(マルクス、リンク:::::::::)
資本論簡易目次
宇野弘蔵『恐慌論』岩波文庫(2010)[1953]
『経済学原理論 』上下 鈴木鴻一郎 1960,1962
マルクス『資本論』 絶対的5〜9、 商品と
__________相対的10〜13__貨幣〜3
|資本の変態|(資本の |剰余|資本|拡大|単純|
| と循環| 循環過程)価値|へ4|価値形態論1
| 1〜6 |1、2、3| 〜16 一般的|貨幣|
|_二資本の流通過程__|_一資本の生産過程__|
| |拡大|単純|時間| | 資本の |
|資本の回転|再生産 ・|_労 賃_|蓄積過程 |
|7〜17 社会的総資本|17〜20|21〜25|
|_____|18〜21|出来高__|_____|
| | | |資本|労働|
| 利潤 | |生産過程 三位一体48|
| 1〜20| | 49 | |土地|
|____三資本主義的生産の総過程への転化|__|
| 絶対・|差額|競争の 資本家|労働者
| 利子 |_地代_・|外観50 |_諸階級52
|21〜36|37〜47| 分配と | |地主|
|複利24_資本主義的・|_生産51|__|__|
_______『資_本_論』第1巻______
|三5〜9 |二 |交換過程 |拡大 単純1 1~4①
|絶対的剰余|貨幣の資本| 2 <価値形態論>
|価値の生産|への転化4| 一般的 貨幣| 5~13②
|_労働日8|_ロドス_|_一商品と貨幣1〜3_|
|四相対的 |五絶対的お| | |
|剰余価値・|よび相対的| 貨幣または商品流通3|
|10〜13|・〜16 | | |
|協業11_第1部:資本の生産過程_|_____|
| | 〜25 | |
| 時間18|労賃への |拡大再生産|単純再生産|
| | 転化17| 22 | 21|
|____六労賃____|__七資本の_____|
| 17〜20 | 蓄積過程21〜25|
|出来高19|国民的相違|窮乏化 本源的蓄積24|
| | 20|法則23 植民理論25| 14~25③
|_____|_____|___________|
______『資_本_論』第2巻_______
|拡大 単純| |GーW買い1 |
|再生産 ・|貨幣資本1| GーWーPm |
|生産資本2| | \A生産2、|
|_一資本の諸変態と__| WーG売り3 |
| それらの循環1〜6| (資本の循環過程1)|
商品資本3、まとめ4 |(G貨幣、W商品 |
|流通5、6| |Pm生産手段、A労働)|
|____第2部:資本の流通過程________|
| |周期9 〜21 | |
労働期間12|固定、流動|拡大再生産|単純再生産|
生産期間13|資本7〜11 2、21| 2、20|
|_二資本の回転7〜17|_三社会的総資本の__| 1~17④
| |拡大 単純| 再生産と流通18〜21
流通期間14|再生産 ・<再生産表式>〜規準20| 18~21⑤
| 剰余価値の流通|固定資本償却、蓄積21|
|_____|___17|_スミスv+mのドグマ19
_______『資本論』第3巻a_______
|二 |一 | |
|平均利潤へ|利潤率へ | |
|転化8〜12転化1〜7| |
|__<利潤>1〜20_| | 1~20⑥
|三利潤率の|四商人資本| |
|傾向的低下|への転化 二つの道20 |
|13〜15|16〜24| |
|_____|_第3部:資本主義的生産の総過程への転化
(利子21〜) |絶対地代 |差額地代 |
|五利子と企業者利得とへ| 45 |38〜44|
| の利潤の分裂 | | |
| 利子生み資本25〜36___<地代>____| 21~36⑦
| <利子>21〜36 六超過利潤の |
|貨幣資本と現実資本30| 地代への転化37〜47
〜32景気循環、恐慌30|土地価格 |資本主義的|
|複利24_信用27__|46___|_地代47| 37~47⑧
_______『資本論』第3巻b_______
| | | |
| |資本:利潤|労働:労賃|
| | | |
| 生産過程の分析49 |__三位一体定式48_|
| | | |
| | |土地:地代|
| | | |
|_______七諸収入とその源泉48〜52__|
|〜52 <階級> | |
| | 資本家 | 労働者 |
| | | |
| 競争の外観50 |____諸階級52__|
| 分配と生産51 | | | |
| | |_地 主_|
| | | | |
|___________|_____|__|__| 48~52⑨
『資本論』目次:
第1部:資本の生産過程
一 商品と貨幣
1. 商品
第一節 商品の二要素 使用価値と価値(価値実体,価値の大いさ)
第二節 商品に表わされた労働の二重性
第三節 価値形態または交換価値
A 単純な,個別的な,または偶然的な価値形態
一 価値表現の両極,すなわち,相対的価値形態と等価形態
二 相対的価値形態
a 相対的価値形態の内容
b 相対的価値形態の量的規定性
三 等価形態
四 単純な価値形態の総体
B 総体的または拡大せる価値形態
一 拡大された相対的価値形態
二 特別な価値形態
三 総体的または拡大された価値形態の欠陥
C 一般的価値形態
一 価値形態の変化した性格
二 相対的価値形態と等価形態の発展関係
三 一般的価値形態から貨幣形態への移行
D 貨幣形態
第四節 商品の物神的性格とその秘密
2. 交換過程
3. 貨幣または商品流通
第一節 価値の尺度
第二節 流通手段
a 商品の変態
b 貨幣の流通(ウムラウフ)
c 鋳貨 価値標章
第三節 貨幣
a 貨幣退蔵
b 支払手段
c 世界貨幣
二 貨幣の資本への転化
4. 貨幣の資本への転化
第一節 資本の一般定式
第二節 一般定式の矛盾
第三節 労働力の買いと売り _①
三 絶対的剰余価値の生産
5. 労働過程と価値増殖過程
第1節 労働過程
第2節 価値増殖過程
6. 不変資本と可変資本
7. 剰余価値率
第1節 労働力の搾取度
第2節 生産物の比率的諸部分での生産物価値の表現
第3節 シーニアの「最後の1時間」
第4節 剰余生産物
8. 労働日
第1節 労働日の諸限界
第2節 剰余労働にたいする渇望。工場主とボヤール
第3節 搾取の法的規制のないイギリスの産業諸部門
第4節 昼間労働と夜間労働。交代制
第5節 標準労働日獲得の為の闘争。
14世紀中葉から17世紀末までの労働日延長の為の強制法
第6節 標準労働日獲得の為の闘争。
第7節 標準労働日獲得の為の闘争。イギリスの工場立法が他国におよぼした反作用
9. 剰余価値の率と総量
四 相対的剰余価値の生産
10. 相対的剰余価値の概念
11. 協業 (指揮者、結合労働力)
12. 分業とマニュファクチュア
第1節 マニュファクチュアの2重の起源
第2節 部分労働者とその道具
第3節 マニュファクチュアの2つの基本形態
第4節 マニュファクチュア内部の分業と社会内部の分業 (交換過程?、共同体の接触、部分労働者)
第5節 マニュファクチュアの資本主義的性格
13. 機械と大工業
第一節 機械装置の発達
第二節 生産物にたいする機械装置の価値移転
第三節 機械経営が労働者に及ぼす第一次的影響
a 資本による補助的労働力の領有.婦人労働と児童労働
b 労働日の延長
c 労働の強化
第四節 工場
第五節 労働者と機械との闘争
第六節 機械によって駆逐された労働者にかんする補償説
第七節 機械経営の発達にともなう労働者の反撥と牽引.綿業恐慌
第八節 大工業による工場手工業,手工業,家内労働の革命
a 手工業と分業とに基づく協業の廃棄
b 工場手工業と家内労働への工場制度への反作用
c 近代的工場手工業
d 近代的家内労働
e 近代的工場手工業および家内労働の大工業への移行.これらの経営様式にたいして, 工場法を適用することによってなされるこの革命の促進
第九節 工場立法(保健・教育条項).イギリスにおけるその一般化
第一〇節 大工業と農業 _②
五 絶対的および相対的剰余価値の生産
14. 絶対的および相対的剰余価値
15. 労働力の価格と剰余価値との大きさの変動
第1節 労働日の大きさ及び労働の強度が不変で労働の生産力が可変である場合
第2節 労働日と労働の生産力が不変で労働の強度が可変である場合
第3節 労働の生産力と強度が不変で労働日が可変である場合
第4節 労働の持続、生産力、及び強度が同時に変動する場合
16. 剰余価値率を表わす種々の定式
六 労賃
17. 労働力の価値または価格の労賃への転化
18. 時間賃銀
19. 出来高賃銀
20. 労賃の国民的相違
七 資本の蓄積過程
21. 単純再生産
22. 剰余価値の資本への転化
第1節 拡大された規模での資本主義的生産過程
第2節 拡大された規模での再生産にかんする経済学上の誤った見解
第3節 剰余価値の資本と収入とへの分割。節欲説。
第4節 剰余価値の資本と収入とへの比例的分割から独立して
蓄積の規模を規定する諸事情
第5節 いわゆる労働元本
23. 資本主義的蓄積の一般的法則
第一節 資本組成の不変なばあいにおける蓄積に伴う労働力需要の増加 (資本の有機的構成)
第二節 蓄積とそれに伴う集積との進行中における可変資本部分の相対的減少
第三節 相対的過剰人口または産業予備軍の累進的生産
第四節 相対的過剰人口の種々の存在形態.資本主義的蓄積の一般的法則
第五節 資本主義的蓄積の一般的法則の例解
a 一八四六-一八六六年のイギリス
b イギリス工業労働者階級の低賃金層
c 移動民
d 恐慌が労働者階級の最高給部分に及ぼす影響
e イギリスの農業プロレタリアート
f アイルランド
24. いわゆる本源的蓄積
第1節 本源的蓄積の秘密
第2節 農村民からの土地の収奪
第3節 15世紀以来の被収奪者にたいする流血の立法。
第4節 資本主義的借地農場経営者の創生記
第5節 工業への農業革命の反作用
第6節 産業資本家の創生記
第7節 資本主義的蓄積の歴史的傾向
25. 近代的植民理論 _③
第2部:資本の流通過程
一 資本の諸変態とそれらの循環
1. 貨幣資本の循環
第1節 第一段階、G-W
第2節 第二段階、生産資本の機能
第3節 第三段階、W'-G'
第4節 総循環 (産業資本の優位性と商品、金融資本の包括性)
2. 生産資本の循環
第1節 単純再生産
第2節 蓄積、および拡大された規模での再生産
第3節 貨幣蓄積
第4節 準備金
3. 商品資本の循環
4. 循環過程の三つの図式
自然経済,貨幣経済および信用経済
需要の充足と供給
5. 通流時間
6. 流通費
第一節 純粋な流通費
一 売買期間 /二 簿記 /三 貨幣
第二節 保管費
一 在庫形成一般 /本来の商品在庫
第三節 運輸費
二 資本の回転
7. 回転時間と回転数
8. 固定資本と流動資本
第一節 形態上の区別
第二節 固定資本の構成部分,補填,修繕,蓄積
9. 前貸資本の総回転。回転循環
10. 固定資本と流動資本とにかんする諸学説。重農主義者とアダム・スミス
11. 固定資本と流動資本とにかんする諸学説。リカードウ
12. 労働期間
13. 生産時間
14. 通流時間
15. 資本前貸の大きさにおよぼす回転時間の影響
第一節 労働期間が流通期間に等しいばあい
第二節 労働期間が流通期間より大きいばあい
第三節 労働期間が流通期間より小さいばあい
第四節 結語
第五節 価格変動の影響
16. 可変資本の回転
第一節 剰余価値の年率
第二節 個別可変資本の回転
第三節 社会的に考察された可変資本の回転
17. 剰余価値の流通
第一節 単純再生産
第二節 蓄積と拡大再生産_④
三 社会的総資本の再生産と流通
18. 緒論
第一節 研究の対象
第二節 貨幣資本の役割
19. 対象についての従来の諸叙述
第一節 重農学派
第二節 アダム・スミス
一 スミスの一般的観点
二 スミスによるv+mへの交換価値の分解 (v+mのドグマ、正解はc+v+m)
三 不変資本部分
四 アダム・スミスにおける資本と収入
五 要約
第三節 スミス以降の論
20. 単純再生産
第一節 問題の提起
第二節 社会的生産の二部類
第三節 両部類間の取引.第一部類のv+m対第二部類のc
第四節 第二部類内の取引.生活必需品と奢侈品
第五節 貨幣流通による諸取引の媒介
第六節 第一部類の不変資本
第七節 両部類における可変資本と剰余価値
第八節 両部類における不変資本
第九節 アダム・スミス,シュトルヒ,ラムジーへの回顧
第一〇節 資本と収入.可変資本と労働資金
第一一節 固定資本の補填
一 貨幣形態における磨損価値部分補填
二 固定資本の現物補填
三 結 論
第一二節 貨幣材料の再生産
第一三節 デステュット・ドゥ・トラシの再生産論
21. 蓄積と拡大再生産
第一節 第一部類における蓄積
一 貨幣退蔵
二 追加不変資本
三 追加可変資本
第二節 第二部類における蓄積
第三節 蓄積の表式的説明
一 第一例
二 第二例
三 蓄積における第二部類cの取引
第四節 補 遺 _⑤
第3部 資本主義的生産の総過程
一 剰余価値の利潤への転化、および剰余価値率の利潤率への転化
第1章 費用価格と利潤 /
第2章 利潤率 /
第3章 剰余価値率にたいする利潤率の関係 /
第4章 回転の利潤率に及ぼす影響 /
第5章 不変資本の充用における節約 /
第一節 概 説
第二節 労働者を犠牲としてなされる労働条件の節約
第三節 動力生産,動力伝達および建物における節約
第四節 生産廃物の利用 (農業、日本)
第五節 発明による節約
第6章 価格変動の影響 /
第一節 原料の価格変動,それが利潤率に及ぼす直接の諸影響
第二節 資本の価値増大と価値減少,資本の解放と拘束
第三節 一般的例証―― 一八六一~一八六五年の綿花恐慌
前史 一八四五~一八六〇年
一八六一~一八六四年.アメリカ南北戦争.綿花飢饉.原料の欠乏と騰貴とによる生産過程中断の最大の実例
綿屑.
東インド綿(スーラット).労働者の賃金への影響.機械装置の改良.澱粉および鉱物による綿花の代用.この澱粉糊が労働者に及ぼす影響.細番手糸の紡績業者.工場主の欺瞞
種々の無価値体実験
第7章 補遺
二 利潤の平均利潤への転化
第8章 相異なる生産部門における資本の平等な組成とそれから生ずる利潤率の不等 /
第9章一般的利潤率(平均利潤率)の形成と商品価値の生産価格への転化 (転形問題)
第10章 競争による一般的利潤率の均等化。市場価格と市場価値。超過利潤 /
第11章 労働賃金の一般的諸変動が生産価格に及ぼす諸影響 /
第12章 補遺
第一節 生産価格における変化を規制する諸原因
第二節 中位組成の諸商品の生産価格
第三節 資本家の相殺理由
三 利潤率の傾向的低下の法則
第13章 この法則そのもの /
第14章 反対に作用する諸原因 /
第一節 労働の搾取度の上昇
第二節 労働賃金のその価値以下への引下げ
第三節 不変資本の諸要素の低廉化
第四節 相対的過剰人口
第五節 外国貿易
第六節 株式資本の増加
第15章 この法則の内的矛盾の展開
第一節 概 説
第二節 生産拡張と価値増殖との衝突
第三節 人口の過剰における資本の過剰 (利潤率)
第四節 補 論
四 商品資本及び貨幣資本の商品取引資本および貨幣取引資本への(商人資本への)転化
第16章 商品取引資本 /
第17章 商業利潤 /
第18章 商人資本の回転。諸価格 /
第19章 貨幣取引資本 /
第20章 商人資本にかんする歴史的考察 / _⑥
五 利子と企業者利得とへの利潤の分裂。利子生み資本
第21章 利子生み資本 /
第22章 利潤の分割。利子率。利子率の「自然」な率 /
第23章利子と企業者利得 /
第24章 利子生み資本の形態における資本関係の外在化
第25章 信用と架空資本/
第26章 貨幣資本の蓄積、その利子率に及ぼす影響 /
第27章 資本主義的生産における信用の役割 / (信用、協同組合)
第28章 流通手段と資本。トゥックおよびフラートンの見解 /
第29章 銀行資本の構成部分 /
第30章 貨幣資本と現実資本1 / (恐慌、10年周期)
第31章 貨幣資本と現実資本2(続) / (恐慌)
第32章 貨幣資本と現実資本3(結) / (恐慌)
第33章 信用制度のもとにおける流通手段 /
第34章 通貨主義と1844年のイギリス銀行立法 /
第35章 貴金属と為替相場 /
第一節 金準備の運動
第二節 為替相場
対アジア為替相場
イギリスの貿易差額
第36章 資本主義以前
中世における利子
利子禁止が教会に与えた利益 _⑦
六 超過利潤の地代への転化
第37章 緒論 /
第38章 差額地代。総論 /
第39章 差額地代の第一形態(差額地代1) /
第40章 差額地代の第二形態(差額地代2) /
第41章 差額地代2 その1、生産価格が不変な場合 /
第42章 差額地代2 その2、生産価格が低下する場合 /
第43章 差額地代2 その3、生産価格が上昇する場合。結論 /
第44章 最劣等耕地にも生ずる差額地代 /
第45章 絶対地代 /
第46章 建築地地代。鉱山地代。土地価格 / (独占地代)
第47章 資本主義的地代の創世記
第一節 緒論
第二節 労働賦役
第三節 生産物地代
第四節 貨幣地代
第五節 分益経営と農民的分割地所有 _⑧
七 諸収入とその源泉
第48章 三位一体の定式
I
II
III
第49章 生産過程の分析のために
第50章 競争の外観
第51章 分配諸関係と生産諸関係
第52章 諸階級
補遺(エンゲルス)
一 価値法則と利潤率
二 取 引 所
解題
総目次
総索引
事項索引
文献索引
人名索引_⑨
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/34/6/341251+.html#SERIES
マルクス『資本論』 絶対的5〜9、 商品と
__________相対的10〜13__貨幣〜3
|資本の変態|(資本の |剰余|資本|拡大|単純|
| と循環| 循環過程)価値|へ4|価値形態論1
| 1〜6 |1、2、3| 〜16 一般的|貨幣|
|_二資本の流通過程__|_一資本の生産過程__|
| |拡大|単純|時間| | 資本の |
|資本の回転|再生産 ・|_労 賃_|蓄積過程 |
|7〜17 社会的総資本|17〜20|21〜25|
|_____|18〜21|出来高__|_____|
| | 生産過程49|資本|労働|
| 利潤 | | 競争の |_三位一体48
| 1〜20| | 外観50|土地| |
|____三資本主義的生産の総過程への転化|__|
| 絶対・|差額| 資本家|労働者
| 利子 |_地代_・| 生産51|_諸階級52
|21〜36|37〜47| 分配と |地主| |
|複利24_資本主義的・|_____|__|__|
マルクス『資本論』 絶対的5〜9、 商品と
__________相対的10〜13__貨幣〜3
|資本の変態|(資本の |剰余|資本|拡大|単純|
| と循環| 循環過程)価値|へ4|価値形態論1
| 1〜6 |1、2、3| 〜16 一般的|貨幣|
|_二資本の流通過程__|_一資本の生産過程__|
| |拡大|単純|時間| | 資本の |
|資本の回転|再生産 ・|_労 賃_|蓄積過程 |
|7〜17 社会的総資本|17〜20|21〜25|
|_____|18〜21|出来高__|_____|
| | | |資本|労働|
| 利潤 | |生産過程 三位一体48|
| 1〜20| | 49 | |土地|
|____三資本主義的生産の総過程への転化|__|
| 絶対・|差額|競争の 資本家|労働者
| 利子 |_地代_・|外観50 |_諸階級52
|21〜36|37〜47| 分配と | |地主|
|複利24_資本主義的・|_生産51|__|__|
用語解説:
単純再生産の場合、1(V+M)=2(c) 1:21、2:20
拡大再生産の場合、1(V+Mv+Mk)=2(c+Mc) 2:21
剰余価値率または搾取率m'=利潤m/賃金v 1:7
利潤率はp'=m/(c+v) 3:2、13
(Mc,Mv,Mkに関しては略語は後年の解説者が使用したもの)
資本の一般的定式はG-W(A、Pm)・・・P・・・W'-G'
(貨幣G、商品総額W、労働A、諸商品あるいは生産手段Pm、生産資本P)
1買い手 G-W・・・P・・・W'-G'
2商品生産者 P・・・Ck(総流通過程)・・・P
3商人資本 Ck・・・P(W') 2:4
(商人資本 W'ーG’ーW・・・P・・・W') 2:3
約10年周期の固定資本の償却 2:9、21
恐慌2:21、3:30、35
産業利潤p1、利子z、地代r 3:15
p1+z資本ー利潤、r土地ー地代、v労働ー労賃、三位一体的形態 3:48
『資本論』岩波文庫略式目次:
①
第1部:資本の生産過程
一 商品と貨幣
1. 商品
第一節 商品の二要素 使用価値と価値(価値実体,価値の大いさ)
第二節 商品に表わされた労働の二重性
第三節 価値形態または交換価値
A 単純な,個別的な,または偶然的な価値形態
B 総体的または拡大せる価値形態
C 一般的価値形態
D 貨幣形態
第四節 商品の物神的性格とその秘密
2. 交換過程
3. 貨幣または商品流通
二 貨幣の資本への転化
4. 貨幣の資本への転化
②
三 絶対的剰余価値の生産
5. 労働過程と価値増殖過程
第1節 労働過程
第2節 価値増殖過程
6. 不変資本と可変資本
7. 剰余価値率
第1~4節
8. 労働日
第1~7節
9. 剰余価値の率と総量
四 相対的剰余価値の生産
10. 相対的剰余価値の概念
11. 協業
12. 分業とマニュファクチュア
第1~5節
13. 機械と大工業
第一節 機械装置の発達
第二節 生産物にたいする機械装置の価値移転
第三節 機械経営が労働者に及ぼす第一次的影響
a ~c
第四節 工場
第五節 労働者と機械との闘争
第六節 機械によって駆逐された労働者にかんする補償説
第七節 機械経営の発達にともなう労働者の反撥と牽引.綿業恐慌
第八節 大工業による工場手工業,手工業,家内労働の革命
a~e
第九節 工場立法(保健・教育条項).イギリスにおけるその一般化
第一〇節 大工業と農業
③
五 絶対的および相対的剰余価値の生産
14. 絶対的および相対的剰余価値
15. 労働力の価格と剰余価値との大きさの変動
第1~4節
16. 剰余価値率を表わす種々の定式
六 労賃
17. 労働力の価値または価格の労賃への転化
18. 時間賃銀
19. 出来高賃銀
20. 労賃の国民的相違
七 資本の蓄積過程
21. 単純再生産
22. 剰余価値の資本への転化
第1~5節
23. 資本主義的蓄積の一般的法則
第1~5節
24. いわゆる本源的蓄積
第1~7節
25. 近代的植民理論
④
第2部:資本の流通過程
一 資本の諸変態とそれらの循環
1. 貨幣資本の循環
2. 生産資本の循環
3. 商品資本の循環
4. 循環過程の三つの図式
5. 通流時間
6. 流通費
二 資本の回転
7. 回転時間と回転数
8. 固定資本と流動資本
9. 前貸資本の総回転。回転循環
10. 固定資本と流動資本とにかんする諸学説。重農主義者とアダム・スミス
11. 固定資本と流動資本とにかんする諸学説。リカードウ
12. 労働期間
13. 生産時間
14. 通流時間
15. 資本前貸の大きさにおよぼす回転時間の影響
16. 可変資本の回転
17. 剰余価値の流通
⑤
三 社会的総資本の再生産と流通
18. 緒論
第一節 研究の対象
第二節 貨幣資本の役割
19. 対象についての従来の諸叙述
第一節 重農学派
第二節 アダム・スミス
一~五
第三節 スミス以降の論
20. 単純再生産
第一節 問題の提起
第二節 社会的生産の二部類
第三節 両部類間の取引.第一部類のv+m対第二部類のc
第四節 第二部類内の取引.生活必需品と奢侈品
第五節 貨幣流通による諸取引の媒介
第六節 第一部類の不変資本
第七節 両部類における可変資本と剰余価値
第八節 両部類における不変資本
第九節 アダム・スミス,シュトルヒ,ラムジーへの回顧
第一〇節 資本と収入.可変資本と労働資金
第一一節 固定資本の補填
一~三
第一二節 貨幣材料の再生産
第一三節 デステュット・ドゥ・トラシの再生産論
21. 蓄積と拡大再生産
第一節 第一部類における蓄積
一~三
第二節 第二部類における蓄積
第三節 蓄積の表式的説明
一~三
第四節 補 遺
⑥
第3部 資本主義的生産の総過程
一 剰余価値の利潤への転化、および剰余価値率の利潤率への転化
第1章 費用価格と利潤
第2章 利潤率
第3章 剰余価値率にたいする利潤率の関係
第4章 回転の利潤率に及ぼす影響
第5章 不変資本の充用における節約
第一~五節
第6章 価格変動の影響
第一~三節
第7章 補遺
二 利潤の平均利潤への転化
第8章 相異なる生産部門における資本の平等な組成とそれから生ずる利潤率の不等
第9章一般的利潤率(平均利潤率)の形成と商品価値の生産価格への転化 [転形問題]
第10章 競争による一般的利潤率の均等化。市場価格と市場価値。超過利潤
第11章 労働賃金の一般的諸変動が生産価格に及ぼす諸影響
第12章 補遺
第一~三節
三 利潤率の傾向的低下の法則
第13章 この法則そのもの
第14章 反対に作用する諸原因
第一~六節
第15章 この法則の内的矛盾の展開
第一節 概 説
第二節 生産拡張と価値増殖との衝突
第三節 人口の過剰における資本の過剰 [利潤率]
第四節 補 論
四 商品資本及び貨幣資本の商品取引資本および貨幣取引資本への(商人資本への)転化
第16章 商品取引資本
第17章 商業利潤
第18章 商人資本の回転。諸価格
第19章 貨幣取引資本
第20章 商人資本にかんする歴史的考察
⑦
五 利子と企業者利得とへの利潤の分裂。利子生み資本
第21章 利子生み資本
第22章 利潤の分割。利子率。利子率の「自然」な率
第23章利子と企業者利得
第24章 利子生み資本の形態における資本関係の外在化
第25章 信用と架空資本
第26章 貨幣資本の蓄積、その利子率に及ぼす影響
第27章 資本主義的生産における信用の役割 [信用、協同組合]
第28章 流通手段と資本。トゥックおよびフラートンの見解
第29章 銀行資本の構成部分
第30章 貨幣資本と現実資本1 [恐慌、10年周期]
第31章 貨幣資本と現実資本2(続) [恐慌]
第32章 貨幣資本と現実資本3(結) [恐慌]
第33章 信用制度のもとにおける流通手段
第34章 通貨主義と1844年のイギリス銀行立法
第35章 貴金属と為替相場
第一節 金準備の運動
第二節 為替相場
対アジア為替相場
イギリスの貿易差額
第36章 資本主義以前
中世における利子
利子禁止が教会に与えた利益
⑧
六 超過利潤の地代への転化
第37章 緒論
第38章 差額地代。総論
第39章 差額地代の第一形態(差額地代1)
第40章 差額地代の第二形態(差額地代2)
第41章 差額地代2 その1、生産価格が不変な場合
第42章 差額地代2 その2、生産価格が低下する場合
第43章 差額地代2 その3、生産価格が上昇する場合。結論
第44章 最劣等耕地にも生ずる差額地代
第45章 絶対地代
第46章 建築地地代。鉱山地代。土地価格 [独占地代]
第47章 資本主義的地代の創世記
第一節 緒論
第二節 労働賦役
第三節 生産物地代
第四節 貨幣地代
第五節 分益経営と農民的分割地所有
⑨
七 諸収入とその源泉
第48章 三位一体の定式
I
II
III
第49章 生産過程の分析のために
第50章 競争の外観
第51章 分配諸関係と生産諸関係
第52章 諸階級
補遺(エンゲルス)
一 価値法則と利潤率
二 取引所
解題
総目次
総索引
事項索引
文献索引
人名索引
岩波文庫
『資本論』簡易目次:
①
第1部:資本の生産過程
一 商品と貨幣
1. 商品
2. 交換過程
3. 貨幣または商品流通
二 貨幣の資本への転化
4. 貨幣の資本への転化
②
三 絶対的剰余価値の生産
5. 労働過程と価値増殖過程
6. 不変資本と可変資本
7. 剰余価値率
8. 労働日
9. 剰余価値の率と総量
四 相対的剰余価値の生産
10. 相対的剰余価値の概念
11. 協業
12. 分業とマニュファクチュア
13. 機械と大工業
③
五 絶対的および相対的剰余価値の生産
14. 絶対的および相対的剰余価値
15. 労働力の価格と剰余価値との大きさの変動
16. 剰余価値率を表わす種々の定式
六 労賃
17. 労働力の価値または価格の労賃への転化
18. 時間賃銀
19. 出来高賃銀
20. 労賃の国民的相違
七 資本の蓄積過程
21. 単純再生産
22. 剰余価値の資本への転化
23. 資本主義的蓄積の一般的法則
24. いわゆる本源的蓄積
25. 近代的植民理論
④
第2部:資本の流通過程
一 資本の諸変態とそれらの循環
1. 貨幣資本の循環
2. 生産資本の循環
3. 商品資本の循環
4. 循環過程の三つの図式
5. 通流時間
6. 流通費
二 資本の回転
7. 回転時間と回転数
8. 固定資本と流動資本
9. 前貸資本の総回転。回転循環
10. 固定資本と流動資本とにかんする諸学説。重農主義者とアダム・スミス
11. 固定資本と流動資本とにかんする諸学説。リカードウ
12. 労働期間
13. 生産時間
14. 通流時間
15. 資本前貸の大きさにおよぼす回転時間の影響
16. 可変資本の回転
17. 剰余価値の流通
⑤
三 社会的総資本の再生産と流通
18. 緒論
19. 対象についての従来の諸叙述
20. 単純再生産
21. 蓄積と拡大再生産
⑥
第3部 資本主義的生産の総過程
一 剰余価値の利潤への転化、および剰余価値率の利潤率への転化
第1章 費用価格と利潤 /
第2章 利潤率 /
第3章 剰余価値率にたいする利潤率の関係 /
第4章 回転の利潤率に及ぼす影響 /
第5章 不変資本の充用における節約 /
第6章 価格変動の影響 /
第7章 補遺
二 利潤の平均利潤への転化
第8章 相異なる生産部門における資本の平等な組成とそれから生ずる利潤率の不等 /
第9章一般的利潤率(平均利潤率)の形成と商品価値の生産価格への転化 /
第10章 競争による一般的利潤率の均等化。市場価格と市場価値。超過利潤 /
第11章 労働賃金の一般的諸変動が生産価格に及ぼす諸影響 /
第12章 補遺
三 利潤率の傾向的低下の法則
第13章 この法則そのもの /
第14章 反対に作用する諸原因 /
第15章 この法則の内的矛盾の展開
四 商品資本及び貨幣資本の商品取引資本および貨幣取引資本への(商人資本への)転化
第16章 商品取引資本 /
第17章 商業利潤 /
第18章 商人資本の回転。諸価格 /
第19章 貨幣取引資本 /
第20章 商人資本にかんする歴史的考察 /
⑦
第21章 利子生み資本 /
第22章 利潤の分割。利子率。利子率の「自然」な率 /
第23章利子と企業者利得 /
第24章 利子生み資本の形態における資本関係の外在化
五 利子と企業者利得とへの利潤の分裂。利子生み資本
第25章 信用と架空資本/
第26章 貨幣資本の蓄積、その利子率に及ぼす影響 /
第27章資本主義的生産における信用の役割 /
第28章 流通手段と資本。トゥックおよびフラートンの見解 /
第29章 銀行資本の構成部分 /
第30章貨幣資本と現実資本1 /
第31章 貨幣資本と現実資本2(続) /
第32章 貨幣資本と現実資本3(結) /
第33章信用制度のもとにおける流通手段 /
第34章 通貨主義と1844年のイギリス銀行立法 /
第35章 貴金属と為替相場 /
第36章 資本主義以前
⑧
六 超過利潤の地代への転化
第37章 緒論 /
第38章 差額地代。総論 /
第39章 差額地代の第一形態(差額地代1) /
第40章 差額地代の第二形態(差額地代2) /
第41章 差額地代2 その1、生産価格が不変な場合 /
第42章 差額地代2 その2、生産価格が低下する場合 /
第43章 差額地代2 その3、生産価格が上昇する場合。結論 /
第44章 最劣等耕地にも生ずる差額地代 /
第45章 絶対地代 /
第46章 建築地地代。鉱山地代。土地価格 /
第47章 資本主義的地代の創世記
⑨
七 諸収入とその源泉
第48章 三位一体の定式 /
第49章 生産過程の分析のために /
第50章 競争の外観 /
第51章 分配諸関係と生産諸関係 /
第52章 諸階級
索引
絶対的
B | A
拡大-十-単純
C | D
相対的
マルクスはABCDという論理展開で記述してゆく。
それはカントの質量関係様相というカテゴリーに似ている。
四則演算-+×÷のようなものだ。
宇野弘蔵はこれをヘーゲル的トリアーデに変換した。
生産流通分配の順序を流通を先にし流通生産分配にしたのだ。
マルクスの体系は、価値形態論、再生産表式の二つを
知ればそれでいいと個人的には思う。
特にほとんどの議論が再生産表式で完結する。
マルクスの頭のなかはこうなっている↓
https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQ_xe_nhYLv8_ecdA3Ud7YdPgwvtLKhq20JDHjiN1JHGXtOs-cZQJFVIkB8Tus20S6D5T2u9UzoCMSekuo3WSsDnjhdKTISMapx6jWFjmvSUrSFed8eXTtVE-hdogcqunjNkk5/s1600/13.gif
https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgtzCEsk10X1ExOZBPvgIZBNg6U7W3OSBTb3jLk3aOzdk2O1J9P9auuU0ZuJ9i2VMV3LJ5-tcQg51R-6RHaCAI_tQsqPwCV0iVg0HrqHBNkxMN1_x0JTJXX2aAr0x-RWmjpCL3B/s1600/12.jpg
(再生産表式の前身であるマルクス経済表。部門1と2が逆なことに注意)
マルクス『資本論』 絶対的5〜9、 商品と
__________相対的10〜13__貨幣〜3
|資本の変態|(資本の |剰余|資本|拡大|単純|
| と循環| 循環過程)価値|へ4|価値形態論1
| 1〜6 |1、2、3| 〜16 一般的|貨幣|
|>>439二資本の流通過程|_一資本の生産過程>>436|
| |拡大|単純|時間| | 資本の |
|資本の回転|再生産 ・|_労 賃_|蓄積過程 |
|7〜17 社会的総資本|17〜20|21〜25|
|_____|18〜21|出来高__|_____|
| | | |資本|労働|
| 利潤 | |生産過程 三位一体48|
| 1〜20| | 49 | |土地|
|_>>444三資本主義的生産の総過程への転化>>445_|
| 絶対・|差額|競争の 資本家|労働者
| 利子 |_地代_・|外観50 |_諸階級52
|21〜36|37〜47| 分配と | |地主|
|複利24_資本主義的・|_生産51|__|__|
/\
/ \
/ 利子 \
/______\
/\ <分配論>>>444(>>445)
/ \ /__\
/ 利潤 \ / 地代 \
/______\/______\
/\ /\
/ \ 宇野弘蔵 資本の\
/ 資本 \ 『経済原論』 /再生産過程
/______\ /______\
/\<流通論>>>436 /\ <生産論>>>439
/ \ / \ / \ / \
/ 商品 \ / 貨幣 \ /資本の \ /資本の \
/______\/______\/_生産過程_\/_流通過程_\
宇野弘蔵の体系だと労働価値説が弱くなる
熊野純彦は労働日をめぐる言説を資本論の生産過程に意識的に組み込んでいる
(宇野も資本論第一巻の後半の内容を経済原論第2部に回しているからそれを踏襲したのだろう)
また宇野弘蔵は体系から階級論>>445を排除する
これは『経済政策論』を読む必要がある
/\
/ \
/ 利子 \
/______\
/\ <分配論>/\
/ \ /__\
/ 利潤 \ / 地代 \
/______\/______\
/\ /\
/ \ 宇野弘蔵 資本の\
/ 資本 \ 『経済原論』 /再生産過程
/______\ /______\
/\<流通論> /\ /\ <生産論>/\
/ \ / \ / \ / \
/ 商品 \ / 貨幣 \ /資本の \ /資本の \
/______\/______\/_生産過程_\/_流通過程_\
《諸階級社会に通ずる階級関係の一般的規定が明らかになり、またそれが
資本主義社会に特有な形態をもって、特有な機構をもって展開されている
ということが明らかになれば、社会主義がその目標を如何なる点に置くべ
きかも明らかになる。経済学の原理は、そういう意味で社会主義を科学的
に根拠づけるものとなるのである。》宇野弘蔵『経済原論』末尾
岩波文庫[2016]244頁
商品物神が貨幣となり 、さらに資本となる 。それをヘ ーゲルの 『論理学 』に即して書いたのが 『資本論 』です 。彼の考えでは 、商人資本とは 、物を買って売ることで増殖する 、つまり 、 M ─ C ─ M'という自己増殖の運動です 。
柄谷行人NAM再考
現代思想2018/1
確かにマルクス草稿はヘーゲル論理学をトレースしていおり、レーニンも宇野弘蔵もそこに着目する
しかし資本論はヘーゲルから脱却過程にある
以下のようにフロイトが書いているが
「マルクス主義のすぐれたところは、察しますに、歴史の理解の仕方とそれにもとづいた未来の予言にあるのではなく、人間の経済的諸関係が知的、倫理的、芸術的な考え方に及ぼす避けがたい影響を、切れ味鋭く立証したところにあります。これによって、それまではほとんど完璧に見誤られていた一連の因果関係と依存関係が暴き出されることになったわけです。しかしながら、経済的動機が社会における人間の行動を決定する唯一のものだとまで極論されると、私たちとしましては、受け入れることができなくなります。さまざまに異なった個人や種族や民族が、同じ経済的条件下にあってもそれぞれ異なった動きをするという紛れもない事実ひとつを見ただけでも、経済的契機の専一的支配というものが成り立たないことが分かるはずです。そもそも理解できないのは、生きて動く人間の反応が問題になる場合に、どうして心理的ファクターを無視してよいわけがあろうかという点です。と申しますのも、経済的諸関係が生みだされるところにはすでに、そうした心理的ファクターが関与していたはずだからですし、そればかりか、経済的諸関係の支配がすでに行き渡っているところでも、人間は、ほかでもない、自己保存欲動、攻撃欲、愛情欲求が、自らの根源的な欲動の犇(ひし)めきを発動させ、快獲得と不快忌避を衝迫的に求めるからです。あるいはまた、以前の探究で超自我の重要な要求について論じておきましたように、超自我が、過去の伝統と理想形成を代表し、新たな経済状況からの動因に対してしばらくのあいだは抵抗したりもするわけです。」(「続精神分析入門」、『フロイト全集21』、岩波書店、p235-6)。
第三十五講 世界観というものについて
《マルクスの理論の中で、社会形態の発展は自然史的過程であるとか、社会層における変遷は弁証法的過程を通じて次々と起ってくるなどという命題には、私はついて行かれませんでした。私がこれらの主張を正しく理解しているかどうか心もとなく、またそういう主張は「唯物論的」には聞えず、むしろ例の曖昧な、マルクスもまたそこから出発したへーゲル哲学の沈澱物のような気がするのです。》
新潮ibooks精神分析入門下に所収
《階級闘争──したがってまた労働者たちの自己感情──》
資本論1:23:5a 河出
岩波文庫では自意識
マルクスの価値形態論とゲーデルの不完全性定理とを比べてみよう
貨幣にあたるものが素数を駆使したゲーデル数だ
ただしゲーデル数は元の構成する素数をそのまま維持する
そこが貨幣と違う
マルクスが歴史的に不可逆なものとして貨幣を捉えたところこそが
ゲーデル的観点から価値形態論を見て甘いところだ
逆に言えばゲーデルに倣って価値形態論を貫徹することができるしそうすべきだ
そこでゲゼルの減価マネーのアイデアが浮上する
フィッシャー、ケインズがどうでもいいアイデアに着目するはずがない
時代はゲゼルを必要としている
それは反マルクスではなくマルクス価値形態論の徹底としてだ
─ ─資本主義の特殊性といいますと 、一言でいうのはかなり難しいと思うのですが 、どういうことですか 。
宇野 全経済を商品形態をもって処理するという点です 。それは労働力を商品形態としているということが軸になっている 。といっても 、もちろん 、労賃などは資本主義以前からありますね 。例えば徳川期にもあるし 、それ以前からもある 。しかし 、一般的に日常生活に必要なものを作る労働が 、労働力の商品化によってなされているというのが他とは違う点です 。それが重要な点ですね 。だから 、労働力の商品化をなくするということが社会主義の基本的問題となる 。ぼくはこれをぼくの 「南無阿弥陀仏 」と称している 。これはぼくの友人から聞いたことだが 、法然上人は 『大蔵経 』を四回か五回読んで ─ ─ 『大蔵経 』といったら大変な量のものですが ─ ─ 「南無阿弥陀仏 」を発見したということです 。ぼくは 『資本論 』を読んで何を発見したかというと 「労働力の商品化 」です 。
( 『情況 』 、一九七一年五月号 )
原理論の方法と現状分析 (聞きて ) 『情況 』編集部
Kindle版 2015[1975]
──資本主義の特殊性といいますと、一言でいうのはかなり難しいと思うのですが、
どういうことですか。
宇野 全経済を商品形態をもって処理するという点です。それは労働力を商品形態と
しているということが軸になっている。といっても 、もちろん 、労賃などは資本主義以前
からありますね。例えば徳川期にもあるし、それ以前からもある 。しかし、一般的に
日常生活に必要なものを作る労働が、労働力の商品化によってなされているというのが
他とは違う点です。それが重要な点ですね。だから 、労働力の商品化をなくするという
ことが社会主義の基本的問題となる。ぼくはこれをぼくの 「南無阿弥陀仏」と称している。
これはぼくの友人から聞いたことだが、法然上人は 『大蔵経』を四回か五回読んで ──
『大蔵経』といったら大変な量のものですが ── 「南無阿弥陀仏」を発見したという
ことです。ぼくは 『資本論』を読んで何を発見したかというと 「労働力の商品化」です。
( 『情況』、一九七一年五月号)
原理論の方法と現状分析 (聞きて) 『情況』編集部
資本論に学ぶ (ちくま学芸文庫)Kindle版 2015[1975]
宇野弘蔵 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01AXUE7SC/
以下『恐慌論』岩波文庫(2010)[1953]:
目次
はしがき
序論 ☆☆☆
一 典型的恐慌現象
二 恐慌論と外国貿易
三 恐慌現象における商業資本の役割
四 資本主義社会におけ恐慌の可能性と必然性
第一章 好況
一 好況期における資本の蓄積
二 信用の演ずる役割
三 投機的発展と物価騰貴 ☆
第二章 恐慌
一 利潤率と利子率との衝突
A 資本の蓄積の増進に伴う利潤率の低下
B 最好況期における利子率の昂騰
C いわゆる資本の欠乏
二 資本の過剰と人口の過剰
A 労働賃銀騰貴の限界
B 商品の過剰としての資本の過剰
C 「豊富の中の貧困」
三 資本価値の破壊
第三章 不況
一 再生産過程の停滞
二 生産方法の改善による新たなる蓄積の発足
三 好況への転換
第四章 景気循環の回転期間
第五章 資本主義社会における恐慌の必然性
一 機械的必然性と歴史的必然性 ☆☆
二 恐慌の必然性と崩壊の必然性
三 恐慌論と恐慌の分析
附 録
一 『資本論』における恐慌理論の難点
二 『資本論』における恐慌の必然的根拠の論証について
解 説(伊藤誠)
資本論引用、本論では長谷川訳、付録は岩波文庫訳を採用。一箇所新日本出版社訳23頁。
価値論は資本論第1部を拡大、恐慌論は第3部を拡大している。恐慌論は経済原論に比べ第3部からの引用の割合が大きい。
☆
116頁:
(1)いわゆるインフレーションが社会的に問題となるのは、政府が財政収入によって確保し得ない資金を紙幣その他の通貨の発行増加によって人為的に造出するとき、いわゆる通貨膨脹から生ずる物価騰貴が各種の社会層に種々異なった影響を及ぼすからであるが、好況期の信用膨脹に伴う物価騰貴にもこれをインフレーションとする場合が少なくない。両者の物価騰貴はその原因を異にするのであって混同してはならない。銀行における銀行券増発による資金の造出は、本来はそれによって拡張せられる生産過程において新しく資金が形成せられることを根拠とするのであって、政府紙幣の場合のごとき単なる人為的造出とは異なるのでぁる。もっとも最近はいわゆるインフレ政策として政府自身が不況期に人為的な資金の造出をもって物価引上げ策を行い、ある程度両者を合体した方法がしばしば採用されている。即ち過剰の物資と過剰の人口とを人為的な通貨膨脹による価格の騰貴によって結合し、新たに資金の形成に役立てようというのである。かかる場合は特に具体的に物価騰貴の原因と結果、その限度を明らかにする分析が行われなければ、その意義を明らかにすることはできない。これを単なる財政インフレと同一視してはならないが、また財政インフレをこれによってごまかしてもならない。実際は極めて複雑な関係を展開するのであって一概には規定し得ないであろうが、いずれにしても一様にインフレーションとして片付けてはならない。
☆☆
200頁:
(1)私自身はしかしマルクスがその『資本論』第一巻第一章「商品」で直ちに労働価値説を展開していることには納得し得ない疑問をもっている。ただマルクスはそれにもかかわらず――もちろん、多少の影響は免れないが――価値形態論をこの価値と使用価値との矛盾対立から展開しているのであって、これが貨幣を正しく規定し、資本を展開せざるを得ないものにしていると――少なくとも私は理解している。他の多くの経済学者と異なるのもすでにこの点にあるといってよい。商品の類概念的把握は知らず識らずの内に商品の生産をも類概念的に一般化することになり、商品が商品をもって生産される資本家的生産関係の必然的展開が阻害される。私の理解するところでは、商品規定がそういう生産関係を一切捨象された商品によって展開されるとき、初めて価値と使用価値との矛盾対立が資本家的生産関係を包摂する形態にまで発展せざるを得ない抽象性において把握される。商品生産なる言葉は便利なためにわれわれもしばしば使用するのであるが、厳密にいえば商品生産という一般的な生産関係があるわけではない。単純商品という言葉もなんらかの生産関係と結合されるとそういう厳密さを失う。それは単に商品として売買されるという意味に理解すべきであろう。なお念のためにいうが、純粋の資本主義社会においても労働力だけは商品によって生産された商品とはいえない商品である。もちろん、労働者も労働力を商品として販売し、賃銀を得て生活資料を商品として買入れ、これによって労働力を再生産するわけであるが、これをも商品をもって商品を生産するとなすのは行きすぎた類推である。事実、資本主義社会ではそういう面がないとはいえないが、労働力は労働者の生活の内に再生産されるものであって、資本家のように単に労働力なる商品を生産するために生活資料を買入れるわけではない。…
☆☆☆
23頁:
商品交換は,共同体の終わるところで,諸共同体が他. の諸共同体または他の諸共同体の諸成員と接触する点で,始まる。しかし,諸物がひとたび対外的共. 同生活で商品になれば, それらのものは反作用的に,内部的共同生活においても商品になる8)。 ..... 5)資本論翻訳委員会訳『資本論』第一巻a,新日本出版社,1997年,149頁。
宇野弘蔵『恐慌論』で参照されるのが、
英国恐慌史論 (1931年) - – 古書, 1931
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1902321 非公開
↓ 英国恐慌史論
・ 標題
・ 目次
・ 譯者言
・ 著者序
・ 第一篇 恐慌の歷史/1
・ 第一章 十九世紀の第二四半期以後に於ける英國產業發達の槪觀/1
・ 一、―機械對手工勞働の鬪爭及販路の缺乏―一八二〇年以前に於ける機械製織の微弱なる發展―一八三〇年乃至一八五〇年 木綿織物業に於ける機械による手工勞働の排除―鐵道と蒸汽船―農業人口の減少―工業生產の莫大なる增加―販路缺乏―自由交易運動―英國勞働者の購買力の減退/1
・ 二、―機械の勝利及新販路の開拓―自由交易の勝利―全世界に於ける鐵道の擴張―カリフオルニヤ及オーストラリヤに於ける金鑛脈の發見―商品價格の騰貴―外國貿易の增大/13
・ 三、―英國産業覇權の衰微―英國商工業發展の澁滯―價格の下落―ドイツの競爭の激化―保護貿易主義―英國輸出商品の性質の變化―英國の中繼貿易の減退/21
・ 第二章 一八二五年より一八五〇年に至るまでの諸恐慌/32
・ 英國產業動搖の一般的特徵/32
・ 一八二五年の恐慌―南米に於ける新市場の開發―南米諸國の證券投機―投機熱 新木綿工場の設立―英國資本の南米への流出―恐慌の諸原因/39
・ 一八三六年の恐慌―豐作―英國資本の合衆國への流出―國有地投機―一八三五年の金融恐慌―一八三六年の投機熱の特徵―ジヤクソン大統領の廻章―金の對外流出と對内流出との差違―一八三六年の恐慌と一八二五年の恐慌との比較/60
・ 一八三九年の金融恐慌―米國投機の影響―金の對内流出の缺如―一八四〇年以後の事業沈滯/77
・ 一八四七年の恐慌―豐作―鐵道の敷設―一八四五年の金融恐慌―一八四六年及一八四七年の凶作―輸出の減退―英國資本が外國へ流出せざりし理由―英蘭銀行の割引政策に於ける變化―穀物價格の變動―一八四四年銀行法の停止―一八四七年の恐慌とそれ以前の恐慌との差違/84
・ 第三章 一八五〇年より一八七〇年に至るまでの諸恐慌/103
・ この期に於ける英國產業變動の特性/103
・ 一八五七年の恐慌―その世界的性質 歐州資本の合衆國への流出―土地及鐵道投機―穀價の下落及破產米國投機に於ける英國資本の役割、英國の恐慌 金の國内及國外への同時的流出…ピール條例の停止/107
・ 一八六四年の金融恐慌―東洋への正貨流出、英蘭銀行の割引政策―一八六六年の信用恐慌―「棉花飢饉」が英國產業の一般狀態に及ぼせる影響―投機熱―オーヴアレンド會社の崩壞―パニツク―第三回目のピール條例停止―一八六六年の恐慌と他の諸恐慌との比較―產業恐慌が通常秋に起る理由/125
・ 第四章 十九世紀末數十年間に於ける週期的產業變動/141
・ 第五章 最近十年間に於ける英國產業の週期的變動/173
・ 第二篇 恐慌の理論/187
・ 第一章 販路の理論/187
・ 一、社會的資本の流通 資本が表示する各種の形式―商品、貨幣、生產―販路の問題/187
・ 二、古典的販路理論―セーの見解―社會的生產の價値の社會的所得諸要素への分解に關するスミスの命題―資本の蓄積に關するスミス及リカードの理論/193
・ 三、シスモンデイの販路理論―生產過剩―外國市場―マルクス及その一派の見解―シスモンデイの理論の長所及短所/198
・ 四、販路の問題の解決―社會經濟全體を硏究する方法、ケネー、マルクス―社會的資本の再生產の表式―資本の蓄積―資本主義的生產の矛盾―資本主義の桎梏/203
・ 五、事實によるこの理論の立證―消費物生產に從事する人口の減少―資本主義諸國に於ける國内及外國市場/221
・ 六、資本の國際的移動及新資本主義國に於ける市場―資本の國際的移動の原因―新資本主義國に於ける市場のヨリ有利な條件/229
・ 第二章 各種の恐慌理論/233
・ 第三章 產業循環及恐慌の週期性の說明/245
・ 第三篇 產業恐慌の社會的影響/277
・ 第一章 產業循環が國民生活に及ぼす影響/277
・ 一、一八二五年より一八五〇年に至る英國々民生活の週期的變動―この期に於ける英國人民の經濟狀態の一般的特徵―人民大衆の貧窮化の原因―手織工―國民生活の週期的變動と產業恐慌との關係―新救貧法の效果―失業―一八三〇年の委員會の提案せる方策/277
・ 二、一八五〇年より一八七〇年に至る國民生活の變動―棉花飢饉―一八五八年のヨークシヤーの罷業―企業家及勞働者にとつての產業變動の重要性/310
・ 三、一八七〇年より一九〇〇年に至る變動―この變動の新性質―賃銀の比較的安定―この點に關して勞働組合の重要性/321
・ 四、最近の變動―產業變動と國民生活變動との關係の消失/333
・ 第二章 一八二五年より一八五〇年に至るまでの勞働者大衆の失業及革命運動/341
・ 第三章 棉花飢饉/396
・ 第四章 一八七〇―一九〇〇年に於ける失業及失業者運動/426
・ 第五章 現代失業の一般的性質/454
|
タイトル | 英国恐慌史論 新訳 |
著者名等 | M.ツガンーバラノーフスキー/著 ≪再検索≫ |
著者名等 | 救仁郷繁/訳 ≪再検索≫ |
出版者 | ぺりかん社 |
出版年 | 1972.12 |
大きさ等 | 22cm 471,5p |
注記 | Studien zur Theorie und Geshichte der Ha
ndelskrisen in England./の翻訳 |
NDC分類 | 337.99 |
件名 | 恐慌-イギリス-歴史 ≪再検索≫ |
内容 | 参考文献:p470-471 |
書誌番号 | 3-0190075386 |
10 Comments:
マルクス経済学の人間主義的構造 - 松尾 匡 (Microsoft Word) -htmlで見る
matsuo-tadasu.ptu.jp/Humanistic.doc
そして、社会的労働の関連が個人的労働生産物の私的交換として実現される社会状態のもとでこのような一定の割合での労働の分割が実現される形態、これがまさにこれらの生産物の交換価値なのです。」(「1868年7月11日クーゲルマンあての手紙」『資本論書簡』). ▷ 「モノとモノとの交換関係」ではこれが歪んで現れる。(「価値形態論」の本旨). 「商品の価値量は、社会的労働時間にたいする或る必然的な、その商品の形成過程に内在する関係を表しているのである。価値量が価格に転化されるとともに、この必然的な ...
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2.すべての社会に共通する「本質」としての労働過程. 「労働は、まず第一に人間と自然とのあいだの一過程である。この過程で人間は自分と自然との物質代謝を自分自身の行為によって媒介し、規制し、コントロールするのである。」(『資本論』第1巻, S. 192) ... のもとでこのような一定の割合での労働の分割が実現される形態、これがまさにこれらの生産物の交換価値なのです。」(「1868年7月11日クーゲルマンあての手紙」『資本論 書簡』). ▷ 「モノとモノとの交換関係」ではこれが歪んで現れる。(「価値形態論」の本旨).
マルクスの『資本論』vs 労働概念 - 大阪経済大学 (Adobe PDF)
008『資本論』,そして「労働日」――経済学対話 - はてなダイアリー
d.hatena.ne.jp/akamac/20070302/1172826551
実はマルクスもこれと同じことを言っています。クーゲルマンという人に宛てた手紙のなかで,「奥さんには,さしあたり読めるところとしては,『労働日』,『協業,分業,機械』 に関する個所,最後に『本源的蓄積』に関する個所を指示してあげて下さい」と。『資本論 』第1巻の第3篇第8章「労働日」,第4篇第11章「協業」,同第12章「分業とマニュファクチュア」,同第13章「機械と大工業」,それと第7編第24章「いわゆる本源的蓄積」を最初に読んだらいいとアドバイスしているわけです。この部分は,『資本論』のなか ...
マルクス「資本論」が書かれた頃の労働状況は過酷:マルクス「資本論」
www.upgrowth.org/marx/laborsituation/
資本論」が世に出た19世紀、ヨーロッパでは産業革命によって、労働環境が大きく変化していました。 多くの労働者は劣悪な条件の下、わずかな賃金で働かされ、不況になれば失業し、困窮を極めていました。 そんな中、マルクスは「資本論」の第8章「労働日」で、当時の労働者の証言を元に、その過酷な労働の実態を明らかにしました。 ある壁紙工場では、繁忙期には大人も子供も朝6時から深夜まで、ほとんど休みなく働かされました。 さらに、数百人の乗客が亡くなった鉄道事故について分析。 10年ほど前は8時間労働 ...
マルクスの『資本論』vs 労働概念 - 大阪経済大学 (Adobe PDF)
www.osaka-ue.ac.jp/file/general/4591
アソシエーション論. マルクスの『資本論』は労働者に未来像を提示していないと言えば, 然に非ず,マルク. スはアソシエーションを構想していたという反論を受けるに違いない。 そのアソシエーシ. ョンに関して,田畑稔氏は著書『マルクスとアソシエーション』で,次のように述べてお. られる。 253. 大阪経大論集・第61巻第6号・2011年3月. 1)例えば,的場昭弘監修 弘兼憲史著『知識ゼロからのマルクス経済学入門』幻冬舎 2009年。木暮太. 一監修『図解 これならわかる!マルクスと資本論』青春出版社 2009年。的場昭弘『 ...
「資本論」の研究#010:労働日
ykbdata.la.coocan.jp/DAS.../DAS_KAPITAL_010.htm
#010:労働日. 第8章労働日は「第3篇 絶対的剰余価値の生産」の中の一つの章ですが、その長さにおいてもその内容においても、一つの独立した著作のようです。これにはふたつの理由があります。 ひとつはマルクスの病気です。1866年ごろ、マルクスは「 資本論」第1部の最終原稿を執筆中に持病が悪化し、理論的な部分が書けなくなったため、「61~63年草稿」を書き始める前に読んで改めて感銘を受けたエンゲルスの「 イギリスにおける労働者階級の状態」(ライプツィヒ、1845年)について、その続編を「 資本論」に ...
資本論 経済学批判 第1巻4 - ダウンロード, PDF オンラインで読む (Adobe PDF) -htmlで見る
unpofoucasu.firebaseapp.com/331211622031009.pdf
マルクスが生き生きと描く近代. 資本主義の息吹。目次. 第3篇絶対的増殖価値の生産( 労働過程と価値の増殖過程不変資. 本と可変資本増殖価値率労働日増殖価値率と増殖価値量)第4篇相対的増殖価値の生産. (相対的増殖価値 .... この苦労が実って, 先生は,マルクスがクーゲルマン宛に贈った署名入りの珍本『資本論』第1巻の. 初版本を ...
論文のページ: ノート - 石川康宏研究室 - Typepad
walumono.typepad.jp/1/cat2288206/
〔モラーリッシュの意味に関連して〕Ⅰ395冒頭から396の1行目まで ――労働日の上限は肉体的な制限の他に「モラーリッシュな諸制限」に突き当たる。 ...... 【マルクスの手紙】マルクスからクーゲルマンへの手紙1868年12月12日付「いくらかでも歴史を知っている者ならだれでも,大きな社会的変革は婦人を醗酵剤にしてしか起こりえないことも知っ ...
書き物のページ: 2003年8月の書き物 - 石川康宏研究室 - Typepad
walumono.typepad.jp/2/2008/01/post-431a.html
講師のつぶやき」の№2で,クーゲルマンへの手紙や『反デューリング論』『資本論』の文章を一部すでに紹介しておきました。手紙でのマルクスの用語法にしたがえば「一定の割合での社会的労働の分割の必要」という「自然法則」は,商品経済社会のもとでは「 生産物の交換価値」という「形態」をとって貫かれるということになります。ここにいう「 自然 ...
office-ebara - BluesBB->office-ebara 掲示板
www.office-ebara.org/modules/bluesbb/topic.php?top...
資本論』における憑在論 デリダ『マルクスの亡霊たち』によせて 現場から スロータウン推進協議会発足の報告 ..... megumiさん、アドバイスありがとうございます。 .... 大熊さんは、「クーゲルマンへの手紙」で述べられている社会的総労働の配分が「自然法則」 であるというマルクスの叙述をそのものとして受け取り、「経済現象の全体性そのもの ...
カール・マルクス 12 (1001) - 2ちゃんねるブックマーク
2ch.vet/re_awabi_philo_1514421875_z_0
2017年12月28日 ... 24 禊健太郎 2017/12/28(木) 18:32:04.11 0 >22 はあ??? 労働者としてに決まってるやン! 労働者原理主義だよ。ぽけ ... カール・マルクスが使用した用語で、 プロレタリアート(労働者階級)のうち階級意識を持たず、 そのため社会的に有用な ...... で見られる。 資本論1:23:1(子供じみている)、クーゲルマン宛て書簡#32(ほろりとさせられる)。
WikiZero - フリードリヒ・エンゲルス
www.wikizero.com/ja/フリードリヒ・エンゲルス
マンチェスターで「エルメン・エンゲルス商会」の経営に打ち込んでいたため、エンゲルスは中央評議会の重職を務めることはできなかったものの、日々の文通を通じてマルクス に状況報告とアドバイス提供に貢献した。マルクスはエンゲルスの助言に従い、IWA 内部の雑多な勢力を整理していく算段であった。 マルクスは『資本論』の執筆を前に『 賃金・ ...
赤間 確かにね。新書版でも13冊,上製版でも5冊(ほかに索引1冊)あるからよほどの覚悟がいると思ってしまいます。でも読み方は工夫できます。評判になった野口悠紀雄さんの『「超」勉強法』(講談社,1995年,asin:4062076012;文庫版,2001年,asin:406264827X)のなかで「パラシュート勉強法」を提案していましたね。一言でいえば,興味のあるところから,あるいはわかりやすいところから勉強するということでした。実はマルクスもこれと同じことを言っています。クーゲルマンという人に宛てた手紙のなかで,「奥さんには,さしあたり読めるところとしては,『労働日』,『協業,分業,機械』に関する個所,最後に『本源的蓄積』に関する個所を指示してあげて下さい」と。『資本論』第1巻の第3篇第8章「労働日」,第4篇第11章「協業」,同第12章「分業とマニュファクチュア」,同第13章「機械と大工業」,それと第7編第24章「いわゆる本源的蓄積」を最初に読んだらいいとアドバイスしているわけです。この部分は,『資本論』のなかでも歴史的事実を叙述している個所ですから,まずとっつきやすいという面といま生きている現実を思い浮かべながら読むことができるという面があります。
http://d.hatena.ne.jp/akamac/20070302/1172826551
1867年11月30日
#90
以下『恐慌論』岩波文庫[2010]:
目次
はしがき
序論 ☆☆☆
一 典型的恐慌現象
二 恐慌論と外国貿易
三 恐慌現象における商業資本の役割
四 資本主義社会におけ恐慌の可能性と必然性
第一章 好況
一 好況期における資本の蓄積
二 信用の演ずる役割
三 投機的発展と物価騰貴 ☆
第二章 恐慌
一 利潤率と利子率との衝突
A 資本の蓄積の増進に伴う利潤率の低下
B 最好況期における利子率の昂騰
C いわゆる資本の欠乏
二 資本の過剰と人口の過剰
A 労働賃銀騰貴の限界
B 商品の過剰としての資本の過剰
C 「豊富の中の貧困」
三 資本価値の破壊
第三章 不況
一 再生産過程の停滞
二 生産方法の改善による新たなる蓄積の発足
三 好況への転換
第四章 景気循環の回転期間
第五章 資本主義社会における恐慌の必然性
一 機械的必然性と歴史的必然性 ☆☆
二 恐慌の必然性と崩壊の必然性
三 恐慌論と恐慌の分析
附 録
一 『資本論』における恐慌理論の難点
二 『資本論』における恐慌の必然的根拠の論証について
解 説(伊藤誠)
資本論引用、本論では長谷川訳、付録は岩波文庫訳を採用。一箇所新日本出版社訳23頁。
価値論は資本論第1部を拡大、恐慌論は第3部を拡大している。恐慌論は経済原論に比べ第3部からの引用の割合が大きい。
《階級闘争──したがってまた労働者たちの自己感情──》
資本論1:23:5a
参考文献
a)マルクス『資本論』の邦訳(出版年昇順)
松浦要訳『資本論』経済社出版部、一九一九年
生田長江訳『資本論』緑葉社、一九一九年
高畠素之訳『資本論』第一-三巻、大鐙閣。而立社、一九二一-二四年
河上肇·宮川実訳『資本論』岩波書店、一九二七-二九年
長谷部文雄訳『資本論』第一-三巻、日本評論社、一九四六-四八年
向坂逸郎訳『資本論』第一-三巻、岩波書店、一九四七-五四年
岡崎次郎訳『資本論』第一-三巻、大月書店、一九六一-六四年
宮川実訳『資本論』第一-三巻、あゆみ出版、一九七七-八二年
江夏美千穂·上杉聰彦訳『フランス語版資本論』第1巻、法政大学出版、一九七九年
資本論翻訳委員会訳『資本論』第一-三巻、新日本出版社、一九八二-八九年
江夏美千穂訳『初版資本論』第1巻、幻燈社書店、一九八三年
江夏美千穂訳『第二版資本論』幻燈社書店、一九八五年
今村仁司·三島憲一 ·鈴木直訳『資本論』第1巻、筑摩書房、
中山元訳『資本論』第1巻、日経BP社、二〇一一年
マルクス研究年誌2017より
四句分別というべきだったがベン図と混同するといけないから
象限図を言葉として使った
同じことだが
絶対的
B | A
拡大-十-単純
C | D
相対的
マルクスはABCDという論理展開で記述してゆく。
それはカントの質量関係様相というカテゴリーに似ている。
四則演算-+×÷のようなものだ。
宇野弘蔵はこれをヘーゲル的トリアーデに変換した。
(生産流通分配の順序を流通を先にし流通生産分配にした)
ヘーゲル全集『大論理学(下)』武市健人訳注によると、価値形態論(マルクス)
はヘーゲルの影響下にある。
ただし、より本質的には価値形態論も四段階を踏んでいる
つまり価値形態論はヘーゲルを媒介にし、カテゴリー論(カント)に原型がある。
カントと違って、量より質が先にくる。これはヘーゲルの特徴を留めている
(詳述しないが判断力批判のカントとは同じ)
順番に差異はあるがマルクスの価値形態論はカントのカテゴリー論と相似である。
論理学的に四句分別というべきだったがベン図と混同するといけないから
象限図を言葉として使った
同じことだが
絶対的
B | A
拡大-十-単純
C | D
相対的
マルクスはABCDという論理展開で記述してゆく。
それはカントの質量関係様相というカテゴリーに似ている。
四則演算-+×÷のようなものだ。
宇野弘蔵はこれをヘーゲル的トリアーデに変換した。
(生産流通分配の順序を流通を先にし流通生産分配にした)
ヘーゲル全集『大論理学(下)』武市健人訳注によると、価値形態論(マルクス)
はヘーゲルの影響下にある。
ただし、より本質的には価値形態論も四段階を踏んでいる
つまり価値形態論はヘーゲルを媒介にし、カテゴリー論(カント)に原型がある。
カントと違って、量より質が先にくる。これはヘーゲルの特徴を留めている
(詳述しないが判断力批判のカントとは同じ)
順番に差異はあるがマルクスの価値形態論はカントのカテゴリー論と相似である。
AIと言ってもリナックス的情報公開型かマイクロソフト的独占型かで違う。
googleも後者だ。
所有の問題は情報のレベルから始まっている。
ガンジーのチャルカが象徴するように自立分散的生産が必要で
分配はまず生産現場で行われるべきだ
そうでないと官僚制がはびこるようになる
PCやインターネットは諸刃の刃だ
無論弱者の武器にもなり得る
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