http://www.freeassociations.org/
『世界史の構造』,/○『帝国の構造』,/★『力と交換様式』総合索引:
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『力と交換様式』のみ索引:
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→『世界史の構造』参考文献表、年表、目次:詳細、
年表:ギリシアとヘブライ、『世界共和国へ』索引
(作業中につきリンクは元ページに飛んでしまう場合がある)
索引(『世界史の構造』+『帝国の構造』):作業中
https://nam-students.blogspot.com/2022/11/httpnam-students_15.html x
https://nam-students.blogspot.com/2022/11/blog-post_908.html
https://www.blogger.com/blog/post/edit/28938242/1275956904408913281
『力と交換様式』
https://nam-students.blogspot.com/2022/10/blog-post.html
https://www.blogger.com/blog/post/edit/28938242/9065589660744107746
(柄谷行人、リンク:::::::::)本頁
『帝国の構造』目次
http://nam-students.blogspot.jp/2014/07/blog-post_46.html
(岩波版には索引が巻末についているが『世界史の構造』(日本語版にはないが英語版の索引が参考になる)との対応表が必要だろう。『哲学の起源』2012及び『遊動論(目次&参考文献)』2014.1も加えるべきかもしれないが。複数カラー色分け前提の過去の総合索引とは書式を変えた。)
NAMs出版プロジェクト: 『世界史の構造』参考文献表
http://nam-students.blogspot.jp/2010/06/blog-post_9796.html
NAMs出版プロジェクト: 『世界史の構造』索引:作業中
http://nam-students.blogspot.jp/2010/10/blog-post_7190.html
柄谷行人
『世界史の構造』(2010年,岩波書店,2015年文庫版加筆分も随時追加)
/○『帝国の構造』(2014年7月,青土社):索引(50音順)
KARATANI Kojin”The Structure of World History”/○"The Structure of Empire":index
https://nam-students.blogspot.com/2022/10/blog-post.html
https://www.blogger.com/blog/post/edit/28938242/9065589660744107746
https://iitomo2010.blogspot.com/2022/10/httpsiitomo2010_47.html
https://iitomo2010.blogspot.com/2022/10/blog-post_18.html?zx=e7aa98368fc162f
https://www.blogger.com/blog/post/edit/5172881471621030146/3983519523057808747
https://iitomo2010.blogspot.com/2022/10/blog-post_18.html?zx=e7aa98368fc162f
https://www.blogger.com/blog/post/edit/5172881471621030146/353784840761816500
大塚久雄.OTSUKA Hisao,「資本主義社会の形成(著作集5)」,(290)^493,/★256「局地的市場圏」^406,★406
大塚史学:大塚久雄
https://freeassociations2020.blogspot.com/2022/12/blog-post_87.html
《(5) 「総資本」は、個別資本の集合なのではない。 それは個別資本とは違って、労働者の育成・訓練や福祉にも関与する。その意味で、総資本はむしろ国家という形をとってあらわれる。》チカコー407(^257)頁
参考:
大河内一男と「総資本」 参照:世界史の構造 3:2:3 3産業資本の自己増殖
https://freeassociations2020.blogspot.com/2022/11/323.html
NAMs出版プロジェクト: マルクス・カレツキ・ケインズ1933
https://nam-students.blogspot.com/2017/04/1933.html
レイ(ロビンソン、イートウェル)Theories of Value and the Monetary Theory of Production by L. Randall Wray 1999
https://love-and-theft-2014.blogspot.com/2021/10/iitomo-theories-of-value-and-monetary.html
ジンメル『貨幣の哲学』(1999^1900)
https://love-and-theft-2014.blogspot.com/2021/06/blog-post_19.html
ゾンバルト再考
https://love-and-theft-2014.blogspot.com/2022/09/blog-post_3.html
(プルードン、デューリングのユダヤ研究をゾンバルトが受け継いだと見ることが出来る。)
またエンゲルスの先行(258頁)は実はエンゲルスが批判しつつ学んだデューリングの先行(経済学においてはプルードンとリストから影響を受けている)を意味する。
~~~~
アーレント.Arendt,Hannah,/○84~5@,○86~7,★145,★146@(『全体主義の起源』)
『革命について』(文庫版,181@^518)
『全体主義の起源2』337@^495,338^496@,420@^500,/○84~5@ ,★146@,
『暴力について』14@^470
愛,213,/○99(自己-,神への-),○196(自己-,神への-,隣人-),○208(-の力:交換様式D)
間,95,97,98,157
アイルランド,252(-人)
アヴィセンナ(イブン・スィーナ).Avicenna or ibn sina,158
アウグスティヌス,○94,○96~9,○175,○196~8,○200~1,○209,/★203~209,★205@,★207@ ,★334,★335,
『神の国』,○95~6@,○97~8@,○196~7@,/★205@[:①273],★207@[:⑤45~47],
アクィナス(トマス・).Aquinas,Thomas,158,/○123,○175
アケメネス朝,○88,○90
アコーラ,★327,★335(-島)
アジア,243,/○15~(-的),○101(東-,-)~,○115,○128(東南-)
アジア的,35(-生産様式),36(-国家),156-162(-専制国家),○15~
アジール,(文庫版,208^522) ,/★160 ( →ヘンスラー)
アショーカ王,229
亜周辺,37,/○83#,○85#,○211#,○214(日本),○237(漢字),○253~4,/★405
アステカ帝国,243(-(メキシコ))
アソシエーショニズム.14,352(社会主義(−)),393
アソシエーション,371
足立啓二,★151(『専制国家史論』)
アッシリア,111,151(-帝国),/○78
アッチラ王,/○74,○125
アッバース朝,/○79,○131(1258年モンゴルに敗北),○147
アテネ,155,168,171,/○20~1,○87~8,○90~1,○151~2,/★52(-市民),★180,★200,★201,★219,★350,★398
アトキンソン.James Jasper Atkinson,81
アナクシマンドロス,★53
アナーキスト,392
アナーキズム,14
アナール学派,185,/○238
アナトリア,94(トルコの-地域),/○153
アニマ,76,77~80,/○47(-(霊魂))
アニミズム,64,76~8/○47,/★68,★399#
アフラマズダ神,/○109
アフリカ,473,/○141
アヘン戦争(1840年),/○157
アムステルダム,241,/○147,○179
網野善彦,/○240
アメリカ(合衆国),32,/○9~11,○35,○54,○54,○84,○86,○176~80,○183~5,○200
新井白石,/○249
『読史余論』/249
新井政美.ARAI Masami,『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』(338)^496,/○155
アラビア,240,/○128,/★154,★169,★222
アラブ,338,/○12(~の春)
アラブ連盟,/○155~6
荒松雄,/○138@
『ヒンドゥー教とイスラム教』/○138@
アリギ.Giovanni Arrighi,『長い二〇世紀』410^(500)
アリストテレス.Aristoteles,『政治学』,141@-142@^483,151,177(@),/○90,○91@(『政治学』),○95,○175,/,★49,★51,★148(『家政学(オイコノミカ)』),
『政治学』,/○90,○91@,○123,○175
アルチュセール.Althusser,Louis,(6^467) ,/★7,★
アルファベット,/○229~30,○233
アルブリトン(ロバート・).Robert Albritton,『資本主義発展の段階論』(406)^500
アレヴィ派,490
アレクサンドロス三世(アレクサンダー大王),37,/○88,○91~3,○95,○102
アミン.Amin,Samir,36,309,
『"Unequal Development"(不均等発展)』(32)^472,(309),
『"Eurocentrism"(ヨーロッパ中心主義)』(187)^486
アンヴェルス,/○147
アンサーリー、タミム,/○132@(『イスラームから見た「世界史」』)
アンダーソン(ベネディクト・).Anderson,Benedict,/○18,/★237,
『想像の共同体』,112,319@^494,(340)^496,/○18,/★237
アンダーソン、ペリー,/○174(「古代から封建へ」(書名))
アンチノミー,105,276,442
アントワープ,241
アンブローシウス(司教),/○96~7
安禄山,/○129(ソグド人-の反乱)
家,/○97
イエス,216~9,/○96,/★174~,★178@,★324,★379
イオニア,173-4,201,/★53~55,★179~180,★399
イギリス.251,290-294,383-384,404-5,/○13~4,○79,○139,○142,○149~52,○156,○175,○179~80,○182~4,○186,○193,○211,○230
イクナトン(イクナートン).Echnaton(アメノフィス四世,アメンホテプ4世),196,197,/★162,★403
移行,44,47-,80-
石塚正英,★398(『マルクスの「フェティシズム・ノート」を読む』)
石母田正,/○217~8,○223,○228,○238~9
『石母田正著作集4』/○223(『古代国家論』書名未出)
『中世的世界の形成』/○218(岩波文庫357頁)
『日本の古代国家』/○217
イスラエル,204,208,209(一二部族) (→ユダヤ民族)
イスラム,245(-圏),/○156(-革命)
イスラム教,/○75,○120,○131~3,○137~9,○190
イスラム主義,/○154,○156,○172
イスラム帝国,/○131,○133,○135
イスラム法[シャリーア],/○137,○154
イソノミア(同等者支配),174,/★180(-(無支配))
イタリア,174,178,392,493,/○234(ダンテ),/★
一般意志,355
イデオロギー,17(-的上部構造),27,172,221(キリスト教),/○15~7,○63,○116,○144,○162,○93,○232,○242
井上ひさし,★410(『吉里吉里人』)
命懸けの飛躍,xiv,143(Salto mortale)
イブン=ハルドゥーン.Ibn Khaldun ,163,/○240
『歴史序説』163,/○240
イラク戦争,455
イラン,/○156(1979年,イスラム革命)
イロクォイ族,475 ,/○54,/★350
岩井克人,★410(『貨幣論』)
殷(王朝),/○102,○122
インカ帝国,243(-(ペルー・ボリビア)) ,★149
インカ、マヤ、アステカ,32
インダス川,/○80,○102,○119
インド,229,305,/○104,○129,○131,○149,○155,○184~6
インドネシア,340
塢(う),/○117,118
ヴァイグァ,57(貨幣の一種)
ヴァイトリング(ヴィルヘルム・),★263,★324(『貧しき罪人の福音』1843年),★411
ヴァポリス、コンスタンチン,/○251
『日本人と参勤交代』/○251
ウィクリフ(ジョン・),/○230,/★239,★366(-(イギリス))
ウィグル(族),/○122,○139~40,○158,169,○212
ウィットフォーゲル(ウィトフォーゲル)(カール・).Wittfogel,Karl August,『オリエンタル・デスポティズム』(117,160,165),185,/○76(『東洋的専制主義』),○77,○85,○211,★199,★405,
『東洋的専制主義』/○76
ウェイド(ニコラス・),★62~63@(『5万年前』)
ウェーバー(マックス・).Weber,Max,
20,107,200,204,/○17,○76,○77~8@?,○78~9@,○92,○104,○212,○238,/★31,★32,★127,★129,★154@(『宗教社会学』),★169@,★169(『古代ユダヤ教』),★170,★171~172@,★172@,★172~173@,★227,★241,★242@@(『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』),★245@(『-』),★402(『家産制と封建制』),★406@(『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』),
『宗教社会学』,189-190@^487,194^488@,196@^488,(200),204@^488,/★154@,★169@,
『古代社会経済史(-古代農業事情)』,180^485(『支配の社会学II』の間違い),(209)^489,/★170,
『古代文化没落論』,○93,
『都市の類型学』,95^479,
『支配の社会学』,113-114@,117@^481,/○78~9@(『-』2),★127 (『-』1),
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』,90,271,/★227,★242@@,★406@,★[:360,★67,★369],
(『職業としての政治』),20,101,
『古代ユダヤ教』,★169,★171~172@,★172@,★172~173@,
『家産制と封建制』,★402
ウェストファリア条約(1648年),○189
ウェストレイク(スティアン・),★408(『無形資産が経済を支配する』共著者→ハスケル)
ヴェスプッチ(アメリゴ・),★333(『新世界』)
ヴェニス,○128 (→ヴェネチア)
ヴェネチア,○150
ウォーラーステイン(イマニュエル・).Wallerstein,Immanuel,35,40,/○30,○82~5,○145,○178~9,○182@
『近代世界システム 1600-1750』(160?),409@^500,410@^500,418@^500,/○178,○182@
『人種・国民・階級』(バリバール共著)309@^493
ヴォルフ(クリスティアン・),○143,○195
氏族社会,47,/○52,○54~58
ウッド.Ellen Meiksins Wood,『資本の帝国』427@^500
宇野弘蔵.UNO Kozo,「恐慌論」(著作集5),302^493,(405-407),411(「自由主義」) ,★409
梅棹忠夫,○59~60,
『狩猟と遊牧の世界』,○59
ウルカギナ,★402
ウルス,○129
ウルバヌス二世,○175(十字軍),/★221
ウンマ,227,228(-(共同体))
「永遠」,321,/○193~(『-平和のために』),○255(-平和)
『永遠平和のために』,(43),349@^497,450@^501,451@^501,/○193~ (→カント)
永続革命,○170(継続革命(-))
エウセビオス,○96(教父-)
エートス,90(労働倫理(-)),271
易姓革命,○110,○113~4,○169~70,○224,○226
エジプト(帝国),34,108,136,209(出-),/○76~7,○79,○83,○88,○91,○102,○115,○153,155,○229~30
江戸時代 (→徳川時代)
エラスムス,★331(「痴愚神」),★328(『痴愚神礼讃』)
エリアーデ(ミルチア・).Mircea Eliade,『世界宗教史1』(208)^489@[:文庫①267],/★165(『世界宗教史1』[:文庫②208])
エリアス(『文明化の過程』),○105
エリュール(ジャック・),★413
エマニュエル.Emmanuel,Arghiri,308
M-C-M' ,142,146,366,429
遠隔地,148-150,273(-交易),274
遠近法的倒錯,121,191,/★84(「原因と結果の-」ニーチェ,★誤『道徳の系譜』,★正『善悪の彼岸』)
エンゲルス(フリードリヒ・).Engels,Friedrich,
104@^480(「家族、私有財産及び国家の起源」(全集21巻)),/○19~20,42, ★vi,★5@,★12@,★30,★34,★258@(『イギリスにおける労働者階級の状態』),★266@,★283@@,★283~284@,★326,★357@,★358,★359@,★362,★363@,★364@,★365@,★366@,★367,★ 368@,★369~370@,★397,
『家族・私有財産・国家の起源』,104@^480,/○20,/★,348,
『ドイツ農民戦争』,224@^489,★vi,★30~,★34,★358~,★362,★363@,★364@,★365@,★366@,★367@,★[:⑦551,★(349:61~62,★360:97~98),★359,★359],
『ドイツ・イデオロギー(マルクス)』,380^498,★12@,★33@,★262,★344@,★380~381, →マルクス
「『資本論』英語版の序文」,384@^498,
「カール・マルクスの死によせて」,★5@,
『イギリスにおける労働者階級の状態』,★258@,★266@,★357@,★359@,★397,★[:244,★251,★251,★673,★473,★672],
『空想から科学へ』(『ユートピアから科学へ』),★283@@,★283~284@(x「ゴータ綱領批判」),
「ゴータ綱領批判」,★ 283~284@,
『共産党宣言』,★262,★263@,
「原始キリスト教史によせて」,★368@,★369~370@,★[:451~452,★445],
「ブルーノ・バウアーと原始キリスト教」,★369@@[:#19:297,★298],
『聖家族』,★413,
「賃金制度」,★360@[:#19:247],
「黙示録」,★369
負い目,191(負債),/○35
オーウェン.Owen,Rovert,367
オーストリア=ハンガリー帝国[ハプスブルグ帝国],/137,○150,○163,○167
大塚久雄.OTSUKA Hisao,「資本主義社会の形成(著作集5)」,(290)^493,/★256^406,★406
大月康弘.OTSUKI Yasuhiro,『帝国と慈善』,113^480
岡田明憲,★165~165@(『ゾロアスターの神秘思想』[:32~33])
岡田英弘,/○125@
『世界史の誕生』/○125@
掟,83,204,/○68
オスマン・トルコ(帝国),41(オスマン帝国),338,/○79,○86~7,○93,○124,○129~30,○137,○141,○153~8,○153(一六八三年,第二次ウィーン包囲に失敗.一七一八年,セルビアやボスニア北部を失う),○154(新オスマン人),○162,○165,○177,○184
織田信長,/○245
オタネス,/○89~90
オバマ,/○11
オランダ,340,/○150(ヘゲモニー国家),○179,○181(図)
『オリエンタル・デスポティズム』,(117,160,165),185 (→ウィットフォーゲル,ウィトフォーゲル)
回帰(抑圧されたものの-),83,173,346,393,414,/○38,○55,○203
階級,261,433(-意識),/○57(-社会),○58(支配-),○72(ブルジョア(市民)-)
階級闘争,432-3,437
カウツキー、カール.Kautsky,Karl,
217,384,/○163~4,/★xi,★34,★228@(『中世の共産主義』),★371(『キリスト教の起源』),★411@(『トマス・モアとユートピア』),
『キリスト教の起源』,(344)^496,/★371,
『トマス・モアとユートピア』,★371,★411@[:2],
『中世の共産主義』, (344)^496,/★228@[:165],★371,
カエサル.Gaius Julius Caesar,177,414,415,/★215(『ガリア戦記』)
夏王朝,/○102
科挙,120,268,/○113,○120~1,○123,○130,○221,○227~8,○232
革命,/○10(東欧-,1989年),○156(イスラム-),○158,○169(易姓-),○177(市民-),○192(市民-),○193(フランス-) (→イスラム-,→新石器-,→世界同時-,→フランス-)
囲い込み(エンクロージャー).Enclosure,182
家産制国家
家族,24(単純-,複合-),54,69,72,335,/○44,○53(-的(domestic)生産様式:サーリンズ),○67,○107(商鞅変法),/★13,★46,★57,★63~
刀狩り,/○247(武装解除(-))
価値形態論 .129-,141,145-
金貸し資本 ,296,297 (→金融資本)
家父長制的家産制,246(「-」(アジア的国家))
カナン,207,210,/○38
貨幣,24~,/★528(-の「力」),★131(-と国家),
『貨幣体論』,25@@^470-471@(『初期社会主義論集』),25@@^470-471@ (→ヘス)
貨幣の王権,358
神,22(「-の力」),193-,195,231
神の国,/○96,○98~9,○175,○196~7,○200~1,○209 (→アウグスティヌス)
柄谷行人.KARATANI Kojin,
★404(『歴史と反復』),★407(『トランスクリティーク』著者名は省略),★412(『歴史と反復』),★414,
『トランスクリティーク』,v-xii,viii@,/○18,/★407,
「死とナショナリズム」(定本第四巻『ネーションと美学』所収),(455)^501
『世界共和国へ』503,
『世界史の構造』,/○9~,○18,○39,/★1,★69,★355,★415,
『遊動論--柳田国男と山人』,/○63
「ライプニッツ症候群」『ヒューモアとしての唯物論』所収,/○193
『歴史と反復』,★404,★412,
『哲学の起源』,★398,★399,★405,
『ニュー・アソシエーショニスト宣言』,★414,
「Dの研究」,★411
ガリレオ,★50
カルヴァン,★227
カルタゴ,151
漢(王朝,帝国),○80,○86,○109~19,121~2,○129,○217,○220~1,○224
漢字,○75,○103,○112(文字(-)),○160,○212~3,○229,○231~3,○235~7
感性,327~
漢族,○121,○124,○130,○140,○158,○162,○171
カント.Kant,Immanuel,
43,/○23,○28@,○28,○30~4,○36,○39,○54,○143,○187~203,○192@,○205,~7,○255,/★ix,★285~291(287@,★288~289@),★339,★396,★407,
『純粋理性批判』,(328)^494-495@,329@,
『判断力批判』,(329),
『永遠平和のために』,(43),349@^497,450@^501,451@^501,/○187@,○193~4,○198~9@.○201@,○206@.○208@,/★286,★287@,★289,
「人類の歴史の憶測的起源」,○200@,
「世界公民的見地における一般史の構想」(岩波文庫『啓蒙とは何か』所収),447@^500,448@^500,449@^501,/○192@,○198@,/★288~289@(全集14岩波書店所収)
『道徳形而上学原論』,345@^496-497@,
『たんなる理性の限界内の宗教』,346@^496,/○28@,○190@,○198@,○203@
『人間学』,○190~1@(『人間学遺稿』全集15岩波書店)
韓非子,111,232,/○09,○111,/★182
漢文、漢詩文,○213,○231~6
官僚制.116-120,266-(近代-),/○76~,○119,○228~
キエフ(公国),○135,○211~2
岸本廣大,★405(『古代ギリシアの連邦』)
義浄,○120
キタイ[契丹],○122~4,○212,○227
北畠親房.○225,○243,○249
『神皇正統記』/225,243,249
北村透谷,★407(雑誌『平和』)
キプチャク・ハーン国,/○128,○136
義務,73,346,347
救貧法,★247
窮乏化法則,310
キュロス王,○89,/★166
恐慌,301,302,493(「-論」)
匈奴,○86,○118,○122,○125,○129,○212
共同寄託[プーリング],43,52-56,/○20,○25,○44~6,○67
協同組合,367-377
共同幻想,○17,○216 (→吉本隆明)
共同体,261(国家は「幻想の-」),316(-の代補),/○117 →塢
恐怖,98(-に強要された契約),448,458
ギリシア(古代-),167~,/○20~1,○30,○83,○87~92,○95,○104,○108,○131,○144,○146,○153,○211~2,○230,○238
ギリシア王国,/○153(一八二七年独立)
ギリシア正教,/○135~7
キリスト (→イエス)
キリスト教,216,/○75,○94~9,○109,○113,○118,○120,○123,○132,○176,○190,○197~8,○230
キルケゴール.Kirkegaard,Soren,xiv,/★xi,★377,★381@(『反復』),★398
ギルバート,★49(『磁石論』),★51
近代世界システム,/○30,○54,○83~5,○128,○156,○181,○254
均田制,/○119
金融,409,410
金融資本,298,299 (→金貸し資本)
偶像崇拝,★403
グーテンベルグ,★239
百済,○219~20,○225
クック(ジェームズ・),★123
クライン,★73
クラ交易,○50~1,/★133,★134,★140
クラストル(ピエール・).Clastres,Pierre,『暴力の考古学』58^474,460(「国家に抗する社会」),/○51,/★124(「国家に抗する社会」),★159 (『国家に抗する社会』)
グラムシ(アントニオ・).Gramsci,Antonio,258,/★6,★103(『現代の君主』)
グリァスン(P・H・),134(『沈黙貿易』)
クルド人,○157
クレイステネス.Cleisthenes,172
グレーバー.David Graeber,『アナーキスト人類学のための断章』(14)^470
グローバリゼーション,419,/○10,○63
郡県制,○107
『経済学・哲学草稿』,26 ( →マルクス)
経済革命,356-
経済的,○82
契約,92,97-(社会-),204,/○68(-不履行),○69~72(ホッブズ,恐怖に強要された-)
ケインズ.Keynes,John Maynard,『雇用、利子および貨幣の一般理論』113,(258),/○78(『雇用-』),/★309(-主義),★312~313
ケーガン、ロバート.Robert Kagan,『ネオコンの論理』456^501
血讐(ヴェンデッタ),102
ケネー、フランソワ,○111,○143
ケルゼン(ハンス・),○106
ケルソ(ルイス・).Kelso, Louis O.(『資本主義宣言』?,従業員持株制度)(367)^498
ゲルナー(アーネスト・).Ernest Gellner,『民族とナショナリズム』315@^494,/★238(『民族とナショナリズム』)
元(王朝、帝国),○73,115~6,○118,○123~4,○127~8,○130,○133,○135(1305年再統合,1368年滅亡),○139,○221,○212,○224,○227~8,○243,○246
圏外,161,179(ゲルマン人,- →亜周辺),244,339,/○148,○211,○222
「原始的蓄積」,389
玄奘,○120
原都市,94(-(proto-city)),○59~60
原父(殺し),81-9,/○55~7,○203~4
厳復,○159
憲法九条,○254~5
権力,17-,17-(-のタイプ),/○70~ →集権
黄河,○102,○123
交換,190,/○23~,/★~
交換的正義,460
交換様式,1-(-論),7,/○23~,/★~
康熙帝,○114,○161
黄巾の乱,233,/○117(後漢),○118
高句麗,○219~211
孔子.Kǒng Zi(Confucius)『論語』,(111),202@,/○104~6@@(『論語』),○110,○113,○159
『論語』/○106@@,/★151
構成的理念,xiii,350
高祖[劉邦],○109
構造,17(イデオロギー的上部-),74,242,/○81,/★
交通,25,/○24,○61,○74,○127,○142,○216,○247,/★vi,★35,★229,★306,★307,★344,★345,★377,★411
高麗(王朝),○211,221,○226~8,○232,○239~40,○243
康有為,○157~9,○158(1898年政治改革),○159(「大同世界」,『礼記』)
コーヘン(ヘルマン・).Cohen,Hermann,347
コールリッジ.ColeridgeSamuel Taylor,323
コーン(ノーマン・),★231@(『千年王国の追求』)[:83,★97,★89,★4]
コーンフォード(フランシス・M・).Cornford,Francis Mcdonald,『宗教から哲学へ』201^488,/★179@(『宗教から哲学へ』)
後漢,/○117~8
呉起,/○109
『呉子』/○109
国債,256(魔法の杖)
国際連合,463,/○54,○187,○200
国際連盟,463,/○54,○186~7,○194,○200,○209~7
後百済,/○226
『国富論』,66,(『諸国民の富』93,(274),(286))
国民,337-(-国家)
国連,463 (→国際連合)
呉権,/○221(ベトナム,939年)
コジェーヴ、アレクサンドル.Koje've,Alexandre,『ヘーゲル読解入門』(vi)^467,/○10
互酬,15,52,76,/○107(-原理),○129(-原理)
互酬性,192(双務性(-)),345(相互性(-)),/○49~
互酬制,352,/○55~,○56,○57
互酬的,218
個人,355
コスモポリス,174~5,199(帝国=-),214(ユダヤ教),/○91,○97~9,○191
コスモポリタニズム,/○191(カント)
悟性,327-
後醍醐天皇,/○228,○243,○249
ゴドリエ(モーリス・).Maurice Godelier,『贈与の謎』74@^475,/★76(『贈与の謎』),★333
国家,87-,245(近代-)
コペルニクス,★50
コミュニズム,14(評議会-),/★405
コムーネ(フィレンツェ,自治都市),182
コリア,/○212~5,○218~21,○225~8,○230~4,○237,○239~40,○248
ゴルトン(フランシス),★399
コロンブス,/○141(スペイン(-))
コンミューン(ケルン),183,/○37(中世の),★ (→パリ・コンミューン)
コンスタンティウス二世,/○95
権藤成卿.GONDO Seikyo,392
コンドラチェフ.Kondratieff,Nikolai D,303
サーリンズ、マーシャル.Sahlins,Marshall,7^467,53-54@^474,55@^474,60@^474,89@^478,/○46,○49,○51,/★76~77@(『石器時代の人類学』),★78,
『石器時代の経済学』7^467,53~54@^474,55@^474,60@^474,89@^478,/○46,/★76~77@,★78,
差異,244,274(-化),275,/○26
再分配,356,/○24,○25
桜井万里子『ヘロドトスとトゥキュディデス』(174)^485
ザスーリッチ,ザスーリチ(ヴェ・イ・).Zasulich,Vera Ivanovna,393,/★x,★308,★342,★(343),★346
佐保田鶴治,★404(『八十八歳を生きる』)
サルトル.Sartre,Jean-Paul,xv
澤田典子『アテネ民主政』(172)^485
産業革命,★294
産業資本,270-,275-,281-,288(-主義),295-,299-,304(-主義の限界),307-310
サン・シモン.Saint-Simon,353,354(-主義者),415(-主義者)
山地民,/○61~3
サンド(シュロモー・).Shlomo Sand,『ユダヤ人の起源』(214)^489
サン=ピエール.Charles-Irénée Castel,abbé de Saint-Pierre,『永遠平和』448
三位一体,○12~
シーア派,○132
シーク教,○138
ジェイコブズ(ジェーン(ジェイン)・).Jacobs,Jane Butzner,(『都市の経済学』:誤、『都市の原理』:正),93^479,/○59(『都市の原理』)
『都市の原理』,93^479,/○59
シェークスピア,★271(『ヴェニスの商人』),★401(『-』)
ジェームズ一世,★240
ジェットセッター,○63
ジェノヴァ,410
シェリー (パーシー・ビッシュ・).Shelley,Percy Bysshe,(321)^494
シェリー(メアリー・).Mary Wollstonecraft Godwin Shelley,『フランケンシュタイン』,(321)^494
シェリング.Shelling,329,/★398
ジェンダー,437,439
自給自足,124,153(-的),154,256,437
始皇帝.Qin Shi Huang,(111,138,158,232),/○102~3,○107~9,○111~2,○171,/★137,★151,★181,★181,★214
市場,397(-経済)
自然,231(「無為-」),429,454(-の狡知),/○195~(-の狡知),○201~(-と歴史)
自然権,69,425
自然状態,98,/○69~70,○160,○176,○187~9
自然成長的,144
自然法,21,157,314
思想,○107,○117
思想家,111,/○105~,○109
司馬遷,○105,○113,○115,○235
『史記』,○105,○113,○115,○235
資本,413-,431-
資本主義,403-
資本の輸出,419
『資本論』,★ →マルクス
島崎藤村,★418(『夜明け前』)
市民,250-3(-革命),257(-社会)
シャルルマーニュ,/○84,○93,○100,○174
社会,32-(-構成体)
社会契約,97-
社会構成体,32-
ジャコバン主義,353
ジャコバン派,353
周,○103,○107,○116,○122,○217,○222,○247
自由,277(二重の意味で-),352-
自由主義,411,412
自由都市,183
周辺,★405
宗教,188-(-普遍)
集権(的),/○78(官僚制),○83
集合力,356-
十字軍,/○131~2,○141(1096~1271年),○175,/★221,★222,★230,★231,★241
従士制的封建制,180
周辺,160,/○146~(マケドニア),○211~
呪術,76~
儒教,231,232,/○80,○109~13,○116,○120,○143,○159,○171,○190,○213,○221,○224,○226,○236,○249
朱元璋,233,/○118,○224
朱子.Zhū Xī or Chu Hsi,158,/○121,○123,○227,○243
朱子学,/○123,○225,○227,○232,○246,○249
主人と奴隷,119,433(主人ー奴隷)
主体(エージェント),ix(-(エージェント)),253(-(subject)),411(-(エージェント))
首長制,96(-国家),/○42
シュティルナー.Stirner,Max,(445),/★358
首都,96
シュナイダー(ネイサン・),★409(『ネクスト・シェア』)
シュミット(カール・).Schmitt,Carl,13@^470,13^470@,253,462@^501,/○150,○151@,
『政治的なものの概念』13@^470,13^47.@,253,462@^501,
『陸と海と』/○150,○151@
シュメール,108,111,/○76,○80,○88,○108
狩猟採集民,50(遊動-/定住-),63,78,/○20,○42~8,○52,○59~64
狩猟採集社会,161
シュワブ(クラウス・),★409(『グレート・リセット』)
循環型の農業,29
荀子,/○110
春秋戦国時代,/○102~4,○110,○116
止揚,xiv
商鞅,/○106~7,○109
貞永式目,/○213,○228(1232年),○232,○242
蒋介石,/○168
聖徳太子,/○221(607年,隋に国書)
消費,304(-社会,-者),383-(-者),418
商品,126-(-世界)
章炳麟,/○159
商人,145(-資本),288(-資本),289,492-3
剰余価値.147,148,282,285(相対的-/絶対的-),/○26
ショー(バーナード=),★306
植民,/○161
植民地化,/○161
諸子百家,/○103~4,○108,○112
女真,/○212,○246
女性,66(-の地位),229
ジラール(ルネ・),★86,★87@(『暴力と聖なるもの』)
新羅,/○219~221,○226~7,○239~40
秦,111,138 (-の始皇帝),158,232,/○102~3,○106~9,○111~2,○116,○122,○224,○246,/★151,★181~183 (→始皇帝)
清(王朝,帝国),/○86,○114,○116,○118,○121,○124,○128~9,○139~40,○152,○157(1894年敗戦),○157~9,○161~2,○168~9,○172,○177,○184,○212,○246,○249
辛亥革命(1911年),/○158
ジンギスカン[チンギス・ハーン、ジンギス・カーン],/○102,○124~5,○128~9,○136
真実社会,359
新自由主義,426,/○11,○63,○171,○180,○184~5
神聖ローマ帝国,/○84,○94,○100,○136,○150,○160,○174,○189
新石器革命,65-,/○53
信用,★270,★398?
信用主義,★244@,★271#@
親鸞.Shinran,『歎異抄』230
隋(王朝),/○119,○123,○213,○218,○220~1,○227
スィーナ(イブン・)→アヴィセンナ
スウィージー.Sweezy,Paul Marler,290
杉本正明,/○127,○130
『疾走する草原の征服者』/○127@,○130@
スコット(ジェームズ・)/○61(『ゾミア』),/★63,★80~81@,★81@(『反穀物の人類史』),★125~126@
スコットランド,323,409
鈴木鴻一郎,★397(『経済学原理論』),★407(『-』)
鈴木大拙,★413
スターリン.Stalin,losif,/○17(-主義),○164@,○166~7,/★308,
『マルクス主義と民族問題』/○164@
スターリニズム,377,/○17(スターリン主義)
ストライキ,440
スピノザ.Spinoza,Baruch,(327),409,424-425,/○160,○179,○189
スペイン,/○141(コロンブス),○150
スペンサー(ハーバート・),★60
スミス(アダム・).Smith,Adam,121,127,(274),(286),305,/○13,○22~3,○67,○70,○142,/★20,★56,★56@,★57,(★57@ダーウィン『人間の由来』,
『道徳感情論』邦訳解説より),★246@,★297,★299,
『諸国民の富』,93,(274),(286),/○142@,/★56 (『国富論』),★246@ (『諸国民の富』),
『道徳情操論』,324@^494,/★56@ (『道徳感情論』)
スミス(ロバートソン・).Smith, W. Robertson,81
税,260,403
西夏文字,/○212
正義,459(分配的-) (→交換的-)
生産,xv(-様式)
聖書(旧約)
『サムエル記』,★170,
『列王記上』206@,/★170,
『出エジプト記』209,/★169
聖書(新約),
216-219@@@@@@,/○96@@@@,/○97@(ローマ人への手紙13),/★74,★100@(黙示録),★174,★175,★176@(マルコ),★176~177@,★177@@@,★ 178@@(ルカ,★マルコ),★206@,(★247@),★273~274@,★369,
ヨハネの黙示録,(★19@[13:17]),★100@[13:17](資本論),★232,★273~274@[13:17](資本論),★369(エンゲルス),
ルカによる福音書,(★19@[23:34]),★178@,★206@,(★247@[23:34]),
マルコによる福音書,★174,★175,★176@,★176~177@,★177@@@@,★178@,
ヨハネの手紙(一),74@[4:1]
清少納言,○236~7,
『枕草子』,○236
精神,359
世宗(せいそう,セジョン),○230
西太后,○158
井田法,○110,○116~7
正統性 legitimacy,○112,○223,(○247)
世界,135-(-貨幣),382
世界共和国,43,349,450,/○30,○54,○188~9,○192,○196~8,○200,○207,○208~9,○255
世界=経済,161,178,237-,239,240,244
世界言語,○75(「-」lingua franca)
世界史,349
世界資本主義,243 ,/○181(図)
世界市場,243
世界システム,463,/○30,○54,○82,○84,○144,○146,○148
『世界史の構造』,○9~,○18,○39 (→柄谷行人)
世界=帝国,86-,237-,239,244
世界同時革命,396,446,457,/○192
石油,418
関雄二,★108(『古代文明アンデスと西アジア 神殿と権力の生成』)
善,398,399
戦争,172(ペルシア-),392(第一次大戦),422(湾岸-),430#,448(革命防衛-,革命輸出-),455(イラク-) ,463(第二次大戦)
全体,359
善徳女王,○220
鮮卑(拓跋氏),○119,○122~4,○217~8
宋(王朝),○113,○120~3,○127,○130,○227
宋学,○120~1,○227,○243
総資本,284,293,/★295,★407
想像の共同体,318-321,/○18(→アンダーソン)
想像力,322-
贈与,57,70-2,73-5,265,/○20,○24,○35,○42,○45~6,○49~56,○67~8,○70,○86,○104,○140,○204,○208~9,/★68
(→モース『贈与論』)
双務的,69,369
疎外
則天武后,○123,○222
ソクラテス.Socrates,175,/★17,★179~
ソレル,Sorel,Georges,392,/★384(『暴力論』)
ソ連.v(-邦),304(-邦の崩壊),417,443(ソヴィエト),444
ゾロアスター(ツァラトゥストラ),203
ゾロアスター教,222/○75,○88~9,○109,/★162~167
ソロモン王,★170,★171
ソロン,169,171(-の改革)
孫文,○158,○162,○168~9
ゾンバルト(ヴェルナー・). Sombert,Werner,(『恋愛と贅沢と資本主義 』?),272
ダーウィン,★55(『種の起原』),★55~61,★57@@(『人間の由来』),★61(『人間の由来』)
タイ,340
ダイアモンド(ジャレド・),★109,★122
「大航海時代」,○142,○246
大洪水以前的諸形態.126,147,/○181(「ノアの洪水以前からある」形態)
第三世界,445,/○157(プラシャド)
太宗[李世民],○120
代表,172(代行),263(-制)
タイラー,★28
高橋幸八郎(『封建制から資本主義への移行』)(237^490),290^(493)
タキトゥス,★215(『ゲルマーニア』)
拓跋氏[鮮卑],○119,○123~4,○217~8
他者,145,348
脱構築,226,227
田中二郎『砂漠の狩人』76^476@
玉野井芳郎『エコノミーとエコロジー』(29)^472
ダレイオス,○90
タレス.Thales,174
単純再生産,
ダンテ,○234,
『新生』,○234
ダンバー(ロビン・),★65,★66,★67(書名なし『人類進化の謎を解き明かす』?)
地域通貨,440,/★ →リントン
チェース=ダン."Rise and Demise"(35)^472
力,74(贈与の「-」),75,127(purchasing power),138,141,/★vi,★1~,★4~,★58(貨幣の「-」),★128(国家をもたらす「-」),★262(物神),★378
蓄積,63
地代,261,364
チトー,368(-主義者),○167
地の国,○99,○196~7,○200~1,/★
チベット,/○139~40,○169,○212
チャイルド(・ゴードン).V. Gorden Childe,『?』,49,87,/○53
チャンドラグプタ,★186
中央集権的,/○107
中核,160,165
中間勢力,42,109,132,251
中国,138,305
中心,240,241,/○83,○85(-的政治理念),○145~150,○208(-的:強力な国,カント),○211
抽籤,172
チュノム[字喃],/○232~3
長江,○102,○123
張角,○117 (→黄巾の乱)
朝鮮(王朝),185,/○185,○228,○230,○232,○234,○239,○246,○249,/★405 (→コリア)
陳独秀,○168~9
沈黙貿易,○51
通貨,138,440(地域-)
槌田敦.TSUCHIDA Atsushi.『熱学外論』,(28)^471
堤純子,★414(『アーミッシュの老いと終焉』)
ツングース族,○198
ディオクレティアヌス帝,○93
ディオゲネス.Diogenes,175,○93
鄭和,○129
デカルト.Descartes,Rene, 409,/○179,/★50
ティグリス・ユーフラテス川,○102
帝国,21(-(広域国家)),92(-(広域国家)),163(モンゴルの-),415,/○73#,○82#
帝国主義,336-341,415,417(-的),/○82,○84#~8,○100,○151~2,○157,○163,○165,○167,○172,○179~81,○183~6,○193~5,○199,○207,○254
定住,52(-革命),80,/○44~48,/★403
テスタール、アラン.Alain Testart.『新不平等起源論』,50^473,65,/○48
哲学,323
デモクラシー,154(民主政(-)),172#-3
デューリング,★323(エンゲルス『反-論』)
デュルケム,デュルケーム(エミール・).Durkheim, 『社会学講義』(75)^476@,/★2(『自殺論』,★集合表象),★31,★72,★397
デリダ.Derrida,Jacques, 「新しいインターナショナリズム」(『マルクスの亡霊』?),ix,/★30(『マルクスの亡霊たち』),★310
デロス同盟,○87~8,○152
テンニース.Ferdinand Tönnies,394
天皇,○193,○214,○253(-制ファシズム)
“天皇制ファシズム”,,○253,/★7
「天命」,○126,○171#,○223
ドイツ,405
『ドイツ・イデオロギー』,xvi,23@@-24@@,26,380@^498,/ (→マルクス)
『ドイツ農民戦争』,★ (→エンゲルス)
唐(帝国),○119~124,○126~7,○129,○133,○139,○212~3,○218~23,○226~7
統一新羅,○225~6
同一性,315,428(文化的-)
等価形態,141
動機,149(身分-,利潤-,利得的な-)
投機,146(-的(speculative)),147(思弁的),302
道教,232~3,/○117~8,○120,/★181
統合失調症,xiii
鄧小平,○10,○171
統整的理念,xiii,350
道徳,xv(-的次元),13,191(-感情),323(-感情)
董仲舒,○112~3,○159
『東方見聞録』,○130 (→マルコ・ポーロ)
ドゥルーズ,○62(-&ガタリ),/★310,
『千のプラトー』(1980年),○62
東洋的 (→アジア的)
トーテミズム,★87,★163
トーテム,★ (→フロイト『トーテムとタブー』)
徳川家康,○246~9,○251
徳川時代,186
徳川幕府,230,/○214,○246,○248,○251~2
吐蕃(とばん)帝国,○212(チベット)
トックヴィル(トクヴィル),(文庫版,181)
ドッブ.Dobb,Morris.『封建制から資本主義への移行』,(237)^490,(289-290)^493
豊臣秀吉,○223,○245,○254
『トランスクリティーク』,○18 (→柄谷行人)
トランスナショナル
トルコ共和国,○155
トロツキー.Leon,Trotsky.『裏切られた革命』,377@,/★307,★345
トンプソン(ウィリアム・).Thompson.William.『労働報酬論』,364^497
内藤湖南,○121,○127
ナイル川,○102,/★403(-河)
ナショナリズム,393,/○190~,/★238,★313,★405
ナチス,391,392,/○163(ナチ)
ナチズム,391,392,/★6,★292,★310,★382,★413(反-)
ナポレオン(ボナパルト).Bonaparte,Charles Louis-Napole'on,○172,○193
南宋,○121,○123
難波紘二(『誰がアレクサンドロスを殺したのか?』),○93
ナンビクワラ族,○44,○50
ニーダム、ジョゼフ.Joseph Terence Montgomery Needham,『文明の滴定』,(244)^491@,/○126
ニーチェ.Nietzsche,Friedrich Wilhelm,
(13『道徳の系譜』),(121「遠近法的倒錯」),(190),191@^487,195@^488,(318),/○35,/★84@(『道徳の系譜』),★85@,★149@,
『道徳の系譜』,(13),(190), 191@^487,195@^488,(318),/○35,/★84@,★85@,★149@ (→遠近法的倒錯)
西田幾多郎,○193,/★413
西田正規,67^474,/○54~5,
『人類史のなかの定住革命』,67^474,/○55
西ローマ帝国,/○84,○93~4,○96,○99~100,○125,○174,○238~9
二重道徳,151~2^484
日本,161,185-7,230,340,376(明治-),392,405
新渡戸稲造,○238,
『武士道』,○238
ニュートン,★50(『自然哲学の自然的諸原理』)
ニューヨーク,241,/○147
ヌルハチ,○246
ネーション,5,41,311,/○11~,○27~,○84~,○154(国民(-),「新オスマン人」) ,/★238,★239,★291,★346
ネグリ(・アントニオ).Antonio Negri,&ハート.Michael Hardt,/○84,
『帝国』,422,423-424@^500,
『マルチチュード』,456-7@@@@^501
ネットワーク,259
農業,29(循環型の-)
農奴制,181
野呂栄太郎,○214(講座派)
ノマド、ノマドロジー,/○59~62,○60(ノマド(遊牧民))
ハーバーマス.Habermas,xvii
バーリーとミーンズ.Adolf Berle and Gardiner Means,(『近代株式会社と私有財産』?),298
ハーン,/○124,○125,○129,○137
ハイデガー.Heidegger,Martin,392,/★405
ハウ,76,/★333
バウアー(オットー・),/○163~4
『民族問題と社会民主主義』(原著1907年,邦訳御茶ノ水書房)/○163
バウアー(ブルーノ・),★317,★367,★368,★369,★413『暴かれたキリスト教』)
バウムガルテン.Baumgarten,Alexander Gottlieb,『美学』328
パウロ.the Apostle Paul,/○94
バクーニン、ミハイル.Bakunin,Mikhail,「国際革命結社の諸原理と組織」(『バクーニン著作集5』)442@^500,/○194
バグダード,/○131
ハスケル(ジョナサン・),★408(『無形資産が経済を支配する』→共著者ウェストレイク)
バスコ・ダ・ガマ,/○141(ポルトガル(-),15C末)
バスパ文字,/○212,232
ハチソン.Francis Hutcheson,323
バッハオーフェン.Johann Jakob Bachofen,66
バトゥー・ハーン,/○136
バビロニア,137
バビロン捕囚,212
浜下武志,/○140
『朝貢システムと近代アジア』/○140
ハムラビ王,★147~,★162,★147@(『ハンムラビ法典』[:71,72])
『ハムラビ法典』,102,111,(151)^483,/★147@(『ハンムラビ法典』,『古代オリエント資料集成1』より[:71,72])
パリ・コンミューン,371,381,432,/○33,○37,/★237,★316
パルヴス(アレクサンドル・),★409
バルト(カール・),★379-384,★379@@(「イエス・キリストと社会運動」),★413,
「イエス・キリストと社会運動」『教会と国家1』,★378~376@,★379@@[:29,★13,★20]
ハワイ,★123
幇(ぱん),/○118
バンヴェニスト(エミール・),★332
ハングル,/○230,○232~4
バンド,47-,/○22,○42~4,○46~7,○50,○53,○56~7
バンド社会,69
ハンムラビ法典,★ →ハムラビ王
ピーツ(ウィリアム・)William Pietz,★27(『フェティシュとは何か──その問いの系譜』杉本隆史訳、以文社、二〇一八年、The Problem of The Fetish)
東ローマ帝国[ビザンツ],113,220,/○84,○93,○135~6,○141,○175
ビザンツ,113,220 (→東ローマ帝国)
ビスマルク.Bismarck,383
ビネー(アルフレッド・),★29(『性的精神病理』)
ヒルファーディング、ルドルフ.Rudolf Hilferding,298,/○183~4
『金融資本論』298,/○183
ピレンヌ(アンリ・),/○141
『ヨーロッパ世界の誕生』/○141
広西元信『資本論の誤訳』(367)^497,498
廣松渉,★413
白蓮教,/○118,○224
ヒューム,/○195~6
平等,15,70(不-,-主義),83(-主義),352-
漂泊的バンド社会,48
ヒンドゥー教,229,/○138
ファース(レイモンド・),★73,★74(Economics of the New Zealand Maori by Firth, Raymond )
ファシズム,390,391-3,408,/○216(天皇制-),253(--),/★6,★7(“天皇制-”),★292,★320,★409
ファリントン,★53(『ギリシア人の科学』上)
フィヒテ.Fichte,「ドイツ国民に告ぐ」(ルナン他『国民とは何か』所収)331-332@^495,333@@^495
フィレンツェ,182
フーコー.Foucault,Michel,
259,/★248~249@(『狂気の歴史』),★249~250@(『監獄の誕生』),★250@(『フーコー・コレクション』4),★251@(『-』),★252~3@(『-』),★310,
『狂気の歴史』,★248~249@,
『監獄の誕生』,★249~250@,
『フーコー・コレクション』4,★250@,★251@,★252~3@
ブーバー,Martin Buber.『我と汝』77,78@@^477,359,/★152
フーリエ.Francois Marie Charles Fourier,(445) ,/★394
フェティシズム,★76,★77(-(物神)),★398
フォイエルバッハ,★358,★413
フクヤマ(フランシス・),vi^467 (「歴史の終り」),(397),/○9~11,/★30,★311
フォイエルバッハ.Feuerbach,Ludwig,359
フォーディズム,284
フォスター.John Bellamy Foster,『マルクスのエコロジー』(29)^472
フス,★239,★366(-(チェコ))
仏教,226-,/○75,○118,○120~1(会昌の廃仏,845年),○123,○140,○218(北魏)
物質代謝,25,28,31,/★35
ブッシュマン,/○43(カラハリ砂漠)
物象化,★325,★375
物神,★47,★57,★59,★94,★262(力),★325(神「-」),★375
ブッダ.Budda,203,/★183~187
武帝,232(漢,三代目皇帝-(七代目の間違い?)),/○111~3,○171
不平等,/○48 (→テスタール,ルソー)
フビライ・ハーン,/○124~5,○128,○130,○135
普遍宗教,188-233,189,194,195,198,225
ブラシャド、ヴィジャイ,/○155,○157(『褐色の世界史』)
ブラジル,/○44
プラトン.Plato,★329
ブラン (ルイ・).Blanc,Louis,353-354
ブランキ.Louis Auguste Blanqui,362,/★307
フランク、アンドレ・グンター.Frank,Andre Gunder,243,(308),/○142@,○143~4@,○145
『リオリエント』243,(308),/○142@143~4@
フランクフルト学派,262
フランス,405
フランス革命,132,/○12,○32,○193
フランチェスカ,★229
ブルーノ(ジョルダーノ・),★54
ブルートゥス,414
プルードン.Proudhon,Pierre Joseph,
26,127(?),285(集合力),354,364(『所有とは何か』?),367-372,425,(445),/○17,○23,○195,/★34,★188,★263,★272,★299,★324,★325(『経済的諸矛盾の体系』),★357~358,★394,
「マルクスへの手紙」(『プルードン・セレクション』?),361@^497
ブルーム(アラン・),○10
ブルジョア,247(-社会),256(-社会),389(-革命)
ブルジョアジー,389
フレーザー(ジェームズ・),★118(『金枝篇』)
フロイト.Freud,Sigmund,
xvi,173,218,346,(393),414,455,/○17,○35,○37~8,○55~7,○203~6,/★vii,★3~4@,★7,★31,★82~84,★83@,★86(『トーテムとタブー』),★86~95,★88@,★89@,★91@,★92@,★94@,★155-157,★385~387,★386@,★392,
『快感原則の彼岸』,○204,/★89@,★90,★386@,
「自我とエス」,346 (「マゾヒズムの経済的問題」?),/○204,/★90,★93~94@,
『モーセと一神教』(『モーセという男と一神教』), (xvi),82@^477,(83)^478@,(83)^478@,173, 209-210,414,/○38,/★83@,★93, →「(抑圧されたものの)回帰」
『トーテムとタブー』(77)^477@,81,209-210,218,/○55,○203,/★82,★86,★87,★93,
『夢判断』,262,/○204~5,/★89,★90,
『精神分析入門 続』,263@264@^491, /,★3~4@(「続・精神分析入門講義』),
「戦争と死に関する時評」,★88@,
「ユーモア」,★91@[③:408],★
「文化の中の居心地悪さ」,(455^501) (「文化への不満」?) ,/★92@@ブロス(ド・),★27(『フェティシュ諸神の崇拝』),★28,★47
ブローデル.Braudel,Fernand,『物質文明・経済・資本主義(交換のはたらき:誤、世界時間:正)1』(37)^473,(239)^490@,240^491,/○82~3,○.94,○144,○147@,○212,○238
『物質文明・経済・資本主義』(37)^473,(239)^490@,240^491,/○147@
ブロック(マルク・).Marc Léopold Benjamin Bloch,
186@^486(『封建社会2』),/○238,○242@(下巻:日本),/★406(『王の奇跡』),
『封建社会』,186@^486,/○242@,
『王の奇跡』,★406,
ブロック(モーリス・).Maurice Bloch,『マルクス主義と人類学』(法政大学出版局)66,67@^474,/★411
ブロッホ(エルンスト・).Ernest Bloch,
xiv@^467(『希望の原理』[:21]),211^489,/○34~9,/★xi,★377~387,★377(『ユートピアの精神』『革命の神学者トマス・ミュンツァー』),★380@『この時代の遺産』,★382@『希望の原理』[:25],★383@『キリスト教の中の無神論』[:xviii],
『希望の原理』xiv^467,211^489,/○35,○37,/★382@[:25],
『この時代の遺産』391^499,/★380@
プロレタリア,182,256(-(労働力商品)),362-3(-独裁),364,439
プロレタリアート,33(図),141,366
プロレタリイ,176(-(土地を失った市民)),177
文化,○103,○112,/★91,92,122,222
文学,6,329,/★197,328(人文学)
分業,89(「-と協業」)
文明,○103,○112
ペイシストラトス.Peisistratos,171-2
ベイリー(サムエル・).Bailey,Samuel,
平和,60(-状態),73,/○187~8,○206,○208~9(平和-)
ヘーゲル.Hegel,Georg,
v-,24(-派),/○9~10,○12~4,○16,○18~9,○28,○30~4,○39,○187~8,○200,○208,/★16,★17~18@(『-哲学史講義』),★192@,★196@,★268,★286(『精神現象学』),★407(『論理学』),
『法の哲学』,(xi,3,17,322,334,335) ,(『法権利の哲学』257^491,453@^501),/○12~4,○16,○30,○187,
『歴史哲学』,(33),414@,(11)^469@@,
『世界史の哲学講義』(『歴史哲学』別バージョン),★192@,★196@,
『ヘーゲル哲学史講義』,★16,★17~18@,
『精神現象学』,(119),/★286,
『論理学』,★14,★268,★407
ベーコン(フランシス・),★197@(『ノヴム・オルガヌム』)
ヘゲモニー,404,419,/○178~(-国家),/○181(図)
ヘゲモニー国家[ヘゲモン],/○145,○148~9,○152,○172,○178~89,○208
ヘス(モーゼス・).Hess,Moses,
25@@^470-471@ (「貨幣体論」『初期社会主義論集』),/○24,/★10~13,★35,★356,★397
ヘッケル(エルンスト),★399
ベトナム,○212~3,○215,○218~21,○226,○232~4,○239,/★405
ベネディクトゥス,★226
ヘブライ語聖書,★404
ベラーズ(ジョン).Bellers, John,343
ヘラクレイトス.Heraculitus,
ペリクレス.Perikles,
ベル(ダニエル・),★296
ペルシア(帝国),○74~5,○82~3,○87~92,○99,○101~2,○107,○109,○115,○146,○151,○230
ヘルダー.Herder,Johann Gottfried,『言語起源論』(331)^495@
ベルンシュタイン.Bernstein,Edouard,384,385
ヘレニズム帝国,○86,○92,○99,○101,○115,○146
ヘロドトス.Herodotus,153@^484(『歴史』),174,/○89~90@,○90@,○101,○115
『歴史』,○89~90@,○90@,○101
ベンサム(ジェレミー・),★249
弁証法,335(-的記述:ヘーゲル),/○19(唯物-,自然-:エンゲルス)
ヘンスラー(オルトヴィン,オットー・),(文庫版,208^522『アジール-その歴史と諸形態』),/★160(『アジール』) (→アジール)
ベンヤミン,★xi,★377 (『暴力批判論』),★383,★384@(『暴力批判論』),★385
ヘンリー八世,○175,○223,/★335,★336
ボイコット,440(-には二通り)
ボイス(メアリー・),★166@(『ゾロアスター教』[:75]),★167~168@『-』[:158])
法,○107,/★
法家,○105~12,/★
封,○107,○247
封建,41(-領主),289(-的生産様式)
封建制,36,180(レーエン-,従士制的-),240,/○107,○237~52(日本の-),○238,○242
北条泰時,/○228(貞永式目,1232年),○242
暴力,20(実力(-)),101(-の独占)
暴力装置,258-9,/★6
『暴力について』,470
ボエシ(エティエンヌ・ド・ラ・),★102@(『自発的隷従論』),★125
ボードリヤール.Jean Baudrillard,『生産の鏡』(8)^468@
ボーム(クリストファー・),★61@(『モラルの起源』),★62@
ポーランド,385(-人)
ポーロ(マルコ・),/○130(『東方見聞録』),/★402(『東方見聞録』)
ホカート(A・M・),★119@(『王権』),★120@@,★406
北魏,/○116,○119~20,○217,○218(仏教),○224,○227
墨子,★151,★181(『墨家十論』),★182
北宋,/○121
ポストモダン,351(ポストモダニスト)
ボダン(ジャン・).Jean Bodin,『主権国家論』248^491,/○176
ホッブズ.Hobbes,Thomas,
98@^479@~480@(『リヴァイアサン』),99@,100@,(106@),(132),251,(327),/○60,○69@~72,○160,○176,○187~9,○208,/★vii,★31,★48,★99,★101@[:①37]),★102,★104,★106,★110~111@[:①212~213],★112,★115,★272,★273,★281,★282,★284,★285,★400@[:①32],★404,★407@[:②],
『リヴァイアサン』,98@^479@~480@,99@,100@,(106@),(132),251,(327),/○69@,○176,/★101@ [:①37],★102,★104,★106,★110~111@[:①212~213],★400@[:①32], 407@[:②]
ポトラッチ,55,61
ボナパルト(ルイ・).Bonaparte,Louis,263~6,413~,
ホブズボーム,★213@(『共同体の経済構造』),★218@
ホブソン、ジョン・アトキンソン,/○183~4
『帝国主義論』/○183
ポランニー(カール・).Polanyi,Karl,『人間の経済』10^468,136,148^483,/○25,○83,○146,/★140(『人間の経済』),★144@,★402
『経済と文明』(11)^469,
『経済の文明史』137@^481,139@,295@(自己調整的システム「自己調整的市場と擬制商品」)
『人間の経済』10^468,136,148^483,/○83(-2) ,/★140,★144@,★402
ボルタ(ジャンバッティスタ・デッラ・),★399(『自然魔術』)
ポルトガル,307(-のワイン)
ボロメオの環,42,330
マーティン(フェリックス),★401(『21世紀の貨幣論』)
マキャベリ,○189
マクルーハン,★294(『人間拡張の原理』),★295,★296
マケドニア,○91,○146(遊牧民国家(-))
マッカーサー,○253
マッハ(エルンスト・),★50
マニュファクチャー,289~292
マフムト二世,○153(トルコ,1808年即位)
マホメット.Muhammad,○132,○141 (→ムハンマド)
マムルーク,○79
マリノフスキー(ブロニスワフ・).Malinowski,Bronislaw Kasper,57(『西太平洋の遠洋航海者』),/○50,/★133(『西大西洋の遠洋航海者』),
『西太平洋の遠洋航海者』,57,/★133
マルクス(カール・).Marx,Karl,
244,403-407,445,
/○9,○14~6@,16~24,○29~34,○36~7@,○39,○42~3,○52,○58~9,○65~70,○67@@,
○67~8@,○76,○80~1,○119,○140~1@,○162,○164,○179,○181~2,○194~5,○215@~6,○218,○238,
/★vi,★ix,★x,★1~16(9~10@,★12@,★14@,★14~15@),★19~39(★19@,21@,★22@,★24~25@,
★26@,★38~39@),★45~46@,★69@,★193~194@,★244@,★247@,★285@,★297@@,
★343@,★351@,★376,★377,★378,★380,★387,★388,★389,★391,★393,★396,★397@,
★ 398,★405~415,
『経済学・哲学草稿』,26,
『経済学批判』,5@^467,135@,○14~7@(序言),/○14~6@,○33@,
/★9~10@,★69@,★193~194@,★397@,★[:13~15,★14,★328~329,★15],
『ゴータ綱領批判』,30@,372@^497,/★283~284@(x共産党宣言),
「資本制生産に先行する諸形態」,32,/★79~80@[:②119], ★218,
『資本論』,
9@~,/○19,○21~2,○29,○43,,○59,○67@,○67~8@,○69,○80@,○119@,○140~1@,○182,○216,
/★19@,★94,★247@,★275,★278,
『資本論 第一巻』,
9@,17,19@,21@,29@,29@^472,109@(=115@,120@),123@^481,129@^481,
140@,130@^481,131@^481,134@^481,136@(129,136,244),142@^483,143@^483,199@^488,
238@^490,244@(=129,136),256^491,276@^492,277(自由)@,279@^492,289,etc,
/○59,○67@,○67~8@,○140~1@,/★14@,★22@,★79@,★95@,★247@,★351@,
『資本論 第二巻』,284@^492,297@^493etc,/★297@@,★316,★341,
『資本論 第三巻』,(28)^471-472@,126@^481,129^492,146@^483,151@^483,
238@^490,(289)^493@,289@^493,369@,(377),etc,
/★38~39@,★244@,★271@,
『資本論草稿集』,283~284@[:②35],/★79~80@[:②119],★257@@[:②35,34],
『共産党宣言』,
265,360,(露語版序文,396@^499),
/★262,★263@[:39],(★283~284誤出典),★343@[:#19:288],
『ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日』,
261,263@^491,264@^492,265@^492,265@^492,413@^500,414,(415),
「モーガン『古代社会』摘要」(全集補4),
70^475@,169@^484,
/★32(『古代社会ノート』),★349[:#補④:336],★350@[:④352~353,上163~164,2:4],
「ヴェ・イ・ザスーリチへの手紙」(全集19),
395@^499@,/★(343)@ (「ザスーリチへの手紙」[:#19:239]),
『ドイツ・イデオロギー』,
xvi,23@@-24@@,26,380@^498,/○33,○194,○215@~6,
/★12@@@@[:合同34,151,81,130],★33@[:旧旧岩波48], ],★35~36@[:合同30],★262,★285@[:合同71~72],★344@,★380~381,
「共産主義者同盟中央委員会会議議事録」(全集8),386-387@^499,
「国際労働者協会設立宣言」(全集16),371@^497,
「フランスにおける内乱」,371@^497,○33@,○36~7@,
「個々の問題についての暫定中央評議会代議員への指示」(全集16),375@^498,
「書簡」(1881.2ニューウェンホイス宛),(379)^498@,
「木材窃盗」事件,★410,
『聖家族』,★413
マルクス主義(者),○10,○13~4,○17,○19,○22,○24,○34~5,○52,○66,○76,○82,○162~4,166~70,○194,○214~7,○253
マルチチュード.(→ネグリ)
マルドニオス,○90(ヘロドトス)
丸山眞男,○216,★7
マン(マイケル・).Michael Mann,『ソーシャルパワー1』117^481@,★142@(『ソーシャル・パワー』),★399
満州(人,族),○114,○139~40,○158,○162,○169,○246
マンフォード(ルイス・).Lewis Mumford,『機械の神話』90^478,★227~228@(『機械の神話』)
万葉仮名,○231~3,○236
『万葉集』,○231
未開社会,○42,○54~6,○70
水林彪,○224~5
『天皇制史論』,○225
密集戦法,172
宮崎市定(「東洋のルネッサンスと西洋のルネッサンス」『中国文明論集』),/○121
ミュンツァー(トーマス,トマス・).Mu"ntzer,Thomas,223-4,★34,★324,★358,★359,★362
ミル(ジョン・スチュアート).(J・S・).Mill,John Stuart,89,366,
『経済学原理』(第四部?第七章),(370)^497
ミルズ(ライト・).Charles Wright Mills,『ホワイト・カラー』268
明(王朝),/○118,○139,○162,○224,○227,○245~6,○254
民主主義 (→デモクラシー)
民族,/○161~7(-問題)
「民族自決」,/○155,○162~4
無為(自然),231,○111,○43,○171 →レッセフェール
無意識,/○37
ムガール帝国,249,/○124,○128~9,○137~8,○149,○177,○184
ムハンマド.Muhammad,227,/○131(マホメット(ムハマド))(神義論),○132(マホメット),○141(マホメット)
紫式部,○235~7,
『源氏物語』,○235~6,○237@,
『紫式部日記』,○237@
明治維新(1868年),○157
盟約共同体,95
メガビュゾス,○90(ヘロドトス)
メソポタミア,136,306,/○104,/★
モア(トマス・),★326~,★329@(『ユートピア』),★331@,★332@,★335,★336@,
『ユートピア』,★329@,★331@,★336@ ,★[:31,★130,★219]
孟子.Mencije,231,/○104,○110,○116~7,○119,○217,○224
毛沢東.Mao Zedong,(233)^490,388,445,/○118,○168~71
モーガン(ルイス・).Lewis Henry Morgan,『古代社会』(53,66,394),★29,★32~33@,★33,★195,★316,★411,
『古代社会』,★32~33@[:下390],★107@[:上150],★195,★200[:上164],★350@[:④352~353,上163~164,2:4],★352[:下390]モーゲンソー、ハンス,/○82
モース(マルセル・).Mauss,Marcel,『社会学と人類学』(=『贈与論』),
19@^470,53,73-75,(79)^477@,145@^483,
/○20,○42,○45~6,
/★vi,★28,★31,★46,★64,★71~78,★72@,★82,★95@,★132@,★333,
『贈与論』(= 『社会学と人類学』), 19@^470,(79)^477@,145@^483,モーセ.Moses,205-212,★162,★167
『モーセという男と一神教』(xvi),82@^477,(83)^478@,(83)^478@,173,209-210(モーセと一神教),414 (→フロイト)
モスクワ公国,○136
本居宣長,○236
モナド、モナドロジー,○62,○160,○190,○193
物語,○234~5
モリス.William Morris,(321)^494
モルガン (→ モーガン)
モルトマン(ユルゲン・),★383(『希望の神学』)
モンゴル(帝国),158~9,163~5,/○73,○77,○115,○122,○124~33,○135~9,○142,○151
モンテーニュ,★96,★97,★411(『エセー』),★412@(『エセー』)
モンテスキュー.Montesquieu,(『法の精神』),42,109,132,251,○54
門閥支配,172
屋形禎亮,★402(『人類の起源と古代オリエント』)
ヤノマミ族,○51
柳田国男,○62,○63(柄谷『遊動論』),/★79,★415
山鹿素行,○250
山田勝芳,『貨幣の中国古代史』(138)^482
ヤマト,○219~22,○222(飛鳥浄御原令,689年.則天武后に使者,702年)
山人(やまびと,さんじん),/62~3
山本常朝,○250,
『葉隠』,○250
山本義隆,★51@(『磁力と重力の発見』3)
耶律阿保機(契丹),○122
唯物論的,○9
友愛,353
遊牧民,○38,○47,○59~63,○74,○77,○80,○86,○91~2,○101,○118~27,○129,○139,○146,○212,○217,○222,○224,○227,○240
遊動性,63,69,70
遊動的バンド,48-49(-社会),76,80,83
幽霊,★263
ユートピア,★232,★326~,★329,★331 →モア
ユダ王国,206
ユダヤ教,204,205,/○95,○98~9,○120,○131,○190
ユダヤ人,207,489
「ユダヤ人問題」,○156
ユダヤ民族,204,205,489
揚棄,368,427,/○17,○33,○157,○159,○194~5,○197 (→止揚)
煬帝,○123,○221
抑圧されたものの回帰,83,173,346,393,414 (→回帰、フロイト)
預言者,200(倫理的-,200-,203-/模範的-,200)
予言者(占い師),200
吉本隆明,○216(「共同幻想」) ,/★7
ライトゥルギー,178(賦役貢納(-)国家)
ライヒ(ウィルヘルム・).Reich,Wilhelm,『ファシズムの大衆心理』262
ライプニッツ,○62,○103,○114@(「最新中国情報」著作集10),○143,○160(「最近の中国事情」「中国自然神学論」),○161,○189~1,○193,○195~7,/★50
ラエルティオス,○93 (『ギリシア哲学者列伝』)
ラカン,○63,★7
ラスキン.Ruskin,John,(321)^494
良知力,★412@(『マルクスと批判者群像』)
ラテン・アメリカ,271
ラテン語,314,/○75,○229~30,○234
ラボック(ジョン・),★29(『文明の起源と人類の原始状態』)
ランゲ(オスカル・),★301
リーチ(エドマンド・),★121(『高地ビルマの政治体系』)
リービッヒ(ユスタス・).Lebig,Freiherr Justusvon,29,★37
「リヴァイアサン」,131- (→ホッブズ)
リカード.Ricardo,David,127,307,403,/○22~3
『経済学および課税の原理』(307),403
リサイクル (→物質代謝)
利子,146
利潤,260,269(自己増殖(-の最大化)),272,273,285(増加分(-))
理性.453-456(-の狡知)
李朝,○246
リフキン(ジェレミー・),★314
琉球,○141
輪番制,172
リントン(マイケル・),★414
ルーズベルト(フランクリン・),★309
ルカーチ.Lukacs,Gyorgy,『歴史と階級意識』(433)^500@,/★47(『歴史と階級意識』),★76,★377
ルクセンブルク(ローザ・).Luxemburg,Rosa,385,/○164
ル=ゴフ(ジャック・),★220@(『ヨーロッパは中世に誕生したのか?』)
ルソー(ジャン=ジャック・).Rousseau,Jean Jacques,『人間不平等起源論』97@^479,104@^480,/○189,○191~2,○196
『言語起源論』(331),
『社会契約論』
ルター(ルッター.Luther,Martin(マーティン・)),(314)^493,/○230,○234,/★230,★239
ルネッサンス,274/○128,○141
レーニン.Lenin,Vladimir,433,/○82,○165~6(「民族自決権について」),○179,○181,○184(『帝国主義』岩波文庫),○185,/★345(『プロレタリア革命と背教者カウツキー』)
レーマー(トーマス・),★402(『ヤバい神』),★414(『-』)
レヴィ=ストロース.L'evi-Strauss,Claude,
○44,○49,○50@,○51,★84(『親族の基本構造』),★96~7@(『悲しき熱帯』),
『悲しき熱帯』,○44~5@,★96~7@,
『親族の基本構造』,69@^474,71@^474,77@^477,/○44~5@(『悲しき熱帯』),/○50@,/★84,
「マルセル・モース論への序論」(『社会学と人類学1』),74@^475
歴史の終焉,/○9~14 →フクヤマ(フランシス・)
レッセフェール,/○111,○143,○171
レンフルー.Colin Renfrew,『先史時代と心の進化』(50)^473
老子,Lao Zi,111,231,/○104~6,○111~2,○117,○143,○171,/★151,★181,★183
『老子道徳経』(『老子』),○104~6
労働,89-91,299-(-力の商品化)
労働力,306
ローマ教会,○84,○94,○99~100,○136,○174,○239
ローマ帝国,
○21,○74~5,○82~3,○86~7,○89,○92~4,○97,○99~101,○109,○113,○115,○146,○150,○172,○175,○229
ロシア,393-6,406(-革命),428,/★342,★376(-革命)
ロシア革命,○124,○128,○135~6,○153,○162~6,/★376(-革命)
ロジスティクス(兵站),241
ロック.John Locke,『市民政府論』,251(名誉革命,立憲君主制),(252),409,/○179
「ロッチデール原則」,368
ロールズ.Rawls,John,『正義論』,397-398@^499,
『万民の法』,460,
『公正としての正義』,460
ロマン主義,306,320,394
ロマン派,321,323,330,334
ロンドン,241,/○147
和歌,○234~6
ワルドー,223
ワルラス,★262,★299,★300,
『経済学と正義、プルードンの経済学説の批判的検討と反論』[1860年],★299
湾岸戦争,422
王建(ワンゴン),○226
『神の国』,205@[:①273],207@[:⑤45~47]
アコーラ,327,335(-島)エラスムス,331(「痴愚神」),328(『痴愚神礼讃』)
家族,13,46,57,63~
貨幣,528(-の「力」),131(-と国家)クライン,73
クラ交易,133,134,140
クラストル,124(「国家に抗する社会」),159 (『国家に抗する社会』)始皇帝.Qin Shi Huang,137,151,181,181,214
文化,91,92,122,222
文学,197,328(人文学)
ヘーゲル,16,17~18@(『-哲学史講義』),192@,196@,268,286(『精神現象学』),407(『論理学』)ホッブズ.Hobbes,Thomas,
vii,31,48,99,101@[:①37]),102,104,106,110~111@[:①212~213],112,115,272,273,281,282,284,285,400@[:①32],400@[:①32], 404,407@[:②],
『リヴァイアサン』,101@ [:①37],102,104,106,110~111@[:①212~213], 400@[:①32],404,407@[:②]
ホブズボーム,213@(『共同体の経済構造』),218@
「モーガン『古代社会』摘要」(全集補4),32,349[:#補④:336]
「ザスーリチへの手紙」,(343)@[:#19:239],
65 Comments:
《重金主義は本質的にカソリック的であり、信用主義は本質的にプロテスタント的で
ある。……しかし、プロテスタント教がカソリック教の基礎から解放されていないよう
に、信用主義も重金主義の基礎からは解放されていない。》
(『資本論』3:5:35、チカコー244頁2:3:④から孫引き)
しかし重金主義がカトリックだとしたら、信用主義は本来ならユダヤ教、旧約に対応する
のではないか? それは一人で見る幽霊とは違う。
むしろマクベスにおける魔女のようなものだ。
《『マクベス』だと、二人で魔女の予言を聞く。バンクォーとマクベスが二人で聞く。》
(柄谷行人「文学の〈外部〉」『柄谷行人対話篇2』より)
金属主義は信用主義に内包される。
危機において金属主義ではなく信用主義の方こそ抑圧されたものとして回帰する。
ところで柄谷が度々引用してきた以下の言葉、
《彼らはこのことを意識はしないが、そうやっているのだ》
(『資本論』1:1:1:4)チカコー247頁2:3:⑤
これはイエスの言葉の言い換えだそうだ(ルカによる福音書 23:34 新共同訳)。
ルカ伝は読んでいたがうっかりしていた。
《重金主義は本質的にカソリック的であり、信用主義は本質的にプロテスタント的で
ある。……しかし、プロテスタント教がカソリック教の基礎から解放されていないよう
に、信用主義も重金主義の基礎からは解放されていない。》
(『資本論』3:5:35、チカコー244頁2:3:④から孫引き)
しかし重金主義がカトリックだとしたら、信用主義はユダヤ教、旧約に対応する。
ゾンバルトは『ユダヤ人の経済生活』で無記名証券の起源が紀元前のユダヤ人にあると
「トビト書」を根拠に書いている。新教はユダヤ教への回帰である。
信用主義は幽霊とは違う。むしろマクベスにおける魔女のようなものだ。
《『マクベス』だと、二人で魔女の予言を聞く。バンクォーとマクベスが二人で聞く。》
(柄谷行人「文学の〈外部〉」『柄谷行人対話篇2』より)
https://i.imgur.com/Nrevaz7.jpg
(ちなみにトビト書では天使が活躍する)
https://i.imgur.com/9jxkADv.jpg
ジンメル、クナップ、F・マーティンが示したように金属主義は信用主義に内包される。
危機においては金属主義ではなく信用主義の方こそ抑圧されたものとして回帰する。
《重金主義は本質的にカソリック的であり、信用主義は本質的にプロテスタント的で
ある。……しかし、プロテスタント教がカソリック教の基礎から解放されていないよう
に、信用主義も重金主義の基礎からは解放されていない。》
(『資本論』3:5:35、チカコー244頁2:3:④から孫引き)
しかし重金主義がカトリックだとしたら、信用主義はユダヤ教、旧約に対応する。
ゾンバルトは『ユダヤ人の経済生活』で無記名証券の起源が紀元前のユダヤ人にあると
「トビト書」を根拠に書いている。新教はユダヤ教への回帰である。
信用主義は幽霊とは違う。むしろマクベスにおける魔女のようなものだ。
《『マクベス』だと、二人で魔女の予言を聞く。バンクォーとマクベスが二人で聞く。》
(柄谷行人「文学の〈外部〉」『柄谷行人対話篇2』より)
https://i.imgur.com/Nrevaz7.jpg
ちなみにトビト書では天使が活躍する。
https://i.imgur.com/9jxkADv.jpg
ジンメル、クナップ、インガム、F・マーティンが示したように金属主義は信用主義に
内包される。
危機においては金属主義ではなく信用主義の方こそ抑圧されたものとして回帰する。
《重金主義は本質的にカソリック的であり、信用主義は本質的にプロテスタント的で
ある。……しかし、プロテスタント教がカソリック教の基礎から解放されていないよう
に、信用主義も重金主義の基礎からは解放されていない。》
(『資本論』3:5:35、チカコー244頁2:3:④から孫引き)
しかし重金主義がカトリックだとしたら、信用主義はユダヤ教、旧約に対応する。
ゾンバルトは『ユダヤ人の経済生活』で無記名証券の起源が紀元前のユダヤ人にあると
「トビト書」を根拠に書いている。新教はユダヤ教への回帰である。
信用主義は幽霊とは違う。むしろマクベスにおける魔女のようなものだ。
《『マクベス』だと、二人で魔女の予言を聞く。バンクォーとマクベスが二人で聞く。》
(柄谷行人「文学の〈外部〉」『柄谷行人対話篇2』より)
https://i.imgur.com/Nrevaz7.jpg
ちなみにトビト書では天使が活躍する。
https://i.imgur.com/9jxkADv.jpg
ジンメル、クナップ、インガム、F・マーティンが示したように金属主義は信用主義に
内包される。
「危機」においては金属主義ではなく信用主義の方こそ、国家の姿を借りて抑圧された
ものとして回帰する。
《定理七三 理性に導かれる人間は、自己自身にのみ服従する孤独においてよりも、共同
の決定に従って生活する国家においていっそう自由である。》スピノザ『エチカ』4:73
《重金主義は本質的にカソリック的であり、信用主義は本質的にプロテスタント的で
ある。……しかし、プロテスタント教がカソリック教の基礎から解放されていないよう
に、信用主義も重金主義の基礎からは解放されていない。》
(『資本論』3:5:35、チカコー244頁2:3:④から孫引き)
しかし重金主義がカトリックだとしたら、信用主義はユダヤ教、旧約に対応する。
ゾンバルトは『ユダヤ人の経済生活』で無記名証券の起源が紀元前のユダヤ人にあると
「トビト書」を根拠に書いている。新教はユダヤ教への回帰である。
信用主義は幽霊とは違う。むしろマクベスにおける魔女のようなものだ。
《『マクベス』だと、二人で魔女の予言を聞く。バンクォーとマクベスが二人で聞く。》
(柄谷行人「文学の〈外部〉」『柄谷行人対話篇2』より)
https://i.imgur.com/Nrevaz7.jpg
ジンメル、クナップ、インガム、F・マーティンが示したように金属主義は信用主義に
内包される。
「危機」においては金属主義ではなく信用主義の方こそ、国家の姿を借りて抑圧された
ものとして回帰する。
《定理七三 理性に導かれる人間は、自己自身にのみ服従する孤独においてよりも、共同
の決定に従って生活する国家においていっそう自由である。》スピノザ『エチカ』4:73
《重金主義は本質的にカソリック的であり、信用主義は本質的にプロテスタント的で
ある。……しかし、プロテスタント教がカソリック教の基礎から解放されていないよう
に、信用主義も重金主義の基礎からは解放されていない。》
(『資本論』3:5:35、チカコー244頁2:3:④から孫引き)
しかし重金主義がカトリックだとしたら、信用主義はユダヤ教、旧約に対応する。
ゾンバルトは『ユダヤ人の経済生活』で無記名証券の起源が紀元前のユダヤ人にあると
「トビト書」を根拠に書いている。新教はユダヤ教への回帰である。
信用主義は幽霊とは違う。むしろマクベスにおける魔女のようなものだ。
《『マクベス』だと、二人で魔女の予言を聞く。バンクォーとマクベスが二人で聞く。》
(柄谷行人「文学の〈外部〉」『柄谷行人対話篇2』より)
https://i.imgur.com/Nrevaz7.jpg
ちなみにトビト書では天使が活躍する。
https://i.imgur.com/9jxkADv.jpg
ジンメル、クナップ、インガム、F・マーティンが示したように金属主義は信用主義に
内包される。
「危機」においては金属主義ではなく信用主義の方こそ、国家の姿を借りて抑圧された
ものとして回帰する。
(ヴェーバーはクナップを評価しつつもその国家主義を批判し、さらに『宗教社会学』
でゾンバルトを批判したが、無意識裏にドイツ的人格主義を前提にしていた。)
《定理七三 理性に導かれる人間は、自己自身にのみ服従する孤独においてよりも、共同
の決定に従って生活する国家においていっそう自由である。》
(.スピノザ『エチカ』4:73より)
《重金主義は本質的にカソリック的であり、信用主義は本質的にプロテスタント的で
ある。……しかし、プロテスタント教がカソリック教の基礎から解放されていないよう
に、信用主義も重金主義の基礎からは解放されていない。》
(『資本論』3:5:35、チカコー244頁2:3:④から孫引き)
しかし重金主義がカトリックだとしたら、信用主義はユダヤ教、旧約に対応する。
ゾンバルトは『ユダヤ人の経済生活』で無記名証券の起源が紀元前のユダヤ人にあると
「トビト書」を根拠に書いている。新教はユダヤ教への回帰である。
信用主義は幽霊とは違う。むしろマクベスにおける魔女のようなものだ。
《『マクベス』だと、二人で魔女の予言を聞く。バンクォーとマクベスが二人で聞く。》
(柄谷行人「文学の〈外部〉」『柄谷行人対話篇2』より)
https://i.imgur.com/Nrevaz7.jpg
ちなみにトビト書では天使が活躍する。
https://i.imgur.com/9jxkADv.jpg
ジンメル、クナップ、インガム、F・マーティンが示したように金属主義は信用主義に
内包される。
「危機」においては金属主義ではなく信用主義の方こそ、国家の姿を借りて抑圧された
ものとして回帰する。
(ヴェーバーはクナップを評価しつつもその国家主義を批判し、さらに『宗教社会学』
でゾンバルトを批判したが、無意識裏にドイツ的人格主義を前提にしていた。)
《定理七三 理性に導かれる人間は、自己自身にのみ服従する孤独においてよりも、共同
の決定に従って生活する国家においていっそう自由である。》
(.スピノザ『エチカ』4:73より)
《重金主義は本質的にカソリック的であり、信用主義は本質的にプロテスタント的で
ある。……しかし、プロテスタント教がカソリック教の基礎から解放されていないよう
に、信用主義も重金主義の基礎からは解放されていない。》
(『資本論』3:5:35、チカコー244頁2:3:④から孫引き。271頁3:1:④も参照。)
しかし重金主義がカトリックだとしたら、信用主義はユダヤ教、旧約に対応する。
ゾンバルトは『ユダヤ人の経済生活』で無記名証券の起源が紀元前のユダヤ人にあると
「トビト書」を根拠に書いている。新教はユダヤ教への回帰である。
信用主義は幽霊とは違う。むしろマクベスにおける魔女のようなものだ。
《『マクベス』だと、二人で魔女の予言を聞く。バンクォーとマクベスが二人で聞く。》
(柄谷行人「文学の〈外部〉」『柄谷行人対話篇2』より)
https://i.imgur.com/Nrevaz7.jpg
ちなみにトビト書では天使が活躍する。
https://i.imgur.com/9jxkADv.jpg
ジンメル、クナップ、インガム、F・マーティンが示したように金属主義は信用主義に
内包される。
「危機」においては金属主義ではなく信用主義の方こそ、国家の姿を借りて抑圧された
ものとして回帰する。
(ヴェーバーはクナップを評価しつつもその国家主義を批判し、さらに『宗教社会学』
でゾンバルトを批判したが、無意識裏にドイツ的人格主義を前提にしていた。)
《定理七三 理性に導かれる人間は、自己自身にのみ服従する孤独においてよりも、共同
の決定に従って生活する国家においていっそう自由である。》
(.スピノザ『エチカ』4:73より)
699 考える名無しさん[sage] 2022/12/28(水) 12:42:17.66 ID:0
評者: 柄谷行人 / 朝?新聞掲載:2018年09月29日
フェティッシュとは何か その問いの系譜
著者:ウィリアム・ピーツ
フェティッシュとは何か その問いの系譜 [著]ウィリアム・ピーツ
フェティシズムという概念は、フランスの思想家ド・ブロスが『フェティシュ諸神の崇拝』(1760年)
で定式化したもので、アフリカの住民の間で行われていた護符・呪物崇拝を意味していた。
アダム・スミス以来経済学者が商品の価値をその生産に要した労働から来ると考えたのに対して、
マルクスは『資本論』で、物の交換価値を、物に付着したフェティッシュ(霊の力)のようなものだと考えた。
そして、それが商品から貨幣・資本に発展する姿を、「精神」(霊)の発展を論じたヘーゲル哲学
に合わせて書いた。
しかし、以後、このフェティシズムが重視されなかったことにはいくつかの理由がある。
『資本論』第一巻初版(1867年)が刊行されてまもなく、エドワード・タイラーが『原始文化』
を刊行し、そこで提起したアニミズムという概念が支配的となった。さらに、アルフレッド・ビネーが
フェティシズムを性的倒錯の意味で使ったことも大きい。以来、フェティシズムはむしろ、
嘲笑的なジョークとして扱われてきたのである。マルクス主義者もルカーチ以後、
もっぱら物象化(人間と人間の関係が物と物の関係としてあらわれること)を論じ、
フェティシズムについては真面目に考えなかった。
本書が独自なのは、フェティシズムがいかに生じたかを理論的に考察するかわりに、
フェティッシュという言葉がいかに出現したかを歴史的に考察したことである。
〝フェティソ〟は、アフリカにあった言葉ではなく、ラテン語から作られた新造語であった。
そして、それは、十五世紀に、ポルトガルの商人がアフリカ人と交易したことから生じた。
彼らは、西洋人がガラクタと見なす物を得るために、アフリカ人がすすんで金を手放すのを見て、
驚きあきれて、それをフェティッシュと呼んだのである。以来、一六世紀から一七世紀に、
スペイン人、オランダ人が西アフリカに交易のために到来したが、その間にこの言葉が定着した。
さらに、ド・ブロスがそれを一般理論化し、キリスト教でいう偶像崇拝と区別して、
フェティシズムと呼んだ。
本書が示すのは、フェティシズムが、アフリカあるいは未開社会にあったものではなく、
それが西洋の商人資本主義と遭遇したときに見出されたということである。
著者によれば、それは「キリスト教封建制、アフリカの氏族制、そして商業資本家的社会システム」
という三角形の中で生まれた。思えば、フェティッシュという概念は、未開社会にあったというより、
近代の西洋人をかきたてた、商品・貨幣の物神崇拝から生まれたのである。
そして、それは今もますます、世界を席巻している。
◇
William Pietz 1951年生まれ。哲学博士。
米国各地の大学で講師を務めロサンゼルスの緑の党結成に尽力。
788 考える名無しさん[sage] 2023/01/01(日) 13:48:54.68 ID:0
朝日新聞デジタル記事
朝日賞のみなさん
2023年1月1日 5時00分
2022年度の朝日賞を受賞された方々の業績を紹介します。
朝日賞は学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげ、
日本の文化や社会の発展、向上に貢献した方々に朝日新聞文化財団から贈られます。
■「交換様式」、資本も国家も超えて 哲学者・批評家、柄谷行人さん(81)
世界を動かす根本原理とは何か。
「世界史の構造」(2010年)で、経済的な土台をなす「交換様式」を本格的に論じ、
探究を続けてきた。
昨秋刊行した「力と交換様式」では、交換様式がもたらす「霊的な力」に着目。
世界から争いや災厄が絶えない中、資本や国家を乗り越える未来の道について
一つの結論に到達した。
「徹底的に考え直した。前の本を完全に乗り越えたと思っています」
夏目漱石論で文芸批評家として出発したのは1969年。
「風景」や「内面」といった日本近代文学の装置そのものを問い直す鋭い論考は、
国内外で高く評価された。
ソ連が崩壊し、自由・民主主義の勝利がうたわれた90年代、
マルクスの「資本論」から交換様式を着想した。
資本や国家への対抗をめざす社会運動も実践してきた。
哲学者に転じたと言われるが、
自身の仕事を著書「マルクスその可能性の中心」になぞらえ、
「文芸批評の可能性の中心ですよ」と振り返る。
テキストの従来の読み方にとらわれず、その根底に迫る姿勢は一貫している。
「『力と交換様式』は文芸批評。古今東西、いろんなものを読んで考えた。
全ては文学といえば文学ですから」
(真田香菜子)
*
からたに・こうじん 1941年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業、
同大学大学院人文科学研究科英文学修士課程修了。
文芸批評から出発し、法政大学教授、イエール大学客員教授などを歴任。
2022年のバーグルエン哲学・文化賞を受賞。
87 考える名無しさん[sage] 2023/01/08(日) 19:49:42.45 ID:0
評者: 柄谷行人 / 朝?新聞掲載:2018年09月29日
フェティッシュとは何か その問いの系譜
著者:ウィリアム・ピーツ
フェティッシュとは何か その問いの系譜 [著]ウィリアム・ピーツ
フェティシズムという概念は、フランスの思想家ド・ブロスが『フェティシュ諸神の崇拝』(1760年)
で定式化したもので、アフリカの住民の間で行われていた護符・呪物崇拝を意味していた。
アダム・スミス以来経済学者が商品の価値をその生産に要した労働から来ると考えたのに対して、
マルクスは『資本論』で、物の交換価値を、物に付着したフェティッシュ(霊の力)のようなものだと考えた。
そして、それが商品から貨幣・資本に発展する姿を、「精神」(霊)の発展を論じたヘーゲル哲学
に合わせて書いた。
しかし、以後、このフェティシズムが重視されなかったことにはいくつかの理由がある。
『資本論』第一巻初版(1867年)が刊行されてまもなく、エドワード・タイラーが『原始文化』
を刊行し、そこで提起したアニミズムという概念が支配的となった。さらに、アルフレッド・ビネーが
フェティシズムを性的倒錯の意味で使ったことも大きい。以来、フェティシズムはむしろ、
嘲笑的なジョークとして扱われてきたのである。マルクス主義者もルカーチ以後、
もっぱら物象化(人間と人間の関係が物と物の関係としてあらわれること)を論じ、
フェティシズムについては真面目に考えなかった。
本書が独自なのは、フェティシズムがいかに生じたかを理論的に考察するかわりに、
フェティッシュという言葉がいかに出現したかを歴史的に考察したことである。
〝フェティソ〟は、アフリカにあった言葉ではなく、ラテン語から作られた新造語であった。
そして、それは、十五世紀に、ポルトガルの商人がアフリカ人と交易したことから生じた。
彼らは、西洋人がガラクタと見なす物を得るために、アフリカ人がすすんで金を手放すのを見て、
驚きあきれて、それをフェティッシュと呼んだのである。以来、一六世紀から一七世紀に、
スペイン人、オランダ人が西アフリカに交易のために到来したが、その間にこの言葉が定着した。
さらに、ド・ブロスがそれを一般理論化し、キリスト教でいう偶像崇拝と区別して、
フェティシズムと呼んだ。
本書が示すのは、フェティシズムが、アフリカあるいは未開社会にあったものではなく、
それが西洋の商人資本主義と遭遇したときに見出されたということである。
著者によれば、それは「キリスト教封建制、アフリカの氏族制、そして商業資本家的社会システム」
という三角形の中で生まれた。思えば、フェティッシュという概念は、未開社会にあったというより、
近代の西洋人をかきたてた、商品・貨幣の物神崇拝から生まれたのである。
そして、それは今もますます、世界を席巻している。
◇
William Pietz 1951年生まれ。哲学博士。
米国各地の大学で講師を務めロサンゼルスの緑の党結成に尽力。
233 考える名無しさん[sage] 2023/01/15(日) 20:32:28.33 ID:0
『文學界』2023年2月号では大澤真幸が「総資本」について触れていてさすがだと思った。
『世界史の構造』の方が詳しいが、柄谷は「総資本=国家」という考え方を資本論草稿
から展開して導いている(チカコー257,295,407頁)。
《「総資本」は、個別資本の集合なのではない。それは個別資本とは違って、
労働者の育成・訓練や福祉にも関与する。その意味で、総資本はむしろ国家と
いう形をとってあらわれる。》チカコー407頁
しかし「総資本=国家」という定理はどう考えてもマルクスからは生まれない考え方だ。
昔、大河内一男というマルクス主義者がこれを提示して他のマルクス主義者から批判された。実は種明かしをすると大河内は論敵のドイツ歴史学派から学んでいたのだ。
大河内の本にはリストやゾンバルトの名前がよく出てくる。
こうしたドイツ歴史学派の再評価は今日のMMT界隈に共通する流れだ。
MMTerもケインズだけ読んでいるわけではない。
ちなみに交換様式Bと交換様式Cの違いは、マネタリーベースとマネーストックの
違いに対応する。
交換様式論は信用貨幣論の理解を決定的にする最後の一撃なのだ。
ゴールドを手放さない為に国家は金兌換を停止したと柄谷が述べる時(朝日CCでの講義等)、
柄谷は「総資本」を再定義しつつ商品貨幣論から距離を置いている。
MMTerが述べるように商品貨幣論は信用貨幣論に包括される。
成田悠輔などの亜流にはこれが理解出来ない。
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\ `r'彡三ミミ-‐'´ ̄ _,. -‐'´
ヽjjリ',,`ヾゞ ト、〃/´
ヾi,へfjン' j
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| トミ 主 彡'/
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T_,、_,jヽ、rソ
lj ヽ !ノ ノ
《彼らはこのことを意識はしないが、そうやっているのだ》チカコー247,中央公論
《We are not aware of this, nevertheless we do it.》
Marx, Capital, vol. 1 in MECW, vol.35, 85.
Marx: Towards the Centre of Possibility by Kōjin Karatani
»Sie wissen das nicht, aber sie tun es. «
(Marx 1867 1:1:4, Karatani 2022 p.247)
»Jesus aber sprach: Vater, vergib ihnen sie wissen nicht, was sie tun! «
(Lukas 23:34)
ルカによる福音書23:34
《ファリサイ派の人々が、神の国はいつ来るのかと尋ねたので、イエスは答えて言われた。「神の国は、見える形では来ない。「ここにある」「あそこにある」と言えるものでもない。実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ」》(「ルカによる福音書」17: 20-21)
新共同訳
チカコー206
柄谷はマルコを重視するがルカも引用される
『文學界』2023年2月号では大澤真幸が「総資本」について触れていてさすがだと思った。
『世界史の構造』の方が詳しいが、柄谷は「総資本=国家」という考え方を資本論草稿
から展開して導いている(チカコー257,295,407頁)。
《「総資本」は、個別資本の集合なのではない。それは個別資本とは違って、
労働者の育成・訓練や福祉にも関与する。その意味で、総資本はむしろ国家と
いう形をとってあらわれる。》チカコー407頁
しかし「総資本=国家」という定理はどう考えてもマルクスからは生まれない考え方だ。
昔、大河内一男というマルクス主義者がこれを提示して他のマルクス主義者から批判された。実は種明かしをすると大河内は論敵のドイツ歴史学派から学んでいたのだ(マルクスがプルードンから学んだのと同じように)。
大河内の本にはリストやゾンバルトの名前がよく出てくる。
こうしたドイツ歴史学派の再評価は今日のMMT界隈に共通する流れだ。
MMTerもケインズだけ読んでいるわけではない。
ちなみに交換様式Bと交換様式Cの違いは、マネタリーベースとマネーストックの
違いに対応する。
交換様式論は信用貨幣論の理解を決定的にする最後の一撃なのだ。
ゴールドを手放さない為に国家は金兌換を停止したと柄谷が述べる時(朝日CCでの講義等)、
柄谷は「総資本」を再定義しつつ商品貨幣論から距離を置いている。
MMTerが述べるように商品貨幣論は信用貨幣論に包括される。
成田悠輔などの亜流にはこれが理解出来ない。
【フェチの】柄谷行人を解体する70【内在と超越】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1673013683/
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\ `r'彡三ミミ-‐'´ ̄ _,. -‐'´
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| トミ 主 彡'/
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/ノ、ノ_,∠-= イ
T_,、_,jヽ、rソ
lj ヽ !ノ ノ
《彼らはこのことを意識はしないが、そうやっているのだ》チカコー247,中央公論
《We are not aware of this, nevertheless we do it.》
Marx, Capital, vol. 1 in MECW, vol.35, 85.
Marx: Towards the Centre of Possibility by Kōjin Karatani
»Sie wissen das nicht, aber sie tun es. «
(Marx 1867 1:1:4, Karatani 2022 p.247)
»Jesus aber sprach: Vater, vergib ihnen sie wissen nicht, was sie tun! «
(Lukas 23:34)
ルカによる福音書23:34
《ファリサイ派の人々が、神の国はいつ来るのかと尋ねたので、イエスは答えて言われた。「神の国は、見える形では来ない。「ここにある」「あそこにある」と言えるものでもない。実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ」》(「ルカによる福音書」17: 20-21)
新共同訳
チカコー178,(206)
206
5 悲惨な歴史過程の末の到来
アウグスティヌスは「神の国」を、現実の国家とは別の次元にある天国としてのみ考えたのではなかった。つまり、神の国は、彼岸あるいは終末にあるだけではない。《神の国はあなたがたの間にあるのだ》(「ルカによる福音書」17: 21)。アウグスティヌスの考えでは、「地の国」と「神の国」が異なるのは、この世かあの世ということではない。前者が自己愛に立脚する社会であるのに対して、「神の国」は神への愛と隣人愛によって成立する社会だ、ということである。そして、この二つの「国」は重なり混じりあいながら、存在する。神の国は地の国に従属することもなければ、依存することもない。現実に諸国家(地の国)が存在するのだが、神の国は、それらと重なりあいながら存在し、それらに徐々に浸透していくのだ。
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。》世界史の構造
『文學界』2023年2月号では大澤真幸が「総資本」について触れていてさすがだと思った。
『世界史の構造』の方が詳しいが、柄谷は「総資本=国家」という考え方を資本論草稿
から展開して導いている(チカコー257,295,407頁)。
《「総資本」は、個別資本の集合なのではない。それは個別資本とは違って、
労働者の育成・訓練や福祉にも関与する。その意味で、総資本はむしろ国家と
いう形をとってあらわれる。》チカコー407頁
「合成の誤謬」を指摘しているが、「総資本=国家」という定理はどう考えても
マルクスからは生まれない考え方だ。
昔、大河内一男というマルクス主義者がこれを提示して他のマルクス主義者から批判された。実は種明かしをすると大河内は論敵のドイツ歴史学派から学んでいたのだ
(マルクスがプルードンから学んだのと同じように)。
大河内の本にはリストやゾンバルトの名前がよく出てくる。
こうしたドイツ歴史学派の再評価は今日のMMT界隈に共通する流れだ。
MMTerもケインズだけ読んでいるわけではない。
ちなみに交換様式Bと交換様式Cの違いは、マネタリーベースとマネーストックの
違いに対応する。
交換様式論は信用貨幣論の理解を決定的にする最後の一撃なのだ。
ゴールドを手放さない為に国家は金兌換を停止したと柄谷が述べる時(朝日CCでの講義等)、
柄谷は「総資本」を再定義しつつ商品貨幣論から距離を置いている。
MMTerが述べるように商品貨幣論は信用貨幣論に包括される。
成田悠輔などの亜流にはこれが理解出来ない。
世界史の構造
《…アダム・スミスはピンのマニュファクチャーを例にとって、資本が労働者を雇って組織する「協業と分業」が、個々の労働者がなしうることを越えた生産性をもたらすと考えた。…プルードンもまた、資本は個々の労働者が集団的に働くことで実現した「集合力」に対して支払わない、ゆえに、「財産は盗みだ」と主張した。
マルクスもこのような見方を受け継いでいる。彼は労働時間の延長や労働強化によって得られる剰余価値を「絶対的剰余価値」と呼ぶ一方で、このように技術革新=生産性の向上によってもたらされる剰余価値を「相対的剰余価値」と呼んだ。一般に『資本論』の「絶対的剰余価値」に関する記述はよく知られているが、大事なのは「相対的剰余価値」のほうである。ここにこそ産業資本の精髄があるからだ。また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、総資本のレベルで考える必要がある。》
世界史の構造
3:2:3
世界史の構造
たとえば、マルクス主義者はかつて、資本が得る剰余価値は労働者を不当に酷使し搾取することから得られるという宣伝をしてきた。だが、総資本という観点から見ると、それでは資本の蓄積は不可能になる。この点について、マルクスはつぎのように書いている。
どの資本家も、自分の労働者については、その労働者にたいする自己の関係が消費者に〔たいする〕生産者の関係でないことを知っており、またその労働者の消費を、すなわちその交換能力、その賃金をできるだけ制限したいと望んでいる。もちろん、どの資本家も、他の資本家の労働者が自分の商品のできるだけ大きな消費者であることを望んでいる。だが、おのおのの資本家が自分の労働者にたいしてもつ関係は、資本と労働との関係一般であり、本質的な関係である。ところが、まさにそのことによって、幻想が、すなわち自分の労働者を除くそのほかの全労働者階級は、労働者としてではなく、消費者および交換者として、貨幣支出者として、自分に相対しているのだ個々の資本家を他の全ての資本家から区別するなら、彼にとってこのことは真実なのであるが、という幻想が生まれてくる。資本を支配〔・隷属〕関係から区別するのは、まさに、労働者が消費者および交換価値措定者として資本に相対するのであり、貨幣所持者の形態、貨幣の形態で流通の単純な起点流通の無限に多くの起点の一つになる、ということなのであって、ここでは労働者の労働者としての規定性が消し去られているのである(6)。
個別資本は労働者に賃金を払いたくないが、生産物を買ってくれる消費者は欲しい。つまり、他の資本にはもっと賃金を払ってもらいたいのである。また、個別資本は労働者を解雇したいが、他の企業がそうするのは困る。失業者が増えれば、消費も減るからだ。しかし、個々の資本はそれぞれの利益を追求するので、総資本の観点をとることはない。しかし、危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。それは、個別資本家の合意としてではなく、「国家」というかたちであらわれる。たとえば、一九三〇年代の大不況において、国家=総資本は、個別資本ならばとりそうもない政策をとった。ケインズ主義あるいはフォーディズムがそのようなものである。つまり、国家が公共投資によって需要を創り出すこと、また、企業が賃金を上げることによって生産と雇用を創り出すことがはかられたのである。
だが、これによって、資本主義が「修正」されたわけではない。危機に直面して、総資本=国家が前面に出てきたにすぎない。そもそも、総資本の観点から見ると、資本の自己増殖すなわち剰余価値の実現は、不等価交換や不当な搾取によっては果たしえないのである。総資本は総労働に対して等価交換をおこない、且つ、それによってもなお剰余価値を得ることができるようにしなければならない。剰余価値は、総体として労働者に支払われた労働力の価値と、彼らが実際に作り出した商品の価値との間の差額にある。ここにどうして差額が生じるのか。
先に述べたように、アダム・スミスはピンのマニュファクチャーを例にとって、資本が労働者を雇って組織する「協業と分業」が、個々の労働者がなしうることを越えた生産性をもたらすと考えた。その場合、スミスやリカードは、個々の労働者は、資本家が組織した分業と協業を通じてなしとげた生産の全成果を要求することはできない、その増加分(利潤)はそれを考案し組織した資本家が受け取るべきであると考えた。一方、リカード派社会主義者は、その増加分が「剰余価値」であり、それは本来労働者に帰属するものなのに、資本家によって不当に奪われていると考えた。プルードンもまた、資本は個々の労働者が集団的に働くことで実現した「集合力」に対して支払わない、ゆえに、「財産は盗みだ」と主張した。
マルクスもこのような見方を受け継いでいる。彼は労働時間の延長や労働強化によって得られる剰余価値を「絶対的剰余価値」と呼ぶ一方で、このように技術革新=生産性の向上によってもたらされる剰余価値を「相対的剰余価値」と呼んだ。一般に『資本論』の「絶対的剰余価値」に関する記述はよく知られているが、大事なのは「相対的剰余価値」のほうである。ここにこそ産業資本の精髄があるからだ。また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、総資本のレベルで考える必要がある。
ここで、労働力商品の価値について説明しておく。商品の価値は、それを生産するのに必要な社会的労働時間で決まる。一方、労働力の価値は、労働力の生産・再生産に要するコストであり、生活物資を中心にした他の商品の価値によって規定される。他の商品の価値が変動すれば、労働力の価値も変動する。すなわち、労働力の価値は、全商品の関係体系の中で決まる。ゆえに、それは各国や各地域によって異なるし、歴史的にも変化する。別の観点からいうと、労働力の価値の水準は労働生産性によって決まるといってよい。たとえば、ある国の労働者の賃金が他の国に比べて低いとしたら、それは労働生産性の平均的水準が低いからである。一言でいえば、「相対的剰余価値」は、一つの国や地域の価値体系において、技術革新によって生産性を上げ、新たな価値体系を作り出すことから得られる。労働力の価値は、労働者がそれを売って雇用される時点と、彼らの生産物が売り出された時点とでは異なっている。産業資本は、このように価値体系を差異化することによって、その間での交換(等価交換)から差額を得るのである。その意味では、商人資本と同じである。しかし、産業資本はその自己増殖を、労働者が作ったものを労働者自身が買いもどす過程を通して実現するので、商人資本とは違った困難をもつ。
しかし、資本を資本一般あるいは総資本として見なければならない場合がある。私は先に、産業資本の特性は、労働者が資本の下で自らが作ったものを買いもどすシステムにある、と述べた。当然ながら、これは総資本、およびそれに対応した、総労働についてしか妥当しない。たとえば、労働者は自分自身が作ったものを買いもどすわけではない。彼らは、他の資本、つまり、他の労働者が作ったものを買うのだ。しかし、総体としての労働者は自らの作ったものを買いもどす、ということができる。また、労働者が買うのは一般に消費財であって、生産財ではない。生産財は資本が買うのだ。しかし、総体として見れば、資本の自己増殖は、資本が労働者を雇用し生産させた物を労働者自身に買わせることによってもたらされる、ということができる。では、なぜいかにして、そこに差額(剰余価値)がありうるのか。剰余価値を考えるためには、総資本という観点が不可欠である。個々の資本に関して、剰余価値を云々するのは的はずれである。たとえば、もうかった企業が労働者を搾取したというなら、利潤を得られずに倒産するような資本は労働者を搾取しなかった良心的な企業だ、ということになってしまう。また、個々の資本は不等価交換から剰余価値を得ることはありうるが、総資本としてはそうすることができない。たとえば、マルクス主義者はかつて、資本が得る剰余価値は労働者を不当に酷使し搾取することから得られるという宣伝をしてきた。だが、総資本という観点から見ると、それでは資本の蓄積は不可能になる。この点について、マルクスはつぎのように書いている。
どの資本家も、自分の労働者については、その労働者にたいする自己の関係が消費者に〔たいする〕生産者の関係でないことを知っており、またその労働者の消費を、すなわちその交換能力、その賃金をできるだけ制限したいと望んでいる。もちろん、どの資本家も、他の資本家の労働者が自分の商品のできるだけ大きな消費者であることを望んでいる。だが、おのおのの資本家が自分の労働者にたいしてもつ関係は、資本と労働との関係一般であり、本質的な関係である。ところが、まさにそのことによって、幻想が、すなわち自分の労働者を除くそのほかの全労働者階級は、労働者としてではなく、消費者および交換者として、貨幣支出者として、自分に相対しているのだ個々の資本家を他の全ての資本家から区別するなら、彼にとってこのことは真実なのであるが、という幻想が生まれてくる。資本を支配〔・隷属〕関係から区別するのは、まさに、労働者が消費者および交換価値措定者として資本に相対するのであり、貨幣所持者の形態、貨幣の形態で流通の単純な起点流通の無限に多くの起点の一つになる、ということなのであって、ここでは労働者の労働者としての規定性が消し去られているのである(6)。
6)『マルクス資本論草稿集』第二巻(一八五八年一月)、資本論草稿集翻訳委員会訳、大月書店。
個別資本は労働者に賃金を払いたくないが、生産物を買ってくれる消費者は欲しい。つまり、他の資本にはもっと賃金を払ってもらいたいのである。また、個別資本は労働者を解雇したいが、他の企業がそうするのは困る。失業者が増えれば、消費も減るからだ。しかし、個々の資本はそれぞれの利益を追求するので、総資本の観点をとることはない。しかし、危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。それは、個別資本家の合意としてではなく、「国家」というかたちであらわれる。たとえば、一九三〇年代の大不況において、国家=総資本は、個別資本ならばとりそうもない政策をとった。ケインズ主義あるいはフォーディズムがそのようなものである。つまり、国家が公共投資によって需要を創り出すこと、また、企業が賃金を上げることによって生産と雇用を創り出すことがはかられたのである。
だが、これによって、資本主義が「修正」されたわけではない。危機に直面して、総資本=国家が前面に出てきたにすぎない。そもそも、総資本の観点から見ると、資本の自己増殖すなわち剰余価値の実現は、不等価交換や不当な搾取によっては果たしえないのである。総資本は総労働に対して等価交換をおこない、且つ、それによってもなお剰余価値を得ることができるようにしなければならない。剰余価値は、総体として労働者に支払われた労働力の価値と、彼らが実際に作り出した商品の価値との間の差額にある。ここにどうして差額が生じるのか。
先に述べたように、アダム・スミスはピンのマニュファクチャーを例にとって、資本が労働者を雇って組織する「協業と分業」が、個々の労働者がなしうることを越えた生産性をもたらすと考えた。その場合、スミスやリカードは、個々の労働者は、資本家が組織した分業と協業を通じてなしとげた生産の全成果を要求することはできない、その増加分(利潤)はそれを考案し組織した資本家が受け取るべきであると考えた。一方、リカード派社会主義者は、その増加分が「剰余価値」であり、それは本来労働者に帰属するものなのに、資本家によって不当に奪われていると考えた。プルードンもまた、資本は個々の労働者が集団的に働くことで実現した「集合力」に対して支払わない、ゆえに、「財産は盗みだ」と主張した。
マルクスもこのような見方を受け継いでいる。彼は労働時間の延長や労働強化によって得られる剰余価値を「絶対的剰余価値」と呼ぶ一方で、このように技術革新=生産性の向上によってもたらされる剰余価値を「相対的剰余価値」と呼んだ。一般に『資本論』の「絶対的剰余価値」に関する記述はよく知られているが、大事なのは「相対的剰余価値」のほうである。ここにこそ産業資本の精髄があるからだ。また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、総資本のレベルで考える必要がある。
どの資本家も、自分の労働者については、その労働者にたいする自己の関係が消費者に〔たいする〕生産者の関係でないことを知っており、またその労働者の消費を、すなわちその交換能力、その賃金をできるだけ制限したいと望んでいる。もちろん、どの資本家も、他の資本家の労働者が自分の商品のできるだけ大きな消費者であることを望んでいる。だが、おのおのの資本家が自分の労働者にたいしてもつ関係は、資本と労働との関係一般であり、本質的な関係である。ところが、まさにそのことによって、幻想が、すなわち自分の労働者を除くそのほかの全労働者階級は、労働者としてではなく、消費者および交換者として、貨幣支出者として、自分に相対しているのだ個々の資本家を他の全ての資本家から区別するなら、彼にとってこのことは真実なのであるが、という幻想が生まれてくる。資本を支配〔・隷属〕関係から区別するのは、まさに、労働者が消費者および交換価値措定者として資本に相対するのであり、貨幣所持者の形態、貨幣の形態で流通の単純な起点流通の無限に多くの起点の一つになる、ということなのであって、ここでは労働者の労働者としての規定性が消し去られているのである(6)。
6)『マルクス資本論草稿集』第二巻(一八五八年一月)、資本論草稿集翻訳委員会訳、大月書店。
34~5頁
itc371,tcb354
世界史の構造283~4
チカコー257
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。》世界史の構造
『文學界』2023年2月号では大澤真幸が「総資本」について触れていてさすがだと思った。
『世界史の構造』の方が詳しいが、柄谷は「総資本=国家」という考え方を資本論草稿
から展開して導いている(チカコー257,295,407頁)。
《「総資本」は、個別資本の集合なのではない。それは個別資本とは違って、
労働者の育成・訓練や福祉にも関与する。その意味で、総資本はむしろ国家と
いう形をとってあらわれる。》チカコー407頁
「合成の誤謬」を指摘しているが、「総資本=国家」という定理はどう考えても
マルクスからは生まれない考え方だ。
昔、大河内一男というマルクス主義者がこれを提示して他のマルクス主義者から批判された。実は種明かしをすると大河内は論敵のドイツ歴史学派から学んでいたのだ
(マルクスがプルードンから学んだのと同じように)。
大河内の本にはリストやゾンバルトの名前がよく出てくる。
こうしたドイツ歴史学派の再評価は今日のMMT界隈に共通する流れだ。
MMTerもケインズだけ読んでいるわけではない。
ちなみに交換様式Bと交換様式Cの違いは、マネタリーベースとマネーストックの
違いに対応する。
交換様式論は信用貨幣論の理解を決定的にする最後の一撃なのだ。
ゴールドを手放さない為に国家は金兌換を停止したと柄谷が述べる時(朝日CCでの講義等)、
柄谷は「総資本」を再定義しつつ商品貨幣論から距離を置いている。
MMTerが述べるように商品貨幣論は信用貨幣論に包括される。
成田悠輔などの亜流にはこれが理解出来ない。
世界史の構造
《…アダム・スミスはピンのマニュファクチャーを例にとって、資本が労働者を雇って組織する「協業と分業」が、個々の労働者がなしうることを越えた生産性をもたらすと考えた。…プルードンもまた、資本は個々の労働者が集団的に働くことで実現した「集合力」に対して支払わない、ゆえに、「財産は盗みだ」と主張した。
マルクスもこのような見方を受け継いでいる。彼は労働時間の延長や労働強化によって得られる剰余価値を「絶対的剰余価値」と呼ぶ一方で、このように技術革新=生産性の向上によってもたらされる剰余価値を「相対的剰余価値」と呼んだ。一般に『資本論』の「絶対的剰余価値」に関する記述はよく知られているが、大事なのは「相対的剰余価値」のほうである。ここにこそ産業資本の精髄があるからだ。また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、総資本のレベルで考える必要がある。》
【フェチの】柄谷行人を解体する70【内在と超越】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1673013683/
との交換によって、非産業資本主義国の産業は原料生産などに「特化」させられ、より「不均等」に
なっていったのである。そして、この「不均等」は日々再生産される。
マルクスが、一般的利潤率の傾向的低下、プロレタリアの窮乏化あるいは階級の両極分解の見通し
を語ったことは、すでに一九世紀末から論駁されてきている。しかし、たとえば、イギリスの労働者
がマルクスのいう「窮乏化法則」に反してある豊かさをもちえたのは、資本が海外貿易から剰余価値
を得ており、それがイギリスの労働者にも或る程度再配分されていたからである。窮乏化は国内より
もむしろ海外の人々に生じたのだ。 それは現在も生じている。 地球の人口の過半数が飢餓状態にある
のだから。先に私は、剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならな
いと述べたが、さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。
ポリティカル
『資本論』が「国民経済学の批判」である所以の一つは、それが資本主義をポリス(国民国家)にお
いてではなく、世界において見ようとしたことにあるのだ。
408
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならな
いと述べたが、さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
定本トラクリ408頁
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
定本トラクリ408頁
柄谷の提言はケインズのバンコールと呼応する。
『世界史の構造』に以下の一文がある、
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。》
ただし柄谷はマルクスの恐慌待望論には批判的である。
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
柄谷の提言はケインズのバンコールと呼応する。
『世界史の構造』に以下の一文がある、
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。》
ただし柄谷はマルクスの恐慌待望論には批判的である。
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して前もって準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズのバンコールと呼応する。
『世界史の構造』に以下の一文がある、
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。》
(単行本284頁)
ただし柄谷はマルクスの恐慌待望論には批判的である。
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して前もって準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズのバンコールと呼応する。
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。》
(単行本『世界史の構造』284頁)
ただし柄谷はマルクスの恐慌待望論には批判的である。
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して前もって準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズのバンコールと呼応する。
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。》
(単行本『世界史の構造』284頁)
ただし柄谷はマルクスの恐慌待望論には批判的である。
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して前もって準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズの超国家通貨案=
バンコールと呼応する。
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、総資本のレベルで考える必要がある。
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。》
(単行本『世界史の構造』284頁)
《また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、総資本の
レベルで考える必要がある。》
(同285頁)
ただし柄谷はマルクスの恐慌待望論には批判的である。
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して前もって準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズの超国家通貨案=
バンコールと呼応する。
【フェチの】柄谷行人を解体する70【内在と超越】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1673013683/
追記
>>233
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、総資本の レベルで考える必要がある。》 (単行本『世界史の構造』284~285頁) 《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない… さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》 (定本トラクリ408頁) 危機に対して前もって準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズの超国家通貨案= バンコールと呼応する。
【フェチの】柄谷行人を解体する70【内在と超越】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1673013683/
追記
>>233
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本の レベルで考える必要がある。
》 (単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して前もって準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズの超国家通貨案=
バンコールと呼応する。
【フェチの】柄谷行人を解体する70【内在と超越】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1673013683/
>>233
追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本の レベルで考える必要がある。
》 (単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して前もって準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズの超国家通貨案=
バンコールと呼応する。
【フェチの】柄谷行人を解体する70【内在と超越】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1673013683/
>>233
追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本の レベルで考える必要がある。》
(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して前もって準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズの超国家通貨案=
バンコールと呼応する。
柄谷行人は直感的に相対的剰余価値と総資本とを結びつけているが
厳密にはカレツキが行った手続きが必要だと自分は考える。
0585 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/14 01:41:15
以下、『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より
彼[マルクス]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それ
を簡単に説明しておきたいと思う。
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財
を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
Vi=Pi+Wi (i =1,2,3) (1)
第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内
の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えら
れるから、
P3=W1+W2 (2)
ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
V1+V2=P1+P2+W1+W2 (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだが
ただちにわかるだろう。
V1+V2=P1+P2+P3 (4)
(4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値
の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCと
いうカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.
柄谷行人は直感的に相対的剰余価値と総資本とを結びつけているが
厳密にはカレツキが行った手続きが必要だと自分は考える。
価値形態論(商品ではなく借用証書が措定され得る)ではなく再生産表式が検証されるべきだ。
0585 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/14 01:41:15
以下、『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘
224-5頁より
彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。ここでは それ
を簡単に説明しておきたいと思う。
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財
を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
各部門の産出の価値Vは、利潤Pと賃金Wの和に等しいから、
Vi=Pi+Wi (i =1,2,3) (1)
第III部門の資本家は、産出の価値のうちのW3にあたるものをその部門内
の労働者へ、残りのP3にあたるものを第I・II部門の労働者へ販売すると考えら
れるから、
P3=W1+W2 (2)
ここで、第I部門と第II部門の産出の価値を合計すると、
V1+V2=P1+P2+W1+W2 (3)
を得るのだが、(2)式を(3)式に代入すると、次式が得られるのだが
ただちにわかるだろう。
V1+V2=P1+P2+P3 (4)
(4)式は、経済全体の利潤が、投資財の価値と資本家の消費財の価値
の和に等しいことを示している。こうして、本文で述べたような、P=I十CCと
いうカレツキの命題が得られるわけである。
Cf.,Josef Poschl and Gareth Locksley, Michal Kalecki : A Comprehensive Challenge to orthodoxy,
in J. R.Shackleton and Gareth Locksley eds.,Twelve Contemporary Economists,1981,p.157.
参考
"The Marxian equations of reproduction and modern economics"「マルクスの再生産の方程式と近代経済学」
1968,1991未邦訳
カレツキ「利潤の決定要因」1935年初稿、邦訳『資本主義の動態理論』日本経済新聞評論社 1984年 79頁~
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(CC)
労働者の所得(W) 労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
S=I
(『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘 188-9頁より)
以下、栗田康之 「カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―」より
http://www.unotheory.org/news_II_8
《カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]☆の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。》
《直接的搾取の条件とその実現の条件とは同一ではない。それらは、時間的および場所的にばかりでなく、
概念的にも別のものである。前者は社会の生産力によってのみ制限され、後者は、相異なる生産部門間の比
率性により、また社会の消費力によって制限されている。だが、社会の消費力は、絶対的生産力によっても
絶対的消費力によっても規定されないで、敵対的な分配諸関係──これは社会の大衆の消費を、多かれ少な
かれ狭い限界内でのみ変動する最小限に縮小する──の基礎上での消費力によって規定されている。》
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(CC)
労働者の所得(W) 労働者の消費(CW)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=CW)
と仮定されているから、
P=I十CC
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、この式は、I十CCがPを決定することを示している。
両辺からCCを減じると、
S=I
(『現代イギリス経済学の群像―正統から異端へ』1989/4/27 根井雅弘 188-9頁より)
以下、栗田康之 「カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―」より
http://www.unotheory.org/news_II_8
《カレツキは、以上みた論文Kalecki[1968]の最後の部分において、マルクスの『資本論』第3巻、第15章のい
わゆる「剰余価値の実現」の問題を論じた一節「直接的搾取の諸条件と剰余価値の実現の諸条件とは同一で
はない。‥‥‥‥」を引用して、「マルクスは、明らかに、資本主義の動態に対する有効需要の影響を深く認
識していた」としつつも、「彼は、彼の再生産表式によって叙述されている過程を、有効需要の問題の帰結
として資本主義に内在する矛盾という観点から体系的に吟味することをしなかった」と、マルクスにおける
『資本論』第3巻の「剰余価値の実現」の問題=「有効需要の問題」と第2巻の再生産表式論との関連の未
展開を批判する。》
「直接的搾取の条件とその実現の条件とは同一ではない。それらは、時間的および場所的にばかりでなく、
概念的にも別のものである。前者は社会の生産力によってのみ制限され、後者は、相異なる生産部門間の比
率性により、また社会の消費力によって制限されている。だが、社会の消費力は、絶対的生産力によっても
絶対的消費力によっても規定されないで、敵対的な分配諸関係──これは社会の大衆の消費を、多かれ少な
かれ狭い限界内でのみ変動する最小限に縮小する──の基礎上での消費力によって規定されている。」
>>233 追記 《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、 総資本のレベルで考える必要がある。》 (単行本『世界史の構造』284~285頁) 《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない… さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》 (定本トラクリ408頁) 危機に対して準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズのバンコール=
超国家通貨案と呼応する。相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、
厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だと自分は考える。価値形態論(ゴールド
ではなく借用証書が措定され得る)ではなく再生産表式が検証されるべきだ。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。… まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
… 所得 支出 資本家の所得(P) 投資(I) 資本家の消費(Ck) 労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、 P=I十Ck 資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、
この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―」
https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(バンコール)も大事だ。
>>233 追記 《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、 総資本のレベルで考える必要がある。》 (単行本『世界史の構造』284~285頁) 《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない… さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》 (定本トラクリ408頁) 危機に対して準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズのバンコール=
超国家通貨案と呼応する。相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、
厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だと自分は考える。価値形態論(ゴールド
ではなく借用証書が措定され得る)ではなく再生産表式が検証されるべきだ。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。… まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
… 所得 支出 資本家の所得(P) 投資(I) 資本家の消費(Ck) 労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、 P=I十Ck 資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、
この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―」
https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(バンコール)も大事だ。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズのバンコール=
超国家通貨案と呼応する。相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、
厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だと自分は考える。価値形態論(ゴールド
ではなく借用証書が措定され得る)ではなく再生産表式が検証されるべきだ。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw)
と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、
この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―」
https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(バンコール)も大事だ。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズのバンコール=
超国家通貨案と呼応する。相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、
厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だと自分は考える。価値形態論(ゴールド
ではなく借用証書が措定され得る)ではなく再生産表式が検証されるべきだ。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw)
と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、
この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論―マルクスおよび宇野理論との関連で―」
https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(バンコール)も大事だ。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズのバンコール=
超国家通貨案と呼応する。相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、
厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だと自分は考える。価値形態論(ゴールド
ではなく借用証書が措定され得る)ではなく再生産表式が検証されるべきだ。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw)
と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、
この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論」https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(バンコール)も大事だ。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
危機に対して準備しておくという意味で、柄谷の提言はケインズのバンコール=
超国家通貨案と呼応する。相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、
厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だと自分は考える。価値形態論(ゴールド
ではなく借用証書が措定され得る)ではなく再生産表式が検証されるべきだ。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論」https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(バンコール)も大事だ。
匿名 匿名 さんは書きました...
233 考える名無しさん[sage] 2023/01/15(日) 20:32:28.33 ID:0
『文學界』2023年2月号では大澤真幸が「総資本」について触れていてさすがだと思った。
『世界史の構造』の方が詳しいが、柄谷は「総資本=国家」という考え方を資本論草稿
から展開して導いている(チカコー257,295,407頁)。
《「総資本」は、個別資本の集合なのではない。それは個別資本とは違って、
労働者の育成・訓練や福祉にも関与する。その意味で、総資本はむしろ国家と
いう形をとってあらわれる。》チカコー407頁
しかし「総資本=国家」という定理はどう考えてもマルクスからは生まれない考え方だ。
昔、大河内一男というマルクス主義者がこれを提示して他のマルクス主義者から批判された。実は種明かしをすると大河内は論敵のドイツ歴史学派から学んでいたのだ。
大河内の本にはリストやゾンバルトの名前がよく出てくる。
こうしたドイツ歴史学派の再評価は今日のMMT界隈に共通する流れだ。
MMTerもケインズだけ読んでいるわけではない。
ちなみに交換様式Bと交換様式Cの違いは、マネタリーベースとマネーストックの
違いに対応する。
交換様式論は信用貨幣論の理解を決定的にする最後の一撃なのだ。
ゴールドを手放さない為に国家は金兌換を停止したと柄谷が述べる時(朝日CCでの講義等)、
柄谷は「総資本」を再定義しつつ商品貨幣論から距離を置いている。
MMTerが述べるように商品貨幣論は信用貨幣論に包括される。
成田悠輔などの亜流にはこれが理解出来ない。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
柄谷の提言はケインズのバンコール= 超国家通貨案と呼応する。相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、
厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だと自分は考える。価値形態論(ゴールド ではなく借用証書が
措定され得る)ではなく再生産表式が検証されるべきだ。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論」https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(バンコール)も大事だ。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だ。
価値形態論(ゴールド ではなく借用証書が措定され得る)ではなく再生産表式が検証されるべきだ。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論」https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(バンコール)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だ。
価値形態論(ゴールド ではなく借用証書が措定され得る)ではなく再生産表式が検証されるべきだ。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論」https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(バンコール)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論」https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(バンコール)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I十CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論」https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(「世界的な総資本」=バンコール?)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I + CkがPを決定することを示している。》
(根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論」https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(「世界的な総資本」=バンコール?)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I十Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I + CkがPを決定することを
示している。》 (根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論」https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(「世界的な総資本」=バンコール?)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I + Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I + CkがPを決定することを
示している。》 (根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
以下を参照にして記号をカレツキ自身の表記に訂正した。
栗田康之 「カレツキの資本主義経済論」https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(「世界的な総資本」=バンコール?)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I + Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I + CkがPを決定することを
示している。》 (根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
(栗田康之論稿( https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf )を参照して表記を改めた。)
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(「世界的な総資本」=バンコール?)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I + Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I + CkがPを決定することを
示している。》 (根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
(栗田康之論稿 https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf を参照して表記を改めた。)
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレ
のボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(「世界的な総資本」=バンコール?)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I + Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I + CkがPを決定することを
示している。》 (根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
(栗田康之論稿 https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf を参照して表記を改めた。)
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレの
ボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(「世界的な総資本」=バンコール?)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I + Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I + CkがPを決定することを
示している。》 (根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
(栗田康之論稿 https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf を参照して表記を改めた。)
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレの
ボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(「世界的な総資本」=超国家通貨案・バンコール?)も大事だ。
ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
…
所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I + Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I + CkがPを決定することを
示している。》 (根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
(栗田康之論稿 https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf を参照して表記を改めた。)
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレの
ボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(「世界的な総資本」=超国家通貨案・バンコール?)も
大事だ。ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
377 考える名無しさん[sage] 2023/01/21(土) 12:09:12.34 ID:0
>>233 追記
《危機にあっては、個々の資本の意志に反して、総資本があらわれる。…
また、「絶対的剰余価値」と違って、相対的剰余価値について考えるためには、
総資本のレベルで考える必要がある。》(単行本『世界史の構造』284~285頁)
《剰余価値は個別資本においてでなく社会的総資本において考えられねばならない…
さらに、後者は「一国」ではなく、世界的な総資本として見られなければならない。》
(定本トラクリ408頁)
相対的剰余価値と総資本とを結びつけるには、 厳密には以下のカレツキが行った手続きが必要だろう。
《彼[カレツキ]はマルクスの再生産表式をどのように自らの理論に取り入れたのだろうか。…
まず、経済をカレツキ的に、投資財を生産する第I部門、資本家の消費財 を生産する第II部門、
そして賃金財を生産する第III部門の三つに分割しよう。
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所得 支出
資本家の所得(P) 投資(I)
資本家の消費(Ck)
労働者の所得(W) 労働者の消費(Cw)
労働者はその所得をすべて消費する(すなわち、W=Cw) と仮定されているから、
P=I + Ck
資本家は、利潤を決定することは出来ないがゆえに、 この式は、I + CkがPを決定することを
示している。》 (根井雅弘『現代イギリス経済学の群像』188~9頁より)
(栗田康之論稿 https://unotheory.org/files/No8/newsletter_2-8-2.pdf を参照して表記を改めた。)
https://i.imgur.com/6KIaupc.jpg
最大の投資家を国家と考えてもいいがレオンチェフ的な分析(コストプッシュ型インフレの
ボトルネックを明確にする)や国家を超えた視点(「世界的な総資本」=超国家通貨案・バンコール?)も
大事だ。ちなみに45度線分析もカレツキの方がサミュエルソンより先に採用した。
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| |伊奈利| |
r、fl_fl |_l________,l_|─┐ fl、_/j__
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ \ | l│ ,r' ノ  ̄ ̄ ̄ ̄
\ ヽ | l│ , -─' ,/
\ `r'彡三ミミ-‐'´ ̄ _,. -‐'´
ヽjjリ',,`ヾゞ ト、〃/´
ヾi,へfjン' j
|.ト 。 l 。 、l
| トミ 主 彡'/
| l、 l ,〈
|ノ 、 ' , 1
/ゝ、__ __ノl
/ノ、ノ_,∠-= イ
T_,、_,jヽ、rソ
lj ヽ !ノ ノ
《彼らはこのことを意識はしないが、そうやっているのだ》チカコー247
《We are not aware of this, nevertheless we do it.》
Marx, Capital, vol. 1 in MECW, vol.35, 85.
Marx: Towards the Centre of Possibility by Kōjin Karatani
»Sie wissen das nicht, aber sie tun es. «
(Marx 1867 1:1:4, Karatani 2022 p.247)
»Jesus aber sprach: Vater, vergib ihnen sie wissen nicht, was sie tun! «
(Lukas 23:34)
ルカによる福音書23:34
ザテレビジョン
@thetvjp
成田悠輔氏へ番組がサプライズで用意したのは若かりし頃の成田氏に影響を与えた柄谷行人氏からのメッセージ<#ソレいる六本木会議>
#ソレいる会議 #バラバラ大作戦 #成田悠輔 #久保田直子 @soreiru_kaigi
thetv.jp/news/detail/11…
2023/06/16 17:43
https://twitter.com/thetvjp/status/1669626616677539840?s=61
難解すぎる本っている? 後編 @ABEMA で無料配信中 https://abema.app/cjos
https://abema.app/RzcN
ソレいる?六本木会議
#TVer
https://tver.jp/lp/episodes/epzubb3oc3
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《彼らはこのことを意識はしないが、そうやっているのだ》
(『資本論』1:1:1:4)チカコー247頁2:3:⑤
これはイエスの言葉の言い換えだそうだ(ルカによる福音書 23:34 新共同訳)。
luminous woman
@_luminous_woman
275 考える名無しさん[] 2023/06/16(金)
テレ朝の深夜番組で「力と交換様式」の特集やってる。
成田悠輔の解説で。
ソレいる?六本木会議
難解すぎる本っている? 後編
テレビ朝日 6月15日(木)放送分
6月23日(金)3:04 終了予定
tver.jp/episodes/epzub…
2023/06/16 15:00
https://twitter.com/_luminous_woman/status/1669585766689959936?s=61
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