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火曜日, 5月 05, 2015

ケインズからDSGEまでの流れ:メモ

          ( 経済学リンク:::::::::リンク::::::::::) 
NAMs出版プロジェクト: ケインズからDSGEまでの流れ:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/dsge.html(本頁)

NAMs出版プロジェクト: 改定版「ケインズからDSGEまでの流れ」:メモ

http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/nams-dsge-httpnam-students_7.html(改定版)

経済表=フロー循環図:再考 

http://yojiseki.exblog.jp/21210035/

  
政治学 | 宗教
      |(ネーション)
 _____|_____平
  経済学 |  X  等
      |     
     自 由

      労働の需要 生産要素市場 労働の供給  
 お金の流れ------➡︎D  S⬅︎--------- 
  |賃金・地代・利潤 E_\/_均 労働・土地・資本|
  (=GDP)      /\衡点         |
  |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
  | |生産へ         所得(=GDP)| |
  | |の投入                 | |
  ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
  \ /          /         \ /
  企\業         /          家\計
  / \        / ミクロ       / \
  ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
  | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
  | | 収入      市場   財・サービス| |
  |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
  |販売された財   E_\/_均衡点       |
  ・サービス       /\    支出(=GDP)
   ---------➡︎S  D⬅︎---------
        財の供給      財の需要○○ 

  労働の需要 生産要素 労働の供給  
 お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
  |賃金・地代・\/_E 労働・| 
  |利潤=GDP/\ 土地・資本|
  |  --⬅︎S  D➡︎--  |
  | |生産へ    所得=| |
  | |の投入    GDP| |
  ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
  \ /  マクロ/    \ /
  企\業    /ミクロ  家\計
  / \          / \
  ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
  | |収入=  購入された| |
  | |GDP 財・サービス| |
  |  --⬅︎D  S➡︎--  |
  |販売された財\/_均 支出=|
  |・サービス /\衡点 GDP|
   ----➡︎S  D⬅︎----
 財の供給 財・サービス市場 財の需要○○

      労働の需要 生産要素市場 労働の供給  
 お金の流れ------➡︎D  S⬅︎--------- 
  |賃金・地代・利潤 E_\/_均 労働・土地・資本|
  (=GDP)      /\衡点         |
  |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
  | |生産へ         所得(=GDP)| |
  | |の投入                 | |
  ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
  \ /          /         \ /
  企\業         /          家\計
  / \        / ミクロ       / \
  ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
  | |(GDP=)         購入された| |
  | | 収入    財・サービス 財・サービス| |
  |  -------⬅︎D市場S➡︎-------  |
  |販売された財   E_\/_均衡点       |
  ・サービス       /\    支出(=GDP)
   ---------➡︎S  D⬅︎---------
        財の供給      財の需要○○

      労働の需要 生産要素市場 労働の供給  
 お金の流れ------➡︎D  S⬅︎--------- 
  |賃金・地代・利潤 E_\/   労働・土地・資本|
  |(=GDP)  均衡点/\           |
  |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
  | |生産へ         所得(=GDP)| |
  | |の投入                 | |
  ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
  \ /          /         \ /
  企\業         /          家\計
  / \        / ミクロ       / \
  ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
  | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
  | | 収入      市場   財・サービス| |
  |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
  |販売された財   E_\/均衡点        |
  |・サービス      /\   支出(=GDP)|
   ---------➡︎S  D⬅︎---------
        財の供給      財の需要○○

  労働の需要 生産要素 労働の供給  
 お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
  |賃金・地代・\/_E 労働・| 
  |利潤=GDP/\ 土地・資本|
  |  --⬅︎S  D➡︎--  |
  | |生産へ    所得=| |
  | |の投入    GDP| |
  ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
  \ /  マクロ/    \ /
  企\業    /ミクロ  家\計
  / \          / \
  ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
  | |収入=  購入された| |
  | |GDP 財・サービス| |
  |  --⬅︎D  S➡︎--  |
  |販売された財\/_均 支出=|
  |・サービス /\衡点 GDP|
   ----➡︎S  D⬅︎----
 財の供給 財・サービス市場 財の需要○○


 財の供給 財・サービス市場 財の需要
   ----➡︎S  D⬅︎--お金の流れ
  |販売された財\/_均 支出=|
  |・サービス /\衡点 GDP|
  |  --︎︎⬅︎D  S➡︎--  |
  | |収入=  購入された| |
  | |GDP 財・サービス| |
  ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
  \ /    \ミクロ  \ /
  企/業  マクロ\    家/計
  / \          / \
  ⬇︎ ⬆︎    生産    ⬆︎ ⬇︎
  | |生産へ 要素 所得=| |
  | |の投入 市場 GDP| |
  |  --⬅︎S  D➡︎--  |
  |賃金・地代・\/_E 労働・|
  |利潤=GDP/\ 土地・資本|
   ----➡︎D  S⬅︎----
   労働の需要    労働の供給○○○○DSが左右逆だが柄谷交換図に対応させた。


 財の需要 財・サービス市場 財の供給  
 お金の流れ-➡︎D  S⬅︎---- 
  |支出= 均_\/販売された財|
  |GDP 衡点/\ ・サービス|
  |  --⬅︎S  D➡︎--  |
  | |購入された  収入=| |
  | |財・サービス GDP| |
  ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
  \ /  ミクロ/    \ /
  家\計    /マクロ  企\業
  / \          / \
  ⬇︎ ⬆︎    生産    ⬆︎ ⬇︎
  | |所得= 要素 生産へ| |
  | |GDP 市場 の投入| |
  |  --⬅︎D  S➡︎--  |
  |労働・ E_\/ 賃金・地代・
  |土地・資本 /\利潤=GDP|
   ----➡︎S  D⬅︎----
   労働の供給    労働の需要

      財の需要 財・サービス市場 財の供給  
 お金の流れ------➡︎D  S⬅︎--------- 
  |支出(=GDP) E_\/   販売された財  |
  |        均衡点/\     ・サービス |
  |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
  | | 購入された     収入(=GDP) | |
  | | 財・サービス             | |
  ⬆︎ ⬇︎       ミクロ /        ⬇︎ ⬆︎
  \ /          /         \ /
  家\計         /          企\業
  / \        / マクロ       / \
  ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
  | |(GDP=)          生産へ | |
  | | 所得    生産要素市場   の投入 | |
  |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
  |         E_\/均衡点  (GDP=)|
  |労働・土地・資本   /\   賃金・地代・利潤|
   ---------➡︎S  D⬅︎---------
        労働の供給     労働の需要

         財の需要 財・サービス市場 財の供給  
  お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
  | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
  |             \  /        財・サービス|
  |              \/E均衡点           |
  |              /\               |
  |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
  |  財・サービス    / 家計は\    収入(=GDP) |
  |  ---------⬅︎   買い手➡︎----------  |
  | |                           | |
  | |                           | |
  ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
  \ /             /             \ /
  家\計            /              企\業
  / \           / マクロ           / \
  ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
  | |                           | |
  | |          生産要素市場           | |
  |  ---------⬅︎D企業は S➡----------  |
  |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
  |     (=GDP)  \  /              |
  |              \/E              |
  |              /\               |
  |労働・土地・資本    S/  \D    賃金・地代・利潤 |
  |         家計は/    \     (=GDP)  |
   --------売り手➡      ⬅︎------------
        労働の供給          労働の需要



サミュエルソン 経済学の系統図 1980,1985,11+12ed.改


            哲学者        実践派
      アリストテレス  聖書       実業家
       前350    /        時事評論家
           \スコラ学派       /
         トマス・アクィナス     /
           1270  \    /
           /       \  /
       重農主義者     重商主義者
         ケネー      17世紀および
        1758      18世紀
            \    /
            アダム・スミス
             1776   
         ______|___ 古典学派
        |ゴドウィンx|   |
        |1793 マルサス |
 (労働価値説)|     1798 |(比較優位)
     リカード(A)   |  xリカード(B)_____
       1817    |   1817        |
       /       |     \         |
  社会主義/ xプルードン |    J.S.ミル     |
   マルクス   1846 |     1848 新古典学派|
   1867      | |        \ワルラス  |
   / | \     |  \       マーシャル  |
  |  |  レーニン ゲゼル \     / 1890  |
  |カレツキ 1914 1916 ケインズ/ /  |   |
  |1933   / \     1936 /   |   |
  |      /   \     |  /   / \  |
  |     /     \    主流派 合理的 シカゴ自由
  新左翼 ソ連       中国  経済学 期待理論 至上主義

___________ 

☆すべての経済学者に二面性はあるが、特にリカードを二つに分けた。リカードとマルサスによる「穀物条例論争」1815は有名。ただし、リカードは労働価値説を維持したと言える。

フリードマンに代表されるシカゴ学派は、強固に新古典派経済学の価格理論と古典的自由主義の 経済思想を持つ経済学の学派である。
ハイエクやフリードマンは自由主義陣営として改めて追記する必要はないだろうが、ゲゼル(『自然的経済秩序』1916年)とカレツキ(『景気循環理論概説』1933年。有効需要というより乗数効果の指摘。有効需要は1935年「利潤の決定要因」に明確)は追記すべきだろう。
参考:
以下、菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より

 ケインズからDSGEまでの流れ(マンキューマクロ2の邦訳章番号を付記)

     思想的         新古典派経済学1:3
     ライバル        :    |
ケインズ  ↔︎  ハイエク    :    |
:          :     :    |
:ヒックス      :     :    |
:トービン2:6   :     :    ⬇︎
ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン :新古典派成長
| ⬆︎  |     マネタリスト:  モデル
| |  ⬇︎       2:3 :   ソロー2:1,2:2
| | マクロ計量モデル     :    |
| | (IS-LMにもとづく)/     | 
|  \   1:8  ⬆︎  /      |
|  批判      批判 /       |
|   ル  ー  カ  ス        |
⬇︎    ミクロ的基礎づけ2:5      ⬇︎(リアルビジネスサイクル)
ニュー・ ⬅︎--合理的期待形成仮説--➡︎RBCモデル2:8
ケインジアン \      2:3 /  キドランド
 マンキュー  ↘        ↙︎   プレスコット
2:8 財政政策  DSGEモデル      
     の役割 (確率的動学一般均衡) 
      縮小化    ローマー?2:8
             ⬇︎
       リーマン・ショック時に機能せず!
 機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!
   _____________________
       ルーカス批判後のマクロ経済学
     淡水派           塩水派
  (五大湖周辺の大学)   (東海岸・西海岸周辺の大学)
 新古典派と新しい古典派     ケインジアン
  フリードマン          サミュエルソン
  ルーカス            トービン
 市場メカニズム         裁量政策重視
 価格は伸縮する         価格は下方硬直する
             ↘︎ ↙︎
  ・ミクロ的基礎付けが必要 ・マクロ政策の中心は金融政策
  ・高インフレを回避する

(菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より)
 

リアルビジネスサイクル理論 - Wikipedia
リアルビジネスサイクル理論( -りろん theory of real business cycle)とは、景気循環の要因は生産技術財政政策などの実質変数(実物的要因)に限られるとするマクロ経済学の理論である。リアル(real)とは実質的(実物的)を意味し、いわゆるモノに関連した要因を意味している。ビジネスサイクル(business cycle)とは景気循環を指す。「実物的景気循環理論」と訳す場合もある。
リアルビジネスサイクル理論は、ジョン・ミュースのアイデアに基づいてロバート・ルーカスが最初に定式化したマクロ経済学のモデルである。新しい古典派経済学(new classical economics)の代表的なフレームワークの一つである。この理論の主張点は、マネーサプライ物価水準などの名目変数の変動が景気循環を引き起こすのではなく、生産技術や財政政策などの実質変数(実物的要因)のみが景気循環の要因となるというものである。
RBC理論は「外生的景気循環理論」(西村まんが194頁)

確率的動学一般均衡. (Dynamic Stochastic General Equilibrium:. DSGE)モデル
DSGEモデル(ディーエスジーイーモデル)とは - コトバンク
ディーエスジーイー‐モデル【DSGEモデル】[Dynamic Stochastic General Equilibrium Models]

Dynamic Stochastic General Equilibrium Modelsリアルビジネスサイクル理論など、ミクロ経済学的基礎付けを持つマクロ経済学モデルを、新ケインズ学派の立場から発展させたもの。さまざまな仮定を設定してモデルを構築し、経時的変化を考慮する動学的分析を行う。ケインズ学派古典学派考え方を統合するもので、金融財政政策の提言などに用いられる。動学的確率的一般均衡モデル。
マクロ経済学 - Wikipedia http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6
ニュー・ケインジアンは近年では新しい古典派が用いてきた最適成長モデルやリアルビジネスサイクル理論を出発点に、それらにいくつかの仮定を追加することでケインズ経済学にミクロ的な基礎を与えようと試みつつある。リアル・ビジネス・サイクル・モデルを原型とした諸々のモデルを動学的確率的一般均衡(Dynamic Stochastic General Equilibrium, DSGE)モデルとも言うが、新しい古典派とニュー・ケインジアンは動学的確率的一般均衡モデルを用いるという点でも共通している。

///////////

需要曲線供給曲線を用いた分析では、マーシャル以来の伝統により価格を縦軸に取る。
価格(P)と数量(Q)の関係は曲線によって図示される。
数量の変化率と価格の変化率の比は、価格弾力性といわれる。この弾力性が大きいほど、価格の変化に対する数量の変化は大きくなる。
なお、2本の需要曲線が交わっているような場合、その交点では、より傾きの緩やかな曲線のほうが、価格弾力性は大きい。
また、同じ価格に対応する数量が変化したとき、曲線そのものが移動する。より多くの数量が対応するように変化した場合、曲線は右方に移動する。

上図:
図で、労働に対する需要と供給とはそれぞれ、DD曲線、SS曲線によって
あらわされている。この二つの曲線の交点Eに対応する実質賃金w^eのときには、
労働市場で、需給均等となり、完全雇用の状態が実現する(古典派の主張)。
それに対して、実質賃金がw^eより高く、たとえば図でwと記した水準であるときには、
労働供給は需要よりABだけ多くなり、非自発的失業がABだけ発生することになる。
46頁,宇沢ケインズ1:2:4

下図:
「家計は企業から財・サービスを購入し、企業はその販売から得られた収入を用
いて労働者への賃金、地主への地代および企業の所有者への利潤を支払う。
GDPは家計が財・サービスの市場において支出した総額に等しい。GDPはまた
企業が生産要素の市場において支払った賃金、地代、利潤の総額に等しい。」

          雇用における需要と供給分析
        実質
        賃金
         |
         |D      S⬅︎
        w|_\A__B/ 
         |  \  /
        we___\/E
         |   /\     
         |S / |\ D➡︎!
         |    |
        0|____|________
              Ne    労働雇用量(N)
                 :
                 :
    所得(=GDP)   生産要素市場  賃金・地代・利潤(=GDP)
 --------------家計は売り手⬅︎------------
|  ----------➡︎!企業は買い手-----------  |
| |労働・土地・資本               生産への投入| |
| |                             | |
| |                             | |
| |                             | |
⬇︎ |             \ マクロ           ⬇︎ |
家 計              \              企 業
財・サービスを購          \           財・サービスを生
入し消費する         ミクロ \          産し販売する
生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
販売する                          使用する
| ⬆︎                             | ⬆︎
| |購入された                  販売された | | 
| |財・サービス     財・サービス市場    財・サービス| |
|  -----------企業は売り手⬅︎!----------  |
 ------------➡︎家計は買い手--------------
    支出(=GDP)     :       収入(=GDP)
      外側➡︎お金の流れ   :   内側⬅︎財 · サービスの流れ
                 :
             需要・供給分析(モデル)
           価|
           格|
           P| D    S 供給曲線⬅︎!
            |  \  /
          P'|___\/E均衡点
          均衡|   /\     
          価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
            |    |
           0|____|________
                 Q'    数量Q
               均衡取引量

フロー循環図1:5:1
マンキュー経済学第二版マクロ128頁,第三版1:2:0,28頁及び、
西村和雄『まんがDE入門経済学』3頁参照,改変。





(西村の『まんがDE入門経済学』は入門書としておすすめ。)

まんがDE入門経済学 [単行本]
西村 和雄 (著), おやまだ 祥子 第二版 1999年 日本評論社
目次 
第1章 市場の発生
第2章 消費者需要の理論
第3章 生産の理論
第4章 市場の構造
第5章 不確実性とゲーム
第6章 マクロ経済学とGNP
第7章 均衡国民所得
第8章 貨幣の需要・貨弊の供給
第9章 短期から長期へ
第10章 国際経済
第11章 経済動学

_______________

☆マンキューマクロ経済学入門編
         図3-1経済における貨幣のフロー循環図1:2:3,66頁

    所得                  要素費用支払
 -------------生産要素市場☆⬅︎------------
|                                 |
|   民間貯蓄                          |
|  -----------➡︎金融市場☆-------       |
| |             ⬆︎          |      |
| |             |公的貯蓄      |      |
| |             |          |      |
⬇︎ |        租税   |          |      |
家 計@----------➡︎政 府@        |     企 業@
|               |     投資   |      ⬆︎
|           政府購入|   -------       |        
|               |  |              |
|               |  |              |
|    消費         ⬇︎  ⬇︎      企業収入    |
 -----------➡︎財・サービス市場☆------------
                            お金の流れ➡︎

「この図は,第2章におけるフロー循環図をより精巧で現実的なものに手直しした
ものである.赤いボックス@はそれぞれ家計,企業,政府という経済主体を表し,灰
色のボックス☆はそれぞれ財 · サービス市場,生産要素市場,金融市場を表す.矢印
は,経済主体間のお金の流れがこの3種類の市場をどのように流通するかを表して
いる.」
___________ 

☆☆☆☆☆ 入門編邦訳第3版447頁より(こちらも邦訳第2版にはない)
図11-6 モデルの相互関係

           すべてのモデルの親モデル
              (第11章補論)
         ___古典派__|__ケイジアン_
     _閉鎖|開放_          __閉鎖|開放_       
    |       |        |        |
古典派の閉鎖経済    |     IS-LMモデル☆☆☆ |
(第3章・第4章)☆  |    (第8章・第9章)@   |
            |        |流通速度一定  |
            |      基本的な       |
         _小国|大国_  AD-ASモデル    |
        |       |  (第7章)☆☆    |
    古典派の      古典派の            |
    小国開放経済    大国開放経済          |
   (第5章)     (第5章補論)          |
                    ________小国|大国_
             _変動相場制|固定相場制_        |
            |             |      大国開放経済の
         変動相場制下の       固定相場制下の   短期モデル
        マンデル=フレミング    マンデル=フレミング (第10章補論)  
         モデル(第10章)       モデル(第10章) ☆☆☆☆

この概念図は補論で示した包括的な大モデルがこれまでの諸章で学んだより小さ
くて簡単なモデルとどう関係しているかを示している。


   @ 図8-17 短期的変動の理論
ケイン
ジアンの➡︎IS曲線➡︎
交差図       ⬇︎
1:8        ➡︎IS-LM➡︎総需要➡︎
           ➡︎ モデル   曲線 ⬇︎
          ⬆︎  1:8       ➡︎総需要-  ➡︎短期的経済
 流動性➡︎LM曲線➡︎             ➡︎総供給モデル 変動の説明
選好理論              総供給 ⬆︎ 1:7     1:10
                   曲線➡︎

(マンキューマクロ経済学1入門篇邦訳第3版319頁,第2版1:8:3,289頁)



1.古典派かケインジアンか?
 古典派の特殊ケース(EP=Pあるいはa=0,したがって産出が自然率水準にある場合)を望むのか,それともケインジアンの特殊ケース(aが無限大,したがって物価水準が完全に固定されている場合)を望むのかを決める.
2.閉鎖か開放か?
 閉鎖経済(資本移動CFがつねにゼロの場合)を望むのか ,開放経済(CFがゼロ以外の場合)を望むのかを決める.
3.小国か大国か? 
 開放経済を望むのであれば,小国(CFが世界利子率r*で無限に弾力的な場合 )を望むのか,あるいは大国(国内利子率が世界利子率で決定されない場合)を望むのかを决める.
4.変動相場制か固定相場制か?
 小国開放経済を考えるのであれば,為替レートが変動制(中央銀行がマネーサプライを決める場合)か,それとも固定制(中央銀行がマネーサプライの調整を許容する場合)のいずれかを决める.
5.流通速度の固定?
 ケインジアンの固定価格を仮定した閉鎖経済を考える場合,流通速度が外生的に固定されている特殊ケースに焦点を当てるかどうかを决める.

E=期待値、P=価格
a=財・サービスの需要の実質利子率に対する反応
CF=純資本流出


以下、菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より

 ケインズからDSGEまでの流れ(マンキューマクロ2の邦訳章番号を付記)

     思想的         新古典派経済学1:3
     ライバル        :    |
ケインズ  ↔︎  ハイエク    :    |
:          :     :    |
:ヒックス      :     :    |
:トービン2:6   :     :    ⬇︎
ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン :新古典派成長
| ⬆︎  |     マネタリスト:  モデル
| |  ⬇︎       2:3 :   ソロー2:1,2:2
| | マクロ計量モデル     :    |
| | (IS-LMにもとづく)/     | 
|  \   1:8  ⬆︎  /      |
|  批判      批判 /       |
|   ル  ー  カ  ス        |
⬇︎    ミクロ的基礎づけ2:5      ⬇︎(リアルビジネスサイクル)
ニュー・ ⬅︎--合理的期待形成仮説--➡︎RBCモデル2:8
ケインジアン \      2:3 /  キドランド
 マンキュー  ↘        ↙︎   プレスコット
2:8 財政政策  DSGEモデル      
     の役割 (確率的動学一般均衡) 
      縮小化    ローマー?2:8
             ⬇︎
       リーマン・ショック時に機能せず!
 機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!

_______________

以下、マンキューマクロ経済学入門篇1:3:8,308頁,邦訳第2版276頁
8-7図 IS曲線の導出参照
             (b)ケインジアンの交差図①3,②6(所得=消費+投 資),7(貯蓄=投 資)
               支出|
                 |       /
                 |      /ー
                 |    _ー_ー③8
                 |  _ー/ー
                 |_ー_ー |
                 ⬇︎_ー/| |   
                 | / | | 
                 |45度|_|_______
                    Y2⬅︎Y1  所得・生産
                     | | 
                     | |  
利| (a)投資関数④11   利|   | | (c)IS曲線④11,14
子|              子|   | |
率|              率|I  | | 
 |  \            |  \| |
r2___\___________|___\ |
⬆︎|   |\         ⬆︎|   |\|    
r1___|_\_________|___|_\ S
 |   | |\        |   | |\_
 |___|_|______   |___|_|_______   
   Ir2⬅︎Ir1  投資      Y2⬅︎Y1  所得・生産
(マンキューマクロ経済学入門篇1:3:8,308頁より)

(a)利子率が上昇すると、計画投資I(r1)は減少する。
(b)(a)における計画投資I(r1)の減少は、計画支出関数を下方へシフトさせ、
その結果、所得はY1からY2に減少する。
(c)IS曲線(c)は、利子率(a)と所得水準(b)の関係をまとめたもの。
ヒックスの図(c)だけだと思考と導出の過程がわからない。 

図8-11 LM曲線の導出(マンキューマクロ経済学入門篇1:3:8,316頁,邦訳旧第2版285頁参照)
                     
利| (a)投資関数      利| (b)LM曲線 ⑤19(④13,15,17)
子|              子|   
率|   |          率|   | | 
 |\➡︎\|           |   | |/
r2_\_\_________r2|___|_|
⬆︎|  \|\         ⬆︎|   |/|    
r1___\_\_______r1|___|_|
 |   |\ \        | _/| |
 |___|________   |___|_|_______   
  -m/p 実質貨幣残高(M/P)  Y1 Y2  所得・生産
________

                需要・供給分析(モデル)
             価|
             格|
             P| D    S 供給曲線⬅︎
              |  \  /
            P'|___\/E均衡点
            均衡|   /\     
            価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
              |    |
             0|____|________
                   Q'    数量Q
                   均衡取引量
                   :
                   :          
               財・サービス市場      
  お金の流れ--------➡︎   企業は⬅︎------------ 
  | 支出(=GDP)    D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
  |              \  /        財・サービス|
  |               \/E均衡点           |
  |               /\               |
  |      購入された  S/  \D需要曲線➡︎        |
  |      財・サービス /  家計は  収入(=GDP)   |
  |            ⬅︎    買い手➡︎           |
  |           /        \           |
  |          /          \          |
  |         /            \         |
  |        /              \        |
  |       /                \       |
  |      /                  \      |
  |     /                    \     |
  |    /                      \    |
  |   /                        \   |
  ⬆︎ ⬇︎/          ミクロ /           \⬇︎ ⬆︎
  \ /              /             \ /
  家\計__           /              企\業
  / \            / マクロ           / \ 
  ⬇︎ ⬆︎\                          /⬆︎ ⬇︎
  |   \                        /   |
  |    \                      /    |
  |     \                    /     |
  |      \                  /      |    
  |       \                /       |
  |        \              /        |
  |         \            /         |
  |          \          /          |
  |           \ 生産要素市場 /           |
  |           ⬅︎D企業は  S➡            |
  |        所得   \買い手 /  生産への投入     |
  |      (=GDP)  \  /              |
  |               \/E              |
  |労働・土地・資本       /\       賃金・地代・利潤|
  |          家計はS/  \D    (=GDP)   |
   ---------➡売り手/    \⬅︎------------
                  :              
                  :     
          雇用における需要と供給分析
             実質
             賃金
              |
              |D      S⬅︎
             w|_\A__B/ 
              |  \  /
             we___\/E
              |   /\     
              |S / |\ D➡︎
              |    |
             0|____|________
                   Ne    労働雇用量(N)


RBCモデルが『ピザの生地』とすれば、ニューケインジアンモデルにおける各種概念導入は、サラミやピーマン、チーズなどの『ピザの具』に当たりますね。そしてこれらをまとめた総称がDSGEモデル(動学的確率的一般均衡モデル)というわけです。
DSGEを活用しようとする政策担当者が直面するのは、言うなれば、通路が1キロの長さのスーパーに百万種類の似たようなピーナツバターが並んでいて、違いは裏面のラベルに書かれた「安息香酸カリウム」などの含有成分で見分けるしかない、という状況である。しかもそのピーナツバターの85%は実際には有害で、安息香酸カリウムといった化学成分に精通している人だけがその違いを見分けることができる。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1332788373
初等的なマクロ経済学で習う伝統的なIS-LMモデルでは、各経済主体は将来の予想に基づいて行動をする事がありません。住宅ローンを借りる人(銀行融資を受ける企業でもいいです)を例にして考えましょう。

現時点で5%の固定金利でお金を借りられる人でも、「新聞報道ではどうやら明日金利が7%に上がるらしい」と考えられる状況と、「明日金利が3%に下がるらしい」と考えられる状況では、当たり前のように行動が違ってくるはずです。前者の「明日7%」では今すぐ借りないと損だ!と借金したくなるでしょうし、後者の「明日3%」では「明日借りればいいや」と借金を先延ばしするでしょう。

しかし伝統的なIS-LMモデルでは、こうした一見当たり前の家計や企業の行動が、全くモデルの中で考慮されないんですね。IS-LMを基本にした経済モデルが「一見」過去の経済データと整合的でも、それが将来のデータにも当てはまるかどうかはわからなくなります。こうして伝統的IS-LMモデルは「理論的には」その基盤が非常に怪しいものと見なされるようになりました。

次に日下氏の「マクロ経済学は役に立たない」発言ですが、これは30年遅れて来たような新自由主義的な思考の持ち主の発言ですから、恐らく合理的期待形成理論が現実に100%当てはまる(とても非現実的な)ケースを念頭にしたものでしょう。この(非現実的な)ケースにおいては、家計や企業は財政出動やインフレ誘導的な金融政策が実施されても、将来の増税や将来のインフレを完全に予見して行動する為、消費や投資を増やそうとしませんし、商品や賃金をインフレ率と同じだけ引き上げようとします。結果、どんな経済政策も役に立たなくなると言う衝撃的な結論が生じるんですね。

ですが、実際は合理的期待形成理論が想定するような、市場のありとあらゆる情報を瞬時に取得し計算して行動するという、完全な合理的主体などほぼ存在しませんから、統計的には経済政策の影響はそれなりに出ているようです。先進国では財政政策の効果低落も言われますが、こちらはブレトンウッズ体制崩壊後の変動相場制の広がりという背景がありますから、IS-LMモデルの拡張モデルであるマンデル=フレミング・モデルで説明可能です。IS-LMモデルは理論的には深刻な欠陥を持っているわけですが、経済政策の効果を考えるという実用上は、まだそれなりに利用価値があるかもしれません。

その一方で、純粋に合理的期待形成理論をベースにし、ミクロ経済学的な基盤の上に構築されたマクロ経済モデル・・・リアルビジネスサイクルモデル(RBC)・・・は、現実経済の説明力が非常に弱い事で知られています。RBCでは技術の発展や停滞のみで経済変動を説明する為、失業者は自ら進んで失業を受け入れ、余暇を謳歌しているというような奇妙な話も出て来たりします。昨今の大不況で再び面目を失ったのも当然ですね。現在ではこうしたRBCの欠陥をケインズ経済学のエッセンスを取り入れて修正し、飽くまでミクロ経済学的な基盤を維持したニューケインジアン・モデルなどが、マクロ経済学の専門家や経済機関で用いられているようです。


ケインズ経済学が経済主体の期待を織り込むことに失敗していたためにマクロ経済政策の評価方法に関しても問題が生じていた。つまり過去のデータを用いて経済主体の行動を推定しその推定に基づいて将来採るべき政策を評価してきたため、政策の変化に対する経済主体の行動の変化を織り込むことが出来ず、適切な評価が困難となっていたのである。ロバート・ルーカスは従来のマクロ経済学が経済主体の期待を考慮していないことを批判して、現在の政策変更が将来に関する経済主体の期待に影響を与えるため経済主体の行動を変える可能性を指摘した。ルーカスは伝統的なケインズ経済学の方法論を批判し経済主体の期待の果たす役割を強調したのであるが、彼にちなみこの批判はルーカス批判と呼ばれている。
新しい古典派は計量経済学を用いモデルを経験的に検証するという手法を重視する。彼らは消費の異時点間での最適化を伴った最適成長モデルラムゼイ・モデル)を基に短期の景気循環を説明するモデルとしてリアル・ビジネス・サイクル・モデルを確立したが、同時にモデルから導かれる予測値と現実のデータを比較するカリブレーションを導入した。

近年のマクロ経済学の進展は、マクロ経済学に新たな局面をもたらした。古典派とケインジアンというこれまで相容れないと考えられてきた二つの学派が、上述のように少なくとも新しい古典派とニュー・ケインジアンの間では共通の土壌を見出しつつある。両者はマクロ経済学にはミクロ的な基礎が必要であること、経済主体の期待が大きな役割を果たすことの2点では合意を見ているからだ。

さらにニュー・ケインジアンは近年では新しい古典派が用いてきた最適成長モデルやリアルビジネスサイクル理論を出発点に、それらにいくつかの仮定を追加することでケインズ経済学にミクロ的な基礎を与えようと試みつつある。リアル・ビジネス・サイクル・モデルを原型とした諸々のモデルを動学的確率的一般均衡Dynamic Stochastic General Equilibrium, DSGE)モデルとも言うが、新しい古典派とニュー・ケインジアンは動学的確率的一般均衡モデルを用いるという点でも共通している。


Dynamic stochastic general equilibrium - Wikipedia, the free encyclopedia

http://en.wikipedia.org/wiki/Dynamic_stochastic_general_equilibrium
  1. Rotemberg, Julio J.; Woodford, Michael (1997). "An Optimization-Based Econometric Framework for the Evaluation of Monetary Policy". NBER Macroeconomics Annual 12: 297–346. JSTOR 3585236.
  2. Clarida, Richard; Gali, Jordi; Gertler, Mark (1999). "The Science of Monetary Policy: A New Keynesian Perspective". Journal of Economic Literature 37 (4): 1661–1707.doi:10.1257/jel.37.4.1661JSTOR 2565488.

Further reading
  • Romer, David (2012). "Dynamic Stochastic General Equilibrium Models of Fluctuations".Advanced Macroeconomics (Fourth ed.). New York: McGraw-Hill Irwin. pp. 312–364.ISBN 978-0-07-351137-5.
    ローマー『上級マクロ経済学』(Advanced Macroeconomics by David Romer):目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/advanced-macroeconomicsdavid-romer.html

動学的一般均衡モデルへの招待 - Ryo Kato Webpage

 

(Adobe PDF)

 

-htmlで見る

www.ryokato.org/genmac/NISLM1.pdf

近年、「New IS-LM モデル」と呼ばれるシンプルな動学的一般均衡モデル(DSGE モデル)が、従来の. マクロ計量モデルや伝統的 ... コロンビア大学マイケル・ウッド フォード教授の名著 Woodford (2003)でも標準モデルとして扱われて. いる。 New IS- LM モデル ...


 Mankiw: Macroeconomics (7th edition)
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51333098.html
大学における経済学教育の問題の一つは、学部で教えるマクロ経済学が70年前のIS-LM理論のままで、大学院以上で教える最近の理論(DSGE)とまったく違うことだ。この点を修正する教科書もいくつかあるが、DSGEを本格的に教えようとすると、変分法などの動学的最適化理論の知識が必要で、これが大きな障害になっていた。本書はこの問題を、合理的期待の代わりに適応的期待を使い、初等的な差分方程式にすることによって避けている。

この簡単なモデルでも、DSGEの本質は十分わかる。それは19世紀末にヴィクセルが提唱し、1960年代にフリードマンが再発見し、ウッドフォードが21世紀のマクロ経済学の中心にすえた自然率の概念である。自然率とは、政府が介入しないで経済が自律的に維持できる所得や金利や失業率の水準だ。財政・金融政策によってこれを超える水準を実現することは可能だが、それは介入を続けないと長期的に維持できない。

ところが学部レベルで教えるケインズ理論には自然率の概念がなく、あたかも政府が経済水準を自由にコントロールできるかのように教えるので、政治家も官僚も自称エコノミストも、不況になると「景気対策」を際限なく要求する。このような裁量的なマクロ政策は市場の機能をゆがめて経済の効率を低下させる、というのが本書のメッセージである。

1.古典派の貨幣需要

貨幣数量説より、

M・V=P・Y
k=1/V

である。

ここで

  • M はある期間中の任意の時点tにおける流通貨幣(通貨)の総量
  • V は貨幣の"流通速度" (特定期間内に人々のあいだで受け渡しされる回数:貨幣の回転率のようなもの)売買契約の約定回数
  • P はある期間中の任意の時点tにおける物価水準(通常は基準年度を1としたデフレータ)
  • Q は"取引量" (特定期間内に人々のあいだで行われる取引量(quantity)の合計)

である。

貨幣需要関数は

M/P= kY

となる。つまり、古典派では貨幣需要は実質所得Yに比例して大きくなる。



  労働の需要 生産要素 労働の供給  
 お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
  |賃金・地代・\/_E 労働・| 
  |利潤=GDP/\ 土地・資本|
  |  --⬅︎S  D➡︎--  |
  | |生産へ    収入=| |
  | |の投入    GDP| |
  ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
  \ /  マクロ/    \ /
  企\業    /ミクロ  家\計
  / \          / \
  ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
  | |収入=  購入された| |
  | |GDP 財・サービス| |
  |  --⬅︎D  S➡︎--  |
  |販売された財\/_均 支出=|
  |・サービス /\衡点 GDP|
   ----➡︎S  D⬅︎----
 財の供給 財・サービス市場 財の需要○○


31 件のコメント:

  1.       ケインズからDSGEまでの流れ

         思想的         新古典派経済学 
         ライバル        :
    ケインズ  ↔︎  ハイエク    :
    :          :     :    ⬇︎
    :ヒックス      :     :
    :トービン      :     :
    ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン : 新古典派成長
         ⬇︎     マネタリスト:   モデル
                     :     ソロー
     ⬇︎  マクロ計量モデル     :
       (IS-LMにもとづく) /     ⬇︎
                   /
       ⬆︎批判     批判⬆︎/
         ル  ー  カ  ス
    ニュー・    ⬅︎ 合理的期待形成仮説 ➡︎ RBCモデル
    ケインジアン  ↘︎           ↙︎   キドランド
     マンキュー     DSGEモデル      プレスコット
          財政政策の役割
            縮小化
                  ⬇︎
           リーマン・ショック時に機能せず!
     機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!

       _____________________

           ルーカス批判後のマクロ経済学
         淡水派           塩水派
      (五大湖周辺の大学)   (東海岸・西海岸周辺の大学)
     新古典派と新しい古典派     ケインジアン
      フリードマン          サミュエルソン
      ルーカス            トービン
     市場メカニズム         裁量政策重視
     価格は伸縮する         価格は下方硬直する
                 ↘︎ ↙︎
      ・ミクロ的基礎付けが必要 ・マクロ政策の中心は金融政策
      ・高インフレを回避する

    (菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より)

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  2. 実質
    賃金
     |
     |D      S
    w|_\A__B/ 
     |  \  /
    we___\/E
     |   /\     
     |S / |\ D
     |    |
    0|____|________
          Ne 労働雇用量(N)

    図5-1フロー循環図1:5:1,マンキュー経済学第二版マクロ128頁,第3版1:2:0,28頁参照,改変

        所得(=GDP)   生産要素市場  賃金・地代・利潤(=GDP)
     --------------家計は売り手⬅︎------------
    |  -----------➡︎企業は買い手-----------  |
    | |労働・土地・資本               生産への投入| |
    | |                             | |
    | |                             | |
    | |                             | |
    ⬇︎ |             \ マクロ           ⬇︎ |
    家 計              \              企 業
    財・サービスを購          \           財・サービスを生
    入し消費する         ミクロ \          産し販売する
    生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
    販売する                          使用する
    | ⬆︎                             | ⬆︎
    | |購入された                  販売された | | 
    | |財・サービス     財・サービス市場    財・サービス| |
    |  -----------企業は売り手⬅︎-----------  |
     ------------➡︎家計は買い手--------------
        支出(=GDP)            収入(=GDP)
          外側➡︎お金の流れ       内側⬅︎財 · サービスの流れ


    需要・供給分析(モデル)

     価|
     格|
     P| D    S 供給曲線
      |  \  /
    P'|___\/E均衡点
    均衡|   /\     
    価格| S/ |\D 需要曲線
      |    |
     0|____|________
          Q'    数量Q
          均衡取引量

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  3.           雇用における需要と供給分析
            実質
            賃金
             |
             |D      S
            w|_\A__B/ 
             |  \  /
            we___\/E
             |   /\     
             |S / |\ D
             |    |
            0|____|________
                  Ne    労働雇用量(N)
                     :
                     :
        所得(=GDP)   生産要素市場  賃金・地代・利潤(=GDP)
     --------------家計は売り手⬅︎------------
    |  -----------➡︎企業は買い手-----------  |
    | |労働・土地・資本               生産への投入| |
    | |                             | |
    | |                             | |
    | |                             | |
    ⬇︎ |             \ マクロ           ⬇︎ |
    家 計              \              企 業
    財・サービスを購          \           財・サービスを生
    入し消費する         ミクロ \          産し販売する
    生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
    販売する                          使用する
    | ⬆︎                             | ⬆︎
    | |購入された                  販売された | | 
    | |財・サービス     財・サービス市場    財・サービス| |
    |  -----------企業は売り手⬅︎-----------  |
     ------------➡︎家計は買い手--------------
        支出(=GDP)     :       収入(=GDP)
          外側➡︎お金の流れ   :   内側⬅︎財 · サービスの流れ
                     :
                 需要・供給分析(モデル)
               価|
               格|
               P| D    S 供給曲線
                |  \  /
              P'|___\/E均衡点
              均衡|   /\     
              価格| S/ |\D 需要曲線
                |    |
               0|____|________
                     Q'    数量Q
                   均衡取引量

    フロー循環図1:5:1
    マンキュー経済学第二版マクロ128頁,第三版1:2:0,28頁及び、
    西村和雄『まんがDE入門経済学』参照,改変。

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  4.           雇用における需要と供給分析
            実質
            賃金
             |
             |D      S⬅︎
            w|_\A__B/ 
             |  \  /
            we___\/E
             |   /\     
             |S / |\ D➡︎!
             |    |
            0|____|________
                  Ne    労働雇用量(N)
                     :
                     :
        所得(=GDP)   生産要素市場  賃金・地代・利潤(=GDP)
     -------------➡︎D家計は  S⬅︎-----------
    |               \売り手 /            |
    |                \  /             |
    |                 \/E             |
    |                 /\              |
    |            企業はS/  \D            |
    |  ---------⬅︎買い手     \➡︎---------  |
    | |労働・土地・資本               生産への投入| |
    | |                             | |
    | |                             | |
    | |                             | |
    ⬆︎ ⬇︎             \ マクロ           ⬇︎ |
    家 計              \              企 業
    財・サービスを購          \           財・サービスを生
    入し消費する         ミクロ \          産し販売する
    生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
    販売する                          使用する
    | ⬇︎                             | ⬆︎
    | |購入された                  販売された | | 
    | |財・サービス     財・サービス市場    財・サービス| |
    |  ----------➡︎   企業は⬅︎-----------  |
    |    支出(=GDP) D 売り手S 供給曲線⬅︎        |
    |              \  /               |
    |               \/E均衡点            |
    |               /\                |
    |             S/  \D 需要曲線➡︎        |
    |             /  家計は              |
    財 · サービスの流れ----⬅︎    買い手➡︎-----------お金の流れ
                     :              収入(=GDP)
                     :     
                 需要・供給分析(モデル)
               価|
               格|
               P| D    S 供給曲線⬅︎!
                |  \  /
              P'|___\/E均衡点
              均衡|   /\     
              価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                |    |
               0|____|________
                     Q'    数量Q
                   均衡取引量

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         自 由


                   需要・供給分析(モデル)
                価|
                格|
                P| D    S 供給曲線⬅︎
                 |  \  /
               P'|___\/E均衡点
               均衡|   /\     
               価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Q'    数量Q
                      均衡取引量
                      :
                      :          
                  財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    /  家計は    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎    買い手➡︎---------  |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ |
      家 計             /             企 業
    財・サービスを購         /            財・サービスを生
    入し消費する          / マクロ         産し販売する
    生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
    販売する                          使用する
      | ⬇︎                           | ⬆︎
      | |                           | |
      | |          生産要素市場           | |
       -|--------⬅D企業は  S➡------------
        | 所得       \買い手 /    生産への投入 |
        |(=GDP)     \  /            |
        |            \/E            |
        |労働・土地・資本    /\    賃金・地代・利潤 |
        |       家計はS/  \D    (=GDP) |
         ------➡売り手/    \⬅----------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                実質
                賃金
                 |
                 |D      S⬅︎
                w|_\A__B/ 
                 |  \  /
                we___\/E
                 |   /\     
                 |S / |\ D➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Ne    労働雇用量(N)
                  

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                   需要・供給分析(モデル)
                価|
                格|
                P| D    S 供給曲線⬅︎
                 |  \  /
               P'|___\/E均衡点
               均衡|   /\     
               価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Q'    数量Q
                      均衡取引量
                      :
                      :          
                  財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    /  家計は    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎    買い手➡︎---------  |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ |
      家 計             /             企 業
    財・サービスを購         /            財・サービスを生
    入し消費する          / マクロ         産し販売する
    生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
    販売する                          使用する
      | ⬇︎                           | ⬆︎
      | |                           | |
      | |          生産要素市場           | |
      |  --------➡︎D企業は  S⬅︎----------  | 
      |  労働・土地・資本  \買い手  /  賃金・地代・利潤   |
      |             \  /      (=GDP)  |
      |              \/E              |
      |              /\               |
      |所得(=GDP) 家計はS/  \D     生産への投入  |
       --------⬅︎売り手     \➡︎------------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                実質
                賃金
                 |
                 |D      S⬅︎
                w|_\A__B/ 
                 |  \  /
                we___\/E
                 |   /\     
                 |S / |\ D➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Ne    労働雇用量(N)
                  

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          |     
         自 由


                   需要・供給分析(モデル)
                価|
                格|
                P| D    S 供給曲線⬅︎
                 |  \  /
               P'|___\/E均衡点
               均衡|   /\     
               価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Q'    数量Q
                      均衡取引量
                      :
                      :          
                  財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    /  家計は    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎    買い手➡︎---------  |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ |
      家 計             /             企 業
    財・サービスを購         /            財・サービスを生
    入し消費する          / マクロ         産し販売する
    生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
    販売する                          使用する
      | ⬇︎                           | ⬆︎
      | |                           | |
      | |          生産要素市場           | |
       -|--------⬅D企業は  S➡------------
        | 所得       \買い手 /    生産への投入 |
        |(=GDP)     \  /            |
        |            \/E            |
        |労働・土地・資本    /\    賃金・地代・利潤 |
        |       家計はS/  \D    (=GDP) |
         ------➡売り手/    \⬅----------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                実質
                賃金
                 |
                 |D      S⬅︎
                w|_\A__B/ 
                 |  \  /
                we___\/E
                 |   /\     
                 |S / |\ D➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Ne    労働雇用量(N)
                  

    students.blogspot.jp/2015/05/dsge.html(本頁)


      政治学 | 宗教
          |(ネーション)
     _____|_____平
      経済学 |  X  等
          |     
         自 由


                   需要・供給分析(モデル)
                価|
                格|
                P| D    S 供給曲線⬅︎
                 |  \  /
               P'|___\/E均衡点
               均衡|   /\     
               価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Q'    数量Q
                      均衡取引量
                      :
                      :          
                  財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    /  家計は    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎    買い手➡︎---------  |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ |
      家 計             /             企 業
    財・サービスを購         /            財・サービスを生
    入し消費する          / マクロ         産し販売する
    生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
    販売する                          使用する
      | ⬇︎                           | ⬆︎
      | |                           | |
      | |          生産要素市場           | |
      |  --------➡︎D企業は  S⬅︎----------  | 
      |  労働・土地・資本  \買い手  /  賃金・地代・利潤   |
      |             \  /      (=GDP)  |
      |              \/E              |
      |              /\               |
      |所得(=GDP) 家計はS/  \D     生産への投入  |
       --------⬅︎売り手     \➡︎------------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                実質
                賃金
                 |
                 |D      S⬅︎
                w|_\A__B/ 
                 |  \  /
                we___\/E
                 |   /\     
                 |S / |\ D➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Ne    労働雇用量(N)
                  

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  7.                需要・供給分析(モデル)
                価|
                格|
                P| D    S 供給曲線⬅︎
                 |  \  /
               P'|___\/E均衡点
               均衡|   /\     
               価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Q'    数量Q
                      均衡取引量
                      :
                      :          
                  財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    /  家計は    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎    買い手➡︎---------  |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ |
      家 計             /             企 業
    財・サービスを購         /            財・サービスを生
    入し消費する          / マクロ         産し販売する
    生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
    販売する                          使用する
      | ⬇︎                           | ⬆︎
      | |                           | |
      | |          生産要素市場           | |
       -|--------⬅︎D企業は  S➡------------
        | 所得       \買い手 /    生産への投入 |
        |(=GDP)     \  /            |
        |            \/E            |
        |労働・土地・資本    /\    賃金・地代・利潤 |
        |       家計はS/  \D    (=GDP) |
         ------➡売り手/    \⬅︎----------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                実質
                賃金
                 |
                 |D      S⬅︎
                w|_\A__B/ 
                 |  \  /
                we___\/E
                 |   /\     
                 |S / |\ D➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Ne    労働雇用量(N)
                  

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  8.                需要・供給分析(モデル)
                価|
                格|
                P| D    S 供給曲線⬅︎
                 |  \  /
               P'|___\/E均衡点
               均衡|   /\     
               価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Q'    数量Q
                      均衡取引量
                      :
                      :          
                  財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    /  家計は    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎    買い手➡︎---------  |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |          生産要素市場           | |
      |  --------⬅︎D企業は  S➡----------  |
      |   所得       \買い手 /    生産への投入   |
      |  (=GDP)     \  /              |
      |              \/E              |
      |労働・土地・資本      /\       賃金・地代・利潤|
      |         家計はS/  \D    (=GDP)   |
       --------➡売り手/    \⬅︎------------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                実質
                賃金
                 |
                 |D      S⬅︎
                w|_\A__B/ 
                 |  \  /
                we___\/E
                 |   /\     
                 |S / |\ D➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Ne    労働雇用量(N)

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  9.                 需要・供給分析(モデル)
                価|
                格|
                P| D    S 供給曲線⬅︎
                 |  \  /
               P'|___\/E均衡点
               均衡|   /\     
               価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Q'    数量Q
                      均衡取引量
                      :
                      :          
                  財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    /  家計は    収入(=GDP) |
      |           ⬅︎    買い手➡︎           |
      |          /         \          |
      |         /           \         |
      |        /             \        |
      |       /               \       |
      |      /                 \      |
      |     /                   \     |
      |    /                     \    |
      |   /                       \   |
      ⬆︎ ⬇︎/         ミクロ /           \⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎\                         /⬆︎ ⬇︎
      |   \                       /   |
    ︎  |    \                     /    |
      |     \                   /     |
      |      \                 /      |    
    ︎  |       \               /       |
      |        \             /        |
      |         \           /         |
      |          \         /          |
      |           \生産要素市場 /           |
      |          ⬅︎D企業は  S➡            |
      |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
      |      (=GDP) \  /              |
      |              \/E              |
      |労働・土地・資本      /\       賃金・地代・利潤|
      |         家計はS/  \D    (=GDP)   |
       --------➡売り手/    \⬅︎------------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                実質
                賃金
                 |
                 |D      S⬅︎
                w|_\A__B/ 
                 |  \  /
                we___\/E
                 |   /\     
                 |S / |\ D➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Ne    労働雇用量(N)

    返信削除
  10.                 需要・供給分析(モデル)
                価|
                格|
                P| D    S 供給曲線⬅︎
                 |  \  /
               P'|___\/E均衡点
               均衡|   /\     
               価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Q'    数量Q
                      均衡取引量
                      :
                      :          
                  財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    /  家計は    収入(=GDP) |
      |           ⬅︎    買い手➡︎           |
      |          /         \          |
      |         /           \         |
      |        /             \        |
      |       /               \       |
      |      /                 \      |
      |     /                   \     |
      |    /                     \    |
      |   /                       \   |
      ⬆︎ ⬇︎/         ミクロ /           \⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎\                         /⬆︎ ⬇︎
      |   \                       /   |
    ︎  |    \                     /    |
      |     \                   /     |
      |      \                 /      |    
    ︎  |       \               /       |
      |        \             /        |
      |         \           /         |
      |          \         /          |
      |           \生産要素市場 /           |
      |          ⬅︎D企業は  S➡            |
      |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
      |      (=GDP) \  /              |
      |              \/E              |
      |労働・土地・資本      /\       賃金・地代・利潤|
      |         家計はS/  \D    (=GDP)   |
       --------➡売り手/    \⬅︎------------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                実質
                賃金
                 |
                 |D      S⬅︎
                w|_\A__B/ 
                 |  \  /
                we___\/E
                 |   /\     
                 |S / |\ D➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Ne    労働雇用量(N)

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  11.                 需要・供給分析(モデル)
                価|
                格|
                P| D    S 供給曲線⬅︎
                 |  \  /
               P'|___\/E均衡点
               均衡|   /\     
               価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Q'    数量Q
                      均衡取引量
                      :
                      :          
                  財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    /  家計は    収入(=GDP) |
      |           ⬅︎    買い手➡︎           |
      |          /         \          |
      |         /           \         |
      |        /             \        |
      |       /               \       |
      |      /                 \      |
      |     /                   \     |
      |    /                     \    |
      |   /                       \   |
      ⬆︎ ⬇︎/         ミクロ /           \⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎\                         /⬆︎ ⬇︎
      |   \                       /   |
      |    \                     /    |
      |     \                   /     |
      |      \                 /      |    
      |       \               /       |
      |        \             /        |
      |         \           /         |
      |          \         /          |
      |           \生産要素市場 /           |
      |          ⬅︎D企業は  S➡            |
      |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
      |      (=GDP) \  /              |
      |              \/E              |
      |労働・土地・資本      /\       賃金・地代・利潤|
      |         家計はS/  \D    (=GDP)   |
       --------➡売り手/    \⬅︎------------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                実質
                賃金
                 |
                 |D      S⬅︎
                w|_\A__B/ 
                 |  \  /
                we___\/E
                 |   /\     
                 |S / |\ D➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Ne    労働雇用量(N)

    返信削除
  12.                 需要・供給分析(モデル)
                価|
                格|
                P| D    S 供給曲線⬅︎
                 |  \  /
               P'|___\/E均衡点
               均衡|   /\     
               価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Q'    数量Q
                      均衡取引量
                      :
                      :          
                  財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |     購入された  S/  \D需要曲線➡︎        |
      |     財・サービス /  家計は  収入(=GDP)   |
      |           ⬅︎    買い手➡︎           |
      |          /         \          |
      |         /           \         |
      |        /             \        |
      |       /               \       |
      |      /                 \      |
      |     /                   \     |
      |    /                     \    |
      |   /                       \   |
      ⬆︎ ⬇︎/         ミクロ /           \⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎\                         /⬆︎ ⬇︎
      |   \                       /   |
      |    \                     /    |
      |     \                   /     |
      |      \                 /      |    
      |       \               /       |
      |        \             /        |
      |         \           /         |
      |          \         /          |
      |           \生産要素市場 /           |
      |          ⬅︎D企業は  S➡            |
      |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
      |      (=GDP) \  /              |
      |              \/E              |
      |労働・土地・資本      /\       賃金・地代・利潤|
      |         家計はS/  \D    (=GDP)   |
       --------➡売り手/    \⬅︎------------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                実質
                賃金
                 |
                 |D      S⬅︎
                w|_\A__B/ 
                 |  \  /
                we___\/E
                 |   /\     
                 |S / |\ D➡︎
                 |    |
                0|____|________
                      Ne    労働雇用量(N)

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  13.                 需要・供給分析(モデル)
                 価|
                 格|
                 P| D    S 供給曲線⬅︎
                  |  \  /
                P'|___\/E均衡点
                均衡|   /\     
                価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
                  |    |
                 0|____|________
                       Q'    数量Q
                       均衡取引量
                       :
                       :          
                   財・サービス市場      
      お金の流れ--------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)    D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |              \  /        財・サービス|
      |               \/E均衡点           |
      |               /\               |
      |      購入された  S/  \D需要曲線➡︎        |
      |      財・サービス /  家計は  収入(=GDP)   |
      |            ⬅︎    買い手➡︎           |
      |           /        \           |
      |          /          \          |
      |         /            \         |
      |        /              \        |
      |       /                \       |
      |      /                  \      |
      |     /                    \     |
      |    /                      \    |
      |   /                        \   |
      ⬆︎ ⬇︎/          ミクロ /           \⬇︎ ⬆︎
      \ /              /             \ /
      家\計             /              企\業
      / \            / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎\                          /⬆︎ ⬇︎
      |   \                        /   |
      |    \                      /    |
      |     \                    /     |
      |      \                  /      |    
      |       \                /       |
      |        \              /        |
      |         \            /         |
      |          \          /          |
      |           \ 生産要素市場 /           |
      |           ⬅︎D企業は  S➡            |
      |        所得   \買い手 /  生産への投入     |
      |      (=GDP)  \  /              |
      |               \/E              |
      |労働・土地・資本       /\       賃金・地代・利潤|
      |          家計はS/  \D    (=GDP)   |
       ---------➡売り手/    \⬅︎------------
                      :              
                      :     
              雇用における需要と供給分析
                 実質
                 賃金
                  |
                  |D      S⬅︎
                 w|_\A__B/ 
                  |  \  /
                 we___\/E
                  |   /\     
                  |S / |\ D➡︎
                  |    |
                 0|____|________
                       Ne    労働雇用量(N)

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  14.               財・サービス市場      
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    /  家計は    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎    買い手➡︎---------  |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |                           | |
      | |          生産要素市場           | |
      |  --------⬅︎D企業は  S➡----------  |
      |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
      |      (=GDP) \  /              |
      |              \/E              |
      |労働・土地・資本      /\       賃金・地代・利潤|
      |         家計はS/  \D    (=GDP)   |
       --------➡売り手/    \⬅︎------------
                                   

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  15. まんがDE入門経済学 [単行本]
    西村 和雄 (著), おやまだ 祥子 第二版 1999年 日本評論社
    目次
    第1章 市場の発生
    第2章 消費者需要の理論
    第3章 生産の理論
    第4章 市場の構造
    第5章 不確実性とゲーム
    第6章 マクロ経済学とGNP
    第7章 均衡国民所得
    第8章 貨幣の需要・貨弊の供給
    第9章 短期から長期へ
    第10章 国際経済
    第11章 経済動学

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  16.          財の需要  財・サービス市場  財の供給  
      お金の流れ--------➡︎   企業は⬅︎--------\ 
         /          D 売り手S供給曲線⬅︎     \
        /            \  /            \
       /支出(=GDP)      \/E均衡点     販売された\
      |               /\         財・サービス|
      |      購入された  S/  \D需要曲線➡︎        |
      |      財・サービス /  家計は  収入(=GDP)   |
      |            ⬅︎    買い手➡︎           |
      |           /        \           |
      |          /          \          |
      |         /            \         |
      |        /              \        |
      |       /                \       |
      |      /                  \      |
      |     /                    \     |
      |    /                      \    |
      |   /                        \   |
      ⬆︎ ⬇︎/          ミクロ /           \⬇︎ ⬆︎
      \ /              /             \ /
      家\計             /              企\業
      / \            / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎\                          /⬆︎ ⬇︎
      |   \                        /   |
      |    \                      /    |
      |     \                    /     |
      |      \                  /      |    
      |       \                /       |
      |        \              /        |
      |       所得\            /         |
      |    (=GDP)\          /生産への投入    |
      |           \ 生産要素市場 /           |
      |           ⬅︎D企業は  S➡            |
      |労働・土地・資本     \買い手 /     賃金・地代・利潤|
      |              \  /      (=GDP)  |
       \              \/E             /
        \             /\             /
         \       家計はS/  \D          /
          \-----➡売り手/    \⬅︎--------/
            労働の供給            労働の需要

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  17.          財の需要  財・サービス市場  財の供給  
      お金の流れ--------➡︎   企業は⬅︎--------\ 
         /          D 売り手S供給曲線⬅︎     \
        /            \  /            \
       /支出(=GDP)      \/E均衡点     販売された\
      |               /\         財・サービス|
      |      購入された  S/  \D需要曲線➡︎        |
      |      財・サービス /  家計は  収入(=GDP)   |
      |            ⬅︎    買い手➡︎           |
      |           /        \           |
      |          /          \          |
      |         /            \         |
      |        /              \        |
      |       /                \       |
      |      /                  \      |
      |     /                    \     |
      |    /                      \    |
      |   /                        \   |
      ⬆︎  /          ミクロ /           \  ⬆︎
      \ /              /             \ /
      家\計             /              企\業
      / \            / マクロ           / \ 
      ⬇︎  \                          /  ⬇︎
      |   \                        /   |
      |    \                      /    |
      |     \                    /     |
      |      \                  /      |    
      |       \                /       |
      |        \              /        |
      |       所得\            /         |
      |    (=GDP)\          /生産への投入    |
      |           \ 生産要素市場 /           |
      |           ⬅︎D企業は  S➡            |
      |労働・土地・資本     \買い手 /     賃金・地代・利潤|
      |              \  /      (=GDP)  |
       \              \/E             /
        \             /\             /
         \       家計はS/  \D          /
          \-----➡売り手/    \⬅︎--------/
            労働の供給            労働の需要

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  18.   需要_→_D  S/|
       /   \  / |
      |     \/  |
      |     /\  |
     D|   S/  \D|
       \__/    ||
        \/     ||    
        /\    / ↑
      S/  \D_/  |
      /_________|供給

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  19.     財の需要  財の供給
      需要_→_D  S/|
       /   \  / |
      |家計   \/  |
      |     /\  |
     D|   S/  \D|
       \__/    ||
        \/     ||    
        /\    / ↑
      S/  \D_/企業|
      /_________|供給
    労働の供給 労働の需要

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  20.          財の需要  財・サービス市場  財の供給  
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    / 家計は\    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎   買い手➡︎----------  |
      | |                           | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
      | |                           | |
      | |          生産要素市場           | |
      |  ---------⬅︎D企業は S➡----------  |
      |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
      |      (=GDP) \  /              |
      |              \/E              |
      |              /\               |

      |労働・土地・資本     /  \      賃金・地代・利潤|
      |        家計はS/    \D    (=GDP)  |
       --------売り手➡      ⬅︎------------
            労働の供給          労働の需要

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  21.          財の需要 財・サービス市場 財の供給  
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    / 家計は\    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎   買い手➡︎----------  |
      | |                           | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
      | |                           | |
      | |          生産要素市場           | |
      |  ---------⬅︎D企業は S➡----------  |
      |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
      |      (=GDP) \  /              |
      |              \/E              |
      |              /\               |
      |労働・土地・資本     /  \      賃金・地代・利潤|
      |        家計はS/    \D    (=GDP)  |
       --------売り手➡      ⬅︎------------
            労働の供給          労働の需要

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  22.          財の需要 財・サービス市場 財の供給  
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    / 家計は\    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎   買い手➡︎----------  |
      | |                           | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
      | |                           | |
      | |                           | |
      |  ---------⬅︎D企業は S➡----------  |
      |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
      |      (=GDP) \  /              |
      |              \/E              |
      |              /\               |
      |労働・土地・資本     /  \      賃金・地代・利潤|
      |        家計はS/    \D    (=GDP)  |
       --------売り手➡      ⬅︎------------
            労働の供給  生産要素市場  労働の需要

             財の需要          財の供給  
      お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
      | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
      |             \  /        財・サービス|
      |              \/E均衡点           |
      |              /\               |
      |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
      |  財・サービス    / 家計は\    収入(=GDP) |
      |  ---------⬅︎   買い手➡︎----------  |
      | |         財・サービス市場          | |
      | |                           | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \ 
      ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
      | |                           | |
      | |          生産要素市場           | |
      |  ---------⬅︎D企業は S➡----------  |
      |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
      |      (=GDP) \  /              |
      |              \/E              |
      |              /\               |
      |労働・土地・資本     /  \      賃金・地代・利潤|
      |        家計はS/    \D    (=GDP)  |
       --------売り手➡      ⬅︎------------
            労働の供給          労働の需要

    返信削除

  23. 経済表=循環フロー図:再考
    編集 | 削除
    柄谷の交換図をマンキューや西村の経済学の教科書に出てくる循環フロー図と対応させてみた。
    (循環図は普通、労働市場を下にするだろうが、上下逆にした。)
    二つの需要供給モデルを上下に組み入れたのが味噌だ。図のシンプルさを犠牲にしたが、需給モデルの位置付けは必須になると思い無理やり組み込んだ。
    家計と企業では頭と体を捻っていると解釈して欲しい。
    貨幣は左上の国家が発行する。すぐ下の図では便宜的に国家ではなく政治学とした。

      政治学 | 宗教
          |(ネーション)
     _____|_____平
      経済学 |  X  等
          |     
         自 由

          労働の需要 生産要素市場 労働の供給  
     お金の流れ------➡︎D  S⬅︎--------- 
      |賃金・地代・利潤 E_\/_均 労働・土地・資本|
      (=GDP)      /\衡点         |
      |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
      | |生産へ         所得(=GDP)| |
      | |の投入                 | |
      ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
      \ /          /         \ /
      企\業         /          家\計
      / \        / ミクロ       / \
      ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
      | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
      | | 収入      市場   財・サービス| |
      |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
      |販売された財   E_\/_均衡点       |
      ・サービス       /\    支出(=GDP)
       ---------➡︎S  D⬅︎---------
            財の供給      財の需要

    あるいは(圧縮バージョン)、

      労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ    所得=| |
      | |の投入    GDP| |
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
      \ /  マクロ/    \ /
      企\業    /ミクロ  家\計
      / \          / \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
      | |収入=  購入された| |
      | |GDP 財・サービス| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

    参考:
    西村『まんがDE経済学入門』、マンキュー『マクロ経済学入門篇』

    追記:
    文字化け、文字ズレについて(コメント欄を改訂)

    自分は現在MacbookproとiPadを併用しており、特に使用環境の想定をiPadに特化しています。
    多分WindowsとMacで文字コードの扱いが違うので、ブラウザの種類に関係なく、Windowsだと文字化けするか、ズレてしまうと思います。
    自分としては今後Windows使用者のためにWindowsを購入して改訂してゆく必要があるのですが、
    そうすると今度はMacで見たときにズレてしまいます。
    多分Macだけでも調整方法はあるのでしょうが、、、

    応急処置として、図の画像キャプを以下に載せておきます。これだと訂正及び閲覧者による自由な変更が難しくなるのですが。

    返信削除
  24. 柄谷の交換図をマンキューや西村の経済学の教科書に出てくるフロー循環図と対応させてみた。
    (循環図は普通、労働市場を下にするだろうが、上下逆にした。)
    二つの需要供給モデルを上下に組み入れたのが味噌だ。図のシンプルさを犠牲にしたが、需給モデルの位置付けは必須になると思い無理やり組み込んだ。
    家計と企業は頭と体を捻っている(「意思決定をする」byマンキュー)と解釈して欲しい。
    貨幣は左上の国家が発行し起点となっている。すぐ下の図では便宜的に国家ではなく政治学とした。

      政治学 | 宗教
          |(ネーション)
     _____|_____平
      経済学 |  X  等
          |     
         自 由

          労働の需要 生産要素市場 労働の供給  
     お金の流れ------➡︎D  S⬅︎--------- 
      |賃金・地代・利潤 E_\/_均 労働・土地・資本|
      (=GDP)      /\衡点         |
      |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
      | |生産へ         所得(=GDP)| |
      | |の投入                 | |
      ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
      \ /          /         \ /
      企\業         /          家\計
      / \        / ミクロ       / \
      ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
      | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
      | | 収入      市場   財・サービス| |
      |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
      |販売された財   E_\/_均衡点       |
      ・サービス       /\    支出(=GDP)
       ---------➡︎S  D⬅︎---------
            財の供給      財の需要

    あるいは(圧縮バージョン)、

      労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ    所得=| |
      | |の投入    GDP| |
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
      \ /  マクロ/    \ /
      企\業    /ミクロ  家\計
      / \          / \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
      | |収入=  購入された| |
      | |GDP 財・サービス| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

    参照:
    マンキュー
     『マンキュー経済学ミクロ』(邦訳第二版35頁)、
    ○『マンキュー経済学マクロ』(第二版31,128頁,第三版28頁)、
     『マクロ経済学入門篇』(第二版23頁)、
    ○西村和雄『まんがDE経済学入門』(第二版3頁)

    追記:
    文字化け、文字ズレについて(コメント欄を改訂):

    自分は現在MacbookproとiPadを併用しており、特に使用環境の想定をiPadに特化しています。
    多分WindowsとMacで文字コードの扱いが違うので、ブラウザの種類に関係なく、Windowsだと文字化けするか、ズレてしまうと思います。
    自分としては今後Windows使用者のためにWindowsを購入して改訂してゆく必要があるのですが、
    そうすると今度はMacで見たときにズレてしまいます。
    多分Macだけでも調整方法はあるのでしょうが、、、

    応急処置として、図の画像キャプを以下に載せておきます。これだと訂正及び閲覧者による自由な変更が難しくなるのですが。

    [#IMAGE|a0024841_21392566.jpg|201505/09/41/|left|648|1446#]

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  25. 動学的一般均衡モデルによる財政政策の分析 単行本 – 2011/1/25
    江口 允崇 (著)

    レビュー改訂、2014/02。動学的確率的一般均衡(DSGE)、ルーカス批判の意義を説明した1章は、
    そのまとめ方と説明のわかりやすさが、10ページとコンパクトながら何気に素晴らしい文章だと思う。
    そして2章。他の文献じゃ何より難しい対数線形近似を、これでもかとわかりやすく丁寧に説明。
    その例題もたっぷりで良い訓練になる。
    3章ではニューケインジアンモデル(特にCalvo型のNKPC)を式展開をほとんど端折らず説明。

    Sims(2002)の連立差分方程式における合理的均衡解と、Blanchard-Kahn条件のつながりについて、
    2章のP25の、予測誤差という概念の導入の説明が、これまたわかりやすい。
    予測誤差「ηt」は、前期の予想値と今期の実現値の乖離であり(2.68式と2.69式を参照)、
    「モデルの中のフォワードルッキングな変数の数だけ設定する。」

    P30。連立の動学方程式なのだから、固有値が1より大きいと発散してしまう。あるいは、
    1より大きい固有値の数と、先決じゃない変数(を制御変数とかジャンプ変数と呼ぶ)の数が
    等しくならなければならない。<Blanchard-Kahn条件
    モデルに将来変数の期待値が入ってくるD(S)GEでは、合理的期待均衡解が一意に定まるためには、
    1より大きい固有値の数と、予測誤差の数が等しくならなければならない。
    2章2節の「対数線形近似」と、2章4節の「シミュレーション」は、入門としてとても素晴らしい。

    4章の説明も、コンパクトなのにも関わらずわかりやすい。素晴らしい。
    1:ディープパラメータを、先に個別の実証研究などから推定して、数値を設定=カリブレーション
    2:1とは違って、ある程度の幅を持って(分布として)同時に推定しよう=DSGEのベイズ推定
    3:具体的な考え方の順序は、まず連立差分方程式は、状態空間モデルの遷移方程式と同じ形式となる。
    4:後は観測データから得られる観測方程式とともに(カルマンフィルターで)尤度関数が作れる。
    5:でも単峰型じゃなかったりして、最尤法では推定値がおかしなことになったり、決められなかったり。
    6:そこでパラメータが理論的に妥当と考えられる範囲になるような事前分布を設定してベイズ推定。
    7:ベイズの定理の分子はカルマンフィルターで評価できるが、
      分母の積分(基準化定数)が相変わらず複雑なので、MCMC法で。

    返信削除
  26. 動学マクロ経済学 成長理論の発展 単行本 – 2012/5/18
    二神孝一 (著)
    2件のカスタマーレビュー


    単行本: 278ページ
    出版社: 日本評論社 (2012/5/18)
    言語: 日本語
    ISBN-10: 4535556733


    「内生的技術変化」を出発点とし、現在にいたるまでの経済成長に関する理論モデルの発展を、学部生にも理解できるよう記述する。
    出版社からのコメント
    ≪目次≫
    第1章 ソロー・モデル
    第2章 代表的個人モデル
    第3章 世代重複モデル
    第4章 世代重複モデルの応用:バブル資産・伝染病サイクル
    第5章 内生的技術進歩:研究開発の内生化
    第6章 経済政策と経済成長
    第7章 技術移転とイノべーション
    第8章 規模効果
    第9章 生産的公共サービスと経済成長
    第10章 公共資本と経済成長
    数学付録 : 定差方程式の解法



    この本は経済成長理論について書かれた、学部上級生から修士課程の学生さん向けの本です。

    数式の展開は丁寧で、とても分かりやすく書かれています。数式を変形1つにしても、モデルの中で、
    どういう意味を持っているのかとてもイメージしやすいです。
    1章のソローモデル、2章の代表的個人モデル、3章の世代重複モデルだけで、70ページほどあり、
    基本モデルの習得と分析ツールが習得できます。この最初の3章をしっかり理解しておくと、修士課程での
    コアコースの授業で理解が深まります。
    大学院では連続モデルを用いることが多いですが、このテキストでは離散モデルを用いているので、
    大学で経済数学を勉強していれば対応できる内容になっています。
    経済モデルの解説は、図解を含めて解説されているので、モデルの設定の方法など大学院の学生さんにとっても
    参考になると思います。

    自分が大学院生の頃は、モデルの理解とモデルを設定するにはどうすればいいのかで
    苦労することが多かったのですが、この本は経済成長理論を勉強する上で
    とても大きな手助けとなる本だと思います。
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    2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
    学部中級~上級の参考書に
    投稿者 Beispiel 投稿日 2015/2/11
    Amazonで購入
    タイトルの通り、マクロの動学モデルの解説書です。
    通常、動学マクロはその数学的な難しさから大学院で学びますが、この本は連続的でなく離散的な時間変化から解説しているので(ΔKでなくKt+1-Ktというような書き方です)、丁寧に読んでいけば学部レベルの数学でもしっかり理解できます。数学付録は可もなく不可もなし、といったところです。
    式を導出した際に各項について解説してくれるので、何をしているのか見失わないのも有難いです。
    院進学を考えている学部生や、静学以外のマクロを勉強したい方はまずこれを読んでみて、簡単にモデルの概形を把握すると良いと思います。
    連続時間モデルを理解するための副読本や、動学マクロの導入としてとても有用です。
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  27. 現代マクロ経済学講義―動学的一般均衡モデル入門 単行本 – 2006/12
    加藤 涼 (著)

    目次
    序章 現代マクロ経済学と「失われた10年」
    第1章 動学的一般均衡モデル―マクロ経済学の再出発
    第2章 財市場の不完全性―New IS‐LMモデルと価格の硬直性
    第3章 資本市場の不完全性―流動性の理論と景気変動
    第4章 労働市場の不完全性―労働市場のサーチと産業構造調整
    第5章 最適金融政策の理論―インフレ目標の理論モデル
    第6章 動学的一般均衡モデルにおける最適金融政策
    第7章 動学的最適化問題の解法の手引きとMatlabによる実践



    商品の説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    本書は、学部上級から大学院初級レベルの読者を対象として、現在のマクロ経済学を考えるうえで不可欠なツールである動学的一般均衡モデルを解説したマクロ経済学のテキストである。New IS‐LMモデルを含む、いくつかの有益な動学的一般均衡モデルの簡略化したバージョンを再構築・紹介することで、学部レベルのテキストで紹介されるマクロ・モデルと一流学術誌等にみられる「複雑な」マクロ・モデルとの橋渡しをすることを意図している。また、本書は現代のマクロ経済学のモデルから、現実の経済にどのような政策的含意が与えられるのかを紹介している。具体的には「失われた10年」をめぐる3つの論点、(1)貸し渋り、バランスシート問題、(2)産業構造調整問題、財政政策、(3)インフレ目標、金融政策について、関連する理論モデルとそこから得られる知見を紹介している。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    加藤/涼
    国際通貨基金(IMF)政策企画審査局エコノミスト。1973年、三重県に生まれる。1996年、東京大学経済学部卒、日本銀行入行。調査統計局経済調査課、国際局国際調査課等を経て現職。オハイオ州立大学Ph.D.(専門はマクロ経済理論、金融政策)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    単行本: 257ページ
    出版社: 東洋経済新報社 (2006/12)
    ISBN-10: 4492313702
    ISBN-13: 978-4492313701



    21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
    おいおい……
    投稿者 herohero 投稿日 2012/12/13
    形式: 単行本 Amazonで購入
    本書に好意的なレビューが多く、
    びっくりしましたので、
    老婆心ながら水を差させていただきます。

    本書は動学的一般均衡(DGE)モデル入門と
    銘打っておきながら、
    DGEモデルの仕組みについては
    ほとんど記述がなく、
    ページの多くはその応用モデルの
    政策的含意に割かれています。

    言い換えれば、
    本書を読んでもDGEモデルがどのようなものなのかは
    ほとんどわからないのです;

    また、応用モデルの記述についても、
    DGEについてある程度知っているか、
    イメージを持っていないと、
    理解しづらいものとなっています。

    そのため、本書を本当に理解できるのは、
    すでにDGEについてちゃんとした
    教育を受けている人間くらいでしょう。

    ローマーの『上級マクロ経済学』の、
    実務家視点から書かれた副読本といったところが
    本書の妥当なポジションだと思いますので、
    DGEの教科書としては使えません。

    学部上級レベルのDGEの教科書としては、
    応用についてはまったく触れられておらず抽象的なのですが、
    林貴志『マクロ経済学―動学的一般均衡理論入門』
    のほうが基本的な仕組みに詳しいのでお勧めします。

    また林貴志に続いて、西村・矢野の『マクロ経済動学』の
    90ページまでを読めば、非確率的なDGEの
    数学的な仕組みがなんとなくはわかるでしょう。

    確率的なDGEについてのわかりやすい本は知る限りありませんw

    2014/08追記
    上記のようなことを以前に書きましたが、
    林貴志や西村・矢野は理論系によっており、
    応用を主眼とした一般均衡動学の教科書もかなり増えてきているので追記。

    非確率的なDGEによる成長論としては、学部レベルでは、
    二神孝一『動学マクロ経済学』が名著でしょう。
    院レベルでは、
    Daron Acemoglu『Introduction To Modern Economic Growth』が
    理論と応用のバランスの取れた名著ですが、
    重厚長大なので、必要な章を選んで読むと良いでしょう。
    世代重複モデルでは、
    David de la Croix『A Theory of Economic Growth』が、
    確率的なDGEとしては、
    George McCandless『The ABCs of RBCs 』が
    数学的なレベルが押さえられており、かつ読みやすい良書です。

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  28. マクロ経済学―動学的一般均衡理論入門 (Minervaベイシック・エコノミクス) 単行本 – 2012/5
    林 貴志 (著)
    マクロ経済学―動学的一般均衡理論入門 (Minervaベイシック・エコノミクス) 単行本 – 2012/5
    林 貴志 (著)
    単行本: 223ページ
    出版社: ミネルヴァ書房 (2012/05)
    https://www.minervashobo.co.jp/book/b96154.html

    はしがき
    数学的記法

    第1章 ソロー・スワンの経済成長モデル
     1.1 モデル
       1.1.1 均斉成長
     1.2 ソロー・スワンモデルの拡張
       1.2.1 貯蓄率の内生化
       1.2.2 不確実性の導入
       1.2.3 人的資本蓄積の内生化

    第2章 抽象的な一般均衡理論
     2.1 2財ケース
       2.1.1 消費と選好
       2.1.2 限界代替率
       2.1.3 予算制約と需要
       2.1.4 交換経済の一般均衡
       2.1.5 競争均衡の効率性
       2.1.6 生産経済
       2.1.7 限界変形率と限界生産物
       2.1.8 利潤最大化
       2.1.9 生産経済の一般均衡
       2.1.10 競争均衡の効率性
     2.2 一般ケース
       2.2.1 選択と需要
       2.2.2 限界代替率
       2.2.3 予算制約と需要
       2.2.4 交換経済の一般均衡
       2.2.5 生産経済の一般均衡

    第3章 一般均衡と集計
     3.1 効率性と社会厚生関数の最大化
     3.2 競争均衡に対応する厚生加重
     3.3 代表的消費者
       3.3.1 所得分布に依存しない記述的代表的消費者
       3.3.2 所与の所得分配ルールにおける記述的代表的消費者
       3.3.3 規範的代表的消費者
     3.4 代表的企業
       3.4.1 代表的企業の収穫一定性
     3.5 代表的個人・代表的企業のもとでの競争均衡
     3.6 財の集計

    第4章 動学的一般均衡理論──2期間モデル
     4.1 通時的消費と選好
       4.1.1 選好の関数表現
       4.1.2 割引効用選好
     4.2 貸借経済
       4.2.1 2期間貸借経済の予算制約
       4.2.2 インフレーションの取り扱い
       4.2.3 逐次的均衡
       4.2.4 逐次的均衡からアロー・デブリュー均衡へ
       4.2.5 公債に関する中立命題
     4.3 生産経済
       4.3.1 生産と企業
       4.3.2 アロー・デブリュー均衡
       4.3.3 逐次的均衡
       4.3.4 逐次的均衡からアロー・デブリュー均衡へ

    第5章 動学的一般均衡理論──多期間モデル
     5.1 通時的経済における消費者
       5.1.1 時間整合性の問題
       5.1.2 定常割引選好
     5.2 貸借経済
       5.2.1 貸借経済におけるアロー・デブリュー均衡
       5.2.2 貸借経済における逐次的均衡
       5.2.3 逐次的均衡からアロー・デブリュー均衡へ
       5.2.4 公債と課税に関する中立命題
     5.3 通時的生産経済
       5.3.1 通時的経済における生産と企業
       5.3.2 通時的生産経済におけるアロー・デブリュー均衡
       5.3.3 通時的生産経済における逐次的均衡
       5.3.4 逐次的均衡からアロー・デブリュ―均衡へ
       5.3.5 均衡動学とオイラー方程式
       5.3.6 効率性と最適成長
     5.4 無限期間モデル

    第6章 動学的確率的一般均衡理論──2期間モデル
     6.1 不確実な消費と選好
       6.1.1 期待割引効用選好
     6.2 条件付財の交換経済におけるアロー・デブリュー均衡
     6.3 金融経済における逐次的均衡
     6.4 証券価格と状態価格
     6.5 逐次的均衡とアロー・デブリュー均衡
     6.6 「代表的個人からなる純粋交換経済」における証券価格

    第7章 動学的確率的一般均衡モデル──多期間モデル
     7.1 不確実な通時的経済における消費者
       7.1.1 期待効用定常割引選好
     7.2 通時的条件付財の交換経済
       7.2.1 アロー・デブリュー均衡
       7.2.2 金融経済における逐次的均衡
       7.2.3 逐次的均衡からアロー・デブリュー均衡へ
       7.2.4 証券価格決定
     7.3 不確実性下の通時的生産経済
       7.3.1 通時的経済における生産と企業
       7.3.2 通時的生産経済におけるアロー・デブリュー均衡
       7.3.3 通時的生産経済における逐次的均衡
       7.3.4 逐次的均衡からアロー・デブリュー均衡へ
       7.3.5 均衡動学と確率的オイラー方程式
       7.3.6 効率性と最適成長
     7.4 無限期間モデル

    第8章 内生的成長理論
     8.1 宇沢=ルーカス型内生的成長モデル
     8.2 アロー・デブリュー均衡
     8.3 通時的生産経済における逐次的均衡
     8.4 逐次的均衡からアロー・デブリュー均衡へ
     8.5 逐次動学とオイラー方程式
     8.6 効率性と最適成長
     8.7 無限期間モデル

    第9章 もう1つの動学的一般均衡理論──世代重複モデル
     9.1 世代重複経済
     9.2 競争均衡の非効率性と社会保障制度
     9.3 生産経済
       9.3.1 逐次的均衡からアロー・デブリュー均衡へ
       9.3.2 均衡動学と資本蓄積経路

    練習問題解答
    関連図書
    あとがき
    索  引

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  29. マクロ経済学―動学的一般均衡理論入門 (Minervaベイシック・エコノミクス) 単行本 – 2012/5
    林 貴志 (著)

    意義深い本
    投稿者 kani 投稿日 2012/8/28
    動学一般均衡理論の基礎について、「日本語」で書かれた意義深い本です。

    動学一般均衡を理論的背景から(数式的に)理解しようとすれば大学院上級レベルの
    テキストを当たるかのが一般的です。しかし、これらのテキストを使おうとすれば、
    たちまち数学・英語といった壁が立ちはだかります。

    本書はこれらの壁を取っ払ってくれます。もちろん基礎的な数学の知識は必要ですが、(A.C.チャンあたり)
    それを差し引いても分かりやすいと思います。

    特に経済学研究科を目指す学部生にとっては、
    非常に重宝するテキストになるのでは?
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    誤植多数
    投稿者 ファミ 投稿日 2012/6/23
    最近読み始めました。
    やはり初版だからでしょうか、誤植がひどいです。
    今70ページほど読み進めましたが、すでに5,6個も誤植を発見しました。

    大学生である私にとってはすこし高価な本であったので、ちゃんとした本を書いてほしいです。
    内容はすこし難しいところも有りますが、分かりやすいです。
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    学部生でも読める動学一般均衡モデル入門
    投稿者 MP 投稿日 2012/5/21
    Amazonで購入
    待望の本が出ました。
    林先生のミクロ経済学を読めるくらいの数学力で動学一般均衡モデルに特化した本です。
    それに特化した本ですのでISーLMとかマクロ政策的なモノは一切ありません。
    ただ数学的容易にとにかく動学一般均衡モデルを知りたい学生・社会人向けです。
    私もすらすら一読できてこれから熟読しますが、
    斉藤他マクロ、マンキューなどのマクロを読みチャン等を読みローマ―や齋藤新しいに挑戦するのは結構骨、挫折しがちなので
    動学一般均衡モデルを手っ取り早く知りたい人にはベストの本です。
    ただそれに特化してますので繰り返しますがそれ以外はありません。
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  30. http://secwords.com/アロー・ドブリュー均衡.html
    アロー・ドブリュー均衡とは
    アロー・ドブリュー均衡とは、アローとドブリューという二人の経済学者によって立証された市場の均衡性に関する理論のことである。アロー・ドブリュー均衡が史上初めて、市場には均衡という状態が明確に存在をしていることの証明を行った最初のモデルであるといわれている。

    アロー・ドブリュー均衡によって競争社会において、競争による均衡は確実に存在をすることが証明をされた。なおかつその競争均衡というのは、一種の安定性を保持していることも確認をされたのである。

    アロー・ドブリュー均衡の登場によって、一般均衡理論というジャンルが確立されたといってもいいだろう。一般均衡理論は、いろいろな財を含んだマーケット全体において、受給量と価格が同時決定されるとする理論である。それくらい、アロー・ドブリュー均衡の発表というのは当時の経済界に大きな衝撃を与えている。
    しかもその後の研究によって、均衡状態というのは無限ではなく、有限性を持っていることが分かっている。そしてその均衡状態というのはあくまでも局所的に行われることも証明されている。しかも、競争の性質として一意的であるということも証明をされ、競争均衡の性質がかなり詳しいところまで判別しつつある。
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    7 不確実性下の一般均衡分析:効率的配分の実現可能性 - Info Shako (Adobe PDF) -htmlで見る
    infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~naoki50/contingent2.pdf
    7.2 条件付き財市場における取引:アロー・デブリュー均衡. 前節では,リスク分担を背景 として,事前的にパレート最適な配分の特徴について. 述べた.本節と次節では,それを 市場取引を通じて実現することが可能であることを. 示す.本節では,すべての条件付き ...
    アロー・ドブリュー均衡とは 意味| 証券投資用語辞典
    secwords.com/アロー・ドブリュー均衡.html
    アロー・ドブリュー均衡とは、アローとドブリューという二人の経済学者によって立証され た市場の均衡性に関する理論のことである。アロー・ドブリュー均衡が史上初めて、市場 には均衡という状態が明確に存在をしていることの証明を行った最初のモデルであると ...
    ケネス・アロー - Wikipedia
    ja.wikipedia.org/wiki/ケネス・アロー

    [編集]. (1983年にこの業績によりノーベル経済学賞を受賞した)ジェラール・ドブリュー と共に、アローは限定的な仮定を置いた上で、市場の明確な均衡の存在を初めて厳密 に証明した。一般均衡の項を参照。アローは続けて不確実 ...
    履歴-業績-計画法-社会選択理論
    アロー=デブリュー破れたり? - himaginaryの日記
    d.hatena.ne.jp/himaginary/.../what_if_equilibrium_never_exist...
    TripleCrisisというブログで、アロー=デブリューを初めとする不動点定理(角谷のものに せよ、ブラウワーのものにせよ)を用いた均衡の証明は経済的な意味を持たない、という 主張がなされている(Economist's View経由)。書いたのは ...
    ジェラール・ドブリュー (Gérard Debreu)
    cruel.org/econthought/profiles/debreu.html
    新ワルラス派一般均衡理論に対してジェラール・ドブリューが投げかけた輝かしい影響 は、なかなか無視できるものじゃない。何年にもわたり、ドブリューは ... K.J.アロー とともに、ドブリューは競争均衡の初の単純な存在証明 を行った (1954)。また、均衡の 集合は ...
    ドブリュー(ドブリュー)とは - コトバンク
    kotobank.jp/word/ドブリュー-167628
    ドブリューは、数学的手法を駆使して実証データの分析を行い、その結果を用いて経済 理論を検証した。1954年に発表したK・J・アローとの共同論文「Existence of an Equilibrium for a Competitive Economy」において、競争による自由市場での一般 均衡(経済...
    辞書別に見る:日本大百科全書(ニッポニカ)

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