日曜日, 3月 06, 2011

エチカ索引作業中

元サイト
[ア][イ][ウ][エ][オ][カ][キ][ク][ケ][コ][サ][シ][ス][セ][ソ][タ][チ][ツ][テ][ト][ナ][ニ][ヌ][ネ][ノ][ハ][ヒ][フ][へ][ホ][マ][ミ][ム][メ][モ][ヤ][ユ][ヨ][ラ][リ][ル][レ][ロ][ワ]TOP

              1実体
               /\
           無限定/無限\
             /    \
   知______小←/_2a属性__\→大______至福
    \      /   /\  完全性     /
     \   悪/___2b様態_____\善   /  
      \  /\悲しみ_/\_喜び /\  /  
       \/経験\/身体  精神\認識 \/
       /\  /\/_\/愛\/\  /\
    所産的自然\/_物体_欲望_観念_\/  \  
     /  延長\   3感情/   /思惟  \ (能産的)
   神/______\___\/___第三種認識__\自然
            \ 4理性  /   
             \ 努力 /
              \  /
               \/
                徳
              5自由

参考: ライプニッツ『モナドロジー』
http://tetsugaku.tripod.com/philosophe/leibniz/monadologie.html

  6. Ainsi on peut dire, que les Monades ne sauraient commencer ni finir que tout d'un coup, c'est-à-dire elles ne sauraient commencer que par création, et finir que par annihilation, au lieu, que ce qui est composé, commence ou finit par parties.

 そこで、モナドは生ずるにせよ滅びるにせよ、一挙になされるしかない、と言える。つまり、創造によってのみ生じ、絶滅によってのみ滅びるのである。ところが、複合されたものは、一部分ずつ生じ、あるいは滅びる。



[ア]
愛 amor, 三定理13備考三感情定義6. /~は憎しみを征服する 三定理43.  ある物への〜は他の原因の観念と結合する時消滅する 三定理48.自由な物への〜は必然的な物への〜より大である 三定理49.//その他 三定理38,44,四定理44,46,同備考.///神に対する愛,神に対する知的愛についてはおのおのその項を見よ.
悪(害悪) malum, 三定理39備考,四序言(下10f.),四定義2. /〜の認識は我々に意識された限りにおいての悲しみの感情にほかならぬ 四定理8.〜の真の認識は真であるというだけでは感情を抑制しえぬ 四定理14.我々は〜と判断するものを必然的に忌避する 四定理19. 〜の認識は非妥当な認識である 四定理64.//その他 四定理39,40,付録3,5,6,8.///諸感情の悪については四定理41,42,43,45系1,48,50,51備考.
アプリオリ a priori, 一定理11備考.
アポステリオリ a posteriori, 一定理11備考.
誤った観念 idea falsa〔偽なる観念の項もあわせ見よ〕,一定理8備考2(上44),四定理1.
阿訣(あゆ) adulatio, 四付録21.
阿訣の徒 adulator, 四定理57.
安堵 securitas, 三定理18備考,三感情定義14./その他 四定理47備考.

[イ]
怒り ira, 三定理40系2備考,三感情定義36./その他 四定理45系1,46,五定理10備考(下110f.).
意見 opinio, 二定理40備考2(〜=表象=第一種の認識)./その他一定理33備考2(上81),二定理35備考,三感情定義28説明,四定理17備考,66備考.
意志 voluntas, 三定理9備考./自由〜は存しない 一定理32,二定理48.〜は思惟のある様態 一定理32証明.〜=肯定し否定する能力 二定理48備考.〜=知性 二定理49系.〜は一般的概念 二定理48備考,49備考(上160f.) //その他 一定理32系1および2,三定理27系3備考,三感情定義1説明,6説明.///〜によって身体の運動が生ずるとする考え方への反駁は二定理35備考,三定理2以下,五序言(下98f.).
意志作用(意志活動,意欲) volitio, 〜=このあるいはかの肯定ないし否定 二定理49証明.すべての〜は観念そのものである 二定理49証明./その他 一定理32証明,付録(上84),二定理48備考,三感情定義1説明.
異端者 baereticus, 一付録(上88).  
一般的 universalis.
一般的概念 notiones universales,universalia, 〜の生ずる原因 二定理40備考1(上141f.).なお二定理48備考参照.
詐り(悪しき欺瞞) dolus malus, 四定理72,同証明,同備考.  
犬 canis, 星座の〜と吠える動物の〜との間の一致 一定理17備考(上63).
飲酒欲 ebrietas, 三定理56備考,三感情定義46.

[ウ]
運動および静止 motusetquies, 〜から無限に多くのものが生ずる一定理32系2./運動および静止一般については二補助定理1以下.
運動競技 lndus exercitatorins, 四定理45備考.
運命 fatum,fortuna,一定理33備考2(上81),二定理49備考(上163),四定理47備考.

[エ]
永遠,永遠性 aeternum,aeternitas, 一定義8./永遠性=必然性 一定理10備考,23証明,四定理62証明.//永遠の中にはいつ・以前・以後ということがない 一定理33備考2(上79). ///その他 一定理19,五定理23,30証明,39.
永遠の相のもとに sub specie aeternitatis, 二定理44系2,四定理62証明,五定理22,23備考,29,同証明,同備考,30,同証明,31証明,同備考,36.
永遠無限なる本質 essentia aeterna et infinita, 一定義6,一定理10 備考./神の〜 二定理45,46,47.
演劇 theatrum, 四定理45備考.
延長 extensio, 〜は神の属性である 二定理2,7備考.
延長した実体(延長的実体)〔=延長の属性〕 substantia extensa,一定理15備考(上54,56),二定理7備考.
延長した物 res extensa, 〜は神の属性かその変状である 一定理14系2./その他 二定理2,7備考.

[オ]
臆病,臆病な timor,timidus, 三定理39備考,定理51備考,三感情定義39./その他 三感情定義48説明.
音楽 musica, 四序言(下10),定理45備考.
温和 clementia,〜は寛仁の一種 三定理59備考.〜は残忍と対立する精神力 三感情定義38説明.

[カ]
快活 hilaritas, 三定理11備考,三感情定義3説明./その他 四定理42.
買いかぶり existimatio,三定理26備考,三感情定義21./四定理48,49.
快感(官能的快感) titillatio, 三定理11備考,三感情定義3説明. /その他 四定理43.
懐疑論 scepticismus, 一付録(上91).
概念 conceptus,notio, 〜と知覚との区別 二定義3説明.公理あるいは〜 二定理40備考1(上140).〜=観念 二定義3,定理38系,49証明,同備考(上156)./共通概念,第二次概念についてはそれぞれその項を見よ.
概念する(考える) concipere.
快楽(官能的快楽,官能欲) 1ibido〔情欲の項もあわせ見よ〕, 四定理17備考,五定理41備考,42.
果敢(な) intrepidum, 三定理51備考.
確実性 certitudo, 真の観念は〜を含む 二定理43備考.〜はある積極的なもので疑惑の欠乏ではない 二定理49備考(上156).
客体(前に横たわったもの,対象) objectum.
活動(行動,行為,働き) actio, 能動的行動にも受動的行動にも用いる.しかしactioが明らかに受動的行動に対立した意味で用いられている場合は特に能動の語をあてた.能動の項も見よ.
悲しみ tristitia, 三定理11備考,三感情定義3./〜は基本感情の一 三定理11備考,三感情定義4説明.〜は原則的には悪 四定理41.//その他 三定三哩15,四定理18.
可能的 possibilis,一定理33備考1(偶然的と区別せずに),四定義4(偶然的と区別して).
神 Deus,一定義6./〜=自己原因 一定理25備考.〜=実体 一定義6. 〜=自然 四序言(下9),定理4証明.〜の必然的存在 一定理11. 〜のほかいかなる実体もない 一定理14.すべては〜の中に在る 一定理15. 〜は万物の起成原因 一定理16系1.〜の存在と本質は同一 一定理20.〜は意志の自由によって働かぬ 一定理32系1. 〜の能力=〜の本質 一定理34.〜の諸特質一付録(上82f.).思惟と延長は〜の属性 二定理1および2.〜はいかなる受動にもあずからぬ五定理17.〜は自己自身を愛する 五定理35.またその限りにおいて人間を愛する 五定理36系.//その他 一定理17から25にいたる諸定理,二の初めの諸定理参照.
神に対する愛 amorergaDeum, 〜は最も多く精神を占有する 五定理16. 憎しみに変ずることができぬ 五定理18系.ねたみや嫉妬に汚されぬ 五定理20.すべての感情のうち最も恒久的 五定理20備考(下117).
神に対する知的愛 amor Dei intellectualis, 五定理32系./〜は第三種の認識から必然的に生ずる 五定理32系.〜は永遠 五定理33.神が自らを愛する無限愛の一部 五定理36.人間に対する神の愛と同一 五定理36系.〜を消滅せしめる何ものも存しない 五定理37.〜の中に我々の至福ないし自由は存する 五定理36備考.
考える(概念する) concipere.
感覚(感官),感覚する sensus,Sentire,一付録(上89ff.),二公理4および5,定理40備考2./感覚ないし知覚する 二公理5,定理49備考(上159).動物は感覚を有する 四定理37備考1.
歓喜 gaudium,三定理18備考2,三感情定義16./その他 四定理47備考.
観察する observare.
感謝(謝恩)gratia(gratitudo), 三定理41備考,三感情定義34./その他 四定理71,同備考.
感情 affectus, 三定義3,三感情の総括的定義./受動〜と能動〜 三感情定義3.基本的〜は喜び・悲しみ・欲望 三定理11備考,三感情定義4説明.〜の種類は無数 三定理56.〜を伴わぬ観念はあるが観念を伴わぬ〜はない 二公理3.〜は表象の一種 四定理9証明,五定理34証明.表象像あるいは〜 五定理11証明.〜ないし意見 四定理66備考.〜はより強大な反対〜によってのみ抑制されうる 四定理7.人間は受動〜に捉われる限り相互に異なり,あるいは対立的でありうる 四定理33およぴ34.受動〜は明瞭判然と認識されれば受動たることをやめる 五定理3.いかなる〜についても明瞭に認識しうる 五定理4系,同備考.//感情の模倣については三定理27,同備考,三感情定義33説明,四定理68備考,付録13参照.感情に対する療法については五定理20備考(下111).諸感情の善または悪についてはそれぞれ善または悪の項を見よ.
寛仁 generositas, 三定理59備考./〜は精神の強さの一部 三定理59備考.〜の種類 三定理59備考.〜は人心を征服する 四付録11.//その他 四定理46,五定理41,同証明.
完全性 perfectio, 〜=実在性 二定義6,四序言(下11).〜あるいは実在性 一定理11備考,二定理1備考,43備考,49備考(上158) 〜=本質 四序言(下11).〜は物の存在を定立する 一定理11備考./その他 四序言全部,五定理40.
観想,観想する contemplatio,contemplari.
観念 idea, ニ定義3./〜=概念 二定義3,定理38系,49証明,同備考(上156f.).〜=認識 二定理19証明,20,同証明,22証明,23証明,24証明,25証明.〜の秩序および連結は物の秩序および連結と同一 二定理7.感情を伴わぬ〜は存するが〜を伴わぬ感情はない 二公理3.すべての〜は神に関する限り真 二定理32.〜は無言の絵ではない 二定理43備考,49備考(上156f.).〜は肯定あるいは否定を含む 二定理49備考(上157),三定理2備考(上175).個々の〜=個々の意志作用 二定理49系証明.身体の変状の秩序に相応して生ずる一の連結,知性の秩序に相応して生ずる〜の連結 二定理18備考.存在しない様態の〜 二定理8.〜と表象像と言葉の区別 二定理49備考(上156).//観念の観念,妥当な観念,非妥当な観念,真の観念,偽の観念についてはそれぞれその項を見よ.
観念の観念 idea ideae, 〜は観念の形相(本質)二定理21備考./なお定理43および同備考参照.

[キ]
帰依(献身) devotio , 三定理52備考, 三感情定義10.
記憶(想起) memoria, ニ定理18 備考./~あるいは表象三定理2 備考(上175)五定理34 備考.
幾何学的方法,幾何学的秩序 mos geometricus,ordo geometricus,三序言(上166)の,四定理18 備考(下28).
キケロ Cicero , 三感情定義44説明.
規則 regula, 自然の~ 三序言(上166).理性の~ 四定理18備考(下28).
規定する definire .
偽なる(偽の,虚偽の)観念 idea falsa 〔誤った観念の項もあわせ見よ〕,〜は確実性を含まぬ 二定理49備考(上155).
希望 spes, 三定理18 備考2,三感情定義12 ./恐怖なき〜なし 三定理50 備考,三感情定義13 説明.//その他三定理50,同備考,四定三哩47, 同備考,54 備考.
驚異 admiratio , 三定理52 備考, 三感情定義4. / ~は感情でない 三感情定義4説明.
教育, 教育する educatio ,educare , 人を教育するのは自己の天分を試みる最良の方法 四付録9./その他三定理55 系備考,三感情定義27 説明, 四付録20.
恐慌 consternatio, 三定理39備考,52備考,三感情定義42, 同説明.
競争心 aemulatio, 三定理27 備考,三感情定義33 .
共通概念(普遍概念) notiones communes, ~の起源二定理38系,39,40,同備考1(上140). 〜=公理一定理8 備考2(上48).〜=妥当な観念=理性=第二種認識 二定理40備考2. ~は永遠の相のもとに考えられる 二定理44系2備考.
共通的 communis.
共同社会 societas communis 〔社会の項もあわせ見よ〕, 人間の~からは損害よりも便利が多く生ずる 四定理35備考,付録14./その他 四定理40, 五定理10備考(下110).
恐怖 metus, 三定理18備考2, 三感情定義13. /希望なき〜なし 三定理50 備考,三感情定義13 説明./その他三定理50 ,同備考,四定理47, 同備考,54 備考,63.
虚偽 falsitas 〔誤謬の項もあわせ見よ〕, ~は非妥当な観念が含む認識の欠乏に存する二定理35,49 備考(上155), 四定理1証明.〜とは確実性の欠乏 二定理49備考(上156). ~=誤謬 二定理33 証明.~の唯一の原因は第一種認識 二定理41.
虚名 gloria vana, 四定理58備考.
キリストの精神 Spiritus Christi, ~=神の観念 四定理68備考.
疑惑 dubitatio , ~の欠乏は確実性を意味せず 二定理49 備考(上156).〜と心情の動揺との異同 三定理17備考.
禁酒 sobrietas, ~は精神の能力を表示する三定理56 備考. /その他 三定理59備考,三感情定義48説明.
金銭 nummus, 四付録28,29.

[ク]
空虚v a cu u m , ~の存在の否定一定理15 備考(上∫7).
偶然的co n tin g e n s, 一定理3 3 備考1(可能的と区別せずに), 四定義3(可能的と区別して),二定理凱系(可滅的と同じ意味セ). * 自然中には~なものが存しない一定理29 .理性は物を~ と観ない二定理4 4 .
苦痛d o lo r, 三定理11 備考, 三感情定義3 説明.* その他四定理4 3系co llora riu m.

[ケ]
経験ex p erien tia, 経験の信憑性について二定理17 備考.漠然たる経験二定理4 0 備考2.* 経験に基づく立論二定理49 備考(上7∫7
 ∫),三定理2 備考(上772 J折),32 備考,三感情定義27 説明,四定理35 備考,39 備考,五定理6 備考.
形而上学者M e ta p h y sici, 一付録(上β7).
形而上学的有e n tia m e ta p h y sica , ~ =一般的概念二定理48 備考.
形相fo rm a , 時には単に形状,形態の意味に用いられるが多くは本性,本質の意味に用いられる二定理10,同備考,補助定理4,5,6 ,7 備考,定理21 備考,24 証明,3 3 証明,35 証明,三序言(上7∂∂㍉三感情の総括的定義説明,四序言(下77),定理39証明,五定理2証明.
形相的原因causaformalis, 一=妥当な原因 五定理31証明.
形相的にformaliter, 二定理7系.
形相的本質essentiaformalis, 一定理17系2備考(上∂j),二定理8,40備考2.
形相的有esseformale, 二定理6系.*観念の〜 二定理5,同証明,7備考.
軽蔑contemptus, 三定理52備考,三感情定義5.*その他 三感情定義4説明,四定理45系1,50備考.
決意decretum, 一定理33備考2(上7れ三定理2備考(上772J折).*〜と決定との区別 三定理2備考(上774).
結果e任ectus, −の認識ほ原因の認識を含む 一公理4.すべての物からある〜が生ずる 一定理36.*その他一公理3,三定理1証明,三感情定義28説明,29説明.
結婚matrimonium, 四付録20.
決定determinatio, 三定理2備考(上774),47備考.
決定する determinare.
欠乏privatio, 認識の〜は虚偽ないし誤謬 二定理35,岡備考,49備考(上7∫れ 四定理1証明.
結論するconcludere, 結論ないし知覚する 一定理23証明.
原因causa, 与えられた”から必然的にある結果が生ずる 一公理3.おのおのの物は存在するための一定の〜を有する 一定理8備考2(上イカ.おのおのの物は〜の無限連鎖によって存在および作用に決定される 一定理28.〜=理由 一定理11第1別証,四序言(下タL *起成原因c.e氏ciens 一定理16系1,三定理16,四付録6.それ自身による原因c.perse 一定理16系2,32,三定理17備考,三感情定義24説明.偶然による原因c.peraccidens 一定理16系2,三定理15,17備考.第一原因c・prima(primaria)一定理8備考2(上イJ),備考.外的(外部)原因c.externa 一定理8備考2(上イ∫′),11備考.内的(内部)原因c.interna 三定理30備考,三感情定義24説明.中間原因c.intermedia 一付録(上β7).永遠の原因c.aeterna 五定理33備考.有ることの原因c.essendi一定理24系.有に関しての原因c.secundumesse, 二定理10系備考.生成に関しての原因c.SeCundum丘eriニ定理10系備考.自己原因,妥当な原因,非妥当な原因,形相的原因,目的原因についてはおのおのその項を見よ.
権,権能,権利ju$, 神の権能 二定理3備考.各自の権利 四定理37備考1.人の自然権 四定理37備考2(下イ9).
謙遜(自劣感)humilitas, 三定理55備考,三感情定義26.*〜は徳でない 四定理53.〜は書よりも益がある 四定理54備考.*その他三感情定義26説明,28説明,29説明.*〜の対外的あらわれについては三感情定義29説明参照.また理性認識から生ずる〜については四定理53証明後半参照.
限定するterminare,determinare.

[コ]
硬dura, ニ補助定理3のあとの公理3.
好意 favor, 三定理22備考,三感情定義19.
後悔 poenitentia, 三定理30備考,51備考,でない 四定理54.”は書よりは益がある
好感 propensio, 三感情定義8.*同感の項,*その他 四定理51.三感情定義27.*〜は徳 四定理54備考.三定理15備考参照.
考察するconsiderare.
功績meritum, 四定理37備考2(下∫0).
肯定,肯定するa氏rmatio,a氏rmare, 肯定する能力=意志.二定理48備考.
幸福felicitas,〜=自己の有を維持しうること 四定理18備考(下2れ最高の〜(=至福)=神への認識=知性の完成二定理49備考(上7∂J),
  四付録4.*その他 三定理39備考,三感情定義23,五定理39備考.
高慢superbia, 三定理26備考,三感情定義28,同説明,四定理57備考.*その他 四定理49,55,56,同備考,73備考.
高慢な人間 superbus, 三感情定義29説明,四定理56系,57,同備考, 付録21.
公理 axioma, 〜=共通概念 一定理8備考2(上イJ).〜=要請 三要請1.”=概念 二定理40備考1(上7イ0).
国家 civitas, 四定理釘備考2(下∫れ *その他 四定理73.
国家状態(国家的状態)$tatuSCivili$, 四定理37備考2(下4タJ折).
国家の中の国家imperiuminimperio, 三序言(上7βれ
国民(人民,市民)civis, 四定理37備考2(下郎).*その他 二定理49備考(上7β4).
固執するperseverare, 存在に〜 一定理24系.自己の有に〜 三定理6,7,8.
個体individuum, 一般的にほ”=個物 二定義7.*すべての〜は精神を有する 二定理13備考.全自然は一つの〜 二補助定理7備考.
  *その他 一定理8備考2(上4イ∫),二補助定理3のあとの公理3,補助定理4,5,6,7.
孤独 solitudo, 四定理73.
孤独の生活vitasolitaria, 四定理35備考.
誤謬error, 〜についての注意 二定理17備考.〜=虚偽 二定理33証明.〜は認識の欠乏に存する 二定理35備考.*その他 二定理47備考,四定理1備考.
個物ressingulari$,reSparticularis, ニ定義7.*”=神の属性の変状=様態 一定理25系.すべての〜は偶然的かつ可滅的 二定理31系.我々は”を認識すればするほど神を認識するl五定理24.*その他 一定理28,四公理.

[サ]
罪過(罪)peccatum, 四定理37備考2(下∫れ
三角形triangulum, 〜の本性からその三つの角の和が二直角に等しいことが生ずる(明瞭な認識の例として用いられる)一定理17備考(上β7ノニ),二定理49備考(上7∂カ,四定理57備考.
産出するproducere.
残忍(苛酷)crudelitas(saevitia), 三定理41系備考,三感情定義38.

[シ]
死 mors, 〜は身体の各部が異なった運動と静止の割合をとるに至ること四定理39 備考. 自由人は~を思わぬ四定理67.精神が神を愛すれば愛するほど”は有害でなくなる五定理38 備考. *その他四定理39 備考,6 3 系備考,五定理3 8,39 備考.
思惟co g ita tio, ~は神の属性一定理21 証明,ニ定理1, 7 備考,2 0証明,21 備考……自意識〔観念の観念もあわせ見よ〕,自意識についてはこ定理2 0,2 1,22 ,2 3,29 ,同系,4 3,同備考,五定理42 備考を参照せよ.
思惟するco g ita re , 人間は~ 二公理2.
思惟する実体(思惟的実体)〔=思惟の属性〕su b sta n tia co g ita n s, 二定理7 備考.
思惟する物res co g ita n s, 〜は神の属性かその変状である一定理14系2. 精神は~である二定義3.
時間te m p u s, ~の表象については二定理44 系1 備考. ~は持続を決定する三定理8 証明. 永遠性は~によって規定されえぬ五定理23 備考.* その他一定義8 説明, 四定義6 ,定理10 備考.
刺激状態〔変状の項を見よ〕.
刺激する,刺激されるa 氏ce re,a 氏c i.
自己愛p h ila u tia ,am O r Su i, ~= 自己満足三定理55 備考.* その他 三感情定義28 説明.
自己原因 causa sui, 一定義1. *神は” 一定理25 備考.* その他 一定理7 証明, 12 証明, 24 証明,五定理35 証明.
自己保存の努力〔努力の項を見よ〕.
自己満足(精神の満足)acq u iesce n tia in se ip so(ac q u iesce n tia m en tis),三定理30 備考,5 1 備考,55 備考,三感情定義2 5.* ~ = 自己愛三
 定理55 備考.* 理性から生ずる~が最高の~ 四定理52. 第三種の認識から最高の精神の満足が生ずる五定理27.* その他四定理 52 備考, 五定理36 備考.
自殺するse in te r丘ce re, 四定理18 備考(下29),2 0 備考.
自然N atu ra, 神=” 四序言(下の,定理4 証明. ~は目的を持たぬ 一付録(上β∂∫ ). ~は常に同一三序言(上7ββL 全~は一つの個体
 二補助定理7 備考.* その他一付録,三序言,四序言などの各個所参照.* 能産的自然N .N atu ra n s および所産的自然N .N a tu ra ta については一定理29 備考,3 1.
自然状態(自然的状態)status natu ralis, 四定理37 備考二(下イタ且).
思想co g ita tio , 一定義2 ,二定理1 証明, 18 備考,三感情定義4 説明.
持続d u ra tio , ニ定義5.* ~ =抽象的に考えられた存在二定理45備考. ”は時間によって決定ないし規定される三定理8 証明,五定理23 証明.物の-はその本質からは決定されぬ四序言(下72).*その他一定義8 説明,二定理3 0,31, 三定理9 ,五定理2 1,23 備考.
実在性 realitas, - =完全性二定義6, 四序言(下77). ~あるいは有(有性) 丁定理9,四序言(下7れ~あるいは完全性一定理11 備考,二定理1備考,43 備考,49 備考(上7∫れ
実在的有e n tia rea lia , 二定理49 備考(上7β2 ),五定理30 証明.
実体su b sta n tia, 一定義乱*- =神一定義6. 神のほかにいかなる” もない一定理14. 物体的~(=延長した~)は神にふさわしくない
 とする説への駁論一定理15 備考全体.思惟する~ と延長した~とは同一の~ 二定理7 備考. *その他一定理1,2,4 ,5 ,6,7 ,8 ,10,12,
 13,二定理10 .*息惟する~,延長した-,物体的”についてはそれぞれその項も見よ.
実体の有e sse su b sta n tiae, 二定理10.
嫉妬ze lo ty p ia, 三定理35 備考.*その他三感情定義48 説明,五定理2 0.
実有(有, 実在物)ens, 絶対に無限な実有=神一定義6,定理11 第1 別証および第2 別証,同備考.有限な実有一定理11 第2 別証.思惟する実有二定理1 備考.超絶的名辞としての「有」二定理40 備考1(上7〟).*実体の有,実在的有,理性の有,表象の有,形相的有,想念的有についてはそれぞれその項を見よ.
自卑a b je ctio , 三感情定義29 ,四定理57 備考.*謙遜から”が生ずる三感情定義28 説明. ~には道義心と宗教心の外観がつきまとう四付録22. *その他三感情定義29 説明,四定理55 ,56, 同備考.
慈悲心b en e v o le n tia , 三定理2 7 系3 備考, 三感情定義35.
自卑する人間(自卑的な人間)a b jectu $, 三感情定義29 説明,四定理56系,57 備考,四付録22.
至福b e atitu d o , 四付録4. *精神の自由ないし一五序言(下夕7),定理36 備考, ~=神に対する人間の愛=人間に対する神の愛五定理36備考.−=徳 五定理42.*その他 二定理49備考(上7∂j),五定理33備考.
思慕desiderium, 三定理36備考,三感情定義a2.
自明性evidentia.
社会societas〔共同社会の項もあわせ見よ〕, 〜の確立について 四定理37備考2(下∫れ
醜deformia, 一付録(上卯).
自由1ibertas,〜=神への奉仕 二定理49備考(上7∂J).〜=至福=神への愛 五定理36備考.
自由意志〔意志の項を見よ〕.
宗教,宗教心religio,四定理37備考1.*その他 三感情定義27説明,四定理73備考,付録15,五定理41,同備考.
自由原因〔原因の項を見よ〕.
自由人bomoliber, 四定理66備考.*〜の心境の一端については 四定理67から72まで参照.
羞恥verecundia, 三定理39備考.*一と恥辱との相違 三感情定義31説明.
自由的(自由である)1iber, 一定義7.*人間は自分を〜と謬想する 一付録(上β叫,二定理35備考,三定理2備考(上77イ).
主体subjectum, 三定理5,同証明,五公理1.
受動passio, 三定義3,四付録2.*精神の〜は非妥当な観念からのみ生ずる 三定理3.すべて〜は物が自然の一部であることから生ずる 三定理3備考,四定理2.*その他 四定理4系,5,6,五定理3,17.
受動する(働きを受ける)pati, 三定義2.*その他 三定理1,同系,四定理2,五定理40.
松果腺glandulaepineali, デカルトの〜説およびそれへの駁論 四序言全体.
賞賓1aus, 三定理29備考.
小心,小心なpusillanimitas,puSillanimis, 三定理51備考,三感情定義41.*その他 三感情定義41説明.
衝動appetitus, 三定理9備考.*〜と欲望との相違 三定理9備考.しかし時に〜は欲望・努力・意志と等置される 三感情定義1説明,三定理27系3備考,35証明,37証明.
小児,幼児puer,infans, 非理性的存在者の例としてしばしば用いられる 二定理44備考,49備考(上7β0,Jβ2),三定理32備考,四定理39備考.
証明demonstratio.
情欲1ibido〔快楽の項もあわせ見よ〕,三定理56備考,三感情定義48.*その他 三定理57備考.
神学者 Tbeologi, 一付録(上古7),四定理35備考.
心情(心)animus, 主として精神の感情的方面を示すのに用いられる.
心情の葛藤animiconaictns, 三定理23備考,59備考.
心情の動揺animi丑uctuatio, 三定理17備考.*その他三定理31,同証明,35備考,50備考,56,五定理10備考(下77の.
身体(人間身体,人体)corpus(humanumcorpus)〔物体の項もあわせ見よ〕, 〜は精神の対象 二定理13.〜は精神と合一する 二定理13備考.〜は精神を思惟に決定しえない 三定理2.*その他 二要請1から6,三要請1,2,四定理38,39,同備考.*身体の変状については変状の項を見よ.
其の観念ideavera, −はその対象と一致する 一公理6.〜=明瞭判然たる観念 一定理8備考2(上イの.−の自明性 二定理43,同備考.
真理veritas, −は−自身の規範 二定理43備考.永遠の一 一定義8説明,定理8備考2(上イれ17備考(上βJ).

[ス]
数学matbesis, 〜は目的には関係せず図形の本質にのみ関係する 付録(上朗).〜はすべての人を同じ確信に導く 一付録(上即).
スコラ学派Scbola$tici, 一定理24系, 

[セ]
精気〔動物精気の項を見よ〕.
精神(人間精神)mens(mensbumana), 〜は身体の観念 二定理11.神の知性の一部 二定理11系,43備考,五定理40備考.−は身体と
 合一している 二定理13備考.さらに〜の観念(=観念の観念)は〜自身と合一している 二定理21.〜は身体を運動に決定しえぬ 三定理2,同備考全体.−は妥当な観念および非妥当な観念から成る(=時
  に能動し時に受動する)三定理3,9証明.そのいずれの場合も”は自己の有に固執しようと努力する 三定理9.−の永遠性についてほ
  五定理23以下参照.〜の最高の徳=物を第三種の認識において認識すること 五定理25.*その他 二定理12,13,15,19,20,22,23,24,
  26,47,48,三定理12,13,14,16など参照.
精神の強さfortitudo, 三定理59備考.〜は勇気と寛仁に分けられる 三定理59備考.*その他 四定理69証明,73備考,五定理41備考.
正,正義justum,justitia, 四定理37備考2(下∫7).*その他 四付録15,24.
節制temperantia, 〜は精神の能力 三定理56備考,三感情定義48説明.〜は勇気の一種 三定理59備考.
絶望desperatio, 三定理18備考2,三感情定義15.*その他 四定理47備考.
説明explicatio.
セネカSeneca, 四定理20備考.
善bonum, 三定理89備考,四序言(下JO′),四定義1.*我々は我々の欲する物を〜と名づける 三定理9備考,39備考.−の認識は我々
 に意識された限りにおける喜びの感情にほかならぬ 四定理8.〜の真の認識は真であるというだけでは感情を抑制しえぬ 四定理14.我
 我は−と判断するものを必然的に欲求する 四定理19. 最高の”=神への認識=神への愛 四定理28,五定理20証明.*その他 四定理
  27,29,31,同系,36,39,40証明,65,同系,66,同系,付録3,5,6,8.*緒感情の善については四定理41,42,43,45,47.
前兆omen, 三定理50備考.
戦慄horror, 三定理52備考.

[ソ]
想起〔青己憶の項を見よ】.
創造するcreare.
想念的にObjective, 一定理17備考(上βj),30証明,二定理7系.
想念的有esseobjectum, −=観念 二定理8系,48備考.
属性attributum, 一定義4.*”の客観的実在性を物語る個所の例 一定理4証明,16証明,19証明.二つの”が実在的に異なって考え
  られるからといって二つの異なる実体を構成しはしない 一定理10 備考.*その他 一定理9,10,12,19,21,22,23,二定理1,2.*この
 若の一般的意味での用例(=内的性質)一付録(上卯),四定理37備考2(下∫7).
族長たちPatriarcbae, 四定理68備考.
尊敬veneratio, 三定理52備考.
存在existentia, 物の〜の二様式 五定理29備考.定まった〜=一種の量として考えられる限りにおいての〜=時間および場所に限定され
  た〜 一定理21証明,二定理45備考,五定理29備考.物が神ないし神の属性の中に含まれている限りにおいての〜=神の本性の必然性か
  ら生ずると考えられる限りにおいての〜 二定理8の系,45備考,五定理29備考.*神の”については 一定理11.

[タ]
第一原因【原因の項を見よ〕.
第一種の認識cognitioprimigeneris, 〜=意見=表象 二定理40備考2.〜は誤謬の唯一の原因 二定理41.
第二種の認識cognitiosecundigeneris, −=理性=普遍的認識 二定理40備考2,五定理36備考.〜は必然的に真 二定理41.”から第三種の認識が生ずる 二定理47備考,五定理28.
第三種の認識cognitiotertiigeneris, 〜=直観知 二定理40備考2.〜は精神の最高の徳 五定理25.〜から精神の最高の満足=神への愛
  が生ずる 五定理27,32系.精神が物を第二種および第三種の認識で認識するにつれて死は恐るべきものでなくなる 五定理38.*なお第三種の認識については五定理25以下の諸定理参照.
対象(1)(観念されたもの)ideatum, 真の観念はその〜と一致する 一公理6.
対象(2)(前に横たわっているもの,客体)objectum.
大胆な,大胆audax,audacia,三定理51備考,三感情定義40.*その他 四定理69証明.
第二次概念notionessecundae,二定理40備考1(上7イ0).
太陽sol, 〜に関する我々の表象について 二定理35備考,四定理1備考.
妥当な(十全な)観念ideaadaequata, ニ定義4.*〜=明瞭判然たる観念 二定理36.〜からは”が生ずる 二定理40.}から精神の能動が生ずる 三定理3,四付録2,五定理20備考(下J7れ
妥当な(十全な)原因causaadaequata, 三定義1.
魂の在りかanimaesedes, 二定理35備考.
端正(な)honestum, 四定理37備考1.*その他 三感情定義27説明,33説明,四定理18備考(下βれ 58備考,70備考.
端正心bonestas, 四定理37備考1.*その他 四付録15,24.

[チ]
知覚perceptio, 概念との相違 二定義3説明.
知覚するpercipere, 広義の認識するの意味に用いられ妥当な認識にも非妥当な認識にも適用される.*〜=結論する 一定理23証明.〜力〔能力の項を見よ〕.
恥辱pudor, 三定理30備考,三感情定義31.*蓋恥との差 三感情定義31説明.*その他 三定理40備考,四定理58備考,付録23.
知性intellectus, 〜は神の属性とその変状を知覚する ⊥定義4,定理30.〜と表象の相違 一定理15備考(上∫れ 〜は思惟のある様態
  一定理31証明.”=意志 二定理49系.理性ないし” 四付録4.*無限の〜については一定理16,30,31,二定理4証明,7備考,11系,
  五定理40備考その他参照.現実的一および可能的〜については一定理31備考,33備考2(上gの参照.
知性作用,知力intellectio.
秩序ordo, 観念の”は物(原因)の”と同一 二定理7,9証明,19証明,20証明,五定理1証明.自然の共通の秩序 二定理29系,四定理4
  系,57備考.知性による− 二定理40備考2,五定理10備考(下70れ*表象の有としての” 一付録(上βタ′).
抽象的,抽象的にabstractus,abstracte, 〜あるいは皮相的に 一定理15備考(上∫れ 〜ないし一般的に 四定理62備考.*その他 二定理45備考,49備考(上7∂7ノ1).
超絶的名辞terminitranscendentales, その起源 二定理40備考1(上7イ0).
嘲弄(嘲笑)irrisio,三定理52備考,三感情定義11.*〜と笑いとの差 四定理45備考.
直観知,直観的認識scientiaintuitiva,COgnitiointuitiva,”=第三種の認識.その項を見よ.なお二定理40備考2,五定理36備考参照.

[ツ]
罪【罪過の項を見よ〕.
強さ、〔精神の強さの項を見よ).

[テ]
定義de丘nitio, 物の真の〜はその物の本性を表現する 一定理8備考2(上イの.本性ないし”一定理8備考2(上イれ ある物の”からその
  物の諸特質が結論される 一定理16証明.〜すなわち本質 一定理16証明.本質ないし” 一定理33備考1.
貞節(貞操)castitas, 〜は精神の能力を示す. 三定理56備考,感情定義48説明.
鄭重humanitas, 三定理29備考,三感情定義43.
定理propositio.
デカルト Cartesius, 一定理19備考,三序言(上7βの,五序言(下9れ

[ト]
同感sympatbia, 三定理15備考.*好感の項,三感情定義8参照.
道義心pietas, 四定理37備考1.*その他 二定理49備考(上7βJ),四定理18備考(下JO),51備考,付録15,五定理4備考,41,同備考.
同情misericordia, 三感情定義24.*憐憫との相違 三感情定義18説明.
動物animalia,bruta, 〜は感覚を有する 三定理57備考,四定理37備考1.〜と人間と相互間の権利 四定理37備考1.〜の感情は人間の感情と異なる 四定理37備考1.
動物精気spiritusanimales, 五序言(下タβJ軒).
徳virtus, 四定義8.*”=能力 三定理55のあとの系証明,四定義$.”=人間の本質 四定義8.〜の基礎=自己の有を維持しないし自
  己の利益を求めること 四定理18備考(下29∫).真の”=理性の導きに従って生活すること 四定理24,36証明,37備考1・最高の〜=
 神の認識 四定理28.至福=一 五定理42.*その他 二定理49備考(上7βj),四定理22,23,36,59備考・
特質(特性)proprietas,本性ないし本質との対立語として用いられる 一付録(上β2ノ1),二定理49備考(上7βれ三感情定義6説明・ある物
 の〜はその物の定義(=本質)から結論される 一定理16証明・*その他二定義4,三感情定義28説明.*神の諸〜一付録(上紹)・実体の諸” 二定理10備考.
努力conatqs,自己保存の一(=自己の有に固執しようとする〜)=物の本質=徳の第一・唯一の基礎 三定理7,四定理22,同証明,同系・
 〜ないし欲望 三定理37証明,58証明,四付録1・−ないし衝動 三定理35証明,37証明.能力ないし一 三定理7証明・*その他 三定理8,9,同備考,感情定義1説明,32説明・
奴隷servus,四定理66備考.
食欲avaritia,三定理56備考,三感情定義47.
食欲者avarus,三定理39備考,三感情定義48説明,五定理10備考(下772).
       
[ナ]
軟mollia, ニ補助定理きのあとの公理3・

[ニ]
憎しみOdium,三定理13備考・三感情定義7・*〜は愛によって征服される三定理43.ある物への一は他の原因の観念と結合する時消滅
 する三定理48.自由なものへの”は必然的なものへの−より大である 三定理49.*その他 三定理38,44,45,46,四定理45,同系1・同系2,定理46,同備考,五定理18.
憎み返しodiireciprocatio,reCiprocumodium・三定理40備考・43・
人間bom占,〜の本質は必然的存在を含まぬ 二公理1・”は思惟するこ公理2.精神と身体から成る二定理13系・”が存在に固執する力
 は外部の原因の力によって無限に凌駕される 四定理3・一は自然の一部 四定理4,付録7.”は感情に捉われる限り対立的であり理性
 に導かれる限り一致的である 四定理34,35・”にとっては理性に導かれる~ほど有益なものはない四定理35 系1 ,付録9 .* その他
 二定理10, 同系,四定理18 証明, 同備考(下朗),32 ,33,68 備考,付録4.
認識co g n itio , ~ と観念との等直については観念の項を見よ・善および惑の~は我々に意識された限りにおける喜びあるいは悲しみの感情
 にほかならぬ四定理8 .善および悪の真の”は真であるというだけでは感情を抑制しえぬ四定理14 .*第一種の~,第二種の~,第三種の”, 直観的”についてはそれぞれその項を見よ.
認識する(1)c og n o sce re, 広く一般に認識作用を示すのに用いられる.
認識するく2)(理解する)in tellig ere, 広義にも用いられるが特にしばしば知性的認識,妥当な認識について用いられる.

[ネ]
ねたみin v id ia , 三定理24 備考, 三感情定義23. * その他三定理32 備考, 感情定義33 説明,四定理73 備考,五定理20.

[ノ]
能動actio 【活動の項もあわせ見よ〕, 三定義3,四付録2 .*精神の”ほ妥当な観念からのみ生ずる三定理3 .*その他四付録3.
能動する(働きをなす)a g ere, 三定義2 .* その他三定理1, 同系,五定理40 .
能力(力,力量)p oten tia ,V is,p O te Sta S, まれにv irtu s, ~ないし努力三定理7 証明,57 証明. ” =本質三定理7 証明. ~=徳四定
 義臥人間の”は制限されている四定理3. おのおのの受動の一は外部の原因の~によって規定される四定理5.精神の” =正しい認
 識=妥当な観念の形成五序言(下7即),定理4 備考,三定理3・*神の”については一定理17 備考(上∂7ノニ),34 ,35,二定理3 証明,同備
 考. 自然の”については三序言(上7β∫′),四定理5 7 備考・感情に対する精神の~については五全体, ことに五定理20 備考全体・
能力(機能,適性)facu ltas, 意志したり意志しなかったりする” 二定理48 証明.認識し・欲求し・愛しなどする~,否定し・肯定する〟
 二定理48 備考.思惟する一,感覚する”,意志する~ 二定理49 備考(上7∫れ

[ハ]
働き〔活動および能動の項を見よ〕.
働きを受ける〔受動するの項を見よ).
働きをなす〔能動するの項を見よ).
反感an tip ath ia , 三定理15 備考. *反撥の項,三感情定義9 参照.
反対的(対立的, 相反的, 反対である)co n tra riu $.
反撥av e rsio , 三感情定義9. *反感の項,三定理15 備考参照.備考scb o liu m .

[ヒ]
非妥当な(非十全な)観念id ea in a d aeq u ata , ”=毀損・混乱した観念二定理35. ~は妥当な観念と同一の必然性をもって起こる二定理36. ”から受動が生ずる三定理3 . ~は人間の無能力を表わす五定理20 備考(下77れ
非妥当な(非十全な)原因ca u sa in a da eq u ata , 三定義1. *” =部分的原因三定義1.
必然性n e cessitas, ~ =永遠性一定理10 備考,2 3 証明,四定理6 2 証明.神の本性の” 一定理16,29 備考,付録(上タれ自然の” 三序言(上7∂β㍉五定理10 備考(下770).
 人間の本性の~ 四定理37 備考2(下イの.ある永遠の” 一付録(上郎), 五定理2 2 証明,23 証明,42 備考.
必然的n e cessa riu s, 一定義7,定理33 備考1.*理性は物を~ として観る二定理44 .
否定,否定するn e ga tio ,n eg a re .
非難v itu p eriu m , 三定理29 備考.
実,乗なるものp u lc b ra, 一付録(上卯).
芙味欲1u x ロria , 三定理56 備考, 三感情定義45.
表象im a g in atio , 四定理1 備考,五定理34 証明.* ~=第一種の認識=誤謬の唯一の原因二定理4 0 備考2 ,41. しかし~はそれ自身には
 誤謬を含まぬ二定理17 備考,35 備考,49 備考(上7∂り. ~においてあるものと知性においてあるもの一定理15 備考(上朗). 感情は一種の” 四定理9 証明,五定理34 証明. ~ないし記憶五定理3 4 備考, 39 備考.
表象作用,表象力im aginatio・物を偶然的として観るのは~による こ定理4 4 系1, -は身体とともに滅ぶ五定理40 系.* その他 付録(上βタ。折).
表象するim a g in a ri, ニ定理17 備考・* もっぱら感覚的認識作用を表わす一付録(上g9。折),二定理35 備考.”場合は物を抽象的皮相的に認識する一定理15 備考(上5れ精神は身体が続く間だけ-ことができる五定理2 1.時には広義の認識作用を示すのにも用いる五定理7 証明.* その他一定理8 備考2(上4j),三定理11 備考,12,1 3,16, 四定理9 備考.
表象像im a g o , ニ定理1 7 備考,三定理2 7 証明,32 備考・*観念との区別二定理48 備考,49 備考(上7朗). 身体の変状あるいは物の”五定理14. ~あるいは感情五定理11 証明.”の現われる頻度 五定理11,12 ,13 ,14.* その他二定理18 備考,4 0 備考1(上740 ∫ ),三要請2 ,定理18 備考1,備考2 ,四定理9 備考,59 備考.
表象の有e n tia im a g in atio n is, 一付録(上卯).
非礼(な)tu rp e, 四定理87 備考1.* その他三感情定義2 7 説明, 四定理7 1 備考,7 3 備考,付録15.

[フ]
不可能的im po ssib ilis, 一定理3 3 備考1.
不完全性im p erfectio , ”は物の存在を排除する一定理11 備考・なお四序言全体を参風.
復讐(心)v in d icta , 三定理4 0 系2 備考,三感情定義37. *その他三定理41 備考,四定理45 系1.
不条理a b su rd u m .
不正,不正義in justu m , 四定理37 備考2(下郎).*その他四付録1 5 .
物質m a te ria , 一定理15 備考(上朗).
物体co rp u s, ニ定義1,一定理15 備考(上〟).* ~は”によって限定される一定義2 .*物体の本性については二定理13 のあとにある公理1 以後参照.
物体的自然co rp o rea N atu ra, 一定理11 第1 別証.
物体的実体corporeasubstantia, 一=延長した実体.実体ならびに延長した実体の項を見よ.
部分的原因cansapartialis, 〜=非妥当な原因.三定義1ならびに四定理2証明参照.
侮蔑dedignatio, 三定理52備考.*その他 三定理59備考,三感情定義5.
普遍的universalis.
不法injuria, 四定理46備考,付録14,五定理10備考(下77の,20備考(下77れ
プリダンの雄鳥asinaBuridani, 二定理49備考(上7βれ
憤慨indignatio, 三定理22備考,三感情定義20.*その他 四定理51備考,73備考,付録24.
         
[ヘ]
ヘブライ人たち(二,三の”)quiddamHebraeorum, 二定理7備考.
変状(刺激状態,触発状態,発現)aぽectio, 刺激ないし触発によって呈する一定の状態を意味する.実体の〜=様態(=個物)一定義5.神
 の属性の”=個物(=様態)一定理25系.身体の”主物の表象像二定理17備考,三定理32備考.身体のある種の”およびその観念=感
  情 三定義3.身体の”の観念は非妥当である 二定理28.身体の”の観念の観念も非妥当である 二定理29.しかし我々は身体の〜につ
  いてある明瞭な概念を形成しうる 五定理4.*なお身体の変状についてはこの他に二定理19,22,23,25,26,27,四定理7証明,同系,五定理4系,10,同備考(下70れ14,39証明参照.
変状する(発現する,刺激される,触発される)a缶ci, 神または神の属性があるものに” 一定理28証明,二定理9,同証明,同系証明,12 証明,19証明,24証明,25証明,28証明,39証明,40証明,三定理1証明,2証明.

[ホ]
忘恩ingratitudo, 四定理71備考.
法則1ex, 神の本性の諸” 一定理17,同証明.自然の〜 三序言(上7β∫∫),定理2備考(上777ノニ).社会を建てる〜 四定理37備考2 (下∫れ
法律jus,1ex, 四定理37備考2(下朗),72備考,73証明,付録24.
補助定理1emma・
本質essentia, ニ定義2,定理10系備考.*この語は本性と等置され(三定理56証明,57証明,四定義8),特質と対立させられる(三感情定義6説明).また時に定義と等置され(一定理16証明33,備考1),
  形相と等量され〔四序言(下77)〕,永遠の真理と等置され〔一定義8説明,定理17備考(上∂J)〕,また他面においては自己保存の努力と等直され(三定理7),衝動と等置され(三定理9備考),欲望と等直され
  る(三定理56証明,57証明).*絶対に永遠無限なるものの” 一定義6説明.神の一 一定理34,二定理3備考.精神の〜 三定理3証明,10証明.人間の” 二定理10,同系,三定理56証明,57証明,四定義8.形相的〜についてはその項を見よ.
本性natura, 〜=定義 一定理8備考2(上44).物の〜はその物の真の定義によって表現される 一定理8備考2(上44).〜=本質 三定理56証明,57証明,四定義8.特質と対立的に用いられる 一付録(上β2),二定理49備考(上7∂4).しかし広義に一般的性質を表わす意味にもしばしば用いられる.

[ミ]   
見くびり despectns, 三定理26備考,三感情定義22.*その他 四定理48.
民衆vulgus, 二定理3備考,三定理29備考,四定理54備考,58備考,五定理41備考.

[ム]
無限(な)infinitum, 一定理8備考1.*その他 一定義6,同説明,定理15備考全体参照.
無限定(な)indefinitum, 二定義5説明,三定理8,9.
無恥impudentia, 三感情定義31説明.
無知の避難所ignorantiaeasylum, 一付録(上βれ
無能力,無力,無能impotentia, 四定理37備考1.*その他 一定理11第2別証,三感情定義26,四定理18備考(下2の,20,32証明,45系2備考,五定理20備考(下77れ
夢遊病者somnambnlus, 三定理2備考(上77J′).

[メ]
迷信superstitio, 一付録(上朗),三定理50備考,四定理37備考1,45系2備考,付録31.
名誉(誇り)gloria, 三定理30備考,三感情定義30.*その他 三定理34,39備考,41備考,42,四定理58,同備考,五定理10備考(下777),36備考.
名誉欲(野心)ambitio, 三定理29備考,56備考,三感情定義44.*その他 三定理31備考,32備考,三感情定義48説明,四定理44備考.付録25,五定理4備考.
名誉欲者(名誉欲の掛、者,名誉に飢える者)ambitiosus,三定理39備考,三感情定義48説明,四定理44備考,五定理10備考(下777).

[モ]
モーゼMoses, 四定理68備考.
目的丘nis, 自然は何ら”を有しない 一付録(上β∂J折),四序言(下れ〜=衝動 四定義7・理性に導かれる人間の究極目的=一切の物の妥当認識 四付録4.*神学者たちのいわゆる同化の〜と需要の〜 一付録(上β7).
目的原因causa丘nalis, 〜=人間の想像物 一付録(上郎).〜=衝動 =起成原因 四序言(下9).

[ヤ]
野心〔名誉欲の項を見よ〕.

[ユ]
有(l)esse, 〜=本質(この等置は,二定理11と三定理3証明および10証明を比較参照せよ).神は万物の〜に関する原因 一定理24系,二定理10備考・おのおのの物は自己の〜に固執する 三定理6,7,8,9. 時に〜=実在性 一定理9,10備考.*実体の〜,実在的〜,理性の〜 表象の〜,形相的〜,想念的〜についてはおのおのその項を見よ.
有(乏)(実有,実在物)ens〔実有の項を見よ〕.
憂鬱melancholia, 三定理11備考.*その他 三感情定義3説明,四定理42,45系2備考.
有益utile, 〜=善 四定義1,定理31系.おのおのの物は我々の本性に一致すればするだけ〜である 四定理31系.人間にとっては理性に導かれる人間が最も”である 四定理35系1,付録9.
勇気animositas, 三定理59備考.*〜は精神の強さの一部 三定理59備考.〜の種類 三定理59備考.*その他 三感情定義48説明,四定理69系,同備考,五定理10備考(下777),41,同証明.
ユークリッドEuclides, 二定理40備考2.
有限(な)丘nitum, 一定理8備考1.*その他 一定義2,定理28,二定義7.
友情amicitia, 四定理37備考1,付録12,14,17,26,五定理10備考(下77れ

[ヨ]
要請postl11atum, 〜あるいは公理 三要請1.
様態modus, 一定義5.*〜=個物=神の属性の変状 一定理25系,27証明.実体と”のほか何ものもない 一定理28証明.すべての〜は合して所産的自然を形成する 一定理29備考.延長の〜とこの〜の観念は同一物 二定理7備考.無限の一については 一定理21,22,23.永遠なる〜 五定理40備考.*その他 一定理15証明,29証明,二公理3,5,定理6,8.
様態的変状modificatio, 一定理8備考2(上イカ.*”=様態 一定理8備考2(上イj)および28証明内容を参照.人間の本質は神の属性のある〜から成る 二定理10系.無限の一 一定理22,23.
欲望cupiditas, 三定理9備考,感情定義1.*〜は基本的感情の一つ 三定理11備考,感情定義4説明.〜=努力 三定理37証明,58証明,感情定義1説明,四付録1.時に衝動と区別され時に等直される 三定理9備考,37証明,感情定義1説明.〜=人間の本質 三定理56証明,57証明,感情定義1.時に意志と区別され時にやや混同される こ定理48備考,三定理9備考,感情定義1説明.受動感情なる〜のほかに能動感情なる〜が存する 三定理58,四付録2.前者は過度になりうるが後者は過度になりえぬ 四定理44,61・*その他 三定理15・四定理18,60,同備考.
予言者たちProphetae, 四定理54備考・
喜び1aetitia,三定理11備考,三感情定義2・*”は基本感情の一 三定理11備考,感情定義4説明.〜は原則的には善 四定理41・受動感情なる〜のほかに能動感情なる〜が存する 三定理58・*その他 三定理15,四定理18,付録30.

[ラ]
落胆conscientiaemorsus,三定理18備考2,三感情定義17・*その他 四定理47備考.

[リ]
理解する〔認識する(2)の項を見よ〕.
理性ratio,〜=第二種の認識 二定理40備考2・”は物を必然的として観る 二定理44.〜は物を永遠の相のもとに知覚する 二定理44系2,五定理29証明.〜の基礎は概念 二定理44一系2証明・〜は自己の真の利益を求めるように教える 四定理18備考(下2れ −の努力は認識することにのみ向けられる 四定理26.〜の導きに従って生活する人間は相互に必然的に一致する 四定理35.〜ないし知性四付録4.*その他 四定理24,35系1,36備考,59,同証明,付録5,9・
理性の有entiarationis,一付録(上97),二定理49備考(上7β2)・
理由ratio,〜ないし原因 一定理11第1別証,四序言(下9)・
流動的色uidum, ニ補助定理3のあとの公理3・
倫理学Etbica.

[レ]
礼譲modestia,受動・能動両用の意味に用いられ前者の場合は”=鄭重 三感情定義43.また”=名誉欲の一種 三感情定義48説明,四付録25.能動の場合は〜=寛仁の一種 三定理59備考・また”=道義心 四付録25.
隷属servitus, 四序言(下7).
連結(結合)connexio,観念の〜は物(原因)の〜と同一 二定理7,9証明,19証明,20証明,五定理1証明.
連結(連鎖)concatenatio,観念のある−=記憶 二定理18備考・
憐憫commiseratio,三定理22備考,三感情定義18・*同情との区別 三感情定義18説明.〜は原則的には悪で無用 四定理50・*その他 三定理27備考,四定理50系,同備考,付録16.

[ロ]
論争controversiae,一付録(上97),二定理40備考1(上7イ2),47備考.
論理学Logica, 五序言(下卯).

[ワ]
和合concordia, 一および友情 四付録14・〜を生むもの 四付録15,16,21,23.
和合的に,和合してconcorditer,人間が〜生活しうる道 四定理37備考2(下イれ 人間が一生活するに役立つものは有益で善 四定理40,同証明.
笑いrisns, 一は身体にのみ関係する 三定理59備考.嘲弄(嘲笑)との差 四定理45系2備考.


スピノザエチカ(倫理学)(下) 〔全2 冊〕ワイド版岩波文庫279 2006 年12 月15 日第1 刷発行
はたなかなおし 訳者畠中尚志
発行者山口昭男 発行所株式会社岩波書店 〒101-8002 東京都千代田区一ツ橋2-5-5
案内03-5210-4000 販売部03-521什-4111 文庫編集部03-5210-4051
h t t p ://w w w .i w a n a m i.c o .j p / 印刷・理想社カバー・半七印刷製本・桂川製本 IS B N 4-0 0-1 0 72 7!トⅩ P rin te d in Ja p a n


   索引

一,各語句の配列は五十音順によった.
二,個所の指示は原則としてページ数によらず,部の数と定義,公理,定理などの番号(またはその証明,系,説明,備考,時には序言,付録の番号)とによったが,ニページ以上にわたる備考, 序言,付録で検出に比較的困難なものには例外的にべージ数も併記した.-・・二,三… …の和数字はそれぞれ第一部,第二部,第三部・…‥を表わし7,2,J… …のイタリック数字はページを示す.なおページ数のあとに折々付されている√J折はそれぞれ次ページ,次々ページの略符.
四,各語句のうち本書のどこかにその定義の出ているものはその個所をその語句に関する他の諸個所に先んじて指示しかつゴシックの活字を用いて一目明瞭にした.
五・各語句のうち指示個所の多いものは大体(1)その定義個所,(2 )その語に関する注目すべき命題ないし項定の出ている個所,(3)その他の関係個所,(4)その語句を含みまたはその君句と関連のある重要語旬の出ている個所,の順序で区分しかつ区分が変るごとに*印を付した. しかし指示個所の多い語句がすべてこのように四区分されているわけでなく, このうちの二区分ないし三区分だけのものも少なくない.
六,重要な語句でも一般的用例に従ったもので別に本書の中で特殊的適用を見ていないもの, また特殊的適用の語句でもこの索引に出ている他の語句の派生語にすぎないものはしばしばその原語を挙げるのみにとどめた.