火曜日, 1月 17, 2012

カレツキ(Kalecki):「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題

                     ( 経済学リンク::::::::::

カレツキ:「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題 1935
http://nam-students.blogspot.jp/2012/01/blog-post_17.html(本頁)
ミハウ・カレツキ (Michal Kalecki):マクロ経済学の知られざる英雄
http://nam-students.blogspot.jp/2015/10/michal-kalecki.html
NAMs出版プロジェクト: ハロッド=ケインズ往復書簡1938
http://nam-students.blogspot.jp/2015/12/1938.html
NAMs出版プロジェクト: カレツキ関連追記とヴィクセル的不均衡
NAMs出版プロジェクト: カレツキの分配論(支出→生産→分配)1939
http://nam-students.blogspot.jp/2016/12/blog-post_5.html
無為=レッセフェール
http://nam-students.blogspot.jp/2014/04/laissez-fair.html?m=0
カレツキ(カレッキ)「計量経済学モデルと史的唯物論」1964 "Econometric Model and Historical Materialism"
http://nam-students.blogspot.jp/2017/07/1964-econometric-model-and-historical.html
NAMs出版プロジェクト: 経済計算論争 ランゲ、そしてカレツキ 1920-,1965
http://nam-students.blogspot.jp/2017/05/blog-post_16.html
Michal Kalecki The Marxian equations of reproduction and modern economics 1968
http://nam-students.blogspot.jp/2016/12/michal-kalecki-marxian-equations-of.html
カレツキ 成長論 1969

IS-LM分析、有効需要の理論がマルクス再生産表式から導出され得ることは、ケインズ以前にカレツキが証明している。

__所 得             支 出
 利潤(資本家の所得)      投   資
                +資本家の消費
+賃金(労働者の所得)     +労働者の消費 
=国民所得           =国民生産物

以下、カレツキの「投資と資本家消費(右)が利潤と国民所得(左)を決定する」という命題を詳しく見てみる。

「消費財産業の蓄積=投資財産業の消費支出」
(マルクス再生産表式における部門間均衡式、C2+M2c=V1+M1v+M1k)。

これ(マルクスの基本的な『交換方程式』)は、カレツキ的には、

P3=W1+W2

となる。
(参照:栗田康之『資本主義経済の動態』26、110、116頁。カレツキ「利潤の決定要因」1935年初稿)



  1 Ⅰ=P1+W1   P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
  2 Ck=P2+W2  Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
  3 Cw=P3+W3  P=P1+P2+P3
              W=W1+W2+W3


さらに
     Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・①  Y(国民所得)
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 投資財生産部門1 I
||     | |/I=w1|| ||    ||  分配率W1/I=w1 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=||消費Ck|| 消費手段生産部門2 Ck
||     | |/Ck=w2| ||    ||  分配率W2/Ck=w2
||     | |(分配率)|| ||    ||
||     ③ |_____|| ||    ||
||_____|/_______| ||____||  
|      /          |  /   | 
|     ②|          | /    |  P3=W1+W2・・・②
| ___/ |          |/労働者  |  P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2・・・③
||利潤P3||+  賃金W3  =/ 消費Cw | 賃金財生産部門3 Cw
||____||  /Cw=w3 /|      |  分配率W3/Cw=w3
|      |  (分配率) / |      |               
|______|       /  |______|  
              /       |
             ④        |     P=I+Ck・・・④
            /         |
           /          |
          /           ⑦  
         /            |    
 _______/_______   ___|__   
| ____ /        |①|      |
||総利潤P| +  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||____|         | |      |
|_______________| |______|


(各部門の分配率W1/I、W2/Ck、W3/Cwをそれぞれw1、w2w3とする)

②は、(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck・・・⑤ となる。
Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑥

⑥を①に代入して

   Y=Ⅰ+Ck+(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑦
 国民所得=投資+Ck(資本家消費)+Cw(労働者消費)

④式と⑦式により、「投資と資本家消費が、利潤と国民所得を決定する」
という命題が導かれたようだ。

参照:
http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、 現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ の独創的なところである。

根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜
カレツキ『資本主義の動態理論』79頁〜

以下、
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|

あるいは、
 ___________
| 1| 2| 3|  |
|__|__|__|__|
|P1|P2|P3| P|
|W1|W2|W3| W|
|__|__|__|__|
|I |Ck|Cw| Y|
|__|__|__|__|

P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金

(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)



http://www.deepdyve.com/lp/sage/the-marxian-equations-of-reproduction-and-modern-economics-42VMtJ8FgO





以下新書になりますが…

『わかる現代経済学』根井 雅弘【編著】朝日新書 2007
『「ケインズ革命」の群像』根井 雅弘【著】中公新書 1991(2000年第4版が電子書籍化)

両書にあるカレツキ関連の記述が貴重。上の方が初心者向け
下はKoboなどで電子書籍版がある。kindle版はない

章題にカレツキの名がないのであまり知られていない

「一般理論」同時発見? 奇妙な訪問者

根井『「ケインズ革命」…』中公新書147~8頁

《…カレツキは、ケインズとは対照的に、マーシャルやピグーに代表
のされる正統派経済学との対決を意識する必要は当初からなかったのである。その証拠に、カレツ
キは、前に説明した利潤決定に関する命題(P=I+C)を、カール・マルクスの再生産表式を利
用することによっていとも簡単に導き出した。
 いま、経済体系を投資財を生産する第1部門、資本家の消費財を生産する第2部門、および賃
金財を生産する第3部門の三つに分割しよう(*p.154)。
 各部門の産出量の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しい。すなわち、
Vi=Pi+Wi  (i=1,2,3)
第3部門の産出量は、一部はそれを生産した労働者によって消費され、残りは他の部門におけ
る労働者によって消費されるから、
 P3=W1+W2      (5)
が成り立つ。
 ここで、第1部門と第2部門の産出量の価値を合計すると、
 V 1 + V2=P 1+ P2+ W 1+ W2   (6)
となるが、(5)式を(6)式に代入すると、ただちに次の式が得られる。
 V 1+ V2=P 1+ P2 + P3         (7)
 (7)式は、経済全体の利潤が、投資財の産出量の価値と資本家の消費財の産出量の価値の和に等
しいことを示している。利潤決定に関する命題は、こうして得られるわけである。》


Shackelton and Gareth
Twelve Contemporary Economists 1981



エクセルのスプレッドシートみたいになっている。

マルクスと違いカレツキは不変資本を捨象したというより利潤と捉える(実物経済は捨象したが)。剰余価値の概念も違う。カレツキが想定するのは国営企業だから当然か。

『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』(1989/4/27 根井雅弘)の方が少し詳しい。
___________________________________


参考、マルクス:再生産表式

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章参照


再掲:カレツキ経済表の図解
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I ||
||     | |/I=w1|| ||    ||
||     | |(分配率)|| ||    ||
||     | |     || ||資本家 ||
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||
|      /     /    |      |
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw |
||____|| //Cw=w3  |      |
|      |/ (分配率)   |      |
|______/          |______|
      /               |  
     ④                ⑦ 
 ___/___________   ___|__ 
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y|
||_____|        | |      |
|_______________| |______|


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|


___________________________________

つまり、
以下のような、減価マネーを導入した際の(IS-LM分析における)利子率と通貨量の関係はマルクス再生産表式からも説明できる。

利|
子|
率|I       M
 |  \  /
 |   \/
 |   /\     
 |L /  \  S
 |
0|____________
    国民所得

    ||
    \/
   マイナス利子(減価マネー)

利|
子|
率|I       M
 |__\__/______
0    \/   国民所得
     /\     
  L /  \  S


    ||
    \/


利|
子|
率|I               M
 |  \  /         /
 |   \/    ー\   /
 |   /\    ー/  /
 |  /  \      /
 |      \    /
0|__\__/_\__/_
     \/   \/ 国民所得 
     /\   /\
        L/  \S

Iは投資Investmentのイニシャル
Sは貯蓄Savingsのイニシャル
LがLiquidity流動性
MがMoney


利子率決定に関する「貸付資金」(“loanable funds”)モデル



率I      S
   \  /
    \/
    /\     
   /  \  
0      
          貯蓄S  
          投資I

追記:
以前も書いたように、政府部門の存在しない閉鎖体系を考えることの弊害はマルクスにもケインズにもある。
カレツキは不完全競争を考えている時点で重要だが、ゲゼルはさらに解決策を与えている点でさらに重要だ。

クルーグマンはマイナス利子をネガティブにとらえている。確かに貯蓄が過剰な状況下で受動的な変数として利子率を考えるならそういうことになる。
http://d.hatena.ne.jp/Hicksian/20100818
「実際のところ、僕らは利子率がゼロ%の下で貯蓄が超過供給の兆候を見せつつある状況に置かれている。これこそが今現在僕らが直面している問題なんだ。」

だがこの利子率は銀行からの借り入れには適用されない。カレツキのいう部門1及び2と3との間には大きな断絶がありその関係は非対称である。


_______________


『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年
M.カレツキ (著), 浅田統一郎 間宮 陽介
ケインズの主著『雇用、利子および貨幣の一般理論』と比べてみて、本書は簡潔で明晰である。
ケインズのが難解でまた内容が整理されていない(当のケインズが理解していなかったとさえ言われるくらいだ)のに対し、本書は数式を使って意味と論法を明確にし、内容もまとまっている。
そういう意味では、ケインズよりも先に本書を読んだほうがいいかもしれない。
また、ケインズ本が難解で読めない、あるいは時間がないという人には、本書を読んでいただきたい。


第I部冒頭の「景気循環理論概説」(1933年)がケインズに先駆けて有効需要の理論を打ち立てたとされる画期的論文。


目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第lll部
第12章 完全雇用の政治的側面  141
第13章 ツガン-パラノフスキーとローザ・ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167
統計付録 186
訳註 195
カレツキからポスト・ケインジアンへのマクロ分配理論の系譜
--訳者解説に代えて-- 209
索引 227

___

○1958年の新評論版邦訳『経済変動の理論』(原著1954年,Theory of Economic Dynamics ) 
宮崎義一、伊東光晴訳
(x資本主義経済の動態理論 (ポスト・ケインジアン叢書 (6)) 単行本 – 1984/12ではない)

アマゾンレビューより:
ケインズより先に有効需要の原理を見つけた男
投稿者 θ トップ1000レビュアー 投稿日 2008/3/31

有効需要の原理といえば誰もがケインズを思い浮かべるだろう。
だが、ケインズよりはやく有効需要の原理を見つけたのが、このカレツキなのだ。

ケインズの主著『雇用、利子および貨幣の一般理論』と比べてみて、本書は簡潔で明晰である。
ケインズのが難解でまた内容が整理されていない(当のケインズが理解していなかったとさえ言われるくらいだ)のに対し、本書は数式を使って意味と論法を明確にし、内容もまとまっている。
そういう意味では、ケインズよりも先に本書を読んだほうがいいかもしれない。
また、ケインズ本が難解で読めない、あるいは時間がないという人には、本書を読んでいただきたい。

本書は、前半が利潤、所得、投資といった内容で、ケインズと重複するところが多い。
後半は、経済変動の循環の話であり、これもまた興味深い。

最後に目次を記しておく

第1部 独占度と所得の分配
費用と価格@☆
国民所得の分配@

第2部 利潤の決定と国民所得の決定
利潤の決定要因@
利潤と投資
国民所得の決定と消費の決定

第3部 利子率
短期利子率
長期利子率

第4部 投資の決定
企業者資本と投資@
投資の決定要因@
統計的説明

第5部 景気循環
景気循環(のメカニズム)@
統計的説明
景気循環と衝撃

第6部 長期経済発展
経済発展の過程
発展要因

@が日本経済評論社版に新訳で再録。
☆「費用と価格」で45°線分析が使われているがカレツキの使用は1937年からで、英語圏では最初期。
Ivar Jantzen 1939 「45度線分析」の創始者
http://nam-students.blogspot.jp/2016/03/ivar-jantzen-1939.html
NAMs出版プロジェクト: ケインジアンの交差図
http://nam-students.blogspot.jp/2015/03/blog-post_12.html

Kalecki, Michal, "A Theory of the BusinessCycle." Review of Economic Studies, Vol. 4, No.2, February 1937, pp. 77-97, revised and reprintedin [14], pp. 116-49.
http://crecimientoeconomico-asiain.weebly.com/uploads/1/2/9/0/1290958/kalecki_1937_-_a_theory_of_the_business_cycle.pdf

                       

NAMs出版プロジェクト: ケインジアンの交差図
http://nam-students.blogspot.jp/2015/03/blog-post_12.html
ケインズ=カレツキ往復書簡 Keynes ,Kalecki Correspondence 1937
http://nam-students.blogspot.jp/2015/12/keynes-kalecki-correspondence-1937.html

ジャンセンのデンマーク語版(未確認)が1935年(12月?)で英語版が1939年だから、カレツキの45度線使用(1937年2月)はかなり早い。英語圏初だろう。

_______________

以下、『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より

* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭した一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それを簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えられるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだがただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCというカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

(同188-9頁より)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
  Twelve Contemporary Economists J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981 

下は、上記の根井イギリス1989より説明がこなれてきている。

以下、根井雅弘『経済学の教養』(20-1頁,2006年)より

【コラム3】利潤決定の命題
 単純化のために、政府の経済活動と外国貿易が存在しない「封鎖経済」を考えてみまし
ょう。カレツキは、表の左側に国民所得勘定を、右側に国民生産物(支出)勘定を置いて
対照させます。すなわち、左側には、利潤(資本家の所得)十賃金(労働者の所得)=国民
所得を、右側には、投資十資本家の消費十労働者の消費=国民生産物、を書き込みます。
ここで、労働者はその所得をすべて消費する(賃金=労働者の消費)という仮定を置くと、
あとに残されたものの関係から、利潤P=投資I十資本家の消費Cという式が出てきます。
これがカレツキの利潤決定の命題ですが、彼は、この式を右辺が左辺を決定する(資本家
の投資および消費に関する決意が利潤を決定する)というように解釈します。ところが、資本
家の消費は利潤の関数(C=B0+λP, Bは基礎的消費部分で常数、0<λ<1)なので、これを
前の式に代人すると、P=(B0+I)/(1−λ )という式が得られます。さらに、賃金分配率
W−Y(Wは賃金所得、Yは国民所得を表わす)をα(0<α<1)とおくと、利潤分配率は(1−α)
なので、これをさらに代入すると、次の式が得られます。

  (B0+I)
Y=______
  (1−λ )(1−α)

 ここで、1/(1−λ )(1−α)がカレツキの「乗数」に当たります。
 カレツキは、利潤決定の命題を、マルクスの再生産表式をヒントに次のように導き出し
ました。まず、経済を三つの部門(投資財を生産する第1部門、資本家の消費財を生産する第
II部門、労働者の消費財を生産する第III部門)に分けて考えましょう。各部門の生産物の価
値が、不変資本c、可変資本v、および剰余価値mの和に等しいことはマルクス経済学の
ABCですが(以下では、各部門のc、v、mを表わすために下に数字を添えます)、カレツキ
は労働者はその所得(v1+v2+v3)をすべて消費する(c3+v3+m3)仮定しているので、
v1+v2=c3+m3という関係が得られます。この関係を利用すると、粗利潤c+mの総計
(m1+m2+m3+c1+c2+c3)は、第I部門と第II部門の生産物の価値の合計
(c1+v1+m1+c2+v2+m2)に等しくなります。すなわち、P=I+Cと同じ命題が得られるのです。

______________


    <カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]☆の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
    わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
    はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
    識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
    として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
    『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
    展開を批判する。>
    http://www.unotheory.org/news_II_8
     栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)

    <直接的搾取の条件とその実現の条件とは同一ではない。それらは、時間的および場所的にばかりでなく、
    概念的にも別のものである。前者は社会の生産力によってのみ制限され、後者は、相異なる生産部門間の比
    率性により、また社会の消費力によって制限されている。だが、社会の消費力は、絶対的生産力によっても
    絶対的消費力によっても規定されないで、敵対的な分配諸関係──これは社会の大衆の消費を、多かれ少な
    かれ狭い限界内でのみ変動する最小限に縮小する──の基礎上での消費力によって規定されている。>


  That Marx was deeply conscious of the impact of effective demand
upon the dynamics of the capitalist system follows clearly from this passage
of the third volume of the Capital : "The conditions of direct exploitation
and those of the realisation of surplus-value are not identical. They
are separated not only by time and space but logically as well. The former
are limited merely by the productive capacity of the society, the latter by
the proportions of various branches of production and by consumer power
of the society ".

Kalecki:pp.78-9
_______________


Michal Kalecki
The Marxian equations of reproduction and modern economics

Version of Record - Dec 1, 1968

_______________

The Marxian equations of reproduction and modern economics *

MICHAL KALECKI

I

Before we start dealing with the proper subject of this paper we shall
modify somewhat the Marxian division of economy into departments in
order to simplify our argument and in order to focus on the basic problem
of the reproduction schemes.
  First, instead of including producer goods in Department 1, we will ,
assume that it covers the total value of gross investment inclusive of
the respective raw materials. Thus this department represents the integrated
production of all final non-consumer products. (We disregard
in our argument as does Marx ー when he deals with reproduction schemes
ー both foreign trade and government revenue and expenditure.)
  Second, we treat likewise the consumer goods, i.e., we include in the
department which covers their output the production of respective raw
materials from top to bottom. Moreover, fully in the Marxian spirit,
we distinguish the following two departments : Department 2 producing
consumer goods for capitalists and Department 3 producing wage goods.
  We obtain thus the following " tableau économique" of the national ‘
income where Pi, P2, P3 are gross profits (before deduction of depreciation)
in the respective departments, WI, W2, W3 ー the respective wages; P and
W aggregate profits and wages, and finally I ー gross investment, C k ー capi-
talists’ consumption, Cw ー workers’ consumption and Y ー gross national
income (before deduction of depreciation).

* This article was presented as a background paper for the Symposium on the
 influence of Karl Marx on contemporary scientific thought, Paris, May 8-10, 1968,
 organized under the auspices of Unesco by the International Social Science Council
 and the International Council for Philosophy and Humanistic Studies.


242 Comments:

Blogger yoji said...



  It will be assumed, as Marx does, that the workers do not save. Moreover,
we shall disregard the problem of possible piling up of stocks of
unsold goods as only a passing phenomenon. It is then easy to arrive
at the fundamental Marxian " equation of exchange " between Departments
1 and 2 on the one hand and Department 3 on the other.
Profits in the latter, P3, are materialised in the wage goods which are
left to the capitalists of that department after payment of wages W3 which
absorb an equal amount of wage goods. Thus the wage-goods of the
value P3 are sold to the workers of Departments 1 and 2, that is :

(1)   P3=W1+W2

  Marx considers this equation in the context of expanded reproduction
proceeding at a given constant rate r. It is easy to see, however, that the
equation holds good under all circumstances as long as there is no piling
up of stocks of unsold goods, as mentioned above.
  Considered in this general context equation (1) leads to a proposition
that - given the distribution of income between profits and wages in the
three departments - investment I and consumption of capitalists Ck determine
profits and the national income. Indeed, let us add PI + P2 to both
sides of equation ( 1 ). We obtain :
Hence :

(2) P=I+Ck

Moreover, if we denote Wl/Ⅰ , W2/Ck, W3/Cw by w1, w2, w3 respectively, we obtain
from equation ( 1 ) :(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck

Consequently, we have for the consumption of wage goods :

(3) Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)


75
and for the national income :

(4) Y=Ⅰ+Ck+Cw=Ⅰ+Ck+(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)

  Thus the national income (or product) Y which can be sold and the
profits P which can be realised are determined in all circumstances (and
not only in a state of uniformly expanding reproduction) by the level of
investment I and consumption of capitalists Ck (given the distribution
of income between wages and profits). A question may be raised as to
why equations (2) and (4) must be interpreted in this way and not the
other way around, i.e., that investment and consumption of capitalists
are determined by profits and national income. The answer to this rather
crucial query is as follows.
  Investment and capitalists’ consumption in the short period considered
are the outcome of decisions taken in the past and thus should be
considered as given. With regard to investment, this follows directly
from the time-lag dependent on the period of construction. But changes
in capitalists’ consumption also follow those in profits with some delay.
Now, sales and profits in a given period cannot be a direct outcome of past
decisions : the capitalists can decide how much they will invest and consume
next year but they cannot decide how much they shall sell and profit. The
independent variables in a given period are investment and capitalists’
consumption. It is these magnitudes that through the equations (2) and
(4) determine the levels of national income and profits which can be realised.

1:00 午後  
Blogger yoji said...



  The decisions of capitalists with regard to their investment and consum-
ption are made in " real " rather than in money terms, that is I and Ck should
be calculated in stable prices. If wl, w2, w3 are constant and money wage
rates in all three departments change in the same proportion, the same
is true in this case of prices of the produce of these departments. Moreover,
as is easy to see, equations (2) and (3) will hold also in "real" terms.
Any increase in "real" investment or capitalists’ consumption results
under these circumstances, in an increase in output of Department 3, Cw
to provide for a surplus of this department P3 sufficient to meet the demand
generated by the higher wage bills in Departments I and 2, i.e., W2 + W3.
However, such repercussions of an increase in I or Ck are obviously
possible only if there exist unused capacities in Department 3. Imagine
that such is not the case. Then Cw is fixed in real terms, i.e., is equal to a
constant B. In this case the increase in money value of W1 + W2 will
cause a rise in prices rather than in production of wage goods. The result
will be that the " value of W1, W2 and W3 will be reduced as compared
with the levels which would be achieved if unused capacities existed in


76
Department 3. Consequently w1= W1/I , w2 = W2/Ck, w3=W3/Cw=W3/B, where
all magnitudes involved are to be now interpreted in " real " terms, will
decline in the proportion reciprocal to the increase in the prices of wage
goods. Equation (3) can now be written in the form :
    
      (w1I+w2Ck)/(I-w3)=B

When I and/or Ck decrease, w1, w2 and w3 decline in such a proportion
as to render the left hand side of the equation equal to B 1.
  Sections II and III represent in fact the gist of the modern theory of
effective demand. As will be seen, this theory may be derived in full
from the Marxian equation (1) representing the exchange between Departments
1 and 2 on the one hand and Department 3 on the other, if this
equation is considered in the general context rather than in that of uniformly
expanding reproduction.

1:01 午後  
Blogger yoji said...

IV

Let us now turn to the significance of the equations (2) and (4) just
in the latter context, i.e., in the process of a uniform accumulation of capital.
Let us denote the " real " stock of capital by K, the rate of net accumulation
by r and the rate of depreciation by δ. In this case we may write
the " equation of accumulation ", recalling that I is investment gross of
depreciation, in the form :

(5)    I =(r+δ)K

Since we are considering the long-run process of growth, let us postulate
that capitalists’ consumption Ck is proportional to profits P. Since
according to formula (2) the latter are equal to I + Ck it follows that Ck
bears a constant relationship to I. We thus have :

      Ck=mI

In consequence we may write equation (4) in the form :

(6)   Y=(1+m)I+{I(w1+mw2)/(1−w3)}=I{1+m+(w1+mw2)/(1−w3)}


and substituting in it for I its value from equation (5) we obtain :

(7)     Y=K(r+δ){1+m+(w1+mw2)/(1−w3)}


In a socialist economy prices of consumer goods are always fixed relative to wages
in such a way as to secure a full utilisation of the productive capacity B, i.e., the equation
(w1I)/(1−w3) = B is permanently fulfilled (Ck obviously equals 0 in this case).


77
  The national income Y thus bears a constant relationship to the stock
of capital K (provided that w1, w2, w3 do not change (*2)). With a given
relationship of productive capacity to the stock of capital the degree of
utilisation of equipment is constant. Thus if capital equipment is
satisfactorily utilised in the initial position, this state of affairs is maintained
in the course of expanded reproduction and the problem of
effective demand does not arise.
  It is this approach that is inherent in many contemporary theories
of economic growth. In particular if we differentiate the equation (7)
we obtain :

   dY/dK=Y/K=rY/rK

Now, with a constant satisfactory utilisation of equipment, d Y is the
so-called capital-output ratio which we denote by R. Moreover, r K is
the net investment and thus rK/Y is the relative share of accumulation in
the national income which we shall denote by a. We thus have :

    1/R=r/a
or   r=a/R

which is the basic formula of the Harrod-Domar theory (in which, however,
the coefficient a represents the " propensity to save of the population "
rather than the ratio of net accumulation out of profits to the national income
which depends on its distribution between capitalists and workers).
   In fact many of the contemporary theories of growth are simply
variations on the theme of Marxian schemes of expanded reproduction
which are represented in this paper by equations :

(1)  W1+W2=P3

and

(5)  I=(r+σ)K

1:02 午後  
Blogger yoji said...



  The repercussions of changes in investment and capitalists’ consumption
described in section II do not raise, I believe, any major misgivings.
In contrast to this, the moving equilibrium described in section III depends
on the very far-reaching assumption that capitalists are willing to engage

   *2. If the productive capacities of all three departments expand at the same rater
   the shortage of wage-goods discussed in the preceding section will not come into the picture.


78
in investment which increases their capital at a constant rate r per annum.
What happens, however, if having become more cautious (perhaps under
the influence of a change in the social structure of their class) they decide
to reduce investment from (r + δ) K to (r' + δ) K where r’< r?
  It follows directly from formula (7) that Y/K and thus the degree of utilisa-
tion of equipment declines in the proportion (r'+δ)/(r+δ) as a result of the decline
of effective demand. It is clear that in this situation the " cautious " capitalists
will not be any more agreeable to a lower rate of accumulation r’
but will reduce it further to r " < r’, and this will in turn affect correspondingly
the degree of utilisation of equipment.
  Some economists tend to consider this phenomenon as a down-swing
phase of the business cycle which takes place around the initial path of
growth. However, such a proposition is not well founded : there is no
reason why having left the initial unstable path, investment must fluctuate
around it rather than around the depreciation level δK. Or to put it in
Marxian terms : why cannot a capitalist system, once it has deviated downwards
from the path of expanded reproduction, find itself in a position of
a long-run simple reproduction ?
  In fact we are absolutely in the dark concerning what will actually
happen in such a situation as long as we have not solved the problem of
determinants of investment decisions. Marx did not develop such a theory
but nor has this been accomplished in modern economics. Some attempts
have been made in the development of the theory of cyclical fluctuations.
However, the problems of the determination of investment decisions involving
the elements associated with the long-run trend are much more difhcult
than in the case of the "pure business cycle " (i.e., in a system which
in the long run is subject to simple reproduction). I myself tried to do
something along these lines but I consider my work in this field to be definitely
of a pioneer nature (*3). One thing, however, is clear to me : the longrun
growth of the national income involving satisfactory utilisation of
equipment in a capitalist economy is far from obvious.

1:02 午後  
Blogger yoji said...



  That Marx was deeply conscious of the impact of effective demand
upon the dynamics of the capitalist system follows clearly from this passage
of the third volume of the Capital : "The conditions of direct exploitation
and those of the realisation of surplus-value are not identical. They
are separated not only by time and space but logically as well. The former

  *3. A new paper of mine on the subject appeared in the June issue of the Economic
journal.


79
are limited merely by the productive capacity of the society, the latter by
the proportions of various branches of production and by consumer power
of the society ".
  However, he did not systematically scrutinise the process described
by his reproduction schemes from the point of view of the contradictions
inherent in capitalism as a result of the problem of effective demand.
  It is one of his most prominent followers, Rosa Luxemburg, who expressed
very definite and even extreme views on the subject : she rejected altogether
the possibility of long-run expanded reproduction if no " external
markets " are in existence. By ”external markets ” she understood
those outside the world capitalist system consisting not only of underdeveloped
countries but also of the non-capitalist sectors of developed capitalist
economies, for instance, peasant agriculture as well as government purchases.
  Her argument suffers from the fact that she considers investment
decisions as being made by the capitalist class as a whole and this class is
frustrated by the knowledge that finally there is no market for the economic
surplus. However, her scepticism as to the possibility of long-run expanded
reproduction is valuable because the self-propelled growth of capitalist
economy cannot, indeed, be taken for granted. If this economy expands
at all without the assistance of "external markets" , this, to my mind, is
due to certain aspects of technical progress which, however, do not necessarily
assure a satisfactory long-run utilisation of equipment.
  Nor should the significance of ”external markets ”in the development
of capitalism be disregarded. In particular, in present-day capitalism
the " external markets " in the form of government expenditure,
especially on armaments, play an important role in the functioning of capitalist
economies. This expenditure to the extent that it is financed by
loans, or even by taxation of capitalists, contributes to the solution of the
problem of effective demand because its effect is not offset by the decline
in investment and consumption. (The latter would be the case if this
expenditure were financed by indirect or direct taxation of workers.) Thus
today the ”external markets ” in this particular form are even of greater
significance for expanded reproduction than at the time when Rosa Luxemburg
propounded her theory.
  The high degree of utilisation of resources resulting in fact from these
government-made”external markets ”has a paradoxical impact upon Western
economic theory. It creates an atmosphere favourable to the construction
of models for the growth of ” laissez faire ” capitalist economies
unperturbed by the long-run problem of effective demand.

____________

Michal Kalecki is Professor of Economics at the Central School of Planning and Statistics
in Warsaw, and a member of the Polish Academy of Science. Among his major
works a:re Essay on the theory of the business cycle (1933)( in Polish); Theory of
economic dynamics (1954); Outline of the theory of growth in a socialist economy
(1963) (in Polish); " Trend and business cycles reconsidered ", Economic journal,
June 1968.

1:02 午後  
Blogger yoji said...

Michal Kalecki
The Marxian equations of reproduction and modern economics


http://ssi.sagepub.com/
Social Science Information
http://ssi.sagepub.com/content/7/6/73.citation
The online version of this article can be found at:
DOI: 10.1177/053901846800700609
Social Science Information 1968 7: 73
Michal Kalecki
The Marxian equations of reproduction and modern economics
Published by:
http://www.sagepublications.com
On behalf of:
Maison des Sciences de l'Homme
Additional services and information for Social Science Information can be found at:
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What is This?
>> Version of Record - Dec 1, 1968

1:07 午後  
Blogger yoji said...

Y(国民所得)、P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金

Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・①  
P3=W1+W2・・・②
P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2・・・③
P=I+Ck・・・④
(各部門の分配率W1/I、W2/Ck、W3/Cwをそれぞれw1、w2w3とする)
②から(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck・・・⑤
Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑥
⑥を①に代入、
   Y=Ⅰ+Ck+(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑦
 国民所得=投資+Ck(資本家消費)+Cw(労働者消費)
④式と⑦式により、「投資と資本家消費が、利潤と国民所得を決定する」
という命題が導かれる。

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)


 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     ②|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |
     ④                |     
    /                 ⑦      
 __/____________   ___|__   
| /___          |①|      |
||総利潤P| +  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||____|         | |      |
|_______________| |______|


 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=||消費Ck||
||     | |/Ck=w2| ||    ||
||     | |(分配率)|| ||    ||
||     ③ |_____|| ||    ||
||_____|/_______| ||____||  
|      /          |  /   | 
|     ②|          | /    |
| ___/ |          |/労働者  |
||利潤P3||+  賃金W3  =/ 消費Cw | 
||____||  /Cw=w3 /|      |  
|      |  (分配率) / |      |               
|______|       /  |______|  
              /       |
             ④        |     
            /         |
           /          |
          /           ⑦  
         /            |    
 _______/_______   ___|__   
| ____ /        |①|      |
||総利潤P| +  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||____|         | |      |
|_______________| |______|




参考:マルクス再生産表式

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻第21章参照

マルクスの再生産表式(初期は経済表)は1863年、カレツキの表式は1933年(基本的な考え方は1933年『景気循環理論概説』、前掲「国民所得の経済表」は1968年)に考案、発表された。ケインズの『一般理論』は1936年に発表された。

8:14 午後  
Blogger yoji said...

______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     ②|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     ④                ⑦      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|



 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     ②|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     ④                ⑦      
 ___/___________   ___|__   
| _/__          |①|      |
||総利潤P| +  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||____|         | |      |
|_______________| |______|

8:17 午後  
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 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     ②|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     ④                ⑦      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

8:20 午後  
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ミハイル・カレツキ(1899ー1970):「投資と資本家消費(右)が利潤と国民所得(左)を決定する」という命題
(ケインズ以前に独自に発見された「有効需要理論」)

  所 得             支 出
 利潤(資本家の所得)      投   資
                +資本家の消費
+賃金(労働者の所得)     +労働者の消費 
=国民所得           =国民生産物


Y(国民所得)、P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金

Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw 
P3=W1+W2
P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2
P=I+Ck
(各部門の分配率W1/I、W2/Ck、W3/Cwをそれぞれw1、w2w3とする)
②から(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck
Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)
⑥を①に代入、
   Y=Ⅰ+Ck+(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)
 国民所得=投資+Ck(資本家消費)+Cw(労働者消費)
④式と⑦式により、「投資と資本家消費が、利潤と国民所得を決定する」
という命題が導かれる。

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)

 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     | |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     /|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     /                |      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         | |      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

8:23 午後  
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ミハイル・カレツキ(1899ー1970):「投資と資本家消費(右)が利潤と国民所得(左)を決定する」という命題
(ケインズ以前に独自に発見された「有効需要理論」)

  所 得             支 出
 利潤(資本家の所得)      投   資
                +資本家の消費
+賃金(労働者の所得)     +労働者の消費 
=国民所得           =国民生産物


Y(国民所得)、P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金

Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw 
P3=W1+W2
P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2
P=I+Ck
(各部門の分配率W1/I、W2/Ck、W3/Cwをそれぞれw1、w2w3とする)
②から(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck
Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)
⑥を①に代入、
   Y=Ⅰ+Ck+(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)
 国民所得=投資+Ck(資本家消費)+Cw(労働者消費)
④式と⑦式により、「投資と資本家消費が、利潤と国民所得を決定する」
という命題が導かれる。

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)

 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     | |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     /|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     /                |      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         | |      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

8:25 午後  
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ミハイル・カレツキ(1899ー1970):「投資と資本家消費(右)が利潤と国民所得(左)を決定する」という命題
(ケインズ以前に独自に発見された「有効需要理論」)

  所 得             支 出
 利潤(資本家の所得)      投   資
                +資本家の消費
+賃金(労働者の所得)     +労働者の消費 
=国民所得           =国民生産物


Y(国民所得)、P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金

Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・① 
P3=W1+W2・・・②
P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2・・・③
P=I+Ck・・・④
(各部門の分配率W1/I、W2/Ck、W3/Cwをそれぞれw1、w2w3とする)
②から(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck・・・⑤
Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑥
⑥を①に代入、
   Y=Ⅰ+Ck+(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑦
 国民所得=投資+Ck(資本家消費)+Cw(労働者消費)
④式と⑦式により、「投資と資本家消費が、利潤と国民所得を決定する」
という命題が導かれる。

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)

 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     | |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     /|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     /                |      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         | |      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

8:32 午後  
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カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)

 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     | |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     /|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     /                |      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         | |      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

マルクス再生産表式

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻第21章参照

8:35 午後  
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カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)

同:図解
______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     | |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     /|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     /                |      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         | |      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

マルクス再生産表式:図解

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻第21章参照

8:36 午後  
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カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)

同:図解
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     | |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     /|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     /                |      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         | |      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

マルクス再生産表式:図解

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻第21章参照

8:37 午後  
Blogger yoji said...

__所 得             支 出
 利潤(資本家の所得)      投   資
                +資本家の消費
+賃金(労働者の所得)     +労働者の消費 
=国民所得           =国民生産物

カレツキの「投資と資本家消費(右)が利潤と国民所得(左)を決定する」という命題



Y(国民所得)、P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金
(各部門の分配率W1/I、W2/Ck、W3/Cwはそれぞれw1、w2w3)

Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・① 
P3=W1+W2・・・②
P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2・・・③
P=I+Ck・・・④
②から(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck・・・⑤
Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑥
⑥を①に代入、
   Y=Ⅰ+Ck+(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑦
 国民所得=投資+Ck(資本家消費)+Cw(労働者消費)
④式と⑦式により、「投資と資本家消費が、利潤と国民所得を決定する」
という命題が導かれる。

カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)

同:図解
 
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     ②|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     ④                ⑦      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

マルクス再生産表式:図解

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻第21章参照

8:41 午後  
Blogger yoji said...

カレツキの「投資と資本家消費(右)が利潤と国民所得(左)を決定する」という命題:


  所 得             支 出
 利潤(資本家の所得)      投   資
                +資本家の消費
+賃金(労働者の所得)     +労働者の消費 
=国民所得           =国民生産物


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁、参照)

同:図解
 
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     ②|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     ④                ⑦      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|




Y(国民所得)、P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金
(各部門の分配率W1/I、W2/Ck、W3/Cwはそれぞれw1、w2w3)

Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・① 
P3=W1+W2・・・②
P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2・・・③
P=I+Ck・・・④
②から(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck・・・⑤
Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑥
⑥を①に代入、
   Y=Ⅰ+Ck+(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑦
 国民所得=投資+Ck(資本家消費)+Cw(労働者消費)
④式と⑦式により、「投資と資本家消費が、利潤と国民所得を決定する」
という命題が導かれる。


マルクス再生産表式:図解

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻第21章参照

8:45 午後  
Blogger yoji said...

所 得             支 出
 利潤(資本家の所得)      投   資
                +資本家の消費
+賃金(労働者の所得)     +労働者の消費 
=国民所得           =国民生産物

カレツキの「投資と資本家消費(右)が利潤と国民所得(左)を決定する」という命題:

カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)




Y(国民所得)、P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金
(各部門の分配率W1/I、W2/Ck、W3/Cwはそれぞれw1、w2w3)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁、参照)

同:図解
 
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     ②|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     ④                ⑦      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・① 
P3=W1+W2・・・②
P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2・・・③
P=I+Ck・・・④
②から(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck・・・⑤
Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑥
⑥を①に代入、
   Y=Ⅰ+Ck+(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑦
 国民所得=投資+Ck(資本家消費)+Cw(労働者消費)
④式と⑦式により、「投資と資本家消費が、利潤と国民所得を決定する」
という命題が導かれる。


マルクス再生産表式:図解

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻第21章参照

8:46 午後  
Blogger yoji said...

カレツキの「投資と資本家消費(右)が利潤と国民所得(左)を決定する」という命題:

  所 得             支 出
 利潤(資本家の所得)      投   資
                +資本家の消費
+賃金(労働者の所得)     +労働者の消費 
=国民所得           =国民生産物


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|


Y(国民所得)、P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁、参照)

同:図解
 
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     ②|    /     |      |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     ④                ⑦      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・① 
P3=W1+W2・・・②
P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2・・・③
P=I+Ck・・・④
(各部門の分配率W1/I、W2/Ck、W3/Cwはそれぞれw1、w2w3)
②から(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck・・・⑤
Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑥
⑥を①に代入、
   Y=Ⅰ+Ck+(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑦
 国民所得=投資+Ck(資本家消費)+Cw(労働者消費)
④式と⑦式により、「投資と資本家消費が、利潤と国民所得を決定する」
という命題が導かれる。


マルクス再生産表式:図解

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻第21章参照

8:48 午後  
Blogger yoji said...

同:図解
 
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    ||    
||     | |     || ||資本家 ||    
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||  
|      /     /    |      | 
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      |  
|      |/ (分配率)   |      |               
|______/          |______|  
      /               |     
     ④                ⑦      
 ___/___________   ___|__   
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

9:00 午後  
Blogger yoji said...

投資家
                    /\
                   /  \
                  /    \
                 / 利潤P1 \
                /   /\   \
               /   /  \   \
              /   /    \   \
             /   / 賃金W1 \   \
            /   /   /\   \   \
           /   /   /  \   \   \
          /   /   /    \   \   \
         /   /   /      \   \   \
        /   /   /   /\   \   \   \
       /   /   /   /  \   \   \   \
      /   /   /   /____\   \   \   \
     /   /   /          賃金W3\   \   \
    /   /   /_______総賃金/     \   \   \
   /   / 賃金W2                 利潤P3\   \
  /   /_____________総利潤______/     \   \
 / 利潤P2                            労働者消費\
/___________________国民所得__________/      \
資本家                                        
消費

11:26 午後  
Blogger yoji said...

資本家
消費Ck                    
 _______________________投資I 
|                       |
| 利潤P2              利潤P1|  
|    _______________    |
|   |賃金W2       賃金W1|   |
|   |               |   |
|   |               |   |
|   |               |   |
|   |               |   |
|   |               |   |
|   |               |   |
|   |               |   |
|   |賃金W3       総賃金W|   |
|   |_______________|   |
| 利潤P3              総利潤P|
|                       |  
|_______________________|
労働者                     国民所得Y
消費Cw

11:30 午後  
Blogger yoji said...


                   投資家
                    /\
                   /  \
                  /    \
                 / 利潤P1 \
                /   /\   \
               /   /  \   \
              /   /    \   \
             /   / 賃金W1 \   \
            /   /   /\   \   \
           /   /   /  \   \   \
          /   /   /    \   \   \
         /   /   /      \   \   \
        /   /   /   /\   \   \   \
       /   /   /   /  \   \   \   \
      /   /   /   /____\   \   \   \
     /   /   /          賃金W3\   \   \
    /   /   /_______総賃金/     \   \   \
   /   / 賃金W2                 利潤P3\   \
  /   /_____________総利潤______/     \   \
 / 利潤P2                            労働者消費\
/___________________国民所得__________/______\
資本家                                        
消費

11:33 午後  
Blogger yoji said...

資本家                   
消費Ck____________________投資I 
|                       |
| 利潤P2              利潤P1|  
|    _______________    |
|   |賃金W2       賃金W1|   |
|   |               |   |
|   |    _______    |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   賃金W3____|   |   |
|   |               |   |
|   |利潤P3       総賃金W|   |
|   |_______________|   |
|労働者                総利潤P|
|消費Cw                   |  
|_______________________|
(総利潤P)                 国民所得Y

6:55 午前  
Blogger yoji said...




資本家                   
消費Ck____________________投資I 
|                       |
| 利潤P2              利潤P1|  
|    _______________    |
|   |賃金W2       賃金W1|   |
|   |               |   |
|   |    _______    |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   賃金W3__総賃金W  |   |
|   |               |   |
|  利潤P3             |   |
|   |____________総利潤P   |
|労働者消費Cw                |
|                   国民所得Y  
(総利潤P)__________________|

7:04 午前  
Blogger yoji said...

「利潤の総額は両部門の生産物の価値、換言すれば、投資財生産
と資本家用消費財生産の価値に等しいだろう。(a)」(『機材変動の理論』47頁)

「訳者注

(a)この関係をマルクス流に不変資本(ただし仮定により減価償却部分のみ
からなり、原料費部分は含まない)cと可変資本vと剰余価値mであらわす
とつぎのようになる。

  第Ⅰ部門=c1+v1+m1
  第Ⅱ部門=c2+v2+m2
  第Ⅲ部門=c3+v3+m3

仮定により労働者の所得総計は労働者用消費材生産に等しいから

   v1+v2+v3=c3+v3+m3    (i)

したがって、粗利潤の総計(僧利潤プラス減価償却費)は第Ⅰ部門と第Ⅱ部門
の生産物の価値合計に等しくなる。

  m1+m2+m3+c1+c2+c3=c1+v1+m1+c2+v2+m2

なぜならば(i)式によって

  v1+v2=c3+m3

だからである。」

(同書54頁訳者注より)

7:20 午前  
Blogger yoji said...

「利潤の総額は両部門の生産物の価値、換言すれば、投資財生産
と資本家用消費財生産の価値に等しいだろう。(a)」(『機材変動の理論』47頁)

「(a)この関係をマルクス流に不変資本(ただし仮定により減価償却部分のみ
からなり、原料費部分は含まない)cと可変資本vと剰余価値mであらわす
とつぎのようになる。

  第Ⅰ部門=c1+v1+m1
  第Ⅱ部門=c2+v2+m2
  第Ⅲ部門=c3+v3+m3

仮定により労働者の所得総計は労働者用消費材生産に等しいから

   v1+v2+v3=c3+v3+m3    (i)

したがって、粗利潤の総計(僧利潤プラス減価償却費)は第Ⅰ部門と第Ⅱ部門
の生産物の価値合計に等しくなる。

  m1+m2+m3+c1+c2+c3=c1+v1+m1+c2+v2+m2
      (P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2・・・③)

なぜならば(i)式によって

  v1+v2=c3+m3     (P3=W1+W2・・・②)

だからである。」

(同書54頁訳者注より)


  第Ⅰ部門=c1+v1+m1
     (c+mがP、vがW)
  第Ⅱ部門=c2+v2+m2
  第Ⅲ部門=c3+v3+m3

(i) Cw=W  ?

参考:マルクス再生産表式

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        / ←(i)はここ           
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻第21章参照

7:35 午前  
Blogger yoji said...

(i)W= Cw  ?


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|

P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金

(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)

7:37 午前  
Blogger yoji said...

(Y−P)=W
Y−W1−W2−P1−P2=Cw
(P=
P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2・・・③)
(i)W= Cw 
 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)

7:47 午前  
Blogger yoji said...

カレツキ理論においては労働者は主体ではないから、Cw=W、マルクスではW3=V3+m3が強調されない。


c+m=P
v=W
左マルクス、右カレツキ


P=c+m
W=v
左カレツキ、右マルクス

7:55 午前  
Blogger yoji said...

資本家                   
消費Ck____________________投資I 
|                       |
|                       |  
|  利潤P2___________利潤P1  |
|   |               |   |
|   |               |   |
|   |  賃金W2___賃金W1  |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   |   /   |   |   |
|   |   |   総賃金W|   |   |
|   |  賃金W3__|  |   |   |
|   |           |   |   |
|   |           /   |   |
|  利潤P3________総利潤P |   |
|                   |   |
|                   /   |
労働者_______________国民所得Y |
消費Cw

10:13 午後  
Blogger yoji said...

資本家                   
消費Ck____________________投資I 
|                       |
|                       |  
|  賃金W2___________賃金W1  |
|   |               |   |
|   |               |   |
|   |  利潤P2___利潤P1  |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   |   /   |   |   |
|   |   |   総利潤P|   |   |
|   |  利潤P3__|  |   |   |
|   |           |   |   |
|   |           /   |   |
|  賃金W3________総賃金W |   |
|                   |   |
|                   /   |
労働者_______________国民所得Y |
消費Cw




資本家                   
消費Ck____________________投資I 
|                       |
|                       |  
|  賃金W2___________賃金W1  |
|   |               |   |
|   |               |   |
|   |  利潤P2___利潤P1  |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   |   総利潤P|   |   |
|   |  利潤P3__|  |   |   |
|   |           |   |   |
|   |           |   |   |
|  賃金W3________総賃金W |   |
|                   |   |
|                   |   |
労働者_______________国民所得Y |
消費Cw

10:17 午後  
Blogger yoji said...

5つ星のうち 5.0 カレツキ再評価の書, 2012/1/19


レビュー対象商品: 資本主義経済の動態―原理的展開と日本経済の現状分析 (単行本)
カレツキはケインズ以前に有効需要理論(「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」)を発見していて再評価されているが、一般にはケインズ側からの評価が多い(「ケインズ革命」の群像―現代経済学の課題 (中公新書 (1029))。
本書第五章はマルクスの側からカレツキを再評価していてわかり易い。
マルクス再生産表式とケインズ有効需要理論をつなぐということは、近代経済学とマルクス経済学の間に橋渡しをするということで、ここにカレツキの歴史的重要性がある。

参考:
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|

P(総利潤)、W(総賃金)、I(投資)
Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金

  1 I=P1+W1   
  2 Ck=P2+W2  
  3 Cw=P3+W3  
  P=P1+P2+P3
  W=W1+W2+W3
  Y=P+W

(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)

不完全競争を研究した点、個別資本と社会総資本の関係を明確にした点が両学派にとって貴重だろう。
ゲーデルの著作が翻訳されるべきであるように、カレツキの全集邦訳も待たれるが、こうした解説書はやはり必要だ。
後半で日本の現状を分析しているのでこうした書名になっているのだろうが、書名で損をしている気がしてならない。

10:45 午後  
Blogger yoji said...

Y(国民所得)

10:47 午後  
Blogger yoji said...


                   投資I
                    /\
                   /  \
                  /    \
                 / 利潤P1 \
                /   /\   \
               /   /  \   \
              /   /    \   \
             /   / 賃金W1 \   \
            /   /   /\   \   \
           /   /   /  \   \   \
          /   /   /    \   \   \
         /   /   /      \  国民所得Y\
        /   /   /   /\  総利潤P \   \
       /   /   /   / 総賃金W \   \   \
      /   /   /   /__/ \   \   \   \
     /   /   /          賃金W3\   \   \
    /   /   /__________/     \   \   \
   /   / 賃金W2                 利潤P3\   \
  /   /______________________/     \   \
 / 利潤P2                            労働者消費\
/_________________________________/   Cw \
資本家                                        
消費Ck


資本家                   
消費Ck____________________投資I 
|                       |
|                       |  
|  利潤P2___________利潤P1  |
|   |               |   |
|   |               |   |
|   |  賃金W2___賃金W1  |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   |       |   |   |
|   |   |   総利潤P|   |   |
|   |  賃金W3__|  |   |   |
|   |           |   |   |
|   |           |   |   |
|  利潤P3________総賃金W |   |
|                   |   |
|                   |   |
労働者_______________国民所得Y |
消費Cw

8:56 午前  
Blogger yoji said...

(w1I+w2Ck)/(I-w3)=B

When I and/or Ck decrease, w1, w2 and w3 decline in such a proportion
as to render the left hand side of the equation equal to B (*1).
  Sections II and III represent in fact the gist of the modern theory of
effective demand. As will be seen, this theory may be derived in full
from the Marxian equation (1) representing the exchange between Departments
1 and 2 on the one hand and Department 3 on the other, if this
equation is considered in the general context rather than in that of uniformly
expanding reproduction.

1:01 午後
削除
Blogger yoji さんは書きました...

IV

Let us now turn to the significance of the equations (2) and (4) just
in the latter context, i.e., in the process of a uniform accumulation of capital.
Let us denote the " real " stock of capital by K, the rate of net accumulation
by r and the rate of depreciation by δ. In this case we may write
the " equation of accumulation ", recalling that I is investment gross of
depreciation, in the form :

(5)    I =(r+δ)K

Since we are considering the long-run process of growth, let us postulate
that capitalists’ consumption Ck is proportional to profits P. Since
according to formula (2) the latter are equal to I + Ck it follows that Ck
bears a constant relationship to I. We thus have :

      Ck=mI

In consequence we may write equation (4) in the form :

(6)   Y=(1+m)I+{I(w1+mw2)/(1−w3)}=I{1+m+(w1+mw2)/(1−w3)}


and substituting in it for I its value from equation (5) we obtain :

(7)     Y=K(r+δ){1+m+(w1+mw2)/(1−w3)}


 *1 In a socialist economy prices of consumer goods are always fixed relative to wages
in such a way as to secure a full utilisation of the productive capacity B, i.e., the equation
(w1I)/(1−w3) = B is permanently fulfilled (Ck obviously equals 0 in this case).

9:47 午前  
Blogger yoji said...

(w1I+w2Ck)/(I-w3)=B

When I and/or Ck decrease, w1, w2 and w3 decline in such a proportion
as to render the left hand side of the equation equal to B (
*1)
.
  Sections II and III represent in fact the gist of the modern theory of
effective demand. As will be seen, this theory may be derived in full
from the Marxian equation (1) representing the exchange between Departments
1 and 2 on the one hand and Department 3 on the other, if this
equation is considered in the general context rather than in that of uniformly
expanding reproduction.

1:01 午後
削除
Blogger yoji さんは書きました...

IV

Let us now turn to the significance of the equations (2) and (4) just
in the latter context, i.e., in the process of a uniform accumulation of capital.
Let us denote the " real " stock of capital by K, the rate of net accumulation
by r and the rate of depreciation by δ. In this case we may write
the " equation of accumulation ", recalling that I is investment gross of
depreciation, in the form :

(5)    I =(r+δ)K

Since we are considering the long-run process of growth, let us postulate
that capitalists’ consumption Ck is proportional to profits P. Since
according to formula (2) the latter are equal to I + Ck it follows that Ck
bears a constant relationship to I. We thus have :

      Ck=mI

In consequence we may write equation (4) in the form :

(6)   Y=(1+m)I+{I(w1+mw2)/(1−w3)}=I{1+m+(w1+mw2)/(1−w3)}


and substituting in it for I its value from equation (5) we obtain :

(7)     Y=K(r+δ){1+m+(w1+mw2)/(1−w3)}


*1. In a socialist economy prices of consumer goods are always fixed relative to wages
in such a way as to secure a full utilisation of the productive capacity B, i.e., the equation
(w1I)/(1−w3) = B is permanently fulfilled (Ck obviously equals 0 in this case).

9:48 午前  
Blogger yoji said...

(p)http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html
栗田康之(宇野学派)はマルクスの再生産表式を有効需要の観点から修正したという
カレツキの表式について次のように述べている。
「カレツキ表式論の意義は、まず第1に、そのような投資(および資本家消費
)による、利潤と賃金および国民所得の決定という資本主義的階級関係を前提とした
有効需要論の展開にあるといってよい。」

栗田によれば、カレツキは、マルクスの再生産表式における、Ⅰ生産手段部門
Ⅱ消費手段部門をさらに、1投資財生産部門、2資本家消費財生産部門、3、
賃金財部門、に再分割し、次のように展開している。

  1 Ⅰ=P1+W1   P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
  2 Ck=P2+W2  Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
  3 Cw=P3+W3  P=P1+P2+P3
              W=W1+W2+W3
さらに
     Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・①  Y(国民所得)

まず、賃金財の3部門の資本家が賃金W3を払って、手元には利潤(余剰賃金財)
P3が残る。これは、資本家消費財部門が設定されているので、そっちには行かず
1部門と2部門の労働者によって消費されるので、

  P3=W1+W2・・・②
   
カレツキはこの②式こそ、
「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題を導くとのことである。

(p)http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

10:31 午前  
Blogger yoji said...

マルクスの部門1を二つに分けたのがカレツキの肝だ。
計画経済推進と言うよりは持続可能な経済を見いだそうとしたと言える。
ポーランドはカレツキを追い出して自由主義経済に移行して以降、持続できなくなった。
マルクスを神格化するのでもなく否定するのでもないカレツキの姿勢は、マルクスを理解したから可能だった。
カレツキを無視するケインズ陣営にも問題がある。
今後は、ゲゼルの暫定的国家主義(減価マネー)との理論的融合が求められると思う。

11:19 午前  
Blogger yoji said...

地域の信用金庫で顔の見える関係をつくって融資をしようとしている所が沢山ある
そういう地域の銀行に日銀が金を回すようにすべきだ
具体的には地域再投資法を制定し、自己資本比率以上に地域への貢献を義務化すべきだ

ケインズ流の公共経済への投資が必要だが、もはや官僚に融資、投資先を決める能力はないのだから、
既存の地域の金融機関に金を回すしかない

経済学の神学論争は全く現場からかけ離れた詭弁に堕している
カレツキ、ゲゼルあたりが復権しないと未来はない

11:38 午前  
Blogger yoji said...

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1346657031/183-186
カール・ハインリヒ・マルクス 
(Karl Heinrich Marx, 1818年5月5日 - 1883年3月14日) 
1818年プロイセン王国治下のモーゼル河畔にあるトリーアに生まれた 
(6歳の頃プロテスタントの洗礼を受ける) 
1836年姉の友人で検事総長の娘イエニー・フォン・ヴェストファーレン(22歳)と婚約 
(その後ボン大学、ベルリン大学、イエナ大学へ入学) 
1841年イエナ大学への学位請求論文『デモクリトスとエピクロスとの自然哲学の差異』により哲学博士 
1842年ケルンで創刊された「ライン新聞」主筆を務め、その頃フリードリヒ・エンゲルスと出会う 
(1843年3月失職) 
1843年6月イエニーと結婚 
同年11月にパリに移り『独仏年誌』出版 
1845年1月プロイセン王国枢密顧問官のフランス政府への働きかけによりパリからベルギーのブリュッセルへ追放される 
1846年ブリュッセルでエンゲルスとともに「共産主義者同盟」の結成に参画し『共産党宣言』を起草 
1848年フランス二月革命のため夫婦とも警察に抑留されパリにもどる 
1849年8月エンゲルスの招きに応じてロンドンに亡命 
1851年「ニューヨーク・トリビューン」紙の特派員となり1862年まで多数の記事を寄稿 
(その間ロンドンで結成された第一インターナショナルに参加) 
1867年4月『資本論』第一巻刊行 
1871年3月パリ・コミューン 
同年『フランスの内乱』執筆 
1881年12月2日妻イエニー逝去 
1883年3月14日マルクス、ロンドンで逝去(65歳) 
(1850年から亡くなるまで大英図書館に開館から閉館まで毎日通っていたといわれる) 
1889年エンゲルスにより『資本論』第二巻編集・出版 
1894年エンゲルスにより『資本論』第三巻編集・出版 

183 :考える名無しさん:2012/10/04(木) 12:29:55.06 P
カレツキ経済表の図解 
 ______            ______ 
| _____|________  | ____ | 
||     |  _____ | ||    || 
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    || 
||     | |     || ||資本家 || 
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck|| 
||     | |/Ck=w2|/||    || 
||     | |(分配率)|/ ||    || 
||     ③ |_____/| ||    || 
||_____|/_____/_| ||____|| 
|      /     /    |      | 
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   | 
| ___/ |   /      | 労働者  | 
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      | 
|      |/ (分配率)   |      | 
|______/          |______| 
      /               |   
     ④                ⑦  
 ___/___________   ___|__  
| _/___         |①|      | 
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      | 
|_______________| |______| 

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html 
http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html 



184 :考える名無しさん:2012/10/04(木) 12:38:20.84 P
  1 Ⅰ=P1+W1   P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資) 
  2 Ck=P2+W2  Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費) 
  3 Cw=P3+W3  P=P1+P2+P3 
              W=W1+W2+W3 


さらに 
     Y=P+W 
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・①  Y(国民所得) 

P3=W1+W2・・・② 
P1+P2+P3=P1+W1+P2+W2・・・③ 
 賃金財生産部門3 Cw 
? ?分配率W3/Cw=w 
  P=I+Ck・・・④ 

(各部門の分配率W1/I、W2/Ck、W3/Cwをそれぞれw1、w2w3とする) 

②は、(1-w3)Cw=w1Ⅰ+w2Ck・・・⑤ となる。 
Cw=(w1Ⅰ+w2Ck)/(1-w3)・・・⑥ 

⑥を①に代入して 

   Y= 国民所得=投資+Ck(資本家消費)+Cw(労働者消費) ⑦ 

④式と⑦式により、「投資と資本家消費が、利潤と国民所得を決定する」 
という命題が導かれたようだ。 

185 :183,184:2012/10/04(木) 12:43:58.88 P
なお、カレツキが参照したのは、以下の、マルクス再生産表式。 

                      p1  追加的不変資本M1c 
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v 
 _____             |      個人的消費M1k 
|第1部門 |           P|_利子z__単利__| 
|機械と原料|          利潤|      複利  | 
|_____|           /|_地代r__差額地代| 
                 /        絶対地代| 
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       | 
       _____\____  /          | 
          /  \    /           | 
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  | 
|第2部門|  /      \/    |      | | 
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| | 
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |   
     /    /  /   \\  |_地代→__| | 
    /    /  /    /\\        | | 
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/   
          /        /    
 ____    /        /  
|第3部門|  /        /               
|総生産物| /        /           
|____|/        /           
 ____/ _______/__                       
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物 

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)        
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章 

186 :183,184185:2012/10/04(木) 12:45:01.41 P
参考: 
マルクス経済表、元バージョン(再生産表式と部門の順番が違う) 
http://3.bp.blogspot.com/-19fBFbP8WwA/Tq_GZpwzZgI/AAAAAAAADDk/lAm4SlJbWhc/s1600/12.jpg 
http://2.bp.blogspot.com/-xuLhbrxVrHI/Tq_GZcWjCMI/AAAAAAAADDY/svEAgSpeGFg/s1600/13.gif 

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4:42 午前  
Blogger yoji said...

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1346657031/183-186

カレツキ経済表の図解 
 ______            ______ 
| _____|________  | ____ | 
||     |  _____ | ||    || 
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I || 
||     | |/I=w1|| ||    || 
||     | |(分配率)|| ||    || 
||     | |     || ||資本家 || 
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck|| 
||     | |/Ck=w2|/||    || 
||     | |(分配率)|/ ||    || 
||     ③ |_____/| ||    || 
||_____|/_____/_| ||____|| 
|      /     /    |      | 
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   | 
| ___/ |   /      | 労働者  | 
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw | 
||____|| //Cw=w3  |      | 
|      |/ (分配率)   |      | 
|______/          |______| 
      /               |   
     ④                ⑦  
 ___/___________   ___|__  
| _/___         |①|      | 
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y| 
||_____|        | |      | 
|_______________| |______| 

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http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html 
参考: 
マルクス経済表、元バージョン(再生産表式と部門の順番が違う) 
http://3.bp.blogspot.com/-19fBFbP8WwA/Tq_GZpwzZgI/AAAAAAAADDk/lAm4SlJbWhc/s1600/12.jpg 
http://2.bp.blogspot.com/-xuLhbrxVrHI/Tq_GZcWjCMI/AAAAAAAADDY/svEAgSpeGFg/s1600/13.gif 

4:46 午前  
Blogger yoji said...

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
マルクスから学んだカレツキの経済理論: 21世紀の風

3:08 午前  
Blogger yoji said...


スラッファ、商品による商品の生産、研究



1942 年~46 年
1942 年の 7 月には、スラッファは『商品による商品の生産』のための研

究を再開し、それは 1946 年ころまで続くことになる*。この時期の覚書を 読むと、マルクス経済学の用語が使われていることに特徴がみられる。可変 資本、不変資本、剰余価値、有機的構成などである。1940 年にマン島に収 容されたとき、英語版『資本論』を読んだということであり、1942 年に研 究を再開したとき、ローザ・ルクセンブルクの『資本蓄積論』を読んだこと がわかっている。生産方程式の構想の源にマルクスの再生産表式があるとい う見方があるが☆、スラッファが再生産表式に注目したのは、ローザ『資本 蓄積論』を読んだことが切っ掛けではなかったかと、報告者は推測している (スラッファがこの時期にローザ『資本蓄積論』を読んだのは、カレツキか らの示唆によるのではないかと推測しているが、いまのところその証拠は見 つかっていない)。

*1940 年 11 月 11-13 日、41 年 12 月 28-30 日、42 年 1 月 3 日の日付 が記されたUse of the notion of Surplus Valueと題された覚書が 1955-58 年の文書が収められたファイル D3/12/46 にある。

☆De Vivo(2003)、Gilibert(2003)。これらに関しては松本(2009)参照。 1927 年~28 年の生産方程式では、投入側はすべて商品量で表わされてい た。すなわち生産手段はもちろん実物量であるが、労働投入に関しても、賃 金財が明示されていたわけではないが、生産手段の一部として、実物的な商 品量として考えられていた。しかし、1942 年以降では、労働投入は賃金財

ではなく労働量として表わされた。ただ、支払い賃金を前払いとするのか、 後払いとするのかは、この時期は移行期であった。生産方程式に関して両方 の定式化が存在する。

1942 年 8 月 31 日付の覚書に記された生産方程式(D3/12/19:1‐I)。 (Aa+pbBa+pcCa+・・・pnNa+wΛa)(1+r)=At (Ab+pbBb+pcCc+・・・pnNa+wΛb)(1+r)=pbBt ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (An+pbBn+pcCn+・・・pnNn+wΛn)(1+r)=pnNt

上の式の2箇所で添え字の書き間違いがあるが、そのまま再現している。記 号に関して、次のような説明がある。A,B.C...は商品の量。pb、pc ...は(任意に選ばれた)Aで測った価格。Λ 労働量。大文字は定数で小文 字は変数。農業社会の回転期間は1年。 

11:26 午後  
Blogger yoji said...


音楽建築原発政治中国歴史分類図像学

文学東洋思想プラトンアリストテレスリンク:::::

11:27 午後  
Blogger yoji said...

有効需要論の展開にあるといってよい。」

栗田によれば、

カレツキは、マルクスの再生産表式における、Ⅰ生産手段部門
Ⅱ消費手段部門をさらに、1投資財生産部門、2資本家消費財生産部門、3、
賃金財部門、に再分割し、次のように展開している。

  1 Ⅰ=P1+W1   P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)

マルクスの部門1を二つに分けたのがカレツキの肝だ。
計画経済推進と言うよりは持続可能な経済を見いだそうとしたと言える。
ポーランドはカレツキを追い出して自由主義経済に移行して以降、持続できなくなった。
マルクスを神格化するのでもなく否定するのでもないカレツキの姿勢は、マルクスを理解したから可能だった。
カレツキを無視するケインズ陣営にも問題がある。
今後は、ゲゼルの暫定的国家主義(減価マネー)との理論的融合が求められると思う。



8:48 午前  
Blogger yoji said...

生産物は消費額に捨象されるので
目に見えにくいインフラを逆に浮上させる

8:54 午前  
Blogger yoji said...

【論説】 森永卓郎氏 「消費税を上げないと国債が暴落? おかしい。日本の財政が本当に深刻なら、なぜいま国債価格が下落しないのか」
1 :影のたけし軍団ρ ★:2013/08/24(土) 16:22:44.06 ID:???0
バブル崩壊以降、日本では、世界中のどこにも存在しない二つのオカルト経済学が幅を利かせてきた。

一つは日銀経済学、もうひとつは財務省経済学だ。この二つがメディアや国民を惑わし、
適切な経済政策の採用を妨害してきたから、日本経済の長期低迷が続いたのだ。

日銀経済学とは次のようなものだ。

量的金融緩和によってデフレ脱却をすることはできない。デフレ脱却というのは、景気回復で需要が拡大し、
需給がタイトになって物価が上がることだから、実体経済の改善なしにデフレ脱却はありえない。

無理に資金供給を増やしても、資金需要がない以上、資金が日銀当座預金に積み上がるだけで何の意味もない。
むしろ、大量の資金供給は、通貨の信認を低下させ、通貨の暴落、そしてハイパーインフレに結びついて、経済を破たんさせてしまう。

金融緩和は、財政出動と並んで景気対策の両輪というのが世界の常識だ、それを否定する経済理論は、もちろん日銀オリジナルだ。
この日銀経済理論に挑戦をしたのが、アベノミクスによる金融緩和だった。効果は絶大だった。

たった半年で株価は5割以上高くなり、輸出が大幅に拡大し、4~6月期の決算では輸出関連企業を中心に好決算が続出した。
そして消費者物価もプラスに転じたのだ。もちろん、為替の暴落もハイパーインフレもなかった。

日銀経済学の打破という安倍総理の最初の目的は達成された。しかし、安倍総理の前には、もうひとつの壁が立ちはだかっている。
それが財務省経済学の壁だ。

財務省経済学の内容はこうだ。国が世界最大の債務を抱える中で、消費税を引き上げていかないと、国の財政に対する国際的信認が失墜し、
国債の暴落、金利負担増によって、日本の財政が破たんしてしまう。

しかし、この経済学には致命的欠陥がある。それは、日本の財政が本当に深刻なら、なぜいまの時点で国債価格が下落しないのかということだ。
日本の国債金利は世界最低の水準にある。つまり、世界一高い値段で買われているのが日本国債なのだ。

それが消費税増税をしなければ、なぜすぐに暴落の憂き目にあうのか。
http://wjn.jp/article/detail/6849813/
>>2

2 :影のたけし軍団ρ ★:2013/08/24(土) 16:22:56.46 ID:???0
まだ、おかしなことはある。政府は法人税減税を断行するという。
減税をすれば税収が落ちるはずだが、なぜ法人税減税は国債暴落を引き起こさないのか。

日銀経済学は、金融を緩和したくないという日銀の欲求で経済学を歪めたものであり、
財務省経済学は消費税増税をしたいという財務省の欲求で経済学を歪めたものなのだ。

安倍総理の経済参謀である浜田宏一イェール大学名誉教授は、消費税引き上げの先送りを進言している。
せっかく立ち直りかけた経済に増税の冷や水をかけたら、元も子もなくなってしまうからだ。

通常の経済学でシミュレーションした結果によれば、デフレ脱却期の増税は百害あって一利なしだ。

安倍総理が通常の経済学を採用するのか、それとも財務省経済学を採用するのか。
私は財務省経済学が勝つ確率が高いと思っている。それは、日銀官僚以上に財務官僚の立ち回り方が上手いからだ。

もし予定通り消費税増税となれば、景気の拡大は来年春までの短い命になりそうだ。


森永 卓郎(もりなが たくろう) 1957年生まれ。東京都出身。

1980年  東京大学経済学部卒業。
日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局、
(株)三和総合研究所(現 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株))主席研究員等を経て、現在は獨協大学経済学部教授。

2:40 午前  
Blogger yoji said...

(窓)http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html リンク切れ
栗田康之(宇野学派)はマルクスの再生産表式を有効需要の観点から修正したという
カレツキの表式について次のように述べている。
「カレツキ表式論の意義は、まず第1に、そのような投資(および資本家消費)に
よる、利潤と賃金および国民所得の決定という資本主義的階級関係を前提とした
有効需要論の展開にあるといってよい。」

栗田によれば、カレツキは、マルクスの再生産表式における、Ⅰ生産手段部門
Ⅱ消費手段部門をさらに、1投資財生産部門、2資本家消費財生産部門、3、
賃金財部門、に再分割し、次のように展開している。

  1 Ⅰ=P1+W1   P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
  2 Ck=P2+W2  Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
  3 Cw=P3+W3  P=P1+P2+P3
              W=W1+W2+W3
さらに
     Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・①  Y(国民所得)

まず、賃金財の3部門の資本家が賃金W3を払って、手元には利潤(余剰賃金財)
P3が残る。これは、資本家消費財部門が設定されているので、そっちには行かず
1部門と2部門の労働者によって消費されるので、

  P3=W1+W2・・・②
   
カレツキはこの②式こそ、
「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題を導くとのことである。
386 9/18(水)15:32 P↓
(窓)http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。
387 9/18(水)15:37 P↓
 カレツキは、短期の価格変動には、主に生産費(費用)の変動によって決まるものと需要の変動に
よって決まるものの二種類があるという。

「短期価格変動には、大きく分けてつぎの二つの種類があると考えられる。主として生産費の変動に
よって決定されるもの、および主として需要の変動によって決定されるものである、一般的にいうなら
ば、完成財の価格変動は『費用で決定され』、主要食料品を含む原料の価格の変動は『需要で決定され
る』。完成財の価格は、もちろん、『需要で決定される』原料の価格変動によっても影響を受けるので
あるけれども、この影響が伝えられるのは費用の経路を通してである。
 これら二つの価格形成の型は、供給条件の相違に由来するものであることは明らかである。完成財の
生産は、生産能力に予備があるために弾力的である。需要の増大は、主として、生産量の増大を伴うだ
けであって、価格は同一水準にとどまる傾向がある。価格変動が起こるのは、主として生産費における
変動の結果である。
 原料については、事情がちがっている。農業生産物の供給増加には、かなり多くの時間を必要とす
る。このことは、同じ程度ではないにしても、鉱業について妥当する。供給は、短期的には非弾力的な
ので、需要の増大は、在庫品の減少にしたがって価格の上昇をひきおこす。この最初の価格のうごき
は、通常、標準化されていて、商品取引所で相場がたてられる。最初の需要増加は価格を上昇せしめ、
しばしば第二次的な投機的需要を伴う。このことが、また、短期において、生産を一そう需要に追いつ
きにくくしているのである」。

 ずいぶん、われわれが今目の前で見ていることの像に近くなっている。…

(窓)http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
マルクスから学んだカレツキの経済理論: 21世紀の風

11:40 午後  
Blogger yoji said...

マルクス再生産表式の部門1を二つに分けたのがカレツキの肝だ。
誤解されがちだが、
国家計画経済を推進したというよりは持続可能な経済を見いだそうとしたと言える。
だからこそケインズに先んじることが出来たのだ。

11:45 午後  
Blogger yoji said...

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       1:21、2:20
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  2:21
剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v    1:7
利潤率はp'=m/(c+v)               3:2、13
(Mc,Mv,Mkに関しては略語は後年の解説者が使用したもの)

単純再生産の場合、1(V+M)=2(C)、       
拡大再生産の場合、1(V+M) > 2(C)、で生産手段への投資が増えることになるが、
それは消費手段部門の不変資本が相対的に減ることを意味する。


>>396
カレツキの場合、労働者賃金にはW3という記号が付与されています
(マルクスで言えば2(V+M))
W3/Ck(労働者消費)=w3という分配率が重要になります

分配率はマルクスで言えば2(V+M)/2(C+V+M)
この分配率は、(この部門内で消費される限り)利潤が労働者に分配されることを
前提にしたもので
以下のマルクスのタームとは一線を画します

 剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v  
 利潤率はp'=m/(c+v)       

(カレツキにMは存在しないというよりは投資家の投資という別部門に分類される)
カレツキは原材料費を別枠で取り、完全な労働価値説を取りません
ただしこの方が少子化、設備投資費の減少した今の現実に近いと思います
原材料費を別枠にする意味は、労働者自身の再生産(20年でやっと成人)を別枠、
というより別のタイムスパンで捉えるのと同じ理屈です


___________________________________


参考、マルクス:再生産表式

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章参照


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|


図:(マルクス経済表と対応させた)カレツキ経済表の図解
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I ||
||     | |/I=w1|| ||    ||
||     | |(分配率)|| ||    ||
||     | |     || ||資本家 ||
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||
|      /     /    |      |
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw |
||____|| //Cw=w3  |      |
|      |/ (分配率)   |      |
|______/          |______|
      /               |  
     ④                ⑦ 
 ___/___________   ___|__ 
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y|
||_____|        | |      |
|_______________| |______|





カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|


___________________________________

12:13 午前  
Blogger yoji said...

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       1:21、2:20
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  2:21
剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v    1:7
利潤率はp'=m/(c+v)               3:2、13
(Mc,Mv,Mkに関しては略語は後年の解説者が使用したもの)

単純再生産の場合、1(V+M)=2(C)、       
拡大再生産の場合、1(V+M) > 2(C)、で生産手段への投資が増えることになるが、
それは消費手段部門の不変資本が相対的に減ることを意味する。


>>396
カレツキの場合、労働者賃金にはW3という記号が付与されています
(マルクスで言えば2(V+M))
W3/Ck(労働者消費)=w3という分配率が重要になります
労働価値=分配率と考えていいでしょう

分配率はマルクスで言えば2(V+M)/2(C+V+M)
この分配率は、(この部門内で消費される限り)利潤が労働者に分配されることを
前提にしたもので
以下のマルクスのタームとは一線を画します

 剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v  
 利潤率はp'=m/(c+v)       

(カレツキにMは存在しないというよりは投資家の投資という別部門に分類される)

カレツキは原材料費を別枠で取り、完全な労働価値説を取りません
ただしこの方が少子化、設備投資費の減少した今の現実に近いと思います
原材料費を別枠にする意味は、労働者自身の再生産(20年でやっと成人)を別枠、
というより別のタイムスパンで捉えるのと同じ理屈です

あと労働価値が搾取されるのではなく労働における集合力が搾取されるのです
マルクスはここの分析が甘い
というより分析的思考の欠陥です


___________________________________


参考:マルクス経済表を模した再生産表式

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章参照


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|


参考:(マルクス経済表と対応させた)カレツキ経済表の図解
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I ||
||     | |/I=w1|| ||    ||
||     | |(分配率)|| ||    ||
||     | |     || ||資本家 ||
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||
|      /     /    |      |
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw |
||____|| //Cw=w3  |      |
|      |/ (分配率)   |      |
|______/          |______|
      /               |  
     ④                ⑦ 
 ___/___________   ___|__ 
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y|
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

(カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現して
いるもので、 現物部分の存在を無視している。)



カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|


___________________________________
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

12:28 午前  
Blogger yoji said...

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       1:21、2:20
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  2:21
剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v    1:7
利潤率はp'=m/(c+v)               3:2、13
(Mc,Mv,Mkに関しては略語は後年の解説者が使用したもの)

単純再生産の場合、1(V+M)=2(C)、       
拡大再生産の場合、1(V+M) > 2(C)、で生産手段への投資が増えることになるが、
それは消費手段部門の不変資本が相対的に減ることを意味する。


>>396
カレツキの場合、労働者賃金にはW3という記号が付与されています
(マルクスで言えば2(V+M))
W3/Ck(労働者消費)=w3という分配率が重要になります
労働価値=分配率と考えていいでしょう

分配率はマルクスで言えば2(V+M)/2(C+V+M)
この分配率は、(この部門内で消費される限り)利潤が労働者に分配されることを
前提にしたもので
以下のマルクスのタームとは一線を画します

 剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v  
 利潤率はp'=m/(c+v)       

(カレツキにMは存在しないというよりは投資家の投資という別部門に分類される)

カレツキは原材料費を別枠で取り、完全な労働価値説を取りません
ただしこの方が少子化、設備投資費の減少した今の現実に近いと思います
原材料費を別枠にする意味は、労働者自身の再生産(20年でやっと成人)を別枠、
というより別のタイムスパンで捉えるのと同じ理屈です

あと労働価値が搾取されるのではなく労働における集合力が搾取されるのです
マルクスはここの分析が甘い
というより分析的思考の欠陥です


___________________________________


参考:マルクス経済表を模した再生産表式

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章参照


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
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参考:(マルクス経済表と対応させた)カレツキ経済表の図解
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I ||
||     | |/I=w1|| ||    ||
||     | |(分配率)|| ||    ||
||     | |     || ||資本家 ||
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||
|      /     /    |      |
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw |
||____|| //Cw=w3  |      |
|      |/ (分配率)   |      |
|______/          |______|
      /               |  
     ④                ⑦ 
 ___/___________   ___|__ 
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y|
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

(カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現して
いるもので、 現物部分の存在を無視している。)


原図:
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|


___________________________________
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

12:29 午前  
Blogger yoji said...


参考:マルクス経済表を模した再生産表式

                      p1  追加的不変資本M1c
                    _産業利潤_追加的可変資本M1v
 _____             |      個人的消費M1k
|第1部門 |           P|_利子z__単利__|
|機械と原料|          利潤|      複利  |
|_____|           /|_地代r__差額地代|
                 /        絶対地代|
 不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W       |
       _____\____  /          |
          /  \    /           |
 ____    /  労賃\  /    _産業利潤→  |
|第2部門|  /      \/    |      | |
|生活手段| /       /\ 利潤_|_利子→__| |
|____ /   労賃→_/__\ / |      | |  
     /    /  /   \\  |_地代→__| |
    /    /  /    /\\        | |
 不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物______/_/  
          /        /   
 ____    /        / 
|第3部門|  /        /              
|総生産物| /        /          
|____|/        /          
 ____/ _______/__                      
 不変資本  可変資本  剰余価値  生産物

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章参照
(Mc,Mv,Mkに関しては略語は後年の解説者が使用したもの)

単純再生産の場合、1(V+M)=2(C)、       
拡大再生産の場合、1(V+M) > 2(C)、で生産手段への投資が増えることになるが、
それは消費手段部門の不変資本が相対的に減ることを意味する。

12:30 午前  
Blogger yoji said...

参考:(マルクス経済表と対応させた)カレツキ経済表の図解
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I ||
||     | |/I=w1|| ||    ||
||     | |(分配率)|| ||    ||
||     | |     || ||資本家 ||
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||
|      /     /    |      |
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw |
||____|| //Cw=w3  |      |
|      |/ (分配率)   |      |
|______/          |______|
      /               |  
     ④                ⑦ 
 ___/___________   ___|__ 
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y|
||_____|        | |      |
|_______________| |______|

(カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現して
いるもので、 現物部分の存在を無視している。)


原図:
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|

12:31 午前  
Blogger yoji said...

>>396
カレツキの場合、労働者賃金にはW3という記号が付与されています
(マルクスで言えば2(V+M))
W3/Ck(労働者消費)=w3という分配率が重要になります
労働価値=分配率と考えていいでしょう

分配率はマルクスで言えば2(V+M)/2(C+V+M)
この分配率は、(この部門内で消費される限り)利潤が労働者に分配されることを
前提にしたもので
以下のマルクスのタームとは一線を画します

 剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v  
 利潤率はp'=m/(c+v)       

(カレツキにMは存在しないというよりは投資家の投資という別部門に分類される)

カレツキは原材料費を別枠で取り、完全な労働価値説を取りません
ただしこの方が少子化、設備投資費の減少した今の現実に近いと思います
原材料費を別枠にする意味は、労働者自身の再生産(20年でやっと成人)を別枠、
というより別のタイムスパンで捉えるのと同じ理屈です

あと労働価値が搾取されるのではなく労働における集合力が搾取されるのです
マルクスはここの分析が甘い
というより分析的思考の欠陥です

12:32 午前  
Blogger yoji said...

>>396
カレツキの場合、労働者賃金にはW3という記号が付与されています
(マルクスで言えば2(V+M))
W3/Ck(労働者消費)=w3という分配率が重要になります
労働価値=分配率と考えていいでしょう

分配率はマルクスで言えば2(V+M)/2(C+V+M)
この分配率は、(この部門内で消費される限り)利潤が労働者に分配されることを
前提にしたもので
以下のマルクスのタームとは一線を画します

 剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v  
 利潤率はp'=m/(c+v)       

(カレツキにMは存在しないというよりは投資家の投資という別部門に分類される)

カレツキは原材料費を別枠で取り、完全な労働価値説を取りません
ただしこの方が少子化、設備投資費の減少した今の現実に近いと思います
原材料費を別枠にする意味は、労働者自身の再生産(20年でやっと成人)を別枠、
というより別のタイムスパンで捉えるのと同じ理屈です

あと労働価値が搾取されるのではなく労働における集合力が搾取されるのです
マルクスはここの分析が甘い
というより分析的思考の欠陥です

12:33 午前  
Blogger yoji said...

>>396
カレツキの場合、労働者賃金にはW3という記号が付与されています
(マルクスで言えば2(V+M))
W3/Ck(労働者消費)=w3という分配率が重要になります
労働価値=分配率と考えていいでしょう
時給=労働価値としてしまうと比率が見えないので

分配率はマルクスで言えば2(V+M)/2(C+V+M)
この分配率は、(この部門内で消費される限り)利潤が労働者に分配されることを
前提にしたもので
以下のマルクスのタームとは一線を画します

 剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v  
 利潤率はp'=m/(c+v)       

(カレツキにMは存在しないというよりは投資家の投資という別部門に分類される)

カレツキは原材料費を別枠で取り、完全な労働価値説を取りません
ただしこの方が少子化、設備投資費の減少した今の現実に近いと思います
原材料費を別枠にする意味は、労働者自身の再生産(20年でやっと成人)を別枠、
というより別のタイムスパンで捉えるのと同じ理屈です

あと労働価値が搾取されるのではなく労働における集合力が搾取されるのです
マルクスはここの分析が甘い
というより分析的思考の欠陥です

7:50 午後  
Blogger yoji said...

>>396
カレツキの場合、労働者賃金にはW3という記号が付与されています
(マルクスで言えばV2)
W3/Ck(労働者消費)=w3という分配率が重要になります
労働価値=分配率と考えていいでしょう
時給=労働価値としてしまうと比率が見えないので

分配率はマルクスで言えば2(V)/2(C+V+M)
この分配率は、(この部門内で消費される限り)利潤が労働者に分配されることを
前提にしたもので
以下のマルクスのタームとは一線を画します

 剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v  
 利潤率はp'=m/(c+v)       

(カレツキにMは存在しないというよりは投資家の投資という別部門に分類される)

カレツキは原材料費を別枠で取り、完全な労働価値説を取りません
ただしこの方が少子化、設備投資費の減少した今の現実に近いと思います
原材料費を別枠にする意味は、労働者自身の再生産(20年でやっと成人)を別枠、
というより別のタイムスパンで捉えるのと同じ理屈です

あと労働価値が搾取されるのではなく労働における集合力が搾取されるのです
マルクスはここの分析が甘い
というより分析的思考の欠陥です

1:13 午前  
Blogger yoji said...

>>396
カレツキの場合、労働者賃金にはW3という記号が付与されています
(マルクスで言えばV2)
W3/Ck(労働者消費)=w3という分配率が重要になります
労働価値=分配率と考えていいでしょう
時給=労働価値としてしまうと比率が見えないので

分配率はマルクスで言えば2(V)/2(C+V+M)
この分配率は、(この部門内で消費される限り)利潤が労働者に分配されることを
前提にしたもので
以下のマルクスのタームとは一線を画します

 剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v  
 利潤率はp'=m/(c+v)       

(カレツキにMは存在しないというよりは投資家の投資という別部門に分類される)

カレツキは原材料費を別枠で取り、完全な労働価値説を取りません
ただしこの方が少子化、設備投資費の減少した今の現実に近いと思います
原材料費を別枠にする意味は、労働者自身の再生産(20年でやっと成人)を別枠、
というより別のタイムスパンで捉えるのと同じ理屈です

あと労働価値が搾取されるのではなく労働における集合力が搾取されるのです
マルクスはここの分析が甘い
というより(後述するが分析対象を自明視してしまうという)分析的思考の欠陥です

>>
価値と価格の乖離の根本原因は、
農産物など商品や人的資源の価値は減ってゆくのに、貨幣の価値は目減りしないことにある
これを解決するためにはプルードン-ゲゼルの減価マネーを取り入れるしかない

8:56 午後  
Blogger yoji said...

>>396
カレツキの場合、労働者賃金にはW3という記号が付与されています
(マルクスで言えばV2)
W3/Ck(労働者消費)=w3という分配率が重要になります
労働価値=分配率と考えていいでしょう
時給=労働価値としてしまうと比率が見えないので

分配率はマルクスで言えば2(V)/2(C+V+M)
この分配率は、(この部門内で消費される限り)利潤が労働者に分配されることを
前提にしたもので
以下のマルクスのタームとは一線を画します

 剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v  
 利潤率はp'=m/(c+v)       

(カレツキにMは存在しないというよりは投資家の投資という別部門に分類される)

カレツキは原材料費を別枠で取り、完全な労働価値説を取りません
ただしこの方が少子化、設備投資費の減少した今の現実に近いと思います
原材料費を別枠にする意味は、労働者自身の再生産(20年でやっと成人)を別枠、
というより別のタイムスパンで捉えるのと同じ理屈です

あと労働価値が搾取されるのではなく労働における集合力が搾取されるのです
マルクスはここの分析が甘い
というより(後述するが分析対象を無意識裏に自明視してしまうという)分析的思考の欠陥です

>>
価値と価格の乖離の根本原因は、
農産物など商品や人的資源の価値は減ってゆくのに、貨幣の価値は目減りしないことにある
これを解決するためにはプルードン-ゲゼルの減価マネーを取り入れるしかない

8:58 午後  
Blogger yoji said...

>>396
カレツキの場合、労働者賃金にはW3という記号が付与されています
(マルクスで言えばv2)
W3/Ck(労働者消費)=w3という分配率が重要になります
労働価値=分配率と考えていいでしょう
時給=労働価値としてしまうと比率が見えないので

分配率はマルクスで言えば2(V)/2(C+V+M)
この分配率は、(この部門内で消費される限り)利潤が労働者に分配されることを
前提にしたもので
以下のマルクスのタームとは一線を画します

 剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v  
 利潤率はp'=m/(c+v)       

(カレツキにMは存在しないというよりは投資家の投資という別部門に分類される)

カレツキは原材料費を別枠で取り、完全な労働価値説を取りません
ただしこの方が少子化、設備投資費の減少した今の現実に近いと思います
原材料費を別枠にする意味は、労働者自身の再生産(20年でやっと成人)を別枠、
というより別のタイムスパンで捉えるのと同じ理屈です

あと労働価値が搾取されるのではなく労働における集合力が搾取されるのです
マルクスはここの分析が甘い
というより(後述するが分析対象を無意識裏に自明視してしまうという)分析的思考の欠陥です

>>
価値と価格の乖離の根本原因は、
農産物など商品や人的資源の価値は減ってゆくのに、貨幣の価値は目減りしないことにある
これを解決するためにはプルードン-ゲゼルの減価マネーを取り入れるしかない

8:58 午後  
Blogger yoji said...

146 :名無しさん@恐縮です:2013/10/30(水) 13:21:51.85 ID:8LOZ8X/40
◆SPORTS COMMUNICATIONS - なぜベイスターズ売却は頓挫したのか ~堀江貴文インタビュー~
ttp://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin02/article.php?storyid=4620

堀江: プロ野球の球団経営では税制上の優遇措置が適用されます。
1954(昭和29)年の国税庁通達で映画、新聞、地方鉄道などの事業を営む法人が球団を保有した際には、その損失を補填するために支出した金額を広告宣伝費として計上できる。
たとえば、横浜は年間20億円の赤字を出していると言われています。その分を親会社が支出して広告宣伝費として計上すると、この20億円は課税対象から外れるんです。
同じことを普通の会社がやるとどうなるか。20億円は赤字を穴埋めするための寄付金とみなされ、課税されます。
これは隠されたプロ野球の利権ですよ。だって、サッカークラブには適用されていないんですから。
しかも「映画、新聞、地方鉄道など」と業種を限定しているのも不公平ですよね。
誰もここを指摘しないのは、絶対におかしい。中小企業の経営者が知ったら怒り狂う話だと思います。
二宮: 公共性の観点からいえば、Jリーグは企業名を名乗っていないのですから、むしろスポンサー企業に税制面での優遇があってもいいくらいです。
堀江: この通達はスポーツ振興のために、企業が支援しやすい環境を整えることが建前上の趣旨でしょう。それなら野球だろうがサッカーだろうが、すべてのスポーツにおいて適用すべきです。

11:56 午後  
Blogger yoji said...

15/5913 前 次 8.▼
[15]参考:sage:13/11/16 11:15
哲学 / カール・マルクス 5 [削除]
http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
『「ケインズ革命」の群像』(中公新書)の第四章は、ほぼポーランドのミハウ・カレツキの
経済理論の説明にあてられている。根井氏によれば、カレツキは、ケインズとは関係なく、
ケインズの『一般理論』が出る前に、1933年の『景気循環理論概説』で、ほぼケインズ革命
の本質(「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題)をつかんでいた。
カレツキの利潤理論は、それを示している。
政府部門のない閉鎖体系で、労働者がその所得をすべて消費する(賃金=労働者の消
費)とすれば、

利潤P=投資(I)+資本家の消費(C) (1)

が成り立つ。
Cが固定的部分B0と利潤に比例する部分をλP(0<λ<1)とすると、

C=B0+λP (2)

(1)と(2)から、
P=B0+1/1-λ (3)

「さらに、利潤Pの国民所得Yに占める割合をπとすると(P=πY、0<π<1)、
次の式が得られる」。

Y=1/(1-λ)π×(B0+1) (4)

この(4)式の1/(1-λ)πが、カレツキの乗数である。「注意すべきは、それが資本家
の消費性向λばかりでなく、利潤分配率πにも依存していることである」。

カレツキは、これをマルクスの再生産表式から導き出した。…
15/5913 4.前 6.次 2.▲

5:50 午後  
Blogger yoji said...

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html

根井氏は、ケインズが、不況の責任を、活動階級たる企業者階級に負わせたくなくて、
あえて、完全競争の仮定に固執したのではないか、不況を投資者(金利生活者)の貨幣愛
に帰するために、流動性選好説を唱えたのではないか、と厳しく指摘する。そして、宮崎
義一氏の以下のケインズ批判を引用する。

「ケインズ体系において労資の対立を素どおりして、労働者の失業の原因を、主として
金利生活者の行動に帰せしめることができたのは、この完全競争の仮定によるところが大
きいというのが私の考えです。生産物市場における完全競争という仮定は、いいかえます
と企業の生産設備能力は、つねにフル稼働されているという仮定にほかならない。完全競
争の仮定のもとでは、どの企業もみなオプティマス・サイズ以上の水準で生産していると
いうことでなければ利潤はプラスじゃない。ということは操業短縮をしていないというこ
とでなければならない。しかし実際は、二九年恐慌以後の不況期には、莫大な滞貨もあり
操短も行われていたはずです。でも理論上は、完全競争の仮定をかくれみのにして、それ
を反映させなかった。なぜか? もし理論上操業短縮を容認すると、失業の原因はたんに
相対的な高い金利だけでなく、むしろ主要な原因は、企業の利潤追求による操短にあるこ
とがうかび上がってくる。・・・ところが完全競争の仮定を採用すると、あらゆる企業は
設備能力いっぱいを稼働していることになって、失業の責任をうまく金利生活者に肩代わ
りさせることができるわけです」。

5:50 午後  
Blogger yoji said...

カレツキは、社会的・政治的要因が、完全雇用の維持を掘り崩すと述べている。以下
のカレツキの引用は興味深い。まるで、小泉改革のことを言っているようだからである。

「不況になると、大衆の圧力のもとで、あるいはそれがなくても、いずれにせよ大規模
な失業を防止するために借入れによって調達された公共投資が企てられるだろう。しか
しこの方法をその後の好況のさいに達成された高雇用水準を維持するためにまで適用し
ようとすると、『実業の主導者』の強い反対に会いそうである。すでに論じたように、
永続する完全雇用というものはまったく彼らの好むところではない。労働者は『手に余
る』だろうし、『産業の統率者』はしきりに『彼らに訓戒を垂れ』ようとするであろう。
さらに、上向運動時の物価上昇は大小いずれの金利生活者にとっても不利になり、ため
に彼らは、『好況にうんざり』してしまう。
このような状態においては大企業と金利生活者との利害との間に強力な同盟が形成さ
れそうであり、またそのような状態は明らかに不健全だと言明する経済学者をおそらく
一人ならず彼らは見出すことであろう。これらすべての勢力の圧力、とりわけ大企業の
圧力によって、政府は、十中八九、財政赤字の削減という伝統的な政策に後戻りしよう
とするだろう。不況がそれに続き、政府の支出政策は再び彼らの権利を回復することに
なる」。

やはり、マルクスの経済理論を学んでいると、視野が広くなるし、歴史・社会・文化
その他もろもろとの関連を含めた経済の運動をリアルに捉えられるようになるものだ。

5:51 午後  
Blogger yoji said...

114 :名無しさん@13周年:2013/10/01(火) 13:23:55.40 ID:5xfKzuyi0
ポール・クルーグマン、日本への緊急提言
http://econ101.jp/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%
82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%B3%
E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%B7
%8A%E6%80%A5%E6%8F%90%E8%A8%80/

> ぼくに言わせれば、消費税増税を延期するのは、純粋に財政の観点から見ても賢明な判断だ。日本でゼロ下限と
> デフレが組みあわさって生じた深刻な帰結の1つは、日本の実質金利が最近まで他の先進国よりも大幅に高く
> なってしまっていたことだ――これまでに積み重なった債務がすっごく大きいときには、深刻な懸念事項だよ。
> 実質金利を下げるのは(そして、かなりの部分まで、既存の債務の実質価値を下げてやるのは)、長期的な財政の
> 見通しにとって大いにものをいう。財政責任の名の下に、この前線で事態の進捗を危機にさらそうってのは、
> おろかでしかない。

9:45 午後

5:52 午後  
Blogger yoji said...

http://www.unotheory.org/news_II_8
【特集論文】《宇野理論とヘテロドクス経済学》
 植村高久 :特集解題(PDF形式:285KB)
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)
 西部忠 : 進化経済学と宇野経済学の統合へ―複製子(ルール)・ベースの制度・進化論的アプローチの可能性―(PDF形式:782KB)
 杉本伸 : 技術革新と社会的技術選択過程-ネオ・シュムペタリアンの論議から得られる示唆-(PDF形式:522KB)

5:21 午前  
Blogger yoji said...

22 :七つの海の名無しさん:2013/12/12(木) 15:30:26.77 ID:vfPq2+vS
\$€£₱₯₣₤₨
通貨単位の文字はこんなにある。

23 :七つの海の名無しさん:2013/12/12(木) 15:36:08.25 ID:hjbY3+VB
£を
ルーブルと思っていた人(´・ω・`)ノ

24 :七つの海の名無しさん:2013/12/12(木) 15:36:12.69 ID:V4v96ZUb
ロシア中央銀行は十一日、同国通貨「ルーブル」を表す記号を制定したと発表した。
記号は、ルーブルを表すロシア語の頭文字「P」の下に、短い横線一本が入った形。

http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0131211at47_t.jpg

25 :七つの海の名無しさん:2013/12/12(木) 15:36:30.11 ID:S3nXRNXD
>>7
天秤棒

6:59 午後  
Blogger yoji said...

13 :名刺は切らしておりまして:2014/03/07(金) 10:37:28.07 ID:kfHPjmQO
【ロスチャイルドおよびロックフェラー帝国の崩壊の序曲か?】
ダヴィッド・レネ・ロスチャイルド:ユーロの支配者
ベンジャミン・ロスチャイルド:スイスフランの支配者
ジェイコブ・ロスチャイルド:ポンドの支配者
ディビット・ロックフェラー:ドルの支配者 間接的には日本銀行をコントロール下に置く
ざっくり言うと上記のような4つのグループに分かれて、世界を実質支配している。
FRBはじめ世界中の中央銀行オーナーとして君臨。それがロスチャイルド家の全貌です。
http://www.news-us.jp/article/233918936.html
http://hexagon.inri.client.jp/floorA6F_he/a6fhe600.html

9:32 午前  
Blogger yoji said...

【経済物理】アインシュタインの「揺動散逸関係」は金融市場でも成立している - 東工大
1 :sin+sinφ ★:2014/03/14(金) 23:24:49.05 ID:???
東京工業大学(東工大)は3月11日、ドル円市場の「高頻度売買注文板データ」を分析し、
取引価格の周囲の売買注文量の増減に特徴的な2重の層構造があることを発見したほか、
アインシュタインが発見した「揺動散逸関係」が非物質系でも成立していることを実証したと発表した。

同成果は、同大大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻の高安美佐子 准教授、
同 由良嘉啓 大学院生は、チューリッヒ工科大学のディディエ・ソネット教授、
ソニーCSL シニアリサーチャー・明治大学客員教授の高安秀樹氏らによるもの。
詳細は、3月7日付で米物理学会誌「Physical Review Letters」電子版に掲載された。

市場価格の変動には、予測できないようなランダムな上下変動をする「確率的側面」と、
インフレやバブル、暴落のように方向性を持って動く「動力学的側面」があることが経験的に知られている。
確率的な変動成分に関しては、20世紀中ごろから体系的に記述することができるようになり金融派生商品などの形で広く実務に応用されているが、
動力学的な成分に関しては、ようやく近年、高頻度市場データの分析とともに理論的な研究が進められるようになった段階にある。

今回、研究グループは、ドル円の外国為替取引に関する高頻度売買注文板情報の分析を行った。
用いられたデータは、取引レートが1000分の1円単位、時間刻みが1000分の1秒刻み、1週間分の情報量は3GBとなり、
各瞬間の売買取引板情報は、価格軸上で、「スプレッド」とよばれる隙間(売り注文と買い注文の価格の差)の下方に買い注文、
上方に売り注文が積み上がった形状で表わされ、スプレッドに接した買い注文の上端(最良買値)に売り注文がぶつかること、
あるいは、逆に、売り注文の下端(最良売値)に買い注文がぶつかることで取引が成立し、市場価格が確定する。

最初に売り注文と買い注文のそれぞれに関して、最良価格からの深さごとに積み上がった注文板の量の変化と
市場価格の変化の相関関係を分析したところ、ある深さを境にして、板の変動の特性が正反対になっていることが見出されたという。

例えば、価格が上昇するとき、価格の進行方向にある売り注文は、スプレッドに近い内側の領域では減少するのに対し、
スプレッドから遠い外側の領域では増加する。
ドル円市場の場合では、内側と外側を分ける特徴的な深さは、およそ、100分の2円であったという。

こうした動きは、無数の小さな分子に囲まれた粒子がある方向に動く時、
粒子のごく近くの分子は粒子との衝突によって押しのけられて密度が減少するが、
進行方向少し離れたところでは前方に押し返された分子が集まり、密度が上昇するといった物理的な現象と類似していることから、
スプレッドを仮想的な粒子、売買注文を周囲の分子のようにみなすことができ、実際にこのアナロジーは単に直観的に正しいだけでなく、
物質の分子と粒子の場合には普遍的に成立する揺動散逸関係が、
市場のスプレッドと売買注文という仮想的な粒子と分子の間でも近似的に成り立っていることが確認されたとする。

(>>2に続きます)

イメージ:金融市場の売買注文板情報と粒子・分子モデルの関係
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/12/047/images/011l.jpg

ソース:アインシュタインの「揺動散逸関係」は金融市場でも成立している - 東工大 /マイナビ
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/12/047/

ニュースリリース /東京工業大学
金融市場のゆらぎのメカニズムを物理学で解明
http://www.titech.ac.jp/news/2014/025324.html

2 :sin+sinφ ★:2014/03/14(金) 23:25:26.37 ID:???
(>>1の続き)

通常、市場の価格変動は連続的な確率変数によってモデル化されるが、今回の研究では、連続変数による記述の限界も示すことができたとする。
具体的には、分子と粒子の場合には、粒子の動きを連続変数で記述することの妥当性はクヌーセン数とよばれる量で評価されるが、
ドル円市場のデータから見積もられたクヌーセン数は0.02程度で、ぎりぎり連続的な変数による記述が妥当な範囲には入るが、
市場の状況によっては、連続変数では現象を記述できない可能性があることが示されたという。

今回の研究により、最もミクロなレベルから価格の変動の仕組みをデータから分析する手法が開発されたこととなり、
これを活用することで、例えば、暴騰や暴落は、
外側の領域の注文量が著しく減少して真空状態になることによって市場の変動に対して
ブレーキが利かなくなった状態において発生する現象である、と理解することができるようになるという。

また、ミクロなレベルで駆動力と制動力がほぼ釣り合ってマクロなレベルでランダムな変動を生みだす現象は
相対性理論で名高いアインシュタインが20世紀初頭に水中を漂う微粒子に対して定式化し、
それ以来、さまざまな物質で確認され、「揺動散逸関係」とよばれる現代物理学の柱の1つとして認識されており、
研究グループでは今回の市場変動という物質ではない現象においても、
ゆらぎの増幅・抑制メカニズムが物質と同じ数理的構造になっていることが実証されたことから、
今後、物理学としての研究を進めることで、板情報から市場の制動力の強さを常時観測し、
もしも危険なレベルまで弱くなったときには外側の領域の注文量が増加するまでは市場の取引を
一時的に停止させるなどの対策をうつことができるようになり、
その結果、暴騰や暴落に伴う市場の混乱を未然に回避できるような技術の開発につながる可能性が期待されるとコメントしている。

3 :名無しのひみつ:2014/03/14(金) 23:31:15.35 ID:2L6y86+J
ブラウン運動のことかな
伊藤過程ていうやつだろ

8:14 午前  
Blogger yoji said...

yojisekimoto shared from Keizaigaku oyobi kazei no shogenri (Japanese Edition) by David Ricardo
生産物は常に生産物または勤労によって購買され、貨幣は単に交換が行われる媒介物に過ぎない。
Note: 第21章定本トランスクリティーク233頁

5:23 午前  
Blogger yoji said...

リ カード.Ricardo,David,❸T.29,29(-派社会主義者<◎N.31>),233〜235,270,307(-左派, 376,387,390,),311,365,369,383,401,402(比較優位),403(国際分業論),497,500,501/◎N.31
 『経済学および課税の原理』,❸T.233@↓,234,500/◎N.31



生産物は常に生産物または勤労によって購買され、貨幣は単に交換が行われる媒介物に過ぎない。
Note: 第21章kindle

定本トランスクリティーク233頁別訳参照

5:25 午前  
Blogger yoji said...

http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html(リンク切れ?)
栗田康之(宇野学派)はマルクスの再生産表式を有効需要の観点から修正したという
カレツキの表式について次のように述べている。
「カレツキ表式論の意義は、まず第1に、そのような投資(および資本家消費
)による、利潤と賃金および国民所得の決定という資本主義的階級関係を前提とした
有効需要論の展開にあるといってよい。」

栗田によれば、カレツキは、マルクスの再生産表式における、Ⅰ生産手段部門
Ⅱ消費手段部門をさらに、1投資財生産部門、2資本家消費財生産部門、3、
賃金財部門、に再分割し、次のように展開している。

  1 Ⅰ=P1+W1   P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
  2 Ck=P2+W2  Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
  3 Cw=P3+W3  P=P1+P2+P3
              W=W1+W2+W3
さらに
     Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・①  Y(国民所得)

まず、賃金財の3部門の資本家が賃金W3を払って、手元には利潤(余剰賃金財)
P3が残る。これは、資本家消費財部門が設定されているので、そっちには行かず
1部門と2部門の労働者によって消費されるので、

  P3=W1+W2・・・②
   
カレツキはこの②式こそ、
「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題(ケインズより早い!)を導くとのことである。

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

9:52 午前  
Blogger yoji said...

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章参照


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|

9:54 午前  
Blogger yoji said...

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html

根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜
カレツキ『資本主義の動態理論』79頁〜

10:09 午前  
Blogger yoji said...


http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html(リンク切れ?)
栗田康之(宇野学派)はマルクスの再生産表式を有効需要の観点から修正したという
カレツキの表式について次のように述べている(栗田康之『資本主義経済の動態』105頁~)。
「カレツキ表式論の意義は、まず第1に、そのような投資(および資本家消費
)による、利潤と賃金および国民所得の決定という資本主義的階級関係を前提とした
有効需要論の展開にあるといってよい。」

栗田によれば、カレツキは、マルクスの再生産表式における、Ⅰ生産手段部門
Ⅱ消費手段部門をさらに、1投資財生産部門、2資本家消費財生産部門、3、
賃金財部門、に再分割し、次のように展開している。

  1 Ⅰ=P1+W1   P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
  2 Ck=P2+W2  Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
  3 Cw=P3+W3  P=P1+P2+P3
              W=W1+W2+W3
さらに
     Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・①  Y(国民所得)

まず、賃金財の3部門の資本家が賃金W3を払って、手元には利潤(余剰賃金財)
P3が残る。これは、資本家消費財部門が設定されているので、そっちには行かず
1部門と2部門の労働者によって消費されるので、

  P3=W1+W2・・・②
   
カレツキはこの②式こそ、
「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題(ケインズより早い!)を導くとのことである。

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

10:10 午前  
Blogger yoji said...


http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html(リンク切れ?)
栗田康之(宇野学派)はマルクスの再生産表式を有効需要の観点から修正したという
カレツキの表式について次のように述べている(栗田康之『資本主義経済の動態』105頁~)。
「カレツキ表式論の意義は、まず第1に、そのような投資(および資本家消費)による、
利潤と賃金および国民所得の決定という資本主義的階級関係を前提とした
有効需要論の展開にあるといってよい。」

栗田によれば、カレツキは、マルクスの再生産表式における、Ⅰ生産手段部門
Ⅱ消費手段部門をさらに、1投資財生産部門、2資本家消費財生産部門、3、
賃金財部門、に再分割し、次のように展開している。

  1 Ⅰ=P1+W1   P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
  2 Ck=P2+W2  Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
  3 Cw=P3+W3  P=P1+P2+P3
              W=W1+W2+W3
さらに
     Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・①  Y(国民所得)

まず、賃金財の3部門の資本家が賃金W3を払って、手元には利潤(余剰賃金財)
P3が残る。これは、資本家消費財部門が設定されているので、そっちには行かず
1部門と2部門の労働者によって消費されるので、

  P3=W1+W2・・・②
   
カレツキはこの②式こそ、
「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題(ケインズより早い!)を導くとのことである。

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

10:11 午前  
Blogger yoji said...

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章参照


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
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|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
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http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

10:16 午前  
Blogger yoji said...


http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html(リンク切れ?)
栗田康之(宇野学派)はマルクスの再生産表式を有効需要の観点から修正したという
カレツキの表式について次のように述べている(栗田康之『資本主義経済の動態』105頁~)。
「カレツキ表式論の意義は、まず第1に、そのような投資(および資本家消費)による、
利潤と賃金および国民所得の決定という資本主義的階級関係を前提とした
有効需要論の展開にあるといってよい。」

栗田によれば、カレツキは、マルクスの再生産表式における、Ⅰ生産手段部門
Ⅱ消費手段部門をさらに、1投資財生産部門、2資本家消費財生産部門、3、
賃金財部門、に再分割し、次のように展開している。

  1 Ⅰ=P1+W1   P(総利潤)、W(総賃金)、Ⅰ(投資)
  2 Ck=P2+W2  Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
  3 Cw=P3+W3  P=P1+P2+P3
              W=W1+W2+W3
さらに
     Y=P+W
      =Ⅰ+Ck+Cw・・・①  Y(国民所得)

まず、賃金財の3部門の資本家が賃金W3を払って、手元には利潤(余剰賃金財)
P3が残る。これは、資本家消費財部門が設定されているので、そっちには行かず
1部門と2部門の労働者によって消費されるので、

  P3=W1+W2・・・②
   
カレツキはこの②式こそ、
「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題(ケインズより早い!)を
導くとのことである。

10:18 午前  
Blogger yoji said...

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章参照


参考:
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)
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|W1 W2 W3| W|
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|I  Ck Cw| Y|
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http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

10:19 午前  
Blogger yoji said...

>>55
単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章参照


参考:
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)
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|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
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|I  Ck Cw| Y|
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http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

10:21 午前  
Blogger yoji said...


http://blogs.yahoo.co.jp/f196ip7d/17928011.html(リンク切れ?)
栗田康之(宇野学派)はマルクスの再生産表式を有効需要の観点から修正したという
カレツキの表式について次のように述べている(栗田康之『資本主義経済の動態』105頁~)。
「カレツキ表式論の意義は、まず第1に、そのような投資(および資本家消費)による、
利潤と賃金および国民所得の決定という資本主義的階級関係を前提とした
有効需要論の展開にあるといってよい。」

栗田によれば、カレツキは、マルクスの再生産表式における、1生産手段部門
2消費手段部門をさらに、1投資財生産部門、2資本家消費財生産部門、3、
賃金財部門、に再分割し、次のように展開している。

  1 I=P1+W1   P(総利潤)、W(総賃金)、I(投資)
  2 Ck=P2+W2  Ck(資本家消費)、Cw(労働者消費)
  3 Cw=P3+W3  P=P1+P2+P3
              W=W1+W2+W3
さらに
     Y=P+W
      =I+Ck+Cw・・・①  Y(国民所得)

まず、賃金財の3部門の資本家が賃金W3を払って、手元には利潤(余剰賃金財)
P3が残る。これは、資本家消費財部門が設定されているので、そっちには行かず
1部門と2部門の労働者によって消費されるので、

  P3=W1+W2・・・②
   
カレツキはこの②式こそ、
「投資と資本家消費が利潤と国民所得を決定する」という命題(ケインズより早い!)を
導くとのことである。

10:24 午前  
Blogger yoji said...


>>55
単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  (『資本論』第2巻21章参照)


参考:
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)
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|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
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|I  Ck Cw| Y|
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http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

10:26 午前  
Blogger yoji said...


>>55
単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  (『資本論』第2巻21章参照)


参考:
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と
近代経済学」1968,1991未邦訳より)
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|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ
れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ
の独創的なところである。

10:35 午前  
Blogger yoji said...

【経済】世界一トヨタ、55年間法人税を払っていなかった! どんなカラクリがあるのか、と怒りの声 
1 :幽斎 ★@転載禁止:2014/05/27(火) 19:31:33.07 ID:???0
世界一トヨタ、5年間法人税を払っていなかった! どんなカラクリがあるのか、と怒りの声 
http://www.j-cast.com/2014/05/27205857.html
クルマの年間販売台数「世界一」のトヨタ自動車が法人税を納めていなかった。
最近、巨額の利益を上げているはずなのに、なぜこんなことができるのか、
とインターネットで怒りの声も出ている。
トヨタの豊田章男社長は2014年3月期の決算会見で、
09年3月期分から納めていなかった法人税を、14年3月期から支払えるようになったと語った。

トヨタ自動車の2014年3月期連結決算によると、グループの世界販売台数が
世界で初めて年間1000万台を突破。売上高は前期比16.4%増の25兆6919億円、
営業利益は6年ぶりに過去最高を更新して、73.5%増の2兆2921億円。
税引き前当期純利益は73.9%増の2兆4410億円の好決算だった。
まさに、トヨタは「世界一」の自動車メーカーになった。
この結果に、豊田章夫社長は「一番うれしいのは納税できること」と喜んだ。
豊田氏が社長に就任したのが2009年6月。「社長になってから国内では税金を払っていなかった。
企業は税金を払って社会貢献するのが存続の一番の使命」と語り、
「納税できる会社として、スタートラインに立てたことが素直にうれしい」と話した。
トヨタ自動車は、たしかに法人税を払っていなかった。そのことは広報部も
「この5年間は払っていません」と認め、「13年度分を、この6月に納めます」と話している。
こうした実態に疑問を呈する人も出ている。
共産党の佐々木憲昭議員は自身のオフィシャルサイト(5月20日付)で、
「トヨタは税金を払っていなかった!?」と取り上げた。しかも豊田社長の就任後の5年間、
ずっと払っていないというのだから、「いったいどうなっているのか」との思いがあったのだろう。
佐々木氏は「これまで、繰越欠損税制や連結納税制度などをフルに使って
税逃れをしてきたということでしょう。税金も払わず『社会的貢献のできない会社』だったということを自分で認めたかたちです」と指摘。
さらに、トヨタが新聞広告で4月からの消費税率の引き上げについて、
「『節約はじつは生活を豊かにするのだと気がつけば、増税もまた楽しからずやだ』などと述べている。
自分は、税金を払わないが、庶民が払うのは『楽しからずや』だなんて、
庶民感情を逆撫でするものだと言わなければなりません」としている。

トヨタ自動車の豊田章夫社長の発言に、インターネットには、
「ホントに払ってないのか??」
「世界のトヨタが言うと嫌みにしか聞こえない。傲慢さが出てるね」
「1円も税金払っていないことを抜けぬけとトップが自慢げに言うとは。
あくせく働いて税金を払っている一般国民を小ばかにしたような発言ではないか」
「クルマも売れて、戻し税のおかげもあってウハウハで、
ついポロリと本音が出たのであろうか。この発言で点数下げたことは確か」
といったコメントが寄せられている。

とはいえ、基本的に利益があって、配当している上場企業は法人税を払っているはずだ。
トヨタの2009年3月期の税引き前当期利益は5604億円の赤字だったので、
このとき法人税が払えないのはわかる。しかし、10年3月期のそれは2914億円の黒字。
以降、5632億円、4328億円、13年3月期には1兆4036億円もの黒字を計上してきた。
法人税を納められないほど「体力」がないわけではない。
一方で、じつは法人税にはさまざまな「控除」項目がある。
たとえば、欠損金の繰越控除額(期間7年、大手企業の場合は80%)。
ただ、2010年以降利益を上げているので、これだけでは「ゼロ継続」の説明はつかない。
子会社からの配当や研究開発費、海外に進出している企業が海外で納めた税金分を、
日本に納める法人税から控除することもできるし、地方税の部分については工場誘致などを理由に免除していることもある。
いろいろ優遇措置を使って、法人税を払わずに済んでいる企業は少なくない。
おそらく、トヨタも税金を納めなくて済むよう、いろいろと「遣り繰り」したことは推測できる。

6:21 午前  
Blogger yoji said...

経団連で法人税払ってるのって何割ぐらいなんですかねえ

47 :名無しさん@13周年@転載禁止:2014/05/27(火) 19:40:09.45 ID:J5Lvx77p0
自民が外形標準課税を検討しているが導入は必然的だな

48 :名無しさん@13周年@転載禁止:2014/05/27(火) 19:40:11.03 ID:ADmdGRxP0
働いたら罰金    →所得税
買ったら罰金    →消費税
持ったら罰金    →固定資産税
住んだら罰金    →住民税
飲んだら罰金    →酒税
吸ったら罰金    →タバコ税
乗ったら罰金    →自動車税・ガソリン税
入ったら罰金    →入浴税
起業したら罰金   →法人税
死んだら罰金    →相続税
継いでも罰金    →相続税
上げたら罰金    →贈与税
貰っても罰金     →贈与税
生きてるだけで罰金→住民税
若いと罰金      →年金
老けても罰金    →介護保険料
老いたら罰金    →後期高齢者

6:23 午前  
Blogger yoji said...

拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  『資本論』第2巻21章参照

通常は、

1(V+M)>2C 

と表現する。

5:01 午前  
Blogger yoji said...

宇野弘蔵は『経済原論』123頁で以下の表式を例示する。

1 6000=4000c+1000v+997m+1m+2m
2 2995.5=1997c+499.25v+498.25m+1m

媒介される金が、計3億、資本家の個人消費として控除される。
1で2億、2で1億、貨幣として蓄積される金がある。

カレツキの表式なら1は二つに分けられる。

6:46 午前  
Blogger yoji said...

宇野弘蔵は『経済原論』123頁で以下の表式を例示する。

1 6000=4000c+1000v+997m+1m+2m
2 2995.5=1997c+499.25v+498.25m+1m

流通過程で必須の媒介する金(gold)が、計3億、資本家の個人消費として控除される。
1で2億、2で1億、貨幣として蓄積される金がある。

カレツキの表式なら1は二つに分けられる。
資本家の消費は総不変資本に編入されるの考えられるのだ。
投資と消費が国民総生産を規定するのだから。

6:49 午前  
Blogger yoji said...


宇野弘蔵は『経済原論』123頁で以下の表式を例示する。

1 6000=4000c+1000v+997m+1m+2m
2 2995.5=1997c+499.25v+498.25m+1m

流通過程で必須とされる媒介する金(gold)が、計3億、資本家の個人消費として控除される。
1で2億、2で1億、貨幣として蓄積される金がある。

カレツキの表式なら1は二つに分けられる。
流通に必要な金は消費手段生産部門と考えられる。
資本家の消費は総不変資本に編入されると考えられるのだ。
投資と消費が国民総生産を規定するのだから。

6:52 午前  
Blogger yoji said...


宇野弘蔵は『経済原論』123頁で以下の表式を例示する。

1 6000=4000c+1000v+997m+1m+2m
2 2995.5=1997c+499.25v+498.25m+1m

流通過程で必須とされる媒介する金(gold)が、計3億、資本家の個人消費として控除される。
1で2億、2で1億、貨幣として蓄積される金がある。

カレツキの表式なら1は二つに分けられる。
流通に必要な金は消費手段生産部門における生産物として考えられる。
資本家の消費は総不変資本に編入されると考えられるのだ。
投資と消費が国民総生産を規定するのだから。

6:54 午前  
Blogger yoji said...

マルクスが分析しようとしたのは、理論上は資本の流通過程では剰余価値が生まれないのに、実際はあたかも生まれているように見えるのはどういう仕組みなのかということである

資本は、貨幣→商品→貨幣と形態の転化を繰り返し自己増殖して行く
G−W・・・W’−G’
G−WとW’−G’が流通過程で、W・・・W’が生産過程である
WはC+Vで、W’はC+V+Mである (C:原材料や生産設備 V:労働力 M:剰余価値)
G−WとW’−G’は、どちらも等価交換であり、価値の増殖は生産過程のみで発生している

WーW’が産業資本から独立したのが、商品取り扱い資本、つまり商業資本である
商業資本は、どこから利潤を獲得しているのか
これを理解するには、産業資本の平均利潤と生産価格というものを理解しなければならない

産業資本は、剰余価値率が同じであっても、その組成(CとVの割合)によって利潤率が変わってくる
資本が問題にするのは、この利潤率であるから、これをめぐって競争が起き、平均化される、それが平均利潤
これによって、商品の市場価格は、市場価値=生産価格(費用価格+平均利潤)を中心に需要と供給により変動して決まる
利潤は、その資本の総資本に占める割合に応じて分配される
したがって大資本は、小資本より多くの利潤を獲得する
大資本家は平均利潤では満足せず、より多くの利潤を求めて資本拡大を目指す、これが寡占資本、独占資本になってゆく
その資本の総資本に占める割合も大きくなるため獲得する利潤も大きくなって行く
たとえば、ある部門の総資本が1兆円であれば、5000億円の資本家は、総利潤の半分を獲得する

生産過程では、商業資本はまだ資本参加していない
流通過程に移り、商業資本が参加することで、総資本とそれに占める個々の資本の割合に変化が生じる
商業資本も、その資本額の割合に応じて利潤を獲得する
「ここがロードス島だ、ここで跳べ」とは、「ここ」が流通過程で、「ロードス島」が生産過程、「跳ぶ」とは、生産過程で作られた剰余価値が利潤となることである
総資本は増えても総利潤は増えていないので、産業資本の獲得する利潤は減る
それでも産業資本は、流通過程を分離した方が、資本の回転率が上がるのでより多くの利潤を得ることができるのである


訂正

X  WーW’が産業資本から独立したのが、商品取り扱い資本、つまり商業資本である
O  W’−G’が産業資本から独立したのが、商品取り扱い資本、つまり商業資本である





7:36 午前  
Blogger yoji said...

プルードンがマルクスに送った手紙(1846年)の定式をのちのプルードン自身の言葉で言えば以下になる。

「政治機能は産業機能に還元される、社会秩序はたんに交換という事実にのみ由来する」
(プルードン「連合の原理」原著1863年,三一書房版選集第三巻339頁、定本『トランスクリティーク』274頁 、
現代文庫版267頁より孫引き)

マルクスはこの言葉に沿って経済決定論を展開したといって良い。
つまりマルクスはプルードン主義者なのであり、すべてのマルクス主義者は未だ覚醒せざるプルードン主義者なのだ。
実践において政治権力奪取を一時的にでも目指すかが違うだけだ。
(狭義のマルクス主義でも権力奪取は臨時的なものだが)

11:22 午後
yoji さんは書きました...
置塩や森嶋通夫の示した利潤率が正なら剰余価値率も正という証明、これは当たり前に見える。
問題は剰余価値率と利潤率の位置づけだ。
この点は宇野弘蔵『経済原論』がわかりやすい。
「剰余価値率がm/vとして、資本家と労働者との関係をあらわすのに対して、利潤率はm/c+vとして、剰余価値の
全資本に対する分配率を示し、資本家と資本家との関係をあらわすものになる。」(岩波全書版『経済原論』137頁)

体系としても剰余価値率の説明が第2篇生産論のはじめに、利潤率の説明が第3篇分配論の冒頭にあるなど的確だ。
再生産表式も生産論の一部という扱いでしっくりくる。
ただ価値増殖過程にすべて回されるという錯覚を与えるかもしれない。
マルクスは大月資本論草稿集9,588頁で不変資本4000のうち3600は「価値増殖過程にはいらない」と図解に記している。

11:23 午後
yoji さんは書きました...

宇野弘蔵は『経済原論』123頁で以下の表式を例示する。

1 6000=4000c+1000v+997m+1m+2m
2 2995.5=1997c+499.25v+498.25m+1m

流通過程で必須とされる媒介する金(gold)が、計3億、資本家の個人消費として控除される。
1で2億、2で1億、貨幣として蓄積される金がある。

カレツキの表式なら1は二つに分けられる。
流通に必要な金は消費手段生産部門における生産物として考えられる。
資本家の消費は総不変資本に編入されると考えられるのだ。
投資と消費が国民総生産を規定するのだから。

7:38 午前  
Blogger yoji said...


宇野弘蔵は『経済原論』123頁で以下の(拡張再生産)表式を例示する。

1 6000=4000c+1000v+997m+1m+2m
2 2995.5=1997c+499.25v+498.25m+1m

流通過程で必須とされる媒介する金(gold)が、計3億、資本家の個人消費として控除される。
1で2億、2で1億、貨幣として蓄積される金がある。

カレツキの表式なら1は二つに分けられる。
流通に必要な金は消費手段生産部門における生産物として考えられる。
資本家の消費は総不変資本に編入されると考えられるのだ。
投資と消費が国民総生産を規定するのだから。

7:39 午前  
Blogger yoji said...


宇野弘蔵は『経済原論』123頁で以下の(この段階では単純再生産であって拡張再生産ではない)表式を例示する。

1 6000=4000c+1000v+997m+1m+2m
2 2995.5=1997c+499.25v+498.25m+1m

流通過程で必須とされる媒介する金(gold)が、計3億、資本家の個人消費として控除される。
1で2億、2で1億、貨幣として蓄積される金がある。

カレツキの表式なら1は二つに分けられる。
流通に必要な金は消費手段生産部門における生産物として考えられる。
資本家の消費は総不変資本に編入されると考えられるのだ。
投資と消費が国民総生産を規定するのだから。

7:42 午前  
Blogger yoji said...

単純再生産でも金流通分は拡張していなければならないというのが宇野の指摘。

7:43 午前  
Blogger yoji said...

 表式は以上述ぺてきたように、社会的総資本の前年度の全生産物をW'として出発点とし、
その商品としての売買交換を通じて、それを基礎にしてその年度の生産をなし、その生産物
を次年度の出発点とするというようにして、資本主義社会の再生產過程を図式的に解明す
ものである。勿論、この場合にも、資本の生産物たる消費資料によって労働力が再生産され、
その労働力によってまた生産が行われるということが、その基軸をなしているのであるが、
ここではそれが労働力の商品としての再生産に限定されることによって、全再生産過程が資
本主義に特有なる法則性をもって展開されることになる。賃金を通して労働者の手に渡され
る消費資料によって再生產される労働力は、資本のもとに種々なる生産部面に配分せられ、
前年度の生産物たる生産手段をもって、新に生産手段と消費資料とを生産するのであるが、
そしてまたそれは同時に生産手段の価値cに、新に労働によって形成せられるv+mの価値
を加えることになるのであるが、資本にとってはv部分は、c部分と共に先きに投じた資


本部分を回収する、いわば資本のー部分の再生産されたものとしてあらわれる。これに対し
てm部分は、v部分と同様に労働によって新しく形成せられた、いわゆる価値生産物をなす
にもかかわらず、資本にとってはその価値増殖分をなし、資本家の所得となるのである。労
働者の賃金もー般に所得といわれるが、それは労働力の商品の代価としてえられるものであ
って、資本家の所得とは全く異っている。いかにも資本家の所得も商品の代価としての貨幣
には相違ないが、それは剩余価値生産物の代価にすぎない。労働力商品の場合は、その代価
によって自分らの労慟によって生產された価値生産物を買戻すのである。しかもそれだけで
はない。労働者にとっては、労働力商品は販売してしまえぱ、それで済むというものではな
い。また実際、労働力は、他の商品と異って、商品として販売しても労働者の手を離れるわ
けではない。労働者はその労働力を資本の生産過程に消費して、新なる生産物と共に新なる
価値を生産し、剩余価値部分と共に労働力商品の代価として支払われた価値部分をも再生産
するのである。いいかえれぱ労働者は、その労働力商品の販売によって、自らの生産物を買
戻して労働力を再生産しつつ、また再び買戻すべき生産物を生産するのである。それは単な
る商品の売買ではない。ただ労働力の商品としての売買関係がこの点を隠蔽し、労働力商品
の代価をも資本家の所得と同様の所得と見せるにすぎない。事実、労働者の所得とせられる
賃金によって購入せられるべき消費資料は、資本の再生産過程から離れても、労働力の再生

5:43 午後  
Blogger yoji said...


宇野弘蔵『経済原論』131~2頁、再生産表式関連

5:44 午後  
Blogger yoji said...

賃金を通して労働者の手に渡され
る消費資料によって再生產される労働力は、資本のもとに種々なる生産部面に配分せられ、
前年度の生産物たる生産手段をもって、新に生産手段と消費資料とを生産するのであるが、
そしてまたそれは同時に生産手段の価値cに、新に労働によって形成せられるv+mの価値
を加えることになるのであるが、資本にとってはv部分は、c部分と共に先きに投じた資
本部分を回収する、いわば資本のー部分の再生産されたものとしてあらわれる。これに対し
てm部分は、v部分と同様に労働によって新しく形成せられた、いわゆる価値生産物をなす
にもかかわらず、資本にとってはその価値増殖分をなし、資本家の所得となるのである。労
働者の賃金もー般に所得といわれるが、それは労働力の商品の代価としてえられるものであ
って、資本家の所得とは全く異っている。いかにも資本家の所得も商品の代価としての貨幣
には相違ないが、それは剩余価値生産物の代価にすぎない。労働力商品の場合は、その代価
によって自分らの労慟によって生產された価値生産物を買戻すのである。しかもそれだけで
はない。労働者にとっては、労働力商品は販売してしまえぱ、それで済むというものではな
い。また実際、労働力は、他の商品と異って、商品として販売しても労働者の手を離れるわ
けではない。労働者はその労働力を資本の生産過程に消費して、新なる生産物と共に新なる
価値を生産し、剩余価値部分と共に労働力商品の代価として支払われた価値部分をも再生産
するのである。いいかえれぱ労働者は、その労働力商品の販売によって、自らの生産物を買
戻して労働力を再生産しつつ、また再び買戻すべき生産物を生産するのである。


宇野弘蔵『経済原論』131~2頁、再生産表式関連


5:47 午後  
Blogger yoji said...

カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のいわゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一ではない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未展開を批判する。その点について、J.ロビンソンは、「カレツキの分析方法は、マルクスの再生産表式にもとづいていた。彼は、マルクス主義者達に対して、かって何人もマルクスの著作から引き出すことに成功しなかった、『剰余価値の実現の問題』―すなわち有効需要の決定―の首尾一貫した解答を提供した」(Robinson[1971]p.2)と述べている。カレツキの「投資および資本家消費による利潤の決定」は、労働価値説による「価値どおりの交換」を前提することなく、しかもマルクス的階級観と主体としての企業の視点から、総利潤の決定を説いた。その意味では、「剰余価値の実現の問題」への「首尾一貫した解答」であったといってよいであろう。 なお、カレツキの表式における各部門の生産物(最終生産物)の価値を、それらの生産のために直接・間接的に支出された労働の量(労働時間)としての価値でとらえ直せば、Wはマルクスのいわゆる可変資本(労働力の価値)の社会的総量、Pは剰余労働による剰余価値の社会的総量となる。ここでは、各部門における労働力の価値(W1 、W2 、W3)を超える剰余価値(P1 、P2 、P3)の生産が、P3 =W1 +W2 の部門間取引を媒介として労働(生きた労働、就業労働者)の社会的配分(失業人口の吸収・放出を含む)を調整しつつ、同時に社会的剰余生産物(設備増および在庫増からなる投資財および資



http://www.unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf


カレツキ


http://www.unotheory.org/news_II_8
【特集論文】《宇野理論とヘテロドクス経済学》
 植村高久 :特集解題(PDF形式:285KB)
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)
 西部忠 : 進化経済学と宇野経済学の統合へ―複製子(ルール)・ベースの制度・進化論的アプローチの可能性―(PDF形式:782KB)
 杉本伸 : 技術革新と社会的技術選択過程-ネオ・シュムペタリアンの論議から得られる示唆-(PDF形式:522KB)


【馬場宏二追悼研究集会から】
 戸塚茂雄 : 過剰富裕化論の学説史的考察-形成・展開・意義-(PDF形式:698KB)


【投稿:ワーキングペーパー】
 河西勝 :カール・ポラニ―と宇野弘蔵 ―方法をめぐる対話― (PDF形式:901KB)


【活動報告・会計報告】
 横川信治 : 2011年度宇野理論Newsletter活動報告・会計報告(PDF形式:241KB)

3:36 午前  
Blogger yoji said...

資本家消費財)の生産として遂行されることになる。例えば、マルクスの「絶対的」または「相対的」な「剰余価値の生産」によって、「剰余価値率」が上昇(カレツキの「労働分配率」は低下)すれば、P3 =W1 +W2を維持しつつ第3部門から第1および第2部門への労働の社会的再配分が生じることになる11)。 カレツキは、労働価値説による「価値どおりの交換」の前提とともに、分析の基本的単位としての労働も排除していた。したがって、上にみたような社会的な剰余価値の生産の構造も分析されてはいない。カレツキの時代的背景による寡占や「非価格競争」の重視にもよるのであろうが、カレツキにおいては、マルクスが重視した資本の生産過程における生産方法の改善、それによるによるコストダウンや労働力の放出(相対的過剰人口の形成)などの分析も軽視されている。その結果として、分析の基本的単位としての労働による価値規定とともに、生産過程における剰余価値の生産も無視されてしまったといえよう。しかし、「等労働量交換」を価格決定論として排除するとしても、分析の基本的単位としての労働を排除する必要はないであろう。むしろ、「カレツキ表式」を労働による価値でとらえ直すことによって、剰余価値の生産の社会的構造も明らかになるとともに、カレツキにおいては消極化されていた生産過程における生産方法の改善や相対的過剰人口の形成の社会的・マクロ的な意味も明らかになるであろう。 (4)貨幣と信用 カレツキには、マルクス『資本論』第1巻のはじめで展開されているような、貨幣の生成や諸機能についての体系的な分析は存在しない。また、貨幣の本質規定や明確な定義も与えられてはいない。しかし、すでにみたように、カレツキは、「投資(および資本家消費)による利潤の決定」および「投資による資本家貯蓄の決定」の分析において、銀行による信用貨幣の供給を説いていた12)。それは、企業による投資のための資金需要に応じて銀行が供給する「購買力」として規定されていた。この「購買力」という規定は、カレツキにおいては信用貨幣に対して与えられたものではあるが、それを一般的な「購買力」としてとらえれば、マルクスの「一般的直接的交換可能性の形態」すなわち「一般的等価物」の独占形態としの「貨幣」の基本的性格を端的に表現していると言えよう。歴史的背景の相違から、マルクスにおいては、「一般的等価物」の独占形態は金貨幣であったが、カレツキにおいては金貨幣を前提とすることなく「購買力」が信用貨幣として前提されたといってよいであろう。 マルクス『資本論』第1巻においては、金貨幣を前提としつつも、さらに貨幣の諸機能の一環として「支払い手段」の機能(商品売買W-Gの商品譲渡W→と貨幣の支払い←Gへの時間的分離)が展開される。「支払い手段」の機能を前提として、商品売買における債権・債務関係の形成と信用貨幣の発生(手形(債務証書)の流通)が説かれる。そのよ

16頁

6:31 午前  
Blogger yoji said...

3:15:1

それが販売されなければ、または一部分しか販売されなければ、または生産価格以下の価格でしか販売されなければ、なるほど労働者は搾取されたが、彼の搾取は資本家にとっては搾取としては実現されないのであって、搾りとられた剰余価値が全然または部分的にしか実現されないこともあり、それどころか資本家の資本が部分的または全部的に失われることもありうる。

直接的搾取の条件とその実現の条件とは同一ではない。それらは、時間的および場所的にばかりでなく、概念的にも別のものである。前者は社会の生産力によってのみ制限され、後者は、相異なる生産部門間の比率性により、また社会の消費力によって制限されている。だが、社会の消費力は、絶対的生産力によっても絶対的消費力によっても規定されないで、敵対的な分配諸関係──これは社会の大衆の消費を、多かれ少なかれ狭い限界内でのみ変動する最小限に縮小する──の基礎上での消費力によって規定されている。


6:45 午前  
Blogger yoji said...

<カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。>
http://www.unotheory.org/news_II_8
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)

<直接的搾取の条件とその実現の条件とは同一ではない。それらは、時間的および場所的にばかりでなく、
概念的にも別のものである。前者は社会の生産力によってのみ制限され、後者は、相異なる生産部門間の比
率性により、また社会の消費力によって制限されている。だが、社会の消費力は、絶対的生産力によっても
絶対的消費力によっても規定されないで、敵対的な分配諸関係──これは社会の大衆の消費を、多かれ少な
かれ狭い限界内でのみ変動する最小限に縮小する──の基礎上での消費力によって規定されている。>
資本論3:15:1

6:55 午前  
Blogger yoji said...

98 :エラ通信:2014/06/12(木) 08:23:26.26 ID:fMSR6puz
>>94
違う。日本政府がアメリカからのバッシングをさけるために、
一生懸命国内つぶして、海外に産業移転しまくったから。

その海外移転した産業の競争力はきわめて高いんだよ。
国内が貧しくなっているので、よりよいものに高い金を出してくれる人間もいなくなってる。

で、国内産業がなくなって、税率上げても税は上がらず、日本人が死んでいくだけになったんで、
自分たち肥大した官僚機構とOBを賄うために、生存税を跳ね上げることにきめた。
馬がいなくなったら、海外から輸入すればいい、って考えているのもコイツラ。

3:30 午前  
Blogger yoji said...

【銀行】地銀、「殿様経営」の終焉? 金融庁がビジネスモデルに危機感示す 2014/07/09
1 :北村ゆきひろ ★:2014/07/09(水) 23:23:22.55 ID:???
金融庁が2013年度の金融検査の結果、「金融モニタリングレポート」を初めて公表した。
この中で、地方銀行・第二地方銀行に対して「貸し出しの量的拡大といったビジネスモデルは
中長期的には成立しない可能性がある」と、辛辣に表現している。

一方、日本銀行が2014年7月8日に発表した6月の貸出・預金動向(速報)によると、地銀・第二地銀の
貸出残高は前年同期比3.6%増と高い伸び率を示した。地銀の貸出残高は増加基調にある。

金融庁は「金融モニタリングレポート」で、「地域の企業向け貸出残高と地域の生産年齢人口との間には
高い相関関係がみられる」とし、生産年齢人口の減少の予想をもとに、それぞれの地銀が経営基盤としている
都道府県(本店所在地)の2025年3月末時点での貸し出しの市場規模を推計したところ
「いずれの地域も貸出残高は減少する」と指摘した。

その一方で、地銀各行が策定している中期経営計画をみると、多くの地銀で計画期間中(3年間程度)に
貸出金の増加を目標として掲げている。

レポートでは、「全国的な人口減少に伴う貸出規模の縮小が予想される中で
こうした貸し出しの量的拡大といったビジネスモデルは、全体としては中長期的に成立しない可能性がある」と
危機感を示している。

とはいえ、足もとでは地銀の貸し出しは順調に伸びている。金融庁は、こう説明する。
地元の地域で人口や企業が減るのだから、地元の貸出先は減っていく。
現在も、おそらく今後も、地銀が貸し出しを伸ばしていくのは、東京などの大企業向けや地方公共団体向けの
貸し出しと、個人向け住宅ローンだ。
しかし、こうした貸出先は「借り手側の信用力の懸念が相対的に小さいなど
融資審査にコストがかからない半面、利ザヤが薄い」。

銀行間の貸出競争の激しい都市部では、貸出金利は市場金利以上に低下しており
預貸金利ザヤも2008 年3 月期以降低下を続け、「コア業務純益ROAも漸減。とくに地元県以外の
貸出金利の水準がさらに低下する傾向が認められる」としている。

地銀は「儲からない」体質で、このままの状況が続けば、体力の弱い、規模の小さな地銀は経営が行き詰まるとみているようだ。
金融庁の「金融モニタリングレポート」が指摘するように、地銀の収益環境は厳しい。
その原因が、市場規模に比べて銀行の数が多すぎる「オーバーバンキング」にあるともいわれる。
地銀・第二地銀は、金融危機以前の1997年に131行あったが、現在もなお105行もあるのだ。

これまで非公表だった金融検査を、レポートとして公表することで「個別行に対して、暗に再編への圧力をかけている」
(地銀関係者)と、みる向きもある。
その地銀関係者は、「そもそも、お金を貸さない銀行は銀行ではない。
競争が激しくなって貸出金利が下がるのも当たり前。企業にとっても銀行が競争することで
低金利で資金調達できればメリットがある。
地元企業の数が減るのは由々しきことだが、だからといって健全なのに(金融庁に)ダメ出しされる覚えはない」と、不満を漏らす。

別の地銀の幹部は、「13年度(の金融検査)はいわば総論のようなもの。
14年度は決算報告などに照らして評点をつけるのだろうから、最高点もつけば、最低点もつく。
細かく見られれば、追いつめられる」と、頭を抱える。

地銀が恐れているのが、2014年度の金融検査で導入される「水平的レビュー」といわれる手法だ。
水平的レビューは、複数の銀行に共通する検証項目を選定してグルーピングし、それらの銀行に対して統一の目線で
取組状況を横断的に検証する、新たな金融モニタリングの手法。取り組みが類似している銀行の
平均的な取り組みやベスト・プラクティス(最良慣行)と、どの程度乖離しているかを明らかにすることで
銀行の収益力や投資効率などを総合的に判断する。

4つのグループに分けられるが、グルーピングは規模別に分けられたうえ、複数の地銀がある都道府県では
シェア順位をみて分けられている。すでに選別も済んでいる。

金融庁は水平的レビューの実施にあたって、「どのように進めていこうとか、はっきりとしたことはないも決まっていませんし
(検査についての)コメントは差し控えたい」という。そのうえで、「(検査は)いろいろな議論を深めていこうということであって
再編を促そうとか、そのような意図があるわけではありません」(検査局)と話している。
http://www.j-cast.com/2014/07/08209957.html?p=1
http://www.j-cast.com/2014/07/08209957.html?p=2

2 :名刺は切らしておりまして:2014/07/09(水) 23:25:52.21 ID:6Ao9BnND
つぶすわよ

3 :名刺は切らしておりまして:2014/07/09(水) 23:26:30.82 ID:38rUkFSl
地銀なんて公務員だもんな
リスク負わずに高給もらえるし
スキルは殆ど持たず、単なる事務員
400万レベルでいいだろ
リストラして各行で金利競争させろ

4 :名刺は切らしておりまして:2014/07/09(水) 23:28:56.68 ID:ZqrjeTwq
農業に貸し出すという路線が確立出来てたら違ったのにこいつらは貸さなかった。
地銀はもうお終いだよ

5 :名刺は切らしておりまして:2014/07/09(水) 23:31:10.01 ID:7etdc5cg
さっさと潰していいよ

6 :名刺は切らしておりまして:2014/07/09(水) 23:33:39.78 ID:/uyJc424
国債の金利は日銀の異常緩和で押さえ込んでるのに、
地銀の貸出金利低下を問題視とか鬼かよ

5:05 午前  
Blogger yoji said...

【国内】ディズニーリゾート崩壊?異常な行列、次々倒れるキャスト、大混乱の飲食店に客がクレーム
1 :幽斎 ★@転載は禁止:2014/07/17(木) 21:29:51.99 ID:???0
ディズニーリゾート崩壊?異常な行列、次々倒れるキャスト、大混乱の飲食店に客がクレーム
http://biz-journal.jp/2014/07/post_5433.html

 夏休みとなれば、多くの観光客(ゲスト)が押し寄せる東京ディズニーリゾート。
 この東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドから今年3月31日~4月6日に解雇された従業員(キャスト)が、
オリエンタルランド・ユニオン(以下、ユニオン)を結成。現在、オリエンタルランドに対し、労働環境の改善を要望している。
 しかし、オリエンタルランドは「ユニオンに加入するキャストたちは『請負業者』との間に雇用関係があるにすぎず、
オリエンタルランドは『請負業者』と請負契約を結んでいる『注文主』であり、キャストたちの『使用者』ではない」と主張し、
団体交渉を拒否している。6月27日に開催された株主総会でも、株主から出たユニオンに
関する質問に対して「明確な回答は出なかった」(ユニオン)という。
「私たちは、自分たちの雇用問題だけではなく、キャスト全体の労働環境の改善を要求しています。
これからの夏に向けてゲストがたくさんいらっしゃる時期になりますが、会社側はなんら労働環境を改善しようとしていません。
このために、キャストの厳しい労働環境がさらに過酷なことになっています。キャストの心中は笑顔ではないのに、
どうしてゲストの皆さんを笑顔にすることができるのでしょうか」(同)
 夏本番を前に、オリエンタルランドは大量に広告出稿を行い、マスメディアからは
「夏のディズニーリゾートのおすすめツアーガイド」が宣伝されるだろう。しかし、「夢の国」では、そこかしこにブラックな労働環境が隠れているのが実態だ。

●ディズニーリゾートのブラックな実態
 今回は、ユニオンへの取材を基にした夏のディズニーリゾートにおけるあきれた実態を紹介していきたい。
 まずは、夏休み名物ともなっている、異常な待ち時間の長さという問題を見ていきたい。
 3時間待ちは当たり前のビッグサンダー・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン、ミート・ミッキー……こうした人気アトラクションは、
なぜ行列がなくならないのか。背景には、オリエンタルランドの“ゲスト入れすぎ”問題がある。
「夏休みは入場制限をほとんどしませんが、実はゲストを入れすぎなのです。
それは入場料収入が欲しいからにほかなりません。営利企業だから仕方ないとしても、
それならば、1つのアトラクションにゲストが集中することの弊害を見直すことが企業側には必要でしょう。
5分で入れるような行列の少ないアトラクションを魅力あるものに改良するなどして、
待ち時間を平準化する方策は取れるはずです」(同)
 夏休みとなれば、ファミリーで並ぶために、行列はさらに長くなる。
「以前は、行列があれば待ち時間も楽しくするためにアトモス(アトモスフィア・ショー)がありましたが、
現在は『エンターテインメント・ショー製作費』が大きく削られて(2009年3月期は154億円だったが、
14年3月期では55億円と、ほぼ3分の1にまで削減)、ほとんど行われなくなりました。
ゲストは、ただただ待たされるのみです。例えば、本来ビッグサンダー・マウンテン周辺は、
キャラクターが登場してゲストが写真を一緒に撮ることのできる『グリーティング』が行われるエリアなのですが、
あまりに行列が長くなりすぎて危険だと、グリーティングを中止することもしばしばです」(同)


※関連
【企業】ディズニーランド、疲弊する現場にキャストらが会社と争い 突然の解雇や偽装請負疑惑も★2
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1403569927/
ディズニーランド食品偽装はなぜ批判されない?巧妙手法とマスコミタブー、ディズニー信仰
http://biz-journal.jp/2013/11/post_3384.html
ディズニーランド、美談に隠されたブラックな実態〜バイトを魔法にかけ無報酬で酷使?
http://biz-journal.jp/2013/08/post_2799.html
ディズニーランド大型利権に群がり、地上げヤクザが暗躍 運営元は内紛続き?
http://biz-journal.jp/2013/04/post_1819.html

2 :幽斎 ★@転載は禁止:2014/07/17(木) 21:29:59.18 ID:???0
>>1

ただ、グリーティングの中止に関しては、キャラクターの中に入るキャストにとってはありがたい面もあるという。

「通常、キャラクターの仕事を割り当てられれば、パレードと1日数回のグリーティングをしなくてはいけません。
多くの人はキャラクターの着ぐるみは猛暑対策用に改良されているとお思いでしょうが、
実は、まったく改良されていません。このため、猛暑となれば、中の温度もとても高くなります。
しかも、パレードとなれば炎天下で40分踊り続けることになるため、
終わったとたんに、ゲストから見えないバックステージで、熱中症で倒れるキャストも出てくるのです。
サイレンを鳴らさない救急車によってキャストが運ばれていくというのも、真夏ではよくあります。
このため、真夏にはグリーティングの回数が減ることは、現状ではありがたいことではあるのです。

 こうした過酷な環境が常態化しているのは、出演者の世界では体育会系な土壌があって、
NOと言いづらいからです。真夏の環境下で、40分踊り続けなくてはいけない環境に、
精神を病んで辞めていく若手も多いのです。しかしオリエンタルランド側に訴えても
、『体調管理もあなたの仕事』と冷たく切り捨てられるのです」(同)
 日本のディズニーリゾートのキャラクターのパフォーマンスレベルの高さは世界からも称賛されるが、
こうした日本的な体育会系システムと希望に満ちた労働者の犠牲の上に成り立っているというのは皮肉な話だ。

●過剰なコストカットでブラック化に拍車
 そして、甘く見てはならないのは、食事時のレストランだ。レストランの大混雑も、真夏の名物になりつつある。
「実は、レストランのスタッフの人員も大きく削減されています。それにもかかわらず、
ゲストの入場は拒まないように上から指導されています。つまり、中に入れる限り、
どんどんゲストが入れてしまうのです。しかし、キャパシティを超えているために、
サービスの提供が間に合いません。低レベルのホスピタリティ(おもてなし)にクレームを入れられるゲストもいらっしゃいますが、
そもそも現場に配置される人数が少なすぎるため、どうしようもないのです」(同)

 また、セルフサービス形式のレストランでは、料理を手にできたものの、空いたテーブルが見つからず立ち尽くすファミリーも目立つ。
「かつてであれば、先に注文してからテーブルを探すよう働きかける空席案内係がいましたが、
そういった係は真っ先になくなり、我先にと席に座るファミリーも出てきました。
今では、満員の店内でテーブルが見つからず仕方なく立ち食いしているファミリーもいますが、立ち食いをしていると店員から注意されるのです」(同)
 現在、「ゲストにハピネスを届けよう」というキャスト新規募集の広告を電車内などで見ることができるが、特に飲食関係の職種が不人気だという。
 それもそのはず、「単純作業の繰り返しで腱鞘炎や、やけどをする人もいる」「リゾート外の飲食店のほうが働きやすい」(同)というのが実情なのだ。
 こうしたブラックな現場にもかかわらず、経営陣は、東京ディズニーリゾートは9割が準社員(パート、アルバイトなど)であることを強調し、
「キャラクターはもとより、販売や清掃のスタッフも持ち場で大事な役割を果たしている」(加賀見俊夫会長)と、そのビジネスモデルを自画自賛している。
「現在の過酷な状況は、社員が圧倒的に少なく、準社員を管理できていないことからきています。
オペレーションの多くが準社員任せになっているにもかかわらず、準社員からの改善要望が上に届かないようになっているのです」(ユニオン)

 現場を知らない経営陣や社員は、コストカットすることばかり考えている。
「あるショーでは、コストカットしすぎて米国本社から『あまりにもみすぼらしくなる』とストップがかかったこともある」(同)ほどだ。
耳を傾けるべきユニオン側の改善提案は数多いと思うのだが、「人の話に耳を傾ける」労力(コスト)を最初にカットしてしまったのかもしれない。
(文=松井克明/CFP)

6:02 午前  
Blogger yoji said...

【三橋貴明】「もう安倍は何もするな!!」実質賃金を見ずに株価を見て政策を決める安倍。
http://youtu.be/sdEA9vZGlRo

8:00 午前  
Blogger yoji said...

20141202
【三橋貴明】「もう安倍は何もするな!!」実質賃金を見ずに株価を見て政策を決める安倍。
http://youtu.be/sdEA9vZGlRo

8:01 午前  
Blogger yoji said...


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-10-02/2013100203_01_1.html
 消費税増税は非正規雇用を増大させます。企業にとって、派遣や請負など自社外の労働力を増やせば増やすほど納税する消費税が安くすむからです。

 消費税の納税は事業者が行います。納める消費税額は、売り上げから仕入れを引いた差額に消費税率をかけて計算します。その際、派遣など自社外に「外注」した費用は、課税のうえでは仕入れとなるため、その分、売り上げから引くことができ、消費税負担が少なくなります。派遣や請負の労働者を使うことは、物品を購入することと同じになるのです。

 企業は自社で雇っている正社員を削減して非正規雇用を増やすことで納める消費税を減らし、もうけを拡大させることができます。

3:49 午前  
Blogger yoji said...

宇沢弘文東大名誉教授が死去 経済成長論で先駆的業績 :日本経済新聞
http://mw.nikkei.com/tb/#!/article/DGXLASGH2500O_V20C14A9MM8000/
宇沢弘文東大名誉教授が死去 経済成長論で先駆的業績
おくやみ
2014/9/26 1:30


共同
 日本の理論経済学の第一人者で、文化勲章を受章した東京大学名誉教授の宇沢弘文(うざわ・ひろふみ)氏が18日、肺炎のため東京都内で死去していたことが明らかになった。86歳だった。既に密葬を済ませている。

 1951年、東京大学理学部卒業と同時に特別研究生となり、経済学の研究を始めた。後にノーベル経済学賞を受賞した世界的な経済学者、ケネス・アロー氏の招きで56年に渡米、スタンフォード大助教授やシカゴ大教授などを歴任した。68年に帰国し、翌年、東大経済学部教授に就任した。

 得意の数学をいかして60年代、数理経済学の分野で数多くの先駆的な業績をあげた。経済が成長するメカニズムを研究する経済成長論の分野で、従来の単純なモデルを、消費財と投資財の2部門で構成する洗練されたモデルに改良。理論の適用範囲を広げ、後続の研究者に大きな影響を与えた。その業績の大きさからノーベル経済学賞を受賞する可能性が取りざたされたこともある。

 70年代に入ってからは研究の方向性が大きく変化した。ベストセラーになった「自動車の社会的費用」(74年刊)では、交通事故や排ガス公害などを含めた自動車の社会的コストを経済学的に算出し、大きな話題を集めた。地球温暖化をはじめとする社会問題にも積極的に取り組み、発言・行動する経済学者としても知られていた。

 83年に文化功労者、89年に日本学士院会員に選ばれ、97年に文化勲章を受章した。「近代経済学の転換」「経済動学の理論」など多数の著書がある。2002年3月には日本経済新聞に「私の履歴書」を執筆した。

4:09 午前  
Blogger yoji said...

family tree of economics Samuelson
サミュエルソン 経済学の系統図 1980,1985,11+12ed.改

           哲学者        実践派
     アリストテレス  聖書       実業家
      前350    /        時事評論家
          \スコラ学派       /
        トマス・アクイナス     /
          1270  \    /
          /       \  /
      重農主義者     重商主義者
        ケネー      17世紀および
       1758      18世紀
           \    /
           アダム・スミス
            1776
          ___古典学派__
  (労働価値説)|    |    |(比較優位)_____
     リカード(A) マルサス  リカード(B)     |
       1817  1798  1817        |
        /     |xゴドウィン\         |
  社会主義 /xプルードン|1793 J.S.ミル     |
    マルクス  1846|      1848 新古典学派|
    1867      |         \ワルラス  |
    |   \      \        マーシャル  |
    |    レーニン   \      / 1890  |
    |    1914    ケインズ_/ /  |   |
    |     / \    1936  /   |   |
    |    /   \     |  /   / \  |
    |   /     \    主流派 合理的  シカゴ新
  新左翼 ソ連       中国  経済学 期待理論 自由主義
前350 アリストテレス『経済学(偽書?)』『問答集』?『政治学』『二コマコス倫理学』2:6,13.1:9
1270 トマス・アクィナス『二コマコス倫理学註解』? 
1758 ケネー『経済表』 
1776 スミス『国富論』 
1793[ゴドウィン『政治的正義』
1798[マルサス『人口論』  
1817 リカード『経済学および課税の原理』1章A、7章B*
1846[プルードン『貧困の哲学~経済における矛盾の体系』
1847[マルクス『哲学の貧困』             
1848 ミル『経済学原理』 
1858[プルードン『革命と教会における正義』未
1860[ワルラス『経済学と正義~プルードンの経済学説の批判的検討と反論』未
1867 マルクス『資本論』 
1874 ワルラス『純粋経済学要論』1874上巻1877下巻
1890 マーシャル『経済学原理』 
1914 レーニン『カール・マルクス』 
1936 ケインズ『雇用、利子および貨幣の一般理論』 

*すべての経済学者に二面性はあるが、特にリカードを二つに分けた。

フリードマンに代表されるシカゴ学派は、強固に新古典派経済学の価格理論と古典的自由主義の 経済思想を持つ経済学の学派である。

ハイエクやフリードマンは自由主義陣営として改めて追記する必要はないだろうが、ゲゼル(『自然的経済秩序』1916年)とカレツキ(景気循環理論概説』1933年)は追記すべきだろう。

二つ並んだ[ は、それぞれ、下から上へ反駁として書かれたことを意味する。未は未邦訳。


1:53 午後  
Blogger yoji said...

清水啓典訳「ケインジアンの反革命: 理論的評価」(花輪俊哉監修『ケインズ経済学の再 検討』東洋経済新報社, 1980年, 所収). Davidson ...

浅田統一郎・間宮陽介訳「景気 循環理論概説」(『資本主義経済の動態理論』日本経済評論社, 1984年, 所収). Kalecki ...

2:01 午後  
Blogger yoji said...

資本主義経済の動態理論 (ポスト・ケインジアン叢書 (6)) 単行本 – 1984/12
M.カレツキ (著), 浅田統一郎 間宮 陽介
2件のカスタマーレビュー


ケインズより先に有効需要の原理を見つけた男
投稿者 θ トップ1000レビュアー 投稿日 2008/3/31
形式: 単行本
有効需要の原理といえば誰もがケインズを思い浮かべるだろう。
だが、ケインズよりはやく有効需要の原理を見つけたのが、このカレツキなのだ。

ケインズの主著『雇用、利子および貨幣の一般理論』と比べてみて、本書は簡潔で明晰である。
ケインズのが難解でまた内容が整理されていない(当のケインズが理解していなかったとさえ言われるくらいだ)のに対し、本書は数式を使って意味と論法を明確にし、内容もまとまっている。
そういう意味では、ケインズよりも先に本書を読んだほうがいいかもしれない。
また、ケインズ本が難解で読めない、あるいは時間がないという人には、本書を読んでいただきたい。

本書は、前半が利潤、所得、投資といった内容で、ケインズと重複するところが多い。
後半は、経済変動の循環の話であり、これもまた興味深い。

最後に目次を記しておく

第1部 独占度と所得の分配
費用と価格
国民所得の分配

第2部 利潤の決定と国民所得の決定
利潤の決定要因
利潤と投資
国民所得の決定と消費の決定

第3部 利子率
短期利子率
長期利子率

第4部 投資の決定
企業者資本と投資
投資の決定要因
統計的説明

第5部 景気循環
景気循環のメカニズム
統計的説明
景気循環と衝撃

第6部 長期経済発展
経済発展の過程
発展要因

2:04 午後  
Blogger yoji said...

『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年

目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第Ill部
第12章 完全雇用の政治的側面  141
第13章 ツガン-パラノフスキーとローザ · ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167

統計付録 186

9:58 午後  
Blogger yoji said...

OD>資本主義経済の動態理論 (ポスト・ケインジアン叢書)
浅田 統一郎著
エディション: 単行本
価格: ¥ 4,104

5つ星のうち 5.0 目次, 2015/4/15


レビュー対象商品: OD>資本主義経済の動態理論 (ポスト・ケインジアン叢書) (単行本)
自分が買ったのはオンデマンド版ではないが、この名著は電子書籍版などで入手しやすくしておいて欲しい。冒頭の「景気循環理論概説」(1933)がケインズに先駆けて有効需要の理論を打ち立てたとされる画期的論文。
ちなみに、間違い易いが、同じ「費用と価格」が所収された、本人が改訂した版を生前翻訳した1958年の新評論版『経済変動の理論』とは内容が違う。

以下、目次

『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年

目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第lll部
第12章 完全雇用の政治的側面  141
第13章 ツガン-パラノフスキーとローザ ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167

統計付録 186
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10:13 午後  
Blogger yoji said...

自分が買ったのはオンデマンド版ではないが、この名著は電子書籍版(既にあるらしいが)などで入手しやすくしておいて欲しい。冒頭の「景気循環理論概説」(1933)がケインズに先駆けて有効需要の理論を打ち立てたとされる画期的論文。
ちなみに、同じ「費用と価格」が所収されていて、本人が改訂した版を生前翻訳した1958年の新評論版邦訳『経済変動の理論』とは間違い易いが、内容が違う。新評論には1933年版の「景気循環理論概説」は所収されていない。

以下、目次

『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年

目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第lll部
第12章 完全雇用の政治的側面  141
第13章 ツガン-パラノフスキーとローザ ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167

統計付録 186

10:18 午後  
Blogger yoji said...

自分が購入したのはオンデマンド版ではないが、この名著は電子書籍版(既にあるらしいが)などで入手しやすくしておいて欲しい。冒頭の「景気循環理論概説」(1933年)がケインズに先駆けて有効需要の理論を打ち立てたとされる画期的論文。
ちなみに、同じ「費用と価格」が所収されていて、本人が改訂した版を生前翻訳した1958年の新評論版邦訳『経済変動の理論』とは間違い易いが、内容が違う。新評論版には1933年版「景気循環理論概説」は所収されていない。

以下、目次

『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年

目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第lll部
第12章 完全雇用の政治的側面  141
第13章 ツガン-パラノフスキーとローザ・ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167

統計付録 186

10:22 午後  
Blogger yoji said...

自分が購入したのはオンデマンド版ではないが、この名著は電子書籍版(既にあるらしいが)などで入手しやすくしておいて欲しい。冒頭の「景気循環理論概説」(1933年)がケインズに先駆けて有効需要の理論を打ち立てたとされる画期的論文。
ちなみに、同じ「利潤の決定要因」(1935年初稿、これもケインズに先駆ける重要論考)「費用と価格」が所収されていて、本人が改訂した版を生前翻訳した1958年の新評論版邦訳『経済変動の理論』とは間違い易いが、内容が違う。新評論版には1933年版「景気循環理論概説」は所収されていない。

以下、目次

『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年

目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第lll部
第12章 完全雇用の政治的側面  141
第13章 ツガン-パラノフスキーとローザ・ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167

統計付録 186

10:51 午後  
Blogger yoji said...

自分が購入したのはオンデマンド版ではないが、この名著は電子書籍版(既にあるらしいが)などで入手しやすくしておいて欲しい。オリジナル論考を集めた第I部冒頭の「景気循環理論概説」(1933年)がケインズに先駆けて有効需要の理論を打ち立てたとされる画期的論文。
ちなみに、同じ「利潤の決定要因」(1935年初稿、これもケインズに先駆ける重要論考)や「費用と価格」が所収されていて、本人が改訂した版を生前翻訳した1958年の新評論版邦訳『経済変動の理論』とは間違い易いが、内容が違う。新評論版は本書第II部がその抜粋に当てられているが、1933年版「景気循環理論概説」は所収されていない。新評論版との重複のない第I部が本書の価値を高めている。第III部はアクチュアルなその他の論考ということになろうか。

以下、目次

『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年

目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第lll部
第12章 完全雇用の政治的側面  141
第13章 ツガン-パラノフスキーとローザ・ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167
統計付録 186
訳註 195
カレツキからポスト・ケインジアンへのマクロ分派理論の系譜
--訳者解説に代えて-- 209
索引 227

12:09 午前  
Blogger yoji said...

○1958年の新評論版邦訳『経済変動の理論』

x資本主義経済の動態理論 (ポスト・ケインジアン叢書 (6)) 単行本 – 1984/12
M.カレツキ (著), 浅田統一郎 間宮 陽介
2件のカスタマーレビュー


ケインズより先に有効需要の原理を見つけた男
投稿者 θ トップ1000レビュアー 投稿日 2008/3/31
形式: 単行本
有効需要の原理といえば誰もがケインズを思い浮かべるだろう。
だが、ケインズよりはやく有効需要の原理を見つけたのが、このカレツキなのだ。

ケインズの主著『雇用、利子および貨幣の一般理論』と比べてみて、本書は簡潔で明晰である。
ケインズのが難解でまた内容が整理されていない(当のケインズが理解していなかったとさえ言われるくらいだ)のに対し、本書は数式を使って意味と論法を明確にし、内容もまとまっている。
そういう意味では、ケインズよりも先に本書を読んだほうがいいかもしれない。
また、ケインズ本が難解で読めない、あるいは時間がないという人には、本書を読んでいただきたい。

本書は、前半が利潤、所得、投資といった内容で、ケインズと重複するところが多い。
後半は、経済変動の循環の話であり、これもまた興味深い。

最後に目次を記しておく

第1部 独占度と所得の分配
費用と価格@
国民所得の分配@

第2部 利潤の決定と国民所得の決定
利潤の決定要因@
利潤と投資
国民所得の決定と消費の決定

第3部 利子率
短期利子率
長期利子率

第4部 投資の決定
企業者資本と投資@
投資の決定要因@
統計的説明

第5部 景気循環@
景気循環のメカニズム
統計的説明
景気循環と衝撃

第6部 長期経済発展
経済発展の過程
発展要因

@が日本経済評論社版に新訳で再録。

12:45 午前  
Blogger yoji said...

○1958年の新評論版邦訳『経済変動の理論』

x資本主義経済の動態理論 (ポスト・ケインジアン叢書 (6)) 単行本 – 1984/12
M.カレツキ (著), 浅田統一郎 間宮 陽介
2件のカスタマーレビュー


ケインズより先に有効需要の原理を見つけた男
投稿者 θ トップ1000レビュアー 投稿日 2008/3/31
形式: 単行本
有効需要の原理といえば誰もがケインズを思い浮かべるだろう。
だが、ケインズよりはやく有効需要の原理を見つけたのが、このカレツキなのだ。

ケインズの主著『雇用、利子および貨幣の一般理論』と比べてみて、本書は簡潔で明晰である。
ケインズのが難解でまた内容が整理されていない(当のケインズが理解していなかったとさえ言われるくらいだ)のに対し、本書は数式を使って意味と論法を明確にし、内容もまとまっている。
そういう意味では、ケインズよりも先に本書を読んだほうがいいかもしれない。
また、ケインズ本が難解で読めない、あるいは時間がないという人には、本書を読んでいただきたい。

本書は、前半が利潤、所得、投資といった内容で、ケインズと重複するところが多い。
後半は、経済変動の循環の話であり、これもまた興味深い。

最後に目次を記しておく

第1部 独占度と所得の分配
費用と価格@
国民所得の分配@

第2部 利潤の決定と国民所得の決定
利潤の決定要因@
利潤と投資
国民所得の決定と消費の決定

第3部 利子率
短期利子率
長期利子率

第4部 投資の決定
企業者資本と投資@
投資の決定要因@
統計的説明

第5部 景気循環
景気循環(のメカニズム)@
統計的説明
景気循環と衝撃

第6部 長期経済発展
経済発展の過程
発展要因

@が日本経済評論社版に新訳で再録。

12:48 午前  
Blogger yoji said...

自分が購入したのはオンデマンド版ではないが、この名著は電子書籍版(既にあるらしいが)などで入手しやすくしておいて欲しい。1930年代の初期オリジナル論考を集めた第I部冒頭の「景気循環理論概説」(1933年)がケインズに先駆けて有効需要の理論を打ち立てたとされる画期的論文。
ちなみに、同じ「利潤の決定要因」(1935年初稿、これもケインズに先駆ける重要論考)や「費用と価格」が所収されていて、本人が改訂した版を生前翻訳した1958年の新評論版邦訳『経済変動の理論』とは間違い易いが、内容が違う。新評論版は本書第II部がその抜粋に当てられているが、1933年版「景気循環理論概説」は所収されていない。新評論版との重複のない第I部が本書の価値を高めている。第III部はアクチュアルなその他の論考ということになろうか。

以下、目次

『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年

目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第lll部
第12章 完全雇用の政治的側面  141
第13章 ツガン-パラノフスキーとローザ・ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167
統計付録 186
訳註 195
カレツキからポスト・ケインジアンへのマクロ分配理論の系譜
--訳者解説に代えて-- 209
索引 227

6:25 午後  
Blogger yoji said...


大西広『マルクス経済学』2015年版を読んで、カレツキの名がないので絶望した。
主題的に必要なのに。

カレツキに関しては過去に幾つか翻訳があるし、
栗田康之『資本主義経済の動態』、根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』がいい。
後者は読みやすく安価でオススメ。

8:32 午後  
Blogger yoji said...

わかる現代経済学 (朝日新書 87) 新書 – 2007/12/13
根井 雅弘 (編集)


こちらの方が初心者向け

8:37 午後  
Blogger yoji said...

朝日新書執筆は

カルドアの市場理論と価格論―カルドアとカレツキ―
repository.kulib.kyoto-u.ac.jp>...>第147巻 第4・5・6号
Title: カルドアの市場理論と価格論―カルドアとカレツキ―. Authors:

服部, 茂幸

researcher_resolver_name. Issue Date: Apr-1991. Publisher: 京都大學經濟學會. Journal title: 經濟論叢. Volume: 147. Issue: 4-5-6. Start page: 104. End page: 118.

8:40 午後  
Blogger yoji said...

カレツキを受け継ぎ
2部門モデルを主張したカルドアは重要

経済成長と分配理論―理論経済学続論 (ポスト・ケインジアン叢書) 単行本 – 1989/2
N. カルドア (著), 笹原 昭五 (翻訳), 高木 邦彦 (翻訳)


服部論文参照
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/44778/1/10006782.pdf

カルドアの市場理論と価格論―カルドアとカレツキ―
repository.kulib.kyoto-u.ac.jp>...>第147巻 第4・5・6号
Title: カルドアの市場理論と価格論―カルドアとカレツキ―. Authors: 服部, 茂幸 researcher_resolver_name. Issue Date: Apr-1991. Publisher: 京都大學經濟學會. Journal title: 經濟論叢. Volume: 147. Issue: 4-5-6. Start page: 104. End page: 118.

8:54 午後  
Blogger yoji said...

 その生涯を通じて、カレツキはマクロ経済学の知られざる英雄だった――そして、経済学ではなぜ英語で論文や著作を刊行すべきかという見事な証拠となっている。カレツキは、ケインズの『一般理論』で述べられる原理の相当部分をそれ以前に予見していたとされるけれど、でもかれの論文 (1933, 1935) はポーランド語とフランス語でしか刊行されず、したがってほとんど気がつかれなかった。これをなんとかしようと、カレツキは 1936 年の論文で、自分のほうが先だったという主張を刊行することにしたが……これまたポーランド語でしか発表しなかった!

 でも、かれの英語の論文、特に ビジネスサイクル論 (1935, 1937, 1939, 1943, 1954) は、かれに独自の地位をもたらして、数学的動学を経済学に使う方法を進歩させた点で画期的だった。かれの研究はまた、いくつか 古典派 と マルクス派 の概念を導入していて、かなりの部分を「階級闘争」、所得分配と不完全競争に負っていた――これらの項目は、ケンブリッジのケインズ派たちに大きく影響を与える――時にロビンソン、カルドア、グッドウィンへの影響が大きい。また現代アメリカのポストケインズ派 経済学にも大きく影響している。

カレツキはほぼ一生にわたって、ワルシャワのビジネスサイクル&価格研究所で過ごした。

ミハウ・カレツキの主要著作
http://cruel.org/econthought/profiles/kalecki.html


"Mr Keynes's Predictions", 1932, Przeglad Socjialistyczny.
An Essay on the Theory of the Business Cycle, 1933.
"Essai d'une theorie du mouvement cyclique des affaires", 1935, Revue d'economie politique.
"A Macrodynamic Theory of Business Cycles", 1935, Econometrica.
"The Mechanism of Business Upswing", 1935, Polska Gospodarcza.
"Some Remarks on Keynes's Theory", 1936, Ekonomista.
"A Theory of the Business Cycle", 1937, RES.
"A Theory of Commodity, Income and Capital Taxation", 1937, EJ.
"The Principle of Increasing Risk", 1937, Economica.
"The Determinants of Distribution of the National Income", 1938, Econometrica.
Essays in the Theory of Economic Fluctuations, 1939.
"A Theory of Profits", 1942, EJ.
Studies in Economic Dynamics, 1943.
"Political Aspects of Full Employment", 1943, Political Quarterly.
"Professor Pigou on the Classical Stationary State", 1944, EJ.
"Three Ways to Full Employment", 1944 in Economics of Full Employment. ☆
"A Note on Long Run Unemployment", 1950, RES.
Theory of Economic Dynamics: An essay on cyclical and long- run changes in capitalist economy, 1954.
"Observations on the Theory of Growth", 1962, EJ.
Studies in the Theory of Business Cycles, 1933-1939, 1966.
"The Problem of Effective Demand with Tugan-Baranovski and Rosa Luxemburg", 1967, Ekonomista.
"The Marxian Equations of Reproduction and Modern Economics", 1968, Social Science Information.
"Trend and the Business Cycle", 1968, EJ.
"Class Struggle and the Distribution of National Income", 1971, Kyklos.
Selected Essays on the Dynamics of the Capitalist Economy, 1933-1970, 1971.
Selected Essays on the Economic Growth of the Socialist and the Mixed Economy, 1972.
The Last Phase in the Transformation of Capitalism, 1972.
Essays on Developing Economies, 1976.
ミハウ・カレツキに関するリソース

HET ページ:カレツキ分配サイクル
Peter Kriesler's Keynes, Kalecki and the General Theory"
Peter Kriesler's "Microfoundations: A Kaleckian perspective"
Malcolm Sawyer's "The Kaleckian Analysis and the New Mellium" working paper.
Review (by Gary Dymski) of Sebastiani's book, Kalecki and Unemployment Equilibrium in JEL"

4:21 午前  
Blogger yoji said...

朝日新聞読書面(@asahi_book)/2013年11月 - Twilog
twilog.org>Twilog ホーム>@asahi_book
朝日新聞読書面(@asahi_book)のTwilog. ... 日本銀行総裁の黒田東彦さんが『大森荘 蔵コレクション』について語る記事が今日の朝日新聞夕刊に掲載。 ... 黒田東彦が語る 大森荘蔵「当然ですが、日本銀行で働くのに哲学を学ぶ必要があるとは思いません。

5:09 午後  
Blogger yoji said...

【国際】 ウソで固めた「中国経済」大崩壊・・・空前の倒産ラッシュ©2ch.net

1 :影のたけし軍団 ★ 転載ダメ©2ch.net:2016/03/30(水) 10:14:50.96 ID:CAP_USER*
空前の倒産ラッシュ、各地で暴動が発生。新築マンションはガラガラ、借金自殺100万人……

年に10日間しか開かれない中国の国会は、「茶番国会」と言われてきたが、今年はやや様子が異なる。
中国人も、さすがに自国の経済がヤバいと思い始めたからだ。中国はタイタニック号なのか——。

「社長は出てこい!」 「オレたちに賠償金を払え!」
中国南部の江西省にある「共産党革命の聖地」井岡山の麓で、春節(2月8日)の大型連休明けに暴動が起こった。
拳を振り上げたのは、地元の鉄道用鉱山で働く約500人の工員たちだ。

この人たちは、いわゆる「春節倒産」に遭った。連休中に社長一家が夜逃げしてしまったのだ。

怒った工員たちは鉄パイプなどを振り回し、警備員や公安(警察官)の制止を振り切って、会社内に押し入った。
そして金目のものを根こそぎ奪い取ると、最後は市役所を取り囲んだのだった。

このような「報道されない暴動」が、中国全土で起こっている。中国経済は、大変なことになってきているのだ。

そんな動乱をよそに、3月5日から16日まで、北京の人民大会堂で、年に一度の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)が開かれ、
中国全土から集まった2890人の代表(国会議員)たちが連日、舌戦を繰り広げている。現地で取材しているジャーナリストの李大音氏が語る。

「例年はシャンシャン国会になるのですが、さすがにこれだけ中国経済が傾いてくると、
中国経済は早晩、崩壊するのではないかという不安や追及の声が上がっています。
特に、批判の矢面に立たされているのが、経済分野の総責任者である李克強首相です」

全人代開幕前日の3月4日、国営新華社通信は、王みん前遼寧省党委書記(省トップ)を、「重大な紀律違反により調査中」と発表した。
遼寧省は、昨年のGDPの伸び率が、全国31地域の中で最悪の3・0%だった。

遼寧省の人民代表大会では、陳求発省長が、同省の惨状を、次のように述べている。
「わが省のGDPは、過去23年で最悪で、PPI(生産者物価指数)も43ヵ月連続で下降した。

なぜこんなことになったかと言えば、企業の生産コストが上がり、一部業界と企業が経営困難に陥り、
技術革新は追いつかず、新興産業は育たず、サービス業の発展は停滞し、地域の発展は不均衡で、財政収入は悪化し、
財政支出は増え、国有企業は経営が回復せず、民営企業は発展せず……」

遼寧省の省都・瀋陽に住む日本人駐在員が証言する。
「街には失業者が溢れ、消費がまったく振るわず、次々に工場が閉鎖されています。3000社来ていた韓国企業も、撤退ラッシュですっかり影をひそめています。

瀋陽の企業の納税番付で、2位に3倍以上の差をつけてダントツのBMWの工場が撤退する時が、790万瀋陽市民が路頭に迷う日と言われています。
日系企業も昨年、日野自動車の大型バス工場が撤退し、いまや200社を切ろうとしている。日本人駐在員同士で会っても、撤退と縮小の暗い話ばかりです」

同じく、遼寧省の大連駐在の日本人経営コンサルタントも証言する。

「2月8日から始まった春節の大型連休が明けると、700万都市の大連は、倒産ラッシュに見舞われていました。
従業員たちが戻ってきても、会社がなくなっている。それで失業者たちが市の中心街でデモを起こしたり、浮浪者と化してたむろしたりしていて、不穏な雰囲気が漂っています」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48219



2 :名無しさん@1周年:2016/03/30(水) 10:15:27.23 ID:rKUgTwoR0

7:17 午後  
Blogger yoji said...

《…カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]*の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。》
http://www.unotheory.org/news_II_8
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)

*("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳)


《直接的搾取の条件とその実現の条件とは同一ではない。それらは、時間的および場所的にばかりでなく、
概念的にも別のものである。前者は社会の生産力によってのみ制限され、後者は、相異なる生産部門間の比
率性により、また社会の消費力によって制限されている。だが、社会の消費力は、絶対的生産力によっても
絶対的消費力によっても規定されないで、敵対的な分配諸関係──これは社会の大衆の消費を、多かれ少な
かれ狭い限界内でのみ変動する最小限に縮小する──の基礎上での消費力によって規定されている。》
資本論3:15:1


大西広『マルクス経済学』2015年版を読んで、カレツキの名がないので絶望した。
主題的に必要なのに。

カレツキに関しては過去に幾つか翻訳があるし、
栗田康之『資本主義経済の動態』、根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』がいい。
後者は読みやすく安価でオススメ。

5:48 午前  
Blogger yoji said...

ケインズの主著『雇用、利子および貨幣の一般理論』と比べてみて、本書は簡潔で明晰である。
ケインズのが難解でまた内容が整理されていない(当のケインズが理解していなかったとさえ言われるくらいだ)のに対し、本書は数式を使って意味と論法を明確にし、内容もまとまっている。
そういう意味では、ケインズよりも先に本書を読んだほうがいいかもしれない。
また、ケインズ本が難解で読めない、あるいは時間がないという人には、本書を読んでいただきたい。


第I部冒頭の「景気循環理論概説」(1933年)がケインズに先駆けて有効需要の理論を打ち立てたとされる画期的論文。


『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年

目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第lll部
第12章 完全雇用の政治的側面  141
第13章 ツガン-パラノフスキーとローザ・ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167
統計付録 186
訳註 195
カレツキからポスト・ケインジアンへのマクロ分配理論の系譜
--訳者解説に代えて-- 209
索引 227

5:53 午前  
Blogger yoji said...



(カレツキはマルクス再生産表式の生産手段(生産財)部門を二つにわけることで有効需要の概念を
ケインズに先駆けて定式化した。)

参考:
カレツキ「利潤の決定要因」1935年初稿、邦訳『資本主義の動態理論』79頁〜
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜

カレツキに関しては過去に幾つか翻訳があるし、栗田康之『資本主義経済の動態』、

根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』がいい。後者は読みやすく安価でオススメ。

わかる現代経済学 (朝日新書) 2007/12/13根井 雅弘 (編集)でも数頁だがカレツキに

触れられている(第三章「ポスト・ケインズ派経済学」服部茂幸)。

こちらの方が初心者向け。

ちなみに、カレツキはマルクスを礼賛しているわけではない…
《…カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]*の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。》
http://www.unotheory.org/news_II_8
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)

*("The Marxian equations of reproduction and modern economics"1968
「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳)
以下、同未邦訳論文より
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)1968
 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|

一般参考書にカレツキの名がないのが残念…

7:03 午後  
Blogger yoji said...



(カレツキはマルクス再生産表式の生産手段(生産財)部門を二つにわけることで有効需要の概念を
ケインズに先駆けて定式化した。)

参考:
カレツキ「利潤の決定要因」1935年初稿、邦訳『資本主義の動態理論』79頁〜
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜

カレツキに関しては過去に幾つか翻訳があるし、栗田康之『資本主義経済の動態』、

根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』がいい。後者は読みやすく安価でオススメ。

わかる現代経済学 (朝日新書) 2007/12/13根井 雅弘 (編集)でも数頁だがカレツキに

触れられている(第三章「ポスト・ケインズ派経済学」服部茂幸)。

こちらの方が初心者向け。他の一般参考書にカレツキの名がないのが残念…

ちなみに、カレツキはマルクスを礼賛しているわけではない…
《…カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]*の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。》
http://www.unotheory.org/news_II_8
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)

*("The Marxian equations of reproduction and modern economics"1968
「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳)
以下、同未邦訳論文より
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)1968
 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|

7:04 午後  
Blogger yoji said...



(カレツキはマルクス再生産表式の生産手段(生産財)部門を二つにわけることで有効需要の概念を
ケインズに先駆けて定式化した。)

参考:
カレツキ「利潤の決定要因」1935年初稿、邦訳『資本主義の動態理論』79頁〜
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜

カレツキに関しては過去に幾つか翻訳があるし、栗田康之『資本主義経済の動態』、
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』がいい。後者は読みやすく安価でオススメ。
わかる現代経済学 (朝日新書) 2007/12/13根井 雅弘 (編集)でも数頁だがカレツキに
触れられている(第三章「ポスト・ケインズ派経済学」服部茂幸)。
こちらの方が初心者向け。他の一般参考書にカレツキの名がないのが残念…

ちなみに、カレツキはマルクスを礼賛しているわけではない…
《…カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]*の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。》
http://www.unotheory.org/news_II_8
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)

*("The Marxian equations of reproduction and modern economics"1968
「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳)
以下、同未邦訳論文より
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)1968
 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|

7:05 午後  
Blogger yoji said...

現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ 単行本 – 1989/4/27
根井 雅弘 (著)


こちらもカレツキに関する記述多数

Jロビンソンとの関係が興味深い

2:19 午前  
Blogger yoji said...

現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ 単行本 – 1989/4/27
根井 雅弘 (著)


こちらもカレツキに関する記述多数

Jロビンソンとの関係が興味深い


224~5頁が重要
ケインズとマルクスの一致

5:14 午前  
Blogger yoji said...

現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ 単行本 – 1989/4/27
根井 雅弘 (著)


こちらもカレツキに関する記述多数

Jロビンソンとの関係が興味深い


224~5頁が重要
ケインズとマルクスの一致

V=P+W

P3=W1+W2

188頁

6:43 午前  
Blogger yoji said...

『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より


* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭した一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それを簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えられるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだがただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCというカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

(同188-9頁より)

9:40 午後  
Blogger yoji said...



『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より

* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭した一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは、それを簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
 各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えられるから、
  P3=W1+W2                            (2)
ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだがただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
(4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCというカレツキの命題が得られるわけである。

Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

(同188-9頁より)

9:55 午後  
Blogger yoji said...


Chapter

Twelve Contemporary Economists

pp 141-159
Michal Kalecki: A Comprehensive Challenge to Orthodoxy

Josef Poschl, Gareth Locksley

Abstract

Michal Kalecki was born in Poland in 1899. He died in 1970 after a distinguished and sometimes controversial career at Oxford, the United Nations (where he encountered McCarthyism), and in Poland (where he clashed with Stalinism).1 Originally he studied engineering but the sad state of the Polish economy in his youth forced him to leave these studies unfinished. By a series of fortuitous accidents Kalecki joined the economics profession. He brought to it certain technical skills in mathematics and statistics, insights into the nature of firms, and above all a deep concern for his fellow man forged by his experience of the Great Depression. Further, perhaps because he had been a journalist, Kalecki had that rare ability to express new and exciting ideas clearly and succinctly,2 in contrast to many of the great ‘tree destroyers’ of our time.


http://link.springer.com/chapter/10.1007%2F978-1-349-05498-5_8

9:56 午後  
Blogger yoji said...

現代イギリス根井1989年224-5頁



* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭した一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それを簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えられるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだがただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCというカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

(同188-9頁より)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
Image Not Available View Larger Image Twelve Contemporary Economists J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981






マルクス
c1v1m1P1
c2v2m2P2
c*v*m*P*
(v1=m2)

カレツキ
V1=p1+w1
V2=p2+w2
V3=p3+w3
V*=p*+w*
(w1+w2=p3)

m=p
P=V
v=w
cは実体経済部分として除外。
Pは貨幣の動きとしてはvに吸収される、マルクスの場合はm2とv1の間にP1という実体経済が入る。

マルクス経済表(再生産表式と同じ部門順に改変、点線実線の区別は省略)

  _____  (技術革新等 | (労働時間
 |第1部門 |  空間的差異)|絶 の延長)              2:21  
 |機械と原料|___相対的__|対_____       _追加的不変資本___  Mc
 |_____|   剰余価値 |的   ___産業利潤_/_追加的可変資本___\ Mv
本          1:10 |剰 利|        \_個人的消費_____/|Mk
 固定資本2:9 流動資本   |余 潤|___利子_____単利_________|
  \機械)(原料/\     |価  |      \___複利________/|
  (土地 消耗品) \    |値 /|___地代_____差額地代_______|
源   \  / (労働力)  | /          \_絶対地代______/|
  不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W                  |
     1:6 ____\____  /                     |
 1:24      /  \    /                      |
的 ____    /   労\  /    _産業利潤___3:1〜____   |
 |第2部門|  /     賃\/   利|                \  |
 |生活手段| /       /\   潤|_利子_____3:21〜____| |
 |____|/   労賃__/__\ / |        3:24     | |  
蓄     /    /  /   \\  |_地代_____3:37~44__| |
     /    /  /    /\\          3:45     | |
  不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物____________G____/_/  
           /        /        四:  ◎ 貨幣     
積 ____    /        /             ◯ 
 |第3部門|  /        /          三: /| 一般的 
 |総生産物| /        /             ☆☆☆     1:1、3、
 |____|/ _______/_             ☆☆☆     3:33
      /                      二:|/  拡大
  不変資本  可変資本  剰余価値  生産物        ◯ 
                           形態一:◯=☆ 単純 
                       (相対的価値形態 = 等価形態)




↑マルクス経済表草稿:参考サイト

経済表の草稿は上記(1863/07/06)を含めて2つありますが、最初のもの(1863/05↓)には交換に廻されるのは全体の10分の1だと明記されています。スミスがcを無視したと批判することから経済表及び再生産表式は生まれましたが(解説論文)交換過程の過大視はマルクスも引き継いでしまいました。


「固定資産のうち価値増殖過程に入らない部分は省略されている。」
(大月書店マルクス資本論草稿第9巻593頁より、588〜595頁参照、上記の図は589頁)


用語解説:

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       1:21、2:20
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  2:21
剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v    1:7
利潤率はp'=m/(c+v)               3:2、13
(Mc,Mv,Mkに関しては略語は後年の解説者が使用したもの)

単純再生産の場合、1(V+M)=2(C)、       
拡大再生産の場合、1(V+M) > 2(C)、で生産手段への投資が増えることになるが、
それは消費手段部門の不変資本が相対的に減ることを意味する。

資本の一般的定式はG-W(A、Pm)・・・P・・・W'-G'
(貨幣G、商品総額W、労働A、諸商品あるいは生産手段Pm、生産資本P)
1買い手  G-W・・・P・・・W'-G'  
2商品生産者  P・・・Ck(総流通過程)・・・P
3商人資本 Ck・・・P(W')         2:4
(商人資本 W'ーG’ーW・・・P・・・W')    2:3

約10年周期の固定資本の償却 2:9、21
恐慌2:21、3:30、35
産業利潤p1、利子z、地代r 3:15
p1+z資本ー利潤、r土地ー地代、v労働ー労賃、三位一体的形態 3:48

窮乏化法則 1:23、参考→2:21、3:13


7:16 午後  
Blogger yoji said...



『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より





* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭した一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それを簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えられるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだがただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCというカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

(同188-9頁より)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
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マルクス
c1v1m1P1
c2v2m2P2
c*v*m*P*
(v1=m2)

カレツキ
V1=p1+w1
V2=p2+w2
V3=p3+w3
V*=p*+w*
(w1+w2=p3)

m=p
P=V
v=w
cは実体経済部分として除外。
Pは貨幣の動きとしてはvに吸収される、マルクスの場合はm2とv1の間にP1という実体経済が入る。

マルクス経済表(再生産表式と同じ部門順に改変、点線実線の区別は省略)

  _____  (技術革新等 | (労働時間
 |第1部門 |  空間的差異)|絶 の延長)              2:21  
 |機械と原料|___相対的__|対_____       _追加的不変資本___  Mc
 |_____|   剰余価値 |的   ___産業利潤_/_追加的可変資本___\ Mv
本          1:10 |剰 利|        \_個人的消費_____/|Mk
 固定資本2:9 流動資本   |余 潤|___利子_____単利_________|
  \機械)(原料/\     |価  |      \___複利________/|
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  不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W                  |
     1:6 ____\____  /                     |
 1:24      /  \    /                      |
的 ____    /   労\  /    _産業利潤___3:1〜____   |
 |第2部門|  /     賃\/   利|                \  |
 |生活手段| /       /\   潤|_利子_____3:21〜____| |
 |____|/   労賃__/__\ / |        3:24     | |  
蓄     /    /  /   \\  |_地代_____3:37~44__| |
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  不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物____________G____/_/  
           /        /        四:  ◎ 貨幣     
積 ____    /        /             ◯ 
 |第3部門|  /        /          三: /| 一般的 
 |総生産物| /        /             ☆☆☆     1:1、3、
 |____|/ _______/_             ☆☆☆     3:33
      /                      二:|/  拡大
  不変資本  可変資本  剰余価値  生産物        ◯ 
                           形態一:◯=☆ 単純 
                       (相対的価値形態 = 等価形態)




↑マルクス経済表草稿:参考サイト

経済表の草稿は上記(1863/07/06)を含めて2つありますが、最初のもの(1863/05↓)には交換に廻されるのは全体の10分の1だと明記されています。スミスがcを無視したと批判することから経済表及び再生産表式は生まれましたが(解説論文)交換過程の過大視はマルクスも引き継いでしまいました。


「固定資産のうち価値増殖過程に入らない部分は省略されている。」
(大月書店マルクス資本論草稿第9巻593頁より、588〜595頁参照、上記の図は589頁)


用語解説:

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       1:21、2:20
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  2:21
剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v    1:7
利潤率はp'=m/(c+v)               3:2、13
(Mc,Mv,Mkに関しては略語は後年の解説者が使用したもの)

単純再生産の場合、1(V+M)=2(C)、       
拡大再生産の場合、1(V+M) > 2(C)、で生産手段への投資が増えることになるが、
それは消費手段部門の不変資本が相対的に減ることを意味する。

資本の一般的定式はG-W(A、Pm)・・・P・・・W'-G'
(貨幣G、商品総額W、労働A、諸商品あるいは生産手段Pm、生産資本P)
1買い手  G-W・・・P・・・W'-G'  
2商品生産者  P・・・Ck(総流通過程)・・・P
3商人資本 Ck・・・P(W')         2:4
(商人資本 W'ーG’ーW・・・P・・・W')    2:3

約10年周期の固定資本の償却 2:9、21
恐慌2:21、3:30、35
産業利潤p1、利子z、地代r 3:15
p1+z資本ー利潤、r土地ー地代、v労働ー労賃、三位一体的形態 3:48

窮乏化法則 1:23、参考→2:21、3:13



マルクス
C1V1M1P1
C2V2M2P2
CwVwMwPw


カレツキ
V1=P1+W1
V2=P2+W2
V3=P3+W3
Vw=Pw+Ww

7:18 午後  
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『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より





* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭した一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それを簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えられるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだがただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCというカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

(同188-9頁より)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
Image Not Available View Larger Image Twelve Contemporary Economists J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981






マルクス
c1v1m1P1
c2v2m2P2
c*v*m*P*
(v1=m2)手続きとしてはv2+m2=P1=v1もしくはc1+v1が入る。

カレツキ
V1=p1+w1
V2=p2+w2
V3=p3+w3
V*=p*+w*
(w1+w2=p3)

m=p
P=V
v=w
cは実体経済部分として除外。
Pは貨幣の動きとしてはvに吸収される、マルクスの場合はm2とv1の間にP1という実体経済が入るが、カレツキは省略している。

マルクス経済表(再生産表式と同じ部門順に改変、点線実線の区別は省略)

  _____  (技術革新等 | (労働時間
 |第1部門 |  空間的差異)|絶 の延長)              2:21  
 |機械と原料|___相対的__|対_____       _追加的不変資本___  Mc
 |_____|   剰余価値 |的   ___産業利潤_/_追加的可変資本___\ Mv
本          1:10 |剰 利|        \_個人的消費_____/|Mk
 固定資本2:9 流動資本   |余 潤|___利子_____単利_________|
  \機械)(原料/\     |価  |      \___複利________/|
  (土地 消耗品) \    |値 /|___地代_____差額地代_______|
源   \  / (労働力)  | /          \_絶対地代______/|
  不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W                  |
     1:6 ____\____  /                     |
 1:24      /  \    /                      |
的 ____    /   労\  /    _産業利潤___3:1〜____   |
 |第2部門|  /     賃\/   利|                \  |
 |生活手段| /       /\   潤|_利子_____3:21〜____| |
 |____|/   労賃__/__\ / |        3:24     | |  
蓄     /    /  /   \\  |_地代_____3:37~44__| |
     /    /  /    /\\          3:45     | |
  不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物____________G____/_/  
           /        /        四:  ◎ 貨幣     
積 ____    /        /             ◯ 
 |第3部門|  /        /          三: /| 一般的 
 |総生産物| /        /             ☆☆☆     1:1、3、
 |____|/ _______/_             ☆☆☆     3:33
      /                      二:|/  拡大
  不変資本  可変資本  剰余価値  生産物        ◯ 
                           形態一:◯=☆ 単純 
                       (相対的価値形態 = 等価形態)




↑マルクス経済表草稿:参考サイト

経済表の草稿は上記(1863/07/06)を含めて2つありますが、最初のもの(1863/05↓)には交換に廻されるのは全体の10分の1だと明記されています。スミスがcを無視したと批判することから経済表及び再生産表式は生まれましたが(解説論文)交換過程の過大視はマルクスも引き継いでしまいました。


「固定資産のうち価値増殖過程に入らない部分は省略されている。」
(大月書店マルクス資本論草稿第9巻593頁より、588〜595頁参照、上記の図は589頁)


用語解説:

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       1:21、2:20
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  2:21
剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v    1:7
利潤率はp'=m/(c+v)               3:2、13
(Mc,Mv,Mkに関しては略語は後年の解説者が使用したもの)

単純再生産の場合、1(V+M)=2(C)、       
拡大再生産の場合、1(V+M) > 2(C)、で生産手段への投資が増えることになるが、
それは消費手段部門の不変資本が相対的に減ることを意味する。

資本の一般的定式はG-W(A、Pm)・・・P・・・W'-G'
(貨幣G、商品総額W、労働A、諸商品あるいは生産手段Pm、生産資本P)
1買い手  G-W・・・P・・・W'-G'  
2商品生産者  P・・・Ck(総流通過程)・・・P
3商人資本 Ck・・・P(W')         2:4
(商人資本 W'ーG’ーW・・・P・・・W')    2:3

約10年周期の固定資本の償却 2:9、21
恐慌2:21、3:30、35
産業利潤p1、利子z、地代r 3:15
p1+z資本ー利潤、r土地ー地代、v労働ー労賃、三位一体的形態 3:48

窮乏化法則 1:23、参考→2:21、3:13



マルクス
C1V1M1P1
C2V2M2P2
CwVwMwPw


カレツキ
V1=P1+W1
V2=P2+W2
V3=P3+W3
Vw=Pw+Ww

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『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より





* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭した一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それを簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えられるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだがただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCというカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

(同188-9頁より)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
Image Not Available View Larger Image Twelve Contemporary Economists J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981






マルクス
c1v1m1P1
c2v2m2P2
c*v*m*P*
(v1=m2)手続きとしてはv2+m2=P1=v1もしくはc1+v1が入る。

カレツキ
V1=p1+w1
V2=p2+w2
V3=p3+w3
V*=p*+w*
(w1+w2=p3)

m=p
P=V
v=w
cは実体経済部分として除外。
Pは貨幣の動きとしてはvに吸収される、マルクスの場合はm2とv1の間にP1という実体経済が入るが、カレツキは省略している。

マルクス経済表(再生産表式と同じ部門順に改変、点線実線の区別は省略)

  _____  (技術革新等 | (労働時間
 |第1部門 |  空間的差異)|絶 の延長)              2:21  
 |機械と原料|___相対的__|対_____       _追加的不変資本___  Mc
 |_____|   剰余価値 |的   ___産業利潤_/_追加的可変資本___\ Mv
本          1:10 |剰 利|        \_個人的消費_____/|Mk
 固定資本2:9 流動資本   |余 潤|___利子_____単利_________|
  \機械)(原料/\     |価  |      \___複利________/|
  (土地 消耗品) \    |値 /|___地代_____差額地代_______|
源   \  / (労働力)  | /          \_絶対地代______/|
  不変資本C 可変資本V 剰余価値M 生産物W                  |
     1:6 ____\____  /                     |
 1:24      /  \    /                      |
的 ____    /   労\  /    _産業利潤___3:1〜____   |
 |第2部門|  /     賃\/   利|                \  |
 |生活手段| /       /\   潤|_利子_____3:21〜____| |
 |____|/   労賃__/__\ / |        3:24     | |  
蓄     /    /  /   \\  |_地代_____3:37~44__| |
     /    /  /    /\\          3:45     | |
  不変資本  可変資本/ 剰余価値  生産物____________G____/_/  
           /        /        四:  ◎ 貨幣     
積 ____    /        /             ◯ 
 |第3部門|  /        /          三: /| 一般的 
 |総生産物| /        /             ☆☆☆     1:1、3、
 |____|/ _______/_             ☆☆☆     3:33
      /                      二:|/  拡大
  不変資本  可変資本  剰余価値  生産物        ◯ 
                           形態一:◯=☆ 単純 
                       (相対的価値形態 = 等価形態)



7:44 午後  
Blogger yoji said...


↑マルクス経済表草稿:参考サイト

経済表の草稿は上記(1863/07/06)を含めて2つありますが、最初のもの(1863/05↓)には交換に廻されるのは全体の10分の1だと明記されています。スミスがcを無視したと批判することから経済表及び再生産表式は生まれましたが(解説論文)交換過程の過大視はマルクスも引き継いでしまいました。


「固定資産のうち価値増殖過程に入らない部分は省略されている。」
(大月書店マルクス資本論草稿第9巻593頁より、588〜595頁参照、上記の図は589頁)


用語解説:

単純再生産の場合、1(V+M)=2(c)       1:21、2:20
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc)  2:21
剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v    1:7
利潤率はp'=m/(c+v)               3:2、13
(Mc,Mv,Mkに関しては略語は後年の解説者が使用したもの)

単純再生産の場合、1(V+M)=2(C)、       
拡大再生産の場合、1(V+M) > 2(C)、で生産手段への投資が増えることになるが、
それは消費手段部門の不変資本が相対的に減ることを意味する。


http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、 現物部分の存在を無視している。資本家の利潤は、資本家個人の消費に回る分と再投資さ れる分(蓄積)に分かれるが、それに賃金財生産部門を独立した部門としているのが、カレツキ の独創的なところである。

根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜
カレツキ『資本主義の動態理論』79頁〜

以下、
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)

 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|



P1、P2、P3・・・粗利潤
W1、W2、W3・・・賃金

(栗田康之『資本主義経済の動態』116頁、参照)









http://www.deepdyve.com/lp/sage/the-marxian-equations-of-reproduction-and-modern-economics-42VMtJ8FgO

マルクス
C1V1M1P1
C2V2M2P2
CwVwMwPw


カレツキ
V1=P1+W1
V2=P2+W2
V3=P3+W3
Vw=Pw+Ww

7:45 午後  
Blogger yoji said...


   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W)     労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

(根井188-9頁改変)


http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、 現物部分の存在を無視している。

7:50 午後  
Blogger yoji said...


   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(Ck)CC
労働者の所得(W)     労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

(根井188-9頁改変)


http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、 現物部分の存在を無視している。

7:51 午後  
Blogger yoji said...

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(Ck)CC
労働者の所得(W)     労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

I(投資)がS(貯蓄)を決定する。
(根井188-9頁改変)

7:56 午後  
Blogger yoji said...

しかも、S=Iは利子率から独立している。

7:58 午後  
Blogger yoji said...

『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より

* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭し
た一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルク
スの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それ
を簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財
を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内
の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えら
れるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだが
ただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値
の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCと
いうカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを
決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

I(投資)がS(貯蓄)を決定する。しかも、S=Iは利子率から独立している。
(同188-9頁より、一部改変)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
Image Not Available View Larger Image Twelve Contemporary Economists J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。

10:42 午前  
Blogger yoji said...


414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/05/18(水) 02:43:42.64 ID:mR2SndeA
以下、『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より

* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭し
た一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルク
スの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それ
を簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財
を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内
の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えら
れるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだが
ただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値
の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCと
いうカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを
決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

I(投資)がS(貯蓄)を決定する。しかも、S=Iは利子率から独立している。
(同188-9頁より、一部改変)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
Image Not Available View Larger Image Twelve Contemporary Economists
J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。

10:44 午前  
Blogger yoji said...

価値と価格の理論 叢書名   ポスト・ケインジアン叢書 
著者名等  P.M.リヒテンシュタイン/著  
著者名等  川島章/訳 
出版者   日本経済評論社 出版年   1986.6 大きさ等  22cm 254p

注記   
An introduction to post-Keynesian and Ma rxian theories of value and price./の翻訳
NDC分類 331.84 件名    価値論(経済学上)  ≪再検索≫ 件名    価格  

目次
第1編 競合する伝統
 1 方法論入門
 2 代替論ポスト・ケインジアンとマルクス学派
第2編 2つの価値論の伝統
 3 客観的価値論
 4 主観的価値論
第3編 経済的余剰の構成原理
 5 経済的余剰の歴史的考察
 6 現代的な余剰の概念
第4編 ポスト・ケインジアンの価値と価格の理論
 7 ポスト・ケインジアン―新リカードウ派の価値と価格の理論
 8 賃金,利潤及び価格
 9 リカードウ派不変価値尺度の問題
 10 基礎モデルの拡張
第5編 マルクス派の価値と価格の理論
 11 マルクスの価値と価格概論
 12 価値から価格へ
第6編 総括及び比較
 13 マルクス派対ポスト・ケインジアン―新リカードウ派)

内容    参考文献:p228~234 ISBN等 4-8188-0102-X

8:33 午後  
Blogger yoji said...

転形問題における単一体系解釈 (Adobe PDF) -htmlで見る
soar-ir.repo.nii.ac.jp/index.php?...
吉村信之信州大学経済学部
2-2.論争の第二期. 日本における諸研究. と関連して. ⑴ ボルトキェヴィッチ= スウィージーの. 解法をめぐって. ⑵ 物量体系による価値論批判. 価値不. 要論と「負の 価値」論. ⑶ 「マルクスの基本定理」をめぐって. 3.転形論争の第三期. 3-1.「単一体系 」の台頭.

転形問題
ボルトキェヴィッチが三分割創始
(消費部門を二つにしたのでカレツキとは違うが、カレツキはここから影響を受けているに違いない)
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=2650&item_no=1&attribute_id=65&file_no=1&page_id=13&block_id=45

Bohm-Bawerk,E.[1896]Zum Abschluss des Marxschen Systems,in Sweezy[1949](P.,M.,スウィージー編,玉野井・石垣訳[1969]).
Bortkiewicz,L.[1906]Wertrechnung und Preisrechnung im Marxschen System,im Bortkiewicz[1976](石垣・上野編訳[1982]).
Bortkiewicz,L.[1907]‘Zur Berichtigung der grundlegenden theoretischen Konstruktion vonMarx im dritten Band des,,Kapital‘‘’,im Bortkiewicz[1976](玉野井・石垣訳[1969]).
Bortkiewicz,L.[1976]Wert

カレツキはここから影響を受けたに違いない。
以下の222頁参照。

価値と価格の理論 叢書名   ポスト・ケインジアン叢書 
著者名等  P.M.リヒテンシュタイン/著  
著者名等  川島章/訳 
出版者   日本経済評論社 出版年   1986.6 大きさ等  22cm 254p

注記   
An Introduction to Post-Keynesian and Marxian Theories of Value and Price: Peter Lichtenstein: 洋書./の翻訳
NDC分類 331.84 件名    価値論(経済学上)  ≪再検索≫ 件名    価格  

目次
第1編 競合する伝統
 1 方法論入門
 2 代替論ポスト・ケインジアンとマルクス学派
第2編 2つの価値論の伝統
 3 客観的価値論
 4 主観的価値論
第3編 経済的余剰の構成原理
 5 経済的余剰の歴史的考察
 6 現代的な余剰の概念
第4編 ポスト・ケインジアンの価値と価格の理論
 7 ポスト・ケインジアン―新リカードウ派の価値と価格の理論
 8 賃金,利潤及び価格
 9 リカードウ派不変価値尺度の問題
 10 基礎モデルの拡張
第5編 マルクス派の価値と価格の理論
 11 マルクスの価値と価格概論
 12 価値から価格へ
第6編 総括及び比較
 13 マルクス派対ポスト・ケインジアン―新リカードウ派)

内容    参考文献:p228~234 ISBN等 4-8188-0102-X




http://chikyuza.net/xoops/modules/news2/article.php?storyid=67
石垣博美・上野昌美編訳[1982]『転形論アンソロジー』法政大学出版局○

伊藤誠・桜井毅・山口重克編訳[1978]『論争・転形問題』東京大学出版会

置塩信雄[1978]『資本制経済の基礎理論増補版』創文社(初版1965)

置塩信雄[1977]『マルクス経済学』筑摩書房

玉野井芳郎・石垣博美訳[1969]ポール・スィージー編『論争・マルクス経済学』○

○はボルトキェビッチ論考所収

転形論アンソロジー1982/4
ラディスラウス・フォン・ボルトキェヴィツ、 石垣博美
価値 計算と価格計算 1906

論争・マルクス経済学
著者名等  P.M.スウィージー/編  ≪再検索≫
著者名等  玉野井芳郎,石垣博美/訳  ≪再検索≫ 出版者   法政大学出版局 出版年   1969.6 大きさ等  22cm 257,3p NDC分類 331.6 件名    Marx Karl Heinrich. 内容   
内容:
カール・マルクスとその体系の終結(オイゲン・フォン・ベーム=バウェルク) 
ベーム=バウェルクのマルクス批判(ルドルフ・ヒルファディング) 
『資本論』第三巻 におけるマルクスの基本的理論構造の修正について(ラディスラウス・フォン・ボルトキェヴィッチ) 1907

_____

学習会 転形問題論争について
http://www10.plala.or.jp/mcg-nagn/report/transform.htm

1.転形問題論争とは

マルクスは『資本論』第三部第二編「利潤の平均利潤への転形」、とりわけ第九章「平均利潤と生産価格」で、一般的利潤率の形成にともない価値が生産価格に転形し、また剰余価値が平均利潤に転形することを説いた。しかし、総価値=総生産価格であり、総剰余価値=総利潤の関係は保たれるとした「総計一致の二命題」に対し、それは成り立たない、あるいは価値と生産価格との関係についての論証は十分に為されていない、論証に失敗しているとして、マルクス経済学の虚構性や崩壊を主張したり、その修正を図ろうとしたりする主張が現れた。それに対する反批判、等々の論争。

2.転形問題論争の歴史

・1894年 『資本論』第三巻の刊行
・1896年 ベェーム=バヴェルク「マルクスの体系の終結に寄せて」を発表
・1904年 ヒルファディング「ベェーム=バヴェルクのマルクス批判」を発表
・1906-07年 ボルトキェヴィッチ「価値計算と価格計算」を発表
・1907年 ボルトキェヴィッチ「資本論第三巻におけるマルクスの基本的理論構造
       の修正について」を発表    
・1949年 スウィージーによる上記論争の紹介
(日本語訳、『論争・マルクス経済学』1969年、法政大学出版会)
・1960年 ピエロ=スラッファ『商品による商品の生産』出版

● ベェーム=バヴェルク(1851-1914、オーストリア)
 メンガーらと並びオーストリア学派の創始者の一人。『資本論』第一巻と第三巻の間
 には矛盾がある(価値と生産価格の「二つの価値理論」)と主張し、そしてその原因
 は労働価値説そのものの不可能性にあると、主観的価値論(限界効用学説)の立場
 からマルクスを批判。

● ヒルファディング(1877-1941、ドイツ)
 ベェーム=バヴェルクらの主観的価値論の立場は、経済学の出発点を個人(の欲望、
 等々)におき経済現象を非歴史的・非社会的にとらえている。これにたいしてマルクス
 は社会から出発する。労働は人と人とを結びつける「人間社会の本質的要素」である。
 それは、単に商品交換の基準(価値決定の基準)であるだけではなく、「労働の生産
 性の程度および労働の組織上の様式は、社会生活の性格を決定するものである。」 
 <生産価格はたんに価値の「修正」にすぎず、したがって二つの理論は論理的に関連
 していて、どんな意味でも矛盾するものではない>と反批判。(<>内はスウィージー
 からの引用。以下のボルトキェヴィッチについての部分も同様)

● ボルトキェヴィッチ(1868-1931、ロシア生まれ。ドイツで統計学者として活躍)
 ベェーム=バヴェルクは<価値の生産価格への転嫁という全操作を無意味なものと見
 なした・・・ヒルファディングのほうはどうかというと、一度もマルクスの手続き上の確か
 さを疑ってみたことがない・・・ボルトキェヴィッチにのこされた仕事は、この問題をとり
 あげて、マルクスの価値論および剰余価値論のワク組のなかでこれを解決しようと企
 てることであった。><近代的リカードウ主義者>

● ピエロ=スラッファ(1898-1983、イタリア生まれ。ケンブリッジ大学の経済学者)
 新リカードウ学派的な立場から、マーシャルを代表とする新古典学派と論争。筑波大学
 の藤田晋吾は『スラッファの沈黙』(2001年、東海大学出版会)で置塩信雄の経済学等
 とも関連させて転形問題論争についてのスラッファのアプローチについて論考している。

8:35 午後  
Blogger yoji said...


転形問題
ボルトキェヴィッチが三分割創始
(消費部門を二つにしたのでカレツキとは違うが、カレツキはここから影響を受けているに違いない。もともとこの三分割は、ボルトキェヴィッチによれば☆、ツガン=パラノフスキー『マルクシズムの理論的基礎』1905年によるもの。)


石垣博美・上野昌美編訳[1982]『転形論アンソロジー』法政大学出版局○54頁
Bohm-Bawerk,E.[1896]Zum Abschluss des Marxschen Systems,in Sweezy[1949](P.,M.,スウィージー編,玉野井・石垣訳[1969]).
ボルトキェヴィッチ「マルクス体系における価値計算と価格計算」1906~7年所収。

玉野井芳郎・石垣博美訳[1969]ポール・スィージー編『論争・マルクス経済学』○
Bortkiewicz,L.[1907]‘Zur Berichtigung der grundlegenden theoretischen Konstruktion vonMarx im dritten Band des,,Kapital‘‘’,im Bortkiewicz[1976](玉野井・石垣訳[1969]).
『資本論』第三巻 におけるマルクスの基本的理論構造の修正について(ラディスラウス・フォン・ボルトキェヴィッチ) 1907 所収。

○はボルトキェビッチ論考所収

ミハイル・トゥガン=バラノフスキー - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%
82%AC%E3%83%B3%EF%BC%9D%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
高畠素之『唯物史観の改造』(新潮社,大正13年12月)……Theoretische Grundlagen des Marxismus(『マルクス主義の理論的基礎』),1905年の部分訳である。

ミハイル・トゥガン=バラノフスキー (Mikhail I. Tugan-Baranovsky)
http://cruel.org/econthought/profiles/tugan.html
ミハイル・イワノヴィッチ・トゥガン=バラノフスキー (Mikhail Ivanovich Tugan-Baranovsky), 1865-1919.

原ページ
 

WWW 検索 cruel.org 検索


 ウクライナの経済学者ミハイル・トゥガン=バラノフスキーの貢献は、二つの関連する分野でのものだ:景気循環論とマルクス派危機理論だ。

 景気循環をめぐるトゥガン=バラノフスキーの理論は 1894 年著書で解説されており、初めて一貫性のある完全に「経済学的」な景気循環の理論として有名だ。この理論は、セイの法則を否定する信用理論と、ケインズ的な乗数理論の原始的なものに基づいており、景気循環は独立した投資関数によるもので、最終的には不景気の原因は「過剰投資」であると論じた。この画期的な研究のおかげで、ヨーロッパでは多種多様な景気循環論、たとえばシュピートホフ から カッセル やロバートソン、果てはキール学派 や ハイエクまでが登場した。

 この景気循環理論を基盤として、 1905 年には マルクスの資本主義危機理論に対する批判が生まれた。景気循環論で、すでに資本主義においては「破壊/崩壊」に向かう動きが必ずしもあるわけではなく、単に波となるパターンがあるだけなのだ、ということは示された。1905 年の著作では、この議論を拡張し、資本主義経済は条件次第で「定常状態」に達して崩壊への動きが止まることもあり得ることが示された。

 トゥガン=バラノフスキーの批判は、 マルクス派の中で、支持者 (e.g. ヒルファディング) と、崩壊必然という古い協議の信奉者 (e.g. カウツキー や アードラー) との大論争を巻き起こした。これは後に、帝国主義に関する論争にまで発展した。やがてトゥガン=バラノフスキーはルーツであるマルクス主義を放棄して、かつての論敵だったナロードニキたちの社会主義的な見方である協同主義的経済を支持するようになった。

ミハイル・トゥガン=バラノフスキーの主要著作

The Industrial Crises in England, 1894.
The Russian Factory, 1898.
Theoretical Groundwork of Marxism, 1905.
Modern Socialism in its Historical Development, 1906.
ミハイル・トゥガン=バラノフスキーに関するリソース

HET Pages: Overinvestment Theories of the Cycle
"Review of Tugan-Baranowsky's Modern Socialism", by F.H. Hankins, 1913, AER
"Review of Tugan-Baranovsky Les Crises Industrielles en Angleterre" by Henry Emery, 1914, AER
" Dal sottoconsumo alle sproporzioni: il caso Tugan-Baranvskij", Giorgio Colacchio, 1998, SdPE

ホーム 学者一覧 (ABC) 学派あれこれ 参考文献 原サイト (英語)

10:13 午後  
Blogger yoji said...

転形論争の中で部門三分割が使われていて、カレツキはこれを参考にしているに違いない。
ただしツガンバラノフスキーは、カウツキーとの論争用に、搾取と拡大再生産は両立するという例を示したに過ぎない。しかも消費側部門を増やした。
ツガンは素朴な有効需要論を創始しているから歴史的には重要だが。

7:53 午後  
Blogger yoji said...

ボルトキェビッチが転形論争で以下を参照している。
ツガンは理論的にはベームバベルク側ではある。


ツガン=バラノフスキー著、高畠素之訳『唯物史観の改造』(新潮社,大正13年12月)……Theoretische Grundlagen des Marxismus(『マルクス主義の理論的基礎』),1905年の部分訳。一応、三分割再生産表式も訳されている。ツガンは、カウツキーとの論争用に、労働者の消費減つまり窮乏化は資本主義を崩壊させない例として表式を使った。

7:56 午後  
Blogger yoji said...


『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門 – 2014/4/5
ミヒャエル・ハインリッヒ (著), 明石英人 (翻訳), 佐々木隆治 (翻訳)他

資本論全三巻プラス国家論を一冊306頁(#1-12)にまとめている。特に第二巻は#6一章だけ
で済ませている。横書きなので表式の説明などは読みやすい。☆


《...
 部門I cI+vI+mI
 部門 II cII+c II+m II

 部門1の生産物は素材的には生産手段からなっている。単純再生産が可能であるためには、
この生産物は両部門で用いられる生産手段を補填しなくてはならない。したがって以下のような
価値比率となる。

 (1)cI+vI+mI=cI+c II

 また、部門IIの生産物は消費手段からなっている。それは両部門の労働者と資本家の使用
をカバーしなければならない。そのためには、次の式になる。

 (2)c II+v II+m II=vI+v II+mI+m II

 両等式はどちらも以下のようになる(等式の両辺の同じ項を引くことによって)。

 (3)c II=vI+mI

 つまり、部門IIで用いられる不変資本の価値は、部門Iの可変資本の価値と剰余価値に等し
くなくてなならない。》

3:45 午前  
Blogger yoji said...

根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』にはじまるカレツキ紹介は重要だが、
上記書籍でもカレツキ原論文は参照されておらず、孫引きである。
カレツキを紹介している大学生用経済学入門書はほとんど見当たらない。
つまりマルクスを学ぶ人間は近代経済学への橋が既に架かっていることを知らず、
近代経済学を学ぶ人間はマルクスの読み方を知らないで学生時代を終わる訳だ。
そして気付いたときには学ぶ時間が残っていないということに成りかねない。

さて、カレツキはマルクス再生産表式を3部門に分け直し(転形問題論争にヒントが
あったと思う)、実物経済を省略したことでケインズよりはやく有効需要の概念を定式化した。
ここで3部門は労働者、資本家、投資家と分けられる。部門が例えば代表的個人一人だと
実は動学化の意味は無い。
代表的個人一人が時間差で動学化されてもケインズではないが長期的には死んでいるのである。
ここで残念なのはカレツキの論文も訳されていないし、動学化の基盤となるラムゼーの論文も
訳されていないということだ。
ラムゼーは齊藤他マクロで取り上げられたソローに類似したモデルの論文1928ではなく、間接税の税率を検討した
ラムゼールール論文1927がより重要だ。これは2つの商品を離散的に捉えている。


Michal Kalecki"The Marxian equations of reproduction and modern economics"
(「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳)
 http://ssi.sagepub.com/content/7/6/73.full.pdf 有料?
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜
カレツキ『資本主義の動態理論』79頁〜
Ramsey F.P. (1927), "A Contribution to the Theory of Taxation,"
(「課税理論への一寄与」) http://eml.berkeley.edu//~saez/course131/Ramsey27.pdf 無料

6:43 午前  
Blogger yoji said...



根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』にはじまるカレツキ紹介は重要だが、
上記書籍でもカレツキ原論文は参照されておらず、孫引きである。
カレツキを紹介している大学生用経済学入門書はほとんど見当たらない。
つまりマルクスを学ぶ人間は近代経済学への橋が既に架かっていることを知らず、
近代経済学を学ぶ人間はマルクスの意義を知らないで学生時代を終わる訳だ。
そして気付いたときには学ぶ時間が残っていないということになりかねない。

さて、カレツキはマルクス再生産表式を3部門に分け直し(転形問題論争にヒントが
あったと思う)、実物経済を省略したことでケインズよりはやく有効需要の概念を定式化した。
ここで3部門は労働者、資本家、投資家と分けられる。
部門が例えば代表的個人一人だと実は経済学の意味は無い。
代表的個人一人が時間差で動学化されてもケインズではないが長期的には死んでいるのである。
ここで残念なのはカレツキの論文も訳されていないし、動学化の基盤となるラムゼーの論文も
訳されていないということだ。
ラムゼーは齊藤他マクロで取り上げられたソローに類似したモデルの論文1928ではなく、最適間接税率を検討した
ラムゼールール論文1927がより重要だ。これは2つの商品を離散的に捉えている。

参考:
Michal Kalecki"The Marxian equations of reproduction and modern economics"
(「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳)
 http://ssi.sagepub.com/content/7/6/73.full.pdf 有料?
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜
カレツキ『資本主義の動態理論』79頁〜
鍋島直樹 『ケインズとカレツキ―ポスト・ケインズ派経済学の源泉』
Ramsey F.P. (1927), "A Contribution to the Theory of Taxation,"
(「課税理論への一寄与」) http://eml.berkeley.edu//~saez/course131/Ramsey27.pdf 無料
F.R.Ramsey,”A Mathematical Theory of Saving”(1928)(「貯蓄の数学的理論」)
http://www.stannet.ne.jp/kazumoto/ramsey(1928).pdf
http://www.stannet.ne.jp/kazumoto/ramsey.pdf 邦訳

6:52 午前  
Blogger yoji said...


宮崎義一『近代経済学の史的展開―「ケインズ革命」以後の現代資本主義像』 (1967年)

209-212頁
根井イギリス204参照
1939,1943,1954比較

7:58 午前  
Blogger yoji said...

根井イギリス1989より説明がこなれてきている。

根井雅弘『経済学の教養』(20-1頁,2006年より)

【コラム3】利潤決定の命題
 単純化のために、政府の経済活動と外国貿易が存在しない「封鎖経済」を考えてみまし
ょう。カレツキは、表の左側に国民所得勘定を、右側に国民生産物(支出)勘定を置いて
対照させます。すなわち、左側には、利潤(資本家の所得)十賃金(労働者の所得)=国民
所得を、右側には、投資十資本家の消費十労働者の消費=国民生産物、を書き込みます。
ここで、労働者はその所得をすべて消費する(賃金=労働者の消費)という仮定を置くと、
あとに残されたものの関係から、利潤P=投資I十資本家の消費Cという式が出てきます。
これがカレツキの利潤決定の命題ですが、彼は、この式を右辺が左辺を決定する(資本家
の投資および消費に関する決意が利潤を決定する)というように解釈します。ところが、資本
家の消費は利潤の関数(C=B0+λP, Bは基礎的消費部分で常数、0<λ<1)なので、これを
前の式に代人すると、P=(B0+I)/(1−λ )という式が得られます。さらに、賃金分配率
W−Y(Wは賃金所得、Yは国民所得を表わす)をα(0<α<1)とおくと、利潤分配率は(1−α)
なので、これをさらに代入すると、次の式が得られます。

  (B0+I)
Y=______
  (1−λ )(1−α)

 ここで、1/(1−λ )(1−α)がカレツキの「乗数」に当たります。
 カレツキは、利潤決定の命題を、マルクスの再生産表式をヒントに次のように導き出し
ました。まず、経済を三つの部門(投資財を生産する第1部門、資本家の消費財を生産する第
II部門、労働者の消費財を生産する第III部門)に分けて考えましょう。各部門の生産物の価
値が、不変資本c、可変資本v、および剰余価値mの和に等しいことはマルクス経済学の
ABCですが(以下では、各部門のc、v、mを表わすために下に数字を添えます)、カレツキ
は労働者はその所得(v1+v2+v3)をすべて消費する(c3+v3+m3)仮定しているので、
v1+v2=c3+m3という関係が得られます。この関係を利用すると、粗利潤c+mの総計
(m1+m2+m3+c1+c2+c3)は、第I部門と第II部門の生産物の価値の合計
(c1+v1+m1+c2+v2+m2)に等しくなります。すなわち、P=I+Cと同じ命題が得られるのです。

9:42 午後  
Blogger yoji said...

検索結果
Rosa Luxemburg and the Critique of Political Economy - 108 ページ
https://books.google.com/books?isbn=1134135076 - このページを訳す
Riccardo Bellofiore - 2009 - ‎プレビュー - ‎他の版
Kalecki's continuation M.K.'s theory of capitalist development as constrained by effective demand is very ... He directly refers to Marx and R.L. for the first time in English in 1939, in Essays in the Theory of Economic Fluctuations (Kalecki ... The high degree of utilization of resources resulting in fact from these government-made 'external markets' has a paradoxical impact upon Western economic theory.
Stagnation and the Financial Explosion - 52 ページ
https://books.google.com/books?isbn=0853457158 - このページを訳す
Harry Magdoff, ‎Paul M. Sweezy - 1987 - ‎プレビュー - ‎他の版
Doubtless many people will consider this theory paradoxical. But it is not the theory which is paradoxical, but its subject—the capitalist economy. (Michal Kalecki, Essays in the Theory of Economic Fluctuations. London: Allen & Unwin, 1939, p.
The Imperiled Economy: Macroeconomics from a Left perspective
https://books.google.com/books?isbn=0933306504 - このページを訳す
Robert D. Cherry - 1987 - ‎スニペット表示
At the root of the problem was the fact that in an advanced capitalist economy, characterized by a high savings potential and abundant ... General Theory before Keynes himself, in essays published in Poland — wrote in the closing sentences of his Essays in the Theory of Economic Fluctuations (1939), "The tragedy of investment is that it causes crisis because it is useful. ... But it is not the theory which is paradoxical, but its subject — the capitalist economy" (Kalecki 1939:149). Indeed ...
Collected Works of Michal Kalecki: Volume I. Capitalism: Business ...
https://books.google.com/books?isbn=0198285388 - このページを訳す
Michal Kalecki - 1990 - ‎プレビュー - ‎他の版
At the beginning of 1938 Kalecki moved to Cambridge, where he established close relationships with members of Keynes's circle. He used the first period of his stay in Cambridge mainly to write his Essays in the Theory of Economic Fluctuations (published in 1939). ... cycle theorists, but at the same time provided the foundation for his paradoxical international career as a pupil and interpreter of Keynes.


kalecki
Essays in the Theory of Economic Fluctuations 1939 カレツキ
pp189-9
未邦訳

6:17 午前  
Blogger yoji said...

Collected Works of Michal Kalecki: Volume I. Capitalism: Business ...
https://books.google.com/books?isbn=0198285388 - このページを訳す
Michal Kalecki - 1990 - ‎プレビュー - ‎他の版
At £ and G equipment is stationary, but investment decisions are such as to cause in the next period a level of income which is higher or lower respectively ... But it is not the theory which is paradoxical, but its subject— the capitalist economy.


商品の詳細
Collected Works of Michal Kalecki: Capitalism : Business Cycles and Full Employment1990/11/22
Michal Kalecki、 Jerzy Osiatynski
ハードカバー
¥ 9,080中古 & 新品(13 出品)
洋書:全商品を見る


5つ星のうち 5.0有効需要の理論を導き出した先駆者
投稿者 USC VINE メンバー 投稿日 2005/7/17
形式: ハードカバー
著者はケインズより早く有効需要の理論を発見したとされるカレツキの論文集を集めた本である。ジョーン・ロビンソンも認めているようにカレツキの有効需要理論はケインズより先に発表されておりまさに真の有効需要論を発見した経済学者である。カレツキはマルクス経済学からいとも簡単に有効需要の理論を導き出しており、マルクスを認めなかったケインズとは対照的である。ケインズがマルクスを研究したのであれば数年は早く有効需要の理論を展開できたはずである。
 残念ながら日本語訳は発売されることは無いと思われるが、ケインズ研究ならびにカレツキ研究する上では是非とも読まなければならない書物である。カレツキが現在再評価されているように自分の目で本書を読み込んで改めてカレツキの偉大な足跡を辿って見るのも良いと思われる。
コメント 3人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?
はい

p318


6:23 午前  
Blogger yoji said...

 243           訳者あとがき
ていた. ここではその具体的な方策を詳論することはできないが,外国資本から独立
するという提唱の中にカンツキーの基本的立場を見ることができよう.すなわち,そ
れは,本書の第2部とくに第3章において,「資本家にとって,かれら自身が購入し
た財貨およびサーヴィス以上に大きい利潤の獲得を可能ならしめるもの,それこそ輸
出超這と赤字財政である.]かくて「商品輸出にともなう資本輸出の機会を新しく亦
り出そうとして,現存海外市場の分割や植民地帝国の膨脹のためにたたかうことは,
『外部からの』利潤の典型的な源泉である輸出超過獲得のための動ぎとみることがで
きる」としているところと完全に照応しているからである.カレツキーによれば,外
国資本の導入は,帝国主義に対する協力にほかならないのである.ここにカレツキー
の帝国主義観を見ることができる.
 第2の基本思想は,投資にかんしている.カレツキーの投資辰はつぎのよく引用さ
れる1節にきわめて明瞭である.「投資は,支出としてみると,繁栄の源泉であり,
投資の増加は景気を好転させ,投資を刺激して,さらにそれを増大せしめる.しかし
投資は同時に,資本設備の増加であり,したがって,生れたときから,この設備の旧
式のものと競争する.投資の悲劇はそれが有用であるという理由から恐慌を生ぜしめ
る点にある.多くの人たちは,この理論をたしかにパラドクシカルと考えるであろう.
しかしパラドタシカルなのは,理論ではない,その主題一資本主義経済?-←-そのも
のである.」(£ssαJs泌Z加7みoぴげ瓦7四回汝FZgZsμ四s,pp.189?9,傍
点筆者)これは,明らかに,カレツキーが投資をたんに有効需要の両面から把握する
にとどまらず,資本設備の増加として理解し,この投資のパラドタタカルな2脂性の中
に恐慌g)原因を見出だしていることを物語っている.だから,かれは,J.E.Meade,
J.R.Hicks,0.Langeの組立てたケインズ・モデルを批判して,「かれらは,投資
決意と投資の区別を無視し,」(op.cit.,p.139)「資本設備の変動の影響を考慮に入
れなかった.](op.dt.p.140)と述べることができたのである.この思想は,少なく
とも1935年の論文以来のもので,本書では,第9章の(16)式によって示されている.
 要するに,資本主義経済においては,資本家は,みすがらの投資決意如何によって
利潤を決定することがでぎるが,投資には支出として有効需要となる側面と,資本設
備の増加となって利潤率を低める側面とがあるために,結局において恐慌を免れるこ
とはでぎないというのが,カレツキーの資本主義経済覗にほかならないごこのような
見解に対して1つだけ疑問をなげかけておこう.それは,カレツキー・モデルに,投
                訳者あとがき            249
資の生産力効果が無視されている点に関係かおる.カレッキー・モデルは,投資の資
本設備増大効果を考慮に入れることによって,たしかにMeade,Hicks,Langeら
のモデルより優れているが,資本設備の増加は,当然将来,産出量の増大をもたらす
であろうから,この潜在的な生産力と有効需要のギャップを全然無視することはでぎ
ないはずである.ここにカレツキーを超える問題点があるように思われる.
4 この訳業は,1954年都留教授を煩わして,カレツキーからほんやくの許可を獲得
したとぎに着手された.最初の半分,すなわち第1部,第2部,第3部を宮崎,後
半,すなわち,第4耶,第5部,第6部を伊東が分担して,草稿を作った上,互いに
交換して加筆し,可能なかぎり統一をはかって完成したものである.各章末の訳注も
多少の例外を除けば,各部の分担者が執筆した.なお巻末の数学庄と索引とあとがぎ
は宮崎の執筆である.ただしカレツキー著作目録の作製は伊東の努力によるところが
大きい.着手以来4ヵ年,その間いろいろの事情のために思いがけなく,一時,進行
が渋滞したが,いつもかわらない都留教授の激励によってようやく完成を見るに至っ
た.ここに深い感謝の気持を表わしたい.(1958年6月11日夜)



経済変動の理論
訳者あとがき 248-9頁


6:42 午前  
Blogger yoji said...


114頁



D=aS+b(ΔP/Δt)−c(ΔK/Δt) +d         (16)

6:45 午前  
Blogger yoji said...





《...カレツキーの投資観はつぎのよく引用される1節にきわめて明瞭である.「投資は,支出としてみると,繁栄の源泉であり,投資の増加は景気を好転させ,投資を刺激して,さらにそれを増大せしめる.しかし投資は同時に,資本設備の増加であり,したがって,生れたときから,この設備の旧式のものと競争する.投資の悲劇はそれが有用であるという理由から恐慌を生ぜしめる点にある.多くの人たちは,この理論をたしかにパラドクシカルと考えるであろう.しかしパラドタシカルなのは,理論ではない,その主題一資本主義経済一そのものである.」(Essays in the Theory of Economic Fluctuations pp189-9,傍点筆者)これは,明らかに,カレツキーが投資をたんに有効需要の両面から把握するにとどまらず,資本設備の増加として理解し,この投資のパラドタタカルな2面性の中に恐慌の原因を見出だしていることを物語っている.だから,かれは,J.E.Meade,J.R.Hicks,0.Langeの組立てたケインズ・モデルを批判して,「かれらは,投資決意と投資の区別を無視し,」(op.cit.,p.139)「資本設備の変動の影響を考慮に入れなかった.](op.dt.p.140)と述べることができたのである.》


邦訳経済変動の理論
訳者あとがき 248-9頁

Essays in the Theory of Economic Fluctuations 1939自体は未邦訳

6:51 午前  
Blogger yoji said...


《...カレツキーの投資観はつぎのよく引用される1節にきわめて明瞭である.「投資は,支出としてみると,繁栄の源泉であり,投資の増加は景気を好転させ,投資を刺激して,さらにそれを増大せしめる.しかし投資は同時に,資本設備の増加であり,したがって,生れたときから,この設備の旧式のものと競争する.投資の悲劇はそれが有用であるという理由から恐慌を生ぜしめる点にある.多くの人たちは,この理論をたしかにパラドクシカルと考えるであろう.しかしパラドタシカルなのは,理論ではない,その主題一資本主義経済一そのものである.」(Essays in the Theory of Economic Fluctuations pp189-9,傍点筆者)これは,明らかに,カレツキーが投資をたんに有効需要の両面から把握するにとどまらず,資本設備の増加として理解し,この投資のパラドタタカルな2面性の中に恐慌の原因を見出だしていることを物語っている.だから,かれは,J.E.Meade,J.R.Hicks,0.Langeの組立てたケインズ・モデルを批判して,「かれらは,投資決意と投資の区別を無視し,」(op.cit.,p.139)「資本設備の変動の影響を考慮に入れなかった.](op.dt.p.140)と述べることができたのである.》


邦訳経済変動の理論
訳者あとがき 248-9頁

Essays in the Theory of Economic Fluctuations 1939自体は未邦訳


上記あとがき執筆者は宮崎か伊東か不明
宮崎は『近代経済学の史的展開—「ケインズ革命」以後の現代資本主義像』でどう箇所を引用
否定的引用なのであとがき執筆は伊東かも知れない。



6:57 午前  
Blogger yoji said...

「投資は, 支 出 としてみると,繁栄の源泉であり,投資の増加は景気を好転させ,投資を刺激して,さらにそれを増大せしめる.しかし投資は同時に,資 本 設 備 の 増 加 であり,したがって,生れたときから,この設備の旧式のものと競争する.投資の悲劇はそれが有用であるという理由から恐慌を生ぜしめる点にある.多くの人たちは,この理論をたしかにパラドクシカルと考えるであろう.しかしパラドタシカルなのは,理論ではない,その主題一資本主義経済一そのものである.」(Essays in the Theory of Economic Fluctuations pp189-9,傍 点 筆者)

7:00 午前  
Blogger yoji said...

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12:40 午前  
Blogger yoji said...

投資家
資本家
労働者


「労働者は得るものを支出し、資本家は支出するものを得る」
(Workers spend what they get Capitalists get what they spend)

カレツキ...動態理論
212頁

12:43 午前  
Blogger yoji said...

カレツキ...動態理論解説に

寡婦の壷の説明
213頁

元は
ケインズ貨幣論邦訳1、142頁

ダナイダスの壷

_________
ケインズは
企業者の投資を考えている
一般に社会保障がなくなり、不安が広がれば消費も増えない

12:48 午前  
Blogger yoji said...

  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内
の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えら
れるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだが
ただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値
の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCと
いうカレツキの命題が得られるわけである。



再掲:カレツキ経済表の図解
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I ||
||     | |/I=w1|| ||    ||
||     | |(分配率)|| ||    ||
||     | |     || ||資本家 ||
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||
|      /     /    |      |
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw |
||____|| //Cw=w3  |      |
|      |/ (分配率)   |      |
|______/          |______|
      /               |  
     ④                ⑦ 
 ___/___________   ___|__ 
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y|
||_____|        | |      |
|_______________| |______|


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)


以下、『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より

* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭し
た一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルク
スの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それ
を簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財
を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内
の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えら
れるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだが
ただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値
の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCと
いうカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを
決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

I(投資)がS(貯蓄)を決定する。しかも、S=Iは利子率から独立している。
(同188-9頁より、一部改変)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
Image Not Available View Larger Image Twelve Contemporary Economists
J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。

12:51 午前  
Blogger yoji said...



  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内
の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えら
れるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだが
ただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値
の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCと
いうカレツキの命題が得られるわけである。



再掲:カレツキ経済表の図解
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I ||V1
||     | |/I=w1|| ||    ||
||     | |(分配率)|| ||    ||
||     | |     || ||資本家 ||
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||V2
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||
|      /     /    |      |
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw |
||____|| //Cw=w3  |      |
|      |/ (分配率)   |      |
|______/          |______|
      /               |  
     ④                ⑦ 
 ___/___________   ___|__ 
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y|
||_____|        | |      |
|_______________| |______|


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)


以下、『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より

* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭し
た一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルク
スの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それ
を簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財
を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内
の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えら
れるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだが
ただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値
の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCと
いうカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを
決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

I(投資)がS(貯蓄)を決定する。しかも、S=Iは利子率から独立している。
(同188-9頁より、一部改変)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
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カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。

12:55 午前  
Blogger yoji said...

以下、『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より

  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内
の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えら
れるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだが
ただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値
の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCと
いうカレツキの命題が得られるわけである。



再掲:カレツキ経済表の図解
 ______            ______
| _____|________  | ____ |
||     |  _____ | ||    ||
||利潤P1 |+| 賃金W1||=||投資I ||V1
||     | |/I=w1|| ||    ||
||     | |(分配率)|| ||    ||
||     | |     || ||資本家 ||
||利潤P2 |+| 賃金W2||=/|消費Ck||V2
||     | |/Ck=w2|/||    ||
||     | |(分配率)|/ ||    ||
||     ③ |_____/| ||    ||
||_____|/_____/_| ||____||
|      /     /    |      |
|     ②|    /  (⑤)|(⑥)   |
| ___/ |   /      | 労働者  |
||利潤P3||+ /賃金W3  =| 消費Cw |
||____|| //Cw=w3  |      |
|      |/ (分配率)   |      |
|______/          |______|
      /               |  
     ④                ⑦ 
 ___/___________   ___|__ 
| _/___         |①|      |
||総利潤P |+  総賃金W |=| 国民所得Y|
||_____|        | |      |
|_______________| |______|


カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)
("The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳より)



   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを
決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

I(投資)がS(貯蓄)を決定する。しかも、S=Iは利子率から独立している。
(同188-9頁より、一部改変)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
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J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。


投資家
資本家
労働者

「労働者は得るものを支出し、資本家は支出するものを得る」
(Workers spend what they get Capitalists get what they spend)
カレツキ...動態理論212頁より

12:59 午前  
Blogger yoji said...


   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを
決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

I(投資)がS(貯蓄)を決定する。しかも、S=Iは利子率から独立している。
(同188-9頁より、一部改変)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
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J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。
さらにカレツキは国家を含めた投資家を階級に加えることで有効需要をケインズに先駆けて発見、定式化した。


投資家
資本家
労働者

「労働者は得るものを支出し、資本家は支出するものを得る」
(Workers spend what they get Capitalists get what they spend)
カレツキ...動態理論212頁より


むろん労働者が一口投資家という現実はある。社会保障がきられ将来への
不安が広がると一般に消費ではなく貯蓄に向かってしまう。投資家も同じだ。

1:03 午前  
Blogger yoji said...


   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを
決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

I(投資)がS(貯蓄)を決定する。しかも、S=Iは利子率から独立している。
(同188-9頁より、一部改変)

http://www.abebooks.com/servlet/BookDetailsPL?bi=8370052739
Image Not Available View Larger Image Twelve Contemporary Economists
J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981

http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。
さらにカレツキは国家を含めた投資家を階級に加えることで有効需要をケインズに先駆けて発見、定式化した。


投資家
資本家
労働者

「労働者は得るものを支出し、資本家は支出するものを得る」
(Workers spend what they get Capitalists get what they spend)
カレツキ...動態理論212頁より


むろん労働者が一口投資家という現実はある。社会保障がきられ将来への
不安が広がると一般に消費ではなく貯蓄に向かってしまう。投資家も同じだ。

また同一労働同一賃金は国家による分配に頼らない平等化への第一歩だ。

1:04 午前  
Blogger yoji said...

カレツキ経済表はストックを無視する
ただしp利潤はC不変資本と同じ位置づけとして考えることも出来る

mv

だけでは再生産可能とは言えない

7:51 午後  
Blogger yoji said...

転形問題と有効需要の原理が表裏一体だとわかる
ミクロとマクロはつながっている
投資家資本家労働者は一人の中の一要素と考えた方が、
アソシエーションに繋がる

9:12 午前  
Blogger yoji said...


タイトル  マルクス資本論の思考
著者名等  熊野純彦/著  
出版者   せりか書房
出版年   2013.9
大きさ等  20cm 734,5p 合計ページ:739
NDC分類 331.6
件名    資本論  
要旨   
日本哲学界の第一人者がマルクスの高峰に挑む!マルクスを読むことは、世界の総体を読
みとくことである。「全世界を獲得するために」マルクス「資本論」全三巻を読む。渾身
の書き下ろし一五〇〇枚。

目次   
序論 資本論をどう読むか

第1篇 資本の生成
商品と価値
価値形態論
貨幣と資本

第2篇 資本の運動
生産の過程
流通の過程
再生産表式

第3篇 資本の転換
利潤
地代
利子

9:16 午前  
Blogger yoji said...

以前、話題になった動画

熊野純彦(東京大学教授・哲学者) 「いま、なぜマルクスなのか?」
https://www.youtube.com/watch?v=I98CKVNmeGw

熊野は廣松の系譜だが、後半はほとんど宇野談義

9:27 午前  
Blogger yoji said...


最低賃金を上げると景気が良くなる アメリカで実証

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/04(水) 10:54:51.83 ID:eks2WHlb
メンジー・チン「最低賃金引き上げのマクロ経済的な意味/信念と計量経済学:最低賃金の巻」
http://econ101.jp/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%B3%E3%80%8C%
E6%9C%80%E4%BD%8E%E8%B3%83%E9%87%91%E5%BC%95%E3%81%8D%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%81%AE%E3%8
3%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E7%B5%8C%E6%B8%88/

 CBOの中間推計に関して、このゴールドマン・サックスの報告書の著者らは次のように述べている。

 我々の考えでは、2つの理由からCBOの推計は妥当な推計値の上限側にやや偏っている可能性が高い。まず一つ目の理由として、
 別紙3にあるように、多数の経済研究が統計的に有意な効果はないとしていることがある。またもう二つ目として、需要効果がとりわけ
 叫ばれるのは、政策金利が既にゼロ近いにも関わらず経済が未だ大きく沈滞している現状においてである。結果として、支出に回す
 所得の割合が比較的高い傾向にある低賃金労働者の所得を上昇させることは、必然的に通常時よりも(最賃引き上げによる労働需要
 減少を相殺する)大きな効果をもたらすのである。

 つまり、金利がゼロ下限にありかつ不景気である時には財政政策の効果が大きくなるのと同じ理由から[1]、最低賃金の上昇による
労働者所得の拡大は大きな効果を持つ場合があるということである。

 私は今学期計量経済学を教えており、最低賃金研究におけるいくつかの優れた研究が、内生性をコントロールするより近年の(が、
もはや新しいものではない)アプローチとどのように一致するのかを見てみるのを興味深く思っている。とりわけても、ニュージャージーの
最低賃金引き上げを研究したカード&クルーガー (AER, 1994)のような準自然実験の使用がそうだ。この事例において、彼らは差分の
差アプローチ(DID)を用い、最低賃金導入後のニュージャージー州とペンシルバニア州の間の雇用成長の差がどのように変化したかを
検証した。カードとクルーガーは、ニュージャージー州が最低賃金を引き上げた際に雇用成長に少々の上昇があったことを発見した。

 ゴールドマン・サックスの報告書において述べられているように、このところ多くの州が最低賃金率の引き上げを行っており、
これらの変化は一連の準実験となる。早期の結果についての彼らの評価は次のとおりだ。

 (略)1月の州レベルでの給与データは、州レベルでの最低賃金引き上げによるマイナスの効果を見せてはいない。
 直近での平均と比較して、2014年の年明けから引き上げを行った州のグループは、引き上げを行わなかった州よりも
 実際には優れた結果を残した。これはほんの1か月間のデータだけではあるものの、全国レベルでの最低賃金の引上げに
 よるマイナスの効果は、それが存在するとしたところで標準的な変化よりも比較的小さいものである可能性が高いことが示唆される。

 著者らはまた、最低賃金上昇のインフレに対する効果についても1990年以降のデータを使った事例分析を行っている。
彼らは、個人消費支出によるインフレ率に対する目に見えるレベルでの効果についての証拠は何ら発見できなかった。
彼らの最良推計値は、10.10ドルへと最低賃金を引き上げてから3年が経過した時点で、物価水準に0.3%の上昇があるというものだ。

 雇用に対する影響はごくわずかな一方で、賃金の上昇は多くの人に対して起こるため、低賃金労働者への分配率の上昇が促される。
格差への影響に関する懸念が口だけのものでないのであれば、最低賃金はそれに取り掛かる端緒としては妥当なものだと思われる。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/04(水) 11:50:54.62 ID:JdhhSLSZ
これに関しては昔からいろんな実証があるが、コンセンサスはないだろ
サーベイ論文もいくらでもあるんだから、経済学板なんだったらそういうのを貼れよ

12:40 午前

8:56 午後  
Blogger yoji said...

『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門
ミヒャエル・ハインリッヒ 明石英人 (翻訳), 佐々木隆治 (翻訳)他

資本論全三巻プラス国家論を一冊306頁(#1-12)にまとめている。特に第二巻は#6一章だけ
で済ませている。横書きなので表式の説明☆などは読みやすい。


《...
 部門I cI+vI+mI
 部門 II cII+c II+m II

 部門1の生産物は素材的には生産手段からなっている。単純再生産が可能であるためには、
この生産物は両部門で用いられる生産手段を補填しなくてはならない。したがって以下のような
価値比率となる。

 (1)cI+vI+mI=cI+c II

 また、部門IIの生産物は消費手段からなっている。それは両部門の労働者と資本家の使用
をカバーしなければならない。そのためには、次の式になる。

 (2)c II+v II+m II=vI+v II+mI+m II

 両等式はどちらも以下のようになる(等式の両辺の同じ項を引くことによって)。

 (3)c II=vI+mI

 つまり、部門IIで用いられる不変資本の価値は、部門Iの可変資本の価値と剰余価値に等し
くなくてはならない。》

8:49 午前  
Blogger yoji said...

カレツキは転形問題(転形論争)からヒントを得ていると思う。
特にツガン=バラノフスキーの理論を批判的に受け継いで、有効需要の概念を
定式化したに違いない。ツガンはカウツキーに対し、窮乏化は資本主義を
崩壊させないということを再生産表式を使って説明し、論争した。
この時、ツガンが部門を3つに分けていることが特筆される(カレツキ、ケインズの
分け方と違うが、3分割であるのは同じ)。直接的にはボルトケヴィッチへ受け継がれる。
(熊野純彦は転形問題に言及しているが、ツガンまで遡行していない。)
カレツキはローザ・ルクセンブルクとツガンを対比した論文を残している。
スラッファの標準商品、フォン・ノイマンの均斉成長理論にも関係する。
後者は産業連関表として再生産表式と再接続する。

6:22 午前  
Blogger yoji said...

カレツキは転形問題(転形論争)からヒントを得ていると思う。
特にツガン=バラノフスキーの理論を批判的に受け継いで、有効需要の概念を
定式化したに違いない。ツガンはカウツキーに対し、窮乏化は資本主義を
崩壊させないということを再生産表式を使って説明し、論争した。
この時、ツガンが部門を3つに分けていることが特筆される(カレツキ、ケインズの
分け方と違うが、3分割であるのは同じ)。直接的にはボルトケヴィッチへ受け継がれる。
(熊野純彦は転形問題に言及しているが、ツガンまで遡行していない。)
カレツキはローザ・ルクセンブルクとツガンを対比した論文を残している。
これらはスラッファの標準商品、フォン・ノイマンの均斉成長理論にも関係する。
後者はノイマンの意思とは別に、数理経済学的にレオンチェフ産業連関表と
マルクス再生産表式とを再接続させる。

6:36 午前  
Blogger yoji said...


 P
 ↑
A|_____D____G____ P
 |/////|    |    
 |/ ① /|    |    
 |/   /|    |    
B|////E|___H|____ U
 |     |    |    
 |  ②  |    |    
C|____F|___I|____ M
 |     |    |    
 |  ③  |    |    
 |_____|____|_____→Q
 0     Q1    Q2
①利潤と一般費用

②賃金

③原料費

生産がQ2まで拡大しても賃金の相対的分け前は変わらない。
カレツキは安定した所得分配論を展開し得た。


 Y=R+W
 R=I+Cr
Cr=cr・R+A
 W=α・Y+B
Y=粗国民所得  I=粗投資  R=粗利潤(資本家所得)
Cr=資本家消費 W=賃金+俸給(労働所得)
cr=資本家の限界消費性向
α=1より小さい正の係数  A=資本家の基礎消費を示す正の変常数
B=短期固定的労働者所得(主として俸給)を示す正の変常数


支出  I
    ↓
生産 Y1
    ↓ ↘︎
分配 W1  R1
    ↓   ↓  ↘︎
支出 Cw1 Cr1 Sr1
    ↓  ↙︎
   C1
    ↓
生産 Y2
    ↓ ↘︎
分配 W2  R2
    ↓   ↓  ↘︎
支出 Cw2 Cr2 Sr2
    ↓  ↙︎
   C2
    ↓
生産 Y3

Cw=賃金所得Wからの消費支出
Sr=利潤Rからの貯蓄
R=粗利潤(資本家所得)

渡辺弘『ケインズ…』86頁より

ケインズ経済学と失業・所得分配 マクロ理論とミクロ理論の相互基礎づけ
叢書名   経済学論集  
著者名等  渡辺弘/著  
出版者   晃洋書房
出版年   2001.02
大きさ等  22cm 193p
NDC分類 331.74
件名    ケインズ経済学  
件名    所得分配  
件名    失業  
要旨    本書は主にJ.M.ケインズの短期理論に関する有効需要の理論、非自発的失業、所得配
分や新古典派理論批判などに関連する5編の論文を取り挙げた。
目次    第1章 ケインズの総供給関数のミクロ的基礎づけ―D.ヨンクの所説の検討(簡単なケ
インズ派モデル;パティンキンの供給関数 ほか);第2章 オイラーの定理と利潤―ミ
クロ需給関数のマクロ的基礎づけ(オイラーの定理妥当の条件;利潤の分類 ほか);第
3章 ケインズ派マクロ分配論―特にカレツキ、カルドアとシュナイダーについて(カレ
ツキの分配論;カルドアの分配論 ほか);第4章 有効需要の原理と所得分配―ミクロ
・マクロ両分配論の総合の一試論(ミクロ需給関数とマクロ需給関数との関係の定式化;
ミクロ分配論に基礎づけられたマクロ分配論 ほか);第5章 労働の需要曲線と非自発
的失業と効率賃金仮説―ミクロ経済理論のマクロ的基礎づけ(労働の限界生産物曲線と労
働の需要曲線;仮定とモデル ほか)
内容    索引あり

1:17 午前  
Blogger yoji said...


渡辺弘『ケインズ…』86頁より
第2章、主に Kalecki,Essays in the Theory of Economic Fluctuations(1939)の解説部分より

 P
 ↑
A|_____D____G____ P
 |/////|    |    
 |/ ① /|    |    
 |/   /|    |    
B|////E|___H|____ U
 |     |    |    
 |  ②  |    |    
C|____F|___I|____ M
 |     |    |    
 |  ③  |    |    
 |_____|____|_____→Q
 0     Q1    Q2

①利潤と一般費用
②賃金
③原料費

生産がQ2まで拡大しても賃金の相対的分け前は変わらない。
カレツキは安定した所得分配論を展開し得た。

 Y=R+W
 R=I+Cr
Cr=cr・R+A
 W=α・Y+B
Y=粗国民所得  I=粗投資  R=粗利潤(資本家所得)
Cr=資本家消費 W=賃金+俸給(労働所得)
cr=資本家の限界消費性向
α=1より小さい正の係数  A=資本家の基礎消費を示す正の変常数
B=短期固定的労働者所得(主として俸給)を示す正の変常数

支出  I
    ↓
生産 Y1
    ↓ ↘︎
分配 W1  R1
    ↓   ↓  ↘︎
支出 Cw1 Cr1 Sr1
    ↓  ↙︎
   C1
    ↓
生産 Y2
    ↓ ↘︎
分配 W2  R2
    ↓   ↓  ↘︎
支出 Cw2 Cr2 Sr2
    ↓  ↙︎
   C2
    ↓
生産 Y3

I=粗投資
Y=粗国民所得
W=賃金+俸給(労働所得)
R=粗利潤(資本家所得)
Cr=資本家消費
Cw=賃金所得Wからの消費支出
Sr=利潤Rからの貯蓄

渡辺弘『ケインズ…』86頁より
第2章、主に Kalecki,Essays in the Theory of Economic Fluctuations, 1939.の解説

ケインズ経済学と失業・所得分配 マクロ理論とミクロ理論の相互基礎づけ
渡辺弘/著 晃洋書房 2001.02 193p
要旨
本書は主にJ.M.ケインズの短期理論に関する有効需要の理論、非自発的失業、所得配分や新古典派理論批判などに関連する5編の論文を取り挙げた。
目次
第1章 ケインズの総供給関数のミクロ的基礎づけ―D.ヨンクの所説の検討(簡単なケ
インズ派モデル;パティンキンの供給関数 ほか)
第2章 オイラーの定理と利潤―ミクロ需給関数のマクロ的基礎づけ(オイラーの定理妥当の条件;利潤の分類 ほか)
第3章 ケインズ派マクロ分配論―特にカレツキ、カルドアとシュナイダーについて(カレツキの分配論;カルドアの分配論 ほか)
第4章 有効需要の原理と所得分配―ミクロ・マクロ両分配論の総合の一試論(ミクロ需給関数とマクロ需給関数との関係の定式化;ミクロ分配論に基礎づけられたマクロ分配論 ほか)
第5章 労働の需要曲線と非自発的失業と効率賃金仮説―ミクロ経済理論のマクロ的基礎づけ(労働の限界生産物曲線と労働の需要曲線;仮定とモデル ほか)
索引あり

2:17 午前  
Blogger yoji said...



根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』にはじまるカレツキ紹介は重要だが、
上記書籍でもカレツキ原論文は参照されておらず、孫引きである。
カレツキを紹介している大学生用経済学入門書はほとんど見当たらない。
つまりマルクスを学ぶ人間は近代経済学への橋が既に架かっていることを知らず、
近代経済学を学ぶ人間はマルクスの意義を知らないで学生時代を終わる訳だ。
そして気付いたときには学ぶ時間が残っていないということになりかねない。

さて、カレツキはマルクス再生産表式を3部門に分け直し(転形問題論争にヒントが
あったと思う)、実物経済を省略したことでケインズよりはやく有効需要の概念を定式化した。
ここで3部門は労働者、資本家、投資家と分けられる。
部門が例えば代表的個人一人だと実は経済学の意味は無い。
代表的個人一人が時間差で動学化されてもケインズではないが長期的には死んでいるのである。
ここで残念なのはカレツキの論文も訳されていないし、動学化の基盤となるラムゼーの論文も
訳されていないということだ。
ラムゼーは齊藤他マクロで取り上げられたソローに類似したモデルの論文1928ではなく、最適
間接税率を検討したラムゼールール論文1927がより重要だ。これは2つの商品を離散的に捉えている。

参考:
Michal Kalecki"The Marxian equations of reproduction and modern economics"
(「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳)
 http://ssi.sagepub.com/content/7/6/73.full.pdf 有料?
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜
カレツキ『資本主義の動態理論』79頁〜
鍋島直樹 『ケインズとカレツキ―ポスト・ケインズ派経済学の源泉』
Ramsey F.P. (1927), "A Contribution to the Theory of Taxation,"
(「課税理論への一寄与」) http://eml.berkeley.edu//~saez/course131/Ramsey27.pdf 無料

5:40 午前  
Blogger yoji said...


ケインズに先立ち有効需要の概念を定式化した、
カレツキ『資本主義経済の動態理論』(日本経済評論社)

未来の社会を予見した、
ゲゼル『自然的経済秩序』(ぱる出版)

ケインズ『一般理論』もいいがどうしてもこの2冊になる。
(ケインズによる超国家通貨案=バンコールの元ネタはゲゼルのIVAだ。)

西村和雄『まんがDE入門経済学』(日本評論社)もなかなかいい。
超初心者かつ野球ファンには薦める。稚拙な漫画から欲望が現代経済学の基本だということがわかる。

ここら辺↓を読んでも経済学者が合理的な代表的個人を信じている限り、
大したことは出来ないし、やっていないことがわかる。
Recursive Macroeconomic Theory
Lars Ljungqvist , Thomas J. Sargent
http://pages.stern.nyu.edu/~dbackus/Identification/LS%20RMT2ed%2004.pdf
様々なショックは時間が経てば吸収される(長期的には死んでいる)…
ノイマンによる均斉成長の幻想…に惑わされ、
現代経済学はラムゼー成長理論と最適課税論文の周辺をまわり続けている。
(むしろラムゼーによるケインズ確率論批判がより重要になるだろう。)

5:42 午前  
Blogger yoji said...

0584 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/14 01:38:35
(カレツキはマルクス再生産表式の生産手段(生産財)部門を二つにわけることで有効需要の概念を
ケインズに先駆けて定式化した。)

参考:
カレツキ「利潤の決定要因」1935年初稿、邦訳『資本主義の動態理論』79頁〜
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜

カレツキに関しては過去に幾つか翻訳があるし、栗田康之『資本主義経済の動態』、
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』がいい。後者は読みやすく安価でオススメ。
わかる現代経済学 (朝日新書) 2007/12/13根井 雅弘 (編集)でも数頁だがカレツキに
触れられている(第三章「ポスト・ケインズ派経済学」服部茂幸)。
こちらの方が初心者向け。他の一般参考書にカレツキの名がないのが残念…

ちなみに、カレツキはマルクスを礼賛しているわけではない…
《…カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]*の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。》
http://www.unotheory.org/news_II_8
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)

*("The Marxian equations of reproduction and modern economics"1968
「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳)
以下、同未邦訳論文より
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)1968
 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|
ID:u5kQk2u7(2/5)
0585 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/14 01:41:15
以下、『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より

* カレツキが、マルクスの再生産表式に関心を持って、マルクス研究に没頭し
た一時期があったことは、すでに本文でも述べたとおりである。では、彼はマルク
スの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それ
を簡単に説明しておきたいと思う。
 まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財
を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。 
  各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
  Vi=Pi+Wi (i =1,2,3)                     (1)
 第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内
の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えら
れるから、
  P3=W1+W2                            (2)
 ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
  V1+V2=P1+P2+W1+W2                     (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだが
ただちにわかるだろう。
  V1+V2=P1+P2+P3                        (4)
 (4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値
の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCと
いうカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.

   所得           支出
資本家の所得(P)      投資(I)
              資本家の消費(CC)
労働者の所得(W)     労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
    P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを
決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
    S=I

I(投資)がS(貯蓄)を決定する。しかも、S=Iは利子率から独立している。
(同188-9頁より、一部改変)

http://www.abebooks....ailsPL?bi=8370052739
Image Not Available View Larger Image Twelve Contemporary Economists
J. R. Shackleton, Gareth Locksley Published by Palgrave Macmillan, 1981

http://byoubyou.coco...06/09/post_b710.html
カレツキの再生産表式は、マルクスの再生産表式の価値部分のみを表現しているもので、
現物部分の存在を無視している。

5:47 午前  
Blogger yoji said...

0583 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/14 01:35:43
以下、根井雅弘『経済学の教養』(20-1頁,2006年より)

【コラム3】利潤決定の命題
 単純化のために、政府の経済活動と外国貿易が存在しない「封鎖経済」を考えてみまし
ょう。カレツキは、表の左側に国民所得勘定を、右側に国民生産物(支出)勘定を置いて
対照させます。すなわち、左側には、利潤(資本家の所得)十賃金(労働者の所得)=国民
所得を、右側には、投資十資本家の消費十労働者の消費=国民生産物、を書き込みます。
ここで、労働者はその所得をすべて消費する(賃金=労働者の消費)という仮定を置くと、
あとに残されたものの関係から、利潤P=投資I十資本家の消費Cという式が出てきます。
これがカレツキの利潤決定の命題ですが、彼は、この式を右辺が左辺を決定する(資本家
の投資および消費に関する決意が利潤を決定する)というように解釈します。ところが、資本
家の消費は利潤の関数(C=B0+λP, Bは基礎的消費部分で常数、0<λ<1)なので、これを
前の式に代人すると、P=(B0+I)/(1−λ )という式が得られます。さらに、賃金分配率
W−Y(Wは賃金所得、Yは国民所得を表わす)をα(0<α<1)とおくと、利潤分配率は(1−α)
なので、これをさらに代入すると、次の式が得られます。

  (B0+I)
Y=______
  (1−λ )(1−α)

 ここで、1/(1−λ )(1−α)がカレツキの「乗数」に当たります。
 カレツキは、利潤決定の命題を、マルクスの再生産表式をヒントに次のように導き出し
ました。まず、経済を三つの部門(投資財を生産する第1部門、資本家の消費財を生産する第
II部門、労働者の消費財を生産する第III部門)に分けて考えましょう。各部門の生産物の価
値が、不変資本c、可変資本v、および剰余価値mの和に等しいことはマルクス経済学の
ABCですが(以下では、各部門のc、v、mを表わすために下に数字を添えます)、カレツキ
は労働者はその所得(v1+v2+v3)をすべて消費する(c3+v3+m3)仮定しているので、
v1+v2=c3+m3という関係が得られます。この関係を利用すると、粗利潤c+mの総計
(m1+m2+m3+c1+c2+c3)は、第I部門と第II部門の生産物の価値の合計
(c1+v1+m1+c2+v2+m2)に等しくなります。すなわち、P=I+Cと同じ命題が得られるのです。
返信 ID:u5kQk2u7(1/5)

5:48 午前  
Blogger yoji said...



有効需要の原理の発見はマルクス経済学側から行わなければならなかったが、
マルクスの反国家意識がそれを遅らせた。カレツキを待たなければならなかった。

>マルクス経済学 第2章
>https://mint.2ch.net/test/read.cgi/economics/1407899652/582-

6:51 午後  
Blogger yoji said...

以下、ドゥルーズ&ガタリ『千のプラトー』より

13 BC七〇〇〇年──捕獲装置

三つの頭をもつ捕獲装置、マルクスの定式から派生した(三つはマルクスと同じ仕方で
配分されてはいないが)「三位一体の定式」は次のようになる。

        土地(領土とは区別されるものとして)|
     (a)各土地の直接比較、差異地代      >地代
ス    (b)土地の独占的所有、絶対地代     |〈所有者〉

ト       労働(活動とは区別されるものとして)|
     (a)活動の直接比較、労働         >利益
ッ    (b)労働の独占的所有、余剩労働     |〈事業主〉

ク       貨幣(交換とは区別されるものとして)|
     (a)交換物の直接比較、商品        > 税
     (b)比較方法の独占的所有、貨幣の発行  |〈銀行家〉
https://i.imgur.com/NrPYaCz.jpg


ガタリの功績かもしれないが、税に着目してマルクスを改定しているところは流石である。
地代、利潤、利子とマルクスなら書くだろうが、利子の部分を税に包括させている。
ゲゼルの代替案に呼応するし、何よりもケインズの三分割と同じで有効需要が視野に入っている。
マルクス主義は国家を敵とみなすあまり、有効需要の発見に遅れを取った。
限界効用に関してはその欠如がマルクス主義の欠点になることはないが、有効需要に関しては
その発見の遅れは致命的である。マルクス再生産表式論から有効需要の原理を導き出した
カレツキの名声はケインズ以上であるべきなのに。

参考:
《…カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]*の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。》
http://www.unotheory.org/news_II_8
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)

*("The Marxian equations of reproduction and modern economics"1968
「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳)

(カレツキはマルクス再生産表式の生産手段(生産財)部門を二つにわけることで有効需要の概念を
ケインズに先駆けて定式化した。)

参考:
カレツキ「利潤の決定要因」1935年初稿、邦訳『資本主義の動態理論』79頁〜
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』145頁〜
栗田康之『資本主義経済の動態』105頁〜

カレツキに関しては過去に幾つか翻訳があるし、栗田康之『資本主義経済の動態』、
根井雅弘『「ケインズ革命」の群像』がいい。後者は読みやすく安価でオススメ。
わかる現代経済学 (朝日新書) 2007/12/13根井 雅弘 (編集)でも数頁だがカレツキに
触れられている(第三章「ポスト・ケインズ派経済学」服部茂幸)。
こちらの方が初心者向け。他の一般参考書にカレツキの名がないのが残念…

ちなみに、カレツキはマルクスを礼賛しているわけではない…
《…カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]*の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。》
http://www.unotheory.org/news_II_8
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)

*("The Marxian equations of reproduction and modern economics"1968
「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳)
以下、同未邦訳論文より
カレツキ「国民所得の経済表」(tableau economique of the national income)1968
 ___________
| 1  2  3|  |
|________|__|
|P1 P2 P3| P|
|W1 W2 W3| W|
|________|__|
|I  Ck Cw| Y|
|________|__|

4:17 午前  
Blogger yoji said...

参考:
《…カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]*の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。》
http://www.unotheory.org/news_II_8
 栗田康之 :カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―(PDF形式:563KB)

*("The Marxian equations of reproduction and modern economics"1968
「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」1968,1991未邦訳


(簡単に言えば、カレツキはマルクス再生産表式の生産手段(生産財)部門をさらに二つ
にわけることで有効需要の概念をケインズに先駆けて定式化した。マルクスの表式のままだと
2階級間の階級闘争しか見えてこない)

4:26 午前  
Blogger yoji said...

45°線分析を最初に発見したのが1935年北欧のジャンセン☆で
ケインズより早い。
ただ英語版出版は1939年でこの英語版しか確認出来ない。
45°線分析を英語で最初に発表したのは1937年のカレツキ☆☆だ。
ケインズはヴイクセルやカーン、マルサスの影響を受けている。
自分の理解ではケインズは特にヴィクセルから流動性選好のアイデアを
もらっている。これはヒックスが図式化した。

有効需要の概念を広く捉えるならゾンバルトやツガン=バラノフスキー
が重要で、特にツガンは軽視されすぎている。
カレツキのアイデア元はツガンとカウツキーの議論だろう。
これがその後の転形問題に繋がる。

北欧に関しては福祉国家の資質が戦前からあり、データが揃っていた
のではないか?ジャンセンもそのなかで45°線分析を生み出した。


Jantzen.I,1935,“Lindt planokonomisk Teori , ”Nordisk Tidskrift for Teknisk
Okonomi,english translation in I.Jantzen,"Basic Principles of Business
Economics and National Circulation,"G.E.C.Gad1939.
☆☆
Kalecki, Michal, "A Theory of the BusinessCycle." Review of Economic Studies,
Vol. 4, No.2, February 1937, pp. 77-97, revised and reprintedin [14], pp. 116-49.
http://crecimientoeconomico-asiain.weebly.com/uploads/1/2/9/0/1290958/kalecki_1937_-_a_theory_of_the_business_cycle.pdf


『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年
M.カレツキ (著), 浅田統一郎 間宮 陽介
ケインズの主著『雇用、利子および貨幣の一般理論』と比べてみて、本書は簡潔で明晰である。
ケインズのが難解でまた内容が整理されていない(当のケインズが理解していなかったとさえ言われるくらいだ)のに対し、本書は数式を使って意味と論法を明確にし、内容もまとまっている。

そういう意味では、ケインズよりも先に本書を読んだほうがいいかもしれない。
また、ケインズ本が難解で読めない、あるいは時間がないという人には、本書を読んでいただきたい。


第I部冒頭の「景気循環理論概説」(1933年)がケインズに先駆けて有効需要の理論を打ち立てたとされる画期的論文。1937年の45°線分析を使った論文は未収録(カレツキの未翻訳論文はかなり多い)。


目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第lll部
第12章 完全雇用の政治的側面  141
第13章 ツガン-バラノフスキーとローザ・ルクセンブルグにおける有効需要の問題 148
第14章 階級闘争と国民所得の分配 158
第15章 趨勢と景気循環 167
統計付録 186
訳註 195
カレツキからポスト・ケインジアンへのマクロ分配理論の系譜
--訳者解説に代えて-- 209
索引 227

3:12 午後  
Blogger yoji said...

「ケインズ革命」の群像―現代経済学の課題 (中公新書 (1029)) 新書 – 1991/7

根井 雅弘 (著)

カレツキを紹介した#4が重要

koboで電子書籍化されている
ibooks,kindleにはない


根井のカレツキ関連はこれ以外ほとんど電子書籍化されていない

5:58 午前  
Blogger yoji said...

わかる現代経済学 (朝日新書 87) 新書 – 2007/12/13
根井 雅弘 (編集)


こちらの方が初心者向け

5:59 午前  
Blogger yoji said...

現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ 単行本 – 1989/4/27
根井 雅弘 (著)


こちらもカレツキに関する記述多数

Jロビンソンとの関係が興味深い

6:00 午前  
Blogger yoji said...


「ケインズ革命」の群像―現代経済学の課題 (中公新書 (1029)) 新書 – 1991/7
根井 雅弘 (著)

カレツキを紹介した第4章「『一般理論』の同時発見?」が重要。

koboで電子書籍化されている
ibooks,kindleにはない

根井のカレツキ関連はこれ以外ほとんど電子書籍化されていない

カレツキを紹介したものは他に以下、

わかる現代経済学 (朝日新書 87) 新書 – 2007/12/13
根井 雅弘 (編集)

こちらの方が初心者向け

現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ 単行本 – 1989/4/27
根井 雅弘 (著)

こちらもカレツキに関する記述多数
Jロビンソンとの関係が興味深い

6:28 午前  
Blogger yoji said...

>>891

「ケインズ革命」の群像―現代経済学の課題 中公新書(1991/7)
根井 雅弘 (著)
カレツキを紹介した第4章「『一般理論』の同時発見?」が重要。

koboで電子書籍化されている
ibooks,kindleにはない

根井のカレツキ関連はこれ以外ほとんど電子書籍化されていない

カレツキを紹介したものは他に以下、

わかる現代経済学 (朝日新書)2007/12/13
根井 雅弘 (編集)
(こちらの方が初心者向け)

現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ 単行本(1989/4/27)
根井 雅弘 (著)

こちらもカレツキに関する記述多数
Jロビンソンとの関係が興味深い

6:32 午前  

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