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NAMs出版プロジェクト: 北欧神話:メモ
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神々の戦い【北欧神話】 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2138850601577815001▼【アース神族 VS ヴァン神族】
<互いに人質を差し出すことで一時の平和に>
この戦いのきっかけはオーディンがヴァン神族の死なない神に槍を放ったことがきっかけとされている。
武力で攻めるアース神族に対して、魔法で対抗するヴァン親族。
どちらもゆずらずに戦争は長期化してしまう。
しかしだんだん疲弊してきた神々は、和平への道を探るようになる。そして、双方が人質を差し出すという方法で戦争は終結する。
ヴァン神族側はヴァン神族の最高位にいた神とその子供たち。さらに賢神を人質に差し出す。
いっぽうアース神族側はオーディンの兄弟のヘーニルと知恵者として名高いミミルであった。
この人質交換によって、一時の平和が訪れるのであった。
<怒り狂ったヴァン神族>
この平和は長くは続かなかった。アース神族が差し出した人質ヘーニルは見かけは立派だが、知恵者のミミルがいなければ何もできない役立たずだったからだ。
見かけだけの神を送り込んだことに怒ったヴァン神族は、その報復としてミミルの首をはね、アース神族たちに送り返してしまう。
このことで戦争が再発することはなかったが以後、両者の関係は断絶する。
そしてヴァン神族は自分たちの住処に閉じこもり、神話の表舞台にほとんど出なくなったのである。
ちなみに、この一件で首をはねられたミミルだが、その多くの知恵を失うこと惜しんだオーディンによって防腐剤処理を施され知恵の泉に置かれる。後にオーディンは知識の泉の水を飲む際、片目をミミルに奉げオーディンは最高の知恵を得ることになる。
神々の戦い【北欧神話】 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2138850601577815001?page=2ここまで延々と続いたラグナロクだが、この戦いも終わりを迎える。その最後を飾るのが豊穣神フレイと炎の巨人スルトルの戦いだ。
<フレイの誤算>
フレイは自然を司る豊穣の神で、さまざまな魔法の道具を持っていた。その中には「勝利の剣」という持つ者に必ず勝利をもたらすという魔法の剣があった。
しかし、フレイは恋に溺れ勝利の剣を手放してしまう。これが後にフレイの死をもたらしてしまう。
ラグナロクが始まり、戦場に向かう際、フレイは勝利の剣を手放したことをひどく後悔したという。だがこの緊急事態に対し、ほかに代わる武器もなく、フレイはしかたなく鹿の角を武器の代わりにするしかなかった。
そんな状態でスルトルと出会ってしまったのはフレイの不幸だろう。
スルトルの武器は燃え立つ火炎の剣。スルトルはフレイを見つけると襲いかかり、一撃でフレイを斬り殺してしまうのだった。
<破壊と再生>
さらにスルトルは炎の剣を戦場の真ん中に投げつけた。すると炎は戦場に燃え広がり、その炎は世界樹ユグドラシルにまで燃え移ってしまう。
そしてその炎は九つの世界をのみ込み、神々や巨人、妖精、小人、人間、怪物動物とあらゆるものを焼き尽くしたのだった。このようにして一度世界は滅びた。
だが、生き残ったものたちもいた。リーヴとリーヴスラシルという二人の人間だ。
彼らはユグドラシルの中に隠れていたために助かり、ふたたび浮上した大地に移って、新しい人間の祖先となったのだ。
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