資本論簡易目次
資本論を普通に読んで行けば宇野のようなトリアーデにはならない
(宇野やレーニンはマルクス自身の構想を根拠にしてはいるが)
単純な価値形態が拡大されるように、単純再生産は拡大される
相対的価値形態が貨幣とされるように、相対的剰余価値も一般化される
相対的剰余価値が一般化されるように、絶対地代も歴史的になる
それぞれ前者が後者の条件としてフラクタルに存在する
それらの二項対立はヘーゲルのように止揚されることはない
カントのいうアンチノミーとして残り続ける
右上から反時計回り
_____『資_本_論』第1巻<一>_____
|三5〜9 |二 |交換過程 |拡大 単純1
|絶対的剰余|貨幣の資本| 2 <価値形態論>
|価値の生産|への転化4| 一般的 貨幣|
|_労働日8|_ロドス_|_一商品と貨幣1〜3_|
|四相対的 |五絶対的お| | |
|剰余価値・|よび相対的| 貨幣または商品流通3|
|10〜13|・〜16 | | |
|協業11_第1部:資本の生産過程_|_____|
| | 〜25 | |
| 時間18|労賃への |拡大再生産|単純再生産|
| | 転化17| 22 | 21|
|____六労賃____|__七資本の_____|
| 17〜20 | 蓄積過程21〜25|
|出来高19|国民的相違|窮乏化 本源的蓄積24|
| | 20|法則23 植民理論25|
|_____|_____|___________|
|三5〜9 |二 |交換過程 |拡大 単純1
|絶対的剰余|貨幣の資本| 2 <価値形態論>
|価値の生産|への転化4| 一般的 貨幣|
|_労働日8|_ロドス_|_一商品と貨幣1〜3_|
|四相対的 |五絶対的お| | |
|剰余価値・|よび相対的| 貨幣または商品流通3|
|10〜13|・〜16 | | |
|協業11_第1部:資本の生産過程_|_____|
| | 〜25 | |
| 時間18|労賃への |拡大再生産|単純再生産|
| | 転化17| 22 | 21|
|____六労賃____|__七資本の_____|
| 17〜20 | 蓄積過程21〜25|
|出来高19|国民的相違|窮乏化 本源的蓄積24|
| | 20|法則23 植民理論25|
|_____|_____|___________|
マルクス『資本論』全三巻<一~三> 商品と
___________剰余価値______貨幣~3
|資本の変態|(資本の |絶対|資本|拡大|単純|
| と循環| 循環過程)的_|へ4|価値形態論1
| 1~6 |1、2、3|相対~16一般的|貨幣|
|__資本の流通過程__|的_資本の生産過程__|
| <二> 18~|時間| <一> 資本の|
|資本の回転|社会的21|_労 賃_| 蓄積過程|
| 7~17|総資本20|17~20|21~25|
|_____|再生産表式|出来高__|_本源的蓄積24
平均、利潤率| | |資本|労働|
低下 利潤 | |生産過程 |_三位一体48
商人1~20| <三> 49 | |土地|
資本へ___資本主義的生産の総過程への転化|__|
| |絶対、差額|競争の 資本家|労働者
| 利子 | 地代 |外観50 |_諸階級52
|21~36|37~47| 分配と | |地主|
|複利24_資本主義的地代_生産51|__|__|
信用27
恐慌30
絶対的
B | A
拡大-十-単純
C | D
相対的
B | A
拡大-十-単純
C | D
相対的
_____『資_本_論』第1巻<一>_____
|三5〜9 |二 |交換過程 |拡大 単純1
|絶対的剰余|貨幣の資本| 2 <価値形態論>
|価値の生産|への転化4| 一般的 貨幣|
|_労働日8|_ロドス_|_一商品と貨幣1〜3_|
|四相対的 |五絶対的お| | |
|剰余価値・|よび相対的| 貨幣または商品流通3|
|10〜13|・〜16 | | |
|協業11_第1部:資本の生産過程_|_____|
| | 〜25 | |
| 時間18|労賃への |拡大再生産|単純再生産|
| | 転化17| 22 | 21|
|____六労賃____|__七資本の_____|
| 17〜20 | 蓄積過程21〜25|
|出来高19|国民的相違|窮乏化 本源的蓄積24|
| | 20|法則23 植民理論25|
|_____|_____|___________|
|三5〜9 |二 |交換過程 |拡大 単純1
|絶対的剰余|貨幣の資本| 2 <価値形態論>
|価値の生産|への転化4| 一般的 貨幣|
|_労働日8|_ロドス_|_一商品と貨幣1〜3_|
|四相対的 |五絶対的お| | |
|剰余価値・|よび相対的| 貨幣または商品流通3|
|10〜13|・〜16 | | |
|協業11_第1部:資本の生産過程_|_____|
| | 〜25 | |
| 時間18|労賃への |拡大再生産|単純再生産|
| | 転化17| 22 | 21|
|____六労賃____|__七資本の_____|
| 17〜20 | 蓄積過程21〜25|
|出来高19|国民的相違|窮乏化 本源的蓄積24|
| | 20|法則23 植民理論25|
|_____|_____|___________|
絶対的
B | A
拡大-十-単純
C | D
相対的
マルクスはABCDという論理展開で記述してゆく。
それはカントの質量関係様相というカテゴリーに似ている。
B | A
拡大-十-単純
C | D
相対的
マルクスはABCDという論理展開で記述してゆく。
それはカントの質量関係様相というカテゴリーに似ている。
四則演算-+×÷のようなものだ。
宇野弘蔵はこれをヘーゲル的トリアーデに変換した。
生産流通分配の順序を流通を先にし流通生産分配にしたのだ。
宇野弘蔵はこれをヘーゲル的トリアーデに変換した。
生産流通分配の順序を流通を先にし流通生産分配にしたのだ。
マルクスの体系は、価値形態論、再生産表式の二つを
知ればそれでいいと個人的には思う。
特にほとんどの議論が再生産表式で完結する。
マルクスの頭のなかはこうなっている↓
https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQ_xe_nhYLv8_ecdA3Ud7YdPgwvtLKhq20JDHjiN1JHGXtOs-cZQJFVIkB8Tus20S6D5T2u9UzoCMSekuo3WSsDnjhdKTISMapx6jWFjmvSUrSFed8eXTtVE-hdogcqunjNkk5/s1600/13.gif
https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgtzCEsk10X1ExOZBPvgIZBNg6U7W3OSBTb3jLk3aOzdk2O1J9P9auuU0ZuJ9i2VMV3LJ5-tcQg51R-6RHaCAI_tQsqPwCV0iVg0HrqHBNkxMN1_x0JTJXX2aAr0x-RWmjpCL3B/s1600/12.jpg
(再生産表式の前身であるマルクス経済表。部門1と2が逆なことに注意)
マルクスの間違いは相対的であるはずの貨幣を
歴史的に位置付けるなかで絶対的とした点だ
これはマルクスを読む側のヘーゲル的バイアスでもある
ヘーゲルとマルクスは違うが
それはマルクスが唯物論だから違うのではない
マルクスのテクストは弁証法で掬い取れない夾雑物をもつ
ただしカントのカテゴリー論、アンチノミー論と並べると見えてくるものがある
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