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The Pervert's Guide to Ideology | |
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Theatrical release poster
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Directed by | Sophie Fiennes |
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Produced by | Sophie Fiennes Katie Holly Martin Rosenbaum James Wilson |
Written by | Slavoj Žižek |
Starring | Slavoj Žižek |
Music by | Brian Eno |
Cinematography | Remko Schnorr |
Edited by | Ethel Shepherd |
Distributed by | P Guide Productions Zeitgeist Films |
Release date
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Running time
| 136 minutes[1] |
Country | United Kingdom |
Language | English |
6 Comments:
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スラヴォイ・ジジェクの倒錯的映画ガイド2
倒錯的イデオロギー・ガイド
2017.5.26 NEW 3,800円(税抜)/獲得ポイント:111/発送日数:営業日2日以内/商品番号:1679
当代きってのスター哲学者、スラヴォイ・ジジェクが提示するまったく新しい映画の見方!
スリリングな知的挑発に満ちた現代思想・滅多斬り!
「サウンド・オブ・ミュージック」、「タクシードライバー」、「ジョーズ」、「ダークナイト」など
様々な名作映画を引用し、そこに隠れたイデオロギーを読み解く!
ナチズム、共産主義、資本主義、スターリニズム、民主主義、テロリズム、大量消費主義…
イデオロギーには我々にとってどのような効用があるのか?
驚くべき逆転の発想で畳み掛けられる痛快かつ濃密な136分!
監督:ソフィー・ファインズ/脚本・出演:スラヴォイ・ジジェク
2012 年/カラー/136分/英語/字幕:日本語/イギリス、アイルランド
スラヴォイ・ジジェクの倒錯的映画ガイド2 倒錯的イデオロギー・ガイド2で引用・解説される映画
●『ゼイリブ』(1988)監督:ジョン・カーペンター
●『サウンド・オブ・ミュージック』(1964)監督:ロバート・ワイズ
●『コカコーラ(CM)』(2000) Mccann-Erikson
●『東京オリンピック』(1965)監督:市川崑
●『時計仕掛けのオレンジ』(1971)監督:スタンリー・キューブリック
●『ウエストサイド物語』(1961)監督:ロバート・ワイズ+ジェローム・ロビンス
●『タクシードライバー』(1976)監督:マーティン・スコセッシ
●『捜索者』(1956)監督:ジョン・フォード
●『ジョーズ』(1975)監督:スティーブン・スピルバーグ
●『意志の勝利』(1934)監督:レニ・リーフェンシュタール
●『永遠のユダヤ人』(1940)監督:フリッツ・ヒップラー
●『キャバレー』(1972)監督:ボブ・フォッシー
●『アイ・アム・レジェンド』(2007)監督:フランシス・ローレンス
●『タイタニック』(1997)監督:ジェームズ・キャメロン
●『プラハのためのオラトリオ』(1968)監督:ヤン・ニェメツ
●『ベルリン陥落』(1950)監督:ミハイル・チアウレリ
●『M★A★S★H』(1970)監督:ロバート・アルトマン
●『if もしも…』(1969)監督:リンゼイ・アンダーソン
●『フルメタル・ジャケット』(1987)監督:スタンリー・キューブリック
●『ダークナイト』(2008)監督:クリストファー・ノーラン
●『ブロンドの恋』(1965)監督:ミロシュ・フォアマン
●『火事だよ!カワイ子ちゃん』(1967)ミロシュ・フォアマン
●『逢びき』(1945)監督:デイヴィッド・リーン
●『未来世紀ブラジル』(1985)監督:テリー・ギリアム
●『セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身』(1966)監督:ジョン・フランケンハイマー
●『最後の誘惑』(1988)監督:マーティン・スコセッシ
●『砂丘』(1970)監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
フレディのワイセツな関係(2001)監督:トム・グリーン? (多分出てこない。英語版wikiの間違い)
[ほぼ登場順に並べた。個々の作品情報は英語版wikiのリストから飛ぶといい。]
あなたは、あなたが出演されている2005年のドキュメンタリー映画『Zizek!』をご覧になっていないとおっしゃっていました。
私はつい先日拝見したのですが、衝撃的なシーンがありました。
あなたが監督のアストラ・テイラーをキッチンに連れて行き、そこに靴下がしまわれているのを見せる場面です。
はい、彼女を驚かせるためにしたんですよ!ですが、そこではとても馬鹿馬鹿しいことが起きました。
彼女に、靴下をキッチンにしまっていることを言ったのですが、彼女は信じませんでした。
彼女はこう考えたのです。「ああ!これはかれのポストモダンな見世物の一つなのね。」と。私はこう言いたかった。
「ファックユー!本当にそこにあるだけなんだよ!」と。
ある馬鹿は、映画の諸々の場面を取り上げて…覚えていますか?私が裸でベッドに横になって
(もちろん腰から上だけですが)インタビューを受けているシーンです。
低俗なものでした。[監督のせいで]私は毎日イライラさせられ疲れていました。くたくただったのです。
ただ、彼女はいくつか質問したがっていたので、「もう寝るつもりだけど、五分間だけなら撮っていいですよ。」
と言いました。それが事の真相です。
いまや、あれを見て「彼が上半裸で撮影したのはどういうメッセージなんだろう?」と言う人がいますが、
メッセージなどありません。私はクソ疲れていたということがメッセージです。
ベッドの中で半裸トークした映像にいちいち意図を読み込まれて嫌がっていたようだが>>115
イデオロギーガイドではしっかりベッドに寝転がって話してて草
20170606読売新聞 朝刊
市場の自由拡大
市民の自由縮小
勢い増す権威主義・新自由主義 左翼勢力 欧州で退潮
Slavoj Zizek スロベニア人の哲学者、精神分析学者。スロベニア国立リュブリャナ大学教授。論客として知られ、「欧米で最も危ない哲学者」とも言われる。著書は文化理論や映画批評を含み、広範囲に及ぶ。「ポストモダンの共産主義」「イデオロギーの崇高な対象」など和訳も多い。
トランプ大統領の米国が地球温暖化対策の国際的枠組みを離脱する。現行の国際協調体制はその礎となってきた米国の変調で揺らぎ出した。世界はどこに向かうのか。独自の物言いで欧米メディアの人気者でもある、スロベニアの急進左派の哲学者スラヴォイ・ジジェクさんに想いを語ってもらった。(編集委員 鶴原徹也)
想う2017
スロベニアの哲学者
スラヴォイ・ジジェクさん 68
危機は起きる
私は米大統領選に際し、「(民主党候補)クリントン氏よりも(共和党候補)トランプ氏の方がマシ」と発言して激しく非難され、暴漢に襲われもした。
私の理屈はこうだった。
今日の新自由主義的なグローバル化は過度の貧富格差をうみだすなど、その限界を露呈している。
<新自由主義的なグローバル化は米英が1980年代から先導してきた。市場経済に信を置き、
政府の役割は限定して、減税・民営化・規制緩和を通じて経済を活性化させた。だが近年は金融危機や不平等拡大などを招いたとして修正を求める声が出ている>
クリントン氏は既成秩序のエリートで、現状維持の候補。同氏では何も変わらない。「反グローバル化」「米国第一」を掲げるトランプ氏は常識を欠く差別的人間で、私は嫌悪する。それでも「マシ」としたのは、米国が目覚めるには衝撃が必要だと考えたからだ。
だが、私は米国民を過大評価したようだ。彼らはトランプ氏を選んだ過ちに気づかず、トランプ氏は普通のように政権に座る。グローバル化の果実を得られず、搾取されていると感じる大衆は、「米国第一」が解決策だとまだ信じている。
私は地球温暖化を含む環境破壊と難民発生が人類を破滅に追いやる脅威だと確信している。どちらも国家単位では対処できない。グローバルな取り組みが必須だ。温暖化を巡るトランプ氏の誤った判断は悲劇だ。
危機は突然出現する。第1次世界大戦が勃発する20年前から欧州は危機を論じていたが、本当に起きるとは信じていなかった。冷戦後の1990年代、旧ユーゴスラビア解体ほ伴う一連の紛争の時もそうだ。銃声がとどろいた時でさえ、我々は「ここは欧州だ。戦争は起きない」と話していた。スロベニアは戦禍に苦しまなかったが、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナなどで戦争は泥沼化した。
新しい世界
この1年の間に英国が欧州連合(EU)離脱にカジを切り、トランプ米政権が発足し、フランスはマクロン氏を大統領に選んだ。三つの出来事は先進民主世界の政治構造の変化を示す。従来は政権を交互に担う右派と左派の2大政党が中央に立ち、右端に反移民政党、左端に急進左派と環境政党が並ぶ構図だった。今は新自由主義的な政党が中央に構え、対抗勢力は主に反移民。民族主義政党になりつつある。構図からほぼ消えたのは「左翼」だ。左翼の私は残念に思う。
マクロン氏勝利は悲しい出来事だ。「アウトサイダーの魅力的な若者がフランスをファシズムから救い、欧州統合を救った」と人々は言う。間違いだ。マクロン氏は既成秩序に属し、金融投資家だった経歴もあり、新自由主義的なグローバル化の枠組みで欧州統合をとらえている。金融の利益に傾く恐れがある。
世界を見ると、習近平政権の中国、プーチン政権のロシア、モディ政権のインド、エルドアン政権のトルコに典型的だが、新しい統治スタイルが勢いを増している。経済はグローバル資本主義、イデオロギーは民族主義・伝統主義だ。統治は権威主義を強め、民主主義は後退する。市場の自由は拡大し、市民の自由は縮小する。これが世界の大勢になるのではないか。国際協調は失われていく。その先にあるのは破局だ。
ハンガーゲーム
私はハリウッド映画をよく見る。「ハンガー・ゲーム」は興味深かった。
<「ハンガーゲーム」は2012年の米映画。独裁国家と化した近来来の米国が舞台で、支配層は閉じた空間の首都で安穏に暮らし、貧しい大衆は外部に分散・隔離して支配される>
世界の流れを踏まえた予想図だろう。そうした富裕層支配のありようをドイツの社会学者ペーター・スローターダイク氏は「キューポラ(根の上の頂塔)」に例えた。
私には新自由主義的グローバル化の未来像に見える。少数の富裕な国々は経済以外で国境を開ざし、頂点のキューポラに開じ籠もる。大多数の国々は豊かさに近づけない――。
そんな事態の防波堤になり得るのは欧州だ。
欧州統合の理念に私は共感する。偉大な何かがある。第一に平等・人権・福祉という近代以降の蓄積。第二に国家を超えた統一体のモデルであること。EUは立法権を持つ実在だ。第二は普遍性。EU域外の国で不正義が横行すれば、我々は介入する義務があると感じる。例えばソマリアの飢餓にも我々は責任を負うと感じる。これは傲慢な優越意識ではない。平等主義だ。
人権問題などで他国に注文をつけてきた米国はトランプ氏を選び、「もはや普遍性には関わらない」との立場に転換した。
世界は「欧州」を一層必要としている。欧州は理念に立ち戻り、統合を深めるべきなのだ。
現実は厳しい。欧州はユーロ危機の傷から癒えていない。統合深化の声は上がらない。英国の離脱に加え、域内のポーランドやハンガリーで、中露のような民族主義・伝統主義が主流に躍り出た。域外ではトランプ氏が英国離脱を支持し、欧州統合を目の敵にする。プーチン氏はルペン氏などEU解体を唱えるポピュリスト(大衆迎合)勢力を支援する。エルドアン大統領もEUに背を向ける。
私は逆説にとらわれている。統合深化でも新自由主義に替わる新たな国際協調体制構築でも、我々を救うのは左翼しかない。これは私の信念だ。ただ、左翼も内向きになり、グローバルな解決策を見いだそうとはしていない。
欧州は「新しい世界」の出現を前にした人類の希望でもある。だが、統合を深めるための解答を私も持っていない。
思考常に運動
「溝口健二監督の『山椒大夫』は不朽の名画だ」。ジジェクさんがいきなり言及した。洗練された演出を褒め、役者の顔の大写しを避ける撮影技術に触れて、「あれは日本人の礼儀正しさだろう」と推論。そこから「日本的な礼儀正しい無関心は、異なる文化、宗教の移民と付き合う良策かもしれない」。好奇心に駆られるように、ジジェクさんの思考は常に運動する。(鶴)
文中の写真はいずれもジジェクさんの居間の装飾品。順に「冗談で飾っているという、スターリンの肖像を配した携帯用水筒」「お気に入りの騎馬像」「尊敬するチャップリンのポスター」
(右から)1999年、旧ユーゴスラビア・セルビアのコソボ紛争時、セルビア支持を示す3本指の合図をかざすベオグラード市民ら、
2015年にハンガリー・ブダペストの駅で列車に殺到する難民ら(ロイター)、
2016年、インドで開かれた首脳会議で記念撮影に臨むプーチン露大統領(左)、モディ印首相(中央)と習近平・中国国家主席(ロイター)、
イタリアで開かれた先の先進7か国サミット拡大会合に参加したトランプ米大統領(左)とマクロン仏大統領(右)
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マルクスガブリエル
世界は
ジャン ゠クロ ード ・ブリソ ーの 『ひめごと 』や 、カトリ ーヌ ・ブレイヤの 『 F O U R N I G H T S ─ 4夜 ─ 』を思い起こしてください 。そうしたクリシェの選択肢は 、デヴィッド ・ O ・ラッセルの 『ハッカビ ーズ 』でも 、楽しく軽いタッチで斥けられています 。 『ハッカビ ーズ 』は 『マグノリア 』のような古典的作品と並んで 、新しい実在論の最良の例証のひとつです 。
『ハッカビーズ』(I ♥ Huckabees)は、2004年製作のアメリカ合衆国の映画である。デヴィッド・O・ラッセル監督。
ハッカビーズ
I ♥ Huckabees
監督
デヴィッド・O・ラッセル
脚本
デヴィッド・O・ラッセル
ジェフ・バエナ
製作
デヴィッド・O・ラッセル
グレゴリー・グッドマン(英語版)
スコット・ルーディン
製作総指揮
マイケル・クーン
出演者
ジェイソン・シュワルツマン
マーク・ウォールバーグ
ジュード・ロウ
ナオミ・ワッツ
ダスティン・ホフマン
イザベル・ユペール
音楽
ジョン・ブライオン
撮影
ピーター・デミング
編集
ロバート・K・ランバート
配給
アメリカ合衆国の旗 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
日本の旗 日本ヘラルド映画
公開
アメリカ合衆国の旗 2004年10月1日
日本の旗 2005年8月20日
上映時間
107分
製作国
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語
英語
製作費
$20,000,000[1]
興行収入
$20,072,172[1]
テンプレートを表示
スーパーマーケット・チェーン「ハッカビーズ」のやり手ビジネスマン、環境保護団体で働くオタク青年、彼と意気投合する"石油の使用は悪"だと信じている消防士の3人を軸に、自分は何者なのか、人生における真実は何かを捜し求める人々がユーモアたっぷりに描かれる。
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