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1437522244/-100
フランスのセーブルにある国際度量衡局(BIPM)には、直径・高さともに約39mmの円柱状の金属塊が
厳重に保管されている。100年以上にわたり全世界の質量の基準になっている「国際キログラム原器」だ。

キログラム原器は白金とイリジウムの合金でできている。国際単位系の基本単位を定義するために
現在も使われている唯一の人工基準器だ。国際単位系は基礎物理定数による再定義が進んでいる。
例えばメートルの場合、もともと合金製のメートル原器で定義されていたが、1983年に、
299,792,458分の1秒間に光が真空中を進む距離として再定義されている。

世界各国の科学者たちは、キログラムについても時代遅れの定義をやめ、基礎物理定数によって再定義し、
ほかの国際単位系とバランスを取ろうとしている。
キログラムの新しい定義としてはいくつかの案が出ているが、有力なのはアボガドロ定数に基づく定義だ。
宇宙に存在する星の数より多いこの数字が、原子の世界と目に見える世界との架け橋になる。

■揺らぐ基準

国際キログラム原器が誕生したのは1889年のこと。国際度量衡総会(CGPM)の指示で作られた円柱状の分銅で、
3重になった釣り鐘形のガラス容器の中で、埃や湿気、人の指紋などの外界の影響を受けないよう保管されてきた。
キログラム原器を容器から取り出すには、異なる鍵を持つ3人の管理人が集まる必要がある。

国際キログラム原器の複製は40個あり、世界各地に配布されている。
複製は定期校正のためこれまで3回だけ持ち寄られ、国際キログラム原器と比較された。
比較の際には、国際キログラム原器と複製をアルコールとエーテルで拭い、蒸気で洗浄するが、
1992年の定期校正で国際キログラム原器が複製と比べて軽いことが明らかになり、科学者たちを当惑させた。

なぜそうなったかは分かっていない。質量の測定は双方の比較なので、
国際キログラム原器が軽くなったのか、世界各国の複製が重くなったのか判断できないのだ。
おそらく、実験室内の温度計から漏れ出した水銀などが徐々に蓄積したのだろう。
これに関してある研究者は、紫外線で分銅を掃除する方法を標準として定めるべきだと提案している。

キログラムの再定義法を研究している米国国立標準技術研究所のスティーブン・シュラミンガー氏は、
「キログラム原器に触るのは怖いですね。原子をいくつか削り落としてしまう可能性がありますから」と打ち明ける。

■キログラム原器とは決別へ

国際キログラム原器と複製の重さの差は約50マイクログラムと非常に小さい。砂1粒ほどの重さだ。
しかし、わずかな違いが重大な問題を引き起こしかねない医学や工学などの精密分野では、
いかなる不安定性も容認できない。

キログラム原器の不安定さは、質量だけの問題ではない。質量の基本単位は、基本単位の組み合わせによって
定義される力や圧力やエネルギーの単位にも関わってくるからだ。
キログラムが揺らいでいては、日常生活でおなじみのワットやボルトといった単位も不安定になる。

2011年、国際度量衡総会の55人の代表は、基礎物理定数に基づいてキログラムを再定義することに
満場一致で合意した。改定の目標は2018年だ。現在研究が進められているアボガドロ定数に基づく再定義が、
キログラム原器にとって代わるかもしれない。

アボガドロ定数とは、ある物質1モル(モルは物質量の単位)に含まれる原子や分子の数のことで、
質量数12の炭素12グラムに含まれる炭素原子の数として定義される。
その値は約6.02×10の23乗であることが分かっている。

これはどのくらい大きい数なのか?1978年の『Journal of Chemical Education』では、
「アボガドロ定数と同じ数のマシュマロをアメリカ全土に均一に敷き詰めていくと、
その厚さは約1000メートルになる」と説明されている。

化学者たちは、アボガドロ定数を利用して原子レベルの測定値をグラムに変換し、
その関係からキログラムを再定義しようとしている。
それにはまず、アボガドロ定数を高い精度で決定する必要がある。(>>2につづく)

http://natgeo.nikkeibp.co.jp//atcl/news/15/a/072100020/

2 :野良ハムスター ★@転載は禁止 ©2ch.net:2015/07/22(水) 08:44:22.86 ID:???
■アボガドロ定数を数える

アボガドロ定数を決定するには、個々の原子が理想的な大きさの空間を占めている「完全結晶」が必要だ。

それに適している物質がシリコン。研究チームはシリコン(ケイ素)結晶を作製し、質量1キログラムの
シリコン球になるよう研磨してそこに含まれる原子の数を数えた。ガムボールマシンにぎっしり詰まった
球体のガムを数えるように、シリコン球の大きさを測定し、そこに原子がいくつ入るか計算したのだ。

このほど『Journal of Physical and Chemical Reference Data』誌に測定結果が発表され、
アボガドロ定数は6.02214082×10の23乗(つまり602,214,082,000,000,000,000,000)とされた。
その精度は0.000000018で、これまでで最も高精度の測定値だ。

数年後には、国際キログラム原器もその役目を終えるだろう。
その後は世界にただ一つの貴重なペーパーウェイトにでもなるのかもしれない。

文=Maya Wei-Haas/訳=三枝小夜子

このシリコン球は何個の原子からできているのだろう?
その答えからキログラムの新しい定義が決まるかもしれない。
(PHOTOGRAPH BY JULIAN STRATENSCHULTE, DPA/CORBIS)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/a/072100020/ph_thumb.jpg

1:17 午前  
Blogger yoji said...

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20151006/4728201.html
ノーベル物理学賞に梶田隆章氏
10月06日 18時56分
ことしのノーベル物理学賞の受賞者に、物質のもとになる最も基本的な粒子のひとつ「ニュートリノ」に質量があることを世界で初めて観測によって証明し、「ニュートリノ」には質量がないと考えられてきたそれまでの素粒子物理学の定説を覆した、東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さんが選ばれました。
日本人がノーベル賞を受賞するのは、アメリカ国籍を取得した人を含め、5日医学・生理学賞の受賞が決まった大村智さんに続いて24人目で、物理学賞の受賞は、去年の赤崎勇さんと、天野浩さん、中村修二さんに続いて11人目となります。

梶田さんは埼玉県東松山市の出身で56歳。
昭和56年に埼玉大学理学部を卒業した後、東京大学大学院でのちにノーベル賞を受賞した小柴昌俊さんの教えを受けました。
平成11年に東京大学宇宙線研究所の教授になり、平成20年からは所長を務めています。
この間、梶田さんは、小柴さんらとともに、物質のもとになる最も基本的な粒子である「素粒子」のひとつ「ニュートリノ」の研究を続けました。
そして、岐阜県飛騨市神岡町の地下深くに設けられた観測施設「スーパーカミオカンデ」で、大気中から飛来した「ニュートリノ」の様子を詳しく観測することに成功しました。
その結果、「ニュートリノ」に質量、つまり「重さ」があることを世界で初めて突き止め、平成10年に開かれた国際学会で発表しました。
この研究成果は、「ニュートリノ」には質量がないと考えられてきたそれまでの素粒子物理学の定説を覆すもので、、世界の研究者を驚かせました。
梶田さんはこの研究成果で、平成11年に、物理学の大きな業績に与えられる「仁科記念賞」を受賞したほか、平成24年には、すべての学術分野の中から特に大きな業績をあげた研究者に贈られる日本学士院賞も受賞しています。
日本人がノーベル賞を受賞するのは、アメリカ国籍を取得した人を含め5日、医学・生理学賞の受賞が決まった大村智さんに続いて24人目で、物理学賞の受賞は、去年の赤崎勇さんと、天野浩さん、中村修二さんに続いて11人目となります。

3:05 午前  
Blogger yoji said...

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【相対性理論】アインシュタインの一般相対性理論、人工衛星で検証実験へ [無断転載禁止]©2ch.net

1 : もろ禿HINE! ★@無断転載は禁止2016/04/27(水) 17:57:24.09 ID:CAP_USER
アインシュタインの一般相対性理論、人工衛星で検証実験へ 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3085344


【4月27日 AFP】フランスが新たに打ち上げた人工衛星で、アインシュタインの一般相対性理論の検証実験が行われる──。実験は、物理の常識を覆すものとなるのだろうか。

 現代における重力の理解の基礎をもたらした、アインシュタインの有名な理論を検証するのは、フランスの衛星「マイクロスコープ(Microscope)」だ。実験チームは、測定キットを使って、チタンと白金ロジウム合金という異なる2種類の金属片が軌道上でどう動くかを調べる。

 24日に同衛星を軌道投入した宇宙産業大手アリアンスペース(Arianespace)は「宇宙空間では、地球で遭遇する摂動から逃れた状態で、ほぼ完ぺきな自由落下の状態にある2つの物体の相対運動を観察することができるとコメントした。

 同衛星は仏領ギアナのクールー(Kourou)基地から、ロシアの宇宙船ソユーズ(Soyuz)によって地球観測衛星と共に打ち上げられた。(c)AFP
2 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 18:07:48.95 ID:oDSkkkuV
ほしのあきエロ過ぎて放送されなかった未公開映像!!!
http://wjiefjiw38.livedoor.biz/archives/3053358.html
3 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 18:07:55.40 ID:duXJxKTv
12時間円柱を描きつづけてはじめてわかったこと。「気づく」までにはたくさんの時間がかかるのに、みんな先に教わってしまうんだね。

https://t.co/sUYBdvnF9N
4 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 18:09:01.51 ID:pxlQq2Bl
一般相対性理論の起源は韓国ニダ
5 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 18:19:32.13 ID:2GA28dol
ピサの斜塔から落とせば検証できるだろ
何が相対性理論だ
6 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 18:27:25.05 ID:T7QKnluN
こんな実証実験、とうの昔に終わっているだろ。

>>5
あほか、そんなに無理に決まっているだろ。
7 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 18:34:10.73 ID:KCqwNTre
衛星って言うからまた慣性系の引きずりと思ったら、

> チタンと白金ロジウム合金という異なる2種類の金属片

例によって等価原理の検証か。まあ面白い結果は出ないだろう。
それよりスイングバイ・アノマリーの検証をして欲しいんだけどな。
8 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 18:37:34.12 ID:9F+zQrUb
なんだ宇宙空間で重力波の検証でもするのかと思った
9 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 18:41:23.36 ID:xK9xcyUg
摂動が無い宇宙空間なんて無いだろwww
10 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 18:52:45.02 ID:WKoW6BUX
文系にはよく分からんが、等価原理って加速度と重力が同じものってやつか?
それが違ったらどうなるんだろ?;
11 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 19:01:13.15 ID:hsgtwnBr
>>10
一般相対性理論が崩れる
ここに書いてあるが等価原理は一般相対性理論を構築する際の柱
http://eman.hobby-site.com/relativity/ein_eq.html
12 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 19:03:01.75 ID:KCqwNTre
>>10
一般相対論に修正が必要となる。
一般相対論は量子化できないからより正しい量子重力論が必要とされているのに、
一般相対論は検証の度に「正しい」「正しい」とその正しさばかり証明されてきて、量子重力論への実験的糸口が無い状況。
もし等価原理に破れが見つかったら突破口に開けるかも。

まあ期待薄だけどねえ。
13 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2016/04/27(水) 19:13:30.52 ID:xgkSTeGG
エインステインの理論は間違い
もっと壮大な完全理論の近似
完全理論すらも別ブレーンでは全くの無意味だがね

7:53 午後  
Blogger yoji said...


http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1461847944/-100
【熱力学/量子力学】乱雑さを決める時間の対称性を発見 ボルツマンの公式とネーターの定理の融合が築くミクロとマクロの架け橋 [無断転載禁止]©2ch.net

1 :もろ禿HINE! ★@無断転載は禁止2016/04/28(木) 21:52:24.77 ID:CAP_USER
乱雑さを決める時間の対称性を発見 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160427_2/


要旨

理化学研究所(理研)理論科学連携研究推進グループ分野横断型計算科学連携研究チームの横倉祐貴基礎科学特別研究員と京都大学大学院理学研究科物理学宇宙物理学専攻の佐々真一教授の共同研究チームは、物質を構成する粒子の“乱雑さ”を決める時間の対称性[1]を発見しました。

乱雑さは、「エントロピー[2]」と呼ばれる量によって表わされます。エントロピーはマクロな物質の性質をつかさどる量として19世紀中頃に見い出され、その後、さまざまな分野に広がりました。20世紀初頭には、物理学者のボルツマン、ギブス、アインシュタインらの理論を踏まえて「多数のミクロな粒子を含んだ断熱容器の体積が非常にゆっくり変化する場合、乱雑さは一定に保たれ、エントロピーは変化しない」という性質が議論されました。同じ頃、数学者のネーターによって「対称性がある場合、時間変化のもとで一定に保たれる量(保存量)が存在する」という定理が証明されました。

20世紀末、ブラックホール[3]のエントロピーは、時空の対称性から導出できることが分かりました。この研究に触発され、今回、共同研究チームは、「ネーターの定理に従って保存量としてのエントロピーを導く対称性は何か?」という疑問を追究しました。具体的には、「ミクロな粒子の運動を記述する時間をずらしても、ずらす前の運動と同じ法則に従う」という対称性があるかを調べました。その結果、量子力学のプランク定数[4]を温度で割った分だけ時間をずらすように選んだときにのみ、そのような対称性が現れることが分かりました。そして、ネーターの定理をその対称性に適用することで得られる保存量がエントロピーと一致しました。この乱雑さを決める時間の対称性はこれまでにないものであり、どのような物質にも現れうる普遍的なものです。

今後、時間の対称性が導くエントロピーは、乱雑さとしてのエントロピーとは異なる方法でミクロとマクロの世界を結び付けることを可能にし、さまざまな分野に新しい視点を与えると期待できます。

本研究は、米国の科学雑誌『Physical Review Letters』(4月8日号)に掲載され、Editors’ suggestionに選ばれました。


(以下略)

10:01 午前  
Blogger yoji said...

実証できないでいる」 量子物理学者と「神」の存在について★3©2ch.net

1 :ニカワ ★ 転載ダメ©2ch.net:2016/08/23(火) 16:05:44.83 ID:CAP_USER9
世界的な量子物理学者ツァイリンガー教授(オーストリア週刊誌「プロフィール」でのインタビューから)
http://vpoint.jp/wtview/wp-content/uploads/2016/08/5871.jpg

 量子テレポーテーションの実現で世界的に著名なウィーン大学の量子物理学教授、アントン・ツァイリンガー氏(Anton Zeilinger)は、「量子物理学が神と直面する時点に到着することはあり得ない。神は実証するという意味で自然科学的に発見されることはない。もし自然科学的な方法で神が発見されたとすれば、宗教と信仰の終わりを意味する」という。同教授がウィーンの教会新聞日曜日版とのインタビューの中で答えたもので、バチカン放送独語電子版が18日報じた。

 人々は分からないことにぶつかればその説明を求める。人々は余りにも多く神について語り、その定義を提示してきた。神は全知であり、全能だ、といった具合にだ。ツァイリンガー氏は、「自分は神秘主義者かもしれない。人は神を感じることができるが、神について多くのことを語ることはできない」という。

 「神」とはいかなる存在か、宇宙の森羅万象を創造した神は存在するのか、等々、昔から人間は考えてきた。新約聖書の「ヨハネの黙示録」1章には神自身が答えている。「私はアルパであり、オメガだ」という。アルパは最初であるから、宇宙の創造者を意味し、オメガは終わりを意味するから、その完成者という意味かもしれない。同時に、「黙示録」の別の個所には「私は初めであり、終わりである」という表現もある。それ以上、何の説明もないのだ。

 人間が時間や空間の概念から神に問いかけたとしても所詮無理があるのだろう。量子情報のパイオニアのツァイリンガー教授は、「量子物理学がさらに発展したとしても神に遭遇することはない」と断言し、神について「多くを語ること」に警告を発している。神は人間の言語体系と認識メカニズムでは掌握できないというわけだ。

 少し古いが、オーストリアの週刊誌「プロフィール」(2012年8月9日号)は神について、教授に聞いている。同誌の会見記事の見出しは「愛する神をわれわれは発見できない」だった。

 プロフィル誌記者はツァイリンガー教授に、「神は自然科学的に理解できないのか」と聞くと、教授は、「神は証明できない。説明できないものは多く存在する。例えば、自然法則だ。重力はなぜ存在するのか。誰も知らない。存在するだけだ」と説明。そして無神論者については、「無神論者は神はいないと主張するが、実証できないでいる」と述べている。

 それでは、宇宙すべては偶然に誕生したものだろうか。ツァイリンガー教授は、「偶然でこのような宇宙が生まれるだろうかと問わざるを得ない。物理定数のプランク定数(Planck Constant)がより小さかったり、より大きかったならば、原子は存在しない。その結果、人間も存在しないことになる」と指摘している。宇宙全てが精密なバランスの上で存在しているというわけだ。

 profil: Das konnte doch genauso gut Zufall sein.

Zeilinger: Aber da frage ich: Warum ist die Welt so, dass der Zufall so etwas produzieren kann. Wenn etwa das Plancksche Wirkungsquantum viel kleiner oder groser ware, dann gabe es nicht annahernd die Moglichkeit, dass es Atome gibt. Und damit uns.

(ウィーン在住)

http://vpoint.jp/column/confidential/71027.html
★1:2016/08/23(火) 05:03:19.98
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1471927489/

4:17 午前  
Blogger yoji said...

ヒッグス粒子ミュ ージック
ヒッグス粒子を音楽にしてみたらカリビアンな感じになる? - ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1207/12/news036.html

4:23 午後  
Blogger yoji said...

【物理】量子力学から熱力学第二法則を導出することに成功 ~「時間の矢」の起源の解明へ大きな一歩~/東京大©2ch.net

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1白夜φ ★@無断転載は禁止 ©2ch.net2017/09/06(水) 23:33:13.15ID:CAP_USER>>29>>53>>67
2017.09.06
量子力学から熱力学第二法則を導出することに成功 ~「時間の矢」の起源の解明へ大きな一歩~:物理工学専攻 伊與田英輝助教、金子和哉さん(D1)、沙川貴大准教授

東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の伊與田英輝助教、金子和哉大学院生、沙川貴大准教授は、マクロ(巨視的)な世界の基本法則で、不可逆な変化に関する熱力学第二法則を、ミクロな世界の基本法則である量子力学から、理論的に導出することに成功しました。
これは、極微の世界を支配する「量子力学」と、私達の日常を支配する「熱力学」という、二つの大きく隔たった体系を直接に結び付けるものです。
本研究では、量子多体系の理論に基づき、単一の波動関数(注4)で表される量子力学系において、熱力学第二法則を理論的に導きました。
従来の研究とは異なり、カノニカル分布などの統計力学の概念を使うことなく、多体系の量子力学に基づいて第二法則を導出したことが、本研究の大きな特徴です。
さらに、ゆらぎの定理と呼ばれる熱力学第二法則の一般化を、同様の設定で証明することにも成功しました。
本研究の成果は、量子力学だけに基づいて不可逆性の起源を理解する大きな一歩となるのみならず、冷却原子気体など高度に制御された量子多体系の非平衡ダイナミクスの理解にもつながると期待されます。

プレスリリース本文:/shared/press/data/setnws_201709061614152431248138_195100.pdf
Physical Review Letters:https://journals.aps.org/prl/abstract/10.1103/PhysRevLett.119.100601#fulltext

▽引用元:東京大学大学院工学系研究科 プレスリリース 2017.09.06
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/soe/press/setnws_201709061614152431248138.html
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/shared/press/images/setnws_201709061614152431248138_761028.jpg

*ご依頼いただきました。

2:01 午前  
Blogger yoji said...

アメリカが保有している国際キログラム原器のコピー
そのような事情があり、2011年にはキログラムの再定義が決定しました。そしていよいよ2018年に新定義が採択される予定というわけです。
現在もっとも有望視されているキログラムの新定義は、概念で定義できる電磁力がベースとなっています。ここで鍵となるのが特殊相対性理論とプランク定数。特殊相対性理論は質量とエネルギー量を結びつけ、プランク定数は電磁波の光子のエネルギー量とその周波数を結びつけます。新定義ではプランク定数を固定することで、間接的に質量を定義しています。
しかし実用性で考えると質量は重さで測りたいですよね。そこで重要になってくるのがワット天秤(キブル天秤)という非常に正確な天秤。プランク定数と重さを電磁力を通して結びつけます。
仕組みとしてはこんな感じです。まず、永久磁石と電磁石の反発し合う力を、電流と電圧を調節することで、測りたい物体の重さと釣り合わせます。次に電流と電圧を測り、ワット天秤を校正したときに得たデータと照らし合わせることで、重さを割り出します。最後に、重さを重力加速度で割ることで、質量を計算。要は電流と電圧を測ることで、間接的に質量が測れる装置なのです。

2:10 午前  
Blogger yoji said...

【単位】もうすぐ「1kg」が変わりそう 2018年に新定義が採択される予定©2ch.net

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1白夜φ ★@無断転載は禁止 ©2ch.net2017/07/03(月) 23:25:08.20ID:CAP_USER>>15
もうすぐ「1kg」が変わりそう
2017.07.02 18:03

頑張れば家でも作れる?

「kg(キログラム)」、なにかと触れることが多い単位ではないでしょうか。体重とか、荷物の重さとか、体重とか。
慣れ親しんだ質量の単位ですが、Techradarなどによれば2018年に定義が更新されそうなんです。

まず少し背景を。

世界にはさまざまな単位がありますが、その中でもSI基本単位である7つの単位は特に重要とされています。
なぜかというと、その他多くの単位がこの7つを組み合わせや換算によって定められているからです。
イメージとしては、単位界のボスたちという感じでしょうか。

さて、今回主役のキログラムもSI基本単位の1つですが、実は1970年代から定義の不安定さが問題視されていました。

他のSI基本単位は概念で定義されていて、安定しています。
定義と概念の情報さえあればいつでも誰でも計り直せますし、情報は時間が経っても変わらないからです。
対してキログラムは、「国際キログラム原器」という世界に1つしかない物体の質量として定義されています。
原器もしくは原器の精密なコピーがないと正確なキログラムを知ることができないうえに、なんと時間が経つとともに質量が(汚れの蓄積と測量方法の変更によるものとはいえ)僅かながら変化してしまっているんです。
ボスが意見のコロコロ変わってしまう人では困りますよね。

そのような事情があり、2011年にはキログラムの再定義が決定しました。そしていよいよ2018年に新定義が採択される予定というわけです。
--- 引用ここまで 全文は引用元参照 ---

▽引用元:GIZMODO 2017.07.02 18:03
http://www.gizmodo.jp/2017/07/new-one-kg.html

*ご依頼いただきました。

2:11 午前  
Blogger yoji said...

【素粒子】「クォーク融合」は核融合に対し約8倍強力との研究結果。研究者「発表すべきでないかもと思った」

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1しじみ ★2017/11/08(水) 22:07:02.57ID:CAP_USER>>4>>58>>59>>89
爆弾はつくれないと判明

テルアビブ大学とシカゴ大学からなる研究チームが、クォークとして知られる素粒子グループどうしを融合させた際に放出されるエネルギー量が、
核融合反応の約8倍にものぼることがわかったと発表しました。
 
クォークとは、物質を構成する原子、を構成する陽子と中性子など、を構成する素粒子、を構成する粒子のグループのひとつ。
クォークにも6つの種類があるとされます。クォーク自体も6つのフレーバーと呼ばれる種類があり、
それぞれアップ、ダウン、ストレンジ、チャーム、トップ、ボトムに分類することができます。

スイス・ジュネーブ郊外にあるCERNの大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider : LHC)では、
原子を高速で衝突させてこうした素粒子に分離させ、それぞれの粒子に関する研究が行われています。
そしてこれまでの研究では、クォークどうしが結合してバリオンなど複合粒子を構成する際に、
大きなエネルギーが関わっていることが示されていました。

研究者らは、バリオン生成の研究をすすめるうちに、
チャームクォーク2つを融合させてバリオンを構成するためには130MeV(1億3000万電子ボルト)のエネルギーが必要であることを発見しました。
そして、その際には12MeVの余剰エネルギーが放出されることがわかりました。

研究者らはこの放出エネルギーに興味を持ち、より重い、つまりエネルギーを持つと考えられるボトムクォーク2つを使って同様の実験をしてみました。
すると230MeVのエネルギーで発生したボトムクォークの融合時には約138MeVが放出され、
残りはより軽いクォークからなるバリオンに変化することを突き止めました。
これは水素爆弾のエネルギー放出源となる水素核融合に対して8倍以上という莫大なエネルギー量です。

あまりのエネルギーの大きさに、研究者らはこの研究結果は公表すべきではないとさえ感じたとしています。
しかし、その後の研究の結果、このエネルギーの放出時間はわずかに1ピコ秒ほどしかなく、
これでは水素爆弾のような連鎖的な反応を引き起こすには至らないことがわかりました。

研究者らは、現状ではこの研究結果が完全に理論上の話だと認めています。
そしてLHCでこの現象を実験することも可能だとしつつも、現状ではそれを実行しようとは考えていないとのことです。

ちなみに、電子ボルトとは自由空間内で1つの電子が1Vの電圧で加速される際のエネルギーのこと。
LHCでは2013~2015年にかけて実施された強化工事により、13TeV(13兆電子ボルト)ものエネルギーを扱えるようになっています。


関連ソース画像
http://o.aolcdn.com/hss/storage/midas/ca2bf8325aa5e8ea80c07ce795e8bfaf/205842199/nature.jpg

engadgetjp
http://japanese.engadget.com/2017/11/08/8/

2名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:08:18.54ID:L+wt7sg7
人類はクォー爆によって滅ぶ

3名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:09:58.20ID:cehhLcxc
エクスプロージョン!

4名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:10:39.37ID:lfjoNY+5>>35
>>1
ピコ太郎がなんで関係あるの?

5名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:19:21.96ID:zMNsk01o>>20>>36>>94
>230MeVのエネルギーで発生したボトムクォークの融合時には約138MeVが放出され

良く分からんけど、これって138MeVのエネルギー放出を得る為に230MeVが必要、
つまり差引-92MeVのエネルギー損じゃね?
違うの?

6名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:19:30.40ID:bXng5A/L
だからメンテナンスでバリオン除去するんだな

7名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:21:12.72ID:axVBBfIb
金正恩「クォークチームを編成する。」

8名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:24:10.08ID:fJ1aGWkM
1ピコ秒で核融合の8倍のエネルギーが放出されるって

爆弾が作れなくてもそれ以上にヤバいんじゃね?

9名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:25:48.48ID:SIQaBshV
もうなんというか、
クォークよりも小さい世界がありそうだね。
物理的に使えるエネルギーにどう変換するのか、まるで見当もつかないわwww

10名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:25:57.02ID:ThfBqzh9
エネルギーてやっばよくわからん

11名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:26:16.63ID:usKEkPsI
クォーク炉とかクォーク爆弾できるの?

12名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:28:48.94ID:usKEkPsI
これってより小さなものになればなるほどエネルギー大きいんじゃない?
クォークをさらに分解した粒子がもっとエネルギー持ってるでしょ

13名無しのひみつ2017/11/08(水) 22:29:09.92ID:SIQaBshV>>15
1 ピコ秒 = 0.000 000 000 001 秒

連続性なしで
たとえば爆弾だとして 人間がこの短時間でダメージを受けるのか?w

9:19 午後  
Blogger yoji said...

擬一次元系の秩序
cmt.spring8.or.jp/sakai/old/quasi-1D.html
擬一次元反強磁性体の秩序 (次元クロスオーバー). 一次元反強磁性体についての ハルデン予想(Haldane conjecture, 1983年)によると、半奇数スピン反強磁性鎖は 絶対零度がちょうど臨界点となって励起スペクトルがギャップレスなのに対し、整数 スピンでは基底状態が巨視的なシングレットを形成して励起スペクトルにギャップ( Haldane gap)が開き、絶対零度ですら有限の相関距離を持つ。一方、現実の磁性体は 、理想的な一次元系ではなく、三次元的な鎖間相互作用を持つ擬一次元系である。 それでは、この弱い鎖 ...
カーボンナノチューブ中にハルデン磁性体を作製 - 日本物理学会 (Adobe PDF) -htmlで見る
www.jps.or.jp/books/jpsjselectframe/2014/files/14-11-1.pdf
酸素分子はスピン量子数(S)が1の磁性を有する唯一の等核二原子分子である。細い 直径の. SWCNT 内部では酸素分子が一列(一次元的)に配列することが古典分子動力 学の計算で予想され、. また、図 1 に示す配列の場合、酸素分子間には反強磁性的な 相互作用が働くことが理論予想されて. いた。 従って、S=1を持つ一次元反強磁性体が 、SWCNT 中の鎖状に配列した酸素分子で出来ることが. 予想された。S=1 の一次元( ハイゼン. ベルグ)反強磁性体は別名ハルデン. 磁性体とも言われ、量子多体効果に.
KT転移とかハルデンギャップとか (#3091987) | 2016年のノーベル物理 ...
srad.jp/comment/3091987
このように,「スピンの大きさが整数なのか半整数なのかで物性ががらりと変わる」という のは当時誰も予想しておらず,この結果(Haldeneギャップの存在)は驚きをもって迎え られました. (そして現在では,多くの系でHaldeneギャップが存在することを実験的に 確認できています). KT転移にせよHaldeneギャップにせよ(そして今回とは関係ない けど量子ホール効果にせよ),色々な物理現象が「系のもつトポロジー」と関係している ことが明らかとなり,そのような目線で物性現象を再解釈したり,新たな ...
有限Haldane鎖
masashi.issp.u-tokyo.ac.jp/yoshida/haldane.html
実験的にもS = 1の擬一次元鎖が合成され、実際にgap(Haldaneギャップ)を持つこと が観測され、Haldane予想の正しさは確立している[2,3]。 Haldane系の基底状態は 現在Valence Bond Solid(VBS)の描像で理解されている。それはもともと ... Batistaの 有限鎖モデル 理想的なハルデン系モデル物質であるY2BaNiO5について、Zn,Mg等の 非磁性不純物をドープした系で、上で述べたような有限鎖効果が議論されてきた。Y2 BaNiO5はNi2+イオンがS = 1のスピンを持ち、a軸方向に一次元鎖をなす。鎖内の交換 相互 ...
ハルデン状態における素励起 - J-Stage
www.jstage.jst.go.jp/article/butsuri1946/47/6/.../ja/
ハルデン状態における素励起. 金道 浩一, 伊達 宗行. 1) 大阪大学理学部物理教室 2) 大阪大学理学部物理教室. 公開日 2008/04/14. 本文PDF [652K]. 抄録; 引用文献(16). 1983年のハルデン予想以来スピン(S)=1の1次元ハイゼンベルグ型反強磁性体の研究 が進展している. 特にRenard等によるNENPやNINOと呼ばれるハンデン物質の発掘 以来, 多くの実験的証明が行われた. ここでは強磁場ESRから明らかになったハルデン 状態の素励起の描像と, 関連する諸問題, そして最近の展開についての解説をする.
分数量子ホール効果と量子スピン系におけるハルデン予想との関係
www.phys.aoyama.ac.jp/~w3-sem/sem10/Nakamura.txt
講演者:中村 正明 氏(東京工業大学理工学研究科) 日時:10月 8日(金) 午後4時30 分から場所: 青山学院大学 理工学部(相模原キャンパス)L棟6階 L603室題目: 「 分数量子ホール効果と量子スピン系におけるハルデン予想との関係」 要旨: 2次元電子 系の分数量子ホール効果はランダウ準位の電子密度が、分母が奇数の 既約分数で 与えられる時にのみ起きる。一方、1次元量子スピン系では、いわゆ るハルデン予想 により、スピンの大きさが整数ではエネルギーギャップが開き、 半奇整数の場合は ギャップが閉じる ...
シータ (@Perfect_Insider) | Twitter
twitter.com/perfect_insider
32. Show this thread. Show this thread. Thanks. Twitter will use this to make your timeline better. Undo. Undo. シータ @Perfect_Insider 2h2 hours ago. More. Copy link to Tweet; Embed Tweet. 研究の意義や有望性を見抜くのが如何に困難か。2016 年ノーベル物理学賞を受賞したハルデン予想を見てみよう。ハルデン予想の意義は言わ ずもがなだが、ハルデン予想を提示した最初の論文は当時、複数の論文誌に査読で 落とされ、ハルデン自身もやる気を失ってこの論文は実はどこからも出版されていない。
KAKEN — 研究課題をさがす | ハルデン物質の有限鎖系における低温 ...
kaken.nii.ac.jp/ja/.../KAKENHI-PROJECT-05640422/
ハルデン系での基底状態や一次元鎖端の振る舞いを調べるため,純粋系あるいはCu ドープしたTMNINについて研究を行った。IK以下からの低温域から測定できる比熱, 帯磁率測定システムをほぼ完成し,それによる測定とESR測定の結果と合わせ,ハルデン 系での有限鎖効果によりVBSモデルで予想されている鎖端のスピン1/2の出現やその 励起状態を明らかにした。 利根川と鏑木はS=1ハルデン系おけるS=1/2不純物効果 について,一次元鎖の全スピンを考慮した基底状態および他の二つの励起エネルギーの 数値的解析 ...
Kobe University Repository (Adobe PDF)
www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/thesis/d1/D1001762.pdf
以下のような重要な予想をした [1]. 0. その予想、によると一次元ハイゼンベルグ型反強. 磁性体の性質は、スピン量子数Sが半整数の場合と整数の場合とで本質的に異なって. おり、半整数の場合は、次のような性質を持つが、 l. 基底状態は唯一つである. 2. 基底 状態と励起状態との聞に ... 反強磁性体の性質と、スピン波. 近似によって得られた結果 について述べる o それらと Haldaneの予想以降明らかにさ .... なされていないが、 ハルデンギャップと呼ばれるエネルギーギャップの存在は、数. 多くの数値計算によって 支持 ...
KEK IMSS KENS | 月例研究報告 6月
www2.kek.jp/imss/kens/topics/2012/06/101704.html
次には、より一般的に、量子効果がSの値に対してどのように記述されるかという問題に 興味が移る。その視点で、Sが整数の系ではゾーンセンターに磁気励起のギャップが 生じるが、半整数の系では生じないという、ハルデン予想が重要なマイルストーンであっ た。ハルデン予想に触発され、S=1の系が集中的に調べられ、ハルデン予想は実験的に も確認された。一方でS=5/2の系のダイナミクスは古典論で記述されることが古くから知 られている。S=1とS=5/2をつなぐ実験データはほとんどなく、これまでKENS(つくば)と ISIS( ...

7:44 午後  
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【物理学】「ボース=アインシュタイン凝縮」極小重力下で原子を「物質の第5の状態」において観察する実験が実施される

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1しじみ ★2018/11/07(水) 15:18:37.73ID:CAP_USER>>5
絶対零度からごくわずかだけ温度が高い超低温の環境で原子を第5の状態「ボース=アインシュタイン凝縮」に置き、その状態を観察するという実験がドイツの研究チームによって実施されました。実験では高度約250kmまで上がる気象観測ロケットが用いられ、6分程度にわたる極小重力環境下で100を超える観察が行われています。

Space-borne Bose–Einstein condensation for precision interferometry | Nature
https://www.nature.com/articles/s41586-018-0605-1

For The First Time, Physicists Created a 'Fifth' State of Matter in Space
https://www.sciencealert.com/bose-einstein-condensate-space-record-maius-1-experiment-results

ボース=アインシュタイン凝縮(Bose–Einstein condensation:BEC)は、固体・液体・気体・プラズマに次ぐ「物質の第5の状態」とされるもので、1925年に物理学者のサティエンドラ・ナート・ボースとアルベルト・アインシュタインによってその存在が予言されていました。その後、1995年にコロラド大学とマサチューセッツ工科大学の研究チームがそれぞれBECの実現に成功し、2001年にはノーベル物理学賞を受賞しています。

BEC状態にある原子は、粒子的ではなく集団的な波としてのふるまいを見せるようになります。この「雲」のような状態では多数の原子が同一の波動を行うようになり、個々の原子を区別できないので、原子雲全体が1つの「超原子」のようなものになっていると考えられています。

BECは磁場や集束レーザーなどを用いて作り出した「原子トラップ」の中で原子の振動運動を封じ込めることで、絶対零度に限りなく近いところまで物質を冷却して作り出されます。しかし、重力の影響を受ける地上ではBECを作り出せても、レーザーの照射を止めるとあっという間に雲が落下してBECの状態が失われてしまいます。そのために考え出されたのが宇宙の極小重力環境を利用したBECの研究で、2018年5月には、今回の研究とは別にNASAが打ち上げて国際宇宙ステーション(ISS)に設置した実験設備の中でBECが作り出されていました。

ドイツの研究チームは、気象観測ロケットを使ってBECを宇宙空間で作り出し、6分間という「長い時間」にわたってBECを維持することで100を超える観測を行う実験を実施しました。 「MAIUS 1(Matter-Wave Interferometry in Microgravity experiment:無重力状態での物質波の干渉)」と名付けられた実験では、2017年1月23日にロケットをスウェーデン北部のキールナにあるエスレンジ宇宙センターから打ち上げ、最高点で弾道飛行を行うことで極小重力環境を作り出しました。

通常、BECを作り出すためには部屋ほどのサイズがある施設を使う必要がありますが、そのような巨大なものを打ち上げることは効率的ではありません。上記のNASAでもその小型化が行われており、ISSに設置された設備は大きめの冷蔵庫程度のサイズに小型化されているとのこと。ドイツの研究チームは、小型の「原子チップ」の上に磁場を形成し、その中に複数のルビジウム原子を閉じ込めて絶対零度にほど近いマイナス273度まで冷却することでBECを作り出す方法を開発しました。

6分間にわたる極小重力環境下で作られたBECを用いて、研究チームは110に及ぶ計測を実施し、極小重力環境下でBECがどのような挙動を見せるのかを観測。その中には、BECによる原子雲をレーザーで「切断」し、再び合体させるというものもあったとのこと。その際には、双方のかたまりが持つ周波数の違いがどのような状態になるかが観測されており、最終的には重力波の検出技術の改善に反映されることが期待されているそうです。

関連記事
宇宙ステーション上でボース=アインシュタイン凝縮実験を開始 | マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20180822-682360/

https://i.gzn.jp/img/2018/11/05/fifth-state-of-matter-in-space/00_m.jpg
サムネイル読み込み中···


GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181105-fifth-state-of-matter-in-space/

9:32 午前  
Blogger yoji said...

E=mc2 - ウィキペディア
ja.wikipedia.org/wiki/E%3Dmc2
E = mc2(イー・イコール・エム・シーじじょう、英: E equals m c squared)とは、. エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗.
内容-証明-脚注-参考文献
E=mc2ってどういう意味?
www17.plala.or.jp/utyuu-nazo/emc.html
E=mc2。でも、これっていったい何を表しているのでしょうか? いきなり答えをいってしまえば、エネルギーと質量の関係式です。
わかっても相対論 第3章 質量はエネルギーである
www1.odn.ne.jp/~cew99250/html/R_3.html
目次へ 次へ進む 前へ戻る 1.E=mc2 おそらく、特殊及び一般両方の相対性理論で、 最も有名なのが、「質量=エネルギー」で ...
e=mc2(乗) - Yahoo!知恵袋 - Yahoo! JAPAN
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp>...>物理学
>それぞれの項目にどういう単位を当てはめたらよいのか エネルギー e の単位は J 質量 m の単位は kg
アインシュタインの公式 E=mc2 の証明 - FNの高校物理
fnorio.com/0161Einstein_E=mc2/Einstein_E=mc2.html
第1章におけるE=mc2の証明に、輻射の質量がE/c2になることを用いていないことに注意して下さい。 すなわち、この段階では ...
E=mc2のからくり エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか (ブルーバックス ...
www.amazon.co.jp/mc2のからくり- ...
Amazonで山田 克哉のE=mc2のからくり エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか ( ブルーバックス)。アマゾンならポイント還元本 ...
E=mc2それぞれの元となった英語のスペルは?エネルギーは質量と同等 ...
oshiete.goo.ne.jp>...>教育・科学・学問>自然科学>物理学
元となったスペルを教えてください。どうして、エネルギーは質量のと同等なのでしょうか?質量に光の速さの2乗を書けないと ...
「E=mc^2って何がすごいの?」を中学2年生にも分かるように説明して ...
www.hide10.com/archives/9403
「E=mc2がすごい」と言うよりも、それを導き出した相対性理論がすごい! 「観測者によって光の速度が変わっ ... てきた数式が「E2=m2c4+p2c2」。Eはエネルギー、mは質量、pは運動量、cは光速。
質量を持たない光子のエネルギーはゼロか?【E=mc2は静止物体のみ ...
www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=7908
光にエネルギーがあることは自明と思われますが,一方で,相対論の有名な方程式E= mc2を素朴にとらえると,質量ゼロの光子 ...
『光速に近づくと、質量(=エネルギー)が増える:E=mc2』-世界一 ...
科学情報誌.xyz>HOME>物理学・天文学
1.1 「質量とエネルギーの関係」前置きと事前知識; 1.2 特殊相対性理論 E=mc2:質量 とエネルギーは同じ ...

1:29 午前  
Blogger yoji said...

E=mc^2

エネルギー=質量×光速度の2乗

E=mc2 - ウィキペディア
ja.wikipedia.org/wiki/E%3Dmc2
E = mc2(イー・イコール・エム・シーじじょう、英: E equals m c squared)とは、. エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗.
内容-証明-脚注-参考文献
E=mc2ってどういう意味?
www17.plala.or.jp/utyuu-nazo/emc.html
Eは物質のエネルギー。mは物質の質量。cは光速を表しています。 つまり、エネルギー は物質の質量に光速の2乗をかけたもの ...

1:32 午前  
Blogger yoji said...

【量子力学】客観的実在は存在せず?量子力学の逆説「ウィグナーの友人」を初実験[04/04]

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1しじみ ★2019/04/04(木) 15:29:49.54ID:CAP_USER>>39>>67>>70
量子力学分野における「ウィグナーの友人」と呼ばれる思考実験では、2人の観測者が相異なる矛盾する実在を体験できるという結論が導かれる。この結論は長年疑問視されてきたが、その結論が正しいことを検証する「実際」の実験を初めて実施した。

1961年のことだ。ノーベル物理学賞受賞者のユージン・ウィグナーは、さほど知られていない量子力学のパラドックスを論証した思考実験の概要をまとめた。ウィグナーの思考実験は、2人の観察者(ここでは、ウィグナーとウィグナーの知人)が異なる実在を体験できるという量子力学の奇妙な本質を示している。

以来、物理学者は「ウィグナーの友人」思考実験を使って測定の本質を探求し、客観的事実が存在するか否か議論してきた。客観的事実を立証するために実験をする科学者にとって、この議論は重要だ。もしも、科学者たちが異なる実在をそれぞれ体験するなら、彼らが合意できる客観的事実は存在しないことになる。

ウィグナーの思考実験はディナーの後の会話のネタとしては面白いが、これまでは思考実験を超えるものではなかった。

ところが、物理学者たちは昨年、最新の量子テクノロジーを使えば、ウィグナーの友人の思考実験を実際の実験で再現できることに気づいた。すなわち、研究所で異なる実在を作り出し、それらを比較することで、異なる実在が共存可能かどうかを明らかにできるはずだというのだ。

初めてこの実験を実施したと発表したのが、スコットランドのエディンバラにあるヘリオット・ワット大学のマッシミリアーノ・プロイエッティらの研究チームだ。彼らは異なる実在を作り上げ、比較した。そして、互いに相容れない異なる実在は共存可能であり、実験の客観的事実に合意することは不可能であり、ウィグナーは正しかったという結論に至った。

https://www.technologyreview.jp/s/130562/a-quantum-experiment-suggests-theres-no-such-thing-as-objective-reality/

6:36 午前  
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地域通貨花子1
⁦‪@TiikituukaHana‬⁩


ボーアとアインシュタイン 1930年
nam-students.blogspot.com/2013/02/blog-p…

youtu.be/MasPwOAKHsc pic.twitter.com/OK1WOEtceu

2023/03/30 21:10


https://twitter.com/tiikituukahana/status/1641412635504812033?s=61&t=383SVeACv1vWzeGj29ksWQ

5:12 午前  
Blogger yoji said...




slowslow2772
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相対性理論の説明
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2023/08/25 4:24


https://x.com/slowslow2772/status/1694792812175499565?s=61

12:27 午後  

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