火曜日, 8月 06, 2019

オリンピックはなぜ夏に開催?どうして夏季五輪なの?理由を調べた 2018/07/25



オリンピックはなぜ夏に開催?どうして夏季五輪なの?理由を調べた

過去に開催されたオリンピックの時期

olympic

熱中症対策お金をかけない方法! 赤道直下や南国の人は死亡する人少ないけどどうしてる?

記録が残っている近代オリンピックから、2020年東京オリンピックまでの開催日程をまとめてみました。

赤字は7、8月以外に開催されたオリンピックです。

1932年 ロサンゼルス五輪:1932年7月30日から8月14日まで
1936年 ベルリン五輪: 1936年8月1日から8月16日まで
1948年 ロンドン五輪:1948年7月29日から1948年8月14日(日本不参加)
1952年ヘルシンキ五輪:1952年7月19日から8月3日まで
1956年メルボルン五輪 : 1956年11月22日から12月8日まで(南半球)
1960年 ローマ五輪 :1960年8月25日から1960年9月11日まで
1964年 東京五輪 : 1964年(昭和39年)10月10日から10月24日まで
1968年 メキシコシティ五輪 :1968年10月12日から10月27日まで
1972年 ミュンヘン五輪 : 1972年8月26日から9月11日まで
1976年 モントリオール五輪 :1976年7月17日から8月1日まで
1984年 ロサンゼルス五輪: 1984年7月28日から8月12日まで
1988年 ソウル五輪 :1988年9月17日から10月2日
1992年 バルセロナ五輪 :1992年7月25日から8月9日まで
1996年 アトランタ五輪 :1996年7月19日から8月4日
2000年 シドニー五輪 :2000年9月15日から10月1日まで(南半球)
2004年 アテネ五輪 :2004年8月13日から29日まで
2008年 北京五輪 :2008年8月8日から8月24日まで
2012年 ロンドン五輪 :2012年7月27日から8月12日まで
2016年 リオデジャネイロ五輪:2016年8月5日から8月21日まで
2020年 東京五輪:2020年7月24日から2020年8月9日(予定)

20回のオリンピックのうち、7、8月に開催された(予定含む)のは15カ国にも及ぶことが分かりました。

そして8月に開催したとしても、8月の中旬までにはほとんどが閉幕。

スポンサーリンク

それにしても8月開催は本当に多いですね、どうしてなんでしょう。

半分青いつまらない or 面白い?理由や原因は視聴率に反映や影響も

なぜ夏の8月開催が多い?

理由1

元々、オリンピック発祥の地であるギリシャや、イギリス、アメリカなどのキリスト教圏では8月や9月に学校の新学期が始まります。

そのために新学期前にオリンピックを開催するのが区切りが良いのでしょう。

オリンピック開会式の入場順番にルールはある?誰が決定するの?

理由2

最近では、8月開催最大の理由はアメリカのテレビ局が儲かるようにしているためだとも言われています。

MBL(メジャーリーグベースボール)は秋からポストシーズンに入りますし、NBA(バスケットボール)もシーズンが開幕します。

アメリカでは視聴率が高いほどスポンサーから高いCM料を貰えるシステムになっていますが、このシーズンにオリンピックが重なると視聴率がとれずテレビ局の収益が下がるので、アメリカ側の意向で8月開催までが多くなっているんです。

一言で表すと『完全なビジネス』になっているという理由なんです。

実際に、1984年に開催されたロサンゼルス五輪からは、長くても10月2日までの2カ国のみとなっています。

半分青い漫画家秋風羽織のモデルは誰?鈴愛(すずめ)に影響を与えた原作者の名前は?

理由3

また、ヨーロッパなどは夏休み(サマーホリデイ)が長いのも、夏にオリンピックが開催される要因となります。

夏季五輪の名前の由来や理由は

夏季五輪は英語でいうと、サマーオリンピック。

その名の通り夏に開催されるので夏季五輪なのですが、これはスキーやフィギュアスケートなど、冬に開催される冬季オリンピックと差別化させるために生まれた言葉でしょう。

半分青いつまらない or 面白い?理由や原因は視聴率に反映や影響も

スポンサーリンク

欧州サッカーと試合が重ならないようにするため

はなさんから頂いたコメントでなるほど!と思わず手をたたきたくなる理由を頂いたので追記ささていただきます。

6月~7月初旬には欧州選手権。

そして8月末からは各国のリーグが開幕するから日程が重ならないようにするため。

半分青い番組最後の写真への応募方法は?条件やルールに期限はあるの?

終わりに

上記のように8月開催が多いのは確かですが、日本のように蒸し暑い夏の国は殆どありませんので、選手にとってはさほど厳しい環境ではありません。

あまり知られていませんが、赤道直下の国々は確かに気温は高いのですが、空気が乾燥しているので日陰に入れば暑さをしのげます。また、日が暮れると一気に気温が下がるので過ごしやすくなりますが、日本の夏は下がりにくく、気圧の変化で夜の方が蒸し暑くなるといったことがあります。

東京オリンピックが2020年7月24日から2020年8月9日に決まったのは、これ以上先にすると台風シーズンになり、期間内にオリンピックを終了させることが難しくなりことも原因でしょう。

また、7月24日はちょうど学校の夏休みも始まっていますし、金曜日なので社会人でも土日にオリンピックを見れますし、閉会式も日曜日となっています。

やはり商業的に成功することも考えて日程を決めているのがよく分かりますね。

こんな猛暑の中でプレーをしなければいけない選手はたまったもんじゃありません。

屋外スポーツで世界記録が出る楽しみは減ってしまうことが予想されとても残念です。

熱中症は突然やってきます。

お金をかけない熱中症対策については下記リンクでご紹介しているので御覧ください。

熱中症対策お金をかけない方法! 赤道直下や南国の人は死亡する人少ないけどどうしてる?

スポンサーリンク