金曜日, 10月 05, 2012

ケルアック『路上』に流れる音楽(From 'On The Road' by Jack Kerouac)


20131205 bob dylan reads Jack Kerouack's 'On The Road' about Slim Gaillard at interFM.


How High The Moon - SLIM GAILLARD (参考曲:スキャットが面白い)


Slim and Slam - Flat foot floogie

http://www.litkicks.com/Texts/RoadJazz.html
From 'On The Road' by Jack Kerouac

'Nobody knows where Slim Gaillard is'
'... one night we suddenly went mad together again; we went to see Slim Gaillard in a little Frisco nightclub. Slim Gaillard is a tall, thin Negro with big sad eyes who's always saying 'Right-orooni' and 'How 'bout a little bourbon-arooni.' In Frisco great eager crowds of young semi-intellectuals sat at his feet and listened to him on the piano, guitar and bongo drums. When he gets warmed up he takes off his undershirt and really goes. He does and says anything that comes into his head. He'll sing 'Cement Mixer, Put-ti Put-ti' and suddenly slow down the beat and brood over his bongos with fingertips barely tapping the skin as everybody leans forward breathlessly to hear; you think he'll do this for a minute or so, but he goes right on, for as long as an hour, making an imperceptible little noise with the tips of his fingernails, smaller and smaller all the time till you can't hear it any more and sounds of traffic come in the open door. Then he slowly gets up and takes the mike and says, very slowly, 'Great-orooni ... fine-ovauti ... hello-orooni ... bourbon-orooni ... all-orooni ... how are the boys in the front row making out with their girls-orooni ... orooni ... vauti ... oroonirooni ..." He keeps this up for fifteen minutes, his voice getting softer and softer till you can't hear. His great sad eyes scan the audience.

Dean stands in the back, saying, 'God! Yes!' -- and clasping his hands in prayer and sweating. 'Sal, Slim knows time, he knows time.' Slim sits down at the piano and hits two notes, two C's, then two more, then one, then two, and suddenly the big burly bass-player wakes up from a reverie and realizes Slim is playing 'C-Jam Blues' and he slugs in his big forefinger on the string and the big booming beat begins and everybody starts rocking and Slim looks just as sad as ever, and they blow jazz for half an hour, and then Slim goes mad and grabs the bongos and plays tremendous rapid Cubana beats and yells crazy things in Spanish, in Arabic, in Peruvian dialect, in Egyptian, in every language he knows, and he knows innumerable languages. Finally the set is over; each set takes two hours. Slim Gaillard goes and stands against a post, looking sadly over everybody's head as people come to talk to him. A bourbon is slipped into his hand. 'Bourbon-orooni -- thank-you-ovauti ...' Nobody knows where Slim Gaillard is. Dean once had a dream that he was having a baby and his belly was all bloated up blue as he lay on the grass of a California hospital. Under a tree, with a group of colored men, sat Slim Gaillard. Dean turned despairing eyes of a mother to him. Slim said, 'There you go-orooni.' Now Dean approached him, he approached his God; he thought Slim was God; he shuffled and bowed in front of him and asked him to join us. 'Right-orooni,' says Slim; he'll join anybody but won't guarantee to be there with you in spirit. Dean got a table, bought drinks, and sat stiffly in front of Slim. Slim dreamed over his head. Every time Slim said, 'Orooni,' Dean said 'Yes!' I sat there with these two madmen. Nothing happened. To Slim Gaillard the whole world was just one big orooni.'


Cement Mixer Slim Gaillard


Slim Gaillard - C Jam Blues Special


ケルアック『路上』に流れる音楽 青山南 DU 2011.4

Charlie Parker Max Making Wax -Dial


78rpm: Central Avenue Breakdown - Lionel Hampton and his Orchestra, 1940 - RCA Victor 26652





George Shearing Quintet - Swedish Pastry


Mambo N° 8  -  Dámaso Perez Prado (Super mejor audio)


Dizzy Gillespie - 1957 - After Hours


Willis "Gatortail" Jackson - Later for the Gator


CHARLIE CHRISTIAN PLAYS KOROUAC





10 Comments:

Blogger yoji said...


…音楽といっても、
アドルノがもっぱら考えているのはベートーヴェンからシェーンベルクに至る音楽な
んですね。主題と主題を対立させながら変形して弁証法的に展開させていく音楽。それは、
ベートーヴェンの段階では、主調の第一主題と属調の第二主題をテーゼとアンチテーゼと
し、いわゆる主題労作の過程でそれらを変形してジンテーゼに向かうという形をとるんだ
けれども、シェーンベルクの段階までくると、主題や動機が絶えず変形されながら対位法的
に練り合わされていくわけで、その道程では、機械的な反復はできるかぎり排され、すべて
の素材が一瞬一瞬変形されていくので、主題や動機といったものが清算されるところまで
行ってしまい、まさしくジンテーゼなき否定弁証法が繰り広げられるのだ、と。そういう
音楽について、アドルノは「作曲し尽くす」auskomponierenとか「徹底的に分節する」
durchdialektisierenとか言うんだけれども、それを理論で言えば、「徹底的に弁証法化す
る」durchdialektisierenということになるんでしょう。いずれにせよ、その種の音楽を論
じるときのアドルノは、さすがに見事というほかない。『アルバン・ベルク』(法政大学出
版局)なんて本当に素晴らしいし、徳永さんの言われた不変性ということで言えば、三六
年の論文から六八年の論文までを一冊にまとめてまったく違和感がないとレうのも驚くべ
きことです。しかしそれは、最初に選んだその種の音楽以外のものをアドルノが一貫して
排除したということでもあるんですね。バルトークあたりは辺境的なものとして大目に見
られるものの、ストラヴィンスキーになると、反動そのものだと決めつけられるーー機械的
な反復の中でひたすら熱狂して、「春の祭典」で言えば集団が少女を犠牲に捧げる、あれは
アルカイックな儀式のファンスティックな再訪にほかならないのだ、と。いわんやジャズ
なんかはまったく認められない。ベンヤミンは、映画のような複製技術時代の大衆芸術に
ある種の革命的可能性を見るわけですけれども、アドルノは、それに対抗するかのように、
ジャズ批判を書いたりするわけでしょう。その意味でも、彼は狭い閉域に籠ったと言える
んじゃないか。ちなみに、そうやって新ウィーン学派を特権化したアドルノは、抽象表現
主義を特権化したグリンバーグと似ているかもしれませんね。

1997年批評空間12号、30頁


徳永(恂) ぼくは音楽はわからないんで、ちょっと伺いたいんですが、彼のジャズ論というの
は…(以下略)

浅田(彰) 率直に言って、偏見だと思いますね。もちろん、シンコペーションのような要素は
秩序を破壊するどころか逆に強化する予定された逸脱にすぎないとか、ジャズは黒人の音
楽ではなく白人か黒人の音楽と称して売り出した商品だとか、いろいろと鋭いことは言っ
ている。それに、そもそも戦前はビッグ・バンドのスウィング・ジャズくらいしかなかっ
た。しかし、戦後、ビーバップからフリーまで、チャーリー・パーカーやバド・パウエル
からオーネット・コールマンやセシル・テイラーまでのジャズの歴史というのは、モダン
・ジャズという名前の通り、否定に否定を重ねて先鋭化していくというモダュズムの運動
を、もっとも典型的に、しかも、きわめて急速に反復してみせたようなものですよ。それ
でも、アドルノは最後になるまでジャズをまったく認めないわけでしょう。それは、べー
トーヴェンからシェーンベルクに至る音楽をもって絶対の規準とするという姿勢から来る
バイアスです。しかし、その意味では、ジャズは大衆音楽だからいけないというのではな
くて、ストラヴィンスキーも同罪なんですよ。

浅田彰、同31頁☆


浅田 ただ、ベートーヴェンといい、シェーンベルクやベルクといっても、文学に対応物
を求めることはできるでしょう。第一のピークである後期ベートーヴェンは、アドルノに
とってヘルダーリンとほぼパラレルなんですね。べートーヴェンの中期までの作品は、闘
争を通じての偉大な勝利という正反合の肯定弁証法の図式に則っていて、それがブルジョ
ワ革命と対応する。しかし、後期の作品になると、そのような弁証法が宙吊りにされ、シ
ンボリックな統一が破綻して、アレゴリカルな断片の散乱したような状態になっていくわ
けで、それはナポレオンの敗北以後の状況と対応している。それは、しかし、後期ベート
ーヴェンを通じてでなくとも、ヘルダーリンを通じて捉えられるわけでしょう。そして、
ある意味でそれに対応するもうひとつのピークがシェーンベルクとそれ以後ということに
なるわけだけれども、それは文学で言うとカフカなりベケットなりで代表されるんでしょ
うからね。

(浅田彰「アドルノのアクチュアリティ」「批評空間」32頁、1997.1より。浅田のはモダ
ンジャズの弁証法に関しても触れており☆、この共同討議は興味深い。)

7:10 午後  
Blogger yoji said...

【音楽】米クラシック・ロック系サイトが「フランク・ザッパのベスト・ソング TOP10」を発表

[1]天使のかけらφ ★ 12/5(水)16:26 ?0
米クラシック・ロック系サイトUltimate Classic Rockが「フランク・ザッパのベスト・ソング TOP10」を発表

10. Who Are the Brain Police?
From: 'Freak Out!' (1966)

9. Peaches En Regalia
From: 'Hot Rats' (1969)

8. Valley Girl
From: 'Ship Arriving Too Late to Save a Drowning Witch' (1982)

7. Dancin' Fool
From: 'Sheik Yerbouti' (1979)

6. My Guitar Wants to Kill Your Mama
From: 1969 single

5. Brown Shoes Don't Make It
From: 'Absolutely Free' (1967)

4. Don't Eat the Yellow Snow
From: 'Apostrophe' (1974)

3. Cosmik Debris
From: 'Apostrophe' (1974)

2. Joe's Garage
From: 'Joe's Garage Act I' (1979)

1. Montana
From: 'Over-Nite Sensation' (1973)
(窓)http://www.youtube.com/watch?v=DO_bKdRqkuQ

ソース
(窓)http://amass.jp/14684
Frank Zappa
(窓)http://amassing.sakura.ne.jp/image/jacket/large/2012b/10291.jpg
詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
(窓)http://ultimateclassicrock.com/top-frank-zappa-songs/

2:31 午前  
Blogger yoji said...

【音楽】ギブソンが「ロックギターを変えた10枚のアルバム」を発表! J・ベック、ジミヘン、ヴァン・ヘイレンなど
1 : ◆Penguin/Js @( ´ヮ`)<わはーφ ★:2012/12/16(日) 20:03:53.34 ID:???0
 ギターメーカー、ギブソンのサイトがロックギターの新生面を切り開いた
「ロックギターを変えた10枚のアルバム」を発表。

Blow By Blow (Jeff Beck, 1975)
Are Your Experienced (Jimi Hendrix, 1967)
Van Halen (Van Halen, 1978)
Paranoid (Black Sabbath, 1970)
Led Zeppelin (Led Zeppelin, 1969)
King of the Delta Blues Singers (Robert Johnson, 1961)
After School Session (Chuck Berry, 1957)
Surfing with the Alien (Joe Satriani, 1989)
At Fillmore East (The Allman Brothers Band 1971)
Boston (Boston, 1976)

ソース:amass
http://amass.jp/15189
10 Albums That Changed Rock Guitar
http://www2.gibson.com/News-Lifestyle/Features/en-us/10-albums-that-changed-rock-guitar-1214-2012.aspx

5:11 午前  
Blogger yoji said...

【話題】アメリカ人音大生100人の「日本の音楽分析」が的確過ぎると話題 日本人の日本音楽著作権協会より分析が的確
1 :どすけべ学園高等部φ ★:2013/03/05(火) 20:33:24.84 ID:???0
今『Twitter』で話題となっている物を紹介それは「100人のアメリカ人音大生が分析した日本の音楽才能と人数の関係性」という面白いグラフ。
これはオドネル・ケビンさんがツイートした画像。オドネル・ケビンさんは日本で作家を目指すアメリカ人で、電子書籍も発売しヒットしているようだ。
そんな彼がJ-POPこと日本の音楽を分析したグラフをツイートし話題となっている。

そのグラフはX軸には人数の多さを、Y軸にはアーティストの才能を可視化している。只単に数字で可視化しているだけではなく、言葉で分かりやすく
しているのがこのグラフの特徴である。

X軸の“人数”であれば、「一人 - バンド - グループ - 集団ヒステリー」と区分され、Y軸の“才能”では「家畜 - ダンサー - パフォーマー - 音楽家 - 天才」と
いう区分とともに「海外でバカにされる - 海外で一応売れる - 海外で尊敬される」というグループ分けとともに、関係性が位置づけられている。

グラフ上部には、さだまさし、ユーミン、GLAY、ミスチル、ドリカム、更にはゲーム作曲家である植松伸夫まで名を連ねている。
そしてグラフ下部の“家畜”エリアにはAKB48、モーニング娘、SKE48、Berryz工房、NMB48、Hey! Say! JUMP、KAT-TUNなどの名前が見られる。
この考察ではアイドル系が下に固まっているのがよく分かる。

>>2へつづく
http://getnews.jp/archives/295900
http://px1img.getnews.jp/img/archives/imp/and_295900.jpg
https://pbs.twimg.com/media/BEgpa51CYAEyUi8.jpg:large

2 :どすけべ学園高等部φ ★:2013/03/05(火) 20:33:44.18 ID:???0
(>>1のつづき)

グラフ上部メンバーの特徴は1990年代に人気を博したアーティスト達が中心であり、J-POP全盛期に活躍した人たちばかりである。そして下部“家畜”エリアに
名前が挙げられているアーティストの大半は、今現在売れているアーティスだト。
昨年の“売り上げ上位”もジャニーズやAKB48、SKE48に占められていたのは記憶に新しい。
また、この画像では、そんなJ-POPの分布曲線を「伝説の高原」、「希望の崖」、「タワー・オブ・テラー」、「絶望の谷」という呼び方でも表現している。

音楽は感性などの主観で楽しむものなので人によって意見は様々かもしれない。が、J-POPの「質の変化」がこの画像1枚で客観視できるというのは、
非常に興味深い。

日本の著作権団体によれば「CDが売れないのはコピーのせい!」らしいが、アメリカ人のオドネル・ケビンさんやアメリカ人音大生たちの方が“J-POPの現実”を
看破しているのだとしたら、なんとも皮肉な話である。

(おわり)

3:52 午前  
Blogger yoji said...



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【英国】 「鐘を鳴らせ! 悪い魔女は死んだ!」が英音楽チャート1位に サッチャー氏死去で[13/04/12]
1 :納豆サイコーφ ★:2013/04/12(金) 11:14:24.15 ID:???
【4月11日 AFP】
「鐘を鳴らせ!悪い魔女は死んだ(Ding Dong! The witch is dead)」――。
米映画『オズの魔法使い(The Wizard of Oz)』のこの挿入歌が、
マーガレット・サッチャー元英首相の死去後、英音楽ダウンロードチャートのトップに躍り出た。

映画の中で主演のジュディ・ガーランドたちが合唱するこの歌は、1939年にリリースされたもの。
9日、英国内における米アマゾンの音楽配信サービスで突如、ダウンロード数1位に上がった。

ジャズ歌手エラ・フィッツジェラルドによるカバー・バージョンも、アマゾンで4位につけたほか、
米アップルの音楽配信サービス「iTunes」では英国内のボーカル曲部門の販売数トップになった。

脳卒中のため8日に87歳で死去したサッチャー元首相が英国社会に残した「遺産」に対し、
音楽ファンたちが下した「裁き」がチャートに反映された形だ。背景には、米SNSフェイスブック上で
「英国を分断した元首相の死を祝おう」という呼び掛けが広がったことがある。

全英の音楽販売データをまとめるオフィシャル・チャーツ・カンパニーは、「英国の音楽ファンの
悪趣味なユーモアセンス」に後押しされてこの勢いが続けば、「鐘を鳴らせ!悪い魔女は死んだ」は
8日~14日の週間チャートでもトップ40入りするだろうとの予測を示している。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2938190/10560029

ようつべより
http://www.youtube.com/watch?v=rHJoj9IqeKg
http://www.youtube.com/watch?v=PHQLQ1Rc_Js

1:56 午前  
Blogger yoji said...


ボブ・ディラン(Bob Dylan)がDJとして2006年から2009年にかけて、アメリカの衛星ラジオで
合計100回担当した番組『Theme Time Radio Hour』。4月からInterFMで日本初オンエアされる
番組の詳細が明らかに

●『Bob Dylan's Theme Time Radio Hour』

DJ: Bob Dylan
Thu. 20:00 - 21:15
Sun. 22:00 - 23:15 (Repeat)

ボブ・ディランがDJとして2006年から2009年にかけて、アメリカの衛星ラジオで合計100回担当
したこの番組は、毎回1時間、日常的な テーマ(母、天気、酒、挨拶等々)に沿って、
アメリカのルーツ・ミュージックを中心に本人が選曲し、自分のコレクションからかけるのが
大きな特徴 です。 今どき珍しい実に古風なラジオ番組です。 全編英語の本編が終わった後、
ピーター・バラカンがその日の話を日本語で要約し、番組ではかからない本人の音楽も紹介します。

第1回 ”Weather”(天気)  ピーター・バラカン 解説
2013年4月7日 / Category:Entry
“Dreams, Schemes and Themes”(夢とたくらみとテーマと・・・)
と、ディランはいつも言っています。ディランは韻を踏むのが大好き。

この番組は毎回1つのテーマに沿って選曲しています。
第1回目は、 “Weather”(天気)というテーマでした。

Blow Wind Blow / Muddy Waters
Muddy Watersはシカゴ・ブルーズの象徴のような人。
シカゴは”The Windy City”とよく呼ばれますが、実はシカゴよりさらにWindyな地域があります。
Kansas州のDodge CityやTexas州のAmarillo、そしてMinnesota州のRochesterといった地域です。

You Are My Sunshine / Jimmie Davis
Jimmie Davisは昔(1944~1948、1960~1964)にLouisiana州の州知事だった人です。
この”You Are My Sunshineを作ったとされている人です。
1999年に行われたJimme Davis100歳の誕生パーティーで、自分の曲を4曲もお客さんの前で歌い、
そのうちの1曲がこの”You Are My Sunshine”だったということです。

Just Walking In The Rain / The Prisonaires
The Prisonairesは、Tennessee州の刑務所(Prison)にいた人たちのグループ。
“Just Walking In The Rain”は、当時のTennessee州の州知事が歌を聴いて、
サン・レコードのレコーディング・セッションを手配したとのこと。
1953年の発売当時、このレコードは25万枚売れ、
さらに、ジョニー・レイがカヴァーしたものは200万枚も売れました。
このThe Prisonairesのリード・ヴォーカル、ジョニー・ブラッグは、
11歳の時、暴行罪で99年の実刑を言い渡された。
当時のアメリカ南部では、黒人が白人を見ただけでこういうことになりかねないという話で、
のちにジョニー・ブラッグが仮釈放された際もジョニーの白人の妻と一緒に車に乗っていただけで
再び逮捕され、さらに6年刑務所で過ごすことになったということです。

It’s Raining / Irma Thomas
Let The Four Winds Blow / Fats Domino
ニューオーリンズの歌手が2人、Irma Thomas と Fats Dominoが出てきました。
アメリカでこの回が放送されたのは2006年でハリケーン・カトリーナの翌年だった当時、
Irma Thomasは自分の家を建て替えている最中ということでした。
Irma Thomasの”Ruler of My Heart”という有名な曲を、
のちにOtis Reddingが”Pain of My Heart”ととしてカヴァーしたこと、
また、The Rolling StonesがIrmaの曲”Time Is On My Side”を取り上げて有名になった等、
そういう話もしていました。
ディランがニューオーリンズの歌手を紹介した理由は、
ニューオーリンズは「天気」の犠牲になってしまっているところだからということ。

Stormy Weather / The Spaniels
The Spanielsは、Buddy Hollyが飛行機事故で亡くなった
1959年の真冬のツアーにサポートバンドとして参加していたグループ。
ボブ・ディランは、真冬のダンス・パーティーでThe Spanielsの演奏を聴いたはず、と言っています。
ディランはこの時まだ10代でBobby Veeのバックでピアノを弾いていたはず・・・
なのですが、この番組のなかでディランは特にその話をしていません。
とにかく、ディランはこの番組で自分の音楽については触れないのです。

Keep On The Sunny Side / The Carter Family
第1回目の最後は、The Carter Familyの曲”Keep On The Sunny Side”を
エンディング・テーマのようにしながらクレジットが読まれました。
そのスタッフの多さに日本のラジオ関係者はうらやましくなると思います。
Theme Time Radio Hour, with your host, Bob Dylan.
Produced by Eddie Gorodetsky.
Associate producer, Sonny Webster.
Continuity by “Eeps” Martin.
Edited by Damian Rodriguez.
Supervising editor, Rob Macomber.
The Theme Time research team: Diane Lapson and Bernie Bernstein,
with additional research by Lynne Sheridan, Kimberly Williams, and Robert Bower.
Production assistance by Jim McBean.
Recorded in Studio B, The Abernathy Building. ・・・どうやら存在しないようです。
そして毎回登場するアナウンサーは、Pierre Mancini. ・・・おそらく仮名。

次回、第2回目のテーマは“Mother”(母親)です。 お楽しみに!


第2回の放送のテーマ “Mother”の オンエア楽曲。
Bob Dylan’s Theme Time Radio Hour #2: Mother
本放送 : 4月11日(木) 20:00~21:14
再放送 : 4月14日(日) 22:00~23:14
Mama Don’t Allow It — Julia Lee (1947)
Daddy Loves Mommy-O — Tommy Duncan (1956)
Mama Didn’t Lie — Jan Bradley (1963)
I’ll Go to the Church Again With Mama — Buck Owens (1965)
Mama Told Me Not to Come — Randy Newman (1970)
Mama Get the Hammer — Bobby Peterson Quintet (1961)
Mama Talk To Your Daughter — J. B. Lenoir (1954)
A Mother’s Love — Earl King (1954)
Mama He Treats Your Daughter Mean — Ruth Brown (1953)
Let Old Mother Nature Have Her Way — Carl Smith (1951)
Mother Earth — Memphis Slim (1951)
Mother-in-Law — Ernie K-Doe (1961)
Mother In Law Blues — Little Junior Parker (1956)
Mama Tried — Merle Haggard (1968)
Gonna Tell Your Mother — Jimmy McCracklin (1955)
Have You Seen Your Mother, Baby, Standing in the Shadow? — Rolling Stones (1966)
Mother Fuyer — Dirty Red (1949)
Mama Said Knock You Out — LL Cool J (1990)
*次回、第3回のthemeは”Drinking”です。 お楽しみに!
Mama, You Been On My Mind – Bob Dylan

Recent Entry
第1回 ”Weather”(天気)  ピーター・バラカン 解説...

2:04 午前  
Blogger yoji said...

【ソマリア】海賊はブリトニー・スピアーズがお嫌い[13/11/01]
1 :歩いていこうφ ★:2013/11/01(金) 14:20:21.29 ID:???
 海賊との戦いでは、ブリトニーが頼りになる。

 英大衆紙ミラー電子版が報じたところによると、アフリカ東岸沖に停泊している英商船隊の
超大型タンカーでは、ソマリアの海賊を撃退するため米ポップ歌手ブリトニー・スピアーズの曲を
大音量でかけている。

 アフリカでは先週も、ナイジェリア沿岸沖で石油タンカーが武装した男たちに襲撃され、米国人
の船長と機関長が拉致される事件が発生したばかり。

 国際海事局(IMB)の報告によると、今年に入ってナイジェリア近海で発生した海賊や武装強盗
事件は2件の乗っ取りを含め計30件。全世界では11件の乗っ取りを含め206件の事件が報告されて
いる。

 CNN電子版によると、世界銀行が今年初めに行った調査で、ソマリア沿岸沖の海賊は世界の
貿易コストを毎年180億ドル(約1兆7700億円)押し上げていることが明らかになった。コスト増の
主な原因は、航路変更による燃料費の増加や割高な保険料の支払いだという。

 米非営利団体One Earth Future Foundationのプロジェクト、Oceans Beyond Piracyがまとめた
別のリポートでは、コストはもっと少ない。それによると、海賊被害による世界の経済的コストは
2011年に70億ドルだったのに対し、12年は57億~61億ドルに減少している。コストには、割高な
保険料や航路迂回(うかい)経費、起訴・裁判経費、軍事活動費、身代金と回収費などが含まれて
いる。

 話をブリトニーに戻そう。

 ミラー紙によると、商船隊の航海士レイチェル・オーエンズ氏は「海賊が最も嫌うという理由で
保安チームが彼女の歌を選んだ」と述べ、「海賊は欧米の文化や音楽が大嫌いなので、ブリトニーの
ヒット曲がぴったりだということになった」と説明した。

 最も効果があるとされているのは「ベイビー・ワン・モア・タイム」と「ウップス!アイ
ディド・イット・アゲイン」だそうだ。

ソース:WSJ http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303343404579167081525254414.html?nid=LF20131031&reflink=NLhtml_20131031_a2
依頼です

12:19 午前  
Blogger yoji said...

http://www.interfm.co.jp/bobdylan/blog/

第36回の放送のテーマ “Moon(月)”のオンエア楽曲。
2013年12月5日 / Category:Entry


Bob Dylan’s Theme Time Radio Hour #36: Moon


本放送 : 12月5日(木) 20:00~21:14


再放送 : 12月8日(日) 22:00~23:14



Ornithology — Charlie Parker (1951)

How High The Moon — Les Paul and Mary Ford (1951)

Havana Moon — Chuck Berry (1957)

Kiko And The Lavender Moon — Los Lobos (1992)

By The Light Of The Silvery Moon — Fats Waller (1942)

Blue Moon Of Kentucky — Bill Monroe (1947)

Mister Moonlight — Piano Red (1961)

Moonlight In Vermont — Louis Armstrong and Ella Fitzgerald (1956)

It’s Only A Paper Moon — Big Dee Irwin (196 ?)

Blue Moon On The Bayou — Red Le Blanc & His Crescent Boys (1962)

Yellow Moon — The Neville Brothers (1989)

When My Blue Moon Turns To Gold Again — Cliffie Stone (1948)

Destination Moon — Dinah Washington (1962)

There’s A Moon Out Tonight — The Capris (1960)

Fly Me To The Moon — Bobby Womack (1969)

How High The Moon — Slim Gaillard (1958)

6:10 午前  
Blogger yoji said...


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12103969872?__ysp=c28gd2hhdCDjgrjjgqfjg7zjg6Djgrrjg5bjg6njgqbjg7M%3D

James BrownとMiles Davisの関係について。共にブラックミュージックの巨人であり...
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red_eye_2012さん2013/3/1801:33:43
James BrownとMiles Davisの関係について。共にブラックミュージックの巨人であり、亡くなるまで演奏をやめることがなかった天才です。Milesは好んでJBを聴いていたこともあるようですが、2人の
共演といった話は聞いたことがありません。2人の関係について教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答
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waterspinksingerさん2013/3/1809:33:24
共演は勿論、ジミヘンのような個人的交流も
あったという話は聞かないです。
まあ面識くらいはあったかもしれないですが。
音楽的には、JBはジャズ的な演奏もしますが
それらはビッグバンド風のものですね。
それでもモダン・ジャズを熱心に聴いてはいたようで、
『Cold Sweat』のホーン・リフには
『So What』の影響が窺えるという話もあります

http://www.youtube.com/watch?v=tXMBMM3whyI

一方のマイルスはこのあたりからJB曲の
ギター・カッティングが気になりだしたということなので、
モード~ファンク~ジャズ・ファンクという
音楽上のキャッチボールのような影響関係はあったという感じでしょうか。

11:49 午後  
Blogger yoji said...

2017/12/26 15:18

「ロック史の中で最も偉大なシンガー・ドラマー TOP10」を米Paste Magazineが発表

リード・ヴォーカルも担当するドラマーを厳選した「ロック史の中で最も偉大なシンガー・ドラマー TOP10」を、米国の音楽/エンタテインメント系メディアPaste Magazineが発表

10. Micky Dolenz, The Monkees

9. Karen Carpenter, The Carpenters

8. Peter Criss, Kiss

7. Roger Taylor, Queen

6. Shelia E.

5. Buddy Miles, The Buddy Miles Express/Band of Gypsys

4. Grant Hart, Husker Du

3. Don Henley, The Eagles

2. Phil Collins, Genesis

1. Levon Helm, The Band


詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.pastemagazine.com/articles/2017/12/the-10-best-singing-drummers-in-rock-history.html


http://amass.jp/99169/

8:02 午前  

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