3分冊のあり方としては旧岩波、現中公が的確
①(123),②(4~?),③(?)
中山訳はこの3分冊をさらに各3,3,2と分冊すると思われる。
現 存 在2(1:1,2,3,4)_①
____世界=内=存在____
| | |
世界3_____自己4 内=存在5(1:5,6~2:1,2)_②
| | ____________| 不
| || 頽 \_安
| || 了解_落__企投 内
| ||/視___好奇心 \・存
| | |語り____沈黙| 在
| | 情状性____不安/ ・
_|_ \(気分) 良心 死 ・
| | \共現存在/共存在・ ・ 気遣い
| | ・ __|__ ・ 自・・関心
| | ・非本来的/本来的・・己 |
| | ・ | ・ ・ ・ |
|世界性| 開示性_決意性_先駆的・ |
環境世界| 決意性・ |(2:3)
| 道具全体性_適所性・・・・世 |
場 ・ 界 |
配慮/瞬視 ・ 日常性6(2:4,5)_③
既在性___現成化___到来_(脱自態)
過去____現在____未来 時間性
今 内部性
歴史性
存在、存在論1(0)
『存在と時間』:目次
緒論 存在の意味如何という問いの開陳
第一章 存在問題の必要と構造と優位 1-4
第二章 存在問題の精錬確立における二重課題。探究の方法とその構図 5-8
第一部 時間性にもとづくとする現存在の学的解釈と、存在如何の問いの超越論的〔先験的〕地平としての時間の解明
第一篇 現存在の予備的基礎分析
第一章 現存在の予備的分析の課題の開陳 9-11
第二章 現存在の根本構えとしての「世界内存在」一般 12-13
第三章 世界の世界性 14-24
第四章 共同存在および自己存在としての、「世界内存在」。『ひと・世人 das Man』 25-27_①
第五章 「内存在」そのもの 28-38
第六章 現存在の存在としての慮(気遣い) 39-45
第二篇 現存在と時間性
第一章 現存在の可能的全体存在と、死への存在 46-53
第二章 自己本来的存在可能の現存在的証言と、覚悟性 54-60 _②
第三章 現存在の自己本来的な全体存在可能と、慮の存在論的意味としての時間性 61-66
第四章 時間性と日常性 67-71
第五章 時間性と歴史性 72-77
第六章 時間性と、通俗的時間概念の根源としての時間内部性 78-83 _③
参考:http://www.eleutheria.com/philosophia/data/22.html
現 存 在 1:1
________世界=内=存在________
|1:3 1:2 | |
世界 ________自己1:4 内存在1:5〜2:2
| | ____________________|\_不安 世界 内=存在
| || 頽 良 1:6
| ||被投性_了解_落_好奇心__心_企投_死_企投 内
| ||__/ 視____好奇心 2:2 2:1 \__存
| | |__語り___空談_____沈黙___沈黙_| 在
世界性 \ \_情状性__曖昧性____不安___不安/ ・
_|_ \ 気分 ・1:5 負い目・ 期待・ ・
| | \________ ・ ・ ・
| | ・ | ・ ・ ・ 1:6
環境世界| _______|______ ・ ・ 気遣い
|1:3| |人間 ・ 共同現存在 ・ | ・ 自・・・関 心
道具 | 非本来的 ・ /共同存在 ・本来的 ・ ・ ・ 己 cura
| | | 顧慮・ 1:4 ・ 自己 ・ ・ Sorge
遠ざかり| |_開示性_______決意性__先駆的決意性 ・ |
| | ・ 2:3 ・ |
|\ | 道具的存在性 ・ 世 |
|方域 道具全体性__道具_得させる____適所性・・・ ・ ・界 |
|/ 1:3 \_適所_/ ・ |
場 非本来/本来 全体性 ・ |
事物的存在性 配慮 配視 瞬視 ・ 2:4(日常性)
既在性________現成化_______到来_ 脱自態 時間性
過去_________現在________未来_|_____2:3
忘却/反復_______現前________予期_| 通俗的
今 2:6(内部性)
(事実性) (頽落性) 0:1(実存性) 存在、存在論
2:5 歴史性
開示と解釈(歴史学)
| 72
好古的歴史学_____記念碑的歴史学___批判的歴史学
|
フッサール7、10 カント7、43 アリストテレス6 |
デカルト ヘーゲル 、64 ニーチェ76__|
18〜21 6、82 パルメニデス36、44
43 図、TOP
活動し努力する者の歴史 記念碑的歴史
保存し崇敬する者の歴史 骨董的歴史
苦悩し解放を要する者の歴史 批判的歴史
(ニーチェ『反時代的考察』2「生に対する歴史の利害について」2〜3、ちくま134頁より)
以上、『存在と時間』第76節で言及されている。
「現存在とはこの「中間」の存在であるというのであれば、いくらか現象的実態に近くなるであろう。…しかしこれらの存在者をはじめから設定すると、問題の現象ははやくも、破裂してしまう…」
(ちくま文庫上287−8頁 第一篇第五章 1:5 第28節より)
中山元 訳 存在と時間 光文社古典新訳文庫 2015~8~ 全8巻
底本Martin Heidegger: Sein und Zeit, Max Niemeyer Verlag, 1 9 2 7の第一七版 (一九五三年 )
一九五三年 、第七版への前書き
序論 存在の意味への問いの提示
第一章 存在の問いの必然性 、構造 、優位
第一節 存在への問いを明示的に反復することの必然性
第二節 存在への問いの形式的な構造
第三節 存在問題の存在論的な優位
第四節 存在への問いの存在者的な優位
第二章 存在への問いを遂行するための二重の課題 。探求の方法とその構図
第五節 現存在の存在論的な分析論 ─ ─存在一般の意味を解釈するための地平を開拓する作業
第六節 存在論の歴史の解体という課題
第七節 探求の現象学的な方法
A 現象の概念
B ロゴスの概念
C 現象学の予備概念
第八節 考察の概要 _①
第一部 時間性に基づいた現存在の解釈と 、存在への問いの超越論的な地平としての時間の解明
第一篇 現存在の予備的な基礎分析
第一章 現存在の予備的な分析の課題の提示
第九節 現存在の分析論の主題
第一〇節 人間学 、心理学 、生物学と異なる現存在の分析論の領域の確定
第一一節 実存論的な分析論と未開な段階にある現存在の解釈 、 「自然的な世界概念 」を獲得することの難しさ
第二章 現存在の根本機構としての世界内存在一般
第一二節 内存在そのものに基づいた世界内存在の素描
第一三節 基礎づけられた様態による内存在の例示 。世界認識
第三章 世界の世界性
第一四節 世界一般の世界性という理念
A 環境世界性と世界性一般の分析
第一五節 環境世界において出会う存在者の存在
第一六節 世界内部的な存在者においてみずからを告示する環境世界の世界適合性 _②
第一七節 指示とめじるし
第一八節 適材適所性と有意義性 、世界の世界性
B 世界性の分析とデカルトによる世界の解釈の対比
第一九節 広がりのあるもの(レス・エクステンサ)としての 「世界 」の規定
第二〇節 「世界 」の存在論的な規定の基礎
第二一節 「世界 」についてのデカルトの存在論の解釈学的な考察
C 環境世界の 〈まわり性 〉と現存在の 「空間性 」
第二二節 世界内部的な手元存在者の空間性
第二三節 世界内存在の空間性
第二四節 現存在の空間性と空間
第四章 共同存在と自己存在としての世界内存在 、 「世人 」(ひと)
第二五節 現存在とは 〈誰なのか 〉を問う実存論的な問いの端緒
第二六節 他者の共同現存在と日常的な共同存在
第二七節 日常的な自己存在と 〈世人 〉(ひと) _③
第五章 内存在そのもの
第二八節 内存在を主題とした分析の課題
A 〈そこに現に 〉(ダー)の実存論的な構成
第二九節 情態性としての現 ‐存在
第三〇節 情態性の一つの様態としての恐れ
第三一節 理解としての現 ‐存在
第三二節 理解と解釈
第三三節 解釈の派生的な様態としての言明
第三四節 現 ‐存在と語り 。言語
B 〈そこに現に 〉(ダー)の日常的な存在と現存在の頽落
第三五節 世間話
第三六節 好奇心
第三七節 曖昧さ
第三八節 頽落と被投性 _④
3 Comments:
高田珠樹訳がいいと思う
高田はDa-seinとDaseinを
現を在ると現存在として訳し分けている
中公バックスを古書で買うのが安上がりだが
参考:
第一篇第5章目次より訳語一例
B. Das alltagliche Sein des Da und das Verfallen des Daseins
1B 「現」の日常的存在と、現存在の転落
2B 現の日常的存在と現存在の頽落
3B.「現われ」の日常的存在と、現存在の頽落
4B 現の日常的存在と現存在の頽落
5B 現の日常的有と現有の頽落
6B〈現〉の目常的存在と、現存在の頽落
7B 日常的に現を在る在り方と現存在の顛落
8B 〈そこに現に 〉(ダー)の日常的な存在と現存在の頽落
以上、
1 桑木務 訳 旧岩波 1960-3
2 細谷貞雄 訳 理想社1963,ちくま1994
3 松尾啓吉 訳、勁草書房、1966-69
4 原佑、渡邊二郎 共訳 中公1971,中公2003
5 辻村公一 訳 河出1967,創文社1997
6 熊野純彦 訳 新岩波 2013
7 高田珠樹 訳 作品社 2013
8 中山元 訳 光文社 2015,2018~
より
ハイデガーは唯物論から世界、自分自身を観念論的に守ろうとして
過去の自分、現在の自分、死に至る自分と分けて認識しようとした
カント的な統覚を守ろうとしてかえってカントに対するヒュームの立場に逆に近くなった
他者に出会おうとして哲学史を遡ろうとしたが現在において孤立した
スピノザを無視した、性差を見ていないなどハイデガーへの批判は多々あるがハイデガー自身の中に
ハイデガー批判がすでにある
第一部時間性に基づいた現存在の解釈と 、存在への問いの超越論的な地平としての時間の解明
第一篇現存在の予備的な基礎分析第五章内存在そのもの
第二八節内存在を主題とした分析の課題
A 〈そこに現に[ダー] 〉の実存論的な構成
第二九節情態性としての現 ‐存在
第三〇節情態性の一つの様態としての恐れ
第三一節理解としての現 ‐存在
第三二節理解と解釈
第三三節解釈の派生的な様態としての言明第三四節現 ‐存在と語り 。言語
B 〈そこに現に[ダー] 〉の日常的な存在と現存在の頽落
第三五節世間話
第三六節好奇心
第三七節曖昧さ
第三八節頽落と被投性
コメントを投稿
<< Home