土曜日, 2月 22, 2020

FTPLとMMT

参考:
宮尾龍蔵 マクロ金融政策の時系列分析 政策効果の理論と実証2006
入門計量経済学 ストック&ワトソン Introduction to Econometrics 2006James H. Stock、 Mark W. Watson

《多変量自己回帰(VAR)モデル:Vector Autoregressive Model》



現代貨幣理論MMTを問う(下)政策の枠組み、日本と相違 宮尾龍蔵・東京大学教授 :日本経済新聞
2019/6/3
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO45512980R30C19A5KE8000/ 


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『金融政策に未来はあるか?』(岩波新書)で岩村充はこう書いている。
《金融政策とは 、しょせんは現在と将来の交換ゲームであり 、無から有を生む 「魔法の杖」なんかではない 、それが F T P Lから学べる金融政策の限界である 。》第3章

FTPLの結論は岩村充(『金融政策に未来はあるか?』(岩波新書)第3章)が言及しているゲゼル型貨幣の導入である。
MMTの結論はバンコールの導入である。
FTPLは物価を一律にとらえるので一律の利子率を導出するがそれは無意味かつ不可能で市井のお金に一律でゲゼルの言うようにマイナス利子をつけるしかない。それは地方自治体ごとに設定される。
岩村充はMMTに批判的だが広義の国際的通貨戦争(優良企業を買収すれば勝ち)の中で世界情勢に対応しているのはMMTの方でFTPLではない。



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望月慎(望月夜) (@motidukinoyoru)
⁦‪@TA19344251‬⁩ 色々と誤解を招きそうな厳密さに欠く図解なんですが、イメージ的にはこんな感じになりますかね。 pic.twitter.com/tgxSOgUrEN

https://twitter.com/motidukinoyoru/status/1230765741932068864?s=21







望月慎(望月夜) (@motidukinoyoru)
⁦‪@TA19344251‬⁩ 後の式変形ってのがこれなんですけど、これを経済全体の実質利子率として扱えるのは、このモデルの非貨幣資産が国債しかないから、という簡易モデル独特の前提に依存しているんですよね。 pic.twitter.com/y4skLZBHtY

https://twitter.com/motidukinoyoru/status/1230960054334943232?s=21






望月慎(望月夜) (@motidukinoyoru)
⁦‪@TA19344251‬⁩ 引用されている論文では国民所得が固定なので、所得増加→貯蓄需要増加が盛り込まれない構造になっているんですよね。
このことは、最初の方で指摘させていただいたかと存じます。

国債が安全資産のため相対的に低い利子率というだけで、経済全体ではむしろr>gの傾向です。
twitter.com/TA19344251/sta…

https://twitter.com/motidukinoyoru/status/1230932072354574336?s=21

望月慎(望月夜) (@motidukinoyoru)

https://twitter.com/motidukinoyoru/status/1230949612682276865?s=21


T.A (@TA19344251)
⁦‪@motidukinoyoru‬⁩ 論文mof.go.jp/pri/research/d…
P9 式(3.1)~P10 式(3.7)
あたりに割引現在価値の導出がされてますが、仮に国債金利を区別したとしても、立式に必要なのはやはり国債金利のみな気がします。確かに心情的には何かおかしいというのも分かるので、ちょっと考えてみます。
twitter.com/motidukinoyoru…
https://twitter.com/ta19344251/status/1230954309828792320?s=21