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動学マクロ経済学 成長理論の発展 | 二神孝一
http://www.amazon.co.jp/dp/4535556733
単行本: 278ページ
出版社: 日本評論社 (2012/5/18)
商品の説明
内容紹介
「内生的技術変化」を出発点とし、現在にいたるまでの経済成長に関する理論モデルの発展を、学部生にも理解できるよう記述する。
出版社からのコメント
≪目次≫
第1章 ソロー・モデル
第2章 代表的個人モデル
第3章 世代重複モデル
第4章 世代重複モデルの応用:バブル資産・伝染病サイクル
第5章 内生的技術進歩:研究開発の内生化
第6章 経済政策と経済成長
第7章 技術移転とイノべーション
第8章 規模効果
第9章 生産的公共サービスと経済成長
第10章 公共資本と経済成長
数学付録 : 定差方程式の解法
内容(「BOOK」データベースより)
経済成長プロセスで、どのような政策が人々を幸せにできるのだろうか?知的所有権の保護、課税政策、公共部門の役割を明らかにする。
著者について
大阪大学大学院経済学研究科教授
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
二神/孝一
1958年生まれ。京都大学理学部卒業。神戸大学経済学研究科博士課程後期課程中退。大阪大学博士(経済学)。現在、大阪大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
学部中級~上級の参考書に
投稿者 Beispiel 投稿日 2015/2/11
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タイトルの通り、マクロの動学モデルの解説書です。
通常、動学マクロはその数学的な難しさから大学院で学びますが、この本は連続的でなく離散的な時間変化から解説しているので(ΔKでなくKt+1-Ktというような書き方です)、丁寧に読んでいけば学部レベルの数学でもしっかり理解できます。数学付録は可もなく不可もなし、といったところです。
式を導出した際に各項について解説してくれるので、何をしているのか見失わないのも有難いです。
院進学を考えている学部生や、静学以外のマクロを勉強したい方はまずこれを読んでみて、簡単にモデルの概形を把握すると良いと思います。
連続時間モデルを理解するための副読本や、動学マクロの導入としてとても有用です。
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経済成長論を勉強するならオススメです
投稿者 諏訪 純一郎 投稿日 2012/12/22
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この本は経済成長理論について書かれた、学部上級生から修士課程の学生さん向けの本です。
数式の展開は丁寧で、とても分かりやすく書かれています。数式を変形1つにしても、モデルの中で、
どういう意味を持っているのかとてもイメージしやすいです。
1章のソローモデル、2章の代表的個人モデル、3章の世代重複モデルだけで、70ページほどあり、
基本モデルの習得と分析ツールが習得できます。この最初の3章をしっかり理解しておくと、修士課程での
コアコースの授業で理解が深まります。
大学院では連続モデルを用いることが多いですが、このテキストでは離散モデルを用いているので、
大学で経済数学を勉強していれば対応できる内容になっています。
経済モデルの解説は、図解を含めて解説されているので、モデルの設定の方法など大学院の学生さんにとっても
参考になると思います。
自分が大学院生の頃は、モデルの理解とモデルを設定するにはどうすればいいのかで
苦労することが多かったのですが、この本は経済成長理論を勉強する上で
とても大きな手助けとなる本だと思います。
マクロ経済学第2版 | 有斐閣
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641165021
非伝統的金融政策,金融危機などのトピックを盛り込んだ最新版
二神 孝一 (大阪大学教授),堀 敬一 (立命館大学教授)/著
2017年04月05日発売
A5判並製カバー付 , 484ページ
定価 3,456円(本体 3,200円)
ISBN 978-4-641-16502-1
Macroeconomics, 2nd ed.
マクロ経済学の基礎を習得し,実際の経済分析への応用をめざす,好評の本格テキスト。データのアップデートを行い,金融政策などに関する新しいトピックを盛り込んだ最新版。学習をより進めやすいように第4部の章立てを変更し,新たに金融危機の章を追加。
目次
第1部 基 礎
第1章 マクロ経済学の考え方
第2章 家計の消費・貯蓄行動
第3章 企業の設備投資行動
第4章 資産市場
第5章 貨幣と銀行行動
第2部 長期の経済理論
第6章 閉鎖経済での長期の経済分析
第7章 開放経済での長期の経済分析
第8章 経済成長の理論1:ソロー・モデル
第9章 経済成長の理論2:内生的成長モデル
第3部 短期の経済理論
第10章 労働市場
第11章 閉鎖経済での短期の経済分析
第12章 開放経済での短期の経済分析
第4部 経済政策と応用
第13章 財政政策
第14章 金融政策
第15章 動学的一般均衡モデル
第16章 新しいケインジアン理論
第17章 金融危機とマクロ経済学
旧版では、
第4部 経済政策と応用
第13章 財政政策
第14章 金融政策
第15章 消費理論と投資理論の発展
第16章 景気循環理論