ブレンターノの主著『経験的立場からの心理学』第一分冊
Psychologie vom empirischen Standpunkt, Erster Band
の第九回読書会が7月25日(土)、第十回読書会が8月22日(土)に行われました。
第九回
第一章 心的現象と物的現象の区別について
§7 物的現象は現象的にのみ存在しうるが、心的現象は現実的にも存在しうる
§8 心的現象は一つずつしか生起しないが、物的現象は同時に複数生起しうる、というのは正しいのか、正しいとすればどのような意味でか
§9 物的学問と心的学問の概念規定を振り返る
(PhB版S.129〜S.140)
担当:八重樫さん
第十回
第二章 内的意識
§1 われわれはいかなる意味において「意識」という語を使うのか
§2 無意識的な意識は存在するか? 哲学者たちの不一致。この問いに決着をつけるのは不可能に思われる
§3 無意識的な意識の証明が試みられうる四つの仕方
§4 結果から原因を推論することによって無意識的な意識の存在を示そうとする試みと、その失敗
(PhB版S.141〜S.153)
***
次回第十一回読書会の予定は、以下の通りです。
場所:各自自宅よりスカイプ
日時:9月10日(木)、10:30~
テキスト:『経験的立場からの心理学 第一分冊』
Psychologie vom empirischen Standpunkt, Erster Band.
第二巻(zweites Buch)第二章§4の途中
PhB版S.153, Z.11〜 全集版S.127, Z.3〜[PDF:p.215]
“Eine dritte Bedingung …”から
ご関心をお持ちの方で、ドイツ語が読める方であれば、どなたでも参加可能です。
また遠方の方のスカイプ参加も可能です。
参加希望の方、またお問い合わせは、
noriomurata0928[at]gmail.com(←[at]を@に代えて)
までご連絡ください。
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