月曜日, 6月 12, 2017

オアシスの“Don’t Look Back In Anger”、英テロ事件の追悼集会で大合唱が起 こ る (2017/05/26) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキン グ・ オ ン ドットコム) https://rockinon.com/news/detail/161228

オアシスの“Don’t Look Back In Anger”、英テロ事件の追悼集会で大合唱が起こる (2017/05/26) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

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オアシスの“Don’t Look Back In Anger”、英テロ事件の追悼集会で大合唱が起こる

現地時間5月23日に英テロ事件の追悼集会が行われ、集会に集まった人たちの中から自然にオアシスの“Don’t Look Back In Anger”の合唱が起こった。

死者22人、59人以上の負傷者を出した同事件は、マンチェスターのマンチェスター・アリーナで開催されたアリアナ・グランデのコンサートの終了直後に発生した。

マンチェスター市内の広場セントアンズ・スクエアでは事件の犠牲者を悼み、現地時間5月23日に追悼集会が開かれていたが、同集会の最中に集まった人々の間から自然にオアシスの“Don’t Look Back In Anger”の合唱が起こったという。

その場に居合わせた「ガーディアン」紙の取材班が撮影した映像はこちらから。


なお「ガーディアン」紙の取材班は“Don’t Look Back In Anger”を最初に歌い始めた女性に集会後取材しており、この取材に対して女性は次のように語っている。

「私はマンチェスターを愛しているし、オアシスは子供時代の人生の一部だったわ。“Don’t Look Back In Anger”は……これこそが今の私たちにふさわしい歌だなって。私たちは起こってしまった事に対して後ろ向きになってはいけない、未来に向かわなきゃって。皆が私と一緒に歌い始めてくれたのには感動して心が震えたわ」

オアシスの“Don’t Look Back In Anger”、英テロ事件の追悼集会で大合唱が起こる (2017/05/26) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)
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Oasis Don't Look Back in Anger 歌詞と和訳と解説 | 洋楽カフェ
http://caffe.takat33.com/2011/01/oasis-dont-look-back-in-anger.html


So I'll start the revolution from my bed
革命はベッドから始めるんだ
Cos you said the brains I had went to my head
お前が俺をうぬぼれてるなんて言ったから
Step outside the summertime's in bloom
夏真っ盛りの外に出るんだ
Stand up beside the fireplace
暖炉の横から立ち上がって
Take that look from off your face
そんな顔してないで
You ain't ever gonna burn my heart out
そんなんじゃ俺の心は動かない

Take me to the place where you go
どこへだって連れて行ってくれ
Where nobody knows if it's night or day
たとえ昼だろうが夜だろうが誰も知らなくても
Please don't put your life in the hands
ただお前の人生は任せちゃいけない
Of a Rock n Roll band
ロックンロールバンドの奴らには
Who'll throw it all away
全て投げ出すような奴らには

So Sally can wait, she knows its too late as she's walking on by
サリーは待ってくれる、並んで歩くには遅すぎるのを知ってるから 
My soul slides away, but don't look back in anger I heard you say
俺の心は離れてく、でも怒りに変えちゃいけないって聞いたんだ 






2010年9月公開の映画『BECK』のエンディングテーマとなったこともあり、日本でも知名度が高いですね。

Don't Look Back in Anger - OASIS




Slip inside the eye of your mind
心の目を奥のほうに向けると
Don't you know you might find
見つかるって知ってるだろう
A better place to play
もっといい遊び場が
You said that you'd once never been
一度だってないとお前は言ってた
But all the things that you've seen
でも見てきたものはすべて
Will slowly fade away
ゆっくりと消えてくだろう

So I'll start the revolution from my bed
革命はベッドから始めるんだ
Cos you said the brains I had went to my head
お前が俺をうぬぼれてるなんて言ったから
Step outside the summertime's in bloom
夏真っ盛りの外に出るんだ
Stand up beside the fireplace
暖炉の横から立ち上がって
Take that look from off your face
そんな顔してないで
You ain't ever gonna burn my heart out
そんなんじゃ俺の心は動かない

So Sally can wait, she knows its too late as we're walking on by
サリーは待ってくれる、並んで歩くには遅すぎるのを知ってるから
Her soul slides away, but don't look back in anger I heard you say
彼女の心は離れてく、でも怒りに変えちゃいけないって聞いたんだ

Take me to the place where you go
どこへだって連れて行ってくれ
Where nobody knows if it's night or day
たとえ昼だろうが夜だろうが誰も知らなくても
Please don't put your life in the hands
ただお前の人生は任せちゃいけない
Of a Rock n Roll band
ロックンロールバンドの奴らには
Who'll throw it all away
全て投げ出すような奴らには

I'm gonna start the revolution from my bed
Cos you said the brains I had went to my head
Step outside the summertime's in bloom
Stand up beside the fireplace
Take that look from off your face
You ain't ever gonna burn my heart out

So Sally can wait, she knows its too late as she's walking on by
サリーは待ってくれる、並んで歩くには遅すぎるのを知ってるから 
My soul slides away, but don't look back in anger I heard you say
俺の心は離れてく、でも怒りに変えちゃいけないって聞いたんだ 

So Sally can wait, she knows its too late as we're walking on by
Her soul slides away, but don't look back in anger I heard you say

Don't look back in anger
Don't look back in anger
Don't look back in anger
怒りに変えちゃいけない
At least not today
せめて今日だけは


さて、和訳もそこそこに解説にうつります。まず最初に解説しておくべきなのは、

"I'll start the revolution from my bed / the brains I had went to my head"

のセンテンスです。直訳すると、
『俺はベッドから革命を始める』『俺の脳みそは俺の頭へ行った』
となり、文章だけ見ると全然意味がわからないのですが、これはジョン・レノンの言葉を引用したものであり、後にノエルもそれを認めています。難解な英文に思えますが、ジョン・レノンへのオマージュとしてここの歌詞を書いたんですね。

ここで、"went to my head"は、ネイティヴの方がよく使うイディオムで、うぬぼれなどを表現するために使われるようです。 

"the brains I had"は賢さを表しており、『賢さにうぬぼれている』と解釈しました。 

ジョン・レノンは世界平和を訴えるために、オノ・ヨーコと"Bed-In"というパフォーマンスを行ったことがあり、革命というのは平和のための活動を意味しています。ただノエルがそこまで意識しているかは、本人しかわからないですね。

続いて

"Stand up beside the fireplace, take that look from off your face"

ですが、これはノエルが小さい頃のエピソードからきています。
幼い頃、よく母親に暖炉の側に立たされて写真を撮られていたんですが、ノエルは常につまらなさそうな表情をしていたそうです。母親には、その顔をやめなさい、と言われていたそうで、それが気に入らなかったのではないでしょうか。

また、

"So Sally can wait, she knows its too late as we're walking on by"

の部分ですが、これに関してもノエルがインタビューに答えています。これがちょっと面白いので、意訳して書かせていただきます。

『パリでライブをしていた時に、この曲のコードを書き始めたんだ。
二日後にはシェフィールド・アリーナでのライブだった。
サウンドチェックの時にアコースティックギターを適当に弾いてたら、あのガキ(リアムのこと)がこう言った。
「お前何を歌ってるんだ?」
俺はただ適当に歌ってただけだったんだ。作ってる最中だったしね。
そしたらあいつがこう言った。
「"So Sally can wait"って歌ってただろ?」
そりゃ最高だ!って感じだったね。それから"So Sally can wait"って歌い出したんだ。
その後楽屋に戻ってすぐ曲を書き上げた。』

リアムの聞き違いがそのまま歌詞になってしまったんですね。巷では『ファンのために作られた曲らしい』なんていう話もあるみたいですが、個人的には残念ながらただの噂だと思います。

ノエルは自分でも、『自分の曲の歌詞の意味なんてわからない』と言っていることもあり、なんとなくで聞くのが一番いいのかもしれません。



余談ですが、最後の歌詞の"At least not today"の部分、いくつかのインターネットサイトでは"It's not today"とされているようです。たしかに"It's not today"にも聞こえますが、正式には"At least not today"です。

ただ、カラオケでも"It's not today"になっているものがあるとの話もあり、どこから出てきたのか気になる話ではありますね。



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