木曜日, 5月 23, 2019

イスラム金融2


今日の金融論はグレーバー負債論10章の中世、迫力の章。「政府から独立した神の秩序としての経済」というイスラームの考えを、アダム・スミスは「政府から独立した自生的な秩序としての経済」と換骨奪胎した。国富論には、ガザ―リーやトゥースィーなどイスラム学者の著作からの引用が確認されている。

ネットでダウンロードできて、有用な文献は、例えば以下のもの。

medpopculture.voices.wooster.edu/wp-content/upl…

mpra.ub.uni-muenchen.de/53465/1/MPRA_p…

どうも、イスラムの大学に出席した大学生によって、ラテン語への翻訳で、あるいは、口伝でイスラムの思想がヨーロッパに伝わったらしいです。