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土曜日, 4月 25, 2015

齊藤誠 他『マクロ経済学 New Liberal Arts Selection 』:目次(付:ルーカス、マンキュー再考)




齊藤 誠 (@makotosaito0724)
一般均衡でモデルを作る時、①各主体の予算制約と②各市場の需給均衡の整合性をチェックしてワルラス法則が成り立つ状況を考える。こうした状況は思考の節約にもなるし、直観も研究者どうしで共有しやすい。一方、①と②のいずれかが一時的にでも成り立っていないと、そうした理論に拒絶反応となる。
MMTは会計的な事実を述べたものだから②及びFTPLに先行する議論の土台になると思う
物価を律儀に測定するしかないが要素を分析し、賃金率、負債率、失業率を注視するのがポイント。
失業率をどう捉えるかで均衡の意味が変わる。

https://twitter.com/makotosaito0724/status/1158977314757025792?s=21
有斐閣のウェブサイトにアップされました。図表とその出展を整理したpdfとともに、元のデータを記録したエクセルファイルがダウンロードできます。

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641053847
本書で用いているデータベースは,第1部,第2部,第4部の現在入手可能なものについて,新しいデータに改訂したものを以下からダウンロードできます。

最新のデータに改訂した図表(PDFファイルでダウンロード可)
 第1部の図表 http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/database1.pdf 27
 第2部の図表 http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/database2.pdf 77
 第4部の図表 http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/database4.pdf 41
改訂した図表のデータソースをまとめた圧縮ファイル(zipファイル)
http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/database.zip
データの改訂タイミング(Excelファイル)
http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/revision_interval.xlsx

また,月次・四半期データについては,SocioMeasure(Bakfoo)から最新データを閲覧することができます。
SocioMeasure NLASマクロ経済学 新版 最新データ図表
http://macro.bakfoo.com/
訂正情報
『マクロ経済学(新版)』(New Liberal Arts Selection)に下記ファイル記載のとおり誤りがありました。
訂正してお詫びいたします。
『マクロ経済学(新版)』訂正情報をみる
http://contents.yuhikaku.co.jp/nibu/NLASmacro/correction.pdf



              (経済学マルクスリンク::::::::::

NAMs出版プロジェクト: 齊藤誠 他『マクロ経済学 New Liberal Arts Selection 』:目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/new-liberal-arts-selection.html(本頁)
ノーベル経済学賞 2010~
http://nam-students.blogspot.com/2018/07/2010.html
2016齊藤誠他マクロ経済学新版&「マイナス金利政策について:雑感」 
http://nam-students.blogspot.jp/2016/04/20162016-25.html
ローマー『上級マクロ経済学』(Advanced Macroeconomics by David Romer):目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/advanced-macroeconomicsdavid-romer.html
(↑齋藤第4部を読んだ後はこれ)
クルーグマン/マンキュー/スティグリッツ/サミュエルソン
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/httpnam-students.html
サーチ理論:メモ(齊藤他マクロ#16関連)
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/blog-post_34.html
ラムゼイ「貯蓄の数学的理論」1928年、F.R.Ramsey,”A Mathematical Theory of Saving”
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/1928frramseya-mathematical-theory-of.html

アセモグル
https://nam-students.blogspot.com/2017/12/blog-post_22.html


マクロ経済学 | 有斐閣
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641053724

マクロ経済学
New Liberal Arts Selection
齊藤 誠 (一橋大学教授),岩本 康志 (東京大学教授),太田 聰一 (慶應義塾大学教授),柴田 章久 (京都大学教授)/著

2010年04月発行
A5判並製カバー付 , 742ページ
定価 4,212円(本体 3,900円)
ISBN 978-4-641-05372-4
Macroeconomics:Theory and Policy

書評:
レオンチェフの産業連関表が冒頭☆で解説されているのが珍しい。ほとんどのマクロ経済学では今教えていないのではないか? 未来の官僚には必須だろうからこの解説は意義がある(ちなみに産業連関表を左に90度回転させると45度分析図における生産と消費の「見たて」と同じになる)。他に気になったのは景気循環の図解だ。文字と図解が小さめなのが残念。Excelデータなどがネット上で提供されているらしいのは有意義だが、本書よりマンキューの入門、応用篇を先に読んでマクロの体系を早めに頭に入れた方が良い。◾︎

追記:
おわりに655頁~のノーベル賞受賞者リストも受賞理由の解説付きで参考になる。

同じ有斐閣から出ている二神マクロ(2009)より新しい。
『マクロ経済学』二神孝一、堀敬一:目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/11/blog-post_15.html

参考:NAMs出版プロジェクト: 産業連関表
http://nam-students.blogspot.jp/2014/06/wikipedia.html


マクロ経済の理解に不可欠な経済統計と理論の両面から解説した,新しいスタンダード・テキスト。基本モデルからミクロ的基礎までを初学者向けに丁寧に解説。豊かさを実感できる国民経済を築き上げていくために必要となる,経済政策の考え方を身につける。


■教科書で取り扱われている統計データについて,アップデートされた図表(エクセル・ファイル)を以下のファイルからダウンロードすることができます。
 また,日本経済の最新の動向に関する解説(コメント)も参照できます。
『New Liberal Arts Selection マクロ経済学』ウェッブ・データ付録(PDFファイル)
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLS/NLAS_Macro_data_appendix_20120808.pdf

簡易目次:
はじめに
第1部 マクロ経済の計測
 第1章 第1部のねらい:われわれはどのようにマクロ経済を理解するのであろうか?
 第2章 国民経済計算の考え方・使い方 ☆
 第3章 資金循環表と国際収支統計の作り方・見方
 第4章 労働統計
第2部 マクロ経済学の基本モデル
 第5章 第2部のねらい:マクロ経済モデルの基本的な考え方
 第6章 閉鎖経済の短期モデルの展開
 第7章 閉鎖経済の中期モデルの展開
 第8章 開放経済のモデルの展開
 第9章 労働市場の長期モデル
 第10章 閉鎖経済の長期モデル:資本蓄積と技術進歩
第3部 経済政策とマクロ経済学
 第11章 安定化政策
 第12章 財政の長期的課題
第4部 マクロ経済モデルのミクロ的基礎づけ
 第13章 第4部のねらい:なぜマクロ経済モデルにミクロ的基礎が必要なのか?
 第14章 金融市場と貨幣市場:将来の経済が繁栄される“場”
 第15章 消費と投資 ☆☆
 第16章 マクロ経済と労働市場
 第17章 新しいケインジアンのマクロ経済モデル
 第18章 経済成長 ☆☆☆
おわりに
数学付録

*訂正情報をアップロードしました。→詳細はこちらをご覧ください。
http://yuhikaku-nibu.txt-nifty.com/blog/2010/07/post-92b4.html

☆☆
ラムゼーモデルの説明


☆☆☆
605~7頁。マルサスの罠、マルサスモデルはソローの成長モデルにつながる(ラムゼーモデルはさらに個別の議論を可能にする)。
以下のマクロ上級書、邦訳初版42頁にもマルサスの名が、ソローモデルを論ずる中で触れられている。
ローマー『上級マクロ経済学』(Advanced Macroeconomics by David Romer)
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/advanced-macroeconomicsdavid-romer.html

参考:
マルサス『人口論』初版、目次:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/blog-post_16.html
NAMs出版プロジェクト: ピケティ関連:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/01/blog-post_30.html
NAMs出版プロジェクト: ルイスの「二重経済モデル」:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/02/blog-post_47.html

菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より

ケインズからDSGEまでの流れ

     思想的         新古典派経済学 
     ライバル        :
ケインズ  ↔︎  ハイエク    :
:          :     :    ⬇︎
:ヒックス      :     :
:トービン      :     :
ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン : 新古典派成長
     ⬇︎     マネタリスト:   モデル
                 :     ソロー
 ⬇︎  マクロ計量モデル     :
   (IS-LMにもとづく)  :    ⬇︎
           ⬆︎    /
   ⬆︎批判     批判  /
      ミクロ的基礎づけ/
     ル  ー  カ  ス
ニュー・    ⬅︎ 合理的期待形成仮説 ➡︎ RBCモデル
ケインジアン  ↘︎           ↙︎   キドランド
 マンキュー     DSGEモデル      プレスコット
      財政政策の役割
        縮小化
              ⬇︎
       リーマン・ショック時に機能せず!
 機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!

   _____________________

       ルーカス批判後のマクロ経済学
     淡水派           塩水派
  (五大湖周辺の大学)   (東海岸・西海岸周辺の大学)
 新古典派と新しい古典派     ケインジアン
  フリードマン          サミュエルソン
  ルーカス            トービン
 市場メカニズム         裁量政策重視
 価格は伸縮する         価格は下方硬直する
             ↘︎ ↙︎
  ・ミクロ的基礎付けが必要 ・マクロ政策の中心は金融政策
  ・高インフレを回避する

(菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より)



サミュエルソン 経済学の系統図 1980,1985,11+12ed.改


            哲学者        実践派
      アリストテレス  聖書       実業家
       前350    /        時事評論家
           \スコラ学派       /
         トマス・アクィナス     /
           1270  \    /
           /       \  /
       重農主義者     重商主義者
         ケネー      17世紀および
        1758      18世紀
            \    /
            アダム・スミス
             1776   
         ______|___ 古典学派
        |ゴドウィンx|   |
        |1793 マルサス |
 (労働価値説)|     1798 |(比較優位)
     リカード(A)   |  xリカード(B)_____
       1817    |   1817        |
       /       |     \         |
  社会主義/ xプルードン |    J.S.ミル     |
   マルクス   1846 |     1848 新古典学派|
   1867      | |        \ワルラス  |
   / | \     |  \       マーシャル  |
  |  |  レーニン ゲゼル \     / 1890  |
  |カレツキ 1914 1916 ケインズ/ /  |   |
  |1933   / \     1936 /   |   |
  |      /   \     :  /   / \  |
  |     /     \    主流派 合理的 シカゴ自由
  新左翼 ソ連       中国  経済学 期待理論 至上主義

___________ 

☆すべての経済学者に二面性はあるが、特にリカードを二つに分けた。リカードとマルサスによる「穀物条例論争」1815は有名。ただし、リカードは労働価値説を維持したと言える。

フリードマンに代表されるシカゴ学派は、強固に新古典派経済学の価格理論と古典的自由主義の 経済思想を持つ経済学の学派である。
ハイエクやフリードマンは自由主義陣営として改めて追記する必要はないだろうが、ゲゼル(『自然的経済秩序』1916年)とカレツキ(『景気循環理論概説』1933年。有効需要というより乗数効果の指摘。有効需要は1935年「利潤の決定要因」に明確)は追記すべきだろう。
参考:
 ケインズからDSGEまでの流れ

     思想的         新古典派経済学
     ライバル        :    |
ケインズ  ↔︎  ハイエク    :    |
:          :     :    |
:ヒックス      :     :    |
:トービン      :     :    ⬇︎
ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン :新古典派成長
⬆︎ ⬆︎  |     マネタリスト:  モデル
| |  ⬇︎           :   ソロー
| | マクロ計量モデル     :    |
| | (IS-LMにもとづく)/     | 
|  \        ⬆︎  /      |
|  批判      批判 /       |
|   ル  ー  カ  ス        |       
⬇︎
    ミクロ的基礎づけ         ⬇︎
ニュー・ ⬅︎--合理的期待形成仮説--➡︎RBCモデル
ケインジアン\           /  キドランド
 マンキュー ↘         ↙︎   プレスコット
    財政政策 DSGEモデル      
     の役割    ローマー?
      縮小化
             ⬇︎
       リーマン・ショック時に機能せず!
 機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!
   _____________________

       ルーカス批判後のマクロ経済学
     淡水派           塩水派
  (五大湖周辺の大学)   (東海岸・西海岸周辺の大学)
 新古典派と新しい古典派     ケインジアン
  フリードマン          サミュエルソン
  ルーカス            トービン
 市場メカニズム         裁量政策重視
 価格は伸縮する         価格は下方硬直する
             ↘︎ ↙︎
  ・ミクロ的基礎付けが必要 ・マクロ政策の中心は金融政策
  ・高インフレを回避する

(菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より)


























合理的期待仮説


note.masm.jp/合理的期待仮説/
rational expectations hypothesis 合理的期待形成仮説
  • 経済学で、人々があらゆる情報を効率よく利用して合理的な期待形成を行えば、それは平均的には正しいものとなり、誤った事態は生じないという理論仮説。
  • 人が利用可能なあらゆる情報を利用して合理的な予想を行うかぎり、その平均値については正しい予想を下すことができるという主張。
  • 1970年代末,アメリカの経済学者ルーカス(R.Lucas),サージェント(T.J.Sargent)などによって主張された。
  • 人々が利用可能な情報を効率的・合理的に利用すると,その予想は客観的確率に等しくなるという考えから,政府が裁量的経済政策を行ったとしても,企業も個人もその結果を正しく予想し行動するところから,その政策は無に帰すとした。
  • マネタリストが,ケインズ的金融,財政政策は長期的には成功しないとしたのに対し,合理的期待仮説は短期的にも成立しないとした。
  • この理論は期待の役割を導入し,数学式を多用し,計量モデルを批判したが,その基礎前提があまりにも現実から離れ,経済学の虚構性を拡大させることになった。


























合理的期待革命

2011年10月、ニューヨーク大学のトーマス・サージェント教授がノーベル経済学賞を受賞した。サージェント教授は既にノーベル経済学賞を受賞したロバート・ルーカスJr、キッドランド、プレスコット教授らと共に現代マクロ経済学の一大革命である「合理的期待形成革命」の一翼を担ったことで知られている。伊藤(2011)が活写するようにこの「合理的期待形成革命」は一大潮流を作り出し、現代マクロ経済学の基礎となっている。
合理的期待とは「民間が政府の将来の政策を予測し、その予測に基いて行動をする」という仮説のことである。この用語を聞くと「何だか荒唐無稽なこと」のような気がするかもしれないが、そうではない。たとえば2010年10月にタバコ増税が行われた際、9月時点に多くの愛煙家がタバコの買いだめに走ったが、これは「民間が政府の将来の政策を予測し、その予測に基いて行動をする」ことを示している。その他にも1997年の消費税増税の前に発生した駆け込み需要も合理的期待の例である(完全な証拠ではないにしても)。つまり、合理的期待は(マクロ経済学に導入され始めた当時は革新的な発想であったが)現在になってみれば実は非常に当たり前のことを言っているにすぎない。…「リフレ政策」はその合理的期待(と政策レジームの変化)を基盤とした政策である。

リアルビジネスサイクル理論 - Wikipedia

リアルビジネスサイクル理論( -りろん theory of real business cycle)とは、景気循環の要因は生産技術財政政策などの実質変数(実物的要因)に限られるとするマクロ経済学の理論である。リアル(real)とは実質的(実物的)を意味し、いわゆるモノに関連した要因を意味している。ビジネスサイクル(business cycle)とは景気循環を指す。「実物的景気循環理論」と訳す場合もある。
リアルビジネスサイクル理論は、ジョン・ミュースのアイデアに基づいてロバート・ルーカスが最初に定式化したマクロ経済学のモデルである。新しい古典派経済学(new classical economics)の代表的なフレームワークの一つである。この理論の主張点は、マネーサプライ物価水準などの名目変数の変動が景気循環を引き起こすのではなく、生産技術や財政政策などの実質変数(実物的要因)のみが景気循環の要因となるというものである。

確率的動学一般均衡. (Dynamic Stochastic General Equilibrium:. DSGEモデル


























DSGEモデル(ディーエスジーイーモデル)とは - コトバンク


ディーエスジーイー‐モデル【DSGEモデル】[Dynamic Stochastic General Equilibrium Models]



























Dynamic Stochastic General Equilibrium Modelsリアルビジネスサイクル理論など、ミクロ経済学的基礎付けを持つマクロ経済学モデルを、新ケインズ学派の立場から発展させたもの。さまざまな仮定を設定してモデルを構築し、経時的変化を考慮する動学的分析を行う。ケインズ学派古典学派考え方を統合するもので、金融財政政策の提言などに用いられる。動学的確率的一般均衡モデル。


























マクロ経済学 - Wikipedia

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6
ニュー・ケインジアンは近年では新しい古典派が用いてきた最適成長モデルやリアルビジネスサイクル理論を出発点に、それらにいくつかの仮定を追加することでケインズ経済学にミクロ的な基礎を与えようと試みつつある。リアル・ビジネス・サイクル・モデルを原型とした諸々のモデルを動学的確率的一般均衡Dynamic Stochastic General Equilibrium, DSGE)モデルとも言うが、新しい古典派とニュー・ケインジアンは動学的確率的一般均衡モデルを用いるという点でも共通している。


http://www.snsi.jp/tops/kouhou/1817
《評判を取ったトマ(ス)・ピケティの大著『21世紀の資本(論)』からも私は巨大な真実を学んだ(第6章)。やはりこの本は大変な本である。ピケティ本は、今や幻想と虚栄の神殿と化したアメリカ経済学を根底から掘り崩す核爆弾級の破壊力を持つ本である。おそらく日本では、今のところ私だけがこのことに気づいている。今はもう多くは書けない。一点だけ書く。

 ストック(資産)とフロー(所得)において、フロー面(消費者物価、インフレ率、GDPギャップ、失業率などの指標)ばかりに囚われてきたアメリカ経済学界のオカシさを、フランス人のピケティは、正しく大きくストック面(土地住宅価格。即ち不動産資本)の重要性からはっきりとつかみ出した。おそらくピケティ本からの根源的攻撃を受けてアメリカ理論経済学は自滅に向かうだろう。それはアメリカ帝国の崩壊と軌を一にするものだ。

…(
以下ルーカス批判及び、『熱狂なき…』第5章の解説)…

 この合理的期待仮説の「期待」(expectarion)とは正しくは予測と訳すべきで、「合理的予測派」と副島先生は書いています。この合理的予測学派は、古典派経済学の一種で、この学派とケインズ経済学が宗派闘争をした結果、本来の正しい経済学であるケインズ経済学が敗れて、従来のケインズ経済学者もこの合理的予測学派に「改宗」させられていった、という大きな経済学理論上の権力闘争がアメリカの経済学者の間で行われていた、というのです。…》

主流派=新古典派
 新古典派経済学 - Wikipedia http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%8F%A4%E5%85%B8%E6%B4%BE%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6
経済学者の飯田泰之は「主流派経済学=新古典派には、需要不足による不況の視点がないと指摘されることがあるが、現在(2003年)の理論研究の中心である最適化行動に基づく動学一般均衡理論から、十分需要不足による停滞・マクロ政策の効果を導くことができる。情報の経済学を応用したモデルなどがその例である。新古典派であるからいつでも適切な均衡にあるというのは、学部教育での便宜的な単純化に過ぎない」と指摘している[20]。

経済学者の小林慶一郎は 「新古典派は自由主義的傾向が強い一方で、ケインズ経済学は設計主義的傾向が強い」と指摘している[21]。

経済学者の小野善康は「ケインズ政策とは、純粋な効率化政策である。需要不足の是非を問うやり方が違うだけで、目的は新古典派と同じである」と指摘している[22]。

備考:
ケインズは(フリードリヒ・ハイエクほどの自由主義者によれば全体主義に多少同情的であるとするものの、ハイエクが強く主張する)自由主義に対して同情的であった[23]。

20^ 田中秀臣・野口旭・若田部昌澄編 『エコノミスト・ミシュラン』 太田出版、2003年、216頁。
21^ ダイヤモンド社編 『日本経済の論点いま何が問題なのか』 ダイヤモンド社、2004年、52頁。
22^ 日本経済新聞社編 『世界を変えた経済学の名著』 日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2013年、228頁。
23^ 「「ケインズ生誕百年」論」白石四郎(明治大学政経論叢1983.12.30)[5]PDF-P.13




☆☆☆☆☆ 入門編邦訳第3版447頁より(こちらも邦訳第2版にはない)
図11-6 モデルの相互関係

           すべてのモデルの親モデル
              (第11章補論)
         ___古典派__|__ケイジアン_
     _閉鎖|開放_          __閉鎖|開放_       
    |       |        |        |
古典派の閉鎖経済    |     IS-LMモデル☆☆☆ |
(第3章・第4章)☆  |    (第8章・第9章)@   |
            |        |流通速度一定  |
            |      基本的な       |
         _小国|大国_  AD-ASモデル    |
        |       |  (第7章)☆☆    |
    古典派の      古典派の            |
    小国開放経済    大国開放経済          |
   (第5章)     (第5章補論)          |
                    ________小国|大国_
             _変動相場制|固定相場制_        |
            |             |      大国開放経済の
         変動相場制下の       固定相場制下の   短期モデル
        マンデル=フレミング    マンデル=フレミング (第10章補論)  
         モデル(第10章)       モデル(第10章) ☆☆☆☆

この概念図は補論で示した包括的な大モデルがこれまでの諸章で学んだより小さ
くて簡単なモデルとどう関係しているかを示している。

1.古典派かケインジアンか?
 古典派の特殊ケース(EP=Pあるいはa=0,したがって産出が自然率水準にある場合)を望むのか,それともケインジアンの特殊ケース(aが無限大,したがって物価水準が完全に固定されている場合)を望むのかを決める.
2.閉鎖か開放か?
 閉鎖経済(資本移動CFがつねにゼロの場合)を望むのか ,開放経済(CFがゼロ以外の場合)を望むのかを決める.
3.小国か大国か? 
 開放経済を望むのであれば,小国(CFが世界利子率r*で無限に弾力的な場合 )を望むのか,あるいは大国(国内利子率が世界利子率で決定されない場合)を望むのかを决める.
4.変動相場制か固定相場制か?
 小国開放経済を考えるのであれば,為替レートが変動制(中央銀行がマネーサプライを決める場合)か,それとも固定制(中央銀行がマネーサプライの調整を許容する場合)のいずれかを决める.
5.流通速度の固定?
 ケインジアンの固定価格を仮定した閉鎖経済を考える場合,流通速度が外生的に固定されている特殊ケースに焦点を当てるかどうかを决める.

E=期待値、P=価格
a=財・サービスの需要の実質利子率に対する反応
CF=純資本流出

   @ 図8-17 短期的変動の理論
ケイン
ジアンの➡︎IS曲線➡︎
交差図       ⬇︎
1:8        ➡︎IS-LM➡︎総需要➡︎
           ➡︎ モデル   曲線 ⬇︎
          ⬆︎  1:8       ➡︎総需要-  ➡︎短期的経済
 流動性➡︎LM曲線➡︎             ➡︎総供給モデル 変動の説明
選好理論              総供給 ⬆︎ 1:7     1:10
                   曲線➡︎

(マンキューマクロ経済学1入門篇邦訳第3版319頁,第2版1:8:3,289頁)

///////////

ルーカス以降を知りたい場合も、斎藤等やローマーよりマンキューがいい。
(マンキューはハイエクには言及していないが。)

参考:
ローマー『上級マクロ経済学』(Advanced Macroeconomics,David Romer)1996~:目次
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/advanced-macroeconomicsdavid-romer.html
(ローマーマクロは、RBC,DSGEに詳しいが、数式を使うわりに記述が雑だ。)

///////////

      ケインズからDSGEまでの流れ(マンキューマクロ2の邦訳章番号を付記)

     思想的         新古典派経済学1:3
     ライバル        :
ケインズ  ↔︎  ハイエク    :
:          :     :    ⬇︎
:ヒックス      :     :
:トービン2:6   :     :
ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン : 新古典派成長
     ⬇︎     マネタリスト:   モデル
             2:3 :     ソロー2:1,2:2
 ⬇︎  マクロ計量モデル     :
   (IS-LMにもとづく) /     ⬇︎
       1:8     /
   ⬆︎批判     批判⬆︎/
     ル  ー  カ  ス
      ミクロ的基礎づけ2:5
ニュー・    ⬅︎ 合理的期待形成仮説 ➡︎ RBCモデル2:8
ケインジアン  ↘︎       2:3 ↙︎   キドランド
 マンキュー     DSGEモデル      プレスコット
2:8   財政政策の役割  ローマー?2:8
        縮小化
              ⬇︎
       リーマン・ショック時に機能せず!
 機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!


http://store.toyokeizai.net/books/9784492314203/
マンキュー マクロ経済学(第3版)2応用篇  388頁
発行日:2012年03月30日(入門篇目次は省略)

目次:               #
  第1部 成長理論:超長期の経済
第1章3:8 経済成長I:資本蓄積と人口成長 ##2:1
第2章3:9 経済成長II:技術・実証・政策  ###2:2~以下略
  第2部 マクロ経済政策論争
第3章6:18 安定化政策
第4章6:19 政府負債と財政赤字
  第3部 マクロ経済学のさらなるミクロ的基礎
第5章5:16 消費 ####
第6章5:17 投資
第7章2:4?,6:20? 貨幣供給、貨幣需要と銀行システム (位置変更?)&
第8章5:15 総需要と総供給の動学モデル (大幅改稿)#####
終 章 わかっていること、いないこと   ######

参考:同書(第3版)2応用篇: N.グレゴリー マンキュー, 足立 英之, 地主 敏樹, 中谷 武, 柳川 隆: 本(目次サンプル閲覧可能)
http://www.amazon.co.jp/dp/4492314202/ref=pd_sim_b_1?ie=UTF8&refRID=0K1WGYD3X83F6MSRXTDP

http://www.barnesandnoble.com/w/macroeconomics-n-gregory-mankiw/1100335625?ean=9781429240024
Macroeconomics / Edition 8
by N. Gregory Mankiw  Pub. Date:June 2012

Table of Contents      #
Part I: Introduction
1.The Science of Macroeconomics
2. The Data of Macroeconomics
Part II: Classical Theory: The Economy in the Long Run
3. National Income: Where It Comes From and Where It Goes ☆
New! 4. The Monetary System: What It Is, and How It Works
5. Inflation: Its Causes, Effects, and Social Costs
6. The Open Economy *
7. Unemployment
Part III: Growth Theory: The Economy in the Very Long Run
8. Economic Growth I: Capital Accumulation and Population Growth ##2:1
9. Economic Growth II: Technology, Empirics, and Policy ###2:2
Part IV: Business Cycle Theory: The Economy in the Short Run
10. Introduction to Economic Fluctuations ☆☆
11. Aggregate Demand I: Building the IS-LM Model ☆☆☆
12. Aggregate Demand II: Applying the IS-LM Model 
13. The Open Economy Revisited: The Mundell-Fleming Model and the Exchange-Rate Regime ☆☆☆☆
14. Aggregate Supply and the Short-run Tradeoff Between Inflation and Unemployment ☆☆☆☆☆
Part V: Topics in Macroeconomic Theory
15. A Dynamic Model of Aggregate Demand and Aggregate Supply #####2:8
16. Consumption ####2:5
17. Investment    2:6
Part VI: Topics in Macroeconomic Policy
18. Stabilization Policy 2:3
19. Government Debt and Budget Deficits
20. The Financial System: Opportunities and Crises &
Epilogue: What We Know, What We Don’t  ######
 注:IS-LMモデルと経済成長が邦訳と上下巻で逆になっている。

 New macroeconomics
新しいマクロ経済学新版 | 有斐閣

新しいマクロ経済学 -- クラシカルとケインジアンの邂逅 新版

マクロ経済学の中・上級テキストの決定版
齊藤 誠 (一橋大学教授)/著

2006年10月発行 430ページ 
定価 3,672円(本体 3,400円)
I

マクロ経済学の中・上級テキストとして定番の地位にある本書の待望の新版。初版刊行後の学部・大学院講義を元に,各章に補論として先端的かつ継続的に関心が持たれているマクロ経済学研究のトピックスを加えた。本格的にマクロ経済学を学ぶために最適の書。
第1章 マクロ経済モデルの座標軸
第2章 合理的期待形成と新古典派成長モデル
 (補論 消費の恒常所得仮説/最大値原理の基礎/凸状の調整費用とトービンのq/他)
第3章 資産価格決定理論と代表的個人
 (補論 効用関数の形状と危険回避行動/世代重複モデルにおける完備市場取引/完備市場における取引制約と集計問題/他)
第4章 景気循環と経済成長
 (補論 情報の非対称性下の最適保険契約/預金契約と金融危機/逆選択と保険市場/他)
第5章 貨幣的景気循環論:古典派とケインジアン
 (補論 物価水準とインフレーションの理論/取引タイミングの内生化と金融政策効果/不確実性の解消と流動性需要/他)
第6章 経済政策の理論:新古典派政策命題の可能性
 (補論 不完備市場環境におけるリカードの中立命題/不完備市場環境におけるフリードマン・ルール/モラル・ハザードと経済政策/他) 

_________






参考:    歴代のノーベル経済学賞受賞者の一覧
    http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/es002/economics_norbel.html
    歴代ノーベル経済学受賞者の本15冊で経済学をマスター! - NAVER まとめ
    http://matome.naver.jp/odai/2138864938856031101
    https://ja.wikipedia.org/wiki/アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞


 経済思想史に詳しい田中秀臣・上武大助教授に、歴代受賞者を市場重視か、政府の役割重視かで、7段階に色分けしてもらった=上図。2002/11/30朝日新聞朝刊beより

http://nam-students.blogspot.jp/2015/12/advanced-econometrics-1985117-takeshi.html



公式サイトより:
齊藤他マクロ
■教科書で取り扱われている統計データについて,アップデートされた図表(エクセル・ファイル)
を以下のファイルからダウンロードすることができます。
 また,日本経済の最新の動向に関する解説(コメント)も参照できます。
『New Liberal Arts Selection マクロ経済学』ウェッブ・データ付録(PDFファイル)
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLS/NLAS_Macro_data_appendix_20120808.pdf
*訂正情報をアップロードしました。→詳細はこちらをご覧ください。
http://yuhikaku-nibu.txt-nifty.com/blog/2010/07/post-92b4.html


付加データ:『マクロ経済学』(New Liberal Arts Selection): 有斐閣書籍編集第2部
http://yuhikaku-nibu.txt-nifty.com/blog/2012/08/new-liberal-art.html
齊藤 誠・岩本康志・太田聰一・柴田章久/著
『マクロ経済学』
New Liberal Arts Selection

教科書で取り扱われている統計データについて,アップデートされた図表(エクセル・ファイル)を以下のURLからダウンロードすることができます。

第Ⅰ部図表pdfファイル:
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_database_I_20151010.pdf

第Ⅱ部図表pdfファイル:
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_database_II_20151010.pdf

第Ⅳ部図表pdfファイル:
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_database_IV_20151010.pdf

第Ⅰ部、第Ⅱ部、第Ⅳ部のソースファイル(エクセルファイル)を圧縮ファイルの形でまとめたものは、以下のURLからダウンロードできます。
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_Database.zip

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  3. 上級マクロ経済学 単行本 – 2010/3/19
    デビッド ローマー (著), 堀 雅博 (翻訳), & 2 その他

    上級マクロ経済学 原著第3版|日本評論社
    http://www.nippyo.co.jp/book/5250.html

    (原著第4版2011では第3章を二つに分けたので章が一つ増えた)

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  4. 607頁のマルサスの罠は
    ソローの成長モデルと繋がる

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  5. ...
    607頁のマルサスの罠は
    ソローの成長モデルと繋がる
    18章


    支払不履行450頁も重要
    14章

    返信削除
  6. おわりに
    655頁~の
    ノーベル賞受賞者リストも受賞理由の解説付きで参考になる

    返信削除
  7. 15章のラムゼーモデルはわかりにくい




    ______K

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  8. 以下、菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より


          ケインズからDSGEまでの流れ(マンキューマクロ2の邦訳章番号を付記)

         思想的         新古典派経済学1:3
         ライバル        :
    ケインズ  ↔︎  ハイエク    :
    :          :     :    ⬇︎
    :ヒックス      :     :
    :トービン2:6   :     :
    ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン : 新古典派成長
         ⬇︎     マネタリスト:   モデル
                 2:3 :     ソロー2:1,2:2
     ⬇︎  マクロ計量モデル     :
       (IS-LMにもとづく) /     ⬇︎
           1:8     /
       ⬆︎批判     批判⬆︎/
         ル  ー  カ  ス
          ミクロ的基礎づけ2:5
    ニュー・    ⬅︎ 合理的期待形成仮説 ➡︎ RBCモデル2:8
    ケインジアン  ↘︎       2:3 ↙︎   キドランド
     マンキュー     DSGEモデル      プレスコット
    2:8   財政政策の役割  ローマー?2:8
            縮小化
                  ⬇︎
           リーマン・ショック時に機能せず!
     機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!

    返信削除
  9.       ケインズからDSGEまでの流れ

         思想的         新古典派経済学 
         ライバル        :
    ケインズ  ↔︎  ハイエク    :
    :          :     :    ⬇︎
    :ヒックス      :     :
    :トービン      :     :
    ケインズ経済⬅︎批判 フリードマン : 新古典派成長
         ⬇︎     マネタリスト:   モデル
                     :     ソロー
     ⬇︎  マクロ計量モデル     :
       (IS-LMにもとづく) /     ⬇︎
                   /
       ⬆︎批判     批判⬆︎/
         ル  ー  カ  ス
          ミクロ的基礎づけ
    ニュー・    ⬅︎ 合理的期待形成仮説 ➡︎ RBCモデル
    ケインジアン  ↘︎           ↙︎   キドランド
     マンキュー     DSGEモデル      プレスコット
          財政政策の役割
            縮小化
                  ⬇︎
           リーマン・ショック時に機能せず!
     機能したのは、オールド・ケインジアンのIS-LMモデルだった!

       _____________________

           ルーカス批判後のマクロ経済学
         淡水派           塩水派
      (五大湖周辺の大学)   (東海岸・西海岸周辺の大学)
     新古典派と新しい古典派     ケインジアン
      フリードマン          サミュエルソン
      ルーカス            トービン
     市場メカニズム         裁量政策重視
     価格は伸縮する         価格は下方硬直する
                 ↘︎ ↙︎
      ・ミクロ的基礎付けが必要 ・マクロ政策の中心は金融政策
      ・高インフレを回避する

    (菅原晃『図解 使えるマクロ経済学』2014年,中経出版より)

    返信削除
  10. New macroeconomics
    新しいマクロ経済学新版 | 有斐閣
    http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641162735

    新しいマクロ経済学 -- クラシカルとケインジアンの邂逅 新版

    マクロ経済学の中・上級テキストの決定版
    齊藤 誠 (一橋大学教授)/著


    2006年10月発行
    A5判上製カバー付 , 430ページ
    定価 3,672円(本体 3,400円)
    ISBN 4-641-16273-5


    経済 経営 人文・社会
    基本書・体系書
    ○在庫あり


    マクロ経済学の中・上級テキストとして定番の地位にある本書の待望の新版。初版刊行後の学部・大学院講義を元に,各章に補論として先端的かつ継続的に関心が持たれているマクロ経済学研究のトピックスを加えた。本格的にマクロ経済学を学ぶために最適の書。

    第1章 マクロ経済モデルの座標軸
    第2章 合理的期待形成と新古典派成長モデル
     (補論 消費の恒常所得仮説/最大値原理の基礎/凸状の調整費用とトービンのq/他)
    第3章 資産価格決定理論と代表的個人
     (補論 効用関数の形状と危険回避行動/世代重複モデルにおける完備市場取引/完備市場における取引制約と集計問題/他)
    第4章 景気循環と経済成長
     (補論 情報の非対称性下の最適保険契約/預金契約と金融危機/逆選択と保険市場/他)
    第5章 貨幣的景気循環論:古典派とケインジアン
     (補論 物価水準とインフレーションの理論/取引タイミングの内生化と金融政策効果/不確実性の解消と流動性需要/他)
    第6章 経済政策の理論:新古典派政策命題の可能性
     (補論 不完備市場環境におけるリカードの中立命題/不完備市場環境におけるフリードマン・ルール/モラル・ハザードと経済政策/他)

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  11. 【金融】中国が9月に日本国債を大量売却した可能性 [転載禁止]©2ch.net
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1444727793/-100
    【金融】中国が9月に日本国債を大量売却した可能性 [転載禁止]©2ch.net
    1 :海江田三郎 ★:2015/10/13(火) 18:16:33.78 ID:???
    http://jp.reuters.com/article/2015/10/13/bond-c-idJPKCN0S70NQ20151013
    [東京 13日 ロイター] - 中国が9月に日本国債を大量売却した可能性が浮上している。
    人民元安定のためにドル売り/元買い介入資金を確保する目的があったとの見方が、市場では多い。
    ドル/円JPY=EBSスワップ市場では、期末のドル調達コスト上昇の一因になったとみられており、今後の動向が注目されている。

    <円債を4兆円超売却した海外勢>
    日本の財務省によれば、非居住者投資家(海外投資家)は、9月下旬(9月21―30日)に
    中長期債を1兆1904億円、短期債を3兆4602億円、計4兆6506億円処分している。
    財務省は国内証券の売却主体を公表していないが、市場では「中国などの大手の投資家が、
    日本国債をロールオーバーせず、償還資金(円)を手元に残した可能性がある」(証券会社)との見方が有力だ。
    9月は国債の償還が集中し、5、10、20年物の国債の償還があったほか、短期債では3カ月物の償還も2回あった。
    中国人民銀行(中央銀行)によれば、9月末時点の中国の外貨準備高は3兆5140億ドル。
    過去最大の減少幅だった8月の939億ドルからは縮小したが、9月も433億ドル減少した。
    日本円で約5兆2000億円。海外勢の円債売却額に近い。

    <ドル売り資金調達で円資産売却も>
    外貨準備の大幅な減少は、中国が8月の人民元切り下げ後、元相場の安定化に向け、
    ドル売り/元買い介入を実施していることが背景だ。ただ、ドル売り介入の原資となるドル資金の確保には、
    必ずしも米国債などドル建て資産の取り崩しが必要なわけではなく、円資産を取り崩して、為替市場でドルに換えることも可能。
    中国のドル売り規模は、外貨準備の目減り幅より大きいとの推計もあり、米国債以外にも、
    低金利の円建て資産や欧州通貨建て資産などの一部を取り崩した可能性を指摘する市場関係者もいる。
    「中国が、外貨準備の中の米国債を取り崩して介入資金に充当するとすれば、需給バランスに影響を及ぼし、
    米金利の上昇要因となるはずだ」と、三井住友銀行・チーフストラテジストの宇野大介氏は述べる。
    実際には9月中旬以降、米国債利回りは低下傾向にあり、介入資金をねん出する目的でドル以外の
    資産をも売却した可能性がある、と同氏は推測する。

    <9月下旬に急騰した円投/ドル転コスト>
    こうした見方を裏付ける材料として、複数の市場関係者が注目するのが、9月下旬に急騰した円投/ドル転コストだ。
    円資金を担保にドルを借り入れる円投/ドル転スワップでは、ドル調達コストが9月第2週から急上昇。
    9月18日には、1カ月物コストが158ベーシスポイント(bp)の幅で、日米金利差をベースとする理論値から
    上振れした。かい離幅はユーロ危機が深刻化した2011年11月以来の高水準となった。
    円投/ドル転コスト上昇の背景には、日本のソブリンリスクの上昇で、海外金融機関が
    円資産の保有を敬遠する傾向が目立つ一方で、本邦勢の対外証券投資や対外直接投資が拡大。
    これに応じてドル資金需要が強まっていることがある。
    しかし、9月にみられたドル調達コストの急騰は、これらの構造要因に加え、
    中国による介入原資確保の動きが加わった可能性があるとの指摘が、市場では多い。
    円債売却後のドル調達のフローは、スポット市場でのドル買い/円売りニーズとして表れるほか
    「ドル/円スワップでは、ドル不足/円過剰要因として、ドル調達コストの上昇圧力となる」(金融機関)ためだ。

    2 :海江田三郎 ★:2015/10/13(火) 18:16:45.23 ID:???
    <売却再開に警戒>
    ある国内エコノミストは、日本国債売却の理由として「利回りの低い日本国債を売却するという実務的視点に加え、
    米中の政治日程からみても、9月に米国債を大量売却することはタイミングが良くなかったのだろう」とみる。
    9月下旬に中国の習近平国家主席は米国を訪問し、25日にはオバマ大統領と首脳会談を行っている。
    日本の財務省によれば、中国の円建て債券保有残高は2014年末に9.46兆円。
    2013年末の14.34兆円から減少しているが、まだ規模は大きい。そこから5兆円弱を売却したとしても、
    5兆円弱が残っている計算だ。
    人民元相場は表面上は落ち着きをみせているが、中国から資本逃避の動きが強まれば、ドル高/元安圧力が再燃し、
    円債の一段の売却も予想される。
    為替市場を通じたドルの調達コストは、9月中旬からは大幅に低下したものの、現在もなお、3カ月―6カ月物で1%に迫っている。
    既に高いドル調達コストに、中国要因が加われば
    「(本邦勢は)最終的に、ドル債投資を縮小する方向となりそうだ」(金融機関)との見通しも出るなど
    、中国による日本国債売却の観測は、日本の投資家の動向にも大きな影響を与えようとしている。

    返信削除
  12. 歴代のノーベル経済学賞受賞者の一覧
    http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/es002/economics_norbel.html

    歴代ノーベル経済学受賞者の本15冊で経済学をマスター! - NAVER まとめ
    http://matome.naver.jp/odai/2138864938856031101

    https://ja.wikipedia.org/wiki/アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞

    1960年代 編集
    年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
    1969年 ラグナル・フリッシュ ノルウェー 経済過程の分析に対する動学的モデルの発展と応用[87]
    ヤン・ティンバーゲン オランダ
    1970年代 編集
    年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
    1970年 ポール・サミュエルソン アメリカ合衆国 静学的および動学的経済理論の発展に対する業績と、経済学における分析水準の向上に対する積極的貢献[88]
    1971年 サイモン・クズネッツ アメリカ合衆国 経済および社会の成長に関する構造および過程を深く洞察するための経済成長に関する理論を実証的手法を用いて構築した功績[89]
    1972年 ジョン・ヒックス イギリス 一般的経済均衡理論および厚生理論に対する先駆的貢献[90]
    ケネス・アロー アメリカ合衆国
    1973年 ワシリー・レオンチェフ ソビエト連邦 投入産出分析の発展と、重要な経済問題に対する投入産出分析の応用[91]
    1974年 グンナー・ミュルダール スウェーデン 貨幣理論および経済変動理論に関する先駆的業績と、経済現象・社会現象・組織現象の相互依存関係に関する鋭い分析[92]
    フリードリヒ・ハイエク オーストリア
    1975年 レオニート・カントロヴィチ ソビエト連邦 資源の最適配分に関する理論への貢献[93]
    チャリング・クープマンス オランダ
    1976年 ミルトン・フリードマン アメリカ合衆国 消費分析・金融史・金融理論の分野における業績と、安定化政策の複雑性の実証[94]
    1977年 ベルティル・オリーン スウェーデン 国際貿易に関する理論および資本移動に関する理論を開拓した業績[95]
    ジェイムズ・ミード イギリス
    1978年 ハーバート・サイモン アメリカ合衆国 経済組織内部での意思決定プロセスにおける先駆的な研究[96]
    1979年 セオドア・シュルツ アメリカ合衆国 発展途上国問題の考察を通じた経済発展に関する先駆的研究[97]
    アーサー・ルイス イギリス
    (セントルシア)
    1980年代 編集
    年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
    1980年 ローレンス・クライン アメリカ合衆国 景気変動・経済政策を分析する上での経済的なモデル・手法の開発[98]
    1981年 ジェームズ・トービン アメリカ合衆国 金融市場とその支出決定・雇用・生産物・価格との関連性の分析[99]
    1982年 ジョージ・スティグラー アメリカ合衆国 産業構造や市場の役割・規制の原因と影響についての独創的な研究[100]
    1983年 ジェラール・ドブルー フランス 一般均衡理論の徹底的な改良と経済理論に新たな分析手法を組み込んだこと[101]
    1984年 リチャード・ストーン イギリス 国民勘定のシステムの発展に対する基本的な貢献と実証的な経済分析の基礎の多大な改良[102]
    1985年 フランコ・モディリアーニ アメリカ合衆国
    ( イタリア) 貯蓄と金融市場の先駆的な分析[103]
    1986年 ジェームズ・M・ブキャナン アメリカ合衆国 公共選択の理論に於ける契約・憲法面での基礎を築いたこと[104]
    1987年 ロバート・ソロー アメリカ合衆国 経済成長理論への貢献[105]
    1988年 モーリス・アレ フランス 市場と資源の効率的な利用に関する理論の先駆的な貢献[106]
    1989年 トリグヴェ・ホーヴェルモ ノルウェー 計量経済学の確率基礎理論の解明と同時発生的経済構造の分析[107]
    1990年代 編集
    年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
    1990年 ハリー・マーコウィッツ アメリカ合衆国 資産形成の安全性を高めるための一般理論形成[108]
    マートン・ミラー アメリカ合衆国
    ウィリアム・シャープ アメリカ合衆国
    1991年 ロナルド・コース アメリカ合衆国 制度上の構造と経済機能に於ける取引コストと財産権の発見と明確化[109]
    1992年 ゲーリー・ベッカー アメリカ合衆国 非市場に於ける行動を含めた広範にわたる人間の行動と相互作用へのミクロ経済学分析の応用[110]
    1993年 ロバート・フォーゲル アメリカ合衆国 経済理論と計量的手法によって経済史の研究を一新したこと[111]
    ダグラス・ノース アメリカ合衆国
    1994年 ラインハルト・ゼルテン ドイツ 非協力ゲームの均衡の分析に関する理論の開拓[112]
    ジョン・ナッシュ アメリカ合衆国
    ジョン・ハーサニ ハンガリー
    1995年 ロバート・ルーカス アメリカ合衆国 合理的期待仮説の理論を発展、応用し、1970年代以降の財政・金融政策などマクロ経済理論に大きな影響を与えた事[113]
    1996年 ジェームズ・マーリーズ イギリス 「情報の非対称性のもとでの経済的誘因の理論」に対する貢献[114]
    ウィリアム・ヴィックリー アメリカ合衆国
    ( カナダ)
    1997年 ロバート・マートン アメリカ合衆国 「金融派生商品(デリバティブ)価格決定の新手法(a new method to determine the value of derivatives)」に対して。オプション評価モデルであるブラック-ショールズ方程式の開発と理論的証明[115]
    マイロン・ショールズ カナダ
    1998年 アマルティア・セン インド 所得分配の不平等にかかわる理論や、貧困と飢餓に関する研究についての貢献[116]
    1999年 ロバート・マンデル カナダ さまざまな通貨体制における金融・財政政策(「マンデル・フレミング・モデル」)と、「最適通貨圏」についての分析[117]
    2000年代 編集
    年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
    2000年 ジェームズ・ヘックマン アメリカ合衆国 ミクロ計量経済学において、個人と家計の消費行動を統計的に分析する理論と手法の構築[118]
    ダニエル・マクファデン アメリカ合衆国
    2001年 ジョージ・アカロフ アメリカ合衆国 情報の非対称性を伴った市場分析[119]
    マイケル・スペンス アメリカ合衆国
    ジョセフ・E・スティグリッツ アメリカ合衆国
    2002年 ダニエル・カーネマン アメリカ合衆国
    ( イスラエル) 行動経済学と実験経済学という新研究分野の開拓への貢献[120]
    バーノン・スミス アメリカ合衆国
    2003年 ロバート・エングル アメリカ合衆国 時系列分析手法の確立[121]
    クライヴ・グレンジャー イギリス
    2004年 フィン・キドランド ノルウェー 動学的マクロ経済学への貢献
    :経済政策における動学的不整合性の指摘と、リアルビジネスサイクル理論の開拓[122]
    エドワード・プレスコット アメリカ合衆国
    2005年 ロバート・オーマン アメリカ合衆国
    イスラエル ゲーム理論の分析を通じて対立と協力の理解を深めた功績[123]
    トーマス・シェリング アメリカ合衆国
    2006年 エドムンド・フェルプス アメリカ合衆国 マクロ経済政策における異時点間のトレードオフに関する分析[124]
    2007年 レオニード・ハーヴィッツ アメリカ合衆国
    ( ロシア) メカニズムデザインの理論の基礎を確立した功績[125]
    エリック・マスキン アメリカ合衆国
    ロジャー・マイヤーソン アメリカ合衆国
    2008年 ポール・クルーグマン アメリカ合衆国 貿易のパターンと経済活動の立地に関する分析の功績[126]
    2009年 エリノア・オストロム アメリカ合衆国 経済的なガヴァナンスに関する分析[127]
    オリヴァー・ウィリアムソン アメリカ合衆国
    2010年代 編集
    年 名前 国籍(出身国) 受賞理由
    2010年 ピーター・ダイアモンド アメリカ合衆国 労働経済におけるサーチ理論に関する功績[128]
    デール・モーテンセン アメリカ合衆国
    クリストファー・ピサリデス イギリス
    ( キプロス)
    2011年 トーマス・サージェント アメリカ合衆国 マクロ経済の原因と結果をめぐる実証的な研究に関する功績[129]
    クリストファー・シムズ アメリカ合衆国
    2012年 アルヴィン・ロス アメリカ合衆国 安定配分理論と市場設計の実践に関する功績[130]
    ロイド・シャープレー アメリカ合衆国
    2013年 ユージン・ファーマ アメリカ合衆国 資産価格の実証分析に関する功績[131]
    ラース・ハンセン アメリカ合衆国
    ロバート・シラー アメリカ合衆国
    2014年 ジャン・ティロール フランス 市場の力と規制の分析に関する功績[132]
    2015年 アンガス・ディートン アメリカ合衆国
    イギリス 消費、貧困、福祉の分析に関する功績


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  13. 受貸者

    フリッシュ(Ragnar計isch,ノルウェー)

    ティンバーゲン(JanTinbergen,オランダ)

    サミュエルソン(PaulA,Samuelson,アメリカ)

    クズネッッ(SirnooKuznets,アメリ力)

    ヒックス(JohnR,Hicks,イギリス)

    アロー()KennethJ,Arrow,アメリカ)

    レオンチエフ(WassilvLeontief,アメリカ)

    カント'ロヴィッチ(LeonidVitaliye一viehKantorovich,ソビエト連邦)

    クープマンス(Tja1lingC,Koopmans,アメリカ)

    フリードマン(MiltonFriedman,アメリカ)

    ミード(Ja立1esE、Meade,イギリス)
    オリーン(日ertilOhlin,スウェーデン)
    サイモン(HerbertA,Si亀on,アメリカ)
    シュルッ(TheoooreW.Schultz,アメリカ)

    ルイス(SirArthurLewis,イギリス)
    クライン(LawrenceR、Klein,アメリ力)

    トーピン(JamesTobin,アメリカ)

    ドプルー(GerardDebreu,アメリカ)

    ストーン(J,RichardN.Stone,イギリス)

    モディリアーニ(Franco Modigliani, アメリカ)

    7'+ + ナ ン (James M. Buchanan, Jr.. アメリカ)

    ソロー(RobertM.Solow,アメリカ)
    アレ(MauriceAllais,フランス)

    ホ ー U. / L-e (Trygve Haavelmo. ノルウェー)

    マーコヴィッッ(HarryM.Markowitz,アメリカ)

    ミラー(Merton珏M汨er,アメリカ)
    シャープ(WilliamF.Sharpe,アメリ力)

    コース(RonaldH,Coa馳,イギリス)

    ベッカー(Garys,Becker,アメリカ)

    フオーゲル(RobertW.Fogel,アメリ力)

    ノース(DouglassC.North.アメリカ)
    ナッシ。(JohnF.Nash,Jr。アメリ力)

    '"サニ(JohnC,Harsanyi,アメリ力)

    ゼルテン(ReinhardSelten,ドイッ)
    ルーカス(RobertE.Lucas,Jr。アメリカ)

    ヴィックリー(WilliamVickrey,アメリカ)

    マーリーズ(JamesA.Mirrlees.イゲリス)

    マートン · (RobertC.Merton,アメリ力)

    シ’크ールズ(MyronS.Scholes,アメリ力)

    セン(AmartyaSen,インド)

    マンデル(RobertA,Munden。アメリ力)

    ハックマン(JamesJ,Heckman,アメリカ)

    マクファデン(DanielL,McfEdden,アメリカ)

    アカロフ(GeorgeA,Akerlof,アメリ力)

    スぺンス(A,MichaelSpence,アメリ力)

    スティグリッッ(JosephE,Stiglitz,アメリカ)

    カーネマン(DanielKahneman。アメリカ)

    スミス(VernonLo亀axSmith。アメリカ)

    グレンジ十-(CliveW.J.Granger,イギリス)

    エングル(RobertF.Engle皿,アメリ力)

    キドランド(FinnErlingKydland,ルウェー)

    プレスコット(EdwardC,Prescott,アメリカ)

    オーマン(RobertJohnAumann,アメリカ恳イスラエル)

    シXリング(Thome旧Crombie Sche1lin区,アメリカ)

    フェルプス(EdmundStrotherPhelps,アメリカ)

    · ーヴ4yッ(LeonidHurwicz,アメリカ)

    マスキン(EricStarkMaskin,アメリ力)

    マイヤーソン(只ogerMyerson,アメリカ)

    クルーグマン(PaulKrugman,アメリ力)

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  14. 齊藤他マクロ

    ■教科書で取り扱われている統計データについて,アップデートされた図表(エクセル・ファイル)
    を以下のファイルからダウンロードすることができます。
     また,日本経済の最新の動向に関する解説(コメント)も参照できます。
    『New Liberal Arts Selection マクロ経済学』ウェッブ・データ付録(PDFファイル)
    http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLS/NLAS_Macro_data_appendix_20120808.pdf

    *訂正情報をアップロードしました。→詳細はこちらをご覧ください。
    http://yuhikaku-nibu.txt-nifty.com/blog/2010/07/post-92b4.html

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  15. 付加データ:『マクロ経済学』(New Liberal Arts Selection): 有斐閣書籍編集第2部
    http://yuhikaku-nibu.txt-nifty.com/blog/2012/08/new-liberal-art.html

    付加データ:『マクロ経済学』(New Liberal Arts Selection)

    齊藤 誠・岩本康志・太田聰一・柴田章久/著
    『マクロ経済学』
    New Liberal Arts Selection

    2010年4月刊
    →書籍情報はこちら



    教科書で取り扱われている統計データについて,アップデートされた図表(エクセル・ファイル)を以下のURLからダウンロードすることができます。


    第Ⅰ部図表pdfファイル:

    http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_database_I_20151010.pdf

    第Ⅱ部図表pdfファイル:

    http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_database_II_20151010.pdf

    第Ⅳ部図表pdfファイル:

    http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_database_IV_20151010.pdf

    第Ⅰ部、第Ⅱ部、第Ⅳ部のソースファイル(エクセルファイル)を圧縮ファイルの形でまとめたものは、以下のURLからダウンロードできます。

    http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/NLAS_Macro_new/NLAS_Macroeconomics_Database.zip

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  16. マクロ経済学・入門第4版 | 有斐閣
    http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641124394

    マクロ経済学・入門 第4版

    好評テキストの最新版
    有斐閣アルマ > Basic
    福田 慎一 (東京大学教授),照山 博司 (京都大学教授)/著


    2011年04月発売(5ed-2016,1ed-1996?)
    四六判並製カバー付 , 444ページ
    定価 2,376円(本体 2,200円)
    ISBN 978-4-641-12439-4
    Introduction to Macroeconomics

    経済理論 > マクロ経済学
    日本経済
    やさしい入門書
    この書籍には最新版があります。
    最新版ページ
    在庫なし

    図表による生きたデータを用いて現実の経済の姿とマクロ経済学の関係を体系的に説明する,長年好評を博してきたテキスト。データのアップデート,統計の変更や経済状況の変化を盛り込んだ待望の第4版。理論的学習にも日本経済論の学習にも適しています。2色刷。

    ◆本書に完全準拠した演習式テキスト『演習式 マクロ経済学・入門』補訂版の詳細はこちら。

    第1章 GDPとは何だろうか?──一国の経済力の指標
    第2章 消費と貯蓄はどのようにして決まるか?──消費と貯蓄の理論
    第3章 設備投資と在庫投資──何のために投資するのか?
    第4章 金融と株価──マクロ経済における金融の役割
    第5章 貨幣の需要と供給──貨幣の役割と貨幣供給
    第6章 乗数理論とIS-LM分析──総需要に注目した経済分析
    第7章 経済政策はなぜ必要か?──経済政策の有効性
    第8章 財政赤字と国債──政府支出拡大のマイナス面
    第9章 インフレとデフレ──価格調整とそのコスト
    第10章 失 業──マクロ経済における労働市場
    第11章 経済成長理論──経済はなぜ成長するのか?
    第12章 オープン・マクロ経済──為替レートと経常収支

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  17. http://www.yuhikaku.co.jp/writers/goods_list/011596
    福田 慎一 (フクダ シンイチ)
    印刷用ページ

    テキスト目録の分類で探す: 在庫:
    書籍一覧(8件)
    表示順:発売年月 表示件数:


    分野 書名 著者 価格 ISBN 発売年月
    経済理論
    演習式 マクロ経済学・入門 補訂版
    福田 慎一 (東京大学教授),照山 博司 (京都大学教授)/著
    定価:2,700円 (本体 2,500円) 978-4-641-16423-9 2013年12月


    まとめて購入
    ○在庫あり
    金融
    金融論 -- 市場と経済政策の有効性
    福田 慎一 (東京大学教授)/著
    定価:2,808円 (本体 2,600円) 978-4-641-16406-2 2013年04月


    まとめて購入
    ○在庫あり
    経済理論
    日本経済
    マクロ経済学・入門 第4版
    有斐閣アルマ > Basic
    福田 慎一 (東京大学教授),照山 博司 (京都大学教授)/著
    定価:2,376円 (本体 2,200円) 978-4-641-12439-4 2011年04月

    在庫なし
    経済理論
    演習式マクロ経済学・入門
    福田 慎一 (東京大学教授),照山 博司 (京都大学教授)/著
    定価:2,700円 (本体 2,500円) 978-4-641-16323-2 2009年09月

    在庫なし
    経済理論
    マクロ経済学・入門 第3版
    有斐閣アルマ > Basic
    福田 慎一 (東京大学教授),照山 博司 (京都大学教授)/著
    定価:2,268円 (本体 2,100円) 4-641-12262-8 2005年04月

    在庫なし
    金融
    日本の長期金融
    福田 慎一 (東京大学教授)/編著
    定価:5,400円 (本体 5,000円) 4-641-16171-2 2003年03月

    在庫なし
    経済理論
    日本経済
    マクロ経済学・入門 第2版
    有斐閣アルマ > Basic
    福田 慎一 (東京大学助教授),照山 博司 (京都大学助教授)/著
    定価:2,268円 (本体 2,100円) 4-641-12129-X 2001年03月

    在庫なし
    経済理論
    マクロ経済学・入門
    有斐閣アルマ > Basic
    福田 慎一,照山 博司/著
    定価:2,225円 (本体 2,060円) 4-641-12021-8 1996年11月

    在庫なし

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    Total 8

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  18. マクロ経済学 新版 (New Liberal Arts Selection) 単行本(ソフトカバー) – 2016/4/9
    齊藤 誠 (著), 岩本 康志 (著), 太田 聰一 (著), & 1 その他

    http://www.amazon.co.jp/New-Liberal-Arts-Selection/dp/4641053847/ref=dp_ob_title_bk


    http://www.yuhikaku.co.jp/writers/recent/013105
    齊藤 誠 (サイトウ マコト)
    印刷用ページ

    書籍一覧

    分野
    書名・価格・ISBN
    著者
    発売年月


    経済理論
    非常時対応の社会科学 -- 法学と経済学の共同の試み
    定価:4,212円 (本体 3,900円)
    ISBN:978-4-641-16471-0
    齊藤 誠 (一橋大学教授),野田 博 (一橋大学教授)/編
    2016年03月


    まとめて購入
    ○在庫あり
    経済理論
    マクロ経済学
    定価:4,212円 (本体 3,900円)
    ISBN:978-4-641-05372-4
    New Liberal Arts Selection
    齊藤 誠 (一橋大学教授),岩本 康志 (東京大学教授),太田 聰一 (慶應義塾大学教授),柴田 章久 (京都大学教授)/著
    2010年04月

    在庫なし
    経済理論
    新しいマクロ経済学 -- クラシカルとケインジアンの邂逅 新版
    定価:3,672円 (本体 3,400円)
    ISBN:4-641-16273-5
    齊藤 誠 (一橋大学教授)/著
    2006年10月


    まとめて購入
    ○在庫あり

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    雑誌記事一覧

    書斎の窓 2013.3月号(No.622)
    (定価 82円)
     『教養としての経済学』を編集して

    在庫なし
    書斎の窓 2011.3月号(No.602)
    (定価 82円)
     『日本経済学会七五年史』 の編集に携わって

    在庫なし
    書斎の窓 2009.1-2月号(No.581)
    (定価 82円)
     企業と社会をとりもつリスクマネジメント⑨_リスク社会における”自由”と”責任”--規制によって問題が解決するのであろうか? ……齊藤 誠

    在庫なし

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  19. http://www.amazon.co.jp/New-Liberal-Arts-Selection/dp/4641053847/ref=dp_ob_title_bk

    マクロ経済学 新版 (New Liberal Arts Selection) その他 – 2016/4/9
    齊藤 誠 (著), 岩本 康志 (著), 太田 聰一 (著), & 1 その他


    商品の説明
    内容紹介
    書籍とWebを組み合わせたハイブリッド型教科書
    理論とともに経済統計もしっかり学べる好評テキストの最新版。学習をより進めやすいように章立てを変更し,新しいトピックスを数多く追加。ウェブサポートページでは,書籍に用いた図表のデータの最新版を随時掲載。学生のみならず,社会人にもお薦めの1冊。<2色>

    登録情報
    単行本(ソフトカバー): 814ページ
    出版社: 有斐閣 (2016/4/9)
    言語: 日本語
    ISBN-10: 4641053847
    ISBN-13: 978-4641053847
    発売日: 2016/4/9

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  20. IV部
    16章がサーチ理論を解説していて貴重。

    ピーター・ダイアモンド - Wikipedia
    ja.wikipedia.org/wiki/ピーター・ダイアモンド

    受賞理由:労働経済におけるサーチ理論に関する功績を称えて ... ボール賞を受ける。 2010年、デール・モーテンセンおよびクリストファー・ピサリデスと共にノーベル経済学賞 を受ける。 ... 2010年10月、ダイアモンドはノーベル賞を受...
    経歴-業績-FRB理事への反対-著作
    クリストファー・ピサリデス - Wikipedia
    ja.wikipedia.org/wiki/クリストファー・ピサリデス

    受賞部門:ノーベル経済学賞. 受賞理由:労働経済におけるサーチ ... 成長理論、経済 政策の研究で名高い。 2010年、ピーター・ダイアモンド、デール・モーテンセンとともに、 労働経済におけるサーチ理論に関する業績を称えられてノーベル経済...
    来歴-業績-受賞および名誉-著書
    労働市場サーチ理論(PDF:294KB) (Adobe PDF) -htmlで見る
    www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2012/.../016-019.pdf
    に表現しようというのが,現代のサーチ理論である。 この考え方は,2010 年にノーベル 経済学賞を受賞し. た 3 教授の 1 人,ピサリデス教授の主著のタイトル. 「Equilibrium Unemployment Theory」に端的に表現. されている。 サーチ理論の核心にあるのは,「 ...
    「成長率も失業率も低い社会」と「成長率も失業率も高い社会」のどちら
    diamond.jp/articles/-/10294
    成長率も失業率も低い社会」と「成長率も失業率も高い社会」のどちらを選ぶか~ ノーベル賞受賞の「サーチ理論」で解く日本の労働市場. 辻広雅文 [ダイヤモンド社論説 委員]. 【第118回】 2010年12月2日 ...
    読む人事制度 : ノーベル経済学賞を受賞したサーチ理論と労働経済学
    blog.livedoor.jp/yomujinji/archives/51537407.html
    2010年ノーベル経済学賞は米マサチューセッツ工科大学のピーター・ダイヤモンド教授 、米ノースウエスタン大学のデール・モルテンセン教授、英ロンドン・スクール・オブ・ エコノミクスのクリストファー・ピサリデス教授の3氏が「サーチ理論」の ...
    Search Theory Workshop - nifty
    homepage3.nifty.com/ronten/STW.htm
    Peter Diamond教授、Dale Mortensen教授、Christopher Pissarides教授がノーベル 賞(2010年)受賞! サーチ理論(search theory)とは分権的取引(decentralized trading)を描写する理論的枠組みであり、ワルラス市場のようにすべての ...
    サーチ理論で説明する日本の就職難|最新ビジネスニュース|転職成功 ...
    www.r-agent.com/guide/news/20110113_1_2.html
    転職のリクルートエージェントの転職成功ガイド、サーチ理論で説明する日本の就職難。 転職成功 ... 成長率も失業率も低い社会」と「成長率も失業率も高い社会」のどちらを 選ぶか~ノーベル賞受賞の「サーチ理論」で解く日本の労働市場.

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  21. 2006
    新しいマクロ経済学―クラシカルとケインジアンの邂逅 | 齊藤 誠 | 本 | Amazon.co.jp
    http://www.amazon.co.jp/dp/4641162735/
    ref=sr_1_4?ie=UTF8&qid=1459433945&sr=8-4&keywords=%E9%BD%8B%E8%9AF%E3%83%AD

    マクロ経済学 単行本
    二神 孝一
    5つ星のうち 4.6 7
    ¥3,024 プライム

    上級マクロ経済学 単行本
    デビッド ローマー
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    金融技術の考え方・使い方―リスクと流動性の経済分析 単行本
    齊藤 誠
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    震災復興の政治経済学 津波被災と原発危機の分離と交錯 単行本
    齊藤 誠
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    ¥2,376 プライム
    カスタマーレビュー
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    5つ星のうち 5.0様々なマクロ経済モデルを俯瞰できる良書
    投稿者 J.S.エコハ 投稿日 2013/9/16
    形式: 単行本
    (1)ケインジアン、マネタリスト、新古典派といった学派のジャーゴンではなく、普遍的なミクロ経済学の言葉でマクロ経済現象を論理的に解明し、マクロ経済政策を理論的に基礎付けている。
    (2)18世紀の古典派経済学以降、長く取り組まれてきたマクロ経済学的な課題を大切にする。
    (3)入門的なミクロ経済学で習得する静学的極大化問題を超える数学的テクニックを前提としない。
    という編集方針の下で、様々なマクロ経済モデルを俯瞰できる良書。
    新古典派成長モデル、ケインジアンなどを時間方向と横断方向に豊かな理論的記述を持つマクロ経済モデルという軸で解説し、内生的成長モデルが展開される過程で、新古典派成長モデルの限界としてケインジアンが指摘してきた論点の多くを新しい古典派経済学が一挙に取り込んで現在に至る流れを理解できるようになります。
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    5つ星のうち 5.0マクロ経済学を勉強するには欠かせない1冊だと思います。
    投稿者 会社員 投稿日 2006/10/20
    形式: 単行本
     旧版に対する評価は、多くの人が知っていると思います。今回の改訂では、この本の持つよさを維持しつつ、新たにトピックを追加し、400ページを超える本になっていることが最大の特徴であると思います。具体的には、以下の3点です。

    (1)旧版の2章の合理的期待形成と新古典派成長モデルに補論として「消費の恒常所得仮説」、「最大値原理の基礎」、「凸状の調整費用とトービンのq」が加わり、消費行動や投資行動を新古典派的な側面から分析したパートが加わっています。調整費用の話は最大値原理を用いた新古典派的投資理論を扱っていますのでローマーなどの上級テキストの補完としても役に立つと思います。

    (2)3、4章では「効用関数の形状と危険回避行動」、「世代重複モデルにおける完備市場取引」、「情報の非対称性下での最適保険契約」、「預金契約と金融危機」、「逆選択と保険市場」等が加わり、情報の非対称性、リスクと金融などミクロ経済学の色彩が強いパートが加わっています。

    (3)5、6章では、「物価水準とインフレーションの理論」、「不完備市場環境におけるフリードマン・ルール」、「モラルハザードと経済政策」などのパートが加わっています。特にWoodford等に代表される物価水準の財政理論もコンパクトにまとまっていますので、近年のマクロ経済政策の最新トピックにも触れることが出来ます。

     以上のように、この他にも細かなトピックが加わり、以前の旧版に比べてかなりのボリュームになっています。最近のマクロ経済学は、ミクロ経済学の言葉で語られる範囲が非常に増えてきています。今回の新版もこの流れに沿ったものといえます。また、マクロ経済学自体の範囲が非常に細分化され、精緻化されてきている中で、このような本で、マクロ経済学全体を俯瞰する意義は大きいと思います。本を買うときに「注文を確定する」をクリックするのはとても憂鬱で勇気が必要なんですが、この本を手にした時の満足度は十分にあると思いますので、マクロ経済学を勉強している方のみならず、ミクロ経済学を勉強している方にも是非、一度、読んでもらいたい本です。
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    5つ星のうち 5.0よい本だがチャンぐらいの数学準備がないと挫折する。
    投稿者 MMMM 投稿日 2012/1/22
    形式: 単行本 Amazonで購入
    新しいマクロ経済学の展望についていろいろまとまられたよい本だと思うが数式を追わないと結局わからないのでチャンレベルの数学準備はして読んだ方が良い。
    だがよい本なので数学をやり直して再挑戦したい。
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    5つ星のうち 5.0言葉の真の意味での「座右の書」
    投稿者 カスタマー 投稿日 2004/12/12
    形式: 単行本
     近年、理論面でも実証面でもマクロ経済学は多面化しており、研究の最前線では、色々な研究者が、色々な手法を使って、色々な問題を分析しているという感が強いが、基本的には、動学的な完全競争一般均衡モデルを基礎にしつつ、何らかの市場の失敗を導入することによって問題を定式化して分析するというコンセンサスは既に出来ていると思う。

     本書は、以上の背景を念頭に置いた、マクロ経済学の研究への誘いである。と同時に、ある程度の学習を積んだ後に読み返すと、論文を書いていく上でも参考になるような、「言葉による説明」の丁寧さに再び気付くであろう。

     とりわけ、第2章の新古典派成長モデルと第3章の資産価格決定理論を徹底的にマスターすることが、様々な手法を使って様々な経済問題を分析していく上での必須課程である。初学者が誤解しやすい点であるが、代表的個人のモデルを徹底的にマスターするのは、むしろ、それが成立しないモデルを研究していくためのファーストステップであるからである。

     自分自身が納得し、他の人にとっても価値のある研究をしていくためには、様々なトピックの知識を詰め込んだり、色々な人の研究を網羅していくのではなく、自分のフィーリングを信じて、少なく選んだものを徹底的に読み込んでいくことが重要である。本書の薄さは、そのことを間接的に教えようともしているように思われる。
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    5つ星のうち 5.0名著。
    投稿者 泥まみれ 投稿日 2015/6/28
    形式: 単行本
    名著である。本書の内容については旧新版を通じてすでに多くコメントが書かれてをるので麿は主として読み方の観点から駄評を連ねることとしやう。読み手の側から言ふなら本書は初中級の経済理論の学習を終へた諸賢がより上級の学習に入るための書物といへやう。具体的には経済学部卒業から院試、大学院修士課程程度の水準であらう。いま初中級の経済理論の学習と書いたがこれにはせうせう含みがあつてこの水準のマクロ経済学の学習はもちろんであるがそれ以外に同じ程度のミクロ経済学と経済数学を含んでゐる。全体に経済学の方法と内容はもちろん、基礎にある考へ方、数学の適用の仕方に習熟してゐる必要があるといふことだ。実はかうした点の準備がないままに中級程度のマクロ経済学だけを勉強した者が本書を読まうとしても些か困難といふか抵抗が大きいであらう。だがかうした準備さへできてゐれば本書を用ゐてマクロ経済学の最先端の動向にも触れることができる水準まで一気に到達できる。本書はそれぐらゐの名著といつていい。かういふ意味で本書は初中級から上級への架橋を果たすマクロ経済学の教科書である。ミクロ経済学はさうでもないのだがマクロ経済学にはどういふわけかこの水準の書物が極めて少ない。本書はかういふ学習のステップアップを補完する重要な意義を持つといへやう。お勧め。
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  22. 新しい マクロ経済学 クラシカルとケインジアンの邂逅
    版情報   新版
    著者名等  齊藤誠/著  ≪再検索≫
    著者等紹介 1960年名古屋市生まれ。83年京都大学経済学部卒、住友信託銀行入社。92年マサ
    チューセッツ工科大学経済学部博士課程修了、ブリティッシュ・コロンビア大学経済学部
    助教授。現在、一橋大学大学院経済学研究科教授。第44回日経・経済図書文化賞受賞。
    出版者   有斐閣
    出版年   2006.10
    大きさ等  22cm 411p
    NDC分類 331
    件名    巨視的経済学  ≪再検索≫
    要旨    長い間好評を博してきた中級テキストの改訂版。各章に補論として先端的かつ継続的に関
    心が持たれているトピックスを追加。本格的にマクロ経済学を学ぶために必携のテキスト

    目次   
    第1章 マクロ経済モデル座標軸;
    第2章 合理的期待形成と新古典派成長モデル;
    第3章 資産価格決定理論と代表的個人;
    第4章 景気循環と経済成長;
    第5章 貨幣的景気循環論―古典派とケインジアン;
    第6章 経済政策の理論―新古典派政策命題の可能性

    内容   
    長い間好評を博してきたマクロ経済学の中・上級の定番テキストの新版。各章に補論とし
    て先端的かつ継続的に関心の高いマクロ経済学研究のトピックスを追加。本格的にマクロ
    経済学を学ぶために必携のテキスト。

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  23. http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/4641067902

    新しいマクロ経済学 -- クラシカルとケインジアンの邂逅

    齊藤 誠/著


    1996年10月発売
    A5判 , 282ページ
    定価 3,240円(本体 3,000円)
    ISBN 4-641-06790-2


    経済理論 > マクロ経済学
    この書籍には最新版があります。
    最新版ページ
    在庫なし

    入門レベルから上級レベルへスムーズに進むための橋渡しをなす画期的な中級マクロ経済学テキスト。ミクロ的な基礎を伴うより進んだマクロモデルを学ぶことができるように,数式の詳細な展開を避け,その背景にある基本的な考え方や直観をわかりやすく記述。

    《主な目次》
    第1章 マクロ経済モデルの座標軸
    第2章 合理的期待形成と新古典派成長モデル
     合理的期待形成仮説の定義
     資産価格と資本蓄積
     新古典派成長モデルの実証的含意
     市場調整の失敗
    第3章 資産価格決定理論と代表的個人
     資産価格決定モデルの基本的な考え方
     消費パターンの平準化と資産価格
     不確実性と資産価格/ほか
    第4章 景気循環と経済成長
     新古典派成長モデル
     情報の非対称性と資金調達
     担保と資金調達
     協調の失敗
     内生的成長モデル
    第5章 貨幣的景気循環論…古典派とケインジアン
     セイ法則再訪
     情報の不完全性と金融政策
     カンティオン効果再考
     名目価格の硬直性と金融政策/ほか
    第6章 経済政策の理論
     厚生分析
     期待形成と経済政策
     複数均衡と経済政策


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  24. Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 新しいマクロ経済学―クラシカルとケインジアンの邂逅

    5つ星のうち5.0マクロ経済学を勉強するには欠かせない1冊だと思います。
    投稿者会社員2006年10月20日
    形式: 単行本
     旧版に対する評価は、多くの人が知っていると思います。今回の改訂では、この本の持つよさを維持しつつ、新たにトピックを追加し、400ページを超える本になっていることが最大の特徴であると思います。具体的には、以下の3点です。

    (1)旧版の2章の合理的期待形成と新古典派成長モデルに補論として「消費の恒常所得仮説」、「最大値原理の基礎」、「凸状の調整費用とトービンのq」が加わり、消費行動や投資行動を新古典派的な側面から分析したパートが加わっています。調整費用の話は最大値原理を用いた新古典派的投資理論を扱っていますのでローマーなどの上級テキストの補完としても役に立つと思います。

    (2)3、4章では「効用関数の形状と危険回避行動」、「世代重複モデルにおける完備市場取引」、「情報の非対称性下での最適保険契約」、「預金契約と金融危機」、「逆選択と保険市場」等が加わり、情報の非対称性、リスクと金融などミクロ経済学の色彩が強いパートが加わっています。

    (3)5、6章では、「物価水準とインフレーションの理論」、「不完備市場環境におけるフリードマン・ルール」、「モラルハザードと経済政策」などのパートが加わっています。特にWoodford等に代表される物価水準の財政理論もコンパクトにまとまっていますので、近年のマクロ経済政策の最新トピックにも触れることが出来ます。

     以上のように、この他にも細かなトピックが加わり、以前の旧版に比べてかなりのボリュームになっています。最近のマクロ経済学は、ミクロ経済学の言葉で語られる範囲が非常に増えてきています。今回の新版もこの流れに沿ったものといえます。また、マクロ経済学自体の範囲が非常に細分化され、精緻化されてきている中で、このような本で、マクロ経済学全体を俯瞰する意義は大きいと思います。本を買うときに「注文を確定する」をクリックするのはとても憂鬱で勇気が必要なんですが、この本を手にした時の満足度は十分にあると思いますので、マクロ経済学を勉強している方のみならず、ミクロ経済学を勉強している方にも是非、一度、読んでもらいたい本です。

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  25. http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51411392.html
    2010年04月22日09:57
    カテゴリ本経済
    ニューケインジアンのマクロ教科書

    マクロ経済学 (New Liberal Arts Selection)日本の経済政策が混乱している原因は、経済閣僚がマル経しか知らない団塊世代で、ケインズ理論さえ理解していないことにある。乗数理論を知らない菅直人氏などはまだいいほうで、東大経済学部でマル経をたたき込まれた亀井静香氏は確信犯的な社会主義者だ。この世代はどうしようもないとして、官邸や財務省のスタッフには基礎学力があるので、経済学の知識をアップデートしてほしい。英語が読めればMankiwがベストだが、本書は日本語で書かれた初の本格的なニューケインジアンの教科書である。

    特に注目されるのは、「流動性の罠のもとでの安定化政策」(p.353-)に1節をあてている点だ。基本的な論点は
    政府の「景気対策」のような裁量的な政策は、時間非整合性によって市場を混乱させるので望ましくない。
    インフレ目標やテイラールールのような受動的ルールによる政策が望ましい
    ただし流動性の罠に入ると、人為的にインフレを起こすことはむずかしい
    GDPギャップを埋める手段としては財政政策のほうが有効だが、むだな公共事業に税金が浪費されるリスクが大きい
    というわけで、決定的な対策はないというのが著者の意見のようだ。特にインフレ目標についてはくわしく説明しており、次のような理由で評価は否定的だ:
    流動性の罠では金利操作がきかないので、中央銀行がインフレ期待を起こすコミットメントができない
    「何かの理由でインフレになっても金融緩和を維持する」というのが時間軸政策だが、いつインフレになるかわからないので効果は弱い
    しかし実際にインフレになったら中央銀行はそれを抑制すると予想されるので、市場はそれを織り込んでマネーストックは増えない
    インフレ目標は裁量的なバイアスをなくす受動的ルールなので、それを中央銀行が「あらゆる手段で実現する」というターゲティングは、インフレ目標の精神と矛盾している
    動学マクロ理論の数学的な説明は省略し、大学1年生から読めるようにやさしく書かれているので、公務員試験ぐらいの学力があれば楽に読める。一知半解の知識で経済学者を「曲学阿世」などとののしるデフレ脱却議連の政治家も、この教科書ぐらい読んでからデフレを論じてほしいものだ。

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  26. 震災復興の政治経済学 津波被災と原発危機の分離と交錯 Kindle版
    齊藤 誠 (著)
    5つ星のうち 5.0 8件のカスタマーレビュー
    2016

    震災に比べて原発危機対策を軽視しすぎているという指摘は正しい

    ただ原発が高くつくという指摘を愚直に積み上げるべきだろう

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  27. クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞(旧トムソンロイター)
    ttp://clarivate.jp/citation-laureates/

    トピック: For pioneering research in behavioral economics and in neuroeconomics
    (行動経済学および神経経済学の研究を開拓 )

    Colin F. Camerer (米国)  
    George F. Loewenstein (米国)


    トピック: For his analysis of worker productivity and studies of recessions and unemployment
    ( 労働生産性に関する分析、および不況と失業に関する研究 )

    Robert E. Hall (米国)


    トピック: For their contributions illuminating the dimensions of decisions in corporate finance
    ( 企業財務(コーポレート・ファイナンス)意思決定の局面を解明 )

    Michael C. Jensen (米国)  
    Stewart C. Myers (米国)  
    Raghuram G. Rajan (米国)

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  28. ipredictによる事前オッズランキング。カッコ内はIDEASにおけるランキング、そして年齢、専門などなど。

    1.Richard Thaler(130)65歳、行動ファイナンス。米、Chicago。
    2・ Robert Shiller(67)64歳、金融、行動ファイナンス。米、Yale。
    3・ Oliver Hart(81)62歳、契約理論。(数学で学士号取得)、英、 Harvard。
    4・ Jean Tirole(9)57歳、ミクロ、ゲーム。仏、MIT。
    5・ Martin Weitzman(114)68歳、環境経済。(数学と物理で学士号取得)、米、MIT。
    6・ William Nordhaus(140)69歳、環境経済。米、Yale。
    7・ Sam Peltzman(526)
    8・ Angus Deaton(57)65歳、ミクロ。スコットランド、Princeton。
    9・ Avinash Dixit(78)66歳、ミクロ、ゲーム、国際貿易・・・(数学で博士号取得)。インド、Princeton。
    10・ Eugene Fama(62)71歳、ファイナンス。米、Chicago。(指導教官はマンデルブロ)
    11. Gene Grossman(80)54歳、国際貿易。米、Princeton。
    12. Robert Barro(4)66歳、マクロ(物理学で学士号取得)。米、Harvard。
    13. Richard Posner(846)71歳、法と経済学。米、Chicago Law School。(経済学者じゃなくて判事です)
    14. Gordon Tullock(out of ranking)88歳、法と経済学。米、ジョージメイソンロースクール。
    15. Ernst Fehr(105)54歳、行動経済。オーストリア、チューリヒ大学。

    俺的には環境経済と「法と経済学」はないんじゃないかと思ってる。
    日本人候補者じゃなくてスマン、が、日本人はないと思う。

    不景気が長引いている影響で伝統的な分野の研究者が取る確率は低いかな。

    返信削除
  29. 注目の研究・予想は?|まるわかりノーベル賞2017|NHK NEWS WEB
    http://www3.nhk.or.jp/news/special/nobelprize2017/contyosou_economics.html
    経済学賞 注目の研究・予想は?
    ノーベル賞の「医学・生理学賞」、「物理学賞」、「化学賞」の自然科学系の3つの賞と、「経済学賞」については、データベース化された世界の研究論文の引用回数などをもとに、アメリカの学術情報サービス会社「クラリベイト・アナリティクス」が過去10年間に発表した、受賞が有力視される候補者の中から、ことし、とくに注目される、海外の研究者や研究成果を紹介します。

    1 景気と雇用の関係を研究

    ノーベル経済学賞の受賞が有力視されている海外の研究者とその研究成果。1人目は、景気と雇用の関係を研究し、景気の停滞が長期化する要因を分析したアメリカのマサチューセッツ工科大学の名誉教授、オリビエ・ブランシャール氏です。

    ブランシャール氏は、悪化していた景気が改善する過程において、労働組合は企業に対して解雇された労働者を再雇用することより既存の労働者の賃金を引き上げるよう求め、企業側も賃上げを優先すると分析しました。

    この結果、労働者がいったん解雇されると、その失業期間は長くなり、その間に技能が低下するため再就職はより難しくなるとしています。

    こうした状態が続けば、企業側も技能の高い人材を確保するのが難しくなるため、生産性が上がらず、景気の停滞が長期化する要因になると指摘しています。

    この理論は、長期化する不況を分析する手法として注目され、経済学者の間で研究に幅広く利用されています。

    またブランシャール氏は、おととしまで、IMF=国際通貨基金で調査局長を務め、世界経済の見通しを分析していました。

    ブランシャール氏の研究に詳しい慶応義塾大学の土居丈朗教授は、「労働組合と企業の関係性を打ちたてた理論は、 経済学のさまざまな研究の基礎となっていて、特に雇用状況を分析する上で有用だ」と話しています。

    まるわかりノーベル賞2017
       
    2 部分識別という新たな手法開発

    ノーベル経済学賞の受賞が有力視されている海外の研究者とその研究成果。2つ目は、経済データの分析において、特定の数式に限らず、一定の幅を持たせて分析する 新たな手法を開発した、アメリカのノースウェスタン大学の教授、チャールズ・マンスキー氏です。

    マンスキー氏はある経済データを分析する際、特定の数式に限らず、一定の幅を持たせて全体像を導き出す、「部分識別」という新たな手法を開発しました。

    マンスキー氏の理論は、教育を受けた労働者の賃金がどれだけ上がるかを幅を持たせたデータとして示すことを可能にしたほか、職業訓練によって失業率がどの程度引き下げられるかといった実際の政策評価にも活用されています。

    マンスキー氏の手法は、特定の数値の分析を重視してきたそれまでの経済学に一石を投じるものとされ、選挙における有権者の投票行動や、犯罪者の社会復帰のための制度のあり方など経済学以外の分野にも影響を与えました。

    またマンスキー氏は、第2次世界大戦中に日本の外交官の杉原千畝が発給した、いわゆる「命のビザ」によって命を救われたユダヤ人の長男にあたり、親日家としても知られています。

    マンスキー氏の研究に詳しい横浜国立大学大学院の奥村綱雄教授は、「経済の原因と結果の関係性をデータから明らかにする画期的な方法を示し、従来できなかった様々な経済の実証分析を可能にした意義は非常に大きい」と話しています。

    3 コーポレート・ファイナンスの基礎の研究

    ノーベル経済学賞の受賞が有力視されている海外の研究者とその研究成果。3つ目は、企業の資金調達や財務管理などについて理論的な基礎を築いたアメリカの3人の研究者です。

    この3人は、いずれもアメリカの、ハーバード大学の名誉教授、マイケル・ジェンセン氏と、マサチューセッツ工科大学の名誉教授、スチュワート・マイヤーズ氏、それに、シカゴ大学経営大学院の教授、ラグラム・ラジャン氏です。

    3人は、企業による資金調達や財務管理などいわゆる「コーポレート・ファイナンス」の分野で、理論的な基礎を築きました。

    このうちジェンセン氏は、企業の経営者と株主の関係について株主への配当や企業の負債の比率が高まれば、経営者はより効率的な経営を目指すようになり、それが企業価値の向上にもつながるという理論を提唱しました。

    また、マイヤーズ氏は、企業が資金を調達する際、株価を低下させないよう内部資金の利用などを優先し、株式の新規の発行をなるべく避ける傾向にあるという理論を提唱しました。

    この理論が元となって、株主と経営者の情報格差を埋める手段として、企業は情報公開や適時開示などを進めるようになっています。

    ラジャン氏は、企業の資金調達などについてジェンセン氏とマイヤーズ氏の理論を整理し、国際的な実証研究を行ったほか、去年まで3年間、インドの中央銀行にあたるインド準備銀行の総裁を務めたことで知られています。

    3人の研究に詳しい早稲田大学の鈴木一功教授は、「彼らの研究は今日における企業財務研究の基礎を成し、その貢献は非常に大きい」と話しています。

    返信削除
  30. NHK
    まるわかりノーベル賞2017
    http://www3.nhk.or.jp/news/special/nobelprize2017/

    経済学賞
    ・景気と雇用の関係を研究
    ・部分識別という新たな手法開発
    ・企業財務の基礎研究

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  31. 図解 使えるマクロ経済学 (中経出版) Kindle版
    菅原 晃 (著)
    https://www.amazon.co.jp/dp/B00OIJYT2Y/


    マンキュー マクロ経済学Ⅰ入門篇(第4版) Kindle版
    N・グレゴリー・マンキュー (著), 足立 英之 (翻訳), 地主 敏樹 (翻訳), 中谷 武 (翻訳), 柳川 隆 (翻訳)
    https://www.amazon.co.jp/dp/B078HCB23D/
    応用篇第4版邦訳は未発売
    第3版でも問題ない

    マクロ経済学(新版) New Liberal Arts Selection [プリント・レプリカ] Kindle版
    https://www.amazon.co.jp/dp/B074GZKXBJ/

    以上三冊は電子版のサンプルが読める
    以下のブランシャールの邦訳は電子版がない

    ブランシャール マクロ経済学〈上〉 単行本 – 1999/6/1〈下〉 単行本 – 2000/12/1
    オリヴィエ ブランシャール (著), Olivier Blanchard (原著), 鴇田 忠彦 (翻訳), 中泉 真樹 (翻訳), 渡辺 慎一 (翻訳), 知野 哲朗 (翻訳), 中山 徳良 (翻訳)

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  32. 中級へ上がる前にこれを勧める



    図解 使えるマクロ経済学 (中経出版) Kindle版
    菅原 晃 (著)
    https://www.amazon.co.jp/dp/B00OIJYT2Y/

    中級への
    王道は以下

    マンキュー マクロ経済学Ⅰ入門篇(第4版) Kindle版
    N・グレゴリー・マンキュー (著), 足立 英之 (翻訳), 地主 敏樹 (翻訳), 中谷 武 (翻訳), 柳川 隆 (翻訳)
    https://www.amazon.co.jp/dp/B078HCB23D/
    応用篇第4版邦訳は未発売
    第3版でも問題ない

    マクロ経済学(新版2016) New Liberal Arts Selection [プリント・レプリカ] Kindle版
    齊藤誠 (著), 岩本康志 (著), 太田聰一 (著), 柴田章久 (著)
    https://www.amazon.co.jp/dp/B074GZKXBJ/

    以上三冊は電子版のサンプルが読める
    以下のブランシャールの邦訳は残念ながら電子版がない

    ブランシャール マクロ経済学〈上〉 単行本 – 1999/6/1〈下〉 単行本 – 2000/12/1
    オリヴィエ ブランシャール (著), Olivier Blanchard (原著), 鴇田 忠彦 (翻訳), 中泉 真樹 (翻訳), 渡辺 慎一 (翻訳), 知野 哲朗 (翻訳),
    中山 徳良 (翻訳)

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  33. 中級へ上がる前にこれを勧める、
    図解 使えるマクロ経済学 (中経出版) Kindle版
    菅原 晃 (著)
    https://www.amazon.co.jp/dp/B00OIJYT2Y/

    中級への王道は以下、

    マンキュー マクロ経済学Ⅰ入門篇(第4版) Kindle版
    N・グレゴリー・マンキュー
    https://www.amazon.co.jp/dp/B078HCB23D/
    応用篇第4版邦訳は未発売
    第3版でも問題ない

    マクロ経済学(新版2016) New Liberal Arts Selection Kindle版
    齊藤誠 (著), 岩本康志 (著), 太田聰一 (著), 柴田章久 (著)
    https://www.amazon.co.jp/dp/B074GZKXBJ/

    以上三冊は電子版のサンプルが読める
    以下のブランシャールの邦訳は残念ながら電子版がない

    ブランシャール マクロ経済学〈上〉 1999/6/1〈下〉 2000/12/1
    オリヴィエ ブランシャール (著), Olivier Blanchard (原著)

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  34. ノーベル賞経済学者アマルティア・セン「アベノミクスは基本的に正しい、以前は景気後退政策だった、日本は楽観的で大きな問題ない」

    「日本経済は世界のモデルになる」

    セン 私は安倍首相には直接お会いしたことはありませんが、日本銀行総裁の黒田東彦氏、
    内閣官房参与の浜田宏一氏のことはよく存じ上げています。彼らは世界の中でもトップレベルのエコノミストであると思います。

     現在の日本経済の問題は、アベノミクス以前に景気を後退させるような経済政策がとられていたことに端を発します。
    当時、日本に何よりも必要なのは、景気拡大政策でしたが、それとは逆の政策が実施されていたのです。

     安倍首相と黒田総裁が推進してきた経済政策の方向性は、基本的には正しいと思いますが現在、
    微調整が必要な段階にきています。経済政策には、状況に応じた調整が不可欠です。

     黒田総裁とは何度も意見交換をしていて、先日も最新の取り組みについて聞く機会がありましたが、
    日本経済、そして世界経済が、今、どのような政策を必要としているかについて、非常に正確に理解されていると思いました。
    また内閣官房参与の浜田宏一氏は優れた経済理論家であるだけでなく、実践的で洞察力のある戦略を立案することにも卓越しています。
    浜田氏も政府に対して適切な助言をしていると思います。

     1990年代から10年、20年にわたって、日本は間違った経済政策、つまり、景気拡大を抑制し、
    景気を刺激しない政策を行ってきました。しかし私は今、日本経済の将来について楽観的な見通しを持っています。
    世界は今後も、数多くの問題に直面していくことでしょうが、
    日本については「大きな問題はすでに対処されている」と自信を持って言えます。

    アマルティア・セン (Amartya Sen)
    ハーバード大学教授。専門は経済学及び哲学。元ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ学長。ジャダプール大学、デリー大学、ロンドン大学、オックスフォード大学、ハーバード大学にて教授を歴任。1998年ノーベル経済学賞受賞。

    http://diamond.jp/articles/-/145792?page=3

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  35. 年 受賞者名 国籍(出身国) 受賞理由
    2000年 James Heckman.jpg ジェームズ・ヘックマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミクロ計量経済学において、個人と家計の消費行動を統計的に分析する理論と手法の構築[131]
    McFadden.jpg ダニエル・マクファデン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

    2001年 George Akerlof.jpg ジョージ・アカロフ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 情報の非対称性を伴った市場分析[132]
    A Michael Spence.jpg マイケル・スペンス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
    Joseph E. Stiglitz - cropped.jpg ジョセフ・E・スティグリッツ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

    2002年 Daniel KAHNEMAN.jpg ダニエル・カーネマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
    (イスラエルの旗 イスラエル) 行動経済学と実験経済学という新研究分野の開拓への貢献[133]
    VernonSmith2.jpg バーノン・スミス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

    2003年 Robert F. Engle.jpg ロバート・エングル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 時系列分析手法の確立[134]
    Clive Granger by Olaf Storbeck.jpg クライヴ・グレンジャー イギリスの旗 イギリス

    2004年 Kydland.jpg フィン・キドランド ノルウェー 動学的マクロ経済学への貢献
    :経済政策における動学的不整合性の指摘と、リアルビジネスサイクル理論の開拓[135]
    Edward C. Prescott.jpg エドワード・プレスコット アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

    2005年 Robert Aumann 2010.jpg ロバート・オーマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
    イスラエルの旗 イスラエル ゲーム理論の分析を通じて対立と協力の理解を深めた功績[136]
    Thomas Schelling.jpg トーマス・シェリング アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

    2006年 Edmund Phelps 2008-01-23.jpg エドムンド・フェルプス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 マクロ経済政策における異時点間のトレードオフに関する分析[137]

    2007年 Leonid Hurwicz.jpg レオニード・ハーヴィッツ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
    (ロシアの旗 ロシア) メカニズムデザインの理論の基礎を確立した功績[138]
    05N3441 emaskin.jpg エリック・マスキン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
    Myerson roger b print.jpg ロジャー・マイヤーソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

    2008年 Paul Krugman-press conference Dec 07th, 2008-8.jpg ポール・クルーグマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 貿易のパターンと経済活動の立地に関する分析の功績[139]

    2009年 Nobel Prize 2009-Press Conference KVA-30.jpg エリノア・オストロム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 経済的なガヴァナンスに関する分析[140]
    Nobel Prize 2009-Press Conference KVA-42.jpg オリヴァー・ウィリアムソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

    2010年代 編集
    年 受賞者名 国籍(出身国) 受賞理由
    2010年 Peter Diamond (economist).jpg ピーター・ダイアモンド アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 労働経済におけるサーチ理論に関する功績[141]
    Dale Mortensen 2.jpg デール・モーテンセン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
    Christopher Pissarides.jpg クリストファー・ピサリデス イギリスの旗 イギリス
    (キプロスの旗 キプロス)

    2011年 Nobel Prize 2011-Press Conference KVA-DSC 7770.jpg トーマス・サージェント アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 マクロ経済の原因と結果をめぐる実証的な研究に関する功績[142]
    Nobel Prize 2011-Press Conference KVA-DSC 7720.jpg クリストファー・シムズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

    2012年 Al Roth, Sydney Ideas lecture 2012c.jpg アルヴィン・ロス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 安定配分理論と市場設計の実践に関する功績[143]
    Shapley, Lloyd (1980).jpg ロイド・シャープレー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

    2013年 20080105 Fama Winning Morgan Stanley Prize.JPG ユージン・ファーマ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 資産価格の実証分析に関する功績[144]
    Lars Peter Hansen photo in 2007.jpg ラース・ハンセン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
    Robert Shiller - World Economic Forum Annual Meeting 2012.jpg ロバート・シラー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

    2014年 Jean Tirole.jpg ジャン・ティロール フランスの旗 フランス 市場の力と規制の分析に関する功績[145]

    2015年 Angus Deaton 5289-2015.jpg アンガス・ディートン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
    イギリスの旗 イギリス 消費、貧困、福祉の分析に関する功績[146]

    2016年 Nobel Laureates 0983 (31117127490).jpg オリバー・ハート イギリスの旗 イギリス
    アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 契約理論に関する功績[147]
    Bengt Holmström.jpg ベント・ホルムストローム フィンランド

    2017年 Richard Thaler.jpg リチャード・セイラー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

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  36. 荒戸寛樹 (@hirokiarato)
    2019/05/23 3:09
    齊藤・岩本・太田・柴田『マクロ経済学』(有斐閣)で最も読み応えがあるのは第14章(新版だと第15章)「金融市場と貨幣市場」だと思う.僕はこの本の中ではこの章が一番好き.
    amazon.co.jp/dp/4641053847/

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  37. 今週の金融論は信用創造。17世紀末までの近代銀行成立から一挙に飛んで19世紀の議論だが、18世紀の試行錯誤から生まれた議論。「信用⇒預金」と「預金⇒信用」で議論が対立したが、両方が大切。今でも、池尾和人『現代の金融理論』(ちくま新書)の信用創造の議論が一番バランスがとれていると思う。
    https://twitter.com/makotosaito0724/status/1135315853233102850?s=21
    古川論文では、銀行業に近い人が、銀行が貸出を通じ無から有で預金を創造できると考えたが、銀行システムで預金需要と一致するかは懐疑的、そこに景気循環の要因を見た。一方、遠い人は、預金が貸出の原資と考え、銀行システムは貸出と預金が予定調和的に一致すると考えた。
    konan-u.repo.nii.ac.jp/?action=reposi…
    https://konan-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1488&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1


    前者の典型的な事例、17世紀ロンドンでゴールドスミスが手形決済の仕組みを整備し、まさに銀行が自由に信用創造できるや否や、信用が暴走。この論文は、ジョンローが国際的な金融共同体の一員で、ロンドンのゴールドスミスを舞台に世紀の空売りに大失敗した経緯が詳しい。
    jstor.org/stable/2370291…

    https://www.jstor.org/stable/23702915?seq=1#page_scan_tab_contents

    金融史の講義をして、まだ二ヶ月だけど、毎回、このトピックで、一学期の講義ができてしまうと思う。信用創造論もまさにそう。17世紀から18世紀にかけて新たにできた近代銀行システムを舞台に信用の暴走と崩壊を繰り返したが、おそらくその経験をどのように咀嚼するかで信用創造論の形は大きく変わる。

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  38. ゴールドスミス
    "For God's Sake...
    Business and Economic History
    JOURNAL ARTICLE
    "For God's Sake, Remitt me": The Adventures of George Middleton, John Law's London Goldsmith-Banker, 1712 - 1729

    Larry Neal
    Business and Economic History
    Vol. 23, No. 2, Papers presented at the fortieth annual meeting of the Business History Conference (Winter 1994), pp. 27-60
    Published by: Cambridge University Press
    https://www.jstor.org/stable/23702915

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  39. 現代の金融入門 [新版] (ちくま新書) Kindle版
    池尾和人 (著)
    5つ星のうち 4.1 26件のカスタマーレビュー
    その他(3)の形式およびエディションを表示する
    Kindle版
    ¥ 810
    今すぐお読みいただけます: 無料アプリ

    紙の本の長さ: 266ページ

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  40. https://www.amazon.co.jp/dp/B00I5FLADS/
    ref=tmm_kin_title_0?_encoding=UTF8&qid=1559687066&sr=8-1

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