土曜日, 5月 28, 2016

『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門 単行本 – 2014/4/5 ミヒャ エ ル・ハインリッヒ (著), 明石英人 (翻訳), 佐々木隆治 (翻訳), & 3 その他

                       (マルクスリンク:::::::::

『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門 ミヒャエル・ハインリッヒ 

http://nam-students.blogspot.jp/2016/05/21-201445-3.html

『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門  – 2014/4/5
ミヒャエル・ハインリッヒ  (著), 明石英人 (翻訳), 佐々木隆治 (翻訳)他
http://www.horinouchi-shuppan.com/#!003home/c22w7

Kritik der politischen Ökonomie: Eine Einführung (Theorie.org) Taschenbuch – 2007
von Michael Heinrich (Autor)
原著単行本初版は2005年?

資本論全三巻プラス国家論を一冊306頁(#1~12)にまとめている。特に第二巻は#6一章だけで済ませている。

第一巻#1~5
第二巻#6
第三巻#7~10

「自動的主体」#4,113頁,4:1など、キャッチーではないが興味深いタームの引用が続く。
「自由な人間たちのアソシエーション(団体)」277頁なる言葉を『資本論』から引用している(1:4)。ただし、ここまで来れば本来は『フランスにおける内乱』が参照されるべきだろう。
横書きなので#6の表式の説明(172頁6.3)☆はわかりやすいが、数式は最小限なのでそれ以上のメリットはない。
対応する邦訳ページ数の記載がわかりにくい(資本論は新日本出版上製版1997が参照される)。

《資本主義的生産様式が支配している諸社会の富は、『商品の巨大な集まり』として現れ、個別の商品はその富の要素的形態として現れる。それゆえ、われわれの研究は、商品の分析から始まる。》(新日本出版社、1997年、[上製版]第一巻59頁)ハインリッヒ新しい読み方52頁3.1より孫引き
https://prezi.com/m/fgqx-_8ycja9/presentation/

原著を読み直そうとする人にはハーヴェイの方が親切だろうが、思想的には偏っていないのでこちらの方により好感は持てる。
「貨幣的価値論」を提唱したとされるハインリッヒに対して、価値形態論軽視のハーヴェイ(本書解説296頁)はマルクスのプルードン批判を受け継ぎ、自律分散的思考を攻撃する。
#10における「崩壊論」批判は妥当だ。さらに#10で反ユダヤ主義について書かれているのがドイツの現状を想起させる。ハインリッヒは特にこの種の本には珍しくデューリングについて比較的フェアである。事項索引は便利だが辞書的には使えない。人名索引を加えるべきだった。訳者解説は、本書の特徴と問題点をよくまとめている。本書は脱イデオロギー、流通重視ということになる。


《...
 部門I cI+vI+mI
 部門 II cII+c II+m II

 部門1の生産物は素材的には生産手段からなっている。単純再生産が可能であるためには、この生産物は両部門で用いられる生産手段を補填しなくてはならない。したがって以下のような価値比率となる。

 (1)cI+vI+mI=cI+c II

 また、部門IIの生産物は消費手段からなっている。それは両部門の労働者と資本家の使用をカバーしなければならない。そのためには、次の式になる。

 (2)c II+v II+m II=vI+v II+mI+m II

 両等式はどちらも以下のようになる(等式の両辺の同じ項を引くことによって)。

 (3)c II=vI+mI

 つまり、部門IIで用いられる不変資本の価値は、部門Iの可変資本の価値と剰余価値に等しくなくてなならない。》


Curador das obras de Marx e Engels, Michael Heinrich fala à Carta Maior

http://youtu.be/MpW2hRvb_70
_____

http://www.horinouchi-shuppan.com/#!003home/c22w7
『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門  – 2014/4/5 ミヒャエル・ハインリッヒ  (著), 明石英人 (翻訳), 佐々木隆治 (翻訳), & 3 その他

 ミヒャエル・ハインリッヒ(著)  
明石英人、佐々木隆治、  斎藤幸平、隅田聡一郎(翻訳)
  四六判/並製/306頁/本体2,000円 
 ISBN 978-4-906708-52-9
Kritik der politischen Ökonomie
日本語版への序文/序 文/凡 例

1 資本主義とマルクス主義
 1.1 資本主義とは何か?
 1.2 労働運動の成立 1.3 マルクスと「マルクス主義」
2 経済学批判の対象
 2.1 理論と歴史
 2.2 理論と批判
 2.3 弁証法—マルクス主義の打ち出の小槌?
3 価値、労働、貨幣
 3.1 使用価値、交換価値、価値
 3.2 労働価値論の証明?(個人的行為と社会的構造)
 3.3 抽象的労働:実在的抽象と通用関係
 3.4 「まぼろしのような価値対象性」: 価値の生産理論か、流通理論か?
 3.5 価値形態と貨幣形態(経済的形態諸規定)
 3.6 貨幣と交換過程(商品所持者の行為)
 3.7 貨幣機能、貨幣商品、現代貨幣システム
 3.8 商品・貨幣物神の「秘密」
4 資本、剰余価値および搾取
 4.1 市場経済と資本:「貨幣から資本への移行」
 4.2 価値の「摩訶不思議な資質」:G-W-G’
 4.3 階級関係:「二重に自由な」労働者
 4.4 労働力商品の価値、剰余価値および搾取
 4.5 労働の価値―「想像上の表現」
5 資本主義的生産過程
 5.1 不変資本と可変資本、剰余価値率、労働日
 5.2 絶対的剰余価値と相対的剰余価値、競争の強制法則
 5.3 相対的剰余価値生産の方法:協業、分業、機械設備
 5.4 資本主義的生産力発展の破壊的潜在力
 5.5 形態的包摂と実質的包摂、フォーディズム、 生産的労働と非生産的労働
 5.6 蓄積、産業予備軍、窮乏化
6 資本の流通
 6.1 資本の循環。流通費用、産業資本と商業資本
 6.2 資本の回転。固定資本と流動資本
 6.3 社会的総資本の再生産
7 利潤、平均利潤および「利潤率の傾向的低下の法則」
 7.1 費用価格、利潤および利潤率 ―諸カテゴリーと日常の神秘化
 7.2 平均利潤と生産価格
 7.3 「利潤率の傾向的低下の法則」―批判的検討
8 利子、信用および「架空資本」
 8.1 利子生み資本、利子および企業者利得 ―資本物神の完成
 8.2 信用貨幣、銀行および「架空資本」
 8.3 資本主義経済の制御機関としての信用システム
9 恐 慌
 9.1 循環と恐慌
 9.2 マルクスにおいて崩壊論は存在したのか?
10 ブルジョア的諸関係の物神崇拝
 10.1 「三位一体定式」
 10.2 反ユダヤ主義についての付論
 10.3 諸階級、階級闘争および歴史決定論
11 国家と資本
 11.1 国家―支配階級の道具?
 11.2 ブルジョア国家の形態諸規定:法治国家、社会国家、民主主義
 11.3 世界市場と帝国主義
12 共産主義─商品、貨幣、国家を越えた社会

訳者解説/訳者あとがき

___


 部門I c1+v1+m1
 部門II c2+c2+m2

 部門1の生産物は素材的には生産手段からなっている。単純再生産が可能であるためには、この生産物は両部門で用いられる生産手段を補填しなくてはならない。したがって以下のような価値比率となる。

 (1)c1+v1+m1=c1+c2

 また、部門IIの生産物は消費手段からなっている。それは両部門の労働者と資本家の使用をカバーしなければならない。そのためには、次の式になる。

 (2)c2+v2+m2=v1+v2+m1+m2

 両等式はどちらも以下のようになる(等式の両辺の同じ項を引くことによって)。

 (3)c2=v1+m1

 つまり、部門IIで用いられる不変資本の価値は、部門Iの可変資本の価値と剰余価値に等しくなくてなならない。

(数式の数字をアラビア数字に変えた)

ーーーー

ハインリッヒ『《資本論》の新しい読み方 』でもデューリングは批判的に言及されるが(34頁)、
類書に比べればフェアに扱っている。プルードンを読まずに批判するハーヴェイよりはいい。

貨幣重視のハインリッヒ、実体経済重視のハーヴェイ
両者は対照的だ
精緻な読みはハーヴェイに軍配が上がるが、ハインリッヒの方が新しい
労働価値説が廃れたのは理由があるのだが、ハーヴェイにはそれがわからない
再生産表式を経て労働価値説が蘇り得るのはその通りだが
両者ともにカレツキを知っていながらカレツキのマルクス読解の功績を明示していないのは残念
これだと剽窃に近い

4 Comments:

Blogger yoji said...

「ここが、ロードス島だ、さあここで飛べ」とは、何を言っているのでし...

mousukosisitadaさん 2006/09/23 17:42:02
「ここが、ロードス島だ、さあここで飛べ」とは、何を言っているのでしょうか?「ここが、ロードス島だ、さあここで飛べ」とは、何を言っているのでしょうか?
回答数:2 閲覧数:35,816 お礼:知恵コイン0
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ベストアンサー

prof_mowwieさん 2006/09/23 20:34:59
イソップ寓話に収められた「ほら吹き男」の話に出てくる言葉です。

古代競技のある選手が、遠征先から帰ってきて自慢話をし、
「おれはロドス島では、五輪選手も及ばないような大跳躍をした。皆がロドス島へ行くことがあれば、その大跳躍を見た観客が快く証言してくれるだろう」、
と言ったところ、それを聞いていたうちの一人が、
「そんな証言は要らない。君が大跳躍をしたと言うなら、ここがロドスだ、ここで跳べ」
と言った、という話です。

この寓話からどんな教訓を読みとるかについてはさまざまな解釈があるようで、最も素直な読み方は、「手っ取り早い方法で証明できることについてくどくどと論じる必要はない」ということで、「論より証拠」に近い意味になるでしょうか。

また、「実力を出さなければならない場面で出せないのは、真の実力ではない」といった教訓を読みとるのも一般的なようです。

ヘーゲルやマルクスは、それぞれの自著の中で上記のイソップ寓話からこの言葉を引用しているようです。それぞれがこの言葉にどのような意味を込めたかについては、上記猿田彦様の説明にお譲りします。

ちなみに、「ロードス島(Rhodes)」はエーゲ海に実在するギリシャ領の島ですが、この寓話を語る際には「ロドス」と記すことが多いようです。
また、話の意味から、「飛べ」ではなく「跳べ」とする方が正しいでしょう。
http://www6.plala.or.jp/symbell/book/story.htm
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質問した人からのコメント2006/09/24 04:12:06
奥が深い言葉ですね。ありがとうございました。
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どの問題でもかまわないのでわかる方、是非教え下さい!! 答えは学者の名前になり...
更新日時:2010/01/10 - 回答数:1 - 閲覧数:240
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回答

sarutahiko52さん 2006/09/23 19:40:47編集あり
ヘーゲルの「法哲学の」引用によると
「ここが真理の在りかだ, これを基礎にして飛躍せよ」

団塊の世代ははマルクスの『資本論』の第1部、第1編、4章の一節、

「……幼虫から成虫への彼の発展は、
流通面で行われなければならず、しかも流通面で行われてはならない。
以上が問題の条件である。ここがロードス島だ。ここで跳べ!」

この長谷部文雄氏の訳で、この言葉を覚えた人も多いでしょう。
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2:35 午前  
Blogger yoji said...


『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門 – 2014/4/5
ミヒャエル・ハインリッヒ (著), 明石英人 (翻訳), 佐々木隆治 (翻訳)他
http://www.horinouchi-shuppan.com/#!003home/c22w7

Kritik der politischen Ökonomie: Eine Einführung (Theorie.org) Taschenbuch – 2007 von Michael Heinrich (Autor)
原著単行本初版は2005年?

資本論全三巻プラス国家論を一冊306頁(#1~12)にまとめている。特に第二巻は#6一章だけで済ませている。

第一巻#1~5
第二巻#6
第三巻#7~10

「自動的主体」#4,113頁,4:1など、キャッチーではないが興味深いタームの引用が続く。
「自由な人間たちのアソシエーション(団体)」277頁なる言葉を『資本論』から引用している(1:4)。本来は『フランスにおける内乱』が参照されるべきだろう。
横書きなので#6の表式の説明(172頁6.3)☆はわかりやすいが、数式は最小限なのでそれ以上のメリットはない。
対応する邦訳ページ数の記載がわかりにくい(資本論は新日本出版上製版1997が参照される)。

《資本主義的生産様式が支配している諸社会の富は、『商品の巨大な集まり』として現れ、個別の商品はその富の要素的形態として現れる。それゆえ、われわれの研究は、商品の分析から始まる。》(新日本出版社、1997年、[上製版]第一巻59頁)ハインリッヒ新しい読み方52頁3.1より孫引き
https://prezi.com/m/fgqx-_8ycja9/presentation/

原著を読み直そうとする人にはハーヴェイの方が親切だろう。思想的には偏っていないので好感は持てるが(ハーヴェイの方はプルードン批判を受け継ぎ、自律分散的思考を攻撃する)。#10における「崩壊論」批判は妥当だ。さらに#10で反ユダヤ主義について書かれているのがドイツの現状を想起させる。索引は便利だが辞書的には使えない。


 部門I cI+vI+mI
 部門 II cII+c II+m II

 部門1の生産物は素材的には生産手段からなっている。単純再生産が可能であるためには、この生産物は両部門で用いられる生産手段を補填しなくてはならない。したがって以下のような価値比率となる。

 (1)cI+vI+mI=cI+c II

 また、部門IIの生産物は消費手段からなっている。それは両部門の労働者と資本家の使用をカバーしなければならない。そのためには、次の式になる。

 (2)c II+v II+m II=vI+v II+mI+m II

 両等式はどちらも以下のようになる(等式の両辺の同じ項を引くことによって)。

 (3)c II=vI+mI

 つまり、部門IIで用いられる不変資本の価値は、部門Iの可変資本の価値と剰余価値に等しくなくてなならない。

_____

http://www.horinouchi-shuppan.com/#!003home/c22w7
『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門 – 2014/4/5 ミヒャエル・ハインリッヒ (著), 明石英人 (翻訳), 佐々木隆治 (翻訳), & 3 その他

 ミヒャエル・ハインリッヒ(著)  
明石英人、佐々木隆治、  斎藤幸平、隅田聡一郎(翻訳)
 四六判/並製/306頁/本体2,000円
 ISBN 978-4-906708-52-9
Kritik der politischen Ökonomie
日本語版への序文/序 文/凡 例

1 資本主義とマルクス主義
 1.1 資本主義とは何か?
 1.2 労働運動の成立 1.3 マルクスと「マルクス主義」
2 経済学批判の対象
 2.1 理論と歴史
 2.2 理論と批判
 2.3 弁証法—マルクス主義の打ち出の小槌?
3 価値、労働、貨幣
 3.1 使用価値、交換価値、価値
 3.2 労働価値論の証明?(個人的行為と社会的構造)
 3.3 抽象的労働:実在的抽象と通用関係
 3.4 「まぼろしのような価値対象性」: 価値の生産理論か、流通理論か?
 3.5 価値形態と貨幣形態(経済的形態諸規定)
 3.6 貨幣と交換過程(商品所持者の行為)
 3.7 貨幣機能、貨幣商品、現代貨幣システム
 3.8 商品・貨幣物神の「秘密」
4 資本、剰余価値および搾取
 4.1 市場経済と資本:「貨幣から資本への移行」
 4.2 価値の「摩訶不思議な資質」:G-W-G’
 4.3 階級関係:「二重に自由な」労働者
 4.4 労働力商品の価値、剰余価値および搾取
 4.5 労働の価値―「想像上の表現」
5 資本主義的生産過程
 5.1 不変資本と可変資本、剰余価値率、労働日
 5.2 絶対的剰余価値と相対的剰余価値、競争の強制法則
 5.3 相対的剰余価値生産の方法:協業、分業、機械設備
 5.4 資本主義的生産力発展の破壊的潜在力
 5.5 形態的包摂と実質的包摂、フォーディズム、 生産的労働と非生産的労働
 5.6 蓄積、産業予備軍、窮乏化
6 資本の流通
 6.1 資本の循環。流通費用、産業資本と商業資本
 6.2 資本の回転。固定資本と流動資本
 6.3 社会的総資本の再生産
7 利潤、平均利潤および「利潤率の傾向的低下の法則」
 7.1 費用価格、利潤および利潤率 ―諸カテゴリーと日常の神秘化
 7.2 平均利潤と生産価格
 7.3 「利潤率の傾向的低下の法則」―批判的検討
8 利子、信用および「架空資本」
 8.1 利子生み資本、利子および企業者利得 ―資本物神の完成
 8.2 信用貨幣、銀行および「架空資本」
 8.3 資本主義経済の制御機関としての信用システム
9 恐 慌
 9.1 循環と恐慌
 9.2 マルクスにおいて崩壊論は存在したのか?
10 ブルジョア的諸関係の物神崇拝
 10.1 「三位一体定式」
 10.2 反ユダヤ主義についての付論
 10.3 諸階級、階級闘争および歴史決定論
11 国家と資本
 11.1 国家―支配階級の道具?
 11.2 ブルジョア国家の形態諸規定:法治国家、社会国家、民主主義
 11.3 世界市場と帝国主義
12 共産主義─商品、貨幣、国家を越えた社会

訳者解説/訳者あとがき

___


 部門I c1+v1+m1
 部門II c2+c2+m2

 部門1の生産物は素材的には生産手段からなっている。単純再生産が可能であるためには、この生産物は両部門で用いられる生産手段を補填しなくてはならない。したがって以下のような価値比率となる。

 (1)c1+v1+m1=c1+c2

 また、部門IIの生産物は消費手段からなっている。それは両部門の労働者と資本家の使用をカバーしなければならない。そのためには、次の式になる。

 (2)c2+v2+m2=v1+v2+m1+m2

 両等式はどちらも以下のようになる(等式の両辺の同じ項を引くことによって)。

 (3)c2=v1+m1

 つまり、部門IIで用いられる不変資本の価値は、部門Iの可変資本の価値と剰余価値に等しくなくてなならない。

(数式の数字をアラビア数字に変えた)

6:22 午後  
Blogger yoji said...

ハインリッヒ『《資本論》の新しい読み方 』でもデューリングは批判的に言及されるが(34頁)、
類書に比べればフェアに扱っている。プルードンを読まずに批判するハーヴェイよりはいい。

貨幣重視のハインリッヒ、実体経済重視のハーヴェイ
両者は対照的だ
精緻な読みはハーヴェイに軍配が上がるが、ハインリッヒの方が新しい
労働価値説が廃れたのは理由があるのだが、ハーヴェイにはそれがわからない
再生産表式を経て労働価値説が蘇り得るのはその通りだが
両者ともにカレツキを知っていながらカレツキのマルクス読解の功績を明示していないのは残念
これだと剽窃に近い

9:04 午後  
Blogger yoji said...

ハインリッヒ『《資本論》の新しい読み方 』でもデューリングは批判的に言及されるが(34頁)、
類書に比べればずっとフェアに扱っている。プルードンを読まずに批判するハーヴェイよりはいい。

貨幣重視のハインリッヒ、実体経済重視のハーヴェイ
両者は対照的だ
精緻な読みはハーヴェイに軍配が上がるが、ハインリッヒの方が新しい
労働価値説が廃れたのは理由があるのだが、ハーヴェイにはそれがわからない
再生産表式を経て労働価値説が蘇り得るのはその通りだが
両者ともにカレツキを知っていながらカレツキのマルクス読解の功績を明示していないのは残念
これだと剽窃に近い

9:04 午後  

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