火曜日, 9月 26, 2017

川上重人『シェイクスピアは『資本論』のなかでどう描かれたか』(本の泉社)


                  (マルクスリンク:::::::::
川上重人『シェイクスピアは『資本論』のなかでどう描かれたか』(本の泉社)
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柄谷行人氏ロングインタビュー 「ルネサンス的」文学の系譜 『定本 柄谷行人文学論集』刊行を機に|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
シェークスピアか源氏物語か
>『資本論』はシェークスピアの引用だらけです(笑)。


川上重人『シェイクスピアは『資本論』のなかでどう描かれたか』(本の泉社)

 『資本論』の中には第一巻を中心に、次の八つのシェイクスピア作品が登場する(12箇所)。
 「ヘンリー四世・第一部」(第一巻・二カ所)
 「から騒ぎ」(第一巻・二カ所)
 「夏の夜の夢」(第一巻・一カ所)
 「アテネのタイモン」(第一巻・一カ所)
 「お気に召すまま」(第一巻・一カ所)
 「ハムレット」(第一巻・一カ所)
 「ヴェニスの商人」(第一巻・三カ所)
 「ジョン王」(第三巻・一カ所)



シェークスピア
ヘンリー4世第一部
33,第四版のために
かように剣を使ったが、冥府の竜たるマルクスは「たちまち窮地」におちいって、彼の足もとに息たえたのだ!

シェークスピア
ヘンリー4世
52,1:1:1:3
商品の価値対象性は、つかまえどころがない点で、クイックリおかみ〔シェークスピアの『ウインザーの陽気な女房』や『ヘンリ四世』に出てくる人物〕と異なる。

シェークスピア
から騒ぎ
89,1:1:2
誰かここで、夜番のシーコールに教えてつぎのように語るおひとよしのドッグベリー〔シェークスピアの『むだ騒ぎ』における警吏。おろかでおせっかいな属吏のあだ名〕のことを想いださぬ人があろうか、──「男ぶりがよいということは境遇のたまものだが、読み書きができるということは生れつきだ」と。

シェークスピア
真夏の夜の夢1:1
112,1:1:3:2:a
かように、商品は貨幣を恋しているが、しかし「まことの恋路はままならぬもの」である。

シェークスピア
アテネのタイモン4:3
経哲草稿参照
136,1:1:3:3:a
九一 「黄金? 黄色い、ぎらぎらする、貴重な黄金じゃないか? ……こいつが此ッ位いありゃ、黒も白に、醜も美に、邪も正に、賤も貴に、老も若に、怯も勇に変えることが出来る。……神たち、何とどうです? これ此ッ位いありゃ、神官共だろうが、お傍仕えの御家来だろうが、みんな余所へ引っばってゆかれてしまいますぞ。まだ大丈夫という病人の頭の下から枕を引ッこぬいてゆきますぞ。この黄色い奴めは、信仰を編み上げもすりゃ、引きちぎりもする、忌しい奴を有りがたい男にもする、白癩病みをも拝ませる、盗賊にも地位や爵や介添えや名誉を元老なみに与える。古後家を再縁させるのもこいつだ。……やい、うぬ、罰当りの土くれめ、……淫売め……」(シェークスピア『アセンズのタイモン』〔第四幕第三場、坪内逍遙訳による〕。) 
九二 「およそ世に行なわれるもののうち、黄金ほど悪いものはない。それは国をほろぼし、人の家屋敷をうばい、また時には、徳ある人の心を動かして、邪悪な行ないになずませる。それは人々に、わる賢い鉄面皮や、どんな罪業も恥じない不信心を教える。」(ソフォクレス『アンティゴーネ』。) 
九三 「貪慾はプルトーそのものを地中からひき出そうとする。」(アテナイオス『学者の饗宴』〔三九七頁〕。)  
 使用価値としての商品は、特殊的な慾望を充たすのであって、質料的富の特殊的な要素をなす。…

シェークスピア
お気に召すまま2:7
176,1:2:4:3
人間は、地上に現われた最初の日と同じように、いまなお毎日、生産する以前にも途中でも消費しなければならない。
(地上より世界という舞台が訳語として正確)

シェークスピア
ハムレット
286,1:3:8:5
注121
話にもならぬ統計的饒舌家たるポロニアス・アーサー・ヤング〔ポロニアスは『ハムレット』にでる人物であって饒舌な廷臣〕も、同じ考え方である。


シェークスピア
ベニスの商人
4:1
300,1:3:8:6
だが資本は〔シャイロックとともに〕答えていった、──「私のすることに不都合はない! 私が要求するものは私の権利だ! 私の証文に書いてある違約金と抵当物だ!」


シェークスピア
ベニスの商人
4:1
300,1:3:8:6
「そうです、心臓です。証文にそう書いてあります。」〔301〕



シェークスピア
から騒ぎ
446,1:4:13:4
注190
地方のドッグベリーたち
この判決は「偉大な無給者」たる地方の治安判事たちによって下されたのではなく、ロンドンで最高裁判所の一つによって下されたのである。

シェークスピア
ベニスの商人
4:1
514,1:4:13:9
三〇七 「私が生活する手段を奪うなら、お前は私の生命を奪うのだ。」(シェークスピア〔『ヴェニスの商人』、第四幕第一場〕。)


シェークスピア
ジョン王4:3
利子
461,3:5:26
今日のブルジョア世界の白痴性は、このクソ貴族たる百万長者の「論理」が全イギリスに注入した尊敬によって示される以上には、よく示されえない。


小田島訳:
4:3

ビゴット この糞溜めめが、貴族にむかって無礼を申す気か? 

ヒューバート とんでもない、ただしとんでもない言いがかりには、 たとえ帝王が相手でも、無実なこの身を守ります。



King John, Act IV, Scene 3 :|: Open Source Shakespeare                

https://www.opensourceshakespeare.org/views/plays/play_view.php?WorkID=kingjohn&Act=4&Scene=3&Scope=scene
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