月曜日, 2月 03, 2014

Transmutation of Species (1837)

           (生物学リンク::::::::::


ダーウィンの1837年に描かれたノートより


「私は思う」

「このようにAとBのあいだの関係には非常に大きな隔たりがある。CとBのあいだはきわめて微妙な変移である。BとDのあいだのほうが違いが大きい。このようにしてさまざまな属は形成されるのだろう。」

右上
「ある世代が現在とおなじ数の生物からなるという事例があるにちがいない」
「これを実現し、(この場合のように)おなじ属に多くの種が存在するためには、絶滅が必要である」
(邦訳『ダーウィンの珊瑚』ホルスト・ブレーデカンプ著、73~4頁より)

Charles Darwin's 1837 sketch, his first diagram of an evolutionary tree from his First Notebook on Transmutation of Species (1837) on view at the Museum of Natural History in Manhattan.

Interpretation of handwriting: "I think case must be that one generation should have as many living as now. To do this and to have as many species in same genus (as is) requires extinction . 

Thus between A + B the immense gap of relation. C + B the finest gradation. B+D rather greater distinction. Thus genera would be formed. Bearing relation" (next page begins) "to ancient types with several extinct forms"


日付 1837年
原典 http://www.english.uga.edu/nhilton/4890/darwin/DarwinTree.html

 珊瑚モデルは樹形図とは違いヒエラルキーを作りにくいということが指摘される。 ダーウィン進化論へのマルサスからの影響はこのノートが書かれた時点ではわからない。 絶滅した種は、珊瑚の石灰化した枝に対応する(邦訳『ダーウィンの珊瑚』22頁参照)。 空気、土、水という三つの基本元素に対応して枝は三つに分かれるとも考えられる(同28頁)。

参考:



Agassiz & Gould, Comparative Physiology
This diagrammatic history of life, proposed by Swiss-American naturalist Louis Agassiz, is very different from Darwin’s. Agassiz, an opponent of Darwin’s theory of evolution, shows the beginning of time as the center of a circle and the present day as the perimeter. According to a divine plan, different groups of animals appear in the various “spokes” of the wheel and then go extinct. Humans enter only in the outermost layer, and at the top, as the crowning achievement of all Creation.
Louis Agassiz (1807–1873) and Augustus A. Gould (1805–1866). Outlines of Comparative Physiology.... London: H.G. Bohn, 1851.


アガシの円環体系はダーウィンやそれ以降に影響を与えたらしい。ダーウィンも進化の円環モデルを一時期模索している。
『ダーウィンの珊瑚』(55,58頁)参照



\脊椎動物/
 \  /
鳴く\/軟体
虫?/\動物
 /放射\
/状植物?\


      Vertebrates

Articulates        Mollusks

       Radiates

Dialogues with Darwin: An Exhibition of Historical Documents and Contemporary Art


参考:

 「同じクラスのすべての成員の類似性は時に巨大な樹という形で表 される。私はこの比喩はおおむね真理を語っていると思う。出たば かりの緑の小枝は現存する種をあらわし、過去の各年にできた枝 は絶滅した枝の長い連鎖を表すだろう。」(『種の起源』第4章、1859年第一版p.129 第六版 p.104)

『種の起源』で唯一使用された図 :

これらは樹形図というよりダイアグラムと言える。

11 Comments:

Blogger yoji said...

Agassiz & Gould, Comparative Physiology
This diagrammatic history of life, proposed by Swiss-American naturalist Louis Agassiz, is very different from Darwin’s. Agassiz, an opponent of Darwin’s theory of evolution, shows the beginning of time as the center of a circle and the present day as the perimeter. According to a divine plan, different groups of animals appear in the various “spokes” of the wheel and then go extinct. Humans enter only in the outermost layer, and at the top, as the crowning achievement of all Creation.
Louis Agassiz (1807–1873) and Augustus A. Gould (1805–1866). Outlines of Comparative Physiology.... London: H.G. Bohn, 1851.


アガシの円環体系はダーウィンやそれ以降に影響を与えたらしい。
ダーウィンの珊瑚参照

6:44 午前  
Blogger yoji said...

http://www.pachs.net/dialogues-with-darwin/item/142

6:49 午前  
Blogger yoji said...

Vertebrates

Articulates

Mollusks

Radiates

7:16 午前  
Blogger yoji said...

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7:22 午前  
Blogger yoji said...

アメリカでは "You are very articulate" とか "She is a very articulate person" など という言い方は素晴らしい褒め言葉です。この場合の articulate の意味は、対象が子供 の場合 「ちゃんと(はっきりと)ものが言える」 で、対象が大人だと 「思想 ...

7:23 午前  
Blogger yoji said...

molluskの意味や和訳。 【名詞】【可算名詞】【動物, 動物学】 軟体動物 《イカ・タコ・ カタツムリ・カイなど》.【語源】ラテン語「柔かい生き物」の意 - 約970万語ある英和辞典・ 和英辞典。発音・イディオムも分かる英語辞書。

7:24 午前  
Blogger yoji said...

radiate 【形】 〔物が〕放射状の、中心から広がった 《植物》〔頭状花が〕放射... - アルクが お届けする進化するオンライン英和・和英辞書データベース。一般的な単語や連語から、 イディオム、専門用語、スラングまで幅広く収録。

7:25 午前  
Blogger yoji said...


\脊椎動物/
 \  /
鳴く\/軟体
虫?/\動物
 /放射\
/状植物?\

7:31 午前  
Blogger yoji said...

      Vertebrates

Articulates        Mollusks

       Radiates

7:32 午前  
Blogger yoji said...

ダーウィンの珊瑚の感想・レビュー(3)

あかふく
進化というと樹のイメージが出てくるのはなぜか? 進化を示す図像が樹のようだと思われるからだ。しかしダーウィンはその樹のイメージを拒否し、むしろ珊瑚と重ねていたのだということを推測するのが本書。その珊瑚はまた、ブレーデカンプが専門とする16・17世紀にもつながるある「イメージ」に連なり、ダーウィンもその「イメージ」について語っていることが記されている。もう一点は、知について、言葉と図像のどちらで関わるかという違いについても示唆が述べられている(何故ダーウィンはダイアグラムに触れるとき樹を持ちださないのか)。
ナイス! ★1 - コメント(0) - 2013年6月4日



kuri8655
広く知られた樹形図よりも自然の進化のモデルとしては珊瑚の複雑さが相応しい。『種の起源』の20年ほども前からノートやチラシの裏に残されたスケッチやメモまでを丹念に辿り、ダーウィンの思考の発展を明らかにした論文の翻訳。図版や註が多いが活字やレイアウトがよいのか読みやすい。もしもダーウィンが現代に生きていたなら3Dを駆使して系統図作りに没頭したかも。ライバルとの先陣争いのため「珊瑚モデル」を封印したのであるらしい。各々の視点から自然の神秘に挑んでいた研究者たちの情熱が伝わってきた。19世紀後半、幕末の頃の事だ。
ナイス! ★21 - コメント(0) - 2013年1月22日
http://book.akahoshitakuya.com/b/4588009494

1:32 午前  
Blogger yoji said...


http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~yagi/evomalthus.html
1) ダーウィンは『種の起源』の「序言」で、彼の「生存闘争」論が「マルサスの原理を全動植物界に適用したものである」(Charles Darwin, On the Origin of Species, 1859;八杉龍一訳『種の起源』(上)岩波文庫、改版、1990年、15ページ)と述べただけでなく、『自伝』で次のように書いた。「1838年の10月、つまり、体系的な研究を始めて15ケ月たったとき、私は娯楽のためにマルサスの『人口論』を手にとった。動植物の習性についての長期にわたる観察によって、あらゆるところでおこなわれる生存のための闘争を理解する素地が十分にととのっていたため、こうした状況のもとでは、望ましい変異が保存される一方で望ましくない変異が滅ぼされる傾向が生まれるという考えがすぐさま私を襲った。その結果は新しい種の形成であろう。ここでこの時、私は自分がそれでもって作業すべき理論をついに得たのであった。しかし、偏見を避けなければと心配して、しばらくはそれについて短かなスケッチすらも書かないことに心を決めた」(The Autobiography of Charles Darwin 1809-1882, ed. Nora Barlow, London: Collins, 1958, p.120)。ノートブックなどに残された証拠については、Robert M. Young, "Malthus and the Evolutionists: The Common Context of Biological and Social Theory", Past and Present, 43 (May 1969) および Lamar B. Jones, "Schumpeter versus Darwin: In re Malthus", Southern Economic Journal, vol. 56-2 (Oct. 1989)を参照せよ。Young と Jones は、マルサス『人口論』との出会いがダーウィンにとって重要であったとみなしているが、Scott Gordon, "Darwin and Political Economy: The Connection Reconsidered", Journal of the History of Biology, vol.22-4 (Fall 1989)はダーウィンはマルサスのごく一部に刺激を受けたに過ぎず、マルサスや当時の経済学とのそれ以上の関連を求めるべきでないとみる。いずれも、Geoffrey M. Hodgson, ed., Economics and Biology, Edward Elgar, 1995 に収録されている。

10:22 午後  

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