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2017年2月26日 ... 【原作を読む順番】緋色の研究→四つの署名→シャーロック・ホームズの冒険→ シャーロック・ホームズの回想→バスカヴィル家の犬→シャーロック・ホームズの生還→ シャーロック・ホームズ 最後の挨拶→恐怖の谷→シャーロック・ホームズの事件簿
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【原作を読む順番】緋色の研究→四つの署名→シャーロック・ホームズの冒険→シャーロック・ホームズの回想→バスカヴィル家の犬→シャーロック・ホームズの生還→シャーロック・ホームズ 最後の挨拶→恐怖の谷→シャーロック・ホームズの事件簿 |
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乾杯 シャーロック・ホームズ - Dailymotion Video
https://www.dailymotion.com/video/x5sbcct_乾杯-シャーロック-ホームズ_tv
【吹替】シャーロック・ホームズの冒険 ep21「四つの署名」 | Pandora.TV
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=draftweb&prgid=54175546
夜のはず
『シャーロック・ホームズの帰還』(シャーロック・ホームズのきかん、The Return of Sherlock Holmes)は、イギリスの小説家、アーサー・コナン・ドイルによる短編集。シャーロック・ホームズシリーズの一つで、五つの短編集のうち3番目に発行された作品である。1905年の発行で、イギリスの『ストランド・マガジン』1903年10月号から1904年12月号にかけて発表された13の短編を収録している[1]。 『ストランド・マガジン』連載時にはシドニー・パジェットが挿絵を担当した。
日本語版では、訳者により『シャーロック・ホームズの生還』『シャーロック・ホームズの復活』などの訳題も使用される。
ドイルは『ストランド・マガジン』1893年12月号に発表した「最後の事件」でシャーロック・ホームズをライヘンバッハの滝に葬り、シリーズを終了させた。「最後の事件」発表後、読者や出版社からはホームズを復活させるよう幾度となく要望がなされたが、ドイルにその意思はなかった。新鮮なプロットを追い求めるのにうんざりしていたこと、ホームズシリーズばかりが注目を集め、自身の他の分野の著作が埋もれてしまっていることなどから、これ以上シリーズを書き続けるのは間違いだと考えていたためである[2]。1896年のスピーチ[3]では、ホームズを殺したのは自己防衛のための殺人であり、もしホームズを殺していなかったらホームズのほうが自分を殺しただろう、と述べている[4]。
しかし、ホームズ復活の可能性は皆無というわけではなかった。1896年、ドイルは「競技場バザー」というシリーズの短いパロディを書く。1897年、ホームズを主役とする芝居の台本を書き、これは後にウィリアム・ジレットが台本を書き直して舞台化された。1898年には『ストランド・マガジン』に連載していた『炉辺物語』に含まれる短編「時計だらけの男」と「消えた臨時列車」の作中に、ホームズらしき人物を登場させている[5]。そして1901年、ドイルはホームズの登場する新作、長編『バスカヴィル家の犬』を『ストランド・マガジン』1901年8月号から1902年4月号にかけて連載した。事件の発生は「最後の事件」より前であり、ホームズが生き返ったわけではないが、再登場したホームズは以前と同様の優れた腕前を見せ、読者の変わらぬ支持を集めたのであった[4]。
1903年、依然としてホームズの復活を拒絶していたドイルに対し、アメリカのコリアーズ社がシリーズの1作につき4000ドルという破格の提案をする。ついにドイルはこの提案を受け入れ、新たに8編の物語を書くという契約を結んだ。ドイルは執筆を開始し、ホームズが死んでいなかったことが明かされる「空き家の冒険」をはじめとする8編が、同年9月までに完成する。そして、短編としては9年10ヶ月ぶりとなる『シャーロック・ホームズの帰還』の連載が、アメリカの『コリアーズ・ウィークリー』1903年9月26日号とイギリスの『ストランド・マガジン』1903年10月号にて開始されたのであった。1903年の秋、ドイルはボーター選挙区で推薦を受けて政治活動を行なったが、翌年になると執筆に戻り、4編を追加で書き上げた。
さらに、ドイルは連載の契約とは別に、サミュエル・シドニー・マックルーア[6]と執筆の約束をしていた。マックルーアは短編の新連載か中編を希望していて、12編の新連載に対しては75000ドルを提示した。しかし、プロットを使い切ったと考えていたドイルは、再びシリーズを終了させる作品として執筆することにした。こうしてホームズを引退させる短編「第二の汚点」が執筆されたが、ホームズの引退はその死ほどの関心は得られなかった。「第二の汚点」は契約の問題などから、最終的には13編目の連載作品として『コリアーズ・ウィークリー』と『ストランド・マガジン』で発表されることになった。『シャーロック・ホームズの帰還』は全13編の連載となり、1905年に単行本として発行された[4]。
タイトルは『ストランド・マガジン』に掲載されたもの。日本語版では訳者により様々な訳題が使用されている。括弧内は掲載号。
30 Comments:
マイクロフト・ホームズ
シャーロック・ホームズシリーズ > マイクロフト・ホームズ
マイクロフト・ホームズ (Mycroft Holmes) は、アーサー・コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズシリーズ」の登場人物。シャーロック・ホームズの兄で、7歳違い。
マイクロフト・ホームズ
シャーロック・ホームズシリーズのキャラクター
Mycroft Holmes.jpg
短編「ギリシャ語通訳」の「ストランド・マガジン」掲載時の挿絵(シドニー・パジェット画)
初登場 「ギリシャ語通訳」(1893年)
作者 アーサー・コナン・ドイル
詳細情報
性別 男性
親戚 シャーロック・ホームズ(弟)
国籍 イギリスの旗 イギリス
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人物 編集
いくつかの官庁で会計検査の仕事をしており、表面こそ下級役人であるものの、実際にはその卓越した頭脳で政府の政策全般を調整する重要なポストにある。シャーロックはマイクロフトを政府そのものだというほどで、「活動的でさえあれば私より優れた探偵になれたであろう」と評している。
人付き合いが嫌いな者ばかりが集まった、ペル・メルにある「ディオゲネス・クラブ」の創立発起人・会員でもある(それゆえ、このクラブには「来客室以外で口をきいてはいけない」などの変わった規則が存在する)。
登場作品 編集
ギリシャ語通訳(シャーロック・ホームズの思い出)
最後の事件(シャーロック・ホームズの思い出)
空き家の冒険(シャーロック・ホームズの帰還)
ブルースパーティントン設計書(シャーロック・ホームズ最後の挨拶)
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【東京】「八つ墓村」などの推理小説で知られる作家・横溝正史、幻の長編小説「雪割草」見つかる…金田一耕助の“モデル”も登場
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1泥ン ★2017/12/21(木) 23:19:57.68ID:CAP_USER9
横溝正史の幻の長編小説「雪割草」の草稿=東京都千代田区の二松学舎大(磨井慎吾撮影)
http://www.sankei.com/images/news/171221/lif1712210029-p1.jpg
横溝正史
http://www.sankei.com/images/news/171221/lif1712210029-p2.jpg
「八つ墓村」などの推理小説で知られる作家、横溝正史(1902~81年)が戦時中に新聞連載し、長らく存在が忘れられていた長編家庭小説「雪割草(ゆきわりそう)」が見つかったことが21日、分かった。横溝の草稿などを所蔵する二松学舎大(東京都千代田区)が発表した。後の「犬神家の一族」などで活躍する名探偵、金田一耕助の原型とされる人物が登場するなど、横溝文学をたどる上で重要な作品と研究者は評価している。
もじゃもじゃの髪、よれよれの袴
「雪割草」は、新潟毎日新聞(連載中の他紙との統合で新潟日日新聞に紙名変更)に昭和16年6月から12月末まで掲載され、400字詰原稿用紙で800枚ほどの分量。全集や単行本には収録されておらず、戦後は長く忘れられた作品となっていた。
横溝作品としては唯一の家庭小説で、長野県の諏訪地方を主な舞台に、出生の秘密を抱えたヒロイン、有為子が苦労を重ねながら妻、母として成長していくのが物語の筋となる。主人公の夫として登場する日本画家の賀川仁吾は、くずれた帽子やもじゃもじゃの髪、よれよれの袴といった風貌や、興奮すると言葉に詰まるくせなど、後の金田一耕助と共通する部分が多い。また戦時下で家族を抱え、創作が思うようにいかず苦悩する点など、当時の横溝自身を投影した面もみられる。
「異色作、核心に関わる作品」
10年ほど前に世田谷文学館や二松学舎大が所蔵する横溝の膨大な遺稿類の中から同作品の草稿の一部が発見されたことで、作品の存在が浮上。調査を進める中で筆跡やタイトルなどからおおよその執筆時期や掲載媒体が推測され、平成25年に山口直孝・二松学舎大教授が国立国会図書館などのマイクロフィルム資料で全編を確認した。
山口教授は「横溝の異色作であり、賀川を通じて横溝の創作への考え方や執筆を支える家族への感謝が語られるなど、横溝文芸の核心に関わる重要な作品だ」と位置づけている。
「雪割草」は戎光祥出版から来年2月に刊行される予定だ。
産経ニュース 2017.12.21 17:20
http://www.sankei.com/life/news/171221/lif1712210029-n1.html
ギリシャ神話のヘルミオーネの英語読みだよね>ハーマイオニー
キリスト教圏の名前は大抵、聖書に出てくる名前かギリシャ・ローマ神話の由来。
上で言及してる人がいるけど、エルキュール=ヘラクレスだから
ポアロが名乗ると、ちょwwまじwwこの小男がwwwとpgrされたりする。
475:
犯人を刺したナイフは後日記念としてポワロの手元で保管されることになるんだよね
>>475
ひらいたトランプでだっけ?
記憶の中の殺人 浅見光彦 (講談社文庫) | 内田康夫 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
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平塚亭というのは 、僕の家から本郷へ向かって七 、八百メ ートルばかりの平塚神社の境内に店を出している 、和菓子屋である 。いまのおじさんで四代目になるそうだ 。大福みたいな顔のおばさんが嫁いできてからでも半世紀近いというから 、江戸時代からつづいているのかもしれない 。
強くなければ生きていけない。やさしくなくては、生きている資格はない byチャンドラー
黒澤明はチャンドラーよりマクドナルドの方が好きらしい
自分はウィチャリー家の女が好きだ
トリックが陳腐だという人もいるが、この人違い(ネタバレごめん)
は人間(男)に本質的な人違いだから気にならないし逆に凄い
5つ星のうち5.0ミステリーの最高傑作
2004年11月15日
この作品は、ドストエフスキーの愛好者などにこそ勧めたい作品だ。
現代アメリカ(ロサンゼルス)の孤独感をこれほど適確に表現している作品を他に知らない。
資本主義の分析、心理学の分析の両者を横断しているという点で、現代文学の傑作とさえ呼び
たいし、この作品でマクドナルドが描く人間関係は先に述べたドストエフスキーやギリシャ
悲劇のそれと比肩しうる域に達している。私立探偵(比喩的に述べれば映画作家のゴダール
もそのひとりだ)が主人公であることが現代の闇を描く上で一種の必然であるということも
この作品が証明している。
同じ作者の『さむけ』や、少し意匠が似ている『幻の女』などよりもあらゆる面で優れている
と思う。
この作品を前に、純文学(あまりいい言葉ではない)、ミステリーといった分類は無意味だ。
ウィチャリー家
#2-41頁
love (愛)のeの字が、行からすこしズレていた。ひょっとすると、それが手がかりなのかもしれない。
思い返す度に震える一行…
Never argue with a witness.
I got up and turned the chair back toward the typewriter. It held a half-filled sheet of typescript, headed “The Psychic Origins of Juvenile Delinquency,” by Dorothea S. Lang, and ending in a half-finished sentence: “Many authorities say that socio-economic factors are predominate in the origins of anti-social behavior, but others are of the opinion that lack of love” …
The e’s were out of alignment. Maybe it was a clue.
Never argue with a witness.
I got up and turned the chair back toward the typewriter. It held a half-filled sheet of typescript,
headed “The Psychic Origins of Juvenile Delinquency,” by Dorothea S. Lang, and ending in a
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origins of anti-social behavior, but others are of the opinion that lack of love” …
The e’s were out of alignment. Maybe it was a clue.
I got up and turned the chair back toward the typewriter. It held a half-filled sheet of typescript,
headed “The Psychic Origins of Juvenile Delinquency,” by Dorothea S. Lang, and ending in a
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The e’s were out of alignment. Maybe it was a clue.
“…others are of the opinion that lack of lov ” …
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The e’s were out of alignment. Maybe it was a clue.
Never argue with a witness.
I got up and turned the chair back toward the typewriter. It held a half-filled sheet of typescript,
headed “The Psychic Origins of Juvenile Delinquency,” by Dorothea S. Lang, and ending in a
half-finished sentence: “Many authorities say that socio-economic factors are predominate in the
origins of anti-social behavior, but others are of the opinion that lack of love” …
The e’s were out of alignment. Maybe it was a clue.
ウィチャリー家
#2-41頁
love (愛)のeの字が、行からすこしズレていた。ひょっとすると、それが手がかりなのかもしれない。
思い返す度に震える一行…
684 衛星放送名無しさん[sage] 2019/03/16(土) 17:47:00.72 ID:bnzWk/FX0
コロンボ三大逆転名作
・二枚のドガの絵
・R2-D2の壁
・さらば提督
ギリシャ語通訳
思い出新潮社より
「ワトスン君 、僕は謙遜を美徳の一つに数える人には同意できないね 。論理家は 、すべての物事をあるがままに見なければならない 。自分の価値を法外にひくく見積るのは 、自分の力を誇張するのとおなじに 、はなはだ事実に即さない 。だから僕がマイクロフトは僕よりも優れた観察力をもっているといったら 、まったくのところそれが正真正銘の事実だと思ってくれていい 」
アローが経済学を変えた七人で引用
“Always money. Haven’t you learned it isn’t that important?”
“You can say that because you’ve had it.”
Ross Macdonamd
“The Wycherly Woman”#27
「またお金ね。お金にそれほど意味なんかありゃしないってこと、まだわからないの?」
「きみには金があるから、そう言える」
ロス・マクドナルド『ウィチャリー家の女』#27
389頁
(quated from novel,not film.)
“Always money. Haven’t you learned it isn’t that important?”
“You can say that because you’ve had it.”
Ross Macdonald
The Wycherly Woman#27
「またお金ね。お金にそれほど意味なんかありゃしないってこと、まだわからないの?
「きみには金があるから、そう言える
from novel,not film
ウィチャリー#25
her unconscious urges, as well as the fact of her pregnancy.” “You’re going too fast for me.” “Deliberately putting on weight, as Phoebe has been doing, can be an expression of anxiety and self-hatred. The self feels itself as heavy and gross and tries to invest itself with a gross, heavy, body. I’m simplifying, of course, but the general idea is recognized in the literature—in Binswanger’s classic case-history of Ellen West, for example. Lindner’s more popularized study of bulimia in The Fifty-Minute Hour is an even closer parallel, since Ellen West was psychotic, and Phoebe almost certainly is not.”
The Fifty-Minute Hour (English Edition) Kindle版
Robert Lindner (著), Jonathan Lear (序論) 形式: Kindle版
5つ星のうち4.1 32個の評価
ameqlist 翻訳作品集成(Japanese Translation List)
ロバート・リンドナー
Robert Lindner
1914-
Authors List
Collection
『心の秘密 -精神分析医の記録』
translator:川口正吉(Kawaguchi Shōkichi) Publisher:弘文堂(Kobundo)/フロンティア・ブックス(Frontier Books)
1963
『宇宙を駆ける男 -精神分析医のドキュメント』 The Fifty-Minute Hour
translator:川口正吉(Kawaguchi Shōkichi) Publisher:金沢文庫
cover:S・堀内 commentary:川口正吉(Kawaguchi Shōkichi) 1974/ 6
「宇宙を駆ける男」 The Jet-Propelled Couch
translator:川口正吉(Kawaguchi Shōkichi) 新人物往来社(Shinjinbutsu OhraiSha) editor:荒俣宏(Aramata Hiroshi)/他 『怪奇幻想の文学7 幻影の領域』 Tales of Horror and the Supernatural: Madness and Deseases
宇宙を駆ける男―精神分析医のドキュメント (1974年) - – 古書, 1974/1/1
ロバート・リンドナー (著), 川口 正吉 (翻訳)
心の秘密―精神分析医の記録 (1963年) (フロンティア・ブックス) - – 古書, 1963/1/1
ロバート・リンドナー (著), 川口 正吉 (翻訳)
Lindner’s more popularized study of bulimia in The Fifty-Minute Hour i
ハードボイルド・スクール|ロス・マクドナルド邦訳リスト
ロス・マクドナルド【Ross Macdonald 1915-1983】
本名ケネス・ミラー、カリフォルニア生まれ。夫人であるマーガレット・ミラーの影響で作家を志したといわれる。作風は華やかさには欠けるものの、それまでのハードボイルド小説とは一線を画す複雑なプロットを前面に押し出して独自の路線を確立した。事件の背景にある社会問題や家庭の悲劇などをテーマとして深く掘り下げる一方、探偵をあくまで傍観者と定義しているのも特徴で、「インタビュー小説」と揶揄されることも。
リストの枠の色は■青■は短・中篇小説を、 ■赤■はリュー・アーチャーを主人公とした長篇 小説を、■緑■はそれ以外の長篇小説を表し ています。尚、邦訳の確認されていないものやエッセイなど小説形式でないものは掲 載しておりません。また、グレーで表記されている ものは現在絶版 となっていると思われる刊行物です。
[和書] ロス・マクドナルド [洋書] Ross Macdonald
1944(昭和19年)初の長篇小説を発表。当時29歳、予備役海軍少尉
The Dark Tunnel
暗いトンネル 菊池光訳/創元推理文庫
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1945(昭和20年) 日本がポツダム宣言受諾。二次大戦終わる
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1946(昭和21年) 「女を探せ」が第一回EQMM誌短編コンテストに入賞
Find the Woman
女を探せ 小鷹信光訳/創元推理文庫『ミッドナイト・ブ ルー』
女を探せ 中田耕治訳/早川ポケミス『わが名はアーチャー』
Trouble Follows Me
トラブルはわが影法師 小笠原豊樹訳/ハヤカワ文庫
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1947(昭和22年)
The Blue City
青いジャングル 田中小実昌訳/創元推理文庫
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1948(昭和23年)
The Bearded Lady
ひげのある女 中田耕治訳/早川ポケミス『わが名はアーチャー』
The Three Roads
三つの道 井上勇訳/創元推理文庫
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1949(昭和24年)中華人民共和国成立
The Moving Target
動く標的 井上一夫訳/創元推理文庫
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1950(昭和25年)朝鮮戦争勃発
The Drowning Pool
魔のプール 井上一夫訳/創元推理文庫
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1951(昭和26年)
The Way Some People Die
人の死に行く道 中田耕治訳/ハヤカワ文庫
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1952(昭和27年)
The Ivory Grin
象牙色の嘲笑 高橋豊訳/ハヤカワ文庫
象牙色の嘲笑 小鷹信光・松下祥子訳/ハヤカワ文庫
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1953(昭和28年) 日本でテレビ放送が開始される
The Imaginary Blonde
逃げた女 中田耕治訳/早川ポケミス『わが名はアーチャー』
The Guilty Ones
不吉な女 中田耕治訳/早川ポケミス『わが名はアーチャー』
The Suicide
自殺した女 中田耕治訳/早川ポケミス『わが名はアーチャー』
Meet Meat the Morgue
死体置場で会おう 中田耕治訳/早川ポケミス
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1954(昭和29年)
Guilt-Edged Blonde
追いつめられたブロンド 小鷹信光訳/創元推理文庫『ミッドナイト・ブルー』
罪に悩む女 中田耕治訳/早川ポケミス『わが名はアーチャー』
Wild Goose Chase
雲をつかむような女 中田耕治訳/早川ポケミス『わが名はアーチャー』
Find a Victim
犠牲者は誰だ 中田耕治訳/早川ポケミス
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1955(昭和30年)
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1956(昭和31年)
The Barbarous Coast
凶悪の浜 鷲村達也訳/創元推理文庫
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1957(昭和32年)
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1958(昭和33年)
Bring the Kuler to Justice
運命の裁き 小鷹信光訳/創元推理文庫『ミッドナイト・ブルー』
The Doomsters
運命 中田耕治訳/早川ポケミス
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1959(昭和34年) レイモンド・チャンドラー逝去、享年70歳
The Galton Case
ギャルトン事件 中田耕治訳/早川ポケミス
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1960(昭和35年)
Midnight Blue
ミッドナイト・ブルー 小鷹信光訳/創元推理文庫『ミッドナイト・ブルー』
The Ferguson Affair
ファーガスン事件 小笠原豊樹訳/ハヤカワ文庫
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1961(昭和36年) ダシール・ハメット死去。享年66歳
The Wycherly Woman
ウィチャリー家の女 小笠原豊樹訳/ハヤカワ文庫
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1962(昭和37年)キューバ危機
The Zebra-Striped Hearse
縞模様の霊柩車 小笠原豊樹訳/ハヤカワ文庫
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1963(昭和38年)
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1964(昭和39年) 東京オリンピック。「さむけ」がCWAシルヴァー・ダガー賞を受賞
The Chil
さむけ 小笠原豊樹訳/ハヤカワ文庫
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1965(昭和40年) MWA(アメリカ探偵作家協会)会長に就任
The Sleeping Dog
眠る犬 小鷹信光訳/創元推理文庫『ミッドナイト・ブルー』
The Far Side of the Dollar
ドルの向こう側 菊池光訳/ハヤカワ文庫
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1966(昭和41年) 「動く標的」がポール・ニューマン主演で公開される。探偵の名はルー・ハーパー
Black Money
ブラック・マネー 宇野輝雄訳/ハヤカワ文庫
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1967(昭和42年) ベトナム戦争が泥沼の一途
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1968(昭和43年)
The Instant Enemy
一瞬の敵 小鷹信光訳/ハヤカワ文庫
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1969(昭和44年)アポロ11号で人類月面に到達
The Goodbye Look
別れの顔 菊池光訳/ハヤカワ文庫
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1970(昭和45年)
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1971(昭和46年)
The Underground Man
地中の男 菊池光訳/ハヤカワ文庫
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1972(昭和47年) 沖縄返還
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1973(昭和48年) オイル・ショック
The Sleeping Beauty
眠れる美女 菊池光訳/ハヤカワ文庫
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1974(昭和49年) MWAグランド・マスター賞を送られる
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1975(昭和50年)
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1976(昭和51年) 最終作発表。アルツハイマー病と闘いながらこの7年後に他界
The Blue Hammer
ブルー・ハンマー 高橋豊訳/ハヤカワ文庫
暗いトンネル 菊池光
ドルの向こう側 菊池光
別れの顔 菊池光
地中の男 菊池光
眠れる美女 菊池光
https://odamitsuo.hatenablog.com/entry/20100816/1281884475
19 ロス・マクドナルドにおけるアメリカ社会と家族の物語
2010-08-16
ゾラからハードボイルドへ
ここでようやく「ハメット・チャンドラー・マクドナルド・スクール」と称された三人目のロス・マクドナルドを登場させることができる。この命名はミステリー評論家アンソニー・バーチャーによるもので、アメリカの正統的ハードボイルドの系譜を表象している。
この系譜に示されているように、マクドナルドも確実にハメットやチャンドラーの影響下に出発してきている。だがマクドナルドは先行する二人よりもはるかに長き年月にわたって多くの作品を書き続け、それは長編二十四作に及んでいる。ハメットが五作、チャンドラーが七作だったことに比べれば、その数はマクドナルドの作品の多層性、及び作家として時代と社会を凝視する持続性を物語るものである。またこれらの長編は一九四四年から七六年にかけて、すべてが書き下ろしであり、ハメットやチャンドラーが『ブラック・マスク』でデビューしたことと異なっている。だが版元は共通していて、同じくアルフレッド・A・クノップ出版社である。
これらの作品群を、マクドナルドは一貫して第二次大戦後のアメリカの社会と家族の悲劇に焦点を当て、様々に描いてきたといえるだろう。その執拗なまでの一貫性は、第一次大戦後のアメリカ社会や上流階級の腐敗をクローズアップさせたハメットやチャンドラーとも陰影を異にしている。それはひとえにマクドナルドの個人史の投影と見なすことができよう。
マクドナルドは小説以外の二十一編のエッセイ、論文、インタビューを収録したSelf‐Portrait (Capra Press,1981)に、Ceaselessly Into The Past というサブタイトルを付している。これはエピグラフに掲げられたSo we beat on , boats against the current , borne back ceaselessly into the past から取られたもので、フィツジェラルドの『グレート・ギャツビー』 (野崎孝訳、新潮文庫)のクロージングの一節「こうしてぼくたちは、絶えず過去へ過去へと運びさられながらも、流れにさからう舟のように、力のかぎり漕ぎ進んでいく」にあたっている。この言葉に凝縮され、象徴されているように、マクドナルドの作品群は「絶えず過去へ過去へと運びさられながら」書き続けられてきたのだ。
その「過去」とはマクドナルドの幼年期から少年時代における父の失踪による不在、母の姉妹たちの生活とされていたが、一九九九年に Tom Nolan, Ross Macdonald : A Biography (Poisoned Pen Press)が出され、五九年における一人娘のリンダの失踪とその探索が、これもまた他ならぬ「過去」であったことが明らかになった。この娘の失踪をめぐって、マクドナルドは自らが創造した私立探偵リュウ・アーチャーの役目を果たさざるをえなかったのだ。
Ross Macdonald : A Biography
したがって、一九四九年の『動く標的』 から始まった私立探偵リュウ・アーチャーを主人公とするハードボイルド小説は、『運命』 に至ってロス・マクドナルドのふたつの「過去」を揺曳しながら、書き継がれていったことになる。
前出のノーランのマクドナルドの評伝は、知らなかった様々なこれらの事実が書きこまれているし、彼の読書や研究についても記されているが、残念ながらゾラに関する言及はない。しかし「リュウ・アーチャーシリーズ」と「ルーゴン=マッカール叢書」は多くの共通点が見出されるし、またこれも奇妙な偶然だが、『動く標的』以後のマクドナルドの長編は二十作であり、これは「叢書」の数とまったく一致している。その二十作を挙げてみよう。
1 『動く標的』 (井上一夫訳、1949)
2 『魔のプール』 (井上一夫訳、1950)
3 『人の死に行く道』 (中田耕治訳、1951)
4 『象牙色の嘲笑』 (高橋豊訳、1952)
5 『死体置場で会おう』 (中田耕治訳、1953)
6 『犠牲者は誰だ』 (中田耕治訳、1954)
7 『凶悪の浜』 (鷺村達也訳、1956)
8 『運命』 (中田耕治訳、1958)
9 『ギャルトン事件』 (中田耕治訳、1959)
10 『ファーガソン事件』 (小笠原豊樹、1959)
11 『ウィチャリー家の女』 (小笠原豊樹訳、1960)
12 『縞模様の霊柩車』 (小笠原豊樹訳、1962)
13 『さむけ』 (小笠原豊樹訳、1964)
14 『ドルの向こう側』 (菊池光訳、1965)
15 『ブラック・マネー』 (宇野輝雄訳、1966)
16 『一瞬の敵』 (小鷹信光訳、1968)
17 『別れの顔』 (菊池光訳、1969)
18 『地中の男』 (菊池光訳、1971)
19 『眠れる美女』 (菊池光訳、1973)
20 『ブルー・ハンマー』 (高橋豊訳、1976)
なお5と10は「リュウ・アーチャーシリーズ」ではなく、それぞれ地方監察官と弁護士を主人公とした単発の作品で、あえて「父」ならぬリュウ・アーチャーを不在にするマクドナルドの模索を示しているのだろう。また1、2、7は創元推理文庫、その他はハヤカワポケットミステリ、及びハヤカワ文庫に収録され、年度は原書出版時である。
ここからはまたしても仮説となってしまうけれども、ともに二十作という類似に加えて、マクドナルドとゾラには「父」の不在という共通点もある。そしてゾラの「叢書」が十九世紀後半に書かれているとすれば、「リュウ・アーチャーシリーズ」は二十世紀後半に描かれたアメリカ版「ルーゴン=マッカール叢書」と見なすこともできる。前者は「近代」を描き、後者が「現代」を表象する物語構造において、両者は多くの重なる部分を有している。「リュウ・アーチャーシリーズ」における「叢書」との相似を挙げてみる。
1. 第二次大戦をくぐり抜けてきた戦後文学であること。
2. D・ハルバースタムが『ザ・フィフティーズ』 (金子宣子訳、新潮社)で描いたアメリカの新しいインフラに充ちた社会、すなわち「現代」=郊外消費社会を背景としていること。
3. その戦後と新社会を生きるアメリカの家族の物語であること。
4. ゾラが「近代」を描くためにクロード・ベルナールの『実験医学序説』 (三浦岱栄訳、岩波文庫)やリュカの遺伝子学を援用しているが、マクドナルドは「現代」と家族の物語を解明するために、フロイトから始まる精神分析を応用していること。
5. 私立探偵リュウ・アーチャーを主人公とする作品群も、人物再現法と見なしうること。
6. カリフォルニア州のロサンゼルス周辺を物語の舞台としている。つまりアメリカ西部の「南」ということになり、「南米」へともつながるトポスであること。
7. 物語の下敷きにギリシャ神話などを援用すること。
ザ・フィフティーズ
プルーストの愛読者
戦後文学、新しい社会の出現、家族の物語、医学思想の応用、人物再現法、「南」を示すトポス、神話の援用など、これらはゾラの「ルーゴン=マッカール叢書」にも共通しているファクターだ。
トム・ノーランの同書にはマクドナルドがプルーストの愛読者だったことは記されているが、ゾラの名前は挙がっていない。しかし少年時代から読書家であり、コールリッジの研究で、ミシガン大学のPh.D.を取得していることから考えても、マクドナルドがゾラを読んでいなかったとは思えない。ましてアーチャーを主人公とする十八作が同時代のアメリカ社会と家族を描くことを意図していたのだから、先行する模範としての「ルーゴン=マッカール叢書」を読んでいたと見なすほうが妥当であろう。
マクドナルドのSelf‐Portrait にthe writer as Detective hero という一文が収録され、これは「探偵する主人公としての作家」とも訳せようが、フランスの第二帝政期を描いたゾラの作家としての立場もまた「探偵する主人公」のようであったことも付け加えておこう。だから両者は同じ視座に位置している。
ロス・マクドナルド(Ross Macdonald)
https://love-and-theft-2014.blogspot.com/2020/09/hayakawas-mystery-magazine1973-1-no.html
ロス・マクドナルド(Ross Macdonald)
https://love-and-theft-2014.blogspot.com/2020/09/hayakawas-mystery-magazine1973-1-no.html
コロンボ
635 奥さまは名無しさん[sage] 2021/01/29(金) 14:52:10.06 ID:95GbAvkO
テクノロジーの進歩でアリバイの作劇が困難になって行く過渡期
新シリーズの難しさはその辺にある
秒読みの…はうまくやっているがシナリオライターに同情してしまう
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