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Paul R. Krugman, Maurice Obstfeld, Marc J. Melitz,
International Economics: Theory and Policy, 10th Edition[2015]
『クルーグマン国際経済学――理論と政策〔原書第10版〕ハードカバー版』(Paul R. Krugman, Maurice Obstfeld, Marc J. Melitz[著] 山形浩生, 守岡桜[訳] 丸善出版 2016//2015) - contents memorandum はてな
https://contents-memo.hatenablog.com/entry/20170225/1487221555『クルーグマン国際経済学――理論と政策〔原書第10版〕ハードカバー版』(Paul R. Krugman, Maurice Obstfeld, Marc J. Melitz[著] 山形浩生, 守岡桜[訳] 丸善出版 2016//2015)
原題:International Economics: Theory and Policy, 10th Edition
著者:Paul R. Krugman(1953-)
著者:Maurice Obstfeld(1952-)
著者:Marc J. Melitz(1968-)
訳者:山形浩生
訳者:守岡桜
著者:Paul R. Krugman(1953-)
著者:Maurice Obstfeld(1952-)
著者:Marc J. Melitz(1968-)
訳者:山形浩生
訳者:守岡桜
本書は、ポール・R・クルーグマン、モーリス・オブストフェルド、マーク・J・メリッツによる International Economics: Theory and Policy, 10th Edition (2015) の全訳です。今回の原書第10版では、研究者・実務家向けのハードカバー版(一冊本)と、大学/大学院の「貿易論」「金融論」の講義でテキストとして使用しやすいよう並製の2分冊(上巻・貿易論、下巻・金融論)が用意されています。
大きな特色は以下の通りです。
●国際経済学分野はこれ一冊で十分な内容
●具体的に国際貿易/金融上の問題を挙げながら解説しているので理解しやすい
●楽しく読みながら高度な知識も身につくコラムが満載
●懇切丁寧な説明で卒論・修論の手引きとしてもフル活用できる
大きな特色は以下の通りです。
●国際経済学分野はこれ一冊で十分な内容
●具体的に国際貿易/金融上の問題を挙げながら解説しているので理解しやすい
●楽しく読みながら高度な知識も身につくコラムが満載
●懇切丁寧な説明で卒論・修論の手引きとしてもフル活用できる
この分野の重要な理論的・歴史的話題から最新理論に至るまで、しっかりと理解できるよう事例をたくさん挙げながら解説している、世界で最も使われている国際経済学テキストです。基礎から最先端までを網羅しています。懇切丁寧な説明とオールカラーのグラフの多用による明快な解説で、ミクロ経済・マクロ経済・経済数学の基礎知識がなくても十分に理解できてしまう内容です。
特にこの原著第10版では、新たにハーバード大学経済学部のメリッツ教授(新々貿易理論の創始者の一人)も執筆者に加わり、金融危機後の経済情勢などの最新話題が加えられるとともに、日本のアベノミクス、中国経済の見通し、2008年リーマンショックにはじまる通貨危機、その後のユーロ危機をめぐる解説や、新たなグローバル金融秩序構築の方向性なども最先端理論をもとに平易に説明されています。
特に大幅な改訂・刷新がなされているのは次の章です: 第5章・第6章・第8章・第9章・第12章・第17章・第18章・ 第19章・第20章 ・第21章・第22章
特にこの原著第10版では、新たにハーバード大学経済学部のメリッツ教授(新々貿易理論の創始者の一人)も執筆者に加わり、金融危機後の経済情勢などの最新話題が加えられるとともに、日本のアベノミクス、中国経済の見通し、2008年リーマンショックにはじまる通貨危機、その後のユーロ危機をめぐる解説や、新たなグローバル金融秩序構築の方向性なども最先端理論をもとに平易に説明されています。
特に大幅な改訂・刷新がなされているのは次の章です: 第5章・第6章・第8章・第9章・第12章・第17章・第18章・ 第19章・第20章 ・第21章・第22章
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目次
- 第1章 はじめに
- 国際経済学って何を扱うの?
- 国際経済学:貿易と金融
- 第Ⅰ部 国際貿易理論
- 第2章 世界貿易の概観
- 誰が誰と貿易するの?
- 規模が大事:重力モデル
- 世界貿易のパターン変化
- 古い法則は今でも使えるの?
- 第3章 労働生産性と比較優位:リカードのモデル
- 比較優位の概念
- 1要素経済
- 1要素しかない世界での貿易
- 比較優位をめぐる誤解
- 多くの財での比較優位
- 輸送費と非貿易財を追加する
- リカード・モデルの実証的な裏づけ
- 第4章 特殊要素と所得分配
- 特殊要素モデル
- 特殊要素モデルでの国際貿易
- 所得分配と貿易の利益
- 貿易の政治経済:予備的な見方
- 国際労働移動
- 第4章補遺:特殊要素の詳細
- 第5章 資源と貿易:ヘクシャー=オリーン・モデル
- 2要素経済のモデル
- 2要素経済同士の国際貿易が与える影響
- ヘクシャー=オリーン・モデルの実証的な証拠
- 第5章補遺:要素価格,財の価格,生産判断
- 第6章 標準貿易モデル
- 貿易経済の標準モデル
- 関税と輸出補助金:RSとRDの同時シフト
- 相対需要と関税の供給効果
- 国際的な借り入れと融資
- 第6章補遺:異時点間貿易について詳しく
- 第7章 規模の外部経済と生産の国際立地
- 規模の経済と国際貿易:概観
- 規模の経済と市場構造
- 外部経済の理論
- 専門特化した供給業者
- 労働市場のプール
- 知識のスピルオーバー
- 外部経済と市場均衡
- 外部経済と国際貿易
- 地域間貿易と経済地理
- 第8章 グローバル経済の企業:輸出判断,アウトソーシング,多国籍企業
- 不完全競争の理論
- 独占競争と貿易
- 貿易への企業の対応:勝ち組,負け組,産業のパフォーマンス
- 貿易費用と輸出判断
- ダンピング
- 多国籍企業とアウトソーシング
- 外国直接投資(FDI)をめぐる企業の意思決定
- 第8章補遺:限界収入を決める
- 第Ⅱ部 国際貿易政策
- 第9章 貿易政策のツール
- 基本的な関税の分析
- 関税の費用と便益
- 貿易政策のほかのツール
- 貿易政策の影響:まとめ
- 第9章補遺:独占がある場合の関税と輸入割当
- 第10章 貿易政策の政治経済
- 自由貿易の支持論
- 国民厚生から見た自由貿易反対論
- 所得分配と貿易政策
- 国際交渉と貿易政策
- ドーハの失望
- 第10章補遺:最適関税がプラスだという証明
- 第11章 発展途上国の貿易政策
- 輸入代替工業化
- 製造業びいきの結果とは:輸入代替工業化の問題点
- 1985年以来の貿易自由化
- 貿易と成長:アジアの離陸
- 第12章 貿易政策をめぐる論争
- 活発な貿易政策を支持する高度な議論
- グローバル化と低賃金労働
- グローバル化と環境
- 第Ⅲ部 為替レートと開放経済マクロ経済学
- 第13章 国民所得計算と国際収支
- 国民所得計算
- 開放経済での国民所得勘定
- 国際収支勘定
- 第14章 為替レートと外国為替市場:アセットアプローチ
- 為替レートと国際取引
- 外国為替市場
- 外国通貨資産の需要
- 外国為替市場での均衡
- 金利,期待,均衡
- 第14章補遺:フォワード為替レートとカバーつき金利平価
- 第15章 貨幣,金利,為替レート
- お金の定義:概要
- 個人によるお金の需要(貨幣需要)
- お金の総需要(総貨幣需要)
- 均衡金利:通貨供給と貨幣需要の相互関係
- 短期での貨幣供給と為替レート
- 長期の貨幣,物価水準,為替レート
- インフレと為替レートの動態
- 第16章 物価水準と長期的な為替レート
- 一物一価の法則
- 購買力平価(PPP)
- 購買力平価に基づく長期的為替レートモデル
- PPPと一物一価法則の実証的証拠
- PPPの問題点を説明する
- 購買力平価を超えて:長期為替レートの一般モデル
- 国際金利格差と実質為替レート
- 実質金利平価
- 第16章補遺:価格伸縮的な貨幣的アプローチでのフィッシャー効果,金利,為替レート
- 第17章 短期的な産出と為替レート
- 開放経済における総需要の決定要因
- 総需要の方程式
- 短期的な産出の決まりかた
- 短期的な産出市場均衡:DD曲線
- 短期的な資産市場均衡:AA曲線
- 開放経済の短期均衡:DD曲線とAA曲線を組み合せる
- 金融・財政政策の一時的な変化
- インフレバイアスなど政策形成の問題
- 金融・財政政策の恒久的シフト
- マクロ経済政策と経常収支
- 貿易フローの段階的調整と経常収支の動向
- 流動性の罠
- 第17章補遺1:異時点間取引と消費需要
- 第17章補遺2:マーシャル=ラーナー条件と貿易弾性の実証的推計
- 第18章 固定為替レートと外国為替介入
- なぜ固定為替レートなんかを研究するんだろうか?
- 中央銀行の介入と貨幣供給
- 中央銀行はどうやって為替レートを固定するか
- 固定為替レートの安定化政策
- 国際収支危機と資本逃避
- 管理フロート制と不胎化介入
- 国際通貨制度における準備通貨
- 金本位制
- 第18章補遺1:資産不完全代替のもとでの外国為替市場均衡
- 第18章補遺2:国際収支危機のタイミング
- 第Ⅳ部 国際マクロ経済政策
- 第19章 国際通貨システム:歴史のおさらい
- 開放経済におけるマクロ経済政策の目標
- 通貨システムの分類:開放経済の通貨のトリレンマ
- 金本位制での国際マクロ経済政策(1870〜1914)
- 戦間期(1918〜39)
- ブレトンウッズ体制と国際通貨基金(IMF)
- 国内均衡と対外均衡を達成する政策オプションの分析
- ブレトンウッズ体制下のアメリカの対外均衡問題
- 変動為替レートの支持論
- 変動為替レートのもとでのマクロ経済的相互依存
- 1973年以来の教訓とは?
- 固定為替レートは多くの国にとってそもそも選択肢になり得るか
- 第19章補遺:国際的な政策協調の失敗
- 第20章 金融のグローバル化:機会と危機
- 国際資本市場と取引による利益
- 国際銀行業務と国際資本市場
- 銀行業務と金融の脆弱性
- 国際銀行業務の規制という難問
- 国際金融市場は資本とリスクをうまく配分できただろうか?
- 第21章 最適通貨圏とユーロ
- ヨーロッパの単一通貨はどう発展したか
- ユーロとユーロ圏の経済政策
- 最適通貨圏の理論
- ユーロ危機とEMUの未来
- 第22章 発展途上国:成長,危機,改革
- 世界経済の所得,富,成長
- 発展途上国の構造的な特徴
- 発展途上国の借り入れと負債
- 東アジア:成功と危機
- 発展途上国の危機の教訓
- 世界の金融「アーキテクチャ」再編
- 世界資本フローと世界所得分配を理解する:地理が命運を決めるのか?
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