ハイデガー著作目録
マルティン・ハイデッガー
全集[編集]
ドイツでの全集(Martin Heidegger Gesamtausgabe)は1975年からヴィットリオ・クロスターマン社から刊行されており、巻数は2003年時点で102巻。ハイデッガー研究では全集略記号をGAとすることが多い[注釈 19]。原稿はマールバッハ・ドイツ文学文書館(Marbach Deutsches Literaturarchiv)が所蔵している。
ドイツでの全集(Martin Heidegger Gesamtausgabe)は1975年からヴィットリオ・クロスターマン社から刊行されており、巻数は2003年時点で102巻。ハイデッガー研究では全集略記号をGAとすることが多い[注釈 19]。原稿はマールバッハ・ドイツ文学文書館(Marbach Deutsches Literaturarchiv)が所蔵している。
邦訳は、創文社からハイデッガー全集として刊行されている。編集委員は辻村公一、上妻精、茅野良男、大橋良介、門脇俊介、H・ブフナー、A・グッツオーニ、G・シュテンガー。以下、特に断りのない限り邦訳は創文社刊。全集版でない単行本訳や平凡社、理想社ハイデッガー選集、みすず書房などから刊行されている。
第一部門:既刊著作[編集]
第1巻. 初期論文集:1912/16年。岡村信孝、丸山徳次 他訳
「現代哲学における実在性の問題」「論理学に関する最近の諸研究」「書評」「序文―『初期論文集』(1972年)初版のための」「心理学主義の判断論―論理学への批判的・積極的寄与」「ドゥンス・スコトゥスの範疇論と意義論」「歴史科学における時間概念」
第2巻 有と時。辻村公一、ハルトムート・ブフナー 訳
[目次][表示]
第3巻. カントと形而上学の問題。門脇卓爾、ハルトムート・ブフナー訳
第4巻 ヘルダーリンの詩作の解明。濱田恂子、ブフハイム,I.(イーリス) 訳
『帰郷/つながりのある人たちに宛てて』「ヘルダーリンと詩作の本性」『あたかも祝日のように…』『追想』「ヘルダーリンの大地と天」「詩」所収
第5巻 杣径:1935/46年講演論文。茅野良男 ハンス・ブロッカルト訳
「芸術作品の起源」「世界像の時代」「ヘーゲルの経験概念」「ニーチェの言葉「神は死せり」「何のための詩人たちか」「アナクシマンドロスの箴言」
第6巻 ニーチェ 1936-41年フライブルク大学講義、1940-46年論稿73篇。
第6-1巻ニーチェ<1>:円増治之、セヴェリン ミュラー訳
第6-2巻ニーチェ<2>:円増治之、シュミット、H / 訳
第7巻 Vorträge und Aufsätze 講演と論文 1936-1954年。未邦訳。
「技術への問い」「科学と省察」「形而上学の超克」(以上3論文は関口浩訳、平凡社 2009=平凡社ライブラリー2013)
「建てる、住む、考える」:1951年8月5日、ダルムシュタットでのシンポジウム「ダルムシュタット会話:人間と空間」講演(邦訳は中村貴志訳『ハイデッガーの建築論』中央公論美術出版、2008.)
「物」:1949年12月、ブレーメン。1950年6月、ミュンヘン、バイエルン芸術アカデミー(Bayerische Akademie der Schonen Kunste)講演
「…詩人のごとく人間は住まう…」(邦訳「詩人のように人間は住まう」『哲学者の語る建築―ハイデガー、オルテガ、ペゲラー、アドルノ』伊藤哲夫, 水田 一征 訳、中央公論美術出版 2008、所収)
「ロゴス」(1951)「モイラ」所収(邦訳:ハイデッガー選集 33 ロゴス・モイラ・アレーテイア 宇都宮芳明訳 1983)
第8巻 思惟とは何の謂いか:フライブルク大学1951-52年講義。四日谷敬子、ブフナー、H 訳
第9巻 道標 1919-1961。辻村公一 ブフナー,H.(ハルトムート) 訳 1985年
「カール・ヤスパースの『世界観の心理学』に寄せる論評」「現象学と神学」「マールブルクでの最終講義より」「形而上学とは何であるか」「根拠の本質について」「真性の本質について」「真性についてのプラトンの教説」「ピュシスの本質と概念について。アリストテレス、自然学B1」「『形而上学とは何であるか』への後記」「『ヒューマニズム』に関する書簡」「『形而上学とは何であるか』への序論」「有の問へ」「ヘーゲルとギリシア人達」「有に関するカントのテーゼ」所収
第10巻. 根拠律 1955-6冬。
第11巻 同一性と差異 1949-1957年(未邦訳。単行本の邦訳はハイデッガー選集10 同一性と差異性 大江精志郎訳 理想社。)
第12巻 言葉への途上 1950-59年。亀山健吉 グロスH. 訳
「言葉」(1950)「詩における言葉―ゲオルク・トゥラークルの詩の論究」「言葉についての対話より―ある日本の人と問いかけるある人との間で交わされた」「言葉の本質」「語(ことば)」「言葉への道」「出典の指示」
第13巻 思惟の経験から。東専一郎 芝田豊彦 他訳 1994年
私家版本、初期詩篇、芸術論、往復書簡、アンケート、式典祝辞など小品35編。
"Warum bleiben wir in der Provinz ?"(1934):「なぜわれらは田舎に留まるか?」は矢代梓訳『30年代の危機と哲学』平凡社ライブラリー1999所収。
第14巻 Zur Sache des Denkens 思惟の事柄へ 1969年単行本、講演「時間と存在」「哲学の終焉と思索の課題」。未邦訳
第15巻 Seminare (1951–1973) 未邦訳。
創文社別巻1『四つのゼミナール』 大橋 良介 ハンス・ブロッカルト訳 1985年
第16巻 演説と証言 (1910–76) 未邦訳。
第二部門:講義(1919-1944)[編集]
マールブルク講義(1923-1928)[編集]
第17巻 現象学的研究への入門 1923・24年マールブルク冬講義。加藤精司、ハルダー、A. 訳
第18巻 Grundbegriffe der aristotelischen Philosophie (1924夏講義) 未邦訳。
第19巻 Platon: Sophistes (1924/25冬) 未邦訳。
第20巻 時間概念の歴史への序説:1925年夏。常俊宗三郎 嶺秀樹 レオ デュムペルマン訳
第21巻 論理学:真性への問い:1925/26年冬学期。佐々木亮 伊藤聡 訳
第22巻 古代哲学の根本諸概念 1926年夏学期。左近司祥子、クルンカー,W. 訳
第23巻 Geschichte der Philosophie von Thomas von Aquin bis Kant (Wintersemester 1926/27) 未邦訳。
第24巻 現象学の根本諸問題 1927年マールブルク大学夏講義。有と時1-3の新たな仕上げ:溝口きょう一、松本長彦 訳
タイプ版邦訳は木田 元, 平田 裕之, 迫田 健一 訳、作品社、2010年。
第25巻 カント純粋理性批判の現象学的解釈 1927/28年冬講義。石井誠士、仲原孝他訳。
第26巻 論理学の形而上学的な始元諸根拠 ライプニッツから出発して:1928年マールブルク/ラーン大学夏講義。酒井潔、クルンカー、W. 訳
フライブルク講義(1928-1944)[編集]
第27巻 哲学入門:フライブルク大学1928/29年冬講義。茅野良男、ヘルムート・グロス 訳
第28巻 ドイツ観念論と現代の哲学的問題状況(1929夏) フィヒテ知識学。未邦訳。
第29/30巻 形而上学の根本諸概念:世界-有限性-孤独:フライブルク大学冬講義1929/30年。川原栄峰、ミュラー,S.(セヴェリン) 訳
第31巻 人間的自由の本質について 1930年夏学期(カント自由論)。斎藤義一 シュラーダー,W.訳
第32巻 ヘーゲル『精神現象学』1930/31年冬学期。藤田正勝 グッツオーニ,A.訳
第33巻 アリストテレス『形而上学9巻1-3』力の本質と現実性について:1931年夏学期。岩田靖夫 天野正幸 他訳、1994年
第34巻 真理の本質について:プラトンの洞窟の比喩とテアイテトス 1931/32年冬学期講義。細川亮一 ブフハイム,I.(イーリス) 訳、1995年
第35巻 Der Anfang der abendländischen Philosophie (Anaximander und Parmenides) (Sommersemester 1932) 西欧哲学の原初 アナクシマンドロスとパルメニデス。1932夏学期講義。未邦訳。
第36/37巻 Sein und Wahrheit 存在と真理:「哲学の根本的問い」「真理の本質について」1933。未邦訳。
第38巻 言葉の本質への問いとしての論理学:1934年フライブルク夏講義。小林信之、シュテンガー、G 訳
第39巻 ヘルダーリンの讃歌『ゲルマーニエン』と『ライン』1934/35年冬学期。木下康光 トレチアック,H.訳
第40巻 形而上学入門 1935年フライブルク夏講義。岩田靖夫、ブフナー、H. 訳。
単行本訳、平凡社
第41巻 物への問い:カントの超越論的原則論に向けて 1935/36年冬学期講義。高山守 オピリーク,K.訳
第42巻 シェリング『人間的自由の本質について』1936年フライブルク夏講義。高山守、伊坂青司訳、2011年
単行本訳は『シェリング講義』新書館、1999年、木田元、迫田健一訳
第43巻 ニーチェ,芸術としての力への意志。1936/37年冬学期。薗田宗人 ウンジン,S.訳
第44巻 西洋的思考におけるニーチェの形而上学的な根本の立場 フライブルク1937年夏学期講義。菊地恵善、グッツオーニ、A 訳
第45巻 哲学の根本的問い 論理学精選諸問題 1937/38年冬学期。山本幾生 柴嵜雅子 訳
第46巻 ニーチェ 反時代的考察第二編 (1938/39冬) 未邦訳。
第47巻 認識としての力への意思についての教説 (1939夏)未邦訳。
第48巻 ニーチェ ヨーロッパのニヒリズム 1940年第二学期講義。薗田宗人、ブロッカルト,H 訳
第49巻 ドイツ観念論の形而上学(シェリング) 1941年フライブルク講義。菅原潤、シュテンガーG訳。2010年9月
第50巻 ニーチェの形而上学・哲学入門―思索と詩作:フライブルク大学1941/42年冬の未講義草稿と1944-45年冬学期、最後の講義。秋富克哉、神尾和寿、ハンス=ミヒャエル シュパイアー訳
第51巻 根本諸概念 1941年夏学期。角忍 ヴァインマイアー,E. 訳
第52巻 ヘルダーリンの讃歌『回想』1941/42年冬。三木正之 トレチアック,H. 訳
第53巻 ヘルダーリンの讃歌『イスター』1942年夏。三木正之 ヴァインマイアー,E. 訳
第54巻 パルメニデス。1942/43年冬。北嶋美雪、湯本和夫 訳
第55巻 ヘラクレイトス (1943年-1944年夏)。辻村誠三 岡田道程 訳
初期フライブルク講義(1919-1923)[編集]
第56/57巻 哲学の使命について フライブルク大学1919年講義。北川東子、ヴァインマイアー,E. 訳
第58巻 現象学の根本問題 1919/20年フライブルク冬。虫明茂他、池田喬 シュティンガー訳、2010年1月
第59巻 Phänomenologie der Anschauung und des Ausdrucks. Theorie der philosophischen Begriffsbildung 直観と表現の現象学(1920夏) 日本人聴講者による筆記録。未邦訳。
第60巻 Phänomenologie des religiösen Lebens.宗教的生の現象学(1920-21)アウグスティヌス告白10巻講義、中世神秘主義講義草稿。未邦訳。
第61巻 アリストテレスの現象学的解釈/現象学的研究入門:1921/22年フライブルク冬講義。門脇俊介、バルドリアン、K 訳
第62巻 アリストテレスの存在論と論理学の現象学的解釈 (1922夏) 創文社からは未邦訳。
単行本(ナトルプ報告)は高田珠樹翻訳アリストテレスの現象学的解釈―『存在と時間』への道、平凡社、2008年。
第63巻オントロギー、事実性の解釈学 1923年夏学期。篠憲二 ヴァインマイアー,E. 他訳
第三部門:未刊論文(講演−思い)[編集]
第64巻 Der Begriff der Zeit (1924) 時間の概念 未邦訳。
第65巻 哲学への寄与論稿(性起について) (1936–1938) 2005年刊行。大橋良介、秋富克哉 訳
第66巻 Besinnung (1938/39) 省察 未邦訳。
第67巻 Metaphysik und Nihilismus 未邦訳。
第68巻 Hegel 1938-42 未邦訳。
第69巻 Die Geschichte des Seyns 1938-40 未邦訳。
第70巻 Über den Anfang (1941) 元初について
第71巻 Das Ereignis (1941/42) 未邦訳。
第72巻 Die Stege des Anfangs (1944) 未邦訳。
第73巻 Zum Ereignis-Denken(二分冊) 1930年代手稿。未邦訳。
第74巻 Zum Wesen der Sprache und zur Frage nach der Kunst 言葉の本質と芸術への問いに寄せて :未邦訳。
第75巻 ヘルダーリンに寄せて・ギリシア紀行:三木正之、グッツオーニ、A 訳
[論文及び対話篇]「回想」「ムネモジューネ」(1939年)「詩人の唯一性(1943年)」「ヘルダーリンによるドイツ的天命の詩作に寄せて。ヘルダーリンの悲歌「パンと葡萄酒」に(1943年)」「夕べの国の対話(1946-1948年)」「ギリシア紀行(滞在(1962年)」「エーゲ海の島々に寄せて(1967年)」「覚え書き及び草稿(ヘルダーリンにおける「祖国」。その政治的誤解について(1939年)」「『ゲルマーニエン』語られざるもの(1943年)」「ヘルダーリンの、より単純なる語り(1943年)」「励まし」(1944年)」
第76巻 Zur Metaphysik / Neuzeitlichen Wissenschaft / Technik 形而上学、近代科学、技術について。1935-55.未邦訳。
第77巻 野の道での会話 (1944-45年)。
麻生建、オピリーク、K. 訳
「アンキバシエー」「科学者と学者と賢者による野の道での鼎談」「塔の登り口の戸口での教師と塔の番人の出会い」「ロシアの捕虜収容所で年下の男と年上の男の間で行われた夕べの会話」
第78巻 Der Spruch des Anaximander アナクシマンドロスの箴言。未邦訳。(1942-1946)
第79巻 ブレーメン講演とフライブルク講演。森一郎、ハルトムート・ブフナー 訳。
1949年の「ブレーメン連続講演 有るといえるものへの観入」と1957年の「フライブルク連続講演 思考の根本命題」。
第80巻 Vorträge 講演。未邦訳。
第81巻 Gedachtes 思い。未邦訳。
第四部門:指示と覚書[編集]
第82巻 Zu eigenen Veröffentlichungen. 自分の初発表草稿へ。未邦訳。
第83巻 Seminare: Platon – Aristoteles – Augustinus. 1928-52. ゼミナール。未邦訳。
第84巻 Seminare: Leibniz – Kant. 1931-36 ゼミナール。未邦訳。
第85巻 Seminar: Vom Wesen der Sprache. Die Metaphysik der Sprache und die Wesung des Wortes. Zu Herders Abhandlung „Über den Ursprung der Sprache“. 言語の本質について:ヘルダー言語起源論 1939。未邦訳。
第86巻 Seminare: Hegel – Schelling ゼミナール:ヘーゲル - シェリング。未邦訳。
第87巻 Seminare: Nietzsche: 1937/1944 ゼミナール。未邦訳。
第88巻 Seminare: 1. Die metaphysischen Grundstellungen des abendländischen Denkens 2. Einübung in das philosophische Denken 形而上学の根本姿勢(1937/38) 哲学的思索の演習(1941/42) ゼミナール。未邦訳。
第89巻 ツォリコーン・ゼミナール
メダルト・ボス編、木村敏、村本詔司 翻訳、みすず書房。
第90巻 Zu Ernst Jünger „Der Arbeiter“ ユンガー「労働者」1934-54 未邦訳。
第91巻 Ergänzungen und Denksplitter. 「補遺と思索断片」未邦訳
第92巻 Ausgewählte Briefe I 書簡集。未邦訳。
第93巻 Ausgewählte Briefe II
第94巻 Überlegungen II-VI („Schwarze Hefte“ 1931–1938) 「考察II-VI 黒ノート」Peter Trawny編集、2014.未邦訳。
第95巻 Überlegungen VII - XI („Schwarze Hefte“ 1938/39) 未邦訳。
第96巻 Überlegungen XII - XV („Schwarze Hefte“ 1939–1941)未邦訳。
第97巻 Anmerkungen A 「注釈」未邦訳。
第98巻 Anmerkungen B
第99巻 Vier Hefte I: Der Feldweg / Vier Hefte II: Durch Ereignis zu Ding und Welt. 四冊ノート。「野の道」「性起をくぐって物と世界へ」未邦訳。
第100巻 Vigiliae I, II/ Notturno 「宵祭・夜課」未邦訳。
第101巻 Winke I, II 「眼くばせ」未邦訳。
第102巻 Vorläufiges I-IV 「暫定先駆的なもの」未邦訳。
選集[編集]
理想社より1952年から1983年にかけてハイデッガー選集が刊行された。
第1巻. 初期論文集:1912/16年。岡村信孝、丸山徳次 他訳
「現代哲学における実在性の問題」「論理学に関する最近の諸研究」「書評」「序文―『初期論文集』(1972年)初版のための」「心理学主義の判断論―論理学への批判的・積極的寄与」「ドゥンス・スコトゥスの範疇論と意義論」「歴史科学における時間概念」
第2巻 有と時。辻村公一、ハルトムート・ブフナー 訳
[目次][表示]
第3巻. カントと形而上学の問題。門脇卓爾、ハルトムート・ブフナー訳
第4巻 ヘルダーリンの詩作の解明。濱田恂子、ブフハイム,I.(イーリス) 訳
『帰郷/つながりのある人たちに宛てて』「ヘルダーリンと詩作の本性」『あたかも祝日のように…』『追想』「ヘルダーリンの大地と天」「詩」所収
第5巻 杣径:1935/46年講演論文。茅野良男 ハンス・ブロッカルト訳
「芸術作品の起源」「世界像の時代」「ヘーゲルの経験概念」「ニーチェの言葉「神は死せり」「何のための詩人たちか」「アナクシマンドロスの箴言」
第6巻 ニーチェ 1936-41年フライブルク大学講義、1940-46年論稿73篇。
第6-1巻ニーチェ<1>:円増治之、セヴェリン ミュラー訳
第6-2巻ニーチェ<2>:円増治之、シュミット、H / 訳
第7巻 Vorträge und Aufsätze 講演と論文 1936-1954年。未邦訳。
「技術への問い」「科学と省察」「形而上学の超克」(以上3論文は関口浩訳、平凡社 2009=平凡社ライブラリー2013)
「建てる、住む、考える」:1951年8月5日、ダルムシュタットでのシンポジウム「ダルムシュタット会話:人間と空間」講演(邦訳は中村貴志訳『ハイデッガーの建築論』中央公論美術出版、2008.)
「物」:1949年12月、ブレーメン。1950年6月、ミュンヘン、バイエルン芸術アカデミー(Bayerische Akademie der Schonen Kunste)講演
「…詩人のごとく人間は住まう…」(邦訳「詩人のように人間は住まう」『哲学者の語る建築―ハイデガー、オルテガ、ペゲラー、アドルノ』伊藤哲夫, 水田 一征 訳、中央公論美術出版 2008、所収)
「ロゴス」(1951)「モイラ」所収(邦訳:ハイデッガー選集 33 ロゴス・モイラ・アレーテイア 宇都宮芳明訳 1983)
第8巻 思惟とは何の謂いか:フライブルク大学1951-52年講義。四日谷敬子、ブフナー、H 訳
第9巻 道標 1919-1961。辻村公一 ブフナー,H.(ハルトムート) 訳 1985年
「カール・ヤスパースの『世界観の心理学』に寄せる論評」「現象学と神学」「マールブルクでの最終講義より」「形而上学とは何であるか」「根拠の本質について」「真性の本質について」「真性についてのプラトンの教説」「ピュシスの本質と概念について。アリストテレス、自然学B1」「『形而上学とは何であるか』への後記」「『ヒューマニズム』に関する書簡」「『形而上学とは何であるか』への序論」「有の問へ」「ヘーゲルとギリシア人達」「有に関するカントのテーゼ」所収
第10巻. 根拠律 1955-6冬。
第11巻 同一性と差異 1949-1957年(未邦訳。単行本の邦訳はハイデッガー選集10 同一性と差異性 大江精志郎訳 理想社。)
第12巻 言葉への途上 1950-59年。亀山健吉 グロスH. 訳
「言葉」(1950)「詩における言葉―ゲオルク・トゥラークルの詩の論究」「言葉についての対話より―ある日本の人と問いかけるある人との間で交わされた」「言葉の本質」「語(ことば)」「言葉への道」「出典の指示」
第13巻 思惟の経験から。東専一郎 芝田豊彦 他訳 1994年
私家版本、初期詩篇、芸術論、往復書簡、アンケート、式典祝辞など小品35編。
"Warum bleiben wir in der Provinz ?"(1934):「なぜわれらは田舎に留まるか?」は矢代梓訳『30年代の危機と哲学』平凡社ライブラリー1999所収。
第14巻 Zur Sache des Denkens 思惟の事柄へ 1969年単行本、講演「時間と存在」「哲学の終焉と思索の課題」。未邦訳
第15巻 Seminare (1951–1973) 未邦訳。
創文社別巻1『四つのゼミナール』 大橋 良介 ハンス・ブロッカルト訳 1985年
第16巻 演説と証言 (1910–76) 未邦訳。
第二部門:講義(1919-1944)[編集]
マールブルク講義(1923-1928)[編集]
第17巻 現象学的研究への入門 1923・24年マールブルク冬講義。加藤精司、ハルダー、A. 訳
第18巻 Grundbegriffe der aristotelischen Philosophie (1924夏講義) 未邦訳。
第19巻 Platon: Sophistes (1924/25冬) 未邦訳。
第20巻 時間概念の歴史への序説:1925年夏。常俊宗三郎 嶺秀樹 レオ デュムペルマン訳
第21巻 論理学:真性への問い:1925/26年冬学期。佐々木亮 伊藤聡 訳
第22巻 古代哲学の根本諸概念 1926年夏学期。左近司祥子、クルンカー,W. 訳
第23巻 Geschichte der Philosophie von Thomas von Aquin bis Kant (Wintersemester 1926/27) 未邦訳。
第24巻 現象学の根本諸問題 1927年マールブルク大学夏講義。有と時1-3の新たな仕上げ:溝口きょう一、松本長彦 訳
タイプ版邦訳は木田 元, 平田 裕之, 迫田 健一 訳、作品社、2010年。
第25巻 カント純粋理性批判の現象学的解釈 1927/28年冬講義。石井誠士、仲原孝他訳。
第26巻 論理学の形而上学的な始元諸根拠 ライプニッツから出発して:1928年マールブルク/ラーン大学夏講義。酒井潔、クルンカー、W. 訳
フライブルク講義(1928-1944)[編集]
第27巻 哲学入門:フライブルク大学1928/29年冬講義。茅野良男、ヘルムート・グロス 訳
第28巻 ドイツ観念論と現代の哲学的問題状況(1929夏) フィヒテ知識学。未邦訳。
第29/30巻 形而上学の根本諸概念:世界-有限性-孤独:フライブルク大学冬講義1929/30年。川原栄峰、ミュラー,S.(セヴェリン) 訳
第31巻 人間的自由の本質について 1930年夏学期(カント自由論)。斎藤義一 シュラーダー,W.訳
第32巻 ヘーゲル『精神現象学』1930/31年冬学期。藤田正勝 グッツオーニ,A.訳
第33巻 アリストテレス『形而上学9巻1-3』力の本質と現実性について:1931年夏学期。岩田靖夫 天野正幸 他訳、1994年
第34巻 真理の本質について:プラトンの洞窟の比喩とテアイテトス 1931/32年冬学期講義。細川亮一 ブフハイム,I.(イーリス) 訳、1995年
第35巻 Der Anfang der abendländischen Philosophie (Anaximander und Parmenides) (Sommersemester 1932) 西欧哲学の原初 アナクシマンドロスとパルメニデス。1932夏学期講義。未邦訳。
第36/37巻 Sein und Wahrheit 存在と真理:「哲学の根本的問い」「真理の本質について」1933。未邦訳。
第38巻 言葉の本質への問いとしての論理学:1934年フライブルク夏講義。小林信之、シュテンガー、G 訳
第39巻 ヘルダーリンの讃歌『ゲルマーニエン』と『ライン』1934/35年冬学期。木下康光 トレチアック,H.訳
第40巻 形而上学入門 1935年フライブルク夏講義。岩田靖夫、ブフナー、H. 訳。
単行本訳、平凡社
第41巻 物への問い:カントの超越論的原則論に向けて 1935/36年冬学期講義。高山守 オピリーク,K.訳
第42巻 シェリング『人間的自由の本質について』1936年フライブルク夏講義。高山守、伊坂青司訳、2011年
単行本訳は『シェリング講義』新書館、1999年、木田元、迫田健一訳
第43巻 ニーチェ,芸術としての力への意志。1936/37年冬学期。薗田宗人 ウンジン,S.訳
第44巻 西洋的思考におけるニーチェの形而上学的な根本の立場 フライブルク1937年夏学期講義。菊地恵善、グッツオーニ、A 訳
第45巻 哲学の根本的問い 論理学精選諸問題 1937/38年冬学期。山本幾生 柴嵜雅子 訳
第46巻 ニーチェ 反時代的考察第二編 (1938/39冬) 未邦訳。
第47巻 認識としての力への意思についての教説 (1939夏)未邦訳。
第48巻 ニーチェ ヨーロッパのニヒリズム 1940年第二学期講義。薗田宗人、ブロッカルト,H 訳
第49巻 ドイツ観念論の形而上学(シェリング) 1941年フライブルク講義。菅原潤、シュテンガーG訳。2010年9月
第50巻 ニーチェの形而上学・哲学入門―思索と詩作:フライブルク大学1941/42年冬の未講義草稿と1944-45年冬学期、最後の講義。秋富克哉、神尾和寿、ハンス=ミヒャエル シュパイアー訳
第51巻 根本諸概念 1941年夏学期。角忍 ヴァインマイアー,E. 訳
第52巻 ヘルダーリンの讃歌『回想』1941/42年冬。三木正之 トレチアック,H. 訳
第53巻 ヘルダーリンの讃歌『イスター』1942年夏。三木正之 ヴァインマイアー,E. 訳
第54巻 パルメニデス。1942/43年冬。北嶋美雪、湯本和夫 訳
第55巻 ヘラクレイトス (1943年-1944年夏)。辻村誠三 岡田道程 訳
初期フライブルク講義(1919-1923)[編集]
第56/57巻 哲学の使命について フライブルク大学1919年講義。北川東子、ヴァインマイアー,E. 訳
第58巻 現象学の根本問題 1919/20年フライブルク冬。虫明茂他、池田喬 シュティンガー訳、2010年1月
第59巻 Phänomenologie der Anschauung und des Ausdrucks. Theorie der philosophischen Begriffsbildung 直観と表現の現象学(1920夏) 日本人聴講者による筆記録。未邦訳。
第60巻 Phänomenologie des religiösen Lebens.宗教的生の現象学(1920-21)アウグスティヌス告白10巻講義、中世神秘主義講義草稿。未邦訳。
第61巻 アリストテレスの現象学的解釈/現象学的研究入門:1921/22年フライブルク冬講義。門脇俊介、バルドリアン、K 訳
第62巻 アリストテレスの存在論と論理学の現象学的解釈 (1922夏) 創文社からは未邦訳。
単行本(ナトルプ報告)は高田珠樹翻訳アリストテレスの現象学的解釈―『存在と時間』への道、平凡社、2008年。
第63巻オントロギー、事実性の解釈学 1923年夏学期。篠憲二 ヴァインマイアー,E. 他訳
第三部門:未刊論文(講演−思い)[編集]
第64巻 Der Begriff der Zeit (1924) 時間の概念 未邦訳。
第65巻 哲学への寄与論稿(性起について) (1936–1938) 2005年刊行。大橋良介、秋富克哉 訳
第66巻 Besinnung (1938/39) 省察 未邦訳。
第67巻 Metaphysik und Nihilismus 未邦訳。
第68巻 Hegel 1938-42 未邦訳。
第69巻 Die Geschichte des Seyns 1938-40 未邦訳。
第70巻 Über den Anfang (1941) 元初について
第71巻 Das Ereignis (1941/42) 未邦訳。
第72巻 Die Stege des Anfangs (1944) 未邦訳。
第73巻 Zum Ereignis-Denken(二分冊) 1930年代手稿。未邦訳。
第74巻 Zum Wesen der Sprache und zur Frage nach der Kunst 言葉の本質と芸術への問いに寄せて :未邦訳。
第75巻 ヘルダーリンに寄せて・ギリシア紀行:三木正之、グッツオーニ、A 訳
[論文及び対話篇]「回想」「ムネモジューネ」(1939年)「詩人の唯一性(1943年)」「ヘルダーリンによるドイツ的天命の詩作に寄せて。ヘルダーリンの悲歌「パンと葡萄酒」に(1943年)」「夕べの国の対話(1946-1948年)」「ギリシア紀行(滞在(1962年)」「エーゲ海の島々に寄せて(1967年)」「覚え書き及び草稿(ヘルダーリンにおける「祖国」。その政治的誤解について(1939年)」「『ゲルマーニエン』語られざるもの(1943年)」「ヘルダーリンの、より単純なる語り(1943年)」「励まし」(1944年)」
第76巻 Zur Metaphysik / Neuzeitlichen Wissenschaft / Technik 形而上学、近代科学、技術について。1935-55.未邦訳。
第77巻 野の道での会話 (1944-45年)。
麻生建、オピリーク、K. 訳
「アンキバシエー」「科学者と学者と賢者による野の道での鼎談」「塔の登り口の戸口での教師と塔の番人の出会い」「ロシアの捕虜収容所で年下の男と年上の男の間で行われた夕べの会話」
第78巻 Der Spruch des Anaximander アナクシマンドロスの箴言。未邦訳。(1942-1946)
第79巻 ブレーメン講演とフライブルク講演。森一郎、ハルトムート・ブフナー 訳。
1949年の「ブレーメン連続講演 有るといえるものへの観入」と1957年の「フライブルク連続講演 思考の根本命題」。
第80巻 Vorträge 講演。未邦訳。
第81巻 Gedachtes 思い。未邦訳。
第四部門:指示と覚書[編集]
第82巻 Zu eigenen Veröffentlichungen. 自分の初発表草稿へ。未邦訳。
第83巻 Seminare: Platon – Aristoteles – Augustinus. 1928-52. ゼミナール。未邦訳。
第84巻 Seminare: Leibniz – Kant. 1931-36 ゼミナール。未邦訳。
第85巻 Seminar: Vom Wesen der Sprache. Die Metaphysik der Sprache und die Wesung des Wortes. Zu Herders Abhandlung „Über den Ursprung der Sprache“. 言語の本質について:ヘルダー言語起源論 1939。未邦訳。
第86巻 Seminare: Hegel – Schelling ゼミナール:ヘーゲル - シェリング。未邦訳。
第87巻 Seminare: Nietzsche: 1937/1944 ゼミナール。未邦訳。
第88巻 Seminare: 1. Die metaphysischen Grundstellungen des abendländischen Denkens 2. Einübung in das philosophische Denken 形而上学の根本姿勢(1937/38) 哲学的思索の演習(1941/42) ゼミナール。未邦訳。
第89巻 ツォリコーン・ゼミナール
メダルト・ボス編、木村敏、村本詔司 翻訳、みすず書房。
第90巻 Zu Ernst Jünger „Der Arbeiter“ ユンガー「労働者」1934-54 未邦訳。
第91巻 Ergänzungen und Denksplitter. 「補遺と思索断片」未邦訳
第92巻 Ausgewählte Briefe I 書簡集。未邦訳。
第93巻 Ausgewählte Briefe II
第94巻 Überlegungen II-VI („Schwarze Hefte“ 1931–1938) 「考察II-VI 黒ノート」Peter Trawny編集、2014.未邦訳。
第95巻 Überlegungen VII - XI („Schwarze Hefte“ 1938/39) 未邦訳。
第96巻 Überlegungen XII - XV („Schwarze Hefte“ 1939–1941)未邦訳。
第97巻 Anmerkungen A 「注釈」未邦訳。
第98巻 Anmerkungen B
第99巻 Vier Hefte I: Der Feldweg / Vier Hefte II: Durch Ereignis zu Ding und Welt. 四冊ノート。「野の道」「性起をくぐって物と世界へ」未邦訳。
第100巻 Vigiliae I, II/ Notturno 「宵祭・夜課」未邦訳。
第101巻 Winke I, II 「眼くばせ」未邦訳。
第102巻 Vorläufiges I-IV 「暫定先駆的なもの」未邦訳。
選集[編集]
理想社より1952年から1983年にかけてハイデッガー選集が刊行された。
ハイデッガー選集 1
形而上學とは何か . 根拠の本質 大江精志郎訳 . 斎藤信治訳 1952
形而上学とは何か 大江精志郎訳 1954.9
ハイデッガー選集2 ニーチェの言葉「神は死せり」、ヘーゲルの「経験」概念 細谷貞雄訳 1954.10
ハイデッガー選集3 ヘルダーリンの詩の解明 手塚富雄他訳 1955
「ヘルダーリンの詩の解明」「帰郷-近親者に寄す」「ヘルダーリンと詩の本質」「あたかも祭の日に…」「追想」
ハイデッガー選集4 アナクシマンドロスの言葉 田中加夫訳 1957.9
ハイデッガー選集5 乏しき時代の詩人 手塚富雄 高橋英夫共訳 1958
ハイデッガー選集6 思惟の経験より 辻村公一訳 1960.2
ハイデッガー選集7 哲学とは何か 原佑訳 1960.9
ハイデッガー選集 8 野の道・ヘーベルー家の友 高坂正顕他訳 1960.9
ハイデッガー選集9 形而上學入門 川原榮峰譯 1960.12
改訳新版、川原栄峰訳、平凡社ライブラリー 1994
「シュピーゲルインタビュー」所収
ハイデッガー選集10 同一性と差異性 大江精志郎訳 1960.12
「同一性の命題」「形而上学の存在―神―論的様態」
ハイデッガー選集 11 真理の本質について ; プラトンの真理論 木場深定訳 1961.
ハイデッガー選集12 芸術作品のはじまり 菊池栄一訳 1961.11
ハイデッガー選集13 世界像の時代 桑木務訳 1962.1
ハイデッガー選集14 詩と言葉 三木正之訳 1963.7
ハイデッガー選集15 放下 辻村公一訳 1963.12
「放下」「放下の所在究明に向つて」
ハイデッガー選集16 存在と時間(上)細谷貞雄, 亀井裕, 船橋弘共訳 1963.12
ハイデッガー選集17 存在と時間(下)細谷貞雄, 亀井裕, 船橋弘共訳 1964.3
ハイデッガー選集 18 技術論 小島威彦+L・アルムブルスター訳 1965
ハイデッガー選集 19 カントと形而上学の問題 木場深定訳 1967
ハイデッガー選集20 有についてのカントのテーゼ 辻村公一訳 1972
「有についてのカントのテーゼ」「思惟の根本問題」
ハイデッガー選集21 ことばについての対話 手塚富雄訳 1968
『言葉についての対話―日本人と問う人とのあいだの』平凡社ライブラリー2000.
ハイデッガー選集22 有の問いへ 柿原篤弥訳 1970
ハイデッガー選集23 ヒューマニズムについて 佐々木一義訳 1974.10
ハイデッガー選集24 ニーチェ (上)美と永遠回帰 細谷貞雄訳 1975.4
『ニーチェI 美と永遠回帰』細谷貞雄監訳、杉田泰一、輪田稔訳、1997年
ハイデッガー選集25 ニーチェ (中) ヨーロッパのニヒリズム 細谷貞雄訳 1977.7
『ニーチェII ヨーロッパのニヒリズム』細谷貞雄監訳、加藤登之男、船橋弘訳、1997年
ハイデッガー選集26 未刊行 (ニーチェ (下)予定)
ハイデッガー選集 27 物への問い : カントの先験的原則論のために 木場深定, 近藤功訳 1979.11.
ハイデッガー選集 28 現象学と神学 渡部清訳 1981.5
ハイデッガー選集 29 心理学主義の判断論 大野木哲訳 1982
ハイデッガー選集 30 ヘルダーリン論 柿原篤弥訳 1983.
「ヘルダーリン論」「ヘルダーリンの地と天」「詩」
ハイデッガー選集31 未刊行
ハイデッガー選集32 未刊行
ハイデッガー選集 33 ロゴス・モイラ・アレーテイア 宇都宮芳明訳 1983 :全集7巻「講演と論文」の一部。
拾遺[編集]
Hg.von Hermann Heidegger,Martin Heidegger:Die Selbstbehauptung der deutschen Universitate.Das Rektorat 1933/34-Tatsachen und Gedanken.Klostermann, Vittorio,Frankfurt/M.1983.(『事実と思想』)
同書所収"Die Selbstbehauptung der deutschen Universität"(1933)の邦訳:「ドイツ大学の自己主張」菅谷規矩雄+矢代梓訳『30年代の危機と哲学』平凡社ライブラリー、1999年8月(イザラ書房1976年刊の再刊)
Schneeberger, Guido,"Nachlese zu Heidegger",1962. 邦訳:グイード・シュネーベルガー『ハイデガー拾遺』山本尤訳、未知谷 2001
『カッセル講演』(1925年講演)、平凡社ライブラリー、後藤 嘉也訳、2006年。
共著[編集]
『ダヴォス討論―カッシーラー対ハイデガー』岩尾 龍太郎 岩尾 真知子 訳、2001《リキエスタ》の会
シュピーゲルインタビュー:Martin Heidegger, "Nur noch ein Gott kann uns retten," Der Spiegel 30 (Mai, 1976): 193-219.
英訳 W. Richardson : "Only a God Can Save Us" in Heidegger: The Man and the Thinker (1981), ed. T. Sheehan, pp. 45-67.
日本語訳『形而上学入門』改訳新版、川原栄峰訳、平凡社ライブラリー 1994所収
Jean Beaufret, Dialogue avec Heidegger, 4 vols., Paris: Minuit, 1973–1985.(ジャン・ボーフレ,ハイデッガーとの対話(全四巻)
書簡[編集]
Martin Heidegger Briefausgabe. Alfred Denker編, Alber, Freiburg 2010
『ハイデッガー=ヤスパース往復書簡 1920-1963』W.ビーメル、H.ザーナー編、渡邊二郎訳、名古屋大学出版会、1994
『アーレント=ハイデガー往復書簡 1925-1975』ウルズラ・ルッツ編、大島かおり、木田元訳、みすず書房、2003
文庫等[編集]
日本語
『存在と時間』桑木務訳岩波文庫全3巻、1960
『存在と時間』細谷貞雄訳ちくま学芸文庫全2巻、1994
『存在と時間』原佑、渡邊二郎訳(中公クラシックス全3巻、2003)
『存在と時間』熊野純彦岩波文庫全4巻、2013年
『存在と時間』中山元訳、光文社古典新訳文庫、2015年
『ヒューマニズムについて』桑木務翻訳、角川文庫、1958,1984.
『形而上学入門』改訳新版、川原栄峰訳、平凡社ライブラリー 1994
『ニーチェI 美と永遠回帰』細谷貞雄監訳、杉田泰一、輪田稔訳、平凡社ライブラリー、1997年
『ニーチェII ヨーロッパのニヒリズム』細谷貞雄監訳、加藤登之男、船橋弘訳、平凡社ライブラリー 1997年
『「ヒューマニズム」について―パリのジャン・ボーフレに宛てた書簡』渡邊二郎訳、ちくま学芸文庫、1997
『30年代の危機と哲学』平凡社ライブラリー、1999年8月
「ドイツ的大学の自己主張」「なぜわれらは田舎に留まるか?」所収
『言葉についての対話―日本人と問う人とのあいだの』平凡社ライブラリー2000
『カッセル講演』平凡社ライブラリー、後藤 嘉也訳、2006年。
『技術への問い』関口浩訳、平凡社ライブラリー800、平凡社, 2013.1
「技術への問い 1953」「科学と省察 1953」「形而上学の超克 1936-1946」「伝承された言語と技術的な言語 1962」「芸術の由来と思索の使命 1967」所収
ドイツ語
Der Ursprung des Kunstwerkes,Reclam:レクラム文庫,1986
Was heisst Denken?: Vorlesung Wintersemester 1951/52、Reclam:レクラム文庫,1992
Heraklit, in Texte zur Medientheorie,Reclam:レクラム文庫,2002.
形而上學とは何か . 根拠の本質 大江精志郎訳 . 斎藤信治訳 1952
形而上学とは何か 大江精志郎訳 1954.9
ハイデッガー選集2 ニーチェの言葉「神は死せり」、ヘーゲルの「経験」概念 細谷貞雄訳 1954.10
ハイデッガー選集3 ヘルダーリンの詩の解明 手塚富雄他訳 1955
「ヘルダーリンの詩の解明」「帰郷-近親者に寄す」「ヘルダーリンと詩の本質」「あたかも祭の日に…」「追想」
ハイデッガー選集4 アナクシマンドロスの言葉 田中加夫訳 1957.9
ハイデッガー選集5 乏しき時代の詩人 手塚富雄 高橋英夫共訳 1958
ハイデッガー選集6 思惟の経験より 辻村公一訳 1960.2
ハイデッガー選集7 哲学とは何か 原佑訳 1960.9
ハイデッガー選集 8 野の道・ヘーベルー家の友 高坂正顕他訳 1960.9
ハイデッガー選集9 形而上學入門 川原榮峰譯 1960.12
改訳新版、川原栄峰訳、平凡社ライブラリー 1994
「シュピーゲルインタビュー」所収
ハイデッガー選集10 同一性と差異性 大江精志郎訳 1960.12
「同一性の命題」「形而上学の存在―神―論的様態」
ハイデッガー選集 11 真理の本質について ; プラトンの真理論 木場深定訳 1961.
ハイデッガー選集12 芸術作品のはじまり 菊池栄一訳 1961.11
ハイデッガー選集13 世界像の時代 桑木務訳 1962.1
ハイデッガー選集14 詩と言葉 三木正之訳 1963.7
ハイデッガー選集15 放下 辻村公一訳 1963.12
「放下」「放下の所在究明に向つて」
ハイデッガー選集16 存在と時間(上)細谷貞雄, 亀井裕, 船橋弘共訳 1963.12
ハイデッガー選集17 存在と時間(下)細谷貞雄, 亀井裕, 船橋弘共訳 1964.3
ハイデッガー選集 18 技術論 小島威彦+L・アルムブルスター訳 1965
ハイデッガー選集 19 カントと形而上学の問題 木場深定訳 1967
ハイデッガー選集20 有についてのカントのテーゼ 辻村公一訳 1972
「有についてのカントのテーゼ」「思惟の根本問題」
ハイデッガー選集21 ことばについての対話 手塚富雄訳 1968
『言葉についての対話―日本人と問う人とのあいだの』平凡社ライブラリー2000.
ハイデッガー選集22 有の問いへ 柿原篤弥訳 1970
ハイデッガー選集23 ヒューマニズムについて 佐々木一義訳 1974.10
ハイデッガー選集24 ニーチェ (上)美と永遠回帰 細谷貞雄訳 1975.4
『ニーチェI 美と永遠回帰』細谷貞雄監訳、杉田泰一、輪田稔訳、1997年
ハイデッガー選集25 ニーチェ (中) ヨーロッパのニヒリズム 細谷貞雄訳 1977.7
『ニーチェII ヨーロッパのニヒリズム』細谷貞雄監訳、加藤登之男、船橋弘訳、1997年
ハイデッガー選集26 未刊行 (ニーチェ (下)予定)
ハイデッガー選集 27 物への問い : カントの先験的原則論のために 木場深定, 近藤功訳 1979.11.
ハイデッガー選集 28 現象学と神学 渡部清訳 1981.5
ハイデッガー選集 29 心理学主義の判断論 大野木哲訳 1982
ハイデッガー選集 30 ヘルダーリン論 柿原篤弥訳 1983.
「ヘルダーリン論」「ヘルダーリンの地と天」「詩」
ハイデッガー選集31 未刊行
ハイデッガー選集32 未刊行
ハイデッガー選集 33 ロゴス・モイラ・アレーテイア 宇都宮芳明訳 1983 :全集7巻「講演と論文」の一部。
拾遺[編集]
Hg.von Hermann Heidegger,Martin Heidegger:Die Selbstbehauptung der deutschen Universitate.Das Rektorat 1933/34-Tatsachen und Gedanken.Klostermann, Vittorio,Frankfurt/M.1983.(『事実と思想』)
同書所収"Die Selbstbehauptung der deutschen Universität"(1933)の邦訳:「ドイツ大学の自己主張」菅谷規矩雄+矢代梓訳『30年代の危機と哲学』平凡社ライブラリー、1999年8月(イザラ書房1976年刊の再刊)
Schneeberger, Guido,"Nachlese zu Heidegger",1962. 邦訳:グイード・シュネーベルガー『ハイデガー拾遺』山本尤訳、未知谷 2001
『カッセル講演』(1925年講演)、平凡社ライブラリー、後藤 嘉也訳、2006年。
共著[編集]
『ダヴォス討論―カッシーラー対ハイデガー』岩尾 龍太郎 岩尾 真知子 訳、2001《リキエスタ》の会
シュピーゲルインタビュー:Martin Heidegger, "Nur noch ein Gott kann uns retten," Der Spiegel 30 (Mai, 1976): 193-219.
英訳 W. Richardson : "Only a God Can Save Us" in Heidegger: The Man and the Thinker (1981), ed. T. Sheehan, pp. 45-67.
日本語訳『形而上学入門』改訳新版、川原栄峰訳、平凡社ライブラリー 1994所収
Jean Beaufret, Dialogue avec Heidegger, 4 vols., Paris: Minuit, 1973–1985.(ジャン・ボーフレ,ハイデッガーとの対話(全四巻)
書簡[編集]
Martin Heidegger Briefausgabe. Alfred Denker編, Alber, Freiburg 2010
『ハイデッガー=ヤスパース往復書簡 1920-1963』W.ビーメル、H.ザーナー編、渡邊二郎訳、名古屋大学出版会、1994
『アーレント=ハイデガー往復書簡 1925-1975』ウルズラ・ルッツ編、大島かおり、木田元訳、みすず書房、2003
文庫等[編集]
日本語
『存在と時間』桑木務訳岩波文庫全3巻、1960
『存在と時間』細谷貞雄訳ちくま学芸文庫全2巻、1994
『存在と時間』原佑、渡邊二郎訳(中公クラシックス全3巻、2003)
『存在と時間』熊野純彦岩波文庫全4巻、2013年
『存在と時間』中山元訳、光文社古典新訳文庫、2015年
『ヒューマニズムについて』桑木務翻訳、角川文庫、1958,1984.
『形而上学入門』改訳新版、川原栄峰訳、平凡社ライブラリー 1994
『ニーチェI 美と永遠回帰』細谷貞雄監訳、杉田泰一、輪田稔訳、平凡社ライブラリー、1997年
『ニーチェII ヨーロッパのニヒリズム』細谷貞雄監訳、加藤登之男、船橋弘訳、平凡社ライブラリー 1997年
『「ヒューマニズム」について―パリのジャン・ボーフレに宛てた書簡』渡邊二郎訳、ちくま学芸文庫、1997
『30年代の危機と哲学』平凡社ライブラリー、1999年8月
「ドイツ的大学の自己主張」「なぜわれらは田舎に留まるか?」所収
『言葉についての対話―日本人と問う人とのあいだの』平凡社ライブラリー2000
『カッセル講演』平凡社ライブラリー、後藤 嘉也訳、2006年。
『技術への問い』関口浩訳、平凡社ライブラリー800、平凡社, 2013.1
「技術への問い 1953」「科学と省察 1953」「形而上学の超克 1936-1946」「伝承された言語と技術的な言語 1962」「芸術の由来と思索の使命 1967」所収
ドイツ語
Der Ursprung des Kunstwerkes,Reclam:レクラム文庫,1986
Was heisst Denken?: Vorlesung Wintersemester 1951/52、Reclam:レクラム文庫,1992
Heraklit, in Texte zur Medientheorie,Reclam:レクラム文庫,2002.
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