(
美術、
文学、
リンク:::::::::)
NAMs出版プロジェクト: ペトラルカとタロット
http://nam-students.blogspot.jp/2009/12/blog-post_25.html (本頁)
タロットカードの原型はペトラルカ(Francesco Petrarca, 1304-1374)の寓話的な詩集『凱旋(Trionfi=トリオンフィ)』にあると言われている。
『凱旋』という作品は全部で六部から構成されており、
「愛」⇒「純潔(貞潔)」⇒「死」⇒「名声」⇒「時」⇒「永遠」の順番で、後のものが前のものを打ち倒して勝利し、凱旋するという流れになっている。
以下、画像左が『凱旋』の挿し絵またはイメージ画。右及び()内が該当するタロットカード(参考:伊泉龍一『タロット大全』p411)。
愛(恋人)
純潔(節制)
死(死)
名声と時間(正義と隠者)
永遠(世界)
参考:
http://www.geocities.jp/deargoddess_web/tarot/history/history2/history_2.html
http://blog.livedoor.jp/ikedesu/archives/cat_955603.html
http://www.tarothistory.com/2009/04/07/matching-the-triumphs/
http://www.mystudios.com/artgallery/J/Jacopo-Del-Sellaio/Triumph-of-Chastity,-inspired-by-Triumphs-by-Petrarch-1304-74.html
http://www.wga.hu/frames-e.html?/html/d/domenico/michelin/triumphs.html
http://www.wga.hu/frames-e.html?/html/c/costa/triumph.html
http://pre-gebelin.blogspot.com/2007_12_01_archive.html
Trionfi Francesco Petrarca
Petrarch's Triumphs.
http://www.classicitaliani.it/index133.htm
http://www.classicitaliani.it/petrarca/poesia/trionfi01.htm
http://www.classicitaliani.it/petrarca/poesia/trionfi02.htm
http://www.classicitaliani.it/petrarca/poesia/trionfi03.htm
http://www.classicitaliani.it/petrarca/poesia/trionfi04.htm
http://www.classicitaliani.it/petrarca/poesia/trionfi05.htm
http://www.classicitaliani.it/petrarca/poesia/trionfi06.htm
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja?sl=it&tl=ja&u=http%3A//www.classicitaliani.it/petrarca/poesia/trionfi06.htm
ペトラルカ
凱旋
Francesco Petrarca
Triumphi
名古屋大学出版2004年
イタリア語
Trionfi Francesco Petrarca
英語
Petrarch's Triumphs.
見出しがラテン語
本文俗語?
俗語叙事詩
1374年没年に完成
FRANCESCO PETRARCA
I TRIONFI
Edizione di riferimento
Francesco Petrarca, Canzoniere, Trionfi, Rime varie, a cura di Carlo Muscetta e Daniele Ponchiroli, ed. Einaudi, 1958
TRIUMPHUS CUPIDINIS
TRIUMPHUS PUDICITIE
TRIUMPHUS MORTIS
TRIUMPHUS FAME
TRIUMPHUS TEMPORIS
TRIUMPHUS ETERNITATIS
Appendice
|
Trionfo d'Amore
Trionfo della Pudicizia
Trionfo della Morte
Trionfo della Fama
Trionfo del Tempo
Trionfo dell'Eternità
Appendice |
01
02
03
04
05
06
07 |
以下、最終章「永遠の凱旋」最終部より
Questi trionfi, i cinque in terra giuso
avem veduto, et a la fine il sesto,
Dio permettente, vederem lassuso; 123
e ’l Tempo, a disfar tutto così presto,
e Morte in sua ragion cotanto avara,
morti inseme seranno e quella e questo. 126
E quei che Fama meritaron chiara,
che ’l Tempo spense, e i be’ visi leggiadri
che ’mpallidir fe’ ’l Tempo e Morte amara, 129
l’obblivion, gli aspetti oscuri et adri,
più che mai bei tornando, lasceranno
a Morte impetuosa, a’ giorni ladri; 132
ne l’età più fiorita e verde avranno
con immortal bellezza eterna fama.
Ma inanzi a tutte ch’a rifar si vanno, 135
è quella che piangendo il mondo chiama
co la mia lingua e co la stanca penna;
ma ’l ciel pur di vederla intera brama. 138
A riva un fiume che nasce in Gebenna
Amor mi diè per lei sì lunga guerra
che la memoria ancora il cor accenna. 141
Felice sasso che ’l bel viso serra!
ché, poi ch’avrà ripreso il suo bel velo,
se fu beato chi la vide in terra,
or che fia dunque a rivederla in cielo? 144
かくして、地上に五台の凱旋車を、
われらは見てきた。そして最後に、第六の、
天主に約束された凱旋車を、彼方の空で視るであろう。
そして万物をかくも速やかに崩壊する《時》が、
己が清算にきわめて貪欲な《死》が、
その何れもが共に滅ぼされるであろう。
しかも、まことに相応しき人々の、赫々たる《名声》を
《時》は、かき消し、《時》と、酷き《死》とが、
土気色に変えた、かの耀かしき美貌が、
かつてなき美しさを甦らせ、
忘却を強欲な日々に残し置き、
暗く陰険なる相貌は、惨き《死》に置き去りにするであろう。
女(おみな)らは、緑の花の齢(よわい)が立ち返り、
不滅の美と共に、永遠の名声に耀くであろう。
しかも、甦るすべての淑女の先頭に立つは、
かの女人。わが言葉と疲れたぺンに、
世人が泣き濡れて、その名呼ぶ女(ひと)が。
その完き姿を視るを、天もまた待ち侘びる女が。
シェベンナに生まれたーつの川の辺で、
《愛(アモール)》は、かくも長き戦を
僕に仕掛け、追憶は今も心に焼き付く。
ああ美しき顔(かんばせ)を納めた、かの石よ、幸あれ!
地にて女(おみな)に見(まみ)えた人が、至福の人なれば、
美しきヴェールの甦った、その後に、女人と
天上にてめぐり逢うは、ああ、いかばかりの至福なるか?
了 邦訳220~1頁より
11 Comments:
http://intec-j.seesaa.net/article/111428807.html
さて、3本柱から成る「生命の樹」には全部で11個の球体が
ついていますが、このうち「ダアト」と呼称する1個は隠された
状態になっています。これらの球体を「セフィロト」と呼ぶこと
は既に述べました。
既に述べているように、「生命の樹」には3つのセフィロトと
パスで作る三角形が3つあって、それぞれの世界を構成していま
す。それに加えて、11個のセフィロトのうち一番下にある「マ
ククト」だけで作る「滅びの世界」が加わって、4つの世界が構
成されるのです。
-----------------------------
①――②――③ ・・・ 至高世界
④――⑤――⑥ ・・・ 中高世界
⑦――⑧――⑨ ・・・ 下層世界
⑩ ・・・ 滅び世界
-----------------------------
「生命の樹」のセフィロトを結ぶ小道「パス」――よく見ると
単にセフィロト同士を結んでいるのではなしに、立体構造になっ
ており、複雑に入り組んでいることがわかります。
重要なのは、一番上にあるセフィロトの「ケテル」から次のよ
うにジグザグに下降する次のパスなのです。
-----------------------------
①「ケテル」→②「コクマー」→③「ビナー」→「ダアト」→
④「ケセド」→⑤「ゲブラー」→⑥「ティファレト」→⑦「ネ
ツァク」→⑧「ホド」→⑨「イエソド」→⑩「マルクト」
-----------------------------
これは「神の意思の通り道」といわれているのです。神の意思
は「雷光の閃光(カブ)」というかたちで上記のジクザグのパス
を通って「マルクト」に至るのです。そして、「マルクト」から
人は「生命の樹」を上に昇りはじめるのです。
つまり、生まれたばかりの人間は、「マルクト」の状態にあり
「生命の樹」のパスを上に昇っていきます。これが「人間的に成
長する」という意味なのです。
「マルクト」と「ダアト」をのぞく10個のセフィロトは、モ
ーセが絶対神から授かった「十戒」が対応しています。つまり、
この世における人間の行動規範「十戒」をセフィロトとして表現
しているわけです。
-----------------------------
「ケテル」 ・・・・ わたしのほかに神があってはならぬ
「コクマー」 ・・・ いかなる像も造ってはならぬ
「ビナー」 ・・・・ 神、主の名をみだりに唱えぬこと
「ケセド」 ・・・・ 安息日を心に留めこれを聖別せよ
「ゲブラ」 ・・・・ 父母を敬いなさい
「ティフアレト」 ・ 殺してはならない
「ネツァク」 ・・・ 姦淫してはならない
「ホド」 ・・・・・ 盗んではならない
「イエソド」 ・・・ 隣人に関して偽証してはならぬ
「マルクト」 ・・・ 隣人の家を欲してはならぬ
-----------------------------
22個のパスは、ヘブライ語のアルファベット22個に対応し
ているのです。古代エジプトではそこから22枚のカードを作っ
たのです。それが「タロット・カード」になったのです。これは
大アルカナと呼ばれています。小アルカナは56枚で、後のトラ
ンプの原型となったのです。・・[秘密結社の謎を探る/33]
≪画像および関連情報≫
・「タロット・カード」とは何か
―――――――――――――――――――――――――――
古来よりインドや中国ではカードが使用されており、これら
がタロットの原形になったと推測されている。その後、ジプ
シーの占い師やムーア人の侵略によって、東洋のカードはヨ
ーロッパに伝わったという。しかし、タロット・カードが現
在見られる形(大アルカナ22枚、小アルカナ56枚)にな
ったのはいつ頃なのか、どこで制作されたのか、誰が図柄を
定めたのかとなると、歴史の闇に包まれてはっきりしたこと
は言えない。一説にはエルサレムに住んでいたユダヤ教神秘
主義者が大成したともされる。
http://www.fitweb.or.jp/~entity/shinpi/tarotto.html
―――――――――――――――――――――――――――
・添付ファイルの図
飛鳥昭雄/三神たける著
「『陰陽道』の謎/失われたカッパーラ」より 学研
http://www.softark.net/articles/m-0003.html
Changing Of The Guards / Bob Dylan
歩哨の交代 / 木原訳
十六年、
十六の旗印が結束した、
善き羊飼いが悲嘆にくれる野の上に。
絶望した男たち、絶望した女たちが分裂した、
舞い落ちる枯葉の下に翼を広げて。
運命の女神が招く。
私は陰から市場へと足を踏み出した、
商人と盗賊、力の渇望、私の最後の取引は失敗した。
彼女は甘く香る、夏至の前夜、塔の近く、
彼女の生まれた草原のように。
冷血の月。
大尉は祝典に侍している、
いとしい少女に想いを走らせながら。
彼女の漆黒の顔は言葉の届かない彼方にある。
大尉は落胆しているが、それでも自分の愛は報われると信じている。
彼等は彼女の髪を剃った。
彼女はジュピターとアポロの間に引き裂かれた。
使者が黒いナイチンゲールを伴って到着した。
私は階段で彼女を見た、そして彼女を追わずにはいられなかった、
階段を降り、噴水を過ぎて、そこで彼等は彼女のベールを上げた。
私は躓きながら歩いた。
どぶの中の破滅を馬に乗って通り過ぎた、
いまだに癒えない傷跡をハート形の刺青の下に隠して。
背教の神官たちと不実な若い巫女たちが
私があなたに贈った花束を分け与えていた。
鏡の宮殿
犬の兵士たちの姿が映っている。
終わりのない道と嘆き悲しむ鐘の音、
住人のいない部屋々々では彼女の思い出が守られ、
天使たちの声が前の世の魂たちに囁きかけている。
彼女は彼の目を覚ます
48時間の後、日が昇りつつある、
切れた鎖、山月桂樹、落石の近くで。
彼女は懇願する、今度はどういう処置を講ずるつもりか教えてくれと。
彼は彼女を引き離すが、彼女は彼の長い金色の髪にすがりつく。
紳士諸君、と彼は言った、
私は君達の組織を必要としない、私は君達の靴を磨いた、
君達の山を移し、君達のカードにしるしもつけた。
しかしエデンは燃えている、君達は除去される覚悟を決めるか、
さもなくば歩哨の交代に立つ勇気を心に持たねばならない。
平安は必ず来る
静穏と光輝とともに炎の車輪に乗って。
しかし我等には何の報いもない、彼女の偽の偶像たちが倒れ、
無慈悲な死が降伏し、その青白い幽霊が
つるぎの王と女王の間に退却する時が来ても。
http://www.softark.net/articles/m-0003.html
Changing Of The Guards / Bob Dylan
歩哨の交代 / 木原訳
十六年、
十六の旗印が結束した、
善き羊飼いが悲嘆にくれる野の上に。
絶望した男たち、絶望した女たちが分裂した、
舞い落ちる枯葉の下に翼を広げて。
運命の女神が招く。
私は陰から市場へと足を踏み出した、
商人と盗賊、力の渇望、私の最後の取引は失敗した。
彼女は甘く香る、夏至の前夜、塔の近く、
彼女の生まれた草原のように。
冷血の月。
大尉は祝典に侍している、
いとしい少女に想いを走らせながら。
彼女の漆黒の顔は言葉の届かない彼方にある。
大尉は落胆しているが、それでも自分の愛は報われると信じている。
彼等は彼女の髪を剃った。
彼女はジュピターとアポロの間に引き裂かれた。
使者が黒いナイチンゲールを伴って到着した。
私は階段で彼女を見た、そして彼女を追わずにはいられなかった、
階段を降り、噴水を過ぎて、そこで彼等は彼女のベールを上げた。
私は躓きながら歩いた。
どぶの中の破滅を馬に乗って通り過ぎた、
いまだに癒えない傷跡をハート形の刺青の下に隠して。
背教の神官たちと不実な若い巫女たちが
私があなたに贈った花束を分け与えていた。
鏡の宮殿
犬の兵士たちの姿が映っている。
終わりのない道と嘆き悲しむ鐘の音、
住人のいない部屋々々では彼女の思い出が守られ、
天使たちの声が前の世の魂たちに囁きかけている。
彼女は彼の目を覚ます
48時間の後、日が昇りつつある、
切れた鎖、山月桂樹、落石の近くで。
彼女は懇願する、今度はどういう処置を講ずるつもりか教えてくれと。
彼は彼女を引き離すが、彼女は彼の長い金色の髪にすがりつく。
紳士諸君、と彼は言った、
私は君達の組織を必要としない、私は君達の靴を磨いた、
君達の山を移し、君達のカードにしるしもつけた。
しかしエデンは燃えている、君達は除去される覚悟を決めるか、
さもなくば歩哨の交代に立つ勇気を心に持たねばならない。
平安は必ず来る
静穏と光輝とともに炎の車輪に乗って。
しかし我等には何の報いもない、彼女の偽の偶像たちが倒れ、
無慈悲な死が降伏し、その青白い幽霊が
つるぎの王と女王の間に退却する時が来ても。
ペトラルカ
凱旋
Francesco Petrarca
Triumphi
名古屋大学出版2004年
イタリア語
Trionfi Francesco Petrarca
英語
Petrarch's Triumphs.
TRIUMPHUS CUPIDINIS - IL TRIONFO D'AMORE CAPITOLO I Al tempo che rinnova i miei sospiri per la do
http://www.classicitaliani.it/petrarca/poesia/trionfi01.htm
http://www.classicitaliani.it/index180.htm
http://www.classicitaliani.it
Francesco Petrarca Trionfo della Fama
http://www.classicitaliani.it/index133.htm
FRANCESCO PETRARCA
I TRIONFI
Edizione di riferimento
Francesco Petrarca, Canzoniere, Trionfi, Rime varie, a cura di Carlo Muscetta e Daniele Ponchiroli, ed. Einaudi, 1958
TRIUMPHUS CUPIDINIS
TRIUMPHUS PUDICITIE
TRIUMPHUS MORTIS
TRIUMPHUS FAME
TRIUMPHUS TEMPORIS
TRIUMPHUS ETERNITATIS
Appendice
Trionfo d'Amore
Trionfo della Pudicizia
Trionfo della Morte
Trionfo della Fama
Trionfo del Tempo
Trionfo dell'Eternità
Appendice
01
02
03
04
05
06
07
見出しがラテン語
本文俗語?
俗語叙事詩
1374年没年に完成
Questi trionfi, i cinque in terra giuso
avem veduto, et a la fine il sesto,
Dio permettente, vederem lassuso; 123
e ’l Tempo, a disfar tutto così presto,
e Morte in sua ragion cotanto avara,
morti inseme seranno e quella e questo. 126
E quei che Fama meritaron chiara,
che ’l Tempo spense, e i be’ visi leggiadri
che ’mpallidir fe’ ’l Tempo e Morte amara, 129
l’obblivion, gli aspetti oscuri et adri,
più che mai bei tornando, lasceranno
a Morte impetuosa, a’ giorni ladri; 132
ne l’età più fiorita e verde avranno
con immortal bellezza eterna fama.
Ma inanzi a tutte ch’a rifar si vanno, 135
è quella che piangendo il mondo chiama
co la mia lingua e co la stanca penna;
ma ’l ciel pur di vederla intera brama. 138
A riva un fiume che nasce in Gebenna
Amor mi diè per lei sì lunga guerra
che la memoria ancora il cor accenna. 141
Felice sasso che ’l bel viso serra!
ché, poi ch’avrà ripreso il suo bel velo,
se fu beato chi la vide in terra,
or che fia dunque a rivederla in cielo? 144
かくして、地上に五台の凱旋車を、
われらは見てきた。そLて最後に、第六の、
天主に約束された凱旋車を、彼方の空で視るであろう。
そして万物をかくも速やかに崩壊する《時》が、
己が清算にきわめて貪欲な《死》が、
その何れもが共に滅ぼされるであろう。
しかも、まことに相応しき人々の、赫々たる《名声》を
《時》は、かき消し、《時》と、酷き《死》とが、
土気色に変えた、かの耀かしき美貌が、
かつてなき美しさを甦らせ、
忘却を強欲な日々に残し置き、
暗く陰険なる相貌は、惨き《死》に置き去りにするであろう。
女(おみな)らは、緑の花の齢(よわい)が立ち返り、
不滅の美と共に、永遠の名声に耀くであろう。
しかも、甦るすべての淑女の先頭に立つは、
かの女人。わが言葉と疲れたぺンに、
世人が泣き濡れて、その名呼ぶ女(ひと)が。
その完き姿を視るを、天もまた待ち侘びる女が。
シェベンナに生まれたーつの川の辺で、
《愛(アモール)》は、かくも長き戦を
僕に仕掛け、追憶は今も心に焼き付く。
ああ美しき顔(かんばせ)を納めた、かの石よ、幸あれ!
地にて女(おみな)に見えた人が、至福の人なれば、
美しきヴェールの甦った、その後に、女人と
天上にてめぐり逢うは、ああ、いかばかりの至福なるか?
邦訳220~1頁より
あなたは意地の悪さに反対ではないでしょうね、エンジニア? わたしの見るところでは、意地の悪さこそ暗黒と醜悪の諸勢力に対する理性のもっともかがやかしい武器なのです。意地の悪さとは、あなた、批評の精神であなた、批評の精神であり、批評とは進歩と啓蒙の根源なのです」そして急にペトラルカについて話しはじめ、ペトラルカを「近代の父」と呼んだ。
魔の山
第三章
悪魔(サタナ)
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――――――――――――――――――――――――――――――――――
■『タロットの宇宙』
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68325353&tr=s
――――――――――――――――――――――――――――――――――
【著者】アレハンドロ・ホドロフスキー マリアンヌ・コスタ 著 /
伊泉龍一 監修 / 黒岩卓 訳 / 滝本誠 解説
【発行】国書刊行会
【予価】7,344円(税込み)※予価の為、価格が変更する場合がございます。
【発送時期】2016/12/下旬
カルト映画界の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーによる、半世紀にわたる
タロット研究の集大成。タロット・リーディングに必須の基礎的な諸要素に加
え、数秘学、心理学、神話学、宗教学、図像学などを応用して行う重層的なタ
ロット解釈の秘訣や、インスピレーションを高める方法、リーディング・セラ
ピーの豊富な実例など、入門者から熟練者まで必読必携の大全。
「タロットは夢と同じように果てしなく、その発見が尽きることはない。」
「タロットはグラフィックによる言語であり、ことばを用いずに形、色、象
徴、数字によって考えることを教えてくれる。」「千年以上の歴史を持つ無名
の作品であるタロットは、神聖な芸術の傑作の一つである。それは我々の知性
の檻を開き、直観を発揮させてくれるのだ。」---アレハンドロ・ホドロフス
キー「日本語版刊行に際して」より
▼目次
日本語版刊行に際して
はじめに
序
◇第1章 タロットの枠組みと数秘学
序:タロットは一つの完成された存在である
始めるにあたって
構成および向きに関する規則
タロットの数秘学
マンダラの構築のための10の手順
タロットにおける11の色
◇第2章 大アルカナ
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■『タロットの宇宙』
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【著者】アレハンドロ・ホドロフスキー マリアンヌ・コスタ 著 /
伊泉龍一 監修 / 黒岩卓 訳 / 滝本誠 解説
【発行】国書刊行会
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カルト映画界の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーによる、半世紀にわたる
タロット研究の集大成。タロット・リーディングに必須の基礎的な諸要素に加
え、数秘学、心理学、神話学、宗教学、図像学などを応用して行う重層的なタ
ロット解釈の秘訣や、インスピレーションを高める方法、リーディング・セラ
ピーの豊富な実例など、入門者から熟練者まで必読必携の大全。
「タロットは夢と同じように果てしなく、その発見が尽きることはない。」
「タロットはグラフィックによる言語であり、ことばを用いずに形、色、象
徴、数字によって考えることを教えてくれる。」「千年以上の歴史を持つ無名
の作品であるタロットは、神聖な芸術の傑作の一つである。それは我々の知性
の檻を開き、直観を発揮させてくれるのだ。」---アレハンドロ・ホドロフス
キー「日本語版刊行に際して」より
▼目次
日本語版刊行に際して
はじめに
序
◇第1章 タロットの枠組みと数秘学
序:タロットは一つの完成された存在である
始めるにあたって
構成および向きに関する規則
タロットの数秘学
マンダラの構築のための10の手順
タロットにおける11の色
◇第2章 大アルカナ
序:魂の建築
始めるにあたって
愚者/大道芸人/女教皇/女帝/皇帝/教皇/恋人/戦車/正義/隠者/運命
の輪/力/吊られた男/名無しのアルカナ/節制/悪魔/神の家/星/月/太
陽/審判/世界
◇第3章 小アルカナ
序:秘密の慎ましき守り手たち
始めるにあたって
1 数秘学の諸段階
エース/2/3/4/5/6/7/8/9/10/スートごとの数の段階
2 コート・カード
小姓/王妃/王/騎士/スートごとの意味の要約
◇第4章 2枚ずつ見たタロット
序:共同作業としての「意識」
始めるにあたって
二つの10段階の列から作られる組み合わせ
I「大道芸人」・XI「力」
II「女教皇」・XII「吊られた男」
III「女帝」・XIII 名無しのアルカナ
IIII「皇帝」・XIIII「節制」
VI「恋人」・XVI「神の家」
VII「戦車」・XVII「星」
VIII「正義」・XVIII「月」
VIIII「隠者」・XVIIII「太陽」
X「運命の輪」・XX「審判」
タロットにおけるカップル
「愚者」-「世界」のカップル
「大道芸人」-「力」のカップル
「女教皇」-「教皇」のカップル
「女帝」-「皇帝」のカップル
「戦車」-「星」のカップル
「正義」-「隠者」のカップル
「月」-「太陽」のカップル
合計して21となるペア
数字の連続と移行
◇第5章 タロットのリーディング
序:いかにして鏡となるか
始めるにあたって
リーディングへの最初の一歩
1枚のアルカナを用いた練習
2枚のアルカナを用いた練習
1枚のアルカナ、2枚のアルカナ、さらに複数枚のアルカナを用いた練習
パートナーと組んで行う練習
3枚のカード
4枚以上のカードのリーディング
10枚以上のカードのリーディング
おわりに:タロット的思考
監修者あとがき
解説:アレハンドロ・ホドロフスキー、タロットの旅(滝本誠)
▼著者プロフィール
アレハンドロ・ホドロフスキー
1929年、チリ生まれ。ロシア系ユダヤ人。映画監督、映画プロデューサー、芸
術家、劇作家、俳優、詩人、作家、音楽家、漫画作家、サイコセラピスト。
『エル・トポ』(1970)、『ホーリー・マウンテン』(1973)など前衛的作風
の映画がカウンターカルチャーを代表する人々に絶賛され、カルトムービーの
鬼才として名を馳せる。日本のアートシーンにも熱狂的なファンが多く、2013
年には<実現しなかった映画>として知られる『DUNE』を題材とするドキュメ
ンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』が話題を集めた。現在も精力的に製作
活動をおこなっている。サイコセラピスト、タロット研究家としての活動も長
年おこなっており、フィリップ・カモワンとともに製作した<カモワン・タロ
ット>によるリーディングセラピーで知られるほか、各国のシャーマンや精神
分析家との交流を通じて<サイコマジック><サイコシャーマニズム>などの
心理療法を独自に探究している。現在はパリを拠点に活動。
マリアンヌ・コスタ
詩人、作家、女優、講演家。アレハンドロ・ホドロフスキーと共に1997年から
タロット・ワークショップや<系統樹セラピー>のコーチとして活動を行って
いる。主著にNo Woman's Land Grasset)、アレハンドロ・ホドロフスキー
との共著にMetagenealogie(Albin Michel)などがある。
伊泉龍一(いずみ りゅういち)
占い・精神世界研究家。タロット・カード、ヌメロロジー(数秘術)、占星
術、手相術、ルーンなどをはじめとして欧米の多数の占いを紹介している。主
な著書に『タロット大全 歴史から図像まで』(紀伊國屋書店)、『数秘術の
世界』(共著、駒草出版)、『西洋手相術の世界』(共著、同)、『完全マス
タータロット占術大全』(説話社)。訳書に、マーカス・カッツ&タリ・グッ
ドウィン『シークレット・オブ・ザ・タロット』(株式会社フォーテュナ)、
ケヴィン・バーグ『占星術完全ガイド』(同)、レイチェル・ポラック著『タ
ロットの書--叡智の78の段階』(同)、ジョアン・バニング著『ラーニン
グ・ザ・タロット』(駒草出版)などがある。
黒岩卓(くろいわ たく)
東北大学大学院文学研究科准教授。専門は中世・ルネサンス期のフランス文
学、15・16世紀の韻文演劇作品。
滝本誠(たきもと まこと)
美術・映画評論家、編集者。1949年、京都府生まれ。東京藝術大学卒業、専攻
美学。
平凡出版(のちのマガジンハウス)に入社し、「クロワッサン」「鳩よ!」
「自由時間」「ブルータス」などの編集者をつとめながら、評論を発表する。
主な著書に『映画の乳首、絵画の腓』(ダゲレオ出版)、『きれいな猟奇--
映画のアウトサイド』(平凡社)、『渋く、薄汚れ。フィルム・ノワールの快
楽』(フィルムアート社)、『コーヒーブレイク、デイヴィッド・リンチをい
かが』(洋泉社)などがある。
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