月曜日, 1月 14, 2019

華厳経:再考




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NAMs出版プロジェクト: 華厳経 Kegon-Kyo Avataṃsaka Sūtra

例えば華厳経の有名な一節

華厳経第2巻 盧遮那仏品

一切の仏刹は微塵に等しく,爾所の仏は一毛穴に坐し,
皆な無量の菩薩衆有りて,各の為に具(つぶさ)に普賢の行を説きたまう。
無量の刹海を一毛に処し,悉く菩薩の蓮華坐に坐し,
一切諸の法界を遍満して,一切の毛孔より自由に現ず

これの漢訳は
へ行き
 TextNo.に 0278 を入れ
Pageに 0408a15 を入れると出てくる
(0278は全60巻の方。0279だと全80巻、0293だと第40巻入法界品のみのバージョン違い)

一切佛刹微塵等  爾所佛坐一毛孔
皆有無量菩薩衆 各爲具説普賢行
無量刹海處一毛 悉坐菩提蓮華座
遍満一切諸法界 一切毛孔自在現

googleで翻訳すると

神聖なほこりなど
仏は穴の上に座って
無限菩薩があります
それぞれ言った
海にブレーキがない
菩提ロータスの上に座って
すべての法定サークルでいっぱい
すべての毛穴は無料です…orz

ちなみに善財童子のエピソードの入った入法界品は
TextNo.0278 Page 0676a05

入法界品』(にゅうほっかいぼん)とは、大乗仏教経典華厳経』の末尾に収録されている大部の経典(品)。サンスクリットの原題は『ガンダヴィユーハ・スートラ』( : Gandavyūha Sūtra)。

スダナ少年[1](スダナ・クマーラ、善財童子)が、文殊菩薩に促されて悟りを求める旅に出発、53人の善知識(仏道の仲間・師)を訪ねて回り、最後に普賢菩薩の元で悟りを得る様が描かれる。 

一説には、東海道五十三次の53の数字の由来は、この『入法界品』にあるとされる[2]


  1. ^ 善財童子とは - 日本大百科全書ニッポニカ
https://kotobank.jp/word/%E5%96%84%E8%B2%A1%E7%AB%A5%E5%AD%90-88287


大正新脩大藏經(たいしょうしんしゅうだいぞうきょう、大正一切経刊行会)は、大正13年(1924年)から昭和9年(1934年)の10年間をかけて、北宋代に蜀(四川省)で開版された漢訳大蔵経である『開宝蔵』を最もよく保存していた韓国海印寺高麗大蔵経再彫本を底本としつつ、日本にあった各地・各種の漢訳仏典をすべて調査校合した、民間人の手による[1]、「漢訳仏典の総集」とも言える大蔵経である。大正大蔵経大正蔵とも。
概要:
17字詰29行3段組、各巻平均1,000ページになっている。正蔵(中国所伝)55巻、続蔵(日本撰述)30巻、別巻15巻(図像部12巻、昭和法宝総目録3巻)の全100巻から成り、漢訳の仏典の最高峰と呼ばれている。校訂不備多しとの批判はあるものの、世界における仏教界や仏教研究に寄与している。
仏教関係の著述の参考文献として大正蔵大正と略されることが多い。また、仏教関係論文に、しばしば「Txx-yyyz」とあるのは、大正蔵経のxx巻のyyyページz段の略である。
日本撰述の仏典に関しては、主要なものだけであり、日本仏教を研究する場合には、別の文献を参照する必要がある。
大正新脩大藏經は、各図書館のリファレンスブックに指定されているので、主な図書館は所蔵している。
近年では、東京大学の『大正新脩大藏經』テキストデータベース(SAT)[3]や台北の中華電子佛典協會(CBETA)[4]といったプロジェクトが、大正藏の電子テキスト化を推進している。それらは、一定の制約内ではありながら自由に使用できる。
構成:
近代仏教学の成果を踏まえつつ、大乗経典の五部(般若宝積大集華厳涅槃)を筆頭に持ってくる伝統的な中国大蔵経の構成を廃し、『阿含経』を筆頭に年代順・地域順に並べる合理的な構成となっている。通し番号は1から2920まで。



武田泰淳 快楽より


「大正新修大蔵経 」 「国訳一切経 」 。この二つは 、今なお刊行が継続している大全集なので 、 「卍蔵経 」のような 、しみじみと古めかしい感じがしなかった 。
 特製本の 「大正 」は 、藍いろのしっかりした帙で包まれていた 。とびきり大判に 、小さな活字がギッシリと詰めこまれ 、帙をひらくと 、新しい和紙と新しい印刷インキの匂いがただよった 。
 土地の値あがりがいちじるしく 、檀家の商人の財産が急速にふえつつある現在なので 、金まわりのいい東京の寺院は 、どこでも 「大正 」を予約していた 。学問好きの僧侶は 、ごくまれであるから 、あらましは寺に重みをつけるため 、あるいは出版関係者 (それはいずれも僧門の学者だった )との義理で 、買わされていた 。毎月 、かなりの金額を支払わされる住職の中には 、宗務所にとられる宗費が 、倍増したような気持になり 、ふくれつらをする者もあった 。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E5%8E%B3%E9%83%A8_(%E5%A4%A7%E6%AD%A3%E8%94%B5)

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  • 華厳部 (上) 第9巻 - No.278
  • 華厳部 (下) 第10巻 - No.279-309

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華厳部 (上) 第9巻 - No.278

華厳部 (下) 第10巻 - No.279-309