http://www.freeassociations.org/
参考:
マクロ経済学新版 有斐閣 ウェブサポートページ yuhikaku.co.jp/books/detail/9… contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro… 3-1 contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro… 5-18 twitter.com/makotosaito072… |
齊藤 誠 (@makotosaito0724) | |
一般均衡でモデルを作る時、①各主体の予算制約と②各市場の需給均衡の整合性をチェックしてワルラス法則が成り立つ状況を考える。こうした状況は思考の節約にもなるし、直観も研究者どうしで共有しやすい。一方、①と②のいずれかが一時的にでも成り立っていないと、そうした理論に拒絶反応となる。
|
本書で用いているデータベースは,第1部,第2部,第4部の現在入手可能なものについて,新しいデータに改訂したものを以下からダウンロードできます。
最新のデータに改訂した図表(PDFファイルでダウンロード可) 第1部の図表 http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/database1.pdf 27 第2部の図表 http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/database2.pdf 77 第4部の図表 http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/database4.pdf 41 改訂した図表のデータソースをまとめた圧縮ファイル(zipファイル) http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/database.zip データの改訂タイミング(Excelファイル) http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/revision_interval.xlsx また,月次・四半期データについては,SocioMeasure(Bakfoo)から最新データを閲覧することができます。 SocioMeasure NLASマクロ経済学 新版 最新データ図表 http://macro.bakfoo.com/ |
『マクロ経済学(新版)』(New Liberal Arts Selection)に下記ファイル記載のとおり誤りがありました。
訂正してお詫びいたします。 『マクロ経済学(新版)』訂正情報をみる http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/correction.pdf |
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上級マクロ経済学 単行本 – 2010/3/19
デビッド ローマー (著), 堀 雅博 (翻訳), & 2 その他
上級マクロ経済学 原著第3版|日本評論社
http://www.nippyo.co.jp/book/5250.html
(原著第4版2011では第3章を二つに分けたので章が一つ増えた)
607頁のマルサスの罠は
ソローの成長モデルと繋がる
...
607頁のマルサスの罠は
ソローの成長モデルと繋がる
18章
支払不履行450頁も重要
14章
おわりに
655頁~の
ノーベル賞受賞者リストも受賞理由の解説付きで参考になる
15章のラムゼーモデルはわかりにくい
C
______K
以下、菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より
ケインズからDSGEまでの流れ(マンキューマクロ2の邦訳章番号を付記)
思想的 新古典派経済学1:3
ライバル :
ケインズ ↔︎ ハイエク :
: : : ⬇︎
:ヒックス : :
:トービン2:6 : :
ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン : 新古典派成長
⬇︎ マネタリスト: モデル
2:3 : ソロー2:1,2:2
⬇︎ マクロ計量モデル :
(IS-LMにもとづく) / ⬇︎
1:8 /
⬆︎批判 批判⬆︎/
ル ー カ ス
ミクロ的基礎づけ2:5
ニュー・ ⬅︎ 合理的期待形成仮説 ➡︎ RBCモデル2:8
ケインジアン ↘︎ 2:3 ↙︎ キドランド
マンキュー DSGEモデル プレスコット
2:8 財政政策の役割 ローマー?2:8
縮小化
⬇︎
リーマン・ショック時に機能せず!
機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!
ケインズからDSGEまでの流れ
思想的 新古典派経済学
ライバル :
ケインズ ↔︎ ハイエク :
: : : ⬇︎
:ヒックス : :
:トービン : :
ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン : 新古典派成長
⬇︎ マネタリスト: モデル
: ソロー
⬇︎ マクロ計量モデル :
(IS-LMにもとづく) / ⬇︎
/
⬆︎批判 批判⬆︎/
ル ー カ ス
ミクロ的基礎づけ
ニュー・ ⬅︎ 合理的期待形成仮説 ➡︎ RBCモデル
ケインジアン ↘︎ ↙︎ キドランド
マンキュー DSGEモデル プレスコット
財政政策の役割
縮小化
⬇︎
リーマン・ショック時に機能せず!
機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!
_____________________
ルーカス批判後のマクロ経済学
淡水派 塩水派
(五大湖周辺の大学) (東海岸・西海岸周辺の大学)
新古典派と新しい古典派 ケインジアン
フリードマン サミュエルソン
ルーカス トービン
市場メカニズム 裁量政策重視
価格は伸縮する 価格は下方硬直する
↘︎ ↙︎
・ミクロ的基礎付けが必要 ・マクロ政策の中心は金融政策
・高インフレを回避する
(菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より)
New macroeconomics
新しいマクロ経済学新版 | 有斐閣
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641162735
新しいマクロ経済学 -- クラシカルとケインジアンの邂逅 新版
マクロ経済学の中・上級テキストの決定版
齊藤 誠 (一橋大学教授)/著
2006年10月発行
A5判上製カバー付 , 430ページ
定価 3,672円(本体 3,400円)
ISBN 4-641-16273-5
経済 経営 人文・社会
基本書・体系書
○在庫あり
マクロ経済学の中・上級テキストとして定番の地位にある本書の待望の新版。初版刊行後の学部・大学院講義を元に,各章に補論として先端的かつ継続的に関心が持たれているマクロ経済学研究のトピックスを加えた。本格的にマクロ経済学を学ぶために最適の書。
第1章 マクロ経済モデルの座標軸
第2章 合理的期待形成と新古典派成長モデル
(補論 消費の恒常所得仮説/最大値原理の基礎/凸状の調整費用とトービンのq/他)
第3章 資産価格決定理論と代表的個人
(補論 効用関数の形状と危険回避行動/世代重複モデルにおける完備市場取引/完備市場における取引制約と集計問題/他)
第4章 景気循環と経済成長
(補論 情報の非対称性下の最適保険契約/預金契約と金融危機/逆選択と保険市場/他)
第5章 貨幣的景気循環論:古典派とケインジアン
(補論 物価水準とインフレーションの理論/取引タイミングの内生化と金融政策効果/不確実性の解消と流動性需要/他)
第6章 経済政策の理論:新古典派政策命題の可能性
(補論 不完備市場環境におけるリカードの中立命題/不完備市場環境におけるフリードマン・ルール/モラル・ハザードと経済政策/他)
【金融】中国が9月に日本国債を大量売却した可能性 [転載禁止]©2ch.net
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1444727793/-100
【金融】中国が9月に日本国債を大量売却した可能性 [転載禁止]©2ch.net
1 :海江田三郎 ★:2015/10/13(火) 18:16:33.78 ID:???
http://jp.reuters.com/article/2015/10/13/bond-c-idJPKCN0S70NQ20151013
[東京 13日 ロイター] - 中国が9月に日本国債を大量売却した可能性が浮上している。
人民元安定のためにドル売り/元買い介入資金を確保する目的があったとの見方が、市場では多い。
ドル/円JPY=EBSスワップ市場では、期末のドル調達コスト上昇の一因になったとみられており、今後の動向が注目されている。
<円債を4兆円超売却した海外勢>
日本の財務省によれば、非居住者投資家(海外投資家)は、9月下旬(9月21―30日)に
中長期債を1兆1904億円、短期債を3兆4602億円、計4兆6506億円処分している。
財務省は国内証券の売却主体を公表していないが、市場では「中国などの大手の投資家が、
日本国債をロールオーバーせず、償還資金(円)を手元に残した可能性がある」(証券会社)との見方が有力だ。
9月は国債の償還が集中し、5、10、20年物の国債の償還があったほか、短期債では3カ月物の償還も2回あった。
中国人民銀行(中央銀行)によれば、9月末時点の中国の外貨準備高は3兆5140億ドル。
過去最大の減少幅だった8月の939億ドルからは縮小したが、9月も433億ドル減少した。
日本円で約5兆2000億円。海外勢の円債売却額に近い。
<ドル売り資金調達で円資産売却も>
外貨準備の大幅な減少は、中国が8月の人民元切り下げ後、元相場の安定化に向け、
ドル売り/元買い介入を実施していることが背景だ。ただ、ドル売り介入の原資となるドル資金の確保には、
必ずしも米国債などドル建て資産の取り崩しが必要なわけではなく、円資産を取り崩して、為替市場でドルに換えることも可能。
中国のドル売り規模は、外貨準備の目減り幅より大きいとの推計もあり、米国債以外にも、
低金利の円建て資産や欧州通貨建て資産などの一部を取り崩した可能性を指摘する市場関係者もいる。
「中国が、外貨準備の中の米国債を取り崩して介入資金に充当するとすれば、需給バランスに影響を及ぼし、
米金利の上昇要因となるはずだ」と、三井住友銀行・チーフストラテジストの宇野大介氏は述べる。
実際には9月中旬以降、米国債利回りは低下傾向にあり、介入資金をねん出する目的でドル以外の
資産をも売却した可能性がある、と同氏は推測する。
<9月下旬に急騰した円投/ドル転コスト>
こうした見方を裏付ける材料として、複数の市場関係者が注目するのが、9月下旬に急騰した円投/ドル転コストだ。
円資金を担保にドルを借り入れる円投/ドル転スワップでは、ドル調達コストが9月第2週から急上昇。
9月18日には、1カ月物コストが158ベーシスポイント(bp)の幅で、日米金利差をベースとする理論値から
上振れした。かい離幅はユーロ危機が深刻化した2011年11月以来の高水準となった。
円投/ドル転コスト上昇の背景には、日本のソブリンリスクの上昇で、海外金融機関が
円資産の保有を敬遠する傾向が目立つ一方で、本邦勢の対外証券投資や対外直接投資が拡大。
これに応じてドル資金需要が強まっていることがある。
しかし、9月にみられたドル調達コストの急騰は、これらの構造要因に加え、
中国による介入原資確保の動きが加わった可能性があるとの指摘が、市場では多い。
円債売却後のドル調達のフローは、スポット市場でのドル買い/円売りニーズとして表れるほか
「ドル/円スワップでは、ドル不足/円過剰要因として、ドル調達コストの上昇圧力となる」(金融機関)ためだ。
2 :海江田三郎 ★:2015/10/13(火) 18:16:45.23 ID:???
<売却再開に警戒>
ある国内エコノミストは、日本国債売却の理由として「利回りの低い日本国債を売却するという実務的視点に加え、
米中の政治日程からみても、9月に米国債を大量売却することはタイミングが良くなかったのだろう」とみる。
9月下旬に中国の習近平国家主席は米国を訪問し、25日にはオバマ大統領と首脳会談を行っている。
日本の財務省によれば、中国の円建て債券保有残高は2014年末に9.46兆円。
2013年末の14.34兆円から減少しているが、まだ規模は大きい。そこから5兆円弱を売却したとしても、
5兆円弱が残っている計算だ。
人民元相場は表面上は落ち着きをみせているが、中国から資本逃避の動きが強まれば、ドル高/元安圧力が再燃し、
円債の一段の売却も予想される。
為替市場を通じたドルの調達コストは、9月中旬からは大幅に低下したものの、現在もなお、3カ月―6カ月物で1%に迫っている。
既に高いドル調達コストに、中国要因が加われば
「(本邦勢は)最終的に、ドル債投資を縮小する方向となりそうだ」(金融機関)との見通しも出るなど
、中国による日本国債売却の観測は、日本の投資家の動向にも大きな影響を与えようとしている。
歴代のノーベル経済学賞受賞者の一覧
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/es002/economics_norbel.html
歴代ノーベル経済学受賞者の本15冊で経済学をマスター! - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2138864938856031101
https://ja.wikipedia.org/wiki/アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞
1960年代 編集
年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
1969年 ラグナル・フリッシュ ノルウェー 経済過程の分析に対する動学的モデルの発展と応用[87]
ヤン・ティンバーゲン オランダ
1970年代 編集
年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
1970年 ポール・サミュエルソン アメリカ合衆国 静学的および動学的経済理論の発展に対する業績と、経済学における分析水準の向上に対する積極的貢献[88]
1971年 サイモン・クズネッツ アメリカ合衆国 経済および社会の成長に関する構造および過程を深く洞察するための経済成長に関する理論を実証的手法を用いて構築した功績[89]
1972年 ジョン・ヒックス イギリス 一般的経済均衡理論および厚生理論に対する先駆的貢献[90]
ケネス・アロー アメリカ合衆国
1973年 ワシリー・レオンチェフ ソビエト連邦 投入産出分析の発展と、重要な経済問題に対する投入産出分析の応用[91]
1974年 グンナー・ミュルダール スウェーデン 貨幣理論および経済変動理論に関する先駆的業績と、経済現象・社会現象・組織現象の相互依存関係に関する鋭い分析[92]
フリードリヒ・ハイエク オーストリア
1975年 レオニート・カントロヴィチ ソビエト連邦 資源の最適配分に関する理論への貢献[93]
チャリング・クープマンス オランダ
1976年 ミルトン・フリードマン アメリカ合衆国 消費分析・金融史・金融理論の分野における業績と、安定化政策の複雑性の実証[94]
1977年 ベルティル・オリーン スウェーデン 国際貿易に関する理論および資本移動に関する理論を開拓した業績[95]
ジェイムズ・ミード イギリス
1978年 ハーバート・サイモン アメリカ合衆国 経済組織内部での意思決定プロセスにおける先駆的な研究[96]
1979年 セオドア・シュルツ アメリカ合衆国 発展途上国問題の考察を通じた経済発展に関する先駆的研究[97]
アーサー・ルイス イギリス
(セントルシア)
1980年代 編集
年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
1980年 ローレンス・クライン アメリカ合衆国 景気変動・経済政策を分析する上での経済的なモデル・手法の開発[98]
1981年 ジェームズ・トービン アメリカ合衆国 金融市場とその支出決定・雇用・生産物・価格との関連性の分析[99]
1982年 ジョージ・スティグラー アメリカ合衆国 産業構造や市場の役割・規制の原因と影響についての独創的な研究[100]
1983年 ジェラール・ドブルー フランス 一般均衡理論の徹底的な改良と経済理論に新たな分析手法を組み込んだこと[101]
1984年 リチャード・ストーン イギリス 国民勘定のシステムの発展に対する基本的な貢献と実証的な経済分析の基礎の多大な改良[102]
1985年 フランコ・モディリアーニ アメリカ合衆国
( イタリア) 貯蓄と金融市場の先駆的な分析[103]
1986年 ジェームズ・M・ブキャナン アメリカ合衆国 公共選択の理論に於ける契約・憲法面での基礎を築いたこと[104]
1987年 ロバート・ソロー アメリカ合衆国 経済成長理論への貢献[105]
1988年 モーリス・アレ フランス 市場と資源の効率的な利用に関する理論の先駆的な貢献[106]
1989年 トリグヴェ・ホーヴェルモ ノルウェー 計量経済学の確率基礎理論の解明と同時発生的経済構造の分析[107]
1990年代 編集
年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
1990年 ハリー・マーコウィッツ アメリカ合衆国 資産形成の安全性を高めるための一般理論形成[108]
マートン・ミラー アメリカ合衆国
ウィリアム・シャープ アメリカ合衆国
1991年 ロナルド・コース アメリカ合衆国 制度上の構造と経済機能に於ける取引コストと財産権の発見と明確化[109]
1992年 ゲーリー・ベッカー アメリカ合衆国 非市場に於ける行動を含めた広範にわたる人間の行動と相互作用へのミクロ経済学分析の応用[110]
1993年 ロバート・フォーゲル アメリカ合衆国 経済理論と計量的手法によって経済史の研究を一新したこと[111]
ダグラス・ノース アメリカ合衆国
1994年 ラインハルト・ゼルテン ドイツ 非協力ゲームの均衡の分析に関する理論の開拓[112]
ジョン・ナッシュ アメリカ合衆国
ジョン・ハーサニ ハンガリー
1995年 ロバート・ルーカス アメリカ合衆国 合理的期待仮説の理論を発展、応用し、1970年代以降の財政・金融政策などマクロ経済理論に大きな影響を与えた事[113]
1996年 ジェームズ・マーリーズ イギリス 「情報の非対称性のもとでの経済的誘因の理論」に対する貢献[114]
ウィリアム・ヴィックリー アメリカ合衆国
( カナダ)
1997年 ロバート・マートン アメリカ合衆国 「金融派生商品(デリバティブ)価格決定の新手法(a new method to determine the value of derivatives)」に対して。オプション評価モデルであるブラック-ショールズ方程式の開発と理論的証明[115]
マイロン・ショールズ カナダ
1998年 アマルティア・セン インド 所得分配の不平等にかかわる理論や、貧困と飢餓に関する研究についての貢献[116]
1999年 ロバート・マンデル カナダ さまざまな通貨体制における金融・財政政策(「マンデル・フレミング・モデル」)と、「最適通貨圏」についての分析[117]
2000年代 編集
年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
2000年 ジェームズ・ヘックマン アメリカ合衆国 ミクロ計量経済学において、個人と家計の消費行動を統計的に分析する理論と手法の構築[118]
ダニエル・マクファデン アメリカ合衆国
2001年 ジョージ・アカロフ アメリカ合衆国 情報の非対称性を伴った市場分析[119]
マイケル・スペンス アメリカ合衆国
ジョセフ・E・スティグリッツ アメリカ合衆国
2002年 ダニエル・カーネマン アメリカ合衆国
( イスラエル) 行動経済学と実験経済学という新研究分野の開拓への貢献[120]
バーノン・スミス アメリカ合衆国
2003年 ロバート・エングル アメリカ合衆国 時系列分析手法の確立[121]
クライヴ・グレンジャー イギリス
2004年 フィン・キドランド ノルウェー 動学的マクロ経済学への貢献
:経済政策における動学的不整合性の指摘と、リアルビジネスサイクル理論の開拓[122]
エドワード・プレスコット アメリカ合衆国
2005年 ロバート・オーマン アメリカ合衆国
イスラエル ゲーム理論の分析を通じて対立と協力の理解を深めた功績[123]
トーマス・シェリング アメリカ合衆国
2006年 エドムンド・フェルプス アメリカ合衆国 マクロ経済政策における異時点間のトレードオフに関する分析[124]
2007年 レオニード・ハーヴィッツ アメリカ合衆国
( ロシア) メカニズムデザインの理論の基礎を確立した功績[125]
エリック・マスキン アメリカ合衆国
ロジャー・マイヤーソン アメリカ合衆国
2008年 ポール・クルーグマン アメリカ合衆国 貿易のパターンと経済活動の立地に関する分析の功績[126]
2009年 エリノア・オストロム アメリカ合衆国 経済的なガヴァナンスに関する分析[127]
オリヴァー・ウィリアムソン アメリカ合衆国
2010年代 編集
年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
2010年 ピーター・ダイアモンド アメリカ合衆国 労働経済におけるサーチ理論に関する功績[128]
デール・モーテンセン アメリカ合衆国
クリストファー・ピサリデス イギリス
( キプロス)
2011年 トーマス・サージェント アメリカ合衆国 マクロ経済の原因と結果をめぐる実証的な研究に関する功績[129]
クリストファー・シムズ アメリカ合衆国
2012年 アルヴィン・ロス アメリカ合衆国 安定配分理論と市場設計の実践に関する功績[130]
ロイド・シャープレー アメリカ合衆国
2013年 ユージン・ファーマ アメリカ合衆国 資産価格の実証分析に関する功績[131]
ラース・ハンセン アメリカ合衆国
ロバート・シラー アメリカ合衆国
2014年 ジャン・ティロール フランス 市場の力と規制の分析に関する功績[132]
2015年 アンガス・ディートン アメリカ合衆国
イギリス 消費、貧困、福祉の分析に関する功績
受貸者
フリッシュ(Ragnar計isch,ノルウェー)
ティンバーゲン(JanTinbergen,オランダ)
サミュエルソン(PaulA,Samuelson,アメリカ)
クズネッッ(SirnooKuznets,アメリ力)
ヒックス(JohnR,Hicks,イギリス)
アロー()KennethJ,Arrow,アメリカ)
レオンチエフ(WassilvLeontief,アメリカ)
カント'ロヴィッチ(LeonidVitaliye一viehKantorovich,ソビエト連邦)
クープマンス(Tja1lingC,Koopmans,アメリカ)
フリードマン(MiltonFriedman,アメリカ)
ミード(Ja立1esE、Meade,イギリス)
オリーン(日ertilOhlin,スウェーデン)
サイモン(HerbertA,Si亀on,アメリカ)
シュルッ(TheoooreW.Schultz,アメリカ)
ルイス(SirArthurLewis,イギリス)
クライン(LawrenceR、Klein,アメリ力)
トーピン(JamesTobin,アメリカ)
ドプルー(GerardDebreu,アメリカ)
ストーン(J,RichardN.Stone,イギリス)
モディリアーニ(Franco Modigliani, アメリカ)
7'+ + ナ ン (James M. Buchanan, Jr.. アメリカ)
ソロー(RobertM.Solow,アメリカ)
アレ(MauriceAllais,フランス)
ホ ー U. / L-e (Trygve Haavelmo. ノルウェー)
マーコヴィッッ(HarryM.Markowitz,アメリカ)
ミラー(Merton珏M汨er,アメリカ)
シャープ(WilliamF.Sharpe,アメリ力)
コース(RonaldH,Coa馳,イギリス)
ベッカー(Garys,Becker,アメリカ)
フオーゲル(RobertW.Fogel,アメリ力)
ノース(DouglassC.North.アメリカ)
ナッシ。(JohnF.Nash,Jr。アメリ力)
'"サニ(JohnC,Harsanyi,アメリ力)
ゼルテン(ReinhardSelten,ドイッ)
ルーカス(RobertE.Lucas,Jr。アメリカ)
ヴィックリー(WilliamVickrey,アメリカ)
マーリーズ(JamesA.Mirrlees.イゲリス)
マートン · (RobertC.Merton,アメリ力)
シ’크ールズ(MyronS.Scholes,アメリ力)
セン(AmartyaSen,インド)
ー
マンデル(RobertA,Munden。アメリ力)
ハックマン(JamesJ,Heckman,アメリカ)
マクファデン(DanielL,McfEdden,アメリカ)
アカロフ(GeorgeA,Akerlof,アメリ力)
スぺンス(A,MichaelSpence,アメリ力)
スティグリッッ(JosephE,Stiglitz,アメリカ)
カーネマン(DanielKahneman。アメリカ)
スミス(VernonLo亀axSmith。アメリカ)
グレンジ十-(CliveW.J.Granger,イギリス)
エングル(RobertF.Engle皿,アメリ力)
キドランド(FinnErlingKydland,ルウェー)
プレスコット(EdwardC,Prescott,アメリカ)
オーマン(RobertJohnAumann,アメリカ恳イスラエル)
シXリング(Thome旧Crombie Sche1lin区,アメリカ)
フェルプス(EdmundStrotherPhelps,アメリカ)
· ーヴ4yッ(LeonidHurwicz,アメリカ)
マスキン(EricStarkMaskin,アメリ力)
マイヤーソン(只ogerMyerson,アメリカ)
クルーグマン(PaulKrugman,アメリ力)
齊藤他マクロ
■教科書で取り扱われている統計データについて,アップデートされた図表(エクセル・ファイル)
を以下のファイルからダウンロードすることができます。
また,日本経済の最新の動向に関する解説(コメント)も参照できます。
『New Liberal Arts Selection マクロ経済学』ウェッブ・データ付録(PDFファイル)
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLS/NLAS_Macro_data_appendix_20120808.pdf
*訂正情報をアップロードしました。→詳細はこちらをご覧ください。
http://yuhikaku-nibu.txt-nifty.com/blog/2010/07/post-92b4.html
付加データ:『マクロ経済学』(New Liberal Arts Selection): 有斐閣書籍編集第2部
http://yuhikaku-nibu.txt-nifty.com/blog/2012/08/new-liberal-art.html
付加データ:『マクロ経済学』(New Liberal Arts Selection)
齊藤 誠・岩本康志・太田聰一・柴田章久/著
『マクロ経済学』
New Liberal Arts Selection
2010年4月刊
→書籍情報はこちら
教科書で取り扱われている統計データについて,アップデートされた図表(エクセル・ファイル)を以下のURLからダウンロードすることができます。
第Ⅰ部図表pdfファイル:
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_database_I_20151010.pdf
第Ⅱ部図表pdfファイル:
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_database_II_20151010.pdf
第Ⅳ部図表pdfファイル:
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_database_IV_20151010.pdf
第Ⅰ部、第Ⅱ部、第Ⅳ部のソースファイル(エクセルファイル)を圧縮ファイルの形でまとめたものは、以下のURLからダウンロードできます。
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_Database.zip
マクロ経済学・入門第4版 | 有斐閣
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641124394
マクロ経済学・入門 第4版
好評テキストの最新版
有斐閣アルマ > Basic
福田 慎一 (東京大学教授),照山 博司 (京都大学教授)/著
2011年04月発売(5ed-2016,1ed-1996?)
四六判並製カバー付 , 444ページ
定価 2,376円(本体 2,200円)
ISBN 978-4-641-12439-4
Introduction to Macroeconomics
経済理論 > マクロ経済学
日本経済
やさしい入門書
この書籍には最新版があります。
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在庫なし
図表による生きたデータを用いて現実の経済の姿とマクロ経済学の関係を体系的に説明する,長年好評を博してきたテキスト。データのアップデート,統計の変更や経済状況の変化を盛り込んだ待望の第4版。理論的学習にも日本経済論の学習にも適しています。2色刷。
◆本書に完全準拠した演習式テキスト『演習式 マクロ経済学・入門』補訂版の詳細はこちら。
第1章 GDPとは何だろうか?──一国の経済力の指標
第2章 消費と貯蓄はどのようにして決まるか?──消費と貯蓄の理論
第3章 設備投資と在庫投資──何のために投資するのか?
第4章 金融と株価──マクロ経済における金融の役割
第5章 貨幣の需要と供給──貨幣の役割と貨幣供給
第6章 乗数理論とIS-LM分析──総需要に注目した経済分析
第7章 経済政策はなぜ必要か?──経済政策の有効性
第8章 財政赤字と国債──政府支出拡大のマイナス面
第9章 インフレとデフレ──価格調整とそのコスト
第10章 失 業──マクロ経済における労働市場
第11章 経済成長理論──経済はなぜ成長するのか?
第12章 オープン・マクロ経済──為替レートと経常収支
http://www.yuhikaku.co.jp/writers/goods_list/011596
福田 慎一 (フクダ シンイチ)
印刷用ページ
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書籍一覧(8件)
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分野 書名 著者 価格 ISBN 発売年月
経済理論
演習式 マクロ経済学・入門 補訂版
福田 慎一 (東京大学教授),照山 博司 (京都大学教授)/著
定価:2,700円 (本体 2,500円) 978-4-641-16423-9 2013年12月
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○在庫あり
金融
金融論 -- 市場と経済政策の有効性
福田 慎一 (東京大学教授)/著
定価:2,808円 (本体 2,600円) 978-4-641-16406-2 2013年04月
まとめて購入
○在庫あり
経済理論
日本経済
マクロ経済学・入門 第4版
有斐閣アルマ > Basic
福田 慎一 (東京大学教授),照山 博司 (京都大学教授)/著
定価:2,376円 (本体 2,200円) 978-4-641-12439-4 2011年04月
在庫なし
経済理論
演習式マクロ経済学・入門
福田 慎一 (東京大学教授),照山 博司 (京都大学教授)/著
定価:2,700円 (本体 2,500円) 978-4-641-16323-2 2009年09月
在庫なし
経済理論
マクロ経済学・入門 第3版
有斐閣アルマ > Basic
福田 慎一 (東京大学教授),照山 博司 (京都大学教授)/著
定価:2,268円 (本体 2,100円) 4-641-12262-8 2005年04月
在庫なし
金融
日本の長期金融
福田 慎一 (東京大学教授)/編著
定価:5,400円 (本体 5,000円) 4-641-16171-2 2003年03月
在庫なし
経済理論
日本経済
マクロ経済学・入門 第2版
有斐閣アルマ > Basic
福田 慎一 (東京大学助教授),照山 博司 (京都大学助教授)/著
定価:2,268円 (本体 2,100円) 4-641-12129-X 2001年03月
在庫なし
経済理論
マクロ経済学・入門
有斐閣アルマ > Basic
福田 慎一,照山 博司/著
定価:2,225円 (本体 2,060円) 4-641-12021-8 1996年11月
在庫なし
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Total 8
マクロ経済学 新版 (New Liberal Arts Selection) 単行本(ソフトカバー) – 2016/4/9
齊藤 誠 (著), 岩本 康志 (著), 太田 聰一 (著), & 1 その他
http://www.amazon.co.jp/New-Liberal-Arts-Selection/dp/4641053847/ref=dp_ob_title_bk
http://www.yuhikaku.co.jp/writers/recent/013105
齊藤 誠 (サイトウ マコト)
印刷用ページ
書籍一覧
分野
書名・価格・ISBN
著者
発売年月
経済理論
非常時対応の社会科学 -- 法学と経済学の共同の試み
定価:4,212円 (本体 3,900円)
ISBN:978-4-641-16471-0
齊藤 誠 (一橋大学教授),野田 博 (一橋大学教授)/編
2016年03月
まとめて購入
○在庫あり
経済理論
マクロ経済学
定価:4,212円 (本体 3,900円)
ISBN:978-4-641-05372-4
New Liberal Arts Selection
齊藤 誠 (一橋大学教授),岩本 康志 (東京大学教授),太田 聰一 (慶應義塾大学教授),柴田 章久 (京都大学教授)/著
2010年04月
在庫なし
経済理論
新しいマクロ経済学 -- クラシカルとケインジアンの邂逅 新版
定価:3,672円 (本体 3,400円)
ISBN:4-641-16273-5
齊藤 誠 (一橋大学教授)/著
2006年10月
まとめて購入
○在庫あり
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雑誌記事一覧
書斎の窓 2013.3月号(No.622)
(定価 82円)
『教養としての経済学』を編集して
在庫なし
書斎の窓 2011.3月号(No.602)
(定価 82円)
『日本経済学会七五年史』 の編集に携わって
在庫なし
書斎の窓 2009.1-2月号(No.581)
(定価 82円)
企業と社会をとりもつリスクマネジメント⑨_リスク社会における”自由”と”責任”--規制によって問題が解決するのであろうか? ……齊藤 誠
在庫なし
>雑誌記事一覧へ
http://www.amazon.co.jp/New-Liberal-Arts-Selection/dp/4641053847/ref=dp_ob_title_bk
マクロ経済学 新版 (New Liberal Arts Selection) その他 – 2016/4/9
齊藤 誠 (著), 岩本 康志 (著), 太田 聰一 (著), & 1 その他
商品の説明
内容紹介
書籍とWebを組み合わせたハイブリッド型教科書
理論とともに経済統計もしっかり学べる好評テキストの最新版。学習をより進めやすいように章立てを変更し,新しいトピックスを数多く追加。ウェブサポートページでは,書籍に用いた図表のデータの最新版を随時掲載。学生のみならず,社会人にもお薦めの1冊。<2色>
登録情報
単行本(ソフトカバー): 814ページ
出版社: 有斐閣 (2016/4/9)
言語: 日本語
ISBN-10: 4641053847
ISBN-13: 978-4641053847
発売日: 2016/4/9
IV部
16章がサーチ理論を解説していて貴重。
ピーター・ダイアモンド - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/ピーター・ダイアモンド
受賞理由:労働経済におけるサーチ理論に関する功績を称えて ... ボール賞を受ける。 2010年、デール・モーテンセンおよびクリストファー・ピサリデスと共にノーベル経済学賞 を受ける。 ... 2010年10月、ダイアモンドはノーベル賞を受...
経歴-業績-FRB理事への反対-著作
クリストファー・ピサリデス - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/クリストファー・ピサリデス
受賞部門:ノーベル経済学賞. 受賞理由:労働経済におけるサーチ ... 成長理論、経済 政策の研究で名高い。 2010年、ピーター・ダイアモンド、デール・モーテンセンとともに、 労働経済におけるサーチ理論に関する業績を称えられてノーベル経済...
来歴-業績-受賞および名誉-著書
労働市場サーチ理論(PDF:294KB) (Adobe PDF) -htmlで見る
www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2012/.../016-019.pdf
に表現しようというのが,現代のサーチ理論である。 この考え方は,2010 年にノーベル 経済学賞を受賞し. た 3 教授の 1 人,ピサリデス教授の主著のタイトル. 「Equilibrium Unemployment Theory」に端的に表現. されている。 サーチ理論の核心にあるのは,「 ...
「成長率も失業率も低い社会」と「成長率も失業率も高い社会」のどちら
diamond.jp/articles/-/10294
成長率も失業率も低い社会」と「成長率も失業率も高い社会」のどちらを選ぶか~ ノーベル賞受賞の「サーチ理論」で解く日本の労働市場. 辻広雅文 [ダイヤモンド社論説 委員]. 【第118回】 2010年12月2日 ...
読む人事制度 : ノーベル経済学賞を受賞したサーチ理論と労働経済学
blog.livedoor.jp/yomujinji/archives/51537407.html
2010年ノーベル経済学賞は米マサチューセッツ工科大学のピーター・ダイヤモンド教授 、米ノースウエスタン大学のデール・モルテンセン教授、英ロンドン・スクール・オブ・ エコノミクスのクリストファー・ピサリデス教授の3氏が「サーチ理論」の ...
Search Theory Workshop - nifty
homepage3.nifty.com/ronten/STW.htm
Peter Diamond教授、Dale Mortensen教授、Christopher Pissarides教授がノーベル 賞(2010年)受賞! サーチ理論(search theory)とは分権的取引(decentralized trading)を描写する理論的枠組みであり、ワルラス市場のようにすべての ...
サーチ理論で説明する日本の就職難|最新ビジネスニュース|転職成功 ...
www.r-agent.com/guide/news/20110113_1_2.html
転職のリクルートエージェントの転職成功ガイド、サーチ理論で説明する日本の就職難。 転職成功 ... 成長率も失業率も低い社会」と「成長率も失業率も高い社会」のどちらを 選ぶか~ノーベル賞受賞の「サーチ理論」で解く日本の労働市場.
2006
新しいマクロ経済学―クラシカルとケインジアンの邂逅 | 齊藤 誠 | 本 | Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/dp/4641162735/
ref=sr_1_4?ie=UTF8&qid=1459433945&sr=8-4&keywords=%E9%BD%8B%E8%9AF%E3%83%AD
マクロ経済学 単行本
二神 孝一
5つ星のうち 4.6 7
¥3,024 プライム
上級マクロ経済学 単行本
デビッド ローマー
5つ星のうち 3.7 6
¥7,128 プライム
金融技術の考え方・使い方―リスクと流動性の経済分析 単行本
齊藤 誠
5つ星のうち 3.7 3
¥3,672 プライム
震災復興の政治経済学 津波被災と原発危機の分離と交錯 単行本
齊藤 誠
5つ星のうち 5.0 5
¥2,376 プライム
カスタマーレビュー
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5つ星のうち 5.0様々なマクロ経済モデルを俯瞰できる良書
投稿者 J.S.エコハ 投稿日 2013/9/16
形式: 単行本
(1)ケインジアン、マネタリスト、新古典派といった学派のジャーゴンではなく、普遍的なミクロ経済学の言葉でマクロ経済現象を論理的に解明し、マクロ経済政策を理論的に基礎付けている。
(2)18世紀の古典派経済学以降、長く取り組まれてきたマクロ経済学的な課題を大切にする。
(3)入門的なミクロ経済学で習得する静学的極大化問題を超える数学的テクニックを前提としない。
という編集方針の下で、様々なマクロ経済モデルを俯瞰できる良書。
新古典派成長モデル、ケインジアンなどを時間方向と横断方向に豊かな理論的記述を持つマクロ経済モデルという軸で解説し、内生的成長モデルが展開される過程で、新古典派成長モデルの限界としてケインジアンが指摘してきた論点の多くを新しい古典派経済学が一挙に取り込んで現在に至る流れを理解できるようになります。
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5つ星のうち 5.0マクロ経済学を勉強するには欠かせない1冊だと思います。
投稿者 会社員 投稿日 2006/10/20
形式: 単行本
旧版に対する評価は、多くの人が知っていると思います。今回の改訂では、この本の持つよさを維持しつつ、新たにトピックを追加し、400ページを超える本になっていることが最大の特徴であると思います。具体的には、以下の3点です。
(1)旧版の2章の合理的期待形成と新古典派成長モデルに補論として「消費の恒常所得仮説」、「最大値原理の基礎」、「凸状の調整費用とトービンのq」が加わり、消費行動や投資行動を新古典派的な側面から分析したパートが加わっています。調整費用の話は最大値原理を用いた新古典派的投資理論を扱っていますのでローマーなどの上級テキストの補完としても役に立つと思います。
(2)3、4章では「効用関数の形状と危険回避行動」、「世代重複モデルにおける完備市場取引」、「情報の非対称性下での最適保険契約」、「預金契約と金融危機」、「逆選択と保険市場」等が加わり、情報の非対称性、リスクと金融などミクロ経済学の色彩が強いパートが加わっています。
(3)5、6章では、「物価水準とインフレーションの理論」、「不完備市場環境におけるフリードマン・ルール」、「モラルハザードと経済政策」などのパートが加わっています。特にWoodford等に代表される物価水準の財政理論もコンパクトにまとまっていますので、近年のマクロ経済政策の最新トピックにも触れることが出来ます。
以上のように、この他にも細かなトピックが加わり、以前の旧版に比べてかなりのボリュームになっています。最近のマクロ経済学は、ミクロ経済学の言葉で語られる範囲が非常に増えてきています。今回の新版もこの流れに沿ったものといえます。また、マクロ経済学自体の範囲が非常に細分化され、精緻化されてきている中で、このような本で、マクロ経済学全体を俯瞰する意義は大きいと思います。本を買うときに「注文を確定する」をクリックするのはとても憂鬱で勇気が必要なんですが、この本を手にした時の満足度は十分にあると思いますので、マクロ経済学を勉強している方のみならず、ミクロ経済学を勉強している方にも是非、一度、読んでもらいたい本です。
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5つ星のうち 5.0よい本だがチャンぐらいの数学準備がないと挫折する。
投稿者 MMMM 投稿日 2012/1/22
形式: 単行本 Amazonで購入
新しいマクロ経済学の展望についていろいろまとまられたよい本だと思うが数式を追わないと結局わからないのでチャンレベルの数学準備はして読んだ方が良い。
だがよい本なので数学をやり直して再挑戦したい。
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5つ星のうち 5.0言葉の真の意味での「座右の書」
投稿者 カスタマー 投稿日 2004/12/12
形式: 単行本
近年、理論面でも実証面でもマクロ経済学は多面化しており、研究の最前線では、色々な研究者が、色々な手法を使って、色々な問題を分析しているという感が強いが、基本的には、動学的な完全競争一般均衡モデルを基礎にしつつ、何らかの市場の失敗を導入することによって問題を定式化して分析するというコンセンサスは既に出来ていると思う。
本書は、以上の背景を念頭に置いた、マクロ経済学の研究への誘いである。と同時に、ある程度の学習を積んだ後に読み返すと、論文を書いていく上でも参考になるような、「言葉による説明」の丁寧さに再び気付くであろう。
とりわけ、第2章の新古典派成長モデルと第3章の資産価格決定理論を徹底的にマスターすることが、様々な手法を使って様々な経済問題を分析していく上での必須課程である。初学者が誤解しやすい点であるが、代表的個人のモデルを徹底的にマスターするのは、むしろ、それが成立しないモデルを研究していくためのファーストステップであるからである。
自分自身が納得し、他の人にとっても価値のある研究をしていくためには、様々なトピックの知識を詰め込んだり、色々な人の研究を網羅していくのではなく、自分のフィーリングを信じて、少なく選んだものを徹底的に読み込んでいくことが重要である。本書の薄さは、そのことを間接的に教えようともしているように思われる。
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5つ星のうち 5.0名著。
投稿者 泥まみれ 投稿日 2015/6/28
形式: 単行本
名著である。本書の内容については旧新版を通じてすでに多くコメントが書かれてをるので麿は主として読み方の観点から駄評を連ねることとしやう。読み手の側から言ふなら本書は初中級の経済理論の学習を終へた諸賢がより上級の学習に入るための書物といへやう。具体的には経済学部卒業から院試、大学院修士課程程度の水準であらう。いま初中級の経済理論の学習と書いたがこれにはせうせう含みがあつてこの水準のマクロ経済学の学習はもちろんであるがそれ以外に同じ程度のミクロ経済学と経済数学を含んでゐる。全体に経済学の方法と内容はもちろん、基礎にある考へ方、数学の適用の仕方に習熟してゐる必要があるといふことだ。実はかうした点の準備がないままに中級程度のマクロ経済学だけを勉強した者が本書を読まうとしても些か困難といふか抵抗が大きいであらう。だがかうした準備さへできてゐれば本書を用ゐてマクロ経済学の最先端の動向にも触れることができる水準まで一気に到達できる。本書はそれぐらゐの名著といつていい。かういふ意味で本書は初中級から上級への架橋を果たすマクロ経済学の教科書である。ミクロ経済学はさうでもないのだがマクロ経済学にはどういふわけかこの水準の書物が極めて少ない。本書はかういふ学習のステップアップを補完する重要な意義を持つといへやう。お勧め。
コメント 3人のお客様がこれが役に立ったと考えています.
新しい マクロ経済学 クラシカルとケインジアンの邂逅
版情報 新版
著者名等 齊藤誠/著 ≪再検索≫
著者等紹介 1960年名古屋市生まれ。83年京都大学経済学部卒、住友信託銀行入社。92年マサ
チューセッツ工科大学経済学部博士課程修了、ブリティッシュ・コロンビア大学経済学部
助教授。現在、一橋大学大学院経済学研究科教授。第44回日経・経済図書文化賞受賞。
出版者 有斐閣
出版年 2006.10
大きさ等 22cm 411p
NDC分類 331
件名 巨視的経済学 ≪再検索≫
要旨 長い間好評を博してきた中級テキストの改訂版。各章に補論として先端的かつ継続的に関
心が持たれているトピックスを追加。本格的にマクロ経済学を学ぶために必携のテキスト
。
目次
第1章 マクロ経済モデル座標軸;
第2章 合理的期待形成と新古典派成長モデル;
第3章 資産価格決定理論と代表的個人;
第4章 景気循環と経済成長;
第5章 貨幣的景気循環論―古典派とケインジアン;
第6章 経済政策の理論―新古典派政策命題の可能性
内容
長い間好評を博してきたマクロ経済学の中・上級の定番テキストの新版。各章に補論とし
て先端的かつ継続的に関心の高いマクロ経済学研究のトピックスを追加。本格的にマクロ
経済学を学ぶために必携のテキスト。
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641067902
新しいマクロ経済学 -- クラシカルとケインジアンの邂逅
齊藤 誠/著
1996年10月発売
A5判 , 282ページ
定価 3,240円(本体 3,000円)
ISBN 4-641-06790-2
経済理論 > マクロ経済学
この書籍には最新版があります。
最新版ページ
在庫なし
入門レベルから上級レベルへスムーズに進むための橋渡しをなす画期的な中級マクロ経済学テキスト。ミクロ的な基礎を伴うより進んだマクロモデルを学ぶことができるように,数式の詳細な展開を避け,その背景にある基本的な考え方や直観をわかりやすく記述。
《主な目次》
第1章 マクロ経済モデルの座標軸
第2章 合理的期待形成と新古典派成長モデル
合理的期待形成仮説の定義
資産価格と資本蓄積
新古典派成長モデルの実証的含意
市場調整の失敗
第3章 資産価格決定理論と代表的個人
資産価格決定モデルの基本的な考え方
消費パターンの平準化と資産価格
不確実性と資産価格/ほか
第4章 景気循環と経済成長
新古典派成長モデル
情報の非対称性と資金調達
担保と資金調達
協調の失敗
内生的成長モデル
第5章 貨幣的景気循環論…古典派とケインジアン
セイ法則再訪
情報の不完全性と金融政策
カンティオン効果再考
名目価格の硬直性と金融政策/ほか
第6章 経済政策の理論
厚生分析
期待形成と経済政策
複数均衡と経済政策
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 新しいマクロ経済学―クラシカルとケインジアンの邂逅
5つ星のうち5.0マクロ経済学を勉強するには欠かせない1冊だと思います。
投稿者会社員2006年10月20日
形式: 単行本
旧版に対する評価は、多くの人が知っていると思います。今回の改訂では、この本の持つよさを維持しつつ、新たにトピックを追加し、400ページを超える本になっていることが最大の特徴であると思います。具体的には、以下の3点です。
(1)旧版の2章の合理的期待形成と新古典派成長モデルに補論として「消費の恒常所得仮説」、「最大値原理の基礎」、「凸状の調整費用とトービンのq」が加わり、消費行動や投資行動を新古典派的な側面から分析したパートが加わっています。調整費用の話は最大値原理を用いた新古典派的投資理論を扱っていますのでローマーなどの上級テキストの補完としても役に立つと思います。
(2)3、4章では「効用関数の形状と危険回避行動」、「世代重複モデルにおける完備市場取引」、「情報の非対称性下での最適保険契約」、「預金契約と金融危機」、「逆選択と保険市場」等が加わり、情報の非対称性、リスクと金融などミクロ経済学の色彩が強いパートが加わっています。
(3)5、6章では、「物価水準とインフレーションの理論」、「不完備市場環境におけるフリードマン・ルール」、「モラルハザードと経済政策」などのパートが加わっています。特にWoodford等に代表される物価水準の財政理論もコンパクトにまとまっていますので、近年のマクロ経済政策の最新トピックにも触れることが出来ます。
以上のように、この他にも細かなトピックが加わり、以前の旧版に比べてかなりのボリュームになっています。最近のマクロ経済学は、ミクロ経済学の言葉で語られる範囲が非常に増えてきています。今回の新版もこの流れに沿ったものといえます。また、マクロ経済学自体の範囲が非常に細分化され、精緻化されてきている中で、このような本で、マクロ経済学全体を俯瞰する意義は大きいと思います。本を買うときに「注文を確定する」をクリックするのはとても憂鬱で勇気が必要なんですが、この本を手にした時の満足度は十分にあると思いますので、マクロ経済学を勉強している方のみならず、ミクロ経済学を勉強している方にも是非、一度、読んでもらいたい本です。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51411392.html
2010年04月22日09:57
カテゴリ本経済
ニューケインジアンのマクロ教科書
マクロ経済学 (New Liberal Arts Selection)日本の経済政策が混乱している原因は、経済閣僚がマル経しか知らない団塊世代で、ケインズ理論さえ理解していないことにある。乗数理論を知らない菅直人氏などはまだいいほうで、東大経済学部でマル経をたたき込まれた亀井静香氏は確信犯的な社会主義者だ。この世代はどうしようもないとして、官邸や財務省のスタッフには基礎学力があるので、経済学の知識をアップデートしてほしい。英語が読めればMankiwがベストだが、本書は日本語で書かれた初の本格的なニューケインジアンの教科書である。
特に注目されるのは、「流動性の罠のもとでの安定化政策」(p.353-)に1節をあてている点だ。基本的な論点は
政府の「景気対策」のような裁量的な政策は、時間非整合性によって市場を混乱させるので望ましくない。
インフレ目標やテイラールールのような受動的ルールによる政策が望ましい
ただし流動性の罠に入ると、人為的にインフレを起こすことはむずかしい
GDPギャップを埋める手段としては財政政策のほうが有効だが、むだな公共事業に税金が浪費されるリスクが大きい
というわけで、決定的な対策はないというのが著者の意見のようだ。特にインフレ目標についてはくわしく説明しており、次のような理由で評価は否定的だ:
流動性の罠では金利操作がきかないので、中央銀行がインフレ期待を起こすコミットメントができない
「何かの理由でインフレになっても金融緩和を維持する」というのが時間軸政策だが、いつインフレになるかわからないので効果は弱い
しかし実際にインフレになったら中央銀行はそれを抑制すると予想されるので、市場はそれを織り込んでマネーストックは増えない
インフレ目標は裁量的なバイアスをなくす受動的ルールなので、それを中央銀行が「あらゆる手段で実現する」というターゲティングは、インフレ目標の精神と矛盾している
動学マクロ理論の数学的な説明は省略し、大学1年生から読めるようにやさしく書かれているので、公務員試験ぐらいの学力があれば楽に読める。一知半解の知識で経済学者を「曲学阿世」などとののしるデフレ脱却議連の政治家も、この教科書ぐらい読んでからデフレを論じてほしいものだ。
震災復興の政治経済学 津波被災と原発危機の分離と交錯 Kindle版
齊藤 誠 (著)
5つ星のうち 5.0 8件のカスタマーレビュー
2016
震災に比べて原発危機対策を軽視しすぎているという指摘は正しい
ただ原発が高くつくという指摘を愚直に積み上げるべきだろう
クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞(旧トムソンロイター)
ttp://clarivate.jp/citation-laureates/
トピック: For pioneering research in behavioral economics and in neuroeconomics
(行動経済学および神経経済学の研究を開拓 )
Colin F. Camerer (米国)
George F. Loewenstein (米国)
トピック: For his analysis of worker productivity and studies of recessions and unemployment
( 労働生産性に関する分析、および不況と失業に関する研究 )
Robert E. Hall (米国)
トピック: For their contributions illuminating the dimensions of decisions in corporate finance
( 企業財務(コーポレート・ファイナンス)意思決定の局面を解明 )
Michael C. Jensen (米国)
Stewart C. Myers (米国)
Raghuram G. Rajan (米国)
ipredictによる事前オッズランキング。カッコ内はIDEASにおけるランキング、そして年齢、専門などなど。
1.Richard Thaler(130)65歳、行動ファイナンス。米、Chicago。
2・ Robert Shiller(67)64歳、金融、行動ファイナンス。米、Yale。
3・ Oliver Hart(81)62歳、契約理論。(数学で学士号取得)、英、 Harvard。
4・ Jean Tirole(9)57歳、ミクロ、ゲーム。仏、MIT。
5・ Martin Weitzman(114)68歳、環境経済。(数学と物理で学士号取得)、米、MIT。
6・ William Nordhaus(140)69歳、環境経済。米、Yale。
7・ Sam Peltzman(526)
8・ Angus Deaton(57)65歳、ミクロ。スコットランド、Princeton。
9・ Avinash Dixit(78)66歳、ミクロ、ゲーム、国際貿易・・・(数学で博士号取得)。インド、Princeton。
10・ Eugene Fama(62)71歳、ファイナンス。米、Chicago。(指導教官はマンデルブロ)
11. Gene Grossman(80)54歳、国際貿易。米、Princeton。
12. Robert Barro(4)66歳、マクロ(物理学で学士号取得)。米、Harvard。
13. Richard Posner(846)71歳、法と経済学。米、Chicago Law School。(経済学者じゃなくて判事です)
14. Gordon Tullock(out of ranking)88歳、法と経済学。米、ジョージメイソンロースクール。
15. Ernst Fehr(105)54歳、行動経済。オーストリア、チューリヒ大学。
俺的には環境経済と「法と経済学」はないんじゃないかと思ってる。
日本人候補者じゃなくてスマン、が、日本人はないと思う。
不景気が長引いている影響で伝統的な分野の研究者が取る確率は低いかな。
注目の研究・予想は?|まるわかりノーベル賞2017|NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/special/nobelprize2017/contyosou_economics.html
経済学賞 注目の研究・予想は?
ノーベル賞の「医学・生理学賞」、「物理学賞」、「化学賞」の自然科学系の3つの賞と、「経済学賞」については、データベース化された世界の研究論文の引用回数などをもとに、アメリカの学術情報サービス会社「クラリベイト・アナリティクス」が過去10年間に発表した、受賞が有力視される候補者の中から、ことし、とくに注目される、海外の研究者や研究成果を紹介します。
1 景気と雇用の関係を研究
ノーベル経済学賞の受賞が有力視されている海外の研究者とその研究成果。1人目は、景気と雇用の関係を研究し、景気の停滞が長期化する要因を分析したアメリカのマサチューセッツ工科大学の名誉教授、オリビエ・ブランシャール氏です。
ブランシャール氏は、悪化していた景気が改善する過程において、労働組合は企業に対して解雇された労働者を再雇用することより既存の労働者の賃金を引き上げるよう求め、企業側も賃上げを優先すると分析しました。
この結果、労働者がいったん解雇されると、その失業期間は長くなり、その間に技能が低下するため再就職はより難しくなるとしています。
こうした状態が続けば、企業側も技能の高い人材を確保するのが難しくなるため、生産性が上がらず、景気の停滞が長期化する要因になると指摘しています。
この理論は、長期化する不況を分析する手法として注目され、経済学者の間で研究に幅広く利用されています。
またブランシャール氏は、おととしまで、IMF=国際通貨基金で調査局長を務め、世界経済の見通しを分析していました。
ブランシャール氏の研究に詳しい慶応義塾大学の土居丈朗教授は、「労働組合と企業の関係性を打ちたてた理論は、 経済学のさまざまな研究の基礎となっていて、特に雇用状況を分析する上で有用だ」と話しています。
まるわかりノーベル賞2017
2 部分識別という新たな手法開発
ノーベル経済学賞の受賞が有力視されている海外の研究者とその研究成果。2つ目は、経済データの分析において、特定の数式に限らず、一定の幅を持たせて分析する 新たな手法を開発した、アメリカのノースウェスタン大学の教授、チャールズ・マンスキー氏です。
マンスキー氏はある経済データを分析する際、特定の数式に限らず、一定の幅を持たせて全体像を導き出す、「部分識別」という新たな手法を開発しました。
マンスキー氏の理論は、教育を受けた労働者の賃金がどれだけ上がるかを幅を持たせたデータとして示すことを可能にしたほか、職業訓練によって失業率がどの程度引き下げられるかといった実際の政策評価にも活用されています。
マンスキー氏の手法は、特定の数値の分析を重視してきたそれまでの経済学に一石を投じるものとされ、選挙における有権者の投票行動や、犯罪者の社会復帰のための制度のあり方など経済学以外の分野にも影響を与えました。
またマンスキー氏は、第2次世界大戦中に日本の外交官の杉原千畝が発給した、いわゆる「命のビザ」によって命を救われたユダヤ人の長男にあたり、親日家としても知られています。
マンスキー氏の研究に詳しい横浜国立大学大学院の奥村綱雄教授は、「経済の原因と結果の関係性をデータから明らかにする画期的な方法を示し、従来できなかった様々な経済の実証分析を可能にした意義は非常に大きい」と話しています。
3 コーポレート・ファイナンスの基礎の研究
ノーベル経済学賞の受賞が有力視されている海外の研究者とその研究成果。3つ目は、企業の資金調達や財務管理などについて理論的な基礎を築いたアメリカの3人の研究者です。
この3人は、いずれもアメリカの、ハーバード大学の名誉教授、マイケル・ジェンセン氏と、マサチューセッツ工科大学の名誉教授、スチュワート・マイヤーズ氏、それに、シカゴ大学経営大学院の教授、ラグラム・ラジャン氏です。
3人は、企業による資金調達や財務管理などいわゆる「コーポレート・ファイナンス」の分野で、理論的な基礎を築きました。
このうちジェンセン氏は、企業の経営者と株主の関係について株主への配当や企業の負債の比率が高まれば、経営者はより効率的な経営を目指すようになり、それが企業価値の向上にもつながるという理論を提唱しました。
また、マイヤーズ氏は、企業が資金を調達する際、株価を低下させないよう内部資金の利用などを優先し、株式の新規の発行をなるべく避ける傾向にあるという理論を提唱しました。
この理論が元となって、株主と経営者の情報格差を埋める手段として、企業は情報公開や適時開示などを進めるようになっています。
ラジャン氏は、企業の資金調達などについてジェンセン氏とマイヤーズ氏の理論を整理し、国際的な実証研究を行ったほか、去年まで3年間、インドの中央銀行にあたるインド準備銀行の総裁を務めたことで知られています。
3人の研究に詳しい早稲田大学の鈴木一功教授は、「彼らの研究は今日における企業財務研究の基礎を成し、その貢献は非常に大きい」と話しています。
NHK
まるわかりノーベル賞2017
http://www3.nhk.or.jp/news/special/nobelprize2017/
経済学賞
・景気と雇用の関係を研究
・部分識別という新たな手法開発
・企業財務の基礎研究
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オリヴィエ ブランシャール (著), Olivier Blanchard (原著)
ノーベル賞経済学者アマルティア・セン「アベノミクスは基本的に正しい、以前は景気後退政策だった、日本は楽観的で大きな問題ない」
「日本経済は世界のモデルになる」
セン 私は安倍首相には直接お会いしたことはありませんが、日本銀行総裁の黒田東彦氏、
内閣官房参与の浜田宏一氏のことはよく存じ上げています。彼らは世界の中でもトップレベルのエコノミストであると思います。
現在の日本経済の問題は、アベノミクス以前に景気を後退させるような経済政策がとられていたことに端を発します。
当時、日本に何よりも必要なのは、景気拡大政策でしたが、それとは逆の政策が実施されていたのです。
安倍首相と黒田総裁が推進してきた経済政策の方向性は、基本的には正しいと思いますが現在、
微調整が必要な段階にきています。経済政策には、状況に応じた調整が不可欠です。
黒田総裁とは何度も意見交換をしていて、先日も最新の取り組みについて聞く機会がありましたが、
日本経済、そして世界経済が、今、どのような政策を必要としているかについて、非常に正確に理解されていると思いました。
また内閣官房参与の浜田宏一氏は優れた経済理論家であるだけでなく、実践的で洞察力のある戦略を立案することにも卓越しています。
浜田氏も政府に対して適切な助言をしていると思います。
1990年代から10年、20年にわたって、日本は間違った経済政策、つまり、景気拡大を抑制し、
景気を刺激しない政策を行ってきました。しかし私は今、日本経済の将来について楽観的な見通しを持っています。
世界は今後も、数多くの問題に直面していくことでしょうが、
日本については「大きな問題はすでに対処されている」と自信を持って言えます。
アマルティア・セン (Amartya Sen)
ハーバード大学教授。専門は経済学及び哲学。元ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ学長。ジャダプール大学、デリー大学、ロンドン大学、オックスフォード大学、ハーバード大学にて教授を歴任。1998年ノーベル経済学賞受賞。
http://diamond.jp/articles/-/145792?page=3
年 受賞者名 国籍(出身国) 受賞理由
2000年 James Heckman.jpg ジェームズ・ヘックマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミクロ計量経済学において、個人と家計の消費行動を統計的に分析する理論と手法の構築[131]
McFadden.jpg ダニエル・マクファデン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2001年 George Akerlof.jpg ジョージ・アカロフ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 情報の非対称性を伴った市場分析[132]
A Michael Spence.jpg マイケル・スペンス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Joseph E. Stiglitz - cropped.jpg ジョセフ・E・スティグリッツ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2002年 Daniel KAHNEMAN.jpg ダニエル・カーネマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
(イスラエルの旗 イスラエル) 行動経済学と実験経済学という新研究分野の開拓への貢献[133]
VernonSmith2.jpg バーノン・スミス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2003年 Robert F. Engle.jpg ロバート・エングル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 時系列分析手法の確立[134]
Clive Granger by Olaf Storbeck.jpg クライヴ・グレンジャー イギリスの旗 イギリス
2004年 Kydland.jpg フィン・キドランド ノルウェー 動学的マクロ経済学への貢献
:経済政策における動学的不整合性の指摘と、リアルビジネスサイクル理論の開拓[135]
Edward C. Prescott.jpg エドワード・プレスコット アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2005年 Robert Aumann 2010.jpg ロバート・オーマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イスラエルの旗 イスラエル ゲーム理論の分析を通じて対立と協力の理解を深めた功績[136]
Thomas Schelling.jpg トーマス・シェリング アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2006年 Edmund Phelps 2008-01-23.jpg エドムンド・フェルプス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 マクロ経済政策における異時点間のトレードオフに関する分析[137]
2007年 Leonid Hurwicz.jpg レオニード・ハーヴィッツ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
(ロシアの旗 ロシア) メカニズムデザインの理論の基礎を確立した功績[138]
05N3441 emaskin.jpg エリック・マスキン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Myerson roger b print.jpg ロジャー・マイヤーソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2008年 Paul Krugman-press conference Dec 07th, 2008-8.jpg ポール・クルーグマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 貿易のパターンと経済活動の立地に関する分析の功績[139]
2009年 Nobel Prize 2009-Press Conference KVA-30.jpg エリノア・オストロム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 経済的なガヴァナンスに関する分析[140]
Nobel Prize 2009-Press Conference KVA-42.jpg オリヴァー・ウィリアムソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2010年代 編集
年 受賞者名 国籍(出身国) 受賞理由
2010年 Peter Diamond (economist).jpg ピーター・ダイアモンド アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 労働経済におけるサーチ理論に関する功績[141]
Dale Mortensen 2.jpg デール・モーテンセン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Christopher Pissarides.jpg クリストファー・ピサリデス イギリスの旗 イギリス
(キプロスの旗 キプロス)
2011年 Nobel Prize 2011-Press Conference KVA-DSC 7770.jpg トーマス・サージェント アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 マクロ経済の原因と結果をめぐる実証的な研究に関する功績[142]
Nobel Prize 2011-Press Conference KVA-DSC 7720.jpg クリストファー・シムズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2012年 Al Roth, Sydney Ideas lecture 2012c.jpg アルヴィン・ロス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 安定配分理論と市場設計の実践に関する功績[143]
Shapley, Lloyd (1980).jpg ロイド・シャープレー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2013年 20080105 Fama Winning Morgan Stanley Prize.JPG ユージン・ファーマ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 資産価格の実証分析に関する功績[144]
Lars Peter Hansen photo in 2007.jpg ラース・ハンセン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Robert Shiller - World Economic Forum Annual Meeting 2012.jpg ロバート・シラー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
2014年 Jean Tirole.jpg ジャン・ティロール フランスの旗 フランス 市場の力と規制の分析に関する功績[145]
2015年 Angus Deaton 5289-2015.jpg アンガス・ディートン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス 消費、貧困、福祉の分析に関する功績[146]
2016年 Nobel Laureates 0983 (31117127490).jpg オリバー・ハート イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 契約理論に関する功績[147]
Bengt Holmström.jpg ベント・ホルムストローム フィンランド
2017年 Richard Thaler.jpg リチャード・セイラー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
荒戸寛樹 (@hirokiarato)
2019/05/23 3:09
齊藤・岩本・太田・柴田『マクロ経済学』(有斐閣)で最も読み応えがあるのは第14章(新版だと第15章)「金融市場と貨幣市場」だと思う.僕はこの本の中ではこの章が一番好き.
amazon.co.jp/dp/4641053847/
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今週の金融論は信用創造。17世紀末までの近代銀行成立から一挙に飛んで19世紀の議論だが、18世紀の試行錯誤から生まれた議論。「信用⇒預金」と「預金⇒信用」で議論が対立したが、両方が大切。今でも、池尾和人『現代の金融理論』(ちくま新書)の信用創造の議論が一番バランスがとれていると思う。
https://twitter.com/makotosaito0724/status/1135315853233102850?s=21
古川論文では、銀行業に近い人が、銀行が貸出を通じ無から有で預金を創造できると考えたが、銀行システムで預金需要と一致するかは懐疑的、そこに景気循環の要因を見た。一方、遠い人は、預金が貸出の原資と考え、銀行システムは貸出と預金が予定調和的に一致すると考えた。
konan-u.repo.nii.ac.jp/?action=reposi…
https://konan-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1488&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1
前者の典型的な事例、17世紀ロンドンでゴールドスミスが手形決済の仕組みを整備し、まさに銀行が自由に信用創造できるや否や、信用が暴走。この論文は、ジョンローが国際的な金融共同体の一員で、ロンドンのゴールドスミスを舞台に世紀の空売りに大失敗した経緯が詳しい。
jstor.org/stable/2370291…
https://www.jstor.org/stable/23702915?seq=1#page_scan_tab_contents
金融史の講義をして、まだ二ヶ月だけど、毎回、このトピックで、一学期の講義ができてしまうと思う。信用創造論もまさにそう。17世紀から18世紀にかけて新たにできた近代銀行システムを舞台に信用の暴走と崩壊を繰り返したが、おそらくその経験をどのように咀嚼するかで信用創造論の形は大きく変わる。
ゴールドスミス
"For God's Sake...
Business and Economic History
JOURNAL ARTICLE
"For God's Sake, Remitt me": The Adventures of George Middleton, John Law's London Goldsmith-Banker, 1712 - 1729
Larry Neal
Business and Economic History
Vol. 23, No. 2, Papers presented at the fortieth annual meeting of the Business History Conference (Winter 1994), pp. 27-60
Published by: Cambridge University Press
https://www.jstor.org/stable/23702915
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池尾和人 (著)
5つ星のうち 4.1 26件のカスタマーレビュー
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