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CONTENTS
CONTENTS
人性論
──精神上の問題に実験的推論方法を導き入れる試み
土岐邦夫 訳
目 次
緒言
序論
第一 知性について
第一部 観念、その起原、構成、結合、抽象などについて
第二部 空間と時間の観念について
第三部 知識と蓋然性について
第四部 哲学の懐疑的体系とその他の体系について
付録
第二 情念について
第一部 誇りと卑下について
第二部 愛と憎しみについて
第三部 意志と直接的な情念について
第三 道徳について
第一部 徳と悪徳一般について
第二部 正義と不正義について
第三部 その他の徳と悪徳について
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E6%AE%8A%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E6%80%A7%E7%90%86%E8%AB%96
特殊相対性理論の実験的検証編集
特殊相対性理論1905は、次のような事象からも検証されている。
電場と磁場の統一理論としての特殊相対性理論の検証[36]
電流が流れる電線の周りに磁場が生じる。
いわゆる時計の時刻の遅れの検証
横方向のドップラー効果の測定(赤道上の時計の遅れの実験)[37]
メスバウアー効果を起こす放射線源とその吸収体について、放射線源を回転する円盤の中心に、吸収体を円周に配置して回転させるとメスバウアー効果が発生しなくなる[38][39]。
ハフェル-キーティング実験(Hafele–Keating experiment)
航空機で運んだ原子時計と地上で静止したままの原子時計との間に発生するズレが理論と誤差の範囲で一致する[40]。なお、この実験における相対論効果は
特殊相対性理論における運動によるいわゆる時計の遅れ、
一般相対性理論における重力偏移によるいわゆる時計の遅れ、
サニャック効果(Sagnac effect)
の3つが複合して現れる[41]。
ほか
宇宙線の衝突により発生する非常に寿命の短い粒子が地上で観測される(単純に光速度程度で移動したと考えても数百メートル程度しか移動できない)。
粒子加速器で粒子を光速近くまで加速すると、崩壊するまでの寿命が延びる。この寿命の延びは厳密に特殊相対性理論による予測に従う。
光速近くまで加速した電子等の荷電粒子を磁場によって曲げると、放射光と呼ばれる光が発生する。この光は特殊相対性理論の効果により前方に集中し、粒子軌道の接線方向への極めて指向性の高い光となる。
オットー・ハーンは核分裂を発見したが、この反応の際の質量欠損により、大量のエネルギーが放出された。この放出は特殊相対性理論の帰結のひとつである質量とエネルギーの等価性 E=mc² において欠損相当の質量に換算される原子核内部の核子の結合エネルギーである。
一般相対性理論へ編集
特殊相対性理論は重力のない状態での慣性系を取り扱った理論である。
後にアインシュタインは空間のゆがみとして重力場をも組み込んだ、より一般的な理論である一般相対性理論を発表した。この理論はアイザック・ニュートンの万有引力論を全面的に書き換えるものになった。
特殊相対性理論と一般相対性理論の2つの理論をあわせて相対性理論と呼ばれる。
脚注編集
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E6%80%A7%E7%90%86%E8%AB%96
一般相対性原理1915~6と一般共変性原理および等価原理を理論的な柱とし、リーマン幾何学を数学的土台として構築された古典論的な重力場の理論であり、古典物理学の金字塔である[1]。測地線の方程式とアインシュタイン方程式(重力場の方程式)が帰結である。時間と空間を結びつけるこの理論では、アイザック・ニュートンによって万有引力として説明された現象が、もはやニュートン力学的な意味での力ではなく、時空連続体の歪みとして説明される。
一般相対性理論では、次のことが予測される。
重力レンズ効果
重力場中では光が曲がって進むこと。アーサー・エディントンは、1919年5月29日の日食で、太陽の近傍を通る星の光の曲がり方がニュートン力学で予想されるものの2倍であることを観測で確かめ、一般相対性理論が正しいことを示した。
水星の近日点の移動
ニュートン力学だけでは、水星軌道のずれ(近日点移動の大きさ)の観測値の説明が不完全だったが、一般相対性理論が解決を与え、太陽の質量による時空連続体の歪みに原因があることを示した。
重力波
時空(重力場)のゆらぎが光速で伝播する現象。間接観測されているが、現状では直接観測は困難とされる。
膨張宇宙
時空は膨張または収縮し、定常にとどまることがないこと。ビッグバン宇宙を導く。
ブラックホール
限られた空間に大きな質量が集中すると、光さえ脱出できないブラックホールが形成される。
重力による赤方偏移
強い重力場から放出される光の波長は元の波長より引き延ばされる現象。
時間の遅れ
強い重力場中で測る時間の進み(固有時間)が、弱い重力場中で測る時間の進みより遅いこと。
一般相対性理論は慣性力と重力を結び付ける等価原理のアイデアに基づいている。等価原理とは、簡単に言えば、外部を観測できない箱の中の観測者は、自らにかかる力が、箱が一様に加速されるために生じている慣性力なのか、箱の外部にある質量により生じている重力なのか、を区別することができないという主張である。
相対論によれば空間は時空連続体であり、一般相対性理論では、その時空連続体が均質でなく歪んだものになる。つまり、質量が時空間を歪ませることによって、重力が生じると考える。そうだとすれば、大質量の周囲の時空間は歪んでいるために、光は直進せず、また時間の流れも影響を受ける。これが重力レンズや時間の遅れといった現象となって観測されることになる。また質量が移動する場合、その移動にそって時空間の歪みが移動・伝播していくために重力波が生じることも予測される。
アインシュタイン方程式から得られる時空は、ブラックホールの存在や膨張宇宙モデルなど、アインシュタイン自身さえそれらの解釈を拒むほどの驚くべき描像である。しかし、ブラックホールや初期宇宙の特異点の存在も理論として内包しており、特異点の発生は一般相対性理論そのものを破綻させてしまう。将来的には量子重力理論が完成することにより、この困難は解決されるものと期待されている。
「私の指の掠(かす)り傷よりも、全世界の破滅の方を
好んだとしても理性に反することにはならない」(ヒューム)
ノルウェーの爆弾テロ犯の“情念について”解説しているかのようだ。
ドストエフスキーの一杯のお茶的
千利休は?
An Enquiry Concerning Human Understanding - Wikiquote
https://en.wikiquote.org/wiki/An_Enquiry_Concerning_Human_Understanding
Contents
I: Of the Different Species of Philosophy
II: Of the Origin of Ideas
III: Of the Association of Ideas
IV: Skeptical Doubts Concerning the Operations of the Understanding Part I Part II
V: Skeptical Solution of these Doubts Part I Part II
VI: Of Probability
VII: The Idea of Necessary Connexion Part I Part II
VIII: Of Liberty and Necessity Part I Part II
IX: Of the Reason of Animals
X: Of Miracles Part I Part II
XI: Of a Particular Providence and of a Future State
XII: Of the Academical or Sceptical Philosophy Part I Part II Part III
LS
#3命題について
むしろ、表出作用は指示作用を可能にし、推理が組織的な統一体を形成して、そこからさまざまな連合が派生する。ヒュームはそのことを洞察していた。ヒュームによれば、原因から結果へという連合においては、関係そのものよりも《関係による推理》が先行する。こうした表出作用の優位は、言語学的な分析によって立証される。なぜなら、命題のなかには、特別な分子としての《表出するもの》があるからである。それは、私・君・明日・つねに・ほかに・いたるところに、などである。そして、固有名詞が特権的な指示語であるのと同様に、私は、基本的な表出するものである。私に依存しているのは、単にその他の表出するものだけでなく、指示語の全体が私に関係する。指示作用は、個体的な事物の状態、個々のイマージュ、特別な指示するものを含む。しかし、私を出発点とする表出するものは、可能なすべての指示作用にとって原理の役割をする人格的なもの(le personnel)の領域を構成する。最後に、指示作用から表出作用へは、コギトによって表象される論理的価値の転位が生ずる。つまり、真実か虚偽かではなく真実性と欺晴が問題になる。蜜蝋のかたまりについての有名な分析のなかで、デカルトは蜜蝋のなかに残っているものを探求するのではなく――デカルトはこのテクストのなかではその問題の提起さえもしていない――、 コギトにおいて表出されている私が、蜜蝋の確認の根拠となる指示作用の判断をどのように基礎付けているかを示している。
法政18頁
ヒューム人性論
1:3:4
第四節 原因と結果に関する推論を構成する諸部分について 原因あるいは結果から推論する際、心は現に見ている対象もしくは思い出す対象を越えたところに視線を向けるのではあるが、しかし、そうした対象をけっ…
ドゥルーズ書簡に似たような図があった
原理の結果=効果のなかには、複合観念がある。すなわち、
一般観念。
関係
\ 複合観念
/
実体
一般観念。作用するのは、その溝成にかかわる類似の原理であり、それのみである。
実体。因果と隣接が作用する(p.82,1.61/第一巻・二八-二九頁)
関係。三の原理がいずれ劣らず作用する。
類似 (1)一般観念。他の観念に代わる価値をもつ個別的な
観念(抽象観念と混同しないこと)
因果または隣接 (2)実体。何ものかヘの帰属。様態と実体を混同しないこと
連合原理
因果、隣接、 (3)関係。ひとつの観念が所与として学えられている
または類似 とき、所写として与えられていない同かの観念を精神に
もたらすこと。ただし、自然な関係と哲学的関係を混同
しないこと。哲学的関係のほうがゆるやかである。
したがって、それぞれの場合に、混同してはならないふ
たつの結果=効果があることになる。
:171~2
印象の関係
間接的情念/
情念/ \
人問本性 / \ 観念の関係
\ 直接的情念
知性
:197
精神が、
情念の原理 反省の /印象の発生源へと
感覚の印象→(自然な態度)→印象→ / 向かう
\ 自我の観念
\精神が、 (誇りと卑下)
印象の産出する /
対象の観念へと向かう \他人の観念
(愛と憎しみ)
:200
__因果、隣接、類似_[関係]_
| ____ |
| / \ |
| /因果、隣接 \ 類似 |
|| | |
|| [実体] |[一般観念]|
|| | |
| \ / |
| \____/ |
|________________|
__類似、因果、隣接_[関係]_
| ____ |
| / \ |
| / 類似 \ 因果、隣接 |
|| | |
|| [一般観念] |[実体] |
|| | |
| \ / |
| \____/ |
|________________|
[因果、同一性、時空](経験的:蓋然性)
[類似、量、質、反対](数学的:確実性)
__類似、因果、隣接_[関係]_
| ____ |
| / \ |
| / 類似 \ 因果、隣接 |
|| | |
|| [一般観念] |[実体] |
|| | |
| \ / |
| \____/ |
|________________|
[因果、同一性、時空](経験的:蓋然性)
[類似、量、質、反対](数学的:確実性)
__因果、隣接、類似_[関係]_
| ____ |
| / \ |
| /因果、隣接 \ 類似 |
|| | |
|| [実体] |[一般観念]|
|| | |
| \ / |
| \____/ |
|________________|
[類似、量、質、反対](数学的:確実性)
[因果、同一性、時空](経験的:蓋然性)
__類似、因果、隣接_[関係]_
| ____ |
| / \ |
| / 類似 \ 因果、隣接 |
|| | |
|| [一般観念] |[実体] |
|| | |
| \ / |
| \____/ |
|________________|
[因果、同一性、時空](経験的:蓋然性)
[類似、量、質、反対](数学的:確実性)
__類似、因果、隣接_[関係]_
| ____ |
| / \ |
| / 類似 \ |
|| | |
|| [一般観念] | | 複合観念
|| | |
| \ / 因果、隣接 |
| \____/ [実体] |
|________________|
[因果、同一性、時空](経験的:蓋然性)
[類似、量、質、反対](数学的:確実性)
ロバート・パットナム(英: Robert David Putnam、1940-)
ロバート・パットナム(Robert David Putnam,1940~)
https://nam-students.blogspot.com/2019/01/robert-david-putnam1940.html@
ネットワークが人的資本を繋ぐ
哲学つる民主主義 2001^1993
MAKING DEMOCRACY WORK
#2-34頁:
モンテスキューの省察によると、政体が新たに誕生するときには、指導者が制度を作り出すが、その後は制度が指
導者を形作る。制度変更と政治エリートの相互作用は、イタリアにおける州の実験という物語の重要な一部をなして
いる。
#5-192頁:
市民的関与 社会経済的発展
↓ ↘︎ :
市民的関与 社会経済的発展
↘︎
制度パフォーマンス
#6-200頁:
集合行為のジレンマ
…
一八世紀スコットランドの哲学者、デイヴィッド·ヒュームは、合理的な公共精神を混乱させる根元的なジレンマ
を分かりやすい比喩を使って巧みに説明している。
《 隣家の小麦は今日稔るし、自家の小麦は明日稔ろう。それゆえ、今日は隣家とともに働いて、明日は隣家が私を
援ければ、双方に利得があろう。[しかし、]私は隣家に何らの好意も持たない。また、隣家が私に対しても同様
に好意を持たないと知っている。それゆえ、私は隣家のために骨を折ろうとは思わない。また、もし返礼を期待
して、私自身のために隣家に協力して働けば、 私は失望すると知っている。言い換えれば、隣家の感恩に依存し
ても無駄であると知っている。それゆえ、今の場合、私は隣家が自分だけで働くままにして置く。隣家も私に同
様な取扱いをする。刈入れの時期は移る。そして、私も隣家も、相互の信頼と保証とを欠くため収穫を失う。》*
相互利益のために協力しないことは、無知あるいは非合理性の証拠とは必ずしもならない。ゲーム理論の専門家は、
様々な装いでこの根本的な窮境を研究してきた。
・共有地の悲劇では、どの牧夫も、他人の家畜が草を喰むことを制限できない。もし牧夫が共有の牧草地の自分の
飼育権を制限すれば、損をするのは彼だけである。だが、自分一人くらいと思って行う過放牧は、牧夫全員の暮
らしが依存する共有資源を消尽することになる。
・公共財(例えば新鮮な空気、安全な街区)は、皆がその供給への貢献度とは無関係に誰でも享受できる。その結果、
通常は、皆がその公共財の提供に寄与しようとする誘因を失い、結果として生み出されるものは無に近く、最終
的には全員が損をすることになる。
*
David Hume(1740)I Book 3,Part 2,Section 5[大槻春彦訳『人性論(四)』岩波文庫,1952年,107頁]
以下でも引用、
THE ECONOMICS OF RIGHTS, CO-OPERATION, AND WELFARE, ROBERT ... (Adobe PDF)
www.cambridge.org/.../div-class-title-target-target-span-...
The Economics of Rights, Co-operation, and Welfare, ROBERT SUGDEN. Oxford : Basil Blackwell, 1986, vii + 191 pages. ... as a mode
rn elaboration and extension of David Hume's discussion of.
慣習と秩序の経済学 : 進化ゲーム理論アプローチ / ロバート・サグデン著 ; 友野典男訳
データ種別 図書
出版者 東京 : 日本評論社
出版年 2008.11
ヒューム『人性論』
http://nam-students.blogspot.com/2014/11/blog-post_23.html
http://www.gutenberg.org/files/4705/4705-h/4705-h.htm
http://www.gutenberg.org/files/4705/4705-h/4705-h.htm#link2H_4_0092
SECT. V OF THE OBLIGATION OF PROMISES
…
Your corn is ripe to-day; mine will be so tomorrow. It is profitable for us both, that I should labour with you to-day, and that you should aid me to-morrow. I have no kindness for you, and know you have as little for me. I will not, therefore, take any pains upon your account; and should I labour with you upon my own account, in expectation of a return, I know I should be disappointed, and that I should in vain depend upon your gratitude. Here then I leave you to labour alone: You treat me in the same manner. The seasons change; and both of us lose our harvests for want of mutual confidence and security.
哲学する民主主義―伝統と改革の市民的構造 (叢書「世界認識の最前線」) 単行本 – 2001/3/1
ロバート・D. パットナム (著), Robert D. Putnam (原著), 河田 潤一 (翻訳)
慣習と秩序の経済学 : 進化ゲーム理論アプローチ / ロバート・サグデン著 ; 友野典男訳
目次だけ見ると退屈なゲーム理論の本だが
パットナムが触れたようにヒュームの引用が多く
ヒュームの研究者は必携だ
カントの言う懐疑論はゲーム理論のことだった
ただ一対一対応をヒュームは重視したので不可知論ではない
ここをサグデンは見ていない
ヒュームの入門書を書くべきだった
もしくは本書の題名をヒューム入門にすればよかった
旧約聖書を例にとった本より出来がいい
慣習と秩序の経済学 : 進化ゲーム理論アプローチ / ロバート・サグデン著 ; 友野典男訳
目次だけ見ると退屈なゲーム理論の本だが
パットナムが触れたようにヒュームの引用が多く(5特に章、6.2-131ページ)
ヒュームの研究者は必携だ
カントの言う懐疑論はゲーム理論のことだった
ただ一対一対応をヒュームは重視したので不可知論ではない
ここをサグデンは見ていない
ヒュームの入門書を書くべきだった
もしくは本書の題名をヒューム入門にすればよかった
旧約聖書を例にとった本より出来がいい
慣習と秩序の経済学 : 進化ゲーム理論アプローチ / ロバート・サグデン著 ; 友野典男訳
目次だけ見ると退屈なゲーム理論の本だが
パットナムが触れたようにヒュームの引用が多く(5特に章、6.2-131ページ)
ヒュームの研究者は必携だ
「自分の知的ヒーローはデヴィッド・ヒュームだと思う。」vii
カントの言う懐疑論はゲーム理論のことだった
ただ一対一対応をヒュームは重視したので不可知論ではない
ここをサグデンは見ていない
ヒュームの入門書を書くべきだった
もしくは本書の題名をヒューム人性論入門(洗練された人間知性研究ではない)にすればよかった
旧約聖書を例にとったブラムスの本より出来がいい
BOOK III OF MORALS
PART I OF VIRTUE AND VICE IN GENERAL
SECT. I MORAL DISTINCTIONS NOT DERIVed FROM REASON ○
SECT. II MORAL DISTINCTIONS DERIVed FROM A MORAL SENSE ○
PART II OF JUSTICE AND INJUSTICE
SECT. I JUSTICE, WHETHER A NATURAL OR ARTIFICIAL VIRTUE? ○(176自然法,185徳と悪徳)
SECT. II OF THE ORIGIN OF JUSTICE AND PROPERTY (71慣習,113,163小舟,176徳,,198,199)
SECT. III OF THE RULES WHICH DETERMINE PROPERTY (113)114,115,118~9,124(美人投票)
SECT. IV OF THE TRANSFERENCE OF PROPERTY BY CONSENT
SECT. V OF THE OBLIGATION OF PROMISES (131小麦)
SECT. VI SOME FARTHER REFLECTIONS CONCERNING JUSTICE AND INJUSTICE
SECT. VII OF THE ORIGIN OF GOVERNMENT (164ボート)
SECT. VIII OF THE SOURCE OF ALLEGIANCE
SECT. IX OF THE MEASURES OF ALLEGIANCE
SECT. X OF THE OBJECTS OF ALLEGIANCE
SECT. XI OF THE LAWS OF NATIONS
SECT. XII OF CHASTITY AND MODESTY
PART III OF THE OTHER VIRTUES AND VICES
SECT. I OF THE ORIGIN OF THE NATURAL VIRTUES AND VICES ○(道徳186)
SECT. II OF GREATNESS OF MIND
SECT. III OF GOODNESS AND BENEVOLENCE
SECT. IV OF NATURAL ABILITIES
SECT. V SOME FARTHER REFLECTIONS CONCERNING THE NATURAL VIRTUES
SECT. VI CONCLUSION OF THIS BOOK ○
APPENDIX○
サグデン邦訳慣習と秩序の経済学
#4でホッブズ
#5,6でヒューム
#11でスミス
を主に扱う
○部分は中公クラシックスで訳出
A TREATISE OF HUMAN NATURE
BY DAVID HUME
CONTENTS
ADVERTISEMENT. ○
INTRODUCTION. ○
BOOK I. OF THE UNDERSTANDING
PART I. OF IDEAS, THEIR ORIGIN, COMPOSITION, CONNEXION, ABSTRACTION, ETC.
SECT. I. OF THE ORIGIN OF OUR IDEAS. ○
SECT. II. DIVISION OF THE SUBJECT. ○
SECT. III. OF THE IDEAS OF THE MEMORY AND IMAGINATION. ○
SECT. IV. OF THE CONNEXION OR ASSOCIATION OF IDEAS. ○
SECT. V. OF RELATIONS. ○
SECT. VI. OF MODES AND SUBSTANCES ○
SECT. VII. OF ABSTRACT IDEAS. ○
PART II. OF THE IDEAS OF SPACE AND TIME.
SECT. I. OF THE INFINITE DIVISIBILITY OF OUR IDEAS OF SPACE AND TIME. ○
SECT. II. OF THE INFINITE DIVISIBILITY OF SPACE AND TIME. ○
SECT. III. OF THE OTHER QUALITIES OF OUR IDEA OF SPACE AND TIME. ○
SECT. IV. OBJECTIONS ANSWERED.
SECT. V. THE SAME SUBJECT CONTINUED.
SECT. VI. OF THE IDEA OF EXISTENCE, AND OF EXTERNAL EXISTENCE. ○
PART III. OF KNOWLEDGE AND PROBABILITY.
SECT. I. OF KNOWLEDGE. ○
SECT. II. OF PROBABILITY, AND OF THE IDEA OF CAUSE AND EFFECT. ○
SECT. III. WHY A CAUSE IS ALWAYS NECESSARY.○
SECT. IV. OF THE COMPONENT PARTS OF OUR REASONINGS CONCERNING CAUSE AND EFFECT. ○
SECT. V. OF THE IMPRESSIONS OF THE SENSES AND MEMORY. ○
SECT. VI. OF THE INFERENCE FROM THE IMPRESSION TO THE IDEA. ○
SECT. VII. OF THE NATURE OF THE IDEA OR BELIEF. ○
SECT. VIII. OF THE CAUSES OF BELIEF. ○
SECT. IX. OF THE EFFECTS OF OTHER RELATIONS AND OTHER HABITS. ○
SECT. X. OF THE INFLUENCE OF BELIEF. ○
SECT. XI. OF THE PROBABILITY OF CHANCES. ○
SECT. XII. OF THE PROBABILITY OF CAUSES.
SECT. XIII. OF UNPHILOSOPHICAL PROBABILITY.
SECT. XIV. OF THE IDEA OF NECESSARY CONNEXION.○
SECT. XV. RULES BY WHICH TO JUDGE OF CAUSES AND EFFECTS.
SECT. XVI OF THE REASON OF ANIMALS
PART IV. OF THE SCEPTICAL AND OTHER SYSTEMS OF PHILOSOPHY.
SECT. I. OF SCEPTICISM WITH REGARD TO REASON.○
SECT. II. OF SCEPTICISM WITH REGARD TO THE SENSES. ○
SECT. III. OF THE ANTIENT PHILOSOPHY.
SECT. IV. OF THE MODERN PHILOSOPHY.
SECT. V. OF THE IMMATERIALITY OF THE SOUL.
SECT. VI. OF PERSONAL IDENTITY ○
SECT. VII. CONCLUSION OF THIS BOOK. ○
BOOK II OF THE PASSIONS
PART I OF PRIDE AND HUMILITY
SECT. I DIVISION OF THE SUBJECT ○
SECT. II OF PRIDE AND HUMILITY, THEIR OBJECTS AND CAUSES ○
SECT. III WHENCE THESE OBJECTS AND CAUSES ARE DERIVED ○
SECT. IV OF THE RELATIONS OF IMPRESSIONS AND IDEAS ○
SECT. V OF THE INFLUENCE OF THESE RELATIONS ON PRIDE AND HUMILITY ○
SECT. VI LIMITATIONS OF THIS SYSTEM ○
SECT. VII OF VICE AND VIRTUE
SECT. VIII OF BEAUTY AND DEFORMITY
SECT. IX OF EXTERNAL ADVANTAGES AND DISADVANTAGES
SECT. X OF PROPERTY AND RICHES
SECT. XI OF THE LOVE OF FAME
SECT. XII OF THE PRIDE AND HUMILITY OF ANIMALS
PART II OF LOVE AND HATRED
SECT. I OF THE OBJECT AND CAUSES OF LOVE AND HATRED ○
SECT. II EXPERIMENTS TO CONFIRM THIS SYSTEM○
SECT. III DIFFICULTIES SOLVED
SECT. IV OF THE LOVE OF RELATIONS
SECT. V OF OUR ESTEEM FOR THE RICH AND POWERFUL
SECT. VI OF BENEVOLENCE AND ANGER
SECT. VII OF COMPASSION
SECT. VIII OF MALICE AND ENVY
SECT. IX OF THE MIXTURE OF BENEVOLENCE AND ANGER WITH COMPASSION AND MALICE
SECT. X OF RESPECT AND CONTEMPT
SECT. XI OF THE AMOROUS PASSION, OR LOVE BETWIXT THE SEXES
SECT. XII OF THE LOVE AND HATRED OF ANIMALS
PART III OF THE WILL AND DIRECT PASSIONS
SECT. I OF LIBERTY AND NECESSITY ○
SECT. II THE SAME SUBJECT CONTINUed ○
SECT. III OF THE INFLUENCING MOTIVES OF THE WILL ○
SECT. IV OF THE CAUSES OF THE VIOLENT PASSIONS
SECT. V OF THE EFFECTS OF CUSTOM
SECT. VI OF THE INFLUENCE OF THE IMAGINATION ON THE PASSIONS
SECT. VII OF CONTIGUITY AND DISTANCE IN SPACE AND TIME
SECT. VIII THE SAME SUBJECT CONTINUed
SECT. IX OF THE DIRECT PASSIONS
SECT. X OF CURIOSITY, OR THE LOVE OF TRUTH
BOOK III OF MORALS
PART I OF VIRTUE AND VICE IN GENERAL
SECT. I MORAL DISTINCTIONS NOT DERIVed FROM REASON ○
SECT. II MORAL DISTINCTIONS DERIVed FROM A MORAL SENSE ○
PART II OF JUSTICE AND INJUSTICE
SECT. I JUSTICE, WHETHER A NATURAL OR ARTIFICIAL VIRTUE? ○(176自然法,185徳と悪徳)
SECT. II OF THE ORIGIN OF JUSTICE AND PROPERTY (71慣習,113,163小舟,176徳,,198,199)
SECT. III OF THE RULES WHICH DETERMINE PROPERTY (113)114,115,118~9,124(美人投票)
SECT. IV OF THE TRANSFERENCE OF PROPERTY BY CONSENT
SECT. V OF THE OBLIGATION OF PROMISES (131小麦)
SECT. VI SOME FARTHER REFLECTIONS CONCERNING JUSTICE AND INJUSTICE
SECT. VII OF THE ORIGIN OF GOVERNMENT (164ボート)
SECT. VIII OF THE SOURCE OF ALLEGIANCE
SECT. IX OF THE MEASURES OF ALLEGIANCE
SECT. X OF THE OBJECTS OF ALLEGIANCE
SECT. XI OF THE LAWS OF NATIONS
SECT. XII OF CHASTITY AND MODESTY
PART III OF THE OTHER VIRTUES AND VICES
SECT. I OF THE ORIGIN OF THE NATURAL VIRTUES AND VICES ○(道徳186)
SECT. II OF GREATNESS OF MIND
SECT. III OF GOODNESS AND BENEVOLENCE
SECT. IV OF NATURAL ABILITIES
SECT. V SOME FARTHER REFLECTIONS CONCERNING THE NATURAL VIRTUES
SECT. VI CONCLUSION OF THIS BOOK ○
APPENDIX○
サグデン邦訳慣習と秩序の経済学
#4でホッブズ
#5,6でヒューム
#11でスミス
を主に扱う
目次だけ見ると退屈なゲーム理論の本だが
パットナムが触れたようにヒュームの引用が多く(特に5章、もしくは6章6.2-131ページ)
ヒュームの研究者は必携だ
「自分の知的ヒーローはデヴィッド・ヒュームだと思う。」vii
カントの言う懐疑論はゲーム理論のことだった
ただ一対一対応をヒュームは重視したので不可知論ではない
ここをサグデンは見ていない
サグデンはヒュームの入門書を書くべきだった
もしくは本書の題名をヒューム人性論(第三部~岩波文庫で第4巻部分~より洗練された『人間知性研究』ではない)入門にすればよかった
旧約聖書を例にとったブラムスの本より出来がいい
以下がサグデンの参考文献にある
1980
Hume's Moral Theory (International Library of Philosophy) (English Edition) 1st Edition, Kindle版
J.L. Mackie (著)
ジョン・マッキー(John Leslie Mackie, 1917年8月25日 - 1981年12月12日)とはオーストラリアの哲学者。
メタ倫理学の研究領域において道徳的に関する錯誤説を主張したことで知られており、代表作に『倫理学』(Ethics: Inventing Right and Wrong)などがある。
経歴
編集
1917年にシドニーでシドニー大学の教授である父親と学校教員の母親との間に生まれ、シドニー大学で哲学者のジョン・アンダーソンの指導を受け、1938年に卒業した後にオックスフォード大学のオリオル・カレッジで1940年まで学んだ。第二次世界大戦では工兵として中東とイタリアで従軍した。1955年から4年間にわたってニュージーランドのオタゴ大学で教鞭をとり、1959年からはシドニー大学で4年間教えた。1963年にイギリスへ渡ることとなり、ヨーク大学で1967年まで哲学の教授として勤務した。オックスフォード大学の研究者として迎えられ、1974年にブリティッシュ・アカデミーの会員となる。1981年にオックスフォードで癌により死去した。
業績
編集
Truth, Probability, and Paradox (1973), Oxford University Press, ISBN 0-19-824402-9.
The Cement of the Universe: A Study of Causation (1974), Oxford University Press, ISBN 0-19-824642-0.
Problems from Locke (1976), Oxford University Press, ISBN 0-19-824555-6.
Ethics: Inventing Right and Wrong (1977), Viking Press, ISBN 0-14-013558-8.
J.L.マッキー著、加藤尚武監訳、高知健太郎ほか訳『倫理学 道徳を創造する』晢書房、1990年
Hume's Moral Theory (1980), Routledge Keegan & Paul, ISBN 0-7100-0525-3.
The Miracle of Theism: Arguments for and Against the Existence of God (1982), Oxford University Press, ISBN 0-19-824682-X.
倫理学―道徳を創造する 単行本 – 1990/10
J.L. マッキー (著)
こちらでもヒュームに言及
経済思想発展史 1 経済学の黎明
著者名等
H.W.スピーゲル/編 ≪再検索≫
著者名等
越村信三郎/〔ほか〕監訳 ≪再検索≫
出版者
東洋経済新報社
出版年
1954.6
大きさ等
19cm 203p
注記
The development of economic thought./の翻訳 編者の肖像あり
NDC分類
331.2
件名
経済学-歴史 ≪再検索≫
内容
内容:プラトン論(アリストテレス著 石井晴美訳) 中世経済思想論(トーニー著 富田富士雄訳) 重商主義論(ヘクシャー著 伊坂市助訳) カンティヨン論(ジェヴォンズ著 高野利治訳) ガリアニ論(エイナウディ著 高野利治訳) 重農主義者論(スミス著 古沢友吉訳) 重農主義者論(マルクス著 長洲一二訳) 参考書:p183-184
書誌番号
3-0190335882
経済思想発展史 2 古典学派
著者名等
H.W.スピーゲル/編 ≪再検索≫
著者名等
越村信三郎/〔ほか〕監訳 ≪再検索≫
出版者
東洋経済新報社
出版年
1954.6
大きさ等
19cm 263p
注記
The development of economic thought./の翻訳
NDC分類
331.2
NDC分類
331.4
件名
経済学-歴史 ≪再検索≫
件名
経済学-古典学派 ≪再検索≫
内容
内容:スミス論(ダグラス著 越村信三郎訳) マルサス論(ボナーほか著 山田長夫訳) リカードー論(マカロック著 長洲一二訳) リカードー論(マーシャル著 長洲一二訳) ベンサム論(ミル著 田中正司訳) ベンサム、ミル論(ヴァイナー著 富田富士雄訳) バスチア論(ケアンズ著 平田清明訳) セー論(リスト著 長洲一二訳)
書誌番号
3-0190335886
経済思想発展史 3 社会主義と歴史学派
著者名等
H.W.スピーゲル/編 ≪再検索≫
著者名等
越村信三郎/〔ほか〕監訳 ≪再検索≫
出版者
東洋経済新報社
出版年
1954.10
大きさ等
19cm 347p
注記
The development of economic thought./の翻訳
NDC分類
331.2
NDC分類
331.6
件名
経済学-歴史 ≪再検索≫
件名
経済学-社会主義学派 ≪再検索≫
件名
経済学-歴史学派 ≪再検索≫
内容
内容:シスモンディ論(アレヴィ著 平田清明訳) リカードー派社会主義者論(フォクスウェル著 古沢友吉訳) オーエン論(コール著 多田貞三訳) マルクス論(ヴェブレン著 石崎昭彦訳) ジョージ論(ホブスン著 長洲一二訳) ウェッブ夫妻論(トーニー著 古沢友吉訳) ロッシャー論(シュモラー著 今野国雄訳) ヴェブレン論(ミッチェル著 桜林誠訳) コモンズ論(パールマン著 桜林誠訳) ミッチェル論(バーンズ著 宇田川璋二訳)
四元的価値のパラダイム マルクス経済学と近代経済学の統一のために / 越村信三郎/著 / 白桃書房 / 1989.11
2
国土を10倍にする法 ニュー・サイエンス・ユートピア / 越村信三郎/著 / 春秋社 / 1986.9
3
くらしと経済 ポプラ・ブックス / 越村信三郎/著 / ポプラ社 / 1974.4
4
マトリクス思考 新しい経済の見方・考え方 / 越村信三郎/著 / 日本経済新聞社 / 1973
5
恐慌と波動の理論 再生産論との関連において / 越村信三郎/著 / 春秋社 / 1967
6
経済思想発展史 5 / H.W.スピーゲル/編 / 東洋経済新報社 / 1955.2
7
経済思想発展史 3 / H.W.スピーゲル/編 / 東洋経済新報社 / 1954.10
8
経済思想発展史 2 / H.W.スピーゲル/編 / 東洋経済新報社 / 1954.6
9
経済思想発展史 1 / H.W.スピーゲル/編 / 東洋経済新報社 / 1954.6
10
やさしい資本論 / 越村信三郎/著 / 春秋社 / 1954.4
11
図解資本論 第3巻 / 越村信三郎/著 / 春秋社 / 1953.11
12
図解資本論 第2巻(下) / 越村信三郎/著 / 春秋社 / 1953.10
13
経済学史 / 越村信三郎/著 / 新評論社 / 1953.6
14
経済循環の価値法則 / 越村信三郎/著 / 日本評論社 / 1944.09
15
経済循環の基本図式 / 越村信三郎/著 / 日本評論社 / 1942.6
タイトル
経済思想発展史 5 近代経済学
著者名等
H.W.スピーゲル/編 ≪再検索≫
著者名等
越村信三郎/〔ほか〕監訳 ≪再検索≫
出版者
東洋経済新報社
出版年
1955.2
大きさ等
19cm 337p
注記
The development of economic thought./の翻訳
NDC分類
331.2
NDC分類
331.74
件名
経済学-歴史 ≪再検索≫
内容
内容:エジワース論(ボウレイ著 一杉哲也訳) パレート論(デマリア著 相原光訳) ウィクセル論(フリッシュ著 佐藤豊三郎訳) ウィックスティード論(ロビンズ著 一杉哲也訳) マーシャル論(ヴァイナー著 宮崎義一訳) シュンペーター論(ハーバラー著 一杉哲也訳) ケインズ論(サミュエルスン著 宮沢健一訳) ピグー論(コーリン・クラーク著 宮崎義一訳)
書誌番号
3-0190335892
マッキー ヒューム目次
HUME'S MORAL THEORY (INTERNATIONAL LIBRARY OF PHIL
CONTENTS
Preface
I Introduction: Outline of Hume's Theor
II SomePredecessors:Hobbes,_Shaftesbury,_Clarke,_Wollaston,_Mandeville,
Hutcheson,Butler
IIIHume's Psychology of Action (Treatise II iii 3
IV Morality not Based on Reason (Treatise III i 1
VVariants of Sentimentalism (Treatise III i2)
VI The Artificial Virtues
1 Tustice and Property (Treatise III ii 1-4
2The Obligation of Promises (Treatise III ii 5
3 The Artificiality of Justice (Treatise III ii 6
4 The Origin of Government and the Limits of Political Obligation (Treatise III ii 7
10
5 International Justice Treatise 111 il 1 1
6 Chastity and Modesty (Treatise IIIii 12
VII The Natural Virtues (Treatise IIIii 1-5
VIII Some Successors: Smith, Price, Reid
IX Conclusions
Notes
Index
Hume's Moral Theory (1980), Routledge Keegan & Paul, ISBN 0-7100-0525-3.kindle
CONTENTS
Preface
I Introduction: Outline of Hume’s Theory
II Some Predecessors: Hobbes, Shaftesbury, Clarke, Wollaston, Mandeville, Hutcheson, Butler
III Hume’s Psychology of Action (Treatise II iii 3)
IV Morality not Based on Reason (Treatise III i 1)
V Variants of Sentimentalism (Treatise III i 2)
VI The Artificial Virtues
1 Justice and Property (Treatise III ii 1–4)
2 The Obligation of Promises (Treatise III ii 5)
3 The Artificiality of Justice (Treatise III ii 6)
4 The Origin of Government and the Limits of Political Obligation (Treatise III ii 7–10)
5 International Justice (Treatise III ii 11)
6 Chastity and Modesty (Treatise III ii 12)
VII The Natural Virtues (Treatise III iii 1–5)
VIII Some Successors: Smith, Price, Reid
IX Conclusions
Notes
Index
ヒューム
異る国家間の交わりは有利であるし、時には必要でさえあるが、しかも 個人間の交わりほど必要でもなく、有利でもない。個人間に於てこそ、交わりがなければ人間の存立がそもそも不可能なのである。
人性論#4-176
3:2:11
マッキー倫理学266で引用
ヒュームには
ドストエフスキーの地下室的部分がある
カントの公私の区別は一面的だ
But here we may observe,
that though the intercourse of different states be advantageous, and even sometimes necessary, yet it is nor so necessary nor advantageous as that among individuals, without which it is utterly impossible for human nature ever to subsist.
Since, therefore, the natural obligation to justice, among different states, is not so strong
但し、このさい言い得ることであるが、
593 考える名無しさん[sage] 2021/02/17(水) 21:00:34.07 ID:0
人間の感情と欲望に根ざした国家の在り方を探求したスピノザ、
法的決定を独占した国家ができたことで人間は自力救済の原理から解放されたと説いたヒューム、
彼らの書を読めば、国家不要とのたまってる連中の言は、なんと愚かなことかと分かる。
岸野
ヒューム
法の支配
論議と距離を置く,「国際社会」の理論的伝統や思想からは,はたして以
上の問題にどのように答えうるのか。換言すれば,世界政府の不在や国際
法の効力における限界など,国際政治の現前する実情を前提としつつも,
現代の国際社会において「法の支配」を持続的に保持し強化することは,
いかにして可能となるのであろうか。
説
上記の問題に応答しうる基礎理論を追究すべく,本稿は,18世紀英国
の哲学者デイヴィッド·ヒューム(David Hume)の法哲学に着眼する。
ヒュームの国際関係についての理論は,英国学派の枠組設定における「国
際社会」の伝統に位置付けられうる議論であるとして,近年評価が高まり
(13)
つつある。とりわけヒュームの国際法論は,「国際社会論の伝統」におい
て代表格と見倣されるグロティウスらの法思想と異なり,宗教的概念を含
まずに展開されている点などから, 21世紀の現代でも通用する国際社会
(14)
(15)
の理論であると評されている。またヒュームの法理論は,最新の法哲学や
正義論,あるいは倫理学の研究者などからも高く評価されており,例えば
アマルティアセンは,ヒュームの哲学に「グローバル倫理学」としての
型は,国際関係の全体像を理解するために英国学派が用いる,基本的な理
4 TO 3 (cf. Buzan, Barry [2001] “The English School: an under-
exploited resource in IR", Review of International Studies 27 (3); Navari,
Cornelia [2009] “Introduction: Methods and Methodology in the English
School", in Navari (ed.), op. cit.).
(13) 英国学派の枠組によるヒュームの再評価と諸解釈については,岸野浩
[2012a]「英国学派の国際政治理論におけるデイヴィッド·ヒューム」
「法と政治』62巻4号を見よ。
(14) cf. 坂本達哉[2011]『ヒューム 希望の懐疑主義一ある社会科学の誕
生』(慶応義塾大学出版会)2章
(15) Mayall, James [2000] World Politics: Progress and its Limits, Polity, p. 28.
(ジェームズ·メイヨール[2009]「世界政治一進歩と限界」(田所昌幸訳)
(勤草書房)p.54.)
法と政治 63 巻3号 (2012年10月) 43(692)