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月曜日, 4月 15, 2019

世界ふしぎ発見 インダス文明の謎


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近年発見された古代インダス文明の遺跡に注目!日本人調査隊の最新研究成果とは!?『世界ふしぎ発見!』


4月27日(金) 23:07
 4月28日(土)の『世界ふしぎ発見!』(TBS系)は、インド北西部グジャラート州カッチ地方で近年発見された、石を丁寧に積み上げて作られた巨大都市・ドーラーヴィーラー遺跡のふしぎにスポットを当てる。

 このドーラーヴィーラー遺跡、4500年前に栄えたインダス文明のものだと判明し、世界の研究者を驚かせた。インダス文明はインダス川の豊かな水が育んだと考えられてきたが、なぜ川から離れた荒れた地にこのような古代都市が建設されたのだろうか。ミステリーハンターは発掘を担当したラワト博士と共に遺跡を巡る。

 遺跡はおよそ700m四方の広さに、一般市民が暮らす市街地と政治や宗教の中心地と考えられる城塞の二つの地区で形成。看板のような大きなインダス文字が発見されており、王や神の名が記されていたのではないかと考えられる。また、遺跡の中心部には巨大な井戸があり、地下水路も発達していたようだ。水への信仰が厚いインダス文明の宗教儀式で、水が使われていたとのではないかとの指摘もある。

 ところでなぜ大河から離れた荒地にドーラーヴィーラー遺跡が作られたのか。2007年日本の調査隊が考古学、地質学、農学などの手法で環境と文明の関係を解き明かそうと試みた。最新の研究成果とは!?

第1227回
新発見の古代都市が語り出す!
インダス文明の謎

2012年4月28日 夜9時~

ドーラーヴィーラー遺跡の見所

(イメージ)
■城塞の全貌
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インダス文明の中心、モヘンジョダロは規格が統一された煉瓦を積んで作られていた。一方ドーラーヴィーラーは石を積んで作られている。

■貯水槽
(イメージ)
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城塞部分を取り囲むように掘られた貯水槽。岩盤をくりぬいて掘られたものが多い。深さは最大で8mとのこと。階段があって、当時の人々が水を汲む際に利用していた。

■城塞の北門
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城塞の北側の門。ここで、大発見があった。一個30センチもある大きなインダス文字が10個見つかった。文字は、白い細かい石を板にはめ込んだもので、「世界最古の看板」といわれている。オリジナルの文字は門の脇にあるスペースに埋め戻されていて現在は見ることができない。番組では原寸大の看板を布で再現した。何と書かれているか?まだ解明されていない。

■広場(或いは競技場)
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看板の掲げられた北門の正面は儀式などに使われた広場と考えられている。また、宗教的な行事として、何らかのスポーツ(例えば格闘技とか)が行われた可能性もある。もし、そうだとしたら、「世界最古の競技場」かもしれない。

■城塞の内部
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城塞は当時の政治や宗教の中心。また、支配層が住んでいたと考えられる。

■井戸と沐浴場
(イメージ)
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城塞の中につくられた、直径4m以上もある井戸。この近くに半地下の沐浴場も見つかった。インダス文明の都市からは、宮殿や神殿などが見つかっていない。井戸や沐浴場は、神殿のように宗教的な意味を持った施設だったのでは、と考えられている。

■工房跡
(イメージ)
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城塞の直ぐ隣のスペースは当時重要な輸出品だったビーズを作る工房だったと考えられる。石を研磨する際利用した、作業用の石がそのまま地表に転がっている。これが、4500年前に使われていたとは驚きだ。

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