日曜日, 10月 10, 2010

『世界史の構造』索引:作業中


                 (リンク:::::::::、 柄谷行人

NAMs出版プロジェクト: 『世界史の構造』索引:作業中

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NAMs出版プロジェクト: 索引(『世界史の構造』+『帝国の構造』):作業中

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柄谷行人『世界史の構造』(岩波書店):索引(50音順)
KARATANI Kojin”the Structure of World History”:index


[ア][カ][サ][タ][ナ][ハ][マ][ヤ][ラ][ワ]TOP →『世界史の構造』参考文献表年表目次:詳細
年表:ギリシアとヘブライ『世界共和国へ』索引
@は引用あり。

『世界史の構造』 目次概略

第二部 世界=帝国  85         序文 v
  序論 国家の起源 87         序説 交換様式論       1
 第一章 国家    93         第一部 ミニ世界システム  45
 第二章 世界貨幣 121           序論 氏族社会への移行 47
 第三章 世界帝国 156          第一章 定住革命     52
 第四章 普遍宗教 188          第二章 贈与と呪術    73

第三部 近代世界システム     235  第四部 現在と未来         401
  序論 世界=帝国と世界=経済 237   第一章 世界資本主義の段階と反復 403
 第一章 近代国家        245   第二章 世界共和国へ       431
 第二章 産業資本        270
 第三章 ネーション       311  注    467
 第四章 アソシエーショニズム  342  あとがき 503



[ア]
アーレント.Arendt,Hannah,
     『全体主義の起源2』337@^495,338^496@,420@^500
     『暴力について』14@^470
愛,213
間,95,97,98,157
アイルランド,252(-人)
アヴィセンナ(イブン・スィーナ).Avicenna or ibn sina,158
アクィナス(トマス・).Aquinas,Thomas,158
アジア,243
アジア的,35(-生産様式),36(-国家),156-162(-専制国家)
アショーカ王,229
亜周辺,37
アステカ帝国,243(-(メキシコ))
アソシエーショニズム.14,352(社会主義(−)),393
アソシエーション,371
アッシリア,111,151(-帝国)
アテネ,155,168,171
(アトキンソン).James Jasper Atkinson,81
アナーキスト,392
アナーキズム,14
アナール学派,185
アナトリア,94(トルコの-地域)
アニマ,76,77
アフリカ,473
アムステルダム,241
アメリカ,32
新井政美.ARAI Masami,『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』(338)^496
アラビア,240
アラブ,338
アリギ.Giovanni Arrighi,『長い二〇世紀』410^(500)
アリストテレス.Aristoteles,『政治学』,141@-142@^483,151,177(@)
アルチュセール.Althusser,Louis,(6^467)
アルブリトン(ロバート・).Robert Albritton,『資本主義発展の段階論』(406)^500
アレクサンドロス三世(アレクサンダー大王),37
アミン.Amin,Samir,36,309,
   『"Unequal Development"(不均等発展)』(32)^472,(309),
   『"Eurocentrism"(ヨーロッパ中心主義)』(187)^486
アンダーソン.Anderson,Benedict,
   『想像の共同体』,112,319@^494,(340)^496
アンチノミー,105,276,442
アントワープ,241
イエス,217-
イオニア,173-4,201
イギリス.251,290-294,383-384,404-5
イクナトン.196,197
移行,44,47-,80-
イスラエル,204,208 (→ユダヤ民族)
イスラム,245(-圏)
イソノミア(同等者支配),174
イタリア,174,178,392,493
一般意志,355
イデオロギー,17(-的上部構造),27,172,221(キリスト教)
命懸けの飛躍,xiv,143(Salto mortale)
イブン=ハルドゥーン.Ibn Khaldun ,『歴史序説』163
イラク戦争,455
イロクォイ族,475 
インカ帝国,243(-(ペルー・ボリビア))
インカ、マヤ、アステカ,32
インド,229,305
インドネシア,340
ヴァイグァ,57(貨幣の一種)
ウィットフォーゲル.Wittfogel,Karl August,『オリエンタル・デスポティズム』(117,160,165),185
ウェーバー.Weber,Max,20,107,200,204,
     『宗教社会学』189-190@^487,194^488@,196@^488,(200),204@^488,
     『古代社会経済史(-古代農業事情)』180^485(『支配の社会学II』の間違い),(209)^489,
     『都市の類型学』95^479,
     『支配の社会学』113-114@,117@^481,
     『プロテスタンティズムの倫理と精神』90,271,
    (『職業としての政治』)20,101
ウォーラーステイン.Wallerstein,Immanuel,35,40,
         『近代世界システム 1600-1750』(160?),409@^500,410@^500,418@^500
         『人種・国民・階級』(バリバール共著)309@^493         
氏族社会,47
ウッド.Ellen Meiksins Wood,『資本の帝国』427@^500
宇野弘蔵.UNO Kozo,「恐慌論」(著作集5),302^493,(405-407),411(「自由主義」)
ウンマ,227,228(-(共同体))
「永遠」,321
『永遠平和のために』,(43),349@^497,450@^501,451@^501
エートス,90(労働倫理(-)),271
エジプト,34,108,136,209(出-)
江戸時代 (→徳川時代)
エリアーデ.Mircea Eliade,『世界宗教史1』(208)^489@
エマニュエル.Emmanuel,Arghiri,308
M-C-M' ,142,146,366,429
遠隔地,148-150,273(-交易),274
遠近法的倒錯,121,191
エンゲルス.Engels,Friedrich,「家族、私有財産及び国家の起源」(全集21巻),104@^480
     『ドイツ農民戦争』224@^489
     『ドイツ・イデオロギー(マルクス)』380^498
     「『資本論』英語版の序文」384@^498
負い目,191(負債)
オーウェン.Owen,Rovert,367
大塚久雄.OTSUKA Hisao,「資本主義社会の形成(著作集5)」,(290)^493
大月康弘.OTSUKI Yasuhiro,『帝国と慈善』,113^480
掟,83,204
オスマン・トルコ.41(オスマン帝国),338
『オリエンタル・デスポティズム』(ウィットフォーゲル),(117,160,165),185 

[カ]
回帰(抑圧されたものの-),83,173,346,393,414
階級,261,433(-意識)
階級闘争,432-3,437
カウツキー.Kautsky,Karl,217,384,
     『キリスト教の起源』『中世の共産主義』(344)^496
カエサル.Gaius Julius Caesar,177,414,415
科挙,120,268
革命(→世界同時-,→フランス-)
家産制国家 
家族,24(単純-,複合-),54,69,72,335
価値形態論 .129-,141,145-
金貸し資本 ,296,297  (→金融資本)
家父長制的家産制,246(「-」(アジア的国家))
貨幣,24-
『貨幣体論』,25@@^470-471@(『初期社会主義論集』),25@@^470-471@ (→ヘス)
貨幣の王権,358
神,22(「-の力」),193-,195,231
柄谷行人.KARATANI Kojin,
    『トランスクリティーク』v-xii,viii@,
    「死とナショナリズム」(定本第四巻所収)(455)^501,
    『世界共和国へ』503
カルタゴ,151
感性,327-
カント.Kant,Immanuel,43,
   『純粋理性批判』(328)^494-495@,329@,
   『判断力批判』(329),
   『永遠平和のために』(43),349@^497,450@^501,451@^501,
   「世界公民的見地における一般史の構想」(岩波文庫『啓蒙とは何か』所収)447@^500,448@^500,449@^501,
   『道徳形而上学原論』345@^496-497@,
   『たんなる理性の限界内の宗教』346@^496
韓非子,111,232
官僚制.116-120,266-(近代-)
義務,73,346,347
窮乏化法則,310
恐慌,301,302,493(「-論」)
協同組合,367-377
共同体,261(国家は「幻想の-」),316(-の代補)
共同寄託,43,52-56
恐怖,98(-に強要された契約),448,458
ギリシア,167-
キリスト  (→イエス)
キリスト教,216
キルケゴール.Kirkegaard,Soren,xiv
金融,409,410
金融資本,298,299 (→金貸し資本)
クラストル(ピエール・).Clastres,Pierre,『暴力の考古学』58^474,460(「国家に抗する社会」)
グラムシ.Gramsci,Antonio,258
クレイステネス.Cleisthenes,172
グレーバー.David Graeber,『アナーキスト人類学のための断章』(14)^470
グローバリゼーション,419
『経済学・哲学草稿』,26
経済革命,356-
契約,92,97-(社会-),204
ケインズ.Keynes,John Maynard,『雇用、利子および貨幣の一般理論』113,(258)
ケーガン.Robert Kagan,『ネオコンの論理』456^501
血讐(ヴェンデッタ),102
ケルソ(ルイス・).Kelso, Louis O.(『資本主義宣言』?,従業員持株制度)(367)^498
ゲルナー.Ernest Gellner,『民族とナショナリズム』315@^494
圏外,161
「原始的蓄積」,
原父殺し,81-
権力,17-,17-(-のタイプ)
交換,190
交換的正義,460
交換様式,1-(-論),7
孔子.Kǒng Zi(Confucius),『論語』,(111),202@
構成的理念,xiii,350
構造,17(イデオロギー的上部-),74,242
交通,25
コーヘン(ヘルマン・).Cohen,Hermann,347
コールリッジ.ColeridgeSamuel Taylor,323
コーンフォード.Cornford,Francis Mcdonald,『宗教から哲学へ』201^488
国債,256(魔法の杖)
国際連合,463
国際連盟,463
『国富論』,66,(『諸国民の富』93,(274),(286))
国民,337-(-国家)
国連,463 (→国際連合)
互酬,15,52,76
互酬性,192(双務性(-)),345(相互性(-))
互酬制,352
互酬的,218
個人,355
悟性,327-
国家,87-,245(近代-) 
コミュニズム,14(評議会-)
コムーネ(フィレンツェ,自治都市),182
コンミューン(ケルン),183
コジェーヴ.Koje've,Alexandre,『ヘーゲル読解入門』(vi)^467
ゴドリエ.Maurice Godelier,『贈与の謎』74@^475
権藤成卿.GONDO Seikyo,392
コンドラチェフ.Kondratieff,Nikolai D,303


[サ]
サーリンズ.Sahlins,Marshall,『石器時代の経済学』7^467,53-54@^474,55@^474,60@^474,89@^478
差異,275
再分配,356
桜井万里子『ヘロドトスとトゥキュディデス』(174)^485
ザスーリッチ,Zasulich,Vera Ivanovna,393
サルトル.Sartre,Jean-Paul,xv
澤田典子『アテネ民主政』(172)^485
産業資本,270-,275-,281-,288(-主義),295-,299-,304(-主義の限界),307-310
サン・シモン.Saint-Simon,353,354(-主義者),415(-主義者)
サンド(シュロモー・).Shlomo Sand,『ユダヤ人の起源』(214)^489
サン=ピエール.Charles-Irénée Castel,abbé de Saint-Pierre,『永遠平和』448
ジェイコブズ(ジェーン(ジェイン)・).Jacobs,Jane Butzner,(『都市の経済学』×『都市の原理』◯)93^479
ジェノヴァ.410
シェリー (パーシー・ビッシュ・).Shelley,Percy Bysshe,(321)^494
シェリー(メアリー・).Mary Wollstonecraft Godwin Shelley,『フランケンシュタイン』,(321)^494
シェリング.Shelling,329
ジェンダー,437,439
自給自足,124,153(-的),154,256,437
始皇帝.Qin Shi Huang,(111,138,158,232)
市場,397(-経済)
自然,231(「無為-」),429,454(-の狡知)
自然権,69,425
自然成長的,144
自然法,21,157,314
思想家,111
資本,413-,431-
資本主義,403-
資本の輸出,419
市民,250-3(-革命),257(-社会)
朱子.Zhū Xī or Chu Hsi,158
社会,32-(-構成体)
社会契約,97-
社会構成体,32-
ジャコバン主義,353
ジャコバン派,353
自由,277(二重の意味で-),352-
自由主義,411,412
自由都市,183
宗教,188-(-普遍)
集合力,356-
従士制的封建制,180
周辺,160
呪術,76-
儒教,231,232
主人と奴隷,119,433(主人ー奴隷)
主体(エージェント),ix(-(エージェント)),253(-(subject)),411(-(エージェント))
首長制,96(-国家)
シュティルナー.Stirner,Max,(445)
首都,96
シュミット(カール・).Schmitt,Carl,『政治的なものの概念』13@^470,13^470@,253,462@^501
シュメール,108,111
狩猟採集民,50(遊動-/定住-),63,78
狩猟採集社会,161
循環型の農業,29
止揚,xiv
消費,304(-社会,-者),383-(-者),418
商品,126-(-世界)
商人,145(-資本),288(-資本),289,492-3
剰余価値.147,148,282,285(相対的-/絶対的-)
女性,66(-の地位),229
秦,111,138 (-の始皇帝),158,232 (→始皇帝)
真実社会,359
新自由主義,426
新石器革命,65-
親鸞.Shinran,『歎異抄』230
スィーナ(イブン・)→アヴィセンナ
スウィージー.Sweezy,Paul Marler,290
スコットランド,323,409
スターリン.Stalin,losif,
スターリニズム,377
ストライキ,440
スピノザ.Spinoza,Baruch,(327),409,424-425
スミス(アダム・).Smith,Adam,121,127,(274),(286),305,
   『諸国民の富』93,(274),(286)
   『道徳情操論』324@^494
スミス(ロバートソン・).Smith, W. Robertson,81
税,260,403
正義,459(分配的-) (→交換的-)
生産,xv(-様式)
聖書(旧約)『列王記上』206@,
      『出エジプト記』209,
  (新約),216-219@@@@@@
精神,359
世界,135-(-貨幣),382
世界共和国,43,349,450
世界=経済,161,178,237-,239,240,244
世界史,349
世界資本主義,243 
世界市場 ,243
世界システム,463
世界=帝国,86-,237-,239,244 
世界同時革命.396,446,457
石油,418 
善,398,399
戦争,172(ペルシア-),392(第一次大戦),422(湾岸-),430#,448(革命防衛-,革命輸出-),455(イラク-) ,463(第二次大戦)
全体,359
総資本,293
想像の共同体,318-321(→アンダーソン)
想像力,322-
贈与,57,70-2,73-5,265
双務的,69,369
疎外
ソクラテス.Socrates,175
ソレル,Sorel,Georges,392
ソ連.v(-邦),304(-邦の崩壊),417,443(ソヴィエト),444
ソロン,169,171(-の改革)
ゾンバルト(ヴェルナー・). Sombert,Werner,(『恋愛と贅沢と資本主義 』?),272


[タ]
タイ,340
大洪水以前的諸形態.126,147
第三世界,445
代表,172(代行),263(-制)
高橋幸八郎(『封建制から資本主義への移行』)(237^490),290^(493)
他者,145,348
脱構築,226,227
田中二郎『砂漠の狩人』76^476@
玉野井芳郎『エコノミーとエコロジー』(29)^472
タレス.Thales,174
単純再生産
地域通貨,440
チェース=ダン."Rise and Demise"(35)^472
力,74(贈与の「-」),75,127(purchasing power),138,141
蓄積,63
地代,261,364
チトー主義者,368
チャイルド(・ゴードン).V. Gorden Childe,『?』,49,87
中核,160,165
中間勢力,42,109,132,251
中国,138,305
中心,240,241
抽籤,172
朝鮮,185
通貨,138,440(地域-)
槌田敦.TSUCHIDA Atsushi.『熱学外論』,(28)^471
ディオゲネス.Diogenes,175
デカルト.Descartes,Rene, 409
帝国,21(-(広域国家)),92(-(広域国家)),163(モンゴルの-),415
帝国主義,336-341,415,417(-的)
定住,52(-革命),80
デュルケム.Durkheim, 『社会学講義』(75)^476@
テスタール.Alain Testart.『新不平等起源論』,50^473,65
哲学,323
デモクラシー,154(民主政(-)),172#-3
デリダ.Derrida,Jacques, 「新しいインターナショナリズム」(『マルクスの亡霊』?),ix
テンニース.Ferdinand Tönnies,394
ドイツ,405
『ドイツ・イデオロギー』,xvi,23@@-24@@,26,380@^498  (→マルクス)
同一性,315,428(文化的-)
等価形態,141
動機,149(身分-,利潤-,利得的な-)
投機,146(-的(speculative)),147(思弁的),302
統合失調症,xiii
統整的理念,xiii,350
道徳,xv(-的次元),13,191(-感情),323(-感情)
東洋的  (→アジア的)
徳川時代,186
徳川幕府,230
ドッブ.Dobb,Morris.『封建制から資本主義への移行』,(237)^490,(289-290)^493
『トランスクリティーク』
トランスナショナル
トロツキー.Leon,Trotsky.『裏切られた革命』,377@
トンプソン(ウィリアム・).Thompson.William.『労働報酬論』,364^497

[ナ]
ナショナリズム,393
ナチス,391,392
ナチズム,391,392
ナポレオン(ボナパルト).Bonaparte,Charles Louis-Napole'on,
ニーダム.Joseph Terence Montgomery Needham,『文明の滴定』,(244)^491@
ニーチェ.Nietzsche,Friedrich Wilhelm,『道徳の系譜』(13),(121「遠近法的倒錯」),(190),191@^487,195@^488,(318)
西田正規.『人類史のなかの定住革命』,67^474
日本,161,185-7,230,340,376(明治-),392,405
ニューヨーク,241
ネーション,5,41,311
ネグリ(・アントニオ).Antonio Negri,&ハート.Michael Hardt,
       『帝国』,422,423-424@^500
       『マルチチュード』,456@^501
ネットワーク,259
農業,29(循環型の-)
農奴制,181


[ハ]
ハーバーマス.Habermas,xvii
バーリーとミーンズ.Adolf Berle and Gardiner Means,(『近代株式会社と私有財産』?),298
ハイデガー.Heidegger,Martin,392
ハウ,76
バウムガルテン.Baumgarten,Alexander Gottlieb,『美学』328
パウロ.the Apostle Paul,
バクーニン.Bakunin,Mikhail,「国際革命結社の諸原理と組織」(『バクーニン著作集5』)442@^500
ハチソン.Francis Hutcheson,323
バッハオーフェン.Johann Jakob Bachofen,66
バビロニア,137
バビロン捕囚,212
『ハムラビ法典』,102,111,(151)^483
パリ・コンミューン,371,381,432
バンド,47-
バンド社会,69
ビザンツ,113,220
ビスマルク.Bismarck,383
ヒルファーディング.Rudolf Hilferding,『金融資本論』.298
平等,15,70(不-,-主義),83(-主義),352-
漂泊的バンド社会,48
広西元信『資本論の誤訳』(367)^497,498
ファシズム,390,391-3,408
フィヒテ.Fichte,「ドイツ国民に告ぐ」(ルナン他『国民とは何か』所収)331-332@^495,333@@^495
フィレンツェ,182
フーコー.Foucault,Michel,259
ブーバー,Martin Buber.『我と汝』77,78@@^477,359
フーリエ.Francois Marie Charles Fourier,(445)
フクヤマ(「歴史の終り」)vi^467,(397)
フォイエルバッハ.Feuerbach,Ludwig,359
フォスター.John Bellamy Foster,『マルクスのエコロジー』(29)^472
仏教,226-
物質代謝,25,28,31
ブッダ.Budda203
普遍宗教,188-233,189,194,195,198,225
プラトン.Plato,
ブラン (ルイ・).Blanc,Louis,353-354
ブランキ.Louis Auguste Blanqui,362
フランク.Frank,Andre Gunder,『リオリエント』243,(308)
フランクフルト学派,262
フランス,405
フランス革命,132
ブルートゥス,414
プルードン.Proudhon,Pierre Joseph,26,127(?),354,364(『所有とは何か』?),367-372,425,(445)
     「マルクスへの手紙」(『プルードン・セレクション』?)361@^497
ブルジョア,247(-社会),256(-社会),389(-革命)
ブルジョアジー,389
フロイト.Freud,Sigmund,xvi,173,218,346,(393),414,455,
    『モーセという男と一神教』(xvi),82@^477,(83)^478@,(83)^478@,173,414,
    『モーセと一神教』209-210,
    『トーテムとタブー』(77)^477@,81,209-210,218,    
    『夢判断』262,
    『精神分析入門 続』263@264@^491,
   (「自我とエス」?「マゾヒズムの経済的問題」?)346,
   (『文化への不満』?)(455^501)
ブローデル.Braudel,Fernand,『物質文明・経済・資本主義(交換のはたらき×、世界時間○)1』(37)^473,(239)^490@,240^491
ブロック(マルク・).Marc Léopold Benjamin Bloch,『封建社会2』186@^486
ブロック(モーリス・).Maurice Bloch,『マルクス主義と人類学』66,67@^474
ブロッホ.Ernest Bloch,『希望の原理』xiv^467,211^489
    『この時代の遺産』391^499
プロレタリア,256(-(労働力商品)),362-3(-独裁),364,439
プロレタリアート,33(図),141,366
プロレタリイ,176(-(土地を失った市民)),177
文学,6,329
分業,89(「-と協業」)
ペイシストラトス.Peisistratos,171-2
ベイリー(サムエル・).Bailey,Samuel,
平和,60(-状態),73
ヘーゲル.Hegel,Georg,v-,24(-派),
    『法権利の哲学』257^491,453@^501
    『法の哲学』(xi,3,17,322,334,335)
    『歴史哲学』(33),414@,(11)^469@@
   (『精神現象学』),(119)
ヘゲモニー,404,419
ヘス(モーゼス・).Hess,Moses,「貨幣体論」(『初期社会主義論集』),25@@^470-471@
ベラーズ(ジョン).Bellers, John,343
ヘラクレイトス.Heraculitus,
ペリクレス.Perikles,
ヘルダー.Herder,Johann Gottfried,『言語起源論』(331)^495@
ベルンシュタイン.Bernstein,Edouard,384,385
ヘロドトス.Herodotus,153@^484(『歴史』),174
弁証法,335(-的記述:ヘーゲル)
ボイコット,440(-には二通り)
封建,41(-領主),289(-的生産様式)
封建制,36,180(レーエン-,従士制的-),240
暴力,20(実力(-)),101(-の独占)
暴力装置,258-9
『暴力について』,470
ボードリヤール.Jean Baudrillard,『生産の鏡』(8)^468@
ポーランド,385(-人)
ポストモダン,351(ポストモダニスト)
ボダン(ジャン・).Jean Bodin,『主権国家論』248^491
ホッブズ.Hobbes,Thomas,『リヴァイアサン』98@^479@-480@,99@,100@,(106@),(132),251,(327)
ポトラッチ,55,61
ボナパルト(ルイ・).Bonaparte,Louis,263-6,413-
ポランニー(カール・).Polanyi,Karl,『人間の経済』10^468,136,148^483
     『経済と文明』(11)^469,
     『経済の文明史』137@^481,139@,295@(自己調整的システム「自己調整的市場と擬制商品」)
ポルトガル,307(-のワイン)
ボロメオの環,42,330


[マ]
マニュファクチャー,289-292
マホメット.Muhammad (→ムハンマド)
マリノフスキー.Malinowski,Bronislaw Kasper,『西太平洋の遠洋航海者』57
マルクス.Marx,Karl,244,403-407,445,
    『経済学・哲学草稿』26
    『経済学批判』5@^467,135@
    『ゴータ綱領批判』30@,372@^497
    「資本制生産に先行する諸形態」32
    『資本論』
    『資本論 第一巻』9@,17,21@,29@,29@^472,
             109@(=115@,120@),
             123@^481,129@^481,140@,130@^481,131@^481,134@^481,136@(129,136,244),
             142@^483,143@^483,199@^488,
             238@^490,244@(=129,136),256^491,276@^492,277(自由)@,279@^492,289,etc
    『資本論 第二巻』284@^492,297@^493etc
    『資本論 第三巻』(28)^471-472@,126@^481,129^492,146@^483,151@^483,
             238@^490,(289)^493@,289@^493,369@,(377),etc
    『共産党宣言』265,360,(露語版序文,396@^499)
    『ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日』261,263@^491,264@^492,265@^492,265@^492,413@^500,414,(415)
    「モーガン『古代社会』摘要」(全集補4),70^475@,169@^484
    「ヴェ・イ・ザスーリチへの手紙」(全集19)395@^499@
    『ドイツ・イデオロギー』xvi,23@@-24@@,26,380@^498
    「共産主義者同盟中央委員会会議議事録」(全集8)386-387@^499
    「国際労働者協会設立宣言」(全集16)371@^497
    「フランスにおける内乱」371@^497
    「個々の問題についての暫定中央評議会代議員への指示」(全集16)375@^498
    「書簡」(1881.2ニューウェンホイス宛)(379)^498@
マルチチュード.(→ネグリ)
マン(マイケル・).Michael Mann,『ソーシャルパワー1』117^481@
マンフォード.Lewis Mumford,『機械の神話』90^478
密集戦法,172
ミュンツァー(トーマス).Mu"ntzer,Thomas,223-4
ミル(ジョン・スチュアート).(J・S・).Mill,John Stuart,89,366
              『経済学原理』(第四部?第七章),(370)^497
ミルズ(ライト・).Charles Wright Mills,『ホワイト・カラー』268
民主主義  (→デモクラシー)
ムガール,249
ムハンマド.Muhammad,227
盟約共同体,95
メソポタミア,136,306
孟子.Mencije,231
毛沢東.Mao Zedong,(233)^490,388,445
モーガン.Lewis Henry Morgan,『古代社会』(53,66,394)
モース(マルセル・).Mauss,Marcel,『社会学と人類学』19@^470,53,73-75,(79)^477@,145@^483
モーセ.Moses,205-212   
『モーセという男と一神教』(xvi),82@^477,(83)^478@,(83)^478@,173,209-210(モーセと一神教),414   (→フロイト)
モリス.William Morris,(321)^494
モンゴル,158,159,163
モンテスキュー.Montesquieu,(『法の精神』),42,109,132,251
門閥支配,172


[ヤ]
山田勝芳,『貨幣の中国古代史』(138)^482
友愛,353
遊動性,63,69,70
遊動的バンド,48-49(-社会),76,80,83
ユダ王国,206
ユダヤ教,204,205
ユダヤ人,207,489
ユダヤ民族,204,205,489
揚棄,368,427  (→止揚)
抑圧されたものの回帰,83,173,346,393,414 (→回帰)
預言者,200(倫理的-,200-,203-/模範的-,200)
予言者(占い師),200

[ラ]
ライトゥルギー,178(賦役貢納(-)国家)
ライヒ(ウィルヘルム・).Reich,Wilhelm,『ファシズムの大衆心理』262
ラスキン.Ruskin,John,(321)^494
ラテン・アメリカ,271
ラテン語,314
リービッヒ.Lebig,Freiherr Justusvon,29
リカード.Ricardo,David,127,307,403,
    『経済学および課税の原理』(307),403
リサイクル  (→物質代謝)
利子,146
利潤,260,269(自己増殖(-の最大化)),272,273,285(増加分(-))
理性.453-456(-の狡知)
輪番制,172
ルカーチ.Lukacs,Gyorgy,『歴史と階級意識』(433)^500@
ルクセンブルク(ローザ・).Luxemburg,Rosa,385
ルソー(ジャン=ジャック・).Rousseau,Jean Jacques,『人間不平等起源論』97@^479,104@^480,
   『言語起源論』(331),
   『社会契約論』
(ルッター.Luther,Martin),(314)^493
レーニン.Lenin,Vladimir,433
「リヴァイアサン」,131-(→ホッブズ)
レヴィ=ストロース.L'evi-Strauss,Claude,『親族の基本構造』69@^474,71@^474,77@^477
         「マルセル・モース論への序論」(『社会学と人類学1』)74@^475
レンフルー.Colin Renfrew,『先史時代と心の進化』(50)^473
老子,Lao Zi,111,231
労働,89-91,299-(-力の商品化)
労働力,306
ロシア,393-6,406(-革命),428
ロジスティクス(兵站),241
ロック.John Locke,『市民政府論』251,(252),409
「ロッチデール原則」368
ロールズ.Rawls,John,『正義論』397-398@^499
    『万民の法』460
    『公正としての正義』460
ロマン主義,306,320,394
ロマン派,321,323,330,334
ロンドン,241

[ワ]
ワルドー,223
湾岸戦争,422

                    TOP



付録:
年表:ギリシアとヘブライ

            イスラエル

    B・C・1230モーゼ、エジプト脱出
    1020ー932イスラエル統一王国
    1004ー965ダビデ王朝
     965ー932ソロモン王朝
            王国の分解(イスラエルとユダ)

_________________________________
     イスラエル王国        ユダ王国                アテネ

(722年滅亡、アッシリア  (587年新バビロニア王国      
によって滅ぼされる。アッシ  (625−)によって滅ぼさ
リアはオリエントを統一)    れた) 

720預言者ユダヤ       630預言者エレミア         630僣主政治時代
                                   620ドラコンの法律
                587ユダ王国滅亡、         594ソロンの新法
                   バビロン捕囚(ー538)    560ー
                538バビロニアはペルシアに     527アテネの
                   滅ぼされた。ユダヤ人は        僣主ピシストラトス
                   パレスティナに帰還。
                525エジプトはペルシアに帰属。   510僣主ヒッピアスが追放され、
                   ペルシアはオリエントを        僣主政が終る
                   統一する。           508クリステアネスの改革
                                      (民主化の始まり)


at15号22頁「『世界共和国へ』に関するノート11」2009/04より
(『世界史の構造』では206頁(2−4−4倫理的預言者)、171頁(2−3−3ギリシア)参照)


『世界史の構造』関連年表           頁数  →紀元後 →16世紀 →19世紀 →20世紀~
20万年ほど前    人類アフリカに生まれる 473(50)
約6万年前      数百名がアフリカを出る 473(50)
 3万年ほど前?   後期旧石器時代      64
 1万年ほど前    新石器革命(農業革命)  65、473
前4800~1500 黄河文明         32      
前3500~3100 シュメール人の都市国家 108
前3000ころ~   エジプト古代王朝     34
前3000~1500 インダス文明       32 
前1375~1350 アメノフィス4世(イクナトン)
           アマルナ改革      196、488
前13Cころ     モーセ、出エジプト   209、212
           ユダヤ12部族が盟約  204
前722       イスラエル王国滅亡   205
前700ころ     コーサラ・マガダなど勃興202 
前594       ソロンの改革、ギリシア 171
前586       ユダ王国、滅亡     206
前586~537   バビロン捕囚      209、212
前563(~483)?シャーキャ族、ブッダ誕生     (463年ではなく、こちらの説もある)
前551~479   孔子          202
前522~486   ペルシア、ダレイオス一世在位  159
前509       ローマ共和政始まる   176
前508       アテネ、クレイステネスの改革  172
前494       ローマ護民官設置    176
前492~479   ペルシア戦争      172
前463(~383)?シャーキャ族、ブッダ誕生203  (563年ではなく、こちらの説もある)
前403~221   中国、戦国時代     111、230
前359       秦の商鞅、国政改革   111
前356~323   アレクサンドロス3世   37、164
前260       アショーカ王仏教保護  229
前221       秦始皇帝、中国統一   111
前213~212   秦始皇帝、焚書坑儒   232
前206(~後8)  前漢、成立       111       
前136       前漢、武帝、儒教国教化 232
 前88~82    ローマ、マリウスとスラの戦い    177
 前48       カエサル、ポンペイウスを破る    177
 前44       カエサル暗殺            414
 前30       イエス刑死、キリスト教成立     216
 前27       オクタウィアヌス、アウグストゥス(皇帝)
           の称号を得、帝政(元首政)を創始  177
_________________________________
 184       後漢、黄巾の乱           233
 350       大和政権、朝廷の成立        158
 380       テオドシウス1世キリスト教国教化  220
 395       ローマ帝国、東西に分裂       182
 476       西ローマ帝国滅亡          179
 598       隋、科挙制             120
 618~907   唐王朝               159      
 652       班田収授の法。日本、律令国家へ   185
 661       ムハンマド娘婿アリーの死(シーア派)228
 958       高麗、科挙制度の実施        185
11C        カタリ派              222
12C        ワルドー派             222
12C        ヨーロッパで貨幣経済と都市が発展  221
1112       ケルン、自由都市の法的成立     183
1115       フィレンツェ、自由都市宣言     182
1173~1263  親鸞                230
13C~19C後半  日本、武家政権           185
13C        鎌倉仏教              230
1236       モンゴル軍、東ヨーロッパ遠征開始  394
1237~40    モンゴル軍、モスクワ、キエフを占領、 
           その後250年間「タタールの軛」  118、394
1271(~1368)フビライ、国号を元とする      163
14C        独立自営農民(ヨーマンリー)現る  181
1332~1406  イブン=ハルドゥーン(『歴史序説』)163
1368       元の大都、明軍により陥落。北元へ  163
1453       東ローマ帝国(ビザンツ)滅亡    113、220
1480       モスクワ大公国がキプチャク汗国から自立   394
1483~1546  ルター               223
1485~1509  ヘンリー7世在位、第一次囲い込みへ 182
_________________________________
16C        世界=経済がヨーロッパで出現?    39、390
(1519~21)  (コルテス、アステカ王国征服)   243、271
1524~25    ドイツ農民戦争(ミュンツァー死)  224
1533       (インカ帝国、征服される)     243
1534       ヘンリー8世、首長令発布、教会の財産没収へ 314
1603       徳川幕府              186、230
1632~77    スピノザ              409
1636(~1912)清朝成立              162
1648       イギリス、絶対王政が倒される    251     
1649       チャールズ1世処刑         251
1649~60    クロムウェル独裁          251
1651       ホッブズ『リヴァイアサン』     251
1660       英、王政復古(チャールズ2世)   251、343
1688       名誉革命              251、343
1689       ロック『市民政府二論』       251
1696       ベラーズ『産業学寮設立提案』    343
1748       モンテスキュー『法の精神』     251他
18C後半~     市場による価格決定機構作動開始   152 
1755       ルソー『人間不平等起源論』      97他
1762       ルソー『社会契約論』        355
1772       ヘルダー『言語起源論』       331
1776       スミス『国富論』(『諸国民の富』)  93
1784       カント「世界公民(市民)的見地における一般史の構想」447     
1789       フランス革命             xviii、343、352、413
1792       フランス、革命防衛戦争        xviii、448 
1795       カント『永遠平和のために』      xviii、349
__________________________________
1808       フィヒテ『ドイツ国民に告ぐ』    331
1810~1870  イギリス「重商主義」?       412
1817       リカード『経済学および課税の原理』 260他
1820年代     周期的恐慌始まる          302
1828       オーウェン、ニューハーモニーを清算 368  
(1821)     ヘーゲル『法の哲学』        334
1844       ロッチデールで消費組合設立     368
1844       マルクス『経済学・哲学草稿』     26
1846       マルクス、プルードン往復書簡    360
1848       マルクス『共産党宣言』       390、424
1848       フランス二月革命          265、426 
1848(7、8月) プルードン、交換銀行設立案国会提起 362
1848       ナポレオン・ボナパルト大統領へ   265、353
1851       周期的世界恐慌?          264、415
1951       ボナパルト、クーデタ。翌年皇帝へ  265
1852       マルクス『ブリュメール18日』発表 261     (×1851)
1860年代~    協同組合衰退            369
1863(~76)  第一インターナショナル結成     370、376、383、442
1867       マルクス『資本論』         268他 
1871       パリ・コンミューン         371、378、432
1871~1890  ビスマルク首相、ドイツ帝国初代宰相 383
1873       最後の周期的恐慌          302
1875       ゴータ綱領及び『ゴータ綱領批判』   30 371
1876       第二インターナショナル結成     443
1877       モルガン『古代社会』         53、394
1883       マルクス死去            384
1894       エンゲルス『資本論』第三巻完成   377、384
1900       フロイト『夢判断』         262
__________________________________
1905       第一次ロシア革命          385
1912(13?)  フロイト『トーテムとタブー』    81、477他
1914(1889~)第二インターナショナル解散     385
1914       第一次世界大戦           392 
1917(2、10月)ロシア革命             387、443
1919(1871~)ローザ・ルクセンブルク撲殺される  385       
1919       第三インター(コミンテルン)結成  444
1920       国際連盟成立            463
1922       マリノフスキー『西太平洋の遠洋航海者』    57
1922       オスマン帝国解体           41、338
1923~4     モース『贈与論』           19、 52
1924       レーニン死去、スターリン最高権力者 377
1930年代     大不況               284
1930~1990  アメリカ、自由主義的(冷戦時代)  417  
1933       ナチス=国家社会主義ドイツ労働者党政権獲得 391
1934~6     毛沢東、長征            388、445 
1936       ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』 113 
1939       フロイト『モーセと一神教』      82他 
1941(~1945)第二次世界大戦           463 
1945(10月)  国際連合発足            463
1945(12月)  世界銀行(国際復興開発銀行)誕生  463
1947       IMF(国際通貨基金)開業     463
1948       WHO(国際保険機関)設立     463
1949       レヴィ=ストロース『親族の基本構造』 69
1966~76    中国文化大革命           378            
1968       五月革命              425、426  
1971       アメリカ、ドル金兌換制停止     418、426  
1989       ベルリンの壁崩壊他、東欧革命      vi   
1991       湾岸戦争              422
1991       ソ連崩壊              304、417
1999       シアトル「暴動」            ix
2001       九・一一テロ              ix、 xvii
2003       イラク戦争             455      年表TOP TOP


資本論用語:
Bー2ー1 126頁 大洪水以前(3:36)
Bー2ー2 129頁 価値形態論
Bー2ー3 131頁 価値形態論
      136頁 一般的価値形態
Bー2ー5 140頁 社会的質権(1:3:3)
      145頁 価値形態論
      146頁 利子
      147頁 大洪水以前
Bー2ー6 148頁 剰余価値
Cー1ー3 256頁 国債、「魔法の杖」(1:24)
Cー1ー4 260頁 利潤/利子/地代
Cー2ー2 277頁 二重の意味で自由(1:4)
      282頁 剰余価値
Cー2ー3 285頁 相対的剰余価値
Cー2ー4 290頁 二つの道(3:20)
      302頁 十年で固定資本の償却)(2:4、9)
Cー2ー4 288頁 固定資本       
Cー2ー8 310頁 窮乏化法則(1:23:4)

Cー4ー4 369頁 組合(労働組合364頁、協同組合367頁、消費組合368頁)(3:27)
Dー2ー1 435頁 可変資本




『世界史の構造』目次:詳細

 序文_____________________
|     |     |2(氏族社会)1   |        
| 1国家 |3世界帝国|贈与と呪術| 定住革命|      
|    第二部    |    第一部    |        
|___世界=帝国___|__ミニ世界システム_|        
|    (B)    |    (A)    |        
|     |     |     |序説   |      
|2世界貨幣|4普遍宗教|     |交換様式論|        
|_____|_____|_____|_____|
|     |3    |     |     |        
|1近代国家|ネーション|     |     |        
|    第三部    |    第四部    |        
|_近代世界システム__|___現在と未来___|        
|    (C)4   |1   (D) 2  |       
|2産業資本|アソシエー|世界資本主|世界   |        
|     |ショニズム|義の段階と|共和国へ |        
|_____|_____|反復___|_____|TOP


   序文 v

  序説 交換様式論 1
1 マルクスのヘーゲル批判 3
2 交換様式のタイプ 6
3 権力のタイプ 17
4 交通概念 23
5 人間と自然の「交換」 27
6 社会構成体の歴史 32 
7 近代世界システム 40

第1部 ミニ世界システム 45

 序論 氏族社会への移行 47
 第1章 定住革命 52
1 共同寄託と互酬 52
2 交易と戦争 56 
3 成層化 60
4 定住革命 62
5 社会契約 68
6 贈与の義務 70

 第2章 贈与と呪術 73
1 贈与の力 73
2 呪術と互酬 76
3 移行の問題 80

第2部 世界=帝国 85

 序論 国家の起源 87
 第1章 国家 93
1 原都市=国家 93
2 交換と社会契約 97
3 国家の起源 102
4 共同体=国家 106
5 アジア的国家と農業共同体 108
6 官僚制 116

 第2章 世界貨幣 121
1 国家と貨幣 121
2 商品世界の社会契約 126
3 『リヴァイアサン』と『資本論』 131
4 世界貨幣 135
5 貨幣の資本への転化 140
6 資本と国家 147

 第3章 世界帝国 156 
1 アジア的専制国家と帝国 156
2 周辺と亜周辺 162
3 ギリシア 167
4 ローマ 175
5 封建制 179

 第4章 普遍宗教 188
1 呪術から宗教へ 188
2 帝国と一神教 194
3 模範的預言者 200
4 倫理的預言者 203
5 神の力 212
6 キリスト教 216
7 異端と千年王国 220
8 イスラム教・仏教・道教 226

第3部 近代世界システム 235

 序論 世界=帝国と世界=経済 237
 第1章 近代国家 245
1 絶対主義王権 245
2 国家と政府 250
3 国家と資本 253
4 マルクスの国家論 259
5 近代官僚制 266

 第2章 産業資本 270 
1 商人資本と産業資本 270
2 労働力商品 275
3 産業資本の自己増殖 281
4 産業資本主義の起源 288
5 貨幣の商品化 295
6 労働力の商品化 299
7 産業資本主義の限界 304
8 世界経済 307

 第3章 ネーション 311
1 ネーションの形成 311
2 共同体の代補 316
3 想像力の地位 322
4 道徳感情と美学 326
5 国家の美学化 329
6 ネーション=ステートと帝国主義 336

 第4章 アソシエーショニズム 342
1 宗教批判 342
2 社会主義と国家主義 352
3 経済革命と政治革命 356
4 労働組合と協同組合 363
5 株式会社と国有化 373
6 世界同時革命 378
7 永続革命と段階の「飛び越え」 382
8 ファシズムの問題 390
9 福祉国家主義 397

第4部 現在と未来 401

 第1章 世界資本主義の段階と反復 403
1 資本主義の歴史的段階 403
2 資本と国家における反復 413
3 1990年以後 417
4 資本の帝国 422
5 つぎのヘゲモニー国家 426

 第2章 世界共和国へ 431
1 資本への対抗運動 431
2 国家への対抗運動 441
3 カントの「永遠平和」 446
4 カントとヘーゲル 451
5 贈与による永遠平和 458
6 世界システムとしての諸国家連邦 463
 
注 467
 
あとがき 503


『世界史の構造』 目次概略

序文 v
序説 交換様式論 1
第一部 ミニ世界システム 45
 序論 氏族社会への移行 47
第一章 定住革命 52
第二章 贈与と呪術 73

第二部 世界=帝国 85
 序論 国家の起源 87
第一章 国家 93
第二章 世界貨幣 121
第三章 世界帝国 156
第四章 普遍宗教 188

第三部 近代世界システム 235
 序論 世界=帝国と世界=経済 237
第一章 近代国家 245
第二章 産業資本 270
第三章 ネーション 311
第四章 アソシエーショニズム 342

第四部 現在と未来 401
第一章 世界資本主義の段階と反復 403
第二章 世界共和国へ 431

注 467
あとがき 503


____

どこかで柄谷が予告していた通り、『世界史の構造』英語版p.130には日本語版第二部第四章1「呪術から
宗教へ」193頁に対応する部分にルトヴィン・ヘンスラーの主張したアジールについての学説がアニマに関
連して半頁ほど追加されている。その他、英語版序文や索引が新たについた。岩波現代文庫では追加されている。

  There are, however, instances of magic filling an egalitarian function
even in state societies : we see this in instances of the right of asylum. Under
it, people are freed from social constraints. The right of asylum is universal
to state societies. It possesses an ethical significance that liberates people
from social constraints and limits. This does not spring up from humanism.
Ortwin Henssler argues that the right of asylum originated in magic, not
in some ethical significance.(5) But how could something magical in nature
acquire ethical significance? In my view, the right to asylum represents the
return of suppressed mode of exchange A (that of nomadic egalitarianism)
during the period when clan society transformed into state society. In
that sense, the right to asylum harbored an ethical significance from the
start. But it was manifested in the form of a compulsion, the return of the
repressedーas, in other words,a kind of magical power. State power is not
able to touch people who claim asylum because they possess a kind of anima.


5 . Ortwin Hessler, Formen des Asylrechts und ihre Verbreitung bei den heidnischen Germanen (Frankfurt: V. Klostermann, 1954).   


ただし、国家社会に残った呪術的なものが「平等主義的」な機能を果たす例がある。それは「アジール」である。そこに入ると、人々はそれまでの社会的拘束から解放される。アジールはどんな国家社会にも普遍的に存在している。それは社会的な拘束や制限から解放させる倫理的な意義をもつのである。むろん、それはヒューマニズムにもとづくものではない。オルトヴィン・ヘンスラーは、アジールは元来、呪術的な起源をもつもので、倫理的な意味をもっていなかったという(4)。では、なぜ呪術的なものが倫理的な意義をもつのか。われわれの考えでは、アジールは、氏族社会が国家社会になった時点で抑圧されようになった遊動性が回帰したものである。その意味で、最初から倫理的な意義をはらんでいる。ただ、それは「抑圧されたものの回帰」として、強迫的なかたちであらわれる。すなわち、呪術的な力として。国家的な権力がアジールに逃げ込んだ者に手を出せないのは、彼らにいわばアニマが付いているからだ。



(5) オルトヴィン・ヘンスラー『アジールその歴史と諸形態』舟木徹男訳、国書刊行会。 [ 記号は4の間違い]


『アジール -その歴史と諸形態』 Formen des Asylrechts
translator:舟木徹男(Funaki Tetsuo) Publisher:国書刊行会(Kokusho Kankohkai)
commentary:舟木徹男(Funaki Tetsuo) 2010/6
ISBN978-4-336-05227-8

岩波現代文庫版『世界史の構造』は、アジール(2:4:1,第二部第四章第1節〜目次Chapterが
通し番号になっているので英語版だとこの章番号表記を使いにくい〜)に関する部分以外に、
ギリシア(2:3:3文庫版177~189頁)に関する部分も全面的に改稿、加筆されている。
アーレントの引用(181頁)など、全体の主題と重なるし、『哲学の起源』の要約的な箇所もある。
個人的には179頁で緩やかな連合体の象徴としてオリンピアの競技会を挙げたのが印象的だ
った。
宣伝文にもある通り、文庫版2015.1は単行本2010ではなく、英語版2014に依拠している。
また、柄谷の幾つかのアイデアの元ネタがアーレントで、
アーレントの元ネタがトクヴィル(『アメリカのデモクラシー(民主政治)』)だから、
単行本にはなかったトクヴィルへの間接的的言及(181頁)は重要だと思う。

NAMs出版プロジェクト: 索引(『世界史の構造』+『帝国の構造』):作業中

http://nam-students.blogspot.jp/2014/12/blog-post_15.html

___

オーディオブックも出た
Kojin Karatani「The Structure of World History: From Modes of Production to Modes of Exchange (Unabridged)」
https://itun.es/jp/bQpJ-

34 Comments:

Blogger yoji said...

柄谷は外側にフラクタル構造を見つけようとしているが、

    |
国連  |
____|_____
    |国家|国民
    |__|___
    |資本|X
    |  |

内側に見つけるべきなのだ。

    |
国家  | 国民
____|_____
    |籤引|多重所属 
資本  |__|___
    |地域|∞
    |通貨|

2:35 午後  
Blogger yoji said...

柄谷は外側にフラクタル構造を見つけようとしているが、

    |
国連  | WHO
____|_____
    |国家|国民
IMF |__|___
    |資本|X
    |  |

内側に見つけるべきなのだ。

    |
国家  | 国民
____|_____
    |籤引|多重所属 
資本  |__|___
    |地域|(長池評議会)
    |通貨| ∞

2:54 午後  
Blogger yoji said...

柄谷は外側にフラクタル構造を見つけようとしているが、

    |
国連  | WHO
____|_____
    |国家|国民
IMF |__|___
    |資本|X
    |  |

内側に見つけるべきなのだ。

    |
国家  | 国民
____|_____
    |籤引|多重所属 
資本  |_(長池評議会)_
    |地域|
    |通貨| ∞

2:54 午後  
Blogger yoji said...

訂正
ソクラテス
2

8:26 午前  
Blogger yoji said...

柄谷は外側にフラクタル構造を見つけようとしているが、

    |
国連  | WHO
____|_____
    |国家|国民
IMF |__|___
    |資本|X
    |  |

内側にも見つけるべきなのだ。

    |
国家  | 国民
____|_____
    |籤引|多重所属 
資本  |_(母体としてのデモ?)_
    |地域|
    |通貨| ∞

8:28 午前  
Blogger yoji said...

柄谷は外側にフラクタル構造を見つけようとしているが、

    |
国連  | WHO
____|_____
    |国家|国民
IMF |__|___
    |資本|X
    |  |

内側に見つけるべきなのだ。

    |
国家  | 国民
____|_____
    |籤引|多重所属 
資本  |_(長池評議会)_
    |地域|デモ??
    |通貨| ∞

8:28 午前  
Blogger yoji said...

120年周期説だと日清日露戦争が反復することになる
汎アジア版NAMが廣松渉の遺言通りに必要になる

8:34 午前  
Blogger yoji said...

柄谷行人のように国家を交換様式の一つとして捉えるべきだろう

 _______________________
|           |           |          
|           |           |            
|           |           |           
|   国家      | ネーション     |           
|   B       | A         |           
|           |           |     
|           |           |平
|___________|___________|
|           |           |等         
|           |           |          
|           |           |           
|   資本      | アソシエーション  |          
|   C       | D   X     |          
|           |           |          
|           |           |          
|___________|___________|
           自 由

『世界史の構造』15頁、定本『トランスクリティーク』425頁(文庫版415頁)参照。

6:28 午後  
Blogger yoji said...

世界史の構造p360で柄谷が引用した手紙は、平凡社プルードンセレクションからのものである。

8:42 午前  
Blogger yoji said...


     『古代社会経済史(古代農業事情)』180^485(『支配の社会学II』の間違い),(209)^489,

1:48 午前  
Blogger yoji said...

『世界共和国へ』であったカリスマの記述93頁はなくなっている。

6:15 午前  
Blogger yoji said...

第2部 世界=帝国 85

 序論 国家の起源 87
 第1章 国家 93
1 原都市=国家 93
2 交換と社会契約 97
3 国家の起源 102
4 共同体=国家 106
5 アジア的国家と農業共同体 108
6 官僚制 116

 第2章 世界貨幣 121
1 国家と貨幣 121
2 商品世界の社会契約 126
3 『リヴァイアサン』と『資本論』 131
4 世界貨幣 135
5 貨幣の資本への転化 140
6 資本と国家 147

 第3章 世界帝国 156 
1 アジア的専制国家と帝国 156
2 周辺と亜周辺 162
3 ギリシア 167
4 ローマ 175
5 封建制 179

 第4章 普遍宗教 188
1 呪術から宗教へ 188
2 帝国と一神教 194
3 模範的預言者 200
4 倫理的預言者 203
5 神の力 212
6 キリスト教 216
7 異端と千年王国 220
8 イスラム教・仏教・道教 226

英語版は小さい193頁に対応する部分にアジールについてのヘンスラー説への言及が追加されている。

3:23 午前  
Blogger yoji said...

第2部 世界=帝国 85

 序論 国家の起源 87
 第1章 国家 93
1 原都市=国家 93
2 交換と社会契約 97
3 国家の起源 102
4 共同体=国家 106
5 アジア的国家と農業共同体 108
6 官僚制 116

 第2章 世界貨幣 121
1 国家と貨幣 121
2 商品世界の社会契約 126
3 『リヴァイアサン』と『資本論』 131
4 世界貨幣 135
5 貨幣の資本への転化 140
6 資本と国家 147

 第3章 世界帝国 156 
1 アジア的専制国家と帝国 156
2 周辺と亜周辺 162
3 ギリシア 167
4 ローマ 175
5 封建制 179

 第4章 普遍宗教 188
1 呪術から宗教へ 188
2 帝国と一神教 194
3 模範的預言者 200
4 倫理的預言者 203
5 神の力 212
6 キリスト教 216
7 異端と千年王国 220
8 イスラム教・仏教・道教 226

英語版は第二部第四章1呪術から宗教へ193頁に対応する部分にアジールについてのヘンスラー説への言及が半頁ほど追加されている。

3:25 午前  
Blogger yoji said...

参考:

Amazon.co.jp: アジール―その歴史と諸形態: オルトヴィン・ヘンスラー, 舟木 徹男: 本

http://www.amazon.co.jp/dp/4336052271/
ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1396517679&sr=1-1&keywords=%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%AB
網野善彦、阿部謹也に多大な影響を与えたアジール論の名著。待望の初邦訳!翻訳者による、アジールを現代へと接続するための画期的論考を付す。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヘンスラー,オルトヴィン
1923年シュトゥットガルト生まれ。長年バーデン・ヴュルテンベルク州の司法行政に携わり、同州の司法省で判事および省庁ディレクターとして活動。63歳で定年退職を迎え、現在もシュトゥットガルトに在住

舟木/徹男
1973年石川県生まれ。1996年京都大学文学部卒業。2007年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、龍谷大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


http://d.hatena.ne.jp/sasaki_makoto/20120425
2012-04-25 オルトヴィン・ヘンスラー『アジール』(国書刊行会)

舟木徹男「解題――アジールの近代――」

オルトヴィン・ヘンスラー『アジール――その歴史と諸形態』(舟木徹男訳、国書刊行会)

 彼(ジャン・ジャック=ルソー)がアルプスの自然にはじめて美を見出した人物であることは有名だが(144)、「森に二十歩入れば権力から自由である」という言葉を残した彼はまた、アジールとしての「森」をこよなく愛した人でもあり、ブーローニュの森を散策して思索にふけった。

144.それまでは交通の巨大な障害物であるか、さもなければ土俗的コスモロジーに彩られた場であったアルプスの自然に「風景」の美を見出した近代の認識論的布置は、大人と区別された「子供」を見出したそれと同質のものであったことを柄谷行人は指摘している[柄谷2008:173]。

柄谷行人『定本 日本近代文学の起源』岩波現代文庫、2008(単行本は2004年)




ヘンスラー『アジール(避難所)』はドイツでの研究だというが、ナチス政権下でのユダヤ人虐待を考えると読むのが多少嫌になって来た。影響された網野義彦は確かに天皇制に批判的だったが、どちらかといえば流行思想の輸入と思われたのではないだろうか。

16分

柄谷行人「昔は無縁が良いって言ってたんですよ。皆、縁が嫌で都会に出て来た」

20分

柄谷行人氏はアジールや網野義彦にそれほど興味あるとは思えないが、長池講義(2007年~)で会場の八王子という場所に関して高澤秀次、いとうせいこう氏がそれらに言及し始めたと思う。ヘンスラー『アジール』(国書刊行会)の訳書が出たのは2010年だという。

58分



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%AB
アジールあるいはアサイラム(独: Asyl、仏: asile、英: asylum)は、歴史的・社会的な概念で、「聖域」「自由領域」「避難所」「無縁所」などとも呼ばれる特殊なエリアのことを意味する。ギリシア語の「ἄσυλον(侵すことのできない、神聖な場所の意)」を語源とする。具体的には、おおむね「統治権力が及ばない地域」ということになる。現代の法制度の中で近いものを探せば在外公館の内部など「治外法権(が認められた場所)」のようなものである。


3:26 午前  
Blogger yoji said...


英語版p.130には第二部第四章1呪術から宗教へ193頁に対応する部分にアジールについてのオルトヴィン・ヘンスラー説が半頁ほど追加されている。

3:31 午前  
Blogger yoji said...


どこかで柄谷が予告していた通り、英語版p.130には第二部第四章1呪術から宗教へ193頁に対応する部分
にルトヴィン・ヘンスラーの主張したアジールについての学説がアニマに関連して半頁ほど追加されている。
その他、英語版序文や索引が新たについた。


  There are, however, instances of magic filling an egalitarian function
even in state societies : we see this in instances of the right of asylum. Under
it, people are freed from social constraints. The right of asylum is universal
to state societies. It possesses an ethical significance that liberates people
from social constraints and limits. This does not spring up from humanism.
Ortwin Henssler argues that the right of asylum originated in magic, not
in some ethical significance.(5) But how could something magical in nature
acquire ethical significance? In my view, the right to asylum represents the
return of suppressed mode of exchange A (that of nomadic egalitarianism)
during the period when clan society transformed into state society. In
that sense, the right to asylum harbored an ethical significance from the
start. But it was manifested in the form of a compulsion, the return of the
repressedーas, in other words,a kind of magical power. State power is not
able to touch people who claim asylum because they possess a kind of anima.

5:32 午前  
Blogger yoji said...


There are, however, instances of magic filling an egalitarian function even in state societies :
we see this in instances of the right of asylum. Under it, people are freed from social constraints. The right of asylum is universal to state societies. It possesses an ethical significance that liberates people from social constraints and limits. This does not spring up from humanism.
Ortwin Henssler argues that the right of asylum originated in magic, not in some ethical significance. But how could something magical in nature acquire ethical significance? In my view, the right to asylum represents the return of suppressed mode of exchange A (that of nomadic egalitarianism) during the period when clan society transformed into state society. In that sense, the right to asylum harbored an ethical significance from the start. But it was manifested in the form of a compulsion, the return of the repressedーas, in other words,a kind of magical power. State power is not able to touch people who claim asylum because they possess a kind of anima.

状態でも社会で平等主義的機能を満たす魔法のインスタンスは、しかし、があります。
 私たちは、亡命の権利の場合にこれを参照してください。その下に、人々は社会的な制約から解放されます。亡命の権利は国家社会に普遍的である。それは社会的な制約と限界から人々を解放する倫理的な意味を持っています。これはヒューマニズムから跳ね上がるません。
Ortwin Hensslerは亡命の権利はなく、いくつかの倫理的な意味では、魔法の発祥と主張している。しかし、どのように自然の中で不思議な何かが倫理的な意味を獲得するだろうか?私の見解では、亡命の権利は氏族社会が国家社会に転換期間中の為替A(遊牧民平等主義のそれ)の抑制モードのリターンを表しています。その意味では、亡命の権利は、最初から倫理的な意味を抱いて。しかし、それは強制の形で明らかにした、のリターンつまり、魔力のようなもので、ようー抑制した。国家権力は、彼らがアニマの種類を持っているので、亡命を主張人々に触れることができません。

5:37 午前  
Blogger yoji said...



どこかで柄谷が予告していた通り、『世界史の構造』英語版p.130には第二部第四章1呪術から宗教へ
193頁に対応する部分にルトヴィン・ヘンスラーの主張したアジールについての学説がアニマに関連
して半頁ほど追加されている。その他、英語版序文や索引が新たについた。


  There are, however, instances of magic filling an egalitarian function
even in state societies : we see this in instances of the right of asylum. Under
it, people are freed from social constraints. The right of asylum is universal
to state societies. It possesses an ethical significance that liberates people
from social constraints and limits. This does not spring up from humanism.
Ortwin Henssler argues that the right of asylum originated in magic, not
in some ethical significance.(5) But how could something magical in nature
acquire ethical significance? In my view, the right to asylum represents the
return of suppressed mode of exchange A (that of nomadic egalitarianism)
during the period when clan society transformed into state society. In
that sense, the right to asylum harbored an ethical significance from the
start. But it was manifested in the form of a compulsion, the return of the
repressedーas, in other words,a kind of magical power. State power is not
able to touch people who claim asylum because they possess a kind of anima.

5:37 午前  
Blogger yoji said...


どこかで柄谷が予告していた通り、『世界史の構造』英語版p.130には日本語版第二部第四章1呪術から
宗教へ193頁に対応する部分にルトヴィン・ヘンスラーの主張したアジールについての学説がアニマに関
連して半頁ほど追加されている。その他、英語版序文や索引が新たについた。


  There are, however, instances of magic filling an egalitarian function
even in state societies : we see this in instances of the right of asylum. Under
it, people are freed from social constraints. The right of asylum is universal
to state societies. It possesses an ethical significance that liberates people
from social constraints and limits. This does not spring up from humanism.
Ortwin Henssler argues that the right of asylum originated in magic, not
in some ethical significance.(5) But how could something magical in nature
acquire ethical significance? In my view, the right to asylum represents the
return of suppressed mode of exchange A (that of nomadic egalitarianism)
during the period when clan society transformed into state society. In
that sense, the right to asylum harbored an ethical significance from the
start. But it was manifested in the form of a compulsion, the return of the
repressedーas, in other words,a kind of magical power. State power is not
able to touch people who claim asylum because they possess a kind of anima.

5:39 午前  
Blogger yoji said...

どこかで柄谷が予告していた通り、『世界史の構造』英語版p.130には日本語版第二部第四章1「呪術から
宗教へ」193頁に対応する部分にルトヴィン・ヘンスラーの主張したアジールについての学説がアニマに関
連して半頁ほど追加されている。その他、英語版序文や索引が新たについた。


  There are, however, instances of magic filling an egalitarian function
even in state societies : we see this in instances of the right of asylum. Under
it, people are freed from social constraints. The right of asylum is universal
to state societies. It possesses an ethical significance that liberates people
from social constraints and limits. This does not spring up from humanism.
Ortwin Henssler argues that the right of asylum originated in magic, not
in some ethical significance.(5) But how could something magical in nature
acquire ethical significance? In my view, the right to asylum represents the
return of suppressed mode of exchange A (that of nomadic egalitarianism)
during the period when clan society transformed into state society. In
that sense, the right to asylum harbored an ethical significance from the
start. But it was manifested in the form of a compulsion, the return of the
repressedーas, in other words,a kind of magical power. State power is not
able to touch people who claim asylum because they possess a kind of anima.

5:41 午前  
Blogger yoji said...

『アジール -その歴史と諸形態』 Formen des Asylrechts
translator:舟木徹男(Funaki Tetsuo) Publisher:国書刊行会(Kokusho Kankohkai)
commentary:舟木徹男(Funaki Tetsuo) 2010/6
ISBN978-4-336-05227-8

6:34 午前  
Blogger yoji said...

オルトヴィン・ヘンスラー

2:08 午前  
Blogger yoji said...

FROM MODES OF PRODUCTION TO MODES OF EXCHANGE
Friday, April 18 2:00 – 6:00
Fredric Jameson Introductory Remarks: from Kant to Modes of Production
I. On Karatani Chair, Leo Ching
Ken Kawashima Transcritique alongside the Parallax: On capitalist crisis (Kozo Uno), unemployment and race
Viren Murthy Karatani’s “Trinity”
Phil Wegner Karatani’s Dialectic: Absolute Formalism and Utopic Figuration
II. Wang Hui Karatani in Beijing: Some notes from the Seminar on The Configration
of World History
Chair, Michael Hardt

Saturday, April 19 9:00 am – 6:00 pm
!
III. The Political Dimension Chair, Mark Driscoll
Arif Dirlik History and Politics in Karatani's Structure of World History
Kanishka Goonewardena Marxist Intercourse and Kantian Anarchism in the Struggle for Communism:
From Verkehr to Verkehrung
Takushi Odagiri A Binary of the Everyday
IV. History and Globalization Chair, Negar Mottahedeh
Harry Harootunian World History, Kyoto Philosophy and the Problem of the Present
Chris Hill Modes of Production, Modes of Exchange, and World Pictures
V. Modes of Production (I) Chair, Ralph Litzinger
Marilyn Ivy Anthropologies of the Archaic: Gift, Reciprocity, Sacrifice
Joel Wainwright On Plunder, State, Capital, and X
Gavin Walker Perversion and Transition: On Modes of Production and Modes of Exchange
VI. Modes of Production (II) Chair, Rey Chow
Manu Goswani The World in World-Republic
Kristin Ross Cooperatives and the Commune-form after the Paris Commune
Naoki Sakai Transactions for the Community
VII. Kojin Karatani Neoliberalism as a Historical Stage
Chair, Harry Harootunian

9:38 午前  
Blogger yoji said...

著作集第一巻で三枝はマルクス『経済学批判』序言↓を論じている。

            <…‥わたくしの研究にとって導きの糸として役立った一般的結論は、
簡単につぎのように公式化することができる。人問は、その生涯の社会的生産において、一定の、
必然的な、かれらの意志から独立した諸関係を、つまりかれらの物質的生産諸カの一定の発展段
階に対応する生産諸関係を、とりむすぶ。この生産諸関係の総体は社会の経済的機構を形づくっ
ており、これが現実の土台となって、そのうえに、法律的、政治的上部構造がそびえたち、また、
一定の社会的意識諸形態は、この現実の土台に対応している。物質的生活の生産様式は、社会的、
政治的、精神的生活諸過程一般を制約する。人間の意識がその存在を規定するのてはなくて、逆
に、人間の社会的存在がその意識を規定するのである。(社会の物質的生産諸力は、その発展があ
る段階にたっすると、いままでそれがそのなかで働いてきた既存の生産諸関係、あるいはその法
的表現にすぎない所有諸関係と矛盾するようになる。これらの諸関係は、生涯諸力の発展諸形態
からその桎梏へと一変する。このとき社会革命の時期がはじまるのである。)経済的基礎の変化に
つれて、巨大な上部構造全体が、徐々にせよ急激にせよ、くつがえる。このような諸変革を考察
するさいには、経済的な生産諸条件におこった物質的な、自然科学的な正確さで確認できる変革
と、人間がこの衝突を意識し、それと決戦する場となる法律、政治、宗教、芸術、または哲学の
諸形態、つづめていえばィデオロギーの諸形態とをつねに区別しなければならない。(ある個人を
判断するのに、かれが自分自身をどう考えているかということにはたよれないのと同様、このよ
うな変革の時期を、その時代の意識から判断することはできないのであって、むしろ、この意識
を、物質的生活の諸矛盾、社会的生産諸力と社会的生産諸関係とのあいだに現存する衝突から説
明しなければならないのである。一つの社会構成は、すべての生産諸力がそのなかてはもう発展
の余地がないほどに発展しないうちは崩壊することはけっしてなく、また新しいより高度な生産
諸閔係は、その物質的な存在諸条件が古い社会の胎内で孵化しおわるまでは、古いものにとって
かわることはけっしてない。だから人間が立ちむかうのはいつも自分が解決できる課題だけであ
る、というのは、もしさらにくわしく考察するならば、課題そのものは、その解決の物質的諸条
件がすでに現存しているか、またはすくなくともそれができはじめているばあいにかぎって発生
するものだ、ということがつねにわかるであろうから。)大ざっぱにいって、経済的社会構成が進
歩してゆく段階として、アジア的、古代的、封建的、および近代ブルジョア的生産様式をあげる
ことができる。ブルジョア的生産諸関係は、社会的生産過程の敵対的な、といっても個人的な敵
対の意味ではなく、諸個人の社会的生活諸条件から生じてくる敵対という意味での敵対的な、形
態の最後のものである。しかし、ブルジョア社会の胎内で発展しつつある精算書力は、同時にこ
の敵対関係の解決のこめの物質的諸条件をもつくりだす。だからこの社会構成をもって。人間社
会の前史はおわりをつげるのである。>

(マルクス『経済学批判』岩波文庫13~15頁より。『世界史の構造』4-5頁参照)

柄谷は引用に際してカッコ内を省略したが、三枝は二番目のカッコ内を重要視する。

11:57 午後  
Blogger yoji said...

正誤表
472頁
(18)
第六篇三七章→第六篇六章

4:01 午前  
Blogger yoji said...

正誤表
472頁
(16)
照明→証明
(18)
第六篇三七章→第六篇六章

473頁
(21)交換のはたらき→世界時間

490頁
(4)
交換のはたらき→世界時間

497頁
(11)
三頁→九頁

4:06 午前  
Blogger yoji said...




『世界史の構造』正誤表

頁数
203   ブッダの生まれたのは前463(諸説あり、これも間違いではないが)ではなく、前563。
261   『ブリュメール18日』発表は1851年ではなく1852年。
472   照明→証明?
472   注(18)は第三巻第六篇三七章ではなく、第三巻第一篇六章。 
473及び、490
      ブローデルの著書の副題は「交換のはたらき」ではなく「世界時間」。 TOP

4:09 午前  
Blogger yoji said...

アサビーヤ(عصبية 'aṣabīyah)は、アラビア語で「集団における連帯意識」または「部族主義」を意味する。特に、イブン・ハルドゥーンが歴史を動かす原動力として重要視したことで注目されるようになった。いわく、連帯意識の強い集団が、連帯意識の弱い集団を征服する。

アサビーヤは、アラビア語で「絡みつく、縛る」という意味を持つ عصب('aṣaba)から派生している言葉であり、ほかに「神経過敏」という意味も持つ。

関連項目 編集

歴史序説
参考文献 編集

『イスラム事典』、平凡社、1982年
『歴史序説』(全4巻)、森本公誠訳、岩波書店〈文庫〉、2001年
この項目は、歴史に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:歴史/P:歴史学/PJ歴史)。

1:31 午前  
Blogger yoji said...

イブン・ハルドゥーン[注釈 1] (アラビア語: ابن خلدون‎, 英語: Ibn Khaldun, 1332年5月27日 - 1406年3月19日)は中世のイスラーム世界を代表的する歴史家、思想家、政治家。イスラーム世界最大の学者とも呼ばれる[2]。

イブンハルドゥーン
609年周期

1:32 午前  
Blogger yoji said...

再びエジプトに帰還した後には何度か大法官を務め、六度目の就任の直後に病を得て歿した。

思想 編集

王朝を招く主因として、アサビーヤ論を展開した。アサビーヤ論については、著書『歴史序説』に詳しい。

評価 編集

アーノルド・J・トインビーは、イブン・ハルドゥーンをトゥキディデスやマキャベリと並べ、アラブの天才としている[25]。G・サートンは、彼が中世最大の歴史家であり、マキャベリ、ヴィーコ、コント、クールノーらの先駆だとした[26]。

2006年までチュニジアで発行されていた10ディナール紙幣に肖像が使用されていた。

主な著書 編集

كتاب العبر (kitāb al-ʿibar, 『歴史』(『イブン・ハルドゥーンの書』、あるいは題名の最初の単語をとった『イバルの書』と呼ばれることもある)[27])
التعريف بابن خلدون ورحلاته شرقا وغربا (at-taʿrīf bi-ibn ḫaldūn wa-riḥlatu-hu ġarban wa-šarqan, 『自伝 西また東』)
『宗教学概論要説』
『マグリブ事情』
『諸問解明を励む人の治癒』
日本語訳書
『歴史序説』 森本公誠訳、岩波文庫全4巻、2001年
 岩波書店〈イスラーム古典叢書〉全3巻、1979-87年
脚注 編集

1:33 午前  
Blogger yoji said...

注釈 編集
^ 全名はワリー・アッ=ディーン・アブー・ザイド・アブドゥッラフマーン・イブン・ムハンマド・イブン・ムハンマド・イブン・アル=ハサン・イブン・ジャービル・イブン・ムハンマド・イブン・イブラーヒーム・イブン・アブドゥッラフマーン・イブン・ハーリド(ハルドゥーン)・アル=ハドラミー(ولي الدين أبو زيد عبد الرحمن بن محمد بن محمد بن الحسن بن جابر بن محمد بن إبراهيم بن عبد الرحمن بن خالد (خلدون) الحضرمي)。
^ 公文書の決まった場所に特定のフレーズを大きく特殊な書体で記す官職である。(森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、82頁)
^ 後に冒頭の序論と第1部である「歴史序説」が独立した書物として広く読まれた。
出典 編集
^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、195頁
^ 私市編『アルジェリアを知るための62章』明石書店 2009、 72頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、73頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、75頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、76頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、76頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、79-80頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、80頁
^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、83頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、83-84頁
^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、84頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、84-85頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、87-88頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、88-89頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、89頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、90頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、90頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、92頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、92-93頁
^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、93頁
^ a b 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、94頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、94-95頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、95頁
^ 私市編『アルジェリアを知るための62章』明石書店 2009、 p.72
^ アーノルド・J・トインビー 『歴史の研究』6巻 154頁
^ G・サートン 『古代中世科学文化史』5巻 395頁
^ 森本『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、200頁
[ヘルプ]
参考文献 編集

森本公誠『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫、2011年)、元版・講談社〈人類の知的遺産22〉、1980年
田村実造等訳『イブン・ハルドゥーンの「歴史序説」(上下)』
  アジア経済研究所「アジア経済調査研究双書:第107-08集」、1964-65年
A.-A.マレク/柏木英彦訳『イブン・ハルドゥーン』
 『シャトレ哲学史2-中世の哲学』より、(山田晶監訳、白水社、1976年、新装版1998年) 
オルテガ・ガセット 『現代文明の砂漠にて』(西澤龍生訳、新泉社)にも論考が有る。
私市正年編 『アルジェリアを知るための62章』 明石書店、2009年4月。ISBN 4-7503-2969-7。
外部リンク 編集

ウィキメディア・コモンズには、イブン・ハルドゥーンに関連するカテゴリがあります。

1:34 午前  
Blogger yoji said...


イブン=ハルドゥーンは『歴史序説』(岩波文庫第一巻440,442頁)で王朝は
三世代120年以上は存続しないと述べている。
これは柄谷行人がウォーラーステインの影響で述べた120年周期説と奇妙に一致する。
柄谷は産業資本から金融資本、あるいは自由主義から帝国主義への移行を述べているので、国家が
王朝のように三世代で徐々に堕落するという話をしている訳ではないが、興味深い一致だ。
経済決定論だとコンドラチェフの波のように60年周期がせいぜいだが国家が介在すると周期が倍になる。
heuristic=発見的仮説と柄谷は説明している(『政治を語る』)。

参考:
『世界史の構造』163頁
『帝国の構造』240頁



《王朝の三世代論
 彼はこのような定理に立って 、王朝の三世代論を説く 。それは一世代約四十年とみなし
王朝の寿命は概して三世代を越えないというもので 、強い連帯意識に支えられている第一世代 、
奢侈と安逸から連帯意識が弱化する第二世代 、完全に連帯意識を喪失した第三世代の計百二十年
からなる 。その間 、王朝にみられる現象として 、田舎的生活様式から都会のそれへの変化がある 。
またイブン=ハルドゥーンは三世代論に並行して 、王朝五段階論を説く 。それは王朝の勃興から
滅亡までの発展過程を 、王朝の樹立 、人民に対する完全な支配権の確立 、王権の安泰 、伝統
主義への満足 、浪費と荒廃 、の五段階に分け 、最後に王朝は滅亡に向かうという 。そしてこの
支配王朝が崩壊への道をたどり始めたときには 、その結果として新しい国家が勃興しつつある 。
その勃興形態に二つあり 、第一は地方の有力者が遠隔地の支配権を握る場合である 。第二は 、
人心を得るためになんらかの理由を宣伝したり 、人心をゆさぶるほどの武力や団結力をもつなど
して 、支配王朝に反乱を起こす謀反者の場合である 。この二つのうちイブン=ハルドゥーンが重視
しているのは第二の場合である 。》

イブン=ハルドゥーン (講談社学術文庫) Kindle版
森本公誠 (著)

都会的を金融化と解釈してはどうか?
第二の反乱例は1848,1968年を想起させる。対抗運動の考察においてもイブン=ハルドゥーンは先駆的だった。


クイズ
この絵は何?
https://2.bp.blogspot.com/-PjcEnA7U1og/ViguObkmEQI/AAAAAAAAzVY/bVb4Mv5pHUw/s1600/a0024841_034537.jpg


正解はイブン=ハルドゥーン『歴史序説』冒頭で紹介されている14世紀当時の世界地図。
(上下逆)

1:42 午前  
Blogger yoji said...

引用閉じる[26] ^ G・サートン 『古代中世科学文化史』5巻 395頁

1:43 午前  
Blogger yoji said...

古代中世科学文化史 5 第一四世紀の後半
著者名等  G.サートン/著  ≪再検索≫
著者名等  平田寛/訳  ≪再検索≫
出版者   岩波書店
出版年   1966.10
大きさ等  22cm 440,60p
注記    Introduction to the history of science./
の翻訳
NDC分類 402
件名    自然科学-歴史  ≪再検索≫

1:45 午前  

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