木曜日, 4月 23, 2015

マーシャル, Alfred Marshall:メモ(付『経済学原理』目次)

            (経済学マルクスリンク::::::::::
NAMs出版プロジェクト: マーシャル,Alfred Marshall
http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/alfred-marshall.html(本頁)
NAMs出版プロジェクト: 水とダイヤモンド(メンガー、ジェボンズ、ワルラス関連)
http://nam-students.blogspot.jp/2015/06/blog-post_2.html
ウェーバー「客観性」論文とパーソンズ『社会的行為の構造』:メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2015/05/blog-post_13.html

アルフレッド・マーシャル 英語Alfred Marshall1842年7月26日 — 1924年7月13日)は、イギリス経済学者新古典派経済学を代表する研究者。ケンブリッジ大学教授を務め、ケンブリッジ学派と呼ばれる学派を形成した。同大学の経済学科の独立にも尽力した。主著は、『経済学原理』("Principles of Economics"1890年)。ジョン・メイナード・ケインズアーサー・セシル・ピグーを育てたことでも知られる。
マーシャルは、彼の時代において最も有力な経済学者の一人となった。彼の主著『経済学原理』では需要と供給の理論、すなわち限界効用と生産費用の首尾一貫した理論を束ね合わせた。この本は長い間、イギリスで最も良く使われる経済学の教科書となった。
(マーシャルプランのアメリカ国務長官ジョージ・マーシャルとは別人。)

邦訳『クールヘッド & ウォームハート』@解説によれば、マーシャルは土地労働資本に組織の要素を追加した☆☆(4:8~12)。
■マーシャル『経済学原理』の篇別構成の内容
第1篇 方法論
第2篇 基本概念
第3篇 需要論
第4篇 生産論 ☆☆
第5篇 部分均衡論
第6篇 国民所得分配論

第2から5篇までは道具立ての相違はあるものの、その多くは今日の標準的なミクロ経済学の教科書が対象としているものと重なっている(均衡の持つ意味は大きな相違がある)。これ対して『原理』第6篇「分配論」ではマーシャル独自の議論が展開されている。
第6篇の第一特徴は対象設定の仕方である。第5篇までは生産や消費、交換の一般的な状態は不変と想定されており、マーシャル自身が「仮説的休眠状態」と呼んでいた。ところが、第6編では「生物学的類推」の比重が高まり、より一層、現実的な市場に近づいている。第二の特徴は「国民所得」への着目である。マーシャルの考える「国民所得」は消費財の形態にある商品の総額であり、今日の国民所得の把握の仕方とほぼ同じと言えよう。しかし、ケインズが雇用の観点から国民所得の大きさを問題にするまで、新古典派経済学の中で「国民所得」は軽視されていく。したがって、マクロ経済学への橋渡しの位置にマーシャルがいたということも可能である。しかし、国民所得の分配へのマーシャルの関心は主に古典派経済学の問題関心を継承するものと見たほうがよい。第6篇の最終章には「進歩と生活水準の上昇」というタイトルが付されており、労働者の生活水準の上昇を伴う、経済成長の可能性が探られている。こうした発想がスミスやリカードウにもあったことはあらためて述べるまでもないだろう。
http://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/en/recordID/catalog.bib/BA52207559?hit=5&caller=xc-search
経済学原理 : 序説. 第3版
アルフレッド・マーシャル [著] ; 永沢越郎訳1997.5
東京 : 岩波ブックサービスセンター[m]
4冊 ; Marshall, Alfred, 1842-1924 永沢, 越郎(1919-)
Table of Contents:

第1分冊: 第1篇 予備的展望
    第2篇 若干の基本概念
    第3篇 欲求とその満足
第2分冊: 第4篇 生産要因。土地,労働,資本および組織 ☆☆
第3分冊: 第5篇 需要,供給および価値の一般的関係
第4分冊: 第6篇 国民所得の分配
Notes:
原書第8版(London: Macmillan, 1920)の翻訳

http://jiyugaoka-clweb.com/neimasahiro-essay05/
   根井雅弘
…限界効用説によれば、財の価値は限界効用によって決定されるが、その場合、財の需要面が重要な役割を演じる。反対に、当時の古典派の代表であったJ.S.ミルの生産費説は、財の供給面に着目している(生産費説が労働価値説の発展形態であることはいうまでもない)。この二つの学説は、一見相対立しているようにみえるけれども、時間の長さを明確にすることによって、「需要と供給の均衡」という共通の枠組みの中に包摂することができる。これがマーシャルの立場であった[2]
 例えば、非常に短い時間を想定すれば、ある日の魚市場に供給される魚のように、供給量が一定なので(供給曲線が横軸に垂直)、その価格は需要側の要因によって決定されるだろう(ただし、需要曲線とともに供給曲線もなければ、価格が決まらない)。限界効用説はこの場合には当てはまる。しかし、時間をもっと長くとると、ある財が一定の生産費でいくらでも生産できるようになるだろう(供給曲線が横軸に水平)。この場合、価格は供給側の要因によって決定される(ただし、供給曲線とともに需要曲線もなければ、数量が決まらない)。古典派の生産費説が当てはまるのはこの場合である。というように、マーシャルは、時間の要素に注目すれば、生産費説も限界効用説も「需要と供給の均衡」という枠組みの中に包摂できると考えたのである[3]。マーシャルは次のように述べている[4]
 「価値は生産費によって支配されるか効用によって支配されるかを問うことは、紙を切るのが鋏の上刃であるか下刃であるかを問うのと同じ程度の合理性しか持たないといってもよいかもしれない。……
 一般原則としては、われわれの考察している期間が短いほど、価値に対する需要の影響に対して注意が払われる部分は大でなければならない。また期間が長くなるにつれて、価値に対する生産費の影響がより重要となるであろう。なぜなら生産費の変化の影響は、原則として、需要の変化の影響よりもその実現に長い時間がかかるからである。」

[2] マーシャルの均衡理論は、特定の財の市場を取り上げて、「他の事情が変わらなければ」という条件の下でその財の需給均衡を考察するという意味で「部分」均衡理論と呼ばれる。これに対して、すべての市場の需給均衡を同時に考察するのがワルラスの「一般」均衡理論だが、いずれも、「需要と供給の均衡」を枠組みに採用していることには変わりがない。

[3] マーシャルの価値論は、厳密には、「一時的均衡」「短期正常均衡」「長期正常均衡」に分けられるが、詳しくは、拙著『経済学の歴史』(講談社学術文庫、2005年)第8章を参照。

[4] A.マーシャル『経済学原理③』永澤越郎訳(岩波ブックセンター信山社、1985年)37-38ページ。

[5] A.マーシャル『クールヘッド&ウォームハート』伊藤宣広訳(ミネルヴァ書房、2014年)31ページ。引用は「経済学の現状」(1885年)から。☆


  • The present position of economics : an inaugural lecture given in the Senate House at Cambridge, 24 February, 1885 / by Alfred Marshall. London : Macmillan and Co., 1885 【古典センター Menger/Eng.:948】1885年2月24日、周囲の社会的な苦難に取り組むために冷静な頭脳をもって、しかし暖かい心情をもって (cool heads but warm hearts) 進んで力を差し出す者をより多数、ケンブリッジが世に送り出すよう微力ながら全力を尽くすことが自分の志である旨を述べて、就任講演「経済学の現状(The present position of economics)」をマーシャルは締め括った。
       It will be my most cherished ambition, my highest endeavour to do what with my poor ability and my limited strength I may, to increase the numbers of those, whom Cambridge, the great mother of strong men, sends out into the world with cool heads but warm hearts, willing to give some at least of their best powers to grappling with the social suffering around them; resolved not to rest content till they have done what in them lies to discover how far it is possible to open up to all the material means of a refined and noble life.
    (The present position of economics : an inaugural lecture given in the Senate House at Cambridge, 24 February, 1885 / by Alfred Marshall. London : Macmillan and Co., 1885, p.57)
          私がもっとも深く心に期しておりますことは、またそのためにもっとも大きな努力を払いたいと思っておりますことは、すぐれた人々の母でありますケンブリッジで学ぶ人々の間から、ますます多くの人々が、私たちの周りの社会的な苦難を打開するために、私たちの持ちます最良の力の少なくとも一部を喜んで提供し、さらにまた、洗練された高貴な生活に必要な物的手段をすべての人が利用できるようにすることがどこまで可能であるかを見出すために、私たちに出来ますことをなし終えるまでは安んずることをしないと決意して、冷静な頭脳をもって、しかし暖かい心情をもって、学窓を出て行きますように、私の才能は貧しく、力も限られてはおりますが、私にできるかぎりのことをしたいという願いに外なりません。
    (「経済学の現状」『経済論文集』アルフレッド・マーシャル [著] ; 永沢越郎訳. 東京 : 岩波ブックサービスセンター (製作), 1991.12.10, p.31)



    ///////////


    マーシャル クールヘッド & ウォームハート
    - ミネルヴァ書房
    著者名 アルフレッド・マーシャル/著   伊藤 宣広/訳 2014.10

    内容紹介
    弾力性、消費者余剰など、現代経済学に不可欠の分析装置を考案し、ケインズ、ピグーを育てたケンブリッジ学派の祖マーシャル。新古典派の理論的基礎を確立したマーシャルの経済学、思想のエッセンスを詰め込んだ珠玉の論文選。

    著者紹介
    1842〜1924年。イギリスの経済学者。需要供給分析、弾力性、消費者余剰、外部性、部分均衡分析等の分析装置を考案。ピグー、ケインズといった経済学者を育てた。ケンブリッジ学派の祖。
    http://www.minervashobo.co.jp/book/b181470.html

    凡  例
    第一章 経済学の現状――1885 ☆
    第二章 経済学者の旧世代と新世代――1897年
    第三章 労働者階級の将来――1873年
    第四章 公正な賃金――1887年
     1 一般的な経済状態が急速に変化している時期の諸問題
     2 調停委員会
    第五章 経済騎士道の社会的可能性――1907年
    第六章 ジェヴォンズ氏の『経済学の理論』――1872年
    第七章 ミル氏の価値論――1876年
    第八章 分配と交換――1898年
    第九章 一般物価の変動に対する救済策――1887年
     1 価値の基準が変動することの害悪
     2 貴金属は真の価値の基準を提供できない
     3 金銀から独立した価値の基準
     4 固定比率で貨幣鋳造すれば安定的な複本位制になるか
     5 安定的な複本位制のための提案
     6 購買力の単位をいかに評価すべきか
    解 説 マーシャルの経済学と方法
    訳者あとがき
    索  引

    書評:
    有名な言葉は第一章☆ラスト(35頁)にある。
    第六章で評価されたジェヴォンズはスミスの解けなかった水とダイヤモンドのパラドックスを限界効用説で解いた人。
    第八章206頁に自らの経済学原理の解説があり便利。マーシャル関連文書としてはレッセ・フェールを再考した第五章(136頁~)などと共に最初に読むべき論考。
    解説によれば、マーシャルは土地労働資本に組織☆☆の要素を追加した(290頁)。ミルの影響が大きい。マーシャルは限界効用説の萌芽もミルにあるとしている。


    奥野正寛『ミクロ経済学』のエピグラフに言語で掲げられている。
    http://nam-students.blogspot.jp/2015/04/blog-post_32.html

///////////

Principles of Economics: An introductory volume, by Alfred Marshall, 1890
https://www.marxists.org/reference/subject/economics/marshall/

Principles of Economics: an introductory volume

alfred marshall

Written: 1890
Source: Rod Hay's Archive for the History of Economic Thought, McMaster University, Canada
html Markup: Andy Blunden

Table of Contents:
Book One: Preliminary Survey
Chapter 1: Introduction
Chapter 2: The Substance of Economics
Chapter 3: Economic Generalization or Laws
Chapter 4: The Order and Aims of Economic Studies
Book Two: Some Fundamental Notions
Chapter 1: Introductory
Chapter 2: Wealth
Chapter 3: Production, Consumption, Labour, Necessaries
Chapter 4: Income, Capital
Book Three: On Wants and Their Satisfaction
Chapter 1: Introductory
Chapter 2: Wants in Relation to Activities
Chapter 3: Gradations of Consumers' Demand
Chapter 4: The Elasticity of Wants
Chapter 5: Choice between Different Uses of the Same Thing
Chapter 6: Value and Utility
Book Four: The Agents of Production ☆☆
Chapter 1: Introductory
Chapter 2: The Fertility of Land
Chapter 3: Tendency to Diminishing Return
Chapter 4: The Growth of Population 
Chapter 5: The Health and Strength of the Population 
Chapter 6: Industrial Training 
Chapter 7: The Growth of Wealth
Chapter 8: Industrial Organization
Chapter 9: Division of Labour. The Influence of Machinery
Chapter 10: Concentration of Industries in Particular Localities
Chapter 11: Production on a Large Scale
Chapter 12: Business Management
Chapter 13: Conclusion. Tendencies to Increasing and Diminishing Return

Book Five: The General Relations of Demand
Chapter 1: Introductory. On Markets
Chapter 2: Temporary Equilibrium of Demand and Supply
Chapter 3: Equilibrium of Normal Demand and Supply
Chapter 4: The Investment and Distribution of Resources
Chapter 5: Equilibrium of Normal Demand and Supply
Chapter 6: Joint and Composite Demand
Chapter 7: Prime and Total Cost in Relation to Joint Products
Chapter 8: Marginal Costs in Relation to Values
Chapter 9: General Principles, Continued
Chapter 10: Marginal Costs in Relation to Agricultural Values
Chapter 11: Marginal Costs in Relation to Urban Value
Chapter 12: Equilibrium of Normal Demand and Supply, Continued
Chapter 13: The Doctrine of Maximum Satisfaction
Chapter 14: The Theory of Monopolies
Chapter 15: General Theory of Equilibrium of Demand & Supply
Book Six: The Distribution of the National Income
...第6編詳細目次は引用元サイトで省略されている)

///////////

Marshall: Principles of Economics | Library of Economics and Liberty
http://www.econlib.org/library/Marshall/marP.html

Principles of Economics

Marshall, Alfred
(1842-1924)


Editor/Trans.
First Pub. Date
1890
Publisher/Edition
London: Macmillan and Co., Ltd.
Pub. Date
1920
Comments
8th edition







TABLE OF CONTENTS
Cover
Table of Contents
Preface
Book I. Preliminary Survey.
I.I Introduction.
I.II The Substance of Economics.
I.III Economic Generalizations or Laws.
I.IV The Order and Aims of Economic Studies.
Book II. Some Fundamental Notions.
II.I Introductory.
II.II Wealth.
II.III Production. Consumption. Labour. Necessaries.
II.IV Income. Capital.
Book III. On Wants and Their Satisfaction.
III.I Introductory.
III.II Wants In Relation To Activities.
III.III Gradations Of Consumers' Demand.
III.IV The Elasticity of Wants.
III.V Choice Between Different Uses of the Same Thing. Immediate and Deferred Uses.
III.VI Value and Utility.
Book IV. The Agents of Production. Land, Labour, Capital and Organization. ☆☆
IV.I Introductory.
IV.II The Fertility of Land.
IV.III The Fertility of Land, Continued. The Tendency To Diminishing Return.
IV.IV The Growth of Population.
IV.V The Health and Strength of the Population.
IV.VI Industrial Training.
IV.VII The Growth of Wealth.
IV.VIII Industrial Organization.
IV.IX Industrial Organization, Continued. Division of Labour. The Influence of Machinery.
IV.X Industrial Organization, Continued. The Concentration of Specialized Industries in Particular Localities.
IV.XI Industrial Organization, Continued. Production on a Large Scale.
IV.XII Industrial Organization, Continued. Business Management.
IV.XIII Conclusion. Correlation of the Tendencies To Increasing and To Diminishing Return.
Book V. General Relations of Demand, Supply, and Value.
V.I Introductory. On Markets.
V.II Temporary Equilibrium of Demand and Supply.
V.III Equilibrium of Normal Demand and Supply. ☆☆☆
V.IV The Investment and Distribution of Resources.
V.V Equilibrium of Normal Demand and Supply, Continued, With Reference To Long and Short Periods.
V.VI Joint and Composite Demand. Joint and Composite Supply.
V.VII Prime and Total Cost in Relation To Joint Products. Cost of Marketing. Insurance Against Risk. Cost of Reproduction.
V.VIII Marginal Costs in Relation To Values. General Principles.
V.IX Marginal Costs in Relation To Values. General Principles, Continued.
V.X Marginal Costs in Relation To Agricultural Values.
V.XI Marginal Costs in Relation To Urban Values.
V.XII Equilibrium of Normal Demand and Supply, Continued, With Reference To the Law of Increasing Return.
V.XIII Theory of Changes of Normal Demand and Supply in Relation To the Doctrine of Maximum Satisfaction.
V.XIV The Theory of Monopolies.
V.XV Summary of the General Theory of Equilibrium of Demand and Supply.
Book VI. The Distribution of National Income.
VI.I Preliminary Survey of Distribution.
VI.II Preliminary Survey of Distribution, Continued.
VI.III Earnings of Labour.
VI.IV Earnings of Labour, Continued.
VI.V Earnings of Labour, Continued.
VI.VI Interest of Capital.
VI.VII Profits of Capital and Business Power.
VI.VIII Profits of Capital and Business Power, Continued.
VI.IX Rent of Land.
VI.X Land Tenure.
VI.XI General View of Distribution.
VI.XII General Influences of Economic Progress.
VI.XIII Progress in Relation To Standards of Life.
Appendices.
Appendix A The Growth of Free Industry and Enterprise.
Appendix B The Growth of Economic Science.
Appendix C The Scope and Method of Economics.
Appendix D Uses of Abstract Reasoning in Economics.
Appendix E Definitions of Capital.
Appendix F Barter.
Appendix G The Incidence of Local Rates, With Some Suggestions As To Policy.
Appendix H Limitations of the Use of Statical Assumptions in Regard To Increasing Return.
Appendix I Ricardo's Theory of Value.
Appendix J The Doctrine of the Wages-Fund.
Appendix K Certain Kinds of Surplus.
Appendix L Ricardo's Doctrine As To Taxes and Improvements in Agriculture.
Mathematical Appendix (PDF file; requires free Acrobat Reader plugin) Also available: download of raw TeX ASCII file.
Enlarged art files for Mathematical Appendix
Footnotes (Books I-III)
Footnotes (Book IV)
Footnotes (Book V)
Footnotes (Book VI)
Footnotes (Appendices)
About the Book and Author
以下、国立国会図書館デジタルコレクションより

マーシャル 著,馬場啓之助 訳 東洋経済新報社 1965~7

目次 (tableOfContents)
目次〔第一分冊〕 / (0016.jp2)
はしがき 中山伊知郎 / p1 (0005.jp2)
初版への序文 / p7 (0008.jp2)
第八版への序文 / p15 (0012.jp2)
第一編 予備的な考察 / (0024.jp2)
第一章 序論 / p3 (0025.jp2)
第二章 経済学の本質 / p18 (0033.jp2)
第三章 経済法則 / p36 (0042.jp2)
第四章 経済学研究の手順と目標 / p47 (0047.jp2)

第二編 若干の基本的概念 / (0054.jp2)
第一章 序論 / p63 (0055.jp2)
第二章 富 / p70 (0059.jp2)
第三章 生産・消費・労働・必需品 / p81 (0064.jp2)
第四章 所得・資本 / p92 (0070.jp2)
付録A 自由な産業と企業の成長 / p109 (0078.jp2)
付録B 経済学の発達 / p159 (0103.jp2)
付録C 経済学の領域と方法 / p187 (0117.jp2)
付録D 経済学における抽象的推論の用途 / p205 (0126.jp2)
付録E 資本の定義 / p211 (0129.jp2)
解題A マーシャルと『経済学原理』 / p245 (0146.jp2)
解題B 第一冊に関する若干の校訂ノート / p272 (0160.jp2)
URL
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3007907

目次 〔第二分冊〕 / (0004.jp2)
第三編 欲望とその充足 / (0012.jp2)
第一章 序論 / p3 (0013.jp2)
第二章 活動との関連における欲望 / p7 (0015.jp2)
第三章 消費者需要の階差 / p15 (0019.jp2)
第四章 欲望の弾力性 / p30 (0027.jp2)
第五章 同一事物の種々な用途間の選択 直接の用途と将来の用途 / p50 (0037.jp2)
第六章 価値と効用 / p59 (0041.jp2)

第四編 生産要因 土地・労働・資本および組織 / (0051.jp2) ☆☆
第一章 序論 / p81 (0052.jp2)
第二章 土地の肥沃度 / p88 (0056.jp2)
第三章 土地の肥沃度続論 収益逓減の傾向 / p96 (0060.jp2)
第四章 人口の増加 / p129 (0076.jp2)
第五章 人口の健康と力 / p155 (0089.jp2)
第六章 産業上の訓練 / p170 (0097.jp2)
第七章 富の発達 / p190 (0107.jp2)
第八章 産業上の組織 / p216 (0120.jp2)
第九章 産業上の組織続論 分業 機械の影響 / p229 (0126.jp2)
第一〇章 産業上の組織続論 特定地域への特定産業の集積 / p250 (0137.jp2)
第一一章 産業上の組織続論 大規模生産 / p264 (0144.jp2)
第一二章 産業上の組織続論 企業経営 / p281 (0152.jp2)
第一三章 結論 収益逓増の傾向と収益逓減の傾向の相関 / p310 (0167.jp2)
数学的付録 ノート 一―一一 / 巻末 / (0189.jp2)
解題C 第二分冊に関する若干の校訂ノート / p323 (0173.jp2)

目次 (tableOfContents)
目次 〔第三分冊〕 / (0004.jp2)
第五編 需要・供給および価値の一般的関係 / (0013.jp2)
第一章 序論 市場について / p3 (0014.jp2)
第二章 需要と供給の一時的均衡 / p13 (0019.jp2) ☆☆☆
第三章 正常な需要と供給の均衡 / p22 (0024.jp2)
第四章 資源の投資と配分 / p39 (0032.jp2)
第五章 正常な需要と供給の均衡続論 長期均衡と短期均衡 / p55 (0040.jp2)
第六章 結合および複合需要 結合および複合供給 / p77 (0051.jp2)
第七章 結合生産物に関する主要費用および全部費用 販売費用 危険補償 再生産費用 / p94 (0060.jp2)
第八章 価値と限界費用の関係 一般原則 / p106 (0066.jp2)
第九章 価値と限界費用の関係 一般原則続論 / p119 (0072.jp2)
第一〇章 農産物の価値と限界費用の関係 / p135 (0080.jp2)
第一一章 都市の地価と限界費用の関係 / p155 (0090.jp2)
第一二章 正常な需要と供給の均衡続論 収益逓増の場合 / p174 (0100.jp2)
第一三章 最大満足説からみた正常な需要と供給の移動に関する理論 / p184 (0105.jp2)
第一四章 独占の理論 / p203 (0114.jp2)
第一五章 需要と供給の均衡に関する一般理論の要約 / p227 (0126.jp2)
付録F バーター / p241 (0133.jp2)
付録G 地方税の帰着、および政策にたいする若干の示唆 / p249 (0137.jp2)
付録H 収益逓増の起こる場合における静学的仮説の用途の制限 / p271 (0148.jp2)
付録I リカルドの価値論 / p285 (0155.jp2)
数学的付録 ノート 一二―二三 / 巻末 / (0186.jp2)
解題D 第三分冊に関する若干の校訂ノート / p305 (0165.jp2)
URL
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3007909

目次 (tableOfContents)
目次 〔第四分冊〕 / (0004.jp2)
第六編 国民所得の分配 / (0014.jp2)
第一章 分配の予備的考察 / p3 (0015.jp2)
第二章 分配の予備的考察続論 / p31 (0029.jp2)
第三章 労働の稼得 / p59 (0043.jp2)
第四章 労働の稼得続論 / p77 (0052.jp2)
第五章 労働の稼得続論 / p92 (0060.jp2)
第六章 資本の利子 / p104 (0066.jp2)
第七章 資本の利潤と企業能力 / p125 (0076.jp2)
第八章 資本の利潤と企業能力続論 / p141 (0084.jp2)
第九章 土地の地代 / p168 (0098.jp2)
第一〇章 土地保有 / p179 (0103.jp2)
第一一章 分配の一般的見解 / p211 (0119.jp2)
第一二章 価値にたいする進歩の一般的影響 / p222 (0125.jp2)
第一三章 生活基準との関連における進歩 / p249 (0138.jp2)
付録J 賃金基金説 / p297 (0162.jp2)
付録K 余剰のいくつかの種類 / p313 (0170.jp2)
付録L 租税と農業改良に関するリカルド説 / p319 (0173.jp2)
数学的付録 ノート二四 / 巻末 / (0190.jp2)
解題E 第四分冊に関する若干の校訂ノート / p331 (0179.jp2)
人名索引 / 巻末1 / (0203.jp2)
事項索引 / 巻末8 / (0199.jp2)
URL
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3007918
国立国会図書館

☆☆☆
 「価値は生産費によって支配されるか効用によって支配されるかを問うことは、紙を切るのが鋏の上刃であるか下刃であるかを問うのと同じ程度の合理性しか持たないといってもよいかもしれない。……
 一般原則としては、われわれの考察している期間が短いほど、価値に対する需要の影響に対して注意が払われる部分は大でなければならない。また期間が長くなるにつれて、価値に対する生産費の影響がより重要となるであろう。なぜなら生産費の変化の影響は、原則として、需要の変化の影響よりもその実現に長い時間がかかるからである。」(別訳)

価値は生産費によって支配されるか効用によって支配されるかを問うことは、 紙を切るのが鋏の上刃であるか下刃であるかを問うのと同じ程度の合理性を持たない といってよいかもしれない。 一方の刃を固定しておいて、他方の刃だけを動かして紙を切った時には、 紙を切ったのは動かした方の刃であると、 不注意な簡略法としては言ってよいかもしれない。 しかし、そのような言い方は厳密には正しくない。 ...一般原則としては、とりあげる期間が短ければ、価値に対する需要側の影響を それだけ重視しなくてはならないし、期間が長ければ、生産費の影響をそれだけ重く 考えなくてはならない、と結論してさしつかえないようである」 (『原理』第3巻、37~8頁)

参考:
http://homepage1.nifty.com/gujyo-economic-res/micro.files/w-antei.htm
ワルラス安定とマーシャル安定:

 P|
  |D      S
P0|_\a__b/
  |  \ ⬇︎/
  |   \/e
  |   /\     
P1|_c/_⬆︎\d 
  |S/    \D
 0|____________
          Q

上図の場合で考えてみよう。価格がP0の水準にあるとき、abだけの超過供給が生じているために均衡点eに向かって価格は下落します。
 一方、価格がP1のときにはcdだけ超過需要の存在のために価格はeに向かって上昇します。
 このように価格の変動を通して、需給が均衡することをワルラス安定といいいます。均衡への収束が生じないケースはこれに反してワルラス不安定と呼ばれます。

 P|
  |D      S
P0| \a  c/
  | |\e /|
  | |➡︎\/⬅︎|
  | | /\ |     
P1| b/  \d
  |S/    \D
 0|_|____|________
    Q0   Q1   Q

上図で取引量がQ0の水準にあるときには需要価格PDが供給価格PSをabだけ上回っているために超過需要価格が生じていることから、取引量は均衡eの方向に移動して需給均衡が成立します。
 一方、取引量がQ1の水準にあるときにはcdだけ超過需要価格が発生していることから、取引量はeに向かって減少し需給均衡が成立します。
 このように、取引量(数量)の調整によって、市場均衡が成立することをマーシャル安定といい、数量調整が需給を均衡させる方向に作用しない場合にはマーシャル不安定と呼びます。

//////////

マーシヤル経済学にかんするT・バーソンズの研究について-活動,生活 ...
http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/bitstream/2297/24005/1/AN00044251-8-2-1pdf.pdf
しかし,そのリアリズムを最ビも良く示しているとさえ思われる「活動・生活の変化」と「分配」・「進歩」とを関係づけたマーシャルのユニークな論理 ... 人間を広い視野から取扱う マーシャルの試みは,後継する経済学研究に殆んど見るべき影響を与えなかった。 ..... マーシャルは,生産の諸要素と所得の分配分の基本的分類にかんし,土地,労働,資本 という古典的カテゴリーに,彼が「組織」と呼んだ ..... 3)「生活と進歩」の問題マーシャル は,主著「経済学原理」最終章の「第六編国民所得の分配,第十三章」を「生活基準との 関連..

オイコノミカ
(Adobe PDF)
-htmlで見る
ncu.repo.nii.ac.jp/index.php?...
しかし本論文でいう<消費>とは消費購買のことではなく,消費することそのものの. こと である. ... それ故に本論文においては,最初から①と③を分離して捉えず,最終的消費 観として一 ... 本論文の第1節では,マーシャルの『経済学原理』において最終的消費観 の表れている部分を ..... ここでは,広い視野で見れば全体的であ
る事実も,分離された 部分的事実として研究すること ... 国民分配分(national divinded.

参考:
NAMs出版プロジェクト: 3か4か?(タルコット・パーソンズ体系)
http://nam-students.blogspot.jp/2010/09/blog-post_7474.html
社会的行為の構造 全5冊 1 総論 2 マーシャル・パレート論 3 デュルケーム論 4 M. ウェーバー論(Ⅰ) 5 M.ウェーバー論(Ⅱ) タルコット・パーソンズ著/稲上毅・厚東洋輔・ 溝部明男訳/木鐸社/Ⅰ1989・Ⅱ1986・Ⅲ1989・Ⅳ1986・Ⅴ1989





マー シャルは需要曲線と供給曲線との交点として均衡価格を考えようとする。 したがって、ジェヴォンズのような2商品の交換という想定は、 マーシャルの目にはきわめて不十分なものに映ったにちがいない。 需要と供給については有名な鋏の比喩を用いて、両者が価値を決めることを強調した。
価値は生産費によって支配されるか効用によって支配されるかを問うことは、 紙を切るのが鋏の上刃であるか下刃であるかを問うのと同じ程度の合理性を持たない といってよいかもしれない。 一方の刃を固定しておいて、他方の刃だけを動かして紙を切った時には、 紙を切ったのは動かした方の刃であると、 不注意な簡略法としては言ってよいかもしれない。 しかし、そのような言い方は厳密には正しくない。 ...一般原則としては、とりあげる期間が短ければ、価値に対する需要側の影響を それだけ重視しなくてはならないし、期間が長ければ、生産費の影響をそれだけ重く 考えなくてはならない、と結論してさしつかえないようである」 (『原理』第3巻、37~8頁)
マー シャルは市場での需要と供給との均衡を扱うのに、 「部分均衡論」と後に呼ばれる手法を用いた。 それは「他の事情が等しければ (ceteris paribus)」という条件をつけて、 対象を単純化して分析するやり方である。 ある商品の需要と供給は他の多くの市場から影響を受けるし、 逆に他の市場に影響を与えることで相互作用のうちにある。 そこで、この相互作用をとりあえず遮断したものとして、 需要あるいは供給の変化を問題にするやり方が部分均衡分析である。 こうした手法は、ワルラスが体系化した、全ての変数の同時的な均衡を扱う 一般均衡論と比較すれば、より現実に近い均衡のプロセスを扱うものといえよう。
マーシャルは時間を、一時的、 短期、長期、超長期の4種類に区分している(3巻、79頁)。 こうした区分は、部分均衡分析の手法と密接に関連している。 なぜならば、ここでの時間は供給側の需要への調整の仕方による理論的区分であり、 変化の要因をどこまで認めるかによる区分となっているからである。
マー シャルは、需要と供給をはさみの両刃にたとえ、価格決定においては両者が等しく役割を果たすことを強調した。(『原理』348;邦訳3,p.37)その上 で、分析の時間的視野を長期化していくにつれて、生産局面の分析が中心的役割を果たすとも述べている。(『原理』349;邦訳3,p.39)はさみの両刃 の喩えは人口に膾炙しており、彼の経済学が均衡論であることはまったく疑問の余地がないように見える。しかしながら、現在の標準的テキストで定義される短 期均衡、長期均衡は、マーシャルの時間分析から生まれたものではあるが、マーシャル・オリジナルの概念を改変して生み出されたものである。標準的なテキス トにおける長期均衡では、価格競争に後れを取った企業群は長期均衡に至る途上で淘汰される。そして、価格競争による淘汰は長期均衡に達した瞬間で終了す る。長期均衡においては、同一の規模の企業群だけが存在している。しかし、マーシャルは不完全な情報の下では、価格競争が非効率な企業を淘汰するまで貫徹 することはないと考えていた。それゆえ、マーシャルの長期正常均衡においては、すべての企業が同一の生産量と効率性を実現しておらず、産業内には規模も生 産性も異なる企業群が存在している。長期正常均衡は、仮想的な「代表的企業」によって「産業の均衡」として定義されている。価格競争がもたらす究極的な均 衡を求めることが目的だとすれば、長期正常均衡はいかにも中途半端な到達点である。中途半端というだけでなく、所与の技術のもとでの価格競争の貫徹結果と しては、均衡と両立するはずのない内部経済や外部経済を容認しているという意味で矛盾を含んでいる。マーシャルの死後、これらの点を突く批判が殺到し、い わゆるケンブリッジ費用論争を引き起こしたことはよく知られている。当論争の詳細な事情は他紙に委ねることにして、ここでは、当論争の結果として「部分均 衡論としてのマーシャル経済学」が成立したことだけを押さえておく。

11 Comments:

Blogger yoji said...


https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/opac/OPP1500?ID=1&SELDATA=TOSHO&SEARCHID=3&START=1&ORDER=DESC&ORDER_ITEM=SORT4-F&LISTCNT=10&MAXCNT=1000&SEARCHMETHOD=SP_SEARCH&MENUNO=0
マーシャル クールヘッド&ウォームハート
著者名等  アルフレッド・マーシャル/著  ≪再検索≫
著者名等  伊藤宣広/訳  ≪再検索≫
著者等紹介 【マーシャル】1842~1924年。イギリスの経済学者。需要供給分析、弾力性、消
費者余剰、外部性、部分均衡分析など現代経済学に不可欠な分析装置を考案し、ピグー、
ケインズといった優れた経済学者を育てた。ケンブリッジ学派の祖。
著者等紹介 【伊藤】1977年三重県生まれ。京都大学大学院経済学研究科修了。現在、高崎経済大
学経済学部教授。主著「ケンブリッジ学派のマクロ経済分析」「現代経済学の誕生」ほか

出版者   ミネルヴァ書房
出版年   2014.10
大きさ等  20cm 306,6p
注記    Memorials of Alfred Marshall.の翻訳
NDC分類 331.74
件名    経済学‐ケンブリッジ学派  ≪再検索≫
内容    現代経済学に必須のメカニズムを考案し、新古典派の理論的基礎を確立したマーシャル。
ケインズ、ピグーを育てたケンブリッジ学派の祖・マーシャルの経済学の全貌、そして政
策に関する内容までを網羅した論文選。
内容    内容: 経済学の現状
内容    経済学者の旧世代と新世代
内容    労働者階級の将来
内容    公正な賃金
内容    経済騎士道の社会的可能性
内容    ジェヴォンズ氏の『経済学の理論』
内容    ミル氏の価値論
内容    分配と交換
内容    一般物価の変動に対する救済策
内容    解説 マーシャルの経済学と方法 / 伊藤宣広著
ISBN等 4-623-07146-4
ISBN等 978-4-623-07146-3

4:56 午前  
Blogger yoji said...

所得は有効需要の大きさによってきまり、有効需要は消費需要と投 資需要の合計である(有効需要の原理)。
ところが消費の量は、所得の大きさがきまればきまるという関係がある。これが消費性向の関係としてとらえられている。
そこで、消費が所得の大きさによってきまれば、投 資の大きささえきまるならば、
それによって所得の大きさと消費の大きさがきまるわけである。これが乗数理論であった。いまこれを式で書けば、

所得=1/(1-消費性向)×投 資

である。以上は生産量の大きさをきめるメカニズムであり、生産物の市場(財の市場)の問題である。》

6:07 午前
yoji said...

http://www.aomori-u.ac.jp/staff/totsuka/pdf/cap12.pdf


マーシャルは『原理』の冒頭(第1篇 予備的展望、第1章 序論)で、

「政治経済学または経済学は人生の日常の実務Businessにおける人間の研究であり、人間の個人的、社会的行為のうちで、福祉の物的条件の獲得と利用にもっとも密接に結びついた部分を考察対象とする。それゆえ経済学は一面において富の研究であると同時に、多面において、またより重要な側面として、人間研究の一部である。なぜなら人間の性情は、日常の仕事と仕事によって得られる物的な資力の大小によって形成されるところが大であったからである」

(『原理』第1分冊、以下永澤越郎訳、岩波ブックセンター、1985年を用いるがページ数のみ記す。2ページ)
と経済学の研究対象を明示している。これについては「第8版序文」でも、「経済学の主要な関心事は(中略)善悪いずれの方向にせよ変化と進歩に駆り立てられる人間存在である」と人間が対象であるとしている。さらに第1編の「第2章 経済学の内容」でも、「経済学は人生の日常の実務において生き、働きそして考える人間の研究である。しかし経済学は、人間生活の実務的な部分において人間の行動にもっとも強力に、もっとも持続的に作用する動機を主として問題にする」(『原理』第1分冊19ページ)とやや視点を変えて述べている。また経済学研究の順序と目標を扱っている第4章では、「経済学は、人間の政治的、社会的ならびに私的生活の経済的な側面と条件の研究と解されているが、とりわけ人間の社会的生活に関する研究と見るべきである。研究の目標は知識をそれ自体として求めることであり、

5:34 午前
yoji said...
邦訳ピグー富と厚生
8頁

マーシャル

人生の日常の実務Businessにおける人間の研究

5:51 午前
yoji said...

マーシャル 経済学原理 全4巻揃
マーシャル、永沢越郎訳、岩波ブックセンター信山社
函・良、本・美

5:59 午前
yoji said...
経済学原理 1
著者名等  マーシャル/〔著〕  ≪再検索≫
著者名等  馬場啓之助/訳  ≪再検索≫
出版者   東洋経済新報社
出版年   1965.10
大きさ等  22cm 278p
注記    Principles of economics. 9th ed./の翻訳 著者の
肖像あり

7:35 午前  
Blogger yoji said...

1 経済学原理 3 / A.マーシャル/著 / 東洋経済新報社 / 1972
2 経済学原理 4 / A.マーシャル/著 / 東洋経済新報社 / 1967
3 経済学原理 3 / マーシャル/〔著〕 / 東洋経済新報社 / 1966.9
4 経済学原理 2 / マーシャル/著 / 東洋経済新報社 / 1966.3
5 経済学原理 1 / マーシャル/〔著〕 / 東洋経済新報社 / 1965.10
6 経済学原理 / マーシァル/〔著〕 / 佐藤出版部 / 1919.4

7:37 午前  
Blogger yoji said...

http://homepage1.nifty.com/gujyo-economic-res/micro.files/w-antei.htm
ワルラス安定とマーシャル安定



P|
 |
 |D      S
 |  \ ⬇︎/
 |   \/
 |   /\     
 |S / ⬆︎\ D
 |    
0|____________
          Q

 P|
  |D      S
P0|_\a__b/
  |  \ ⬇︎/
  |   \/e
  |   /\     
P1|_c/_⬆︎\d 
  |S/    \D
 0|____________
          Q

上図の場合で考えてみよう。価格がP0の水準にあるとき、abだけの超過供給が生じているために均衡点eに向かって価格は下落します。
 一方、価格がP1のときにはcdだけ超過需要の存在のために価格はeに向かって上昇します。
 このように価格の変動を通して、需給が均衡することをワルラス安定といいいます。均衡への収束が生じないケースはこれに反してワルラス不安定と呼ばれます。



P|
 |
 |D      S
 |  \  /
 |  ➡︎\/⬅︎
 |   /\     
 |S /  \ D
 |    
0|____________
          Q

 P|
  |D      S
P0| \a  c/
  |  \e /
  | ➡︎|\/|⬅︎
  |  |/\|     
P1| b/  \d
  |S/|  |\D
 0|__|__|________
    Q0  Q1    Q

 P|
  |D      S
P0| \a  c/
  | |\e /|
  | |➡︎\/⬅︎|
  | | /\ |     
P1| b/  \d
  |S/    \D
 0|_|____|________
    Q0   Q1   Q
上図で取引量がQ0の水準にあるときには需要価格PDが供給価格PSをabだけ上回っているために超過需要価格が生じていることから、取引量は均衡eの方向に移動して需給均衡が成立します。
 一方、取引量がQ1の水準にあるときにはcdだけ超過需要価格が発生していることから、取引量はeに向かって減少し需給均衡が成立します。
 このように、取引量(数量)の調整によって、市場均衡が成立することをマーシャル安定といい、数量調整が需給を均衡させる方向に作用しない場合にはマーシャル不安定と呼びます。

P|
 |
 |D      S
 |  \  /
 |   \/
 |   /\     
 |S /  \ D
 |    
0|____________
          Q

5:29 午後  
Blogger yoji said...

凡  例

第一章 経済学の現状――1885 ☆

第二章 経済学者の旧世代と新世代――1897年

第三章 労働者階級の将来――1873年

第四章 公正な賃金――1887年
 1 一般的な経済状態が急速に変化している時期の諸問題
 2 調停委員会

第五章 経済騎士道の社会的可能性――1907年

第六章 ジェヴォンズ氏の『経済学の理論』――1872年

第七章 ミル氏の価値論――1876年

第八章 分配と交換――1898年

第九章 一般物価の変動に対する救済策――1887年
 1 価値の基準が変動することの害悪
 2 貴金属は真の価値の基準を提供できない
 3 金銀から独立した価値の基準
 4 固定比率で貨幣鋳造すれば安定的な複本位制になるか
 5 安定的な複本位制のための提案
 6 購買力の単位をいかに評価すべきか

解 説 マーシャルの経済学と方法

訳者あとがき

索  引

6:33 午後  
Blogger yoji said...

以下のマーシャルとは別人

マーシャル・プラン - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/マーシャル・プラン

マーシャル・プラン(Marshall Plan)は、第二次世界大戦で被災した欧州諸国のために、 アメリカ合衆国が推進した復興援助計画。通常は提唱者の国務長官ジョージ・ マーシャルの名を冠してこのように呼ぶが、正式名称は欧州復興計画(おうしゅ...
概要-前史-援助停止通告-ギリシャ・トルコ情勢
マーシャル=プラン - 世界史の窓
www.y-history.net/appendix/wh1601-063.html
1947年7月、アメリカ大統領トルーマン政権の国務長官マーシャルが発表した、 ヨーロッパ経済復興援助計画 。ヨーロッパ諸国の戦後復興にアメリカが大規模な援助を 提供し、経済を安定させて共産主義勢力の浸透を防止する狙いであった。これは、 トルーマン ...
マーシャルプラン(マーシャルプラン)とは - コトバンク
kotobank.jp/word/マーシャルプラン-632741
デジタル大辞泉 - マーシャルプランの用語解説 - 第二次大戦後、G=C=マーシャルの 提案に基づき、1948年から51年まで実施された、欧州経済の復興を目的とする援助 計画。西欧16か国は受け入れのためOEEC(欧州経済協力機構)を結成したが、ソ連と ...

6:50 午後  
Blogger yoji said...


http://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/en/recordID/catalog.bib/BA52207559?hit=5&caller=xc-search
経済学原理 : 序説. 第3版
Format:
Book
Responsibility:
アルフレッド・マーシャル [著] ; 永沢越郎訳
Published:
[出版地不明] : [出版者不明], 1997.5
東京 : 岩波ブックサービスセンター[m]
Description:
4冊 ; 22cm
Authors:
Marshall, Alfred, 1842-1924
永沢, 越郎(1919-)
Catalog.Bib:
BA52207559
Table of Contents:
第1分冊: 第1篇 予備的展望
    第2篇 若干の基本概念
  第3篇 欲求とその満足
第2分冊: 第4篇 生産要因。土地,労働,資本および組織 第3分冊: 第5篇 需要,供給および価値の一般的関係 第4分冊: 第6篇 国民所得の分配
Notes:
原書第8版(London: Macmillan, 1920)の翻訳

7:03 午後  
Blogger yoji said...

マーシャルは、需要と供給をはさみの両刃にたとえ、価格決定においては両者が等しく役割を果たすことを強調した。(『原理』348;邦訳3,p.37)その上で、分析の時間的視野を長期化していくにつれて、生産局面の分析が中心的役割を果たすとも述べている。(『原理』349;邦訳3,p.39)はさみの両刃の喩えは人口に膾炙しており、彼の経済学が均衡論であることはまったく疑問の余地がないように見える。しかしながら、現在の標準的テキストで定義される短期均衡、長期均衡は、マーシャルの時間分析から生まれたものではあるが、マーシャル・オリジナルの概念を改変して生み出されたものである。標準的なテキストにおける長期均衡では、価格競争に後れを取った企業群は長期均衡に至る途上で淘汰される。そして、価格競争による淘汰は長期均衡に達した瞬間で終了する。長期均衡においては、同一の規模の企業群だけが存在している。しかし、マーシャルは不完全な情報の下では、価格競争が非効率な企業を淘汰するまで貫徹することはないと考えていた。それゆえ、マーシャルの長期正常均衡においては、すべての企業が同一の生産量と効率性を実現しておらず、産業内には規模も生産性も異なる企業群が存在している。長期正常均衡は、仮想的な「代表的企業」によって「産業の均衡」として定義されている。価格競争がもたらす究極的な均衡を求めることが目的だとすれば、長期正常均衡はいかにも中途半端な到達点である。中途半端というだけでなく、所与の技術のもとでの価格競争の貫徹結果としては、均衡と両立するはずのない内部経済や外部経済を容認しているという意味で矛盾を含んでいる。マーシャルの死後、これらの点を突く批判が殺到し、いわゆるケンブリッジ費用論争を引き起こしたことはよく知られている。当論争の詳細な事情は他紙に委ねることにして、ここでは、当論争の結果として「部分均衡論としてのマーシャル経済学」が成立したことだけを押さえておく。 マーシャル経済学に加えられた批判と改



http://jshet.net/docs/conference/77th/fujii.pdf

2:28 午前  
Blogger yoji said...

限界効用の理論 - ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。
http://blog.goo.ne.jp/sotashuji/e/c1b0ef259a3649a15eefb9660c776ce1
引き続き、間宮陽介著「市場社会の思想史」より。

市場社会の思想史―「自由」をどう解釈するか
間宮陽介著
中央公論新社

このアイテムの詳細を見る


1870年代に、経済学の歴史を画する3冊の書物が相次いで公刊された。

カール・メンガーの『国民経済学原理』(1871)、ウィリアム・スタンレー・ジェヴォンズの『経済学の原理』(1871)、レオン・ワルラスの『純粋経済学要論』(1874)である。

前掲書(間宮)の説明を引用する。

これらの書物が画期的であったのは、そこにおいて限界効用の概念が明確に示され、しかもこの限界効用を基礎にして価値論を説く限界効用の理論が組織的に展開されたことによる。彼らは同一の理論を互いに独立してうちたてた。彼らの理論は今日の新古典派経済理論の端緒となるものであった。(p. 43)

考えてみれば、私は経済学の教科書というものをきちんと読んだことがない。
それでも、経済学の基礎を解説した本を読んで、「限界効用」という言葉については、わかったようなわからないような言葉だと思っていた。
どうも、正確な意味を理解していたかどうか、いささか心もとない。

さて、前掲書においては、次のように説明されている。

(アダム・)スミスは、水のように大きな使用価値をもつものがほとんど交換価値をもたず、反対にダイヤモンドのようにほとんど何の役にも立たないものが非常に大きな交換価値をもつ場合があることを例に挙げて、交換価値の真の尺度は何か、また、商品の価値は何によって作り出されるのか、という問いを立てたという。

この問いに対するスミスの答えは、前者については労働が真の尺度であり(これが後にリカードやマルクスに受け継がれて「労働価値論」となる)、後者については、価値は賃金と地代と利潤から構成されるとした(「価値の生産費説」)。

これに対して、メンガー、ジェヴォンズ、ワルラスは、商品に価値を与えるのはその生産に要する労働や生産費などではなく、消費者の主観的効用だと主張する(主観価値論)。

水とダイヤモンドの使用価値と交換価値の逆転というパラドックスは以下のように説明される。

水一般の効用、ダイヤモンド一般の効用というものは存在しない。それらの使用価値(効用)は使う人ごとに異なっているはずである。また、使用する数量の多寡によっても変わってくる。

水が希少であるときは、それは緊急度の高い飲み水として使われ、やや量が多いときには、例えば炊事に用いられ、さらに量が増えていくにしたがって洗濯や水撒きなど、それほど緊急度の高くない用途にも用いられるようになる。

よって、水の交換価値を決めるのは、水全体に対する主観的評価(全体の効用)ではなく、最後の一杯の水に対する評価(限界効用)である、ということになる。
(以上、前掲書p. 43 - 45)

この説明でもまだわかりにくいことはわかりにくい。ことに「最後の一杯の水」、というのがわかりにくいと思う。
「限界効用」は英語だと marginal utility だが、ジェヴォンズの用語だと、 final degree of utility (最終効用度)というらしい。
多分、「最後の一杯」と言うより、(実は同じことなのだが)これから新たに利用(消費)しようとする一単位の財ととらえるほうがわかりやすい。
そのように言い換えると、上の説明は、次のようになるだろう。

ある財(資源)の利用可能な総量が限定されていて、まさにこれから新たに利用(消費)されようとする最小単位が相対的に希少価値が大きい場合は限界効用が大きく、そうでない場合(相対的に供給が安定していて利用可能な総量が十分に大きく、入手が容易な場合)は限界効用が小さい。

ごく簡単に言うと、手に入りにくいものはそれを手に入れたときの主観的な満足(限界効用)が大きく、逆に、手にはいりやすいものは限界効用が小さい。商品の交換価値は、そのような限界効用の大小によって決定される。

これは、現在のわれわれの感覚から言うと「当たり前」のことではある。
しかし、それが思考以前に当たり前のこととして一般に受け入れられていることが、新古典派経済学的な思考が社会的に浸透していることを裏付けていることになる、という考え方は決して当たり前のことではない。

メンガー、ジェヴォンズ、ワルラスらが、「財価値の究極的な決定因は限界効用だと考えた」ことは、従来の価値決定論からの大きな転換であり、そのことを前掲書では「限界革命」と表している。

なお、メンガーは、現実の人間ではない、経済合理的ないわゆる「経済人」を仮構し、今日「理論経済学」と呼ばれる理論的、精密科学的な経済学を提唱した(歴史学派との「方法論争」)。社会を個人の集合ととらえるその原子論的な思考方法が後にシュンペーターによって「方法論的個人主義」と呼ばれたということも記憶しておいてよいことである。

1:25 午前  
Blogger yoji said...

水とダイヤモンドのパラドックス
http://para.zashiki.com/water-diamond/water-diamond.html
商品の価格を決定するのは限界効用

これまでは、水とダイヤモンドのパラドックスは使用価値によって交換価値を生み出す、つまり実用性が高いほど価格が高いという前提で議論されていました。しかし、この前提を否定して、交換価値を決定するのはモノの希少性と商品を一単位追加するときに得られる満足度(限界効用)であるとした人たちがいました。その中心人物が、ジェボンズ、メンガー、ワルラスの三人です。1870年代に三人はほとんど同時期にこの概念を提唱しており、この概念は限界革命と呼ばれます。

「一般的な水」と「具体的な水」は区別しなくてはならない



水ほど有用なものはないけれども、それはほとんどなにも購買しないだろう。どんなものも、それと交換に手にいれることは、ほとんどできないのである。その反対に、ダイアモンドは、ほとんどなんの使用価値ももたないけれども、非常に大量の他の財貨が、しばしば、それと交換にえられるであろう。

スミス
国富論
1:4

5:50 午前  
Blogger yoji said...

ジェボンズ
Jevons, William Stanley


[生]1835.9.1. リバプール
[没]1882.8.13. ヘースティングス近郊
イギリスの経済学者,論理学者。レオン・ワルラス,カール・メンガーとほとんど同時に限界効用理論を展開した(→限界効用学派)。ロンドンのユニバーシティ・カレッジに学んだが,経済的困窮により 18歳のときオーストラリアへ渡り貨幣検査官となる。1859年に帰国,再入学。卒業後 1866年オーウェンズ・カレッジの教授に就任し,1876年から母校の教授を務めた。1880年に教授の職を辞し,1882年水泳中死亡した。ジョン・スチュアート・ミルの経済学が主流であったイギリスにあって,みずからの経済学を「快楽と苦痛の微分学」と称し,経済学に功利主義的な人間観と数学という分析用具を取り入れようとした。ジェボンズの交換方程式は交換現象を個別の主体間の交渉均衡としてとらえる面があり(→一物一価の法則),フランシス・Y.エッジワースやクヌート・ウィクセルに影響を与えた。主著『経済学の理論』The Theory of Political Economy(1871)のほか,当時イギリスの動力源であった石炭の早晩の枯渇を予言してベストセラーとなった『石炭問題』The Coal Question(1865)をはじめ,貨幣論,景気循環論の領域でも優れた経験的・理論的研究を残しており,論理学や科学的方法論上の業績も重要。1972年以降 7巻からなる論文・書簡集"Papers and Correspondence of William Stanley Jevons"が公刊された。(→価値学説,限界革命)

5:15 午前  

コメントを投稿

Links to this post:

リンクを作成

<< Home