本書は一般の教科書の代替物として書かれた。そこがWray2012などとは違う。
主流派批判は草稿ブログより穏便になったがそれでも趣旨は明確だ。
本書の構成はしっかりしている。
ラーナーの図解(雇用の経済学)を転用すれば以下になる。
______
| |
| 政策 |[
E]20~24
|______|
___|________
/ \
/ \
/ E非雇用 \[
D]17~19
/ /雇用 \
/____________________\
| Y所得 |[
C]11~16
|____________________|
| | | I投資 |
|C(Y) |______________|
|消費 | |I(i) | i利子率 |
|性向 | |投資 | |_______|
| | |機会 | |i | |M |
|___| |___| (M,Y) |貨幣|
([
A]) [
F] 流動性選好 [
B]
25~26 / 9~10
/
歴史[
A]1~8,[
G]27~30,[
H]31~33現状,未来
《図の最上部には、所得水準Yに依存する(あるいは、所得水準Yによって決定される)雇用量Eがある。所得水準Yは消費性向C(Y)と投資Iとに依存する。投資Iは投資機会I(i)と利子率iとに依存する。最後に、利子率iは流動性選好i(M,Y)と貨幣額Mとに依存する。》ラーナー
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