ヒトiPS細胞の写真
2009年01月12日
http://blog.livedoor.jp/yojisekimoto/archives/cat_50024536.html
幹細胞を作るのにDNAのなかの遺伝子がいくつ必要かが研究の対象になっている。
当初の4から3へと減らされ、代用できない決定的な遺伝子はひとつなのではないかとさえ言われている。
(大きめの写真を日経サイエンス2009年1月号から入手したのでご紹介しました。)
追記:(→
Cell map)
その後、EテレのiPS細胞特集で細胞分化のcell mapが紹介されていた。200種類の細胞に受精卵が分化する過程はまだわかっていない部分が多いらしい。
血球 内蔵と血管の
血管内皮 | 結合組織と平滑筋
心内筋 | | |
|_____|__|_________◯|生殖腺の口
内蔵の胸膜 |||
心臓____〇____|_____________ |〇〇 胸膜、囲心嚢、
| | ||| 腹膜
腹膜 腸問膜 副腎皮質_____〇〇〇 |
| |
卵黄嚢と尿膜の| ___〇 羊膜・漿膜の
胚体外中胚葉|| __________胚体外中胚葉
筋肉_______________ ||||
目の外層____________________ | ||||
___________ || |||| 子宮 卵管 膣
| 頭の結合組織___ ||| __〇〇〇〇 \ | /
| | ||||| 原腎 \|/ 後腎、腎管
| | 〇〇〇〇| | 〇〇〇 |
頭骨と |_______ ||〇〇________|____|__中腎、輸出管
鰓軟骨_________| ||| | |
交感神経節 歯のぞうげ質_| ||| ◯ 後腎の憩室、尿管、
副腎髄質___|_________〇_____| ||| | 腎う、集合管
| | ||| 精巣上体、
神経性の 脳の感覚神経 | ||| 精小管
骨髄神経根 および神経節_| |||
| |||〇________皮膚の結合膜層
脳 脳の運動神経 網膜と 〇 |||| 胴の骨格筋 ____外肢の筋肉
| | 〇___視神経 | |||| / /
| | | | ||||〇_________〇_____付属肢骨格
|_____|_____|____〇_____| |||||〇________________中軸骨格
| | | | ||||||
| 運動性腎臓神経根 | | |||||| 後鰓体
脳下垂体 脊髄 | |||||| |
神経葉 〇___肛門 | |||||| 副甲状腺______◯
脳下垂体 | | |||||| | 中耳
前葉 | | |||||| 扁桃腺__|__ユースタキー管
| |鼻と嗅上皮、 | |||||| |
歯のエナメル質| |嗅神経 | |||||| _____◯
|| || | |||||||
|| || 内耳の機構 | ||||||◯____甲状腺
口の上皮__〇〇 || | | |沿軸中胚葉|____________消化管
\ || 〇 | | | | 気管、 \____膵臓
皮脂腺 \ ||目のレンズ | | | | 原腸_気管支、 \\_肝臓
| \|| | | | | | | 肺 \尿膜
|____〇◯_|____|__外胚葉 中胚葉 内胚葉 |
| /|| | \ | / 膀胱
毛髪 / |乳腺 羊膜、頭膜の \ | /
爪 汗腺 胚体外外胚葉 \|/
受精卵
細胞分化は受精卵というひとつの細胞からはじまる。図では下から上へ。
約200種類、60兆個の細胞へ分化する。
様々な種類のタンパク質(の濃度)が大きな役目を果たすらしい。
81 Comments:
音楽、建築、原発、政治、中国、歴史、分類、図像学
文学、東洋思想、プラトン、アリストテレス、リンク:::::
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1354100538/-100
・医師を対象とした「最も好きな医療マンガ」に関するアンケート調査を、医師専用サイト「MedPeer」が実施。
調査結果では手塚治虫の名作「ブラック・ジャック」が過半数におよぶ54.1%の支持を得て1位となった。
同作品を1位に選んだ理由では、
・人間ドラマの原点(40代、泌尿器科) ・不朽の名作(50代、整形外科)
・これを読んで外科医になりたいと思い医学部へ進みました(40代、一般外科)
・医療の原点をついている(50代、一般内科)
・嘘とは思わせないリアルさがある(50代、消化器外科) などの意見も寄せられた。
また、2位には大沢たかお主演のテレビドラマも人気を博した村上もとかの「JIN-仁-」(6.0%)がランクイン。
選んだ理由では、「ドラマシリーズでファンになり全巻大人買いしました」(30代、産婦人科)など、テレビドラマをきっかけに
ファンになったという意見もみられた。
3位には、2次利用がフリー化されたことも話題となっている佐藤秀峰の「ブラックジャックによろしく」(5.7%)がランクイン。
選んだ理由では、「かなり取材してそうな印象がある」(40代、産婦人科)、「研修医の立場から、様々な問題提起を
してくれるので、考えさせられます」(40代、精神科)などの意見がみられた。
そのほか、ランキング結果は以下のとおり。
1 ブラック・ジャック(手塚 治虫) 1,645票 54.1%
2 JIN-仁-(村上 もとか) 181票 6.0%
3 ブラックジャックによろしく(佐藤 秀峰) 173票 5.7%
4 医龍(乃木坂 太郎/永井 明) 152票 5.0%
5 スーパードクターK(真船 一雄) 131票 4.3%
6 研修医なな子(森本 梢子) 120票 3.9%
7 Dr.コトー診療所(山田 貴敏) 113票 3.7%
8 ゴットハンド輝(山本 航暉) 54票 1.8%
9 メスよ輝け!(高山路爛/やまだ哲太) 51票 1.7%
10 麻酔科医ハナ(なかお 白亜/松本 克平) 25票 0.8%
11 Dr.くまひげ(史村翔/ながやす巧) 17票 0.6%
この調査は同サイトに登録する医師を対象に、11月13日から19日の期間で実施。3040名の医師が回答した。(抜粋)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000026-rbb-ent
【医療】骨髄幹細胞からドーパミンを分泌する神経細胞を作成、パーキンソン病のサルに移植し、その症状が改善 /東北大、理研など
1 :ベガスρ ★:2012/12/04(火) 09:08:18.52 ID:???
”パーキンソン病のサル 骨髄幹細胞で症状改善 東北大など”
パーキンソン病を発症させたサルの骨髄に含まれる幹細胞から神経伝達物質ドーパミンを分泌する神経細胞を作り、
同じサルの脳内に移植して症状を改善させることに、東北大や理化学研究所などのチームが成功、
3日付の米科学誌電子版に発表した。
手の震えや小刻みな歩行などの運動障害が現れるパーキンソン病は、脳内でドーパミン量が低下して起きるとされるが、
根本的治療法はない。骨髄は白血病の治療で採取方法が確立しており、東北大の出沢真理教授(細胞組織学)は
「近い将来に人間への応用が期待できるだろう」と話している。
チームはパーキンソン病のサル5匹の腰骨に針を刺して骨髄液を採取。骨や神経のもとになる間葉系幹細胞を分離し、
さまざまな物質を加えながら培養、ドーパミン細胞に成長させた。
この細胞をドーパミンが減った脳の部分に移植すると、移植4カ月後ぐらいから、餌を取ろうとする手の動きが改善した。
少なくとも8カ月後までは効果が持続、解剖すると移植した細胞が生着している様子を確認できたという。
自らの細胞のため拒絶反応がなく、がんにもならなかった。
パーキンソン病の治療研究では、京都大のチームが人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)を
ドーパミン細胞に成長させてサルの脳に移植し、症状を改善させることに成功している。
画像(シェーマ)
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2012/20121203019jd.jpg
河北新報 2012年12月04日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121204t15005.htm
関連記事
Stem cell transplant boosts function slightly in Parkinson's monkeys
http://www.latimes.com/news/science/sciencenow/la-sci-sn-parkinsons-stem-cells-20121203,0,5101424.story
論文(JCI)
Autologous mesenchymal stem cell?derived dopaminergic neurons function in parkinsonian macaques
http://www.jci.org/articles/view/62516
"「電子教科書」出版社は複雑な思い 重たい医学書から解放!学生は歓迎の声"
電子書籍の普及が進む中、大阪府立大学(本部・堺市中区)で、教科書の電子書籍化に向けた実証実験が進められている。
今年6月から一部の学生を対象に、電子化した教科書を収めたタブレット端末を配布。
デジタルならではの検索機能に加え、教科書の重さから解放されることが、学生にとって最大のメリットだ。
一方で出版社の側には、電子化による教科書の“価格破壊”への懸念も広がる。
これに対し、タブレットを提供し二人三脚でプロジェクトを進めるシャープは、府立大での実験成果を踏まえて
全国の大学に普及させたい考えだ。(戸津井康之)
◆教科書すべてに動画、国家試験問題集も
「重たい教科書を持ち運ばなくて済むようになったのは便利」。タブレットを使い始めた学生たちからは、
このような歓迎の声が上がっているという。
府立大では6月、総合リハビリテーション学部で臨床実習中の4年生80人に、
11月末までシャープ製のタブレットを貸与。10月から来年7月までは、第2陣として
看護学部の3年生92人が実験に参加している。
これらの学生は臨床実習のために、病院などの施設と、大学や自宅との間を往復する機会が多い。
しかし、理系の学生ならではの悩みが教科書の重さ。学生によっては、15冊にも及ぶ分厚い医学専門書約10キロ分を、
リュックなどに入れて持ち運ばねばならないという。総合リハビリテーション学部では約75%、
看護学部の場合だと約95%を、女子学生が占める。重たい教科書の持ち運びは、学生たちにとって悩みの種だった。
これに対し配布されたタブレットは、大学ノートとほとんど変わらない大きさの10・1インチ画面で、
重さはわずか640グラム。この中に必要な教科書すべてに加え、患者との接し方や採血の手順を学ぶ動画など
府立大が独自に開発した教材、国家試験の問題集も収録されている。
◆書き込み機能も追加 学生の意見をフィードバック
紙の教科書にはない、電子化のもう一つの大きなメリットが検索機能だ。
タブレットでは、収録されているすべての教材を横断的に、一瞬でキーワード検索することが可能。
紙と同様に、重要な部分に付箋(ふせん)をつけたり、マーカー線をひいたりすることもできる。
また実験第1陣の総合リハビリテーション学部の学生から、「電子教科書に書き込みができるといい」
という意見があったことから、看護学部で使用するタブレットにはノートのように書き込める機能も付加。
学生からはほかに、「画面に1冊分しか表示できないのは不便。机の上で何冊も本を広げるような使い方がしたい」
との要望も出ているといい、今後も学生へのアンケート結果やタブレットに記録された使用状況記録を分析し、
実用化へ向けた検証を進めていくという。
総合リハビリテーション学部の高畑進一学部長は「病院での実習中に必要なすべての教科書が検索できるし、
電車などでの移動中にも国家試験の受験勉強ができる。学習効率の高さは目に見えて実感できる」と評価する。
(つづく)
画像
タブレット端末の電子教科書を眺める総合リハビリテーション学部の学生たち=大阪府羽曳野市の大阪府立大学羽曳野キャンパス
http://www.sankeibiz.jp/images/news/121209/bsj1212091903003-p1.jpg
http://www.sankeibiz.jp/images/news/121209/bsj1212091903003-p2.jpg
http://www.sankeibiz.jp/images/news/121209/bsj1212091903003-p3.jpg
http://www.sankeibiz.jp/images/news/121209/bsj1212091903003-p4.jpg
産経Biz
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121209/bsj1212091903003-n1.htm
2 :ベガスρ ★:2012/12/09(日) 23:30:03.08 ID:???
>>1のつづき
◆「紙も電子も両方買って」出版社側の事情
一方で、実用化には、クリアすべき課題も多い。その一つが、出版社側の対応の不透明さだ。
実証実験には出版社約10社が協力し、タブレットに収録された教科書は無償で貸し出された。
だが、実用化に際しては、対応を留保する社が少なくないという。
その大きな原因が、電子教科書は紙の教科書に比べて価格が安く利益が出ないのでは、という懸念が
出版界に根強く残っていることだ。出版社によって事情は異なるが、府立大によると、
電子教科書を販売する条件として、紙の教科書と電子教科書の双方を購入することを挙げる社が複数出てくる可能性があるという。
「そうなれば学生の金銭的負担が大きくなり、大学が電子教科書を推奨するわけにはいかなくなる」。
高畑学部長はこう憂慮する。
◆電子化で広がる教科書の可能性
しかし電子教科書を、これまでの教育界を変えるビジネスチャンスととらえる見方もある。
実験に協力している医学系専門の出版社、三輪書店(東京都文京区)は教科書の電子化に前向きだ。
青山智社長は「電子化によって、教科書に音声や映像を入れることも可能になる。
これまでの教科書の概念を変え、大きく発展する可能性がある。出版社にとっても電子化は有益だ」と期待を込める。
シャープの辰巳剛司・モバイルソリューション事業部長は「府立大での実験で培ったノウハウは、
他の大学へも転用することができる。今後、全国の大学で電子教科書が広まるのでは」と予想。
実証実験チームのリーダー、矢田泰規・同副部長は「電子教科書を導入する大学が増えれば、
出版社側も積極的に電子化を推進するはず」と話している。
(おしまい)
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【生化学】不明だったヒトミトコンドリア内の「NADP」の供給源を発見/京大
1 :一般人φ ★:2012/12/11(火) 00:25:58.97 ID:???
京都大学は12月5日、ヒトのミトコンドリアで「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)」を
合成する酵素を特定し、NADPの供給源を明らかにしたと発表した。
成果は、京大 農学研究科の村田幸作教授、同・河井重幸助教らの研究グループによるもの。研究の詳細な
内容は、12月4日付けで英国科学誌「Nature Communications」オンライン版にオープンアクセス誌として
掲載された。
ヒトを含めた真核細胞は、分裂し、増殖する「オルガネラ:ミトコンドリア(Mt)」を持っている。ヒト細胞のMtは、
外膜と内膜に囲まれ、内膜は複雑な「クリステ構造」を取る(画像1)。Mtは独自のDNA(mtDNA)を数コピー持ち、
分裂し、増殖する点が特徴だ。
画像1。真核細胞の構造
http://news.mynavi.jp/news/2012/12/06/146/images/001l.jpg
Mtは細胞質に数1000個存在しており、Mtは糖や脂肪酸を燃焼させ、エネルギー(ATP:アデノシン三リン酸)を
産生する重要な機能を担う。したがって、Mt内では多種多様な酸化還元反応が稼働しているが、その酵素反応に
必要な補酵素(NADPと「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)」)の中、NADPの供給源が不明なため、
Mt機能の解析の妨げになっていた。
NADPは、酵素NADキナーゼが触媒する反応の「NAD+ATP→NADP+アデノシン二リン酸(ADP)」で合成される。
しかしヒト細胞では、細胞質に1個のNADキナーゼ(ヒトNADキナーゼ)の存在が知られているのみで、NADキナーゼの
遺伝子も1個しかないとされてきた(画像2)。これでは、Mtにおける「NADP(H)」(NADPHは還元型NADPの略)
供給源がなく、Mtの機能を説明することができない。
(本文>>2以降に続く)
▽記事引用元 マイナビニュース(2012/12/06)
http://news.mynavi.jp/news/2012/12/06/146/index.html
▽京都大学プレスリリース
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/121205_2.htm
▽Nature Communications
「Identification and characterization of a human mitochondrial NAD kinase」
http://www.nature.com/ncomms/journal/v3/n12/full/ncomms2262.html
2 :一般人φ ★:2012/12/11(火) 00:26:17.60 ID:???
(>>1続き)
しかしヒトと同じ真核生物である植物では細胞質、葉緑体、「ぺルオキシソーム」に、酵母では細胞質とMtに
NADキナーゼが存在し、その反応によってNADPが供給される(画像2)。Mtの機能を考えた場合、ヒト細胞のMtに
NADキナーゼが存在しないということは想定し難いというわけだ。
画像2。真核生物細胞からいって、ヒトMtにNADキナーゼが存在しないのは想定し難いのだが、これまでのところ
見つかっていなかった
http://news.mynavi.jp/news/2012/12/06/146/images/002l.jpg
そこで、ヒト細胞のNADキナーゼを詳細に調査。その結果、タンパク質「C5orf33」がMtのNADキナーゼと
特定された次第だ。実際、C5orf33はMt輸送配列を持ち、Mt局在性も免疫学的手法で証明された。つまり、
C5orf33は細胞質で合成された後、Mtに輸送されるという仕組みを持つ(画像3)。
また、C5orf33はMt内の生理的条件下で機能し、ほぼすべての臓器での発現が確認された(画像4)。さらに
C5orf33は、ATPに加えて「ポリリン酸(リン酸重合体)」に高い活性を示す原核細胞型の酵素であり、ヒトMtが
原核細胞由来であることを示唆した。こうした成果により、ヒトMtの機能と起源を理解する学術的に重要な
成果が得られたのである。
画像3。NADキナーゼC5orf33は細胞質で合成された後、ミトコンドリアに輸送される
http://news.mynavi.jp/news/2012/12/06/146/images/003l.jpg
画像4。NADキナーゼC5orf33は各臓器・組織で発現している
http://news.mynavi.jp/news/2012/12/06/146/images/004l.jpg
(以上本文引用ここまで)
【脳神経】細胞内輸送の破綻が「てんかん」発症の原因の一端であることを確認/東大
1 :一般人φ ★:2012/12/11(火) 00:13:56.88 ID:???
東京大学(東大)は12月6日、神経細胞で細胞内の物質輸送を担うキネシンスーパーファミリータンパク質の1つ
である分子モーター「KIF5A」がGABAA受容体を輸送しており、この輸送機構が破綻することで「てんかん」が
発症することを明らかにしたと発表した。
同成果は同大大学院医学系研究科細胞生物学・解剖学講座/分子構造・動態学講座の廣川 信隆 特任教授
、
同 武井陽介 准教授、同 中島一夫 特任研究員らによるもので、詳細は「Neuron」に掲載された。
てんかんは、大脳神経細胞の過剰な活動の結果、発作性の神経症状を繰り返す慢性の脳障害で、その発症頻度
は高く、日本では現在100万人におよぶ患者がてんかんによる発作と、その発作が原因でおこる様々な生活障害に
苦しんでいると言われる。
しかし、てんかんの原因解明はまだ不十分であり、様々な薬物療法、外科手術などが行われていますが、
残念ながら根本治療は確立されていないのが現状だ。
今回、研究グループでは、神経細胞の分子モーターの1つである「KIF5A」に注目して研究を行った。一般に
分子モーターは細胞の中でいろいろな荷物を運ぶ"運び屋"とされており、多種多様な分子モーターとその
荷物が知られているが、KIF5Aが専門に輸送する荷物はまだ見つかっていなかったためで、遺伝子欠損マウスを
作成して観察したところ、このマウスは生後しばらくして激しいてんかん発作を繰り返すようになることが
確認された。
詳しく調べたところ、マウスの脳波に著しいてんかん性異常波が頻発していることが確認された。脳内の
神経伝達には興奮性神経伝達と抑制性神経伝達の2種類があるが、このマウスの脳を調査した結果、GABAA受容体
を介した抑制性神経伝達が大きく損なわれていることが判明したほか、KIF5Aの"荷物"がGABAA受容体であり、
KIF5AがGABARAP(GABAA receptor associated protein)というタンパク質を仲立ちとしてGABAA受容体を細胞内の
ゴルジ体から細胞表面へと輸送していることが示された。
また、実際に研究グループではKIF5Aを欠損した神経細胞の内部でGABAA受容体輸送が停滞している様子が
共焦点レーザー顕微鏡で撮影することに成功し、KIF5A欠損神経細胞にKIF5Aを再び導入すると、GABAA受容体は
再びシナプスへ運ばれるようになる様子も確認されたという。
これは、KIF5Aが欠損するとGABAA受容体のシナプスへの供給が止まり、抑制性神経伝達が低下するためKIF5A
欠損マウスの脳では興奮性神経伝達と抑制性神経伝達のバランスが興奮側に傾き、神経ネットワークの興奮性
が高まった結果として、てんかんが発生したことを示すものであり、研究グループではこの成果により、
てんかん発病の分子レベルでの理解が前進することから、今後のてんかんの分子治療などの開発に向けた
重要な手がかりになることが期待されるとコメントしている。
KIF5A遺伝子欠損マウスのてんかん発作の脳波(左)とそのときのマウスの様子(右)
http://news.mynavi.jp/news/2012/12/06/141/images/011l.jpg
▽記事引用元 マイナビニュース(2012/12/06)
http://news.mynavi.jp/news/2012/12/06/141/index.html
▽東京大学プレスリリース
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/press.html#20121206
▽Neuron
「Molecular Motor KIF5A Is Essential for GABAA Receptor Transport, and KIF5A Deletion Causes Epilepsy」
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0896627312009324
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iPS細胞作成には
現在6個のDNAを使用しているはず
4-3-2-6と
移行
[1]一般人φ ★ 12/15(土)23:53 ?
京都大学は12月7日、ヒト人工多能性幹(iPS)細胞中の全タンパク質(プロテオーム)に対し、独自の計測システム
を用いた発現解析を行い、約1万種のタンパク質の発現量プロファイルを取得することに成功したと発表した。
成果は、京大 薬学研究科の石濱泰教授、iPS細胞研究所(CiRA)の中川誠人講師、同・山中伸弥所長(教授)らの
共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、12月4日付けで「Journal of Proteome Research」に掲載された。
タンパク質は細胞の機能制御の主役であり、機能解析をする上でその全体像(プロテオーム)をとらえることが
必須だ。しかし、タンパク質の設計図であるゲノムや遺伝子に比べるとその計測は困難であり、ヒトゲノムや
ヒト遺伝子が明らかになった現在でも、ヒトタンパク質の全貌はわかっていない。
このヒトプロテオームのすべてを明らかにすることを目的とした「ヒトプロテオームプロジェクト」が、現在
ヒトプロテオーム機構による国際プロジェクトとして進行している。石濱教授らはこのヒトプロテオーム
プロジェクトの日本チームの一員であり、大規模プロテオーム解析のための独自の計測システムの開発に取り
組んでいるところだ。
今回の研究では、自家製のメートル長キャピラリーカラムを用いる独自の「ナノ液体クロマトグラフィー-
タンデム質量分析(nanoLC-MS/MS)」システムである「ワンショットプロテオミクスシステム」を用いて解析が
行われた。
iPS細胞は山中教授らによる発見以来、多くの研究者らによってその多能性獲得や多能性維持機能の研究が
行われているが、未だにその詳細なメカニズムは明らかになっていない。
研究チームは、iPS細胞機能解析に必須の基盤情報であるタンパク質の発現量情報の取得を目的とし、iPS細胞と
その誘導前に当たるヒト線維芽細胞中のプロテオームプロファイルとの発現比較を行い、iPS細胞の発現
プロテオームプロファイルを明らかにした。さらに、情報学的検討を加え、その特徴付けが行われた形だ。
具体的にはCiRAにて樹立されたヒトiPS細胞5株および対照試料としてヒト線維芽細胞3株を用意し、研究グループが
開発した独自のプロトコール「相間移動可溶化法」を用いてタンパク質を高収率で抽出。さらに消化酵素
トリプシンで処理して、ペプチド試料溶液を調製。nanoLC用カラムとして、内径0.1mm、長さ2mのガラス製
毛細管内部にシリカモノリスと呼ばれる多孔性連続構造体を重合反応により調製した。
このカラムをnanoLC-MS/MS装置に搭載したワンショットプロテオミクスシステム(画像1)を用い、ペプチド試料を
前分画なしで1試料あたり10時間かけ、ゆっくりとnanoLCからMS/MS装置に溶出させて直接計測を行ったのである。
そして得られたデータを情報学的手法により解析され、それぞれの試料溶液に含まれているタンパク質が同定・定量された。
画像1。ワンショットプロテオミクスシステム
(窓)http://news.mynavi.jp/news/2012/12/11/142/images/001l.jpg
(本文>>2以降に続く)
▽記事引用元 マイナビニュース(2012/12/11)
(窓)http://news.mynavi.jp/news/2012/12/11/142/index.html
▽京都大学プレスリリース
(窓)http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/121207_2.htm
▽Journal of Proteome Research
「Rapid and Deep Profiling of Human Induced Pluripotent Stem Cell Proteome by One-shot NanoLC?MS/MS Analysis
with Meter-scale Monolithic Silica Columns」
(窓)http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/pr300837u
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【研究】「もう日本には戻らない」がん治療薬研究の権威が日本を見限った理由
1 :エタ沈φ ★:2013/02/19(火) 18:43:02.33 ID:???
「私はもう日本には戻りません」
こう断言するのは、米国シカゴ大学の中村祐輔教授(60歳)。’12年4月に研究拠点を東京大学
医科学研究所からシカゴに移した。中村氏が開発した「がんペプチドワクチン」は、これまで
の抗がん剤のように副作用を起こさない新しいがん薬として世界中から注目を浴びている。日
本国内の臨床研究では非常に悪化した肺がん患者や、難治といわれるすい臓がんの患者も回復
させるなどの成果をあげている。シカゴに拠点を移したため、日本国内でがんワクチンの臨床
研究に支障が起こりつつある。しかし、なぜ中村氏は遠くシカゴに行ってしまったのだろうか?
昨年末に上梓した著書『がんワクチン治療革命』(講談社)に、その理由が書かれている。理由
の30%は「シカゴ大学に(自分の研究の)チャンスを見出したこと」。そして40%が「日本の政治
家に対する無力感」。残る20%が、「日本政府がゲノム研究をサポートしないこと」だという。
中村氏は’11年1月、政府に請われて国の『医療イノベーション推進室』室長への就任を二つ
返事で引き受けた。がんに対する新しい薬が、21世紀になって続々と登場している。だが、ほ
とんどが海外の企業で見つけられたものであり、日本では、これらのがん治療薬が国内で承認
されるのに数年以上遅れてしまう。新薬開発には、煩雑な手続きや膨大なデータを集めるため
に多大な時間を要する。がん難民を生むうえに、医薬品の輸入超過が1兆6千億円(2012年)にも
達している。
「推進室の目的は、製薬や医療機器をめぐる承認の遅さや開発の遅さを関係者で改善していこ
うというものでした。今の日本に必要な改革なので、クビにならなければ5年くらいは頑張る
つもりだったんです。ところが、室長といっても権限は与えられず、絵に描いた餅のような案
を作る仕事でした。会議に参加する省庁は互いの縄張りを主張するだけで、改革は一歩も進
まなかった」(中村氏)
無力感にとらわれた中村氏は10月に野田佳彦首相(当時)に「霞ヶ関には谷間があって、もうどう
にもなりません」と訴えた。すると野田首相は「そうですか。霞ヶ関に谷間ですか? 担当者に対
応するように伝えます」と回答しただけで、結局は何も変わらなかったという。
中村氏は同年末に室長を辞任。同時に米国へ渡ることを決めた。
>>2へ続く
2 :エタ沈φ ★:2013/02/19(火) 18:44:13.18 ID:???
>>1の続き
「推進室では、ヘドロがたまったような官僚組織を相手に、無力感だけが残りました。自分の年
齢を考えると、医療開発に対し前向きな米国を選択するのがベストだと思ったんです」(同)
渡米して中村氏の研究環境はがらりと変わった。
「こちらでは、日本のように国の方針を学閥や私的偏見で歪めることはありません。大学では意
味のない会議も年功序列もなく、若い研究者や病院の医師たちと議論したり、彼らにアドバイス
したりと充実した日々を送っています」(同)
中村氏は、日本の医療再興のためには「イノベーション(革新)よりレボリューション(革命)が必
要」と力説する。「アメリカ国立衛生研究所のように、研究者のトップが医学研究へのビジョン
を作り、予算権限を持つ組織が必要です。そして、公平無私に国家戦略を作成できる研究者、評
価ができる研究者、若手を育てる意識の高い研究者が必要です。また、日本の教育は『人を育て
る』のではなく『人を甘やかす』ものになっています。『研究は楽しいですよ』と若手を誘うの
ではなく、『歯を食いしばって世の中のために研究しなさい』と、研究者としての使命感を持た
せる教育が必要だと思います」(同)
2/19発売の週刊SPA!「技術&頭脳 流出が日本を滅ぼす」では、中村氏以外にもさまざまな理由で
海外に流出した日本の研究者が、日本が抱える問題を激白している。
【中村祐輔氏】
医学博士。’11年、内閣官房医療イノベーション推進室長に就任。辞任後にシカゴ大学医学部教授。
著書に『がんワクチン治療革命』(講談社)など
日刊SPA!2013年02月19日17時25分
http://news.livedoor.com/article/detail/7423209/
*依頼がありました
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1361026525/9
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【実験】ネズミを使った動物実験は人体にすべて当てはまるわけではない/米研究
1 :エタ沈φ ★:2013/02/19(火) 09:49:42.50 ID:???
人体の病理的メカニズムを解明したり、あらゆる病気への治療方法を開発する際の動物実験
には、現在まで50年間以上、ネズミが使われてきた。しかし、Proceedings of the National
Academy of Sciences(以下、PNAS)に発表された論文によると、少なくとも火傷、外傷、
敗血症の3つにおいては、ネズミのモデルを人体に当てはめることは難しい。
これら3つの炎症性の疾患に対して反応するネズミの遺伝子は、人間のそれとはかなり異なる。
また、ネズミは、3つそれぞれに違ったパターンの遺伝子反応を示したのに対し、人体では3つ
に類似した遺伝子反応が見られた。すなわち、火傷、外傷、敗血症のどれか1つに対する効果
的な治療方法が発見されれば、それが3つすべてに共通して利用が出来るかもしれない。
アメリカでは、年間75万人の患者が敗血症にかかり、そのうち4分の1から半分の患者を死に至
らしめ,集中治療室での主な死因の1つとなっている。
さらに、この研究によって、癌や心臓疾患など、免疫システムに関わる病気に、ネズミを使っ
た動物実験の結果を適用すべきか否か、という疑問が問いかけられる。
Q Life Pro
http://www.qlifepro.com/news/20130217/us-japan-research-animal-experiments-with-mice-doesnt-apply-any-human-body-is.html
PNAS/IF 9.681
「Genomic responses in mouse models poorly mimic human inflammatory diseases」
http://www.pnas.org/content/early/2013/02/07/1222878110.abstract
Massachusetts General Hospital News Release
http://www.massgeneral.org/about/pressrelease.aspx?id=1552
【免疫】アレルギー:炎症「火付け役」の白血球、実は「火消し役」
1 :アヘ顔ダブルピースφ ★:2013/02/22(金) 13:06:16.69 ID:???
アトピー性皮膚炎やぜんそくなどのアレルギーを悪化させる「火付け役」と考えられていた原因物質が、
逆に炎症を抑制する「火消し役」に変わる仕組みを、東京医科歯科大の烏山(からすやま)一教授(免疫アレルギー学)
のチームがマウスの実験で発見したと発表した。アレルギー疾患の新たな治療法の開発が期待できる。
21日付の米科学誌イミュニティ(電子版)に掲載された。
アレルギーは、本来有害ではない花粉などを敵だと思い、白血球などの免疫反応が過剰になって炎症が起こる現象。
しかし、アレルギー性炎症を抑制・終了させる仕組みは十分解明されておらず、治療の大半は対症療法となっている。
チームは、慢性アレルギー炎症を起こしたマウスの耳の細胞で、さまざまな種類の白血球の動きを調べた。
その結果、細胞内で炎症を起こす白血球の「炎症性単球」が別の白血球の指令を受けて、
アレルギー物質を取り込んで壊す「火消し役」に変わっていることが判明した。【斎藤有香】
毎日新聞 2013年02月22日 09時51分(最終更新 02月22日 10時07分)
http://mainichi.jp/select/news/20130222k0000e040155000c.html
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【神経】アルツハイマー病の血管からの投与による遺伝子治療実験に成功/理化研
1 :エタ沈φ ★:2013/03/18(月) 20:15:27.07 ID:???
アルツハイマー病のマウスに遺伝子治療を施し、記憶障害をほぼ正常なレベルに改善させることに
世界で初めて成功したと、西道(さいどう)隆臣・理化学研究所シニア・チームリーダーと岩田修永
(のぶひさ)・長崎大教授らのチームが18日付の英科学誌に発表した。予防や治療法の開発につなが
る可能性がある。今後、霊長類の実験を経て、安全性が確認されれば臨床試験を目指す。
アルツハイマー病はベータアミロイドという不要なたんぱく質が脳内に過剰にたまり、神経細胞を
壊し発症する。
チームは2001年、ベータアミロイドを分解する酵素「ネプリライシン」を発見。その後の国内外の
研究から、この酵素の働きが低下すると、アルツハイマー病を発症することが分かった。
そこで、神経細胞でネプリライシンの生成が高まれば治療につながると考え、ネプリライシンを作
る遺伝子を組み込んだウイルスを開発。初期のアルツハイマー病を発症したマウスに注射する遺伝
子治療を実施した。
その結果、ベータアミロイドの量は半減し、健康なマウスとほぼ同じ量になった。迷路でゴールに
到着する時間から記憶力を測ると、健康なマウスと互角になっていた。
アルツハイマー病の国内の患者数は約200万人。ベータアミロイドが蓄積し始めてから症状が表れる
まで約20年かかるとされる。西道さんは「一定の年齢を迎えたら接種するようにすれば、発症防止
にもつなげられる」と話す。
毎日新聞 2013年03月18日 19時01分(最終更新 03月18日 19時30分)
http://mainichi.jp/select/news/20130319k0000m040017000c.html
Scientif Reports
Global brain delivery of neprilysin gene by intravascular administration of AAV vector in mice
http://www.nature.com/srep/2013/130318/srep01472/full/srep01472.html
理化学研究所 プレスリリース
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2013/130318/detail.html
アルツハイマー病遺伝子治療実験の概要
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2013/130318/image/03.jpg
【医療】「脂肪幹細胞」移植で乳房再生 鳥取大、5人に実施成功
1 :エタ沈φ ★:2013/03/21(木) 01:05:21.29 ID:???
脂肪の組織になる能力がある「脂肪幹細胞」を本人の体から採り、乳がんの手術で乳房を部
分的に切除した部位に移植し、乳房を再生する臨床研究を鳥取大病院(鳥取県米子市)が5人
に実施し、成功したことが同病院への取材で20日、分かった。担当の中山敏准教授によると
、患者の経過は良好という。
鳥取大病院によると、移植手術は昨年9月~ことし1月、神奈川県や大阪府など5府県の30~60
代の女性に実施した。乳がんで、乳房をできるだけ残す温存手術を受けてから1年以上経過し
、がんの再発や転移がない人が対象。
共同通信 2013/03/20 20:35
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013032001001611.html
鳥取大学医学部附属病院
http://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/medical-approach/9431.html
自己皮下脂肪組織由来細胞移植
http://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/files/7794.jpg
*依頼がありました
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1361026525/140
【再生医療】赤血球大量製造に道 iPS細胞から赤血球を大量につくれる細胞を作製 日本再生医療学会で発表/理研バイオリソースセンター
1 :白夜φ ★:2013/03/21(木) 21:27:30.36 ID:???
理研、赤血球大量製造に道 iPS細胞から
体のさまざまな細胞になる人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から赤血球を大量につくれる細胞を作製したと、
理化学研究所バイオリソースセンター(茨城県つくば市)の中村幸夫細胞材料開発室長が21日、
横浜市で開催中の日本再生医療学会で発表した。輸血用の血液製剤の大量製造につなげたいとしている。
中村室長のチームは以前、赤血球になる手前の「赤血球前駆細胞」をマウスの胚性幹細胞(ES細胞)から作製した。
このときの培養方法を改良、人間のiPS細胞に遺伝子操作を加えるなどして前駆細胞をつくり、
ほぼ無限の増殖能力を持たせることに成功した。
2013/03/21 17:41 【共同通信】
_____________
▽記事引用元 47NEWS 2013/03/21 17:41
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013032101001431.html
iPSから角膜表面の細胞作製…阪大チーム
読売新聞 3月24日(日)13時52分配信
大阪大の研究チームが、様々な細胞に変化する能力を持つiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、目の角膜表面の細胞を作製した。
将来は、角膜表面がにごって視力低下などが起きる原因不明の難病「スティーブンス・ジョンソン症候群」などの治療につながる可能性があるという。
同大の西田幸二教授と林竜平助教らの研究チームが23日、横浜市で開かれた日本再生医療学会で発表した。研究チームが作製したのは、角膜表面を覆い、細菌など病原体の侵入を防いでいる「角膜上皮細胞」。人のiPS細胞に特殊なたんぱく質などを加え変化を誘導し、角膜上皮細胞と良く似た構造を持つ細胞を作って、シート(薄膜)の形状になるように培養した。このシートをウサギの目に移植し、病原体を防ぐ機能を確認した。
最終更新:3月24日(日)13時52分
Facebook関連機能について
【発生】iPS細胞への初期化を阻害する因子が分化誘導を促進することを発見/京都大など
1 :エタ沈φ ★:2013/04/02(火) 12:20:49.10 ID:???
さまざまな組織や臓器の細胞になる能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製を妨げる遺伝子を、
京都大iPS細胞研究所のグループが明らかにし、1日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
体を修復する再生医療で有望なiPS細胞作製の効率化や高品質化に役立つと期待される。
グループは、マウスの神経細胞に「山中4因子」と呼ばれる遺伝子のほか、神経細胞に特徴的にある
158の遺伝子を一つずつ導入し、iPS細胞に育ったものと育たなかったものを見分けた。
その結果、Pax6など六つの遺伝子は、他の遺伝子に比べて作製効率が低く、作製を妨げていること
が分かった。
共同通信 2013/04/02 04:00
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013040101001926.html
京都大学 iPS細胞研究所 CiRA
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/130402-083117.html
PNAS/IF 9.681(2011)
"Transcription factors interfering with dedifferentiation induce cell type-specific transcriptional profiles"
【医学】骨になるか軟骨になるかを運命づけるメカニズム/東京大
1 :白夜φ ★:2013/04/03(水) 11:39:36.37 ID:???
骨になるか軟骨になるかを運命づけるメカニズム
ーヘッジホッグとBMP経路の相互作用により軟骨膜細胞の 骨・軟骨への分化が決められることを発見-
: バイオエンジニアリング専攻 大庭伸介特任准教授
2013/04/01
体の中には複数の細胞に分化することができる前駆細胞が存在します。
軟骨組織を覆う軟骨膜には、胎児の骨格が形成される過程において、骨と軟骨の両方に分化できる前駆細胞が存在し、将来の骨形成に寄与すると考えられています。
発生学的には、軟骨膜細胞は骨組織の細胞源となるだけでなく、特定の遺伝子が働かなくなると軟骨組織を形成することが知られています。
これら軟骨膜細胞の分化決定にはヘッジホッグやBMP(Bone Morphogenetic Protein、骨形成性タンパク質)など、
様々な因子により制御されていることはわかっていますが、その制御機構は完全には解明されていません。
東京大学大学院医学系研究科の北條宏徳特別研究員(現 南カリフォルニア大学Broad-CIRMセンター所属)、
東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻の大庭伸介特任准教授、鄭雄一教授らは、
日立製作所の神原秀記フェローやミシガン大学の三品裕司准教授らのグループと共同で、
ヘッジホッグとBMPの相互作用が軟骨膜における骨・軟骨前駆細胞の分化運命決定の制御機構に関わることを解明しました。
本研究が、ヘッジホッグやBMP等を利用した骨や軟骨の再生療法を開発する際の足がかりとなることが期待されます。
_____________
▽記事引用元 東京大学工学部 2013/04/01掲載記事
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/epage/release/2013/2013040101.html
詳細リリース
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/pdf/2013/20130401_ohba.pdf
【技術】死後の脳を透明にする手法の開発に成功 脳内の複雑な神経配線を脳をスライスせずに調査・研究が可能に/米スタンフォード大
1 :白夜φ ★:2013/04/15(月) 22:38:55.05 ID:???
脳の3D透明化技術の開発に成功、米研究
2013年04月14日 13:36 発信地:パリ/フランス
【4月14日 AFP】米国の科学者チームは、死後の脳を透明にする手法の開発に成功した。
これで、脳内の複雑な神経配線を、脳をスライスせずに調査・研究できるようになるという。
化学工学の粋を集めたこの手法はマウスから取り出した脳で実証試験が行われてきたが、さらなる試験により、ゼブラフィッシュや人間の脳の一部にも有効に機能することが明らかになった。
10日に英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された論文によると、クラリティー(CLARITY)と呼ばれるこの手法は、体から取り出した脳やその他の臓器の「3次元」的な研究に大きな変化をもたらすものだという。
研究チームを率いた米スタンフォード大学(Stanford University)の生物工学研究者、カール・ダイセロス(Karl Deisseroth)氏は
「原型を保ったシステムの広い範囲を分子レベルの分解能で見て、細部の詳細と全体像を同時に調査できるようにするというのは生物学における大きな課題の1つだった」と語る。
■脂質を除去して透明に
脳は体の中で最も重要な臓器だが、脳の回路がどのように機能するのかについては、いまだ大部分が解明されていない。
不透明な脂質によって視界が遮られるため、脳の内部を観察することができない。
脂質は細胞膜を形成し、細胞組織を1つにまとめる役割を担っている。
これまで、脳の奥の構造を調べるには、脳をごく薄くスライスして、スライスごとのスキャン画像を作成してから、コンピューターで画像を再構成するというプロセスが必要だった。
CLARITYでは、脂質を透明な水性ジェルで置き換えることで、組織の原型を保ったまま、脳内部の微細構造を明らかにすることができる。
まず脳内にジェルを注入して細胞組織に浸透させ、組織の構成要素を結び付ける網の目構造を形成する。
その後、脳の組織を壊さないように電気化学的処理を行って脂質を取り出す。
これにより、すべての細胞と神経配線の原型を保ったまま、詳細に調査できるようになる。
■マウス、ゼブラフィッシュに続き人間の脳でも実証
今回の研究を行ったスタンフォード大学の発表によると、この処理によって「神経細胞、軸索、樹状突起、シナプス、タンパク質、核酸などの重要な構造が全て本来の位置に原型のまま残った3D(3次元)の透明な脳」が得られるという。
脳にこうした透明化の処理を施せば、光と薬品を使用して、脳の細胞群の間の神経連絡と関係を個別に追跡・調査することが可能になる。
蛍光タンパク質を使って、個々の神経線維をそれぞれ異なる色で発色させると、神経細胞をつなぐシナプスなどの超微細構造を電子顕微鏡で調べることができる。
研究チームはこの手法をマウス、ゼブラフィッシュで実証した後、死亡した人間の脳の切片を使って試した。
研究チームは、7歳の自閉症児の前頭葉の個別の神経線維を調べたところ、神経細胞に特異な「はしご状のパターン」があることを発見した。
米国立精神衛生研究所(US National Institute of Mental Health)のトーマス・インセル(Thomas Insel)所長は、
CLARITYによって「脳の生体構造を調査し、それが疾病によってどのように変化するかを解明するための方法が大きく変わることが期待される」と述べ、
「われわれの最も重要な3次元器官である脳の詳細な研究を、2次元的な手法でしか行えないなどということはもはやない」と指摘した。(c)AFP
________________
▽記事引用元 AFPBBNews 2013年04月14日 13:36配信記事
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2938486/10572451
▽関連
Nature
Structural and molecular interrogation of intact biological systems
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature12107.html
【再生医療】虫歯治療で抜いた神経再生 世界初の臨床研究へ/国立長寿医療研究センター
1 :白夜φ ★:2013/04/21(日) 23:57:55.49 ID:???
虫歯治療で抜いた神経再生、世界初の臨床研究へ
虫歯の治療で抜いた歯の神経(歯髄)を、親知らずから取り出した細胞を移植して再生する世界初の臨床研究を
国立長寿医療研究センター(愛知県)の中島美砂子部長らが今月内にも始める。
細菌による虫歯再発や化膿かのうを防ぎ、歯の寿命を長くできると期待される。
症状の重い虫歯の治療では、歯の中央部分に位置する歯髄をくりぬき、空間を金属などで補強する。
周囲はセメントで固めるが、すき間から細菌が入り、虫歯が再発したり、歯の根もとが化膿したりすることも多い。
抜歯に至る場合もある。
臨床研究では、患者5人の、親知らずなど不要な歯から、歯髄の再生を促す細胞を採って培養。
培養した細胞を、とどまらせる役割のたんぱく質とともに、歯髄の抜けた空間に注入する。
犬の実験では2か月後に歯髄が回復。臨床研究では、同様の効果があるか、安全性と有効性を確認する。
(2013年4月20日10時15分 読売新聞)
______________
▽記事引用元 YOMIURI ONLINE 2013年4月20日10時15分配信記事
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130420-OYT1T00337.htm?from=ylist
▽関連
国立長寿医療研究センター
自己歯髄組織由来幹細胞を用いた抜髄後歯髄組織再生療法臨床研究の患者登録を開始 (25.4.10)
http://www.ncgg.go.jp/pdf/top/20130410_shika_ncgg.pdf
【再生】効率よく、再現性高くヒトiPS細胞から筋肉細胞を作製/京大
1 :エタ沈φ ★:2013/04/24(水) 17:28:48.56 ID:???
筋肉が徐々に衰える難病、筋ジストロフィーの患者の皮膚細胞から作ったiPS細胞(人工多能性幹細胞)を効率よく
筋肉細胞に変化させ、病態を再現することに成功したと、京都大iPS細胞研究所の桜井英俊講師らの研究チームが
発表した。
治療薬の開発などに生かせる可能性がある。米電子版科学誌「プロスワン」に23日掲載された。
従来は、筋肉細胞への変化を助ける試薬を人のiPS細胞に投与し、4~6週間かけて作製していたが、全体の4割ほど
しか筋肉細胞にならなかった。
チームは、筋肉細胞への変化を促す遺伝子をiPS細胞に組み込み、さらに試薬を投与した。すると、2週間で9割が
筋肉細胞になった。この方法で、「三好型」と呼ばれる筋ジストロフィー患者の皮膚細胞からiPS細胞を作製し、
筋肉細胞へと変化させた。
2013年4月24日13時22分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130424-OYT1T00720.htm
京都大学 プレスリリース
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130424_1.htm
PLOS ONE
Efficient and reproducible myogenic differentiation from human iPS cells: prospects for modeling Miyoshi Myopathy in vitro
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0061540
ヒトiPS細胞から分化させた骨格筋細胞の写真
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/images/130424_1/01.jpg
三好型筋ジストロフィーの疾患再現実験
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/images/130424_1/02.jpg
【再生】てんかんの病態をiPS細胞で再現/福岡大と慶大
1 : ◆UQO6e7.TZ2 @エタ沈φ ★:2013/05/02(木) 14:09:46.39 ID:???
てんかん患者の皮膚細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作って神経細胞に成長させ、脳内で起き
ている病態を再現することに成功したと、福岡大と慶応義塾大のチームが2日付の英医学誌に発表した。
脳は神経細胞で起きる電気活動の興奮と抑制のバランスで正常な機能を維持している。チームは作っ
た神経細胞を使い、一部のてんかんは抑制機能が低下して発症するとの従来の説を確認した。今後、
てんかんの仕組み解明や、新治療の開発につなげたいとしている。
チームは、難治てんかんのうち、乳児に発症する「ドラベ症候群」の患者の皮膚細胞からiPS細胞を
作り、複数の神経細胞に成長させた。
2013/05/02 09:48 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013050201000929.html
福岡大学 プレスリリース
http://www.fukuoka-u.ac.jp/research/column/13/05/02090100.html
http://www.fukuoka-u.ac.jp/research/entryimg/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B91.pdf
http://www.fukuoka-u.ac.jp/research/entryimg/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B92.pdf
Molecular Brain
A human Dravet syndrome model from patient induced pluripotent stem cells
オンラインで5月2日付けで公開予定
【研究】山中教授ら、iPS作製、非効率の主因解明=細胞の75%超逆戻り―防ぐ遺伝子判明
1 :そーきそばΦ ★:2013/06/26(水) 02:53:51.16 ID:???0
ヒトの細胞に遺伝子を入れて人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作る際、効率が極めて低いのはiPS細胞への変化が始まらないからではなく、
途中で逆戻りする細胞が非常に多いことが主な原因と分かった。京都大の山中伸弥教授や高橋和利講師らが25日発表した。
論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
変化が始まった細胞のうち、逆戻りする割合は75%以上もあった。この逆戻りを防いで作製効率を上げる遺伝子が「LIN28」であることも判明。
この遺伝子は2007年、山中教授らと同時にヒトiPS細胞を作ったと発表したジュームズ・トムソン米ウィスコンシン大教授らが作製に使った遺伝子だった。
トムソン教授は1998年、ヒト受精卵から胚性幹細胞(ES細胞)を初めて作ったことで知られる。
LIN28はES細胞で特に働いているが、詳しい働きは解明されていない。
iPS細胞を再生医療や輸血用の血液生産などに応用する上で、作製効率の向上が重要な課題になっている。
山中教授らは「iPS細胞への成熟過程を促進させる遺伝子や化合物の探索で、さらなる効率の改善が期待される」と説明している。
iPS細胞は受精卵に近い増殖能力とさまざまな種類の細胞に変わる能力があり、皮膚などの細胞からiPS細胞に変わる過程は「初期化」と呼ばれる。
山中教授らは初期化が始まった細胞では「TRA―1―60」と呼ばれる抗原物資が出現することを手掛かりに、初期化の過程を綿密に観察した。
四つの遺伝子を入れた細胞のうち、初期化が始まった細胞は20%前後で、予想より多かった。
時事通信 6月25日(火)21時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000205-jij-sctch
【先端医療】iPS細胞から肝臓作成に日本の研究陣が成功、韓国でも期待の声[07/04]
1 :帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★:2013/07/04(木) 11:57:35.19 ID:???
日本の研究陣が人工多能性幹細胞(iPS細胞)でヒトの「ミニ肝臓」を作るのに成功した。
大きさはまだ1センチメートルにもならないが、たんぱく質を作って解毒作用をするなど
肝臓固有の機能をすべて持っていると確認された。これまで幹細胞を利用して多様な臓器細胞が作られたが、
肝臓のような臓器組織自体を作ったのは今回が初めてだ。
このような研究結果は4日に世界的科学学術誌「ネイチャー」を通じて紹介された。
横浜市立大学医学大学院の武部貴則博士らの研究チームは、まず人のiPS細胞を内胚葉細胞に成長させた。
続けてこの細胞を血管内皮細胞、間葉系細胞とともに培養した。
血管内皮細胞は血管を作る役割、間葉系細胞は細胞と細胞をつなぐ役割をする。
これらを混ぜて4~6日間培養すると肝臓の“種”が作られた。
大きさは直径5ミリメートル前後にすぎなかったが、複雑な血管網を備えた「小さな肝臓」だった。
遺伝子テストの結果も実際のヒトの肝臓に現れる遺伝子形態と似ていた。
研究陣はこの種を免疫機能をなくしたネズミの頭部などに移植した。48時間後に血流が生まれ血が回り始めた。
幹細胞で作った細胞だけ移植した時よりはるかに簡単にネズミの体に定着したのだ。
続けてネズミのアルブミン(体内たんぱく質の一種)の数値が上がった。
ヒトの肝臓だけが解毒できる薬物に対する代謝率も上昇した。ネズミに移植されたヒトの肝臓が機能していることを示す証拠だった。
研究陣は昨年4月にネイチャーに論文を提出し、ネイチャーは1年余りにわたりこれを検証した上で論文掲載を決めた。
胎盤幹細胞を利用した肝臓細胞開発研究をしてきた盆唐(プンダン)車病院のファン・ソンギュ研究副院長は、
「これまで幹細胞研究は平面的な二次元細胞を作るのにとどまってきた。日本の研究陣が三次元臓器を作るのに成功したことで、
幹細胞の研究水準を1段階アップグレードした」と話した。臓器の種を作って移植したことに対して、
「苗床に芽が萌え出て田植えをするように幹細胞で臓器構造を作ることができる効率的な方法を見つけ出した」と評価した。
日本の研究陣は自分たちの研究結果に対し、
「移植用臓器提供が非常に不足した状況で臓器の種を作って移植する技術は
新たな突破口になることを見せた」と評した。
自分たちが開発した技術を利用して不足する臓器を直接作って使う時代を開けるだろうという期待を示したものだ。
韓国では昨年1283件の肝臓移植手術が行われた。2000年の205件に比べ大幅に増えた数字だ。
だが、まだ必要な需要をまかなえずにいる。先月基準で韓国の肝臓移植手術待機者は6000人余りに達する。
臓器移植待機者2万4000人のうち腎臓の1万3000人余りに次いで2番目に多い。
待機者が多い理由は肝臓がんや肝硬変など肝臓移植を必要とする患者数に比べ手術に適合する肝臓を確保するのが難しいためだ。
肝臓移植をするにはまず患者と提供者の血液型が一致しなければならない。
また、提供者はウイルス性肝炎のような慢性肝疾患の病歴があってはならない。
幹細胞を利用して人工肝臓を作る研究に関心が集中するのはこのためだ。
だが、サムスンソウル病院移植外科のクォン・ジュンヒョク教授は、「幹細胞を利用した技術をすぐに治療に使うのは厳しいだろう」と話す。
移植された万能幹細胞ががん細胞などに変わる恐れもあるため、危険性を徹底的に糾明するのが先ということだ。
ファン・ソンギュ副院長は、「臨床化は遠い将来のことだが人工肝臓を新薬開発過程で毒性テストなどに活用することはできるだろう」との見方を示した。
http://japanese.joins.com/article/465/173465.html?servcode=A00§code=A00
http://japanese.joins.com/article/466/173466.html?servcode=A00§code=A00
【幹細胞】ヒトのiPS細胞で肝臓を作製し、マウスに移植して生存率を大幅に向上させることに世界で初めて成功/横浜市立大
1 :ケンシロウとユリア百式φ ★:2013/07/04(木) 09:59:30.55 ID:???
ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って小さな肝臓を作り、
肝不全のマウスに移植して生存率を大幅に向上させることに横浜市立大の谷口英樹教授らのチームが成功し、
3日付の英科学誌ネイチャーに発表した。ヒトのiPS細胞から機能的な臓器を作製したのは世界初。
10年以内の臨床応用を目指しており、肝臓移植を代替する新たな再生医療として実用化が期待される。
iPS細胞から肝臓の細胞はすでに作られていたが、臓器として機能する立体的な構造を作るのは難しかった。
肝臓移植は臓器提供者(ドナー)の不足などの課題を抱えており、この技術を使って治療できれば意義は大きい。
大人と比べて細胞が少なくてすむ子供の治療に向けた研究から取り組み、大人の治療にも応用を目指す。
チームはヒトのiPS細胞から、肝細胞に変わる手前の前駆細胞を作った後、細胞同士をつなぐ働きを持つ
「間葉系細胞」や血管のもとになる「血管内皮細胞」と一緒に培養。すると数日後、細胞が自然に球状に集まり、
直径5ミリほどの肝臓の“種”ができた。
これをマウスの腹部に移植すると、血管がつながって血流も生まれ、タンパク質の合成や
薬剤の代謝などの働きを持つ小さな肝臓に成長することが分かった。
この肝臓の種を肝不全マウスに移植したところ、1カ月後でも9割以上が生存。
移植しない場合の生存率3割と比べて高いことから、体内で肝臓として機能して治療効果を発揮したとみられる。
患者の治療に使う場合は、均質な種を大量に作って肝臓の血管から注入する方法を想定しており、
量産技術やコスト削減、がん化を防ぐための安全性の確立などが課題になる。
ソース:産経新聞(2013.7.4 07:08)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130704/scn13070407100001-n1.htm
画像:iPS細胞から小さな肝臓を作る方法
http://sankei.jp.msn.com/images/news/130704/scn13070407100001-p1.jpg
関連リンク:横浜市立大学のプレスリリース
「大学院医学研究科 臓器再生医学の研究グループが、iPS細胞から血管構造を持つ
機能的なヒト臓器を創り出すことに成功!」
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/130701_ips.html
関連リンク:natureに掲載された記事
「Miniature human liver grown in mice」(英文)
http://www.nature.com/news/miniature-human-liver-grown-in-mice-1.13324
【医学】iPS細胞を経由せずに心筋のように拍動する細胞を直接作ることに成功/慶應義塾大
1 :白夜φ ★:2013/07/16(火) 23:55:30.32 ID:???
iPS使わず人の細胞で心筋作製 慶応大チームが成功
人の心臓を形作っている「線維芽細胞」に5種類の遺伝子を入れ、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を経由せずに、
心筋のように拍動する細胞を直接作ることに成功したと、慶応大の家田真樹特任講師らのチームが15日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
心筋梗塞や拡張型心筋症などで、ポンプの働きが落ちた心臓を再生する治療につながる可能性があるという。
線維芽細胞は、心臓を構成する細胞の半分以上を占める。
チームは、心臓病の患者から手術で取り出した線維芽細胞を利用し、心筋に特徴的に働く遺伝子5種類を組み込んだ。
すると細胞が変身。心筋細胞と共に培養すると協調して拍動した。
2013/07/16 04:00 【共同通信】
______________
▽記事引用元 47NEWS 2013/07/16 04:00配信記事
http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013071501001549.html
▽関連リンク
○慶應義塾大学 プレスリリース
ヒトの心臓線維芽細胞から心筋様細胞を直接作製することに成功
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2013/kr7a4300000cbriy.html
プレスリリース全文(PDF/163KB)
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2013/kr7a4300000cbriy-att/130716_2.pdf
○科学技術振興機構
ヒトの心臓線維芽細胞から心筋様細胞を直接作製することに成功
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130716/index.html
2 :名無しのひみつ:2013/07/16(火) 23:58:39.91 ID:pQKr9pPH
もうわけわかめ
iPS
モナド
【再生】iPS細胞から赤血球を量産 血液の難病治療に道/京大
1 :伊勢うどんφ ★:2013/12/06(金) 20:38:35.76 ID:???
京都大学iPS細胞研究所の江藤浩之教授らは、血液中で酸素を運ぶ赤血球を
iPS細胞から大量に作り出す技術を開発した。
赤血球のもとになる細胞を作って増殖させる。
輸血に使う血液の確保のほか、白血病など血液の難病の治療に役立つ成果という。
米科学誌ステムセル・リポーツ(電子版)に6日掲載される。
iPS細胞に「c―MYC」と「BCL―XL」という2種類の遺伝子を
組み込んだところ「不死化赤血球前駆細胞」と呼ぶ特殊な細胞ができた。
この細胞はほぼ無限に増殖し、80日ほどで細胞の数が100億~1000億倍に増える。
その後、2つの遺伝子の働きを止めると、増殖した細胞は赤血球のもとになる細胞に育った。
酸素を運ぶ能力もあった。マウスの血管に注入すると体内を循環して赤血球に育つことを確かめた。
これまでもiPS細胞から赤血球を作ることはできたが増殖できず、量産できなかった。研究グループは、ほぼ無限に増殖できる赤血球のもとになる細胞の段階で増やすことで課題を解決した。
日本経済新聞 201312/6 2:00
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXNZO63677690W3A201C1CR8000/
Stem cell reports
Immortalization of Erythroblasts by c-MYC and BCL-XL Enables Large-Scale Erythrocyte Production from Human Pluripotent Stem Cells
http://www.cell.com/stem-cell-reports/abstract/S2213-6711(13)00122-7
2 :名無しのひみつ:2013/12/06(金) 20:41:51.26 ID:KTWS0VBO
もう献血必要なくなる?
3 :名無しのひみつ:2013/12/06(金) 20:43:43.26 ID:rvKaM/Qu
やばーー
でも、増やすのに数十日かかるのか…
緊急の時はやっぱ献血が必要なんだと…
4 :名無しのひみつ:2013/12/06(金) 20:44:06.16 ID:Wvtx1cKD
すげーーー!!!!!
これは血液治療の大革命だろ!!!
5 :名無しのひみつ:2013/12/06(金) 20:45:31.18 ID:mhqaAXSt
事実というか無問題な仕様なら献血終了だよ
【再生】iPS細胞から腎臓組織、世界初の立体構造/熊本大
1 :伊勢うどんφ ★:2013/12/13(金) 11:41:10.32 ID:???
熊本大の西中村隆一教授らは、人のさまざまな細胞に育つヒトiPS細胞から、
複雑な立体構造の腎臓組織を作ることに初めて成功した。老廃物をこしとる「糸球体」と、
栄養分や水分を吸収する「尿細管」が再現できた。
腎臓移植が必要な患者の皮膚や血液から新たな腎臓組織をつくり、正常な機能を取り戻す再生医療の足がかりとなる。
iPS細胞のような万能細胞から、腎臓の重要な組織である糸球体と尿細管の立体構造を作ったのは世界初という。
研究成果を13日、米科学誌セル・ステム・セル(電子版)に発表する。
糖尿病などで腎機能が低下し、重症になると人工透析が必要となる。
国内の人工透析患者は31万人とされ、年間の医療費は1兆円に及ぶとされる。
腎臓を移植する方法もあるが、提供者は不足している。
完全な腎臓組織を再生できれば、移植に使えるとみている。
腎臓は血液をろ過して老廃物などを体の外に出す働きなどがある。
哺乳類の腎臓は構造が複雑で、どのようにできるのかが分かっていなかった。
研究チームはヒトのiPS細胞の培養液にたんぱく質などを加え、下半身の神経や筋肉をつくる幹細胞を作製。
次に腎臓のもととなる細胞に変え、糸球体と尿細管を持つ腎臓組織に育てた。
マウス実験では尿をつくる機能は確認できなかった。
今後、完全な腎臓をつくるには膀胱(ぼうこう)と腎臓をつなぐ「尿管」も不可欠。
糸球体や尿細管も3カ月の胎児の頃の大きさで、さらに成長させる必要がある。
再生医療研究に関する国の工程表では、再生した腎臓細胞を治療に使う研究は2022年以降とされていたが、
大幅に前倒しできる可能性が出てきた。
日本経済新聞 12/13 2:00
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXNASDG1205K_S3A211C1CR8000/
熊本大 プレスリリース
http://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2013_file/release131213.pdf
Cell stem cell
Redefining the In Vivo Origin of Metanephric Nephron Progenitors Enables Generation of
Complex Kidney Structures from Pluripotent Stem Cells
http://www.cell.com/cell-stem-cell/abstract/S1934-5909(13)00501-8
【再生】筋肉が骨に変わる難病「進行性骨化性線維異形成症」、iPSで進行再現/京大
1 :伊勢うどんφ ★:2013/12/26(木) 12:47:36.81 ID:???
全身の筋肉が骨に変わっていく難病「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」の患者の皮膚からiPS細胞(人工多能性幹細胞)をつくり、
実際の病気と同じような骨への変化を再現できたと、京都大が25日発表した。
病気の詳しい仕組みの理解や薬の開発につながる可能性があるという。
京大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)の戸口田淳也教授らは複数のFOP患者から皮膚の細胞を採取し、
iPS細胞を作製して培養。
FOPではない人から作ったiPS細胞と比べると、骨の成分であるカルシウムなどミネラル成分が多く沈着していた。
たまったミネラル成分の内部には、実際の骨と同じような繊維状のコラーゲン組織ができていることも確かめた。
FOPは200万人に1人が発症するという難病。研究のため患者の病気部分の組織を採取すると病気が進行してしまう。
患者の筋肉細胞では、細胞表面で骨を作る合図を受け取る役目をしているたんぱく質のかたちが、病気でない人とはわずかに異なる。
このたんぱく質にくっつくことで、骨を作る合図が伝わるのをはばむ化学物質を、患者のiPS細胞に加えると、
ミネラル成分が余計にたまるのを防げたという。
2013年12月25日20時53分 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASF0OSK201312250005.html
CIRAニュースルーム
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/131225-105830.html
Orphanet Journal of Rare Diseases
Induced pluripotent stem cells from patients with human fibrodysplasia ossificans progressiva show
increased mineralization and cartilage formation
http://www.ojrd.com/content/8/1/190/abstract
【再生】脊髄損傷に幹細胞治療 札幌医科大で試験開始
1 :伊勢うどんφ ★:2014/01/11(土) 22:36:54.69 ID:???
札幌医科大は10日、脊髄損傷患者の骨髄から取り出した幹細胞を培養し、
患者の静脈に投与して脊髄の神経細胞を再生させる治療法の実用化を目指し、
効果や安全性を確かめる臨床試験(治験)を始めると発表した。
10日から被験者の募集を始める。
発症してから時間が経過していても治療効果が期待でき、患者自身の細胞を使うため拒絶反応の心配が少なく、
安全性が高いという。
チームを率いる山下敏彦教授は「脊髄損傷は事実上、有効な治療法がないが、
この方法は多くの患者への効果が期待できる」と話している。
チームによると、患者の腰の骨から骨髄液を採取し、神経となる「間葉系幹細胞」を分離。約2週間で約1万倍に培養し、
約1億個の細胞が入った40ミリリットルの薬剤を静脈に点滴する。
試験は発症から14日以内で、脊髄のうち主に首の部分を損傷した20歳以上65歳未満の患者が対象。
2014.1.10 13:10 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140110/scn14011013120001-n1.htm?view=pc
不安=腸?
内存在と内胚葉というあくまで言葉の類似による連想だが、細胞分化におけるcell mapはハイデガー『存在と時間』の体系を連想させる。
以下は、サイエンスゼロで紹介されたヴァージョンのcell map。
http://nam-students.blogspot.jp/2012/12/cell-map.html?m=0
細胞分化は受精卵というひとつの細胞からはじまる。図では下から上へ。
約200種類、60兆個の細胞へ分化する過程はまだよくわかっていないらしい。
血球 内蔵と血管の
血管内皮 | 結合組織と平滑筋
心内筋 | | |
|_____|__|_________◯|生殖腺の口
内蔵の胸膜 |||
心臓____〇____|_____________ |〇〇 胸膜、囲心嚢、
| | ||| 腹膜
腹膜 腸問膜 副腎皮質_____〇〇〇 |
| |
卵黄嚢と尿膜の| ___〇 羊膜・漿膜の
胚体外中胚葉|| __________胚体外中胚葉
筋肉_______________ ||||
目の外層____________________ | ||||
___________ || |||| 子宮 卵管 膣
| 頭の結合組織___ ||| __〇〇〇〇 \ | /
| | ||||| 原腎 \|/ 後腎、腎管
| | 〇〇〇〇| | 〇〇〇 |
頭骨と |_______ ||〇〇________|____|__中腎、輸出管
鰓軟骨_________| ||| | |
交感神経節 歯のぞうげ質_| ||| ◯ 後腎の憩室、尿管、
副腎髄質___|_________〇_____| ||| | 腎う、集合管
| | ||| 精巣上体、
神経性の 脳の感覚神経 | ||| 精小管
骨髄神経根 および神経節_| |||
| |||〇________皮膚の結合膜層
脳 脳の運動神経 網膜と 〇 |||| 胴の骨格筋 ____外肢の筋肉
| | 〇___視神経 | |||| / /
| | | | ||||〇_________〇_____付属肢骨格
|_____|_____|____〇_____| |||||〇________________中軸骨格
| | | | ||||||
| 運動性腎臓神経根 | | |||||| 後鰓体
脳下垂体 脊髄 | |||||| |
神経葉 〇___肛門 | |||||| 副甲状腺______◯
脳下垂体 | | |||||| | 中耳
前葉 | | |||||| 扁桃腺__|__ユースタキー管
| |鼻と嗅上皮、 | |||||| |
歯のエナメル質| |嗅神経 | |||||| _____◯
|| || | |||||||
|| || 内耳の機構 | ||||||◯____甲状腺
口の上皮__〇〇 || | | |沿軸中胚葉|____________消化管
\ || 〇 | | | | 気管、 \____膵臓
皮脂腺 \ ||目のレンズ | | | | 原腸__気管支、 \\_肝臓
| \|| | | | | | | 肺 \尿膜
|____〇◯_|____|__外胚葉 中胚葉 内胚葉 |
| /|| | \ | / 膀胱
毛髪 / |乳腺 羊膜、頭膜の \ | /
爪 汗腺 胚体外外胚葉 \|/
受精卵
以下は、以前作った『存在と時間』体系図解。
http://nam-students.blogspot.jp/2011/11/blog-post_26.html
上下が逆になる。
不安がcell mapの腸に当る。
現 存 在
____世界=内=存在____
| | |
世界 _____自己 内=存在
| | ____________| 不
| || 頽 \_安
| || 了解_落_企投_ 内
| ||/視___好奇心 \・存
| | |語り___沈黙_| 在
| | 情状性___不安_/ ・
_|_ \(気分) 良心 死 ・
| | \____ ・ ・ ・ 気遣い
| | ・ __|__ ・ 自・・関心
| | ・非本来的/本来的・・己 |
| | ・ | ・ ・ ・ |
|世界性| 開示性_決意性_先駆的・ |
環境世界| 決意性・ |
| 道具全体性_適所性・・・・世 |
場 ・ 界 |
配慮/瞬視 ・ 日常性
既在性___現成化___到来_(脱自態)
過去____現在____未来 時間性
今 内部性
歴史性
http://yojiseki.exblog.jp/17010826/
Commented by homepage折口信夫文学史 at 2013-01-06 01:28 x
折口信夫の文学史「日本文学系図」を連想させもする
【再生】外部から強い刺激を与えるだけで多能性幹細胞の性質を持つ「STAP細胞」の作成に成功、理化研など
1 :伊勢うどんφ ★:2014/01/29(水) 22:20:36.72 ID:???
細胞に強い刺激を与え、iPS細胞(人工多能性幹細胞)のように様々な組織や臓器に変化する細胞を作る新手法をマウスの実験で発見したと、
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と米ハーバード大などの国際研究グループが30日付の英科学誌「ネイチャー」に発表する。
外部からの単純な刺激だけで、細胞の役割がリセットされるという発見は、生命科学の常識を覆す研究成果だ。
研究グループは今後、再生医療への応用も視野に、人間の細胞で同様の実験を進める。
今回の手法は、細胞に強い刺激を与え、様々な組織などに変わる多能性を持たせたのが特徴。
研究チーム代表の同センターの小保方おぼかた晴子・研究ユニットリーダー(30)らは、こうした現象を
「刺激によって引き起こされた多能性の獲得」という意味の英語の頭文字から、「STAP(スタップ)」と呼び、
作製した細胞をSTAP細胞と命名した。
研究チームは、マウスの脾臓ひぞうからリンパ球を取り出し、酸性の溶液に約30分間漬けた上で、特殊なたんぱく質を加えて培養し、2~3日で多能性細胞に変化させた。
また、細いガラス管(直径約0・05ミリ)の中に細胞を何度も通すなどの物理的な刺激や、化学物質による刺激でも多能性を持つことを確認した。
リンパ球細胞だけでなく、筋肉や神経などの細胞でも、同様の結果を得た。
動物の体は1個の受精卵が分裂と変化を繰り返し、成長していく。
いったん血液や皮膚、脳、内臓など体の組織や臓器になった細胞は、他の細胞に変化することはないとされていた。
この定説を覆したのが、一昨年にノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授だ。
2006年、マウスの細胞に4種類の遺伝子を入れて細胞の状態を受精卵に近い状態に戻し、どのような組織や臓器にもなる多能性を持たせ、iPS細胞と名付けた。
07年には人間の細胞でも成功した。
一方、STAP細胞の作製方法はiPS細胞よりも簡単で、効率が良いという。iPS細胞の課題であるがん化のリスクも低いとみられる。
(2014年1月29日21時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140129-OYT1T00996.htm
Nature
Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12968.html
「間違い」と言われ泣いた 新型万能細胞を開発した30歳女性研究者
2014.1.29 21:23 (1/2ページ)
新型の万能細胞「STAP細胞」の作製に成功した理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=神戸市(伊藤壽一郎撮影)
「誰も信じてくれなかったことが、何よりも大変だった」。従来の常識を打ち破る革新的な万能細胞「STAP細胞」を開発した理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)は、成功までの道のりをこう振り返った。
STAP細胞が打ち破った常識は「動物細胞でも外的刺激で初期化した」「あまりに簡単すぎる技術で実現」など数多い。学位を取得して2年目の若き女性研究者が挙げた成果というのも、その一つだ。
これほど常識破りだったため、昨年春、世界的に権威ある英科学誌ネイチャーに投稿した際は、「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄していると酷評され、掲載を却下された」。
だが、「STAP細胞は必ず人の役に立つ技術だ」との信念を貫いて膨大なデータを集め、今回は掲載にこぎつけた。「何度もやめようと思ったけれど、あと1日だけ頑張ろうと続けてきて、いつの間にか今日に至った」と話す。
昭和58年、千葉県松戸市で生まれた。高校時代にたまたま手に取った科学雑誌の特集記事で「社会に貢献できる」と再生医療に強い興味を持ち、研究者への道を選んだ。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140129/scn14012921250003-n1.htm
「間違い」と言われ泣いた 新型万能細胞を開発した30歳女性研究者
2014.1.29 21:23 (2/2ページ)
新型の万能細胞「STAP細胞」の作製に成功した理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=神戸市(伊藤壽一郎撮影)
早稲田大大学院を平成20年に修了後、米ハーバード大医学部に留学。担当教官との議論から始めた実験で、動物細胞を外部刺激で初期化できるのではないかという感触を初めて得た。
しかし、当時の実験データだけでは証明することができず、周りの研究者からは「きっと間違いだ」と言われた。くやしくて、泣き明かした夜は数知れないという。5年越しの努力で、ついに立証にこぎ着けた。
STAP細胞の再生医療への応用については、「特定の一つの応用に限るのではなく、数十年後とか100年後の人類社会の貢献を意識して研究を進めたい」と将来を見据える。
「お風呂のときもデートでも四六時中、研究のことを考えていた」というほどの研究の虫。実験で着るのは白衣ではなく、祖母からもらったかっぽう着だ。「おばあちゃんに応援されているような気がするから」と語る。
実験室の壁はピンク色に塗り替えた。机にはキャラクターが並び「女子」の側面をのぞかせる。研究室にはペットのスッポン。「この子が来てから実験が軌道に乗ったので幸運の亀なんです」と笑顔を見せた。
酸の刺激だけで万能細胞作製 新型「STAP」理研が成功
2014.1.29 21:07 (1/2ページ)[人工多能性幹細胞(iPS細胞)]
新型の万能細胞「STAP細胞」の作製に成功した理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=神戸市(伊藤壽一郎撮影)
弱酸性の刺激を与えるだけの簡単な方法で、あらゆる細胞に分化できる万能細胞を作製することに理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)のチームがマウスで成功した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)とは異なる新型の万能細胞で、再生医療の研究に役立つと期待される。29日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
体の細胞を万能細胞に作り替えるには、初期化という作業で受精卵の状態に逆戻りさせる必要がある。iPS細胞は遺伝子を使って初期化するが、今回の方法は酸性の溶液に浸すだけで簡単なのが特徴。開発した小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーらは、全く新しい万能細胞として「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得(STAP=スタップ)細胞」と命名した。
研究チームは生後1週間以内のマウスの脾臓(ひぞう)から、血液細胞の一種であるリンパ球を採取し、水素イオン指数(pH)5・7の希塩酸溶液に約30分浸して刺激。これを培養すると数日で初期化が始まり、STAP細胞に変わった。
作製したSTAP細胞は、神経や筋肉などの細胞に分化する能力があることを確認。実際に別のマウスの受精卵に注入し、仮親に移植して子を生ませると、STAP細胞は全身に広がり、あらゆる細胞に変わることができる万能性を持っていた。
酸の刺激だけで万能細胞作製 新型「STAP」理研が成功
2014.1.29 21:07 (2/2ページ)[人工多能性幹細胞(iPS細胞)]
新型の万能細胞「STAP細胞」の作製に成功した理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=神戸市(伊藤壽一郎撮影)
再生医療への応用研究が進むiPS細胞は遺伝子操作に伴うがん化のリスクがあり、初期化の成功率も0・2%未満と低い。これに対しSTAP細胞は、外的な刺激を与えるだけなのでがん化のリスクが低く、初期化成功率も7~9%。成功率が高いのは生後1週間以内のマウスの細胞を使った場合に限定されることなどが課題だが、研究チームはメカニズムを解明し再生医療への応用を目指す。
◇
STAP(スタップ)細胞 あらゆる細胞に分化する能力がある万能細胞の一種。酸性溶液で体の細胞を刺激して作製する。STAPは「stimulus triggered acquisition of pluripotency」(刺激惹起性多能性獲得)の略。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140129/scn14012921150000-n2.htm
皮膚に化合物加えiPSに似た細胞 京大チーム作製 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140125/scn14012510150000-n1.htm
皮膚に化合物加えiPSに似た細胞 京大チーム作製
2014.1.25 10:15 [人工多能性幹細胞(iPS細胞)]
ヒトの皮膚の細胞に、化合物を加えることで人工多能性幹細胞(iPS細胞)に似た細胞の塊を作ったと、京都大の杉山弘教授(ケミカルバイオロジー)のチームが24日明らかにした。iPS細胞は通常、皮膚の細胞に「山中4因子」という4つの遺伝子を導入するなどして作る。
今回、体のさまざまな細胞に変化する多能性は未確認だが、iPS細胞と確かめられれば、遺伝子を使わない新たな作製法となる。杉山教授は「iPS細胞と特徴が似ている。さらに検証を進める」と話す。研究成果の論文は投稿中という。
チームは、悪性リンパ腫の治療薬を加工し、特定の遺伝子の働きを活発にできる約30種類の化合物を開発した。iPS細胞は、さまざまな細胞や組織に変化する能力がある受精卵のような性質を持つ。
このためチームは、化合物を一つずつ皮膚細胞に加え、受精卵に近い細胞の状態に変わるのに関わる遺伝子の働きを活発にするのは、どの化合物かを調べ、1種類を特定した。この化合物を皮膚細胞に加えて培養したところ、約3週間後にiPS細胞のような細胞の塊ができた。iPS細胞に特有の酵素や、同様の高い増殖能力があり、見た目も似ているという。
13 :名無しさん@13周年:2014/01/30(木) 18:48:02.99 ID:pDVeMkel0
新万能細胞、サルの治療で実験中…ハーバード大
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140130-OYT1T00620.htm
【ワシントン=中島達雄】細胞に強い刺激を与えただけで作製できる新たな万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の
開発に理化学研究所と共にかかわった米ハーバード大の研究チームが、脊髄損傷で下半身が不自由になった
サルを治療する実験を進めていることを30日明らかにした。
研究チームの同大医学部・小島宏司医師によると、脊髄損傷で足や尾が動かなくなったサルの細胞を採取し、
STAP細胞を作製、これをサルの背中に移植したところ、サルが足や尾を動かせるようになったという。
現在、データを整理して学術論文にまとめている段階だという。研究チームは、人間の赤ちゃんの皮膚からSTAP
細胞を作る実験にも着手。得られた細胞の能力はまだ確認中だが、形や色はマウスから得たSTAP細胞によく
似ているという。
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1391084467/100n-
126 :名無しさん@13周年:2014/01/30(木) 22:01:10.27 ID:la2GYm5K0
イギリス「ノーベル賞は確実 これまでの偉大な先人たちの研究のすべてをひっくり返すほどのインパクト」
ドイツ「IPSとSTAPの相互研究によって、医学は新たな時代に入ることは確実」
フランス「IPSにくらべて原始的で短期間に作ることができる。簡単な細胞はSTAPで大量生産できる。難細胞向きのIPSとの住み分けが重要だ」
アメリカ1「問題はこれからだ。どこが主導権をとるか。 ハーバード以外にも研究拠点が必要だろう」
アメリカ2「決して恵まれた環境にあったわけではない。努力の賜物といえる」
アメリカ3「人類全体の未来に貢献したい、という研究者の言葉は素晴らしい」
イスラエル「近い将来ノーベル賞を授与されるのはまちがいない IPSが開いた扉の向こうにSTAPがみつかった。」
ロシア「驚異的な発見。ただ、マウス実験の段階である。ここからが難しいともいえる」
ジャップ1「リケジョ」
ジャップ2「割烹着かわいい」
ジャップメディア「女性!女性!」 ←New!
103 :名無しさん@13周年:2014/01/31(金) 00:20:42.70 ID:NG2TyBiY0
>>79
分かって無いのは君。
山中先生のiPSがあったからこその研究だよ
理研のホームページから丸々引用してるから読んでるはずなのに
重要な所は全く読んで無いのかい?
iPSやES細胞を作る際に絶対不可欠なOct4陽性状態というのがあるが、
それを外部刺激によって発現させるのが目的だから
iPSが重要な土台になってるのは間違いないよ。
124 :名無しさん@13周年:2014/01/31(金) 00:24:35.03 ID:q6JOgEl/0
山中教授が最初にやって、不可能ではない事を示したのが山で言えば
初登頂のような物だろう。これで価値が落ちると言う事でもない。
小保方さんは別の驚くほど簡単な登頂ルートを発見したようなものか。
【マイクロRNA】癌は容易に正常細胞や良性細胞へ変換できることを発見/鳥取大
1 :伊勢うどんφ ★:2014/01/28(火) 22:45:05.59 ID:???
鳥取大学は1月25日、クローニングしたRNA遺伝子に関連して発現変動する単一の「マイクロRNA」を悪性度の高い未分化がんに導入したところ、
容易に悪性度を喪失させることができ、正常幹細胞へ形質転換できることを発表した。
成果は、鳥取大 医学部病態解析医学講座 薬物治療学分野の三浦典正 准教授らの研究チームによるもの。
研究の詳細な内容は、1月24日付けで英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。
三浦准教授は、自身のクローニングした遺伝子がRNA遺伝子であり、がんの第1抗原と目されてきた「ヒトテロメレース逆転写酵素遺伝子(hTERT)」と関連して、
特に未分化なヒトがん細胞において、その発現を制御させる性質を持つ特異な遺伝子として、
また発がんやがんの悪性度に関わる遺伝子として機能解析をこれまでしてきた。
また、「未分化型悪性黒色腫」でも当該RNA遺伝子が増殖抑制できることを、製剤候補として「ハイドロゲル」や「アテロコラーゲン」を用いて確認してきた。
そして今回、そのRNA遺伝子を「shRNA法」という遺伝子発現を抑制する手法により、10種程度のヒトマイクロRNAによって発現変動することが究明されたのである。
そしてその1つ1つをがん細胞の中へ導入することで、最もがんを制御できる有効なものが検討された次第だ。
その結果「miR-520d」が三浦准教授らが"驚異的"とも表現する現象を誘導したのである。
2012年2月に、京都大学の山中伸弥教授らが当初iPS作製に使用した「293FT細胞」、または未分化な肝がん細胞、膵がん細胞、脳腫瘍、
悪性黒色腫細胞で、球状の幹細胞または「がん幹細胞様」の細胞へ容易に変化させ、その細胞は「P53」というがん抑制遺伝子を高発現していることが見出されている。
それまでは、マイクロRNAのがんや再生医療の報告として、「miR-302」family、「miR-369」「200c」に関して多数種の併用でリプログラミングの試みがなされているが、
1つでこのような効果をもたらす報告はなかった。
>>2に続く
マイナビニュース 2014/01/28 11:36
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/28/170/
日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=353873&lindID=5
サイレポ
Hsa-miR-520d induces hepatoma cells to form normal liver tissues via a stemness-mediated process
http://www.nature.com/srep/2014/140124/srep03852/full/srep03852.html
2 :伊勢うどんφ ★:2014/01/28(火) 22:47:53.12 ID:???
>>1の続き
今回の研究では、まず未分化な肝がん細胞がmiR-520dにより、12時間程度でP53、Nanog、Oct4陽性の細胞へ変化し、
miR-520d導入細胞がマウスでそのがんとはまったく異なる組織(奇形腫や正常肝臓組織)を形成したり、
腫瘍をまったく形成しなかったりすることが確認されたのである。高分化型がんでも1カ月程度で同様の細胞へ変化することも判明した。
このことは、悪性度の高い低分化なものほど容易に良性形質になりやすいことを意味するという。
この結果からメカニズムの解析が進められると同時に、治療的効果の検討も行われており、脱メチル化による脱分化誘導がその原因の1つであることが証明された。
ほかのがんでも派生元の細胞の性質をより強く持つまったく異なる細胞へ形質転換できることから、多くの未分化ながん細胞で有用な分子であることがわかったとする。
たった1つの生体分子が、このように劇的にがん細胞の状態を変えてしまうことは、がん根絶の夢が目前に来ており、
この領域の研究および製剤開発が推し進められることで早期に実現する可能性が高まったとした。
高分化な正常細胞から、高分化ながん細胞、中分化ながん細胞、低分化ながん細胞、未分化ながん細胞が発生し、分化度の異質ながん細胞が混在することが多い。
しかも、この中にはがん幹細胞が含まれている。今回の技術は、「特にがん幹細胞比率の高い未分化型がん細胞から、正常幹細胞を誘導でき、
その後、生体環境に適応して分化も進む」、ということを示しているという。
医療の現場では、がん細胞は集学的に研究や治療が試みられており、がん幹細胞の根絶が困難なために、再発が担がん患者の心身を蝕んでいる。
20mer(1merはDNAの塩基1個のこと)という今回の小さなRNA分子のメリットは、がん幹細胞への感受性が高いことで、ほかに治療法のない末期的な担がん状態に奏効すること、
また抗がん薬で有効でなかったがん細胞にがん治療の「アジュバント療法」(メインの療法を補完するもう1つの療法のこと)として奏効する可能性が極めて高いことだ。
このRNAからなるがん細胞へ送達できる製剤との併用により、従来にない作用機序の医薬品としての応用が期待できるという。
またがんに対する核酸医薬の中心的な役割を果たすことが期待できるとする。さらにP53の発現を誘導することから、
再生医療でもiPS細胞の品質管理などに応用できる可能性があるとした。
http://www.jinzai-brand.com/2013/01/%e4%b9%b3%e9%85%b8%e8%8f%8c%e3%81%a7%e5%a4%9a%e8%83%bd%e6%80%a7%e7%b4%b0%e8%83%9e%e3%81%ae%e4%bd%9c%e6%88%90%e3%81%ab%e6%88%90%e5%8a%9f/
乳酸菌で多能性細胞の作成に成功
公開日 2013年1月9日
熊本大大学院生命科学研究部の太田訓正(くにまさ)准教授らの研究グループがこのほど、ヒトの体細胞に乳酸菌を取り込ませることで、さまざまな細胞に分化できる多能性細胞を作り出すことに成功したことがわかった。世界初の研究成果で、論文は昨年12月26日付けの米科学誌プロスワンの電子版に掲載された。(=写真はプロスワン電子版に掲載された論文)
太田准教授らは、ヒトの皮膚(ふ)細胞周辺のタンパク質を除去し、細胞に乳酸菌を取り込ませて培養する方法で、多能性細胞の開発に成功。同細胞が多能性を有することを試薬で確認し、これまで5種類(神経、筋肉、脂肪、骨、軟骨)への分化にも成功しているという。
多能性細胞はこれまで、京都大の山中伸弥教授が開発した人工多能性幹細胞(iPS細胞)が知られているが、iPS細胞はヒトの体細胞に4つの遺伝子を加えて作成するのに対し、今回開発された多能性細胞はヒトの体細胞に乳酸菌を取り込ませるというまったく新しい手法で作られた。
iPS細胞は一定条件下で細胞が増殖し続けるため、細胞のがん化の可能性も指摘されていたが、太田准教授らの多能性細胞は細胞が直径0.3ミリ程度まで成長すると増殖が止まるという特徴があり、マウスを使った実験ではこれまで一度もがん化が確認されていないという。
乳酸菌は代謝により乳酸を生成するバクテリアの一種で、一部はヒトの腸など体内にも存在している。乳酸菌による作用は自然界でも起こり得ると考えられ、iPS細胞に比べ、細胞への負荷も軽減できるのではないかと期待される。再生医療への道を開く大きな研究成果で、今後の進展が注目される。
プロスワン電子版に掲載された論文はこちら
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1391155121/806n-
821 :名無しさん@13周年:2014/01/31(金) 19:31:23.46 ID:bO5DfRIr0
>>816
ハゲに朗報だぞ ?
細胞から毛が生えた
【ハゲ大勝利!】iPS細胞で毛髪再生キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
http://fesoku.net/archives/6244418.html
iPS、薄毛治療の可能性=毛髪組織を部分再生―慶応大
理研のiPS、患者募集始まる 世界初の臨床、網膜再生
http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201308/0006211519.shtml
iPS網膜:来年にも治験 治療用製品に
http://mainichi.jp/select/news/20140122k0000e040253000c.html
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0051866
http://youtu.be/mXe5vPxljGM
6:30
甘めのオレンジジュース
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1391155121/100n-
STAP細胞が万能細胞であると確認するために発現をみた遺伝子
Oct4
Sox2
SSEA1
Nanog
iPS作成時に導入する遺伝子
Oct3/4 ←STAPで発現
Sox2 ←STAPで発現
Klf4
c-My
STAPとiPSはこれだけクロスオーバーしてるのに、どっちがどうだとか言ってる人はちょとおかしい。
551 :名無しさん@13周年:2014/01/31(金) 18:34:29.92 ID:Sxj+tHgZ0
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1391155121/100n-
オレンジジュース並みの酸度であってオレンジジュースじゃないみたいw
以下抜粋
>溶液の中身は、ミネラルとお砂糖(グルコース)と
>酸性(pH5.7)にするための塩酸だけなのです!
>(HBSS液という生物学では一般的な液体です。)
>このSTAP細胞を培養皿で培養すると、神経の元になる細胞(外胚葉)や
>筋肉の元になる細胞(中胚葉)などいろいろな細胞ができました。
>さらにマウスの胎児の元(胚盤胞)にSTAP細胞を入れると、
>STAP細胞を元にしたマウスの子供が生まれました。
http://blog.miraikan.jst.go.jp/20140130stap.html
>>751 日本は、MUSE(東北大)、乳酸菌(熊大)、タンパク質(京大)等でSTAPに近い現象を色々発表しているからさもありなんという肯定的な捉え方が多い。
外国の場合そんなに身近に報告が無いから疑心暗鬼が強くなるんだろう。
外国のたたき合いは予算獲得に重要だからだろう。 よそが持ち上げられたら自分の処の予算が少なくなるとか。
なんにせよ今月一杯で何らかの追試結果が出てくるだろうな。
それよりVacantiの人での結果が本当にSTAPかどうかが重要だな。
753 :名無しのひみつ:2014/02/07(金) 13:44:48.17 ID:A05V8Pcl
721 :名無しゲノムのクローンさん:2014/02/22(土) 02:21:39.16
これも嘘?
http://www.jinzai-brand.com/2013/01/%e4%b9%
b3%e9%85%b8%e8%8f%8c%e3%81%a7%e5%a4%9
a%e8%83%bd%e6%80%a7%e7%b4%b0%e8%83%9e%e3%81%ae%e4%
bd%9c%e6%88%90%e3%81%ab%e6%88%90%e5%8a%9f/
乳酸菌で多能性細胞の作成に成功
公開日 2013年1月9日
熊本大大学院生命科学研究部の太田訓正(くにまさ)准教授らの研究グループ
がこのほど、ヒトの体細胞に乳酸菌を取り込ませることで、さまざまな細胞に
分化できる多能性細胞を作り出すことに成功したことがわかった。世界初の
研究成果で、論文は昨年12月26日付けの米科学誌プロスワンの電子版に掲載
された。(=写真はプロスワン電子版に掲載された論文)
太田准教授らは、ヒトの皮膚(ふ)細胞周辺のタンパク質を除去し、細胞に乳酸
菌を取り込ませて培養する方法で、多能性細胞の開発に成功。同細胞が多能性を有する
ことを試薬で確認し、これまで5種類(神経、筋肉、脂肪、骨、軟骨)への分化にも
成功しているという。
多能性細胞はこれまで、京都大の山中伸弥教授が開発した人工多能性幹細胞(iPS細胞)が
知られているが、iPS細胞はヒトの体細胞に4つの遺伝子を加えて作成するのに対し、今回開発
された多能性細胞はヒトの体細胞に乳酸菌を取り込ませるというまったく新しい手法で作られた。
iPS細胞は一定条件下で細胞が増殖し続けるため、細胞のがん化の可能性も指摘されていたが、
太田准教授らの多能性細胞は細胞が直径0.3ミリ程度まで成長すると増殖が止まるという特徴が
あり、マウスを使った実験ではこれまで一度もがん化が確認されていないという。
乳酸菌は代謝により乳酸を生成するバクテリアの一種で、一部はヒトの腸など体内にも存在して
いる。乳酸菌による作用は自然界でも起こり得ると考えられ、iPS細胞に比べ、細胞への負荷も
軽減できるのではないかと期待される。再生医療への道を開く大きな研究成果で、今後の進展が注目される。
141 :名無しさん@13周年@転載禁止:2014/03/16(日) 13:02:20.50 ID:MtNLqSZ80
医療QQ - 乳酸菌使い多能性細胞 筋肉や骨に分化 iPS研究に影響も - 医療記事 - 熊本日日新聞社
http://qq.kumanichi.com/medical/2012/12/post-2085.php
(熊本日日新聞 2012年12月29日朝刊掲載)
> 熊本大大学院生命科学研究部の太田訓正[くにまさ]准教授(48)=神経発生学=の研究グループが、
>ヒトの体細胞に乳酸菌を取り込ませ、さまざまな種類の細胞に分化できる能力を持つ多能性細胞を作りだすことに
>成功したことが28日、分かった。
> 関係者はiPS細胞の開発で医療への応用に期待が集まる多能性細胞の可能性を広げる研究成果としている。
乳酸菌で多能性細胞ってこれか
がん化しにくいことが特徴のiPSの改良版か
【STAP細胞】小保方氏が若山教授に渡したのは実験に使われていないはずの別の種類のマウスのもの。ES細胞だった可能性★4
22 :名無しさん@13周年@転載禁止:2014/03/25(火) 22:55:43.08 ID:vxbNv3Ro0
@転載禁止 sage New! 2014/03/23(日) 05:59:26.29
おっしゃる通り、STAP細胞は単体(シングルセル)のように呼ばれているけれど、
実際に若山先生に渡されていたのは、STAP細胞クラスター(細胞塊)。
そして、STAP細胞クラスターには、以下のような性質があると論文に書かれてる。
1 STAP細胞は、そのままでは、自己増殖能力を持たない。
2 LIF(特殊なタンパク質)を添加した培地で培養すると、自己増殖能力が備わり、
胚(個体発生の初期段階)に寄与するES細胞のような「幹」細胞になる。
3 一方で、Fgf4(というものがあるとだけ理解すればOK)を添加した培地で培養すると、
胎盤に寄与する「幹」細胞になる(胎盤に寄与する幹細胞として有名なのはTS細胞)。
4 2の方法で幹細胞化したものは、STAP細胞が本来持っている3の性質を失う。
ttp://pds.exblog.jp/pds/1/201402/07/74/d0194774_10533914.jpg
これは、ものすごくよく考えられているトリックで、こういう性質を持っている
ことにすると、以下のように、細胞の捏造を堂々とできるようになる。
A 特殊な培地で培養しないとSTAP「幹」細胞にすることができない、という設定に
なっていることで、意図的にES細胞を混入させるチャンスができる。
B 3の実験を行うときには、TS細胞(的なもの)を混入させればいい。
C 混入させたES細胞に、胎盤に寄与する能力がない矛盾は、4によって解消される。
D クラスター(細胞塊)として受け渡されるので、ES細胞とTS細胞(的なもの)を
混ぜてつくったクラスターであっても、若山先生は気づけない。
つまり、「胚に寄与する細胞」と「胎盤に寄与する細胞」をセットにして、
あたかも「単体で万能性がある細胞」のように見せかけることができる。
若山先生が、細胞を20~30個ずつメスでバラバラにする技術を持っていたことも効いた。
酵素処理で単体までバラしてしまうと、ES細胞かTS細胞(的なもの)かのどちらかだけを
マウスの胚盤胞に注入してしまうけど、この方法なら混ぜ物のまま注入できる。
このトリックを考えた主犯は、おそらく笹井。
ところが、実行役の小保方があまりにもバカだったので、
他の改ざんから全体が疑われて、今に至る。
166 :名無しさん@13周年@転載禁止:2014/03/25(火) 23:04:15.31 ID:GHyZC+wM0
/ ̄ ̄ ̄\
/ノ / ̄ ̄ ̄\
/ノ / / ヽ
| / | __ /| | |__ |
| | LL/ |__LハL |
\L/ 癶 癶 V
/(リ ⌒ 。。⌒ )
| 0| __ ノ 若山先生から渡されたマウスが途中で死んでしまったので別のマウスを使用しました。
| \ ヽ_ノ /ノ テヘペロ
ノ /\__ノ |
(( / | V Y V| V
)ノ | |___| |
| ( )
232 :名無しさん@13周年@転載禁止:2014/03/25(火) 23:08:08.08 ID:0Csdcuie0
>>175
マウス胚性幹(embryonic stem : ES)細胞と通常胚のキメラマウスを作ると、ES細胞由来の細胞は、胎仔本体を構成するすべての細胞に分化するが、胎盤の栄養膜細胞には分化しない。
反対に、
マウス栄養膜幹(trophoblast stem : TS)細胞と通常胚のキメラマウスを作ると、TS細胞由来の細胞は、胎盤の栄養膜細胞に分化するが、胎仔本体を構成する細胞には分化しない。
またコンタミは、若山が
>刃渡り1ミリの極小メスを顕微鏡で見ながら操作して切り分ける。
>細胞工学初期の60年代の技術だが、(小さなES、iPS細胞よりさらに小さいので)切り分けるのも注入も難しい。
なんて言ってしまっているので、TSとESの混在細胞塊を顕微鏡で見ながら操作して、混在細胞塊だと気が付かないわけがなく
素人は騙せても、学会は騙せない
日本分子生物学会会長の大隅が
>胚盤胞の発生段階の胚を全身GFPで光るマウスから作って、それをバラバラにして若山先生に渡して注入実験を行った場合、
>若山先生にはそれがSTAP細胞か、Fgf4-induced stem cells なのかはわかりません。
と言っているが、クローンマウスの第一人者若山先生には、
その細胞が、自分がいつも使用してさんざん見ている、胚をバラバラにした細胞だと言うことは、すぐにわかる。
わからなければクローンなんか作れない
さらに
慶応大学の吉村が
>ESは胎盤にならないとされているが、西川先生の話では理研では胎盤にまでなれるESも開発されているらしい
と言っているが、もしもそれで胎仔本体だけじゃなく、胎盤の栄養膜細胞にまで分化したキメラ作れていたら
STAPやiPSなんか発表する前に、論文作って発表して、ネイチャーのトップストーリーになっている
2人とも、なんとか若山を守ろうと思っての発言なんだろうが、
胎盤の栄養膜細胞にまで分化してるキメラを見て、写真撮って、「信じられない、感動した」って言ってたの若山だから
本当に、胎仔本体と胎盤の栄養膜細胞に分化する、胚をバラバラにした細胞以外の万能細胞が無いと、若山の立場は難しくなる
今理研は、小保方なんかどうなっても良いが、若山をどうやって守るか・・で頭がいっぱいだろう
323 :名無しさん@13周年@転載禁止:2014/03/25(火) 23:15:09.28 ID:guubcQzt0
山中教授、iPS細胞を年内に配布 STAP「結果再提出を」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG1703C_X10C14A3EA2000/
京都大学の山中伸弥教授は17日、日本経済新聞のインタビューに応じ、
治療を計画する研究機関へiPS細胞を年内に配布する方針を明らかにした。
理化学研究所が発表した新型万能細胞「STAP細胞」の作製に疑義が生じている点については
「患者に不安を与えてしまうことが心配」と述べ、
「もう一度はっきりしたデータを出していただきたい」と求めた。
/ ̄ ̄ ̄\
/ /ヽ__ノ\ ヽ
/ ( )ヽ
| / ヽ !
_ | |_ニ≧ ≦ニ_| |_ はっきりしたデータを出せって
( V | ノ・>八<・ヽ | V ) 言ってんだよ!!
`(  ̄ ̄ |  ̄ ̄ )/
| `ー´ ノ
ヽ ヽ-=-./ /
\ /
)`ー- イ
/ V><V \
i | ヽ / | i
205 :名無しさん@13周年@転載禁止:2014/04/10(木) 01:17:39.44 ID:gv6NuZ9Z0
これとまったく同じパターンで笑えてくるぞ!
■捏造科学者 ヘンドリック・シェーン wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3
> ノーベル賞受賞も間違いなしと言われたが、その後、彼による「大発見」が実は
> 捏造によるものであったことが露見し、科学界に衝撃を与えた。
--
> 「ネイチャー」の編集者達がそのことをシェーンに指摘したときには、
> 彼は「誤って同一の実験のグラフを提出してしまった」と主張した。
--
> 生データの記録をシェーンに要求したが、研究所のノートには記載されていなかった。
> 彼の生データが記録されたファイルは彼のコンピュータから消去されていた。
--
> 多くの実験において、実験データが組み合わせて再利用されていたことが分かった。
--
> (調査報告書では)不正行為はすべてシェーン一人で行った、とされ ........
--
>(自分の)テクニックを使うことによって実現可能である、という主張を続けた。 ←←←←いまここ
--
> 大学の学位剥奪を不当として告訴した。事態は数年に及ぶ法廷論争に発展し .........
--
> 現在は故郷の地元企業で会社員をしている
http://www.kojinkaratani.com/en/docs/SPRING_2014_PROGRAM_DUKE_UNIV.pdf
69 :名無しさん@13周年@転載禁止:2014/04/16(水) 21:42:52.08 ID:DMjX3EBg0
964 名前:名無しさん@13周年@転載禁止 []: 2014/04/16(水) 19:38:20.81 ID:VWnCluMp0 (7)
>>958
STAPがなければ、説明できない現象がある
↓これのこと
〈牛体細胞クローン用のドナー細胞作成方法〉
①供核細胞となる個体の体細胞を、トリプシンで細胞分散後、10%ウシ胎子血清加MEM培養液を用い、炭酸ガス培養器で培養する
②細胞が培養皿にほぼ全面的に増殖したら、次の新しい培養皿に細胞数を調整して継代培養する
③数代の培養後、0.5%ウシ胎子血清加MEM(グルタミン欠)で5日間、血清飢餓培養を行う
④すると、「細胞核に栄養が行かない飢餓状態」という刺激を与えられ、培養下で分裂を続ける細胞の中で、もっとも若い細胞が〈全能性を持つようになる〉
世界初のほ乳類の体細胞クローンの「ドリー」が出来た時から、
みーーーんな知ってるし、
みーーーんな使ってる
新しい発見でも、新しい技術でも、何でも無い
【幹細胞】iPSへの「関門」発見 京大チーム、作製効率アップ [14/04/25]
1 :( ´`ω´) ★@転載禁止:2014/04/27(日) 05:29:42.56 ID:???
■iPSへの「関門」発見 京大チーム、作製効率アップ [14/04/25]
ヒトの皮膚などの細胞がiPS細胞(人工多能性幹細胞)に変わる道筋の途中に、iPS細胞になる
ために必ず経なければならない「関門」のような状態が存在することを、京都大iPS細胞研究所の
高橋和利講師らが突き止めた。「関門」を通りやすくなるように遺伝子操作を加えると、iPS細胞の
作製効率が約40倍に高まった。
山中伸弥教授も名を連ねた論文が英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に24日掲載された
。iPS細胞は体の細胞で四つの遺伝子を働かせるとつくれるが、実際にはほとんどの細胞が途中で元に
戻ってしまう。高橋さんらはiPS細胞になれる細胞だけを判別し、その過程を詳しく観察。最初に働かせる
4遺伝子とは別の、特定の遺伝子が働く状態があることを発見した。この遺伝子の働きを初めから強めて
やると、iPS細胞になる効率が大幅にあがった。
この状態は、受精後1週間の胚(はい)に一時的に見られる細胞とよく似ていた。高橋さんは「体の細胞が
初期化するときの関門が、受精卵が分化していく途中段階と似ているのは驚きだ」と話している。
http://www.asahi.com/articles/ASG4R6673G4RPLBJ003.html
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1398094515/30 依頼
Abstract
Induction of pluripotency in human somatic cells via a transient state resembling
primitive streak-like mesendoderm
Kazutoshi Takahashi, Shinya Yamanaka, et al.
http://www.nature.com/ncomms/2014/140424/ncomms4678/full/ncomms4678.html
Pressrelease
https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/140424-180000.html
CiRA(サイラ) | 京都大学 iPS細胞研究所:
https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/index.html
30 :名無しさん@0新周年@転載は禁止:2014/08/12(火) 10:00:54.33 ID:oUDpjEUm0
50 :名無しゲノムのクローンさん:2014/04/12(土) 01:17:34.24
とにかく生臭い。これは科学じゃない。学者・研究者の顔をした「鵺」のようなものが、
研究所のいろいろ無防備なところを突っついて金になる物を求めて跋扈してる感じ
再生医療にいろいろカネが突っ込まれてるから異質な連中がうろつき出して、
その対処に困惑しているうちに蚕食され、恐喝を受けて真相究明も告発も出来なくなってる感じだな。
10数年前のネットバブルでIT開発の世界を、それまでとは異質な、口だけ達者な連中が
荒らし始めたのと似た感じだ。
新しい潮流だからそういうのも受け入れなければならない、とか思ってたら
その99%は従来型の詐欺師たちが姿を変えただけで、その手口に業界全体の免疫がなかっただけだった。
育成された詐欺師 = 小保方
監督・脚本 = TWIns 大和 バカンティラボ(バカ、小島)
監修 = TWIns 岡野
地獄のゲート = セルシード ここを通じてアチラの世界の人たちが暗躍
政治家ルート = 大和→栗本ルート 東京女子以下ルート
理研&CDB = 蚕食された側だが無実ではない。(賄賂や使途不明金が多く、そこを基に恐喝され真相究明の妨げになっている。ノヨリンも)
所内協力者によって証拠隠滅等も行われている模様
本来日本に司法取引の制度があれば、CDB関係者の聴取からTWInsの犯罪も容易に明らかになるが
真相に迫るためには理研関係者の立件も避けられない。
そもそも医療・製薬業界にはびこる裏金、収賄といったものがアングラ勢力に格好の餌場を与えているわけで。
世界の中の日本
STAP細胞で大儲けした人間を許してはいけない
米国ではとっくに導入している「先端研究にまつわる詐欺」を取り締まる法律制定を
2014.06.23(月) 伊東 乾
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STAP偽装細胞問題を対理研提案書に添って丁寧に考えているこの連載、韓国で発生した「クローンES細胞詐欺」に焦点を当てた次回稿を準備していたのですが、『新潮45』誌に注目すべき報道が出、予定を変更して、虚偽学術情報発信によるインサイダー取引の問題を検討したいと思います。
正直申して随分早く出てきたな、というのが感想で、6月半ば過ぎの段階でここまで話が進むとは思っていませんでした。
逆に6月にあると思われた懲戒など理研の処分は、様々な思惑で即解決とはならなそうな雲行き。今月この問題は動くと思っていましたが、推移をよく観察する必要があると思います。
「STAP論文捏造事件」
新潮45誌に発表された「『STAP論文捏造事件』その金脈と人脈」(小畑峰太郎+新潮45取材班)(7月号p.18-)は、思い切った内容に踏み込んだ力の入った記事で、久方ぶりに「社会の木鐸」という言葉を思い出しました。
記事の詳しい内容は新潮45誌に譲るとして、ここでの大きなポイントを挙げてみましょう。
1 エコノミスト誌 5月20日号に既報の『「STAP銘柄」にインサイダー疑惑』
の内容が確認され
2 上記事でSTAP発表とともに株価が急騰した「セルシード」社の沿革などが記され
3 セルシード社の社外取締役である岡野光夫・前東京女子医大副学長、その部下で、小保方晴子氏の指導教官、STAP論文の共著者でもある大和雅之・東京女子医科大学教授らのインサイダー取引の疑いが、USB証券からのセルシード社への融資経緯など説明ののち
4 米国ではとっくに時代遅れになりつつある「特許」「科学研究」「インサイダー」三位一体の経済犯罪が、法規制の進んでいない日本に持ち込まれ、あざとく利ざやが抜かれた可能性
を淡々と説明しています。お茶の間でゴシップとしてSTAP騒動を楽しもう、という以上の真剣な興味をお持ちの方には、ぜひこの記事の一読をお勧めしたいと思います。
ここ数日、インターネット上で「この期に及んで明らか…
新時代のMRに求められるもの…変化する環境にどう向き合うべきか
自社の製品、サービスに対する「顧客の本音」を素早く収集するには?
アナログ派代表・岡本は、ビジネスアプリを使いこなせるか?!
プリンターでこんなに変わる。あなたの会社の業務効率
JBpress特別講座:人気コラムニストが講演。STAP細胞不正はなぜ起きた
パナソニックの頑丈タブレットが、現場で圧倒的な支持を得る理由
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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41030
ヒト万能細胞から精子・卵子のもとを作製 英大学など
朝日新聞デジタル 12月25日(木)13時57分配信
ヒトの万能細胞から、精子や卵子のもとになる「始原生殖細胞」を安定的につくることに成功したと、英ケンブリッジ大などのチームが24日付の米科学誌セル電子版に発表した。マウスでは京都大のチームがすでに成功しているが、ヒトでは安定してつくるのが難しかった。
受精卵を壊してつくるES細胞と、体の細胞からつくったiPS細胞を万能細胞として使い、それぞれ始原生殖細胞に変化させた。これまでも作製に成功したとの報告例はあったが、今回の研究では、マウスと違って「SOX17」という遺伝子が重要な役割を果たすことを突き止め、安定的につくれるようになったという。
この始原生殖細胞を精子や卵子に変えられるようになれば、精子や卵子ができる仕組みを詳しく調べることができるようになり、将来的には不妊の原因解明にも役立つ可能性がある。
朝日新聞社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00000028-asahi-int
【再生医療】インプラントに歯周組織のもとになる細胞を加え、神経機能を回復 自然なかみ心地 理研多細胞研など [転載禁止]©2ch.net
1 :もろ禿HINE! ★@転載は禁止:2014/12/31(水) 13:57:10.42 ID:???
Yahoo!ニュース - インプラントでも自然なかみ心地 理研多細胞研など 神経回復に成功 (神戸新聞NEXT)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141231-00000002-kobenext-sctch
虫歯などで失われた歯根に代えて顎の骨に埋め込む金属の器具「インプラント」に、歯周組織のもとになる細胞を加えて神経機能を回復させ
るマウスでの実験に、理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市中央区)などのグループが成功した。人にも応用可能で、食べ
物の硬さや柔らかさを感じる自然な「かみ心地」が戻り、食事の満足度向上が期待できるという。英科学誌サイエンティフィックリポーツ電子版
に掲載された。(金井恒幸)
インプラント治療でかむ力は回復するが、歯周組織のような「クッション」や神経がないため、かむ際の衝撃を和らげられなかったり、痛みな
ども感じにくかったりするという。
グループは、マウスの胎児から歯周組織のもとになる細胞を採取してインプラントの周りに加え、大人のマウスの歯を失った部分に移植。
30日後、歯根膜などの歯周組織ができ、神経機能が回復していることを確認した。
今後は犬などの大型動物でも研究を重ね、人からも歯周組織のもとになる細胞を採取できないか確認する。同研究センターの辻孝チーム
リーダーは「5年後にも人への応用を目指したい」と話す。
組織のもとになる幹細胞を使った再生医学と、インプラントのような機器を組み合わせる手法は「バイオハイブリッド人工器官」と呼ばれ、人工
の目や内耳、腕などで研究開発が進んでいるという。
脊髄損傷の治療法に道、標的たんぱく質発見 早大・横浜市大
引用元:日経電子版2015/2/6 12:23 配信記事
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG05HE7_W5A200C1CR0000/
早稲田大学と横浜市立大学の研究チームは根本的な治療法のない脊髄損傷の治療につながるたんぱく質を発見した。
脊髄損傷を起こしたマウスで、傷口の炎症を促すたんぱく質の働きを抑えたところ、運動機能が回復した。
たんぱく質を標的にした薬が開発できれば、脊髄損傷が治療できる可能性がある。
研究チームは損傷した神経細胞で働く「CRMP4」と呼ぶたんぱく質に着目した。
脊髄損傷を起こして後ろ脚を引きずるマウスの遺伝子を操作し、たんぱく質ができないようにしたところ、4週間後には歩けるようになった。
早大の大島登志男教授は「たんぱく質を抑えることで、炎症反応を抑えて再生を促す2つの役割がある。副作用も少ないだろう」と話す。
神経幹細胞を移植する再生医療と併用しながら、たんぱく質の働きを抑える薬を投与する治療法の開発を目指す。
(引用ここまで 全文は引用元参照)
▼関連リンク
早稲田大学
理工・大島研など 脊髄損傷における新たな治療標的タンパク質を特定
―より特異的・効果的な神経再生医療に期待―
http://www.waseda.jp/top/news/21182
【再生医療/分子生物学】富士フイルム、移植した細胞の生存率を大幅に向上させる分子を開発©2ch.net
1 :Mogtan ★@転載は禁止 ©2ch.net:2015/03/21(土) 01:22:56.49 ID:???
掲載日:2015年3月20日
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/20/141/
富士フイルムは3月19日、再生医療に向けた細胞培養・移植に必要な足場素材「リコンビナントペプチド(RCP)」の
マイクロサイズのペタロイド状微細片(petaloid μ-piece)を開発したと発表した。これを細胞と組み合わせて、
モザイク状の三次元細胞構造体「CellSaic」を作りマウスに移植すると、細胞だけを移植した場合に比べて、
生存効率が大幅に向上するという。
生体に移植した細胞を機能させるには、移植した細胞や組織を効果的に生体内に生着させることと、移植した組織や
細胞において栄養・酸素の供給や老廃物排泄を可能にすることが重要となる。細胞を生着させるためには細胞の足場
となる素材使うこと、栄養・酸素の供給や老廃物の排泄を可能にするためにはその通り道となる血管を早く導入する
方法が有効とされている。しかし、細胞塊が大きくなると中心まで栄養や酸素が供給されず、老廃物の排泄も困難に
なるため血管導入までに細胞が死滅してしまうという課題がある。
富士フイルムが開発した「RCP」のペタロイド状微細片を用いて作製した「セルザイク」では、細胞の足場が確保
されるとともに、内部に空間が形成され、その空間を通じて栄養・酸素の供給、老廃物の排泄が可能となり、生体からの
血管系の通り道が形成される。マウスで行った実験では細胞のみ移植した場合と比べて生存率が約2倍に向上した。
また、1型糖尿病モデルマウスを用いた実験も行った。1型糖尿病など、血液中のブドウ糖を調節する役割を持つ
膵島の機能不全によって血糖値の制御が困難な場合には、ドナーから膵島を移植するという治療方法が存在する。
その際、間葉系幹細胞(MSC)と共に移植することで治療効果が上がることが報告されている。同実験では、hMSCと
「RCP」のペタロイド状微細片を組み合わせた「セルザイク」を膵島と共に1型糖尿病モデルマウスに移植したところ、
正常レベルまで血糖値を下げることができた。これは、移植したhMSCが生体内で多く生存しているため、膵島移植の
効果が高まったことによるものだと考えられるという。
「RCP」のペタロイド状微細片を組み合わせた「セルザイク」は今後、細胞移植や細胞再生、臓器再生などさまざまな
再生医療への活用が期待される。
ペタロイド状微細片。ペタロイドとは「花弁のような」という意味の英語。表面が複雑で微細な構造を持つ。
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/20/141/images/001l.jpg
細胞の生存活性の比較
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/20/141/images/002l.jpg
(左図)膵島を200個移植し28日後までの血糖値変化を測定。(右図)28日経過後個体の血糖値を強制的に上げたあと、
どれだけ迅速に正常レベルまで下げられるかを測定。
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/20/141/images/003l.jpg
再生医療用リコンビナントペプチドを用いて、①移植した細胞の生存率を大幅に高めることを実証②糖尿病モデルの
膵島移植実験において血糖値を正常レベルまで下げることに成功 ~細胞と足場素材を組み合わせた三次元細胞構造体
「CellSaic(セルザイク)」による画期的な研究成果~ : ニュースリリース | 富士フイルム
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0963.html?_ga=1.190189730.883810664.1422945143
http://matome.naver.jp/odai/2136830853284834201
指を切断してもまた生えてくる!魔法の粉「細胞外マトリックス」の日本実用化はまだ?
「魔法の粉」と呼ばれる奇跡の治療法。日本ではまだ実用化されていない「細胞外マトリックス」をまとめてみました。 更新日: 2013年07月06日
parsley0922さん
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指を切断したのに、1か月で元通りになった男性(@_@;)
治療法は「白い粉」をかけただけ・・・?
出典
d.hatena.ne.jp
写真は、実際に切断された指が生えてきた様子
約1か月程度で元通りになった。
ホビーショップに働くリー・スピーバク氏は、模型の飛行機のプロペラに指をうっかり入れてしまい指先1cm程度を切断。
出典
驚きの最新治療─パウダーをつけただけで切断した指が完全に生える:らばQ
医師から指は一生切断されたままだと告知された。
出典
驚きの最新治療─パウダーをつけただけで切断した指が完全に生える:らばQ
GettyImages
Photo by Pixland / Pixland
事故により切断された指(切断部分は紛失)の切り口に、豚の細胞を利用した粉を塗り続けたところ、4週間で指が再生した。
出典
魔法の粉で切断された指が再生 | スラッシュドット・ジャパン サイエンス
細胞、爪、皮膚、指紋、すべてが元通り。
GettyImages
Photo by Stockbyte / Stockbyte
白い粉の主な原料は、「豚の膀胱」を処理して抽出するコラーゲンを主体。
出典
真偽を知りたい 「魔法の粉」と幹細胞で再生
GettyImages
Photo by Digital Vision. / Digital Vision
この細胞を粉にして、指や傷などの再生に役立つことをピッツバーグ大学、再生医療センター「スティーブ・バディラック博士」らが発見し、実用化も来年以降に出来るという夢のような話である。
出典
失われた指先が1ヶ月で再生できる魔法の粉とは! 五感教育研究所/ウェブリブログ
2013年5月現在、まだ日本では実用化されていません。
あまりに奇跡のような治療法のため「魔法の粉」や「妖精の粉」という呼び名がついた。
.
日本のテレビ番組でも放送され、大きな反響を呼びました
7:47
www.youtube.com
細胞外マトリックスで失われた指や爪が再現
グロ注意!実際の海外ニュースの映像はこちらから↓
BBC NEWS | Health | The man who grew a finger
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7354298.stm
A man who lost part of his finger has grown it back thanks to pioneering "regenerative medicine".
指がニョキニョキ生えてくる様子が何とも不思議な感じ…!
.
残念ながら日本ではまだ実用化は先・・・
GettyImages
Photo by IPPEI WAKITA/amanaimagesRF / amana images
画像はイメージ図です。
日本ではまだ無認可で購入不可です。
出典
ちぎれた指が再生するという、妖精の粉・・・細胞外マトリックスはどこに売ってい... - Yahoo!知恵袋
日本での認可になると数年先になると予想されています。
アメリカではすでに臨床段階で成功し、動物病院でも応用され実用化されている。
出典
失われた指先が1ヶ月で再生できる魔法の粉とは! 五感教育研究所/ウェブリブログ
指の切断なら費用は約100万円程度とのこと。
切断した腕や足を、一本まるごと再生というのは、さすがに無理っぽいようです。
出典
ちぎれた指が再生するという、妖精の粉・・・細胞外マトリックスはどこに売ってい... - Yahoo!知恵袋
研究を進めて、将来的には部位そのものを再生するのが目標だとか。
GettyImages
Photo by Digital Vision. / Digital Vision
「細胞外マトリックス」は、こんな治療にも期待されている。
認知症
出典
失われた指先が1ヶ月で再生できる魔法の粉とは! 五感教育研究所/ウェブリブログ
脳梗塞や心筋梗塞の治療
出典
ここまで来た!再生医療「細胞外マトリックス」と「幹細胞」利用 - Yes,We Love Science!
乳がんで形を失った部分に、細胞外マトリックスを切断面に振り掛けると、元のようにへこんだ部分がなくなりなめらかな形状に戻る。
出典
<再生医療で指や乳房や肝臓が復活する?> ケニーの言いたい放題/ウェブリブログ
乳がんで乳首を失った女性には、本当に朗報ですね。
老婆が顔の若返りに幹細胞から作った細胞外マトリックスを頬などに注入すると見違えるように肌に張りが出て若返ったようみえる。
本人曰くは、「その指の爪だけ伸びが早くて2日に1回切る必要がある」
出典
真偽を知りたい 「魔法の粉」と幹細胞で再生
それ以外は特になく、事故から数年が経過しても再生した指に支障もなく普通に生活されているようです。
(乳癌手術の臨床実験では)副作用は今の所、報告されていないが、細胞の壊死等の問題は含んでいる。
出典
観ました。NHKスペシャル 「人体“製造”~再生医療の衝撃~」。
まだまだ日本での実用化には時間がかかりそうです。
GettyImages
Photo by Jupiterimages / Polka Dot
参考リンク
細胞外マトリックス - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%A4%96%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
細胞外マトリックス 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 、 検索 上皮細胞 、 内皮細胞 及び 結合組織 に関連した 細胞外マトリックス ( 基底膜 及び間質性組織)を表現する図、 en:Epithelial cell : 上皮細胞 、 en:Basement membrane : 基底膜 、 en:Endothelium lining the capi…
<再生医療で指や乳房や肝臓が復活する?> ケニーの言いたい放題/ウェブリブログ
2016
山中伸弥教授が語るiPS細胞研究の今
iPS細胞を病気の治療に使う研究はいったいどこまで進んでいるのか?臨床応用の壁になっているのは何か?iPS細胞の生みの親でノーベル賞受賞者の山中伸弥教授がiPS細胞研究の今と未来を語る。
1月11日(月・祝)
午前11時~11時50分(再)
1月15日(金)
午後9時~9時50分(再)
※NHKサイトを離れます
再放送予定過去1か月の放送
1月11日月午前11時00分~午前11時50分
山中伸弥教授が語るiPS細胞研究の今
iPS細胞の登場でバラ色の未来が描かれ、難病患者は大きな期待を寄せている。去年、網膜の病気でiPS細胞を使った世界初の移植手術が成功したが、こうした先端技術を実際の治療に使うのはそれほど簡単ではない。臨床応用の壁になっているのは何か?研究者たちは、それをどのように克服しようとしているのか?臨床応用に近づいている最前線の研究を中心にVTR取材。その可能性と課題をノーベル賞学者の山中伸弥教授が解説する
【出演】京都大学iPS細胞研究所所長…山中伸弥,【出演】京都大学iPS細胞研究所教授…高橋淳,妻木範行,大阪大学教授…澤芳樹,横浜市立大学教授…谷口英樹
見逃し番組
※NHKサイトを離れます
1月15日金午後9時00分~午後9時50分
山中伸弥教授が語るiPS細胞研究の今
iPS細胞の登場でバラ色の未来が描かれ、難病患者は大きな期待を寄せている。去年、網膜の病気でiPS細胞を使った世界初の移植手術が成功したが、こうした先端技術を実際の治療に使うのはそれほど簡単ではない。臨床応用の壁になっているのは何か?研究者たちは、それをどのように克服しようとしているのか?臨床応用に近づいている最前線の研究を中心にVTR取材。その可能性と課題をノーベル賞学者の山中伸弥教授が解説する
【出演】京都大学iPS細胞研究所所長…山中伸弥,【出演】京都大学iPS細胞研究所教授…高橋淳,妻木範行,大阪大学教授…澤芳樹,横浜市立大学教授…谷口英樹
見逃し番組
※NHKサイトを離れます
敷衍すれば、中東に転嫁された「ユダヤ人問題」(『憲法の無意識』178頁)とは、スピノザ理解が
試され続けていることに他ならない。
もっと簡単に言えば、思想的には超越的な人格神がイスラエル建国とつながり、スピノザ的内在
的汎神論が西欧内部での市民としてのユダヤ人共存につながる。
柄谷が言うようにイスラム国(IS)がイスラエルを模倣しているなら、スピノザ理解はイスラム
国問題をも融解させる可能性があると言えよう。市民としてのイスラム…
【再生医療】脊髄損傷 iPS細胞で治療 慶応大が倫理委に申請 ©2ch.net
1 : 白夜φ ★@無断転載は禁止 ©2ch.net2017/02/10(金) 23:48:35.34 ID:CAP_USER
脊髄損傷、iPSで治療 慶応大が倫理委に申請
慶応大の研究チームは10日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から神経の元になる細胞を作り、脊髄損傷の患者に移植して治療する臨床研究の実施を学内の倫理委員会に申請した。
iPS細胞を使った脊髄損傷への再生医療は、実施されれば世界初。
拒絶反応の少ない型の人から作り、備蓄している京都大のiPS細胞を使う。
学内の別の審査委員会や厚生労働省の審査も経た上で、来年前半にも実施することを目指す。
チームの岡野栄之教授は「幹細胞を使った研究を20年近く続け、いよいよ臨床が近づいてきた。しっかり進めて成功させたい」と話した。
▽引用元:共同通信 2017/2/10 17:47
https://this.kiji.is/202707698812978683
【再生医療】イヌの歯の再生に成功 犬の幹細胞から歯胚を作成、移植し天然の歯とほぼ同じものを再生/岡山大など©2ch.net
1 : 白夜φ ★@無断転載は禁止 ©2ch.net2017/03/18(土) 01:32:13.81 ID:CAP_USER
岡山大、犬の歯を幹細胞で再生
天然とほぼ同じ
犬の幹細胞から作り出した歯のもとになる「歯胚」を、同じ犬の歯が抜けた部分に移植し、天然の歯とほぼ同じものを再生することに成功したと、岡山大と理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市)のチームが16日付の英科学誌電子版に発表した。
マウスでも成功例の報告があるが、岡山大の窪木拓男教授は「実用的な歯の再生治療が可能なことを大きな動物で実証した。
人への応用を目指したい」としている。
--- 引用ここまで 全文は引用元参照 ---
▽引用元:共同通信 2017/3/16 21:19
https://this.kiji.is/215081735738426868
▽関連
岡山大学 プレスリリース
イヌの歯の再生に成功 大型動物モデルにおける構造・機能的に完全な歯の再生成功によりヒトにおける完全な歯の再生治療の実現可能性を証明
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id457.html
図1 イヌ歯胚細胞を用いた再生歯胚の作成
http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press28/press-170317-1img1.jpg
2 : 名無しのひみつ@無断転載は禁止2017/03/18(土) 01:34:41.88 ID:HMLC9Sz8
【医療】他人のiPS細胞で網膜移植 理研、世界初の手術実施、無事終了 [無断転載禁止]©2ch.net
1 : しじみ ★@無断転載は禁止2017/03/28(火) 19:00:36.85 ID:CAP_USER
他人の細胞から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)で網膜の細胞を作製し、
「滲出(しんしゅつ)型加齢黄斑(おうはん)変性」という目の病気の患者に
移植する手術を理化学研究所などのチームが28日、世界で初めて実施した。
手術は無事終了し、iPS細胞による再生医療の普及に向け大きく前進した。
チームによると、患者は兵庫県在住の60代の男性。
同日午後、神戸市立医療センター中央市民病院で手術を行った。
京都大iPS細胞研究所が備蓄している健常者のiPS細胞を使い、
理研が網膜細胞を作製。免疫のタイプが患者と同じで、
拒絶反応が起きにくいことを確認して患部に移植した。
加齢黄斑変性は網膜の中心にある黄斑という場所の機能が加齢に伴い損なわれ、
視力が低下する病気。移植後の拒絶反応や症状改善の有無などを1年間観察し、
3年間の追跡調査で安全性と有効性を確認する。
理研などは平成26年、
患者自身の細胞から作ったiPS細胞で網膜細胞を作製し、
移植する世界初の手術を実施。患者は視力低下が止まるなど術後約2年たっても経過は順調だ。
だが移植までの準備に11カ月かかり、費用も1億円と高額なことが課題だった。
他人の細胞を使うと期間は約10分の1、費用も5分の1以下で済むとしていた。
移植手術では、網膜細胞を溶液に浮遊させて患部に注射する方法を採用した。
網膜の一部を切除し、細胞をシート状に加工して埋め込んだ前回と比べ、
患者の負担や感染症の恐れが少ないという。
産経ニュース
http://www.sankei.com/life/news/170328/lif1703280037-n1.html
【日本ニュース】難病の潰瘍性大腸炎 再生医療で完治を 東京医科歯科大学(2017/03/29)
https://youtu.be/0GTWGdC9720
https://i.imgur.com/LOFvmaJ.gif
難病の潰瘍性大腸炎 再生医療で完治を 東京医科歯科大学 | NHKニュース2017年3月29日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170329/k10010929501000.html
国内の患者数が16万人以上と難病の中で最も多く、激しい腹痛が続く「潰瘍性大腸炎」を再生医療の技術によって完治できるようにしようという世界初の臨床研究の計画を東京医科歯科大学の研究グループが、国の関係機関に提出しました。来年春にも第一例目の手術を実施したいとしています。
潰瘍性大腸炎は、大腸内部の粘膜が炎症をおこし激しい腹痛や下痢を繰り返す難病で、患者数は20代を中心に16万人以上と難病の中で最も多く重症化すると手術で大腸そのものを摘出しなければならなくなります。
この難病の完治を目指そうと東京医科歯科大学のグループは、患者の大腸に粘膜の組織を作り出す「大腸上皮幹細胞」を移植し、傷ついた大腸の働きを再生させる世界初の臨床研究の計画を国の研究予算を統括する日本医療研究開発機構に提出しました。
計画では、患者5人の大腸からそれぞれ「大腸上皮幹細胞」を取り出し、1か月間、培養しておよそ100万個に増やしたあと再び内視鏡で大腸の傷ついた部分に移植します。
マウスを使った実験では症状を完治させることに成功していて、グループでは、今後、法律に基づく委員会の審査を経て来年春にも第一例目の手術を実施したいとしています。
計画を提出した渡辺守教授は、「今回の方法を使えば手術をせずに症状を完全に治すことが期待できる。多くの患者が悩む難病であり成功させたい」と話しています。
潰瘍性大腸炎とは
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜が炎症を起こし、激しい腹痛や下痢を繰り返す難病です。患者は、20代を中心に若者から高齢者まで幅広い世代にわたり、国内の患者数は16万人以上と、難病の中で最も多くなっています。
重症になると、発熱や貧血などの症状も出て、大腸がんを併発するリスクが高まるほか、患者のおよそ5%は、炎症を抑える薬を使っても症状が改善せず、大腸そのものを摘出しなければならなくなります。
手術を行えば、腹痛などの症状は改善されますが、余分な水分を吸収する大腸がないため、トイレの回数が多くなり術後も日常生活での支障が続くことになります。
【幹細胞】マウスiPS細胞の作製効率を大幅に向上 2遺伝子発見/京都大iPS細胞研究所©2ch.net
1 : 白夜φ ★@無断転載は禁止 ©2ch.net2017/05/03(水) 23:52:15.79 ID:CAP_USER
iPS作製効率向上、2遺伝子発見 京大グループ
マウスiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製効率を大幅に向上させる二つの遺伝子を、京都大iPS細胞研究所の山本拓也講師や曽根正光研究員のグループが見つけた。
iPS細胞ができるメカニズムの解明につながる成果で、米科学誌で3日発表する。
細胞内でのエネルギー生産にかかわる遺伝子Zic3とEssrbを、山中伸弥教授が見つけた四つの初期化遺伝子のうちの三つとともにマウスの皮膚細胞に導入すると、iPS細胞の作製効率が数%から50%以上になった。
iPS細胞は普通の体細胞とは異なった仕組みで細胞内のエネルギーを生産していることが分かっているが、今回見つけた二つの遺伝子は、iPS細胞特有のエネルギー生産を活性化していた。
山本講師は「細胞のエネルギー生産が細胞の初期化にどのように関係しているかを解明していきたい」と話している。
▽引用元:京都新聞 【 2017年05月03日 08時20分 】
http://kyoto-np.co.jp/top/article/20170503000016
▽関連
京都大iPS細胞研究所
2017年5月3日 iPS細胞の作製には、ハイブリッドな細胞代謝が重要である
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/170503-010000.html
Cell Metabolism
Hybrid Cellular Metabolism Coordinated by Zic3 and Esrrb Synergistically Enhances Induction of Naive Pluripotency
http://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(17)30222-X
【医学】白血病薬がALS進行抑制 京大、iPS使い解明[05/25] [無断転載禁止]©2ch.net
1 : 朝一から閉店までφ ★@無断転載は禁止2017/05/25(木) 03:35:48.94 ID:CAP_USER>>5
白血病薬がALS進行抑制
京大、iPS使い解明
2017/5/25 03:00
神経が弱り、体が動かせなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行を、慢性骨髄性白血病の薬「ボスチニブ」が遅らせることを、京都大の井上治久教授(神経内科学)らのチームが人工多能性幹細胞(iPS細胞)やマウスを使った実験で解明し、24日付の米医学誌電子版に発表した。
「すぐに治療に使えるわけではない。適した量や副作用を調べた上、臨床試験をする必要がある」と説明している。
チームによると、ALSは、脳からの指令を神経が伝えられなくなって筋肉が痩せ、歩けなくなるなどする。患者は国内で約9千人。発病の詳細なメカニズムは不明で、根本的な治療法は見つかっていない。
https://this.kiji.is/240172690552129013?c=39550187727945729
【技術】再生チップ「TNT」は皮膚細胞をあらゆる細胞組織に変える 認可が降りれば年内にも臨床へ [無断転載禁止]©2ch.net
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1朝一から閉店までφ ★@無断転載は禁止2017/08/11(金) 19:32:42.66ID:CAP_USER>>18>>19
THE BLOG
再生チップ「TNT」は皮膚細胞をあらゆる細胞組織に変える 認可が降りれば年内にも臨床へ
6時間前
Engadget 日本版 最速ガジェット&技術ニュース
オハイオ州立大学の研究チームが、身体の損傷した細胞組織を皮膚細胞のリプログラミングで治癒させるという非侵襲的技術を開発しました。実験では、怪我で血も通わなくなったマウスの後ろ足を3週間で完全に回復させたとのこと。
リリース文によると、Tissue Nanotransfection (TNT)と称するこの技術は、コイン大のシリコンチップが発する僅かな電気刺激で遺伝子コードを皮膚細胞に注入、治療に必要な細胞へ変換させます。
上述のマウスの例では、皮膚細胞を血管細胞にリプログラミングすることで1週間ほどで血管を再生し、その後2週間で足の機能回復を実現したとしています。
また別の実験では脳卒中を起こしたマウスの脳機能を回復させることさえできたとのこと。生きたマウスで実際に細胞をリプログラミングした例はおそらくこれが初めて。
オハイオ州立大学の再生医療および細胞治療センターの責任者Chandan Sen氏は「この技術はあらゆる細胞や組織に適用可能だ」と話します。
さらにSen氏は、TNTチップによる処置は非侵襲的かつ1秒に未満の僅かな電気的刺激だけで済むため、特に病院の設備を必要とせず、現場で処置できるのが大きな特徴であり、患者自身の細胞で治癒させるために副作用の心配もない「画期的な治療法」だとしています。
TNTチップは1つ100gにも満たず長期保管が可能なため、たとえば救急車に常備しておけば、交通事故患者の治療をその場で行うこともできるかもしれません。
現在、TNTチップはアメリカ食品医薬品局(FDA)の認可待ちの状態。TNT開発に4年の月日をかけてきたSen氏は「おそらく年内には認可が降り、臨床試験が可能になる」との予測を立てています。
iPS細胞でも何でもない、ただの皮膚細胞を他の細胞に置き換えるというのは、にわかには信じがたい話。ただもしこの技術が実用化されたなら、あらゆる怪我や病気の治療がこれまでよりも簡単になりそうです。
たとえば機能しなくなった毛母細胞が頭皮細胞のリプログラミングで再生するのなら、年々おでこの領土拡大に悩む人たちには明るい希望になるかもしれません。
http://m.huffpost.com/jp/entry/17722828?
18名無しのひみつ@無断転載は禁止2017/08/11(金) 21:10:00.19ID:GOvcgUY9>>45
>>1
怪しいソースだけじゃなくてプレスリリースも貼ってほしかったな
Tissue Nanotransfection
Breakthrough Device Heals Organs with a Single Touch
https://medicine.osu.edu/regenerativemedicine/PressandRecognition/Tissue%20Nanotransfection/Pages/index.aspx
動画
https://www.youtube.com/watch?v=tMQ51Kj2tS0
> It takes just a fraction of a second.
<パーキンソン病>iPS治療、サルで安全確認 京大 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170831-00000006-mai-soci
<パーキンソン病>iPS治療、サルで安全確認 京大
8/31(木) 2:00配信毎日新聞
京都大iPS細胞研究所の高橋淳教授(神経再生学)らの研究チームは、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使ったパーキンソン病の治療法について、サルの実験で有効性や安全性を確認したと発表した。論文が31日、英科学誌「ネイチャー」の電子版で公開される。高橋教授は人間の治療の実用化を目指し2年間の治験を来年度中に開始したいとの意向を明らかにした。
パーキンソン病は足の震えや筋肉のこわ張りなどの症状が出る神経難病。脳内で神経伝達物質「ドーパミン」を作る神経細胞が減少することが原因で、国内の患者は約16万人とされる。高橋教授らは、ドーパミン神経細胞の一歩手前の「神経前駆細胞」をヒトのiPS細胞で作製し、脳に移植することで病気を治す方法を研究している。実験では、パーキンソン病の状態にしたカニクイザル8頭の脳内に神経前駆細胞を移植。前後の動作をビデオ撮影して解析した結果、移植前はほとんど動かず足が震えるなどの症状が出ていたが、移植後はうろうろしたり、立ち上がったりした上、足の震えも治まっていた。
高橋教授によると、患者の治験では他人由来のiPS細胞を使い、今回の実験と同じ手法で実施する方針。【野口由紀、池田知広】
【再生医療】iPS細胞創薬治験1例目に着手 骨の難病「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」で 京大が世界初
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1白夜φ ★2017/10/09(月) 02:42:49.95ID:CAP_USER
iPS創薬治験1例目に着手 骨の難病、京大が世界初
2017/10/5 21:16
患者の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いて京都大の研究チームが見つけた、骨の難病の治療薬候補について、京大病院は5日、1例目の臨床試験(治験)に着手したと明らかにした。京大によると、iPS細胞を使って発見した薬の世界初の治験。
難病は筋肉の中に骨ができる「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」で、1例目の患者は兵庫県明石市の山本育海さん(19)。京大病院で5日、体の機能を確かめる診察を受け、治療薬候補を受け取った後、報道陣の取材に応じ「まだまだ先のことだと思っていたので感謝している」とほほ笑んだ。
▽引用元:共同通信 2017/10/5 21:16
https://this.kiji.is/288623824717939809
▽関連スレッド
【iPS創薬】筋肉の中に骨ができる難病「FOP」の治療薬の候補 京大が世界初治験へ 9月以降©2ch.net
http://egg.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1501597573/
【医学/幹細胞】世界初、iPS創薬治験7日開始 京大が骨の難病「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」で©2ch.net
http://egg.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1504709574/
【医療】ES細胞でマウス胎児の腎臓組織再現に成功 熊本大学
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1みつを ★2017/11/10(金) 04:51:26.51ID:CAP_USER9>>10
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171110/k10011218231000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008
11月10日 4時16分
体のさまざまな組織に変化するES細胞を使って、マウスの胎児の腎臓の組織を再現することに熊本大学の研究グループが成功したと発表し、重い腎臓病の患者に対する再生医療につながる可能性がある技術として注目されています。
熊本大学の西中村隆一教授らのグループは、マウスのES細胞から、血液をろ過して尿を作る機能をもつ「ネフロン」と呼ばれる組織の元となる細胞を作りだしていますが、今回さらに、尿を排出する管になる「尿管芽」と呼ばれる細胞を作ることに成功しました。
グループは、この2つの細胞を混ぜ、さらにマウスの胎児から取り出した細胞どうしを結びつける細胞を加えておよそ1週間培養したところ、細胞が組み合わさって直径1ミリ、厚さ数百マイクロほどの円盤状のマウスの胎児の腎臓の組織を再現することにも成功したということです。
今後、グループでは、胎児の腎臓の組織がさらに成長する過程を調べるとともに、ヒトのiPS細胞でも実験を行い、血液をろ過する機能があるか検証することにしています。
グループによりますと、重い腎臓病で人工透析の治療を受けている患者は国内に30万人余りいて、将来、こうした患者を対象にした再生医療につながる可能性がある技術として期待されています。
西中村教授は「移植のためのドナーが不足する中、ヒトの腎臓を作ることができれば、多くの患者を救える」と話しています。
【医学】胎児の体内で行われている臓器の発生プログラムを活用し、腎臓を再生させることにラットで初めて成功
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1ニライカナイφ ★2017/11/23(木) 23:02:30.87ID:CAP_USER
◆<慈恵会医大など>ラットで腎臓再生 臨床応用へ前進
胎児の体内で行われている臓器の発生プログラムを活用し、腎臓を再生させることにラットで初めて成功したと、東京慈恵会医大などのチームが英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。
尿を生成するなど腎臓の機能を完全に備えているといい、ヒトへの臨床応用に向けて大きく前進しそうだ。
チームは、遺伝子改変したマウスの胎児を作製。
胎児の腎臓の「芽」に、ラットの腎臓になる前駆細胞を注入し、同じ遺伝情報を持った別のラットに芽ごと移植した。
その後、特殊な薬をラットに投与すると、芽に元々含まれていたマウスの前駆細胞が死滅。
芽に周囲の組織から血管が入り込み、4週間後にはラットの細胞だけでできた腎臓が再生した。
腎臓内で尿が作られることも確認した。
チームは、再生した尿管を使って尿を体外に排出させる技術をラットで開発している。
さらに、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から腎臓の前駆細胞を作製する技術も完成させている。
マウスの代わりにブタ胎児の腎臓の芽を、ラットの代わりに腎不全患者のiPS細胞から作製した腎臓の前駆細胞をそれぞれ使えば、機能を全て備えたヒトの腎臓を再生させることが可能になるという。
チームの横尾隆・慈恵医大教授(腎臓・高血圧内科)は「再生した後は免疫抑制剤も要らなくなる。
異種移植を利用した腎臓の再生医療実現に向け、ヒトでの研究を進めたい」と話した。
◇安全性の確保と、倫理面の議論を
国内では人工透析を受ける腎臓病患者は32万人を超え、医療費も年1兆円を上回る。
腎移植の希望がかなわない患者が多く、腎臓再生に期待がかかる。
一方、ヒトへの臨床応用には安全性の確保に加え、倫理面の議論も必要だ。
具体的には▽動物が持つ病気がうつらないか▽動物の細胞が残らないか??など慎重な検討が欠かせない。
ヒトの臓器の再生に動物を利用することへの抵抗感も根強い。
日本再生医療学会の八代嘉美幹事は「研究内容を公開し、国民との対話を深める必要がある」と指摘する。
毎日新聞 2017年11月23日21時51分
https://mainichi.jp/articles/20171124/k00/00m/040/075000c
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【パーキンソン病に新治療法?】世界初の日本の試みに、韓国ネットも注目「またノーベル賞?」「韓国が先に始めたのに」[08/03]
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1ガラケー記者 ★2018/08/03(金) 13:35:04.03ID:CAP_USER>>2>>9>>11>>20>>23>>26>>73>>89>>91
2018年7月31日、韓国・朝鮮日報が「iPS細胞でパーキンソン病の治療…日本で世界初の臨床実験」と報じ、韓国ネットユーザーの注目を浴びている。
パーキンソン病は、運動を調節する神経伝達物質・ドーパミンが減少して発生する疾患。日本のパーキンソン病患者は16万人、韓国は10万人と推定されている。
日本政府は30日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用したパーキンソン病治療の臨床試験を初めて承認した。この試みは世界初の事例になる見通しという。記事では「京都大学の研究チームがこの成果により、2012年にノーベル医学賞を受賞した」とし、「日本にノーベル賞をもたらしたiPS細胞が難治性脳神経疾患まで治療できるか注目される」と伝えている。
京都大学の高橋淳(神経外科)教授のチームは、政府の承認を受けてiPS細胞で脳の神経細胞を作り、パーキンソン病患者の脳に移植する治療を行う予定。移植された神経細胞が脳に生き残ってドーパミンを分泌して症状が緩和されるか、副作用はないかなどを検証するそうだ。iPS神経細胞は研究所が健康な人から作って備蓄しているものを使用するという。
韓国のネットユーザーからは「パーキンソン病で苦しむ全ての人々の希望になりますように」「基礎科学を重視する日本の技術は認めるべき。韓国はコピーのための科学ばかりだから発展しない」「韓国も(2004年にES細胞ねつ造事件で物議を醸した)ファン・ウソク教授が問題を起こさなかったら、幹細胞技術が発展しただろうに…」「韓国では宗教界が医療界に反対して研究すらできない」「韓国の方がスタートは先だったのに、他国に持ってかれた。情けない」「さすが日本。これでまたノーベル賞受賞か?」など、さまざまな反応が寄せられた。
Record china
2018年8月3日(金) 10時50分
https://www.recordchina.co.jp/b629967-s0-c30-d0127.html
以下はiPSではない
https://news.nifty.com/article/item/neta/12113-271465/?fbclid=IwAR1fhUhpNL5U4NSEHbLmhZzpC1F0jujc02tLTv2eESeG3I-LoDil4KYmfR0
Nスペで話題沸騰 「ペニシリン以来の大発見」脊髄損傷を直す新治療が保険適用へ
2019年05月11日 06時00分 文春オンライン
Nスペで話題沸騰 「ペニシリン以来の大発見」脊髄損傷を直す新治療が保険適用へ
©文藝春秋
その治験の動画を札幌医科大学で初めて観た時の衝撃は忘れがたい。
「右手動きますか?」
「左足動きますか?」
そう医師から尋ねられたベッドの男性は手足を動かすことができなかった。事故で脊髄を損傷し、首から下の四肢が麻痺していたからだ。男性はいわゆる“寝たきり”の状態だった。
尋ねられたあと、男性はある点滴を投与された。
すると、その翌日、劇的な変化が起きた。それまで麻痺していた手足がいきなり動きだしたのだ。それどころか、その日のうちに自分で車椅子を操作するという段階にも至った。
半年後、男性は自分の足で退院していった。
動画に収められていたのは、まるで魔術のような治療だった。
この医療を実現したのが、本望修・札幌医大教授だ。本望氏は、「間葉系幹細胞」という患者自身の細胞を使うことで、自己治癒力を引き出す治療を導き出した。
脊髄損傷は、不慮の事故などで誰もが突然見舞われる可能性があるものだ。国内で年間約5000人が新たに患者になり、慢性期患者は累計10万人ほどにのぼると言われる。だが、従来は傷ついた神経の機能を回復させるのは難しく、リハビリテーション以外に有効な治療法はなかった。重い後遺症を抱えれば、車いすや寝たきりの生活が続くのが常だった。
本望氏が確立した間葉系幹細胞の治療法は、同じ病院の医師からさえ「自分の目で見るまではどの程度効果があるのか」と疑問に思われていた部分もあった。しかし、効果と安全性を証明するための治験を行うと、ほぼ全ての患者が劇的な回復を見せた。
同大学では本望氏の主導で、脊髄損傷と同じ間葉系幹細胞の製剤による脳梗塞の治験も2013年から進行している。さらに今後、ALS(筋萎縮性側索硬化症)といった神経難病や、アルツハイマー病などにも適応拡大できる可能性があるとの指摘もある。
目下、脊髄損傷に対する新しい治療として、iPS細胞を用いた臨床研究も進められようとしている。ただし、臨床研究は学術的に安全性や有効性を確認するのが主たる狙いで、一般の医療として利用されるのには、しばらく時間がかかる。だが、この札幌医大の間葉系幹細胞を用いた脊髄損傷への医療は、すでに安全性も有効性も国から認められたものだ。この春からは急性期に限ったものではあるが、公的医療保険も認められた。
これほどめざましい成果が、なぜ大々的に報じられてこなかったのかと疑問に思う向きもあるだろう。本望氏は言う。
「今まであまり語ってこなかったのは、苦しんでいる患者さんの期待を高めるように無駄に煽りたくなかったから」
実はこの取材も3年前、本望氏に依頼した際には、断られている。
驚異的な回復をみせる様子はNHKスペシャル「寝たきりからの復活~密着!驚異の『再生医療』~」(5月4日放送)でも話題を呼んだが、月刊 「文藝春秋」6月号 では、今月からの患者受け入れを目前に実現した、本望氏のロングインタビュー「脊髄損傷は治療できる 札幌医大『奇跡』の発見」を掲載。これまでの本望氏の研究をたどりつつ、脊髄損傷や脳梗塞の後遺症である半身不随、あるいは高次脳機能障害などの回復の具体例、そのメカニズムについて、詳細に語ってもらった。また、今後の医療経済へのインパクトなどにも触れている。
本望氏自身は決して誇示しないが、我々がこの治療の客観的評価を尋ねた識者はこう表現した。「ペニシリンを発見したフレミング以来の大発見」だ、と。インタビューで語られた数々の事実からは、これが決して大げさな表現ではないと実感してもらえるだろう。
(森 健,秋山 千佳/文藝春秋 2019年6月号)
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