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土曜日, 4月 25, 2015

奥野正寛『ミクロ経済学』:目次

              (経済学マルクスリンク::::::::::
NAMs出版プロジェクト: 奥野正寛『ミクロ経済学』:目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/blog-post_32.html(本頁)
クルーグマン/マンキュー/スティグリッツ/サミュエルソン
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/httpnam-students.html
Microeconomic Theory - Hardcover - Andreu Mas-Colell (MWG):目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/microeconomic-theory-hardcover-andreu_25.html
NAMs出版プロジェクト: 八田達夫『ミクロ経済学Expressway』:目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/expressway.html
NAMs出版プロジェクト: 『ミクロ経済学の力』神取道宏 著(2014年):書評&目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/blog-post_82.html
NAMs出版プロジェクト: 齊藤誠 他『マクロ経済学 New Liberal Arts Selection 』(2010年):目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/new-liberal-arts-selection.html

#1:1:4
エンゲル係数
http://nam-students.blogspot.com/2018/07/blog-post_64.html
#1:2
NAMs出版プロジェクト: ドブリュー『価値の理論』
http://nam-students.blogspot.jp/2015/09/blog-post_48.html
(ただし奥野はドブリューに言及していない)
#3:6
NAMs出版プロジェクト: パレート最適:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/blog-post_82.html

#4
NAMs出版プロジェクト: ゲーム理論で解明されたユダヤの知恵
http://nam-students.blogspot.jp/2012/11/blog-post_28.html

#5
NAMs出版プロジェクト: 独占、寡占、完全競争(サミュエルソン経済学)
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/blog-post_17.html 
#6:1
#6:3
NAMs出版プロジェクト: 情報の非対称性 スティグリッツ
http://nam-students.blogspot.jp/2016/04/blog-post_0.html
#6:8
NAMs出版プロジェクト: 行動経済学:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2016/02/blog-post_36.html
#7:4
NAMs出版プロジェクト: ピグーの不遇:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/blog-post_78.html


#7:9
NAMs出版プロジェクト: リンダール均衡
http://nam-students.blogspot.jp/2016/04/blog-post_14.html

「リンダールメカニズム」
 公共財の租税価格を調節することによって各個人の公共財の需要量(平等一定)と租税価格(変数)が釣り合うように調整し て達成された均衡点を「リンダール均衡」という。リンダール均衡はパレート効率的な資源配分を可能にする。

リンダール均衡へと至る、
リンダール・プロセスの図解:

  |
  |\    Bの需要曲線
B0|_\_______Bの公共財需要量
 価|  \ ↓↓/
 格|   \/L
  |   /\   
A0|__/_↑↑\___Aの公共財需要量
  | /   Aの需要曲線
  |/
     公共財需要量

左下には消費者Aの原点が取られており、そこから上方向に消費者Aのリンダール価格、右方向に公共財需要量が取られている。斜めに伸びる線が消費者Aの公共財に対する需要曲線である。左上には消費者Bの原点が取られており…
(奧野ミクロ336頁参照)

しかし篠原入門書ではこうだ。

(スティグリッツと奥野、両書とも下記の図は出てこない)

リンダールの考え方:
         ____市場T___
太郎ーーーーーー|→需要 pt 供給←|ーー┓
        |____価格____|  ┃
                      ┗ーーーー(公共財生産者)
                      ┏ーーーー 警 備 会 社
         ____市場H___   ┃
花子ーーーーーー|→需要 ph 供給←|ーー┛
        |____価格____|

政府が市場に任せて価格の均衡が決まる。

公共財の供給量=太郎の公共財の需要量
       =花子の公共財の需要量

価格PtとPhは必ずしも一致しない。

初歩から学ぶ経済入門―経済学の考え方 (有斐閣ブックス) 単行本 1999/2
篠原 総一 (著), 入谷 純 (著), 野間 敏克 (著) 254頁

いい悪いではなく、初心者にはこうしたワンクッションが必要だ。


書評:
奧野ミクロはシンプルでとっつきにくい印象があったが(実際63頁のスルツキー方程式の説明などはわかりにくいかも知れないが)、ある程度ミクロ経済を勉強したことのある人には逆に読みやすいのではないか?と思うようになった。神取ミクロに比べて図を駆使していない観もあるが、希少な図解も多々ある。オークションの図解(298頁☆)やピグー税・補助金(320頁☆☆)の図解だ。これらはpdf公開*されている。マーシャルの言葉(…into the world with cool heads but warm hearts…)*をエピグラフにしている点もシンプルで奥が深い本書をよく表している(ケインズに上書き保存されたマーシャルの業績をサルベージするのがミクロ経済なのだろう)。別冊演習もやるべきだろうが、本書だけでも自立している。◾︎


参考:マーシャル,Alfred Marshall
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/alfred-marshall.html

奥野正寛『ミクロ経済学』東京大学出版会2008年

著者等紹介 1947年生まれ。69年東京大学経済学部卒。スタンフォード大学大学院。ペンシルバ
ニア大学客員講師。イリノイ大学、横浜国立大学経済学部助教授を経て、東京大学大学院
経済学研究科教授。 出版者   東京大学出版会 出版年   2008.4 大きさ等  21cm 355p

要旨   
伝統的な新古典派経済学に基づいたミクロ理論からゲーム理論、契約理論など最新の分野
までをカバー。現実社会への応用・分析とその解説も多彩に盛り込む。

簡易目次:   
ミクロ経済学の方法と目的;
第1部 経済主体の行動と価格理論
(消費者行動;
 生産者行動;
 市場均衡);
第2部 ゲーム理論と情報・インセンティヴ
(ゲーム理論の基礎;
 不完全競争;
 不確実性と情報の非対称性;
 外部性と公共
財)

内容紹介
ミクロ経済学の第一人者による東大講義ノートをベースに編集された,最新のテキスト.伝統的な理論と新しい展開を踏まえた,中級以上向け.数学解説やコラムも充実し,現実の社会問題への応用にも役立つ内容.経済学部の学生だけでなく,ビジネスマンなどの経済学的思考の涵養にも最適な一冊.

目次:ミクロ経済学/奥野正寛
http://honto.jp/netstore/pd-contents_0602996007.html

ミクロ経済学
奥野 正寛(編著)

はしがき i
序章 ミクロ経済学の方法と目的 1
0.1 ミクロ経済学とは 1
0.2 ミクロ経済学の分析対象 5
0.3 ミクロ経済学からみた日本の農業政策 7

第Ⅰ部 経済主体の行動と価格理論 
第1章 消費者行動 19
1.1 消費者とその行動仮説 19
1.2 消費者の嗜好とその定義 24@@@@
1.3 効用最大化と最適消費計画 39
1.4 所得変化と需要 47
1.5 価格変化と需要 53
1.6 価格変化と需要:要因分析 60@@@
1.7 個別需要曲線と市場需要曲線 67
1.8 応用例 69
第2章 生産者行動 79
2.1 企業とは何か 79
2.2 生産者の技術とその定義 82 2:2:1@
2.3 生産関数の性質 86
2.4 短期の生産者行動:直接的な利潤最大化 94
2.5 短期の生産者行動:費用最小化 97
2.6 短期の生産者行動:利潤最大化 105
2.7 長期の生産者行動:直接的な利潤最大化 111
2.8 長期の生産者行動:費用最小化 112
2.9 長期の生産者行動:利潤最大化 118 120頁@@
2.10 長期と短期の関係 120
2.11 個別供給曲線と市場供給曲線 125
2.12 応用例 126
第3章 市場均衡 131
3.1 市場経済の分析手法 131
3.2 部分均衡分析 134
3.3 長期の部分均衡分析 142
3.4 部分均衡分析の応用例:物品税 146
3.5 一般均衡分析:ワルラス均衡 150
3.6 一般均衡分析:パレート効率性 159
3.7 一般均衡分析:生産経済 167
3.8 市場メカニズムの再検討 174
3.9 一般均衡分析の応用例:所得税・法人税 179

第Ⅱ部 ゲーム理論と情報・インセンティヴ 
第4章 ゲーム理論の基礎 187
4.1 戦略的環境の本質 188
4.2 戦略型ゲーム 190
4.3 戦略型ゲームの均衡 194
4.4 展開型ゲーム 202
4.5 展開型ゲームの均衡 208
第5章 不完全競争 225
5.1 価格支配力の源泉 225
5.2 独占市場 228
5.3 寡占市場:クールノー・ゲーム 234
5.4 寡占市場:シュタッケルベルク・ゲーム 242
5.5 寡占市場:ベルトラン・ゲーム 249
第6章 不確実性と情報の非対称性 259
6.1 不確実性下での意思決定:期待効用理論 259
6.2 不確実性下での市場取引:リスク・シェアリング 270
6.3 情報の非対称性と契約理論 272
6.4 事前の情報の非対称性:逆選択とシグナリング 275
6.5 事後の情報の非対称性:モラル・ハザード 282
6.6 応用例:情報の非対称性と政策 289
6.7 オークションの理論 293  6:7:3☆
6.8 期待効用理論を超えて:プロスペクト理論 301
第7章 外部性と公共財 307
7.1 外部性 307
7.2 外部性の交渉による解決:コースの定理 312
7.3 外部性の内部化:排出割り当て 316
7.4 外部性の内部化:ピグー税・補助金 317 7:4:2☆☆
7.5 外部性の内部化:2点セット政策 323
7.6 公共財 327
7.7 公共財の最適供給条件:サミュエルソン条件 329
7.8 公共財の私的供給:ただ乗り問題 330
7.9 公共財の公的供給:リンダール均衡 333
7.10 公共財の公的供給:クラーク・メカニズム 340

リーディング・リスト 345
索引 351
















http://www.utp.or.jp/bd/4-13-042127-1.html
ミクロ経済学 
奥野 正寛 編著
ISBN978-4-13-042127-0, 発売日:2008年04月上旬, 判型:A5, 368頁
※正誤表なども掲載している著者グループのウェブサイトはこちらです.ご参考ください.
https://sites.google.com/site/okunomicroeconomics/
『ミクロ経済学』『ミクロ経済学演習』についての議論は,こちらのウェブサイトへ
ようこそ,奥野正寛『ミクロ経済学』『ミクロ経済学演習』のウェブサイトへ
http://theyoungeconomist.blog115.fc2.com/blog-entry-128.html
経済学の定番教科書
教科書について何度かオススメを聞かれることがあったので、個人的に読んでよかったものや面白かったもの、使って役立ったものをまとめておく。

///////////

厚生経済学の第一基本原理。ワルラス均衡では、パレード効率性が成立する(164頁)。


図表集

教科書の図表を以下のファイルに集めました.『ミクロ経済学』を用いた教育のために限って,スライドやハンドアウト等に利用していただいて結構です.

Microeconomics_Figures_and_Tables.pdf
表示 ダウンロード

Microeconomics_Figures_and_Tables.pdf 全41頁
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxva3Vub21pY3JvZWNvbm9taWNzfGd4OjQ2MWU1ODU3OTI2YTJhNmY

p.37
(「///」期待利得増と「\\\」支払額が同じになることが最適。奥野ミクロ298~9頁より)
    1|           /
     |          /
     |         /
     |A______B/_G
     |       /| |   _β(B)
     |      / | | _-
Bv1+△|E____/_F|_」H
  Bv1|____/___」-|
     |C  /  _-D |
     |  / _-  | |
     | /_-    | |
     |/_______|_|_______
    0        v1 v1+△/β  1
図6.14 1位価格オークションの最適戦略

《…個人1が入札額を△だけ増やしてβv+△にすると、個
人2人の入札額,x2=βv2がβv+△を下回る限り、つまりv2≤v1+△/β

の範囲まで個人1が落札できるから、落札確率は△/βだけ増えることにな
る。その結果得られる期待利得増は、(v1-βv1)×△/β=(1-β)v1△/βで
あり、図の四角形BFHGの面積にほぼ相当する。他方、入札額を増やすこ
とは落札した場合の支払額が△だけ増えることに他ならない。その期待値は
v1×△であり、図でいえば四角形ECDFの面積である。
 前者が後者を上回れば入札額をβv1より増やすことで、下回るれば入札額を
βv1より減らすことで期待利得を増やせるから、最適なのは両者が一致する
ことである。その条件は…》(奥野ミクロ298~9頁より)
xi=1/2vi(i=1,2)
が均衡入札戦略。
より一般的には、
xi=(n-1/n)vi(i=1,2,....,n)
☆☆

p.38
(320頁。ピグー税とピグー補助金は全く逆の操作だが同じ効果を持つ。神取ミクロはもっとシンプルな図を採用している。)

@
p.10,2:2:1,83頁


@@
生産者行動、まとめ
p.16
2:9,120頁


以下、下書き:

図6.14 1位価格オークションの最適戦略
    1|           
     |          /
     |         /
     |A______B/_G
     |       /| |   _β(B)
     |      / | | _-
Bv1+△|E____/_F|_」H
  Bv1|____/___」-| _- ̄
     |C  /  _-D_- ̄
     |  / _- -| |
     | /_-_- ̄ | |
     |/_- ̄____|_|_____
    0        v1 v1+△/β  1

//////////

@@@
双対性(補足 - 奥野『ミクロ経済学』) 
補足 - 奥野『ミクロ経済学』https://sites.google.com/site/okunomicroeconomics/textbook/supplement
教科書に対する補足を以下のファイルにまとめました.関心のある読者は,是非ご利用ください.
内容:双対性とその周辺についての説明.
対象者:教科書第1部(価格理論)を学び終わった読者向け.ただし,2節までなら,教科書第1章(消費者理論)を学び終われば可読.
https://df9c54ca-a-62cb3a1a-s-sites.googlegroups.com/site/okunomicroeconomics/textbook/supplement/Microeconomics_Supplement.pdf














上14頁より
@@@@
以下、奧野ミクロ書籍版初版1.2.4、34頁より

///////////
http://www.nikkeibookvideo.com/item-detail/01523/

経済学入門シリーズ『ミクロ経済学入門』
奥野(藤原)正寛
1982年2月,1989年04月,1990年3月改訂版発売
定価 本体860円 +税

市場メカニズム、家計および企業の行動と需要・供給曲線、完全競争、不完全競争、市場の失敗などのミクロ経済学の基本トピックスを、図と事例を使って平易に解説した入門書の決定版。

第1章 市場メカニズムの機能と限界
第2章 家計の行動と需要曲線
第3章 企業の行動と供給曲線
第4章 完全競争市場と効率性
第5章 不完全競争
第6章 市場の失敗
第7章 不確実性と情報(改訂版で追加)
参考文献
索引
///////////

http://honto.jp/netstore/pd-contents_0602996007.html
概略目次:
ミクロ経済学 奥野 正寛(編著)

序章 ミクロ経済学の方法と目的 
第Ⅰ部 経済主体の行動と価格理論 
第1章 消費者行動 
第2章 生産者行動
第3章 市場均衡 

第Ⅱ部 ゲーム理論と情報・インセンティヴ 
第4章 ゲーム理論の基礎 
第5章 不完全競争 
第6章 不確実性と情報の非対称性 
第7章 外部性と公共財 

http://www.utp.or.jp/bd/4-13-042127-1.html
ミクロ経済学 奥野 正寛 編著
ISBN978-4-13-042127-0, 発売日:2008年04月上旬, 判型:A5, 368頁

34 件のコメント:

  1. マクロ経済学 | 有斐閣
    http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641053724

    マクロ経済学

    New Liberal Arts Selection
    齊藤 誠 (一橋大学教授),岩本 康志 (東京大学教授),太田 聰一 (慶應義塾大学教授),柴田 章久 (京都大学教授)/著


    2010年04月発行
    A5判並製カバー付 , 742ページ
    定価 4,212円(本体 3,900円)
    ISBN 978-4-641-05372-4
    Macroeconomics:Theory and Policy

    経済理論 > マクロ経済学
    基本書・体系書
    ○在庫あり


    マクロ経済の理解に不可欠な経済統計と理論の両面から解説した,新しいスタンダード・テキスト。基本モデルからミクロ的基礎までを初学者向けに丁寧に解説。豊かさを実感できる国民経済を築き上げていくために必要となる,経済政策の考え方を身につける。

    ■教科書で取り扱われている統計データについて,アップデートされた図表(エクセル・ファイル)を以下のファイルからダウンロードすることができます。
     また,日本経済の最新の動向に関する解説(コメント)も参照できます。
    『New Liberal Arts Selection マクロ経済学』ウェッブ・データ付録(PDFファイル)

    第1部 マクロ経済の計測
     第1章 第1部のねらい:われわれはどのようにマクロ経済を理解するのであろうか?
     第2章 国民経済計算の考え方・使い方
     第3章 資金循環表と国際収支統計の作り方・見方
     第4章 労働統計
    第2部 マクロ経済学の基本モデル
     第5章 第2部のねらい:マクロ経済モデルの基本的な考え方
     第6章 閉鎖経済の短期モデルの展開
     第7章 閉鎖経済の中期モデルの展開
     第8章 開放経済のモデルの展開
     第9章 労働市場の長期モデル
     第10章 閉鎖経済の長期モデル:資本蓄積と技術進歩
    第3部 経済政策とマクロ経済学
     第11章 安定化政策
     第12章 財政の長期的課題
    第4部 マクロ経済モデルのミクロ的基礎づけ
     第13章 第4部のねらい:なぜマクロ経済モデルにミクロ的基礎が必要なのか?
     第14章 金融市場と貨幣市場:将来の経済が繁栄される“場”
     第15章 消費と投資
     第16章 マクロ経済と労働市場
     第17章 新しいケインジアンのマクロ経済モデル
     第18章 経済成長
    数学付録

    *訂正情報をアップロードしました。→詳細はこちらをご覧ください。
    http://yuhikaku-nibu.txt-nifty.com/blog/2010/07/post-92b4.html

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  2. http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLS/NLAS_Macro_data_appendix_20120808.pdf

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  3. ヴァリアン、奧野ミクロは、神取ミクロにはない情報の非対称性、オークションを扱っている
    初心者向きではないがこれらは必須のような気がする

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  4.     
        1|           /
         |          /
         |         /
         |A______B/_G
         |       /| |   _β
         |      / | | _-
    βv1+△|E____/_F|_」H
      βv1|____/___」-|
         |C  /  _-D |
         |  / _-    |
         | /_-      |
         |/_________|___
        0
    図6.14 1位価格オークションの最適戦略

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  5.    
        1|           /
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         |A______B/_G
         |       /| |   _β(B)
         |      / | | _-
    Bv1+△|E____/_F|_」H
      Bv1|____/___」-|
         |C  /  _-D |
         |  / _-  | |
         | /_-    | |
         |/_______|_|_______
        0        v1 v1+△/β  1
    図6.14 1位価格オークションの最適戦略

    …個人1が入札額を△だけ増やしてβv+△にすると、個
    人2人の入札額,x2=βv2がβv+△を下回る限り、つまりv2<_v1+△/β
    の範囲まで個人1が落札できるから、落札確率は△/βだけ増えることにな
    る。その結果得られる期待利得増は、(v1-βv1)×△/β=(1-β)v1△/βで
    あり、図の四角形BFHGの面積にほぼ相当する。他方、入札額を増やすこ
    とは落札した場合の支払額が△だけ増えることに他ならない。その期待値は
    v1×△であり、図でいえば四角形ECDFの面積である。
     前者が後者を上回れば入札額をβv1より増やすことで、下回るれば入札額を
    βv1より減らすことで期待利得を増やせるから、最適なのは両者が一致する
    ことである。その条件は…

    返信削除
  6.     1|           /
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    Bv1+△|E____/_F|_」H
      Bv1|____/___」-|
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         |/_______|_|_______
        0        v1 v1+△/β  1
    図6.14 1位価格オークションの最適戦略

    《…個人1が入札額を△だけ増やしてβv+△にすると、個
    人2人の入札額,x2=βv2がβv+△を下回る限り、つまりv2≤v1+△/β

    の範囲まで個人1が落札できるから、落札確率は△/βだけ増えることにな
    る。その結果得られる期待利得増は、(v1-βv1)×△/β=(1-β)v1△/βで
    あり、図の四角形BFHGの面積にほぼ相当する。他方、入札額を増やすこ
    とは落札した場合の支払額が△だけ増えることに他ならない。その期待値は
    v1×△であり、図でいえば四角形ECDFの面積である。
     前者が後者を上回れば入札額をβv1より増やすことで、下回るれば入札額を
    βv1より減らすことで期待利得を増やせるから、最適なのは両者が一致する
    ことである。その条件は…》

    返信削除
  7. http://www.nikkeibookvideo.com/item-detail/01523/

    経済学入門シリーズ『ミクロ経済学入門』
    奥野(藤原)正寛
    1989年04月発売
    定価 本体860円 +税

    市場メカニズム、家計および企業の行動と需要・供給曲線、完全競争、不完全競争、市場の失敗などのミクロ経済学の基本トピックスを、図と事例を使って平易に解説した入門書の決定版。

    第1章 市場メカニズムの機能と限界
    第2章 家計の行動と需要曲線
    第3章 企業の行動と供給曲線
    第4章 完全競争市場と効率性
    第5章 不完全競争
    第6章 市場の失敗
    第7章 不確実性と情報
    参考文献
    索引

    日経文庫 新書判 並製 239 ページ
    ISBN-13 978-4-532-01523-7
    発売日 1989年04月発売

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  8. 西村 和雄著

    ISBN:9784492311813
    旧ISBN:4492311815
    サイズ:A5判 上製 420頁 C3033
    発行日:1990年09月01日
    3,996円(税込)
    中級レベルのミクロ経済学テキストの決定版。豊富でわかりやすい図、理解を助けるための例題と練習問題等々、ミクロ経済学の真髄を理解するのに最適の書。

    ミクロ経済学 | 東洋経済
    http://store.toyokeizai.net/books/9784492311813/
    目次

    第1章 ミクロ経済学の対象
    第2章 消費者需要の決定理論
    第3章 消費行動の理論:比較静学
    第4章 消費者需要理論の特殊な論題
    第5章 企業行動と生産関数
    第6章 企業行動と費用関数
    第7章 市場構造の理論
    第8章 パレート効率性と競争均衡
    第9章 市場機構の限界
    第10章 均衡の存在・一意性・安定


    追記:
    ミクロ経済学 第3版 (現代経済学入門) 単行本(ソフトカバー) – 2011/1/27
    西村 和雄 (著)岩波書店

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  9. 西村ミクロレビュー


    この教科書は初学者向きか?
    投稿者 yankumi 投稿日 2011/6/18
    形式: 単行本(ソフトカバー)
    著者は高名な数理経済学者で、この本もミクロ経済学の入門書として第3版まで重ねた、人気の高い教科書の一つだ。レビューアーもこの本の第2版を経済学部の一年生向けのミクロ経済学の教科書として使ったことがある。そのとき気付いた「気になる」点が第3版では修正されているかどうかチェックしてみたが、訂正されていなかった。一つは、本書23ページに、部分均衡分析で一定(与件)とされる「他の事情」の中には「企業の生産技術や雇用量など」も含まれ、部分均衡分析ではそれらは「一定」と仮定される、と書かれている部分だ。しかし、「雇用量」とは労働の雇用量のことだろうか?そうだとしたら、投入物として労働しか使わない産業では、供給曲線は完全に非弾力的で、垂直な直線になってしまう。部分均衡分析では供給は一定と仮定する??労働以外の生産要素はどうなのか?著者はあらゆる生産要素の当該産業のおける「雇用量」は一定とすると考えているのだろうか?そうだとしたら、あらゆる産業の供給曲線は垂直でなくてはならない。1962年に書かれたミルトン・フリードマン「価格理論」には「他の事情一定」の意味について詳細な分析がある。著者はこの本をよく読んでほしい。もう一点は、31ページにある「需要の価格弾力性と収入の変化との関係」を示す表だ。価格が下落したとき、弾力性が1より大(小)であれば、収入は増える(減る)とある。いま、ある財は線形(直線)の需要曲線を持ち、ある価格のもとで弾力性は2であるとしてみる。価格が60%下落したとすると、需要量は弾力性2だから120%増える。ここまではよい、しかし収入は(1-0.6)×(1+1.2)=0.88となり、12パーセント減収となるではないか!もちろん、この表の結果は、価格の変化が微小であるときに、近似的に成立するにすぎないのであって、価格変化が大幅なときには正しくない。しかし、そうした警告はこの本には示されていないばかりでなく、その前のページには価格が75%下落する場合の例があげられ、あたかもこの表の結果がそうした価格変化が大きい場合にも妥当するかのように議論されている。実際に数字をあてはめて計算した初学者は混乱すること間違いないだろう。      
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    西村先生
    投稿者 vol.2 投稿日 2012/12/11
    形式: 単行本(ソフトカバー) Amazonで購入
    私が経済を具体的に理解するきっかけになった本です。
    私は大学の追加履修で経済学を学びましたが端折りすぎていて「具体的にはどうなのか」
    というところがつかめませんでした。この本はその端折られていた部分が具体的に説明されていて
    納得しながら読み進めることができました。この本を手にする前よりも経済に対する理解が
    より深くなったように感じます。

    ただ本書は数学を用いた実際の計算に関する記述が少なく(そこが本書のメリットでもあるのですが・・)
    意味が分かっているのに計算ができないということがありました。
    例えば限界効用について「消費が一単位追加したときの効用の増加分」という記述はありますが
    偏微分を用いた計算(傾き、固定という表現ででてきますが)や全微分を用いた限界代替率の計算の記述がなく
    その部分は他のテキスト等で補完しました。

    全体的にはミクロ経済学が体系的に学べる良いテキストです。ぜひご一読を。

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  10. ミクロ経済学入門 単行本 – 1995/10/25
    西村 和雄 (著)
    岩波書店



    まんがDE入門経済学 単行本 – 1999/11
    西村 和雄 (著), おやまだ 祥子
    日本評論社

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  11. まんがDE入門経済数学 単行本 – 2003/9
    西村 和雄 (著), おやまだ 祥子
    日本評論社




    Amazon.co.jp: 経済学と経済学に必要な数学がイッキにわかる!!: 石川 秀樹: 本

    単行本: 247ページ
    出版社: 学習研究社 (2009/03)

    43 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
    ファイナンス数学入門書として高評価 経済学は別途対策が必要
    投稿者 tonny_ 投稿日 2009/6/1
    形式: 単行本
    経済学の入門書として定評のある「経済学入門塾」の著者による、経済数学の解説書。四則演算から始まり、関数、微分・偏微分、単利・複利、割引現在価値を経て、最終的には平均・分散・相関係数までカバーしており、経済学というよりは証券アナリスト試験の範囲に沿った内容。本書の最大の特色は、これまで経済数学に必須とされてきた「線形代数」「確率」をばっさり割愛している点にある。経済数学の書籍としては賛否分かれるところだが、入門書としてはこういう手法もアリだと個人的には思う。むしろ、タイトルこそ「入門」と銘打ってるものの超難解な書籍に比べると、文系学生が抱きがちな苦手意識を払拭せんとする誠実な姿勢がうかがえる。中学・高校の数学から永らく遠ざかっていた社会人・文系学生には、第一冊目として文句無くオススメ。

    ただし、ファイナンス数学の基礎の基礎は本書だけでも身に付くものの、経済学までイッキに分かる!とまではいかないのが現実(汗)。経済学については、本書を攻略次第、速やかに定評ある基本書に移るのが賢明である。

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  12. エッジワースの箱などは奥野ミクロ入門の方が詳しい
    リスクシェアリングへの応用206~7頁などわかりやすい

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  13. 消費の二面性(双対性):

    x2
     |       
     |  o   
     |   
     |\ o  
     | \   
     |  \o  
     |   \ 
     |    ox
     |     \o      u(x)=u
     |  px=I\  o  o 
     |_______\________
                      x1

     x(p,I)  = x = _x(p,u)
    現在の所得Iと価 現在の消費 現在の効用uを
    格pの下で効用を       現在の価格pの下で
    最大にするやり方       最も安上がりに
                   達成するやり方

    消費の二面性(双対性(そうついせい))

    神取ミクロ67頁


    NAMs出版プロジェクト: 『ミクロ経済学の力』神取道宏 著(2014年):書評&目次
    http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/blog-post_82.html

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  14. http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/9419/yogo6.htm
    「リンダールメカニズム」
     公共財の租税価格を調節することによって各個人の公共財の需要量(平等一定)と租税価格(変数)が釣り合うように調整し て達成された均衡点を「リンダール均衡」という。リンダール均衡はパレート効率的な資源配分を可能にする。

    リンダール均衡へと至る、
    リンダール・プロセスの図解:

      |
     B|\ 
     0|_\____/_BG
     価|  \ ⬇︎/
     格|   \/L
     A|   /\   
     0|__/_⬆︎\__AG
      | /    \
      |/
         公共財需要量

    左下には消費者Aの原点が取られており、そこから上方向に消費者Aのリンダール価格、右方向に公共財需要量が取られている。斜めに伸びる線が消費者Aの公共財に対する需要曲線である。左上には消費者Bの原点が取られており…
    (奧野ミクロ336頁参照)


    リンダールの考え方:
             ____市場T___
    太郎ーーーーーー|→需要 pt 供給←|ーー┓
            |____価格____|  ┃
                          ┗ーーーー(公共財生産者)
                          ┏ーーーー 警 備 会 社
             ____市場H___   ┃
    花子ーーーーーー|→需要 ph 供給←|ーー┛
            |____価格____|

    政府が市場に任せて価格の均衡が決まる。

    公共財の供給量=太郎の公共財の需要量
           =花子の公共財の需要量

    価格PtとPhは必ずしも一致しない。

    http://www.amazon.co.jp/dp/4641086184/

    初歩から学ぶ経済入門―経済学の考え方 (有斐閣ブックス) 単行本 – 1999/2
    篠原 総一 (著), 入谷 純 (著), 野間 敏克 (著) 254頁


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  15. 5つ星のうち 4.0 入門の入門, 2016/4/13


    Amazonで購入(詳細)
    レビュー対象商品: 初歩から学ぶ経済入門―経済学の考え方 (有斐閣ブックス) (単行本)
    例えば他の入門書だとリンダール均衡は以下のように説明されている。

    「リンダールメカニズム」
     公共財の租税価格を調節することによって各個人の公共財の需要量(平等一定)と租税価格(変数)が釣り合うように調整し て達成された均衡点を「リンダール均衡」という。リンダール均衡はパレート効率的な資源配分を可能にする。

    リンダール均衡へと至る、
    リンダール・プロセスの図解:

      |
     B|\    Bの需要曲線
     0|_\______BG
     価|  \ ↓↓/
     格|   \/L
     A|   /\   
     0|__/_↑↑\_AG
      | /   Aの需要曲線
      |/
         公共財需要量

    左下には消費者Aの原点が取られており、そこから上方向に消費者Aのリンダール価格、右方向に公共財需要量が取られている。斜めに伸びる線が消費者Aの公共財に対する需要曲線である。左上には消費者Bの原点が取られており…
    (奧野ミクロ336頁参照)

    しかし本書ではこうだ。

    リンダールの考え方:
             ____市場T___
    太郎ーーーーーー|→需要 pt 供給←|ーー┓
            |____価格____|  ┃
                          ┗ーーーー(公共財生産者)
                          ┏ーーーー 警 備 会 社
             ____市場H___   ┃
    花子ーーーーーー|→需要 ph 供給←|ーー┛
            |____価格____|

    政府が市場に任せて価格の均衡が決まる。

    公共財の供給量=太郎の公共財の需要量
           =花子の公共財の需要量

    価格PtとPhは必ずしも一致しない。

    初歩から学ぶ経済入門―経済学の考え方 (有斐閣ブックス) 単行本 1999/2
    篠原 総一 (著), 入谷 純 (著), 野間 敏克 (著) 254頁

    いい悪いではなく、初心者にはこうしたワンクッションが必要だ。

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  16. 5つ星のうち 4.0 入門の入門, 2016/4/13


    Amazonで購入(詳細)
    レビュー対象商品: 初歩から学ぶ経済入門―経済学の考え方 (有斐閣ブックス) (単行本)
    例えば他の入門書だとリンダール均衡は以下のように説明されている。

    「リンダールメカニズム」
     公共財の租税価格を調節することによって各個人の公共財の需要量(平等一定)と租税価格(変数)が釣り合うように調整し て達成された均衡点を「リンダール均衡」という。リンダール均衡はパレート効率的な資源配分を可能にする。

    リンダール均衡へと至る、
    リンダール・プロセスの図解:

      |
     B|\    Bの需要曲線
     0|_\______BG
     価|  \ ↓↓/
     格|   \/L
     A|   /\   
     0|__/_↑↑\__AG
      | /   Aの需要曲線
      |/
         公共財需要量

    左下には消費者Aの原点が取られており、そこから上方向に消費者Aのリンダール価格、右方向に公共財需要量が取られている。斜めに伸びる線が消費者Aの公共財に対する需要曲線である。左上には消費者Bの原点が取られており…
    (奧野ミクロ336頁参照)

    しかし本書ではこうだ。

    リンダールの考え方:
             ____市場T___
    太郎ーーーーーー|→需要 pt 供給←|ーー┓
            |____価格____|  ┃
                          ┗ーーーー(公共財生産者)
                          ┏ーーーー 警 備 会 社
             ____市場H___   ┃
    花子ーーーーーー|→需要 ph 供給←|ーー┛
            |____価格____|

    政府が市場に任せて価格の均衡が決まる。

    公共財の供給量=太郎の公共財の需要量
           =花子の公共財の需要量

    価格PtとPhは必ずしも一致しない。

    初歩から学ぶ経済入門―経済学の考え方 (有斐閣ブックス) 単行本 1999/2
    篠原 総一 (著), 入谷 純 (著), 野間 敏克 (著) 254頁

    いい悪いではなく、初心者にはこうしたワンクッションが必要だ。

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  17. 5つ星のうち 4.0 入門の入門, 2016/4/13


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    レビュー対象商品: 初歩から学ぶ経済入門―経済学の考え方 (有斐閣ブックス) (単行本)
    例えば他の入門書だとリンダール均衡は以下のように説明されている。

    「リンダールメカニズム」
     公共財の租税価格を調節することによって各個人の公共財の需要量(平等一定)と租税価格(変数)が釣り合うように調整し て達成された均衡点を「リンダール均衡」という。リンダール均衡はパレート効率的な資源配分を可能にする。

    リンダール均衡へと至る、
    リンダール・プロセスの図解:

      |
     B|\    Bの需要曲線
     0|_\_______Bの公共財需要量
     価|  \ ↓↓/
     格|   \/L
     A|   /\   
     0|__/_↑↑\___Aの公共財需要量
      | /   Aの需要曲線
      |/
         公共財需要量

    左下には消費者Aの原点が取られており、そこから上方向に消費者Aのリンダール価格、右方向に公共財需要量が取られている。斜めに伸びる線が消費者Aの公共財に対する需要曲線である。左上には消費者Bの原点が取られており…
    (奧野ミクロ336頁参照)

    しかし本書ではこうだ。

    リンダールの考え方:
             ____市場T___
    太郎ーーーーーー|→需要 pt 供給←|ーー┓
            |____価格____|  ┃
                          ┗ーーーー(公共財生産者)
                          ┏ーーーー 警 備 会 社
             ____市場H___   ┃
    花子ーーーーーー|→需要 ph 供給←|ーー┛
            |____価格____|

    政府が市場に任せて価格の均衡が決まる。

    公共財の供給量=太郎の公共財の需要量
           =花子の公共財の需要量

    価格PtとPhは必ずしも一致しない。

    初歩から学ぶ経済入門―経済学の考え方 (有斐閣ブックス) 単行本 1999/2
    篠原 総一 (著), 入谷 純 (著), 野間 敏克 (著) 254頁

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  18. 5つ星のうち 4.0 入門の入門, 2016/4/13


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    「リンダールメカニズム」
     公共財の租税価格を調節することによって各個人の公共財の需要量(平等一定)と租税価格(変数)が釣り合うように調整し て達成された均衡点を「リンダール均衡」という。リンダール均衡はパレート効率的な資源配分を可能にする。

    リンダール均衡へと至る、
    リンダール・プロセスの図解:

      |
     B|\    Bの需要曲線
     0|_\_______Bの公共財需要量
     価|  \ ↓↓/
     格|   \/L
     A|   /\   
     0|__/_↑↑\___Aの公共財需要量
      | /   Aの需要曲線
      |/
         公共財需要量

    左下には消費者Aの原点が取られており、そこから上方向に消費者Aのリンダール価格、右方向に公共財需要量が取られている。斜めに伸びる線が消費者Aの公共財に対する需要曲線である。左上には消費者Bの原点が取られており…
    (奧野ミクロ336頁参照)

    しかし篠原入門書ではこうだ。

    リンダールの考え方:
             ____市場T___
    太郎ーーーーーー|→需要 pt 供給←|ーー┓
            |____価格____|  ┃
                          ┗ーーーー(公共財生産者)
                          ┏ーーーー 警 備 会 社
             ____市場H___   ┃
    花子ーーーーーー|→需要 ph 供給←|ーー┛
            |____価格____|

    政府が市場に任せて価格の均衡が決まる。

    公共財の供給量=太郎の公共財の需要量
           =花子の公共財の需要量

    価格PtとPhは必ずしも一致しない。

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    篠原 総一 (著), 入谷 純 (著), 野間 敏克 (著) 254頁

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  19. 5つ星のうち 4.0 入門の入門, 2016/4/13


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    例えば他の入門書だとリンダール均衡は以下のように説明されている。

    「リンダールメカニズム」
     公共財の租税価格を調節することによって各個人の公共財の需要量(平等一定)と租税価格(変数)が釣り合うように調整し て達成された均衡点を「リンダール均衡」という。リンダール均衡はパレート効率的な資源配分を可能にする。

    リンダール均衡へと至る、
    リンダール・プロセスの図解:

      |
      |\    Bの需要曲線
    B0|_\_______Bの公共財需要量
     価|  \ ↓↓/
     格|   \/L
      |   /\   
    A0|__/_↑↑\___Aの公共財需要量
      | /   Aの需要曲線
      |/
         公共財需要量

    左下には消費者Aの原点が取られており、そこから上方向に消費者Aのリンダール価格、右方向に公共財需要量が取られている。斜めに伸びる線が消費者Aの公共財に対する需要曲線である。左上には消費者Bの原点が取られており…
    (奧野ミクロ336頁参照)

    しかし篠原入門書ではこうだ。

    リンダールの考え方:
             ____市場T___
    太郎ーーーーーー|→需要 pt 供給←|ーー┓
            |____価格____|  ┃
                          ┗ーーーー(公共財生産者)
                          ┏ーーーー 警 備 会 社
             ____市場H___   ┃
    花子ーーーーーー|→需要 ph 供給←|ーー┛
            |____価格____|

    政府が市場に任せて価格の均衡が決まる。

    公共財の供給量=太郎の公共財の需要量
           =花子の公共財の需要量

    価格PtとPhは必ずしも一致しない。

    初歩から学ぶ経済入門―経済学の考え方 (有斐閣ブックス) 単行本 1999/2
    篠原 総一 (著), 入谷 純 (著), 野間 敏克 (著) 254頁

    いい悪いではなく、初心者にはこうしたワンクッションが必要だ。

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  20. 『ミクロ経済学Ⅰ』奥野正寛・鈴村興太郎|ECOKUMA BLOG
    http://ameblo.jp/eco-kuma/entry-11114984360.html
    『ミクロ経済学Ⅰ』奥野正寛・鈴村興太郎

    2011年12月23日

    テーマ: 経済
    昨日から新しいテキストに手を付け始めました。


    そのテキストとは
    ミクロ経済学 (1) (モダン・エコノミックス (1))/奥野 正寛

    ¥3,150
    Amazon.co.jp

    これであります。

    なんでも院で使うテキストらしく、教授にあいさつに行ったときに「このテキストに目を通しておいてください。院のレベルを知っておいてもらわないと、始めの段階でつまづいてしまい、勉強しなくなった学生を何人も見てきましたから・・・。難しいですよ。」と教えていただきました。

    二か月前に生協で注文したのですが、もう取り寄せできなくなっていると言われ、amazonで購入しました。



    【凍結→解凍】

    その後二か月は棚に凍結状態でありました。


    解凍したのは『今やっている勉強に飽きたから』でした。なんでも続けるうえでの大敵は飽きることです。

    結果を出せる人は続ける力があります。

    続ける力とは何か?それは、同じ内容を飽きないように工夫できる力だと思います。

    まあ、でもこの力は「つけよう!」と思ってつくものでもないと思いますから、結局のところ「それが好きか?」という問題に突き当たるんですが。



    2,3週間ほどは飽きたことに気づいていませんでした。

    ただ、自分が怠惰なことが悪いのだと、無気力な自分を責めていました。

    しかし、よく考えてみると、心に何か引っかかりがあることに気づきます。


    「あ、あの封印したテキストやってみたい」



    【テキストの感想】

    そんなこんなでテキストを開いてみましたが、二か月前に

    「こんなことを院ではしなければならないのか・・・。数式もたくさん出てくるし、記号も知らない記号ばかりじゃんか。」

    という絶望的な印象とはまた違う印象でした。

    つまり、「お、イケる!」と思ったのでした。

    生産関数の議論まで勉強したのですが、割とつまづくことなくスムーズに進んでいます。

    一つのことを言うのに、「言い換え」や「具体例」などがしっかり示されていて、読者を置き去りにしない丁寧な教科書です。


    なにか物語か小説のようですが、「早く続きが見たい」と勉強に取り組めています。



    若き経済学者のアメリカ
    http://theyoungeconomist.blog115.fc2.com/blog-entry-128.html
    【学部上級】
    Varian がよいだろう。洋書にしてはコンパクトにまとまっており、記述も簡潔で読みやすく、個人的にも好きで読み込んだ一冊だ。同書の訳本もあるが、版が古くその上読みにくいので、原書に当たることを強くお勧めしたい。日本語のものを探すなら奥野・鈴村の『ミクロ経済学I・II』がよい。出版から年数は経っているものの、内容の充実ぶりは他に類書をみないものとなっている。



    ミクロ経済学 2 / 奥野 正寛/鈴村 興太郎【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
    https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784000043229


    モダン・エコノミックス
    ミクロ経済学〈2〉

    奥野 正寛/鈴村 興太郎【著】

    岩波書店(1988/12発売)
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    サイズ A5判/ページ数 437p/高さ 22X16cm
    商品コード 9784000043229
    NDC分類 331

    内容説明
    本書は、ミクロ経済学の中級テキストブックである。この第2巻では、まず完全競争市場において各経済主体が分権的に行なう個別的意思決定が、社会全体として整合性と効率性をもつために満足されるべき条件を述べ、代表的資源配分メカニズムである「価格メカニズム」の静学的・動学的性能を評価する。次に完全競争の条件が満たされない独占・寡占・独占的競争の3つの市場構造において、個別的経済主体間の戦略的相互依存関係に焦点を当てつつ、分権的市場経済が示す性能を事実解明的・規範的に吟味する。
    目次
    第4部 均衡と効率(価格機構と資源配分;分権的資源配分の社会的整合性;厚生経済学の基本定理;自発的交渉のコアと競争均衡 ほか)
    第5部 不完全競争(完全競争と不完全競争;独占と資源配分の効率性;寡占と相互依存関係;寡占競争の効率性とコンテスタビリティ ほか)
    第6部 市場の失敗と厚生経済学(ミクロ経済学の事実解明的アプローチと規範的アプローチ;外部性とコースの定理;公共財・リンダール均衡・クラーク機構;補償原理と「新」厚生経済学 ほか)
    数学付録2
    出版社内容情報
    経済主体による個別的意思決定の社会全体としての整合性と効率性について述べる.双対性アプローチの経済分析への応用面を明らかにし,ゲーム理論も解説.ミクロ経済学のフロンティアへ導く書.

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  21. ミクロ経済学 I - 奥野正寬, 鈴村興太郎 - Google ブックス
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    ミクロ経済学 I


    奥野正寬, 鈴村興太郎
    岩波書店, 1985 - 300 ページ
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    v ページ
    目次はし力 5 き第 I 部;-クロ柽済学の対象と方法第 1 章ミクロ経済学の問題領域 1.1
    はじめに 1.2 ミクロ経済学の課題 1.3 事実解明的アプローチと規範的アブローチ' .第2
    章資源配分の諸問題 2.1 はじめに 2.2 配分の効率性 2.3 分配の公正性 2.4 情報伝達
    ...
    vii ページ
    ... 確実性のもとでの意思決定 234 14. 3 期待効用定理 240 14. 4 リスク回避 目次 VII.
    viii ページ
    ... 関数 8 方向微係数 I 全微分】微分可能な凹関数と擬凹関数 6 最適化問題 286 八実
    数値関数の最大化ひ) 3 実数値関数の最大化ひ) 0 実数値関数の等式制約下の最大化
    :ラグランジュの未定乗数法参考錄 295 人名索引 301 事項^弓 I 304 [第 II 卷目次]第!

    ミクロ経済学 I - 奥野正寬, 鈴村興太郎 - Google ブックス

    1985
    岩波書店
    目次

    第I部ミクロ経済学の対象と方法
    9
    第5章技術と生産関数
    42
    第7章費用関数利潤関数と双対性93
    93


    27 ページ
    第 II 部「生産者行動の理論」は,市場経済における生産者の最適な生産計画の編成と
    その調整に関する理論を述べ,第 III 部「消費者行動 ... これら 2 つの部の間には,記述の
    進め方や記号法,あるいは双対性の説明方法などについて若千の差異があり,その意味
    ...
    135 ページ
    第 9 章消費者行動の理論の課題第 II 部においてわれわれは,生産要素を完全競争的
    要素市場において購入し,生産物を完全競争的財市場において売却する生産者の行動
    を考察した.このような生産者の行動の結果として財市場に現われる財の一部は,再び ...
    254 ページ
    れ 3, \0^:】01111 & 5005, 1957 の第 2 章; 71511 わ 11111, ?,じ.,ひむ 7 なヌァみが
    ひ/0ダ 1)60X51071 1^ひお—、 1^6^ 7。!^ : ; 01111 \\^16ゲ& 5。115, 1970 の第 2 部

    27 ページ
    第 I 卷は, (第 I 部を除き)2 つの部より成る.第 II 部「生産者行動の理論」は,市場経済
    における生産者の最適な生産計画の編成とその調整に関する理論を述べ,第 III 部「消費
    者行動の理論」は,同じく市場経済における消費者の最適な消費計画の編成とその調整
    ...
    135 ページ
    第 9 章消費者行動の理論の課題第 II 部においてわれわれは,生産要素を完全競争的
    要素市場において購入し,生産物を完全競争的財市場において売却する生産者の ... 第
    III 部は,このような問題を考察する理論の基礎を,平易に説明することにあてられている.
    152 ページ
    そのとき,この消費者は 3;から 3;の 2 倍の「満足」を得ていると言えよう力、;ひ V〉 2 人
    の消費者八, 6 の選好順序おん, 58 がそれぞれ ... 最適計画^を特徴づける意義深い
    条件を誘導することができるのである 1化この事実は,第 III 部の残りの部分において
    十分に ...

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  22. ミクロ経済学 I - 奥野正寬, 鈴村興太郎 - Google ブックス
    1985
    岩波書店
    目次
    第I部ミクロ経済学の対象と方法
    第 II部 生産者行動の理論
    第 III 部消費者行動の理論

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  23. ミクロ経済学 2 / 奥野 正寛/鈴村 興太郎【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
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    モダン・エコノミックス
    ミクロ経済学〈2〉
    奥野 正寛/鈴村 興太郎【著】
    岩波書店(1988/12発売)

    目次
    第4部 均衡と効率(価格機構と資源配分;分権的資源配分の社会的整合性;厚生経済学の基本定理;自発的交渉のコアと競争均衡 ほか)
    第5部 不完全競争(完全競争と不完全競争;独占と資源配分の効率性;寡占と相互依存関係;寡占競争の効率性とコンテスタビリティ ほか)
    第6部 市場の失敗と厚生経済学(ミクロ経済学の事実解明的アプローチと規範的アプローチ;外部性とコースの定理;公共財・リンダール均衡・クラーク機構;補償原理と「新」厚生経済学 ほか)
    数学付録2

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  24. 第 1 章ミクロ経済学の問題領域
    第2 章資源配分の諸問題 2.1 はじめに 2.2 配分の効率性 2.3 分配の公正性 2.4 情報伝達
    第3 章資源配分メカニズムとしてみた価格機構 3.1 市場経済の理想型 3.2 市場の失敗とその補正付論読者への注意
    第4 章生産に関する諸概念 第 5 章技術と生産関数 41 5.1 技術の意味.
    第 5 章技術と生産関数 41 5.1 技術の意味 41 5.2 計画期間と可変'固定生産要素 42 5.3 生産可能集合 44 5.4 生産可能集合の性質 48 5.5 効率生産集合と生産関数 53 5.6 総生産性,平均生産性,限界生産性 56 5.7 等量曲線と技術的限界代替率 60 第6
    章 ...
    第6 章費用最小
    化と利潤最大化 67 6.1 利潤最大化問題と費用関数の意味 67 6.2 さまざまな費用の概念 71 6.3 費用最小化と費用関数 74 6.4 長期費用曲線 81 6.5 利潤最大化と供給曲線 ...
    第 7 章費用関数,利潤関数と双対性 1. 1 シュパ一ドの補題

    ...

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  25. 第 8 章(市場供給関数と長期均衡)
    第 9 章消費者行動の理論の課題 135 第 10 第 III 部消費者行動の理論
    第 10 章選択.選好.効用 139 10. 1 はじめに 139 10.2 予算制約と選好関係 140 10.3 選好関係の諸性質 143 10.4 効用関数 151
    第 11 章需要関数 161 11.1 需要関数の定義 161 11. 2 需要関数の性質ひ) :所得変化
    第 12 章支出関数と双対性
    第 13 章厚生変化と消費者余剰 13 ・ 1 厚生変化の測定

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  26. ミクロ経済学 I - 奥野正寬, 鈴村興太郎 - Google ブックス
    1985
    岩波書店
    目次
    第I部ミクロ経済学の対象と方法

    第 1 章ミクロ経済学の問題領域
    第2 章資源配分の諸問題 2.1 はじめに 2.2 配分の効率性 2.3 分配の公正性 2.4 情報伝達
    第3 章資源配分メカニズムとしてみた価格機構 3.1 市場経済の理想型 3.2 市場の失敗とその補正付論読者への注意

    第 II部 生産者行動の理論

    第4 章生産に関する諸概念 第 5 章技術と生産関数 41 5.1 技術の意味.
    第 5 章技術と生産関数 41 5.1 技術の意味 41 5.2 計画期間と可変'固定生産要素 42 5.3 生産可能集合 44 5.4 生産可能集合の性質 48 5.5 効率生産集合と生産関数 53 5.6 総生産性,平均生産性,限界生産性 56 5.7 等量曲線と技術的限界代替率 60 第6
    章 ...
    第6 章費用最小
    化と利潤最大化 67 6.1 利潤最大化問題と費用関数の意味 67 6.2 さまざまな費用の概念 71 6.3 費用最小化と費用関数 74 6.4 長期費用曲線 81 6.5 利潤最大化と供給曲線 ...
    第 7 章費用関数,利潤関数と双対性 1. 1 シュパ一ドの補題
    第 8 章市場供給関数と長期均衡

    第 III 部消費者行動の理論
    第 9 章消費者行動の理論の課題 135 第 10 第 III 部消費者行動の理論
    第 10 章選択.選好.効用 139 10. 1 はじめに 139 10.2 予算制約と選好関係 140 10.3 選好関係の諸性質 143 10.4 効用関数 151
    第 11 章需要関数 161 11.1 需要関数の定義 161 11. 2 需要関数の性質ひ) :所得変化
    第 12 章支出関数と双対性
    第 13 章厚生変化と消費者余剰 13 ・ 1 厚生変化の測定
    第 14 章不確実性 14. 1 はじめに消費者が彼の行動を適切に決定できるためには,
    さまざまな知識'情報が必要とされる.彼はまず,行動によってなにを達成したいのか
    について,すなわち彼の目的の体系について,熟知していなくてはならない.彼はまた,自ら
    の行動を ...

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  27. ミクロ経済学 2 / 奥野 正寛/鈴村 興太郎【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
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    モダン・エコノミックス
    ミクロ経済学〈2〉

    奥野 正寛/鈴村 興太郎【著】

    岩波書店(1988/12発売)
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    商品コード 9784000043229
    NDC分類 331

    内容説明
    本書は、ミクロ経済学の中級テキストブックである。この第2巻では、まず完全競争市場において各経済主体が分権的に行なう個別的意思決定が、社会全体として整合性と効率性をもつために満足されるべき条件を述べ、代表的資源配分メカニズムである「価格メカニズム」の静学的・動学的性能を評価する。次に完全競争の条件が満たされない独占・寡占・独占的競争の3つの市場構造において、個別的経済主体間の戦略的相互依存関係に焦点を当てつつ、分権的市場経済が示す性能を事実解明的・規範的に吟味する。

    目次
    第4部 均衡と効率
    価格機構と資源配分;分権的資源配分の社会的整合性;厚生経済学の基本定理;自発的交渉のコアと競争均衡 ほか
    第5部 不完全競争
    完全競争と不完全競争;独占と資源配分の効率性;寡占と相互依存関係;寡占競争の効率性とコンテスタビリティ ほか
    第6部 市場の失敗と厚生経済学
    ミクロ経済学の事実解明的アプローチと規範的アプローチ;外部性とコースの定理;公共財・リンダール均衡・クラーク機構;補償原理と「新」厚生経済学 ほか

    数学付録2
    出版社内容情報
    経済主体による個別的意思決定の社会全体としての整合性と効率性について述べる.双対性アプローチの経済分析への応用面を明らかにし,ゲーム理論も解説.ミクロ経済学のフロンティアへ導く書.

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  28. ミクロ経済学 I - 奥野正寬, 鈴村興太郎 - Google ブックス
    1985
    岩波書店
    目次
    第I部ミクロ経済学の対象と方法

    第 1 章ミクロ経済学の問題領域
    第2 章資源配分の諸問題 2.1 はじめに 2.2 配分の効率性 2.3 分配の公正性 2.4 情報伝達
    第3 章資源配分メカニズムとしてみた価格機構 3.1 市場経済の理想型 3.2 市場の失敗とその補正付論読者への注意

    第 II部 生産者行動の理論

    第4 章生産に関する諸概念 第 5 章技術と生産関数 41 5.1 技術の意味.
    第 5 章技術と生産関数 41 5.1 技術の意味 41 5.2 計画期間と可変'固定生産要素 42 5.3 生産可能集合 44 5.4 生産可能集合の性質 48 5.5 効率生産集合と生産関数 53 5.6 総生産性,平均生産性,限界生産性 56 5.7 等量曲線と技術的限界代替率 60 第6
    章 ...
    第6 章費用最小
    化と利潤最大化 67 6.1 利潤最大化問題と費用関数の意味 67 6.2 さまざまな費用の概念 71 6.3 費用最小化と費用関数 74 6.4 長期費用曲線 81 6.5 利潤最大化と供給曲線 ...
    第 7 章費用関数,利潤関数と双対性 1. 1 シュパ一ドの補題
    第 8 章市場供給関数と長期均衡

    第 III 部消費者行動の理論
    第 9 章消費者行動の理論の課題 135 第 10 第 III 部消費者行動の理論
    第 10 章選択.選好.効用 139 10. 1 はじめに 139 10.2 予算制約と選好関係 140 10.3 選好関係の諸性質 143 10.4 効用関数 151
    第 11 章需要関数 161 11.1 需要関数の定義 161 11. 2 需要関数の性質ひ) :所得変化
    第 12 章支出関数と双対性
    第 13 章厚生変化と消費者余剰 13 ・ 1 厚生変化の測定
    第 14 章不確実性 14. 1 はじめに消費者が彼の行動を適切に決定できるためには,
    さまざまな知識'情報が必要とされる.彼はまず,行動によってなにを達成したいのか
    について,すなわち彼の目的の体系について,熟知していなくてはならない.彼はまた,自ら
    の行動を ...
    数学付録


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    本書は、ミクロ経済学の中級テキストブックである。この第2巻では、まず完全競争市場において各経済主体が分権的に行なう個別的意思決定が、社会全体として整合性と効率性をもつために満足されるべき条件を述べ、代表的資源配分メカニズムである「価格メカニズム」の静学的・動学的性能を評価する。次に完全競争の条件が満たされない独占・寡占・独占的競争の3つの市場構造において、個別的経済主体間の戦略的相互依存関係に焦点を当てつつ、分権的市場経済が示す性能を事実解明的・規範的に吟味する。

    目次
    第4部 均衡と効率
    価格機構と資源配分;分権的資源配分の社会的整合性;厚生経済学の基本定理;自発的交渉のコアと競争均衡 ほか
    第5部 不完全競争
    完全競争と不完全競争;独占と資源配分の効率性;寡占と相互依存関係;寡占競争の効率性とコンテスタビリティ ほか
    第6部 市場の失敗と厚生経済学
    ミクロ経済学の事実解明的アプローチと規範的アプローチ;外部性とコースの定理;公共財・リンダール均衡・クラーク機構;補償原理と「新」厚生経済学 ほか

    数学付録2
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    経済主体による個別的意思決定の社会全体としての整合性と効率性について述べる.双対性アプローチの経済分析への応用面を明らかにし,ゲーム理論も解説.ミクロ経済学のフロンティアへ導く書.

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  29. モダン・エコノミックス
    ミクロ経済学 I - 奥野正寬, 鈴村興太郎
    1985
    岩波書店
    目次
    第I部ミクロ経済学の対象と方法
    第 1 章ミクロ経済学の問題領域
    第2 章資源配分の諸問題
    第3 章資源配分メカニズムとしてみた価格機構

    第 II部 生産者行動の理論
    第4 章生産に関する諸概念
    第 5 章技術と生産関数
    第6 章費用最小
    第 7 章費用関数,利潤関数と双対性
    第 8 章市場供給関数と長期均衡

    第 III 部消費者行動の理論
    第 9 章消費者行動の理論の課題
    第 10 章選択.選好.効用
    第 11 章需要関数
    第 12 章支出関数と双対性
    第 13 章厚生変化と消費者余剰
    第 14 章不確実性
    数学付録1

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    ミクロ経済学〈2〉
    奥野 正寛/鈴村 興太郎【著】
    岩波書店(1988/12発売)
    サイズ A5判/ページ数 437p/

    目次
    第4部 均衡と効率
    15価格機構と資源配
    16分権的資源配分の社会的整合性
    17厚生経済学の基本定
    18自発的交渉のコアと競争均衡
    19競争的市場価格の調整プロセス
    20生産経済の一般均衡
    21双対性と一般均衡
    22部分均衡と一般均衡
    23競争均衡パラダイムの拡張と限界

    第5部 不完全競争
    24完全競争と不完全競争
    25独占と資源配分の効率性
    26寡占と相互依存関係
    27寡占競争の効率性とコンテスタビリティ
    282段階競争と戦略的行動
    29繰り返し競争と結託
    30製品差別化と特性アプローチ

    第6部 市場の失敗と厚生経済学
    31ミクロ経済学の事実解明的アプローチと規範的アプローチ
    32外部性とコースの定理
    33公共財・リンダール均衡・クラーク機構
    34補償原理と「新」厚生経済学
    35効率と均衡
    36社会厚生関数と集団的選択
    おわりに
    数学付録2

    出版社内容情報
    経済主体による個別的意思決定の社会全体としての整合性と効率性について述べる.双対性アプローチの経済分析への応用面を明らかにし,ゲーム理論も解説.ミクロ経済学のフロンティアへ導く書.

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  30. 上記はオンデマンドで購入可能2015

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  31. 2:307頁
    リンダール均衡を三角形で説明している

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  32. 78 名無しさん@お腹いっぱい。[] 2019/03/19(火) 15:04:57.36 ID:O38B7Ftj
    奥野正寛『ミクロ経済学』がいい

    例えばエンゲル係数について、

    奥野ミクロは需要の所得弾力性(1:1:4所得変化と需要)にエンゲル係数を位置づけていて優れている
    神取ミクロの力は比較優位(市場均衡3:2,TPP関連)と無理やり繋げていて見苦しい

    以下奥野ミクロ公式サイト、

    ミクロ経済学 
    奥野 正寛 編著
    ISBN978-4-13-042127-0, 発売日:2008年04月上旬, 判型:A5, 368頁
    ※正誤表なども掲載している著者グループのウェブサイト
    https://sites.google.com/site/okunomicroeconomics/
    Microeconomics_Figures_and_Tables.pdf 全41頁
    https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxva3Vub21pY3JvZWNvbm9taWNzfGd4OjQ2MWU1ODU3OTI2YTJhNmY

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  33. Naohito Abe (@naohitoabe)
    2019/12/04 17:28
    創文社と言えば僕にはレイヤード,ウォルターズのミクロ経済学!最初はヴァリアンの簡潔さが好みだったけど、院に入ってからレイヤード達の議論の深さに痺れた記憶があります。マランヴオー、奥野-鈴村と並ぶ思い出深い教科書です。

    https://twitter.com/naohitoabe/status/1202142500531556352?s=21

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  34. ミクロ経済学―応用と演習 単行本 – 1982/8
    レイヤード (著), ウォルターズ (著), 小平 裕 (翻訳)
    その他()の形式およびエディションを表示する
    単行本
    ¥880 より
    ¥880 より 7 中古品の出品

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