広告代理店の「裏の顔」
インタビューは、売上高1兆9000億円規模の電通と9000億円規模の博報堂の2社でシェア7割を握るという、広告代理店業界の実情に始まり、詐欺容疑で逮捕されることになる経緯や女性関係など、答えにくいプライベートな領域にまで踏み込み、本間氏の人物像を少しずつ紐解いていく。インタビューの終盤に岩上安身は、広告代理店によるメディアコントロールという核心部分に迫った。
本間氏は、広告代理店が単なる「広告屋」ではなく、クライアントの意向を受けて政界や経済界のみならず、大衆までをも自由自在に操る存在であることを、理路整然と解説。特に、広告代理店の本質的役割について、「広告代理店とは、一般の人々からみれば『CMを作っている会社』という認識だと思うが、それは表の顔に過ぎない。裏の顔は『危機管理係』。担当している企業に不祥事や事故が発生した場合には、それが世に出ないようメディアをコントロールするという役目を担っている」と説明した。
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