月曜日, 9月 02, 2019

カレツキ ISHIZUKA Ryouji



ISHIZUKA Ryouji (@ISHIZUKA_R)
カレツキー『資本主義経済の動態理論』第13章。
ルクセンブルクの外部市場には政府が含まれるとのこと。財の余剰は政府によって吸収される。ただし、彼女はその資金の調達について考慮していなかったと批判。、

https://twitter.com/ishizuka_r/status/1168354229011902464?s=21

「上述の分析は、資本主義経済にとっての「外部」市場(政府財政赤字によって作り出された市場をも含む)の重要性を明確に示している。……資本家が自らの財と用役の購入を越えて利潤を獲得することを可能にするものこそ、貿易黒字と政府財政赤字なのである。」『資本主義経済の動態理論』第7章。


「一時的には実物資産が増えることで利潤や純貯蓄が形成されるように思われることもあるのですがそれは外部に市場がない限り、早晩償還不能になります。これが資本制経済が大きな植民地を必要とする理由の一つでもあります。」ルクセンブルク『資本蓄積論』を連想してしまう。



C+S+T=C+I+G+X-M

S-I=(G-T)+(X-M)

財政と対外収支が均衡(カッコ内ゼロ)していれば、S=I。マルクスは利潤が蓄積(投資)される→と読んだが、カレツキ(ケインズ)は投資が利潤を生み出す←と逆転させた、というようなことを昔勉強したように思う。


ケルトンさんの話を聞いていて、「カレツキは政府支出(債務)がなければ利潤が生まれない」と言ったというように聞こえた。(不正確)そこですこし驚いた。


ISHIZUKA Ryouji (@ISHIZUKA_R)
カレツキの本、物置から救い出してきて、やっと引用できるようになった。
「貿易黒字には、外国が当該国に負う債務の増加が伴う。政府財政赤字には、政府が民間部門に対して負う債務の増加が伴う。これらの支払を超える受取りの超過はいずれも、同様に利潤を生み出す。」(p.86 )


https://twitter.com/ishizuka_r/status/1168426272113905664?s=21



ISHIZUKA Ryouji (@ISHIZUKA_R)
ケルトンは上述のようにDescriptive と Theory/Prescriptive とを分けている。
レイと同じ分け方かな。


https://twitter.com/ishizuka_r/status/1168422037217394688?s=21


はむっち提督@呉鎮守府 (@bosuzaru40)
ステファニーケルトンの政府が国民のお金を必要としているのではない、国民が政府のお金を必要としているのだという発言は目からウロコだったなあ


https://twitter.com/bosuzaru40/status/1168483439890194432?s=21



すらたろう (@sura_taro)
第1章の終わりでようやく政府、個人、事業会社、金融機関の資産負債(バランスシート)の図式が出てきました
複式簿記の仕訳ではなく資産負債の増減(プラスマイナス)で書いてあるので、簿記をやっている私にはかえって煩雑で分かりにくい
複式簿記に馴染みがない方々はこの説明がわかりやすい?


https://twitter.com/sura_taro/status/1168656769528168448?s=21