エマニュエル・トッド - Wikipedia
NAMs出版プロジェクト: エマニュエル・トッド - Wikipedia
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NAMs出版プロジェクト: 柳田国男と孝(柄谷行人『遊動論』をめぐって)&蝸牛考
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コロナ関連
20200523
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![]() | 増田聡 (@smasuda) |
「日本人のナルシシズム」とは何か?E・トッドの言葉から考える gendai.ismedia.jp/articles/-/673…「「日本はナショナリズムというよりも、ナルシシズムだろう」(中略)トッド氏はシンプルにこう述べた。現在の日本には、国家を強大なものにしたいという意志を感じないからだ、と」
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某『シャルリとは誰か?』評より
…トッドは、権威主義と平等主義を原則とする外婚制共同体家族の地域が旧共産圏と見事に重なることを発見したのだ(イタリア共産党の最大の拠点はトスカーナだった)。「家族制度がイデオロギーを規定する」というトッドの主張は、当然のことながらはげしい論争を巻き起こした。
エマニュエル・トッド - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド
- ^ Sagart, Laurent; Todd, Emmanuel (1992), “Hypothesis on the Origins of the Communal Family System”, Diogène 160: 145-182 邦訳:「新人類学序説−共同体家族システムの起源」(『世界像革命』所収)
トッドは当初、家族型の分布は偶然であり、何ら環境的要因はないとしていた。すなわち、ドイツと日本が似ているのは同じ直系家族だからだが、両民族が直系家族なのは偶然の一致だと見ていた。しかし後に、言語学者のローラン・サガールの指摘により、家族型の分布が、中心から革新が伝播して周辺に古形が残るという周圏分布をなすことを示した[*]。これは言語地理学の重要な原則であり、日本では柳田國男の『蝸牛考』でよく知られている。ユーラシア内陸に外婚制および内婚制の父系共同体家族があり、その外側のドイツや日本に直系家族があり、さらにその外側のイングランド、フランス、東南アジアに核家族が存在する。これは、父系共同体家族が最も新しく、次に直系家族が新しく、核家族が最も古い残存形態であることを表している。
トッドとサガールによれば、ユーラシア中心部で生まれた父系共同体家族は、兄弟の連帯に基づく巨大な集団を作る点で軍事的に優位であり、征服を通して広まり、集団主義と女性の低い地位をもたらした。かつてバッハオーフェンが主張した母権制から父権制への移行は歴史的事実ではないが、父系社会のほうが新しいという直感は正しかったのである。アングロサクソンの自由主義や女性の高い地位が、近代性ではなく辺境の古さに由来するという結論には驚くべきものがある。
トッドらは、いつ父系共同体家族に変わったかをいくつかの地域について示している。中国が共同体家族になったのは秦による中国統一からである。秦の軍事的優位の一因として共同体家族制を挙げる。東方六国は儒教に明示される直系家族であった。これに対し、共同体家族の価値観を反映するのは法家思想である。秦以降の儒教は共同体家族の価値観によって変化し、兄弟の序列を重視しなくなった。
世界像革命 〔家族人類学の挑戦〕 | エマニュエル・トッド, 石崎 晴己 2001
Sagart, Laurent; Todd, Emmanuel (1992), “Hypothesis on the Origins of the Communal Family
http://journals.sagepub.com/doi/pdf/10.1177/039219219204016009
http://journals.sagepub.com/doi/pdf/10.1177/039219219204016009
トッドは、対談で日本における人口=家族パターンの地域性を説明するために用いた、明治前期の府県別一世帯あたり夫婦組数の図をパリに持ち帰り、自分の研究室の壁に貼りたい、といつておられたが、あの地図はどうなったのだろうか、少々気にかかるところである。速水融
『新ヨーロッパ大全』
- L'Invention de l'Europe, Seuil, coll. L'Histoire immédiate, Paris, 1990.
- 新ヨーロッパ大全, 藤原書店, 石崎晴己・東松秀雄訳, 1992, ISBN 4-938661-59-4.
西欧の基本的な家族型は、絶対核家族、平等主義核家族、直系家族、外婚制共同体家族の四種であり、これをトッドは親子関係と兄弟関係に従って以下のように分類した。
親子関係 | |||
---|---|---|---|
自由 | 権威 | ||
兄弟関係 | 平等 | 自由・平等 平等主義核家族 | 権威・平等 外婚制共同体家族 |
非平等 | 自由 絶対核家族 | 権威・不平等 直系家族 |
ここで非平等とは、平等への無関心(絶対核家族)と積極的な不平等(直系家族)を含む用語である。
トッドはまた、イデオロギーも家族構造に影響されていることを示した。
家族型 | 基本的価値 | イデオロギー | ||
---|---|---|---|---|
社会主義 | 民族主義 | 反動的宗教 | ||
平等主義核家族 | 自由と平等 | 無政府主義 | 自由軍国主義 | キリスト教共和主義 |
直系家族 | 権威と不平等 | 社会民主主義 | 自民族中心主義 | キリスト教民主主義 |
外婚制共同体家族 | 権威と平等 | 共産主義 | 狭義のファシズム | - |
絶対核家族 | 自由 | 労働党社会主義 | 自由孤立主義 | - |
エマニュエル・トッド - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド
エマニュエル・トッド (Emmanuel Todd, 1951年5月16日 - ) は、フランスの歴史人口学者・家族人類学者である[1]。人口統計による定量化と家族構造に基づく斬新な分析で知られる。現在、フランス国立人口学研究所 (INED) に所属する。2002年の『帝国以後』は世界的なベストセラーとなった。
来歴
エマニュエル・トッドは作家のポール・ニザン(1905 - 1940)の孫、ジャーナリストのオリヴィエ・トッド(Olivier Todd)の息子として、1951 年にサン=ジェルマン=アン=レーで生まれた。ユダヤ系であるが、家族が第二次世界大戦中にカトリックに改宗したため、ユダヤ人としての教育は受けていない[2]。 1967年から1969年までフランス共産党員[3] だった。 パリ政治学院を卒業後、父の友人であるエマニュエル・ル・ロワ・ラデュリの勧めでケンブリッジ大学に入学した。家族制度研究の第一人者であるピーター・ラスレットの指導の下、1976年に『工業化以前のヨーロッパの七つの農民共同体』と題する博士論文を提出し、博士号を取得した[4]。当時ラスレットは、アングロサクソンが工業化以前から核家族であったことを発見していた。続いて核家族が世界に普遍的な家族構造であることを示そうとしていたが、博士論文において家族構造の多様性を見出していたトッドはそれに反対し、ラスレットの下を去った。
『最後の転落』
同じ 1976 年、最初の著作である『最後の転落』 (La Chute finale) において、10年から30年以内のソビエト連邦崩壊を人口統計学的な手法で予想し、注目された。この本は 7 か国語に訳され、25歳にして国際的に知られるようになった。前年にベトナム戦争が北ベトナムの勝利で終結し、ソビエトの威信が高まる中、フランスでは、ソビエトでは全体主義に順応した新しいソビエト的人間が生まれ育っているので体制崩壊はない、という主張があった[2]。これに対しトッドは、ロシア人女性が識字率上昇の後に出産率が下がるという人類の普遍的傾向に従って近代化していることを示し、ソビエト的人間説を否定した。また通常は下がり続ける乳児死亡率が、ソビエトでは 1970年から上がり始めたことを指摘し、体制が最も弱い部分から崩れ始めたと主張した。ソビエト連邦は実際に 1991年に崩壊し、トッドは予言者と見なされることとなった。
『世界の多様性』
トッドはその後、1983年に『第三惑星』 (La Troisième Planète)、1984年に『世界の幼少期』 (L'Enfance du monde) を著した。後にこの二作は『世界の多様性』 (La Diversité du monde) として一冊にまとめられた。トッドはこの中で世界の家族制度を分類し、大胆に家族型と社会の関係を示した。ピエール・ショーニュ、エマニュエル・ル・ロワ・ラデュリ、アンリ・マンドラーズ、ジャン=フランソワ・ルヴェルらフランスの歴史学者、社会学者に支持され、非常に活発な議論を引き起こした[5]。
トッドが示した家族型は以下のとおりである。
- 絶対核家族 (la famille nucléaire absolue)
- 子供は成人すると独立する。親子は独立的であり、兄弟の平等に無関心である。いとこ婚は禁止される。遺産は遺言に従って分配される。イングランド、ウェールズ北部、マン島、オランダ、デンマーク、ノルウェー南部、フランス(フィニステール県を除いたブルターニュとペイ・ド・ラ・ロワール地域圏)、イングランド系のアメリカ合衆国、カナダ (ケベック州を除く)、オーストラリア、ニュージーランドに見られる。基本的価値は自由である。世界の他の地域に比べ、女性の地位は高い。これは、核家族が本質的に夫婦を中心にするため、夫と妻が対等になるからである。一方、基本的価値が自由であることから、子供の教育には熱心ではない。個人主義、自由経済を好む。移動性が高い。
- 平等主義核家族 (la famille nucléaire égalitaire)
- 直系家族 (la famille souche)
- 子供のうち一人(一般に長男)は親元に残る。親は子に対し権威的であり、兄弟は不平等である。ドイツ、スウェーデン、オーストリア、スイス、ルクセンブルク、ベルギー、フランス南部 (地中海沿岸を除く)、スコットランド、ウェールズ南部、アイルランド、ノルウェー北西部、スペイン北部(バスク)、ポルトガル北西部、日本、朝鮮半島、台湾、ユダヤ人社会、ロマ、カナダのケベック州に見られる。イタリア北部にも弱く分布し、また華南に痕跡的影響がある。かつてはアテネもこの形態だった。日本とユダヤではいとこ婚が許され、他では禁止される。基本的価値は権威と不平等である。子供の教育に熱心である。女性の地位は比較的高い。秩序と安定を好み、政権交代が少ない。自民族中心主義が見られる。
- 外婚制共同体家族 (la famille communautaire exogame)
- 息子はすべて親元に残り、大家族を作る。親は子に対し権威的であり、兄弟は平等である。いとこ婚は禁止される。ロシア、フィンランド、旧ユーゴスラビア、ブルガリア、ハンガリー、モンゴル、中国、インド北部、ベトナム、キューバ、フランスのリムーザン地域圏およびラングドック=ルシヨン地域圏とコートダジュール、イタリア中部(トスカーナ州やラツィオ州など)に見られる。基本的価値は権威と平等である。これから、共産主義との親和性が高い。トッドがそもそも家族型と社会体制の関係に思い至ったのは、外婚制共同体家族と共産主義勢力の分布がほぼ一致する事実からである。子供の教育には熱心ではない。女性の地位は一般に低いが、ロシアは北欧の影響により例外的に高い。
- 内婚制共同体家族 (la famille communautaire endogame)
- 非対称共同体家族 (la famille communautaire asymétrique)
- アノミー的家族 (la famille anomique)
- アフリカ・システム (le système des familiaux africains)
トッドはこれら家族制度こそが、社会の価値観を生み出すのだと主張した。これを先験的(アプリオリ)と表現する。すなわちこれらの価値観は、特定の家族制度のもとに生まれることで自動的に身につけるからである。
例えば、多民族からなる帝国を築くには平等を基本的価値として持っていなければならないとする。ローマ帝国、イスラム帝国、唐帝国は、それぞれ平等主義核家族、内婚制共同体家族、外婚制共同体家族の帝国であり、先験的な平等意識に支えられている。一方、直系家族であるドイツ、日本、かつてのアテネは、どれも自民族中心主義から脱することができず、帝国を築くのに失敗している。イングランドは大帝国を築いたが、間接統治であり、他の民族を自国に統合するものではなかった。
トッドの理論は様々な疑問を説明する。例えば、なぜ共産主義体制はマルクスが予想したような資本主義先進国ではなくロシアや中国で実現したのか、なぜ遠く離れたドイツと日本の社会制度が似ているのか、なぜアメリカ人は自由と独立を重視するのか、などである。説明があまりに明快で決定的だったため、マルクス主義が失墜しつつある当時にあって、新たな決定論であるとして激しい攻撃を受けることとなった。トッドはこれを、倫理的な判断によって事実を否定するものであるとし、事実を事実として認める者だけが事実を乗り越えられると述べている[5]。
またマルクスに代表される、経済を下部構造とするモデルは説明能力が無いとし、家族構造から識字率と経済を説明するべきであるとした。これより、直系家族である日本がヨーロッパに追い付くが追い越しはしないこと、東南アジアおよび南インドが近いうちに中南米を追い越すこと、女性の地位が低い西アジア・中央アジアと北インドが世界で最も遅れた地域となり、いずれギニア湾岸諸国に抜かれること、などを予想した。
共同体家族システムの起源
トッドは当初、家族型の分布は偶然であり、何ら環境的要因はないとしていた。すなわち、ドイツと日本が似ているのは同じ直系家族だからだが、両民族が直系家族なのは偶然の一致だと見ていた。しかし後に、言語学者のローラン・サガールの指摘により、家族型の分布が、中心から革新が伝播して周辺に古形が残るという周圏分布をなすことを示した[6]。これは言語地理学の重要な原則であり、日本では柳田國男の『蝸牛考』でよく知られている。ユーラシア内陸に外婚制および内婚制の父系共同体家族があり、その外側のドイツや日本に直系家族があり、さらにその外側のイングランド、フランス、東南アジアに核家族が存在する。これは、父系共同体家族が最も新しく、次に直系家族が新しく、核家族が最も古い残存形態であることを表している。
トッドとサガールによれば、ユーラシア中心部で生まれた父系共同体家族は、兄弟の連帯に基づく巨大な集団を作る点で軍事的に優位であり、征服を通して広まり、集団主義と女性の低い地位をもたらした。かつてバッハオーフェンが主張した母権制から父権制への移行は歴史的事実ではないが、父系社会のほうが新しいという直感は正しかったのである。アングロサクソンの自由主義や女性の高い地位が、近代性ではなく辺境の古さに由来するという結論には驚くべきものがある。
『新ヨーロッパ大全』
1990年、焦点を西ヨーロッパに絞り、家族型の他に識字率と宗教を主要な要素として織り込んだ大部の著書、『新ヨーロッパ大全』 (L'Invention de l'Europe) を著した[7]。西欧を 483 の地域に分け、それぞれについて家族型を特定し、得られた分布図を元に、識字率、農業形態、自殺率、非嫡出率、キリスト教の形態、イデオロギーなどの分布を重ね合わせ、「第三惑星」よりも遙かに緻密な分析を提示した。
西欧の基本的な家族型は、絶対核家族、平等主義核家族、直系家族、外婚制共同体家族の四種であり、これをトッドは親子関係と兄弟関係に従って以下のように分類した。
親子関係 | |||
---|---|---|---|
自由 | 権威 | ||
兄弟関係 | 平等 | 自由・平等 平等主義核家族 | 権威・平等 外婚制共同体家族 |
非平等 | 自由 絶対核家族 | 権威・不平等 直系家族 |
ここで非平等とは、平等への無関心(絶対核家族)と積極的な不平等(直系家族)を含む用語である。
ヨーロッパの宗教改革は、家族型、識字率、およびローマからの距離に基づいて決定された。プロテスタントの教義は、直系家族に最も強く訴えるものであった。予定説での権威的で不平等な人間の扱いは、権威的な親子関係と不平等な兄弟関係を持つ直系家族と一致するのである。このため、宗教改革の中心はドイツ北部であった。バイエルン州やオーストリア、スイスはローマに近いために、またアイルランドやスペイン北部は識字率が低いために、直系家族にも関わらずカトリックにとどまった。イングランドやオランダは絶対核家族であり、親子関係は権威的ではないが、平等への無関心、比較的高い識字率、ローマからの遠さにより、プロテスタントに移行した。しかし予定説は捨てられ、自由意志を尊重するアルミニウス主義を取った。
一方、自由で平等な平等主義核家族の地域では、キリスト教そのものに無関心になっていった。この脱宗教化は、フランス北部、スペイン中南部、ポルトガル南部、イタリア南部で 1730年頃から始まっている。これはミサ出席率の低下として計測される。フランス北部を除き、これらの地域の識字率は極めて低かった。従って、近代化とは無関係に脱宗教化が起きたのである。プロテスタント地域の脱宗教化はずっと遅れて 1880年頃から始まっている。これは、1859年に出版されたダーウィンの『種の起源』が聖書の創造論を否定したことによる。
これらと出産率を組み合わせることで、トッドは近代が始まったのが実際に西欧であることを示した。近代とは、識字化と脱宗教化であり、これが受胎調整とイデオロギーの誕生を引き起こす。ヨーロッパにおいて常に識字率上昇の先頭にいたのはドイツとスウェーデンであるが、脱宗教化は遅れた。一方、脱宗教化の先頭にいたのは平等主義核家族の地域である。両者が交差するのがフランス北部であり、世界に先駆けて女性の出産率低下が 1770年頃から始まる。1789年に始まるフランス革命は、世界最初のイデオロギー的爆発に他ならない。
トッドはまた、イデオロギーも家族構造に影響されていることを示した。
家族型 | 基本的価値 | イデオロギー | ||
---|---|---|---|---|
社会主義 | 民族主義 | 反動的宗教 | ||
平等主義核家族 | 自由と平等 | 無政府主義 | 自由軍国主義 | キリスト教共和主義 |
直系家族 | 権威と不平等 | 社会民主主義 | 自民族中心主義 | キリスト教民主主義 |
外婚制共同体家族 | 権威と平等 | 共産主義 | 狭義のファシズム | - |
絶対核家族 | 自由 | 労働党社会主義 | 自由孤立主義 | - |
直系家族は、縦型の組織を生み出す。スウェーデン社会民主労働党が典型である社会民主主義は、平等な労働者を作るのではなく、労働組合を頂点に持ってくるものである。自民族中心主義の典型はナチズムである。
外婚制共同体家族の民族主義は狭義のファシズムであり、イタリアのファシスト党を指す。ナチズムと異なり、絶対的な序列を作り出さず、連帯を重視する。これは共産主義と通底する考えである。
労働党社会主義とはイギリスの労働党が典型であり、社会の変革を望まず、階級としての労働者を維持するものである。
『移民の運命』
1994年、トッドは『移民の運命』 (Le Destin des immigrés) において、西欧の四大国であるアメリカ、イギリス、フランス、ドイツにおける移民の状況を調べ、家族型が移民問題に決定的な影響を与えていることを示した[8]。この中でトッドが活用したのが外婚率である。すなわち、移民が受け入れ民族と結婚する比率を用いることで、移民の隔離状況を定量化した。特に、女性の外婚率が重要である。男性の外婚率は高いことがあるが、これは受け入れ民族の女性が移民社会に入るのも含まれ、必ずしも統合を意味していないからである。
移民の受け入れに最も影響を与えるのは、社会の家族型が普遍主義か差異主義かということである。平等主義核家族と外婚制および内婚制の共同体家族は普遍主義であり、移民を本質的に異なる人間とは見なさない。一方、絶対核家族、直系家族、非対称共同体家族は差異主義であり、移民を異なる民族と見なす。普遍主義が混血を許容することは、アテネに対するローマ帝国、アングロアメリカに対するラテンアメリカ、香港に対するマカオで明瞭に見て取れる。
アメリカ
アメリカは絶対核家族であり、差異主義である。人間や民族はそれぞれ異なっていると見なす。ロイド・A・トンプソンが示したように、ローマ帝国では黒人に接するにつれ敵意が減り混血が増えたのに対し、アメリカではそのようなことは起きていない[9]。1992年の統計では、アメリカの黒人男性の外婚率、すなわち白人と結婚する率は 4.6%、黒人女性では 2.3% に過ぎない。また 1990年の乳児死亡率は、白人が 8.1‰、黒人が 16.5‰ であり、黒人が劣悪な環境に隔離されていることが分かる。これに対し、フランス本国とマルティニークの乳児死亡率はそれぞれ 7.5‰ と 9.0‰ であり、本国から遠く離れたほぼ黒人だけの海外領土でも乳児死亡率はそれほど悪くない。アメリカ黒人の高い乳児死亡率は放置されているのである。
差異主義のアメリカ人が民主主義を実現したのは、まさに黒人を排除することで白人の平等を実現したからである。ピエール・ファン・デン・ベルヘはこれを領主民族の民主主義 (Herrenvolk democracy) と名付けた[10]。アメリカではユダヤ人を含むヨーロッパ人は互いに自由に結婚する。アメリカ先住民およびアジア系アメリカ人は戦前は外婚率が低かったが、戦後は上がっており、白人に統合されたことが分かる。1990年のアメリカ先住民女性の外婚率は 54%、1980年のカリフォルニア州の日系人女性は 36% であり、拡散段階に到達している。
かつてアメリカ黒人は奴隷であり、識字率が低かったが、20世紀に入ってから 50% を超え、同時代のイタリア人より高くなった。しかしイタリア移民が白人として受け入れられる一方で黒人が隔離され続けることで、隔離の理由が低教育ではなく肌の色であることが明らかになり、絶望が黒人を家庭崩壊と自殺的行動に追いやった。
アメリカでは、受け入れ社会の万能とトッドが名付けた現象が明瞭に見える。ドイツ人、スウェーデン人、その後のユダヤ人、日本人などの直系家族民族は、アングロサクソンの絶対核家族に対して教育上有利であり、急速に中上層に入り込むことになるが、数世代が経つと絶対核家族に移行し、急上昇は止まる。いかなる移民も、受け入れ社会の家族型に移行するのを阻止できない。
イングランド
シーク教徒は直系家族であり、アメリカのユダヤ人や日本人と同じく、急速に中流に入り込んでいる。イギリスの乳児死亡率が 7.5‰ であるのに対し、母親がインド生まれの乳児死亡率は 7.4‰ である。また出産率は 1990年に 2.2 にまで落ち、西欧化を果たしている。インド系二世の男性の外婚率は 16% であり、いずれ統合されると見て良い。
一方、パキスタン人は内婚制共同体家族であり、いとこ婚を優先するため、元々隔離されやすい。1990年の在英パキスタン人の出産率は 4.0 であり、近代化が及んでいない。また乳児死亡率は 14.2‰ に達する。二世の男性の外婚率は 19% であり、シーク教徒より高いが、高い出産率のため純粋なパキスタン人は増え続ける。このような隔離がイスラム原理主義の温床となる。
ジャマイカ人は母系寄りの絶対核家族であり、キリスト教徒である。家族型と宗教から言えばイングランド人に最も近い移民である。また 1960年前後の識字率を比べると、イギリス白人 99%、ジャマイカ人 82%、インド人 31%、パキスタン人 15% であり、移民の中では最も近代化されている。しかし受け入れ社会の差異主義により、黒人に分類される。シーク教徒やパキスタン人は差別されても自らの文化に守られるが、ジャマイカ人は内面はイギリス人とほとんど変わらないため、何にも守られず、アメリカ黒人と同様に家庭崩壊が起きる。しかしアメリカのような完全な隔離には至らない。1987年・1989年のジャマイカ人男性の外婚率は 15%、女性は 13% であり、アメリカと全く異なる。これは、イギリスでは階級が強く、白人の平等がないからである。下層の白人は、ジャマイカ人と同様に中上層から疎外されているので、両者間の結婚が起こる。
ドイツ
ドイツは直系家族であり、アングロサクソンの絶対核家族よりも粗暴な差異主義である。直系家族は兄弟の不平等を特徴とし、人間は互いに異なると認識するが、同時に父親の権威は中心的権力の下にまとまることを求める。この緊張が、しばしば暴力的な反応を生む。
直系家族社会は、同じ文化の小集団を被差別民として指定することがある。日本における部落民や、南西フランスにおけるカゴ (Cagot) がこれに当たる。カゴは、村から離れて住み、墓地が別であり、非カゴとの婚姻が許されず、教会では特別の席が定められていた。職業は建具職人や大工であり、南西フランスの人口の 1% から 2% を占めていた。18世紀前半には、平等主義核家族のパリの支配によりカゴは解放され、消滅した。
これと似た立場にいたのがドイツのユダヤ人であるが、宗教が異なるため一層疎外されていた。19世紀にドイツの直系家族は病的に硬直していく。プロイセンでは、1816年-1820年期から 1871年-1875年期までで、乳児死亡率が 168‰ から 224‰ に悪化する。同時期、同じ直系家族のスウェーデンでは 176‰ から 134‰ へと健全に低下する。ドイツの高い乳児死亡率は、社会の硬直性による私生児の増加と、権威主義による母乳育児の否定によるものである。この病的な権威主義の結果がナチズムであり、ホロコーストである。
戦後はもはや病的な権威主義は見られないが、直系家族の価値観が消えて無くなったわけではない。ドイツ人にとって重要な差異は外見ではなく、宗教である。アメリカが人種別統計を作成するのに対し、ドイツの統計では人間をプロテスタント、カトリック、ユダヤ教徒、イスラム教徒に分けるのである。ドイツへの移民のうち、トルコ人は肉体的にはイタリア人、ギリシア人とほとんど変わらないが、外婚率が低いのはトルコ人だけであり、新たな被差別民として指定されていることが分かる。1990 年には、トルコ人を父とする子供のうち母がドイツ人なのは 4.4%、トルコ人を母とする子供のうち父がドイツ人なのはわずか 1.2% である。トルコはイスラム世界の中ではむしろ世俗的であり、近代化している。在独トルコ人の1984年の出産率は 2.5 に過ぎない。ほぼ同時期、1985年の在仏アルジェリア人が 4.2、在仏モロッコ人が 4.5、在仏チュニジア人が 4.7、在英パキスタン人が 5.3 であるのと比べると、近代性は明らかである。しかしその後、1990年になると、在独トルコ人の出産率は 3.4 に上昇している。これは隔離に対する防衛反応である。トルコ人に対する暴力も散発し、ネオナチによるトルコ人女性の放火殺人も起きている。ここでも差異主義が現れている。普遍主義の犯罪者は、スペインのコンキスタドールのように強姦するはずだからである。
しかし逆説的に、トルコ人の隔離が別の平等を実現している。アメリカと同様に、少数派の隔離が多数派の平等をもたらすのである。ユーゴスラビア人は家族構造も宗教もドイツ人と異なるが、統合が順調に進んでいる。また、1989年のベルリンの壁崩壊以降の東西ドイツ人の対立を緩和する働きもしている。
フランス
フランスは平等主義核家族であり、普遍主義である。しかしこの家族型はパリを中心とする北フランスにあるに過ぎず、南フランスには直系家族があり、中央山塊と地中海沿岸には外婚制共同体家族があり、ブルターニュには絶対核家族がある。ヨーロッパで見られる四種の家族構造をすべて持つのはフランスだけであり、この例外的な多様性が、フランスを独特な存在にしている。
移民 | 敵意を持つ フランス人 |
---|---|
スペイン・ポルトガル人 | 8% |
フランス領アンティル人 | 12% |
アジア人 | 18% |
ユダヤ人 | 19% |
アフリカ黒人 | 21% |
マグリブ系二世 | 36% |
ロマ | 38% |
マグリブ人 | 41% |
しかしながら、マグリブ人女性の 15.8% はフランス人と結婚する。つまり、民族としては敵意を持つ人が少なくないが、隔離はまったく起きておらず、個人としてフランス人と結婚するのは問題がないのである。
アフリカ黒人移民は多様であり、黒人という分類の無意味さが明らかになる。例えば父系家族のソニンケ人を主体とするマリ移民は、近代化が遅れている。在仏マリ人の私生児の比率は 2%、大学生の比率は 2%、出産率は 10.3 に達する。一方、一子相続で直系家族的なカメルーンのバミレケ人は商才と勤勉で知られ、アフリカのユダヤ人とも呼ばれている。在仏カメルーン人の私生児の比率は 43%、大学生の比率は 26%、出産率は 2.6 である。この場合、私生児率の高さは、女性の地位の高さを示すものである。低い出産率は、近代化が完了していることを示す。フランスの統計ではアフリカ黒人をマリ人、セネガル人、その他に分けるので、バミレケ人を直接計測することはできないが、マリ人を父とする子供のうち母がフランス人なのは 2.1%、セネガル人では 6.2%、その他のアフリカ人では 16.7% であり、明らかにマリ人の統合が遅れている。
フランス人の混血への無頓着は以前から知られている。アドルフ・ヒトラーは『我が闘争』(1925年)の中でフランス人とアフリカ人の混血に触れ、「黒人によるフランスの侵略はまことに急速に進展したので、いまやヨーロッパの地にアフリカ国家が誕生したと、紛れもなく語ることができる」と述べている。
このフランスの同化作用は個人に働くものであるため、移民社会は容赦なく破壊される。マグリブ人は父系内婚制共同体家族で普遍主義であるが、北フランスの双系外婚制の平等主義核家族とは正反対であり、普遍主義同士で衝突することになる。平等主義核家族の自由で平等な価値観は移民にも与えられるため、少数派が弱者として暴力を受けるのに甘んじることはなく、移民も反撃する。この点で、多数派から少数派へ一方的に暴力が加えられる差異主義のアメリカ、イギリス、ドイツとは異なる。
多文化主義と同化主義
旧世界と新世界の文明の衝突
トッドは家族構造と人口統計に基づいて世界を認識している。このため、サミュエル・P・ハンティントンの『文明の衝突』を全くの妄想と見なしている[11]。
ハンティントンは同書で世界を 8 文明に分け、カトリックおよびプロテスタントからなる西欧文明が、イスラム文明および中華文明と対峙しているとした[12]。これに対しトッドは、イスラム圏で着実に識字率が上がり、出産率が下がっていることを示し、イスラム圏はむしろ西欧に近付きつつあることを指摘した。この近代化の過程では必ず伝統の崩壊による混乱が生じるのであって、イスラム圏は現在この移行期危機を経験しているに過ぎず、他の地域と本質的な違いは無いと述べた。また、世界の歴史は主に先進国で形作られるのであって、イスラム圏はそもそも最重要の地域ではないとした[11]。
『帝国以後』
詳細は「帝国以後」を参照
『文明の接近』
イスラム圏を専門とする人口学者のユセフ・クルバージュとの共著である『文明の接近』 (Le rendez-vous des civilisations) において、トッドは『帝国以後』で示したイスラム圏分析を深化させた[15]。この中で、イスラム圏は着実に近代化し、識字率が上がり、出産率が下がり、欧米に近付いていること、現在のイスラム圏の暴力は移行期危機に過ぎず、いずれ沈静化すること、そしてこの近代化の先頭にいるのはトルコではなくイランであることを示し、イスラム脅威論を否定し、イランを正しく見るべきだと主張した。またキリスト教が欧米の近代化を妨げなかったように、イスラム教にも近代化を妨げる力は無いとした。
日本との関係
日本でのシンポジウム
2000年、藤原書店の招きで来日し、討論会を行った。この席で、社会に慣性がある以上、日本が数十年の間にアングロサクソン的なウルトラリベラルな社会に変容するとは考えられないと述べ、それへの反応について警告している。[2]
今日のドイツ、日本、スウェーデンは、それぞれ非常に豊かな国であり、高齢者が多く、大変成熟した社会です。ナチ党の党員と幹部を生み出し、日本の軍国主義を支えた若くて興奮しやすい人々に満ちた社会ではもはやありません。[…] しかしながら、一〇年、二〇年、三〇年という長期的なタームで見たとき、ドイツや日本のような社会において個人の安全を脅かすリベラリズム的な状況が続いたならば、極めて右傾化した不愉快な反応が生み出されてもおかしくないのです。 |
2009年10月15日に、国際シンポジウム「『帝国以後』の世界 世界経済危機と『デモクラシー以後』」が青山学院大学総合研究所ビル(渋谷区)で開かれ、そこで講演を行った。世界経済危機の根源や民主主義の衰退の懸念などについて討論が行われた。
2011年9月上旬に来日し、東京と京都でシンポジウムおよび講演を行った[16]。
2013年12月に来日し、国際シンポジウム「グローバル資本主義を超えて」で講演した。
2016年1月に来日し、慶應義塾大学で講演した。
日本への核武装提言
2006年、朝日新聞のインタビューにおいて、「核兵器は偏在こそが怖い。広島、長崎の悲劇は米国だけが核を持っていたからで、米ソ冷戦期には使われなかった。インドとパキスタンは双方が核を持った時に和平のテーブルについた。中東が不安定なのはイスラエルだけに核があるからで、東アジアも中国だけでは安定しない。日本も持てばいい。」と述べ、日本の核武装を提言した[17]。さらにトッドは、ドゴール主義的な考えだとして、「核を持てば軍事同盟から解放され、戦争に巻き込まれる恐れはなくなる」と指摘する。ほか、被爆国である日本が持つ核への国民感情については、「国民感情はわかるが、世界の現実も直視すべき」とした。
フランスの核武装については、何度も侵略されてきたことが最大の理由とし[17]、「地政学的に危うい立場を一気に解決するのが核だった」と指摘した。
日本が核兵器を持った場合に派生する中国とアメリカと日本との三者関係については、「日本が紛争に巻き込まれないため、また米国の攻撃性から逃れるために核を持つのなら、中国の対応はいささか異なってくる」との見通しを出したうえで、「核攻撃を受けた国が核を保有すれば、核についての本格論議が始まり、大きな転機となる」と指摘した[17]。
2010年、日本経済新聞のインタビューでは、日本と中国との不均衡な関係に対して、ロシアとの関係強化を提言した[18]。
日本は非核国なのに対して中国は核保有国です。経済でも日本は高い技術力を持つ先進国なのに比べて、中国は輸出や生産の規模は大きいが技術力は低い。日中両国は、均衡が取れていません。不均衡な関係は危険です。実際、中国は国内の不満をそらすために反日ナショナリズムを利用しています。中国をけん制するには、地政学的に見てロシアとの関係強化が有効なのです。 |
日本と周辺諸国間における歴史認識問題について
日本と周辺国における歴史認識問題については、「欧州でもユダヤ人虐殺の贖罪意識が大きすぎるため、パレスチナ民族の窮状を放置しがち」としてヨーロッパの状況をふまえたうえで、「日本は戦争への贖罪意識が強く、技術・経済的にもリーダー国なのに世界に責任を果たせないでいる。過去を引き合いに出しての"道徳的"立場は、真に道徳的とはいいがたい。」として日本の態度を批判した[17]。
著作
- La Chute finale (最後の転落), Robert Laffont, Paris, 1976.
- 最後の転落, 藤原書店, 中野茂訳・石崎晴己監修, 2013, ISBN 978-4894348943.
- Le Fou et le Prolétaire (狂人とプロレタリア), Robert Laffont, Paris, 1979.
- L'Invention de la France (フランスの創建), (en collaboration avec Hervé Le Bras), Pluriel-Hachettes, Paris, 1981.
- La Troisième Planète (第三惑星), Seuil, coll. Empreintes, Paris, 1983.
- L'Enfance du monde (世界の幼少期), Seuil, coll. Empreintes, Paris, 1984.
- La Nouvelle France (新たなフランス), Seuil, coll. L'Histoire immédiate, Paris, 1988.
- L'Invention de l'Europe, Seuil, coll. L'Histoire immédiate, Paris, 1990.
- 新ヨーロッパ大全, 藤原書店, 石崎晴己・東松秀雄訳, 1992, ISBN 4-938661-59-4.
- Le Destin des immigrés, Seuil, Paris, 1994.
- 移民の運命, 藤原書店, 石崎晴己・東松秀雄訳, 1999, ISBN 4-89434-154-9.
- L'Illusion économique. Essai sur la stagnation des sociétés développées, Gallimard, Paris, 1998, ISBN 978-2070410583.
- 経済幻想, 藤原書店, 平野泰朗訳, 1999, ISBN 978-4894341494.
- La Diversité du monde : Famille et modernité, Seuil, coll. L'histoire immédiate, Paris, 1999.
- 世界の多様性 家族構造と近代性, 藤原書店, 2008, ISBN 978-4894346482
- Après l'empire, Essai sur la décomposition du système américain, Gallimard, Paris, 2002.
- 帝国以後, 藤原書店, 石崎晴己訳, 2003, ISBN 4-89434-332-0
- Le Rendez-vous des civilisations, avec Youssef Courbage, Seuil, coll. La République des idées, 2007, ISBN 978-2020925976.
- 文明の接近, 藤原書店, 石崎晴己訳, 2008, ISBN 978-4-89434-610-9.
- Après la démocratie, Gallimard, Paris, 2008.
- デモクラシー以後, 藤原書店, 石崎晴己訳, 2009, ISBN 978-4894346888.
- L'origine des systèmes familiaux. Tome I. L'Eurasie, Gallimard, 2011, ISBN 9782070758425.
- Le Mystère français (フランスの謎), (Hervé LE BRAS と共著), SEUIL, 2013, ISBN 978-2021102161.
- グローバリズムが世界を滅ぼす, 文春新書、 藤井聡、堀茂樹、中野剛志、ハジュン・チャン、柴山桂太共著,2014年
- 「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告, 文春新書, 堀茂樹訳, 2015年
- Qui est Charlie? Sociologie d'une crise religieuse,Seuil, 2015,ISBN 978-2021279092
- 問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論, 文春新書, 堀茂樹訳, 2015年
参考文献
- ^ エマニュエル・トッド, 藤原書店 2014年4月17日閲覧。
- ^ a b c Todd, Emmanuel; 荻野文隆; 三浦信孝; 石崎晴己 (2001), “科学性と政治性 — E・トッド氏を囲んで”, 世界像革命, 東京: 藤原書店, ISBN 4-89434-247-2
- ^ エマニュエル・トッド 堀 茂樹訳 (2016), “156 ページ”, シャルリとは誰か?人種差別と没落する西欧, 文藝春秋, ISBN 978-4-16-661054-9
- ^ 石崎晴己 (2001), “トッド人類学の基礎”, 世界像革命, 東京: 藤原書店, ISBN 4-89434-247-2
- ^ a b Todd, Emmanuel (2001), “我が「世界像革命」の歩み”, 世界像革命, 東京: 藤原書店, ISBN 4-89434-247-2
- ^ Sagart, Laurent; Todd, Emmanuel (1992), “Hypothesis on the Origins of the Communal Family System”, Diogène 160: 145-182 邦訳:「新人類学序説−共同体家族システムの起源」(『世界像革命』所収)
- ^ Todd, Emmanuel (1992), 新ヨーロッパ大全, 東京: 藤原書店, ISBN 4-938661-59-4
- ^ Todd, Emmanuel (1999), 移民の運命, 東京: 藤原書店, ISBN 4-89434-154-9
- ^ Thompson, Lloyd A. (1989), Romans and Blacks, University of Oklahoma Press, ISBN 978-0806122014
- ^ van den Berghe, Pierre L. (1981), The Ethnic Phenomenon, Elsevier Social Science, ISBN 978-0444015501
- ^ a b c d Todd, Emmanuel (2003), “EU の将来と日本の役割 —国際紛争に直面して”, 環 (東京: 藤原書店) 12: 78-102, ISBN 4-89434-317-7
- ^ a b Huntington, Samuel Phillips (1998), 文明の衝突, 集英社, ISBN 978-4087732924
- ^ Todd, Emmanuel (2003), 帝国以後 アメリカ・システムの崩壊, 東京: 藤原書店, ISBN 4-89434-332-0
- ^ Todd, Emmanuel; 藤原良雄 (2004), “『帝国以後』その後”, 環 (東京: 藤原書店) 16: 4-11, ISBN 4-89434-371-1
- ^ Todd, Emmanuel; Courbage, Youssef (2008), 文明の接近 「イスラーム vs 西洋」の虚構, 東京: 藤原書店, ISBN 978-4-89434-610-9
- ^ エマニュエル・トッド来日決定, 藤原書店 2011年8月25日閲覧。
- ^ a b c d 朝日新聞,2006年10月30日。インタビュアーは若宮啓文。
- ^ 2010年12月27日日本経済新聞
リンク
- 後退する中国、「大惨事」のヨーロッパ - 日経ビジネスONLINE
- 人口学から見た、老化する大国の暗い未来 腐敗は「頭部」から始まっている - 中央公論 2014年5月号
- 国際シンポジウム グローバル資本主義を超えて 2013年12月2日 京都国際会館
- 『経済幻想』エマニュエル・トッド - 松岡正剛の千夜千冊
- エマニュエル・トッド 歴史人口学者・家族人類学者--もし自由貿易が続くなら民主主義は消えるだろう - 東洋経済オンライン
- Carte des systèmes familiaux en Europe(欧州を家族形態ごとに色分けした地図)
橘玲の世界投資見聞録 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 (『シャルリとは誰か?』評)
http://diamond.jp/articles/tachibana-print/86986?page=1
…
トッドはいま、この本によって「多くの侮辱」を受け、フランス国内では表現の自由も討論の自由もない状況に置かれているという。なぜそれほどまで非難を浴びたのか。
トッドは、追悼デモの参加者をこう評した。
「私はシャルリだ、私はフランス人だ、私には、自分のカトリシズムに対するのとまったく同様に他者たちのイスラム教に対しても冒涜する権利があり、さらにその義務さえもある」
これでは知識層のみならず、デモ参加者全員が激怒するのも当然だろう。なぜトッドはこんな“カゲキ”なことをいうのだろうか。
トッドが創始した特異な「家族人類学」とは何か?
本書を理解するには、彼が創始した「家族人類学」について説明しておく必要がある。とはいえ私はトッドの熱心な読者というわけではないので、ここではフランス文学者石崎晴巳氏の「トッド人類学の基礎」(エマニュエル・トッド『世界像革命』所収)に基づいて、その特異な思想をざっと紹介しておこう。
家族は「社会的動物」であるヒトの基礎をかたちづくる。家族を持たない社会は存在しないし、近親相姦のタブーのような人類共通のルールもあるものの、父系制や母系制、遺産の分配方法など、地域ごとに多様な制度が並存している。従来の人類学では、こうした家族制度はアマゾンや太平洋諸島、アフリカなどの伝統的社会で研究されてきたが、トッドの独創は先進国(とりわけヨーロッパ)にも複数の家族制度があり、それがひとびとの考え方(イデオロギー)に強い影響を与えている、と考えたことだ。
トッドによれば、日本社会は父が家長として一族を従えるとともに、長子(兄弟のうちの最年長者)のみが結婚しても家に残りすべてを相続する「直系家族」に属する。姉妹は他家に嫁ぎ、弟たちは家を出て自ら生計の道を見つける。江戸時代には、家を継げない農村部の若者は江戸や大坂、京都などの都市に丁稚に出、武家や商家では弟が分家をつくり、貴族では出家して宗教界に身を置いた。
これは私たちにとって当たり前の家族制度で、西ヨーロッパでもドイツ圏(オーストリア、スイスのドイツ語圏を含む)、スウェーデンとノルウェーの大部分、アイルランド、スコットランド、ウェールズのグレートブリテン西部、フランスの南半分、イベリア半島北部など広い範囲に分布する。だが実際は、直系家族は世界的には少数派で、アジア圏では日本と韓国に見られるだけだとトッドはいう。
直系家族の特徴は父(家長)の権威主義と兄弟間の不平等だ。そのためこの家族制度で育ったひとたちはごく自然に権威を受け入れ、社会は不平等だと考えるようになる。これは一見、万世一系の天皇を「家長」とする戦前の天皇制や、昨今の格差社会(不平等の受容)をうまく説明しているように見える。
それに対して、中国やロシア、中東などユーラシア大陸の大半と北アフリカは「共同体家族」で、父親が権威主義的な家長になるのは同じだが、兄弟は成人して結婚しても実家に住みつづけ、遺産も兄弟間で平等・均等に分配される(共同体家族はヨーロッパではトスカーナを中心とするイタリア中部のみに分布する)。
大家族を形成する共同体家族で生まれ育ったひとたちは、権威を当然のものと受け入れるものの、社会の基本は平等にあると考える。共同体家族はイトコ婚を優先する内婚制と、家族の外から嫁を探す外婚制に分かれ、外婚制共同体家族は中国、ロシア、ベトナム、ブルガリア、旧ユーゴスラヴィア、フィンランドなどに分布する(それに対して内婚制共同体家族はパキスタン、アフガニスタン以西の中東と北アフリカに分布)。そしてトッドは、権威主義と平等主義を原則とする外婚制共同体家族の地域が旧共産圏と見事に重なることを発見したのだ(イタリア共産党の最大の拠点はトスカーナだった)。「家族制度がイデオロギーを規定する」というトッドの主張は、当然のことながらはげしい論争を巻き起こした。
トッドによれば、世界にはこれ以外にも、ヨーロッパ起源の2つの主要な家族制度がある。
ひとつは「平等主義核家族」で、子どもは成人して結婚すると、長子も含めて全員が家を出て独立の家庭を構える。親が死ぬと、遺産は兄弟のあいだで平等・均等に分けられる。この家族形態はパリ盆地を中心とする北フランス、北部沿岸部を除いたイベリア半島の大部分、イタリアの西北部とシチリアを含む南部などに主に分布し、植民地主義の時代にブラジルやアルゼンチンなど南米に広がった「ラテン系の家族制度」だ。
もうひとつは、成人して結婚した子ども全員が家を出て独立した世帯を構えるが、遺産相続は遺言によって行なわれ、兄弟間の平等はあまり顧慮されず、親が自分の好みと意志を主張する「絶対核家族」。こちらもヨーロッパ特有のもので、イングランド、オランダ、デンマークの大部分やフランスのブルターニュ地方に分布し、植民地主義によって北米、オーストラリア、ニュージーランドに広がった。こちらは「「アングロサクソン系の家族制度」だ。
平等主義核家族と絶対核家族に共通する特徴は親の権威が相対的に弱いことで、「自由」や「自立」といった概念に親しみやすい。ラテン系の平等主義核家族は「ひとは自由で社会は平等だ」と考え、アングロサクソン系の絶対核家族は「ひとは自由で社会は不平等だ」とする。トッドによれば、自由と平等を至上の価値とする革命がフランスで起こったのはそこが平等主義核家族の地域だからで、アメリカが新自由主義(ネオリベ)なのはイギリスから絶対核家族の価値観を引き継いだからなのだ。
こうしてトッドは、主要な家族制度をラテン系(平等主義核家族)、アングロサクソン系(絶対核家族)、ゲルマン=日本系(直系家族)、旧共産圏(外婚制共同体家族)の4つに分ける。トッドの家族人類学は、家族制度のちがいがひとびとのイデオロギーやその国の歴史を決めてきたという「家族決定論」なのだ。
ひとつ付け加えておくと、トッドの主張は、「前近代的な直系家族や共同体家族から(絶対/平等主義的)核家族へと家族制度が近代的なものに変わっていく」という進歩史観ではない。どの社会がいかなる家族制度を採用するかは偶然の要素で決まり、いったん成立した家族制度は容易には変わらない。だからこそ、歴史の偶然がひとびとの運命に大きな影響を与えるのだ。
49 Comments:
シャルリとは誰か?
橘玲の世界投資見聞録 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン
http://diamond.jp/articles/tachibana-print/86986?page=1
トッドはいま、この本によって「多くの侮辱」を受け、フランス国内では表現の自由も討論の自由もない状況に置かれているという。なぜそれほどまで非難を浴びたのか。
トッドは、追悼デモの参加者をこう評した。
「私はシャルリだ、私はフランス人だ、私には、自分のカトリシズムに対するのとまったく同様に他者たちのイスラム教に対しても冒涜する権利があり、さらにその義務さえもある」
これでは知識層のみならず、デモ参加者全員が激怒するのも当然だろう。なぜトッドはこんな“カゲキ”なことをいうのだろうか。
トッドが創始した特異な「家族人類学」とは何か?
本書を理解するには、彼が創始した「家族人類学」について説明しておく必要がある。とはいえ私はトッドの熱心な読者というわけではないので、ここではフランス文学者石崎晴巳氏の「トッド人類学の基礎」(エマニュエル・トッド『世界像革命』所収)に基づいて、その特異な思想をざっと紹介しておこう。
家族は「社会的動物」であるヒトの基礎をかたちづくる。家族を持たない社会は存在しないし、近親相姦のタブーのような人類共通のルールもあるものの、父系制や母系制、遺産の分配方法など、地域ごとに多様な制度が並存している。従来の人類学では、こうした家族制度はアマゾンや太平洋諸島、アフリカなどの伝統的社会で研究されてきたが、トッドの独創は先進国(とりわけヨーロッパ)にも複数の家族制度があり、それがひとびとの考え方(イデオロギー)に強い影響を与えている、と考えたことだ。
トッドによれば、日本社会は父が家長として一族を従えるとともに、長子(兄弟のうちの最年長者)のみが結婚しても家に残りすべてを相続する「直系家族」に属する。姉妹は他家に嫁ぎ、弟たちは家を出て自ら生計の道を見つける。江戸時代には、家を継げない農村部の若者は江戸や大坂、京都などの都市に丁稚に出、武家や商家では弟が分家をつくり、貴族では出家して宗教界に身を置いた。
これは私たちにとって当たり前の家族制度で、西ヨーロッパでもドイツ圏(オーストリア、スイスのドイツ語圏を含む)、スウェーデンとノルウェーの大部分、アイルランド、スコットランド、ウェールズのグレートブリテン西部、フランスの南半分、イベリア半島北部など広い範囲に分布する。だが実際は、直系家族は世界的には少数派で、アジア圏では日本と韓国に見られるだけだとトッドはいう。
直系家族の特徴は父(家長)の権威主義と兄弟間の不平等だ。そのためこの家族制度で育ったひとたちはごく自然に権威を受け入れ、社会は不平等だと考えるようになる。これは一見、万世一系の天皇を「家長」とする戦前の天皇制や、昨今の格差社会(不平等の受容)をうまく説明しているように見える。
それに対して、中国やロシア、中東などユーラシア大陸の大半と北アフリカは「共同体家族」で、父親が権威主義的な家長になるのは同じだが、兄弟は成人して結婚しても実家に住みつづけ、遺産も兄弟間で平等・均等に分配される(共同体家族はヨーロッパではトスカーナを中心とするイタリア中部のみに分布する)。
大家族を形成する共同体家族で生まれ育ったひとたちは、権威を当然のものと受け入れるものの、社会の基本は平等にあると考える。共同体家族はイトコ婚を優先する内婚制と、家族の外から嫁を探す外婚制に分かれ、外婚制共同体家族は中国、ロシア、ベトナム、ブルガリア、旧ユーゴスラヴィア、フィンランドなどに分布する(それに対して内婚制共同体家族はパキスタン、アフガニスタン以西の中東と北アフリカに分布)。そしてトッドは、権威主義と平等主義を原則とする外婚制共同体家族の地域が旧共産圏と見事に重なることを発見したのだ(イタリア共産党の最大の拠点はトスカーナだった)。「家族制度がイデオロギーを規定する」というトッドの主張は、当然のことながらはげしい論争を巻き起こした。
トッドによれば、世界にはこれ以外にも、ヨーロッパ起源の2つの主要な家族制度がある。
ひとつは「平等主義核家族」で、子どもは成人して結婚すると、長子も含めて全員が家を出て独立の家庭を構える。親が死ぬと、遺産は兄弟のあいだで平等・均等に分けられる。この家族形態はパリ盆地を中心とする北フランス、北部沿岸部を除いたイベリア半島の大部分、イタリアの西北部とシチリアを含む南部などに主に分布し、植民地主義の時代にブラジルやアルゼンチンなど南米に広がった「ラテン系の家族制度」だ。
もうひとつは、成人して結婚した子ども全員が家を出て独立した世帯を構えるが、遺産相続は遺言によって行なわれ、兄弟間の平等はあまり顧慮されず、親が自分の好みと意志を主張する「絶対核家族」。こちらもヨーロッパ特有のもので、イングランド、オランダ、デンマークの大部分やフランスのブルターニュ地方に分布し、植民地主義によって北米、オーストラリア、ニュージーランドに広がった。こちらは「「アングロサクソン系の家族制度」だ。
平等主義核家族と絶対核家族に共通する特徴は親の権威が相対的に弱いことで、「自由」や「自立」といった概念に親しみやすい。ラテン系の平等主義核家族は「ひとは自由で社会は平等だ」と考え、アングロサクソン系の絶対核家族は「ひとは自由で社会は不平等だ」とする。トッドによれば、自由と平等を至上の価値とする革命がフランスで起こったのはそこが平等主義核家族の地域だからで、アメリカが新自由主義(ネオリベ)なのはイギリスから絶対核家族の価値観を引き継いだからなのだ。
こうしてトッドは、主要な家族制度をラテン系(平等主義核家族)、アングロサクソン系(絶対核家族)、ゲルマン=日本系(直系家族)、旧共産圏(外婚制共同体家族)の4つに分ける。トッドの家族人類学は、家族制度のちがいがひとびとのイデオロギーやその国の歴史を決めてきたという「家族決定論」なのだ。
ひとつ付け加えておくと、トッドの主張は、「前近代的な直系家族や共同体家族から(絶対/平等主義的)核家族へと家族制度が近代的なものに変わっていく」という進歩史観ではない。どの社会がいかなる家族制度を採用するかは偶然の要素で決まり、いったん成立した家族制度は容易には変わらない。だからこそ、歴史の偶然がひとびとの運命に大きな影響を与えるのだ。
大家族を形成する共同体家族で生まれ育ったひとたちは、権威を当然のものと受け入れるものの、社会の基本は平等にあると考える。共同体家族はイトコ婚を優先する内婚制と、家族の外から嫁を探す外婚制に分かれ、外婚制共同体家族は中国、ロシア、ベトナム、ブルガリア、旧ユーゴスラヴィア、フィンランドなどに分布する(それに対して内婚制共同体家族はパキスタン、アフガニスタン以西の中東と北アフリカに分布)。そしてトッドは、権威主義と平等主義を原則とする外婚制共同体家族の地域が旧共産圏と見事に重なることを発見したのだ(イタリア共産党の最大の拠点はトスカーナだった)。「家族制度がイデオロギーを規定する」というトッドの主張は、当然のことながらはげしい論争を巻き起こした。
…トッドは、主要な家族制度をラテン系(平等主義核家族)、アングロサクソン系(絶対核家族)、ゲルマン=日本系(直系家族)、旧共産圏(外婚制共同体家族)の4つに分ける。トッドの家族人類学は、家族制度のちがいがひとびとのイデオロギーやその国の歴史を決めてきたという「家族決定論」なのだ。
大家族を形成する共同体家族で生まれ育ったひとたちは、権威を当然のものと受け入れるものの、社会の基本は平等にあると考える。共同体家族はイトコ婚を優先する内婚制と、家族の外から嫁を探す外婚制に分かれ、外婚制共同体家族は中国、ロシア、ベトナム、ブルガリア、旧ユーゴスラヴィア、フィンランドなどに分布する(それに対して内婚制共同体家族はパキスタン、アフガニスタン以西の中東と北アフリカに分布)。そしてトッドは、権威主義と平等主義を原則とする外婚制共同体家族の地域が旧共産圏と見事に重なることを発見したのだ(イタリア共産党の最大の拠点はトスカーナだった)。「家族制度がイデオロギーを規定する」というトッドの主張は、当然のことながらはげしい論争を巻き起こした。
平等主義核家族 (la famille nucléaire égalitaire)
子供は成人すると独立する。親子は独立的であり、兄弟は平等である。遺産は兄弟で均等に分配される。いとこ婚は禁止される。パリを中心とするフランス北部、スペイン中南部、ポルトガル北東部、ギリシャ、イタリア南部、ポーランド、ルーマニア、ラテンアメリカ、エチオピアに見られる。基本的価値は自由と平等である。女性の地位は、娘が遺産分割に加わる社会(フランス北部)では高いが、そうでない地域ではやや低い。絶対核家族と同様、個人主義であり、子供の教育には熱心ではない。核家族を絶対核家族と平等主義核家族に分け、平等への態度が全く異なることを示したのはトッドが最初である。
直系家族 (la famille souche)
子供のうち一人(一般に長男)は親元に残る。親は子に対し権威的であり、兄弟は不平等である。ドイツ、スウェーデン、オーストリア、スイス、ルクセンブルク、ベルギー、フランス南部 (地中海沿岸を除く)、スコットランド、ウェールズ南部、アイルランド、ノルウェー北西部、スペイン北部(バスク)、ポルトガル北西部、日本、朝鮮半島、台湾、ユダヤ人社会、ロマ、カナダのケベック州に見られる。イタリア北部にも弱く分布し、また華南に痕跡的影響がある。かつてはアテネもこの形態だった。日本とユダヤではいとこ婚が許され、他では禁止される。基本的価値は権威と不平等である。子供の教育に熱心である。女性の地位は比較的高い。秩序と安定を好み、政権交代が少ない。自民族中心主義が見られる。
外婚制共同体家族 (la famille communautaire exogame)
息子はすべて親元に残り、大家族を作る。親は子に対し権威的であり、兄弟は平等である。いとこ婚は禁止される。ロシア、フィンランド、旧ユーゴスラビア、ブルガリア、ハンガリー、モンゴル、中国、インド北部、ベトナム、キューバ、フランスのリムーザン地域圏およびラングドック=ルシヨン地域圏とコートダジュール、イタリア中部(トスカーナ州やラツィオ州など)に見られる。基本的価値は権威と平等である。これから、共産主義との親和性が高い。トッドがそもそも家族型と社会体制の関係に思い至ったのは、外婚制共同体家族と共産主義勢力の分布がほぼ一致する事実からである。子供の教育には熱心ではない。女性の地位は一般に低いが、ロシアは北欧の影響により例外的に高い。
イタリアと日本が似ているという指摘は重視だ
日本の知識人は仏独米を鏡にするから間違える
イタリアにあるように日本にも多様性がある
トッド世界像革命の対談で指摘される
特にイタリア北部は日本と似ている
浅田彰は経験主義としてトッドを批判したが、似た指摘をしているのだ
トッドは日本の多様性に気づくのは世界像革命の対談以降だから
経験主義が悪いと言うよりは経験が足りないのである
日本がイタリアに似ているという浅田彰の指摘(1996)はとても重要。
近代日本知識人は仏独米に自己投影することで偽りの自画像を描いてきた。
ゴダールよりもパゾリーニ↓が重要になるのはそうした文脈においてだ。
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/philo/1482497288/623 part86
ダブルバインド(>>894,895)を猛烈に感じざるを得ないということでもあるし、
それを解消するアルカイックな知恵が残存するということでもある。
イタリアにあるように日本にも多様性がある
トッド『世界像革命』の速水融との対談で指摘される
(特にイタリア北部は日本と似ている)
浅田彰は経験主義としてトッドを批判↓したが、似た指摘をしているのだ
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/philo/1482497288/800 part86
トッドは日本の多様性に気づくのは『世界像革命』の対談以降だから
経験主義が悪いと言うよりは経験が足りないのである
日本がイタリアに似ているという浅田彰の指摘(1996)はとても重要。
近代日本知識人は仏独米に自己投影することで偽りの自画像を描いてきた。
ゴダールよりもパゾリーニ↓が重要になるのはそうした文脈においてだ。
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/philo/1482497288/623 part86
ダブルバインド(>>894,895)を猛烈に感じざるを得ないということでもあるし、
それを解消するアルカイックな知恵が残存するということでもある。
イタリアにあるように日本にも多様性がある
トッド『世界像革命』の速水融との対談で指摘される
(特にイタリア北部は日本と似ている)
浅田彰は経験主義としてトッドを批判↓したが、トッドと似た指摘を実はしているのだ
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/philo/1482497288/800 part86
トッドは日本の多様性に気づくのは『世界像革命』の対談以降だから
経験主義が悪いと言うよりは経験が足りないのである
世界像革命 〔家族人類学の挑戦〕 | エマニュエル・トッド, 石崎 晴己 2001/09
https://www.amazon.co.jp/dp/4894342472/
5つ星のうち 4.0トッド理解の入門書として優れている
投稿者 それから 投稿日 2011/1/6
形式: 単行本
<ほそかわ・かずひこのBLOG>に連載中の「トッドの移民論と日本」という注目すべき論考がある。ここでE.トッドのことを知り、まず本書を読んでみた。編者の石崎氏は、トッドの日本への紹介者・著書の翻訳者であり、トッドの信頼が極めて高いようだ。
初めに石崎氏による「トッド人類学の基礎」という章がある。この章でトッドの簡単な履歴の紹介とトッドの著書、「第三惑星」、「新ヨーロッパ体全」、「移民の運命」、「経済幻想」などを引用しながらトッドの理論の概要がわかり易く示される。
他の章には、トッド「『世界の多様性』序文」とL.サガールとの共同執筆「新人類学序説−共同体家族システムの起源」と二度にわたる来日のときの講演録、対談が採録されている。
この構成によりトッド理論の日本への応用の当否についても一部は明らかになる。
これからトッドの理論を勉強したいと思う人の入門書として優れていることから☆4つとした。但し、本書は2001年9月の出版であり、その後のトッドの活動を反映していないことにも留意する必要がある。
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5つ星のうち 5.0革命的な発想
投稿者 recorder03 投稿日 2001/11/10
形式: 単行本
革命的な発想をわれわれに提供してくれるトッドの論陣を、石崎氏が見事に展開している。藤原書店の面目躍如たる書籍であろう。マクファーレン、ピーター・ラスレットを読んだ後に、トッドを読むと、大概はその大胆な展開に驚愕するかもしれないが、現在の社会現象、特にイデオロギーとのクロスオーバーは、読者を見事にトッド・ロジックの世界に引き込まずにはおけないだろう。
柄谷行人 書評委員が選んだ「今年の3点」:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/DA3S12722283.html
柄谷行人 書評委員が選んだ「今年の3点」
2016年12月25日05時00分
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(1)家族システムの起源 1 ユーラシア 上・下(エマニュエル・トッド著、石崎晴己監訳、藤原書店・上4536円、下5184円)
(2)セカンドハンドの時代(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、松本妙子訳、岩波書店・2916円)
(3)世界マヌケ反乱の手引書(松本哉著、筑摩書房・1404円)
書…
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仏社会「徐々に分裂」 大統領選控え、トッド氏に聞く 新政権下なおテロの危険
2017/5/3付日本経済新聞 朝刊
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フランス大統領選挙は7日、中道のマクロン候補と極右のルペン候補による決選投票を迎える。第1回投票で二大政党が敗退し、反欧州連合(EU)勢力が支持を伸ばした。仏社会に何が起きているのか。歴史人口学者のエマニュエル・トッド氏にパリで聞いた。
=浅原敬一郎撮影
画像の拡大
=浅原敬一郎撮影
(聞き手は本社コメンテーター 菅野幹雄)
――4月の第1回投票は大変な混戦でした。
「二大政党が壊滅的に敗北し、2年前は無名だったマクロン氏が勝ち上がった。極右・国民戦線のルペン氏が決選投票の常連になろうとしている。激変のようで実はそう変化はない。親EUのマクロン氏、中道右派・共和党のフィヨン氏、中道左派・社会党のアモン氏の得票合計は50%。比率はマーストリヒト条約が署名された1992年から変わっていない」
――その意味は。
「高齢者や中流、上流階層がマクロン、フィヨン両氏を支持し、若者や労働者階層がルペン氏や急進左派のメランション氏に多く票を投じた。92年以来で仏国民の年齢の中央値は5、6歳上がった。高齢者は通貨暴落と年金の毀損を恐れて失敗が明確なユーロに固執している。民主主義の高齢化だ。左派も右派もユーロ堅持を言い続け、みんながだまされている」
――ルペン氏が史上最高の得票をした理由は。
「フランスの経済と社会は機能不全に陥り、憤りや怒りを表したい有権者が票を投じた。国民戦線の移民政策は容認できないが、ユーロ離脱と若干の保護主義を掲げる経済政策は私の観点ではまともだ。25~30%得票してもおかしくなかった」
「本当に新しい変化はメランション氏の出現。欧州やユーロの論争を極右に加え左翼勢力が取り上げたのは良いことだ。良好な教育を受けた人は国民戦線を支持しても何も変わらないと考え、メランション氏に真の変化を求めたのだろう」
――決選投票はマクロン氏が優勢と言われる。 「驚くべき展開がない限りルペン氏の逆転は不可能と皆が言っている。私の友人や、高等教育を受けた人、大都市に住む人に『マクロニズム』が広がっている。社会党支持者すらマクロン氏支持を普通と感じている」
――では「マクロン大統領」のフランスとは。
「マクロン氏はホログラム(レーザー光線で浮かび上がる画像)のように実態のない人物と人々が気づくのではないか。彼は卓越した順応力の持ち主だが、政策は同じようなものの繰り返しだ。オランド大統領の生まれ変わりとも言われる」
「フランス社会は少しずつ分裂し始めている。人々がイデオロギーや宗教でなく、高齢者や労働者といった階層単位で振る舞う。新大統領の下でも社会は緊張を抱え続けイスラム勢力のテロのような政治的な暴力のリスクは高まる。力を増す高齢者に若者が対抗するため、暴力でよりよい扱いを実現しようと考えるなら、おぞましい事態だ」
――あなたの投票は。
「私は決選投票を棄権するつもりだ。国民戦線がひどいという点に異論はないが、マクロン氏も容認できない。労働者と若者を敵に回せない」
Emmanuel Todd 仏を代表する左派の論客。国立人口学研究所研究員で家族構成や出生率、死亡率から世界の潮流を読む。旧ソ連崩壊や、最近はトランプ米大統領の当選を言い当てた。65歳。
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【話題】「旦那捨てたい」に神回答 横浜市「イーオのごみ分別案内」、AIがまるで人生相談 「的確な答え」と話題 [無断転載禁止]©2ch.net
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1らむちゃん ★2017/08/16(水) 10:49:51.53ID:CAP_USER9>>41
2017年8月16日 7時0分 withnews
http://news.livedoor.com/article/detail/13478138/
横浜市資源循環局がホームページで公開しているチャットボット「イーオのごみ分別案内」がツイッターで話題です。LINEのような画面に、捨てたいごみの名前を入力すると、マスコットの「イーオ」が捨て方を教えてくれるサービスなのですが、ここに「旦那」と入力した人が現れると、絶妙な回答が…。開発の背景を聞くと、AIと人間のコラボレーションが生まれていました。
【画像でもっと】「旦那」だけじゃない!「人生」「愛」「上司」を入力すると…「イーオ」の絶妙な回答集
的確すぎる回答
「ゴミの出し方聞いてみたら的確な答えが来てビックリ!」というコメントとともに、ツイッターに投稿された画像が話題になっています。
「イーオのごみ分別案内(実証実験中)」と書かれた画面。捨てたいごみの名前を入力すると、捨て方を教えてくれるといいます。
《ごみの名前を教えてくれたら、捨て方を案内するよ。》
そこに投稿者が「旦那」と入力すると、こんな答えが…。
《本当に!!「人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する」ってアルマン・サラクルーは言っていたよ。忍耐力を鍛えてみたら、どうかな。》
フランスの劇作家、アルマン・サラクルーの言葉を引用した秀逸な回答に「素晴らしすぎる返し(笑)」「凄い的確なお答え」など、反応が集まっています。
「イーオのごみ分別案内」とは
「イーオのごみ分別案内」は、横浜市資源循環局とNTTドコモが実証実験しているサービスです。
(全文は配信先で読んでください)
直系家族(独)の一子相続は予定説と相性が良い
絶対核家族(米英)は遺言によって相続が決まるので、予定説は捨てられた
東日本は直系家族だらけだから企業も同じ構造をしていて、
長男にあたる一部の人を終身雇用とし、
他の者は分家として出向させたり、非正規雇用に置き換える
家族構造は変わっていくが、トッドによればここ800年は変わってないという
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1496
http://ippjapan.org/archives/2338
絶対核家族 (la famille nucléaire absolue)
平等主義核家族 (la famille nucléaire égalitaire)
直系家族 (la famille souche)
子供のうち一人(一般に長男)は親元に残る。親は子に対し権威的であり、兄弟は不平等である。
ドイツ、スウェーデン、オーストリア、スイス、ルクセンブルク、ベルギー、フランス南部 (地中海
沿岸を除く)、スコットランド、ウェールズ南部、アイルランド、ノルウェー北西部、スペイン北部
(バスク)、ポルトガル北西部、日本、朝鮮半島、台湾、ユダヤ人社会、ロマ、カナダのケベック州
に見られる。イタリア北部にも弱く分布し、また華南に痕跡的影響がある。かつてはアテネもこの形態
だった。日本とユダヤではいとこ婚が許され、他では禁止される。基本的価値は権威と不平等である。
子供の教育に熱心である。女性の地位は比較的高い。秩序と安定を好み、政権交代が少ない。自民族
中心主義が見られる。
外婚制共同体家族 (la famille communautaire exogame)
息子はすべて親元に残り、大家族を作る。親は子に対し権威的であり、兄弟は平等である。
いとこ婚は禁止される。ロシア、フィンランド、旧ユーゴスラビア、ブルガリア、ハンガリー、
モンゴル、中国、インド北部、ベトナム、キューバ、フランスのリムーザン地域圏およびラングドック=
ルシヨン地域圏とコートダジュール、イタリア中部(トスカーナ州やラツィオ州など)に見られる。
基本的価値は権威と平等である。これから、共産主義との親和性が高い。トッドがそもそも家族型と
社会体制の関係に思い至ったのは、外婚制共同体家族と共産主義勢力の分布がほぼ一致する事実から
である。子供の教育には熱心ではない。女性の地位は一般に低いが、ロシアは北欧の影響により例外的に高い。
内婚制共同体家族 (la famille communautaire endogame)
非対称共同体家族 (la famille communautaire asymétrique)
アノミー的家族 (la famille anomique)
アフリカ・システム (le système des familiaux africains)
絶対核家族 (la famille nucleaire absolue)
平等主義核家族 (la famille nucleaire egalitaire)
直系家族 (la famille souche)
子供のうち一人(一般に長男)は親元に残る。親は子に対し権威的であり、兄弟は不平等である。
ドイツ、スウェーデン、オーストリア、スイス、ルクセンブルク、ベルギー、フランス南部 (地中海
沿岸を除く)、スコットランド、ウェールズ南部、アイルランド、ノルウェー北西部、スペイン北部
(バスク)、ポルトガル北西部、日本、朝鮮半島、台湾、ユダヤ人社会、ロマ、カナダのケベック州
に見られる。イタリア北部にも弱く分布し、また華南に痕跡的影響がある。かつてはアテネもこの形態
だった。日本とユダヤではいとこ婚が許され、他では禁止される。基本的価値は権威と不平等である。
子供の教育に熱心である。女性の地位は比較的高い。秩序と安定を好み、政権交代が少ない。自民族
中心主義が見られる。
外婚制共同体家族 (la famille communautaire exogame)
息子はすべて親元に残り、大家族を作る。親は子に対し権威的であり、兄弟は平等である。
いとこ婚は禁止される。ロシア、フィンランド、旧ユーゴスラビア、ブルガリア、ハンガリー、
モンゴル、中国、インド北部、ベトナム、キューバ、フランスのリムーザン地域圏およびラングドック=
ルシヨン地域圏とコートダジュール、イタリア中部(トスカーナ州やラツィオ州など)に見られる。
基本的価値は権威と平等である。これから、共産主義との親和性が高い。トッドがそもそも家族型と
社会体制の関係に思い至ったのは、外婚制共同体家族と共産主義勢力の分布がほぼ一致する事実から
である。子供の教育には熱心ではない。女性の地位は一般に低いが、ロシアは北欧の影響により例外的に高い。
内婚制共同体家族 (la famille communautaire endogame)
非対称共同体家族 (la famille communautaire asymetrique)
アノミー的家族 (la famille anomique)
アフリカ・システム (le système des familiaux africains)
1絶対核家族 (la famille nucleaire absolue)
2平等主義核家族 (la famille nucleaire egalitaire)
3直系家族 (la famille souche)
子供のうち一人(一般に長男)は親元に残る。親は子に対し権威的であり、兄弟は不平等である。
ドイツ、スウェーデン、オーストリア、スイス、ルクセンブルク、ベルギー、フランス南部 (地中海
沿岸を除く)、スコットランド、ウェールズ南部、アイルランド、ノルウェー北西部、スペイン北部
(バスク)、ポルトガル北西部、日本、朝鮮半島、台湾、ユダヤ人社会、ロマ、カナダのケベック州
に見られる。イタリア北部にも弱く分布し、また華南に痕跡的影響がある。かつてはアテネもこの形態
だった。日本とユダヤではいとこ婚が許され、他では禁止される。基本的価値は権威と不平等である。
子供の教育に熱心である。女性の地位は比較的高い。秩序と安定を好み、政権交代が少ない。自民族
中心主義が見られる。
4外婚制共同体家族 (la famille communautaire exogame)
息子はすべて親元に残り、大家族を作る。親は子に対し権威的であり、兄弟は平等である。
いとこ婚は禁止される。ロシア、フィンランド、旧ユーゴスラビア、ブルガリア、ハンガリー、
モンゴル、中国、インド北部、ベトナム、キューバ、フランスのリムーザン地域圏およびラングドック=
ルシヨン地域圏とコートダジュール、イタリア中部(トスカーナ州やラツィオ州など)に見られる。
基本的価値は権威と平等である。これから、共産主義との親和性が高い。トッドがそもそも家族型と
社会体制の関係に思い至ったのは、外婚制共同体家族と共産主義勢力の分布がほぼ一致する事実から
である。子供の教育には熱心ではない。女性の地位は一般に低いが、ロシアは北欧の影響により例外的に高い。
5内婚制共同体家族 (la famille communautaire endogame)
6非対称共同体家族 (la famille communautaire asymetrique)
8アノミー的家族 (la famille anomique)
8アフリカ・システム (le systeme des familiaux africains)
エマニュエル・トッドが緊急提言 外国人労働者受け入れにあたって日本が注意すべき『6つの過ち』
「このままでは日本の衰退を招く」
「文藝春秋」編集部22時間前
人口動態や家族構造など社会の深層の動きに着目し、ソ連崩壊、リーマンショック、アラブの春、ユーロ危機、トランプ当選、英国EU離脱など数々の“予言”を的中させてきた仏の歴史人口学者エマニュエル・トッド氏(68)。
トッド氏にとって「移民」は長年の研究テーマの一つだ。1994年刊行の『移民の運命』では、アメリカ、イングランド、ドイツ、フランスの移民政策と移民に対する国民感情を分析し、そこに伝統的家族構造の違いが決定的な影響を与えていることを明らかにしている。
そのトッド氏は、日本の人口減少と移民政策に関しても、「このままでは日本の衰退を招く」とかねてより警告を発してきた。
エマニュエル・トッド氏
エマニュエル・トッド氏
この記事の画像(3枚)
日本を愛する一人のフランス人からの提言
4月に改正入管法を施行し、外国人労働者の受け入れ拡大に一歩踏み出した日本。トッド氏はこれを「大きな一歩」と評価しつつ、「文藝春秋」の取材に応えて、「移民受け入れにあたって犯しがちな6つの過ち」を提示。「これを『日本を愛する一人のフランス人からの提言』と受け取ってもらえたらありがたい」とも述べている。
第1の過ち (移民受け入れ拡大によって)少子化対策の方をおろそかにすること
第2の過ち 外国人労働者はいずれ国に帰ると思い込むこと
第3の過ち 移民を単なる経済的現象と考えること
第4の過ち 移民受け入れにあたって多文化主義を採用すること
第5の過ち 非熟練労働者の移民のみを増やすこと
第6の過ち 移民の出身国をある特定の国に集中させてしまうこと
具体的に見ていこう。今回の改正入管法で、新たに「特定技能1号」と「特定技能2号」という在留資格が設けられたが、これらは下記の分野に限定されている。
特定技能1号
介護、ビルクリーニング、素形材産業、産業機械製造業、電気・電子情報関連産業、建設、造船・舶用工業、自動車整備、航空、宿泊、農業、漁業、飲食料品製造業、外食業
特定技能2号
建設、造船・舶用工業のみ2021年度より試験を実施予定
これは、「非熟練労働者の移民のみを増やすこと」という「第5の過ち」に該当している。
また、今回の受け入れの大部分を占める「特定技能1号」では「家族の帯同は不可」とされているが、これは「外国人労働者はいずれ国に帰ると思い込むこと」という「第2の過ち」に当てはまる。
「同化主義」を採用せよという真意とは
「6つの過ち」でとくに興味深いのは、移民受け入れにあたって「多文化主義」を採用するのは「誤り」で、「同化主義」を採用せよ、との指摘だろう。
「いきなりこう申し上げると戸惑う読者が多いかもしれませんが、移民受け入れに必要なのは、『多文化主義』ではなく『同化主義』です。
『多文化主義』とは、『同化主義』よりも聞こえは良いですが、要するに『移民隔離』政策です。
移民にとって可能な未来は、『同化』か『隔離』の2つしかありません。そして移民にとっての究極的な運命は、『同化』しかありません。長いスパンで見れば、受け入れ国にとって移民を『隔離』するのは、持続可能な解決策とはみなせないからです。
ヨーロッパでは、かつて英国やドイツが多文化主義を唱え、『移民を無理に統合させようとせず彼らの自主性に任せる』という政策を採りました。しかし、結局うまくいきませんでした」
その上でトッド氏はこう述べている。
「まず日本は自信を持つことです。日本の文化は、間違いなく、人類史の素晴らしい達成の一つです。実際、日本文化に魅了されて、多くの外国人が日本にやって来ています。
そのようにやって来た外国人が長く定住するようになれば、次第に日本社会に属することを誇りに思い、さらには『日本人になりたい』と思うはずです。
日本は、そのくらいの自信を持った方がいい。自信をもって外国人に寛容に接すれば、必ずや『同化』は成功するはずです」
文藝春秋6月号
文藝春秋6月号
日本の外国人労働者受け入れに関するトッド氏の提言「『日本人になりたい外国人』は受け入れよ」は、「文藝春秋」6月号に全文掲載されている。
エマニュエル・トッドが緊急提言 外国人労働者受け入れにあたって日本が注意すべき『6つの過ち』 | 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/-/11918
26多額の税金を投入して『待機児童対策』しても“少子化は解決しない”2019/06/21(金) 23:11:32.23ID:ZBGcDYv50
>>1
.
> 安倍総理は消費税の増税分を財源とする保育の無償化を、
.
> 10月から行うと改めて表明。「増税延期」を“打ち消し”た。
> 安倍首相は「“少子化”という国難を乗り越えるため“待機児童対策”を進める」
.
政策としての『待機児童対策』 は、“少子化解消”にはなりえない。
.
.
日本の少子化要因は「女性の賃労働化」による“非婚化”や“晩婚化不妊”だから。
.
“真の少子化対策”は「未婚率」を“低減”させ「晩婚化」を“回避”してゆくこと。
なぜならば、「結婚している夫婦」は概ね“2人以上”も産んでいるから。
http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou12/chapter3.html#31
だから、「待機児童対策」や「イクメン」を推進しても少子化対策にはなりえない。
.
.
.
歴史人ロ学者のエマニュエル・トッドの統計では、“女性”の「学歴が向上」して、
「労働参加率が上昇」すると、「結婚年齢が上昇」して“少子化傾向”になる。
(KFR701)
.
.
少子高齢化と称し、 「数兆円規模の予算」 が投入されてきたが、
多くは 『保育支援』 であって、 “少子化対策ではない”。
.
私は政策決定の場で違和感を訴えてきたが男性諸氏にはお解りにならない様だ。
.
問題は、 “今時の女性” が 「結婚に価値を見いださず」、
「結婚したいと思わなくなった」 ことに原因がある。
.
【小池 百合子】
.
エマニュエル・トッドが緊急提言 外国人労働者受け入れにあたって日本が注意すべき『6つの過ち』
(link: https://bunshun.jp/articles/-/11918) bunshun.jp/articles/-/119…
1…少子化対策の方をおろそかにする
2外国人労働者はいずれ国に帰ると思い込む
3経済的現象と考える
4多文化主義を採用
5非熟練労働者のみ増やす
6出身国をある特定の国に集中
Translate Tweet
https://t.co/FtnBrsbkHb?amp=1
https://twitter.com/TiikituukaHana/status/1130564369605988352?s=20
イタリアと言っても北と南で違う
ナポリは大阪みたいなもの
家族主義は日本と共通
企業の内部留保も多い
均質化がイタリアは進まずそれが観光資源となった
職人技がブランド化した
日本は官僚が無理やり均質化させすぎた
https://originalnews.nico/24464/2
「人類の歴史はうまくいかないことの連続。だから悲観することはない」——世界的な知の巨人エマニュエル・トッド氏にひろゆきがインタビューしてみた
2017年5月19日 (金) 12:00
移民問題への向き合い方が不真面目なフランス
ひろゆき:
トッドさんが指摘しているように、ドイツのシリア移民などは極めて高い内部婚率を持っています。このままではドイツも早晩、フランスのように内部分裂を起こすように思います。ヨーロッパでの移民の同化はどのように進められるべきだと思いますか?
トッド:
いろんな国によってそれぞれ違います。ドイツはヨーロッパ出身の移民はうまく同化をしましたが、トルコからの移民たちとはうまくいきません。また、シリアからの人々について何か言うにはまだ早すぎるでしょう。一方でフランスはまったく別のモデルです。アラブ系移民たちの高かった外婚率が、今日低くなっている理由は、フランス社会全体の流動性が停滞していることにあります。
ユーロという通貨統合はうまくいかないだろうと思ったのはこのような移民問題を研究していく中ででした。特に90年代初頭、イギリス、ドイツ、フランスでは移民統合モデルがそれぞれ異なっていたからです。それぞれの国の在り方というのはそこにいる移民たちがたどる運命の違いを通してみても分かるように、まったく違うわけです。
この大統領選を理解するために大切でもあるフランス人の姿勢についてですが、それはフランス人には真面目さが欠けているという点でしょう。オランド政権下でエリートたちはみなイスラムを問題視してきましたし、イスラム原理主義者たちによるテロも実際に起きました。そしてみなその話題にとりつかれたようになっていたのにも関わらず、大統領選になったとたんにそのことを忘れたかのようになっていました。こういう人々の問題に対する一種の不真面目さがフランスをレイシズムや差別主義から救っている側面もあるのですが。
社会を停滞させる上層部にいるのは誰か
ひろゆき:
BREXIT(英国のEU離脱)や米大統領選に続き、オランダやフランスも反グローバル化の道を進むかと思われました。ところがオランダの総選挙でも自由党(PVV)は議席が伸び悩み、フランスもルペンは敗北しました。このまま反グローバル化、反EUの流れは落ち着いていくのでしょうか?
トッド:
このような流れを考える際に大切なのは民主主義の問題でしょう。イギリス、アメリカ、フランスというのはそれぞれの形で民主主義を生み出した国です。だからフランスという国が実はアングロサクソンの国々に比べたら民主主義の度合いが低かったということに人々は驚きました。しかしそれは私にとってそれは当たり前の話です。なぜならばフランスと言うのは歴史的に見てみると、専制的なレジームと民主主義的なそれを交互に行ってきた国だからです。逆にそんな私が驚いたのはイギリスという国が社会で起きる反乱にアメリカよりも柔軟に対処できているという事実です。
アメリカでは大統領選後、いまだにいわゆる「市民冷戦」があります。大学、民主党、シリコンバレー、カリフォルニアなどではトランプ氏を大統領として認めたがりません。ところがイギリスでは大衆が突きつけたBREXITという決定に対して保守政党が誠実に向き合っています。本当の驚きというのはイギリスの行動というのが本当の意味でアメリカよりも民主的だったことです。
ひろゆき:
インターネットは、”グローバル化”を推し進めてきた一方で、ネット上には外国人や社会的弱者への憎悪が書き連ねられ過激な思想を強化させているように思います。
インターネットと反グローバルリズムの関係についてはどう考えますか?
トッド:
まず私は技術というのは中性的なものだと思っています。技術革命が起こるたびに、それが全体主義を推し進めるだとか、民主主義を強化するだとか、いろいろと言われますが、技術は物事のスピードを速めるだけなのです。
たとえ話で思いつくのは、ガレー船です。ヨーロッパの人々、そして17世紀のフランス人にとってガレー船は奴隷が漕ぐものとされ、そこは牢獄と同じでした。ところが5世紀のアテネでは、ガレー船の漕ぎ手たちは自分から何かに向かって必死に漕いでいました。その姿から彼らは自由市民とみなされていたのです。つまり、技術というのはこのガレー船のようなもので、民主主義だとか全体主義だとかいうことに対して中性なのです。
ひろゆき:
現在、反知性主義的なエリートに対する反感が先進国で高まっているように感じますが、これらの根底にあるものは何でしょうか?大規模な権威の破壊につながる事はあるでしょうか?
トッド:
今の世界で起きているのは、識字率の向上のあとにくるもので、それは中等、高等教育を受ける人の割合が増加しているということです。先進諸国で高等教育を受けた人々の割合が20パーセントから40パーセントと増えていったことにより、識字率の向上が一度生み出した社会の平等性を破壊してしまったのです。
とても不思議なことは、現在このような社会の上層部がその社会全体を停滞させているという事実です。そしてこの上層部が保守化した集団を形成しています。
例えば、大学というのは知識を広める場ですが、それは優秀な人々を選抜することで成り立ちます。そしてこの選抜が人を分類することに繋がってしまっているのです。さらにそれがコンフォルミズム、つまり体制順応主義を押し進めます。これはフランス社会に言えることですが、社会の上層部分に、各個人としてはわりと頭が良い人物が揃っているにも関わらず全体としては愚劣な集団を形成してしまっているのです。これは一見矛盾しているようですが、この矛盾こそがフランスの民主主義を脅かしています。
人口が増加する社会にこそある希望
ひろゆき:
日本のみならず、世界各国で少子高齢化が更に進むことが予想されます。長期的に見て、食糧やエネルギーなどの資源が枯渇していく中、必ずしも少子化は悪いとはいえないのではないでしょうか。人口減少のスピードに合わせた、縮小というかたちの国のあり方というのは考えられますか?
トッド:
考えられません。アフリカのようなところでは、少子化が多少は効果的なのかもしれませんが、ドイツや日本のように少子化が進むところでは、高い出生率を問題として捉えてしまうのは大きな間違いです。
残念ながら人口が増えるイコール食糧難という見方がなされるばかりで、これらの生まれてくる人々が読み書きをおぼえ、やがて自ら考えるようになるのだ、とは捉えられません。しかし実際は人口が増えるということは発明する力や創造力が高まり続けるということなのです。そして先進諸国のこれまでの発展の加速要因の多くは人口の増加だったのです。
もうお分かりかと思いますが、私は出産奨励派です。単純に、人口が減って衰退に向かうことが、社会にとっていいこととは思えません。
人類の歴史とはうまくいかないことの連続
ひろゆき:
お金もなければ、恋人もいない、仕事も不安定で未来に希望が持てない30代の方から質問です。
トッドさんもフランスについての嘆きが多く、あまり希望が持てないのかなと思いました。世界の状況も日本の状況も、ましてや自分の生活状況も今後良くなる気がしません。僕はどんな希望を描いて生きればいいのでしょうか?この先の世界に希望を持っていますか?
トッド:
この方が誤解している点があるとしたら、それは私が実は楽観主義者だということです。世界を見てみれば楽観させてくれる要素がたくさんあります。
これから数年、あるいはもうすでに世界中の若者は読み書きができるようになるでしょう。人口動態を見ても少子化という傾向は深刻なレベルではありません。また実は世界の暴力は減ってきています。中東などを見るとそうは思えないかもしれませんが、実は違うのです。長い歴史からみると戦争での死亡率がこんなに低かったことは今までないのです。このように前向きな要素を見つけることは実はとっても簡単なことなんです。
もちろん問題は山積しています。中東の問題もありますし、先進諸国では経済への対処がうまくいっていません。若者の問題もあります。もし人類の歴史の中ですべてがうまくいっていた時代が一度でもあったとしたら今の世界は悲惨でしかありません。しかしそんな時代は一度もなかったのです。
人類の歴史というのはうまくいかないことの連続でしかないのです。だからいつだって解決しなければいけない問題はたくさんあったのです。悲観する必要はありません。
ひろゆき:
モテないというのは、けっこう大変だと思うのですが…トッドさんはモテつづけた人生だったのではないですか?
トッド:
とんでもない。そういう意味では若かった頃の私は本当に悲惨だったんですよ。本当に全く、うまくいかなかったのです。私の言葉を信じるべきです。そんな私がそこから抜け出せたのだから、絶対に誰でも抜け出すことはできます(笑)
私は家族のプライバシーもあるしそこまでナルシストではないので実際にはありえませんが…もし自分史を書くとしたら、ウッディー・アレン調で恋愛について壊滅的だった時代を、同じことで悩んでいる人たちを元気づけるために書くでしょう。
(訳・文:大野舞)
エマニュエル・トッド - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%89
1.絶対核家族 (イングランド)
2.平等主義核家族 (フランス)
3.直系家族 (ドイツ、日本)
4.外婚制共同体家族 (ロシア、モンゴル)
5.内婚制共同体家族 (トルコ)
6.非対称共同体家族 (南インド)
7.アノミー的家族 (東南アジア)
8.アフリカ・システム (アフリカ)
トッドはこれら家族制度こそが、社会の価値観を生み出すのだと主張した。これを先験的(アプリオリ)と表現する。
すなわちこれらの価値観は、特定の家族制度のもとに生まれることで自動的に身につけるからである。
例えば、多民族からなる帝国を築くには平等を基本的価値として持っていなければならないとする。ローマ帝国、
イスラム帝国、唐帝国は、それぞれ平等主義核家族、内婚制共同体家族、外婚制共同体家族の帝国であり、先験的な
平等意識に支えられている。一方、直系家族であるドイツ、日本、かつてのアテネは、どれも自民族中心主義から
脱することができず、帝国を築くのに失敗している。イングランドは大帝国を築いたが、間接統治であり、他の
民族を自国に統合するものではなかった。
トッドの理論は様々な疑問を説明する。例えば、なぜ共産主義体制はマルクスが予想したような資本主義先進国で
はなくロシアや中国で実現したのか、なぜ遠く離れたドイツと日本の社会制度が似ているのか、なぜアメリカ人は
自由と独立を重視するのか、などである。説明があまりに明快で決定的だったため、マルクス主義が失墜しつつ
ある当時にあって、新たな決定論であるとして激しい攻撃を受けることとなった。トッドはこれを、倫理的な判断に
よって事実を否定するものであるとし、事実を事実として認める者だけが事実を乗り越えられると述べている[8]。
またマルクスに代表される、経済を下部構造とするモデルは説明能力が無いとし、家族構造から識字率と経済を説明
するべきであるとした。これより、直系家族である日本がヨーロッパに追い付くが追い越しはしないこと、東南アジア
および南インドが近いうちに中南米を追い越すこと、女性の地位が低い西アジア・中央アジアと北インドが世界で
最も遅れた地域となり、いずれギニア湾岸諸国に抜かれること、などを予想した。
[8]^ a b Todd, Emmanuel (2001), “我が「世界像革命」の歩み”, 『世界像革命』, 東京: 藤原書店, ISBN 4-89434-247-2
親子関係
自由 権威
自由・平等 権威・平等
平等 平等主義核家族2 外婚制共同体家族4
フランス ロシア
兄弟関係
非平等 自由 権威・不平等
絶対核家族1 直系家族3
イングランド ドイツ、日本
柄谷交換図と対応させると、
兄弟関係
非平等 平等
権威・不平等 権威・平等
権威 直系家族3 外婚制共同体家族4
ドイツ、日本 ロシア
親子関係
自由 自由 自由・平等
絶対核家族1 平等主義核家族2
イングランド フランス
____
親子関係
自由 権威
自由・平等 権威・平等
平等 平等主義核家族2 外婚制共同体家族4
兄弟関係
非平等 自由 権威・不平等
絶対核家族1 直系家族3
イングランド フランス
柄谷交換図と対応させると、
兄弟関係
非平等 平等
権威・不平等 権威・平等
権威 直系家族3 外婚制共同体家族4
親子関係
自由 自由 自由・平等
絶対核家族1 平等主義核家族2
『世界の多様性』における家族型
表は『新ヨーロッパ大全』より
トッド『世界の多様性』における家族型
https://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド
1.絶対核家族 (イングランド)
2.平等主義核家族 (フランス)
3.直系家族 (ドイツ、日本)
4.外婚制共同体家族 (ロシア、モンゴル)
5.内婚制共同体家族 (トルコ)
6.非対称共同体家族 (南インド)
7.アノミー的家族 (東南アジア)
8.アフリカ・システム (アフリカ)
トッドはこれら家族制度こそが、社会の価値観を生み出すのだと主張した。
これを先験的(アプリオリ)と表現する。
上記トッド『世界の多様性』における家族型(表は『新ヨーロッパ大全』より)を
柄谷交換図と対応させると、
兄弟関係
非平等 平等
権威・不平等 権威・平等
権威 直系家族3 外婚制共同体家族4
ドイツ、日本 ロシア
親子関係
自由 自由 自由・平等
絶対核家族1 平等主義核家族2
イングランド フランス
浅田彰はトッドを経験主義的と批判している。
トッド『世界の多様性』における家族型
https://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド
トッドの理論は様々な疑問を説明する。例えば、なぜ共産主義体制はマルクスが予想したような資本主義先進国で
はなくロシアや中国で実現したのか、なぜ遠く離れたドイツと日本の社会制度が似ているのか、なぜアメリカ人は
自由と独立を重視するのか、などである。説明があまりに明快で決定的だったため、マルクス主義が失墜しつつ
ある当時にあって、新たな決定論であるとして激しい攻撃を受けることとなった。トッドはこれを、倫理的な判断に
よって事実を否定するものであるとし、事実を事実として認める者だけが事実を乗り越えられると述べている[8]。
またマルクスに代表される、経済を下部構造とするモデルは説明能力が無いとし、家族構造から識字率と経済を説明
するべきであるとした。これより、直系家族である日本がヨーロッパに追い付くが追い越しはしないこと、東南アジア
および南インドが近いうちに中南米を追い越すこと、女性の地位が低い西アジア・中央アジアと北インドが世界で
最も遅れた地域となり、いずれギニア湾岸諸国に抜かれること、などを予想した。
[8]^ a b Todd, Emmanuel (2001), “我が「世界像革命」の歩み”, 『世界像革命』, 東京: 藤原書店, ISBN 4-89434-247-2
エマニュエル・トッド - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%89
1.絶対核家族 (イングランド)
2.平等主義核家族 (フランス)
3.直系家族 (ドイツ、日本)
4.外婚制共同体家族 (ロシア、モンゴル、中国)
5.内婚制共同体家族 (トルコ)
6.非対称共同体家族 (南インド)
7.アノミー的家族 (東南アジア)
8.アフリカ・システム (アフリカ)
トッドはこれら家族制度こそが、社会の価値観を生み出すのだと主張した。これを先験的(アプリオリ)と表現する。
すなわちこれらの価値観は、特定の家族制度のもとに生まれることで自動的に身につけるからである。
例えば、多民族からなる帝国を築くには平等を基本的価値として持っていなければならないとする。ローマ帝国、
イスラム帝国、唐帝国は、それぞれ平等主義核家族、内婚制共同体家族、外婚制共同体家族の帝国であり、先験的な
平等意識に支えられている。一方、直系家族であるドイツ、日本、かつてのアテネは、どれも自民族中心主義から
脱することができず、帝国を築くのに失敗している。イングランドは大帝国を築いたが、間接統治であり、他の
民族を自国に統合するものではなかった。
トッドの理論は様々な疑問を説明する。例えば、なぜ共産主義体制はマルクスが予想したような資本主義先進国で
はなくロシアや中国で実現したのか、なぜ遠く離れたドイツと日本の社会制度が似ているのか、なぜアメリカ人は
自由と独立を重視するのか、などである。説明があまりに明快で決定的だったため、マルクス主義が失墜しつつ
ある当時にあって、新たな決定論であるとして激しい攻撃を受けることとなった。トッドはこれを、倫理的な判断に
よって事実を否定するものであるとし、事実を事実として認める者だけが事実を乗り越えられると述べている[8]。
またマルクスに代表される、経済を下部構造とするモデルは説明能力が無いとし、家族構造から識字率と経済を説明
するべきであるとした。これより、直系家族である日本がヨーロッパに追い付くが追い越しはしないこと、東南アジア
および南インドが近いうちに中南米を追い越すこと、女性の地位が低い西アジア・中央アジアと北インドが世界で
最も遅れた地域となり、いずれギニア湾岸諸国に抜かれること、などを予想した。
[8]^ a b Todd, Emmanuel (2001), “我が「世界像革命」の歩み”, 『世界像革命』, 東京: 藤原書店, ISBN 4-89434-247-2
トッド『世界の多様性』における家族型
1.絶対核家族 (イングランド)
2.平等主義核家族 (フランス)
3.直系家族 (ドイツ、日本)
4.外婚制共同体家族 (ロシア、モンゴル)
5.内婚制共同体家族 (トルコ)
6.非対称共同体家族 (南インド)
7.アノミー的家族 (東南アジア)
8.アフリカ・システム (アフリカ)
トッドはこれら家族制度こそが、社会の価値観を生み出すのだと主張した。
これを先験的(アプリオリ)と表現する。
上記トッド『世界の多様性』における家族型(表は『新ヨーロッパ大全』より)を
柄谷交換図と対応させると、
兄弟関係
非平等 平等
権威・不平等 権威・平等
権威 直系家族3 外婚制共同体家族4
ドイツ、日本 ロシア
親子関係
自由 自由 自由・平等
絶対核家族1 平等主義核家族2
イングランド フランス
(浅田彰はトッドを経験主義的と批判している。アプリオリは絶対ではない)
____
親子関係
自由 権威
自由・平等 権威・平等
平等 平等主義核家族2 外婚制共同体家族4
兄弟関係
非平等 自由 権威・不平等
絶対核家族1 直系家族3
イングランド フランス
兄弟関係
非平等 平等
権威・不平等 権威・平等
権威 直系家族3 外婚制共同体家族4
親子関係
自由 自由 自由・平等
絶対核家族1 平等主義核家族2
トッド『世界の多様性』における家族型
https://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド
1.絶対核家族 (イングランド)
2.平等主義核家族 (フランス)
3.直系家族 (ドイツ、日本)
4.外婚制共同体家族 (ロシア、モンゴル、中国)
5.内婚制共同体家族 (トルコ)
6.非対称共同体家族 (南インド)
7.アノミー的家族 (東南アジア)
8.アフリカ・システム (アフリカ)
トッドはこれら家族制度こそが、社会の価値観を生み出すのだと主張した。
これを先験的(アプリオリ)と表現する。
上記トッド『世界の多様性』における家族型(表は『新ヨーロッパ大全』より)を
柄谷交換図と対応させると、
兄弟関係
非平等 平等
権威・不平等 権威・平等
権威 直系家族3 外婚制共同体家族4
ドイツ、日本 ロシア
親子関係
自由 自由 自由・平等
絶対核家族1 平等主義核家族2
イングランド フランス
浅田彰はトッドを経験主義的と批判している。
トッドの理論は様々な疑問を説明する。例えば、なぜ共産主義体制はマルクスが予想したような資本主義先進国で
はなくロシアや中国で実現したのか、なぜ遠く離れたドイツと日本の社会制度が似ているのか、なぜアメリカ人は
自由と独立を重視するのか、などである。説明があまりに明快で決定的だったため、マルクス主義が失墜しつつ
ある当時にあって、新たな決定論であるとして激しい攻撃を受けることとなった。トッドはこれを、倫理的な判断に
よって事実を否定するものであるとし、事実を事実として認める者だけが事実を乗り越えられると述べている[8]。
またマルクスに代表される、経済を下部構造とするモデルは説明能力が無いとし、家族構造から識字率と経済を説明
するべきであるとした。これより、直系家族である日本がヨーロッパに追い付くが追い越しはしないこと、東南アジア
および南インドが近いうちに中南米を追い越すこと、女性の地位が低い西アジア・中央アジアと北インドが世界で
最も遅れた地域となり、いずれギニア湾岸諸国に抜かれること、などを予想した。
[8]^ a b Todd, Emmanuel (2001), “我が「世界像革命」の歩み”, 『世界像革命』, 東京: 藤原書店, ISBN 4-89434-247-2
カール・マルクス30
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1570258964/
トッド『世界の多様性』における家族型
https://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド
1.絶対核家族 (イングランド)
2.平等主義核家族 (フランス、南米)
3.直系家族 (ドイツ、日本)
4.外婚制共同体家族 (ロシア、モンゴル、中国)
5.内婚制共同体家族 (トルコ)
6.非対称共同体家族 (南インド)
7.アノミー的家族 (東南アジア)
8.アフリカ・システム (アフリカ)
トッドはこれら家族制度こそが、社会の価値観を生み出すのだと主張した。
これを先験的(アプリオリ)と表現する。
上記トッド『世界の多様性』における家族型(表は『新ヨーロッパ大全』より)を
柄谷交換図と対応させると、
兄弟関係
非平等 平等
権威・不平等 権威・平等
権威 直系家族3 外婚制共同体家族4
ドイツ、日本 ロシア、モンゴル、中国
親子関係
自由 自由 自由・平等
絶対核家族1 平等主義核家族2
イングランド フランス、南米
トッドの理論は様々な疑問を説明する。例えば、なぜ《共産主義体制》はマルクスが予想したような資本主義先進国
ではなくロシアや中国で実現したのか、なぜ遠く離れたドイツと日本の社会制度が似ているのか、なぜアメリカ人は
自由と独立を重視するのか、などである。説明があまりに明快で決定的だったため、マルクス主義が失墜しつつ
ある当時にあって、新たな決定論であるとして激しい攻撃を受けることとなった。トッドはこれを、倫理的な判断に
よって事実を否定するものであるとし、事実を事実として認める者だけが事実を乗り越えられると述べている*。
またマルクスに代表される、経済を下部構造とするモデルは説明能力が無いとし、家族構造から識字率と経済を説明
するべきであるとした。これより、直系家族である日本がヨーロッパに追い付くが追い越しはしないこと、東南アジア
および南インドが近いうちに中南米を追い越すこと、女性の地位が低い西アジア・中央アジアと北インドが世界で
最も遅れた地域となり、いずれギニア湾岸諸国に抜かれること、などを予想した。
*Todd, Emmanuel (2001), “我が「世界像革命」の歩み”, 『世界像革命』, 藤原書店
浅田彰はトッドを経験主義的と批判している。
カール・マルクス30
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1570258964/
トッド『世界の多様性』における家族型
https://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド
1.絶対核家族 (イングランド)
2.平等主義核家族 (フランス、南米)
3.直系家族 (ドイツ、日本)
4.外婚制共同体家族 (ロシア、モンゴル、中国)
5.内婚制共同体家族 (トルコ)
6.非対称共同体家族 (南インド)
7.アノミー的家族 (東南アジア)
8.アフリカ・システム (アフリカ)
トッドはこれら家族制度こそが、社会の価値観を生み出すのだと主張した。
これを先験的(アプリオリ)と表現する。
上記トッド『世界の多様性』における家族型(表は『新ヨーロッパ大全』より)を
柄谷交換図と対応させると、
兄弟関係
非平等 平等
権威・不平等 権威・平等
権威 直系家族3 外婚制共同体家族4
ドイツ、日本 ロシア、モンゴル、中国
親子関係
自由 自由・無関心 自由・平等
絶対核家族1 平等主義核家族2
イングランド フランス、南米
ここで非平等とは、平等への無関心(絶対核家族)と積極的な不平等(直系家族)を含む用語である。
トッドの理論は様々な疑問を説明する。例えば、なぜ《共産主義体制》はマルクスが予想したような資本主義先進国
ではなくロシアや中国で実現したのか、なぜ遠く離れたドイツと日本の社会制度が似ているのか、なぜアメリカ人は
自由と独立を重視するのか、などである。説明があまりに明快で決定的だったため、マルクス主義が失墜しつつ
ある当時にあって、新たな決定論であるとして激しい攻撃を受けることとなった。トッドはこれを、倫理的な判断に
よって事実を否定するものであるとし、事実を事実として認める者だけが事実を乗り越えられると述べている*。
またマルクスに代表される、経済を下部構造とするモデルは説明能力が無いとし、家族構造から識字率と経済を説明
するべきであるとした。これより、直系家族である日本がヨーロッパに追い付くが追い越しはしないこと、東南アジア
および南インドが近いうちに中南米を追い越すこと、女性の地位が低い西アジア・中央アジアと北インドが世界で
最も遅れた地域となり、いずれギニア湾岸諸国に抜かれること、などを予想した。
*Todd, Emmanuel (2001), “我が「世界像革命」の歩み”, 『世界像革命』, 藤原書店
浅田彰はトッドを経験主義的と批判している。
トッド『世界の多様性』における家族型
https://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド
1.絶対核家族 (イングランド)
2.平等主義核家族 (フランス、南米)
3.直系家族 (ドイツ、日本)
4.外婚制共同体家族 (ロシア、モンゴル、中国)
5.内婚制共同体家族 (トルコ)
6.非対称共同体家族 (南インド)
7.アノミー的家族 (東南アジア)
8.アフリカ・システム (アフリカ)
トッドはこれら家族制度こそが、社会の価値観を生み出すのだと主張した。
これを先験的(アプリオリ)と表現する。
上記トッド『世界の多様性』における家族型(表は『新ヨーロッパ大全』より)を
柄谷交換図と対応させると、
兄弟関係
非平等 平等
権威・不平等 権威・平等
権威 直系家族3 外婚制共同体家族4
ドイツ、日本 ロシア、モンゴル、中国
親子関係
自由 自由・無関心 自由・平等
絶対核家族1 平等主義核家族2
イングランド、香港 フランス、南米
ここで非平等とは、平等への無関心(絶対核家族)と積極的な不平等(直系家族)を含む用語である。
兄弟関係
非平等 平等
権威・不平等 権威・平等
権威 直系家族3 外婚制共同体家族4
ドイツ、日本 ロシア、モンゴル、中国
親子関係
自由 自由・無関心 自由・平等
絶対核家族1 平等主義核家族2
イングランド、香港 フランス、南米
ここで非平等とは、平等への無関心(絶対核家族)と積極的な不平等(直系家族)を含む用語である。
エマニュエル・トッドに言わせると直系家族(ドイツ、日本)と外婚制共同体家族(ロシア、モンゴル、中国)の違いらしいです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%89
どちらも権威主義的ですが、共同体内部において前者は非平等、後者は平等ということになります。対外的にはどちらも帝国主義的になり得ますが。
https://lh3.googleusercontent.com/-G8D5KDWOQVo/WMZsS2U3bDI/AAAAAAABL7k/E4XPZ9-uhjw/s1600/blogger-image--1287783382.jpg
165:
速水
日本で最初に文化をもった人たちは縄文人です。ョーロッパでぃぇば、ヶルト民族みたいな存在といえると思います。縄文人はだいたい狩猟、採集が主であって、農耕は原則としてしない。ですから人口規模は小さく、 一〇万のオーダーです。その人たちが小氷期の終わった約一万年前からずっと住んでいました。そこへ渡来人といいますが、外国から農耕と鉄を作る技術をもった人たちが紀元前三世紀ごろからやってきます。それは朝鮮半島または、中国大陸から、九州おょび日本の中央部に来て、そこで大和朝廷をつくります。そのもとに日本は統一されます。七世紀の頃、日本の人口は約六百万人と推定されています。縄文人たちは、結局敗けるのですね。そして一部は南に行ったかもしれないけれども、だいたいは北の方に追いやられてしまいます。もちろん、そこで縄文人すべてが絶滅したのではなくて、同化作用が起こっていくけれども、しかしとくに東北地方に住んだ人たちは、縄文時代の人々がもっていた価値観とか家族制度、子供をあまり産まないようにするとか、早く結婚するとか、そういぅ慣習をもったままずっときました。そこへさらに第二の移民がきます。これは、年代ははっきりしていません。私は東シナ海沿岸文化と呼んでいますが、朝鮮半島の南にある済州島7ェジュじ、それから十分研究されていませんけれども、たぶん南中国の沿岸、それから琉球、台湾、これらを含む東シナ海沿岸地域には、たぶん共通の言葉をもち、共通の文化をもつ人々が住んでいたと考えています。舟を使って往来しています。このグループの文化が薄く西南日本にかかっている、い」れが第二の人たちです。だから二つのタイプができてきます
比較的早い時期に、日本でいえば七世紀ぐらいには、日本は中央政府で統一されてしまいますから、それ以降、日本に居住した人たちのあいだのエスニシテイに基づく戦争はなくなりますが、それぞれがもっていた価値観には違いがあります。東北では早く結婚するが、しかし子供の数は少ない。中央部は比較的遅い結婚で、子供の数は多い。それから南西部はやや他と違っていて、遅く結婚するけれども、結婚以外の子供を産むことは平気。だからいわゆる私生児の数が多い。それから舟を使って行き来するから、外国へ行くこと、外で働くことをなんとも思わないという性質があります。そのように、それぞれ異なる性質をもった二つのグループが日本にいて、それがこういう地図とか、私の扱っている徳川時代のミクロのデータには出てきます。それが明治民法で統一される時に、なぜあまり抵抗なくうまく統一されたのかが、まだ解けない謎です。ここで東北日本というのは、本州の中央を南北に縦断している大断層(フォ
160:
むしろ本当に大事な問題は――私は家族形態の重要性といぅことを言いたぃのですが――日本は直系家族で、フランスの南西部も直系家族です。しかし日本でもフランスの南西部でも、すでに三世代同居型のような古典的なイメージの直系家族は、もはゃマイナーになってきてぃます。
速水 この地図2でもそぅです。これは県ごとですが、 一世帯あたりの夫婦組数を示してぃます。東北日本が一。二以上なのは多世代同居のあったこと、中央日本が○。人以下なのは、核家族形態の世帯が多かったからでしょンっ。
『世界像革命』170ページ
《トッドは、対談で日本における人口=家族パターンの地域性を説明するために用いた、明治前期の府県別一世帯あたり夫婦組数の図をパリに持ち帰り、自分の研究室の壁に貼りたい、といつておられたが、あの地図はどうなったのだろうか、少々気にかかるところである。》速水融
『世界像革命』170頁
《トッドは、対談で日本における人口=家族パターンの地域性を説明するために用いた、明治前期の府県別一世帯あたり夫婦組数の図をパリに持ち帰り、自分の研究室の壁に貼りたい、といっておられたが、あの地図はどうなったのだろうか、少々気にかかるところである。》速水融
https://twitter.com/tmaita77/status/1204023146203926529?s=21
地域通貨花子1 (@TiikituukaHana)
2019/12/09 22:34
『世界像革命』170頁
《トッドは、対談で日本における人口=家族パターンの地域性を説明するために用いた、明治前期の府県別一世帯あたり夫婦組数の図をパリに持ち帰り、自分の研究室の壁に貼りたい、といっておられた…》速水融
二つの図に相関関係はある?
twitter.com/tmaita77/statu… pic.twitter.com/Fzky4aT2D6
https://twitter.com/tiikituukahana/status/1204031675262357504?s=21
http://tsuruichi.blog.fc2.com/blog-entry-1053.html?sp
新たな合理的な保護主義の時代の始まり
2017/01/1608:00
新たな保護主義の時代に
仏歴史人口学者 エマニュエル・トッド氏
(出所:2017/1/12日本経済新聞朝刊)
『 ドナルド・トランプ氏の米大統領選での勝利に驚きはない。2000年以降、自由貿易によって雇用が奪われ、白人有権者の心に耐えがたい痛みが生まれたからだ。トランプ氏の勝利は、労働者階級だけでなく、中間層の怒りでもあったのだ。
今始まろうとしているのは一つの時代だ。グローバル化、つまり新自由主義は1980年ごろに始まった。そこから35年後、我々はまた35年の周期の初期段階にいる。人口学者として私はこれから終わりを見るのではないと断言できる。
自由貿易は絶対的な自由貿易しかない。しかし保護主義にはいくつもの種類がある。ばからしいものも節度あるものもあるのだ。先進世界では保護主義と開国、つまり自由貿易が代わる代わるやってきた。
グローバル化は特に英米で途方もない格差を生み、日仏独にもある。この格差は資本の移動の自由と、低賃金の労働力を使うことで生まれた。
重要なのは格差が生まれる仕組みではなく、先進国が格差を受け入れた点だ。どうして先進国は自由貿易に扉を開いたのか。私は経営者などのビジネス人ではなく、教育階層に問題があると思う。大学と結びついた理論家が格差拡大につながる議論を主導した。
自由貿易は忘れねばならない。我々の前にあるのは良い保護主義と悪い保護主義の議論だ。給与水準を守ったり、内需を刺激したりする合理的な保護主義は貿易を活発にする。保護主義が国家間紛争になるというのは嘘だ。保護主義は協力的で敵対を意味しない。 』(太字は筆者)
1980年頃に始まったグローバル化(新自由貿易主義)の終わりと新たな35年周期の保護主義の始まり。
中国を主とする貿易不均衡の解消等を目指すトランプ氏の主張は、トッド氏の言う合理的な保護主義に合致しているように思われる。
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「小説 君の名は。」(新海誠著、角川e文庫)
『 ほんの一メートルほど先に、彼女がいる。名前も知らない人なのに、彼女だと俺にはわかる。しかしお互いの電車はたんだんと離れていく。そして別の電車が俺たちの間に滑り込み、彼女の姿は見えなくなる。
でも俺は、自分の願いをようやく知る。
あとすこしだけでも、一緒にいたかった。
もうすこしだけでも一緒にいたい。
俺たちはかつて出逢ったことがある。いや、それは気のせいかもしれない。夢みたいな思い込みかもしれない。前世のような妄想かもしれない。それでも、俺は、俺たちは、もうすこしだけ一緒にいたかったのだ。あとすこしだけでも、一緒にいたいのだ。
やっと逢えた。やっと出逢えた。このままじゃ泣き出してしまいそう、そう思ったところで、私は自分がもう泣いていることに気付く。私の涙を見て、彼が笑う。私も泣きながら笑う。予感をたっぷり溶かしこんだ春の空気を、思いきり吸い込む。
そして俺たちは、同時に口を開く。
いっせーのーでとタイミングをとりあう子どもみたいに、私たちは声をそろえる。
--君の、名前は、と。 』
このシーン、ウォーレン・ビューティー主演の『天国から来たチャンピオン Heaven Can Wait』のラストシーンを思い出す。
(出所:http://www.script-o-rama.com/movie_scripts/h/heaven-can-wait-script-transcript.html)
Beatty : Have we met ?
Julie : No. I don't think so. No, I guess we haven't. I'm sorry.
・・・
Julie : What's that?
Beatty : They're just closing up the place. Here, give me your hand.
It's all right. There's nothing to be afraid of.
・・・
Julie : When you said "There's nothing to be afraid of," your voice sounded so familiar.
Beatty : Well, like I said, I thought I knew you, too.
・・・
Beatty : All of a sudden, I don't feel like going to a party, and I thought maybe if... I mean... You want to have a cup of coffee or something?
Well, I guess not.
Julie : You are the quarterback.
Beatty : Yeah, how'd you know that ?
Julie : Yes, I'd love to have a cup of coffee with you.
>>突然、電気が落ちる。そこで驚くジュリー・クリスティに対して言う。
It's all right. There's nothing to be afraid of.
これは、ファーンズワース演じるウォーレン・ビューティーが最後に言った言葉。
彼だとわかった瞬間だ。
(この映画で使われたデイヴ・グルーシンの曲を4大学大会の英語劇(ニール・サイモンの"God's Favorite")の幕間で使ったことも懐かしい。)
なお、次のクイズ(http://www.funtrivia.com/en/Movies/Heaven-Can-Wait-16515.htmlの最後から2番目)もご参照。
『 ? : After the Super Bowl, what does the main character say to Julie Christie's character to make her realize who he is ?
Answer : "It's all right. There's nothing to be afraid of."
Just before Beatty's character is shot, he proposes to Julie Christie's character. When he realizes that he is about to be taken away, he tells her that someday someone else might come up to her, maybe even a football player, maybe even a quarterback, and she'd be able to look into his eyes and feel recognized. She expresses confusion, and he assures her, "It's all right. There's nothing to be afraid of." Those are the last words he speaks to her before being shot. 』
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日本経済を破壊し続ける竹中平蔵を「人間論」から読み解く [三橋TV第357回] 三橋貴明・浜崎洋介・高家望愛
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トッド
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文春新書『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 ...
2015/05/20 — エマニュエル・トッド 堀茂樹 ... 悪童日記』の名訳者、堀茂樹さんによる素晴らしい翻訳で読める、日本オリジナル版です。
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財源研究室サイト記事 zaigen-lab.info/2021/04/18/res… では、私たちの常識と供給制約そして供給能力について説明しています。
砂漠気候(供給制約)が宗教(私たちの常識)に影響を与え、食糧生産(供給能力)が宗教分布を変えたという説明の動画ありましたので紹介します🌜
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アゴタ クリストフ 、 堀 茂樹 | 2014/9/23 ... エマニュエル・トッド 、 堀 茂樹 | 2016/9/21 ... エマニュエル トッド , Emmanuel Todd他 | 2016/1/20.
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問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論 (文春新書)
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堀 茂樹(ほり しげき、1952年1月29日 - )は、日本のフランス文学・哲学研究者、翻訳家。 ... 人種差別と没落する西欧』(文春新書、2016年); エマニュエル・トッド『問題 ...
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「ドイツ帝国」が世界を破滅させる / トッド - 紀伊國屋書店
トッド,エマニュエル【著】〈Todd,Emmanuel〉/堀 茂樹【訳】; 著者をお気に入りに登録; 文藝春秋(2015/05発売). ウェブストアに1冊在庫がございます。
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問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論
エマニュエル・トッド 堀茂樹. 定価:913円(税込); 発売日:2016年09月21日; ジャンル:ノンフィクション. 書店の在庫を確認>; オンライン書店で購入>.
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堀 茂樹 (@hori_shigeki) | Twitter
訳書:クリストフ『悪童日記』、エルノー『シンプルな情熱』、ヴォルテール『カンディード』、トッド『問題は英国ではない、EUなのだ』他。東京日仏学院講師、慶大名誉教授 ...
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日本経済を破壊し続ける竹中平蔵を「人間論」から読み解く [三橋TV第357回] 三橋貴明・浜崎洋介・高家望愛
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地域通貨花子1
@TiikituukaHana
@mdfujita @chietherabbit エマニュエル・トッドに言わせると直系家族(ドイツ、日本)と外婚制共同体家族(ロシア、モンゴル、中国)の違いらしいです。
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8…
どちらも権威主義的ですが、共同体内部において前者は非平等、後者は平等ということになります。対外的にはどちらも帝国主義的になり得ますが。
2019/11/19 0:35
https://twitter.com/tiikituukahana/status/1196451833289441280?s=21
https://twitter.com/shichirom/status/1493674001297600512?s=21
図4 国によるリーダーシップ文化の違い
意志決定のスタイル
トップダウン型
インドネシア
中国
サウジアラビア
インド
ロシア
メキシコ
●米国
フランス
英国
ブラジル
権威に対する
考え方
●カナダ
オーストラリア
平等主義 階層重視
ベルギー
●ドイツ
●オランダ
●デンマーク
ノルウェー
●スウェーデン
●日本
合議型
出所)エリンメイヤー 「異文化適応のリーダーシップ」 「ハーバードビジネスレビュー」 2017年10月号、ダイヤモンド社より作成
異文化適応のリーダーシップ
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エリン・メイヤー · 2018
グローバル化の進展で、まったく違う文化圏出身の上司や同僚、あるいは部下と仕事をすることも珍しくはなくなっている。そうした文化の違いはともすれば、誤解や軋轢を生み ...
プレビュー
異文化理解力: 相手と自分の真意がわかるビジネスパーソン必須の教養
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エリン・メイヤー · 2015 · プレビューは利用できません
ハーバード・ビジネス・レビュー、フォーブス、ハフィントン・ポストほか各メディアで話題 ...
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組織は変われるか ― 経営トップから始まる「組織開発」
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加藤雅則 · 2017
次の書籍のコンテンツと一致:
勢葵千○英国ブラジル○カナダ"オーストラリア平等主義|- *ヒェラルキー重視) ○ベルギー○ドイツ○オランダ○デンマーク○ノルウェー○スウェーデン○日本合議型出典:エリン・メイヤー「異文化適応のリーダーシップ」(「DIAMONDハーバード・ビジネス・ ...
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DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 17年10月号
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ダイヤモンド社 · 2017
※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なります。ご注意ください。著作権等の問題で掲載されないページや写真、また、プレゼント企画やWEBサービスなどご利用になれないコン ...
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海外で結果を出す人は、「異文化」を言い訳にしない
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グロービス, 高橋亨 · 2021
「もっと早くこの本に出会っていたかった」 海外駐在員、絶賛! 2万人が学んだ実践的フレームワークと、自己成長への道標。 「この国では○○だから」 ...
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経営戦略としての異文化適応力: ホフステードの6次元モデル実践的活用法
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宮森千嘉子, 宮林隆吉 · 2019 · プレビューは利用できません
「文化と経営の父」ヘールト・ホフステード博士が考案した「6次元モデル」を用い、異文化コミュニケーション問題の対応策を紹介。
他の版
異文化交渉力:5つの原則
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エリン・メイヤー · 2016
グローバル化の進展で国際的なビジネス交渉が増えているが、異なる文化を背景に持つ人たちとの交渉では、自分の慣れ親しんだルールや振る舞いが誤解を招き、頓挫することも ...
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NO RULES: sekaiichi jiyū na kaisha nettofurikkusu
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リード・ヘイスティングス, エリン・メイヤー · 2020 · プレビューは利用できません
普通じゃない経営手法で世界一成功している革新的・創造的企業、Netflixの自由と責任の企業文化を共同創業者が初めて明かす
NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX
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リード・ヘイスティングス, エリン・メイヤー, 土方奈美 · 2020
●Netflixはどうやって190カ国で2億人を獲得できたのか? ●共同創業者が初めて明かすNetflixビジネスとカルチャーの真髄。 ■Netflixの「脱ルール」カルチャー ...
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カルチャー・マップ:世界を8つの指標で理解する
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エリン・メイヤー · 2015
グローバル化の進展に伴い、人種や国籍の異なる従業員を効果的にマネジメントすることは、企業にとって喫緊の課題となっている。しかし、定説や固定観念に頼ると相手を理解 ...
文春新書『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 ... 2015/05/20 — エマニュエル・トッド 堀茂樹 ... 悪童日記』の名訳者、堀茂樹さんによる素晴らしい翻訳で読める、日本オリジナル版です。 判型・造本・装丁: 新書判
3:16 午前
yoji said...
https://twitter.com/_luminous_woman/status/1405110464812523522?s=21
3:33 午前
yoji said...
鈴木 秀夫 風土の構造 (講談社学術文庫)
yoji said...
『世界像革命』170頁 《トッドは、対談で日本における人口=家族パターンの地域性を説明するために用いた、明治前期の府県別一世帯あたり夫婦組数の図をパリに持ち帰り、自分の研究室の壁に貼りたい、といっておられたが、あの地図はどうなったのだろうか、少々気にかかるところである。》速水融 https://twitter.com/tmaita77/status/1204023146203926529?s=21
5:31 午前
地域通貨花子1
@TiikituukaHana
@mdfujita @chietherabbit エマニュエル・トッドに言わせると直系家族(ドイツ、日本)と外婚制共同体家族(ロシア、モンゴル、中国)の違いらしいです。
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8…
どちらも権威主義的ですが、共同体内部において前者は非平等、後者は平等ということになります。対外的にはどちらも帝国主義的になり得ますが。
2019/11/19 0:35
https://twitter.com/tiikituukahana/status/1196451833289441280?s=21
地域通貨花子1
@TiikituukaHana
@mdfujita @chietherabbit 参考:
エマニュエル・トッド『世界像革命』より
ちなみに日本=直系家族(図では権威主義的家族)は対外的な拡大は原理的に不可能らしいです pic.twitter.com/RjhITghjEy
2019/11/19 0:53
https://twitter.com/tiikituukahana/status/1196456320460656643?s=21
地域通貨花子1
@TiikituukaHana
@whatIvedone6080 日本は自由よりも平等を重視する。
さらに官僚国家だから独裁者の存在を許さない。
(エマニュエル・トッドは、権威主義と平等主義を原則とする外婚制共同体家族の地域が旧共産圏と見事に重なることを発見した。ちなみに日本[直系家族=権威主義的家族]は対外的な拡大は原理的に不可能らしい。)
2022/03/19 22:29
https://twitter.com/tiikituukahana/status/1505174639752155136?s=21
360 考える名無しさん[] 2022/11/19(土) 22:09:45.05 ID:0
外婚制共同体家族の典型が「カラマーゾフの兄弟。」
ここでは父親と息子が一人の女を巡ってさや当てをする。
つまり女は父親に嫁いでも息子に嫁いでもおかしくないということ。
女を巡って父親と息子が対立することは核家族社会ではあり得ず、権威主義家族社会でも少ないが外婚制家族社会ではよくある。
カラマーゾフの兄弟では兄弟で遺産を分配するが長男の立場は他の兄弟と平等である。
これは権威主義家族社会にはあり得ない外婚制共同体家族社会だからだ。
【おまいり】神社で「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法ではない。宗教学者が教える“しきたり”の嘘
asahi.5ch.net/test/read.cgi/…
dailyshincho.jp/article/2019/1…
《島田[裕巳]氏は、最も美しい形の参拝として、黒澤明の映画『姿三四郎』(1943年)のワンシーンをあげる。》
参考:
黒澤明『姿三四郎』1943より pic.twitter.com/TsSTe1Zefy
2019/11/16 19:36
https://x.com/tiikituukahana/status/1195651759378595840?s=61
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