イスラム教徒とキリスト教徒が仲良く音楽を演奏している姿を描いた中世の絵です。
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The Cantigas de Santa Maria: All Images
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手塚治虫も風刺が漫画の命と言いましたが、次の段階へ行くべきでしょう。
フランス人はイスラムを知らなさすぎる。
私はテロを断じて正当化しない。
だが、フランスが今回の事態に対処したいのであれば、冷静になって社会の構造的に問題を直視すべきだ。
北アフリカ系移民の2世3世の多くが社会に絶望し野獣と化すのはなぜなのか。
背景にあるのは、経済の長期低迷で移民の子供たちが職に就けないことだ。
さらに、日常的にヘイトスピーチにさらされている。
「文化人」らが移民の文化そのものを邪悪だと非難する。
移民の若者の多くは人生の意味を見出だせず、一部は道を誤り犯罪に手を染める。
収監された刑務所で受刑者との接触を通じて過激派に転じる。
真の問題はフランスが文化的道義的危機に陥っていること。
誰も何も信じていない。人々は孤立している。
社会に絶望する移民の若者がイスラムに回帰するのは何かにすがろうとする試みだ。
私も言論の自由が民主主義の柱だと考える。
だが、ムハンマドやイエスを愚弄し続ける「シャルリー・エブド」のあり方は不信の時代では有効ではないと思う。
移民の若者がかろうじて手にしたささやかなものに唾を吐きかけるような行為だ。
ところがフランスは今誰もが「私はシャルリーだ」と名乗り、犠牲者と共にある。
私は感情に流されて理性を失いたくない。
今フランスで発言すれば「テロリストにくみする」と受け止められ袋叩きに合うだろう。
だからフランスでは取材に応じていない。
独りぼっちの気分だ。
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