http://www.freeassociations.org/
https://2.bp.blogspot.com/-p4mIAY43oxw/XGY8v0Icp9I/AAAAAAABgcg/f2WA_eDDGwYVP-uO_RBZR7Q_rsiSUjBFACLcBGAs/s1600/IMG_8811.PNG
Tirole, Jean (1985). “ Asset Bubbles and Overlapping Generations”. econometrica 53
https://ms.mcmaster.ca/~grasselli/Tirole85.pdf
経済を動かす単純な論理 Kindle版
櫻川 昌哉 (著) 2009
そして 、 「利子率 <成長率 」といった特徴を持つ経済がどのようにしてバブルを生み出し 、そこでつくり
出されたバブルが経済全体にどのような影響をもたらすのか 、そのメカニズムを明らかにするのに大きく
貢献したのが 、フランス人経済学者のジャン ・ティロ ールです (なお 、彼の研究に大きく影響を与えた
2人の経済学者 、アメリカ人のピ ータ ー ・ダイヤモンドと東京大学の井堀利宏先生の名前も忘れてはいけません ) 。
彼は 、貨幣 、国債 、土地 、絵画 、金 、宝石 … …など 、本来の価値であるファンダメンタルズ価値
よりも高い価格で取引される財をすべて 〝バブル 〟と呼びます 。
ジャン・ティロ ールは 、 「バブル経済 」の興味深い特徴をいくつか述べています 。その第 1は、利子率
が成長率より低くなるとき (つまり 「利子率 <成長率 」のとき) 、バブルが存在するということです。逆
に、利子率が成長率より高いとき (つまり 「利子率 >成長率 」のとき )、バブルは存在しない。単純に
いえばバブルを引き起こすのは 、基本的には利子率と成長率の大小関係なのです 。
G D Pとバブルは同じ率で成長するということになります。これがバブル経済が持つ第 2の特徴です。…
バブル経済の第 3の特徴はすこしショッキングです。実はティロールが明らかにしたのは、バブル経済
では、経済全体のバブルの総和が経済成長と同じ率で成長するということです。つまり、世の中にバブル
が複数あれば、そのバブルを足し合わせた総額が、経済成長率と同率で成長するといっているのです。
言い換えれば、ひとつひとつのバブルが経済成長率と同率で成長する必然性はないということになるのです。 …
「バブルの代替の図 」は 、ティロールが 「バブルの代替 (Bubble Substitution) 」と呼んだ図です 。
資産 S(株式)のバブルb^stと資産 G(金)のバブルb^gtの動きは不規則な動きをしています(経済学で
はランダムウォークという )が、その総和b~tは規則的な動きをしており、時間が経つにつれて、一定値
b~に収束しています 。つまり、経済には、一般に複数のバブルが存在しており、それぞれのバブルが経済
成長率と異なったスピードで変動することがあったとしても、すべてのバブルを足し合わせた総額が経済
成長率と同率で成長すれば、バブルは長期的に維持可能であるということになる。言い換えれば、ひとつの
バブルが弾けても、別のバブルが取って代わる、つまりバブルは代替するというのです。
https://management-company.work/bubble-2/
バブルの許容量はGDPの5倍
2009
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KGOE8H6/
https://2.bp.blogspot.com/-p4mIAY43oxw/XGY8v0Icp9I/AAAAAAABgcg/f2WA_eDDGwYVP-uO_RBZR7Q_rsiSUjBFACLcBGAs/s1600/IMG_8811.PNG
Tirole, Jean (1985). “ Asset Bubbles and Overlapping Generations”. econometrica 53
https://ms.mcmaster.ca/~grasselli/Tirole85.pdf
経済を動かす単純な論理 Kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KGOE8H6/
櫻川 昌哉 (著) 2009
そして 、 「利子率 <成長率 」といった特徴を持つ経済がどのようにしてバブルを生み出し 、そこでつくり
出されたバブルが経済全体にどのような影響をもたらすのか 、そのメカニズムを明らかにするのに大きく
貢献したのが 、フランス人経済学者のジャン ・ティロ ールです (なお 、彼の研究に大きく影響を与えた
2人の経済学者 、アメリカ人のピ ータ ー ・ダイヤモンドと東京大学の井堀利宏先生の名前も忘れてはいけません ) 。
彼は 、貨幣 、国債 、土地 、絵画 、金 、宝石 … …など 、本来の価値であるファンダメンタルズ価値
よりも高い価格で取引される財をすべて 〝バブル 〟と呼びます 。
ジャン・ティロ ールは 、 「バブル経済 」の興味深い特徴をいくつか述べています 。その第 1は、利子率
が成長率より低くなるとき (つまり 「利子率 <成長率 」のとき) 、バブルが存在するということです。逆
に、利子率が成長率より高いとき (つまり 「利子率 >成長率 」のとき )、バブルは存在しない。単純に
いえばバブルを引き起こすのは 、基本的には利子率と成長率の大小関係なのです 。
G D Pとバブルは同じ率で成長するということになります。これがバブル経済が持つ第 2の特徴です。…
バブル経済の第 3の特徴はすこしショッキングです。実はティロールが明らかにしたのは、バブル経済
では、経済全体のバブルの総和が経済成長と同じ率で成長するということです。つまり、世の中にバブル
が複数あれば、そのバブルを足し合わせた総額が、経済成長率と同率で成長するといっているのです。
言い換えれば、ひとつひとつのバブルが経済成長率と同率で成長する必然性はないということになるのです。 …
「バブルの代替の図 」は 、ティロールが 「バブルの代替 (Bubble Substitution) 」と呼んだ図です 。
資産 S(株式)のバブルb^stと資産 G(金)のバブルb^gtの動きは不規則な動きをしています(経済学で
はランダムウォークという )が、その総和b~tは規則的な動きをしており、時間が経つにつれて、一定値
b~に収束しています 。つまり、経済には、一般に複数のバブルが存在しており、それぞれのバブルが経済
成長率と異なったスピードで変動することがあったとしても、すべてのバブルを足し合わせた総額が経済
成長率と同率で成長すれば、バブルは長期的に維持可能であるということになる。言い換えれば、ひとつの
バブルが弾けても、別のバブルが取って代わる、つまりバブルは代替するというのです。
https://management-company.work/bubble-2/
バブルの許容量はGDPの5倍
ティロールはいわゆるインセンティブには懐疑的
BS1スペシャル 「欲望の資本主義2019~偽りの個人主義を越えて~」(後編)
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「ネット界の四天王」と呼ばれるGAFAを巡る議論が熱い。強大な力に国家の枠組み前提の市場経済が揺れている。仮想通貨を巡る議論も沸騰、バーチャル経済時代の資本主義はどこへ?2017年富を生むルールの変化を捉え2018年社会構造に地殻変動が起きている現実に迫ってきた番組は次のステージへ。テクノロジーが社会を変える今、格差、分断を越え自由への道は?切迫感ある今問う、自由の形と資本主義の行く末は?(後編)
出演 安田洋祐 、スコット・ギャロウェイ 、ジャン・ティロール 、マルクス・ガブリエル 、チャールズ・ホスキンソン
2019年放送
(C)NHK
BS1スペシャル 「欲望の資本主義2019~偽りの個人主義を越えて~」(前編)
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「ネット界の四天王」と呼ばれるGAFAを巡る議論が熱い。強大な力に国家の枠組み前提の市場経済が揺れている。仮想通貨を巡る議論も沸騰、バーチャル経済時代の資本主義はどこへ?2017年富を生むルールの変化を捉え2018年社会構造に地殻変動が起きている現実に迫ってきた番組は次のステージへ。テクノロジーが社会を変える今、格差、分断を越え自由への道は?切迫感ある今問う、自由の形と資本主義の行く末は?(前編)
出演 安田洋祐 、スコット・ギャロウェイ 、ジャン・ティロール 、マルクス・ガブリエル 、チャールズ・ホスキンソン
2019年放送
(C)NHK
NHKスペシャル マネー・ワールド~資本主義の未来~ 第1集「お金が消える!?」
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スマホ決済、仮想通貨、ICチップ…。いま私たちの暮らしから、どんどん現金が姿を消している。その理由は単に「便利だから」だけではなく、資本主義の大転換が関わっている!? 現在のお金の歴史や“限界”、そして「時間通貨」など、世界中で次々生まれる“新時代のお金”を探求していく。人類誕生後、進化を続け、世界経済の血流を生み出してきた「現金」は、このまま消えてしまうのか? そして未来のお金の姿とは?
司会 爆笑問題
ゲスト 安田洋祐 、佐藤航陽
語り(語り手) 守本奈実
2018年放送
(C)NHK
─ ─イマヌエル ・カント 『道徳形而上学原論 ( 1 ) 』
( 1 7 8 5 ) , I I .この引用文は 、バカロレアの哲学の試験でたびたび出題されている 。
本を読んだら一ドルあげると子供に言ったら (一部の学校はそうしている ) 、読書はお金になると子供に教えるだけでなく 、読書のほんとうの価値を子供から永久に奪ってしまうことになりかねない 。市場は無垢ではないのである 。 ─ ─マイケル ・サンデル ( 2 )
2ガ ーディアン紙二〇一三年四月二七日付 。