❹A『ネーションと美学』"Nation and Aesthetics"
定本第四巻『ネーションと美学』
初出:
死とナショナリズム -カントとフロイト 『文學界』2003年11月号(原題「カントとフロイト ―トランスクリティークII」)
死とナショナリズム - カントとフロイト 61−125
"World Intercourse: A Transcritical Reading of Kant and Freud" Kojin KARATANI
序説 63
1 死の欲動 71 death drive/ freud and war
2 崇高とユーモア 89 / kant's sublime and freud's suprego
3 世界共和国 108 the cunning of nature
4 文化への不満 118 culuture and the sense of shame
http://www.amazon.com/Umbr-Semblance-Joan-Copjec/dp/0979953901/UMBR(a) A Journal of the Unconscious 2007 p.139-p.166
(英語版は5部に再構成されている。第五巻の英語版が出版されたので、定本に関しては第四巻のこの第2章以外の4つの章が英語版が出版されていないだけとなった。
追記:
美術に関しての英語論文は英語版(“Japan as Art Museum: Okakura Tenshin and Fenollosa.”ed.
A history of modern Japanese aesthetics / translated and edited by Michael F. Marra p.43-52
http://books.google.co.jp/books?id=_P330pBK2PoC 左記googleで10頁分の全文が読める。)があるので、3つの章が残されたが、定本の主要論文の英語版はほとんど出版されたと言っていいだろう。第四巻の第一論文はBeyond Capital-Nation-State 2008 Rethinking Marxism
Volume 20 とかなり重なる。)
一部英語サンプルを以下に紹介したこの「死とナショナリズム」(邦題)は、トランスクリティークをカントとフロイトの関係に見出し、世界共和国への視点の提示したという意味で定本中でも最も重要な論考であろう。
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