水曜日, 9月 28, 2016

孫子

                  (リンク::::::::::軍事老子


孫氏

この書には「戦略」のすべてが網羅されている「世界」に通じる
「日本的経営の教科書」大前研一

 計篇から用間篇まで一三篇から成るこの書を、その折、私たちは大幅に並べ替えようと思っていた。

 その編集方針は「総論」「リーダーシップ」「作戦」「情報」の四部に分けるというものだった。

「総論」の中で、最も重要な記述は『孫子』の冒頭にある「兵とは国の大事なり」である。この「兵」は一般に「戦争」と解釈されている。だが、企業の社会的な影響力や従業員に対する責任を考えると、この章句は「兵」とは「人間」、「戦争とは国家の大事である」と同時に、「企業は人なり」の同義語に思えてならない。

総論で重要なことは、計篇の「兵とは国の大事なり」に続く「これを経るに五事を以てし、これを校ぶるに(七)計を以てして、その情を索む」。五事とは道、天、地、将、法であり、七計については「主 孰れか有道なり、将 孰れか有能なる、天地 孰れか得たる、法令 孰れか行われる、兵衆 孰れか強き、士卒 孰れか練いたる、賞罰 孰れか明らかなると」である。
これは戦いの基本があくまでも本質的な資質や経営資源の差にある、としたもので、まさに戦略の最も重要なことを極めて具体的に表したものである。


『孫子』勢篇に「凡そ〔兵を用いるに〕衆を治むること寡を治むるが如くなるは、分数是なり」がある。その大意は、大勢の兵士をまるで小人数を統率するようにできるのは、部隊の編成によるというものだが、

次に重要なのは、虚実篇にある「兵に常勢なく、水に常形なし。能く敵に因りて変化して勝を取る者、これを神と謂う」。所変われば品変わるというが、市場環境、それからユーザー(顧客)、あるいは競争状態は一定ではないことの教えである。


PRESIDENT 2011年6月2日号別冊今こそ、孫子発 行 2011年5月16日編 者 プレジデント社企画編集部 APPアプリ


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孫子の兵法 (図解雑学) : 水野 実 : 本 : 中国史 : Amazon.co.jp

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徹底図解 孫子の兵法―信玄のみならず現代人も使える戦術書の決定版 単行本 – 2008/3




火曜日, 9月 27, 2016

日米欧の経済停滞は「資本主義の限界」なのか? - ライブドアニュース





正と反の経済線:

以下木下栄蔵『アメリカの次…』2012、『資本主義…』2016より

イ                          覇権国家
ンギ           |         成長経済 /\
フャ          /|\         ___/  \__→
レッ         /バ|バ\       |発展した
 プ 通常経済   /ブ | ブ\ 恐慌経済 |フェーズ
_________/ル  |  ル\     |
         発   |   崩\    |
デ       生    |    壊\___|
フギ インフレ      |      デフレ
レャ 経済成長する時期     次の経済成長のための
 ッ              社会的共通インフラを
 プ              構築する時期

    主役=市場         主役=国家
    〇財政再建         〇財政出動
    ✖︎財政出動         ✖︎財政再建

          投資効率(e)
        投資利益率/市場利子率
     e>1           e<1


                      S=Y(供給関数)
   |               A'/
  需|         主問題経済学_ー D'=aY+I'
  要|             _ー/|    (需要関数)
   |           _ー / |
   |         _ー|主/ _ー D=aY+I
   |       _ー  |/_ー |
   |     _ー   A/ー   | 
   |   _ー    _ー|    _ー D''=aY+I''
   | _ー    _ー/対| _ー |
   |ー    _ー /  _ー   |
   |   _ー| / _ー|    |
   | _ー  |/_ー  |    |
   |ー A''/ー    |    |
   |    /双対問題経済学    |
   | _ー/ |     |    |
   |ー /  |     |    |
   | /   |     |    |
   |/45度_|_____|____|__________
         Y''   Y0   Y'       Y(生産、所得)
       a=0.9なら     a=0.9なら
   Y''-Y0=10▽I     Y'-Y0=10△I
        
上図の主問題経済学と双対問題経済学は、双対関係になっている。
(木下栄蔵『経済学はなぜ間違え続けるのか』2009年,147頁より)



用語がORのものになっている。
(『資本主義の限界』2016では正の経済と反の経済というわかりやすい用語になった)

主問題経済学と双対問題経済学、
通常経済  と 恐慌経済、
インフレギャップとデフレギャップ、
セイの法則 と 有効需要の原理が当てはまる。 

A・スミス と マルクス

木下はケインズを批判するが、ケインズの理論と言っていい。
現状認識が大事になる。
サミュエルソンの45度線分析(厳密にはサミュエルソン創始ではない)が今も有効だ。

O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( operations research )の略 。数学的 ・統計的モデルを利用して 、最も効率的な解を求める科学的技法 。



日米欧の経済停滞は「資本主義の限界」なのか? - ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/11851211/

日米欧の経済停滞は「資本主義の限界」なのか?

木下栄蔵・著『資本主義の限界』P55より

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 日本とユーロ圏でマイナス金利となり、アメリカも次なる利上げに踏み込めないでいる。金利の否定は資本主義の否定にも等しい。やはり資本主義は限界を迎えているのか? 新刊『資本主義の限界』において、「『正と反の経済学』によって『限界』を突破できる」と指摘している名城大学都市情報学部の木下栄蔵教授に聞いた。

――最近では「資本主義は戦争によってしか発展できない」とする、思想家の内田樹氏と政治学者の白井聡氏の対談が話題になりました。資本主義限界論がここそこで聞こえてきます。

木下:私はそうは思いません。それを説明するのに好都合なのが、私が提唱している「正と反の経済線」です。

――「経済線」とはどんな線なのでしょうか?

木下:需要と供給の差をラインに示したものです。この線が原点よりも上にあればインフレギャップが存在し、下にあればデフレギャップが存在していることを示します。気をつけてほしいのは、「高い水準にあるから高成長」「低い水準にあるから成長していない」といったように経済の規模や成長率を示す線ではないということです。その国の経済がインフレギャップなのか、デフレギャップなのかを示したシンプルなラインです。

――図を見ると、日本が高度経済成長期にあった時代も経済線は横ばいですね。

木下:この時代、細かなインフレギャップやデフレギャップ、あるいは好況や不況はありましたが、基本的には大きな需給ギャップは発生せず、日本経済は発展していきました。それが大きく変わったのは1985年のプラザ合意です。急激に円高が進み、「円高不況」「円高デフレ」となりました。そこで当時の澄田智日銀総裁は政策金利を引き下げました。これがインフレギャップを発生させ、平成バブルの元凶となりました。

――1989年の大納会、日経平均は今も破られていない史上最高値の3万8915円をつけました。

木下:まさにバブルのピークです。ところがそれ以降、ソ連の崩壊などパラダイムの転換となる大事件が続き、日本経済も大きな転換点を迎えることになります。バブル崩壊です。富の先食いであるバブルは必ず弾けます。戦後ずっと「正の経済」にあった日本経済ですが、バブル崩壊後に「反の経済」へと遷移しました。

――バブル崩壊で発生した「失われた20年」、そしてデフレギャップをいまだ日本は解消できていない、と。ところで経済線を見ると、直近はデフレギャップが拡大しているようです。これは何を意味するのでしょうか。

木下:これこそが前編で指摘した「反のバブル」の発生を示しています。きっかけとなったのは前述したように日銀の異次元緩和であり、それを加速させたのがマイナス金利でした。通常、バブルはインフレギャップの拡大により発生します。つまり経済線が極端に上方へ移動することで発生していました。チューリップバブルしかり南海バブルしかり、あるいは日本の不動産バブルやアメリカでリーマンショック前に発生していたバブルしかりです。ところが今回、初めてデフレギャップの発生した「反の経済」の下でバブルが発生しました。

――ではデフレギャップとは何なのでしょうか。

木下:ひと言でいえば、銀行に滞留したお金です。今はいくら日銀がお金ばらまいても、金利をマイナスにしても、企業は設備投資しないし、消費者も消費しない。だから「供給>需要」の関係は変わりません。新たな需要が生まれていないからです。むしろ、デフレギャップは拡大しているのが現状です

――この状況を救う方策はあるのでしょうか。

木下:ひとつ考えられるのが戦争です。先ほどの「経済線」を今一度見直してください。日本は大正バブルの崩壊後にも「反の経済」へ陥りましたが、戦争によって脱却しています。第2次世界大戦によって京都や奈良、北海道などのごく一部を除く日本全土が空爆を受けました。その結果、日本の供給能力はほぼゼロになるほど壊滅させられました。大正バブル崩壊後、「供給>需要」となりデフレギャップを抱えていたのが、空爆によって「供給<<<需要」へと急転換した。敗戦後、インフレという副作用はあったものの、日本は「正の経済」へと復帰して、高度経済成長を遂げていくのです。

日米欧の経済停滞は「資本主義の限界」なのか?


――では、今の日本が復活する道も戦争である、と?

木下:広島と長崎に落とされた2発の悲惨な原子力爆弾を人類が経験した今、大規模な総力戦である戦争は国際的に許されるものではありません。いくら戦争が資本主義再生の手段として有効だからといって、決して選ぶべきでないことは明らかです。戦争以外にも日本が「反の経済」を脱して発展を遂げる方策もあることはあります。資本主義がダメだからといって、社会主義、共産主義を選択することは愚の骨頂ですから、我々でなんとかして資本主義の限界を突破する方法を模索せねばなりまません。

 資本主義の限界を突破する秘策とは……? 次回後編では、新刊『資本主義の限界』の骨子でもある「反のバブル崩壊」について話を聞いた。〈取材・文/高城泰 撮影/岡戸雅樹〉

【木下栄蔵(きのした えいぞう)】
1949年、京都府生まれ。1975年、京都大学大学院工学研究科修了、現在、名城大学都市情報学部教授、工学博士。この間、交通計画、都市計画、意思決定論、サービスサイエンス、マクロ経済学などに関する研究に従事。特に意思決定論において、支配型AHP(Dominant AHP)、一斉法(CCM)を提唱、さらにマクロ経済学における新しい理論(Paradigm)を提唱している。1996年日本オペレーションズリサーチ学会事例研究奨励賞受賞、2001年第6回AHP国際シンポジウムでBest Paper Award受賞、2005年第8 回AHP国際シンポジウムにおいてKeynote SpeechAward受賞、2008年日本オペレーションズリサーチ学会第33回普及賞受賞。2004年4月より2007年3月まで文部科学省科学技術政策研究所客員研究官を兼任。2005年4月より2009年3月まで、および2013年4月より名城大学大学院都市情報学研究科研究科長並びに名城大学都市情報学部学部長を兼任。8月12日に新刊『資本主義の限界』(扶桑社)を発売

工学博士が読み解く『シン・ゴジラ』――ゴジラがデフレギャップを解消する - ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/11935829/

工学博士が読み解く『シン・ゴジラ』――ゴジラがデフレギャップを解消する

『資本主義の限界』(扶桑社)P42より

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日本経済再生への足取りは鈍い。日本経済はどうしたら再生できるのか。「ゴジラが日本経済を救う」と、真顔で主張するのは、『資本主義の限界』を上梓した名城大学都市情報学部の木下栄蔵教授だ。確かに興行収入は50億円を超えるとも言われ、経済効果は高い。しかし、日本経済を救うとは大げさな気もする。その真意とは?

木下:経済効果云々といった微細な話をしたいわけではありません。もっと日本経済の根本的な問題と、その解決策を私は『シン・ゴジラ』の向こう側に見たのです。

――さっぱり意味がわからないのですが……。

木下:順を追って説明しましょう。先日上梓した『資本主義の限界』に書いたとおり、日本経済の苦境はデフレギャップがすべての元凶です。需要に対して供給が過剰、つまりいくらモノをつくっても売れない。消費者は欲しいものがないからモノを買わないし、売り上げの増加が見込めないなかでは企業も新たな投資には及び腰です。バラ撒いた紙幣はタンス預金や銀行に滞留し、デフレギャップが拡大する一方なのです。

◆政府・日銀が歪める金融市場

――しかし、政府・日銀も財政政策、金融政策を進めています。

木下:むしろ逆効果でしかありません。日本銀行が紙幣を大量にバラ撒いているため、余った大量のお金は国債市場や株式市場に雪崩れ込み、株式市場や国債市場に「デフレギャップバブル」を発生させています。

――7月の日銀会合ではETFの買い入れ額を6兆円に増額、日本株市場の歪みには拍車がかかっています。

木下:日銀がいくらETFを買おうと、あるいはヘリコプターからマネーをバラ撒いたとしても問題は解決されません。なぜならば、課題は「供給>需要」の関係をいかに均衡させるかなのです。いくら紙幣をバラ撒いても、需要は増えないし、供給は減らない。

――「供給>需要」を均衡させるためには、単純に考えれば供給を減らすか、需要を増やすかの2択ですね。

木下:その前者、すなわち供給を減らすことでデフレギャップを克服した国があります。この日本です。20世紀前半、大正バブルの崩壊や世界恐慌により、日本ではデフレギャップが発生しました。それを克服したきっかけは第二次大戦。本土空襲により、日本の供給源はほぼ壊滅しました。「供給>需要」から一気に「供給<需要」へと転換したのです。本土空襲が日本のデフレギャップを解消したのです。

◆ゴジラ上陸で株も円も国債も大暴落!

――まさか、今の日本でも戦争が起きればデフレギャップは解消されると?

木下:私は平和主義者です。戦争なんて望みません。しかし、戦争によらず日本の過剰な供給源を一気に激減させてくれるのがゴジラなのです。東京湾から上陸したゴジラは東京を半壊させました。映画内ではゴジラの襲撃後、「株も円も国債も大暴落だ!」と叫ぶシーンがありました。あれだけの衝撃が起これば、投資家は落ち着くまで日本株や国債を手放さざるをえない。つまり供給源の激減によりデフレギャップは解消され、市場は暴落してデフレギャップバブルも一掃される。その結果、デフレギャップを抱えた「反の経済」(デフレギャップ状態の経済を示す木下氏の造語)から、通常の「正の経済」(インフレギャップ状態の経済)へと復帰できるのです。

――しかし、ゴジラにどこまでの知能があるか不透明。「デフレギャップを解消させる程度の破壊にしてくれ」とお願いしたところで、日本全土を蹂躙するでしょう。

木下:日本が得意とするロボット技術を活用すればいい。ゴジラにAIを搭載し、メカゴジラ化にすればいいでしょう。……冗談です。ゴジラのような怪獣が本当に出てくれば、こんな与太話はしていられないでしょう。しかし、『シン・ゴジラ』の大ヒットは、「日本経済が抱えている“シン”の問題は何か」を私たちに問うているのです。

――『シン・ゴジラ』の“シン”からは「新」と「真」の2つの意味が読み取れます。

木下:日本経済が抱えているデフレギャップこそ「真」の問題であり、デフレギャップバブルという「新」問題が起きていることを政府・日銀は認識すべきでしょう。そうでなければ、我々はゴジラの上陸を待つまで、永遠のデフレギャップに苦しむことになってしまいます。

 これまで世界中のどんな経済学も有効に機能したことはなかった。しょせん机上の空論である経済学に新たな展望をもたらした「正と反の経済学」の詳細は新刊『資本主義の限界』でぜひ確認してもらいたい。〈取材・文/高城泰 撮影/岡戸雅樹〉

【木下栄蔵(きのした えいぞう)】
1949年、京都府生まれ。1975年、京都大学大学院工学研究科修了、現在、名城大学都市情報学部教授、工学博士。この間、交通計画、都市計画、意思決定論、サービスサイエンス、マクロ経済学などに関する研究に従事。特に意思決定論において、支配型AHP(Dominant AHP)、一斉法(CCM)を提唱、さらにマクロ経済学における新しい理論(Paradigm)を提唱している。1996年日本オペレーションズリサーチ学会事例研究奨励賞受賞、2001年第6回AHP国際シンポジウムでBest Paper Award受賞、2005年第8 回AHP国際シンポジウムにおいてKeynote SpeechAward受賞、2008年日本オペレーションズリサーチ学会第33回普及賞受賞。2004年4月より2007年3月まで文部科学省科学技術政策研究所客員研究官を兼任。2005年4月より2009年3月まで、および2013年4月より名城大学大学院都市情報学研究科研究科長並びに名城大学都市情報学部学部長を兼任。8月12日に新刊『資本主義の限界』(扶桑社)を発


日曜日, 9月 25, 2016

木下栄蔵 O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( operations research )

木下栄蔵 O R …オペレーションズ・リサーチ ( operations research )
http://nam-students.blogspot.jp/2016/09/o-p-e-r-t-i-o-n-s-re-s-e-r-c-h.html

『経済学革命』(2011,2014)より
・ O R …オペレ ーションズ ・リサ ーチ ( o p e r a t i o n s  r e s e a r c h )の略 。数学的 ・統計的モデルを利用して 、最も効率的な解を求める科学的技法 。

                      S=Y(供給関数)
   |               A'/
  需|         主問題経済学_ー D'=aY+I'
  要|             _ー/|    (需要関数)
   |           _ー / |
   |         _ー|主/ _ー D=aY+I
   |       _ー  |/_ー |
   |     _ー   A/ー   | 
   |   _ー    _ー|    _ー D''=aY+I''
   | _ー    _ー/対| _ー |
   |ー    _ー /  _ー   |
   |   _ー| / _ー|    |
   | _ー  |/_ー  |    |
   |ー A''/ー    |    |
   |    /双対問題経済学    |
   | _ー/ |     |    |
   |ー /  |     |    |
   | /   |     |    |
   |/45度_|_____|____|__________
         Y''   Y0   Y'       Y(生産、所得)
       a=0.9なら     a=0.9なら
   Y''-Y0=10▽I     Y'-Y0=10△I
        
上図の主問題経済学と双対問題経済学は、双対関係になっている。
(木下栄蔵『経済学はなぜ間違え続けるのか』2009年,147頁より)


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土曜日, 9月 24, 2016

マンデビル『蜂の寓話』1714:転載


                  ( 経済学リンク::::::::::

NAMs出版プロジェクト: マンデビル『蜂の寓話』1714:転載
http://nam-students.blogspot.jp/2016/09/1714.html


『蜂の寓話――私悪すなわち公益』(原題 The Fables of the Bees: or, Private Vices, Public Benefits )1714
バーナード・デ・マンデヴィル(Bernard de Mandeville)(1670‐1733)の著作

The MORAL.

THEN leave Complaints: Fools only strive
To make a Great an honest Hive.
T'enjoy the World's Conveniencies,
Be famed in War, yet live in Ease
Without great Vices, is a vain
Eutopia seated in the Brain.
Fraud, Luxury, and Pride must live;
We [illeg.] we the Benefits receive.
Hunger's a dreadful Plague no doubt,
Yet who digests or thrives without?
Do we not owe the Growth of Wine
To the dry, crooked, shabby Vine?
Which, whist its [illeg.] neglected flood,
Choak'd other Plants, and ran to Wood;
But blest us with his Noble Fruit;
As soon as it was tied, and cut:
So Vice is beneficial found,
When it's by Justice [illeg.], and bound;
Nay, where the People would be great,
As necessary to the State,
At Hunger is to make 'em eat.
Bare Vertue can't make Nations live
In Splendour;they, that would revive
A Golden Age, must be as free,
For Acorns, as for Honesty.

教訓
それゆえ不平はやめよ。馬鹿者だけが
偉大な蜂の巣を正直な巣にしようとする。
世の中の便益を享受し
戦争で名をあげながら、
ひどい悪徳もなく安楽に暮らそうなどは
頭脳にのみ巣くうむなしいユートピアだ。
欺瞞や奢侈や自負はなければならず
そうしてこそ恩恵がうけられるのだ。
たしかに空腹は恐ろしい災いではあるが
そのほかにどう消化し盛んになれようか。
ぶどう酒ができるのは干からびて
みすぼらしく曲がった蔓からではないか。
若芽のころかえりみないでいると
やがてほかの草木を枯らせて木にはったが、
束ねられ刈りこまれるとすぐ
みごとな果実をみのらせたではないか。
正義で裁断され縛られると
悪徳にも同じく利益がある。
いや国民が偉大になりたいばあい      )
ものを食べるには空腹が必要なように    )
悪徳は国家にとり不可欠のものだ。     )
美徳だけで国民の生活を壮大にできない。
黄金時代をよみがえらせたい者は
正直と同じようにドングリにたいしても
自由にふるまわなければならない

おわり

『蜂の寓話』泉谷治訳 法政大学出版 1985


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金曜日, 9月 23, 2016

Mostly Harmless Econometrics: An Empiricist's Companion: Joshua D.Angrist & (「ほとんど無害」な計量経済学―応用経済学のための実証分析ガ イド)

                 ( 経済学リンク::::::::::
計量経済学及びGMM 
http://nam-students.blogspot.jp/2015/12/gmm.html
Mostly Harmless Econometrics: An Empiricist's Companion: Joshua D. Angrist & (「ほとんど無害」な計量経済学―応用経済学のための実証分析ガイ ド)
http://nam-students.blogspot.jp/2016/09/mostly-harmless-econometrics-empiricist.html(本頁)

Mostly Harmless Econometrics: An Empiricist's Companion: Joshua D. Angrist & Jörn-Steffen Pischke2009 kindleあり
(「ほとんど無害」な計量経済学―応用経済学のための実証分析ガイド : 
ヨシュア・アングリスト, ヨーン・シュテファン・ピスケ, 大森 義明, 田中 隆一, 野口 晴子, 小原 美紀 2013)
http://press.princeton.edu/titles/8769.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4757122519


「ほとんど無害」な計量経済学―応用経済学のための実証分析ガイド 単行本 – 2013/5/31



CONTENTS List of Figures vii
List of Tables ix  
Preface xi 
Acknowledgments xv 
Organization of This Book xvii 

I PRELIMINARIES 1 
1 Questions about Questions 3 

2 The Experimental Ideal 11 
2.1 The Selection Problem 12 
2.2 Random Assignment Solves the Selection Problem 15 
2.3 Regression Analysis of Experiments 22 

II THE CORE 25 3 Making Regression Make Sense 27 
3.1 Regression Fundamentals 28 
3.2 Regression and Causality 51 
3.3 Heterogeneity and Nonlinearity 68 
3.4 Regression Details 91 
3.5 Appendix: Derivation of the Average Derivative Weighting Function 110 

4 Instrumental Variables in Action: Sometimes You Get What You Need 113 
4.1 IV and Causality 115 
4.2 Asymptotic 2SLS Inference 138 
4.3 Two-Sample IV and Split-Sample IV 147 
4.4 IV with Heterogeneous Potential Outcomes 150 
4.5 Generalizing LATE 173  
4.6 IV Details 188 
4.7 Appendix 216 

5 Parallel Worlds: Fixed Effects, Differences-in-Differences, and Panel Data 221 
5.1 Individual Fixed Effects 221 
5.2 Differences-in-Differences 227 
5.3 Fixed Effects versus Lagged Dependent Variables 243 
5.4 Appendix: More on Fixed Effects and Lagged Dependent Variables 246 

III EXTENSIONS 249 
6 Getting a Little Jumpy: Regression Discontinuity Designs 251 
6.1 Sharp RD 251  
6.2 Fuzzy RD Is IV 259 

7 Quantile Regression 269 
7.1 The Quantile Regression Model 270 
7.2 IV Estimation of Quantile Treatment Effects 283 

8 Nonstandard Standard Error Issues 293 
8.1 The Bias of Robust Standard Error Estimates 294 
8.2 Clustering and Serial Correlation in Panels 308 
8.3 Appendix: Derivation of the Simple Moulton Factor 323 

Last Words 327 
Acronyms and Abbreviations 329
Empirical Studies Index 335 
References 339 
Index 361   








「ほとんど無害」な計量経済学 応用経済学のための実証分析ガイド|書籍出版|NTT出版
http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002252
目次:
第1章 問いに関する問い

第2章 実験的理想
2.1 セレクション問題
2.2 無作為割当がセレクション問題を解決する
2.3 実験の回帰分析

第3章 たかが回帰,されど回帰
3.1 回帰分析の基礎
3.2 回帰分析と因果関係
3.3 異質性と非線形性
3.4 回帰分析の詳細
3.5 補論:加重平均導関数の導出

第4章 機能する操作変数
4.1 IV と因果関係
4.2 漸近的2SLS推論
4.3 2標本IVと分割標本IV
4.4 潜在的結果が同一にならない場合のIV
4.5 LATEの一般化
4.6 操作変数法の詳細
4.7 補節

第5章 パラレルワールド:固定効果、差分の差分、パネルデータ
5.1 個人の固定効果
5.2 差分の差分:事前と事後,実験群と対照群
5.3 固定効果対ラグ付き従属変数
5.4 補論:固定効果とラグ付き従属変数についての補足

第6章 ちょっと跳んじゃうんだけど:回帰不連続デザイン
6.1 シャープなRD
6.2 ファジーなRD はIV である

第7章 分位点回帰モデル
7.1 分位点回帰モデル
7.2 分位点処置効果のIV による推定

第8章 標準じゃない標準誤差の話
8.1 頑健な標準誤差の推定値におけるバイアス
8.2 パネルにおけるクラスター相関と系列相関
8.3 付録:単純なMoulton 係数の導出


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「高学歴ほど収入の振れ幅が大きい」とのお話がありました。
以下の論文は、回帰分析でその問いに答える研究をしています。
  
Angrist,Chernozhukov, and Fernandez-Val (2006) “Quantile Regression Under Misspecification, with an Application to the U.S. Wage Structure”

ではこの論文ではどのように分析したのでしょうか。
今回は分位点回帰(Quantile Regression)のご紹介です。


振れ幅が大きくなる現象をどう捉えるか 

収入の振れ幅が大きいとは格差が大きいということなので、
データがより広く散らばっていることになります。
言い換えると、分散が大きくなっていることになります。

つまり学歴が高くなるにつれて、
分散が大きくなることを確認すればよいことになります。
単回帰分析であれば以下のように散布図を作成すれば、容易に確認できます。


しかし、現実ではそうは簡単にいきません。
例えば重回帰分析の場合、散布図では確認することはできません。
では、どのようにすれば分析できるでしょうか。


分位点で回帰する分位点回帰(Quantile Regression) 

上の散布図において、
x(横軸)ごとのy(縦軸)の最小値付近を対象にすると、傾きはゼロになります。
対してxごとのyの最大値付近をみると、恐らく傾きは1程度になるでしょう。

例えば、yの分布の両端を対象にそれぞれ回帰直線を引くと、
以下のような 線になります。


つまり格差が拡大するケースでは、
分位点が最大値に近づくにつれて、傾きが大きくなるはずです。
このように平均ではなく、分位点を用いた回帰分析を、
分位点回帰(Quantile Regression)といいます。

種明かしをしますと、上の図における直線は
90%と10%のそれぞれの分位点で
分位点回帰を実行した回帰直線です。

この2つの回帰直線の傾きの差が大きいほど、
格差が拡大していくということになります。

ちなみに通常の回帰直線はこんな感じです。
違いがお分かり頂けたでしょうか。

 


ここまでのまとめ 

・ 分位点回帰は平均以外の分布の切り口を使って回帰分析ができる

・ 説明変数(横軸の変数)の値によって被説明変数(縦軸の変数)の格差が拡大
 することを見たい場合: 
        ↓
 分布の両端(例えば10%と90%の分位点)で分位点回帰を行い、傾きの差を見る。 


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最小二乗法 - Wikipedia

データセットを4次関数で最小二乗近似した例
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E5%B0%8F%E4%BA%8C%E4%B9%97%E6%B3%95

最小二乗法(さいしょうにじょうほう、さいしょうじじょうほう;最小自乗法とも書く、least squares method)は、測定で得られた数値の組を、適当なモデルから想定される1次関数対数曲線など特定の関数を用いて近似するときに、想定する関数が測定値に対してよい近似となるように、残差の二乗和を最小とするような係数を決定する方法、あるいはそのような方法によって近似を行うことである。

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最小二乗法(直線)の簡単な説明 | 高校数学の美しい物語
http://mathtrain.jp/leastsquares

最小二乗法について

最小二乗法による直線フィッティングの基礎的な説明です。
最小二乗法はデータの組xiyi が 
組与えられたときに,そのデータたちの関係を表すもっともらしい直線を求める方法です。

二つセットのデータの組(xi,yi) x i y i  が 個与えられた状況を考えています。そして 

xi と yi に直線的な関係があると推察できるときに,ある意味で最も相応しい直線を引くのが最小二乗法です。


直線フィッティングの複雑な式を導出します。考え方は非常に単純です。


もっともらしい直線の式を yAxB とおくと,xiyi とその直線との y 方向の誤差(ズレ)は,yiAxiB です。この誤差の二乗和が最小になるのが最もらしい直線であると考えるのが最小二乗法の流儀です。

つまり,yiAxiB2 を最小化するような AB を求める問題となりました。変数が AB でそれ以外は定数である(データによって与えられている)ことに注意して下さい。

これは,二変数の二次関数で紹介したいずれの手法で解くこともできます。数式がやや複雑ですが頑張って計算すると冒頭の直線フィッティングの式を得ます。

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どれがいいんでしょう?

初等計量経済学1977/3 C.E.V.レッサー、 佐和 隆光
Advanced Econometrics Takeshi Amemiya 1985 
計量経済学・入門―三日間の経済学 単行本 – 1991 佐和 隆光 土志田 征一 黒田 昌裕 
グリーン計量経済学、 W. H. Greene Econometric Analysis 1993
計量経済学 (新経済学ライブラリ) 山本 拓 1995
例題で学ぶ 初歩からの計量経済学 白砂堤津耶 1998,2007
計量経済学 浅野皙, 中村二朗 2000/01
Econometrics Fumio Hayashi 2000/12 kindle
Econometric Analysis of Cross Section and Panel Data, 2nd Edition Jeffrey M.Wooldridge(2002〜)2010 
Introductory Econometrics: A Modern Approach, 6th Edition - Jeffrey M.Wooldridge - Cengage Learning - (2003〜)2016
ベイズ計量経済分析 和合肇編著 2005
EViewsによる計量経済分析(第2版) eBook: 松浦 克己, コリン・マツケンジー: 2005,2007,2012kindle
Monetary Policy, Inflation, and the Business Cycle: Jordi Gali/Monetary Theory and Policy: Carl E. Walsh 2008~
Mostly Harmless Econometrics: An Empiricist's Companion: Joshua D. Angrist & Jörn-Steffen Pischke2009 kindleあり
(「ほとんど無害」な計量経済学―応用経済学のための実証分析ガイド : 
ヨシュア・アングリスト, ヨーン・シュテファン・ピスケ, 大森 義明, 田中 隆一, 野口 晴子, 小原 美紀 2013)
入門計量経済学―Excelによる実証分析へのガイド (経済学叢書Introductory) – 2013/11 山本 拓 
図解・ベイズ統計「超」入門 あいまいなデータから未来を予測する技術 (サイエンス・アイ新書) 新書 – 2013 涌井 貞美 
計量経済学 末石直也 2015
新しい計量経済学 データで因果関係に迫る : 鹿野 繁樹 : 2015
計量経済学の第一歩 -- 実証分析のススメ (有斐閣ストゥディア) : 田中 隆一 : 2015
実証分析のための計量経済学 : 山本 勲 2015
<サピエンティア>計量経済学 黒住英司 2016kindle
入門計量経済学 / James H. Stock  Mark W. Watson 2007 宮尾 龍蔵訳 共立出版 2016/05
Rで学ぶ空間計量経済学入門2016/9/1 アルビア,ジュセッペ、 Arbia,Giuseppe