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土曜日, 12月 22, 2012

『法華経』:文底内証の寿量品たる「一品二半」(漢訳/訓読)

『法華経』(→泉鏡花と『法華経』リンク::::::全体図↓)


参照:http://www.myofukuji.or.jp/okyo/index.html

              妙 法 蓮 華 経 総 科(A~E日蓮解説リンク付き
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
一経三段                                     二経六段
┃                                           ┃
┣序━巻第一━序品━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
┃分┏    方便品━━┳━━━━━━━━━━━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
┃ ┃           ┗━━正説━┓                   ┃ ┃ ┃
┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓             ┃正┃ ┃
┃ ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃             ┣宗┫ ┃
┃ ┃巻第二 譬諭品━┫ ┗━授記━┛     ┃             ┃分┃ ┃
┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃             ┃ ┃
┃ ┃    信解品━━━━━領解━╋━譬喩周━╋広く三を開いて一を顕す━━┛ ┃迹┃
┃ ┃巻第三 薬草諭品━━━━述成━┫     ┃               ┣門┫
┃ ┃    授記品━━━━━授記━┛     ┃               ┃ ┃
┃ ┃    化城諭品━━━━正説━━┓    ┃               ┃ ┃
┃ ┃巻第四 五百品━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛               ┃ ┃
┃          ┣━╋━述成━╋┛                    ┃ ┃
┃正┃    人記品━┛ ┗━授記━┛                     ┃ ┃
┣宗┫    法師品10━┳━━━━━━━━━━━━弘通の功の深きを明かして━┓ ┃ ┃
┃分┃    宝塔品11━┛               未来の流通を勧む  ┃流┃ ┃
┃ ┃巻第五 提婆品12━━━━━━━━━━━━━━往事を挙げて流通を証す━━╋通┛ ┃
┃ ┃    勧持品13━━━━━━━━━━━━━━他方と此の土の流通を勧む━┫分  ┃
┃ ┃    安楽行品14━━━━━━━━━━━━━初心者のために安楽行を説く┛   ┃
┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
┃ ┃    従地涌出品15━━┫                       分┃ ┃
┃ ┃              ┗━━━━━━━━━略して近を開いて遠を顕す━┓
┃ ┃巻第六 如来寿量品16━━近を開いて遠を顕す┓             ┣正╋本┛
┃ ┗            ┏━法身の記を授く━━╋広く近を開いて遠を顕す━━┛宗┃門
┃      分別品17━━╋━領解申す━━━━┛              分┃
┃ ┏            ┗┓                         ┃
┃ ┃    随喜品18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓            ┃
┃ ┃    功徳品19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋━滅後の功徳を説いて┓ ┃
┃ ┃巻第七 不軽品20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛     流通せしむ┃流┃
┃流┃    如来神力品21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓          ┣通┛
┗通┫    嘱累品22━━━━総付嘱━━┛      ┃          ┃分
 分┃    薬王品23━━━━苦行━━━┓      ┃          ┃
  ┃    妙音品24━┳━━三昧━━━┫      ┣━流通を付嘱す━━━┛
  ┃巻第八 普門品25━┛       ┣━━化他流通┫
  ┃    陀羅尼品26━━━総持━━━┫      ┃
  ┃    厳王品27━━━━誓願━━━┛      ┃
  ┗    勧発品28━━━━神通━━━━━━自行流通┛

参照:岩波文庫『法華経下』
サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     『法華経』(全体図
漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html

参照:http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

____________

『法華経』

参照:http://www.myofukuji.or.jp/okyo/index.html 

          妙 法 蓮 華 経 総 科
  ┏━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━┓
一経三段
                          二経二段
┃                                 ┃
┣序━巻第一━序品━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
┃分┏    方便品━━┳━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
┃ ┃           ┗━━正説━┓         ┃ ┃ ┃
┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓   ┃正┃ ┃
┃ ┃   _      ┏━╋━述成━┫     ┃   ┣宗┫ ┃
┃ ┃巻第二 譬諭品━┫ ┗━授記━┛     ┃   ┃分┃ ┃
┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃   ┃ ┃

┃ ┃   _信解品━━━━━領解━╋━譬喩周━╋━━━┛ ┃迹┃
┃ ┃巻第三 薬草諭品━━━━述成━┫     ┃     ┣門┫
┃ ┃    授記品━━━━━授記━┛     ┃     ┃ ┃
┃ ┃   _化城諭品━━━━正説━━┓    ┃     ┃ ┃
┃ ┃巻第四 五百品━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛     ┃ ┃
┃ ┃          ┣━╋━述成━╋┛          ┃ ┃
┃正┃    人記品━┛ ┗━授記━┛           ┃ ┃
┣宗┫    法師品10━┳━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃
┃分┃   _宝塔品11━┛               ┃流┃ ┃
┃ ┃巻第五 提婆品12━━━━━━━━━━━━━━━━━╋通┛ ┃
┃ ┃    勧持品13━━━━━━━━━━━━━━━━━┫分  ┃
┃ ┃    安楽行品14━━━━━━━━━━━━━━━━┛   ┃
┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
┃ ┃   _従地涌出品15━━┫             分┃ ┃
┃ ┃              ┗━━━━━━━━━━━━┓ ┃
┃ ┃巻第六 如来寿量品16━━近を開いて遠を顕す┓   ┣正╋本┛
┃ ┗           
 ┏━法身の記を授く━━╋━━━┛宗┃門
┃      分別品17━━╋━領解申す━━━━┛    分┃
┃ ┏            ┗┓              
┃ ┃    随喜品18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓  ┃
┃ ┃   _功徳品19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋┓ ┃
┃ ┃巻第七 不軽品20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛┃流┃
┃流┃    如来神力品21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓┣通┛
┗通┫    嘱累品22━━━━総付嘱━━┛      ┃┃分
 分┃    薬王品23━━━━苦行━━━┓      ┃┃
  ┃   _妙音品24━┳━━三昧━━━┫      ┣┛
  ┃巻第八 普門品25━┛       ┣━━化他流通┫
  ┃    陀羅尼品26━━━総持━━━┫      ┃
  ┃    厳王品27━━━━誓願━━━┛      ┃
  ┗    勧発品28━━━━神通━━━━━━自行流通┛


               法華経A
┏━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
一経三段B                            二経六段
┃                                  ┃
┃┏序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓   ┃
┃┃   ┏                         ┃C  ┃
┃┃   ┃    方便品第2━━━━━━┳━━━━━━正宗分╋迹門┓┃
┗╋正宗分┫巻第二 譬諭品第3~人記品第9┛         ┃  ┃┃
 ┃   ┃ ~四                      ┃  ┃┃
 ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┃┃
 ┃   ┃                            ┣┛
 ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
 ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
 ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
 ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━┓ ┣正宗分╋本門┛ 
 ┃   ┃            ┏━━━━━━╋━┛E  ┃
 ┃   ┗    分別品第17━━╋━━━━━━┛     ┃
 ┃   ┏            ┗━━━━━━┓     ┃
 ┃   ┃    随喜品第18━━━━━━━━━┻┓    ┃
 ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
 ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
 ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳━━━━┓┣流通分┛
 ┗流通分┫    嘱累品第22━━━━━┛    ┃┃
     ┃    薬王品第23~妙音品第24┳━━╋┛
     ┃巻第八 普門品第25~厳王品第27┛  ┃
     ┃    勧発品第28━━━━━━━━━━┛
     ┗


 
               法華経A
┏━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
一経三段B                            二経六段
┃                                  ┃
┃┏序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓   ┃
┃┃                             ┃C  ┃
┃┃   ┏    方便品第2━━━━━━┳━━━━━━正宗分╋迹門┓┃
┗╋正宗分┫巻第二 譬諭品第3~人記品第9┛         ┃  ┃┃
 ┃   ┃ ~四                      ┃  ┃┃
 ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┃┃
 ┃   ┃                            ┣┛
 ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
 ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
 ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
 ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━┓ ┣正宗分╋本門┛ 
 ┃   ┃            ┏━━━━━━╋━┛E  ┃
 ┃   ┗    分別品第17━━╋━━━━━━┛     ┃
 ┃   ┏            ┗━━━━━━┓     ┃
 ┃   ┃    随喜品第18━━━━━━━━━┻┓    ┃
 ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
 ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
 ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳━━━━┓┣流通分┛
 ┗流通分┫    嘱累品第22━━━━━┛    ┃┃
     ┃    薬王品第23~妙音品第24┳━━╋┛
     ┃巻第八 普門品第25~厳王品第27┛  ┃
     ┗    勧発品第28━━━━━━━━━━┛
     


参照:岩波文庫『法華経下』
サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     
漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html 

無量義経 http://www.geocities.jp/bukkyouni/2muryougikyou.htm

無量義経徳行品第一(現代語訳)

http://p.booklog.jp/book/21562/page/267165

信仰 │ 名言集および格言集
http://www.oyobi.com/maxim01/18_01.html

上よりの迫害を受けるによつて真の信仰が顕はれる。

日蓮 「書簡集」

別冊歴史読本参照(矢内原忠雄が引用しているが多分意訳)


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E8%8F%AF%E7%B5%8C

妙法蓮華経二十八品一覧 編集
前半14品(迹門)
第1:序品(じょほん)
第2:方便品(ほうべんぼん)
第3:譬喩品(ひゆほん)
第4:信解品(しんげほん)
第5:薬草喩品(やくそうゆほん)
第6:授記品(じゅきほん)
第7:化城喩品(けじょうゆほん)
第8:五百弟子受記品(ごひゃくでしじゅきほん)
第9:授学無学人記品(じゅがくむがくにんきほん)
第10:法師品(ほっしほん)
第11:見宝塔品(けんほうとうほん)
第12:提婆達多品(だいばだったほん)
第13:勧持品(かんじほん)
第14:安楽行品(あんらくぎょうほん)
後半14品(本門)
第15:従地湧出品(じゅうじゆじゅつほん)
第16:如来寿量品(にょらいじゅうりょうほん)
第17:分別功徳品(ふんべつくどくほん)
第18:随喜功徳品(ずいきくどくほん)
第19:法師功徳品(ほっしくどくほん)
第20:常不軽菩薩品(じょうふきょうぼさつほん)
第21:如来神力品(にょらいじんりきほん)
第22:嘱累品(ぞくるいほん)
第23:薬王菩薩本事品(やくおうぼさつほんじほん)
第24:妙音菩薩品(みょうおんぼさつほん)
第25:観世音菩薩普門品(かんぜおんぼさつふもんほん)(観音経)[注釈 6]
第26:陀羅尼品(だらにほん)
第27:妙荘厳王本事品(みょうしょうごんのうほんじほん)
第28:普賢菩薩勧発品(ふげんぼさつかんぼつほん)
その他の追加部分 編集
第29:廣量天地品(こうりょうてんちぼん)
第30:馬明菩薩品(めみょうぼさつぼん)
28品のほか、以上の追加部分も成立しているが、偽経扱いとなり普及しなかった。「度量天地品第二十九」は冒頭部分のみを除いて失われている。『妙法蓮華経』28品と同じくネット上でも大正新脩大蔵経データベースで閲覧できる。

法華七喩(ほっけしちゆ) 
法華経では、7つのたとえ話として物語が説かれている。これは釈迦仏がたとえ話を用いてわかりやすく衆生を教化した様子に則しており、法華経の各品でもこの様式を用いてわかりやすく教えを説いたものである。これを法華七喩、あるいは七譬(しちひ)ともいう。

三車火宅(さんしゃかたく、譬喩品)
長者窮子(ちょうじゃぐうじ、信解品)
三草二木(さんそうにもく、薬草喩品)
化城宝処(けじょうほうしょ、化城喩品)
衣裏繋珠(えりけいしゅ、五百弟子受記品)
髻中明珠(けいちゅうみょうしゅ、安楽行品)
良医病子(ろういびょうし、如来寿量品)


成立年代 

『法華経』の成立時期については諸説ある。

代表的な説として布施浩岳が『法華経成立史』(1934)で述べた説がある[1]。これは段階的成立説で、法華経全体としては3類、4記で段階的に成立した、とするものである。第一類(序品〜授学無学人記品および随喜功徳品の計10品)に含まれる韻文は紀元前1世紀ころに思想が形成され、紀元前後に文章化され、長行(じょうごう)と呼ばれる散文は紀元後1世紀に成立したとし、第二類(法師品〜如来神力品の計10品)は紀元100年ごろ、第三類(7品)は150年前後に成立した、とした[1]。その後の多くの研究者たちは、この説に大きな影響を受けつつ、修正を加えて改良してきた[1]。だが、近年になって苅谷定彦によって、「序品〜如来神力品が同時成立した」とする説[2]が唱えられたり、「勝呂信静によって27品同時成立説[3]が唱えられたことによって、成立年代特定の問題は『振り出しにもどった』というのが現今の研究の状況だ」と管野博史は1998年刊行の事典において解説した[1]。

中村元は、(法華経に含まれる)《長者窮子の譬喩》に見られる、金融を行って利息を取っていた長者の臨終の様子から、「貨幣経済の非常に発達した時代でなければ、このような一人富豪であるに留まらず国王等を畏怖駆使せしめるような資本家はでてこないので、法華経が成立した年代の上限は西暦40年である」と推察した[4]。また、渡辺照宏も、「50年間流浪した後に20年間掃除夫だった男が実は長者の後継者であると宣言される様子から、古来インド社会はバラモンを中心とした強固なカースト制度があり、たとえ譬喩であってもこうしたケースは現実味が乏しく、もし考え得るとすればバラモン文化の影響が少ない社会環境でなければならない[5]」と述べた。


  1. a b c d 『哲学 思想事典』岩波書店、1998年、pp.1485-1486 【法華経】
  2. ^ 苅谷定彦『法華経一仏乗の研究』1983
  3. ^ 『法華経の成立と思想』1993
  4. ^ 宮本正尊 編『大乗仏教の成立史的研究』(昭和29年) 附録第一「大乗経典の成立年代」
  5. ^ 渡辺照宏 『日本の仏教』 岩波書店、2002年6月12日、188頁。ISBN 978-4004121510

https://blogs.yahoo.co.jp/ts19570728/66639431.html?__ysp=5rOV6I%2Bv57WMIOW3uyA4

法華経は八巻二十八品からなり、開経の無量義経、結経の仏説観普賢菩薩行法経各一巻を入れて十巻
ともいう。その内容を巻別にあげれば、
無量義経:徳行品第一、説法品第二、十功徳品第三
妙法蓮華経巻一:序品第一、方便品第二
妙法蓮華経巻二:譬喩品第三、信解品第四
妙法蓮華経巻三:薬草喩品第五、授記品第六、化城喩品第七
妙法蓮華経巻四:五百弟子受記品第八、授学無学人記品第九、法師品第十、見宝塔品第十一
妙法蓮華経巻五:提婆達多品第十二、勧持品第十三、安楽行品第十四、従地涌出品第十五
妙法蓮華経巻六:如来寿量品第十六、分別功徳品第十七、随喜功徳品第十八、法師功徳品第十九
妙法蓮華経巻七:常不軽菩薩品第二十、如来神力品第二十一、嘱累品第二十二、薬王菩薩本事品第二十三
        妙音菩薩品第二十四
妙法蓮華経巻八:観世音菩薩普門品第二十五、陀羅尼品第二十六、妙荘厳王本事品第二十七
        普賢菩薩勧発品第二十八
仏説観普賢菩薩行法経

-聖教新聞社「教学小辞典」より-



____________

http://www.kosaiji.org/hokke/kaisetsu/hokekyo/5/15.htm#20

略開近顕遠動執生疑
略開近顕遠
長行


爾時世尊。説是偈已。告弥勒菩薩。

 爾の時に世尊、是の偈を説き已って、弥勒菩薩に告げたまわく、…



http://www.kosaiji.org/hokke/kaisetsu/hokekyo/6/17.htm#01

総授法身記 総じて法身の記を授く
教家総叙 (教家の総叙)

爾時大会。聞仏説寿命劫数。長遠如是。無量無辺。阿僧祇衆生。得大饒益。

 爾の時に大会、仏の寿命の劫数長遠なること是の如くなるを説きたもうを聞いて、無量無辺阿僧祇の衆生大饒益を得つ。


http://www.kosaiji.org/hokke/kaisetsu/hokekyo/6/17.htm#05

弥勒総申領解 (弥勒総じて領解を申ぶ)

爾時弥勒菩薩。従座而起。偏袒右肩。合掌仏向。而説偈言

 爾の時に弥勒菩薩座より起って、偏に右の肩を袒にし、合掌し仏に向いたてまつりて、偈を説いて言さく、

____________
                『法華経』(全体図

 五重三段とは、
A一代一経三段・
B法華経一経三段・
C迹門熟益三段・
D本門脱益三段・
E文底下種三段

(第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
(第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
(第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
(第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
(第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm



日蓮 観心本尊抄 
<原文>+(現代語訳)


<法華経一部八巻二十八品・進んでは前四味・退いては涅槃経等の一代の諸 経惣じて之を括るに但一経なり始め寂滅道場より終り般若経に至るまでは序分なり無量義経・法華経・普賢経の十巻は正宗なり涅槃経等は流通分なり、正宗十巻 の中に於て亦序正流通有り無量義経並に序品は序分なり、方便品より分別功徳品の十九行の偈に至るまで十五品半は正宗分なり、分別功徳品の現在の四信より普 賢経に至るまでの十一品半と一巻は流通分なり。>

(法華経一部二十八品・すすんでは前四味(乳味・酪味・生 蘇味・熟蘇味・)(法華経は醍醐味)の教え最後のほうでは涅槃経までの教えを整理してみるとただ一経にまとめられます。寂滅道場(初涅槃)から般若経にい たるまでは釈尊一代の教えの序分であり、無量義経・法華経・普賢経の十巻は正宗分であり涅槃経は流通分なのです。)
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55372579.html


<正宗十巻の中に於て亦序正流通有り無量義経並に序品は序分なり、方便品より分別功徳品の十九行の偈に至るまで十五品半は正宗 分なり、分別功徳品の現在の四信より普賢経に至るまでの十一品半と一巻は流通分なり。>

(正宗分のなかの十巻の中にまた序分・正宗分・流通分があります。無量義経と法華 経序品は序分なのです。方便品より、分別功徳品の十九行の偈にいたるまで十五品半は正宗分なのです。分別功徳品の現在の四信(仏在世あるいは滅後に法華経 を修行する者が初心の功徳を計るさいに四つの段階にわかれる。信解・略・一念解言趣・広為他説・深深観成の四つ)より普賢経にいたるまでの十一本半と一巻 は流通分なのです。)
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55372579.html


<又法華経等の十巻に於ても二経有り各序正流通を具するなり、無量義経 無量義経と序品は序分なり方便品より人記品に至るまでの八品は正宗分なり、法師品より安楽行品に至るまでの五品は流通分なり、其の教主を論ずれば始成正覚 の仏・本無今有の百界千如を説いて已今当に超過せる随自意・難信難解の正法なり、>

(また法華経の十巻(経典は昔は巻物であり法華経は十巻二十八品)においても序・正宗・流通分があるのです。無量義経と序品は序分であり 方便品より人記品に至るまでの八品は正宗分なり、法師品より安楽行品に至るまでの五品は流通分なのです。その教主を論ずるならば始成正覚の仏、本無今有 (もとなくしていまあり:久遠の本地を明かさず今の成仏を論ずる)百界千如を説いて已今当(過去・現在・未来)に超える随自意で難信難解の正法なので す。)


<又本門十四品の一経に序正流通有り涌出品の半品を序分と為し寿量品と前後の二半と此れを正宗と為す其の余は流通分なり、其の教主を論ずれば始成正覚の釈尊に非ず所説の法門も亦天地の如し十界久遠の上に国土世間既に顕われ、>

(又 本門十四品の一経に序正・流通有り、涌出品の半品を序分と為し寿量品と前後の二半と此れを正宗と為す、その余は流通分とする、その教主を論ずれば始成正覚 の釈尊にではなく説くところの法門も亦天地の如き違いがあります。十界が久遠と説かれ、その上に国土世間既に顕われています。)
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55372579.html


<本門を以て之を論ずれば一向に末法の初を以て正機と為す所謂一往之を見る時は久種を以て下種と為し大通前四味迹門を熟と為して本門に至つて等妙に登らしむ、再往之を見れば迹門には似ず本門は序正流通倶に末法の始を以て詮と為す、在世の本門 と末法の始は一同に純円なり但し彼は脱此れは種なり彼は一品二半此れは但題目の五字なり。>

(本門から考えれば末法の始めをもって正機とするのです。いちおうこのことを考えると、久遠の昔に下種があったというべきで大通智 勝仏・前四味(乳味・酪味・生蘇味・熟蘇味)をもって熟とし本門にいたって妙覚に登ったのです。しかしさらによく見れば迹門とは違い本門は序分・正宗分・ 流通分ともに末法の始めから始まるのです。お釈迦様在世の本門と末法の始めは同じものですがお釈迦様の本門は過去の下種を刈り取るためで末法の始めは下種 の為なのです。お釈迦様の仏法は一品二半(従地湧出品十五の後半と如来寿量品第十六一品と分別功徳品第十七の前半)であり末法の下種は南無妙法蓮華経なの です。)
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55372839.html

結論
<所詮迹化他方の大菩薩等に我が内証の寿量品を以て授与すべからず末法の初は謗法の国にして悪機なる故に之を止めて地涌千界の大菩薩を召して寿量品の肝心たる妙法蓮華経の五字を以て閻浮の衆生に授与せしめ給う、>

(結論は迹化や他方の大菩薩等に釈尊の内証の寿量品を以て授与すべきでなく末法の初は謗法(ほうぼう)の国であり悪機が充満し、故に菩薩の布教を止めて地涌千界の大菩薩を召して寿量品の肝心たる妙法蓮華経の五字を以て閻浮の衆生に授与しようと考えたのです。)
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55372839.html

参考:
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55372579.html 観心本尊抄 講義(12)A〜D
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55372839.html (13)E、結論
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55373080.html (14)  『法華経』(全体図

無量義経

http://www.geocities.jp/bukkyouni/2muryougikyou.htm

無量義経徳行品第一(現代語訳)

http://p.booklog.jp/book/21562/page/267165
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妙法蓮華経 従地涌出品第十五 



爾時弥勒
菩薩。及八千恆河沙諸菩薩衆。皆作是念。我
等從昔已来。不見不聞如是大菩薩摩訶
薩衆。從地踊出住世尊前。合掌供養問訊
如来。時弥勒菩薩摩訶薩。知八千恆河沙諸
菩薩等心之所念。并欲自決所疑。合掌向
仏。以偈問曰。

無量千万億。大衆諸菩薩。
昔所未曾見。願兩足尊説。
是從何所来。以何因縁集。
巨身大神通。智慧思議。
其志念堅固。有大忍辱力。
衆生所楽見。為從何所来。
一一諸菩薩。所將諸眷屬。
其数無有量。如恆河沙等。
或有大菩薩。將六万恆沙。
如是諸大衆。一心求仏道。
是諸大師等。六万恆河沙。
倶来供養仏。及護持是経。
將五万恆沙。其数過於是。
四万及三万。二万至一万。
一千一百等。乃至一恆沙。
半及三四分。億万分之一。
千万那由他。万億諸弟子。
乃至於半億。其数復過上。
百万至一万。一千及一百。
五十與一十。乃至三二一。
單己無眷屬。楽於獨処者。
倶来至仏所。其数轉過上。
如是諸大衆。若人行籌数。
過於恆沙劫。猶不能尽知。
是諸大威徳。精進菩薩衆。
誰為其説法。教化而成就。
從誰初発心。稱揚何仏法。
受持行誰経。修習何仏道。
如是諸菩薩。神通大智力。
四方地震裂。皆從中踊出。
世尊我昔来。未曾見是事。
願説其所從。国土之名號。
我常遊諸国。未曾見是衆。
我於此衆中。乃不識一人。
忽然從地出。願説其因縁。
今此之大會。無量百千億。
是諸菩薩等。皆欲知此事。
是諸菩薩衆。本末之因縁。
無量徳世尊。唯願決衆疑。

爾時釈迦牟尼分身諸仏。從無量千万億他
方国土来者。在於八方諸宝樹下師子座上
結加趺坐。其仏侍者。各各見是菩薩大衆。
於三千大千世界四方從地踊出住於虚
空。各白其仏言。世尊。此諸無量無辺阿僧
祇菩薩大衆。從何所来。爾時諸仏各告侍
者。諸善男子。且待須臾。有菩薩摩訶薩。
名曰弥勒。釈迦牟尼仏之所授記。次後作
仏。以問斯事。仏今答之。汝等自当因是
得聞。

(正宗分 開近顕遠第二 動執生疑段)

爾時釈迦牟尼仏。告弥勒菩薩。善哉善哉
阿逸多。乃能問仏如是大事。汝等当共一
心。被精進鎧発堅固意。如来今欲顯発
宣示諸仏智慧。諸仏自在神通之力。諸仏師
子奮込之力。諸仏威猛大勢之力。爾時世尊。

欲重宣此義。而説偈言。
当精進一心。我欲説此事。
勿得有疑悔。仏智思議。
汝今出信力。住於忍善中。
昔所未聞法。今皆当得聞。
我今安慰汝。勿得懐疑懼。
仏無不實語。智慧不可量。
所得第一法。其深分別。
如是今当説。汝等一心聽。



爾時世尊。説此偈已。告弥勒菩薩。我今於
此大衆。宣告汝等。阿逸多。是諸大菩薩摩
訶薩。無量無数阿僧祇從地踊出。汝等昔
所未見者。我於是娑婆世界。得阿耨多羅
三藐三菩提已。教化示導是諸菩薩。調伏
其心令発道意。此諸菩薩皆於是娑婆世
界之下此界虚空中住。於諸経典讀誦通利
思惟分別正憶念。阿逸多。是諸善男子等。
不楽在衆多有所説。常楽靜処懃行精進
未曾休息。亦不依止人天而住。常楽深智
無有障礙。亦常楽於諸仏之法。一心精進
求無上慧。爾時世尊欲重宣此義。而説偈
言。

阿逸汝当知。是諸大菩薩。
從無数劫来。修習仏智慧。
悉是我所化。令発大道心。
此等是我子。依止是世界。
常行頭陀事。志楽於靜処。
捨大衆閙。不楽多所説。
如是諸子等。學習我道法。
晝夜常精進。為求仏道故。
在娑婆世界。下方空中住。
志念力堅固。常懃求智慧。
説種種妙法。其心無所畏。
我於伽耶城。菩提樹下坐。
得成最正覺。轉無上法輪。
爾乃教化之。令初発道心。
今皆住不退。悉当得成仏。
我今説實語。汝等一心信。
我從久遠来。教化是等衆。

動執生疑

爾時弥勒菩薩摩訶薩。及無数諸菩薩等。心
生疑惑怪未曾有。而作是念。云何世尊於
少時間。教化如是無量無辺阿僧祇諸大菩
薩。令住阿耨多羅三藐三菩提。即白仏言。
世尊。如来為太子時出於釈宮。去伽耶城
不遠坐於道場。得成阿耨多羅三藐三菩
提。從是已来始過四十余年。世尊。云何於
此少時大作仏事。以仏勢力以仏功徳。教
化如是無量大菩薩衆当成阿耨多羅三藐
三菩提。世尊。此大菩薩衆。假使有人。於千
万億劫。数不能尽不得其辺。斯等久遠已
来。於無量無辺諸仏所殖諸善根。成就
菩薩道常修梵行。世尊。如此之事世所難
信。譬如有人。色美髮黒年二十五。指百
歳人言是我子。其百歳人。亦指年少言是
我父生育我等。是事難信。仏亦如是。得道
已来其實未久。而此大衆諸菩薩等。已於
無量千万億劫。為仏道故懃行精進。善入
出住無量百千万億三昧。得大神通久修梵
行。善能次第習諸善法。巧於問答人中之
宝。一切世間甚為希有。今日世尊方云得
仏道時初令発心教化示導。令向阿耨多
羅三藐三菩提。世尊得仏未久。乃能作此
大功徳事。我等雖復信仏随宜所説。仏所
出言未曾虚妄。仏所知者皆悉通達。然諸
新発意菩薩。於仏滅後。若聞是語或不信
受。而起破法罪業因縁。唯然世尊。願為解
説除我等疑。及未来世諸善男子。聞此事
已亦不生疑。爾時弥勒菩薩。欲重宣此義。
而説偈言。

仏昔從釈種。出家近伽耶。
坐於菩提樹。爾来尚未久。
此諸仏子等。其数不可量。
久已行仏道。住於神通力。
善學菩薩道。不染世間法。
如蓮華在水。從地而踊出。
皆起恭敬心。住於世尊前。
是事難思議。云何而可信。
仏得道甚近。所成就甚多。
願為除衆疑。如實分別説。
譬如少壯人。年始二十五。
示人百歳子。髮白而面皺。
是等我所生。子亦説是父。
父少而子老。擧世所不信。
世尊亦如是。得道来甚近。
是諸菩薩等。志固無怯弱。
從無量劫来。而行菩薩道。
巧於難問答。其心無所畏。
忍辱心決定。端正有威徳。
十方仏所讃。善能分別説。
不楽在人衆。常好在禪定。
為求仏道故。於下空中住。
我等從仏聞。於此事無疑。
願仏為未来。演説令開解。
若有於此経。生疑不信者。
即当墮悪道。願今為解説。
是無量菩薩。云何於少時。
教化令発心。而住不退地。

妙法蓮華経巻第五 終


妙法蓮華経 如来寿量品第十六


爾時仏告。諸菩薩及。一切大衆諸
善男子。汝等当信解。如来誠諦之
語。復告大衆。汝等当信解。如来
誠諦之語。又復告諸大衆。汝等当
信解。如来誠諦之語。是時菩薩大
衆。弥勒為首。合掌白仏言。世尊。唯願説之。
我等当信受仏語。如是三白已。復言唯願
説之。我等当信受仏語。爾時世尊。知諸
菩薩三請不止。而告之言。汝等諦聴。如来
祕密神通之力。一切世間天人及阿修羅。皆
謂今釈迦牟尼仏出釈氏宮。去伽耶城不
遠坐於道場。得阿耨多羅三藐三菩提。然
善男子。我実成仏已来。無量無辺百千万億
那由他劫。譬如五百千万億那由他阿僧祇
三千大千世界。假使有人末為微塵。過於
東方五百千万億那由他阿僧祇国。乃下一
塵。如是東行尽是微塵。諸善男子。於意云
何。是諸世界。可得思惟校計知其数不。

弥勒菩薩等倶白仏言。世尊。是諸世界無量
無辺非算数所知。亦非心力所及。一切聲
聞辟支仏。以無漏智。不能思惟知其限数。
我等住阿惟越致地。於是事中亦所不達。
世尊。如是諸世界無量無辺。爾時仏告大
菩薩衆。諸善男子。今当分明宣語汝等。是
諸世界。若著微塵及不著者。尽以為塵一
塵一劫。我成仏已来。復過於此百千万億那
由他阿僧祇劫。自從是来。我常在此娑婆
世界説法教化。亦於余処百千万億那由
他阿僧祇国導利衆生。諸善男子。於是中
間。我説燃燈仏等。又復言其入於涅槃。
如是皆以方便分別。諸善男子。若有衆
生来至我所。我以仏眼。觀其信等諸根利
鈍。随所応度。処処自説名字不同年紀大
小。亦復現言当入涅槃。又以種種方便説
微妙法。能令衆生発歓喜心。諸善男子。如
来。見諸衆生楽於小法徳薄垢重者。為是
人説。我少出家得阿耨多羅三藐三菩提。
然我実成仏已来久遠若斯。但以方便教
化衆生。令入仏道作如是説。諸善男子。
如来所演経典。皆為度脱衆生。或説己身
或説他身。或示己身或示他身。或示
己事或示他事。諸所言説皆実不虚。所
以者何。如来。如実知見三界之相。無有生
死若退若出。亦無在世及滅度者。非実非
虚非如非異。不如三界見於三界。如斯
之事。如来明見無有錯謬。以諸衆生有
種種性種種欲種種行種種憶想分別故。欲
令生諸善根。以若干因縁譬喩言辭種種
説法。所作仏事未曾暫廢。如是我成仏
已来甚大久遠。寿命無量阿僧祇劫常住不
滅。

諸善男子。我本行菩薩道所成寿命。今猶
未尽復倍上数。然今非実滅度。而便唱言
当取滅度。如来以是方便教化衆生。所
以者何。若仏久住於世。薄徳之人不種善
根。貧窮下賎貪著五欲。入於憶想妄見網
中。若見如来常在不滅。便起恣而懐厭
怠。不能生難遭之想恭敬之心。是故如
来以方便説。比丘当知。諸仏出世難可値
遇。所以者何。諸薄徳人。過無量百千万億
劫。或有見仏或不見者。以此事故我作
是言。諸比丘。如来難可得見。斯衆生等
聞如是語。必当生於難遭之想。心懐恋慕
渇仰於仏。便種善根。是故如来。雖不実滅
而言滅度。

又善男子。諸仏如来法皆如是。為度衆生
皆実不虚。譬如良医智慧聰達。明練方薬
善治衆病。其人多諸子息。若十二十乃至
百数。以有事縁遠至余国。諸子於後飮他
毒薬。薬発悶亂宛轉于地。是時其父還来歸
家。諸子飮毒。或失本心或不失者。遥見其
父皆大歓喜。拜跪問訊善安穏歸。我等愚癡
誤服毒薬。願見救療更賜寿命。父見子
等苦悩如是。依諸経方。求好薬草色香美
味皆悉具足。擣和合與子令服。而作是
言。此大良薬。色香美味皆悉具足。汝等可
服。速除苦悩無復衆患。其諸子中不失心 擣和合
者。見此良薬色香倶好。即便服之病尽除
愈。余失心者。見其父来。雖亦歓喜問訊求
索治病。然與其薬而不肯服。所以者何。毒
気深入失本心故。於此好色香薬而謂不
美。父作是念。此子可愍。為毒所中心皆顛
倒。雖見我喜求索救療。如是好薬而不肯
服。我今当設方便令服此薬。即作是言。
汝等当知。我今衰老死時已至。是好良薬今
留在此。汝可取服勿憂不差。作是教
已復至他国。遣使還告。汝父已死。是時諸
子聞父背喪。心大憂悩而作是念。若父在
者。慈愍我等能見救護。今者捨我遠喪他
国。自惟孤露無復恃怙。常懐悲感心遂醒
悟。乃知此薬色味香美。即取服之毒病皆
愈。其父聞子悉已得差。尋便来歸咸使見
之。

諸善男子。於意云何。頗有人能説此良医
虚妄罪不。不也世尊。仏言。我亦如是。成仏
已来。無量無辺百千万億那由他阿僧祇劫。
為衆生故。以方便力言当滅度。亦無有
能如法説我虚妄過者。爾時世尊欲重宣
此義。而説偈言。

自我得仏来。所経諸劫数。
無量百千万。億載阿僧祇。
常説法教化。無数億衆生。
令入於仏道。爾来無量劫。
為度衆生故。方便現涅槃。
而実不滅度。常住此説法。
我常住於此。以諸神通力。
令顛倒衆生。雖近而不見。
衆見我滅度。広供養舍利。
咸皆懐恋慕。而生渇仰心。
衆生既信伏。質直意柔軟。
一心欲見仏。不自惜身命。
時我及衆僧。倶出霊鷲山。
我時語衆生。常在此不滅。
以方便力故。現有滅不滅。
余国有衆生。恭敬信楽者。
我復於彼中。為説無上法。
汝等不聞此。但謂我滅度。
我見諸衆生。没在於苦海。
故不為現身。令其生渇仰。
因其心恋慕。乃出為説法。
神通力如是。於阿僧祇劫。
常在霊鷲山。及余諸住処。
衆生見劫尽。大火所焼時。
我此土安穏。天人常充満。
園林諸堂閣。種種宝荘厳。
宝樹多華菓。衆生所遊楽。
諸天撃天鼓。常作衆伎楽。
雨曼陀羅花。散仏及大衆。
我浄土不毀。而衆見焼尽。
憂怖諸苦悩。如是悉充満。
是諸罪衆生。以悪業因縁。
過阿僧祇劫。不聞三宝名。
諸有修功徳。柔和質直者。
則皆見我身。在此而説法。
或時為此衆。説仏寿無量。
久乃見仏者。為説仏難値。
我智力如是。慧光照無量。
寿命無数劫。久修業所得。
汝等有智者。勿於此生疑。
当断令永尽。仏語実不虚。
如医善方便。為治狂子故。
実在而言死。無能説虚妄。
我亦為世父。救諸苦患者。
為凡夫顛倒。実在而言滅。
以常見我故。而生恣心。
放逸著五欲。墮於悪道中。
我常知衆生。行道不行道。
随応所可度。為説種種法。
毎自作是念。以何令衆生。
得入無上道。速成就仏身。


妙法蓮華経 分別功徳品第十七 

爾時大會聞仏説寿命劫数長遠如是無量
無辺阿僧祇衆生得大饒益。於時世尊。告
弥勒菩薩摩訶薩。阿逸多。我説是如来寿命
長遠時。六百八十万億那由他恆河沙衆生。
得無生法忍。復有千倍菩薩摩訶薩。得聞
持陀羅尼門。復有一世界微塵数菩薩摩訶
薩。得楽説無礙辯才。復有一世界微塵数菩
薩摩訶薩。得百千万億無量旋陀羅尼。復
有三千大千世界微塵数菩薩摩訶薩。能轉
不退法輪。復有二千中国土微塵数菩薩摩
訶薩。能轉清浄法輪。復有小千国土微塵
数菩薩摩訶薩。八生当得阿耨多羅三藐三
菩提。復有四四天下微塵数菩薩摩訶薩。四
生当得阿耨多羅三藐三菩提。復有三四天
下微塵数菩薩摩訶薩。三生当得阿耨多羅
三藐三菩提。復有二四天下微塵数菩薩摩
訶薩。二生当得阿耨多羅三藐三菩提。復
有一四天下微塵数菩薩摩訶薩。一生当得
阿耨多羅三藐三菩提。復有八世界微塵数
衆生。皆発阿耨多羅三藐三菩提心。仏説是
諸菩薩摩訶薩得大法利時。於虚空中。雨
曼陀羅華摩訶曼陀羅華。以散無量百千万
億衆宝樹下師子座上諸仏。并散七宝塔中
師子座上釈迦牟尼仏及久滅度多宝如来。
亦散一切諸大菩薩及四部衆。又雨細末
栴檀沈水香等。於虚空中。天鼓自鳴妙聲深
遠。又雨千種天衣。垂諸瓔珞眞珠瓔珞摩尼
珠瓔珞如意珠瓔珞。遍於九方衆宝香爐
焼無價香。自然周至供養大會。一一仏上。
有諸菩薩執持幡蓋。次第而上至于梵天。
是諸菩薩以妙音聲歌無量頌讃歎諸仏。
爾時弥勒菩薩從座而起。偏袒右肩合掌向
仏。而説偈言。

仏説希有法。昔所未曾聞。
世尊有大力。寿命不可量。
無数諸仏子。聞世尊分別。
説得法利者。歓喜充遍身。
或住不退地。或得陀羅尼。
或無礙楽説。万億旋總持。
或有大千界。微塵数菩薩。
各各皆能轉。不退之法輪。
復有中千界。微塵数菩薩。
各各皆能轉。清浄之法輪。
復有小千界。微塵数菩薩。
余各八生在。当得成仏道。
復有四三二。如此四天下。
微塵諸菩薩。随数生成仏。
或一四天下。微塵数菩薩。
余有一生在。当成一切智。
如是等衆生。聞仏寿長遠。
得無量無漏。清浄之果報。
復有八世界。微塵数衆生。
聞仏説寿命。皆発無上心。
世尊説無量。不可思議法。
多有所饒益。如虚空無辺。
雨天曼陀羅。摩訶曼陀羅。
釈梵如恆沙。無数仏土来。
雨栴檀沈水。繽紛而亂墜。
如鳥飛空下。供散於諸仏。
天鼓虚突中。自然出妙聲。
天衣千万種。旋轉而来下。
衆宝妙香爐。焼無價之香。
自然悉周遍。供養諸世尊。
其大菩薩衆。執七宝幡蓋。
高妙万億種。次第至梵天。
一一諸仏前。宝幢懸勝幡。
亦以千万偈。歌詠諸如来。
如是種種事。昔所未曾有。
聞仏寿無量。一切皆歓喜。
仏名聞十方。広饒益衆生。
一切具善根。以助無上心。




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妙法蓮華経 従地涌出品第十五



爾の時に弥勒菩薩、及び八千恒河沙の諸の菩薩衆、皆是の念を作さく、
我等昔より已来、是の如き大菩薩摩訶薩衆の、地より涌出して、世尊の前に住して、合掌し供養して、如来を問訊したてまつるを見ず聞かず。
時に弥勒菩薩摩訶薩、八千恒河沙の諸の菩薩等の心の所念を知り、並びに自ら所疑を決せんと欲して合掌し、仏に向かいたてまつりて偈を以って問いて曰さく、
無量千万億の 大衆の諸の菩薩は 昔より未だ曾て見ざる所なり 願わくは両足尊説きたまえ 是れ何れの所より来れる
何の因縁を以ってか集れる 巨身にして大神通あり 智慧思議し?し 其の志念堅固にして 大忍辱力有り 衆生の見んと楽う所なり 為れ何れの所より来れる

一一の諸の菩薩の 所将の諸の眷属 其の数量有ること無く 恒河沙等の如し 或は大菩薩の 六万恒沙を将いたる有り 是の如き諸の大衆 一心に仏道を求む 是の諸の大師等 六万恒河沙あり 倶に来って仏を供養し 及び是の経を護持す
五万恒沙を将いたる 其の数是れに過ぎたり 四万及び三万 二万より一万に至る 一千一百等 乃至一恒沙 半及び三四分 億万分の一 千万那由佗 万億の諸の弟子 乃ち半億に至る 其の数復上に過ぎたり 百万より一万に至り 一千及び一百 五十と一十と 乃至三二一 単己にして眷属無く 独処を楽う者 倶に仏所に来至せる 其の数転た上に過ぎたり 是の如き諸の大衆 若し人籌を行いて数うること 恒沙劫を過ぐとも 猶尽くして知ること能わじ

是の諸の大威徳 精進の菩薩衆は 誰か其の為に法を説き 教化して成就せる 誰に従って初めて発心し 何れの仏法を称揚し 誰れの経を受持し行じ 何れの仏道を修習せる

是の如き諸の菩薩は 神通大智力あり
四方の地震裂して 皆中より涌出せり 世尊我昔より来 未だ曾て是の事を見ず 願わくは其の所従の 国土の名号を説きたまえ 我常に諸国に遊べども 未だ曾て是の事を見ず
我此の衆の中に於いて 乃し一人をも識らず 忽然に地より出でたり 願わくは其の因縁を説きたまえ
今此の大会の 無量百千億なる 是の諸の菩薩等 皆此の事を知らんと欲す 是の諸の菩薩衆 本末の因縁あるべし 無量徳の世尊 唯願わくは衆の疑を決したまえ

爾の時に釈迦牟尼仏の分身の諸仏、無量千万億の他方の国土より来りたまえる者、八方の諸の宝樹下の師子座上に在して、結跏趺坐したまえり。其の仏の侍者、各各に是の菩薩大衆の、三千大千世界の四方に於いて、地より涌出して虚空に住せるを見て、各其の仏に白して言さく、
世尊、此の諸の無量無辺阿僧祇の菩薩大衆は、何れの所より来れる。

爾の時に諸仏、各侍者に告げたまわく、
諸の善男子、且く須臾を待て。菩薩摩訶薩有り、名を弥勒と曰う。釈迦牟尼仏の授記したもう所なり。次いで後に作仏すべし。已に斯の事を問いたてまつる。仏今之に答えたまわん。汝等自ら当に、是れに因って聞くことを得べし。

(正宗分 開近顕遠第二 動執生疑段)

爾の時に釈迦牟尼仏、弥勒菩薩に告げたまわく、
善い哉善い哉、阿逸多、乃し能く仏に是の如き大事を問えり。
汝等、当に共に一心に精進の鎧を被、堅固の意を発すべし。
如来今、諸仏の智慧、諸仏の自在神通の力、諸仏の師子奮迅の力、諸仏の威猛大勢の力を顕発し宣示せんと欲す。
爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく、
当に精進して一心なるべし 我此の事を説かんと欲す 疑悔有ることを得ること勿れ
仏智は思議し?し
汝今信力を出して 忍善の中に住せよ 昔より未だ聞かざる所の法 今皆当に聞くことを得べし 我今汝を安慰す 疑懼を懐くことを得ること勿れ 仏は不実の語無し 智慧量るべからず 得る所の第一の法は 甚深にして分別し?し 是の如きを今当に説くべし 汝等一心に聴け


爾の時に世尊、是の偈を説き已って、弥勒菩薩に告げたまわく、
我今、此の大衆に於いて汝等に宣告す。阿逸多、是の諸の大菩薩摩訶薩の、無量無数阿僧祇にして地より涌出せる、汝等昔より未だ見ざる所の者は、我是の娑婆世界に於いて、阿耨多羅三藐三菩提を得已って、是の諸の菩薩を教化示導し、其の心を調伏して、道の意を発さしめたり。
此の諸の菩薩は、皆是の娑婆世界の下、此の界の虚空の中に於いて住せり。
諸の経典に於いて、読誦通利し、思惟分別し、正憶念せり。
阿逸多、是の諸の善男子等は、衆に在って多く所説有ることを楽わず、常に静かなる処を楽い、勤行精進して、未だ曾て休息せず。
亦、人天に依止して住せず。常に深智を楽って、障礙有ること無し。亦常に諸仏の法を楽い、一心に精進して無上慧を求む。

爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく、
阿逸汝当に知るべし 是の諸の大菩薩は 無数劫より来 仏の智慧を修習せり 悉く是れ我が所化として 大道心を発さしめたり 此等は是れ我が子なり 是の世界に依止せり 常に頭陀の事を行じて 静かなる処を志楽し 大衆の?閙を捨てて 所説多きことを楽わず 是の如き諸子等は 我が道法を学習して 昼夜に常に精進す 仏道を求むるを為っての故に
娑婆世界の 下方の空中に在って住す
志念力堅固にして 常に智慧を勤求し 種種の妙法を説いて 其の心畏るる所無し
我れ伽耶城 菩提樹下に於いて坐して 最正覚を成ずることを得て 無上の法輪を転じ 爾して乃ち之を教化して 初めて道心を発さしむ 今皆不退に住せり 悉く当に成仏を得べし 我今実語を説く 汝等一心に信ぜよ
我久遠より来 是れ等の衆を教化せり

動執生疑

爾の時に弥勒菩薩摩訶薩、及び無数の諸の菩薩等、心に疑惑を生じ、未曾有なりと怪んで、是の念を作さく
云何ぞ世尊、少時の間に於いて、是の如き無量無辺阿僧祇の諸の大菩薩を教化して、阿耨多羅三藐三菩提に住せしめたまえる。
即ち仏に白して言さく、
世尊、如来太子たりし時、釈の宮を出でて、伽耶城を去ること遠からず、道場に坐して、阿耨多羅三藐三菩提を成ずることを得たまえり。是れより已来、始めて 四十余年を過ぎたり。世尊、云何ぞ此の少時に於いて、大いに仏事を作したまえる。仏の勢力を以ってや、仏の功徳を以ってや、是の如き無量の大菩薩衆を教化 して、当に阿耨多羅三藐三菩提を成ぜしめたもうべき。
世尊、此の大菩薩衆は、仮使人有って、千万億劫に於いて、数うとも尽くすこと能わず。其の辺を得じ。斯等は久遠より已来、無量無辺の諸仏の所に於いて、諸の善根を植え、菩薩の道を成就し、常に梵行を修せり。
世尊。此の如き事は、世の信じ難き所なり。

譬えば人有って、色美しく、髪黒くして年二十五なる、百歳の人を指して、是れ我が子なりと言わん。其の百歳の人、亦年少を指して、是れ我が父なり我等が生育せりと言わん。
是の事信じ難きが如く仏も亦是の如し。得道より已来、其の実に未だ久しからず。
而るに此の大衆の、諸の菩薩等は、已に無量千万億劫に於いて、仏道の為の故に勤行精進し、善く無量百千万億の三昧に入出住し、大神通を得、久しく梵行を修し、善能く次第に諸の善法を習い、問答に巧みに、人中の宝として、一切世間に甚だ為れ希有なり。
今日世尊、方に仏道を得たまいし時、初めて発心せしめ、教化示導して、阿耨多羅三藐三菩提に向わしめたりと云う。世尊、仏を得たまいて未だ久しからざるに、乃し能く此の大功徳の事を作したまえり。

我等は復、仏の随宜の所説、仏の所出の言、未だ曾って虚妄ならず、仏の所知は、皆悉く通達し給えりと信ずと雖も、然も諸の新発意の菩薩、仏の滅後に於いて、若し是の語を聞かば、或は信受せずして、法を破する罪業の因縁を起さん。
唯然なり世尊、願わくは為に解説して、我等が疑を除きたまえ。
及び未来世の諸の善男子、此の事を聞き已りなば、亦疑を生ぜじ。

爾の時に弥勒菩薩、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言さく、
仏昔釈種より 出家して伽耶に近く 菩提樹に坐したまえり 爾しより来尚未だ久しからず
此の諸の仏子等は 其の数量るべからず 久しく已に仏道を行じて 神通智力に住せり 善く菩薩の道を学して 世間の法に染まざること 蓮華の水に在るが如し 地より涌出し 皆恭敬の心を起して 世尊の前に住せり 是の事思議し難し
云何ぞ信ずべき 仏の得道は甚だ近く 成就したまえる所甚だ多し 願わくは為に衆の疑を除き 実の如く分別し説きたまえ
譬えば少壮の人 年始めて二十五なる 人に百歳の子の 髪白くして面皺めるを示して 是れ等我が所生なりといい 子も亦是れ父なりと説かん 父は少く子は老いたる 世を挙って信ぜざる所ならんが如く
世尊も亦是の如し 得道より来甚だ近し

是の諸の菩薩等は 志固くして怯弱無し 無量劫より来 而も菩薩の道を行ぜり 難問答に巧みにして 其の心畏るる所無く 忍辱の心決定し 端正にして威徳 有り 十方の仏の讃めたもう所なり 善能く分別し説けり 人衆に在ることを楽わず 常に好んで禅定に在り 仏道を求むるを為っての故に 下の空中に於いて 住せり
我等は仏に従って聞きたてまつれば 此の事に於いて疑無し 願わくは仏未来の為に 演説して開解せしめたまえ 若し此の経に於いて 疑を生じて信ぜざるこ と有らん者は 即ち当に悪道に堕つべし 願わくは今為に解説したまえ 是の無量の菩薩をば 云何にしてか少時に於いて 教化し発心せしめて 不退の地に住 せしめたまえる


妙法蓮華経 如来寿量品第十六

爾の時に仏、諸の菩薩、及び一切の大衆に告げたわく、
諸の善男子、汝等当に如来の誠諦の語を信解すべし。
復大衆につげたまわく、
汝等当に、如来の誠諦の語を信解すべし。
又復、諸の大衆に告げたまわく、
汝等当に、如来の誠諦の語を信解すべし。
是の時に菩薩大衆、弥勒を首と為して、合掌して仏に白して言さく、
世尊、唯願わくは之を説きたまえ。我等当に、仏の語を信受したてまつるべし。
是の如く三たび白し已って、復言さく、
唯願わくは之を説きたまえ、我等当に、仏の語を信受したてまつるべしと。

爾の時に世尊、諸の菩薩の、三たび請じて止まざることを知しめして、之に告げて言わく、
汝等諦かに聴け、如来の秘密神通の力を。
一切世間の天人、及び阿修羅は皆今の釈迦牟尼仏、釈氏の宮を出でて、伽耶城を去ること遠からず、道場に坐して、阿耨多羅三藐三菩提を得たまえりと謂えり。
然るに善男子、我実に成仏してより已来、無量無辺百千万億那由佗劫なり。
譬えば、五百千万億那由佗阿僧祇の三千大千世界を、仮使人有って、抹して微塵と為して、東方五百千万億那由佗阿僧祇の国を過ぎて、乃ち一塵を下し、是の如 く東に行きて是の微塵を尽さんが如き、諸の善男子、意に於いて云何。是の諸の世界は、思惟し校計して、其の数を知ることを得べしや不や。

弥勒菩薩等、倶に仏に白して言さく、
世尊、是の諸の世界は、無量無辺にして、算数の知る所に非ず。亦心力の及ぶ所に非ず。一切の声聞、辟支仏、無漏智を以っても、思惟して其の限数を知ること能わじ。我等阿惟越致地に住すれども、是の事の中に於いては、亦達せざる所なり。世尊、是の如き諸の世界無量無辺なり。

爾の時に仏、大菩薩衆に告げたまわく、
諸の善男子、今当に分明に、汝等に宣語すべし。是の諸の世界の、若しは微塵を著き、及び著かざる者を尽く以って塵と為して、一塵を一劫とせん。我成仏してより已来、復此に過ぎたること百千万億那由佗阿僧祇劫なり。
是れより来、我常に此の娑婆世界に在って説法教化す。亦、余処の百千万億那由佗阿僧祇の国に於いても、衆生を導利す。
諸の善男子、是の中間に於いて、我然燈仏等と説き、又復、其涅槃に入ると言いき。是の如きは皆方便を以って分別せしなり。
諸の善男子、若し衆生有って我が所に来至するには我仏眼を以って、其の信等の諸根の利鈍を観じて、応に度すべき所に随って、処処に自ら名字の不同、年紀の 大小を説き、亦復、現じて当に涅槃に入るべしと言い、又、種種の方便を以って、微妙の法を説いて、能く衆生をして歓喜の心を発せしめき。

諸の善男子、如来諸の衆生の、小法を楽える徳薄垢重の者を見ては、是の人の為に、我少くして出家し、阿耨多羅三藐三菩提を得たりと説く。
然るに我、実に成仏してより已来、久遠なること斯の若し。但方便を以って、衆生を教化して仏道に入らしめんとして、是の如き説を作す。
諸の善男子、如来の演ぶる所の経典は、皆衆生を度脱せんが為なり。或は己身を説き、或は他身を説き、或るは己身を示し、或るは他身を示し、或るは己事を示し、或るは他事を示す。
諸の言説する所は、皆実にして虚しからず。

所以は何ん。如来は如実に、三界の相を知見す。生死の、若しは退、若しは出有ること無く、亦在世、及び滅度の者無し。
実に非ず、虚に非ず、如に非ず、異に非ず、三界の三界を見るが如くならず。
斯の如きの事、如来明かに見て、錯謬有ること無し。
諸の衆生、種種の性、種種の欲、種種の行、種種の憶想分別有るを以っての故に、諸の善根を生ぜしめんと欲して、若干の因縁、譬喩、言辞を以って、種種に法を説く。所作の仏事未だ曾て暫くも廃せず。
是の如く、我成仏してより已来、甚だ大いに久遠なり。寿命無量阿僧祇劫なり。常住にして滅せず。
諸の善男子、我れ本、菩薩の道を行じて成ぜし所の寿命、今猶未だ尽きず。復上の数に倍せり。
然るに今、実の滅度に非ざれども、而も便ち、唱えて当に滅度を取るべしと言う。

如来、是の方便を以って、衆生を教化す。所以は何ん。若し仏、久しく世に住せば、薄徳の人は善根を種えず、貧窮下賎にして、五欲に貪著し、憶想妄見の網の中に入りなん。
若し如来、常に在って滅せずと見ば、便ち?恣を起して厭怠を懐き、難遭の想、恭敬の心を生ずること能わじ。
是の故に如来、方便を以って説く。比丘当に知るべし。諸仏の出世には、値遇すべきこと難し。
所以は何ん。諸の薄徳の人は、無量百千万億劫を過ぎて、或は仏を見る有り、或は見ざる者あり。此の事を以っての故に、我是の言を作す。
諸の比丘、如来は見ること得べきこと難しと。
斯の衆生等、是の如き語を聞いては、必ず当に難遭の想を生じ、心に恋慕を懐き、仏を渇仰して、便ち善根を種ゆべし。是の故に如来、実に滅せずと雖も、而も滅度すと言う。

又善男子、諸仏如来は、法皆是の如し、衆生を度せんが為なれば、皆実にして、虚しからず。
譬えば、良医の智慧聡達にして、明かに方薬に練し、善く衆病を治す。
其の人、諸の子息多し。若しは十、二十、乃至百数なり。
事の縁有るを以って、遠く余国に至りぬ。
諸子後に他の毒薬を飲む。薬発し、悶乱して地に宛転す。
是の時に其の父、還り来って家に帰りぬ。諸の子毒を飲んで、或は本心を失える、或は失わざる者あり。遙かに其の父を見て、皆大いに歓喜し、拝跪して間訊すらく、

善く安穏に帰りたまえり。我等愚癡にして、誤って毒薬を服せり。願わくは救療せられて、更に寿命を賜えと。
父、子等の苦悩すること是の如くなるを見て、諸の経方に依って、好き薬草の色香美味、皆悉く具足せるを求めて、擣弃和合して、子に与えて服せしむ。
而して是の言を作さく、
此の大良薬は、色香美味、皆悉く具足せり。汝等服すべし。
速かに苦悩を除いて、復衆の患無けんと。

其の諸の子の中に、心を失わざる者は、此の良薬の色香、倶に好きを見て、即便ち之を服するに、病尽く除こり癒えぬ。
余の心を失える者は、其の父の来れるを見て、亦歓喜し、問訊して病を治せんことを求索むと雖も、然も其の薬を与うるに、而も肯て服せず。所以は何ん。毒気深く入って、本心を失えるが故に、此の好き色香ある薬に於いて、美からずと謂えり。父是の念を作さく、
此の子愍むべし。毒に中られて心皆?倒せり。我を見て喜んで救療を求索むと雖も、是の如き好き薬を、而も肯えて服せず。
我今当に方便を設けて、此の薬を服せしむべし。
即ち是の言を作さく、

汝等当に知るべし。我今衰老して、死の時已に至りぬ。是の好き良薬を、今留めて此に在く、汝取って服すべし。差えじと憂うること勿れと。
是の教を作し已って、復他国に至り、使を遣して還って告ぐ
汝が父已に死しぬと。
是の時に諸の子、父背喪せりと聞いて心大いに憂悩して是の念を作さく、
若し父在しなば、我等を慈愍して、能く救護せられまし。今者、我を捨てて遠く他国に喪したまいぬ。
自ら惟るに孤露にして復恃怙無し。
常に悲感を懐いて、心遂に醒悟しぬ。乃ち此の薬の色香味美なるを知って、即ち取って之を服するに、毒の病皆愈ゆ。
其の父、子悉く已に差ゆることを得つと聞いて、尋いで便ち来り帰って、咸く之に見えしめんが如し。
諸の善男子、意に於いて如何。頗し人の、能く此の良医の虚妄の罪を説く有らんや不や。
不なり、世尊。

仏の言わく、
我も亦是の如し、成仏してより已来、無量無辺百千万億那由佗阿僧祇劫なり。衆生の為の故に、方便力を以って当に滅度すべしと言う。
亦能く法の如く、我が虚妄の過を説く者有ること無けん。

爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく、
我仏を得てより来 経たる所の諸の劫数 無量百千万 億載阿僧祇なり
常に法を説いて 無数億の衆生を教化して 仏道に入らしむ 爾しより来無量劫なり
衆生を度せんが為の故に 方便して涅槃を現ず 而も実には滅度せず 常に此に住して法を説く 我常に此に住すれども 諸の神通力を以って ?倒の衆生をして 近しと雖も而も見えざらしむ

衆我が滅度を見て 広く舎利を供養し 咸く皆恋慕を懐いて 渇仰の心を生ず 衆生既に信伏し 質直にして意柔?に 一心に仏を見たてまつらんと欲して 自ら身命を惜しまず 時に我及び衆僧 倶に霊鷲山に出ず
我時に衆生に語る 常に此に在って滅せず 方便力を以っての故に 滅不滅有りと現ず 余国の衆生の 恭敬し信楽する者有らば 我復彼の中に於いて 為に無上の法を説く 汝等此れを聞かずして 但我滅度すと謂えり
我諸の衆生を見るに 苦海に没在せり 故に為に身を現ぜずして 其れをして渇仰を生ぜしむ 其の心の恋慕するに因って 乃ち出でて為に法を説く
神通力是の如し 阿僧祇劫に於いて 常に霊鷲山 及び余の諸の住処に在り 衆生劫尽きて 大火に焼かるると見る時も 我が此の土は安穏にして 天人常に充 満せり 園林諸の堂閣 種種の宝をもって荘厳し 宝樹華果多くして 衆生の遊楽する所なり 諸天天鼓を撃って 常に衆の伎楽を作し 曼陀羅華を雨らして  仏及大衆に散ず

我が浄土は毀れざるに 而も衆は焼け尽きて 憂怖諸の苦悩 是の如き悉く充満せりと見る 是の諸の罪の衆生は 悪業の因縁を以って 阿僧祇劫を過ぐれども 三宝の名を聞かず
諸の有ゆる功徳を修し 柔和質直なる者は 則ち皆我が身 此に在って法を説くと見る
或時は此の衆の為に 仏寿無量なりと説く 久しくあって乃し仏を見奉る者は 為に仏には値い難しと説く 我が智力是の如し 慧光照らすこと無量にして 寿命無数劫なり 久しく業を修して得る所なり
汝等智有らん者 此に於いて疑を生ずること勿れ 当に断じて永く尽きしむべし 仏語は実にして虚しからず
医の善き方便をもって 狂子を治せんが為の故に 実には在れども而も死すと言うに 能く虚妄を説くもの無きが如く
我も亦為れ世の父 諸の苦患を救う者なり

凡夫の?倒するを為って 実には在れども而も滅すと言う 常に我を見るを以っての故に 而も?恣の心を生じ 放逸にして五欲に著し 悪道の中に堕ちなん
我常に衆生の 道を行じ道を行ぜざるを知って 応に度すべき所に随って 為に種種の法を説く
毎に自ら是の念を作さく 何を以ってか衆生をして 無上道に入り 速かに仏身を成就することを得せしめんと



妙法蓮華経 分別功徳品第十七

爾の時に大会、仏の、寿命の劫数長遠なること、是の如くなるを説きたもうを聞いて、無量無辺阿僧祇の衆生、大饒益を得つ。
時に世尊、弥勒菩薩摩訶薩に告げたまわく、
阿逸多、我、是の如来の寿命長遠なるを説く時、六百八十万億那由佗恒河沙の衆生、無生法忍を得。
復、千倍の菩薩摩訶薩有って、聞持陀羅尼門を得。
復、一世界微塵数の菩薩摩訶薩有って、楽説無礙弁才を得。
復、一世界微塵数の菩薩摩訶薩有って、百千万億無量の旃陀羅尼を得。
復、三千大千世界微塵数の菩薩摩訶薩有って、能く不退の法輪を転ず。
復、二千中国土微塵数の菩薩摩訶薩あって、能く清浄の法輪を転ず。
復、小千国土微塵数の菩薩摩訶薩有って、八生に、当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。
復、四四天下微塵数の菩薩摩訶薩有って、四生に、当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。
復、三四天下微塵数の菩薩摩訶薩有って、三生に、当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。
復、二四天下微塵数の菩薩摩訶薩有って、二生に当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。
復、一四天下微塵数の菩薩摩訶薩有って、一生に当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。
復、八世界微塵数の衆生有って、皆、阿耨多羅三藐三菩提の心を発しつ。

仏、是の諸の菩薩摩訶薩の、大法利を得ることを説きたもう時、虚空の中より、曼陀羅華、摩訶曼陀羅華を雨して、以って無量百千万億の宝樹下の、師子座上の 諸仏に散じ、並びに七宝塔中の、師子座上の釈迦牟尼仏、及び久滅度の多宝如来に散じ、亦、一切の諸の大菩薩、及び四部の衆に散ず。又、細抹の旃檀、沈水香 等を雨し、虚空の中に於いて、天鼓自ら鳴って、妙声深遠なり。又、千種の天衣を雨らし、諸の瓔珞、真珠瓔珞、摩尼珠瓔珞、如意珠瓔珞を垂れて、九方に?く せり。衆宝の香炉に、無価の香を焼いて、自然に周く至って大会に供養す。一一の仏の上に、諸の菩薩有って、旛蓋を執持して、次第に上って梵天に至る。是の 諸の菩薩、妙なる音声を以って、無量の頌を歌って、諸仏を讃歎したてまつる。
爾の時に弥勒菩薩、座より起ちて、偏(ひとえ)に右の肩を袒にし合掌し、仏に向いたてまつりて、偈を説いて言さく、
仏希有の法を説きたもう 昔より未だ曾て聞かざる所なり 世尊は大力有して 寿命量るべからず 無数の諸の仏子 世尊の分別して 法利を得る者を説きたもうを聞いて 歓喜身に充?す

或は不退地に住し 或は陀羅尼を得 或は無礙の楽説 万億の旋総持あり
或は大千界 微塵数の菩薩有って 各各に皆能く 不退の法輪を転ず
復中千界 微塵数の菩薩有って 各各に皆能く 清浄の法輪を転ず
復小千界 微塵数の菩薩有って 余り各八生在って 当に仏道を成ずることを得べし
或は四三二 此の如き四天下 微塵数の菩薩有って 数の生に随って成仏せん
或は一四天下 微塵数の菩薩 余り一生在ること有って 当に一切智を得べし
是の如き等の衆生 仏寿の長遠なることを聞いて 無量無漏 清浄の果報を得
復八世界 微塵数の衆生有って 仏の寿命を説きたもうを聞いて 皆無上の心を発しつ

世尊無量 不可思議の法を説きたもうに 多く饒益する所有ること 虚空の無辺なるが如し
天の曼陀羅 摩訶曼陀羅を雨して 釈梵恒沙の如く 無数の仏土より来れり
栴檀沈水を雨して 繽紛として乱れ墜つること 鳥の飛びて空より下るが如くにして 諸仏に供散し
天鼓虚空の中にして 自然に妙声を出し 天衣千万億 旋転して来下し 衆宝の妙なる香炉に 無価の香を焼いて 自然に悉く周?して 諸の世尊に供養す

其の大菩薩衆は 七宝の旛蓋 高妙にして万億種なるを執って 次第に梵天に至る
一一の諸仏の前に 宝幢に勝旛を懸けたり
亦千万の偈を以って 諸の如来を歌詠したもう
是の如き種種の事 昔より未だ曾て有らざる所なり 仏寿の無量なることを聞いて 一切皆歓喜す
仏の名十方に聞えて 広く衆生を饒益したもう 一切善根を具して 以って無上の心を助く





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妙法蓮華経。従地湧出品第十五


その時弥勒菩薩さまをはじめとされる八千恒河沙の菩薩のみなさまは、皆さまこのように思われたのです。『われわれは、ずっと昔からお釈迦さまに従ってきたのに、見たことも聞いたこともない。どうして、このような大菩薩さま方が地より湧き出で、お釈迦さまの前で合掌供養され、お釈迦さまに、お問いかけになられるのだろうか。』
弥勒菩薩さまは、八千恒河沙の菩薩の皆さまが疑問に思っていることをお知りになり、また、御自身も分からなかったので、この様にお釈迦さまに問いかけになられたのです。

「この無量千万億というものすごく多くの菩薩様方に、我々は会ったことはございません。お釈迦さま、お教えください。この方たちはどこからいらしたのでしょうか。どのような因縁で、智慧、思議の大神通力の巨身を持ち、堅固そのものの志念も持ち、大忍耐力もあられる。また、衆生を見て《楽ですか》と問いかけられる、この方たちは、いったいどこからいらしたのでしょうか。一人ひとりの菩薩様が諸々の眷属引き連れられていらっしゃる。その数、無量恒河沙としか言いようがありません。六恒河沙の眷属を率いられていらっしゃる大菩薩様もいらっしゃいます。その大衆のお一人おひとりが、一心に仏道を求められていらっしゃる。このような大師の皆さまが六恒河沙。共にいらして仏さまを御供養され、この経を護持しておられる。その方々がまた、五万恒沙を率いられ、その方々が更に、四万恒沙を率いられ、三万、二万より一万、一千、一百、一恒沙に至り、半及び三四分、億万分の一、千万那由他、万億の諸の弟子、から半億に至ります。実際の数はもっと多いでしょう。百万より一万、一千、一百、五十、十、三、二、一、一人だけで眷属のないもの、独りを楽しむ者まで、皆ともに仏さまの元にいらっしゃっています。実数はもっともっとたくさんでしょう。このような多くの人々を、一人ひとり数えていたら、恒沙劫かかっても数えきれません。

この諸々の大威徳、精進の菩薩さま方は、一体どなたが、説法教化され、成就されたのでしょうか。どなたに従い初発心され、どのような仏法を称揚され、どなたの経を受持され、行じられ、どのような仏道を習い修められたのでしょうか。この諸菩薩さま方は、大神通智力をお持ちです。四方の地は揺れ、裂け、皆さま地中より湧き出でられたのです。お釈迦さま。私は今までこのようなことは見たことがございません。お願いですから、この方たちはどのような国土にいらしたのかお教えください。わたしは常に諸国を巡っておりますが、そのような国は見たことがございません。わたしは、この地湧の菩薩様方の内の唯の一人も存じあげないのです。忽然と地より湧き出でられたのです。その因縁をお教えください。今、ここに集う無量百千億の菩薩は、みな、地湧の菩薩さま方のこれらの因縁を知りたいのです。無量の徳をお持ちのお釈迦さま。どうかお答えください。」

その時、お釈迦さまの分身諸仏であられる無量千万億の他方の国土よりいらっしゃった仏さま方は、八方の宝樹の下の獅子の座にお着きになられていたのですが、その仏さまの従者でいらっしゃる方も、みなさま三千大千世界の四方の地から涌出されて虚空にいらっしゃる菩薩様方をご覧になられたのです。そして、みなさま仏さまに


「この、無量無辺阿僧祇と言う膨大な数の菩薩様方は、どこからいらしたのですか」


と問われたのです。

その時に、仏さま方は、各々その従者の方に告げられたのです。

「少しお待ちなさい。弥勒と言う名前の菩薩さまがいらっしゃいます。お釈迦さまは、この菩薩様に『私の次に仏となります』と記を授けられています。その方がすでにお聞きになっています。仏さまは、今この答えを語られます。あなた方はそれを聞けば分かるでしょう。」

その時、お釈迦さまは弥勒菩薩様に告げられました。

「善いですね。善いですね。弥勒よ。仏のこの大事をよく問うている。あなた方は一心に、精進の鎧を被り、堅固の意を発しなければなりません。わたしは今、まさに、
『諸仏の智慧』を宣示しようとしているのです。
『諸仏の自在の神通力』を宣示しようとしているのです。
『諸仏の獅子奮迅の力』を宣示しようとしているのです。
『諸仏の威猛大勢の力』を宣示しようとしているのです。」

お釈迦さまは、この義を重ねて宣べられました。

「まさに、一心に精進しなさい。わたしは、このことを説こうとしているのです。決して疑ってはなりません。仏智は不思議なものではありません。あなた方は、今、《すべてを忍ぶ善》に自身がいると信じてごらんなさい。昔より聞いたことのない法が、まさに聞こえますから。

『わたしは今、あなたを安心させ、慈んでいるのです。』
このことは絶対忘れないでください。仏の言葉は実でないものはなく、その智慧は量ることは出来ないのですよ。これを得る最初の法は、あなた方が今一心に聴いている
『仏は、あなたを安心させ慈しむ』
と言う深い分別なのです。」

お釈迦さまは、これを語り終えられて、弥勒菩薩様に、このように告げられました。

「わたしは、《この大衆は何者か》とあなた方に告げましょう。弥勒よ。この地湧の大菩薩。あなた方が見たこともない無量無数阿僧祇の大菩薩たちは、わたし自身が、この娑婆世界で仏としてきた者たちなのですよ。すなわち、教化指導し、その心を調伏し、仏道に導き、仏としてきた者たちなのです。そして、この諸菩薩は、皆この娑婆世界の下の虚空の中にあって、諸々の経典を読誦通利し、思惟分別し、正しく憶念しているのです。
弥勒よ。これらの菩薩は、衆に多く説くことを楽しみとはせず、常に静かなるところを楽しみとし、勤行精進し、いまだ休息することはないのです。人界(リラックス)、天界(幸福)に安住せず、なにも妨げることが出来ない、深い智を楽しみとし、無上慧を求めて一心に精進して、諸仏の法を楽しみとしているのです。」

お釈迦さまは、このことを重ねて宣べられました。

「弥勒よ。この大菩薩たちは、無数劫と言う昔から仏の智慧を習い修めてきた者たちなのです。皆、わたし自身が教化してきたのです。大道の道を志すように発心させたのもわたしです。そして、この者たちは皆私の子。常にこの世界にあって、常に仏道修行を行い、静かなるところを楽しみとし、大衆の闇を捨て、多くを説くことを楽しまない。これらの者たちは、私の法を学び習い、仏道を求めるために昼夜にわたり常に精進しているのです。この娑婆世界の下法空中に住み、志念力強固。常に智慧を求め勤め、種々の妙法を説き、その心は畏れがありません。わたしは、伽耶城の菩提樹の下に坐し、正覚を得て、無上の仏の法をあなた方に開いて、みなさんを教化し、仏道の心を生じさせ、そして、今、みなさん、ことごとく不退の地位に至り、皆さんことごとく仏となったのです。わたしは今、本当の事を言っているのです。あなた方は一心にこれを信じなさい。わたしは久遠の昔から、これらの者たちを教化してきたのです。」

動執生疑) 

弥勒菩薩様も無数の諸菩薩様方も、未曾有の怪しむべきことと心に疑惑を生じられたのです。
『いかにお釈迦さまでも、この無量無辺阿僧祇と言う膨大な数の大菩薩様方を教化して、全員に仏さまと同じ智慧や悟りを得させるのには、あまりにも時間が少ない。』
このように思われたのです。そこで、仏さまにこのようにお尋ねしました。

「お釈迦さま。お釈迦さまが太子の時、王宮を出られて、伽耶城を去られてからそれほどの年月が経っているわけではありません。つまり、仏さまの智慧や悟りを得られてから、四十年余りしか経っていないのです。お釈迦さまは、このような短い時間でこのような仏事を成されたのですか。どのような仏さまの勢いや力を以て、また、どのような仏さまの功徳をもって、このような無量の大菩薩さま方を仏さまとなされたのですか。
お釈迦さま。
この大菩薩さま方は、その数を数えようとしても千万億劫の期間数え続けたとしても、数えきれないのです。そして、その悟りの深さすら量りきれないのです。この方たちは久遠の昔から、無量無辺の仏さまのもとで諸々の善根を植えられ、菩薩道を成就された後も常に修行されていらっしゃる方とお見受けします。
お釈迦さま。このことだけはどうしても信じ難いのです。
たとえば、きれいな黒髪の二十五歳の美しい青年がいます。その人が百歳の人を指して、
『これは、私の子です。』
と言い、百歳の人が年少の若者を指して、
『これは、わたしを育てた、私の親です。』
と言っているのと同じです。これは信じがたい。仏さまも同じです。道を得てから、それほどの時が経っていらっしゃらない。でも、この諸々の大菩薩さまは、無量千万億劫と言う期間、仏道にあって勤行精進され、無量百千万億回の三昧に、出入りされ、大神通力を得られ、仏の行を積まれ、問答に於いて、巧みに、徐々に善き方向に導かれる善法を語られる、一切世間の人中の宝でいらっしゃいます。これは甚だ稀有なこと。
さっき、お釈迦さまは、みなさんにこのように言われました。
『仏道を得て、初めて発心させ、教化し導き、仏の智慧や悟りに向かわせる。』と。
お釈迦さまが仏になられてから久しからずと聞こえます。どのようにして、このような大功徳の事を成されたのですか。我らは、仏さまの宣べられたところを信じます。仏さまの言葉により、虚妄に会ったことはありません。仏さまは、すべてに、通達していらっしゃるのを知っております。でも、仏滅後の末法の世界で、初心者の菩薩がこの言葉を聞けば、信じて受けることが出来なくなり、法を破ることとなり罪業の因縁となるのです。だから、お釈迦さま。この意味を解説されて、我々の疑いをお晴らしください。また、未来の人々も、これを聞けば疑いを生じることもなくなるのです。」

弥勒菩薩様は、この義を再び語られました。

「仏さまは、昔釈迦族より出家され、伽耶の近くの菩提樹の下の座で悟りを開かれました。それほど昔の事ではありません。この、諸々の仏子は、その数を数えたくとも、とても数えきれるものではなく、久しく仏道を行しられた証拠に、神通知力があられ、善く菩薩道を学ばれ、世間の法に汚染されていらっしゃらない。水に浮かぶ蓮華の華のごとく、地より湧き出でられ、みなさま、恭敬の心を起こされ、お釈迦さまの御前にあられます。このことは、思義しがたいことです。これは、どのように信じたらよいのか分からないことです。仏道を得るのに甚だ近いのに、その成就完成された姿があまりにも多いのです。お願いですから、我々の疑いをお晴らしください。我々に分かるように、この事実をお教えください。たとえば、二十五歳の少壮の人が、髪の毛も白くなった皺だらけの百歳の人を指して、
『これは、私が生んだわたしの子。』
と言い、また、百歳の人も
『これは私の父です。』
と説くのと同じです。父が若く、子が年寄り、こんなことはあり得ないと世間の人は誰もが思うことです。お釈迦さまも一緒です。得道されたのは、ごく最近。ところがこれらの菩薩様方は、志固く、臆病なところも弱いところも何もない。無量劫の昔から菩薩道を行い、その心畏れることなく難しい問いに巧みに答えられる。忍辱の心は決定し、端正にして威徳があり、善くその説を分別されること、十方仏が讃えられるところです。人衆にあって楽しまず、常に禅定を好まれ、仏道を求められる故に、下の空中にあられます。我らは、仏さまに聞き従うために、このことに関して疑うことはありません。しかし、仏さま。未来のために、開いて解いてお教えください。どのようにして、このような無量の菩薩さまをこんなわずかの間に、発心教化され、不退の境地にまで至らしめられたのでしょうか。」


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妙法蓮華経。如来寿量品第十六

 その時仏さまは、諸々の菩薩さま方、そして、神々、御使い、鬼悪魔、人々までの一切衆生にこのようにおっしゃいました。
「善男子よ。あなた方は如来の誠の真理の言葉を信解しなさい。」
また、おっしゃいました。
「あなた方は如来の誠の真理の言葉を信解しなさい。」
そして、また、また、おっしゃいました。
「あなた方は如来の誠の真理の言葉を信解しなさい。」

この時、弥勒さまを首とされる菩薩さま方は、合掌してこのようにおっしゃいました。

「お釈迦さま。お願いですから、ただ、これをお説きください。我々は仏さまの言葉を信じてお受けします。」

このように三回、お釈迦さまがおっしゃられるたびに答えられたのです。

「ただ、これをお説きください。我々は仏さまの言葉を信じてお受けします。」と。

お釈迦さまは、三回請うて止まらないのをお知りになられ、このようにおっしゃいました。

「あなた方は《如来の秘密、神通の力》の真理を聞きなさい。一切世間の、【天界】、【人界】、【修羅界】の思考から言えば、釈迦族の宮を出て伽耶城を去り、道場に座して、仏の悟りを得たのは遠い昔の話ではないと言えます。でも、善男子よ。実はわたしが仏となったのは、無量無辺百千万億那由他劫という昔の事なのです。これを譬えれば、
五百千万億那由他阿僧祇の三千大千世界を細かい塵として、東方の五百千万億那由他阿僧祇の国を過ぎるたびのその一粒を落とし、その塵がすべて尽きるまでと言ったら、みなさん、それらの広さを思い描くことができますか。その国の数を数えることが出来ますか。」

弥勒菩薩さま方は、このように答えられました。

「お釈迦さま。その世界は無量無辺。とても数え切れるものでもなく、心に思い描くこともできません。声聞界、辟支仏(縁覚)界のすべての智を以てしても、思い描くことも、その限りを知ることもできません。我々は阿惟越致地(菩薩界)にありますが、それでも、そこに達することはできません。お釈迦さま。そのような世界は無量無辺としか言いようがありません。」

仏さまは、大菩薩の皆さま方に告げられました。

「諸々の善男子たちよ。今まさにあなた方が分明に宣言した通りなのですよ。これらの世界の微塵も、微塵でないものもすべて微塵として、その塵の一粒を一劫と数えましょう。わたしが実に、仏となってから、これを過ぎること百千万億那由他阿僧祇劫なのですよ。そして、その時から、わたしは常にここ(法華経)にあって、娑婆世界を説法教化し、また、別の場所の百千万億那由他阿僧祇の国の者たちも導き、利してきたのです。
善男子よ。この中間にあって、わたしは過去仏の話を出し、『わたしはその仏に習い仏となった』と説き、また『涅槃に入る』とも言ったのです。これらはすべて方便分別の教えです。
 諸々の善男子よ。
衆生が縁あって、わたしのところに来たとしましょう。わたしは仏眼を以て、その信仰の様子などを観るのです。そして、諸根の利鈍に応じて導くのです。その状態によって、名字の不同も、年紀の大小も説き、そして、肉体の体に戻って、『まさに涅槃に入る』とも説くのです。また、種々の方便を以て、微妙の法も説いて、人々に歓喜の心を発せさせるのです。
諸々の善男子よ。
如来は徳の薄い、垢が重なった小法を喜ぶ、【人界】や【天界】に有る者のためには、『わたしは、少くして出家し、仏の悟りを得た』と、説くのです。わたしは実に仏となって以来、久遠の昔から、衆生を教化し仏の道に入れようとするために、ただこの様な方便を以て説いてきたのです。

諸々の善男子よ。
如来が語ったことは、皆、衆生を仏にするためなのですよ。
わたし自身のこともそう。他のだれかのこともそう。
わたし自身があるのもそう。他のだれかがあるのもそう。
わたしのことを示すのもそう。他のだれかを示すのもそう。
諸々のわたしが語ったこと、説いたことは、皆、実であり虚妄ではありません。
なぜかと申しますと、如来は如実に過去、現在、未来の姿を知見するからです。
生まれることも死ぬこともなく、退くことも出ることもなく、世に在る者も、滅度する者もありません。
実に非ず虚にあらず。同じでないが、違いもない。
過去、現在、未来を見ると、過去でもなく、今でもなく、未来でもない。

これらのことを、如来は明らかに知るのです。だから、間違えることはないのです。
諸々の衆生には、いろいろな性質があり、いろいろな欲があり、いろいろな行動があり、いろいろな憶測や想いがあります。これらを分別し、《善根を生じさせるためにはどのようにしたら良いか》と、若干の因縁や、比喩や言辞を用いて種々の説法を行うのです。これが、仏事であり、すべてを語りつくすこともできないし、少しも廃す必要などないのです。
これが、《わたしが仏となって以来、甚大久遠であり、寿命は無量阿僧祇劫であり、常にあって滅びない》ということなのです。
諸々の善男子よ。
わたしは最初から菩薩道を行じて、その寿命は今なお尽きない。そして、その数倍の寿命を持つのです。しかし、今これは実の滅度ではないけれども、《まさに滅度を取る》と言うのです。これは、如来はこの方便を以て衆生を教化しようと言うことに他ありません。なぜかと申しますと、仏がこの世に久しくあると、薄徳の人は、善根を植えることをしないからです。困窮した下賤の考えに執着し、五欲に執着し、このような憶想妄見の網に囚われてしまうのです。
『如来さまは、常にいらっしゃり、わたしをお救いくださる。だから、わたしは自由にしてよい。』
このように憶想して、厭怠を懐いてしまうものなのです。そこには、遭い難いと言う想いも、恭敬の心もない。だから、如来は、
『比丘よ。諸仏が世に出られることは滅多になく、遭い難いものなのですよ。』と方便を説くのです。
この意味は、実際に仏は、諸々の薄徳の人にとっては、無量百千万億劫を過ぎても、実際に遭えるかどうか分からないほど、遭い難いものだからです。だから、わたしはこの様に語るのです。
『比丘たちよ。如来は、衆生などにとっては、まみえ難いものなのですよ。』と。
この言葉を聞けば、必ず遭い難いと言う想いを生じ、心は仏を渇仰して恋慕を懐くのです。
そして、これが善根の種となるのです。だから、如来は、実には不滅であっても、滅度と言うのです。

また、善男子よ。
諸仏如来の法は、皆このようなものなのです。衆生を仏に導くためのものなので、皆、実であり虚ではない。

例えば、すべてに通達した智慧を持ち、良く薬を調合し、人々の病を治す良医があったとしましょう。その子供は多く、十人、二十人、百人といます。いろいろな因縁により、良医は他の国に行っておりました。その子供たちは、その間に毒薬を飲んでしまいました。その毒薬により、悶え乱れ、地を転げまわっております。その時、父は家に帰ってまいりました。子どもたちは、毒を飲んでしまったのですが、本心を失ってしまった者も、まだ、本心までは失わなかった者もいたのです。皆、遥かに父を見て大喜びし、ひざまずいて拝み、このように言ったのです。
『善くお戻りになられました。我らは愚かで何も知らず、間違えて毒薬を飲んでしまったのです。お願いですから、どのようにしたら治るか診察していただき、更に寿命を賜りたいのです。』と。
父が子どもたちを見ると、その苦悩は、諸経の色や香りの良い薬草を求め好んだことが原因であることがわかりました。そこで、それらをことごとく具足した薬を調合して、子供たちに与え、このようにおっしゃったのです。
『ここに、色、香、美味をことごとく具えた大良薬があります。あなた方はこれを服用しなさい。速やかに苦悩を除き、二度と衆の疾患に侵されることはなくなりますから。』
その子供たちの内、まだ本心を失っていない者たちは、この良薬は色も香りも好ましいと見えたので、すぐに服用して、病をことごとく除き癒されたのです。他の本心を失ってしまった者たちは、父の姿を見て大喜びして
『病を治す薬をお与えください。』
とは言ったのですが、その薬を服用することはなかったのです。なぜかと言えば、毒気が深く入り込み、本心を失ってしまっていたので、この色も香りも好ましい薬を、『美しくない』としか言いようがなかったのです。父はこのように思いました。
《この子は、なんてかわいそうなのだろう。毒に呑み込まれてしまって、心が転倒してしまっている。ただ、わたしを見て喜び、救療を求めるのだが、この好薬を与えても服用しようとしない。わたしは、この薬を服用させるために、まさに、方便を説こう。》
そして、このように言ったのです。
『お前たちは知っていると思うが、わたしは老い、衰弱して、それほど長くは生きられない。今、ここに、この良薬を留めてある。あなた方はこれを服用しなさい。憂いはなくなるから。』
このように教えて、また他国に至り、
『あなた方のお父様が、お亡くなりになられました。』
と、使いを遣わされたのです。この時、子供たちは父背喪の知らせを聞いて、心は大憂悩したのです。そして、このように思ったのです。もし、父上がいらしたのならば、われらをこの苦悩からお救いくださるのに、今、我々をお残しになり、遠く他国でお亡くなりになってしまった。わたしは、救いを求めてももはやないことが、はっきりとわかった。そして、常に悲感を懐き、その悲観故に心は遂に覚醒し、この薬が色も、香りも、美味であることを悟ったのです。すなわち、この薬を取り服用して、毒の病は皆癒されたのです。
その父は、その子がことごとく毒から離れたことを聞いて、子供たちのもとに帰ると言う使いを遣わせたのです。
善男子よ。意味に於いて問いましょう。この良医は、虚妄の罪に問うべきでしょうか。」

「いや、お釈迦さま。意に於いてその罪はありません。」

仏さまは言われました。

「わたしも、同じなのです。私が仏となってから、無量無辺百千万億那由他阿僧祇劫と言う時間が経っているのです。方便力を以て、『私は滅度する』と言うのです。誰が、このように法を説くわたしを、『偽物に過ぎない』と言えるでしょうか。」

お釈迦さまは、この義を重ねて語られました。

「わたしが仏になって以来、無量百千万億載阿僧祇と言う劫数が経っています。その無量劫の昔より、常に無数億と言う衆生を説法教化し、仏道に入らせてきたのです。そして、衆生を導くための方便としての涅槃を現してきたのですが、その本当の姿は、不滅であり、ここ(法華経)で常に説法しているのです。わたしはここ(法華経)に常にあるのですが、諸々の神通力故に、転倒した衆生には、近くいてもみえないのです。衆生は私の滅度を見、その功績を広く供養し、皆、仏に恋慕を懐き、仏を渇仰する心が生まれるのです。
 衆生には、昔から真直ぐな性質で、柔軟な意識で信伏しており、身命を惜しまず、仏を見ようとする一つの心があるのです。(その心を思い出した)ときに、わたしも衆僧たちも、共に霊鷲山から出て、衆生に語りかけるのです。
『ここに常にあり、不滅ですよ。方便力故に死んだように見えますが、実は不滅なのですよ。』と。
だから、どの国の人々であっても、恭敬し信楽する者であれば、わたしは彼の心の中に於いて、無上法を説くのです。あなた方は、これが聞こえないから、ただ私が《滅度した》と言うのですよ。
わたしは、衆生は現身の生にこだわり、その生を渇仰するために苦海に没していると見ます。その原因は、現身の生への渇仰なのです。だから、この循環から導き出すために、法を説いているのです。阿僧祇劫に及ぶ神通力はここにあるのです。

仏は、常に霊鷲山にあり、そして、ありとあらゆるところにありますが、(転倒した)衆生には、そこは《永遠の大火が常に燃えるところ》と見えてしまうのです。でも、わたしのこの場所は、常に安穏であり、天の人々はその園林や堂閣に常に充満し、種々の宝は荘厳であり、宝樹は華も果も多い。衆生は遊び楽しみ、諸天は天鼓を撃ち、常に天衆は伎楽をなし、曼陀羅華を、仏や大衆に降らすのです。わたしの浄土は壊れることはありませんが、衆は、それを焼き尽くすところ、諸々の苦悩に憂い恐れるべきところと見るのです。このようなものが充満するとみるのは、阿僧祇劫を過ぎても、三宝の名も聞こうとしない、衆生の悪業を因縁とする諸々の罪故なのです。諸々の功徳を修め、柔和質直な者は、皆、私の身がここ(法華経)にあって法を説くと見ます。その時、この衆のために、仏寿無量と説いているのです。久しく、仏に見える者のためには、仏は遭い難しと説くのです。わたしの智力はこのように、智慧の光は無量の未来までも照らすため、寿命は無数劫におよび、久しく修行を得させる所となります。あなた方の内、智のある者は、これを疑ってはなりません。このように断言しきりなさい。
『仏の言葉は実であり、虚妄ではない。』と。
医者が、善い方便を用いて、狂った子を治すために、実際は生きているのに、死んだと言ったとしても、虚妄を説いたと言えないでしょ。わたしもまた、世の父なのです。諸々の苦の患者を救うために、転倒した凡夫のために、実際にはあるのに、滅すと言うのです。常に仏があるとみれば、勝手気ままにしても良いと言う心が生まれ、五欲を野放しにして、悪道の中に堕ちるのです。わたしはいつも、衆生が何を行うようになるのか、何を行なわなくなるのかを知り、その導くべきところに応じて、種々の説法を行ってきたのです。そして、いつも、このように思っているのです。

『どのようにしたら、衆生を無上道に入らせることができるか。どのようにしたら、衆生を仏とすることが出来るか。』と。」

以上全文



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妙法蓮華経。分別功徳品第十七

 その時、集まられた無量の皆さまの内、阿僧祇と言う多くの衆生は、『仏さまの寿命は長く遠いこと無量無辺』と言う言葉を聞いて、あふれ出るような益を受けたのです。お釈迦さまは、弥勒菩薩さまに告げられました。

「弥勒よ。私が如来の寿命は長遠であると説くことによって、
六百八十万億那由他恒河沙の衆生が、《生じることもなく、滅びることもないと言う安らぎ》を得、

その千倍の菩薩が、神々を動かす陀羅尼の意味を理解し、

また、一世界微塵数の菩薩が、何者にも妨げられることのない弁を楽しむ才を得、

また、一世界微塵数の菩薩が、無量の陀羅尼を施す力を得、
また、三千大千世界微塵数の菩薩が、不退転の仏の教えを説く力を得、
また、二千中国土微塵数の菩薩が、よく清浄の仏の教えを説く力を得、
また、小千国土微塵数の菩薩が、あと八回生まれることによって仏となることが出来るようになり、
また、四十四天下微塵数の菩薩が、あと四回生まれることによって仏となることが出来るようになり、
また、三十四天下微塵数の菩薩が、あと三回生まれることによって仏となることが出来るようになり、
また、二十四天下微塵数の菩薩が、あと二回生まれることによって仏となることが出来るようになり、
また、十四天下微塵数の菩薩が、次に生まれるときに仏となることが出来るようになり、
また、八世界微塵数の菩薩が、仏の悟りを得、仏となることが出来ました。」

仏さまが、この諸々の菩薩さま方が大法利を得たと説かれたとき、虚空中より、曼陀羅華や摩訶曼陀羅華が無量百千万億の宝樹の下の師子の座にお着きになっている仏さま方の上に、そして、七宝塔の中の師子の座につかれていらっしゃる釈迦牟尼仏さまと、滅度してから久しい多宝如来さまの上に、またまた、すべての菩薩さまや四部衆の上にもふってきたのです。また、栴檀や沈水香などの良い香りが漂い、虚空の中では、妙声深淵な天鼓が鳴り、千種の天衣が漂い、諸々の飾りや、真珠や、摩尼珠や如意珠の連なった飾りが九方に下がったのです。衆宝の香炉では、計り知れない価値の香が焚かれ、このように、すべてのものがこの大会を供養されたのです。お一人お一人の仏さまの上に、たれ飾りを持たれた菩薩様方があられ、次第に上に上って行かれ、梵天さまとなられ、この菩薩様方は、妙音声で、たくさんの讃歌を歌われ、仏さま方を讃嘆されたのです。
弥勒菩薩さまは座より立たれ、右肩をお出しになられ、仏さまに合掌申し上げ、このように申し上げられたのです。


「仏さまは、今まで一回も聞いたことのない稀有な法を説かれました。

『仏さまは大いなる力があり、その寿命は量ることが出来ない。』と。
無数の諸々の仏子は、お釈迦さまが分別されて、その法利を説明されたので、皆、歓喜につつまれたのです。ある者は、不退転の位置に至り、ある者は、陀羅尼を得、ある者は、万億の教えの中にある譬えようのない価値の源を知ったのです。大千世界微塵数と言う菩薩様方が、不退の法を説法される力を得られ、中千世界微塵数と言う菩薩様方が、清浄の法を説法される力を得られ、小千世界微塵数と言う菩薩様方が、あと八回生まれることにより仏さまとなる力を得られ、また、四回、三回、二回生まれることにより仏さまとなる力を得られた方も、数こそ違え、微塵数と言う単位の菩薩様方なのです。十四天下微塵数と言う菩薩様方は、次にお生まれになられるときに仏さまとなられる力を得られ、八世界微塵数の菩薩様方は、仏さまの寿命の話を聞かれ、無上心を発せられたのです。お釈迦さまの説かれた無量不可思議の法は、虚空無辺のように、多くの有り余る益があるので、天は、曼陀羅や摩訶曼陀羅を降らせ、神々も、御使いたちも、海の砂のように多い世界からいらっしゃり、栴檀や沈香は、あたかも鳥が空を飛ぶように細かい霧となって降り、諸仏を供養し、天鼓は、虚空の中で、おのずから妙声をだし、百万億の天衣は周りながら下りてきたのです。衆宝の妙香炉には、計ることの出来ない価値の香が焚かれ、その香りは当たり一面に立ち込め、諸々の仏さまを供養されたのです。その大菩薩衆は、高く妙なる万億種の七宝の下げ飾りを執って、次第に梵天の世界に至られたのです。一人ひとりの仏さまに、この宝の下げ飾りが懸り、千万の讃歌で以て、それぞれの如来さまを褒め称えられる。このような数々の一回も聞いたことも見たこともない事柄が起こっているのは『仏寿無量』と聞いて、皆が大歓喜したあかしです。仏の名は、十方のすべての衆にことごとく広く益を与えるのです。一切すべてのものには無上心を助けると言う善根があるからです。」



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       /~本門D
      /__\
     /(流通分)
    /__\/__\
   /\ 妙法蓮  /一品二半E
  /__\ 華経 /本門D~
 /(序分)\  B(正宗分)
無量義経/__\/__迹門C_\
\    ((正宗分))   /\
序文))  無量義経・  ((流通分)) 
華巌・   法華経・     涅槃経等
阿含・   観普賢菩薩行法経
方等・   A
般若部の
法華以前の諸経

       /本門D
      /__\
     /(流通分)
一品二半E__\/__\
   /\ 妙法蓮  /\
  /__\ 華経 /迹門C
 /(序分)\ B/(正宗分)
/__\/__\/__\/__\
\    ((正宗分))   /\
序文))  無量義経・  ((流通分)) 
華巌・   法華経・     涅槃経等
阿含・   観普賢菩薩行法経
方等・   A
般若部の
法華以前の諸経


図解試作

       /迹門
      /__\/ 
     /\正宗分\/
    /__\/_一品二半
   /\ 妙法蓮  /\
  /__\ 華経 /本門\   
 /\序分/\  /流通分/\
/__\/__\/__\/__\
\    (正宗分)     /\
序文)   無量義経・   (流通分) 
華巌・   法華経・     涅槃経等
阿含・   観普賢菩
方等・   薩行法経
般若部の
法華以前の諸経

あるいは、

      
       /迹門C
      /__\/ 
     /(宗分)/
    /__\/_一品二半E
   /\ 妙法蓮  /\
  /__\ 華経B/本門D   
 /(序分)\  /(流通分)
/__\/__\/__\/__\
\    ((正宗分))   /\
序文))  無量義経・  ((流通分)) 
華巌・   法華経・     涅槃経等
阿含・   観普賢菩
方等・   薩行法経
般若部の
法華以前の諸経A



                               /\
                              /__\
                             /\  /\  
                            /__\/__\
                           /\  迹門  /\
                          /__\ 正宗分/__\   
                         /\  /\2〜9\  /\ 
                        /__\/__\/__\/_9\
                       /\              /\      
                      /__\   一経三段     /__\  (迹門、流通分、10〜14)
                     /\  /\  <正宗分>   /\  /\  /
                    /__\/__\  2〜17  /__\/14\/
                   /\      /\      /\  迹門  /16  
                  /__\ 2  /__\    /__\ 流通分/半15正宗分、
本門(一品二半)半15から 
                 /\  /\  /\  /\  /\ 10〜14/一品二半\            17半まで 
                /__\/__\/__\/__\/10\/__\/15半/17半
               /\                    本門&一品二半   /\
              /__\                       序分   /半17
             /\  /\                          /\流通分、本門(&一品二半)
            /__\/__\                        /__\/__\
           /\      /\                      /\      /\
          /__\    /__\      妙 法 蓮 華 経     /__\    /__\
         /\  /\  /\  /\                  /\  /\  /\  /\
        /__\/__\/__\/__\    、           /__\/__\/__\/__\
       /\              /\              /\    一経三段      /\ 
      /__\   一経三段     /__\            /__\    &本門     /__\
     /\  /\   &迹門    /\  /\          /\  /\ (&一品二半)  /\  /\
    /__\/__\  <序分>  /__\/__\        /__\/__\  <流通分> /__\/__\
   /\      /\   1  /\      /\      /\      /\半17〜28/\      /\
  /__\    /__\    /__\    /__\    /__\ 半17/__\    /__\ 28 /__\
 /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\  /\
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79 件のコメント:

  1. …15…


    爾時世尊。説此偈已。告弥勒菩薩。我今於
    此大衆。宣告汝等。阿逸多。是諸大菩薩摩
    訶薩。無量無数阿僧祇從地踊出。汝等昔
    所未見者。我於是娑婆世界。得阿耨多羅
    三藐三菩提已。教化示導是諸菩薩。調伏
    其心令発道意。此諸菩薩皆於是娑婆世
    界之下此界虚空中住。於諸経典讀誦通利
    思惟分別正憶念。阿逸多。是諸善男子等。
    不楽在衆多有所説。常楽靜処懃行精進
    未曾休息。亦不依止人天而住。常楽深智
    無有障礙。亦常楽於諸仏之法。一心精進
    求無上慧。爾時世尊欲重宣此義。而説偈
    言。

    阿逸汝当知。是諸大菩薩。
    從無数劫来。修習仏智慧。
    悉是我所化。令発大道心。
    此等是我子。依止是世界。
    常行頭陀事。志楽於靜処。
    捨大衆閙。不楽多所説。
    如是諸子等。學習我道法。
    晝夜常精進。為求仏道故。
    在娑婆世界。下方空中住。
    志念力堅固。常懃求智慧。
    説種種妙法。其心無所畏。
    我於伽耶城。菩提樹下坐。
    得成最正覺。轉無上法輪。
    爾乃教化之。令初発道心。
    今皆住不退。悉当得成仏。
    我今説實語。汝等一心信。
    我從久遠来。教化是等衆。



    爾の時に世尊、是の偈を説き已って、弥勒菩薩に告げたまわく、
    我今、此の大衆に於いて汝等に宣告す。阿逸多、是の諸の大菩薩摩訶薩の、無量無数阿僧祇にして地より涌出せる、汝等昔より未だ見ざる所の者は、我是の娑婆世界に於いて、阿耨多羅三藐三菩提を得已って、是の諸の菩薩を教化示導し、其の心を調伏して、道の意を発さしめたり。
    此の諸の菩薩は、皆是の娑婆世界の下、此の界の虚空の中に於いて住せり。
    諸の経典に於いて、読誦通利し、思惟分別し、正憶念せり。
    阿逸多、是の諸の善男子等は、衆に在って多く所説有ることを楽わず、常に静かなる処を楽い、勤行精進して、未だ曾て休息せず。
    亦、人天に依止して住せず。常に深智を楽って、障礙有ること無し。亦常に諸仏の法を楽い、一心に精進して無上慧を求む。

    爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく、
    阿逸汝当に知るべし 是の諸の大菩薩は 無数劫より来 仏の智慧を修習せり 悉く是れ我が所化として 大道心を発さしめたり 此等は是れ我が子なり 是の世界に依止せり 常に頭陀の事を行じて 静かなる処を志楽し 大衆の?閙を捨てて 所説多きことを楽わず 是の如き諸子等は 我が道法を学習して 昼夜に常に精進す 仏道を求むるを為っての故に
    娑婆世界の 下方の空中に在って住す
    志念力堅固にして 常に智慧を勤求し 種種の妙法を説いて 其の心畏るる所無し
    我れ伽耶城 菩提樹下に於いて坐して 最正覚を成ずることを得て 無上の法輪を転じ 爾して乃ち之を教化して 初めて道心を発さしむ 今皆不退に住せり 悉く当に成仏を得べし 我今実語を説く 汝等一心に信ぜよ
    我久遠より来 是れ等の衆を教化せり


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  2. http://www.eonet.ne.jp/~kaiken/newpage23.html

    8 如来誡めて答を許したまふ                  トップページへ戻る


     これから本門の正宗分であります、いよいよ佛様が本門の佛法をばお説きにならうといふについて先づお誡めになった、軽々しく聞いてはいけないといふことをお誡めになるのであります。
     『爾の時、釈迦牟尼佛、弥勒菩薩に告げたまはく、善い哉善い哉阿逸多よ、乃し能く佛に是の如き大事を問へり。』
    これはお誡めになる最初に、先づ大切なことを能く問ふたといふのでお歎めになった。
     『汝等当に共に、一心に精進の鎧を被、堅固の心を發すべし』
    うかうか聞くことはならない、一心に精進の鎧を被堅固の心を發せ、
     『如来は今、諸佛の智慧と、諸佛の自在神通の力と、諸佛の師子奮迅の力と、諸佛の威猛大勢の力とを 顕発し、宣示さんt欲す』
    『諸佛の智慧』とあって、ここで諸佛と書かれると佛様が沢

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  3. http://www.yorokobi-reidanshikai.jp/rensai/sioiri/001.html
     お題目・南無妙法蓮華経こそが佛教の真髄、本当の教え。
     大聖人様はこのことを佛教全体の中でのお題目の立ち位置を明かすことで証明されています。
     そもそもお経というものは、そのほとんどが
    (1)序分(じょぶん)…伝えたい内容へと導くため、受け手を馴染ませる導入部、イントロ。
    (2)正宗分(しょうしゅうぶん)…伝えるべき主題、メインテーマ。
    (3)流通分(るづうぶん)…メインテーマを習得することで得られる功徳の説明と、教えの更なる拡散と存続の奨励。
    の三段階で構成されています。

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  4. http://www.myoukakuji.com/html/telling/benkyonoto/index91.htm

    91.従地涌出品~不軽品               高橋俊隆

    ◇ 従地涌出品第一五

    本品の前半は本門の序分で、後半の弥勒が釈尊と地涌菩薩との、師弟関係を問う「動執生疑」から本門の正宗分となり、「略開近顕遠」といいます。

     此土の菩薩が滅後の弘教を発誓すると、それを見た八恒河沙を越す他土の菩薩は、釈尊が許されるなら娑婆世界の弘教を請います。そのとき釈尊は、これらの菩薩の請いを制止します。(「止善男子」)。そして、この娑婆世界には本来、六万恒河沙の菩薩がいて滅後に『法華経』を説くことを告げます。この言葉と同時に大地が振動し、無量の菩薩が出現します。

     この菩薩は娑婆世界の地下の空中におり、釈尊の言葉により出現します。相好は釈尊と同じように高貴な姿をしています。これらの菩薩を「地涌の菩薩」といいます。上首を上行・無辺行・浄行・安立行菩薩といい、「四大菩薩」と呼称します。この「四大菩薩」は釈尊を恭しく問訊しました。

     会座の八恒河沙の菩薩は未見の「地涌の菩薩」に驚き、弥勒が代表してこの因縁を釈尊に問います。また、十方分身の諸仏の侍者も各自の仏に問います。分身仏は、釈尊に授記され仏となる弥勒菩薩がすでに問うているので、釈尊の返答を待つようにと告げます。

    釈尊は弥勒に堅固の意をもって聞くことを訓誡し、答えたのが久遠から教化してきた弟子「本化の菩薩」の実在でした。すなわち、伽耶近成の垂迹仏を方便として、「久遠本仏」を「開近顕遠」する「一大事因縁」の説示をします。

     しかし、菩薩たちには少時における教化の実態を理解することは難解なことでした。そこで、弥勒たちの菩薩は、釈尊が成道して四十余年の間に、如何にこれらの大菩薩を教化されたかを問います。この不信をのべたのが「父少子老」(例えば二十五歳の青年が百歳の老人を我が子なりと言い、老人も青年を我が父なりと言うように、道理では信じ難い)、の問いです。つぎの如来寿量品に入って真実(「久遠実成」)を説きます。

    ―主要経文―

    「止善男子不須汝等護持此経。所以者何我娑婆世界自有六万恒河沙等菩薩摩訶薩」(『開結』三九三頁)「如来不許」

    「有四導師一名上行二名無辺行三名浄行四名安立行。是四菩薩於其衆中最為上首唱導之師」(『開結』三九七頁)「「四大菩薩」

    「我於此衆中乃不識一人」(『開結』四〇二頁)「弥勒不識」

    「我従久遠来教化是等衆」(『開結』四〇八頁)「久遠弟子」

    「仏昔従釈種出家近伽耶坐於菩提樹爾来尚未久此諸仏子等其数不可量久已行仏住神通智力善学菩薩道不染世間法如蓮華在水従地而涌出皆起恭敬心住於世尊前是事難思議云何而可信仏得道甚近所成就甚多願為除衆疑如実分別説」(『開結』四一一頁)「動執生疑」

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  5. http://lotusway.digi2.jp/lotus/sanbu/hokke_15.htm
    (2)正宗分 開近顕遠第二 動執生疑段
    ●誡許
    ○長行
    ▽誡す
    ①弥勒の述問を歎ず
     ~ 爾の時に釈迦牟尼仏、弥勒菩薩に告げたまわく、善哉善哉、阿逸多、乃し能く仏に是の如き大事を問えり。

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  6. 従地湧出品第十五
    http://book.geocities.jp/petero_rom/details1014.html



    「お釈迦さま。病少なく、悩み少なくいらっしゃいますか??行は、安楽でいらっしゃいますか??人々は導き易いですか??お釈迦さまを疲労困憊させるようなことはございませんか??」

    四人の菩薩さまは、この義を再び語られました。

    「お釈迦さま。安楽で病少なく、悩み少なくいらっしゃいますか??衆生を教化するのに、疲倦されるようなことはございませんか??衆生は教化しやすいですか??お釈迦さまは、お疲れではありませんか??」

    その時お釈迦さまは、諸々の菩薩大衆の中で、このようにおっしゃられました。

    「ほらこの通り。この通り。私は安楽で病少なく、悩み少なくありますよ。諸々の衆生などは、教化しやすく、疲労することなどありませんよ。なぜかと言いますと、この諸々の衆生は世々、常に私が教化してきた者たちだからです。また、過去には諸仏を供養、尊重すると言う種々の善根を積んできた者たちだからです。これらの衆生は、最初から私を見、私の語ることを聞いてきた者たちだからです。皆、即信受するし、如来の智慧に入るし、先に習い修めた小乗の事柄をすぐに除きます。このような者たちだから、わたしはこの経を聞かせ、仏の智慧に入れているのです。」

    地湧の菩薩さま方は、このようにおっしゃいました。

    「善いですね。善いですね。大いなる勇者、お釈迦さま。諸々の衆生は、教化するのが易く、諸仏の甚深の智慧を問うところまで来ている。この信解を聞き、我々も大喜びしております。」

    お釈迦さまは、このように上首の諸の大菩薩を讃嘆されました。

    「善いですね。善いですね。あなた方は如来の随喜の心を善く知っている。」

    その時弥勒菩薩さまをはじめとされる八千恒河沙の菩薩のみなさまは、皆さまこのように思われたのです。『われわれは、ずっと昔からお釈迦さまに従ってきたのに、見たことも聞いたこともない。どうして、このような大菩薩さま方が地より湧き出で、お釈迦さまの前で合掌供養され、お釈迦さまに、お問いかけになられるのだろうか。』
    弥勒菩薩さまは、八千恒河沙の菩薩の皆さまが疑問に思っていることをお知りになり、また、御自身も分からなかったので、この様にお釈迦さまに問いかけになられたのです。

    「この無量千万億というものすごく多くの菩薩様方に、我々は会ったことはございません。お釈迦さま、お教えください。この方たちはどこからいらしたのでしょうか。どのような因縁で、智慧、思議の大神通力の巨身を持ち、堅固そのものの志念も持ち、大忍耐力もあられる。また、衆生を見て《楽ですか》と問いかけられる、この方たちは、いったいどこからいらしたのでしょうか。一人ひとりの菩薩様が諸々の眷属引き連れられていらっしゃる。その数、無量恒河沙としか言いようがありません。六恒河沙の眷属を率いられていらっしゃる大菩薩様もいらっしゃいます。その大衆のお一人おひとりが、一心に仏道を求められていらっしゃる。このような大師の皆さまが六恒河沙。共にいらして仏さまを御供養され、この経を護持しておられる。その方々がまた、五万恒沙を率いられ、その方々が更に、四万恒沙を率いられ、三万、二万より一万、一千、一百、一恒沙に至り、半及び三四分、億万分の一、千万那由他、万億の諸の弟子、から半億に至ります。実際の数はもっと多いでしょう。百万より一万、一千、一百、五十、十、三、二、一、一人だけで眷属のないもの、独りを楽しむ者まで、皆ともに仏さまの元にいらっしゃっています。実数はもっともっとたくさんでしょう。このような多くの人々を、一人ひとり数えていたら、恒沙劫かかっても数えきれません。

    この諸々の大威徳、精進の菩薩さま方は、一体どなたが、説法教化され、成就されたのでしょうか。どなたに従い初発心され、どのような仏法を称揚され、どなたの経を受持され、行じられ、どのような仏道を習い修められたのでしょうか。この諸菩薩さま方は、大神通智力をお持ちです。四方の地は揺れ、裂け、皆さま地中より湧き出でられたのです。お釈迦さま。私は今までこのようなことは見たことがございません。お願いですから、この方たちはどのような国土にいらしたのかお教えください。わたしは常に諸国を巡っておりますが、そのような国は見たことがございません。わたしは、この地湧の菩薩様方の内の唯の一人も存じあげないのです。忽然と地より湧き出でられたのです。その因縁をお教えください。今、ここに集う無量百千億の菩薩は、みな、地湧の菩薩さま方のこれらの因縁を知りたいのです。無量の徳をお持ちのお釈迦さま。どうかお答えください。」

    その時、お釈迦さまの分身諸仏であられる無量千万億の他方の国土よりいらっしゃった仏さま方は、八方の宝樹の下の獅子の座にお着きになられていたのですが、その仏さまの従者でいらっしゃる方も、みなさま三千大千世界の四方の地から涌出されて虚空にいらっしゃる菩薩様方をご覧になられたのです。そして、みなさま仏さまに


    「この、無量無辺阿僧祇と言う膨大な数の菩薩様方は、どこからいらしたのですか」


    と問われたのです。

    その時に、仏さま方は、各々その従者の方に告げられたのです。

    「少しお待ちなさい。弥勒と言う名前の菩薩さまがいらっしゃいます。お釈迦さまは、この菩薩様に『私の次に仏となります』と記を授けられています。その方がすでにお聞きになっています。仏さまは、今この答えを語られます。あなた方はそれを聞けば分かるでしょう。」

    その時、お釈迦さまは弥勒菩薩様に告げられました。

    「善いですね。善いですね。弥勒よ。仏のこの大事をよく問うている。あなた方は一心に、精進の鎧を被り、堅固の意を発しなければなりません。わたしは今、まさに、
    『諸仏の智慧』を宣示しようとしているのです。
    『諸仏の自在の神通力』を宣示しようとしているのです。
    『諸仏の獅子奮迅の力』を宣示しようとしているのです。
    『諸仏の威猛大勢の力』を宣示しようとしているのです。」

    お釈迦さまは、この義を重ねて宣べられました。

    「まさに、一心に精進しなさい。わたしは、このことを説こうとしているのです。決して疑ってはなりません。仏智は不思議なものではありません。あなた方は、今、《すべてを忍ぶ善》に自身がいると信じてごらんなさい。昔より聞いたことのない法が、まさに聞こえますから。

    『わたしは今、あなたを安心させ、慈んでいるのです。』
    このことは絶対忘れないでください。仏の言葉は実でないものはなく、その智慧は量ることは出来ないのですよ。これを得る最初の法は、あなた方が今一心に聴いている
    『仏は、あなたを安心させ慈しむ』
    と言う深い分別なのです。」

    お釈迦さまは、これを語り終えられて、弥勒菩薩様に、このように告げられました。

    「わたしは、《この大衆は何者か》とあなた方に告げましょう。弥勒よ。この地湧の大菩薩。あなた方が見たこともない無量無数阿僧祇の大菩薩たちは、わたし自身が、この娑婆世界で仏としてきた者たちなのですよ。すなわち、教化指導し、その心を調伏し、仏道に導き、仏としてきた者たちなのです。そして、この諸菩薩は、皆この娑婆世界の下の虚空の中にあって、諸々の経典を読誦通利し、思惟分別し、正しく憶念しているのです。
    弥勒よ。これらの菩薩は、衆に多く説くことを楽しみとはせず、常に静かなるところを楽しみとし、勤行精進し、いまだ休息することはないのです。人界(リラックス)、天界(幸福)に安住せず、なにも妨げることが出来ない、深い智を楽しみとし、無上慧を求めて一心に精進して、諸仏の法を楽しみとしているのです。」

    お釈迦さまは、このことを重ねて宣べられました。

    「弥勒よ。この大菩薩たちは、無数劫と言う昔から仏の智慧を習い修めてきた者たちなのです。皆、わたし自身が教化してきたのです。大道の道を志すように発心させたのもわたしです。そして、この者たちは皆私の子。常にこの世界にあって、常に仏道修行を行い、静かなるところを楽しみとし、大衆の闇を捨て、多くを説くことを楽しまない。これらの者たちは、私の法を学び習い、仏道を求めるために昼夜にわたり常に精進しているのです。この娑婆世界の下法空中に住み、志念力強固。常に智慧を求め勤め、種々の妙法を説き、その心は畏れがありません。わたしは、伽耶城の菩提樹の下に坐し、正覚を得て、無上の仏の法をあなた方に開いて、みなさんを教化し、仏道の心を生じさせ、そして、今、みなさん、ことごとく不退の地位に至り、皆さんことごとく仏となったのです。わたしは今、本当の事を言っているのです。あなた方は一心にこれを信じなさい。わたしは久遠の昔から、これらの者たちを教化してきたのです。」

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  7. 従地湧出品第十五
    http://book.geocities.jp/petero_rom/details1014.html

    その時弥勒菩薩さまをはじめとされる八千恒河沙の菩薩のみなさまは、皆さまこのように思われたのです。『われわれは、ずっと昔からお釈迦さまに従ってきたのに、見たことも聞いたこともない。どうして、このような大菩薩さま方が地より湧き出で、お釈迦さまの前で合掌供養され、お釈迦さまに、お問いかけになられるのだろうか。』
    弥勒菩薩さまは、八千恒河沙の菩薩の皆さまが疑問に思っていることをお知りになり、また、御自身も分からなかったので、この様にお釈迦さまに問いかけになられたのです。

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  8.       
           /迹門C
          /__\/ 
         /(宗分)/
        /__\/_一品二半E
       /\ 妙法蓮  /\
      /__\ 華経B/本門D   
     /(序分)\  /(流通分)
    /__\/__\/__\/__\
    \    ((正宗分))   /\
    序文))  無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩
    方等・   薩行法経
    般若部の
    法華以前の諸経A

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  9. 吉本によると岡本かの子が重視したのが

     普門品第25

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  10. 南無妙法蓮華経〜南無妙法蓮華経〜南無妙法蓮華経〜
    妙法蓮華経方便品第二
    爾時世尊。従三昧安詳而起。告舎利弗 諸仏智慧。甚深無量。其智慧門。
    難解難入。一切声聞。辟支仏。所不能知。所以者何。仏曾親近。百千万億。
    無数諸仏。尽行諸仏。無量道法。勇猛精進。名称普聞。成就甚深。未曾有法。
    随宜所説。意趣解難。舎利弗。吾従成仏已来。種種因縁。種種譬喩。広演言教。
    無数方便。引導衆生。令離諸著。所以者何。如来方便。知見波羅蜜。皆已具足。
    舎利弗。如来知見。広大深遠。無量無碍。力。無所畏。禅定。解脱。三昧。深入無際。
    成就一切。未曾有法。舎利弗。如来能種種分別。巧説諸法。言辞柔軟。悦可衆心。舎利弗。
    取要言之。無量無辺。未曾有法。仏悉成就。止舎利弗。不須復説。所以者何。仏所成就。
    第一希有。難解之法。唯仏与仏。乃能究尽。諸法実相。所謂諸法。如是相。如是性。如是体。
    如是力。如是作。如是因。如是縁。如是果。如是報。如是本末究竟等
    南無妙法蓮華経〜南無妙法蓮華経〜南無妙法蓮華経〜
    南無妙法蓮華経〜南無妙法蓮華経〜南無妙法蓮華経〜
    妙法蓮華経方便品第二
    爾時世尊。従三昧安詳而起。告舎利弗 諸仏智慧。甚深無量。其智慧門。
    難解難入。一切声聞。辟支仏。所不能知。所以者何。仏曾親近。百千万億。
    無数諸仏。尽行諸仏。無量道法。勇猛精進。名称普聞。成就甚深。未曾有法。
    随宜所説。意趣解難。舎利弗。吾従成仏已来。種種因縁。種種譬喩。広演言教。
    無数方便。引導衆生。令離諸著。所以者何。如来方便。知見波羅蜜。皆已具足。

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  11.  日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段
      釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段
      第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段
      法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段
      法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段
      文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  12. 下種(ゲシュ)とは - コトバンク
    kotobank.jp/word/下種-489983
    デジタル大辞泉 - 下種の用語解説 - 仏語。信仰の種を人々にうえつけること。仏法に はじめて結縁(けちえん)する段階をいう。
    辞書別に見る:プログレッシブ和英中辞典(第3版)-大辞林 第三版

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  13.               A妙 法 蓮 華 経 総 科(A~E日蓮解説リンク付き)
      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段                                     二経六段
    ┃                                           ┃
    ┣序━巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃分┏    方便品第2━━┳━━━━━━━━━━━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
    ┃ ┃           ┗━━正説━┓                   ┃ ┃ ┃
    ┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓             ┃正┃ ┃
    ┃ ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃             ┣宗┫ ┃
    ┃ ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛     ┃             ┃分┃ ┃
    ┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃             ┃ ┃C┃
    ┃ ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━譬喩周━╋広く三を開いて一を顕す━━┛ ┃迹┃
    ┃ ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫     ┃               ┣門┫
    ┃ ┃    授記品第6━━━━━授記━┛     ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓    ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛               ┃ ┃
    ┃B┃          ┣━╋━述成━╋┛                    ┃ ┃
    ┃正┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛                     ┃ ┃
    ┣宗┫    法師品第10━┳━━━━━━━━━━━━弘通の功の深きを明かして━┓ ┃ ┃
    ┃分┃    宝塔品第11━┛               未来の流通を勧む  ┃流┃ ┃
    ┃ ┃巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━━━━往事を挙げて流通を証す━━╋通┛ ┃
    ┃ ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━━━━他方と此の土の流通を勧む━┫分  ┃
    ┃ ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━━━━初心者のために安楽行を説く┛   ┃
    ┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃ ┃    従地涌出品第15━━┫                       分┃ ┃
    ┃ ┃              ┗━━━━━━━━━略して近を開いて遠を顕す━┓E┃D┃
    ┃ ┃巻第六 如来寿量品第16━━近を開いて遠を顕す┓             ┣正╋本┛
    ┃ ┗            ┏━法身の記を授く━━╋広く近を開いて遠を顕す━━┛宗┃門
    ┃      分別品第17━━╋━領解を申す━━━━┛              分┃
    ┃ ┏            ┗┓                         ┃
    ┃ ┃    随喜品第18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓            ┃
    ┃ ┃    功徳品第19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋━滅後の功徳を説いて┓ ┃
    ┃ ┃巻第七 不軽品第20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛     流通せしむ┃流┃
    ┃流┃    如来神力品第21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓          ┣通┛
    ┗通┫    嘱累品第22━━━━総付嘱━━┛      ┃          ┃分
     分┃    薬王品第23━━━━苦行━━━┓      ┃          ┃
      ┃    妙音品第24━┳━━三昧━━━┫      ┣━流通を付嘱す━━━┛
      ┃巻第八 普門品第25━┛       ┣━━化他流通┫
      ┃    陀羅尼品第26━━━総持━━━┫      ┃
      ┃    厳王品第27━━━━誓願━━━┛      ┃
      ┗    勧発品第28━━━━神通━━━━━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』
    サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     『法華経』(全体図)
    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html

    参照:http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

    日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  14.               A妙 法 蓮 華 経 総 科(A~E日蓮解説リンク付き)
      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段                                     二経六段
    ┃                                           ┃
    ┣序━巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃分┏    方便品第2━━┳━━━━━━━━━━━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
    ┃ ┃           ┗━━正説━┓                   ┃ ┃ ┃
    ┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓             ┃正┃ ┃
    ┃ ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃             ┣宗┫ ┃
    ┃ ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛     ┃             ┃分┃ ┃
    ┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃             ┃ ┃C┃
    ┃ ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━譬喩周━╋広く三を開いて一を顕す━━┛ ┃迹┃
    ┃ ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫     ┃               ┣門┫
    ┃ ┃    授記品第6━━━━━授記━┛     ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓    ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛               ┃ ┃
    ┃B┃          ┣━╋━述成━╋┛                    ┃ ┃
    ┃正┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛                     ┃ ┃
    ┣宗┫    法師品第10━┳━━━━━━━━━━━━弘通の功の深きを明かして━┓ ┃ ┃
    ┃分┃    宝塔品第11━┛               未来の流通を勧む  ┃流┃ ┃
    ┃ ┃巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━━━━往事を挙げて流通を証す━━╋通┛ ┃
    ┃ ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━━━━他方と此の土の流通を勧む━┫分  ┃
    ┃ ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━━━━初心者のために安楽行を説く┛   ┃
    ┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃ ┃    従地涌出品第15━━┫                       分┃ ┃
    ┃ ┃              ┗━━━━━━━━━略して近を開いて遠を顕す━┓E┃D┃
    ┃ ┃巻第六 如来寿量品第16━━近を開いて遠を顕す┓             ┣正╋本┛
    ┃ ┗            ┏━法身の記を授く━━╋広く近を開いて遠を顕す━━┛宗┃門
    ┃      分別品第17━━╋━領解を申す━━━━┛              分┃
    ┃ ┏            ┗┓                         ┃
    ┃ ┃    随喜品第18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓            ┃
    ┃ ┃    功徳品第19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋━滅後の功徳を説いて┓ ┃
    ┃ ┃巻第七 不軽品第20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛     流通せしむ┃流┃
    ┃流┃    如来神力品第21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓          ┣通┛
    ┗通┫    嘱累品第22━━━━総付嘱━━┛      ┃          ┃分
     分┃    薬王品第23━━━━苦行━━━┓      ┃          ┃
      ┃    妙音品第24━┳━━三昧━━━┫      ┣━流通を付嘱す━━━┛
      ┃巻第八 普門品第25━┛       ┣━━化他流通┫
      ┃    陀羅尼品第26━━━総持━━━┫      ┃
      ┃    厳王品第27━━━━誓願━━━┛      ┃
      ┗    勧発品第28━━━━神通━━━━━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』
    サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     
    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html
    参照:http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

    日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  15.               A妙 法 蓮 華 経 総 科(A~E日蓮解説リンク付き)
      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段B                                    二経六段
    ┃                                           ┃
    ┣序━巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃分┏    方便品第2━━┳━━━━━━━━━━━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
    ┃ ┃           ┗━━正説━┓                   ┃ ┃ ┃
    ┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓             ┃正┃ ┃
    ┃ ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃             ┣宗┫ ┃
    ┃ ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛     ┃             ┃分┃ ┃
    ┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃             ┃ ┃C┃
    ┃ ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━譬喩周━╋広く三を開いて一を顕す━━┛ ┃迹┃
    ┃ ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫     ┃               ┣門┫
    ┃ ┃    授記品第6━━━━━授記━┛     ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓    ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛               ┃ ┃
    ┃ ┃          ┣━╋━述成━╋┛                    ┃ ┃
    ┃正┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛                     ┃ ┃
    ┣宗┫    法師品第10━┳━━━━━━━━━━━━弘通の功の深きを明かして━┓ ┃ ┃
    ┃分┃    宝塔品第11━┛               未来の流通を勧む  ┃流┃ ┃
    ┃ ┃巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━━━━往事を挙げて流通を証す━━╋通┛ ┃
    ┃ ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━━━━他方と此の土の流通を勧む━┫分  ┃
    ┃ ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━━━━初心者のために安楽行を説く┛   ┃
    ┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃ ┃    従地涌出品第15━━┫                       分┃ ┃
    ┃ ┃              ┗━━━━━━━━━略して近を開いて遠を顕す━┓E┃D┃
    ┃ ┃巻第六 如来寿量品第16━━近を開いて遠を顕す┓             ┣正╋本┛
    ┃ ┗            ┏━法身の記を授く━━╋広く近を開いて遠を顕す━━┛宗┃門
    ┃      分別品第17━━╋━領解を申す━━━━┛              分┃
    ┃ ┏            ┗┓                         ┃
    ┃ ┃    随喜品第18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓            ┃
    ┃ ┃    功徳品第19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋━滅後の功徳を説いて┓ ┃
    ┃ ┃巻第七 不軽品第20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛     流通せしむ┃流┃
    ┃流┃    如来神力品第21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓          ┣通┛
    ┗通┫    嘱累品第22━━━━総付嘱━━┛      ┃          ┃分
     分┃    薬王品第23━━━━苦行━━━┓      ┃          ┃
      ┃    妙音品第24━┳━━三昧━━━┫      ┣━流通を付嘱す━━━┛
      ┃巻第八 普門品第25━┛       ┣━━化他流通┫
      ┃    陀羅尼品第26━━━総持━━━┫      ┃
      ┃    厳王品第27━━━━誓願━━━┛      ┃
      ┗    勧発品第28━━━━神通━━━━━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』
    サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     
    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html
    参照:http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

    日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  16.               A妙 法 蓮 華 経 総 科(A~E日蓮解説リンク付き)
      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段B                                    二経六段
    ┃                                           ┃
    ┣序━巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃分┏    方便品第2━━┳━━━━━━━━━━━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
    ┃ ┃           ┗━━正説━┓                   ┃ ┃ ┃
    ┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓             ┃正┃ ┃
    ┃ ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃             ┣宗┫ ┃
    ┃ ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛     ┃             ┃分┃ ┃
    ┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃             ┃ ┃C┃
    ┃ ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━譬喩周━╋広く三を開いて一を顕す━━┛ ┃迹┃
    ┃ ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫     ┃               ┣門┫
    ┃ ┃    授記品第6━━━━━授記━┛     ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓    ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛               ┃ ┃
    ┃ ┃          ┣━╋━述成━╋┛                    ┃ ┃
    ┃正┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛                     ┃ ┃
    ┣宗┫    法師品第10━┳━━━━━━━━━━━━弘通の功の深きを明かして━┓ ┃ ┃
    ┃分┃    宝塔品第11━┛               未来の流通を勧む  ┃流┃ ┃
    ┃ ┃巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━━━━往事を挙げて流通を証す━━╋通┛ ┃
    ┃ ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━━━━他方と此の土の流通を勧む━┫分  ┃
    ┃ ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━━━━初心者のために安楽行を説く┛   ┃
    ┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃ ┃    従地涌出品第15━━┫                       分┃ ┃
    ┃ ┃              ┗━━━━━━━━━略して近を開いて遠を顕す━┓E┃D┃
    ┃ ┃巻第六 如来寿量品第16━━近を開いて遠を顕す┓             ┣正╋本┛
    ┃ ┗            ┏━法身の記を授く━━╋広く近を開いて遠を顕す━━┛宗┃門
    ┃      分別品第17━━╋━領解を申す━━━━┛              分┃
    ┃ ┏            ┗┓                         ┃
    ┃ ┃    随喜品第18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓            ┃
    ┃ ┃    功徳品第19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋━滅後の功徳を説いて┓ ┃
    ┃ ┃巻第七 不軽品第20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛     流通せしむ┃流┃
    ┃流┃    如来神力品第21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓          ┣通┛
    ┗通┫    嘱累品第22━━━━総付嘱━━┛      ┃          ┃分
     分┃    薬王品第23━━━━苦行━━━┓      ┃          ┃
      ┃    妙音品第24━┳━━三昧━━━┫      ┣━流通を付嘱す━━━┛
      ┃巻第八 普門品第25━┛       ┣━━化他流通┫
      ┃    陀羅尼品第26━━━総持━━━┫      ┃
      ┃    厳王品第27━━━━誓願━━━┛      ┃
      ┗    勧発品第28━━━━神通━━━━━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』
    サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     
    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html
    参照:http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

    五重三段(日蓮『観心本尊抄』より)とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  17.               A妙 法 蓮 華 経 総 科(A~E日蓮解説リンク付き)
      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段B                                    二経六段
    ┃                                           ┃
    ┣序━巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃分┏    方便品第2━━┳━━━━━━━━━━━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
    ┃ ┃           ┗━━正説━┓                   ┃ ┃ ┃
    ┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓             ┃正┃ ┃
    ┃ ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃             ┣宗┫ ┃
    ┃ ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛     ┃             ┃分┃ ┃
    ┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃             ┃ ┃C┃
    ┃ ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━譬喩周━╋広く三を開いて一を顕す━━┛ ┃迹┃
    ┃ ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫     ┃               ┣門┫
    ┃ ┃    授記品第6━━━━━授記━┛     ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓    ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛               ┃ ┃
    ┃ ┃          ┣━╋━述成━╋┛                    ┃ ┃
    ┃正┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛                     ┃ ┃
    ┣宗┫    法師品第10━┳━━━━━━━━━━━━弘通の功の深きを明かして━┓ ┃ ┃
    ┃分┃    宝塔品第11━┛               未来の流通を勧む  ┃流┃ ┃
    ┃ ┃巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━━━━往事を挙げて流通を証す━━╋通┛ ┃
    ┃ ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━━━━他方と此の土の流通を勧む━┫分  ┃
    ┃ ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━━━━初心者のために安楽行を説く┛   ┃
    ┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃ ┃    従地涌出品第15━━┫                       分┃ ┃
    ┃ ┃              ┗━━━━━━━━━略して近を開いて遠を顕す━┓E┃D┃
    ┃ ┃巻第六 如来寿量品第16━━近を開いて遠を顕す┓             ┣正╋本┛
    ┃ ┗            ┏━法身の記を授く━━╋広く近を開いて遠を顕す━━┛宗┃門
    ┃      分別品第17━━╋━領解を申す━━━━┛              分┃
    ┃ ┏            ┗┓                         ┃
    ┃ ┃    随喜品第18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓            ┃
    ┃ ┃    功徳品第19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋━滅後の功徳を説いて┓ ┃
    ┃ ┃巻第七 不軽品第20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛     流通せしむ┃流┃
    ┃流┃    如来神力品第21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓          ┣通┛
    ┗通┫    嘱累品第22━━━━総付嘱━━┛      ┃          ┃分
     分┃    薬王品第23━━━━苦行━━━┓      ┃          ┃
      ┃    妙音品第24━┳━━三昧━━━┫      ┣━流通を付嘱す━━━┛
      ┃巻第八 普門品第25━┛       ┣━━化他流通┫
      ┃    陀羅尼品第26━━━総持━━━┫      ┃
      ┃    厳王品第27━━━━誓願━━━┛      ┃
      ┗    勧発品第28━━━━神通━━━━━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』
    サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     
    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html
    参照:http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

    五重三段(日蓮『観心本尊抄』)とは、
    (第一重)一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  18. 589 :名無しさん@恐縮です@転載は禁止:2015/01/16(金) 15:44:01.62 ID:qq2+sr1f0
                  A妙 法 蓮 華 経 総 科(A~E日蓮解説リンク付き)
      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段B                                    二経六段
    ┃                                           ┃
    ┣序━巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃分┏    方便品第2━━┳━━━━━━━━━━━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
    ┃ ┃           ┗━━正説━┓                   ┃ ┃ ┃
    ┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓             ┃正┃ ┃
    ┃ ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃             ┣宗┫ ┃
    ┃ ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛     ┃             ┃分┃ ┃
    ┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃             ┃ ┃C┃
    ┃ ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━譬喩周━╋広く三を開いて一を顕す━━┛ ┃迹┃
    ┃ ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫     ┃               ┣門┫
    ┃ ┃    授記品第6━━━━━授記━┛     ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓    ┃               ┃ ┃
    ┃ ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛               ┃ ┃
    ┃ ┃          ┣━╋━述成━╋┛                    ┃ ┃
    ┃正┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛                     ┃ ┃
    ┣宗┫    法師品第10━┳━━━━━━━━━━━━弘通の功の深きを明かして━┓ ┃ ┃
    ┃分┃    宝塔品第11━┛               未来の流通を勧む  ┃流┃ ┃
    ┃ ┃巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━━━━往事を挙げて流通を証す━━╋通┛ ┃
    ┃ ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━━━━他方と此の土の流通を勧む━┫分  ┃
    ┃ ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━━━━初心者のために安楽行を説く┛   ┃
    ┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃ ┃    従地涌出品第15━━┫                       分┃ ┃
    ┃ ┃              ┗━━━━━━━━━略して近を開いて遠を顕す━┓E┃D┃
    ┃ ┃巻第六 如来寿量品第16━━近を開いて遠を顕す┓             ┣正╋本┛
    ┃ ┗            ┏━法身の記を授く━━╋広く近を開いて遠を顕す━━┛宗┃門
    ┃      分別品第17━━╋━領解を申す━━━━┛              分┃
    ┃ ┏            ┗┓                         ┃
    ┃ ┃    随喜品第18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓            ┃
    ┃ ┃    功徳品第19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋━滅後の功徳を説いて┓ ┃
    ┃ ┃巻第七 不軽品第20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛     流通せしむ┃流┃
    ┃流┃    如来神力品第21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓          ┣通┛
    ┗通┫    嘱累品第22━━━━総付嘱━━┛      ┃          ┃分
     分┃    薬王品第23━━━━苦行━━━┓      ┃          ┃
      ┃    妙音品第24━┳━━三昧━━━┫      ┣━流通を付嘱す━━━┛
      ┃巻第八 普門品第25━┛       ┣━━化他流通┫
      ┃    陀羅尼品第26━━━総持━━━┫      ┃
      ┃    厳王品第27━━━━誓願━━━┛      ┃
      ┗    勧発品第28━━━━神通━━━━━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』(サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。)



    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html
    参照:http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

    五重三段(日蓮『観心本尊抄』)とは、
    (第一重)一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A>>589
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  19.   
    無量義経徳行品   第一

    無量義経説法品   第二

    無量義経十功徳品 第三


    序品   第一


    方便品 第二


    譬喩品 第三


    信解品 第四


    薬草喩品第五


    授記品 第六


    化城喩品第七 


    五百弟子受記品第八


    授学無学人記品第九


    法師品 第十 


    見宝塔品第十一 


    提婆達多品第十二 


    勧持品 第十三 


    安楽行品第十四 


    従地涌出品第十五 


    如来寿量品第十六 


    分別功徳品第十七 


    随喜功徳品第十八 


    法師功徳品第十九 


    常不軽菩薩品第二十

    如来神力品第二十一


    嘱累品第二十二 


    薬王菩薩本事品第二十三


    妙音菩薩品第二十四 


    観世音菩薩普門品第二十五


    陀羅尼品第二十六 


    妙荘厳王本事品第二十七 


    普賢菩薩勧発品第二十八 

    観普賢菩薩行法経

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  20.   
    無量義経徳行品   第一
    無量義経説法品   第二
    無量義経十功徳品 第三

    序品   第一
    方便品 第二
    譬喩品 第三
    信解品 第四
    薬草喩品第五
    授記品 第六
    化城喩品第七 
    五百弟子受記品第八
    授学無学人記品第九
    法師品 第十 
    見宝塔品第十一 
    提婆達多品第十二 
    勧持品 第十三 
    安楽行品第十四 
    従地涌出品第十五 
    如来寿量品第十六 
    分別功徳品第十七 
    随喜功徳品第十八 
    法師功徳品第十九 
    常不軽菩薩品第二十
    如来神力品第二十一
    嘱累品第二十二 
    薬王菩薩本事品第二十三
    妙音菩薩品第二十四 
    観世音菩薩普門品第二十五
    陀羅尼品第二十六 
    妙荘厳王本事品第二十七 
    普賢菩薩勧発品第二十八 
    観普賢菩薩行法経

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  21.   
    無量義経徳行品   第一
    無量義経説法品   第二
    無量義経十功徳品 第三

    妙法蓮華経序品   第一
    方便品 第二
    譬喩品 第三
    信解品 第四
    薬草喩品第五
    授記品 第六
    化城喩品第七 
    五百弟子受記品第八
    授学無学人記品第九
    法師品 第十 
    見宝塔品第十一 
    提婆達多品第十二 
    勧持品 第十三 
    安楽行品第十四 
    従地涌出品第十五 
    如来寿量品第十六 
    分別功徳品第十七 
    随喜功徳品第十八 
    法師功徳品第十九 
    常不軽菩薩品第二十
    如来神力品第二十一
    嘱累品第二十二 
    薬王菩薩本事品第二十三
    妙音菩薩品第二十四 
    観世音菩薩普門品第二十五
    陀羅尼品第二十六 
    妙荘厳王本事品第二十七 
    普賢菩薩勧発品第二十八 

    観普賢菩薩行法経

          
           /迹門C
          /__\/ 
         /(宗分)/
        /__\/_一品二半E
       /\ 妙法蓮  /\
      /__\ 華経B/本門D   
     /(序分)\  /(流通分)
    /__\/__\/__\/__\
    \    ((正宗分))   /\
    序文))  無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩薩行法経
    方等・  
    般若部の
    法華以前の諸経A

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  22. 無量義経徳行品   第一
    無量義経説法品   第二
    無量義経十功徳品 第三

    妙法蓮華経序品   第一
    方便品 第二
    譬喩品 第三
    信解品 第四
    薬草喩品第五
    授記品 第六
    化城喩品第七 
    五百弟子受記品第八
    授学無学人記品第九
    法師品 第十 
    見宝塔品第十一 
    提婆達多品第十二 
    勧持品 第十三 
    安楽行品第十四 
    従地涌出品第十五 
    如来寿量品第十六 
    分別功徳品第十七 
    随喜功徳品第十八 
    法師功徳品第十九 
    常不軽菩薩品第二十
    如来神力品第二十一
    嘱累品第二十二 
    薬王菩薩本事品第二十三
    妙音菩薩品第二十四 
    観世音菩薩普門品第二十五
    陀羅尼品第二十六 
    妙荘厳王本事品第二十七 
    普賢菩薩勧発品第二十八 

    観普賢菩薩行法経

          
           /迹門C
          /__\/ 
         (正宗分)/
        /__\/_一品二半E
       /\ 妙法蓮  /\
      /__\ 華経B/本門D   
     /(序分)\  /(流通分)
    /__\/__\/__\/__\
    \    ((正宗分))   /\
    序文))  無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩薩行法経
    方等・  
    般若部の
    法華以前の諸経A

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  23.        /本門D
          /__\
         /(流通分)
        /__\/__\
       /\ 妙法蓮  /\一品二半E
      /__\ 華経 /迹門C
     /(序分)\  B(正宗分)
    /__\/__\/__\/__\
    \    ((正宗分))   /\
    序文))  無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩薩行法経
    方等・   A
    般若部の
    法華以前の諸経

     五重三段とは、
    A一代一経三段・
    B法華経一経三段・
    C迹門熟益三段・
    D本門脱益三段・
    E文底下種三段

    日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  24.        /本門D
          /__\
         /(流通分)
    一品二半E__\/__\
       /\ 妙法蓮  /\
      /__\ 華経 /迹門C
     /(序分)\ B/(正宗分)
    /__\/__\/__\/__\
    \    ((正宗分))   /\
    序文))  無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩薩行法経
    方等・   A
    般若部の
    法華以前の諸経

     五重三段とは、
    A一代一経三段・
    B法華経一経三段・
    C迹門熟益三段・
    D本門脱益三段・
    E文底下種三段

    日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  25.        /本門D
          /__\
         /(流通分)
    一品二半E__\/__\
       /\ 妙法蓮  /\
      /__\ 華経 /迹門C
     /(序分)\ B/(正宗分)
    /__\/__\/__\/__\
    \    ((正宗分))   /\
    ((序文))無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩薩行法経
    方等・   A
    般若部の
    法華以前の諸経

     五重三段とは、
    A一代一経三段・
    B法華経一経三段・
    C迹門熟益三段・
    D本門脱益三段・
    E文底下種三段

    日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  26.        /本門D
          /__\
         /(流通分)
        /__\/__\
       /\ 妙法蓮  /一品二半E
      /__\ 華経 /__\
     /(序分)\ B/(正宗分)
    /__\/__\/__迹門C_\
    \    ((正宗分))   /\
    序文))  無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩薩行法経
    方等・   A
    般若部の
    法華以前の諸経

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  27. ___________
                    

           /本門D
          /__\
         /(流通分)
        /__\/__\
       /\ 妙法蓮  /一品二半E
      /__\ 華経 /本門D~
     /(序分)\ B/(正宗分)
    /__\/__\/__迹門C_\
    \    ((正宗分))   /\
    序文))  無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩薩行法経
    方等・   A
    般若部の
    法華以前の諸経

     五重三段とは、
    A一代一経三段・
    B法華経一経三段・
    C迹門熟益三段・
    D本門脱益三段・
    E文底下種三段

    日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  28.        /~本門D
          /__\
         /(流通分)
        /__\/__\
       /\ 妙法蓮  /一品二半E
      /__\ 華経 /本門D~
     /(序分)\  B(正宗分)
    /__\/__\/__迹門C_\
    \    ((正宗分))   /\
    序文))  無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩薩行法経
    方等・   A
    般若部の
    法華以前の諸経

     五重三段とは、
    A一代一経三段・
    B法華経一経三段・
    C迹門熟益三段・
    D本門脱益三段・
    E文底下種三段

    日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  29.        /~本門D
          /__\
         /(流通分)
        /__\/__\
       /\ 妙法蓮  /一品二半E
      /__\ 華経 /本門D~
     /(序分)\  B(正宗分)
    無量義経/__\/__迹門C_\
    \    ((正宗分))   /\
    序文))  無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩薩行法経
    方等・   A
    般若部の
    法華以前の諸経

     五重三段とは、
    A一代一経三段・
    B法華経一経三段・
    C迹門熟益三段・
    D本門脱益三段・
    E文底下種三段

    日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  30. 『生きるって簡単 苦悩の娑婆を生き抜く法華経の力―美輪明宏の悩み相談室 [単行本] [1996] 美輪 明宏』
    法華経だけでなく、
    無量義経 法華経 仏説観普賢菩薩行法経という法華三部経 が悩み相談の後に引用されている。

    以下が便利
    真訓対照 法華三部経 (単行本)
    三木 随法 (著)
    16美輪199
    仏性=仏のいのち



    美輪135~6
    無量義経

    無量義経十功徳品第三
    http://chances.life.coocan.jp/aokyoukan/03.htm
    無量義経十功徳品第三
      
    経文
      
    仏の言わく。善男子。第一に。是の経は。能く菩薩の未だ発心せざる者をして。菩提心を発さ令め。慈仁無き者には。慈心を起さしめ。殺戮を好む者には。大悲の心を起さしめ。嫉妬を生ずる者には。随喜の心を起さしめ。愛著有る者には。能捨の心を起さしめ。諸の慳貪の者には。布施の心を起さしめ。きょう慢多き者には。持戒の心を起さしめ。瞋恚盛んなる者には。忍辱の心を起さしめ。懈怠を生ずる者には。精進の心を起さしめ。諸の散乱の者には。禅定の心を起さしめ。愚癡多き者には。智慧の心を起さしめ。未だ彼を度すること能わざる者には。彼を度する心を起さしめ。十悪を行ずる者には。十善の心を起さしめ。有為を楽う者には。無為の心を志さしめ。退心有る者には。不退の心を作さしめ。有漏を為す者には。無漏の心を起さしめ。煩悩多き者には。除滅の心を起さしむ。善男子。是れを是の経の。第一の功徳。不思議の力と名く。



    美輪115頁
    色汝が眼を壊って恩愛の奴となる 。故に色汝をして三界を経歴せしむ 。此の弊使を為て盲にして見る所なし 。


    美輪81頁

    仏説観普賢菩薩行法経(訓読) ( 宗教 ) - 法華経入門 - Yahoo!ブログ
    http://blogs.yahoo.co.jp/sutrayanka/40011986.html?__ysp=55y85qC55LiN5ZaEIOWboOe4gSDmiYDmnIk%3D
    無量世に於て、眼根の因縁をもって諸色に貪著す。色に著するを以ての故に諸塵に貪愛す。塵を愛するを以ての故に女人の身を受けて、世世に生ずる処に諸色に惑著す。色汝が眼を壊って恩愛の奴となる。故に色汝をして三界を経歴せしむ。此の弊使を為て盲にして見る所なし。今大乗方等経典を誦す。此の経の中に十方の諸仏色身滅せずと説く。汝今見ることを得つ、審実にして爾りや不や。眼根不善汝を傷害すること多し。我が語に随順して、諸仏・釈迦牟尼仏に帰向したてまつり、汝が眼根の所有の罪咎を説け。諸仏・菩薩の慧眼の法水、願わくは以て洗除して、我をして清浄ならしめたまえと。

    会長法話
    www.houkoukai.org/page-houwa2006-12.html
    【ざんげの法】. 今月号は法華経の解説を終わり、その続編と言われる「仏説観普賢菩薩 行法経」を説明 させて戴きます。 世尊は法華経を説き終えられると同時に、「仏説観普 賢菩薩行法経」という法華経の続 編とも言うべきお経をお説きになられました。 この お経 ...

    法華三部経 - Wikipedia
    ja.wikipedia.org/wiki/法華三部経
    法華三部経』(ほっけさんぶきょう)は、大乗仏教の経典群である。法華経十巻、妙法 蓮華経並開結(みょうほうれんげきょうならびにかいけつ)とも称される。 なお、ここでいう 三部とは、『無量義経』、『妙法蓮華経』、『仏説観普賢菩薩行法経』の三経を指す。
    概要-構成-開経-本経




    法華経のこころ


    一切の業障海は 皆妄想より生ず 若し懺悔せんと欲せば 端坐して実相を思え(仏説観普賢菩薩行法経)x,日蓮『御義口伝』○


    世の中の過ちは、みな自己中心の転倒したものの見方、考え方からおこっているのです。もし、それを悔い改めようとするならば、相手の立場や気持ちになって、ものごとを冷静にみることです。

    美輪44頁


    http://gummaseinenkai.blog115.fc2.com/?mode=m&no=3
     宗定法要式の根本である『草山清規』には、その勤行に「礼法華」という懺悔の儀式が中心になっている。「懺悔」から始まるのである。自分の罪を発露せずして勤行は成り立たないというのであろう。ところが現在の宗定法要式には「懺悔」が削られている。我々は信仰を確立するためにも、勤行する時は必ず懺悔文を唱えて滅罪を願うべきである。
    古くから懺悔する時は普賢菩薩を勧請した。法華三部経の結経である「観普賢菩薩行法経」に、釈尊が弟子達に仏滅後行うべき行法として「普賢菩薩の行法」を説いたことによる。そして釈尊はそのように行ずることが真の懺悔であり、十方の諸仏や諸菩薩も修する懺悔の法であると説明している。その内容から結経は「懺悔経」とも呼ばれている。
    「無量世に於いて、眼根の因縁もて諸色に貪着す。色に着するを以っての故に諸塵を貪愛す。汝今当に大乗の因を観ずべし。大乗の因とは諸法実相なり。毒を飲める者の瘡疣無くして死するが如し。法相は生ぜず滅せず。何者か是れ罪、何者か是れ福、我心自ずから空なれば罪福主無し。無量の勝方便は、実相を思ふより得。一切の業障海は、皆妄想より生ず若し懺悔せんと欲せば、端座して実相を念へ。衆罪は霜露の如し、慧日能く消除す。」(観普賢経)


    御義口伝
    五欲を離れずして六根清浄を得る(観普賢菩薩行法経) - 正林寺法華講員手引書
    http://blog.goo.ne.jp/shourinzi1972/e/cad9b5a9211a45150d946ff546995b14
     『法華経』の結経となる「仏説観普賢菩薩行法経」(法華経609)には、
    「不断煩悩。不離五欲。得浄諸根。滅除諸罪。父母所生。清浄常眼。不断五欲。而能得見。諸障外事。(煩悩を断ぜず、五欲を離れずして、諸根を浄め、諸罪を滅除することを得、父母所生の清浄の常の眼、五欲を断ぜずして、而も能く諸の障外の事を見ることを得べき。)」(法華経610)
    と説かれ、煩悩即菩提と生死即涅槃が示されています。つまり六根清浄です。
     日蓮大聖人は、この経文を釈され『御義口伝』に、
      「第二 不断煩悩(ふだんぼんのう) 不離五欲(ふりごよく)得浄諸根(とくじょうしょこん)滅除諸罪(めつじょしよざい)の事、
      御義口伝に云はく、此の文は煩悩即菩提・生死即涅槃を説かれたり。法華の行者は、貪欲(とんよく)は貪欲のまゝ、瞋恚(しんに)は瞋恚のまゝ、愚癡は愚癡のまゝ、普賢菩薩の行法なりと心得べきなり云云。」(御書1798)
    と御教示であります。私達の心に生まれる貪瞋癡の煩悩は、火を扱うが如く、間違った扱いをしなければ生活を快適にします。その快適さが「我此土安穏」になるのです。
     『法華経』が諸仏の宝蔵であり眼目であることが「普賢経」に、
    「此大乗経典。諸仏宝蔵。十方三世。諸仏眼目。出生三世。諸如来種。持此経者。即持仏身。即行仏事。当知是人。即是諸仏所使。諸仏世尊。衣之所覆。諸仏如来。真実法子。汝行大乗。不断法種。(此の大乗経典は、諸仏の宝蔵なり。十方三世の諸仏の眼目なり。三世の諸の如来を出生する種なり。此の経を持つ者は、即ち仏身を持ち、即ち仏事を行ずるなり。当に知るべし、是の人は即ち是れ諸仏の所使なり。諸仏世尊の衣に覆われ、諸仏如来の真実の法の子なり。汝大乗を行じて、法種を断たざれ。)」(法華経623)
    と説かれています。御本尊様を受持し御題目を唱えれば、諸仏の衣に覆われ自然と守られていきます。
     悪因の根源に舌根であることが「普賢経」に、
    「此舌過患。無量無辺。諸悪業刺。従舌根出。断正法輪。従此舌起。如此悪舌。断功徳種。(此の舌の過患無量無辺なり。諸の悪業の刺は、舌根より出ず。正法輪を断ずること、此の舌より起る。此の如き悪舌は、功徳の種を断ず。)」(法華経639)
    と説かれ、私達の舌が災いを招き寄せます。日蓮大聖人は『十字御書』に、
    「わざわいは口より出でて身をやぶる。さいわいは心よりいでて我をかざる。」(御書1551)
    と仰せであります。口からの災いを信心で止めることにより、身口意の三業が落ち着き、六根清浄を得る功徳へと繋がっていきます。それには、日々の勤行唱題で、我を振り返る信心をし、懺悔することが大切です。「普賢経」には、六根の懺悔滅罪の方法が説かれ、末法においては御本尊様に御題目を唱えることで、懺悔滅罪し六根清浄の功徳を得ていき、来世へとその功徳が永遠に続くのであります。
     『御義口伝』に「普賢経五箇の大事」(御書1798)が説かれ「第一 普賢経の事」「第二 不断煩悩不離五欲得浄諸根滅除諸罪の事」「第三 六念の事」「第四 一切業障海皆従妄想生若欲懺悔者端坐思実相衆罪如霜露慧日能消除の事」「第五 正法治国不邪枉人民の事」という、五つの大事があります。
     信心では勤行唱題において、我を振り返り懺悔の気持ちを忘れないことが大切です。懺悔を忘れた結果、我見が強くなり、我が身を滅ぼし不幸になるのです。

    『御義口伝』(日興上人)江戸期 - ウィンベル教育研究所
    www.winbell-7.com/roman/mokuroku/.../soka0010004.html
    御義口伝』の解説 『御義口伝』(おんぎくでん)は『就注法華経御義口傳』が正式名称で ある。『御義口伝』は日蓮大聖人(貞応元年・1222~弘安五年・1282)の「妙法蓮華経 」の御講述を日興上人(寛元四年・1246~元弘三年・1333)が筆録された書で、弘安 元 ...

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  31.        /~本門D、観普賢菩薩行法経
          /__\
         /(流通分)
        /__\/__\
       /\ 妙法蓮  /一品二半E
      /__\ 華経 /本門D~
     /(序分)\  B(正宗分)
    無量義経/__\/__迹門C_\
    \    ((正宗分))   /\
    序文))  無量義経・  ((流通分)) 
    華巌・   法華経・     涅槃経等
    阿含・   観普賢菩薩行法経
    方等・   A
    般若部の
    法華以前の諸経

     五重三段とは、
    A一代一経三段・
    B法華経一経三段・
    C迹門熟益三段・
    D本門脱益三段・
    E文底下種三段

    日蓮『観心本尊抄』より。五重三段とは、
    (第一重) 一代一経三段 ◎釈尊一代五十年の経々を三段に分けて判釈A
    (第二重)法華経一経三段 ◎第一重の正宗分を序・正・流通の三段に分けて判釈B
    (第三重)迹門熟益三段 ◎法華三部経のうち、無量義経と法華経迹門を三段に分けて判釈C
    (第四重)本門脱益三段 ◎法華三部経のうち、法華経本門と観普賢菩薩行法経を三段に分けて判釈D
    (第五重)文底下種三段 ◎文底下種の法門より、仏教の一切を括って三段に分けた判釈E
    http://homepage3.nifty.com/y-maki/hihan/gojyusanndan.htm

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  32. カントはアンチノミーを
    数学的なアンチノミーと力学的なアンチノミーとに分けている

    量質は前者 (不増不滅、不垢不浄)
    関係様相は後者(不生不滅、諸法空相)

    前者はそれぞれ排中律が適応され、
    後者は共立可能

    これだけでも進歩だ
    というか数学と科学に進歩の余地を残している

    ゲーデルもハッブルもカントに言及しているのは偶然ではない

    「信仰に余地を求めるために、知識を除去しなければならなかった」(純理2版序)という
    カント自身の言葉をもじって言えば、
    「信仰に余地を求めるために、論理学を除去しなかった」と言えるのだ。


    カントは数学的なアンチノミーと力学的なアンチノミーとを分けている

    量質は前者 (不増不滅、不垢不浄)
    関係様相は後者(不生不滅、諸法空相)

    前者は排中律が適応され、
    後者は共立可能

    これだけでも進歩だ
    というか数学と科学の進歩に余地を残している

    ゲーデルもハッブルもカントに言及しているのは偶然ではない

    「信仰に余地を求めるために、知識を除去しなければならなかった」(2版序)という
    カント自身の言葉をもじって言えば、
    「信仰に余地を求めるために、論理学を除去しなかった」と言えるのだ。


    日蓮はヘーゲルのように歴史をトリアーデの展開と捉える
    ただしヘーゲルのように絶対精神が西欧近代には置かれず
    到達点は法華経の中に措定される

    カントが第一批判から積み上げたのと逆に
    法華経は浄土のヴィジョンを提示する

    あえてカントに対応させるなら

    永遠平和は可能
    機械法則は当てはまらない
    趣味判断に概念はいらない
    徳の戒律が幸福につながる、と下降する

    阿僧祇劫に於いて 常に霊鷲山 及び余の諸の住處に在り 
    衆生劫尽きて 大火に焼かるると見る時も 我が此の土は安穏にして 天人常に充満せり
    園林諸の堂閣 種種の宝をもって荘厳し 宝樹華果多くして 衆生の遊楽する所なり 諸天天鼓を撃って 
    常に衆の伎楽を作し 曼陀羅華を雨らして 仏及大衆に散ず

     十の五十六乗劫のあいだ、わたしはつねに、
    この霊鷲山もしくは別の場所にいつづけているのです。  
     生きとし生けるものが、この世の終わりがきて、
    世界がすべて焼き尽くされていると見たり思ったりしているときも、
    わたしがいる世界は安穏なのです。
     天人が舞い踊り、緑したたる樹林があり、いろいろな宝石で飾られた絢爛豪華な建物があまたあるのです。
     宝石でできた樹木や、花や実をつけた樹木が、たくさんあって、生きとし生けるものはみな、楽しく暮らしているのです。
     空のうえでは、つねに神々が太鼓を打ち鳴らし、さまざまな楽器をかなで、たとえようもなく美しい花が、
    雨のように、仏やその弟子たちの頭上に、降り注いでいるのです。




    日蓮はヘーゲルのように歴史をトリアーデの(フラクタル的)展開と捉える
    http://tidouji.la.coocan.jp/hihan/gojyusanndan.htm
    ただしヘーゲルのように絶対精神が西欧近代には置かれず
    到達点は法華経の中に措定される

    カントが第一批判から積み上げたのと逆に
    法華経は浄土のヴィジョンを提示する

    あえてカントに対応させるなら

    永遠平和は可能
    機械法則は当てはまらない
    趣味判断に概念はいらない
    徳の戒律が幸福につながる…、と遡行する

    対話主義は共通しているが

    阿僧祇劫に於いて 常に霊鷲山 及び余の諸の住處に在り 
    衆生劫尽きて 大火に焼かるると見る時も 我が此の土は安穏にして 天人常に充満せり
    園林諸の堂閣 種種の宝をもって荘厳し 宝樹華果多くして 衆生の遊楽する所なり 諸天天鼓を撃って 
    常に衆の伎楽を作し 曼陀羅華を雨らして 仏及大衆に散ず

     十の五十六乗劫のあいだ、わたしはつねに、
    この霊鷲山もしくは別の場所にいつづけているのです。  
     生きとし生けるものが、この世の終わりがきて、
    世界がすべて焼き尽くされていると見たり思ったりしているときも、
    わたしがいる世界は安穏なのです。
     天人が舞い踊り、緑したたる樹林があり、いろいろな宝石で飾られた絢爛豪華な建物があまたあるのです。
     宝石でできた樹木や、花や実をつけた樹木が、たくさんあって、生きとし生けるものはみな、楽しく暮らしているのです。
     空のうえでは、つねに神々が太鼓を打ち鳴らし、さまざまな楽器をかなで、たとえようもなく美しい花が、
    雨のように、仏やその弟子たちの頭上に、降り注いでいるのです。

    法華経寿量品より

    然るに今、実の滅度に非ざれども、而も便ち、唱えて當に滅度を取るべしと言う。
    (こういうわけで、如来は、ほんとうは死なないのだけれど、死ぬのだと言うのです。)


    今年は偉人の死が続いたが、寿量品の比喩が身に染みる


    《然るに今、実の滅度に非ざれども、而も便ち、唱えて當に滅度を取るべしと言う。

    (こういうわけで、如来は、ほんとうは死なないのだけれど、死ぬのだと言うのです。)


    阿僧祇劫に於いて 常に霊鷲山 及び余の諸の住處に在り 
    衆生劫尽きて 大火に焼かるると見る時も 我が此の土は安穏にして 天人常に充満せり
    園林諸の堂閣 種種の宝をもって荘厳し 宝樹華果多くして 衆生の遊楽する所なり 諸天天鼓を撃って 
    常に衆の伎楽を作し 曼陀羅華を雨らして 仏及大衆に散ず

    (十の五十六乗劫のあいだ、わたしはつねに、
    この霊鷲山もしくは別の場所にいつづけているのです。  
     生きとし生けるものが、この世の終わりがきて、
    世界がすべて焼き尽くされていると見たり思ったりしているときも、
    わたしがいる世界は安穏なのです。
     天人が舞い踊り、緑したたる樹林があり、いろいろな宝石で飾られた絢爛豪華な建物があまたあるのです。
     宝石でできた樹木や、花や実をつけた樹木が、たくさんあって、生きとし生けるものはみな、楽しく暮らしているのです。
     空のうえでは、つねに神々が太鼓を打ち鳴らし、さまざまな楽器をかなで、たとえようもなく美しい花が、
    雨のように、仏やその弟子たちの頭上に、降り注いでいるのです。)》

    法華経寿量品より


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  33. 日蓮はヘーゲルのように歴史をトリアーデの(フラクタル的)展開と捉える
    http://tidouji.la.coocan.jp/hihan/gojyusanndan.htm
    ただしヘーゲルのように絶対精神が西欧近代には置かれず
    到達点は法華経の中に措定される

    カントが第一批判から積み上げたのと逆に
    法華経は浄土のヴィジョンを提示する

    あえてカントに対応させるなら

    永遠平和は可能
    機械法則は当てはまらない
    趣味判断に概念はいらない
    徳の戒律が幸福につながる…、と遡行する

    対話主義は共通しているが

    阿僧祇劫に於いて 常に霊鷲山 及び余の諸の住處に在り 
    衆生劫尽きて 大火に焼かるると見る時も 我が此の土は安穏にして 天人常に充満せり
    園林諸の堂閣 種種の宝をもって荘厳し 宝樹華果多くして 衆生の遊楽する所なり 諸天天鼓を撃って 
    常に衆の伎楽を作し 曼陀羅華を雨らして 仏及大衆に散ず

     十の五十六乗劫のあいだ、わたしはつねに、
    この霊鷲山もしくは別の場所にいつづけているのです。  
     生きとし生けるものが、この世の終わりがきて、
    世界がすべて焼き尽くされていると見たり思ったりしているときも、
    わたしがいる世界は安穏なのです。
     天人が舞い踊り、緑したたる樹林があり、いろいろな宝石で飾られた絢爛豪華な建物があまたあるのです。
     宝石でできた樹木や、花や実をつけた樹木が、たくさんあって、生きとし生けるものはみな、楽しく暮らしているのです。
     空のうえでは、つねに神々が太鼓を打ち鳴らし、さまざまな楽器をかなで、たとえようもなく美しい花が、
    雨のように、仏やその弟子たちの頭上に、降り注いでいるのです。

    法華経寿量品より

    然るに今、実の滅度に非ざれども、而も便ち、唱えて當に滅度を取るべしと言う。
    (こういうわけで、如来は、ほんとうは死なないのだけれど、死ぬのだと言うのです。)


    今年は偉人の死が続いたが、寿量品の比喩が身に染みる

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  34. 法華経 - Wikipedia
    https://ja.wikipedia.org/wiki/法華経
    法華七喩(ほっけしちゆ) 編集
    法華経では、7つのたとえ話として物語が説かれている。これは釈迦仏がたとえ話を用いてわかりやすく衆生を教化した様子に則しており、法華経の各品でもこの様式を用いてわかりやすく教えを説いたものである。これを法華七喩、あるいは七譬(しちひ)ともいう。

    三車火宅(さんしゃかたく、譬喩品)
    長者窮子(ちょうじゃぐうじ、信解品)
    三草二木(さんそうにもく、薬草喩品)
    化城宝処(けじょうほうしょ、化城喩品)
    衣裏繋珠(えりけいしゅ、五百弟子受記品)
    髻中明珠(けいちゅうみょうしゅ、安楽行品)
    良医病子(ろういびょうし、如来寿量品)
    詳細は法華七喩の項目を参照

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  35. 10月15日
    近年は偉人の死が続いたが、寿量品の比喩が身に染みる

    然るに今、実の滅度に非ざれども、而も便ち、唱えて當に滅度を取るべしと言う。
    (こういうわけで、如来は、ほんとうは死なないのだけれど、死ぬのだと言うのです。)

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  36. 親鸞の二双四重はカント
    日蓮の五重三段はヘーゲルを想起させる

    2×2の四分割
    フラクタルな三分割


    親鸞(しんらん、承安3年4月1日 - 弘長2年11月28日 [注釈 5])は、鎌倉時代前半から中期にかけての日本の僧。浄土真宗の宗祖とされる[注釈 6]。


    日蓮 - Wikipedia
    ja.wikipedia.org/wiki/日蓮
    日蓮(にちれん、貞応元年(1222年)2月16日 - 弘安5年(1282年)10月13日)は、鎌倉 時代の仏教の僧。鎌倉仏教のひとつである日蓮宗・法華宗の宗祖。滅後に皇室から 日蓮大菩薩(後光厳天皇、1358年)と立正大師(大正天皇、1922年)の諡号を追贈され た。
    立正安国論-日蓮宗-安房国-池上本門寺




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  37. 植木雅俊『仏教のなかの男女観』 - 三日坊主日記
    http://blog.goo.ne.jp/a1214/e/6b14cc0e42a0ede60a9535802fcafd05
    ある席で女性は仏になれないという話になったので、つい知ったかぶりをして、女性が仏になるためには変成男子といって、男に変身してそれから仏になるんだ、それは『法華経』によるとチンポが生えてくることなんだという話をした。
    とはいうものの、本当かどうか心配になって植木雅俊訳『法華経』を調べてみた。

    文殊菩薩が、8歳になる龍女(龍王の娘)が将来仏になるだろう(「正しく完全な覚りを覚ることができる」)と予言する。
    それに対して、智積菩薩は龍王の娘が「正しく完全な覚りを覚ることができるということを、いったい誰が信ずるでしょうか」と疑い、舎利弗はブッダの位に達した女性はいない、「理由は何か? 女性は、今日まで五つの位に到達したことはないからだ。五つとは何々であるか? 第一はブラフマー神の位、第二はインドラ神の位、第三は大王の位、第四は転輪王の位、第五は不退転の菩薩の位である」と否定する。
    すると、「一切世間の人々の眼前において、また長老シャーリプトラの眼前において、女性の性器が消えてなくなり、男性の性器が現われ、そして、サーガラ龍王の娘は、自ら真の菩薩であることをはっきり示した」。
    そして龍女は自分が覚った姿や、衆生に説法している姿を示したので、智積菩薩と舎利弗は沈黙してしまった。
    というようなことが『法華経』「提婆達多品」に説かれている。

    植木雅俊氏は注に
    「「女性の性器が消えてなくなり、男性の性器が現われ」という箇所は、「変成男子」と漢訳された。この言葉尻をとらえて、「女性に対する差別」「時代思潮の制約から完全には自由になっていない限界」などといった論評がなされている。ところが、原文の前後を読むと、変成男子は、女性の成仏に必要不可欠な条件として描写されているのではなく、小乗仏教の偏頗な女性観にとらわれた人に、女性の成仏が可能なことを説得するための手段として用いられていることが分かる」
    と書いている。

    私も仏教は女性差別をしている、その表れが変成男子だと思っていた。
    そこで、植木雅俊氏の『仏教のなかの男女観』を読んだみたのだが、これがおもしろい。
    フェミニズムからの仏教批判は「仏教という宗教は「女人五障」説のように女性を男性の枠外に「排除」するか、さもなければ「変成男子」のように、女性の性を否定して、男性の性への「一元化」を説いてきたというものである。また、そのような「排除と一元化」の根源は、そもそも「五比丘」から出発した釈尊の原始サンガにあった、との指摘もなされている」。
    田上太秀博士は「原始仏教には差別はないが、大乗仏教は女性差別の宗教である」と断定している。

    しかし、植木雅俊氏は、仏教が女性差別をしているという主張は誤解だと言う。
    「女人五障と変成男子について検討してみると、いずれの批判も文章の前後関係や、歴史的背景を無視して一断面のみをとらえた議論というべきものである」
    「変成男子という言葉の字面だけから、いとも単純に女性蔑視と決めつけるのは、当時の社会的、思想的時代背景を無視した皮相な見方であり、一面的な偏見と言わざるを得ない」

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  38. >法華経の経文には折伏の二文字無し

    文応元年(1260年)
    日蓮は
    相次ぐ災害の原因は人々が
    正法である法華経を信じずに
    浄土宗などの邪法を信じていることにあるとして対立宗派を非難し
    このまま浄土宗などを放置すれば国内では内乱が起こり外国からは侵略を受けると唱え
    正法である法華経を中心とすれば(「立正」)国家も国民も安泰となる(「安国」)と

    真言亡国(しんごんぼうこく)
    禅天魔(ぜんてんま)
    念仏無間(ねんぶつむけん)
    律国賊(りつこくぞく)

    と、しつこく?折伏(しゃくぶく)したんでしょ?

    参照資料として↓
    ttp://www.geocities.jp/shoshu_newmon/nichiren_kyogi9.htm

    >>428
    だから、法華経の中に無いんだよ。
    “折伏”は外から持ってきたと思われる。


    天台大師も日蓮も、インドに於ける経典成立の過程を知らず、サンスクリット語の原典を読んだ訳ではないのです。
    『法華経』のサンスクリット語の原典『サッ・ダルマ・プンダリーカ・スートラ』の直訳を読めば理解できますが、
    インドに於ける『法華経』は「宥和一致」すなわち、仏教徒は属している部派や大乗・小乗等の区別は本来無く、それらは仮初めの相違であって、全ては等しく仏となる尊極の存在であるから、決して仲違いしてはならないと説く経典です。

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  39. 妙法蓮華経。普賢菩薩勧発品第二十八

     その時、普賢菩薩さまは、大菩薩さまが持つ威徳と名聞による自在の神通力により、無量無辺の数える事が出来ない程遠くの東方よりいらっしゃいました。普賢菩薩さまが経過された国々は皆振動し、宝蓮華が降り、無量百千万億の種々の音楽や踊りが出来たのです。また、無数の諸天の神々や、龍、夜叉、鬼、阿修羅、大鷲、御使い、魔物、人非人などの大衆が威徳による神通力により周りを取り囲み、この世界にまでいらしたのです。霊鷲山にいらっしゃると、お釈迦様に深くお辞儀をされ、七回参拝され、お釈迦さまにこのように申し上げました。

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  40.       E
    l     _
    l _C_ _D_
    A ____B__

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  41. 下種(ゲシュ)とは - コトバンク
    kotobank.jp/word/下種-489983
    デジタル大辞泉 - 下種の用語解説 - 仏語。信仰の種を人々にうえつけること。仏法に はじめて結縁(けちえん)する段階をいう。
    下種・下衆・下司(げす)とは - コトバンク
    kotobank.jp/word/下種・下衆・下司-256222
    大辞林 第三版 - 下種・下衆・下司の用語解説 - ( 名 ・形動 ) ① 品性が下劣なこと。また 、そのような人やさま。 「 ...
    下種/下衆/下司(げす)の意味 - goo国語辞書
    dictionary.goo.ne.jp>...>国語辞書>品詞>辞書>国語辞書>品詞
    げす【下種/下衆/下司】とは。意味や解説、類語。[名・形動]1 心根の卑しいこと。 下劣なこと。また、そのようなさまやその人。「―な根性は持つな」2 身分の低い者。「未 学を軽んぜず―をも侮らず」〈露伴・五重塔〉3 「げし(下司)」に同じ。下種と鷹とに餌を 飼え鷹をえさで手なずけるように、下賤の者には金品を与えるのがよい。下種の後知恵 愚かな者は、必要なときは知恵も出ないで、事が過ぎたあとに名案が浮かぶこと。下種 の一寸のろまの三寸戸を閉めるのに、下種は... - goo国語辞書は27万語以上を収録。
    下種とは - 歴史民俗用語 Weblio辞書
    www.weblio.jp/content/下種
    下種とは?歴史民俗用語。 〘仏〙 仏・菩薩が衆生しゆじように仏となる可能性を与える こと。 → げす(下種)

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  42. 検索
    リンク表示:

    「観心本尊抄」(かんじんのほんぞんしょう)

    「如来滅後五五百歳始観心本尊抄[にょらいめつごごのごひゃくさいにはじむかんじんのほんぞんしょう]」の略。文永10年(1273年)4月25日、日蓮大聖人が52歳の時、佐渡流罪中に一谷(新潟県佐渡市市野沢)で御述作になり、下総国葛飾郡八幡荘若宮(千葉県市川市若宮)の富木常忍に与えられた書(238㌻)。御真筆は中山法華経寺に現存する。五大部の一つ。前半では観心について明かされている。具体的には観心とは凡夫が己心を観じて十界を見ること、また一念三千の仏種は南無妙法蓮華経に納まっていることを示され、末法では本門の本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱えることが成仏のための観心の修行であるという受持即観心の法門が示される。後半では本尊について明かされ、五重三段を説いて曼荼羅本尊のすがたとその本尊を建立し弘通する人が明かされる。▷観心/五重三段/受持即観心/本尊

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  43. https://k-dic.sokanet.jp/五重三段(ごじゅうさんだん)/
    検索
    リンク表示:

    五重三段(ごじゅうさんだん)

    日蓮大聖人が「観心本尊抄」(248,249㌻)において、釈尊が説いた教説を5重にわたって、序分・正宗分・流通分の3段に分けたもの。①一代一経三段②法華十巻三段③迹門熟益三段④本門脱益三段⑤文底下種三段の五つをいう。この五重三段を明かすことを通して、釈尊をはじめ三世十方の仏が説こうとした最も根本の教えとは南無妙法蓮華経であること、また、その法を直ちに顕したのが「本門の本尊」であるということを示されていく。

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  44. 『法華経』

    参照:http://www.myofukuji.or.jp/okyo/index.html

    >>468
              妙 法 蓮 華 経 総 科>>462A
      ┏━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段>>463B                       二経二段┃                                 ┃
    ┣序━巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃分┏    方便品第2━━┳━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
    ┃ ┃           ┗━━正説━┓         ┃ ┃ ┃
    ┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓   ┃正┃ ┃
    ┃ ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃   ┣宗┫ ┃
    ┃ ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛     ┃   ┃分┃ ┃
    ┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃   ┃ ┃C┃
    ┃ ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━譬喩周━╋━━━┛ ┃迹┃
    ┃ ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫     ┃     ┣門┫>>465
    ┃ ┃    授記品第6━━━━━授記━┛     ┃     ┃ ┃



    >>
    ┃ ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓    ┃     ┃ ┃
    ┃ ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛     ┃ ┃
    ┃ ┃          ┣━╋━述成━╋┛          ┃ ┃
    ┃正┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛           ┃ ┃
    ┣宗┫    法師品第10━┳━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃
    ┃分┃    宝塔品第11━┛     未来の流通を勧む  ┃流┃ ┃
    >>463巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━━━━━━━╋通┛ ┃
    ┃ ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━━━━━━━┫分  ┃
    ┃ ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━━━━━━━┛   ┃
    ┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃ ┃    従地涌出品第15━━┫             分┃ ┃
    ┃ ┃              ┗━━━━━━━━━━━━┓ ┃D┃
    ┃ ┃巻第六 如来寿量品第16━━近を開いて遠を顕す┓   ┣正╋本┛>>466
    ┃ ┗            ┏━法身の記を授く━━╋━━━┛宗┃門
    ┃      分別品第17━━╋━領解を申す━━━━┛    分┃
    ┃ ┏            ┗┓              E┃>>467
    ┃ ┃    随喜品第18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓  ┃




    >>
    >>
    ┃ ┃    功徳品第19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋┓ ┃
    ┃ ┃巻第七 不軽品第20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛┃流┃
    ┃流┃    如来神力品第21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓┣通┛
    ┗通┫    嘱累品第22━━━━総付嘱━━┛      ┃┃分>>466
     分┃    薬王品第23━━━━苦行━━━┓      ┃┃
    >>463    妙音品第24━┳━━三昧━━━┫      ┣┛
      ┃巻第八 普門品第25━┛       ┣━━化他流通┫
      ┃    陀羅尼品第26━━━総持━━━┫      ┃
      ┃    厳王品第27━━━━誓願━━━┛      ┃
      ┗    勧発品第28━━━━神通━━━━━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』
    サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     
    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html
    無量義経 http://www.geocities.jp/bukkyouni/2muryougikyou.htm
    無量義経徳行品第一(現代語訳)
    http://p.booklog.jp/book/21562/page/267165

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  45. 『法華経』

    参照:http://www.myofukuji.or.jp/okyo/index.html

              妙 法 蓮 華 経 総 科A
      ┏━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段                           二経二段┃                                 ┃
    ┣序━巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃分┏    方便品第2━━┳━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
    ┃ ┃           ┗━━正説━┓         ┃ ┃ ┃
    ┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓   ┃正┃ ┃
    ┃ ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃   ┣宗┫ ┃
    ┃ ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛     ┃   ┃分┃ ┃
    ┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃   ┃ ┃C┃
    ┃ ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━譬喩周━╋━━━┛ ┃迹┃
    ┃ ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫     ┃     ┣門┫
    ┃ ┃    授記品第6━━━━━授記━┛     ┃     ┃ ┃
    ┃ ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓    ┃     ┃ ┃
    ┃ ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛     ┃ ┃
    ┃ ┃          ┣━╋━述成━╋┛          ┃ ┃
    ┃正┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛           ┃ ┃
    ┣宗┫    法師品第10━┳━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃
    ┃分┃    宝塔品第11━┛     未来の流通を勧む  ┃流┃ ┃
    ┃ ┃巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━━━━━━━╋通┛ ┃
    ┃ ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━━━━━━━┫分  ┃
    ┃ ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━━━━━━━┛   ┃
    ┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃ ┃    従地涌出品第15━━┫             分┃ ┃
    ┃ ┃              ┗━━━━━━━━━━━━┓ ┃D┃
    ┃ ┃巻第六 如来寿量品第16━━近を開いて遠を顕す┓   ┣正╋本┛
    ┃ ┃            ┏━法身の記を授く━━╋━━━┛宗┃門
    ┃ ┗    分別品第17━━╋━領解を申す━━━━┛    分┃
    ┃ ┏            ┗┓              E┃
    ┃ ┃    随喜品第18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓  ┃
    ┃ ┃    功徳品第19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋┓ ┃
    ┃ ┃巻第七 不軽品第20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛┃流┃
    ┃流┃    如来神力品第21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓┣通┛
    ┗通┫    嘱累品第22━━━━総付嘱━━┛      ┃┃分
     分┃    薬王品第23━━━━苦行━━━┓      ┃┃
      ┃    妙音品第24━┳━━三昧━━━┫      ┣┛
      ┃巻第八 普門品第25━┛       ┣━━化他流通┫
      ┃    陀羅尼品第26━━━総持━━━┫      ┃
      ┃    厳王品第27━━━━誓願━━━┛      ┃
      ┗    勧発品第28━━━━神通━━━━━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』
    サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     
    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html
    無量義経 http://www.geocities.jp/bukkyouni/2muryougikyou.htm
    無量義経徳行品第一(現代語訳)
    http://p.booklog.jp/book/21562/page/267165

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  46. https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E8%8F%AF%E7%B5%8C

    妙法蓮華経二十八品一覧 編集
    前半14品(迹門)
    第1:序品(じょほん)
    第2:方便品(ほうべんぼん)
    第3:譬喩品(ひゆほん)
    第4:信解品(しんげほん)
    第5:薬草喩品(やくそうゆほん)
    第6:授記品(じゅきほん)
    第7:化城喩品(けじょうゆほん)
    第8:五百弟子受記品(ごひゃくでしじゅきほん)
    第9:授学無学人記品(じゅがくむがくにんきほん)
    第10:法師品(ほっしほん)
    第11:見宝塔品(けんほうとうほん)
    第12:提婆達多品(だいばだったほん)
    第13:勧持品(かんじほん)
    第14:安楽行品(あんらくぎょうほん)
    後半14品(本門)
    第15:従地湧出品(じゅうじゆじゅつほん)
    第16:如来寿量品(にょらいじゅうりょうほん)
    第17:分別功徳品(ふんべつくどくほん)
    第18:随喜功徳品(ずいきくどくほん)
    第19:法師功徳品(ほっしくどくほん)
    第20:常不軽菩薩品(じょうふきょうぼさつほん)
    第21:如来神力品(にょらいじんりきほん)
    第22:嘱累品(ぞくるいほん)
    第23:薬王菩薩本事品(やくおうぼさつほんじほん)
    第24:妙音菩薩品(みょうおんぼさつほん)
    第25:観世音菩薩普門品(かんぜおんぼさつふもんほん)(観音経)[注釈 6]
    第26:陀羅尼品(だらにほん)
    第27:妙荘厳王本事品(みょうしょうごんのうほんじほん)
    第28:普賢菩薩勧発品(ふげんぼさつかんぼつほん)
    その他の追加部分 編集
    第29:廣量天地品(こうりょうてんちぼん)[4]
    第30:馬明菩薩品(めみょうぼさつぼん)[5]
    28品のほか、以上の追加部分も成立しているが、偽経扱いとなり普及しなかった。「度量天地品第二十九」は冒頭部分のみを除いて失われている。『妙法蓮華経』28品と同じくネット上でも大正新脩大蔵経データベースで閲覧できる。

    法華七喩(ほっけしちゆ) 編集
    法華経では、7つのたとえ話として物語が説かれている。これは釈迦仏がたとえ話を用いてわかりやすく衆生を教化した様子に則しており、法華経の各品でもこの様式を用いてわかりやすく教えを説いたものである。これを法華七喩、あるいは七譬(しちひ)ともいう。

    三車火宅(さんしゃかたく、譬喩品)
    長者窮子(ちょうじゃぐうじ、信解品)
    三草二木(さんそうにもく、薬草喩品)
    化城宝処(けじょうほうしょ、化城喩品)
    衣裏繋珠(えりけいしゅ、五百弟子受記品)
    髻中明珠(けいちゅうみょうしゅ、安楽行品)
    良医病子(ろういびょうし、如来寿量品)
    詳細は法華七喩の項目を参照
    成立年代 編集

    『法華経』の成立時期については諸説ある。

    代表的な説として布施浩岳が『法華経成立史』(1934)で述べた説がある[6]。これは段階的成立説で、法華経全体としては3類、4記で段階的に成立した、とするものである。第一類(序品〜授学無学人記品および随喜功徳品の計10品)に含まれる韻文は紀元前1世紀ころに思想が形成され、紀元前後に文章化され、長行(じょうごう)と呼ばれる散文は紀元後1世紀に成立したとし、第二類(法師品〜如来神力品の計10品)は紀元100年ごろ、第三類(7品)は150年前後に成立した、とした[6]。その後の多くの研究者たちは、この説に大きな影響を受けつつ、修正を加えて改良してきた[6]。だが、近年になって苅谷定彦によって、「序品〜如来神力品が同時成立した」とする説[7]が唱えられたり、「勝呂信静によって27品同時成立説[8]が唱えられたことによって、成立年代特定の問題は『振り出しにもどった』というのが現今の研究の状況だ」と管野博史は1998年刊行の事典において解説した[6]。

    中村元は、(法華経に含まれる)《長者窮子の譬喩》に見られる、金融を行って利息を取っていた長者の臨終の様子から、「貨幣経済の非常に発達した時代でなければ、このような一人富豪であるに留まらず国王等を畏怖駆使せしめるような資本家はでてこないので、法華経が成立した年代の上限は西暦40年である」と推察した[9]。また、渡辺照宏も、「50年間流浪した後に20年間掃除夫だった男が実は長者の後継者であると宣言される様子から、古来インド社会はバラモンを中心とした強固なカースト制度があり、たとえ譬喩であってもこうしたケースは現実味が乏しく、もし考え得るとすればバラモン文化の影響が少ない社会環境でなければならない[10]」と述べた。

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  47. https://blogs.yahoo.co.jp/ts19570728/66639431.html?__ysp=5rOV6I%2Bv57WMIOW3uyA4

    法華経は八巻二十八品からなり、開経の無量義経、結経の仏説観普賢菩薩行法経各一巻を入れて十巻
    ともいう。その内容を巻別にあげれば、
    無量義経:徳行品第一、説法品第二、十功徳品第三
    妙法蓮華経巻一:序品第一、方便品第二
    妙法蓮華経巻二:譬喩品第三、信解品第四
    妙法蓮華経巻三:薬草喩品第五、授記品第六、化城喩品第七
    妙法蓮華経巻四:五百弟子受記品第八、授学無学人記品第九、法師品第十、見宝塔品第十一
    妙法蓮華経巻五:提婆達多品第十二、勧持品第十三、安楽行品第十四、従地涌出品第十五
    妙法蓮華経巻六:如来寿量品第十六、分別功徳品第十七、随喜功徳品第十八、法師功徳品第十九
    妙法蓮華経巻七:常不軽菩薩品第二十、如来神力品第二十一、嘱累品第二十二、薬王菩薩本事品第二十三
            妙音菩薩品第二十四
    妙法蓮華経巻八:観世音菩薩普門品第二十五、陀羅尼品第二十六、妙荘厳王本事品第二十七
            普賢菩薩勧発品第二十八
    仏説観普賢菩薩行法経

    -聖教新聞社「教学小辞典」より-

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  48. 483:

    『法華経』

    参照:http://www.myofukuji.or.jp/okyo/index.html

    >>468
              妙 法 蓮 華 経 総 科>>462A
      ┏━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段>>463B                       二経二段                                ┃                                 ┃ 
    ┣序━巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃分┏    方便品第2━━┳━━略して三を開いて一を顕す━┓分┃ ┃
    ┃ ┃           ┗━━正説━┓         ┃ ┃ ┃
    ┃ ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓   ┃正┃ ┃
    ┃ ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃   ┣宗┫ ┃
    ┃ ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛     ┃   ┃分┃ ┃
    ┃ ┃          ┗━━━正説━┓     ┃   ┃ ┃C┃
    ┃ ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━譬喩周━╋━━━┛ ┃迹┃
    ┃ ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫     ┃     ┣門┫>>465
    ┃ ┃    授記品第6━━━━━授記━┛     ┃     ┃ ┃
    ┃ ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓    ┃     ┃ ┃
    ┃ ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛     ┃ ┃
    ┃ ┃          ┣━╋━述成━╋┛          ┃ ┃
    ┃正┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛           ┃ ┃
    ┣宗┫>>463 法師品第10━┳━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃
    ┃分┃    宝塔品第11━┛               ┃流┃ ┃
    ┃ ┃巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━━━━━━━╋通┛ ┃
    ┃ ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━━━━━━━┫分  ┃
    ┃ ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━━━━━━━┛   ┃
    ┃ ┃              ┏━━━━━━━━━━━━━序┓ ┃
    ┃ ┃    従地涌出品第15━━┫             分┃ ┃
    ┃ ┃              ┗━━━━━━━━━━━━┓ ┃D┃
    ┃ ┃巻第六 如来寿量品第16━━近を開いて遠を顕す┓   ┣正╋本┛>>466
    ┃ ┗            ┏━法身の記を授く━━╋━━━┛宗┃門
    ┃      分別品第17━━╋━領解を申す━━━━┛E>>467分┃
    ┃ ┏            ┗┓               ┃
    ┃ ┃    随喜品第18━━━┻初品の因の功徳━━━━━┓  ┃
    ┃ ┃    功徳品第19━━━━初品の果の功徳━━━━━╋┓ ┃
    ┃ ┃巻第七 不軽品第20━━━━信毀の罪福━━━━━━━┛┃流┃
    ┃流┃    如来神力品第21━━別付嘱━━┳━━嘱累流通┓┣通┛
    ┗通┫>>463 嘱累品第22━━━━総付嘱━━┛      ┃┃分>>466
     分┃    薬王品第23━━━━苦行━━━┓      ┃┃
      ┃    妙音品第24━┳━━三昧━━━┫      ┣┛
      ┃巻第八 普門品第25━┛       ┣━━化他流通┫
      ┃    陀羅尼品第26━━━総持━━━┫      ┃
      ┃    厳王品第27━━━━誓願━━━┛      ┃
      ┗    勧発品第28━━━━神通━━━━━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』
    サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     
    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html
    無量義経 http://www.geocities.jp/bukkyouni/2muryougikyou.htm
    無量義経徳行品第一(現代語訳)
    http://p.booklog.jp/book/21562/page/267165

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  49. 483:

    『法華経』

    参照:http://www.myofukuji.or.jp/okyo/index.html

    >>468
                      法華経>>462A
      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段>>463B                         二経二段┃                                   ┃
    ┣序分  巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━━━━序分━┓  ┃
    ┃   ┏    方便品第2━━┳━━━━━━━━━━━━┓   ┃  ┃
    ┃   ┃           ┗━━正説━┓      ┃   ┃  ┃
    ┃   ┃            ┏━領解━╋━法説周━┓┃   ┃  ┃
    ┃   ┃          ┏━╋━述成━┫     ┃┣正宗分┫  ┃
    ┃   ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛     ┃┃   ┃  ┃
    ┃   ┃          ┗━━━正説━┓     ┃┃   ┃  ┃
    ┃   ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━譬喩周━╋┛   ┃C ┃
    ┃   ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫     ┃    ┣迹門┫>>465
    ┃   ┃    授記品第6━━━━━授記━┛     ┃    ┃  ┃
    ┃   ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓    ┃    ┃  ┃
    ┃   ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣因縁周━┛    ┃  ┃
    ┃   ┃          ┣━╋━述成━╋┛         ┃  ┃
    ┃   ┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛          ┃  ┃
    ┣正宗分┫>>463 法師品第10━┳━━━━━━━━━━━━┓   ┃  ┃
    ┃   ┃    宝塔品第11━┛            ┃   ┃  ┃
    ┃   ┃巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━━━━╋流通分┛  ┃
    ┃   ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━━━━┫      ┃
    ┃   ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━━━━┛      ┃
    ┃   ┃              ┏━━━━━━━━━━序分━┓  ┃
    ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫             ┃  ┃
    ┃   ┃              ┗━━━━━━━━━┓   ┃D ┃
    ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━近を開いて遠を顕す┓┣正宗分╋本門┛>>466
    ┃   ┗            ┏━法身の記を授く━━╋┛>>467┃
    ┃        分別品第17━━╋━領解を申す━━━━┛    ┃
    ┃   ┏            ┗┓              ┃
    ┃   ┃    随喜品第18━━━┻初品の因の功徳━━┓    ┃
    ┃   ┃    功徳品第19━━━━初品の果の功徳━━╋┓   ┃
    ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━信毀の罪福━━━━┛┃   ┃
    ┃   ┃    如来神力品第21━━別付嘱━┳嘱累流通┓┣流通分┛
    ┗流通分┫>>463 嘱累品第22━━━━総付嘱━┛    ┃┃>>466
        ┃    薬王品第23━━━━苦行━━┓    ┃┃
        ┃   _妙音品第24━┳━━三昧━━┫    ┣┛
        ┃巻第八 普門品第25━┛      ┣化他流通┫
        ┃    陀羅尼品第26━━━総持━━┫    ┃
        ┃    厳王品第27━━━━誓願━━┛    ┃
        ┗    勧発品第28━━━━神通━━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』
    サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     
    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html
    無量義経 http://www.geocities.jp/bukkyouni/2muryougikyou.htm
    無量義経徳行品第一(現代語訳)
    http://p.booklog.jp/book/21562/page/267165

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  50. 483:

    『法華経』

    参照:http://www.myofukuji.or.jp/okyo/index.html

    >>468
                   法華経>>462A
      ┏━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段>>463B                      二経二段
    ┃                                ┃
    ┣序分  巻第一━序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓  ┃
    ┃   ┏    方便品第2━━┳━━━━━━━━━┓   ┃  ┃
    ┃   ┃           ┗━━正説━┓   ┃   ┃  ┃
    ┃   ┃            ┏━領解━╋━━┓┃   ┃  ┃
    ┃   ┃          ┏━╋━述成━┫  ┃┣正宗分┫  ┃
    ┃   ┃巻第二 譬諭品第3━┫ ┗━授記━┛  ┃┃   ┃  ┃
    ┃   ┃          ┗━━━正説━┓  ┃┃   ┃  ┃
    ┃   ┃    信解品第4━━━━━領解━╋━━╋┛   ┃C ┃
    ┃   ┃巻第三 薬草諭品第5━━━━述成━┫  ┃    ┣迹門┫>>465
    ┃   ┃    授記品第6━━━━━授記━┛  ┃    ┃  ┃
    ┃   ┃    化城諭品第7━━━━正説━━┓ ┃    ┃  ┃
    ┃   ┃巻第四 五百品第8━┓ ┏━領解━┓┣━┛    ┃  ┃
    ┃   ┃          ┣━╋━述成━╋┛      ┃  ┃
    ┃   ┃    人記品第9━┛ ┗━授記━┛       ┃  ┃
    ┣正宗分┫>>463 法師品第10━┳━━━━━━━━━┓   ┃  ┃
    ┃   ┃    宝塔品第11━┛         ┃   ┃  ┃
    ┃   ┃巻第五 提婆品第12━━━━━━━━━━━╋流通分┛  ┃
    ┃   ┃    勧持品第13━━━━━━━━━━━┫      ┃
    ┃   ┃    安楽行品第14━━━━━━━━━━┛      ┃
    ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
    ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
    ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
    ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛>>466
    ┃   ┗            ┏━━━━━━━╋┛>>467┃
    ┃        分別品第17━━╋━━━━━━━┛    ┃
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    ┃   ┃    随喜品第18━━━┻━━━━━━┓    ┃
    ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
    ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
    ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳嘱累流通┓┣流通分┛
    ┗流通分┫>>463 嘱累品第22━━━━━┛    ┃┃>>466
        ┃    薬王品第23━━苦行━┓    ┃┃
        ┃   _妙音品第24━┳三昧━┫    ┣┛
        ┃巻第八 普門品第25━┛   ┣化他流通┫
        ┃    陀羅尼品第26━総持━┫    ┃
        ┃    厳王品第27━━誓願━┛    ┃
        ┗    勧発品第28━━神通━━自行流通┛

    参照:岩波文庫『法華経下』
    サンスクリット原典では第22品が末尾にまわる。     
    漢訳/訓読:http://www.mitene.or.jp/~hokkekou/hokekyou/hk.html
    無量義経 http://www.geocities.jp/bukkyouni/2muryougikyou.htm
    無量義経徳行品第一(現代語訳)
    http://p.booklog.jp/book/21562/page/267165

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  51. >>468
                   法華経>>462A
      ┏━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段>>463B                      二経六段
    ┃                                ┃
    ┣序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓  ┃
    ┃   ┏                         ┃  ┃
    ┃   ┃    方便品第2~人記品第9━━━━━━━正宗分╋迹門┫>>465
    ┣正宗分┫>>463                      ┃  ┃
    ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┃
    ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
    ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
    ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
    ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛>>466
    ┃   ┗            ┏━━━━━━━╋┛>>467┃
    ┃        分別品第17━━╋━━━━━━━┛    ┃
    ┃   ┏            ┗┓           ┃
    ┃   ┃    随喜品第18━━━┻━━━━━━┓    ┃
    ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
    ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
    ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳嘱累流通┓┣流通分┛
    ┗流通分┫>>463 嘱累品第22━━━━━┛    ┃┃>>466
               ~ 勧発品第28

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  52. >>468
                   法華経>>462A
      ┏━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段>>463B                      二経二段
    ┃                                ┃
    ┃┏序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓  ┃
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    ┃┃   ┃    方便品第2~人記品第9━━━━━━━正宗分╋迹門┫>>465
    ┗╋正宗分┫>>463                      ┃  ┃
     ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┃
     ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
     ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
     ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
     ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛>>466
     ┃   ┗            ┏━━━━━━━╋┛>>467┃
     ┃        分別品第17━━╋━━━━━━━┛    ┃
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     ┃   ┃    随喜品第18━━━┻━━━━━━┓    ┃
     ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
     ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
     ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳━━━━━┻流通分┛
     ┗流通分┫>>463 嘱累品第22━━━━━┛      >>466
             ~勧発品第28

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  53. >>468
                   法華経>>462A┏━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段>>463B                         二経六段
    ┃                                  ┃
    ┃┏序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓   ┃
    ┃┃   ┏                         ┃C  ┃
    ┃┃   ┃    方便品第2~人記品第9━━━━━━━正宗分╋迹門┓┃>>465
    ┗╋正宗分┫>>463                      ┃  ┃┃
     ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┣┛
     ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
     ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
     ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
     ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛ >>466
     ┃   ┗            ┏━━━━━━━╋┛>>467┃
     ┃        分別品第17━━╋━━━━━━━┛ E  ┃
     ┃   ┏            ┗┓           ┃
     ┃   ┃    随喜品第18━━━┻━━━━━━┓    ┃
     ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
     ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
     ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳━━━━━┻流通分┛
     ┗流通分┫>>463 嘱累品第22━━━━━┛      >>466
             ~勧発品第28

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  54. >>468
                   法華経>>462A┏━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段>>463B                         二経六段
    ┃                                  ┃
    ┃┏序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓   ┃
    ┃┃   ┏                         ┃C  ┃
    ┃┃   ┃    方便品第2~人記品第9━━━━━━━正宗分╋迹門┓┃>>465
    ┗╋正宗分┫                         ┃  ┃┃
     ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┣┛
     ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
     ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
     ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
     ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛ >>466
     ┃   ┗            ┏━━━━━━━╋┛>>467┃
     ┃        分別品第17━━╋━━━━━━━┛ E  ┃
     ┃   ┏            ┗┓           ┃
     ┃   ┃    随喜品第18━━━┻━━━━━━┓    ┃
     ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
     ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
     ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳━━━━━┻流通分┛
     ┗流通分┫    嘱累品第22━━━━━┛      
         ┗   ~勧発品第28

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  55.                法華経A
    ┏━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段B                            二経六段
    ┃                                  ┃
    ┃┏序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓   ┃
    ┃┃   ┏                         ┃C  ┃
    ┃┃   ┃    方便品第2~人記品第9━━━━━━━正宗分╋迹門┓┃
    ┗╋正宗分┫                         ┃  ┃┃
     ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┣┛
     ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
     ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
     ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
     ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛ 
     ┃   ┗            ┏━━━━━━━╋┛E   ┃
     ┃        分別品第17━━╋━━━━━━━┛    ┃
     ┃   ┏            ┗┓           ┃
     ┃   ┃    随喜品第18━━━┻━━━━━━┓    ┃
     ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
     ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
     ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳━━━━━┻流通分┛
     ┗流通分┫    嘱累品第22━━━━━┛      
         ┗   ~勧発品第28

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  56.                法華経A
    ┏━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段B                            二経六段
    ┃                                  ┃
    ┃┏序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓   ┃
    ┃┃   ┏                         ┃C  ┃
    ┃┃   ┃    方便品第2~人記品第9━━━━━━━正宗分╋迹門┓┃
    ┗╋正宗分┫                         ┃  ┃┃
     ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┃┃
     ┃   ┃                            ┣┛
     ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
     ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
     ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
     ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛ 
     ┃   ┗            ┏━━━━━━━╋┛E  ┃
     ┃   ┏    分別品第17━━╋━━━━━━━┛    ┃
     ┃   ┃            ┗┓           ┃
     ┃   ┃    随喜品第18━━━┻━━━━━━┓    ┃
     ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
     ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
     ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳━━━━━┻流通分┛
     ┗流通分┫    嘱累品第22━━━━━┛      
         ┗   ~勧発品第28

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  57.                法華経A
    ┏━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段B                            二経六段
    ┃                                  ┃
    ┃┏序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓   ┃
    ┃┃   ┏                         ┃C  ┃
    ┃┃   ┃    方便品第2~人記品第9━━━━━━━正宗分╋迹門┓┃
    ┗╋正宗分┫                         ┃  ┃┃
     ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┃┃
     ┃   ┃                            ┣┛
     ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
     ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
     ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
     ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛ 
     ┃   ┗            ┏━━━━━━━╋┛E  ┃
     ┃   ┏    分別品第17━━╋━━━━━━━┛    ┃
     ┃   ┃            ┗┓           ┃
     ┃   ┃    随喜品第18━━━┻━━━━━━┓    ┃
     ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
     ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
     ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳━━━━┓┣流通分┛
     ┗流通分┫    嘱累品第22━━━━━┛    ┃┃
         ┃    薬王品第23~厳王品第27━━━╋┛
         ┗    勧発品第28━━━━━━━━━━┛


     

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  58.                法華経A
    ┏━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段B                            二経六段
    ┃                                  ┃
    ┃┏序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓   ┃
    ┃┃   ┏                         ┃C  ┃
    ┃┃   ┃    方便品第2~人記品第9━━━━━━━正宗分╋迹門┓┃
    ┗╋正宗分┫                         ┃  ┃┃
     ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┃┃
     ┃   ┃                            ┣┛
     ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
     ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
     ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
     ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛ 
     ┃   ┗            ┏━━━━━━━╋┛E  ┃
     ┃   ┏    分別品第17━━╋━━━━━━━┛    ┃
     ┃   ┃            ┗┓           ┃
     ┃   ┃    随喜品第18━━━┻━━━━━━┓    ┃
     ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
     ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
     ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳嘱累流通┓┣流通分┛
     ┗流通分┫    嘱累品第22━━━━━┛    ┃┃
         ┃    薬王品第23━━苦行━┓    ┃┃
         ┃   _妙音品第24━┳三昧━┫    ┣┛
         ┃巻第八 普門品第25━┛   ┣化他流通┫
         ┃    陀羅尼品第26━総持━┫    ┃
         ┃    厳王品第27━━誓願━┛    ┃
         ┗    勧発品第28━━神通━━自行流通┛

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  59.                法華経A
    ┏━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    一経三段B                            二経六段
    ┃                                  ┃
    ┃┏序分━━巻第一 序品第1━━━━━━━━━━━━━━序分━┓   ┃
    ┃┃                             ┃C  ┃
    ┃┃   ┏    方便品第2━━━━━━┳━━━━━━正宗分╋迹門┓┃
    ┗╋正宗分┫巻第二 譬諭品第3~人記品第9┛         ┃  ┃┃
     ┃   ┃ ~四                      ┃  ┃┃
     ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┃┃
     ┃   ┃                            ┣┛
     ┃   ┃              ┏━━━━━━━序分━┓  ┃
     ┃   ┃    従地涌出品第15━━┫          ┃  ┃
     ┃   ┃              ┗━━━━━━┓   ┃D ┃
     ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛ 
     ┃   ┗            ┏━━━━━━━╋┛E  ┃
     ┃   ┏    分別品第17━━╋━━━━━━━┛    ┃
     ┃   ┃            ┗┓           ┃
     ┃   ┃    随喜品第18━━━┻━━━━━━┓    ┃
     ┃   ┃    功徳品第19━━━━━━━━━━╋┓   ┃
     ┃   ┃巻第七 不軽品第20━━━━━━━━━━┛┃   ┃
     ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳━━━━┓┣流通分┛
     ┗流通分┫    嘱累品第22━━━━━┛    ┃┃
         ┃    薬王品第23~妙音品第24┳━━╋┛
         ┃巻第八 普門品第25~厳王品第27┛  ┃
         ┗    勧発品第28━━━━━━━━━━┛


     

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  60. https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E7%AE%87%E6%A0%BC%E8%A8%80
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    四箇格言
    四箇格言(しかかくげん)は、日蓮宗の宗祖日蓮が他の仏教宗派を批判した言葉である。所謂、真言亡国(しんごんぼうこく)、禅天魔(ぜんてんま)、念仏無間(ねんぶつむけん)、律国賊(りつこくぞく)の四つをいう。『諌暁八幡抄』、『御義口伝上』等に書かれている。

    目次
    概要 編集

    日蓮は、『法華経』を一乗とする立場から、『法華経』に依らない仏教宗派を謗法(誹謗正法の略)だとして批判した。これは『法華経』以前の釈迦が説いた教えは、全て方便で説かれた物であるから成仏する道ではない、という爾前無得道論(にぜんむとくどうろん)に基づく主張で、それを各宗派の教えの特徴に合わせて批判した物である。

    真言亡国 編集

    真言宗では、『法華経』などの経典は応身の釈迦が説法した物で、『大日経』は法身の大日如来が説法した物であるとし「大日如来に比べれば釈迦は無明の辺域であり、草履取りにも及ばない」と説いている。法華経にも一念三千の「理」はあるが、印と真言という「事」が無いから、『大日経』の方が優れている(理同事勝、りどうじしょう)等と主張している。そして真言宗は天台宗の一念三千を密かに盗み取り、自宗の極理としている。

    従って本来の主人である釈迦や『法華経』を卑下し、生国不明の架空の仏で無縁の主である大日如来を立てるから、真言は亡国、亡家、亡人の法で男子が成長しない、という。

    禅天魔 編集

    禅宗は、釈迦が華を拈(ひね)り、大衆の中で大迦葉だけがその意味を悟って破顔微笑(はがんみしょう)した。これを拈華微笑(ねんげみしょう)、以心伝心(いしんでんしん)、見性成仏(けんしょうじょうぶつ)といい、それを以って仏法の未来への附属を大迦葉に与えたとしている。『大梵天王問仏決疑経』の中に「正法眼蔵・涅槃妙心・実相無相の法門があり、文字を立てず教外に別伝して迦葉に付属する」との経文通りに承伝してきた。

    しかし不立文字・教外別伝(ふりゅうもんじ・きょうげべつでん)等と説き、経文を否定している。これは凡夫である自己を過信した仏法を破壊する業(わざ)である。『涅槃経』では「仏の所説に順ぜざる(したがわない)者あれば、当に知るべし、これ魔の眷属なり」と説いている。また偽経である『大梵天王問仏決疑経』等の経典を引用するのは「不立文字」と矛盾相違する行為である。従って禅は天魔の所業である、という。

    念仏無間 編集

    日蓮は、浄土経典は釈迦説法の中で方便権教(仮の教え)の部類であるとする。その根拠は『法華経』の開経である『無量義経(ただし偽経)』に「未顕真実[1]」と説かれていること、『妙法蓮華經玄義』や『注無量義經』といった註釈書に、「四十余年未顕真実[2][3]」とあることに基づく。

    また阿弥陀如来の因位である法蔵菩薩が立願した48願のうち、第十八願の「設我得仏 十方衆生 至心信楽 欲生我国 乃至十念 若不生者 不取正覚 唯除五逆誹謗正法」という誓文に背き、『法華経』を誹謗しているとし、この事は『法華経』「譬喩品」に「この経を毀謗する者は阿鼻獄(無間地獄)に入る[4]」と説かれている通りであるから、念仏は無間地獄への法であるとする。

    また日蓮は、法然が著した『選択本願念仏集』(『選択集』)』の以下の記述について、念仏以外の自力の修行を非難したものとし、「捨」・「閉 」・「閣」・「抛」の字を抜き出して浄土宗批判の標語「捨閉閣抛」(しゃへいかくほう)とした。「捨閉閣抛」とは、「(法然は、)捨て、閉じ、閣(さしお)き、抛(なげう)って(念仏に帰せ)」と説いたとする意である。また『選択集』は、建久9年(1198年)の作であり、日蓮が生れる以前に完成している書である。

    「浄土三部経」を根本経典とする法然は、『選択集』において以下のように浄土門・称名念仏を勧めた。

    「道綽禅師 立聖道浄土二門 而捨聖道正帰浄土之文[5]」(道綽『安楽集』)を受けて、「凡此集中立聖道浄土二門意者 為令捨聖道入浄土門也(略)[6]」と述べて、華厳経や法華経などの諸経と大乗起信論や十住毘婆沙論などの諸論が浄土往生を明かして、聖道門を捨てて浄土門に入ることを勧めていると指摘している。「往生礼讃云 若能如上念念相続 畢命為期者 十即十生 百即百生 何以故 無外雑縁得正念故 与仏本願相応故(略)[7]」(善導『往生礼讃』)を受けて、「私云 見此文 弥須捨雑修専(略)[8]」と述べ、阿弥陀佛の浄土への往生のための修行の中でも、正行(阿弥陀佛に対する読誦・観察・礼拝・称名・讃嘆供養)とその余の雑行のうち、雑行を捨てて正行の専修を勧めている。

    「釈尊不付属定散諸行 唯以念仏付属阿難之文[9]」(『仏説観無量寿経』、および善導『観無量寿経疏』)を受けて、「唯以念仏一行 即使付属流通後世(略)当知 随他之前暫雖開定散門 随自之後還閉定散門 一開以後永不閉者 唯是念仏一門 弥陀本願 釈尊付属 意在此矣 行者応知[10]」と、禅定によって浄土を観想する行(定善)と浄土観によらず上品上生から下品下生の九品の衆生の浄土往生の因となる行(散善)のうちで、最後の下品下生のための散善である称名念仏こそが阿弥陀佛の本意であり、浄土往生のためには称名念仏以外の定善と散善は佛の随自意の法門ではないとして、「一たび開きて以後永く閉じざるはただ是れ念仏の一門、弥陀の本願、釈尊の付属の意はこれにあり、行者応に知るべし」と述べている。

    『選択集』の結びで、「計也 夫速欲離生死 二種勝法中 且閣聖道門選入浄土門 欲入浄土門 正雑二行中 且抛諸雑行選応帰正行 欲修於正行 正助二業中 猶傍於助業選応専正定 正定之業者 即是称仏名 称名 必得生 依仏本願故[11]」と、(機根の劣った末法の凡夫が歴劫修行によってではなく)速やかに輪廻を解脱したいならば、(浄土往生が决定しまた阿弥陀佛の浄土に於いて改めて聖道門を行ずるまでの)しばらくのあいだ聖道門を脇に措いて浄土門を撰び、浄土門に入るならば、正行雑行のうち諸々の雑行をしばらくのあいだ抛てて正行を撰び、更にその中でも正業助業のうち正業である称名念仏に専修することを勧めている。

    律国賊 編集

    律宗(真言律宗を含む)の教えは、釈迦在世の正法時代の法であり、小乗教の250戒などの戒律を根本の教義としている。日本では像法時代の中頃に、衆生の機根を調理する為に広まった物で、個人主義的色彩が強くこれらの戒律は末法の衆生の機根には合わない物であり、現実から遠離した世間を誑惑させる教えである。この様な戒律を説いて清浄を装う律僧は人を惑わし、国を亡ぼす国賊である、という。 また日蓮は教義面だけではなく、当時律宗の代表的な僧侶とされた叡尊・忍性が社会事業の便宜を図る名目で権力者と癒着し、関米徴収権や木戸銭徴収権を得て経済活動を行っていた事についても厳しく批判した。

    脚注

    外部リンク 編集

    SAT DB(大正新脩大藏經テキストデータベース)
    『選擇本願念佛集』(續諸宗部 Vol.83)
    ノート
    最終編集: 5 か月前、匿名利用者

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  61. 批判多き日蓮ですが、すべての人に通ずる、優れた名言を数多く残しております。
    いくつか、ご紹介。



    日蓮は・なかねども・なみだひまなし(諸法実相抄)

    訳)日蓮は泣かないけれども、涙は絶え間なく流れる。


    我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ我日本の大船とならむ等とちかいし願やぶるべからず(開目抄)

    訳)俺が日本の柱となろう。俺が日本の眼となろう。俺が日本の大船となろう。これ等の誓願を破るまい。


    摩訶止観第五に云く「行解既に勤めぬれば三障・四魔・紛然として競い起る」文(種種御振舞御書)

    訳)天台大師の摩訶止観第五にはこのように書いてある。「修業を行うならば、三障・四魔が猛然と競い起って来る」と。


    わざわいは口より出でて身をやぶる・さいわいは心よりいでて我をかざる。(十字御書)

    訳)災いは自分の口から出て、自分の身を破る。幸福は、自分の心から出て、自分をかざる。


    蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり(崇峻天皇御書)

    訳)お金よりも、健康。健康よりも心の豊かさが大切である。


    女人は水のごとし・うつは物にしたがう・女人は矢のごとし・弓につがはさる・女人はふねのごとし・かぢのまかするによるべし、しかるに女人はをとこ・ぬす人なれば女人ぬす人となる・をとこ王なれば女人きさきとなる・をとこ善人なれば女人・仏になる(桟敷女房御返事)

    訳)女は水のようなものだ。容器の形に従う。女は矢のようなものだ。弓に従う。女は船のようなものだ。舵取り次第で方向が変わる。したがって、女は男が盗人ならば、自分も盗人となる。男が王ならば、女は后となる。男が善人ならば、女は仏となる。


    一丈の堀を越えざる者二丈三丈の堀を越えてんや(頼基陳状)

    訳)3メートルの堀(お城の堀)も越えられないものに、6メートル、9メートルの堀が越えられようか?


    鎌倉より京へは十二日の道なり、それを十一日余り歩をはこびて今一日に成りて歩をさしをきては何として都の月をば詠め候べき(新池御書)

    訳)鎌倉から京都へは十二日の旅路である。それを十一日ばかり歩いて、あと一日というところで、足を止めてしまえば、どうして京の都の月を眺めることができょうか?


    よきところ・よきところと申し給はば又かさねて給はらせ給うべし、わろき処・徳分なしなむど候はば天にも人にも・すてられ給い候はむずるに候ぞ、御心へあるべし。(四条金吾殿御返事)

    訳)自分の職場について、「良いところ」「良いところ」と口にしていれば、待遇も良くなるだろう。「悪いところ」「メリットないね」などと言っていれば、天にも人にも捨てられてしまうぞ。心得よ。


    妙法蓮華経の体のいみじくおはしますは何様なる体にておはしますぞと尋ね出してみれば我が心性の八葉の白蓮華にてありける事なり(十如是事)

    訳)「妙法蓮華経」って何なのか?何を意味するのか?そのように尋ねられたならば、こう答えよう。我が心にある八葉の白蓮華であると。





    ※本文は創価学会サイト「日蓮大聖人御書全集 全文検索」使用。


     
     
     

    桑田へのメッセージBOX
    http://9122.teacup.com/sapporo/mbox

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    タグ: 日蓮

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  62.                法華経A
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    一経三段B                            二経六段
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    ┗╋正宗分┫巻第二 譬諭品第3~人記品第9┛         ┃  ┃┃
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     ┃   ┃巻第五 法師品第10~安楽行品第14━━━━流通分┛  ┃┃
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     ┃   ┃巻第六 如来寿量品第16━━━━━━━━┓┣正宗分╋本門┛ 
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     ┃   ┃    如来神力品第21━━━┳━━━━┓┣流通分┛
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         ┗    勧発品第28━━━━━━━━━━┛

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  63.                法華経A
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    一経三段B                            二経六段
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  64. 一経は映画
    二経は連続ドラマ

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  65.                法華経A
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  67.                法華経A
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         ┃巻第八 普門品第25~厳王品第27┛  ┃
         ┗    勧発品第28━━━━━━━━━━┛
         

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  68. 上よりの迫害を受けるによって真の信仰が顕はれる

    日蓮「書簡」

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  69. 信仰 │ 名言集および格言集
    http://www.oyobi.com/maxim01/18_01.html

    上よりの迫害を受けるによつて真の信仰が顕はれる。

    日蓮 「書簡集」

    別冊歴史読本参照

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  70. 日本史「名言名句」総覧 - 157 ページ
    https://books.google.co.jp/books?id...

    新人物往来社 - 1999 - ‎スニペット表示
    麵上よりの迫害を受けるによつて真の信仰が顕はれる。(日蓮「書簡」)疆鳥は人の害せんことを恐れて木末に巣くふ。然れども食のわ 4 しじようきんごどのごへんじために地に下りて締にかかる。(日蓮「四条金吾殿御返事」)豳鳥と虫とは鳴どもなみだをちず。 日蓮はなかねどもなみだしよほうじつそうしようひまなし。(日蓮『諸法実相鈔』)隱それ浄土というも、地獄というも、外には候わず、ただ我等が胸の内にあり。(日蓮)園衆生ほんらい仏なり。水と氷の如くにて、水を離れて氷なく、衆生のほかに仏なし。(白隠慧鶴) 驪神や仏を ...
    矢內原忠雄全集 - 第 24 巻 - 59 ページ
    https://books.google.co.jp/books?id...

    矢內原忠雄, ‎楊井克己 - スニペット表示 - ‎他の版
    竜の口法難の夜、彼は嫌仓から日蓮に従って来、切腹して殉死しようと九月二十一日附、四条金吾頼基への手紙も残ってゐます。金吾は銶倉の武士ですが、武家信徒の中、 日り、日蓮もこの人を終生尊敬しました。下総の人で、日蓮の遠縁の親戚に当り、彼の修学時代から好意をもって学资を支給してくれた大恩人であとあります。

    「上よりの迫害 を受けるによって、真の信仰が顕はれる、」

    と 1 ! :口ふのであります。富木入道はこれには一定と、本より期して候へば、なげかず候。今まで頸の切れぬこそ本意なく候へ。』「上の ...

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  71. >>471
    >『法華経』には
    >『「軽い瞑想をするくらい」のことも書かれていない』ということでつ

    常好坐禅。在於閑処。修摂其心。文殊師利。是名初親近処。
    (常に坐禅を好んで閑かなる処に在って其の心を修摂せよ。文殊師利、是れを初の親近処と名く。)
    ー安楽行品十四ー
    https://www.kosaiji.org/hokke/kaisetsu/hokekyo/5/14.htm

    のほかにも瞑想の話は随所に出てきてたと思うよ

    あと五種妙行の読誦や写経はまず読経が読む瞑想と言われていて瞑想と同じ効果がある
    読経中に読経の調子を観察しながら読経中に湧いてくる雑念もまた観察するという観行が充分可能
    誦は記憶力を高めるのに有効
    写経も読経と同じく観行になる
    解説は人様に解脱できるだけ仏道を追求しないといけないわけでやはり修行になる
    これら妙行を侮ってはならない

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  72. 法華経 - Wikipedia
    ja.wikipedia.org/wiki/法華経
    代表的な説として布施浩岳が『法華経成立史』(1934)で述べた説がある。これは段階的成立説で、法華経全体としては3類、4記で段階的に成立した、とするものである。第一類(序品〜授学無学人記品および随喜功徳品の計10品)に含まれる韻文は紀元前1世紀ころに思想が形成され、紀元前後に文章化され、長行(じょうごう)と呼ばれる散文は紀元後1世紀に成立したとし、第二類(法師品〜如来神力品の計10品)は紀元100年ごろ、第三類(7品)は150年前後に成立した、とした。その後の多くの ...
    内容-流布-経典としての位置づけ
    法華経の成立 (広済寺ホームページ)
    www.kosaiji.org/hokke/hokekyo/seiritsu.htm
    法華経は初期(第一期)大乗仏教の時代に成立した経典であると仏教学者は考えている。初期大乗でも、阿弥陀経、般若経(小品系)の次に成立した。法華経が成立した時代は紀元50年から150年あたりにかけて成立したと考えられるそうだ。 竺法護が『正法華経』 を漢訳したのが、286年である。それ以前には中国あるいは中国西域(シルクロード)に法華経が伝わっていたと考えられる。 法華経の成立した場所. 法華経がインド圏で成立 したことは論を待たないであろう。サンスクリットの写本が、ガンダーラ、ネパール、中央 ...


    華厳経(けごんきょう)とは - コトバンク
    kotobank.jp/word/華厳経-59336
    仏教経典。詳しくは『大方広仏華厳経』。サンスクリット語で書かれた完全な形の原典は未発見。おそらく4世紀頃中央アジアで成立したものであろうといわれる。いわば,小経典を集成して『華厳経』といったもので,最初からまとまって成立したものではなく,各章がおのおの独立した経典であったと考えられる。このうち最古のものと考えられる章は,菩薩の修行の段階を説いた「十地品」で,1~2世紀頃の成立。このほか『華厳経』のなかには,善財童子が法を求めて 53人を歴訪する文学的な美しい求道譚「入法界品」も含まれ ...

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  73. NHK 100分 de 名著 法華経 2018年 4月 [雑誌] (NHKテキスト) Kindle版


    第三章 「譬喩品(ひゆぼん) 」 (第三 )
    「三車火宅(さんしゃかたく)の譬え 」

    …続けて釈尊は言います 。

    「その時 、舎利弗よ 、その資産家は 、腕力が強いのに 、腕力を差し置いて 、巧みなる方便によってそれらの子どもたちを 、その燃え上がった家から脱出させ 、脱出させて後に 、それらの子どもたちに立派な大いなる乗り物を与えた 。まさにそのように 、舎利弗よ 、正しく完全に覚った尊敬されるべき如来もまた 、如来の智慧の力と 、四つの畏れなきことを具えているのに 、如来の智慧の力と四つの畏れなきことを差し置いて 、巧みなる方便という智慧によって 、屋根と覆いが燃え上がっている老朽化した邸宅のようなこの三界 ( * 3 8 )から衆生を脱出させるために 、三つの乗り物 、すなわち声聞のための乗り物 (声聞乗 ) 、独覚果に到る乗り物 (独覚乗 ) 、菩薩のための乗り物 (菩薩乗 )を示されるのである 」

     資産家は自分で子どもたちを抱えて連れ出そうと思えばできた 。でもそれをやらなかった 。ここに仏教の特質が出ていると思います 。相手が納得していないのに強引に外に連れて行くのではなく 、子どもたちが自分で自覚し 、自分たちの意志でそこを抜け出してくることを尊重しているのです 。つまりここで釈尊は 、超能力や神がかり的な救済を説いたのではなく 、方便など言葉を駆使して 、子どもたちの自覚的行動を促したのです 。

    * 3 8三界仏教の世界観で 、悟って成仏することのできないすべての衆生が 、生死流転する三つの迷いの世界 。欲界 (欲望にとらわれた境涯 ) 、色界 (欲界は超克しても 、なお物質的制約を受けている境涯 ) 、無色界 (欲望も物質的制約も超克した純粋精神の境涯 ) 。

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  74. 仏教論争: 「縁起」から仏教の根本を問う (ちくま新書) 新書 – 2018/5/8
    宮崎 哲弥 (著)

    新書
    ¥ 950

    和辻哲郎、三枝充悳といった知識人、仏教学者が繰り広げた、縁起をめぐる論争。犀利な分析で、仏教の根本を浮かび上がらせた渾身作!

    登録情報
    新書: 288ページ
    出版社: 筑摩書房 (2018/5/8)
    言語: 日本語
    ISBN-10: 4480071342
    ISBN-13: 978-4480071347
    発売日: 2018/5/8

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  75. 映画 人間革命
    https://youtu.be/Mak2g-7t3TM

    他力を否定
    主体性による自分自身の変革

    橋本忍
    丹波哲郎

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  76. 映画 人間革命 1973
    https://youtu.be/Mak2g-7t3TM

    橋本忍脚本
    丹波哲郎主演

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  77. 映画 続人間革命 1976
    https://youtu.be/xrTlpsZd4C0

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  78. 「法華経と聖書」久保有政の今月のレムナント 2022年12月
    https://youtu.be/7wHyKHzEr9I

    【全編】法華経のシャカの元はキリストだった(久保有政・解説)
    https://youtu.be/3yot3xWwpwc

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  79. 創価学会発「MMTを知ってほしい会」公明党を変えるのが「鍵」なのか?[三橋TV第671回]松田智臣・三橋貴明・高家望愛

    https://youtu.be/7rbtW26YRUM

    家計と国家財政の関係は日蓮の言う五重三段(ごじゅうさんだん)の関係。フラクタルというよりも次元が違うのである。

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