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月曜日, 3月 18, 2019

ウェーバー Max Weber Wirtschaftsgeschichte [1923],1927 一般社会経済史要論 1954


ウェーバー『一般社会経済史要論』(講義録)
https://nam-students.blogspot.com/2019/03/max-weber-wirtschaftsgeschichte.html @
英訳はなんとシカゴ学派の重鎮、フランク・ナイト
https://www.amazon.co.jp/General-Economic-History-English-Weber-ebook/dp/B00A73IPX4/

General Economic History (English Edition)Kindle版


インガムが参照
I n g h a m , G . ( 2 0 0 4 ) , T h e N a t u r e o f M o n e y . C a m b r i d g e : P o l i t y . 
https://love-and-theft-2014.blogspot.com/2020/07/the-nature-of-money.html



ポランニーが『大転換』等で言及
参考:
『大転換 』ポランニー K. Polanyi The Great Transformation 1944

Max Weber
Wirtschaftsgeschichte [1923],1927
一般社会経済史要論 1954 岩波書店


一般社会経済史要論 (上巻) 単行本 – 1954/12/5
マックス・ウェーバー (著), 黒正 巌 (翻訳), 青山 秀夫 (翻訳)
5つ星のうち 4.5 2件のカスタマーレビュー
¥ 930 より


5つ星のうち4.0地味で禁欲的な講義録でも洞察力は抜群
2007年4月14日
ヴェーバーの読み辛い文章(原文でも同じで翻訳のせいではない)のなかでは、講義録だけに、読みやすい部類だと思う。今から20年近く前に読んだが、チューリップ熱とジョン・ロー事件の項は印象に残った。投機熱や世界初の紙幣乱発による物価高騰と暴落の歴史的事実の論述だが、当時の貧弱な実体経済と乖離した狂乱物価が破局を招いた点を指摘していたと思う。読書当時、日本はまさにバブル時代で、エコノミストの誰一人、その後に到来する悲惨を謳っているものは無かった。頭の片隅で、「規模は違うが、今の日本もこれと同じじゃないのかな」と思った記憶はあるが、まあ、17世紀の当時とは違うのだろう、専門家は何にも言っていないしな、と何となくぼんやり頭を修正した記憶がある。が、まさに間もなく日本ではバブル崩壊。十年になんなんとする悲惨が到来し社会構造も意識も変質してしまった。その後、ヴェーバーの指摘は実は20世紀末葉にも生きていたのだと思った。
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4近代資本主義
  /I\
1農業 2工業 3商業
  \I/
 0支配諸類型

序章0を含めれば全五章。
各冒頭に大事な命題(要点)がまず提示されているのでわかりやすい。
限界効用を受け入れているのがポイントだ。
旧字を新字に直せばウェーバー入門として通用するだろう。
復刊が望まれる。

4近代資本主義(簿記)
  /I\
1農業 2工業 3商業
(共同体)(素材変形)(共同体間)
  \I/
 0支配諸類型(効用)



読書ノート
https://blog.goo.ne.jp/karltosakura/e/1a173ff82ce1cdc2508d634391138ffd
https://blog.goo.ne.jp/karltosakura/e/aefe1002a71fc9998ffa40f17cd1c6aa
https://blog.goo.ne.jp/karltosakura/e/38fde406f716ed634ec33c06358acd77


二重道徳
岩波文庫版 古代ユダヤ教上19頁
要論下170頁4:6:d参照

柄谷世界史の構造
二重道徳,151~2^484


たとえば、「商業民族」であるフェニキア人は、アッシリア帝国からペルシア帝国の時代にいたるまで、その中に従属し、世界=帝国の中での流通の役割を果たしたが、そののちに自ら帝国(カルタゴ)を築いた。しかし、このような商業民族も、彼らの共同体の内部では、利子をふくむ利得的行為を否定した。それがウェーバーのいう「二重道徳」である。このため、商品交換の原理が共同体の内部に浸透することがなかった(24)。
 かくして、遠隔地交易がどんなに発達しても、それが社会構成体を根本的に変えることはなかったのである。ポランニーは、前近代において交易と市場は別であったという。

(24) 中世ヨーロッパでは、キリスト教会は利子を禁止し、ユダヤ人に利子付きの金融を任せた。しかし、ユダヤ人も自民族の中では利子を禁じたのである。「二重道徳」、つまり、共同体の内部と外部で道徳が異なる場合、貨幣経済が一般化することはない。


 4近代資本主義
  / I \
1農業 2工業 3商業
  \ I /
 0支配諸類型



一般社会経済史要論 上巻
書影データなし
図書
M.ウェーバー 著, 黒正巌, 青山秀夫 訳
岩波書店, 1954
冊子体 / オンライン ; 340p ; 22cm

目次 
緒論 概念上の予備的注意 / p3 
第一節 根本概念 / p3 
第二節 経済的給付編制の諸類型 / p19 
第三節 支配の諸類型 / p34 
第四節 経済史の性質 / p53 

第一章 家計、氏族、村落および荘園 農業制度 / p58 
第一節 農業制度および農業共産制の問題 / p58 
第二節 専有と団体 氏族 / p97 
第三節 領主財産制の成立 / p136 
第四節 荘園制度 / p173 
第五節 資本主義侵入以前におけるヨーロッパ各国農民の状態 / p189 
第六節 荘園制度の資本主義的発展 / p195 

第二章 資本主義的発展の開始にいたるまでの工業および鉱業 / p241 
第一節 工業編制の主要形態 / p241 
第二節 工業および鉱業の発達段階 / p249 
第三節 ツンフト手工業 / p267 
第四節 西洋的ツンフトの成立 / p278 
第五節 ツンフトの崩壊および問屋制度の発達 / p290 
第六節 仕事場生産 Werkstattproduktion・工場及びその先駆 / p301 
第七節 近代資本主義形成にいたるまでの鉱山業 / p322 

第三章 前資本主義時代における財貨および貨幣の流通 / p3 
第一節 商業発達の出発点 / p3 
第二節 商品運送の技術的先行条件 / p8 
第三節 商品運送および商業の組織形態 / p12 
第四節 商業の経済的経営形態 / p41 
第五節 商人ギルド / p61 
第六節 貨幣および貨幣史 / p69 (0044.jp2)
第七節 前資本主義時代における貨幣業務および銀行業務 / p92 
第八節 前資本主義時代における利子 / p111 

第四章 近代資本主義の成立 / p119 
第一節 資本主義の概念および前提 / p119 
第二節 資本主義発達の外的事実 / p123 
第三節 初期の大投機恐慌 / p135
第四節 自由卸売商業 / p142 
第五節 十六世紀より十八世紀にいたるまでの植民政策 / p148 
第六節 工業経営技術の発展 / p154 
第七節 都市と市民 / p173 
第八節 合理的国家 Der rationale Staat / p215 
第九節 資本主義的精神の発展 / p234 
參考書目一覧 / 

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一般社会経済史要論 上巻
書影データなし
図書
M.ウェーバー 著, 黒正巌, 青山秀夫 訳
岩波書店, 1954
冊子体 / オンライン ; 340p ; 22cm

目次 / p53 (0030.jp2)
改訳序言 / p1 (0004.jp2)
第一版序 / p2 (0005.jp2)
凡例 / p5 (0006.jp2)
解題 / p10 (0009.jp2)
下巻内容目次 / p46 (0027.jp2)
編者序言 / p47 (0027.jp2)
第二版への編者序言 / p51 (0029.jp2)
緒論 概念上の予備的注意 / p3 (0038.jp2)
第一節 根本概念 / p3 (0038.jp2)
A 経済行為、経済、経済単位、経済団体 / p3 (0038.jp2)
B 経済行為の目的と手段、交換 / p9 (0041.jp2)
C 交換手段・支払う手段・貨幣、実物経済と貨幣経済 / p12 (0043.jp2)
D 家計と営利、財産と所得、企業活動と収益性 / p15 (0044.jp2)
第二節 経済的給付編制の諸類型 / p19 (0046.jp2)
序論 / p19 (0046.jp2)
A 労働給付の技術的編制 / p21 (0047.jp2)
B 労働給付の経済的編制 / p24 (0049.jp2)
C 所在の秩序と形態、すなわち専有Appropriation / p28 (0051.jp2)
第三節 支配の諸類型 / p34 (0054.jp2)
序論 依法的支配 / p34 (0054.jp2)
第四節 経済史の性質 / p53 (0063.jp2)

第一章 家計、氏族、村落および荘園 農業制度 / p58 (0066.jp2)
第一節 農業制度および農業共産制の問題 / p58 (0066.jp2)
A ドイツの農業制度 / p60 (0067.jp2)
B その他の国々における農業制度 / p81 (0077.jp2)
C 原始的農業制度の問題 / p95 (0084.jp2)
第二節 専有と団体 氏族 / p97 (0085.jp2)
A 専有の形式 / p97 (0085.jp2)
B 家族共同体と氏族 / p100 (0087.jp2)
C 家族発達の経済的条件および経済外的条件 / p115 (0094.jp2)
D 氏族の発展 / p123 (0098.jp2)
E 家族共同体の発展 / p129 (0101.jp2)
第三節 領主財産制の成立 / p136 (0105.jp2)
A 領主財産成立の諸根源 / p136 (0105.jp2)
B 官僚的家産制と身分的家産制 封建制度 / p144 (0109.jp2)
第一章第三節補論 家産的官僚制の例証 エジプトと中国 / p161 (0117.jp2)
第四節 荘園制度 / p173 (0123.jp2)
第五節 資本主義侵入以前におけるヨーロッパ各国農民の状態 / p189 (0131.jp2)
第六節 荘園制度の資本主義的発展 / p195 (0134.jp2)
A プランターゲ / p196 (0135.jp2)
B グーツヴィルトシャフト / p202 (0138.jp2)
C 荘園制度の崩壊 / p214 (0144.jp2)

第二章 資本主義的発展の開始にいたるまでの工業および鉱業 / p241 (0157.jp2)
第一節 工業編制の主要形態 / p241 (0157.jp2)
第二節 工業および鉱業の発達段階 / p249 (0161.jp2)
第三節 ツンフト手工業 / p267 (0170.jp2)
A ツンフトの本質とその種類 / p267 (0170.jp2)
B ツンフトの政策 / p271 (0172.jp2)
第四節 西洋的ツンフトの成立 / p278 (0176.jp2)
第五節 ツンフトの崩壊および問屋制度の発達 / p290 (0182.jp2)
A ツンフトの崩壊 / p290 (0182.jp2)
B 問屋制度 / p293 (0183.jp2)
C 家内工業 / p299 (0186.jp2)
第六節 仕事場生産 Werkstattproduktion・工場及びその先駆 / p301 (0187.jp2)
A 仕事場生産の諸形態 / p301 (0187.jp2)
B 工場成立の前提 / p303 (0188.jp2)
C 工場成立までの経過 / p305 (0189.jp2)
D 工場経営は企業者および労働者に如何なる影響をおよぼしたか / p317 (0195.jp2)
E 如何なる事情が工場の成立を阻害したか / p319 (0196.jp2)
第七節 近代資本主義形成にいたるまでの鉱山業 / p322 (0198.jp2)
A 序論 / p322 (0198.jp2)
B 鉱業法および鉱業経営の歴史 / p325 (0199.jp2)
C 鎔鉱所の経営および鉱石商人 / p338 (0206.jp2)
D 石炭 / p339 (0206.jp2)

一般社会経済史要論 下巻
書影データなし
図書
M.ウェーバー 著, 黒正巌, 青山秀夫 訳
岩波書店, 1955
冊子体 / オンライン ; 258, 12p ; 22cm

目次 / (0004.jp2)
第三章 前資本主義時代における財貨および貨幣の流通 / p3 (0011.jp2)
第一節 商業発達の出発点 / p3 (0011.jp2)
第二節 商品運送の技術的先行条件 / p8 (0014.jp2)
第三節 商品運送および商業の組織形態 / p12 (0016.jp2)
A 外来商人 / p12 (0016.jp2)
B 定住商人 / p30 (0025.jp2)
C メッセ商業 / p38 (0029.jp2)
第四節 商業の経済的経営形態 / p41 (0030.jp2)
補論 家族共同体の解消―その機能上の地位の変動と計算合理性の増大、近代的商業会社の成立 / p51 (0035.jp2)
第五節 商人ギルド / p61 (0040.jp2)
第六節 貨幣および貨幣史 / p69 (0044.jp2)
A 貨幣の成立過程とその機能 / p69 (0044.jp2)
B 貨幣としての貴金属 / p76 (0048.jp2)
C 金銀比価の発展 / p81 (0050.jp2)
D 合理的貨幣制度の成立 / p87 (0053.jp2)
第七節 前資本主義時代における貨幣業務および銀行業務 / p92 (0056.jp2)
A 古代の銀行 / p92 (0056.jp2)
B 中世の銀行制度 / p98 (0059.jp2)
C 近代的銀行の成立 / p103 (0061.jp2)
D ヨーロッパ以外の諸国の銀行制度 / p110 (0065.jp2)
第八節 前資本主義時代における利子 / p111 (0065.jp2)

第四章 近代資本主義の成立 / p119 (0069.jp2)
第一節 資本主義の概念および前提 / p119 (0069.jp2)
第二節 資本主義発達の外的事実 / p123 (0071.jp2)
A 有価証券の発展 / p123 (0071.jp2)
B 近代的合理的国家財政の成立過程 / p129 (0074.jp2)
第三節 初期の大投機恐慌 / p135 (0077.jp2)
序說 投機と恐慌 / p135 (0077.jp2)
A 初期の恐慌 / p135 (0077.jp2)
B 近代的恐慌 / p140 (0080.jp2)
第四節 自由卸売商業 / p142 (0081.jp2)
第五節 十六世紀より十八世紀にいたるまでの植民政策 / p148 (0084.jp2)
第六節 工業経営技術の発展 / p154 (0087.jp2)
A 近代的工業の成立 / p154 (0087.jp2)
B 戦争と資本主義、奢侈と資本主義 / p163 (0091.jp2)
C 生産費の低下と技術の発展 / p168 (0094.jp2)
D 近代資本主義の問題―西洋に固有な現象としての近代資本主義 / p170 (0095.jp2)
第七節 都市と市民 / p173 (0096.jp2)
A 市民および都市の概念、西洋の特性としての都市 / p173 (0096.jp2)
B 都市の諸類型―古代都市と中世都市、南欧都市と北欧都市 / p185 (0102.jp2)
C 都市と資本主義、非合理的なる資本主義 / p209 (0114.jp2)
第八節 合理的国家 Der rationale Staat / p215 (0117.jp2)
A 合理的国家―法律と官僚 / p215 (0117.jp2)
B 合理的国家の経済政策 / p224 (0122.jp2)
C 重商主義 / p228 (0124.jp2)
第九節 資本主義的精神の発展 / p234 (0127.jp2)
A 若干の批判 / p234 (0127.jp2)
B 打克き難き伝統主義 / p238 (0129.jp2)
C 禁欲的新敎的経済倫理と近代資本主義 / p248 (0134.jp2)
參考書目一覧 / (0139.jp2)


ギルド(英: Guild、独: Zunft、伊: Arti)は、中世より近世にかけて西欧諸都市において商工業者の間で結成された各種の職業別組合。商人ギルド・手工業ギルド(同職ギルド)などに区分される。一般に封建制における産物とされる。

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旧字:



一般社会経済史要論 上巻
書影データなし
図書
M.ウェーバー 著, 黒正巌, 青山秀夫 訳
岩波書店, 1954
冊子体 / オンライン ; 340p ; 22cm

目次
緒論 槪念上の豫備的注意 / p3
第一節 根本槪念 / p3
第二節 經濟的給付編制の諸類型 / p19
第三節 支配の諸類型 / p34
第四節 經濟史の性質 / p53 

第一章 家計、氏族、村落および莊園 農業制度 / p58
第一節 農業制度および農業共產制の問題 / p58
第二節 專有と團體 氏族 / p97
第三節 領主財產制の成立 / p136
第四節 莊園制度 / p173
第五節 資本主義侵入以前におけるヨーロッパ各國農民の状態 / p189
第六節 莊園制度の資本主義的發展 / p195 

第二章 資本主義的發展の開始にいたるまでの工業および鑛業 / p241
第一節 工業編制の主要形態 / p241
第二節 工業および鑛業の發達段階 / p249
第三節 ツンフト手工業 / p267
第四節 西洋的ツンフトの成立 / p278
第五節 ツンフトの崩壞および問屋制度の發達 / p290
第六節 仕事場生產 Werkstattproduktion・工場及びその先驅 / p301
第七節 近代資本主義形成にいたるまでの鑛山業 / p322
第三章 前資本主義時代における財貨および貨幣の流通 / p3
第一節 商業發達の出發點 / p3
第二節 商品運送の技術的先行條件 / p8
第三節 商品運送および商業の組織形態 / p12
第四節 商業の經濟的經營形態 / p41
第五節 商人ギルド / p61
第六節 貨幣および貨幣史 / p69 (0044.jp2)
第七節 前資本主義時代における貨幣業務および銀行業務 / p92
第八節 前資本主義時代における利子 / p111 

第四章 近代資本主義の成立 / p119
第一節 資本主義の槪念および前提 / p119
第二節 資本主義發達の外的事實 / p123
第三節 初期の大投機恐慌 / p135
第四節 自由卸賣商業 / p142
第五節 十六世紀より十八世紀にいたるまでの植民政策 / p148
第六節 工業經營技術の發展 / p154
第七節 都市と市民 / p173
第八節 合理的國家 Der rationale Staat / p215
第九節 資本主義的精神の發展 / p234
參考書目一覽 / 

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http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3008203

一般社会経済史要論 上巻
書影データなし
図書
M.ウェーバー 著, 黒正巌, 青山秀夫 訳
岩波書店, 1954
冊子体 / オンライン ; 340p ; 22cm

目次 / p53 (0030.jp2)
改譯序言 / p1 (0004.jp2)
第一版序 / p2 (0005.jp2)
凡例 / p5 (0006.jp2)
解題 / p10 (0009.jp2)
下卷內容目次 / p46 (0027.jp2)
編者序言 / p47 (0027.jp2)
第二版への編者序言 / p51 (0029.jp2)
緒論 槪念上の豫備的注意 / p3 (0038.jp2)
第一節 根本槪念 / p3 (0038.jp2)
A 經濟行爲、經濟、經濟單位、經濟團體 / p3 (0038.jp2)
B 經濟行爲の目的と手段、交換 / p9 (0041.jp2)
C 交換手段・支拂手段・貨幣、實物經濟と貨幣經濟 / p12 (0043.jp2)
D 家計と營利、財產と所得、企業活動と收益性 / p15 (0044.jp2)
第二節 經濟的給付編制の諸類型 / p19 (0046.jp2)
序論 / p19 (0046.jp2)
A 勞働給付の技術的編制 / p21 (0047.jp2)
B 勞働給付の經濟的編制 / p24 (0049.jp2)
C 所在の秩序と形態、すなわち專有Appropriation / p28 (0051.jp2)
第三節 支配の諸類型 / p34 (0054.jp2)
序論 依法的支配 / p34 (0054.jp2)
第四節 經濟史の性質 / p53 (0063.jp2)

第一章 家計、氏族、村落および莊園 農業制度 / p58 (0066.jp2)
第一節 農業制度および農業共產制の問題 / p58 (0066.jp2)
A ドイツの農業制度 / p60 (0067.jp2)
B その他の國々における農業制度 / p81 (0077.jp2)
C 原始的農業制度の問題 / p95 (0084.jp2)
第二節 專有と團體 氏族 / p97 (0085.jp2)
A 專有の形式 / p97 (0085.jp2)
B 家族共同體と氏族 / p100 (0087.jp2)
C 家族發達の經濟的條件および經濟外的條件 / p115 (0094.jp2)
D 氏族の發展 / p123 (0098.jp2)
E 家族共同體の發展 / p129 (0101.jp2)
第三節 領主財產制の成立 / p136 (0105.jp2)
A 領主財產成立の諸根源 / p136 (0105.jp2)
B 官僚的家產制と身分的家產制 封建制度 / p144 (0109.jp2)
第一章第三節補論 家產的官僚制の例證 エジプトと中國 / p161 (0117.jp2)
第四節 莊園制度 / p173 (0123.jp2)
第五節 資本主義侵入以前におけるヨーロッパ各國農民の状態 / p189 (0131.jp2)
第六節 莊園制度の資本主義的發展 / p195 (0134.jp2)
A プランターゲ / p196 (0135.jp2)
B グーツヴィルトシャフト / p202 (0138.jp2)
C 莊園制度の崩壞 / p214 (0144.jp2)

第二章 資本主義的發展の開始にいたるまでの工業および鑛業 / p241 (0157.jp2)
第一節 工業編制の主要形態 / p241 (0157.jp2)
第二節 工業および鑛業の發達段階 / p249 (0161.jp2)
第三節 ツンフト手工業 / p267 (0170.jp2)
A ツンフトの本質とその種類 / p267 (0170.jp2)
B ツンフトの政策 / p271 (0172.jp2)
第四節 西洋的ツンフトの成立 / p278 (0176.jp2)
第五節 ツンフトの崩壞および問屋制度の發達 / p290 (0182.jp2)
A ツンフトの崩壞 / p290 (0182.jp2)
B 問屋制度 / p293 (0183.jp2)
C 家內工業 / p299 (0186.jp2)
第六節 仕事場生產 Werkstattproduktion・工場及びその先驅 / p301 (0187.jp2)
A 仕事場生產の諸形態 / p301 (0187.jp2)
B 工場成立の前提 / p303 (0188.jp2)
C 工場成立までの經過 / p305 (0189.jp2)
D 工場經營は企業者および勞働者に如何なる影響をおよぼしたか / p317 (0195.jp2)
E 如何なる事情が工場の成立を阻害したか / p319 (0196.jp2)
第七節 近代資本主義形成にいたるまでの鑛山業 / p322 (0198.jp2)
A 序論 / p322 (0198.jp2)
B 鑛業法および鑛業經營の歷史 / p325 (0199.jp2)
C 鎔鑛所の經營および鑛石商人 / p338 (0206.jp2)
D 石炭 / p339 (0206.jp2)

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一般社会経済史要論 下巻
書影データなし
図書
M.ウェーバー 著, 黒正巌, 青山秀夫 訳
岩波書店, 1955
冊子体 / オンライン ; 258, 12p ; 22cm

目次 / (0004.jp2)
第三章 前資本主義時代における財貨および貨幣の流通 / p3 (0011.jp2)
第一節 商業發達の出發點 / p3 (0011.jp2)
第二節 商品運送の技術的先行條件 / p8 (0014.jp2)
第三節 商品運送および商業の組織形態 / p12 (0016.jp2)
A 外來商人 / p12 (0016.jp2)
B 定住商人 / p30 (0025.jp2)
C メッセ商業 / p38 (0029.jp2)
第四節 商業の經濟的經營形態 / p41 (0030.jp2)
補論 家族共同體の解消―その機能上の地位の變動と計算合理性の增大、近代的商業會社の成立 / p51 (0035.jp2)
第五節 商人ギルド / p61 (0040.jp2)
第六節 貨幣および貨幣史 / p69 (0044.jp2)
A 貨幣の成立過程とその機能 / p69 (0044.jp2)
B 貨幣としての貴金屬 / p76 (0048.jp2)
C 金銀比價の發展 / p81 (0050.jp2)
D 合理的貨幣制度の成立 / p87 (0053.jp2)
第七節 前資本主義時代における貨幣業務および銀行業務 / p92 (0056.jp2)
A 古代の銀行 / p92 (0056.jp2)
B 中世の銀行制度 / p98 (0059.jp2)
C 近代的銀行の成立 / p103 (0061.jp2)
D ヨーロッパ以外の諸國の銀行制度 / p110 (0065.jp2)
第八節 前資本主義時代における利子 / p111 (0065.jp2)

第四章 近代資本主義の成立 / p119 (0069.jp2)
第一節 資本主義の槪念および前提 / p119 (0069.jp2)
第二節 資本主義發達の外的事實 / p123 (0071.jp2)
A 有價證劵の發展 / p123 (0071.jp2)
B 近代的合理的國家財政の成立過程 / p129 (0074.jp2)
第三節 初期の大投機恐慌 / p135 (0077.jp2)
序說 投機と恐慌 / p135 (0077.jp2)
A 初期の恐慌 / p135 (0077.jp2)
B 近代的恐慌 / p140 (0080.jp2)
第四節 自由卸賣商業 / p142 (0081.jp2)
第五節 十六世紀より十八世紀にいたるまでの植民政策 / p148 (0084.jp2)
第六節 工業經營技術の發展 / p154 (0087.jp2)
A 近代的工業の成立 / p154 (0087.jp2)
B 戰爭と資本主義、奢侈と資本主義 / p163 (0091.jp2)
C 生產費の低下と技術の發展 / p168 (0094.jp2)
D 近代資本主義の問題―西洋に固有な現象としての近代資本主義 / p170 (0095.jp2)
第七節 都市と市民 / p173 (0096.jp2)
A 市民および都市の槪念、西洋の特性としての都市 / p173 (0096.jp2)
B 都市の諸類型―古代都市と中世都市、南歐都市と北歐都市 / p185 (0102.jp2)
C 都市と資本主義、非合理的なる資本主義 / p209 (0114.jp2)
第八節 合理的國家 Der rationale Staat / p215 (0117.jp2)
A 合理的國家―法律と官僚 / p215 (0117.jp2)
B 合理的國家の經濟政策 / p224 (0122.jp2)
C 重商主義 / p228 (0124.jp2)
第九節 資本主義的精神の發展 / p234 (0127.jp2)
A 若干の批判 / p234 (0127.jp2)
B 打克き難き傳統主義 / p238 (0129.jp2)
C 禁欲的新敎的經濟倫理と近代資本主義 / p248 (0134.jp2)
參考書目一覽 / (0139.jp2)


ギルドGuildZunftArti)は、中世より近世にかけて西欧都市において商工業者の間で結成された各種の職業別組合商人ギルド・手工業ギルド(同職ギルド)などに区分される。一般に封建制における産物とされる。

#1:1
荘園制度
プレカーリア 自由な貸付関係
ベネフィキウム 不自由な貸付関係

6 件のコメント:

  1. 243、M.ウェーバー『一般社会経済史要論』(上)(下) ―1(1/3)-
    14/07/04 05:32
    (1)日記から
    ・2012年11月17日(土)
    ウェーバーの『一般社会経済史要論』を読み始めた。最初の翻訳は昭和の初め。が、訳文はそんなに古さを感じさせない。今日読んだのは序論で、経済史研究の方法論を述べている。いわゆる発展段階論をとらず、比較類型論をとることを明言する。時代と洋の東西を問わず、経済の内的構造と、それに対応する社会的・政治的・宗教的類型を論理的に抽出し、その比較から、西洋においてのみ誕生した近代資本主義の条件を究明しようとする。博覧強記で、その類型と区分は詳細を極める。素人の疑問を。類型化する際の基準は何か。なぜ、その尺度を選ぶのか、という問題。たとえば、ウェーバーは、自由な商業活動が生まれる条件として自治的な都市の成立をあげる。また、生産手段から切り離された自由労働者が形成されたことが、合理的計算に基づく近代資本主義成立の前提だと言う。ここには、なぜ『自由な』商業か、なぜ『自由な』労働者を抽出するのか、という判断があるはずだ。ただ類型化すればいい、というものではない。そうなると、やはり歴史の経済的発展法則とか、道筋についての見通しが前提に置かれているのではないだろうか。素人の疑問だ。
    ・11月23日(金)
    ウェーバーを150ページ読んだ。ユダヤ人高利貸しの対内道徳と対外道徳の別が面白かった。
    ・11月25日(日)
    ウェーバーを70ページほど読んだ。荘園制といっても、いろいろなタイプがあること、また、時と所を異にしても、意外に似たような経済構造をしていること、を教える。ポイントは貨幣経済(つまりは市場)の浸透と、労働力の担い手(奴隷から借地農民まで)の身分的・法的な自由(経済力に裏打ちされている)にある。さらに、支配者(労働力の搾取者)との社会的関係を決定する上で、農業技術のあり方-灌漑農業であるか、有畜農業であるか、と言ったこと-が決定的に作用していたことがわかる。もう一つは、軍事力=兵力の編成の仕方。中国のように平和が保たれ、国防・軍事の比重が低いところでは、文官優位の政治であり、その官僚行政も言うに足るほどの治績をあげていない。官僚には専門職としての能力は不要。読書人・教養人であることが何より求められる。「君子は器ならず」だ。それでは、広大な社会の秩序は何によって保たれていたか。それは、強固な氏族的統制によって。氏族を統率する長老・家長が伝統にしたがつて血縁集団をまとめていた。なるほど、儒教国家だ。
    ・11月26日(月)
    『一般社会経済史要論」(上)(下)を読了。訳文は古臭くなくて読みやすかった。ウェーバーの古今東西の膨大な比較経済史実の例示にヘキヘキしたが、資本制経済の何たるか(合理的資本計算に基づく営利活動)と、どのような条件のもとでそれが生まれてきたかがわかる。社会的分業や貨幣経済の浸透とか、市場経済の存在などの経済的要因のほかに、国家の政治的支配構造、とりわけ軍事と租税体系のあり方が、経済発展に大きな影響を与えたことを知った。
    (つづく)
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  2. 243、M.ウェーバー『一般社会経済史要論』(上)(下) ―2(2/3)-
    14/07/05 05:29
    (2)ノートから
    〔上巻〕
    ①家父長制…伝統の神聖視。伝統を体現する命令者の絶対性。→伝統に対するピエテートと、主人の人格に対するピエテートの二つから支配が構成されている。
    ②家父長制は、伝統的支配のうち、親子・主従のあいだのピエテート(敬虔の感情)によって特徴づけられる。
    ③家産制。
    …家長は同輩車中の第一人者(ゲノッセンシャフト)と、隔絶した支配者(ヘルシャフト)の 二類型がある。後者が家産制。
    ③政治学で家産国家というのは、国家が君主の世襲財産とみなされ、統治権と所有権が未分離で、公法と私法が未分離の国家をいう。
    ④家産国家では、管理のための幹部とその物的手段を、領主(支配者)が自由にできる。
    ⑤首長は支配権を私的利益として経済的に利用する。
    ⑥家産国家における幹部が自立化し、支配領域を私有化すると、身分制・身分的家産制になる。
    ⑦家産国家における領主の支配が分権化せず、官僚支配へと発展するとき、これを家産官僚制という。
    ⑧家産国家における君主はカリスマの所有者ではない。国父であり、臣民の幸福の配慮者=名君であることが理想である。⇒実質的合理性の追求。
    ⑨形式的合理性とは、最高度までに資本計算が可能であること。利潤および損失のチャンスをもっとも完全に計算しうること。
    第三章
    ①市場は、その特質として、非人格的で、交換財への関心だけを志向する。市場は、ただ客観的事物への尊敬しか知らない。
    ②貨幣経済の発展が、家族共同体の崩壊に決定的な役割を演じた。
    ③貨幣経済は、一方において、諸個人の個人的営利(働き)とその消費について客観的計算可能性を生むとともに、他方において、個人的欲求を自由に充足せしめる可能性を初めて与える。
    ④西洋以外の地で資本主義が形成されなかった理由の一つ。
    …そこでは、同じ共同体に属する仲間に対する道徳、すなわち対内道徳と、外部の者に対する道徳、すなわち対外道徳とがまったく対照的であり、後者の対外道徳において、良心の呵責を知らない絶対的に無拘束な金貸しの行動が行われた。⇔ユダヤ人の金貸し。
    ⑤古代都市は戦士ツンフトだった。古代の営利経営は戦時利得を目標にしていた。
    ⑥合理的資本主義は市場チャンスを目標として行われる。
    ⑦近代の封鎖的(相互敵対的)民族国家こそは、資本主義に対して存続の機会を保証した。
    ⑧ルター派が資本主義的営利活動を嫌ったのは、「資本主義経済の内部においては、人間のあいだの関係が物化され、人間味を失うようになることに対する恐怖にある。この資本主義経済の非人格性こそ、教会並びにその勢力範囲から、特定の人間関係を奪うものであり、また、教会がこの人間的関係を倫理的に訓育し、薫陶することを不可能ならしめるものである。」            

    ※ユダヤ人をパーリア(賤民)民族にたとえるのは、インドのカーストにおけるパーリア(賤民)カーストにユダヤ人を比するからである。ユダヤ人の高利貸し的商法を賤民資本主義と称す。
    ※カーデイ裁判とは臨機応変の裁判。実質的合理性を追求する。これと反対なのが、法規の形式的・画一的適用のみを事とする裁判。呪術的考慮、功利的考慮、公平の考慮から自由。形式的法律と形式的裁判と形式的官僚。これが資本の計算可能性を保証する。

    (つづく)
    カテゴリー:読書記録

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  3. 243、M.ウェーバー『一般社会経済史要論』(上)(下) ―3(完)
    14/07/06 05:35
    (2)ノートから-つづき-
    〔下巻〕                             
    第一章                         
    ①家共同体。
    …内部関係において、ピエテート(恭順)の意識で結ばれる。消費団体であるが、消費物の獲得と消費は共産主義的に行われる。能力に応じて労力を尽くし、欲望に応じて消費する。
    ②家共同体が対外的経済交渉を経て、分業と交換の世界が出現する。ここでは、打算と計算に基づく資本主義的企業が活動主体となる。
     ※対内的…仲間意識、ピエテートの意識、人格的結合。
      対外的…没主観性、打算的。功利性、対等性。
    中国の科挙の意味
    試験は一種の教養の試験であり、受験者が専門的知識を有するかどうかではなく、むしろ彼が紳士(読書人)であるかどうかを確認するものだった。貴人は道具に有らず(君子は器ならず)という孔子の根本的格率、すなわち普遍的人格に自己を完成するという倫理的理念(西洋の没主観的なる職業(Beruf)の思想と正面から対立する)は、専門的学校教育および専門的権限を阻止し、その実現をたえず妨げた。この点に、この行政の反官僚にして家産的なる基本傾向が存在する。→家産官僚制をもたらした。
    分業に基づく協業の二形態
    イ)異質結合的協業…労働過程を細分化して、それらを結合する形態。
    ロ)同質累加的協業…完成品の部分・部分を仕上げて、それらを合体させる形態。
    工場
    固定資本を備え、協業が行われ、資本計算が可能であり必要な経営。
    <条件>
    ・持続的で安定した市場の存在
    ・貨幣購買力=資本の存在
    ・自由な労働力の存在←奴隷では不可能。

    ①問屋制か工場かを決定するのは固定資本の大きさである。
    ②機械の使用は規則正しい計算の確立をもたらした。
    ③荘園制度は、農民を土地に緊縛しているため、自由な労働市場の成立を妨げた。
    ④イギリスでは、市場の存在という事実が、それだけで、何らかの力が外部から加わることなく、まったく内部から荘園制度を崩壊させた。

    領主による農民追放=囲い込み=共有地解体。
    ⑤イギリスが島国であり、兵士供給源としての小農民保護が国王の至上課題ではなかったことがこの過程を容易にした。
    ⑥農民の地位がもっとも圧迫されているときには、農民一揆は起こらない。反対に、農民がすでにある程度の自覚心を持つにいたった時に農民一揆は起こる。⇔ポーランドやドイツ東部で農民一揆が起こらなかった理由。

    (了)
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  4. 4近代資本主義
      /I\
    1農業 2工業 3商業
      \I/
     0支配諸類型

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  5. 決疑論 - Wikipedia
    ja.wikipedia.org/wiki/決疑論
    決疑論(けつぎろん、英語: casuistry) は、一般的な宗教ないし道徳上の規範を特殊・ 個別の事例に適用するに際し、類推によって ...
    叛意の飛躍的表動 カズイスティック - FC2
    sarein20080901.blog36.fc2.com/blog-entry-136.html
    ちなみに、カズイスティック(決疑論)とは、具体的・個別的な規則の適用をめぐる論議・ 研究であり、道徳神学の一部門でもあった ...
    カズイスティック:やっぱり世界は**しい! - livedoor Blog
    blog.livedoor.jp/kamisamadq7/archives/1876436.html

    カズイスティックとは、「多義的」「ケースバイケース」という事である。 複数の意味がある言葉を使う事で、ウソを ...

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  6. 4近代資本主義(簿記)
      /I\
    1農業 2工業 3商業
    (共同体)(素材変形)((共同体間)
      \I/
     0支配諸類型(効用)

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