http://www.freeassociations.org/
『マンキュー マクロ経済学II 応用編(第4版)』(マンキュー 2018^2016)240頁では時間非整合性に反対=債務を放棄しなかったハミルトンが紹介されている。ただし道徳的文脈ではあるが。
後述論考で言及された旧版と違い最新日本版では(内容ではなく)章立てが改訂されておりバランスシートは応用編ではなく『マンキュー マクロ経済学I 入門編(第4版)』(マンキュー 2017^2016)124-7頁に記載されている。
ちなみにキーン2021↓が批判した財政赤字に関しては『マンキュー マクロ経済学II 応用編(第4版)』(マンキュー 2018^2016)255-9頁に記載がある。
図は、マンキューマクロ経済学(2017)に出てくる家計からの現金預入れに伴う第一銀行の信用創造説明。
— シェイブテイル (@shavetail) February 10, 2021
図の通り、マンキューは現金が引き出された第0銀行も、中央銀行も視野に入れず、又貸し説を論じているが、それらを含むバランスする取引を考えれば、又貸し説が破綻していることが分かる。 pic.twitter.com/2X07cgsd8B
| ||||||||||||||||||||||||
商品貨幣論および外生的貨幣供給説の誤り -『マンキュー マクロ経済学』を例として- シェイブテイル&朴勝俊 2020年3月18日
https://economicpolicy.jp/wp-content/uploads/2020/03/How-Mankiw-is-wrong.pdf
1. はじめに
大学で用いられているマクロ経済学の教科書は、ほとんどが「商品貨幣論」と「外生的貨幣供給説」に立っています。これらの考え方は、貨幣量は有限であり、預金の結果として貸出が可能となる(言い換えれば家計の貯蓄が企業や政府の債務を支える)という間違った議論につながります。現在の主なマクロ経済理論が現実をうまく説明できないのは、この2つの考え方に立脚しているからだと考えられます。 本稿では、まず2節で商品貨幣論の代表として、大学等で広く使われている教科書のひとつである『マンキュー マクロ経済学I 入門編(第3版)』(マンキュー 2011)に記された貨幣進化説を確認し、3節で商品貨幣論と信用貨幣論の違いを押さえた上で、4節以降では、『マンキュー マクロ経済学II 応用編(第3版)』(マンキュー 2012[現行入門編2017に移動編入])に示された、バランスシートを用いた信用創造の説明を批判的に検討し、その誤りを明らかにします。
…
4. マンキューによる「信用創造」の説明
マンキューの「応用編」では、信用創造の説明がいわゆる「預金又貸し説」によって行われています。「第一銀行」が現金を預かり、その大部分を誰かに又貸しし、その誰かが現金を「第二銀行」に預け、「第二銀行」がさらにその大部分を誰かに又貸しし、その誰かが「第三銀行」に現金を預ける、という連鎖を、バランスシートを用いて説明しています。
…
マンキューが見落としていたのは、家計が最初に現金を手放すという点です。つまり、図表2-(1)[入門編2017-125頁]で、最初に現金1000ドルが預け入れられた時に、現金は使えなくなっていたのです。ですから、5000ドルの預金が生まれたとしても、使えるマネーストックは預金の5000ドルから現金を差し引いた4000ドルにしかなりません。そして、これがちょうど借入の4000ドルと釣り合っているのです(バランスしています)。
…
6. マネタリーベースはマネーサプライを生まない(マンキュー第2の誤り)
マンキューのテキストでは、マネタリーベースが増えるとマネーサプライが増える、という間違った因果関係が、明確に、繰り返されています。例えば1式に相当する数式を示した直後の「準備1ドルごとに1/rrドルの貨幣が生まれるのである」(マンキュー2012、p.237[現行入門編2017-127頁])という記述や、3式に相当する数式を示した直後の「マネタリーベース1ドルは、mドルの貨幣を生みだす」(同p.239)という記述、あるいは「中央銀行から民間が国債を買うときには、中央銀行が支払う金額がマネタリーベースの増加となり、マネーサプライの増大をもたらす」(同p.240[現行入門編133頁])という箇所がそれです。
マンキューが、マネーサプライはマネタリーベースのm倍になると考えたことは、第2節で紹介した「外生的貨幣供給論」につながります。マネタリーベースは政府が決める値なので、そのm倍にあたるマネーサプライも、政府によって決められた値となり、いわゆる「外生変数」となるという話です。この外生的貨幣供給論に則って、教科書的なIS-LMモデルなどが導かれます。 しかし、外生的貨幣供給論は誤りであり、正しいのは内生的貨幣供給論に基づく信用貨幣論です。マネタリーベースが増えてもマネーサプライが増えないということは、2013年以降の安倍政権のもとで行われている量的緩和政策によって、マネタリーベースが増やされても、それに応じてマネーサプライがほとんど増えていないことから、誤っていることが明らかです。
32 Comments:
14:
マンキューの誤りは、マネタリーベースが増えればその数倍だけマネーサプライが増えるとしたことです。これは、銀行が準備預金制度のもとで許される限りの貸付をしようとすれば、それに応じる借り手が必ず存在すると、想定していたことを意味します。
入門篇所収の銀行信用創造に(又貸し説)、応用篇所収の財政赤字に関しては、
商品貨幣論および外生的貨幣供給説の誤り -『マンキュー マクロ経済学』を例として- シェイブテイル&朴勝俊 2020年3月18日
Steve Keen NAEC virtual seminar with Stephanie Kelton : The Deficit Myth コメント資料 2021/02/25
という根本的な批判がそれぞれあった。主流派批判の対象をマンキューに代表させた形だ。
MMTとの論争はマンキューの沈黙で終わった。マンキューマクロ経済学は今後大学で採用されることは困難かも知れない。
289 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2021/03/24(水) 20:03:37.64 ID:YU1KWY/W
商品貨幣論および外生的貨幣供給説の誤り -『マンキュー マクロ経済学』を例として- シェイブテイル&朴勝俊 2020年3月18日
https://economicpolicy.jp/wp-content/uploads/2020/03/How-Mankiw-is-wrong.pdf
《…マンキューが見落としていたのは、家計が最初に現金を手放すという点です。》
__
キーンによるマンキュー批判
OECD NAEC debate on #MMT with Stephanie Kelton, author of The Deficit Myth
2021/02/25
https://youtu.be/4yk51HOjq4g?t=49m
https://1.bp.blogspot.com/-UM4HUR6Djqs/YDk8aRw_2lI/AAAAAAACGuE/TC0uKnHnF1YYk4cpcDCLqNlZFedNhXHQACLcBGAsYHQ/s2048/D33F1217-176D-446B-AA37-FE3106BA9008.png
《政府支出が税収を上回ると財政は赤字になり, 赤字は民間部門からの借入でまかなわれる。過去の借入が
累積したものが政府負債である。
…経済を刺激するためのさまざまな裁量的財政政策の変更は赤字を増やすことになる。
…政府の借入は国民貯蓄を減らし,資本蓄積にクラウディング·アウトを生じる.
…この政府負債の増大は将来世代に不当な負担をかけることになると,多くの経済学者は批判した。》
マンキューマクロ経済学応用篇255~9頁
『財政赤字の神話』(ケルトン教授)は代わりに主張する
- 赤字は直接お金を生み出し、民間の貯蓄を増やす
- 公共からの借り入れは不要
- 国債を買う銀行の能力は赤字そのものが生み出した
次にスティグリッツの『公共経済学(下)』から、「財政赤字の帰結」という節の説明を引用すると、
…
財政赤字削減は反対の効果を持つ.すなわち,それは利子率を下落させるため,投資を促進させる.そして経済成長を促進し,将来の生活水準を改善することになる.
pp.1007-1008
http://sonicbrew.blog55.fc2.com/blog-entry-564.html
スティグリッツ 公共経済学〈下〉租税・地方財政・マクロ財政政策 スティグリッツ 公共経済学〈下〉租税・地方財政・マクロ財政政策
(2004/01)
ジョセフ・E. スティグリッツ
290 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2021/03/24(水) 20:20:15.36 ID:Bz2FKhME
次にスティグリッツの『公共経済学(下)』から、「財政赤字の帰結」という節の説明を引用すると、
《…財政赤字削減は反対の効果を持つ.すなわち,それは利子率を下落させるため,投資を促進させる.
そして経済成長を促進し,将来の生活水準を改善することになる.》
pp.1007-1008
https://twitter.com/shavetail/status/1181195743098359808?s=21
2019
3年前、小黒一正が歓喜して引用したブランシャールの見解
→3年で変われば変わるもんだね。(おぐりんは今回の日経記事のブランシャール見解の方は死んでもスルーだろうけれど)
オリヴィエ・ブランシャール教授の日本財政への警鐘
↓
財政赤字拡大容認論を問う(上) 債務、コスト限定的で効果大: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO50597290U9A001C1KE8000/
https://twitter.com/shavetail/status/1181195743098359808?s=21
日本の財政政策の選択肢 日本語
ブランシャール 田代毅 2019年5月
https://www.piie.com/system/files/documents/pb19-7japanese.pdf
《…要するに、プライマリーバランス赤字によるコストは小さく、高水準の国債によるリスクは低いのです。》
291 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2021/03/24(水) 20:35:04.88 ID:Bz2FKhME
https://twitter.com/shavetail/status/1181195743098359808?s=21
2019
3年前、小黒一正が歓喜して引用したブランシャールの見解
→3年で変われば変わるもんだね。
オリヴィエ・ブランシャール教授の日本財政への警鐘
この取材記事で、ブランシャール教授は、以下のような指摘をしている。
・「日銀に対し、国家予算に直接マネー投入を求める政治圧力が益々高まることとなり、そうなった時に、日本は突如としてデフレからインフレへと転換するリスクを冒すこととなる」
・「ある日、財務省から日銀に、『我々のことを考えて欲しい。生きるか死ぬかの問題なのだ。ゼロ金利を維持してくれ。』という電話がかかってきたとしても決して不思議ではない」
・「最終的に高インフレへとつながる財政的支配 (fiscal dominance) のリスクが存在することは確かだ。5年ないし10年以内にそうなったとしても私は驚かない」
↓
財政赤字拡大容認論を問う(上) 債務、コスト限定的で効果大: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO50597290U9A001C1KE8000/
日本の財政政策の選択肢 日本語
ブランシャール 田代毅 2019年5月
https://www.piie.com/system/files/documents/pb19-7japanese.pdf
《…要するに、プライマリーバランス赤字によるコストは小さく、高水準の国債によるリスクは低いのです。》
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
マンキュー
スティグリッツ
クルーグマン
ブランシャール
地域銀行に各地域への一定額の投資を義務化する地域再投資法(CRA)が必要だったと思います。
主流派経済学を勉強することは真実から遠ざかることになる
むしろ主流派経済学は勉強しない方がいい
マンキュー、ブランシャール、クルーグマン、そしてスティグリッツでさえも致命的な事実誤認をしている
Monetary Myth-Busting: An Interview With Stephanie Kelton | Dissent Magazine
https://www.dissentmagazine.org/online_articles/monetary-mythbusting-an-interview-with-stephanie-kelton
ケルトン(…MMTersはクリントンの黒字は持続不可能であり、減税は政府の財政にリスクをもたらさないと警告していたが、
クルーグマンは赤字が金利を押し上げ、米国がギリシャのように終わる可能性があると警告していた。彼は、
日本が世界最大の公的債務を抱えているにもかかわらず、超低金利で借り入れができたことに戸惑いを感じている
と書いている。国民党員はこの借入コストの差に戸惑うことはなかった。私たちには答えは明白だった。一方の国
(日本)は自国通貨を借りていたが、もう一方の国(イタリア)は自国通貨を放棄し、発行できなくなった通貨
(ユーロ)で債権者に返済する義務を負っていたのである。これがMMTの核心であり、通貨主権の問題なのです。
この違いを理解していれば、金融主権が高い国は赤字で借入コストが上昇し、国を破産に追い込むことを恐れる
必要がないことを理解しているはずだ。クルーグマンはこのようなことをすべて見逃していた。彼がモスラーに
会った後(私はモスラーの本を手にしている彼のとても素敵な写真を持っています)、クルーグマンの見解が
変わり始めたと信じています。…》
https://1.bp.blogspot.com/-aDw2gg7aIvk/YFsokpamzoI/AAAAAAACLHw/EC8RnSWxTTU5QWpJOopQQk7sUkdn3q-xQCLcBGAsYHQ/s1600/C431B6D0-7B6A-418D-AB4A-3CF8275D6ABF.jpeg
日本とイタリアの「不可解な」違いについて書いた数年後、彼は通貨体制が
その違いを説明しているように見えると説明する記事を書いた。彼はより多くのMMTを採用していた。彼の文章の中
で、あなたは彼が10年前に我々がいた場所にどんどん近づいているのを見ることができました。
Monetary Myth-Busting: An Interview With Stephanie Kelton | Dissent Magazine
https://www.dissentmagazine.org/online_articles/monetary-mythbusting-an-interview-with-stephanie-kelton
ケルトン
《…MMTersはクリントンの黒字は持続不可能であり、減税は政府の財政にリスクをもたらさないと警告していたが、
クルーグマンは赤字が金利を押し上げ、米国がギリシャのように終わる可能性があると警告していた。彼は、
日本が世界最大の公的債務を抱えているにもかかわらず、超低金利で借り入れができたことに戸惑いを感じている
と書いている。国民党員はこの借入コストの差に戸惑うことはなかった。私たちには答えは明白だった。一方の国
(日本)は自国通貨を借りていたが、もう一方の国(イタリア)は自国通貨を放棄し、発行できなくなった通貨
(ユーロ)で債権者に返済する義務を負っていたのである。これがMMTの核心であり、通貨主権の問題なのです。
この違いを理解していれば、金融主権が高い国は赤字で借入コストが上昇し、国を破産に追い込むことを恐れる
必要がないことを理解しているはずだ。クルーグマンはこのようなことをすべて見逃していた。彼がモスラーに
会った後(私はモスラーの本を手にしている彼のとても素敵な写真を持っています)、クルーグマンの見解が
変わり始めたと信じています。…》
https://1.bp.blogspot.com/-aDw2gg7aIvk/YFsokpamzoI/AAAAAAACLHw/EC8RnSWxTTU5QWpJOopQQk7sUkdn3q-xQCLcBGAsYHQ/s1600/C431B6D0-7B6A-418D-AB4A-3CF8275D6ABF.jpeg
Monetary Myth-Busting: An Interview With Stephanie Kelton | Dissent Magazine
https://www.dissentmagazine.org/online_articles/monetary-mythbusting-an-interview-with-stephanie-kelton
ケルトン(…MMTersはクリントンの黒字は持続不可能であり、減税は政府の財政にリスクをもたらさないと警告していたが、
クルーグマンは赤字が金利を押し上げ、米国がギリシャのように終わる可能性があると警告していた。彼は、
日本が世界最大の公的債務を抱えているにもかかわらず、超低金利で借り入れができたことに戸惑いを感じている
と書いている。
https://www.nytimes.com/2015/09/11/opinion/paul-krugman-japans-economy-crippled-by-caution.html
国民党員はこの借入コストの差に戸惑うことはなかった。私たちには答えは明白だった。一方の国
(日本)は自国通貨を借りていたが、もう一方の国(イタリア)は自国通貨を放棄し、発行できなくなった通貨
(ユーロ)で債権者に返済する義務を負っていたのである。これがMMTの核心であり、通貨主権の問題なのです。
この違いを理解していれば、金融主権が高い国は赤字で借入コストが上昇し、国を破産に追い込むことを恐れる
必要がないことを理解しているはずだ。クルーグマンはこのようなことをすべて見逃していた。彼がモスラーに
会った後(私はモスラーの本を手にしている彼のとても素敵な写真を持っています)、クルーグマンの見解が
変わり始めたと信じています。…》
https://1.bp.blogspot.com/-aDw2gg7aIvk/YFsokpamzoI/AAAAAAACLHw/EC8RnSWxTTU5QWpJOopQQk7sUkdn3q-xQCLcBGAsYHQ/s1600/C431B6D0-7B6A-418D-AB4A-3CF8275D6ABF.jpeg
日本とイタリアの「不可解な」違いについて書いた数年後、彼は通貨体制が
その違いを説明しているように見えると説明する記事を書いた。彼はより多くのMMTを採用していた。彼の文章の中
で、あなたは彼が10年前に我々がいた場所にどんどん近づいているのを見ることができました。
Monetary Myth-Busting: An Interview With Stephanie Kelton | Dissent Magazine
https://www.dissentmagazine.org/online_articles/monetary-mythbusting-an-interview-with-stephanie-kelton
ケルトン
《…MMTersはクリントンの黒字は持続不可能であり、減税は政府の財政にリスクをもたらさないと警告していたが、
クルーグマンは赤字が金利を押し上げ、米国がギリシャのように終わる可能性があると警告していた。彼は、
日本が世界最大の公的債務を抱えているにもかかわらず、超低金利で借り入れができたことに戸惑いを感じている
と書いている。
https://www.nytimes.com/2015/09/11/opinion/paul-krugman-japans-economy-crippled-by-caution.html
国民党員はこの借入コストの差に戸惑うことはなかった。私たちには答えは明白だった。一方の国
(日本)は自国通貨を借りていたが、もう一方の国(イタリア)は自国通貨を放棄し、発行できなくなった通貨
(ユーロ)で債権者に返済する義務を負っていたのである。これがMMTの核心であり、通貨主権の問題なのです。
この違いを理解していれば、金融主権が高い国は赤字で借入コストが上昇し、国を破産に追い込むことを恐れる
必要がないことを理解しているはずだ。クルーグマンはこのようなことをすべて見逃していた。彼がモスラーに
会った後(私はモスラーの本を手にしている彼のとても素敵な写真を持っています)、クルーグマンの見解が
変わり始めたと信じています。…》
https://1.bp.blogspot.com/-aDw2gg7aIvk/YFsokpamzoI/AAAAAAACLHw/EC8RnSWxTTU5QWpJOopQQk7sUkdn3q-xQCLcBGAsYHQ/s1600/C431B6D0-7B6A-418D-AB4A-3CF8275D6ABF.jpeg
Monetary Myth-Busting: An Interview With Stephanie Kelton | Dissent Magazine
https://www.dissentmagazine.org/online_articles/monetary-mythbusting-an-interview-with-stephanie-kelton
ケルトン
《…MMTersはクリントンの黒字は持続不可能であり、減税は政府の財政にリスクをもたらさないと警告していたが、
クルーグマンは赤字が金利を押し上げ、米国がギリシャのように終わる可能性があると警告していた。彼は、
日本が世界最大の公的債務を抱えているにもかかわらず、超低金利で借り入れができたことに戸惑いを感じている
と書いている。
https://www.nytimes.com/2015/09/11/opinion/paul-krugman-japans-economy-crippled-by-caution.html
MMTerはこの借入コストの差に戸惑うことはなかった。私たちには答えは明白だった。一方の国
(日本)は自国通貨を借りていたが、もう一方の国(イタリア)は自国通貨を放棄し、発行できなくなった通貨
(ユーロ)で債権者に返済する義務を負っていたのである。これがMMTの核心であり、通貨主権の問題なのです。
この違いを理解していれば、金融主権が高い国は赤字で借入コストが上昇し、国を破産に追い込むことを恐れる
必要がないことを理解しているはずだ。クルーグマンはこのようなことをすべて見逃していた。彼がモスラーに
会った後(私はモスラーの本を手にしている彼のとても素敵な写真を持っています)、クルーグマンの見解が
変わり始めたと信じています。…》
https://1.bp.blogspot.com/-aDw2gg7aIvk/YFsokpamzoI/AAAAAAACLHw/EC8RnSWxTTU5QWpJOopQQk7sUkdn3q-xQCLcBGAsYHQ/s1600/C431B6D0-7B6A-418D-AB4A-3CF8275D6ABF.jpeg
Monetary Myth-Busting: An Interview With Stephanie Kelton | Dissent Magazine
https://www.dissentmagazine.org/online_articles/monetary-mythbusting-an-interview-with-stephanie-kelton
ケルトン
《…MMTersはクリントンの黒字は持続不可能であり、減税は政府の財政にリスクをもたらさないと警告していたが、
クルーグマンは赤字が金利を押し上げ、米国がギリシャのように終わる可能性があると警告していた。彼は、
日本が世界最大の公的債務を抱えているにもかかわらず、超低金利で借り入れができたことに戸惑いを感じている
と書いている。
https://www.nytimes.com/2015/09/11/opinion/paul-krugman-japans-economy-crippled-by-caution.html
MMTerはこの借入コストの差に戸惑うことはなかった。私たちには答えは明白だった。一方の国
(日本)は自国通貨を借りていたが、もう一方の国(イタリア)は自国通貨を放棄し、発行できなくなった通貨
(ユーロ)で債権者に返済する義務を負っていたのである。これがMMTの核心であり、通貨主権の問題なのです。
この違いを理解していれば、金融主権が高い国は赤字で借入コストが上昇し、国を破産に追い込むことを恐れる
必要がないことを理解しているはずだ。クルーグマンはこのようなことをすべて見逃していた。彼がモスラーに
会った後(私はモスラーの本を手にしている彼のとても素敵な写真を持っています)、
https://1.bp.blogspot.com/-aDw2gg7aIvk/YFsokpamzoI/AAAAAAACLHw/EC8RnSWxTTU5QWpJOopQQk7sUkdn3q-xQCLcBGAsYHQ/s1600/C431B6D0-7B6A-418D-AB4A-3CF8275D6ABF.jpeg
クルーグマンの見解が変わり始めたと信じています。…》
スティグリッツ
入門経済学 2006 原著economics.2002.3rd
340-1頁
9.1 政府
政府を分析に導入すると, 生産物市場と資本市場が影響を受ける.生産物市
場では,政府支出は総需要を増加させるが, 課税は可処分所得を減少させるた
め,総需要を減らし, 同時に可処分所得を減少させることによって貯蓄を減少
させることになる。 しかし政府支出は公共投資にも投入される可能性があり,
それは民間投資の収益を増加させるかもしれないし, 逆に減少させるかもしれ
ない。公共投資が民間投資の収益を上昇させる場合には, 公共投資と民間投資
は補完財 complements であると言い, 逆に収益を下落させる場合は代替財
substitutes であると言う.
これまでは, 政府が支出を税金によってまかなうと仮定してきたが, 政府は
しばしば財政赤字 deficit によって支出をまかなうことがある。すなわち政府
支出が租税収入を上回るのである. 逆に政府の収入が支出を上回り財政黒字
surplus になる場合には, 政府の余った資金は民間の貯蓄供給に加えられるこ
とになる。政府貯蓄と民間貯蓄の合計である総国民貯蓄は, 投資に等しくなる
ため,政府貯蓄は総貯蓄を増加させることによって利子率を下落させ, かつ投
資を増加させることになる. しかし政府が財政赤字になるときには, 政府貯番
すなわち公的貯蓄はマイナスであり, 政府が投資のための資金を横取りするこ
9.基本的完全雇用モデルの拡張■
341
とになる。このとき国民貯蓄が減少し, 利子率が上昇し, そして投資が減少す
るのである。
9.2 貿易と資本流出入
貿易を導入すると, 分析にはより基本的な変化がもたらされる。 純輸出は総
需要の四つの重要な構成要素の一つであるため, 貿易は生産物市場に影響を及
ぼす。また, より重要なことであるが, 投資をまかなうための資金源がもう一
つもたらされることになる. これまで描かれてきた貯蓄曲線は国内を資金源と
するものであるが, この場合には, 投資すなわち資金需要が国内貯蓄を上回る
と,企業は海外から借り入れることができるようになる。
他国と貿易を行い, また資金を貸したり借りたりする経済を開放経済 open
economy と言う. スイスのような小国開放経済は, 所与の実質利子率で水平
スティグリッツ
入門経済学 2006 原著economics.2002.3rd
340-1頁
9.1 政府
…
これまでは, 政府が支出を税金によってまかなうと仮定してきたが, 政府は
しばしば財政赤字 deficit によって支出をまかなうことがある。すなわち政府
支出が租税収入を上回るのである. 逆に政府の収入が支出を上回り財政黒字
surplus になる場合には, 政府の余った資金は民間の貯蓄供給に加えられるこ
とになる。政府貯蓄と民間貯蓄の合計である総国民貯蓄は, 投資に等しくなる
ため,政府貯蓄は総貯蓄を増加させることによって利子率を下落させ, かつ投
資を増加させることになる. しかし政府が財政赤字になるときには, 政府貯番
すなわち公的貯蓄はマイナスであり, 政府が投資のための資金を横取りするこ
とになる。このとき国民貯蓄が減少し, 利子率が上昇し, そして投資が減少す
るのである。
スティグリッツ 東洋経済
入門経済学 2006 原著economics.2002.3rd
340-1頁
9.1 政府
…
これまでは, 政府が支出を税金によってまかなうと仮定してきたが, 政府は
しばしば財政赤字 deficit によって支出をまかなうことがある。すなわち政府
支出が租税収入を上回るのである. 逆に政府の収入が支出を上回り財政黒字
surplus になる場合には, 政府の余った資金は民間の貯蓄供給に加えられるこ
とになる。政府貯蓄と民間貯蓄の合計である総国民貯蓄は, 投資に等しくなる
ため,政府貯蓄は総貯蓄を増加させることによって利子率を下落させ, かつ投
資を増加させることになる. しかし政府が財政赤字になるときには, 政府貯蓄
すなわち公的貯蓄はマイナスであり, 政府が投資のための資金を横取りするこ
とになる。このとき国民貯蓄が減少し, 利子率が上昇し, そして投資が減少す
るのである。
スティグリッツは閉鎖経済下でクラウディングアウトを主張する
343
346
428頁
スティグリッツは完全雇用、閉鎖経済下でクラウディングアウトを主張する
343
346
428頁
スティグリッツは完全雇用下で以下の主張をする
スティグリッツ 東洋経済
入門経済学 2006 原著economics.2002.3rd
340-1頁
9.1 政府
…
これまでは, 政府が支出を税金によってまかなうと仮定してきたが, 政府は
しばしば財政赤字 deficit によって支出をまかなうことがある。すなわち政府
支出が租税収入を上回るのである. 逆に政府の収入が支出を上回り財政黒字
surplus になる場合には, 政府の余った資金は民間の貯蓄供給に加えられるこ
とになる。政府貯蓄と民間貯蓄の合計である総国民貯蓄は, 投資に等しくなる
ため,政府貯蓄は総貯蓄を増加させることによって利子率を下落させ, かつ投
資を増加させることになる. しかし政府が財政赤字になるときには, 政府貯蓄
すなわち公的貯蓄はマイナスであり, 政府が投資のための資金を横取りするこ
とになる。このとき国民貯蓄が減少し, 利子率が上昇し, そして投資が減少す
るのである。
固定相場制下と書かないと正確ではない
208 金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 2021/04/02(金) 20:43:18.69 ID:uhozAiVM
>>194
自称貨幣論研究者シェイブテイルのアイデア盗用等について
https://note.com/prof_nemuro/n/n92632bc67ef5
そもそもシェイブテイル本人のタチが悪い
商品貨幣論に依拠するために、マンキューはサミュエルソンの又貸し説を踏襲しているが
より重要な論点は以下である
289 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2021/03/24(水) 20:03:37.64 ID:YU1KWY/W
商品貨幣論および外生的貨幣供給説の誤り -『マンキュー マクロ経済学』を例として- シェイブテイル&朴勝俊 2020年3月18日
https://economicpolicy.jp/wp-content/uploads/2020/03/How-Mankiw-is-wrong.pdf
《…マンキューが見落としていたのは、家計が最初に現金を手放すという点です。》
__
キーンによるマンキュー批判
OECD NAEC debate on #MMT with Stephanie Kelton, author of The Deficit Myth
2021/02/25
https://youtu.be/4yk51HOjq4g?t=49m
https://1.bp.blogspot.com/-UM4HUR6Djqs/YDk8aRw_2lI/AAAAAAACGuE/TC0uKnHnF1YYk4cpcDCLqNlZFedNhXHQACLcBGAsYHQ/s2048/D33F1217-176D-446B-AA37-FE3106BA9008.png
《政府支出が税収を上回ると財政は赤字になり, 赤字は民間部門からの借入でまかなわれる。過去の借入が
累積したものが政府負債である。
…経済を刺激するためのさまざまな裁量的財政政策の変更は赤字を増やすことになる。
…政府の借入は国民貯蓄を減らし,資本蓄積にクラウディング·アウトを生じる.
…この政府負債の増大は将来世代に不当な負担をかけることになると,多くの経済学者は批判した。》
マンキューマクロ経済学応用篇255~9頁
『財政赤字の神話』(ケルトン教授)は代わりに主張する
- 赤字は直接お金を生み出し、民間の貯蓄を増やす
- 公共からの借り入れは不要
- 国債を買う銀行の能力は赤字そのものが生み出した
ダムとかビルとか軍事力とか通信網と道路とかアベノマスが資産として残る
jiz********
jiz********さん
2019/8/6 2:01
1回答
安部さんが政権とった2012から2019までで物価が6パーセントアップ。
安部さんが政権とった2012から2019までで物価が6パーセントアップ。 人件費も上がったと言われてますが、実際物価がそんだけ上がって、給料が上がらず、(もしくは下がって)相対的に苦しんでいる人がかなりいませんかね?
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ID非公開
ID非公開さん
2019/8/6 18:10
そこまで調べたなら、実質賃金の上昇率を調べれば答えは自ずと出るのでは?
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000173082_1.pdf
厚労省の資料ですが3枚目、明らかに実質賃金は6%も伸びていないようですので、苦しんでいるかどうかは、人の心の中のことなのでわかりませんが、少なくとも、可処分所得は減っていると考えられるのではないでしょうか。
ただ、国民の豊かさを測る指標は何も実質賃金だけではなく、土地や資産から得られるインカムゲインや、個人事業の方の所得にあたる部分がどれくらい増えたかも考慮をする必要があります。
きっと格差は拡大傾向で、資産を多く持つ富裕層は所得を増やし、低所得者層はそんなに増えていない…と言う傾向を感じますが、ジニ係数などあらゆる指標をすべて見て、検討しなくてはならないので一概にどうだとは言えないと思います。言おうと思うと論文書けます。
私の主観ですが、そもそも7年間でたったの6%なら、そんなに変わってない。というのが実情ではないかと思いますが…。
ナイス!
ECONOMIC POLICY REPORT NO.15
ところで、図表2では銀行が預金者から預かった現金は、バランスシート上の資産として「現金」
ではなく「準備」(中央銀行に預けられる準備預金のこと)と記されていますが、図解においては、中
央銀行のことは一切明示されていません(マンキュー 2012、pp.235-237)。このことは後述のよう
に、マンキューが銀行と中央銀行の間の取引の実務を、十分に理解していなかった可能性を示唆
しています。
(1)では、第一銀行は家計から現金1000ドルを預かり、これを準備として保有します。預かった預
金の100%を準備として保有せねばならない「100%準備銀行」の場合、貸出を行うことはできませ
ん。
(2)では、第一銀行は準備預金率 20%のもとで、預金の 80%ぶん(800ドル)を貸出に回します。
(3)では、借入者が第二銀行にこの 800ドルを預け入れることで(あるいは借入者が支払った 800
ドルの受取人が預金すれば)、第二銀行に800ドルの預金が発生し、さらに第二銀行はこのうちの
80%(640ドル)を貸出に回します。
(4)では、借入者が第三銀行にこの 640ドルを預け入れることで、第二銀行に 640ドルの預金が
発生し、さらに第二銀行はこのうちの 80%(512ドル)を貸出に回します。
かれは「準備預金比率(reserve-deposit ratio)、r」という指標を用いて、この連鎖が無限に続く
ことによって、
本源的預金=1000ドル
第一銀行貸出=(1-r)×1000ドル
第二銀行貸出=(1-rr)?x1000ドル
第三銀行貸出=(1-rr)×1000ドル
マネーサプライの総量={1 +(1-r)+ (1-rr)?+ (1-r) +…}×1000ドル
=(1/rr)×1000ドル
--(式 1)
という式を導いていますが、これはこの手の教科書ではおなじみの「預金又貸し説」の公式であり、
日本の公務員試験の問題にもよく登場するものです。彼が設定した rrは 20%ですから、簡単な計
算でマネーサプライの総量は 5000ドルにふくれあがります(マネーサプライは、マネーストックと同
じ意味です)。
さらに、マネーサプライの定義式(M-C+D)と、マネタリーベースの定義式(B-C+R)を設定しま
す。Mはマネーサプライ、Cは現金通貨、Dは預金(要求払い預金)、Bはマネタリーベース、Rは
準備預金、です。R/D は先出の準備·預金比率(r)に相当し、C/D は現金·預金比率(cr)となりま
す。以下、これらの定義式を用いて計算をすすめると、
5
C + D
C + R
M
C/D+D/D
cr +1
-- (式2)
三
В
C/D+ R/D
cr + rr
cr + 1
M =
В — тВ
(式3)
cr + rr
cr + 1
ДМ —
AB =
mAB
- (式4)
cr + rr
となります。式4は、マネタリーベースが AB だけ増加すると、その m倍にあたる AM だけマネ
ーサプライが増加することを意味しています。m=(cr+1)/(cr+rr)を貨幣乗数(または信用乗数)
と言います。
さて、人々が一切現金を保有しない場合には、cr-0となりますから、
cr + 1
1
(式5)
cr + rr
rr
ですから、この時の貨幣乗数は、式1のものと一致することになります。準備預金比率が 0.2
ですから、マネーサプライは5倍になるわけで、本源的預金が 1000ドルなら、マネーサプライ
は 5000ドルになります。なるほど、どちらのアプローチでも結果が一致するように見えます。結
果的には図表3のようになるという話です。
図表3 マンキューの信用創造の結末(間違い)
中央銀行の貸借対照表
全ての銀行の連結貸借対照表
資産
負債
資産
負債
準備 +1000
準備 1000ドル
預金 5000ドル
現金 -1000
貸出 4000ドル
出典:マンキュー(2012)、第7章を参考に筆者作成
でも、ここには間違いが含まれています。図表2で示されたマンキューの数値例では、マネーサ
プライは 5000ドルではなく、4000ドルにしかならないので、両者の結果は一致しないのです。
正しくは、図表4のようになります。マンキューが見落としていたのは、家計が最初に現金を手放
すという点です。つまり、図表2-(1)で、最初に現金1000ドルが預け入れられた時に、現金は使え
なくなっていたのです。ですから、5000ドルの預金が生まれたとしても、使えるマネーストックは預
金の5000ドルから現金を差し引いた4000ドルにしかなりません。そして、これがちょうど借入の
4000ドルと釣り合っているのです(バランスしています)。
バランスシートに関しては(かつては応用編に所収されていたが)、
『マンキュー マクロ経済学I 入門編(第4版)』(2017^2016)124-7頁
財政赤字に関しては、
『マンキュー マクロ経済学II 応用編(第4版)』(2018^2016)255-9頁
289 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2021/03/24(水) 20:03:37.64 ID:YU1KWY/W
商品貨幣論および外生的貨幣供給説の誤り -『マンキュー マクロ経済学』を例として- シェイブテイル&朴勝俊 2020年3月18日
https://economicpolicy.jp/wp-content/uploads/2020/03/How-Mankiw-is-wrong.pdf
《…マンキューが見落としていたのは、家計が最初に現金を手放すという点です。》
__
キーンによるマンキュー批判
OECD NAEC debate on #MMT with Stephanie Kelton, author of The Deficit Myth
2021/02/25
https://youtu.be/4yk51HOjq4g?t=49m
https://1.bp.blogspot.com/-UM4HUR6Djqs/YDk8aRw_2lI/AAAAAAACGuE/TC0uKnHnF1YYk4cpcDCLqNlZFedNhXHQACLcBGAsYHQ/s2048/D33F1217-176D-446B-AA37-FE3106BA9008.png
《政府支出が税収を上回ると財政は赤字になり, 赤字は民間部門からの借入でまかなわれる。過去の借入が
累積したものが政府負債である。
…経済を刺激するためのさまざまな裁量的財政政策の変更は赤字を増やすことになる。
…政府の借入は国民貯蓄を減らし,資本蓄積にクラウディング·アウトを生じる.
…この政府負債の増大は将来世代に不当な負担をかけることになると,多くの経済学者は批判した。》
マンキューマクロ経済学応用篇255~9頁
『財政赤字の神話』(ケルトン教授)は代わりに主張する
- 赤字は直接お金を生み出し、民間の貯蓄を増やす
- 公共からの借り入れは不要
- 国債を買う銀行の能力は赤字そのものが生み出した
289 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2021/03/24(水) 20:03:37.64 ID:YU1KWY/W
商品貨幣論および外生的貨幣供給説の誤り -『マンキュー マクロ経済学』を例として- シェイブテイル&朴勝俊 2020年3月18日
https://economicpolicy.jp/wp-content/uploads/2020/03/How-Mankiw-is-wrong.pdf
《…マンキューが見落としていたのは、家計が最初に現金を手放すという点です。》
マンキューは又貸し説を踏襲している。
バランスシートに関しては(かつては応用編に所収されていたが)、
『マンキュー マクロ経済学I 入門編(第4版)』(2017^2016)124-7頁
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キーンによるマンキュー批判
OECD NAEC debate on #MMT with Stephanie Kelton, author of The Deficit Myth
2021/02/25
https://youtu.be/4yk51HOjq4g?t=49m
https://1.bp.blogspot.com/-UM4HUR6Djqs/YDk8aRw_2lI/AAAAAAACGuE/TC0uKnHnF1YYk4cpcDCLqNlZFedNhXHQACLcBGAsYHQ/s2048/D33F1217-176D-446B-AA37-FE3106BA9008.png
《政府支出が税収を上回ると財政は赤字になり, 赤字は民間部門からの借入でまかなわれる。過去の借入が
累積したものが政府負債である。
…経済を刺激するためのさまざまな裁量的財政政策の変更は赤字を増やすことになる。
…政府の借入は国民貯蓄を減らし,資本蓄積にクラウディング·アウトを生じる.
…この政府負債の増大は将来世代に不当な負担をかけることになると,多くの経済学者は批判した。》
マンキューマクロ経済学応用篇255~9頁
『財政赤字の神話』(ケルトン教授)は代わりに主張する
- 赤字は直接お金を生み出し、民間の貯蓄を増やす
- 公共からの借り入れは不要
- 国債を買う銀行の能力は赤字そのものが生み出した
289 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2021/03/24(水) 20:03:37.64 ID:YU1KWY/W
日本人によるマンキュー批判、 商品貨幣論および外生的貨幣供給説の誤り -『マンキュー マクロ経済学』を例として- シェイブテイル&朴勝俊 2020年3月18日 https://economicpolicy.jp/wp-content/uploads/2020/03/How-Mankiw-is-wrong.pdf 《…マンキューが見落としていたのは、家計が最初に現金を手放すという点です。》 マンキューは又貸し説を踏襲している。 バランスシートに関しては(かつては応用編に所収されていたが)、 『マンキュー マクロ経済学I 入門編(第4版)』(2017)124-7頁
さらに、 スティーブ・キーンによるマンキュー批判、 OECD NAEC debate on #MMT with Stephanie Kelton, author of The Deficit Myth 2021/02/25 https://youtu.be/4yk51HOjq4g?t=49m
https://i.imgur.com/jIomnQD.png
《政府支出が税収を上回ると財政は赤字になり, 赤字は民間部門からの借入でまかなわれる。過去の借入が 累積したものが政府負債である。 …経済を刺激するためのさまざまな裁量的財政政策の変更は赤字を増やすことになる。 …政府の借入は国民貯蓄を減らし,資本蓄積にクラウディング·アウトを生じる. …この政府負債の増大は将来世代に不当な負担をかけることになると,
多くの経済学者は批判した。》 『マンキューマクロ経済学応用篇』(2018)255~9頁 『財政赤字の神話』(ケルトン教授)は代わりに主張する - 赤字は直接お金を生み出し、民間の貯蓄を増やす - 公共からの借り入れは不要 - 国債を買う銀行の能力は赤字そのものが生み出した
おすすめの経済学の本 20冊目
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/economics/1623712534/
さしみ
@seijiakaaki
預金通貨が流通する現金の20倍近く存在するのは銀行が預金を自らの負債として発行してるからでそれはもう預かったお金を又貸ししているとは言わんやろ。常識的に考えて pic.twitter.com/14vQKZXjWk
2023/03/16 1:02
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