http://www.freeassociations.org/
使用価値 | 交換価値 | |
一般的な商品 | ○ | ○ |
水 | ○ | × |
ダイヤモンド | × | ○ |
タイトル 国民経済学原理
叢書名 近代経済学古典選集 ≪再検索≫
著者名等 メンガー/[著] ≪再検索≫
著者名等 安井琢磨/訳 ≪再検索≫
著者名等 八木紀一郎/訳 ≪再検索≫
出版者 日本経済評論社
出版年 1999.12
大きさ等 22cm 274p
NDC分類 331.71
件名 経済学-近代経済学 ≪再検索≫
要旨 理論的国民経済学は経済的行為にたいする実際的提案を取り扱うものではなく、人間が欲
望満足に向けて先慮的行為を展開するにあたってその基礎となる諸条件を取り扱うもので
ある。本書では、人間の経済的行動の結果を制約し、人間の意思から完全に独立した現象
の合法則性を対象としている。取り扱われた、国民経済学の一般的な諸理論を包摂する領
域は、その少なからぬ部分をドイツ国民経済学の最近の発展に負っており、本書で試みら
れた国民経済学の最高諸原理の改革は、ドイツ的篤学心の産み出した予備業績を基礎とし
て行われたものである。
目次
第1章 財の一般理論;
第2章 経済と経済財;
第3章 価値の理論;☆
第4章 交換の理論;
第5章 価格の理論;
第6章 使用価値と交換価値;
第7章 商品の理論;
第8章 貨幣の理論
内容 索引あり
近代株式会社と私有財産 (1958年) (現代経済学名著選集〈第5 明治大学経済学研究会編〉) 単行本 – 古書, 1958
A.A.バーリー (著), G.C.ミーンズ (著), & 1 その他
現代…
タイトル 国民経済学原理
叢書名 近代経済学古典選集 ≪再検索≫
著者名等 メンガー/[著] ≪再検索≫
著者名等 安井琢磨/訳 ≪再検索≫
著者名等 八木紀一郎/訳 ≪再検索≫
出版者 日本経済評論社
出版年 1999.12
大きさ等 22cm 274p
NDC分類 331.71
件名 経済学-近代経済学 ≪再検索≫
要旨 理論的国民経済学は経済的行為にたいする実際的提案を取り扱うものではなく、人間が欲
望満足に向けて先慮的行為を展開するにあたってその基礎となる諸条件を取り扱うもので
ある。本書では、人間の経済的行動の結果を制約し、人間の意思から完全に独立した現象
の合法則性を対象としている。取り扱われた、国民経済学の一般的な諸理論を包摂する領
域は、その少なからぬ部分をドイツ国民経済学の最近の発展に負っており、本書で試みら
れた国民経済学の最高諸原理の改革は、ドイツ的篤学心の産み出した予備業績を基礎とし
て行われたものである。
目次
第1章 財の一般理論;
第2章 経済と経済財;
第3章 価値の理論;☆
第4章 交換の理論;
第5章 価格の理論;
第6章 使用価値と交換価値;
第7章 商品の理論;
第8章 貨幣の理論
索引
1999年邦訳
3:2a
81頁
にメンガー表
水とダイヤモンドのパラドックス
価格
|\-_ /ダイヤモンドの供給曲線
| \  ̄-_/
ダイヤの\ / ̄-_水の需要曲線
価格___\/E1  ̄-_ _- ̄
| /\  ̄-_ _- ̄
水の__/__\_______ _- ̄_
価格 / \ _- ̄E2  ̄-_
| ダイヤの \_- ̄水の供給曲線  ̄-_
|需要曲線 _- ̄\  ̄-_
| _- ̄
|- ̄_________________________
数量
水とダイヤモンドのパラドックスは、需給曲線ではなく、限界効用関数で説明した方がいい。
(ただし、水とダイヤモンド(逆?)のパラドックスは需給曲線ではなく、限界効用・効用関数で説明した方がいい。)
参考:八田達夫『ミクロ経済学 Expressway』
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/expressway.html
( 経済学、リンク::::::::::)
NAMs出版プロジェクト: フロー循環図
http://nam-students.blogspot.jp/2015/08/blog-post_38.html 図
NAMs出版プロジェクト: フロー経済図:改訂版
http://nam-students.blogspot.jp/2015/08/blog-post_88.html
NAMs出版プロジェクト: フローと図式
http://nam-students.blogspot.jp/2015/06/blog-post_3.html
NAMs出版プロジェクト: フロー循環図:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/blog-post_12.html
NAMs出版プロジェクト: お金の流れ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/blog-post_22.html
【三面等価の原則】 (佐野進策講演録より他)
http://nam-students.blogspot.jp/2015/09/blog-post_4.html
ウェーバー、パーソンズの仕事は
功利主義のひとつである限界革命を
体系内に収めることで相対化する試みだった
3:51 午前
yoji さんは書きました...
客観性論文より
ウェーバーのメンガーへの嫌み
経済的な考察のしかたの「一面性」をば、それを一般的な社会経済にまで拡大することによって、なくすることが、科学研究の進歩の課題なのである、などと信じることには、まず次のような認識が欠けている。すなち「社会的なもの」、したがって人間相互の関係という観点は、なんらかの特殊な内容をもった述語がそなわるときにのみ、学問上の問題を限定するのに十分な正確さをもってくるのだという認識が、そこでは欠けているのである。
科学の研究領域の根底にあるものは、「物」の「即物的なあるいは実在的な」連関ではなくして、問題の思想上の連関なのである。
たとえば、現在の「抽象理論」が今後どこまで展開せられねばならぬかという疑問は、結局には、科学的研究の経済の問題でもある。科学的研究にたいしては、ほかに諸問題も解決をせまって待ちかまえているのが実情なのであるから。「限界効用理論」もまた、「限界効用の法則」にしたがうというわけである。──
たとえば「価値」という述語──これは経済学上のかの有名な不肖の子であって、もしそれになにかはっきりした意味があたえられるとすれば、まさに理念型的な意味だけである──あるいは「生産的」だとか「国民経済的
河出12より
5:43 午後
yoji さんは書きました...
ソローモデルはマルサスと比較されるが
ラムゼイモデルはカント的で統整的理念である
5:48 午後
yoji さんは書きました...
ドイツ歴史学にはヴェブレンも入る
無視されがちだが重要だ
https://lh3.googleusercontent.com/-cvsg3wKoaxM/VVOTkzA4QOI/AAAAAAAAufI/RHbxEEwhMsU/s1600/blogger-image--368718010.jpg
>>639
>大衆芸術ではなく 、アマチュアがつくって互いに評価し合うマージナル ・アート (これを
>「限界芸術 」と訳したのは 、同時期にハーヴァードで近代経済学を研究していた都留重人
>の影響で 、近代経済学における 「限界革命 」 〈要するに微積分による最適化の導入 〉とい
>う用語につられたからであり 、本当は 「周縁芸術 」と訳したほうがいい )を評価するとか …
参考:
限界効用とは? http://psuke.hungry.jp/micro/microinter1.html (歴史的にはメンガー表が有名)
U
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|/________________x
0
数量と満足度の関数(関係を表した数式)を効用関数といいます。上図のような数式や形
で効用関数を表現できる人はピザを何枚もらっても、あたらしくもらったピザの満足度が
はじめてピザをもらった時の満足度とまったく変わらないという人ですね。新しくもらっ
たピザの満足度、というのをピザの限界効用といいます。「限界(marginal)」とは「追加
的な」という意味です。だから、先ほどの表現を経済学風に変えると、「ピザの限界効用
が変わらない人」という表現になります。このように、効用関数をどのような数式、形で
表すかによって表現する人間像が変わります。では、あなたはピザを何度ももらう時に、
いつも同じ嬉しさを感じるでしょうか?たとえば、ピザを3枚もらった後に新しく4枚目
のピザをもらったときの満足度は始めにピザ1枚目をもらった時の満足度と等しいでしょ
うか?私は1枚目のときには空腹ですからとても嬉しいですけども、3枚食べた後にさら
にもらうとなると、お腹がいっぱいですから、あまり嬉しくありません。このように追加
的な満足度はだんだんと減少してくるということもあります。これを限界効用逓減の法則
といいます。「逓減」とは次第に減少することです。では、限界効用逓減の法則を満たし
ている効用関数はどのように表せるのでしょうか。それは下の図のようになります。
U
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| o o
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|________________x
0
数式では、
U=√x
U=In x など
しかし、まれにですがもらえればもらえるほど、追加的な満足度が増加していくという
こともあるかもしれません。たとえば、お酒。1杯目はおいしいが、何倍も飲んでいると
酔いが回って、さらにおいしく感じることがあるなどです。そのときには下の図のように、
先ほどの効用関数とは逆になっているはずです。
限界革命
げんかいかくめい
marginal revolution
1870年代,イギリスの W.S.ジェボンズ,オーストリアの C.メンガー,フランスの L.ワルラスらの主著が相次いで刊行され,経済学の価値論,生産,分配理論などに大きな変革が生じた状況をさす。
世界大百科事典 第2版の解説
げんかいかくめい【限界革命 marginal revolution】
1870年代にW.S.ジェボンズ,C.メンガー,L.ワルラスの3人の経済学者が,ほぼ同時に,かつ独立に限界効用理論を基礎にした経済学の体系を樹立し,古典派経済学に対して近代経済学を創始したことをいう。早坂忠の考証によれば,1930年代にJ.R.ヒックスが,限界効用理論をはじめて使うという一般的な意味で限界革命という表現を使用し,ついでH.ミントが1870年代の経済学の革命を限界革命とよんだという。したがってこの言葉は,ロンドン・スクール・オブ・エコノミックスの経済学者たちにより使用されはじめ,その新厚生経済学の紹介を通じて日本に導入されたといえよう。
>>639
>大衆芸術ではなく 、アマチュアがつくって互いに評価し合うマージナル ・アート (これを
>「限界芸術 」と訳したのは 、同時期にハーヴァードで近代経済学を研究していた都留重人
>の影響で 、近代経済学における 「限界革命 」 〈要するに微積分による最適化の導入 〉とい
>う用語につられたからであり 、本当は 「周縁芸術 」と訳したほうがいい )を評価するとか …
参考:
限界革命marginal revolutionとは、1870年代,イギリスの W.S.ジェボンズ,オーストリアの
C.メンガー,フランスの L.ワルラスらの主著が相次いで刊行され,経済学の価値論,生産,
分配理論などに大きな変革が生じた状況をさす。限界効用の発見が独自に同時期に行われた。
限界効用とは? http://psuke.hungry.jp/micro/microinter1.html
U
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数量と満足度の関数(関係を表した数式)を効用関数といいます。上図のような数式や形
で効用関数を表現できる人はピザを何枚もらっても、あたらしくもらったピザの満足度が
はじめてピザをもらった時の満足度とまったく変わらないという人ですね。新しくもらっ
たピザの満足度、というのをピザの限界効用といいます。「限界(marginal)」とは「追加
的な」という意味です。だから、先ほどの表現を経済学風に変えると、「ピザの限界効用
が変わらない人」という表現になります。このように、効用関数をどのような数式、形で
表すかによって表現する人間像が変わります。では、あなたはピザを何度ももらう時に、
いつも同じ嬉しさを感じるでしょうか?たとえば、ピザを3枚もらった後に新しく4枚目
のピザをもらったときの満足度は始めにピザ1枚目をもらった時の満足度と等しいでしょ
うか?私は1枚目のときには空腹ですからとても嬉しいですけども、3枚食べた後にさら
にもらうとなると、お腹がいっぱいですから、あまり嬉しくありません。このように追加
的な満足度はだんだんと減少してくるということもあります。これを限界効用逓減の法則
といいます。「逓減」とは次第に減少することです。では、限界効用逓減の法則を満たし
ている効用関数はどのように表せるのでしょうか。それは下の図のようになります。
U
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数式では、
U=√x
U=In x など
しかし、まれにですがもらえればもらえるほど、追加的な満足度が増加していくという
こともあるかもしれません。たとえば、お酒。1杯目はおいしいが、何倍も飲んでいると
酔いが回って、さらにおいしく感じることがあるなどです。そのときには下の図のように、
先ほどの効用関数とは逆になっているはずです。
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数式では、
U=x^2
U=2^x-1 など
>>639
>大衆芸術ではなく 、アマチュアがつくって互いに評価し合うマージナル ・アート (これを
>「限界芸術 」と訳したのは 、同時期にハーヴァードで近代経済学を研究していた都留重人
>の影響で 、近代経済学における 「限界革命 」 〈要するに微積分による最適化の導入 〉とい
>う用語につられたからであり 、本当は 「周縁芸術 」と訳したほうがいい )を評価するとか …
参考:
限界革命marginal revolutionとは、1870年代,イギリスの W.S.ジェボンズ,オーストリアの
C.メンガー,フランスの L.ワルラスらの主著が相次いで刊行され,経済学の価値論,生産,
分配理論などに大きな変革が生じた状況をさす。限界効用の発見が独自に同時期に行われた。
限界効用とは? http://psuke.hungry.jp/micro/microinter1.html
U
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|/________________x
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数量と満足度の関数(関係を表した数式)を効用関数といいます。上図のような数式や形
で効用関数を表現できる人はピザを何枚もらっても、あたらしくもらったピザの満足度が
はじめてピザをもらった時の満足度とまったく変わらないという人ですね。新しくもらっ
たピザの満足度、というのをピザの限界効用といいます。「限界(marginal)」とは「追加
的な」という意味です。だから、先ほどの表現を経済学風に変えると、「ピザの限界効用
が変わらない人」という表現になります。このように、効用関数をどのような数式、形で
表すかによって表現する人間像が変わります。では、あなたはピザを何度ももらう時に、
いつも同じ嬉しさを感じるでしょうか?たとえば、ピザを3枚もらった後に新しく4枚目
のピザをもらったときの満足度は始めにピザ1枚目をもらった時の満足度と等しいでしょ
うか?私は1枚目のときには空腹ですからとても嬉しいですけども、3枚食べた後にさら
にもらうとなると、お腹がいっぱいですから、あまり嬉しくありません。このように追加
的な満足度はだんだんと減少してくるということもあります。これを限界効用逓減の法則
といいます。「逓減」とは次第に減少することです。では、限界効用逓減の法則を満たし
ている効用関数はどのように表せるのでしょうか。それは下の図のようになります。
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数式では、U=√x、U=In x など
しかし、まれにですがもらえればもらえるほど、追加的な満足度が増加していくという
こともあるかもしれません。たとえば、お酒。1杯目はおいしいが、何倍も飲んでいると
酔いが回って、さらにおいしく感じることがあるなどです。そのときには下の図のように、
先ほどの効用関数とは逆になっているはずです。
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数式では、U=x^2、U=2^x-1 など
1.イントロダクション
人々はなぜ消費をするのでしょうか。生活するために必要なものであったり、気分をリフレッシュするためだったり、用途はさまざまです。しかし、一貫して言えるのは、「消費」することそれ自体のために消費するわけではありません。消費をすることで、自分自身に何かしらの影響を与えるから、消費をするのです。食べ物を消費することで生命維持をしたり、洗濯機や車を消費することで生活を便利にしたりなど、消費そのものよりも、消費をすることで得られる何かのために消費をするのです。経済学ではこれらを消費による満足度ということで解釈し、効用(utility)という概念でその満足度を測ります。つまり経済学では、人々は効用(満足度)を得るために消費を行います。
これら満足度といっても、あいまいな表現ですし、人間にはいろいろな満足度があると考える方もいると思います。たとえば、人々を幸せにしていくことで自分自身が得られる満足度(もしくは幸福感)と、空腹時にリンゴを食べたときの満足度(もしくは幸福感)は同じ尺度で測れるものなのかどうか、という疑問はあります。しかし、これらの議論は効用という概念が用いられたころから最近までされていますし(ジェヴォンズやミル、アマルティア・センなど)、未だ議論に終止符が打たれているとも(私は)思いません。そして、これらの議論を理解するためにも、まずは消費が単に効用に影響を与えるという最も簡単な(基礎的な)考え方を理解することから始めたいと思います。
さて、この章では人々の消費行動を分析する上で必要な分析ツール、効用関数(utility function)と予算制約式(budget constrain)という概念を説明します。次の章ではこれら二つのことを用いて、人々がどのように消費するかを説明します。
2.効用関数(1変数の場合)
消費が効用に影響を与えるということを数学的に表すためには効用関数というものを用います。まずは1変数の場合(つまり、1つの財)から考えましょう。(もちろん、世の中には無数の財があふれています。だから世界に1つの財しかないと考えるのは無理があるでしょう。しかし、いきなり無数の財がある場合を考えるのは難しいですし、少なくとも2つの財のケースを理解すれば、無数の財のある場合もその応用で理解することが可能です。だから、中級編では2財のケースまでしか説明しません。)
財が1つしかないわけですから、大事なのはその数量です。では、数量と満足度の関係を図であらわしてみます。財はピザにしましょう。
ピザを3枚もらった時、ピザを1枚もらった時の3倍うれしい人の効用関数を考えてみましょう。ピザ1枚の効用が1だったとします。そうするとピザ三枚の効用は3ですね。そうだと、下の図のように直線の式になります。横軸が数量、縦軸が効用です。
効用関数1
効用をU(utilityの頭文字)、数量をxとすれば、具体的な数式は
U=x
と表せます。このように数量と満足度の関係を数式で表すことができます。数量と満足度の関数(関係を表した数式)を効用関数といいます。上図のような数式や形で効用関数を表現できる人はピザを何枚もらっても、あたらしくもらったピザの満足度がはじめてピザをもらった時の満足度とまったく変わらないという人ですね。新しくもらったピザの満足度、というのをピザの限界効用といいます。「限界(marginal)」とは「追加的な」という意味です。だから、先ほどの表現を経済学風に変えると、「ピザの限界効用が変わらない人」という表現になります。このように、効用関数をどのような数式、形で表すかによって表現する人間像が変わります。では、あなたはピザを何度ももらう時に、いつも同じ嬉しさを感じるでしょうか?たとえば、ピザを3枚もらった後に新しく4枚目のピザをもらったときの満足度は始めにピザ1枚目をもらった時の満足度と等しいでしょうか?私は1枚目のときには空腹ですからとても嬉しいですけども、3枚食べた後にさらにもらうとなると、お腹がいっぱいですから、あまり嬉しくありません。このように追加的な満足度はだんだんと減少してくるということもあります。これを限界効用逓減の法則といいます。「逓減」とは次第に減少することです。では、限界効用逓減の法則を満たしている効用関数はどのように表せるのでしょうか。それは下の図のようになります。
>>639
>大衆芸術ではなく 、アマチュアがつくって互いに評価し合うマージナル ・アート (これを
>「限界芸術 」と訳したのは 、同時期にハーヴァードで近代経済学を研究していた都留重人
>の影響で 、近代経済学における 「限界革命 」 〈要するに微積分による最適化の導入 〉とい
>う用語につられたからであり 、本当は 「周縁芸術 」と訳したほうがいい )を評価するとか …
参考:
限界革命marginal revolutionとは、1870年代,イギリスの W.S.ジェボンズ,オーストリアの
C.メンガー,フランスの L.ワルラスらの主著が相次いで刊行され,経済学の価値論,生産,
分配理論などに大きな変革が生じた状況をさす。限界効用の発見が独自に同時期に行われた。
限界効用とは? http://psuke.hungry.jp/micro/microinter1.html
U
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|/________________x
0 効用をU(utilityの頭文字)、数量をxとすれば、具体的な数式は U=x
数量と満足度の関数(関係を表した数式)を効用関数といいます。上図のような数式や形
で効用関数を表現できる人はピザを何枚もらっても、あたらしくもらったピザの満足度が
はじめてピザをもらった時の満足度とまったく変わらないという人ですね。新しくもらっ
たピザの満足度、というのをピザの限界効用といいます。「限界(marginal)」とは「追加
的な」という意味です。だから、先ほどの表現を経済学風に変えると、「ピザの限界効用
が変わらない人」という表現になります。このように、効用関数をどのような数式、形で
表すかによって表現する人間像が変わります。では、あなたはピザを何度ももらう時に、
いつも同じ嬉しさを感じるでしょうか?たとえば、ピザを3枚もらった後に新しく4枚目
のピザをもらったときの満足度は始めにピザ1枚目をもらった時の満足度と等しいでしょ
うか?私は1枚目のときには空腹ですからとても嬉しいですけども、3枚食べた後にさら
にもらうとなると、お腹がいっぱいですから、あまり嬉しくありません。このように追加
的な満足度はだんだんと減少してくるということもあります。これを限界効用逓減の法則
といいます。「逓減」とは次第に減少することです。では、限界効用逓減の法則を満たし
ている効用関数はどのように表せるのでしょうか。それは下の図のようになります。
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0 数式では、U=√x、U=In x など
しかし、まれにですがもらえればもらえるほど、追加的な満足度が増加していくという
こともあるかもしれません。たとえば、お酒。1杯目はおいしいが、何倍も飲んでいると
酔いが回って、さらにおいしく感じることがあるなどです。そのときには下の図のように、
先ほどの効用関数とは逆になっているはずです。
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0 数式では、U=x^2、U=2^x-1 など
ジェボンズ
Jevons, William Stanley
[生]1835.9.1. リバプール
[没]1882.8.13. ヘースティングス近郊
イギリスの経済学者,論理学者。レオン・ワルラス,カール・メンガーとほとんど同時に限界効用理論を展開した(→限界効用学派)。ロンドンのユニバーシティ・カレッジに学んだが,経済的困窮により 18歳のときオーストラリアへ渡り貨幣検査官となる。1859年に帰国,再入学。卒業後 1866年オーウェンズ・カレッジの教授に就任し,1876年から母校の教授を務めた。1880年に教授の職を辞し,1882年水泳中死亡した。ジョン・スチュアート・ミルの経済学が主流であったイギリスにあって,みずからの経済学を「快楽と苦痛の微分学」と称し,経済学に功利主義的な人間観と数学という分析用具を取り入れようとした。ジェボンズの交換方程式は交換現象を個別の主体間の交渉均衡としてとらえる面があり(→一物一価の法則),フランシス・Y.エッジワースやクヌート・ウィクセルに影響を与えた。主著『経済学の理論』The Theory of Political Economy(1871)のほか,当時イギリスの動力源であった石炭の早晩の枯渇を予言してベストセラーとなった『石炭問題』The Coal Question(1865)をはじめ,貨幣論,景気循環論の領域でも優れた経験的・理論的研究を残しており,論理学や科学的方法論上の業績も重要。1972年以降 7巻からなる論文・書簡集"Papers and Correspondence of William Stanley Jevons"が公刊された。(→価値学説,限界革命)
主流派の限界効用説そのものが心理主義だとも言えるだろう。
そうではないのは、リカード・マルクスの労働価値説やスラッファ。
カール・メンガー - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/カール・メンガー
カール・メンガー(Carl Menger, 1840年2月23日 - 1921年2月26日)は、オーストリアの経済学者。経済学におけるオーストリア ...
カール・メンガー (Carl Menger) - cruel.org
cruel.org/econthought/profiles/menger.html
メンガー『国民経済学原理』 (1871) はもともと、もっと大きな論考の第一巻になる予定だった――が、続きは結局できなかった。
ウェーバー客観性論文より
メンガーへの嫌み
《経済的な考察のしかたの「一面性」をば、それを一般的な社会経済にまで
拡大することによって、なくすることが、科学研究の進歩の課題なのである、
などと信じることには、まず次のような認識が欠けている。すなち「社会的な
もの」、したがって人間相互の関係という観点は、なんらかの特殊な内容を
もった述語がそなわるときにのみ、学問上の問題を限定するのに十分な正確
さをもってくるのだという認識が、そこでは欠けているのである。
科学の研究領域の根底にあるものは、「物」の「即物的なあるいは実在的な」
連関ではなくして、問題の思想上の連関なのである。
たとえば、現在の「抽象理論」が今後どこまで展開せられねばならぬかという
疑問は、結局には、科学的研究の経済の問題でもある。科学的研究にたいしては、
ほかに諸問題も解決をせまって待ちかまえているのが実情なのであるから。
「限界効用理論」もまた、「限界効用の法則」にしたがうというわけである。》
(経済学史家ブローグによると)ジェボンズはフロイトとも親交のあったフェーヒナーから
限界効用の数理心理学的アイデアを得た。
主流派の限界効用説の起源は心理学だと言える。