火曜日, 6月 11, 2019

女性と経済 ギルマンWomen and Economics(1898)Charlotte Perkins StetsonGilman 1860 - 1935


女性と経済 ギルマンWomen and Economics(1898)Charlotte Perkins Stetson Gilman 1860 - 1935
https://nam-students.blogspot.com/2019/06/women-and-economics1898charlotte.html@
ギルマンは平等な結婚を提唱し、男女ともに利をあたえる効率性の向上を訴え、
家事労働の市場化を主張した。

https://ci.nii.ac.jp/naid/110000501793

シャ-ロット・パ-キンス・ギルマン著『女性と経済:社会進化要因としての男女の経済関係』(2)  [in Japanese]Women and Economics: A Study of the Economic Relation between Men and Women as a Factor in Social Evolution by Charlotte Perkins Gilman (2)  [in Japanese]




http://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843303153


明治大正期編 第8巻 ステッツオン(ギルマン)『婦人と経済』


定価13,500円(本体12,500円) 
ISBN 978-4-8433-0315-3 C3036
A5判上製/函入り
ステッツオン(ギルマン)『婦人と経済』
[著]ステッツオン〈ギルマン〉
    (シャーロット・パーキンズ・ステットソン〈ギルマン〉 
    Charlotte Perkins Stetson〈Gilman〉, 1860~1935
[編]大日本文明協会 [刊年]1911 [発行]大日本文明協会

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/798993


  • 標題 / (0001.jp2)
  • 目次 / (0004.jp2)
  • 第一章 経済上の独立なき婦人の生活 / 1〜22 (0005.jp2)
  • 第二章 不自然なる両性経済関係 / 23〜38 (0016.jp2)
  • 第三章 過度の両性差異 / 39〜56 (0024.jp2)
  • 第四章 両性経済関係の由来及び其影響 / 57〜75 (0033.jp2)
  • 第五章 両性経済関係の看過さるる理由 / 76〜99 (0043.jp2)
  • 第六章 経済界の発達と両性経済関係 / 100〜121 (0055.jp2)
  • 第七章 社会進化と両性関係の変遷 / 122〜145 (0066.jp2)
  • 第八章 婦人界の新機運 / 146〜169 (0078.jp2)
  • 第九章 人類の母たる働の真相 / 170〜201 (0090.jp2)
  • 第十章 旧慣を改むるの困難−結婚と家族及び家庭 / 202〜229 (0106.jp2)
  • 第十一章 家事分業の必要 / 230〜255 (0120.jp2)
  • 第十二章 家事の雑務を離れし個人的家庭組織 / 256〜279 (0133.jp2)
  • 第十三章 新育児法 / 280〜304 (0145.jp2)
  • 第十四章 新社交機関 / 305〜328 (0157.jp2)




  • 第十五章 両性経済関係の精神上に及ぼす影響 / 329〜353 (0169.jp2)

  • 生年
    1860年、コネティカット州ハートフォード、アメリカ
    没年
    1935年、カリフォルニア州パサデナ、アメリカ







     シャーロット·パーキンス·ギルマンは独学の経済社会学者、著
    述家である。ギルマンは、女性の労働人口が増えれば、女性が解放
    されるだけでなく経済にとっても望ましいと主張した。そして、元
    来、給与を受けない家事や育児などの活動はいずれ市場を基盤とし
    たサービスに進化すると予測した。経済学の代表作は『女性と経済
    (Women and Economics)』(1898年)である。
     フェミニスト経済学の母として広く知られるギルマンは、男女の
    不平等は生物学的要因ではなく制度構造がまねいた結果だと考え
    た。制度改革は経済における男女の関係を変え、多くの女性を進歩
    させ、社会全体に利益をあたえることが可能だ。ギルマンの主張
    は、専門化は効率性と生産性を向上させるという経済原理にもとづ
    いていた。男性に依存せざるをえない制度から脱した女性は労働市
    場で活躍し、家事は効率的に社会化される。
     新古典派とマルクス主義のアプローチは、どちらも男性中心の骨
    組みをおおい隠し、「性の見落とし」があるとして批判されてきた。
    給与の出ない家事を軽んじ、給与の出る市場労働に特権をあたえる
    のは、性差別経済の典型である。性別による職業の分離や賃金の相
    違は、理論的、経験的調査のテーマとなった。新古典派は、人種に
    よる経済的不平等に端を発する差別理論を性差別にも適用した。ほ
    かの学派は哲学的、学際的な方向に進み、広範な女性学やフェ
     ストの研究へとつながった。
     性は開発経済学でも主要研究分野となった。人間開発指数(HDI)
    [122-123ページ参照]のひとつに、男女の格差を測定するジェンダ
    ー開発指数(GDI)が設けられ、性と開発という研究分野が誕生し
    た。父権社会や経済的性差にかんする研究が全盛期を迎えたのは
    1960年代で、フェミニスト経済学者が台頭してきたのは1980年代
    だが、こうした動きの源にはつねにギルマンの存在があると考えら

    れている。



    ギルマン関連山内論考

    20世紀西洋人名事典の解説

    シャロット・パーキンス・ステットソン ギルマン
    Charlotte Perkins Stetson Gilman
    1860 - 1935
    米国の女性解放思想家,評論家,作家。
    結婚後、独立した人格が失われてしまうのではという恐怖から神経衰弱を起こすが、夫と離れ作家活動を行ううちに回復。婦選運動には直接加わらなかったものの、男女平等の立場に立ち、女性の経済的な自立の必要性や、そのための家庭のあり方など女性解放を提唱した。1898年に書いた「女性と経済」がベストセラーとなり、20世紀初期の重要な思想家となった。
    出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について

    《女性と経済》(読み)じょせいとけいざい
    世界大百科事典内の《女性と経済》の言及

    【ギルマン】より

    …結婚後,独立した人格を失うという恐れから神経衰弱になったが,夫と離れ文筆活動に没頭するうちに立ち直った。著書《女性と経済》(1898)がベストセラーとなり,20世紀初めには重要な思想家として評価されるにいたった。男女の平等のためには女性の経済的自立を必要とし,そのためには家庭のあり方も変えなければならないとし,女性解放への理論を提供したが,婦選運動などの実践活動には加わらなかった。…
    ※「《女性と経済》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

    出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 

    シャーロット・パーキンズ・ギルマンと (Adobe PDF) -htmlで見る
    www.tufs.ac.jp/common/is/kyoumu/pg/pdf/yamauchi.pdf
    論文題目. シャーロット・パーキンズ・ギルマンと「社会的母性」. 氏名. 山内 恵. 本論の目的は、『女性と経済』(1898)の著者として、 ...
    東京外国語大学 博士学位論文 Doctoral thesis - 東京外国語大学学術 ... (Adobe PDF)
    repository.tufs.ac.jp/bitstream/10108/.../5/dt-ko-0035003.pdf
    ギルマンの主著『女性と経済』 Women and Economics(1898)における女性の経済的. 自立と家事労働の社会化の主張を、 ...
    Mary Ann Dimand, Robert W. Dimand and Evelyn L . Forget (eds. ) (Adobe PDF)
    www.jstage.jst.go.jp/article/jshet1963/34/34/34.../_pdf
    経済学の用語でフェミニズムを語った女性経済学者たち. の経済思想の研究である。 前半の4つ の章は ... では, アメリカのシャーロット・パーキンズ ・ギルマン. の 『女性と 経済学』(1898年)の. もつ意味が明ちかにさ.
    女性たちのユートピアにみる教育とキャリア (Adobe PDF) -htmlで見る
    jissen.repo.nii.ac.jp/?action=repository...2
    の女性の教育と労働の問題が、Charlotte Perkins Gilmanに代表される白人中. 産階級の女性 ... 産業構造の変化と経済成長にあわ .... 女の理論、特にWomen and Economics (1898) で主張されている、女性の経.
    マルクス主義フェミニズム - Wikipedia
    ja.wikipedia.org/wiki/マルクス主義フェミニズム
    部分ブロックに関する方針改訂が6月1日に行われました(詳細)。 ... マルクス主義フェミニストによると、女性は、現在の資本主義経済を抜本的に改革しない .... 補償がなされる生産労働を産み出そうという考え方は、シャーロット・パーキンズ・ギルマン ( 1898) など ...
    新しいページ 0
    www.kyy.saitama-u.ac.jp/~amekencom/.../megumidoc.htm
    本論の目的は、『女性と経済』(1898)の著者として、アメリカ合衆国の世紀転換期に活躍したラディカル・フェミニスト ... ギルマンのフェミニズム思想の特徴は、彼女自身が伝統的な「女らしさ」(ギルマンの場合は母性)に ...
    《女性と経済》(じょせいとけいざい)とは - コトバンク
    kotobank.jp/word/《女性と経済》-1341397
    著書《女性と経済》(1898)がベストセラーとなり,20世紀初めには重要な思想家として評価されるにいたった。男女の平等のために ...
    ギルマンとは - コトバンク
    kotobank.jp/word/ギルマン-53873
    ギルマン(英語表記)Gilman, Daniel Coit ... 著書《女性と経済》(1898)がベストセラーとなり,20世紀初めには重要な思想家 ...



    図説世界を変えた50の経済 (シリーズ知の図書館) 単行本 – 2014/9/16