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木曜日, 5月 07, 2015

改定版「ケインズからDSGEまでの流れ」:メモ

          ( 経済学リンク:::::::::リンク::::::::::

NAMs出版プロジェクト: 改定版「ケインズからDSGEまでの流れ」:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/nams-dsge-httpnam-students_7.html(本頁)
NAMs出版プロジェクト: ケインズからDSGEまでの流れ:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/dsge.html(旧版)
経済表=フロー循環図:再考
http://yojiseki.exblog.jp/21210035/

  政治学 | 宗教
      |(ネーション)
 _____|_____平
  経済学 |  X  等
      |     
     自 由

  労働の需要 生産要素 労働の供給  
 お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
  |賃金・地代・\/_E 労働・| 
  |利潤=GDP/\ 土地・資本|
  |  --⬅︎S  D➡︎--  |
  | |生産へ   所得= | |
  | |の投入   GDP 開↔︎閉(利子率上昇)
  ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
  \ /  マクロ/    \ /
  企\業    /ミクロ  家\計
  / \          / \
  ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
  | |収入= 購入された 開↔︎閉(利子率下降)
  | |GDP 財・サービス| |
  |  --⬅︎D  S➡︎--  |
  販売された財 \/_均 支出=|
  |・サービス /\衡点 GDP|
   ----➡︎S  D⬅︎----
 財の供給 財・サービス市場 財の需要
   デフレ    ↔︎   インフレ
 下降(財優勢) 利子率 上昇(貨幣優勢)
財と貨幣の均衡が大事になる。利子率もその観点から考えられる。
企業と家計は意思決定をするが、
家計のところは子育てを想定しないと図の意義がわからなくなる。
________

      労働の需要 生産要素市場 労働の供給  
 お金の流れ------➡︎D  S⬅︎---------
  |賃金・地代・利潤 E_\/   労働・土地・資本|
  |(=GDP)  均衡点/\           |
  |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
  | |生産へ         所得(=GDP)| |
  | |の投入                 | |
  ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
  \ /          /         \ /
  企\業         /          家\計
  / \        / ミクロ       / \
  ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
  | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
  | | 収入      市場   財・サービス| |
  |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
  |販売された財   E_\/均衡点        |
  |・サービス      /\   支出(=GDP)|
   ---------➡︎S  D⬅︎---------
        財の供給      財の需要○○
1,財市場(フロー)が均衡するためには、IS上になければならない。
2,貨幣債券市場(ストック)が均衡するためには、Y,iの2変数は、LM上になければならない。
(吉川洋『マクロ経済学』99頁)

1,(a)利子率が上昇すると、計画投資Iは減少する。
  (b)計画投資Iの減少は、計画支出関数を下方へシフトさせ、その結果、所得は減少する。
2,所得が増加すると、貨幣需要は増加し、したがって利子率は上昇する。
  (マンキューマクロ経済学入門篇308,316頁,邦訳第2版276頁)

D=Demand(需要)とS=Supply(供給)、
GDP=Gross Domestic Product、GDP(国内総生産)、
45度線分析(ケインジアンの交差図)からIS-LM曲線(ヒックス考案)が導かれる。
IS–LM とは、I:投資 (Investment)、S:貯蓄 (Saving)、L:流動性選好 (Liquidity Preference)、M:貨幣供給 (Money Supply) のことで、IS と LM はそれぞれ財市場と貨幣市場が均衡しているときに釣り合うもの同士を示している。
 IS-LM (Investment Saving – Liquidity Preference Money Supply) model

________
以下、菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より
 ケインズからDSGEまでの流れ(マンキューマクロ2の邦訳章番号を付記)

     思想的               新古典派経済学1:3
     ライバル              :    |
ケインズ  ↔︎  ハイエク          :    |
:          :           :    |
:ヒックス      :           :    |
:トービン2:6   :           :    ⬇︎
ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン       :新古典派成長
| ⬆︎  |     マネタリスト      :  モデル
| |  ⬇︎       2:3       :   ソロー2:1,
| | マクロ計量モデル           :    | 2:2
| | (IS-LMにもとづく)      /     | 
|  \   1:8 ⬆︎         /      |
|   \______|        /       |
|          批判      /        |
|         ル  ー  カ  ス        |
⬇︎    ミクロ的基礎づけ2:5            ⬇︎
ニュー・ ⬅︎--合理的期待形成仮説--➡︎RBC(実物的景気循環)モデル
ケインジアン \      2:3 /  キドランド 2:8
 マンキュー  ↘        ↙︎   プレスコット
2:8 財政政策  DSGEモデル      
     の役割 (確率的動学一般均衡) 
      縮小化    ローマー?2:8
             ⬇︎
       リーマン・ショック時に機能せず!
 機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!
________
NAMs出版プロジェクト: ゲゼル:減価式貨幣と世界通貨案
http://nam-students.blogspot.jp/2011/12/blog-post_4033.html?m=0
減価率の根拠に関しては、ゲゼルの精神を絶賛したケインズが、「貨幣ー利子率(印紙料金は除く)と、完全雇用と両立する新規投資率に対応する資本の限界効率との差になるように定めるべき」(雇用、利子および貨幣の一般理論〈下〉 (岩波文庫)150頁)と述べていて、再検討を要する。

NAMs出版プロジェクト: ケインジアンの交差図、IS-LM曲線:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/03/blog-post_12.html
印紙スタンプ代はもちろん、何らかの適切な金額で固定されます。私の理論によれば、その値段は完全雇用と整合する新規投資に対応した資本の限界効率に対し、金利が上回っている分(印紙スタンプ代を除く)とほぼ等しくなるべきです。
_________
流動性選好説 - Wikipedia 
ja.wikipedia.org/wiki/流動性選好説
流動性選好説(りゅうどうせいせんこうせつ、英: Liquidity preference theory)とは、 利子は貨幣の流動性を犠牲にすることの対価であるために、貨幣需要量(投機的需要) は利子率の減少関数であるという経済学における仮説である。ジョン・メイナード・ ケインズ ...
原理-流動性の罠-市場例-数値の例
________

投資の限界効率:投資の利益率を
        利子率(金利)で表示したもの。

〈ケインズの投資の限界効率理論〉
投資の限界効率 > 利子率(金利) ⇒ 投資する
投資の限界効率 = 利子率(金利) ⇒ 投資しなくてもよい
投資の限界効率 < 利子率(金利) ⇒ 投資しない
(石川秀樹『経済学と数学がイッキにわかる!!』2009年214~5頁)

_________

サミュエルソン 経済学の系統図 1980,1985,11+12ed.改

            哲学者        実践派
      アリストテレス  聖書       実業家
       前350    /        時事評論家
           \スコラ学派       /
         トマス・アクィナス     /
           1270  \    /
           /       \  /
       重農主義者     重商主義者
         ケネー      17世紀および
        1758      18世紀
            \    /
            アダム・スミス
             1776   
         ______|___ 古典学派
        |ゴドウィンx|   |
        |1793 マルサス |
 (労働価値説)|     1798 |(比較優位)
     リカード(A)   |  xリカード(B)_____
       1817    |   1817        |
       /       |     \         |
  社会主義/ xプルードン |    J.S.ミル     |
   マルクス   1846 |     1848 新古典学派|
   1867      | |        \ワルラス  |
   / | \     |  \       マーシャル  |
  |  |  レーニン ゲゼル \     / 1890  |
  |カレツキ 1914 1916 ケインズ/ /  |   |
  |1933   / \     1936 /   |   |
  |      /   \     :  /   / \  |
  |     /     \    主流派 合理的 シカゴ自由
  新左翼 ソ連       中国  経済学 期待理論 至上主義
___________ 

☆すべての経済学者に二面性はあるが、特にリカードを二つに分けた。
リカードとマルサスによる「穀物条例論争」1815は有名。
ただし、リカードは労働価値説を維持したと言える。

以下、マンキュー入門編邦訳第3版447頁より(こちらも邦訳第2版にはない)
図11-6 モデルの相互関係(→*)

           すべてのモデルの親モデル
              (第11章補論)
         ___古典派__|__ケイジアン_
     _閉鎖|開放_          __閉鎖|開放_       
    |       |        |        |
古典派の閉鎖経済    |     IS-LMモデル☆☆☆ |
(第3章・第4章)☆  |    (第8章・第9章)@   |
            |        |流通速度一定  |
            |      基本的な       |
         _小国|大国_  AD-ASモデル    |
        |       |  (第7章)☆☆    |
    古典派の      古典派の            |
    小国開放経済    大国開放経済          |
   (第5章)     (第5章補論)          |
                    ________小国|大国_
             _変動相場制|固定相場制_        |
            |             |      大国開放経済の
         変動相場制下の       固定相場制下の   短期モデル
        マンデル=フレミング    マンデル=フレミング (第10章補論)  
         モデル(第10章)       モデル(第10章) ☆☆☆☆

この概念図は補論で示した包括的な大モデルがこれまでの諸章で学んだより小さ
くて簡単なモデルとどう関係しているかを示している。
   _____________________

以下、菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より
 ケインズからDSGEまでの流れ(マンキューマクロ2の邦訳章番号を付記)

     思想的               新古典派経済学1:3
     ライバル              :    |
ケインズ  ↔︎  ハイエク          :    |
:          :           :    |
:ヒックス      :           :    |
:トービン2:6   :           :    ⬇︎
ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン       :新古典派成長
| ⬆︎  |     マネタリスト      :  モデル
| |  ⬇︎       2:3       :   ソロー2:1,
| | マクロ計量モデル           :    | 2:2
| | (IS-LMにもとづく)      /     | 
|  \   1:8 ⬆︎         /      |
|   \______|        /       |
|          批判      /        |
|         ル  ー  カ  ス        |
⬇︎    ミクロ的基礎づけ2:5            ⬇︎
ニュー・ ⬅︎--合理的期待形成仮説--➡︎RBC(実物的景気循環)モデル
ケインジアン \      2:3 /  キドランド 2:8
 マンキュー  ↘        ↙︎   プレスコット
2:8 財政政策  DSGEモデル      
     の役割 (確率的動学一般均衡) 
      縮小化    ローマー?2:8
             ⬇︎
       リーマン・ショック時に機能せず!
 機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!
注:主流派=新古典派。RBCは、外生的。期待形成は予測形成で、リフレ派も含まれる。デビット・ローマーは普通は新ケインズ派に分類される。ローマーという名前の経済学者は複数いる。
   _____________________
現代マクロ経済学の基本モデルを知る: ニュースの社会科学的な裏側
http://www.anlyznews.com/2012/05/blog-post_19.html

       ミクロ経済学

1937      |

IS-LM     |

          ⬇︎ 資本ストックを導入し、動学化

1956   Solow________

          |         \各世代ごとに消費と

    消費と投資(貯蓄)を最適化    消費と投資(貯蓄)を最適化

          ⬇︎                ⬇︎

1965   Ramsey      1965 Diamond

     Cass-Koopmans        OLG

          |                |

    余暇(=失業)と技術ショックの導入      |

          ⬇︎                |

1982     RBC              /

          | 価格・賃金の硬直性    /

          | 財市場の不完全性    /

          | 情報の非対称性    /

          | etc…      /

          ⬇︎          /

1991~    DSGE   ⬅︎---/

      (New IS-LM)


   _____________________


以下、マンキューマクロ経済学入門篇1:3:8,308頁,邦訳第2版276頁
8-7図 IS曲線の導出参照
             (b)ケインジアンの交差図①3,②6(所得=消費+投資),7(貯蓄=投資)
               支出|
                 |       /
                 |      /ー
                 |    _ー_ー③8
                 |  _ー/ー
                 |_ー_ー |
                 ⬇︎_ー/| |   
                 | / | | 
                 |45度|_|_______
                    Y2⬅︎Y1  所得・生産
                     | | 
                     | |  
利| (a)投資関数④11   利|   | | (c)IS曲線④11,14
子|              子|   | |
率|              率|I  | | 
 |  \            |  \| |
r2___\___________|___\ |
⬆︎|   |\         ⬆︎|   |\|    
r1___|_\_________|___|_\ S
 |   | |\        |   | |\_
 |___|_|______   |___|_|_______   
   Ir2⬅︎Ir1  投資      Y2⬅︎Y1  所得・生産
(マンキューマクロ経済学入門篇1:3:8,308頁より)


(a)利子率が上昇すると、計画投資I(r1)は減少する。
(b)(a)における計画投資I(r1)の減少は、計画支出関数を下方へシフトさせ、
その結果、所得はY1からY2に減少する。
(c)IS曲線(c)は、利子率(a)と所得水準(b)の関係をまとめたもの。
ヒックスの図(c)だけだと思考と導出の過程がわからない。

図8-11 LM曲線の導出(マンキューマクロ経済学入門篇1:3:8,316頁,邦訳旧第2版285頁参照)
                     
利| (a)投資関数      利| (b)LM曲線 ⑤19(④13,15,17)
子|              子|   
率|   |          率|   | | 
 |\➡︎\|           |   | |/
r2_\_\_________r2|___|_|
⬆︎|  \|\         ⬆︎|   |/|    
r1___\_\_______r1|___|_|
 |   |\ \        | _/| |
 |___|________   |___|_|_______   
  -m/p 実質貨幣残高(M/P)  Y1 Y2  所得・生産
_______
         財の需要 財・サービス市場 財の供給  
  お金の流れ-------➡︎   企業は⬅︎------------ 
  | 支出(=GDP)   D 売り手S供給曲線⬅︎  販売された |
  |             \  /        財・サービス|
  |              \/E均衡点           |
  |              /\               |
  |  購入された     S/  \D需要曲線➡︎        |
  |  財・サービス    / 家計は\    収入(=GDP) |
  |  ---------⬅︎   買い手➡︎----------  |
  | |                           | |
  | |                           | |
  ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
  \ /             /             \ /
  家\計            /              企\業
  / \           / マクロ           / \
  ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
  | |                           | |
  | |          生産要素市場           | |
  |  ---------⬅︎D企業は S➡----------  |
  |       所得   \買い手 /  生産への投入     |
  |     (=GDP)  \  /              |
  |              \/E              |
  |              /\               |
  |労働・土地・資本    S/  \D    賃金・地代・利潤 |
  |         家計は/    \     (=GDP)  |
   --------売り手➡      ⬅︎------------
        労働の供給          労働の需要

以下、☆マンキューマクロ経済学入門編
         図3-1経済における貨幣のフロー循環図1:2:3,66頁

    所得                  要素費用支払
 -------------生産要素市場☆⬅︎------------
|                                 |
|   民間貯蓄                          |
|  -----------➡︎金融市場☆-------       |
| |             ⬆︎          |      |
| |             |公的貯蓄      |      |
| |             |          |      |
⬇︎ |        租税   |          |      |
家 計@----------➡︎政 府@        |     企 業@
|               |     投資   |      ⬆︎
|           政府購入|   -------       |        
|               |  |              |
|               |  |              |
|    消費         ⬇︎  ⬇︎      企業収入    |
 -----------➡︎財・サービス市場☆------------
                            お金の流れ➡︎

「この図は,第2章におけるフロー循環図をより精巧で現実的なものに手直しした
ものである.赤いボックス@はそれぞれ家計,企業,政府という経済主体を表し,灰
色のボックス☆はそれぞれ財 · サービス市場,生産要素市場,金融市場を表す.矢印
は,経済主体間のお金の流れがこの3種類の市場をどのように流通するかを表して
いる.」
(ただし、マンキューの説明にもかかわらず、上のマンキューマクロ入門篇第3章の図は、
 先に挙げた第2章の図の右部分を政府や金融市場に変換すればいいだけではある。
 なお、先の図の家計と企業における捻り(ひね)りが図としては歪だが、各家計と企業とで、
 頭を捻ることが重要になるということであれば納得できるだろう。
 ところで、お金の流れには以下の図もある。こちらの方がミクロ的、微視的だ。
 ケネーやマルクスやカレツキやレオンチェフの経済表はマクロ的と言える。)

G____W
 \  ↗︎
  \/
  /\
 /  ↘︎
W____G____W'
      \  ↗︎
       \/
       /\
      /  ↘︎
    W'____G____W''
           \  ↗︎
            \/
            /\
           /  ↘︎
        W''____G
       生産部面   流通市場   消費部面
< …商品は一般に売買されると流通界を脱して消費に入るのに反して、貨幣は商品の売買を
媒介しつつ常に流通市場に留まることになる。貨幣は、G-Wとしては価値尺度として機能
し、それを基礎としながらW-G-W'の関連においては流通手段として機能する。>
(宇野弘蔵『経済原論』岩波全書版32頁より。
著作集1:56の初稿も参照。
NAMs出版プロジェクト: 宇野弘蔵『経済原論』、再生産表式関連



ソローのモデル:
http://blog.livedoor.jp/sowerberry/archives/41781283.html
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51896883.html
簡単に言うと、戦争などで労働力が減れば全体K(またはβ?)=資本ストックの絶対数は減る。
少子化で資産家の遺産が少数者に集まればr資本収益率は相対的に上がる。
部門2と部門1の人口増減は性質が違う対社会効果になる。
人口と成長率の交互の上下動は、国家と資本の関係、自由主義と帝国主義の交互性、
循環性に似ている。
(ピケティは資本主義の周期性を重視しないが、その累進課税案は周期性の自覚的導入だ。)
 所得         δK
  |        / 
Y2|_______○dK  ○sY
  |    ○  /|
Y1|  ○  / |
  |    /  |
  | ○ /   |   
  |  /    | 
  | /     |
  |/______|______資本
      K   K'

Y を生産量、K を資本(資本ストック)、s を貯蓄率、δ を資本消耗率とする。
上記図では資本の変化だが、ソロー以降は時間軸を横に取ることが重要視されてゆく。
ソローの成長理論1956年でピケティが展開した β=s/g などが説明され得る。

NAMs出版プロジェクト: ピケティ関連:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/01/blog-post_30.html
NAMs出版プロジェクト: ルイスの「二重経済モデル」:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/blog-post_47.html
[クルーグマン][マンキュー][スティグリッツ][ヴァリアン][サミュエルソン]:目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/httpnam-students.html
ケインジアンの交差図
http://nam-students.blogspot.jp/2015/03/blog-post_12.html
カレツキ:「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題
http://nam-students.blogspot.jp/2012/01/blog-post_17.html

///////////
「図で、労働に対する需要と供給とはそれぞれ、DD曲線、SS曲線によって
あらわされている。この二つの曲線の交点Eに対応する実質賃金w^eのときには、
労働市場で、需給均等となり、完全雇用の状態が実現する(古典派の主張)。
それに対して、実質賃金がw^eより高く、たとえば図でwと記した水準であるときには、
労働供給は需要よりABだけ多くなり、非自発的失業がABだけ発生することになる。」
(宇沢弘文『「一般理論」を読む』46頁より。ケインズ一般理論1:2:4に対応)

マンキュー解説:
「家計は企業から財・サービスを購入し、企業はその販売から得られた収入を用
いて労働者への賃金、地主への地代および企業の所有者への利潤を支払う。
GDPは家計が財・サービスの市場において支出した総額に等しい。GDPはまた
企業が生産要素の市場において支払った賃金、地代、利潤の総額に等しい。」

              雇用における需要と供給分析
           実質
           賃金
            |
            |D      S⬅︎
           w|_\A__B/ 
            |  \  /
           we___\/E
            |   /\     
            |S / |\ D➡︎!
            |    |
           0|____|________
                 Ne    労働雇用量(N)
                 :
                 :
    所得(=GDP)   生産要素市場  賃金・地代・利潤(=GDP)
 --------------家計は売り手⬅︎------------
|  ----------➡︎!企業は買い手-----------  |
| |労働・土地・資本               生産への投入| |
| |                             | |
| |                             | |
| |                             | |
⬇︎ |             \ マクロ           ⬇︎ |
家 計              \              企 業
財・サービスを購          \           財・サービスを生
入し消費する         ミクロ \          産し販売する
生産要素を所有し                      生産要素を雇用し
販売する                          使用する
| ⬆︎                             | ⬆︎
| |購入された                  販売された | | 
| |財・サービス     財・サービス市場    財・サービス| |
|  -----------企業は売り手⬅︎!----------  |
 ------------➡︎家計は買い手--------------
    支出(=GDP)     :       収入(=GDP)
      外側➡︎お金の流れ   :   内側⬅︎財 · サービスの流れ
                 :
             需要・供給分析(モデル)
           価|
           格|
           P| D    S 供給曲線⬅︎!
            |  \  /
          P'|___\/E均衡点
          均衡|   /\     
          価格| S/ |\D 需要曲線➡︎
            |    |
           0|____|________
                 Q'    数量Q
               均衡取引量

フロー循環図1:5:1
マンキュー経済学第二版マクロ128頁,第三版1:2:0,28頁及び、
西村和雄『まんがDE入門経済学』3頁参照,改変。

  

________


         インフレ    ↔︎    デフレ
       上昇(貨幣優勢) 利子率 下降(財優勢)

         財の需要 財・サービス市場 財の供給  
 お金の流れ---------➡︎D  S⬅︎------------- 
  |   支出(=GDP) E_\/   販売された財・サービス |
  |           均衡点/\               |
  |  ----------⬅︎S  D➡︎-----------  |
  | | 購入された            収入(=GDP) | |
  | | 財・サービス                    | |
  ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
  \ /             /             \ /
  家\計            /              企\業
  / \           / マクロ           / \
  ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
  | |                           | |
  | |所得(=GDP)  生産要素市場    生産への投入 | |
  |  ----------⬅︎D  S➡︎-----------  |
  |            E_\/               |
  |労働・土地・資本   均衡点/\ 賃金・地代・利潤(=GDP)|
   ------------➡︎S  D⬅︎-------------
         労働の供給        労働の需要


      インフレ    ↔︎    デフレ
    上昇(貨幣優勢) 利子率 下降(財優勢)

      労働の需要 生産要素市場 労働の供給  
 お金の流れ------➡︎D  S⬅︎---------
  |賃金・地代・利潤 E_\/   労働・土地・資本|
  |(=GDP)  均衡点/\           |
  |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
  | |生産へ      戦い 所得(=GDP)| |
  | |の投入                 | |
  ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
  \ /自然        /         \ /人間
  企\業 死       /          家\計 生命
  / \        / ミクロ       / \
  ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
  | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
  | | 収入      市場   財・サービス| |
  |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
  |販売された財   E_\/均衡点        |
  |・サービス      /\   支出(=GDP)|
   ---------➡︎S  D⬅︎---------
        財の供給  食事  財の需要○○

上の図はあくまでキャピタルという交換様式内の営為だが、
命を媒介にした自然と人間の関係をも対応させ得る。
この場合、反時計回りに自然から奪い、時計回りに自然に帰る。
三種類の消費を考えたパーソンズの図式に似てくる。
この行為システム内の労働・土地・資本の上に社会システムが乗る。
さらに生命システム内の労働・土地・資本にあたる場がこの全体を支える。

現在、投機マネーはインフレだが、実体はデフレだ。スタグフレーションもそれで説明できる。

上の図は二段に重ねて、上にM&A部門の均衡モデルを組み入れるべきだろう。


試作:       

       企業の需要 M&A市場 企業の供給
 お金の流れ------➡︎D  S⬅︎---------
  |賃金・地代・利潤 E_\/   労働・土地・資本|
  |(=GDP)  均衡点/\           |
  |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
  | | 企業の売却       企業の買収  | |
  | |                    | |
  |  ---------\/---------  |
  ⬆︎           /\           ⬆︎   
  |  ---------  ---------  |
  | |        生産要素        | |
  | |  労働の需要  市場  労働の供給  | |
  |お金の流れ----➡︎D  S⬅︎-------  |
  |賃金・地代・利潤 E_\/   労働・土地・資本|
  |(=GDP)  均衡点/\           |
  |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
  | |生産へ      戦い 所得(=GDP)| |
  | |の投入                 | |
  ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
  \ /          /         \ /
  企\業         /          家\計 
  / \        / ミクロ       / \
  ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
  | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
  | | 収入      市場   財・サービス| |
  |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
  |販売された財   E_\/均衡点        |
  |・サービス      /\   支出(=GDP)|
   ---------➡︎S  D⬅︎---------
        財の供給  食事  財の需要○○

_______

       企業の需要 M&A市場 企業の供給
 お金の流れ------➡︎D  S⬅︎---------
  賃金・地代・利潤 E_   労働・土地・資本
  (=GDP)  均衡点           
    -------⬅︎S  D➡︎-------  
    企業の買収       企業の売却   
                        
           株式市場        | 
    ---------\/---------  
  ⬆︎  ---------/\---------  ⬆︎   
  | |                    | |
  | |        生産要素        | |
  | |  労働の需要  市場  労働の供給  | |
  ➡︎ お金の流れ---➡︎D  S⬅︎-------  ⬅︎
  賃金・地代・利潤 E_   労働・土地・資本
  (=GDP)  均衡点           
    -------⬅︎S  D➡︎-------  
   生産へ         所得(=GDP) 
   の投入                  
  ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
             /          
  企業         /          家計 
           / ミクロ        
  ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
   (GDP=) 財・サービス  購入された 
    収入      市場   財・サービス 
    -------⬅︎D  S➡︎-------  
  販売された財   E_均衡点        

  ・サービス         支出(=GDP)
   ---------➡︎S  D⬅︎---------
        財の供給      財の需要○○
  優勢(デフレ)下降←利子率→上昇(インフレ)貨幣優勢    

好況時、株式はDにもSにもなる。株式市場で企業の所有者が家計と相互に入れ替わる。
M&A(エムアンドエー)とは、企業の吸収合併や買収の総称。英語の Mergers and Acquisitions(合併と買収)の略。M&Aの代わりに公共事業を置いてもいい(株式、債券市場はそのまま)。一見複雑に見えるが単に大きな2本の二色の輪ゴムでできていると考えればよい。乗数効果と搾取は紙一重で、そのことは信用創造にも言える。協同組合が伴わないと信用制度には意味がない。
       企業の需要 M&A市場 企業の供給
 お金の流れ------➡︎D  S⬅︎---------
  |賃金・地代・利潤 E_\/   労働・土地・資本|
  |(=GDP)  均衡点/\           |
  |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
  | | 企業の買収       企業の売却  | |
  | |                    | |
  | |        株式市場        | |
  | /---------\/---------\ |(←株式は家計と企業にまで繋がる)
  ⬆︎  ---------/\---------  ⬆︎   
  | |                    | |
  | |        生産要素        | |
  | |  労働の需要  市場  労働の供給  | |
  ➡︎ お金の流れ---➡︎D  S⬅︎-------  ⬅︎
  |賃金・地代・利潤 E_\/   労働・土地・資本|
  |(=GDP)  均衡点/\           |
  |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
  | |生産へ         所得(=GDP)| |
  | |の投入                 | |
  ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
  \ /          /         \ /
  企\業         /          家\計 
  / \        / ミクロ       / \
  ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
  | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
  | | 収入      市場   財・サービス| |
  |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
  |販売された財   E_\/均衡点        |
  |・サービス      /\   支出(=GDP)|
   ---------➡︎S  D⬅︎---------
        財の供給      財の需要○○
  財優勢(デフレ)下降←利子率→上昇(インフレ)貨幣優勢
誤解ないように追記すると、具体的均衡点を集めると需要供給モデルの曲線になる。いわゆる均衡点は、その中の有力なものというだけだ。



28 件のコメント:



  1.      思想的               新古典派経済学1:3
         ライバル              :    |
    ケインズ  ↔︎  ハイエク          :    |
    :          :           :    |
    :ヒックス      :           :    |
    :トービン2:6   :           :    ⬇︎
    ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン       :新古典派成長
    | ⬆︎  |     マネタリスト      :  モデル
    | |  ⬇︎       2:3       :   ソロー2:1,2:2
    | | マクロ計量モデル           :    |
    | | (IS-LMにもとづく)      /     | 
    |  \   1:8 ⬆︎         /      |
    |   \______|        /       |
    |          批判      /        |
    |         ル  ー  カ  ス        |
    ⬇︎    ミクロ的基礎づけ2:5            ⬇︎
    ニュー・ ⬅︎--合理的期待形成仮説--➡︎RBC(リアルビジネスサイクル)モデル
    ケインジアン \      2:3 /  キドランド 2:8
     マンキュー  ↘        ↙︎   プレスコット
    2:8 財政政策  DSGEモデル      
         の役割 (確率的動学一般均衡) 
          縮小化    ローマー?2:8
                 ⬇︎
           リーマン・ショック時に機能せず!
     機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!

    返信削除
  2. Amazon.co.jp: マクロ経済学のフロンティア―景気循環の諸モデル: ロバート・E.,Jr. ルーカス, 清水 啓典: 本
    注記    Models of business cycles./の翻訳

    登録情報
    単行本: 149ページ
    出版社: 東洋経済新報社 (1988/10)
    ISBN-10: 4492311769
    ISBN-13: 978-4492311769
    発売日: 1988/10
    内容(「BOOK」データベースより)
    最近15年の間に、マクロ経済学は「革命」ともいわれるほどの進歩を遂げた。すなわち、合理的期待理論の確立と、それに基づく政策無効命題の主張が前半期のそれである。本書は、「合理的期待革命」の後半期の展開とそれらが経済政策のあり方に関してもたらしたインプリケーションを経済学の発展の歴史の中に位置づけ、現在の最先端の研究内容の整理と評価を行なっている。現代のマクロ経済学の発展動向を知る上での格好の案内書であり、またマネタリストの考え方が簡潔に要約された、ケインジアン批判の書でもある。


    Amazon.co.jp: マクロ経済学のフロンティア―景気循環の諸モデル: ロバート・E.,Jr. ルーカス, 清水 啓典: 本
    現代マクロの原点
    投稿者 θ トップ1000レビュアー 投稿日 2008/12/25
    形式: 単行本
    マクロ経済学はここ30年で大きく変わった。
    その口火を切ったのはいわゆる「ルーカス批判」であると言ってもいいだろう。

    ルーカス批判とは、大雑把にまとめれば「政策を変化させた場合、それによって人々の将来への期待も変化してしまうので、結果人々の行動もこれまでの行動から変化してしまい、これまでと同じような行動を人々がとり続けることを前提にした政策ではうまくいかない」ということだ。
    これまでのIS-LMなどだとこうした「期待」を取り込むことが出来ていないので、分析ツールとしてうまくいかなくなる、と批判する。
    だから期待を取り込んだ動学モデルを提示する。

    前半でこうした概略が語られたあと、本書の後半ではモデルの精密化が図られていく。
    だがそっちは結構難しいし、マクロの基礎知識も結構要求されている。
    前半だけしか読めなくても、本書は十分価値があると思う。

    合理的期待とかRBCモデルとか言うと、代表的個人というあまりにも非現実的などうしようもないモデル、という見方がされることが多い。
    だが、期待をきちんとモデルに取り込まなければ役に立たないのだから、初期のモデルが現実からかけ離れるのは仕方がない面もあろう。
    現代マクロ経済学講義―動学的一般均衡モデル入門にも書かれているように、RBCはいわば「ピザの生地」で、そこにさまざまな具を載せることで現実的モデルを組み上げていくものだ。

    マクロ経済学をやるうえではルーカスを避けては通れない。
    そういう意味で、とりあえず本書に目を通しておくのは必要なことであろう。



    返信削除
  3. Amazon.co.jp: 現代マクロ経済学講義―動学的一般均衡モデル入門: 加藤 涼: 本2006
    20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
    おいおい……
    投稿者 herohero 投稿日 2012/12/13
    形式: 単行本 Amazonで購入
    本書に好意的なレビューが多く、
    びっくりしましたので、
    老婆心ながら水を差させていただきます。

    本書は動学的一般均衡(DGE)モデル入門と
    銘打っておきながら、
    DGEモデルの仕組みについては
    ほとんど記述がなく、
    ページの多くはその応用モデルの
    政策的含意に割かれています。

    言い換えれば、
    本書を読んでもDGEモデルがどのようなものなのかは
    ほとんどわからないのです;

    また、応用モデルの記述についても、
    DGEについてある程度知っているか、
    イメージを持っていないと、
    理解しづらいものとなっています。

    そのため、本書を本当に理解できるのは、
    すでにDGEについてちゃんとした
    教育を受けている人間くらいでしょう。

    ローマーの『上級マクロ経済学』の、
    実務家視点から書かれた副読本といったところが
    本書の妥当なポジションだと思いますので、
    DGEの教科書としては使えません。

    学部上級レベルのDGEの教科書としては、
    応用についてはまったく触れられておらず抽象的なのですが、
    林貴志『マクロ経済学―動学的一般均衡理論入門』
    のほうが基本的な仕組みに詳しいのでお勧めします。

    また林貴志に続いて、西村・矢野の『マクロ経済動学』の
    90ページまでを読めば、非確率的なDGEの
    数学的な仕組みがなんとなくはわかるでしょう。

    確率的なDGEについてのわかりやすい本は知る限りありませんw

    2014/08追記
    上記のようなことを以前に書きましたが、
    林貴志や西村・矢野は理論系によっており、
    応用を主眼とした一般均衡動学の教科書もかなり増えてきているので追記。

    非確率的なDGEによる成長論としては、学部レベルでは、
    二神孝一『動学マクロ経済学』が名著でしょう。
    院レベルでは、
    Daron Acemoglu『Introduction To Modern Economic Growth』が
    理論と応用のバランスの取れた名著ですが、
    重厚長大なので、必要な章を選んで読むと良いでしょう。
    世代重複モデルでは、
    David de la Croix『A Theory of Economic Growth』が、
    確率的なDGEとしては、
    George McCandless『The ABCs of RBCs 』が
    数学的なレベルが押さえられており、かつ読みやすい良書です。

    Amazon.co.jp: 動学マクロ経済学 成長理論の発展: 二神孝一: 本2012

    内容紹介
    「内生的技術変化」を出発点とし、現在にいたるまでの経済成長に関する理論モデルの発展を、学部生にも理解できるよう記述する。
    出版社からのコメント
    ≪目次≫
    第1章 ソロー・モデル
    第2章 代表的個人モデル
    第3章 世代重複モデル
    第4章 世代重複モデルの応用:バブル資産・伝染病サイクル
    第5章 内生的技術進歩:研究開発の内生化
    第6章 経済政策と経済成長
    第7章 技術移転とイノべーション
    第8章 規模効果
    第9章 生産的公共サービスと経済成長
    第10章 公共資本と経済成長
    数学付録 : 定差方程式の解法

    学部中級~上級の参考書に
    投稿者 Beispiel 投稿日 2015/2/11
    Amazonで購入
    タイトルの通り、マクロの動学モデルの解説書です。
    通常、動学マクロはその数学的な難しさから大学院で学びますが、この本は連続的でなく離散的な時間変化から解説しているので(ΔKでなくKt+1-Ktというような書き方です)、丁寧に読んでいけば学部レベルの数学でもしっかり理解できます。数学付録は可もなく不可もなし、といったところです。
    式を導出した際に各項について解説してくれるので、何をしているのか見失わないのも有難いです。
    院進学を考えている学部生や、静学以外のマクロを勉強したい方はまずこれを読んでみて、簡単にモデルの概形を把握すると良いと思います。
    連続時間モデルを理解するための副読本や、動学マクロの導入としてとても有用です。

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  4.          財の需要 財・サービス市場 財の供給  
     お金の流れ---------➡︎D  S⬅︎------------- 
      |   支出(=GDP) E_\/   販売された財・サービス |
      |           均衡点/\               |
      |  ----------⬅︎S  D➡︎-----------  |
      | | 購入された            収入(=GDP) | |
      | | 財・サービス                    | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \
      ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
      | |                           | |
      | |所得(=GDP)  生産要素市場    生産への投入 | |
      |  ----------⬅︎D  S➡︎-----------  |
      |            E_\/               |
      |労働・土地・資本   均衡点/\  賃金・地代・利潤(=GDP)
       ------------➡︎S  D⬅︎-------------
             労働の供給        労働の需要

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  5.          財の需要 財・サービス市場 財の供給  
     お金の流れ---------➡︎D  S⬅︎------------- 
      |   支出(=GDP) E_\/   販売された財・サービス |
      |           均衡点/\               |
      |  ----------⬅︎S  D➡︎-----------  |
      | | 購入された            収入(=GDP) | |
      | | 財・サービス                    | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \
      ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
      | |                           | |
      | |所得(=GDP)  生産要素市場    生産への投入 | |
      |  ----------⬅︎D  S➡︎-----------  |
      |            E_\/               |
      |労働・土地・資本   均衡点/\ 賃金・地代・利潤(=GDP)|
       ------------➡︎S  D⬅︎-------------
             労働の供給        労働の需要

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  6.       財の需要 財・サービス市場 財の供給  
     お金の流れ------➡︎D  S⬅︎--------- 
      |   支出    E_\/   販売された財  |
      |        均衡点/\     ・サービス |
      |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
      | | 購入された     収入(=GDP) | |
      | | 財・サービス             | |
      ⬆︎ ⬇︎       ミクロ /        ⬇︎ ⬆︎
      \ /          /         \ /
      家\計         /          企\業
      / \        / マクロ       / \
      ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
      | |(GDP=)          生産へ | |
      | | 所得    生産要素市場   の投入 | |
      |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
      |         E_\/均衡点  (GDP=)|
      |労働・土地・資本   /\   賃金・地代・利潤|
       ---------➡︎S  D⬅︎---------
            労働の供給     労働の需要

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  7.  財の需要 財・サービス市場 財の供給  
     お金の流れ-➡︎D  S⬅︎---- 
      |支出= 均E\/販売された財|
      |GDP 衡点/\ ・サービス|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |購入された  収入=| |
      | |財・サービス GDP| |
      ⬆︎ ⬇︎      /   ⬇︎ ⬆︎
      \ /  ミクロ/    \ /
      家\計    /マクロ  企\業
      / \   /      / \
      ⬇︎ ⬆︎    生産    ⬆︎ ⬇︎
      | |    要素 生産へ| |
      | |所得  市場 の投入| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |労働・ E_\/均衡点 賃金|
      |土地・資本 /\・地代・利潤|
       ----➡︎S  D⬅︎----
       労働の供給    労働の需要

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  8.  財の需要 財・サービス市場 財の供給  
     お金の流れ-➡︎D  S⬅︎---- 
      |支出= 均_\/販売された財|
      |GDP 衡点/\ ・サービス|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |購入された  収入=| |
      | |財・サービス GDP| |
      ⬆︎ ⬇︎      /   ⬇︎ ⬆︎
      \ /  ミクロ/    \ /
      家\計    /マクロ  企\業
      / \   /      / \
      ⬇︎ ⬆︎    生産    ⬆︎ ⬇︎
      | |所得= 要素 生産へ| |
      | |GDP 市場 の投入| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |労働・ E_\/ 賃金・地代・
      |土地・資本 /\利潤=GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
       労働の供給    労働の需要

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  9.  財の需要 財・サービス市場 財の供給  
     お金の流れ-➡︎D  S⬅︎---- 
      |支出= 均_\/販売された財|
      |GDP 衡点/\ ・サービス|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |購入された  収入=| |
      | |財・サービス GDP| |
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
      \ /  ミクロ/    \ /
      家\計    /マクロ  企\業
      / \          / \
      ⬇︎ ⬆︎    生産    ⬆︎ ⬇︎
      | |所得= 要素 生産へ| |
      | |GDP 市場 の投入| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |労働・ E_\/ 賃金・地代・
      |土地・資本 /\利潤=GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
       労働の供給    労働の需要

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  10.         生産要素
       労働の需要 市場 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D  S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ    収入=| |
      | |の投入    GDP| |
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
      \ /  マクロ/    \ /
      企\業    /ミクロ  家\計
      / \          / \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
      | |収入=  購入された| |
      | |GDP 財・サービス| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要○
            
     労働の需要  生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ    収入=| |
      | |の投入    GDP| |
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
      \ /  マクロ/    \ /
      企\業    /ミクロ  家\計
      / \          / \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
      | |収入=  購入された| |
      | |GDP 財・サービス| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要○○

     労働の需要  生産要素 労働の供給  
     お金の流れ➡︎D 市場 S⬅︎--- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ    収入=| |
      | |の投入    GDP| |
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
      \ /  マクロ/    \ /
      企\業    /ミクロ  家\計
      / \          / \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
      | |収入=  購入された| |
      | |GDP 財・サービス| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要○○○

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  11.  財の供給 財・サービス市場 財の需要
       ----➡︎S  D⬅︎--お金の流れ
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
      |  --︎︎⬅︎D  S➡︎--  |
      | |収入=  購入された| |
      | |GDP 財・サービス| |
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
      \ /    \ミクロ  \ /
      企/業  マクロ\    家/計
      / \          / \
      ⬇︎ ⬆︎    生産    ⬆︎ ⬇︎
      | |生産へ 要素 所得=| |
      | |の投入 市場 GDP| |
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      |賃金・地代・\/_E 労働・|
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
       ----➡︎D  S⬅︎----
       労働の需要    労働の供給○○○○

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  12.       労働の需要 生産要素市場 労働の供給  
     お金の流れ------➡︎D  S⬅︎--------- 
      |賃金・地代・利潤 E_\/   労働・土地・資本|
      |(=GDP)  均衡点/\           |
      |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
      | |生産へ         所得(=GDP)| |
      | |の投入                 | |
      ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
      \ /          /         \ /
      企\業         /          家\計
      / \        / ミクロ       / \
      ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
      | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
      | | 収入      市場   財・サービス| |
      |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
      |販売された財   E_\/均衡点        |
      |・サービス      /\   支出(=GDP)|
       ---------➡︎S  D⬅︎---------
            財の供給      財の需要○○

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  13. 柄谷の交換図をマンキューや西村の経済学の教科書に出てくるフロー循環図と対応させてみた。
    (循環図は普通、労働市場を下にするだろうが、上下逆にした。)
    二つの需要供給モデルを上下に組み入れたのが味噌だ。図のシンプルさを犠牲にしたが、需給モデルの位置付けは必須になると思い無理やり組み込んだ。
    家計と企業は頭と体を捻っている(「意思決定をする」byマンキュー)と解釈して欲しい。
    貨幣は左上の国家が発行し起点となっている。すぐ下の図では便宜的に国家ではなく政治学とした。

      政治学 | 宗教
          |(ネーション)
     _____|_____平
      経済学 |  X  等
          |     
         自 由

          労働の需要 生産要素市場 労働の供給  
     お金の流れ------➡︎D  S⬅︎--------- 
      |賃金・地代・利潤 E_\/_均 労働・土地・資本|
      (=GDP)      /\衡点         |
      |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
      | |生産へ         所得(=GDP)| |
      | |の投入                 | |
      ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
      \ /          /         \ /
      企\業         /          家\計
      / \        / ミクロ       / \
      ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
      | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
      | | 収入      市場   財・サービス| |
      |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
      |販売された財   E_\/_均衡点       |
      ・サービス       /\    支出(=GDP)
       ---------➡︎S  D⬅︎---------
            財の供給      財の需要

    あるいは(圧縮バージョン)、

      労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ    所得=| |
      | |の投入    GDP| |
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
      \ /  マクロ/    \ /
      企\業    /ミクロ  家\計
      / \          / \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
      | |収入=  購入された| |
      | |GDP 財・サービス| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

    参照:
    マンキュー
     『マンキュー経済学ミクロ』(邦訳第二版35頁)、
    ○『マンキュー経済学マクロ』(第二版31,128頁,第三版28頁)、
     『マクロ経済学入門篇』(第二版23頁)、
    ○西村和雄『まんがDE経済学入門』(第二版3頁)

    追記:
    文字化け、文字ズレについて(コメント欄を改訂):

    自分は現在MacbookproとiPadを併用しており、特に使用環境の想定をiPadに特化しています。
    多分WindowsとMacで文字コードの扱いが違うので、ブラウザの種類に関係なく、Windowsだと文字化けするか、ズレてしまうと思います。
    自分としては今後Windows使用者のためにWindowsを購入して改訂してゆく必要があるのですが、
    そうすると今度はMacで見たときにズレてしまいます。
    多分Macだけでも調整方法はあるのでしょうが、、、

    応急処置として、図の画像キャプを以下に載せておきます。これだと訂正及び閲覧者による自由な変更が難しくなるのですが。

    [#IMAGE|a0024841_21392566.jpg|201505/09/41/|left|648|1446#]

    返信削除
  14.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ    所得=| 閉(利子率⬆︎時)
      | |の投入    GDP| | 
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎....I  M
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X
      / \      45度線/ \....率/L\S
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎  総所得
      | |収入=  購入された| |       
      | |GDP 財・サービス| 開(結果的に利子率⬆︎)
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

    返信削除
  15.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ    所得=| 閉(利子率⬆︎時)
      | |の投入    GDP| | 
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎....I  M
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X
      / \      45度線/ \....率/L\S
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎  総所得
      | |収入=  購入された| |       
      | |GDP 財・サービス| 開(結果的に利子率⬆︎)
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

    D=Demand(需要)とS=Supply(供給)、
    GDP=Gross Domestic Product、GDP(国内総生産)、
    45度分析(ケインジアンの交差図)からIS-LM曲線(ヒックス考案)が導かれる。
    IS–LM とは、I:投資 (Investment)、S:貯蓄 (Saving)、L:流動性選好 (Liquidity Preference)、M:貨幣供給 (Money Supply) のことで、IS と LM はそれぞれ財市場と貨幣市場が均衡しているときに釣り合うもの同士を示している。
     IS-LM (Investment Saving – Liquidity Preference Money Supply) model

    1,財市場(フロー)が均衡するためには、IS上になければならない。
    2,貨幣債券市場(ストック)が均衡するためには、Y,iの2変数は、LM上になければならない。
    (吉川洋『マクロ経済学』99頁)

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  16.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ    所得=| 閉・利子率⬆︎時____
      | |の投入    GDP| |         /
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎....I  M   /
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X  X
      / \      45度線/ \....率/L\S \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎  総所得   \
      | |収入=  購入された| |         \
      | |GDP 財・サービス| 開・結果的に利子率⬆︎_\
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

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  17.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ    所得=| 閉・利子率上昇時___
      | |の投入    GDP| |         /
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎....I  M   /
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X  X
      / \      45度線/ \....率/L\S \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎  総所得   \
      | |収入=  購入された| |         \
      | |GDP 財・サービス| 開・結果、利子率上昇_\
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

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  18.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  ⬆︎
      | |生産へ    所得=| 閉・利子率上昇時___
      | |の投入    GDP| |1        /
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ |....I  M   /
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X  X
      / \      45度線/ \....率/L\S \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ |  総所得   \
      | |収入=  購入された| |2        \
      | |GDP 財・サービス| 開・結果、利子率上昇_\
      |  --⬅︎D  S➡︎--  ⬇︎
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

    1,財市場(フロー)が均衡するためには、IS上になければならない。
    2,貨幣債券市場(ストック)が均衡するためには、Y,iの2変数は、LM上になければならない。
    (吉川洋『マクロ経済学』99頁)

    1,(a)利子率が上昇すると、計画投資Iは減少する。
      (b)計画投資Iの減少は、計画支出関数を下方へシフトさせ、その結果、所得は減少する。
    2,所得が増加すると、貨幣需要は増加し、したがって利子率は上昇する。
      (マンキューマクロ経済学入門篇308,316頁,邦訳第2版276頁)

    D=Demand(需要)とS=Supply(供給)、
    GDP=Gross Domestic Product、GDP(国内総生産)、
    45度線分析(ケインジアンの交差図)からIS-LM曲線(ヒックス考案)が導かれる。
    IS–LM とは、I:投資 (Investment)、S:貯蓄 (Saving)、L:流動性選好 (Liquidity Preference)、M:貨幣供給 (Money Supply) のことで、IS と LM はそれぞれ財市場と貨幣市場が均衡しているときに釣り合うもの同士を示している。
     IS-LM (Investment Saving – Liquidity Preference Money Supply) model

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  19.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ   所得= | |
      | |の投入   GDP 開↔︎閉(利子率上昇)
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
      \ /  マクロ/    \ /
      企\業    /ミクロ  家\計
      / \          / \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
      | |収入= 購入された 開↔︎閉(利子率下降)
      | |GDP 財・サービス| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

    財と貨幣の均衡が大事になる。利子率もその観点から考えられる。
    家計のところは子育てを想定しないと図の意義がわからなくなる。

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  20.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  |
      | |生産へ   所得= | |
      | |の投入   GDP 開↔︎閉(利子率上昇)
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ ⬆︎
      \ /  マクロ/    \ /
      企\業    /ミクロ  家\計
      / \          / \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ ⬇︎
      | |収入= 購入された 開↔︎閉(利子率下降)
      | |GDP 財・サービス| |
      |  --⬅︎D  S➡︎--  |
      |販売された財\/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

    財と貨幣の均衡が大事になる。利子率もその観点から考えられる。
    家計のところは子育てを想定しないと図の意義がわからなくなる。

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  21.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  ⬆︎
      | |生産へ   所得= 開↔︎閉(利子率上昇↔︎)__
      | |の投入   GDP | |1        /
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ |....I  M   /
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X  X
      / \      45度線/ \....率/L\S \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ |  総所得   \
      | |収入= 購入された財| |2        \
      | |GDP ・サービス 開↔︎閉(利子率下降↔︎)__\
      |  --⬅︎D  S➡︎--  ⬇︎
      販売された財 \/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

      労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  ⬆︎
      | |生産へ   所得= 開↔︎閉(利子率上昇)___
      | |の投入   GDP | |1        /
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ |....I  M   /
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X  X
      / \      45度線/ \....率/L\S \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ |  総所得   \
      | |収入= 購入された財| |2        \
      | |GDP ・サービス 開↔︎閉(利子率下降)___\
      |  --⬅︎D  S➡︎--  ⬇︎
      販売された財 \/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

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  22.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  ⬆︎
      | |生産へ   所得= 開:閉(利子率上昇:)__
      | |の投入   GDP | |1        /
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ |....I  M   /
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X  X
      / \      45度線/ \....率/L\S \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ |  総所得   \
      | |収入= 購入された財| |2        \
      | |GDP ・サービス 開:閉(利子率下降:)__\
      |  --⬅︎D  S➡︎--  ⬇︎
      販売された財 \/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

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  23.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  ⬆︎
      | |生産へ   所得= 開:閉(:利子率上昇:)_
      | |の投入   GDP | |1        /
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ |....I  M   /
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X  X
      / \      45度線/ \....率/L\S \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ |  総所得   \
      | |収入= 購入された財| |2        \
      | |GDP ・サービス 開:閉(:利子率下降:)_\
      |  --⬅︎D  S➡︎--  ⬇︎
      販売された財 \/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

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  24.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  ⬆︎
      | |生産へ   所得= 開:閉(:利子率上昇:)_
      | |の投入   GDP | |1        /
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ |....I  M   /
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X  X
      / \      45度線/ \....率/L\S \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ |  総所得   \
      | |収入= 購入された財| |2        \
      | |GDP ・サービス 開:閉(:利子率下降:)_\
      |  --⬅︎D  S➡︎--  ⬇︎
      販売された財 \/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

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  25.   労働の需要 生産要素 労働の供給  
     お金の流れ-➡︎D市場S⬅︎---- 
      |賃金・地代・\/_E 労働・| 
      |利潤=GDP/\ 土地・資本|
      |  --⬅︎S  D➡︎--  ⬆︎
      | |生産へ   所得= 開:閉(:利子率上昇:)_
      | |の投入   GDP | |1        /
      ⬆︎ ⬇︎          ⬇︎ |....I  M   /
      \ /  マクロ/    \ / 利\ /\ /
      企\業_   /ミクロ _家\計 子 X  X
      / \      45度線/ \....率/L\S \
      ⬇︎ ⬆︎          ⬆︎ |  総所得   \
      | |収入= 購入された財| |2        \
      | |GDP ・サービス 開:閉(:利子率下降:)_\
      |  --⬅︎D  S➡︎--  ⬇︎
      販売された財 \/_均 支出=|
      |・サービス /\衡点 GDP|
       ----➡︎S  D⬅︎----
     財の供給 財・サービス市場 財の需要

    財と貨幣の均衡が大事になる。利子率もその観点から考えられる。
    企業と家計は意思決定をするが、
    家計のところは子育てを想定しないと図の意義がわからなくなる。

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  26. 最初の図はあくまでキャピタルという交換様式内の営為だが、
    命を媒介にした自然と人間の関係をも対応させ得る。
    この場合、反時計回りに自然から奪い、時計回りに自然に帰る。
    三種類の消費を考えたパーソンズの図式に似てくる。

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  27.          インフレ    ↔︎    デフレ
           上昇(貨幣優勢) 利子率 下降(財優勢)

             財の需要 財・サービス市場 財の供給  
     お金の流れ---------➡︎D  S⬅︎------------- 
      |   支出(=GDP) E_\/   販売された財・サービス |
      |           均衡点/\               |
      |  ----------⬅︎S  D➡︎-----------  |
      | | 購入された            収入(=GDP) | |
      | | 財・サービス                    | |
      ⬆︎ ⬇︎          ミクロ /            ⬇︎ ⬆︎
      \ /             /             \ /
      家\計            /              企\業
      / \           / マクロ           / \
      ⬇︎ ⬆︎                           ⬆︎ ⬇︎
      | |                           | |
      | |所得(=GDP)  生産要素市場    生産への投入 | |
      |  ----------⬅︎D  S➡︎-----------  |
      |            E_\/               |
      |労働・土地・資本   均衡点/\ 賃金・地代・利潤(=GDP)|
       ------------➡︎S  D⬅︎-------------
             労働の供給        労働の需要


          インフレ    ↔︎    デフレ
        上昇(貨幣優勢) 利子率 下降(財優勢)

          労働の需要 生産要素市場 労働の供給  
     お金の流れ------➡︎D  S⬅︎---------
      |賃金・地代・利潤 E_\/   労働・土地・資本|
      |(=GDP)  均衡点/\           |
      |  -------⬅︎S  D➡︎-------  |
      | |生産へ      戦い 所得(=GDP)| |
      | |の投入                 | |
      ⬆︎ ⬇︎       マクロ /        ⬇︎ ⬆︎
      \ /自然        /         \ /人間
      企\業 死       /          家\計 生命
      / \        / ミクロ       / \
      ⬇︎ ⬆︎                    ⬆︎ ⬇︎
      | |(GDP=) 財・サービス  購入された| |
      | | 収入      市場   財・サービス| |
      |  -------⬅︎D  S➡︎-------  |
      |販売された財   E_\/均衡点        |
      |・サービス      /\   支出(=GDP)|
       ---------➡︎S  D⬅︎---------
            財の供給  食事  財の需要○○

    上の図はあくまでキャピタルという交換様式内の営為だが、
    命を媒介にした自然と人間の関係をも対応させ得る。
    この場合、反時計回りに自然から奪い、時計回りに自然に帰る。
    三種類の消費を考えたパーソンズの図式に似てくる。
    この行為システム内の労働・土地・資本の上に社会システムが乗る。
    さらに生命システム内の労働・土地・資本にあたる場がこの全体を支える。

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  28. インプリケーションとは?日本語表現辞典。 英語の綴りは「implication」。「含意」「含んで いる意味」といった意味。カタカナ語として「~のインプリケーション」などと使われる場合 は、「結果として生じる影響」「結果として意味すること」などと...

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